特許第6784872号(P6784872)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6784872
(24)【登録日】2020年10月28日
(45)【発行日】2020年11月18日
(54)【発明の名称】便利式の分け瓶
(51)【国際特許分類】
   A45D 19/00 20060101AFI20201109BHJP
【FI】
   A45D19/00 B
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-86969(P2019-86969)
(22)【出願日】2019年4月29日
(65)【公開番号】特開2020-175077(P2020-175077A)
(43)【公開日】2020年10月29日
【審査請求日】2019年5月6日
(31)【優先権主張番号】201910314658.2
(32)【優先日】2019年4月18日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520154748
【氏名又は名称】平湖市聚頂包装有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】屠▲ぎょう▼玲
【審査官】 山内 康明
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 19/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
瓶体を含めて、前記瓶体の中には左右が対称的に貯料倉が設けられ、前記貯料倉には絞り装置が設置され、前記絞り装置は絞り板を含み、前記絞りは、前記絞り板を通じてヘアカラーを搾り、左右両端の前記貯料倉の左右両端の壁にはそれぞれ外部と通じる気圧安定槽が対称的に設けられ、前記貯料倉の上壁にL字型ロッド滑り槽を設置し、二つの前記L字型ロッド滑り槽のうち前記気圧安定槽の端に近接する端壁には転換槽を設置し、二つの前記転換槽のうち前記気圧安定槽に近接する端壁には前記気圧安定槽と相通した移動ブロック槽が設けられ、二つの前記貯料倉のうち前記気圧安定槽からから離れている端壁には通槽を設置し、前記通槽の下端壁にそれぞれ調節チャンバが設置され、前記調節チャンバには調節装置を設置し、前記調節装置が調節ブロックを含め、前記調節装置が前記調節ブロックの上下の移動を通じて、ヘアカラーの出量をコントロールし、二つの前記通槽の間に昇降槽を設置し、前記昇降槽の中で搾り装置を設置し、前記搾り装置が螺旋器を含め、前記搾り装置が前記螺旋器の上下の移動と回転を通じて、違う色のヘアカラーを調和と押し出し、前記昇降槽の右端壁に大きな歯車槽が設置され、前記大きな歯車槽の右端壁に駆動チャンバを設置し、前記駆動チャンバの上端壁に調節チャンバが設けられ、前記調節チャンバの左の壁に前記昇降溝と相通した短い滑り槽が設置され、前記短い滑り槽の左端壁にリミット槽が設置され、
絞り装置は左右に対称のように二つ設置され、右の前記絞り装置を例にして説明すれば、前記絞り装置はL字型ロッドを含め、前記L字型ロッドが前記L字型ロッド滑り槽とスライドできるように係合接続され、前記L字型ロッドの下端が前記絞り板と固定的に接続され、前記L字型ロッドの右端面に接続ロッドを設置し、前記接続ロッドの上端面にはプッシュブロック滑り槽が設置され、前記プッシュブロック滑り槽の中にはプッシュブロックがスライドできるように係合接続され、前記プッシュブロック滑り槽の右端壁壁に縄槽が設置され、前記縄槽の右端壁に固定ブロック滑り槽が設置され、前記固定ブロック滑り槽には固定ブロックがスライドできるように接続され、前記固定ブロックと前記プッシュブロックとの間にロープが接続され、前記転換槽の上端壁に梯形ブロック滑り溝を設置し、前記梯形ブロック滑り溝の中には梯形ブロックがスライドできるように設けられ、前記梯形ブロックと前記梯形ブロック滑り溝との間に梯形ブロックスプリングが接続され、前記梯形ブロックが前記プッシュブロックと当接でき、前記移動ブロック槽の中には移動ブロックがスライドできるように係合接続され、前記移動ブロックの左端面にスプリング槽を設置し、前記接続ロッドと前記スプリング槽とがスライドできるように接続され、前記接続ロッドと前記スプリング槽との間に長いスプリングが接続され、前記スプリング槽の右端壁に固定ブロックスロットが設置され、前記固定ブロックが前記固定ブロックスロットとスライドできるように接続され、前記移動ブロックの下端面にマットを設置し、前記L字型ロッドが下に移動し、これにより前記移動ブロックが下に運動し、前記気圧安定槽を封じ、前記L字型ロッドが下に運動を続け、この時前記貯料倉の中の気圧が定常であり、前記絞り板が下に運動してヘアカラーを前記貯料倉から押し出し、前記絞り板が一番底端まで運動して到着する時、前記固定ブロックが前記固定ブロックスロットの中に入って固定され、前記L字型ロッドと前記絞り板が上に運動する際に、前記気圧安定槽が開き、前記移動ブロックが最も上端まで運動して到着する時、前記梯形ブロックが前記プッシュブロックを左へ突き、これにより更に前記固定ブロックが前記固定ブロックスロットから離脱し、ヘアカラーを押し出す役割を果し、
前記調節装置は回転つまみを含め、前記回転つまみが前記瓶体の下端面とスライドできるように係合接続され、前記回転つまみの上端面に前記親ねじを設置し、前記親ねじが上に伸びており前記調節チャンバの中にに入り、前記親ねじが前記調節チャンバの下端壁及び前記瓶体の下端面と回転できるように係合接続され、前記親ねじの上端と前記調節ブロックとがねじ山によって係合接続され、前記回転つまみを回し、これにより前記親ねじによって前記調節ブロックの上下の高さを調節し、これにより前記通槽の開口の大きさを調節し、ヘアカラーの排出量を調節する役割を果し、
前記絞り装置は押圧ヘッドを含み、前記押圧ヘッドと前記L字型ロッドとが固定的に接続され、前記押圧ヘッドの中には下方に開口したヘアカラー排出チャンバを設置し、前記ヘアカラー排出チャンバの右端に排出ヘッドを設置し、前記ヘアカラー排出チャンバの左端にリミットブロックを設置し、前記リミットブロックと前記リミット槽とがスライドできるように接続され、前記リミットブロックと前記リミット槽との間にはリミットスプリングが接続され、前記ヘアカラー排出チャンバの上端壁には縦軸が回転できるように係合接続され、前記縦軸の上端に縦軸ギアを設置し、前記縦軸はの中端が前記螺旋器と固定的に接続され、前記縦軸の下端にはリターンスプリングリターンブロックが回転できるように係合接続され、前記リターンスプリングリターンブロックと前記昇降槽とがスライドできるように接続され、前記リターンスプリングリターンブロックと前記昇降槽との間にはリターンスプリングが接続され、前記調節チャンバ前後端壁にはラチェット軸が回転できるように係合接続され、前記ラチェット軸の後端にはラチェット回転盤が設置され、前記ラチェット回転盤に固定針が設置され、前記ラチェット回転盤の外円にラチェットギアが設置され、前記ラチェットギアが前記押圧ヘッドと噛合し、前記押圧ヘッドが下へ運動する場合、前記ラチェットギアによって前記ラチェット回転盤を駆動して回転させることができなく、逆であればできることであり、前記ラチェット軸の先端にラチェット軸傘歯車を設置し、前記調節チャンバの下端壁にストップブロックが設置され、前記調節チャンバの上端壁に支えブロックが設置され、前記支えブロックの中には接続軸が回転できるように接続され、前記接続軸の左端には前記ラチェット軸傘歯車と噛み合う回転傘歯車が設置され、前記接続軸歯の右端には接続傘歯車が設置され、前記調節チャンバの上端壁及び前記駆動チャンバの下端壁には大きなギア軸が回転できるように係合接続され、前記大きなギア軸には前記接続傘歯車と噛み合った駆動傘歯車を設置し、前記大きなギア軸の下端には前記縦軸ギアと噛み合った大きなギアを設置し、その作用は、前記リターンスプリングリターンブロックの下への移動によってヘアカラーを上に押し、前記螺旋器の回転を通じて、ヘアカラーを上昇させると同時に混ぜ合わせ、
