特許第6783402号(P6783402)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6783402-生体データ測定装置 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6783402
(24)【登録日】2020年10月23日
(45)【発行日】2020年11月11日
(54)【発明の名称】生体データ測定装置
(51)【国際特許分類】
   A61B 5/00 20060101AFI20201102BHJP
   A61B 5/022 20060101ALI20201102BHJP
【FI】
   A61B5/00 102C
   A61B5/022 500A
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2020-7868(P2020-7868)
(22)【出願日】2020年1月21日
【審査請求日】2020年9月8日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000001960
【氏名又は名称】シチズン時計株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】507351883
【氏名又は名称】シチズン・システムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147485
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 憲司
(74)【代理人】
【識別番号】230118913
【弁護士】
【氏名又は名称】杉村 光嗣
(74)【代理人】
【識別番号】100154003
【弁理士】
【氏名又は名称】片岡 憲一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100163511
【弁理士】
【氏名又は名称】辻 啓太
(72)【発明者】
【氏名】野口 和博
【審査官】 門田 宏
(56)【参考文献】
【文献】 特開2015−154988(JP,A)
【文献】 特開2018−126495(JP,A)
【文献】 国際公開第2019/082494(WO,A1)
【文献】 特開2018−167032(JP,A)
【文献】 特開2018−108283(JP,A)
【文献】 特開2018−29964(JP,A)
【文献】 国際公開第2009/147837(WO,A1)
【文献】 特開2016−171360(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 5/00 − 5/053
A61B 5/06 − 5/22
A61B 10/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
生体データを測定する生体データ測定装置であって、
前記生体データが測定されるごとに、該測定された生体データを記憶する記憶部と、
外部装置と通信可能な通信部と、
前記通信部に、前記生体データが測定されるごとに、該測定された生体データを前記外部装置へ送信する第1の送信と、第1の所定の操作に応じて、前記記憶部に記憶されている生体データのうち、所定の生体データのみを前記外部装置へ送信する第2の送信と、前記第1の所定の操作とは異なる第2の所定の操作に応じて、前記記憶部に記憶されている全ての生体データを前記外部装置へ送信する第3の送信とを行わせる制御部と、を備える生体データ測定装置。
【請求項2】
請求項1に記載の生体データ測定装置において、
前記制御部は、前記第1の送信による前記生体データの前記外部装置への成否を、該生体データに対応付けて前記記憶部に記憶させ、前記第2の送信においては、前記記憶部に記憶されている、前記外部装置への送信に失敗した生体データを、前記通信部に前記外部装置へ送信させる、生体データ測定装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体データ測定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
測定対象者の生体データ(血圧、体温、体重あるいは脈拍など)を測定する生体データ測定装置の中には、測定した生体データを、生体データを管理する外部装置へ送信する機能を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−61663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
生体データ測定装置と外部装置との間の通信環境が悪かった場合、あるいは、外部装置において生体データの受信準備ができていなかった場合など、外部装置への生体データの送信に失敗し、外部装置において生体データの欠落が生じることがある。また、外部装置に一度送信された生体データが、誤操作などにより削除されることがある。このような生体データの欠落あるいは削除により、生体データ測定装置で保持する生体データと外部装置で保持する生体データとの間に齟齬が生じることがある。このような齟齬を防ぐために、生体データ測定装置から外部装置への、より柔軟な生体データの送信が求められている。
【0005】
上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、測定された生体データの外部装置への送信の利便性の向上を図ることができる生体データ測定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る生体データ測定装置は、
