特許第6783987号(P6783987)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 豊田合成株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6783987-発光装置 図000006
  • 特許6783987-発光装置 図000007
  • 特許6783987-発光装置 図000008
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6783987
(24)【登録日】2020年10月27日
(45)【発行日】2020年11月11日
(54)【発明の名称】発光装置
(51)【国際特許分類】
   H01L 33/50 20100101AFI20201102BHJP
   C09K 11/08 20060101ALI20201102BHJP
   C09K 11/86 20060101ALI20201102BHJP
   C09K 11/80 20060101ALI20201102BHJP
【FI】
   H01L33/50
   C09K11/08 J
   C09K11/86
   C09K11/80
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-38517(P2017-38517)
(22)【出願日】2017年3月1日
(65)【公開番号】特開2018-147929(P2018-147929A)
(43)【公開日】2018年9月20日
【審査請求日】2019年4月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000241463
【氏名又は名称】豊田合成株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】特許業務法人平田国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100071526
【弁理士】
【氏名又は名称】平田 忠雄
(74)【代理人】
【識別番号】100145171
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 浩行
(72)【発明者】
【氏名】三輪 朋弘
(72)【発明者】
【氏名】下西 正太
(72)【発明者】
【氏名】武田 重郎
(72)【発明者】
【氏名】関 聡美
(72)【発明者】
【氏名】加藤 大典
【審査官】 山本 元彦
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2012/035762(WO,A1)
【文献】 特開2012−178538(JP,A)
【文献】 特開2008−274254(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第105552198(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 33/00−33/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
445nm以上かつ490nm以下のピーク波長を有する蛍光を発する第1の蛍光体と、
491nm以上かつ600nm以下のピーク波長を有する蛍光を発する第2の蛍光体と、
601nm以上かつ670nm以下のピーク波長を有する蛍光を発する第3の蛍光体と、
前記第1の蛍光体の発する蛍光のピーク波長よりも短波長側にピーク波長を有する光を発する発光素子と、
を有し、
前記第1の蛍光体、前記第2の蛍光体、及び前記第3の蛍光体の質量の合計に対する、前記第1の蛍光体の質量の割合x、前記第2の蛍光体の質量の割合y、前記第3の蛍光体の質量の割合zが、0.586≦x≦0.734、0.017≦y≦0.081、0.239≦z≦0.384、x+y+z=1を満た
色温度が2800〜3200Kの光を基準光としたときの演色評価数Rf、RgがそれぞれRf≧85、93≦Rg≦107を満たす光を発する、
発光装置。
【請求項2】
前記x、前記y、及び前記zが、0.664≦x≦0.734、0.017≦y≦0.047、0.239≦z≦0.288を満たす、
請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
色温度が2800〜3200Kの光を基準光としたときの演色評価数Rf、RgがそれぞれRf≧94、99≦Rg≦101を満たす光を発する、
請求項に記載の発光装置。
【請求項4】
前記第1の蛍光体が、アルカリ土類ハロリン酸塩蛍光体を含み、
前記第2の蛍光体が、β−サイアロン蛍光体を含み、
前記第3の蛍光体が、CASON蛍光体を含む、
請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、400nm以上460nm以下の波長範囲に発光ピークを有する発光素子と蛍光体とを有し、発光素子からの光と蛍光体の蛍光との混色光を発する発光装置であって、混色光の平均演色評価数Raが85より大きく、特殊演色評価数R9(赤色)が50より大きい発光装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、従来、近紫外乃至青色領域にピーク発光波長を有する光を放射する発光素子と蛍光体とを有し、平均演色評価数Raが90≦Ra≦97である発光装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
ここで、平均演色評価数Ra、特殊演色評価数R9は、演色性を数値として評価するためのパラメータであり、これらの数値が100に近いほど基準光(太陽光等)に近いことになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2016−111190号公報
【特許文献2】特開2016−157965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、従来の発光装置よりも夕方の太陽光に近い演色性に優れた光を発する発光装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記[1]〜[5]の発光装置を提供する。
【0008】
[1]445nm以上かつ490nm以下のピーク波長を有する蛍光を発する第1の蛍光体と、491nm以上かつ600nm以下のピーク波長を有する蛍光を発する第2の蛍光体と、601nm以上かつ670nm以下のピーク波長を有する蛍光を発する第3の蛍光体と、前記第1の蛍光体の発する蛍光のピーク波長よりも短波長側にピーク波長を有する光を発する発光素子と、を有し、前記第1の蛍光体、前記第2の蛍光体、及び前記第3の蛍光体の質量の合計に対する、前記第1の蛍光体の質量の割合x、前記第2の蛍光体の質量の割合y、前記第3の蛍光体の質量の割合zが、0.586≦x≦0.734、0.017≦y≦0.081、0.239≦z≦0.384、x+y+z=1を満たす、発光装置。
【0009】
[2]色温度が2800〜3200Kの光を基準光としたときの演色評価数Rf、RgがそれぞれRf≧85、93≦Rg≦107を満たす光を発する、上記[1]に記載の発光装置。
【0010】
[3]前記x、前記y、及び前記zが、0.664≦x≦0.734、0.017≦y≦0.047、0.239≦z≦0.288を満たす、上記[1]又は[2]に記載の発光装置。
【0011】
[4]色温度が2800〜3200Kの光を基準光としたときの演色評価数Rf、RgがそれぞれRf≧94、99≦Rg≦101を満たす光を発する、上記[3]に記載の発光装置。
【0012】
[5]前記第1の蛍光体が、アルカリ土類ハロリン酸塩蛍光体を含み、前記第2の蛍光体が、β−サイアロン蛍光体を含み、前記第3の蛍光体群が、CASON蛍光体を含む、上記[1]〜[4]のいずれか1項に記載の発光装置。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、従来の発光装置よりも夕方の太陽光に近い演色性に優れた光を発する発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1図1は、実施の形態に係る発光装置の垂直断面図である。
図2図2は、実施の形態に係る蛍光体における第1の蛍光体、第2の蛍光体、第3の蛍光体の配合割合を示す三角図である。
図3図3は、図2の三角図内の太線で描かれた六角形の領域周辺を拡大した図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
〔実施の形態〕
(発光装置の構成)
図1は、実施の形態に係る発光装置1の垂直断面図である。発光装置1は、凹部10aを有するケース10と、凹部10aの底部に露出するようにケース10に含まれるリードフレーム11と、リードフレーム11上に搭載された発光素子12と、リードフレーム11と発光素子12の電極を電気的に接続するボンディングワイヤー13と、凹部10a内に充填され、発光素子12を封止する封止樹脂14と、封止樹脂14中に含まれる粒子状の蛍光体15とを有する。
【0016】
ケース10は、例えば、ポリフタルアミド樹脂、LCP(Liquid Crystal Polymer)、PCT(Polycyclohexylene Dimethylene Terephalate)等の熱可塑性樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂からなり、射出成形又はトランスファー成形により形成される。ケース10は、光反射率を向上させるための二酸化チタン等からなる光反射粒子を含んでもよい。
【0017】
リードフレーム11は、例えば、全体またはその表面がAg、Cu、Al等の導電材料からなる。
【0018】
発光素子12は、典型的にはLED素子やレーザーダイオード素子である。図1に示される例では、発光素子12はボンディングワイヤー13によりリードフレーム11に接続されるフェイスアップ型の素子であるが、フェイスダウン型の素子であってもよいし、導電バンプ等のボンディングワイヤー以外の接続部材によってリードフレームに接続されてもよい。
【0019】