使う時は、まず、前記回転つまみを回し、これにより前記親ねじを通じて前記調節ブロックの上下の高さを調節し、これにより左右の前記通槽の開口の大きさを調節し、そして前記押圧ヘッド下に押し、これにより前記L字型ロッドが下に移動し、これにより前記移動ブロックが下に運動して前記気圧安定槽を密封し、前記L字型ロッドが下に運動を続け、この時前記貯料倉の中の気圧が定常であり、前記絞り板が下に運動してヘアカラーを前記貯料倉から押し出し、前記絞り板が最も底端まで運動して到着するとき、前記固定ブロックが前記固定ブロックスロットの中で引っかかられ、前記L字型ロッドと前記絞り板が上に運動する時に前記気圧安定槽が開き、前記移動ブロックが最も上端に移動して到着する時に、跳ね返った前記梯形ブロックが前記プッシュブロックを左へ突き、これにより前記固定ブロックが前記固定ブロックスロットから離脱し、前記押圧ヘッドが下に移動すると前記リターンスプリングリターンブロックが最も下端に移動し、これによりヘアカラーが前記リターンスプリングリターンブロックの上端面に移動し、そして前記リターンスプリングリターンブロックと前記押圧ヘッドが上に運動すると、前記押圧ヘッドが前記ラチェットギアと、前記ラチェット回転盤と、前記ラチェット軸傘歯車と、前記ラチェット軸と、前記回転傘歯車と、前記接続軸と、前記駆動傘歯車と、前記大きなギア軸と、前記大きなギアと、前記縦軸ギアと前記螺旋器とを回転駆動させ、顔料を均一に撹拌し、そして前記排出ヘッドから押し出すことを特徴とする便利式の分け瓶。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は個人ケアに関し、具体的には便利式の分け瓶である。
【背景技術】
【0002】
現在、人々は個人のイメージを重視するにつれ、理髪・美容業の発展も広く、ヘアカラーはよく使うものとして、一般的にそれは色と種類が単一で、人々が実際の状況にしたがって、染色剤に色を混ぜて、一般の場合は、理髪師が手で混ぜて、この方法は、効率が低下するだけでなく、また色の濃度が正確に調整できないので、一つの非常に便利な色を調整できる分け瓶の必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103935577号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は便利式の分け瓶を提供し、既存の技術にある上記の欠陥を補うことにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
便利式の分け瓶は、瓶体を含めて、前記瓶体の中には左右が対称的に貯料倉が設けられ、前記貯料倉には絞り装置が設置され、前記絞り装置は絞り板を含み、前記絞りは、前記絞り板を通じてヘアカラーを搾り、左右両端の前記貯料倉の左右両端の壁にはそれぞれ外部と通じる気圧安定槽が対称的に設けられ、前記貯料倉 の上壁にL字型ロッド滑り槽を設置し、二つの前記L字型ロッド滑り槽のうち前記気圧安定槽の端に近接する端壁には転換槽を設置し、二つの前記転換槽のうち前記気圧安定槽に近接する端壁には前記気圧安定槽と相通した移動ブロック槽が設けられ、二つの前記貯料倉のうち前記気圧安定槽からから離れている端壁には通槽を設置し、前記通槽の下端壁にそれぞれ調節チャンバが設置され 、前記調節チャンバには調節装置を設置し、前記調節装置が調節ブロックを含め、前記調節装置が前記調節ブロックの上下の移動を通じて、ヘアカラーの出量をコントロールし、二つの前記通槽の間に昇降槽を設置し、前記昇降槽の中で搾り装置を設置し、前記搾り装置 が螺旋器を含め、前記搾り装置が前記螺旋器の上下の移動と回転を通じて、違う色のヘアカラーを調和と押し出し、前記昇降槽の右端壁に大きな歯車槽が設置され、前記大きな歯車槽の右端壁に駆動チャンバを設置し、前記駆動チャンバの上端壁に調節チャンバが設けられ、前記調節チャンバの左の壁に前記昇降溝と相通した短い滑り槽が設置され、前記短い滑り槽の左端壁にリミット槽が設置される。