生体データを測定する生体データ測定装置であって、
前記生体データが測定されるごとに、該測定された生体データを記憶する記憶部と、
外部装置と通信可能な通信部と、
前記通信部に、前記生体データが測定されるごとに、該測定された生体データを前記外部装置へ送信する第1の送信と、第1の所定の操作に応じて、前記記憶部に記憶されている生体データのうち、所定の生体データのみを前記外部装置へ送信する第2の送信と、前記第1の所定の操作とは異なる第2の所定の操作に応じて、前記記憶部に記憶されている全ての生体データを前記外部装置へ送信する第3の送信とを行わせる制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、測定された生体データの外部装置への送信の利便性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態に係る生体データ測定装置としての血圧計の構成例を示す図である。
図2図1に示す血圧計の動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。各図中、同一符号は、同一または同等の構成要素を示している。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る生体データ測定装置としての血圧計100の構成例を示す図である。本実施形態に係る血圧計100は、測定対象者の血圧を生体データとして測定し、測定した生体データ(血圧の測定結果)を、外部装置200に送信する。外部装置200は、例えば、スマートフォン、PC(Personal Computer)、タブレット端末およびサーバ装置など種々の装置である。外部装置200には、例えば、生体データを管理するためのアプリケーションが搭載されており、生体データ測定装置(血圧計100)から送信されてきた生体データを管理する。なお、本実施形態においては、生体データ測定装置が血圧計100である例を用いて説明するが、これに限られるものではない。本実施形態に係る生体データ測定装置は、脈拍を測定する脈拍計、体温を測定する体温計あるいは体重を測定する体重計など、測定対象者の生体データを測定可能な種々の装置であってよい。
【0011】
図1に示す血圧計100は、カフ101と、ポンプ103と、ポンプ駆動回路104と、エアバルブ105と、エアバルブ駆動回路106と、圧力センサ107と、A/Dコンバータ108と、操作部109と、表示部110と、記憶部111と、通信部112と、制御部113とを備える。
【0012】
カフ101は、測定対象者の血圧の測定部位(例えば、手首)に巻き付けるなどして、測定部位に当接して保持可能なように構成される。カフ101は、阻血袋102を備える。阻血袋102は、ポンプ103から供給される圧縮空気により膨張し、測定対象者の測定部位を阻血する。
【0013】
ポンプ103は、ポンプ駆動回路104から出力される駆動信号により駆動され、圧縮空気を阻血袋102に供給する。
【0014】
ポンプ駆動回路104は、制御部113の制御に従い、ポンプ103を駆動する駆動信号を生成し、ポンプ103に出力する。
【0015】
エアバルブ105は、エアバルブ駆動回路106から出力される駆動信号により駆動され、開閉状態が変化する。エアバルブ105が閉状態では、阻血袋102内の圧力が維持される。また、エアバルブ105が開状態では、阻血袋102内の圧力が減圧される。
【0016】
エアバルブ駆動回路106は、制御部113の制御に従い、エアバルブ105を駆動する駆動信号を生成し、エアバルブ105に出力する。
【0017】
圧力センサ107は、阻血袋102の圧力を検出し、検出した圧力を示す圧力検出信号(アナログ信号)をA/Dコンバータ108に出力する。
【0018】
A/Dコンバータ108は、圧力センサ107から出力された圧力検出信号をデジタル信号に変換して、制御部113に出力する。
【0019】
操作部109は、ユーザによる操作入力を受け付け、入力された操作に応じた信号を制御部113に出力する。操作部109は、例えば、血圧測定の開始/停止を指示する操作入力、測定された生体データの外部装置200への送信を指示する操作入力などを受け付ける。操作部109は、例えば、スイッチである。
【0020】
表示部110は、制御部113の制御に従い、種々の情報を表示する。表示部110は、例えば、測定された生体データを表示する。表示部110は、例えば、液晶ディスプレイなどである。
【0021】
記憶部111は、例えば、半導体メモリ、磁気メモリまたは光メモリなどであるが、これらに限定されない。記憶部111は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置またはキャッシュメモリとして機能してよい。記憶部111は、血圧計100の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部111は、制御部113の動作を制御するプログラムを記憶する。また、記憶部111は、測定された測定データを記憶する。
【0022】