封止樹脂14は、例えば、シリコーン系樹脂やエポキシ系樹脂等の樹脂材料からなる。
【0020】
蛍光体15は、発光素子12の発する光を励起源として蛍光を発する蛍光体である。蛍光体15は、発光装置1の発光スペクトルを太陽光に近づけるため、445nm以上かつ490nm以下のピーク波長を有する蛍光を発する第1の蛍光体と、491nm以上かつ600nm以下のピーク波長を有する蛍光を発する第2の蛍光体と、601nm以上かつ670nm以下のピーク波長を有する蛍光を発する第3の蛍光体を含む。
【0021】
第1の蛍光体、第2の蛍光体、前記第3の蛍光体の質量の合計に対する、第1の蛍光体の質量の割合x、第2の蛍光体の質量の割合y、第3の蛍光体の質量の割合zが、0.586≦x≦0.734、0.017≦y≦0.081、0.239≦z≦0.384、x+y+z=1を満たす。これによって、色温度が2800〜3200Kの光を基準光としたときの演色評価数Rf、Rgの数値を100に近づけることができる。
【0022】
また、上記のx、y、zが0.664≦x≦0.734、0.017≦y≦0.047、0.239≦z≦0.288を満たす場合は、色温度が2800〜3200Kの光を基準光としたときの演色評価数Rf、Rgの数値を100により近づけることができる。
【0023】
445nm以上かつ490nm以下のピーク波長を有する蛍光を発する青色系の蛍光体としては、例えば、アルカリ土類ハロリン酸塩蛍光体を用いることができる。アルカリ土類ハロリン酸塩蛍光体の主な組成を以下の表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
アルカリ土類ハロリン酸塩蛍光体は、付活剤であるEuやアルカリ土類金属であるCa、Sr、BaやMgの濃度を変えることにより発光スペクトルを変化させることができる。
【0026】
また、491nm以上かつ600nm以下のピーク波長を有する蛍光を発する黄色〜緑色系の蛍光体としては、例えば、Ca固溶α−サイアロン蛍光体、β−サイアロン蛍光体、ケイ酸塩蛍光体、窒化物蛍光体、LSN蛍光体、YAG蛍光体、又はLuAG蛍光体を用いることができる。これらの蛍光体の主な組成を以下の表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】
YAG蛍光体、LuAG蛍光体は、Gd、Gaや付活剤であるCeの濃度を変えることにより発光スペクトルを変化させることができる。
【0029】
また、601nm以上かつ670nm以下のピーク波長を有する赤色系の蛍光体としては、CASN蛍光体、SCASN蛍光体、又はCASON蛍光体を用いることができる。これらの蛍光体の主な組成を以下の表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】
CASN蛍光体、SCASN蛍光体、CASON蛍光体は、付活剤であるEuやアルカリ土類金属であるSr、Caの濃度を変えることにより発光スペクトルを変化させることができる。
【0032】
蛍光体15を構成する蛍光体の組み合わせやそれらの濃度比は、発光装置1の発光スペクトルが太陽光に近くなるように、例えば色温度が2800〜3200Kである夕方の太陽光を基準光としたときの演色評価数Rf、Rgが100に近くなるように調整される。
【0033】
例えば、第1の蛍光体、第2の蛍光体、前記第3の蛍光体の質量の合計に対する、第1の蛍光体の質量の割合x、第2の蛍光体の質量の割合y、第3の蛍光体の質量の割合zが、0.586≦x≦0.734、0.017≦y≦0.081、0.239≦z≦0.384、x+y+z=1を満たす場合は、色温度が2800〜3200Kの光を基準光としたときの発光装置1の発する光の演色評価数Rf、RgがそれぞれRf≧85、93≦Rg≦107を満たすように、蛍光体15を構成する蛍光体の組み合わせやそれらの濃度比が調整されることが好ましい。
【0034】
また、上記のx、y、zが0.664≦x≦0.734、0.017≦y≦0.047、0.239≦z≦0.288を満たす場合は、色温度が2800〜3200Kの光を基準光としたときの発光装置1の発する光の演色評価数Rf、RgがそれぞれRf≧94、99≦Rg≦101を満たすように、蛍光体15を構成する蛍光体の組み合わせやそれらの濃度比が調整されることが好ましい。
【0035】
上記の演色評価数Rf、Rgは、北米照明学会(IES)によって定められた光の演色性の新しい評価方法「TM−30−15」において用いられる演色評価数である。
【0036】
Rfは色の忠実度を表すパラメータであり、99種の色についての試験により得られるため、平均演色評価数Raよりも高い精度で色の忠実度を評価することができる。Rfの上限は100であり、100に近いほどテスト光の色が基準光(太陽光等)の色に近いことを示す。
【0037】
Rgは従来の評価方法にはなかった色の鮮やかさを表すパラメータである。Rgが100に近いほど、テスト光の色の鮮やかさが基準光(太陽光等)の色の鮮やかさに近いことを示す。Rgは100より小さい値も大きい値もとり得る。
【0038】
発光素子12の発する光は蛍光体15の励起源であるため、第1の蛍光体の発する蛍光のピーク波長よりも短波長側にピーク波長を有する。