【0006】
さらなる技術プラントして、絞り装置は左右に対称のように二つ設置され、右の前記絞り装置を例にして説明すれば、前記絞り装置は L字型ロッドを含め、前記L字型ロッドが前記L字型ロッド滑り槽とスライドできるように係合接続され、前記L字型ロッドの下端が前記絞り板と固定的に接続され、前記L字型ロッドの右端面に接続ロッドを設置し、前記接続ロッドの上端面にはプッシュブロック滑り槽が設置され、前記プッシュブロック滑り槽の中にはプッシュブロックがスライドできるように係合接続され、前記プッシュブロック滑り槽の右端壁壁に縄槽が設置され、前記縄槽の右端壁に固定ブロック滑り槽が設置され、前記固定ブロック滑り槽には固定ブロックがスライドできるように接続され、前記固定ブロックと前記プッシュブロックとの間にロープが接続され、前記転換槽の上端壁に梯形ブロック滑り溝を設置し、前記梯形ブロック滑り溝の中には梯形ブロックがスライドできるように設けられ、前記梯形ブロックと前記梯形ブロック滑り溝との間に梯形ブロックスプリングが接続され、前記梯形ブロックが前記プッシュブロックと当接でき、前記移動ブロック槽の中には移動ブロックがスライドできるように係合接続され、前記移動ブロックの左端面にスプリング槽を設置し、前記接続ロッドと前記スプリング槽とがスライドできるように接続され、前記接続ロッドと前記スプリング槽との間に長いスプリングが接続され、前記スプリング槽の右端壁に固定ブロックスロットが設置され、前記固定ブロックが前記固定ブロックスロットとスライドできるように接続され、前記移動ブロックの下端面にマットを設置し、前記L字型ロッドが下に移動し、これにより前記移動ブロックが下に運動し、前記気圧安定槽を封じ、前記L字型ロッドが下に運動を続け、この時前記貯料倉の中の気圧が定常であり、前記絞り板が下に運動してヘアカラーを前記貯料倉から押し出し、前記絞り板が一番底端まで運動して到着する時、前記固定ブロックが前記固定ブロックスロットの中に入って固定され、前記L字型ロッドと前記絞り板が上に運動する際に、前記気圧安定槽が開き、前記移動ブロックが最も上端まで運動して到着する時、前記梯形ブロックが前記プッシュブロックを左へ突き、これにより更に前記固定ブロックが前記固定ブロックスロットから離脱し、ヘアカラーを押し出す役割を果たす。
【0007】
さらなる技術プラントして、前記調節装置は回転つまみを含め、 前記回転つまみが前記瓶体の下端面とスライドできるように係合接続され、前記回転つまみの上端面に前記親ねじを設置し、前記親ねじが上に伸びており前記調節チャンバの中にに入り、前記親ねじが前記調節チャンバの下端壁及び前記瓶体の下端面と回転できるように係合接続され、前記親ねじの上端と前記調節ブロックとがねじ山によって係合接続され、前記回転つまみを回し、これにより前記親ねじによって前記調節ブロックの上下の高さを調節し、これにより前記通槽の開口の大きさを調節し、ヘアカラーの排出量を調節する役割を果たす。
【0008】
さらなる技術プラントして、前記絞り装置は押圧ヘッドを含み、前記押圧ヘッドと前記L字型ロッドとが固定的に接続され、前記押圧ヘッドの中には下方に開口したヘアカラー排出チャンバを設置し、前記ヘアカラー排出チャンバの右端に排出ヘッドを設置し、前記ヘアカラー排出チャンバの左端にリミットブロックを設置し、前記リミットブロックと前記リミット槽とがスライドできるように接続され、前記リミットブロックと前記リミット槽との間にはリミットスプリングが接続され、前記ヘアカラー排出チャンバの上端壁には縦軸が回転できるように係合接続され、前記縦軸の上端に縦軸ギアを設置し、前記縦軸はの中端が前記螺旋器と固定的に接続され、前記縦軸の下端にはリターンスプリングリターンブロックが回転できるように係合接続され、前記リターンスプリングリターンブロックと前記昇降槽とがスライドできるように接続され、前記リターンスプリングリターンブロックと前記昇降槽との間にはリターンスプリングが接続され、前記調節チャンバ前後端壁にはラチェット軸が回転できるように係合接続され、前記ラチェット軸の後端にはラチェット回転盤が設置され、前記ラチェット回転盤に固定針が設置され、前記ラチェット回転盤の外円にラチェットギアが設置され、前記ラチェットギアが前記押圧ヘッドと噛合し、前記押圧ヘッドが下へ運動する場合、前記ラチェットギアによって前記ラチェット回転盤を駆動して回転させることができなく、逆であればできることであり、前記ラチェット軸の先端にラチェット軸傘歯車を設置し、前記調節チャンバ の下端壁にストップブロックが設置され、前記調節チャンバの上端壁に支えブロック が設置され、前記支えブロックの中には接続軸が回転できるように接続され、前記接続軸の左端には前記ラチェット軸傘歯車と噛み合う回転傘歯車が設置され、前記接続軸歯の右端には接続傘歯車が設置され、前記調節チャンバの上端壁及び前記駆動チャンバの下端壁には大きなギア軸が回転できるように係合接続され、前記大きなギア軸には前記接続傘歯車と噛み合った駆動傘歯車を設置し、前記大きなギア軸の下端には前記縦軸ギアと噛み合った大きなギアを設置し、その作用は、前記リターンスプリングリターンブロックの下への移動によってヘアカラーを上に押し、前記螺旋器の回転を通じて、ヘアカラーを上昇させると同時に混ぜ合わせる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の有益効果は:本装置は、ヘアカラーに対する色を調和する機能を実現でき、理髪師によって色を調和するという伝統的な方式における低効率と望ましくない仕上がりを克服できる上に、顔料の濃度も調節できることにより、本装置の実用性と適用性を高める。本装置は機械駆動を通じて、より高い安定性と効率を実現し、ヘアカラーの色を調和して仕事がよくできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は本発明の便利式の分け瓶の全体断面の正面構造概略図
図2図2図1におけるAの局部拡大図
図3図3図1におけるBの局部拡大図
図4図4図2におけるC―Cの局部拡大図
図5図5図3におけるDの局部拡大図
【発明を実施するための形態】
【0011】
下記に図1〜5を合わせて本発明について詳しく説明する。意思疎通の便利を図って、下記に記載の上下左右前後方向は図1の投影関係の上下左右前後方向と一致している。
【0012】
図1〜5を参照して、本発明が提供した一つの実施案例:便利式の分け瓶は、瓶体100を含めて、前記瓶体100の中には左右が対称的に貯料倉54が設けられ、前記貯料倉54には絞り装置101が設置され、前記絞り装置101は絞り板21を含み、前記絞り101は、前記絞り板21を通じてヘアカラーを搾り、左右両端の前記貯料倉54の左右両端の壁にはそれぞれ外部と通じる気圧安定槽55が対称的に設けられ、前記貯料倉54 の上壁にL字型ロッド滑り槽44を設置し、二つの前記L字型ロッド滑り槽44のうち前記気圧安定槽55の端に近接する端壁には転換槽75を設置し、二つの前記転換槽75のうち前記気圧安定槽55に近接する端壁には前記気圧安定槽55と相通した移動ブロック槽76が設けられ、二つの前記貯料倉54のうち前記気圧安定槽から55から離れている端壁には通槽47を設置し、前記通槽47の下端壁にそれぞれ調節チャンバ49が設置され 、前記調節チャンバ49には調節装置102を設置し、前記調節装置102が調節ブロック51を含め、前記調節装置102が前記調節ブロック51の上下の移動を通じて、ヘアカラーの出量をコントロールし、二つの前記通槽47の間に昇降槽52を設置し、前記昇降槽52の中で搾り装置103を設置し、前記搾り装置103が螺旋器53を含め、前記搾り装置103が前記螺旋器53の上下の移動と回転を通じて、違う色のヘアカラーを調和と押し出し、前記昇降槽52の右端壁に大きな歯車槽63が設置され、前記大きな歯車槽63の右端壁に駆動チャンバ64を設置し、前記駆動チャンバ64の上端壁に調節チャンバ77が設けられ、前記調節チャンバ77の左の壁に前記昇降溝52と相通した短い滑り槽60が設置され、前記短い滑り槽60の左端壁にリミット槽59が設置される。