通信部112は、有線通信または無線通信を介して外部装置200と通信可能な通信モジュールを含む。通信部112は、例えば、4G(4th Generation)および5G(5th Generation)などの移動体通信規格に対応する通信モジュールを含んでよい。また、通信部112は、例えば、NFC(Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)あるいはRFID(Radio Frequency Identifier)などの近距離無線通信に対応する通信モジュールを含んでよい。また、通信部112は、例えば、USB(Universal Serial Bus)接続あるいは有線LAN(Local Area Network)接続などに対応する通信モジュールを含んでよい。通信部112は、制御部113の制御に従い、外部装置200と通信を行う。例えば、通信部112は、測定された生体データを、外部装置200に送信する。
【0023】
制御部113は、1つ以上のプロセッサである。プロセッサとしては、CPU(Central Processing Unit)などの汎用プロセッサまたは特定の処理に特化した専用プロセッサを使用することができる。制御部113には、1つ以上の専用回路が含まれてよい。また、制御部113において、1つ以上のプロセッサを1つ以上の専用回路に置き換えてもよい。専用回路としては、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)を使用することができる。制御部113は、血圧計100全体の動作を制御する。
【0024】
制御部113は、例えば、操作部109を介して、血圧の測定の開始を指示する操作が入力されると、ポンプ駆動回路104にポンプ103を駆動させる。ポンプ駆動回路104によりポンプ103が駆動され、阻血袋102に圧縮空気が供給される。制御部113は、例えば、圧力センサ107から出力される圧力検出信号に基づき、阻血袋102内の圧力が所定値になるまでポンプ駆動回路104にポンプ103による圧縮空気の供給を続けさせる。制御部113は、圧力検出信号に基づき、阻血袋102内の圧力が所定値に達したと判定すると、ポンプ駆動回路104にポンプ103の駆動を停止させる。また、制御部113は、エアバルブ駆動回路106にエアバルブ105を駆動させ、エアバルブ105を閉状態にする。エアバルブ105が閉状態になることで、阻血袋102内の圧力が所定値の状態で保持され、測定対象者の測定部位が阻血される。この状態で、測定対象者の血圧が測定される。
【0025】
血圧の測定時には、制御部113は、A/Dコンバータ108を介して圧力センサ107から出力される圧力検出信号に基づいて、脈波を検出する。脈波は、圧力検出信号に基づいて、阻血袋102内の圧力の変化を算出することによって検出することができる。制御部113は、算出した脈波に基づいて、最高血圧値および最低血圧値を測定することができる。
【0026】
制御部113は、測定された生体データを記憶部111に記憶させる。制御部113は、測定された生体データを表示部110に表示させてよい。制御部113は、測定された生体データの通信部112による外部装置200への送信を制御する。測定された生体データの外部装置200への送信の詳細については後述する。制御部113は、測定された生体データの通信部112による外部装置200への送信の成否を、その生体データに対応付けて記憶部111に記憶させる。生体データの外部装置200への送信の成否は、例えば、生体データの送信に対する外部装置200からの受信応答の有無により判定することができる。
【0027】
血圧の測定の完了後、制御部113は、エアバルブ駆動回路106にエアバルブ105を駆動させ、エアバルブ105を開状態にする。エアバルブ105が開状態になることで、阻血袋102内の圧力が減圧され、測定対象者の測定部位の阻血が解除される。
【0028】
次に、血圧計100の動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。具体的には、生体データの外部装置200への送信に関する動作について説明する。
【0029】
制御部113は、生体データの測定を行ったか否かを判定する(ステップS101)。具体的には、制御部113は、生体データの測定を行った直後であるか否かを判定する。
【0030】
生体データの測定を行ったと判定した場合(ステップS101:Yes)、制御部113は、通信部112に、測定された生体データの外部装置200への送信(第1の送信)を行わせ(ステップS102)、処理を終了する。
【0031】
生体データの測定を行っていないと判定した(生体データの測定を行った直後ではないと判定した)場合(ステップS101:No)、制御部113は、操作部109を介して、第1の所定の操作が行われたか否かを判定する(ステップS103)。第1の所定の操作は、例えば、外部装置200への送信に失敗した生体データの外部装置200への送信を指示する操作である。また、第1の所定の操作は、例えば、ユーザによる、記憶部111に記憶されている生体データの一部を指定する操作である。制御部113は、記憶部111に記憶されている生体データと、その生体データの送信の成否との対応関係を参照し、外部装置200への送信に失敗した生体データの一覧を表示部110に表示させるなどして、送信する生体データの指定を受け付けてよい。
【0032】
第1の所定の操作が行われたと判定した場合(ステップS103:Yes)、制御部113は、通信部112に、記憶部111に記憶されている生体データのうち、所定の生体データのみの外部装置200への送信(第2の送信)を行わせ(ステップS104)、処理を終了する。第2の送信において送信される所定の生体データとは、第1の所定の操作に応じた生体データである。したがって、例えば、第1の所定の操作が、外部装置200への送信に失敗した生体データの外部装置200への送信を指示する操作である場合、制御部113は、通信部112に、記憶部111に記憶されている生体データのうち、外部装置200への送信が失敗した生体データのみを、外部装置200へ送信させる。また、例えば、第1の所定の操作が、記憶部111に記憶されている生体データの一部を指定する操作である場合、制御部113は、通信部112に、その操作により指定された生体データを、外部装置200へ送信させる。
【0033】
第1の所定の操作が行われていないと判定した場合(ステップS103:No)、制御部113は、操作部109を介して、第1の所定の操作とは異なる第2の所定の操作が行われたか否かを判定する(ステップS105)。第2の所定の操作は、例えば、記憶部111に記憶されている生体データの統計値が表示部110に表示されている状態での生体データの送信を指示する操作である。
【0034】
第2の所定の操作が行われたと判定した場合(ステップS105:Yes)、制御部113は、通信部112に、記憶部111に記憶されている全ての生体データの外部装置200への送信(第3の送信)を行わせ(ステップS106)、処理を終了する。
【0035】
第2の所定の操作が行われていないと判定した場合(ステップS105:No)、制御部113は、送信すべき生体データがないので、処理を終了する。
【0036】
このように、制御部113は、通信部112に、生体データが測定されるごとに、測定された生体データを外部装置200へ送信する第1の送信と、第1の所定の操作に応じて、記憶部111に記憶されている生体データのうち、所定の生体データのみを外部装置200へ送信する第2の送信と、第1の所定の操作とは異なる第2の所定の操作に応じて、記憶部111に記憶されている全ての生体データを外部装置200へ送信する第3の送信とを行わせる。
【0037】
第1の送信により、生体データが測定されるごとに、外部装置200へ測定された生体データが送信される。ただし、血圧計100と外部装置200との間の通信環境が悪かった場合、あるいは、外部装置200において生体データの受信準備ができていなかった場合など、外部装置200への生体データの送信に失敗し、外部装置200において生体データの欠落が生じることがある。このような場合、第2の送信により、欠落した生体データのみを、外部装置200へ送信することができる。また、外部装置200へ送信された生体データが誤操作などにより削除された場合、その生体データ自体は既に送信済みであるため、記憶部111に記憶されている生体データとその生体データの送信の成否との対応付けを参照しても、削除された生体データを特定することができない。このような場合、第3の送信により、血圧計100の記憶部111に記憶されている全ての生体データを外部装置200に送信することで、血圧計100で保持される生体データと、外部装置200で保持される生体データとの齟齬が生じるのを防ぐことができる。本実施形態においては、制御部113が通信部112に上述した第1から第3の送信を行わせることで、上記のような様々なケースに対応した生体データの送信が可能となる。従って、測定された生体データの外部装置200への送信の利便性の向上を図ることができる。
【0038】
このように本実施形態においては、生体データ測定装置としての血圧計100は、生体データが測定されるごとに、測定された生体データを記憶する記憶部111と、外部装置200と通信可能な通信部112と、制御部113とを備える。制御部113は、通信部112に、生体データが測定されるごとに、測定された生体データを外部装置200へ送信する第1の送信と、第1の所定の操作に応じて、記憶部111に記憶されている生体データのうち、所定の生体データのみを外部装置200へ送信する第2の送信と、第1の所定の操作とは異なる第2の所定の操作に応じて、記憶部111に記憶されている全ての生体データを外部装置200へ送信する第3の送信とを行わせる。
【0039】
通信部112に、第1から第3の送信を行わせることで、様々なケースに対応した生体データの送信が可能となるので、測定された生体データの外部装置200への送信の利便性の向上を図ることができる。
【0040】
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨および範囲内で、多くの変更および置換が可能であることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形および変更が可能である。例えば、実施形態の構成図に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
【符号の説明】
【0041】
100 血圧計(生体データ測定装置)
101 カフ
102 阻血袋
103 ポンプ
104 ポンプ駆動回路
105 エアバルブ
106 エアバルブ駆動回路
107 圧力センサ
108 A/Dコンバータ
109 操作部
110 表示部
111 記憶部
112 通信部
113 制御部
200 外部装置
【要約】
【課題】測定された生体データの外部装置への送信の利便性の向上を図る。
【解決手段】本発明に係る生体データ測定装置100は、生体データが測定されるごとに、測定された生体データを記憶する記憶部111と、外部装置200と通信可能な通信部112と、制御部113とを備える。制御部113は、通信部112に、生体データが測定されるごとに、測定された生体データを外部装置200へ送信する第1の送信と、第1の所定の操作に応じて、記憶部111に記憶されている生体データのうち、所定の生体データのみを外部装置200へ送信する第2の送信と、第1の所定の操作とは異なる第2の所定の操作に応じて、記憶部111に記憶されている全ての生体データを外部装置200へ送信する第3の送信とを行わせる。
【選択図】図1
図1
図2