【0039】
また、発光素子12の発する光のピーク波長が長すぎると、発光装置1の発光スペクトルの短波長域(紫の波長域)の発光強度が弱くなるため、発光装置1の発光スペクトルを太陽光に近づけることが困難になる。このため、発光素子12の発する光のピーク波長が450nm以下であることが好ましい。
【0040】
一方、発光素子12の発する光のピーク波長が短すぎると、発光素子12の発光スペクトルのピークと蛍光体15の発光スペクトルのピークとの間のスペクトルの谷が大きくなって発光装置1の発光スペクトルを太陽光に近づけることが困難になる。このため、発光素子12の発する光のピーク波長が385nm以上であることが好ましい。
【0041】
なお、発光装置1の構成は、発光素子12と蛍光体15を有するものであれば、上述の図1に示される構成に限られない。
【0042】
(実施の形態の効果)
上記の実施の形態によれば、従来の発光装置よりも夕方の太陽光に近い演色性に優れた光を発する発光装置を提供することができる。
【実施例】
【0043】
第1の蛍光体としてアルカリ土類ハロリン酸塩蛍光体、第2の蛍光体としてβ−サイアロン蛍光体、第3の蛍光体群としてCASON蛍光体を用いて、これらの配合割合と、色温度が2800〜3200Kの光を基準光としたときの演色性評価数Rf、Rgとの関係を調べた。
【0044】
図2は、蛍光体15における第1の蛍光体、第2の蛍光体、第3の蛍光体の配合割合を示す三角図である。図2中の「x」は、第1の蛍光体、第2の蛍光体、及び第3の蛍光体の質量の合計(以下、合計質量とする)に対する、第1の蛍光体の質量の割合xを示す。「y」は、合計質量に対する、第2の蛍光体の質量の割合yを示す。「z」は、合計質量に対する、第3の蛍光体の質量の割zを示す。
【0045】
また、三角図の頂点に記載された「青」、「緑」、「赤」は、それぞれの頂点に近付くほど蛍光体15の発光色が青、緑、赤に近付くことを示している。
【0046】
図3は、図2の三角図内の太線で描かれた六角形の領域周辺を拡大した図である。図3中の点は、演色性評価数Rf、Rgを測定した蛍光体15の配合割合(x、y、zの値)を示す点であり、各点に添えられた文字列の先頭の数字は蛍光体15の試料番号、カッコ内の数字は演色性評価数Rf、Rgを示す。
【0047】
次の表4に、評価した各蛍光体15の配合割合x、y、z、及び演色評価数Rf、Rgを示す。
【0048】
【表4】
【0049】
図3の領域Aは、試料番号11、13〜19の蛍光体15が含まれる領域であって、蛍光体15の配合割合x、y、zが0.586≦x≦0.734、0.017≦y≦0.081、0.239≦z≦0.384を満たす領域であり、配合割合が領域A内に収まる場合、色温度が2800〜3200Kの光を基準光としたときの発光装置1の発する光の演色評価数Rf、RgがそれぞれRf≧85、93≦Rg≦107を満たすことができる。
【0050】
また、配合割合が領域A内に収まる場合、TM−30−15の99の評価色の演色評価数の全てが56以上であり、Rfh,1〜Rf,16の全てが74以上である。ここで、Rfh,1〜Rf,16は、99の基準光を色相角で16分割したときの、各色相角に含まれる基準光と評価光の色差の平均値である。
【0051】
また、図3の領域Bは、試料番号15〜19の蛍光体15が含まれる領域であって、蛍光体15の配合割合x、y、zが0.664≦x≦0.734、0.017≦y≦0.047、0.239≦z≦0.288を満たす領域であり、配合割合が領域B内に収まる場合、色温度が2800〜3200Kの光を基準光としたときの発光装置1の発する光の演色評価数Rf、RgがそれぞれRf≧94、99≦Rg≦101を満たすことができる。
【0052】
また、配合割合が領域B内に収まる場合、TM−30−15の99の評価色の演色評価数の全てが79以上であり、Rfh,1〜Rf,16の全てが86以上である。
【0053】
なお、上記の演色評価数Rf、Rgが高くなる蛍光体15の配合割合において、青色系の蛍光体である第1の蛍光体の割合が小さいのは、青色系の蛍光が、黄色〜緑色系の蛍光体である第2の蛍光体と赤色系の蛍光体である第3の蛍光体に吸収されるためである。また、赤色系の蛍光体である第3の蛍光体の割合が小さいのは、青色系の蛍光体である第1の蛍光体、黄色〜緑色系の蛍光体である第2の蛍光体と比較して、同じ光を吸収したときの発光強度が小さいためである。
【0054】
以上、本発明の実施の形態及び実施例を説明したが、本発明は、上記の実施の形態及び実施例に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
【0055】
また、上記の実施の形態及び実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態及び実施例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
【符号の説明】
【0056】
1 発光装置
10 ケース
11 リードフレーム
12 発光素子
13 ボンディングワイヤー
14 封止樹脂
15 蛍光体
図1
図2
図3