【0013】
有益的に、絞り装置101は左右に対称のように二つ設置され、右の前記絞り装置を例にして説明すれば、前記絞り装置101は L字型ロッド22を含め、前記L字型ロッド22が前記L字型ロッド滑り槽44とスライドできるように係合接続され、前記L字型ロッド22の下端が前記絞り板21と固定的に接続され、前記L字型ロッド22の右端面に接続ロッド27を設置し、前記接続ロッド27の上端面にはプッシュブロック滑り槽28が設置され、前記プッシュブロック滑り槽28の中にはプッシュブロック29がスライドできるように係合接続され、前記プッシュブロック滑り槽28の右端壁壁に縄槽37が設置され、前記縄槽37の右端壁に固定ブロック滑り槽34が設置され、前記固定ブロック滑り槽34には固定ブロック35がスライドできるように接続され、前記固定ブロック35と前記プッシュブロック29との間にロープ38が接続され、前記転換槽75の上端壁に梯形ブロック滑り溝30を設置し、前記梯形ブロック滑り溝30の中には梯形ブロック32がスライドできるように設けられ、前記梯形ブロック32と前記梯形ブロック滑り溝30との間に梯形ブロックスプリング31が接続され、前記梯形ブロック32が前記プッシュブロック29と当接でき、前記移動ブロック槽76の中には移動ブロック40がスライドできるように係合接続され、前記移動ブロック40の左端面にスプリング槽43を設置し、前記接続ロッド27と前記スプリング槽43とがスライドできるように接続され、前記接続ロッド27と前記スプリング槽43との間に長いスプリング41が接続され、前記スプリング槽43の右端壁に固定ブロックスロット39が設置され、前記固定ブロック35が前記固定ブロックスロット39とスライドできるように接続され、前記移動ブロック40の下端面にマット42を設置し、前記L字型ロッド22が下に移動し、これにより前記移動ブロック40が下に運動し、前記気圧安定槽55を封じ、前記L字型ロッド22が下に運動を続け、この時前記貯料倉54の中の気圧が定常であり、前記絞り板21が下に運動してヘアカラーを前記貯料倉54から押し出し、前記絞り板21が一番底端まで運動して到着する時、前記固定ブロック35が前記固定ブロックスロット39の中に入って固定され、前記L字型ロッド22と前記絞り板21が上に運動する際に、前記気圧安定槽55が開き、前記移動ブロック40が最も上端まで運動して到着する時、前記梯形ブロック32が前記プッシュブロック29を左へ突き、これにより更に前記固定ブロック35が前記固定ブロックスロット39から離脱し、ヘアカラーを押し出す役割を果たす。
【0014】
前記調節装置102は回転つまみ48を含め、 前記回転つまみ48が前記瓶体100の下端面とスライドできるように係合接続され、前記回転つまみ48の上端面に前記親ねじ50を設置し、前記親ねじ50が上に伸びており前記調節チャンバ49の中にに入り、前記親ねじ50が前記調節チャンバ49の下端壁及び前記瓶体100の下端面と回転できるように係合接続され、前記親ねじ50の上端と前記調節ブロック51とがねじ山によって係合接続され、前記回転つまみ48を回し、これにより前記親ねじ50によって前記調節ブロック51の上下の高さを調節し、これにより前記通槽47の開口の大きさを調節し、ヘアカラーの排出量を調節する役割を果たす。
【0015】
有益に、前記絞り装置101は押圧ヘッド23を含み、前記押圧ヘッド23と前記L字型ロッド22とが固定的に接続され、前記押圧ヘッド23の中には下方に開口したヘアカラー排出チャンバ24を設置し、前記ヘアカラー排出チャンバ24の右端に排出ヘッド26を設置し、前記ヘアカラー排出チャンバ24の左端にリミットブロック56を設置し、前記リミットブロック56と前記リミット槽59とがスライドできるように接続され、前記リミットブロック56と前記リミット槽59との間にはリミットスプリング58が接続され、前記ヘアカラー排出チャンバ24の上端壁には縦軸25が回転できるように係合接続され、前記縦軸25の上端に縦軸ギア61を設置し、前記縦軸は25の中端が前記螺旋器53と固定的に接続され、前記縦軸25の下端にはリターンスプリングリターンブロック46が回転できるように係合接続され、前記リターンスプリングリターンブロック46と前記昇降槽52とがスライドできるように接続され、前記リターンスプリングリターンブロック46と前記昇降槽52との間にはリターンスプリング45が接続され、前記調節チャンバ77前後端壁にはラチェット軸71が回転できるように係合接続され、前記ラチェット軸71の後端にはラチェット回転盤73が設置され、前記ラチェット回転盤73に固定針57が設置され、前記ラチェット回転盤73の外円にラチェットギア74が設置され、前記ラチェットギア74が前記押圧ヘッド23と噛合し、前記押圧ヘッド23が下へ運動する場合、前記ラチェットギア74によって前記ラチェット回転盤73を駆動して回転させることができなく、逆であればできることであり、前記ラチェット軸71の先端にラチェット軸傘歯車72を設置し、前記調節チャンバ 77の下端壁にストップブロック78が設置され、前記調節チャンバ77の上端壁に支えブロック69 が設置され、前記支えブロック69の中には接続軸66が回転できるように接続され、前記接続軸66の左端には前記ラチェット軸傘歯車72と噛み合う回転傘歯車70が設置され、前記接続軸66歯の右端には接続傘歯車67が設置され、前記調節チャンバ77の上端壁及び前記駆動チャンバ64の下端壁には大きなギア軸65が回転できるように係合接続され、前記大きなギア軸65には前記接続傘歯車67と噛み合った駆動傘歯車68を設置し、前記大きなギア軸65の下端には前記縦軸ギア61と噛み合った大きなギア33を設置し、その作用は、前記リターンスプリングリターンブロック46の下への移動によってヘアカラーを上に押し、前記螺旋器53の回転を通じて、ヘアカラーを上昇させると同時に混ぜ合わせる。
【0016】
下記に、付図1〜2及び前記便利式の分け瓶の具体的な構成を参照して、本願発明の便利式の分け瓶の使用方法を詳しく紹介する:まず、初期状態の時、気圧安定槽55を通じて、左の貯料倉54に黄いヘアカラーを加入し、右の貯料倉54に黒いヘアカラーを加入する。
【0017】
使う時は、まず、回転つまみ48を回し、これにより親ねじ50を通じて調節ブロック51の上下の高さを調節し、これにより左右の通槽47の開口の大きさを調節し、そして押圧ヘッド23下に押し、これによりL字型 ロッド22が下に移動し、これにより移動ブロック40が下に運動して気圧安定槽55を密封し、 L字型ロッド22が下に運動を続け、この時貯料倉54の中の気圧が定常であり、絞り板21が下に運動してヘアカラーを貯料倉54から押し出し、絞り板21が最も底端まで運動して到着するとき、固定ブロック35が固定ブロックスロット39の中で引っかかられ、L字型ロッド22と絞り板21が上に運動する時に気圧安定槽55が開き、移動ブロック40が最も上端に移動して到着する時に、跳ね返った梯形ブロック32がプッシュブロック29を左へ突き、これにより固定ブロック35が固定ブロックスロット39から離脱し、押圧ヘッド23が下に移動するとリターンスプリングリターンブロック46が最も下端に移動し、これによりヘアカラーがリターンスプリングリターンブロック46の上端面に移動し、そしてリターンスプリングリターンブロック46と押圧ヘッド23が上に運動すると、押圧ヘッド23がラチェットギア74と、ラチェット回転盤73と、ラチェット軸傘歯車72と、ラチェット軸71と、回転傘歯車70と、接続軸66と、駆動傘歯車68と、大きなギア軸65と、大きなギア33と、縦軸ギア61と螺旋器53とを回転駆動させ、顔料を均一に撹拌し、そして排出ヘッド26から押し出す。
【0018】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
図1
図2
図3
図4
図5