(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6784885
(24)【登録日】2020年10月28日
(45)【発行日】2020年11月18日
(54)【発明の名称】漢方薬のリサイクルに対する環境保護装置
(51)【国際特許分類】
B09B 5/00 20060101AFI20201109BHJP
F26B 9/06 20060101ALI20201109BHJP
F26B 5/14 20060101ALI20201109BHJP
F16H 37/02 20060101ALI20201109BHJP
【FI】
B09B5/00 Z
F26B9/06 A
F26B5/14
F16H37/02 C
【請求項の数】1
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2019-222476(P2019-222476)
(22)【出願日】2019年12月9日
【審査請求日】2020年4月29日
(31)【優先権主張番号】201910928337.1
(32)【優先日】2019年9月28日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520314135
【氏名又は名称】縉云都画医療科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】呉静華
【審査官】
齊藤 光子
(56)【参考文献】
【文献】
中国特許出願公開第101619854(CN,A)
【文献】
中国特許出願公開第105235252(CN,A)
【文献】
中国特許出願公開第105107242(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B09B1/00−5/00
B01D29/00,35/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングを含み、前記ハウジングの中には投げ入れ空間と、排水空間と、押し空間及び駆動空間が設置され、前記押し空間の中にはサムホイール機構が設置され、前記サムホイール機構は前記押し空間の後端壁と回転できるように連結された第一歯車軸を含み、前記第一歯車軸の前端面には回し盤が固定的に設置され、前記回し盤には円柱ピンが固定的に設置され、前記回し盤の後側には前記第一歯車軸と固定的に連結された伝動傘歯車が設置され、前記伝動傘歯車の後側には前記第一歯車軸と固定的に連結された第一プーリーが設置され、前記押し空間の上側の後端壁には第二歯車軸が回転できるように連結され、前記第二歯車軸には第二プーリーが固定的に設置され、前記第二プーリーと前記第一プーリーとの間には第一伝動ベルトが連結され、前記押し空間の中には左右にスライドできる押しロッドが設置され、前記押しロッドが前記回し盤の上側に位置しており、前記回し盤にある前記円柱ピンが前記押しロッドを押して右方へ移動させ、これにより前記投げ入れ空間の中のろ過網の上端面にある野菊を乾燥空間の中に押して乾燥し、前記投げ入れ空間の中には染み機構が設置され、前記投げ入れ空間の下端壁には前記ろ過網が設置され、前記投げ入れ空間の中には押しブロックが設置され、前記押しブロックがろ過網の上端面にある野菊を絞ることができ、前記駆動空間の中には駆動機構が設置され、前記駆動機構が伝動機構の作動を駆動でき、前記駆動空間の右端壁の中には送り空間が設置され、前記送り空間の中には送りベルトが設置され、前記送りベルトが乾燥された野菊を保存ボックスの中に送ることができ、
前記サムホイール機構は前記押し空間の下端壁に固定された第一モーターを含み、前記第一モーターには第一モーター軸があり、前記第一モーター軸の上端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記伝動傘歯車が前記第一傘歯車と噛み合っており、前記伝動傘歯車の上側には前記押し空間の後端壁と回転できるように連結された第三歯車軸が設置され、前記第三歯車軸の右下側には前記押し空間の後端壁と回転できるように連結された第四歯車軸が設置され、前記第二プーリーの後側には前記第二歯車軸と固定的に連結された第一扇形歯車が設置され、前記第三歯車軸には第三プーリーと第二扇形歯車が固定的に設置され、前記第三プーリーが第二扇形歯車の前側に位置しており、前記第四歯車軸には第四プーリーと第三扇形歯車が固定的に設置され、前記第三扇形歯車が前記第四プーリーの後側に位置しており、前記第四プーリーと前記第三プーリーとの間には第二伝動ベルトが連結され、前記押しロッドと前記押し空間の右端壁との間には第一ばねが連結され、前記押し空間の中には止め板が設置され、前記止め板の左端には固定板が固定的に設置され、前記固定板と前記押し空間の右端壁との間には第二ばねが設置され、前記固定板が引き紐と固定的に連結され、前記押しロッドの下端面には前記押し空間の右端壁と固定された定位ピンブロックが設置され、前記定位ピンブロックの前端面の下側には回転軸が回転できるように連結され、前記回転軸には押し動かしブロックが固定的に設置され、前記押し動かしブロックの中にはスライド空間が設置され、前記スライド空間の上端壁には前記定位ピンブロックの前端面と固定された定位ブロックが設置され、前記定位ブロックと前記スライド空間の下端壁との間には第三ばねが固定的に設置され、前記定位ピンブロックの上側には下方に開口したスライドブロック空間が設置され、前記スライドブロック空間の上端壁には第四ばねが固定的に設置され、前記第四ばねの下端にはスライドブロックが固定的に設置され、前記スライドブロックの下端面が前記押し動かしブロックの上端面に位置しており、前記スライドブロックの中には位置固定ピン空間が嵌めるように設置され、前記位置固定ピン空間の中には右端が前記位置固定ピン空間の右端壁を貫通した位置固定ピンがスライドできるように連結され、前記位置固定ピンの右端が第一補助押し空間の中に位置しており、前記位置固定ピンの右端面には前記位置固定ピン空間の左端壁と固定された第五ばねが固定的に設置され、
前記染み機構はまた前記ろ過網の下端面の左側に固定された第一補助押しブロックを含み、前記ろ過網の下端面の右側には第二補助押しブロックが固定的に設置され、前記第一補助押しブロックの左端面には左方に開口した位置固定溝が形成され、前記第一補助押しブロックの下端面には前記第一補助押し空間が設置され、前記第一補助押し空間の下端壁と前記第一補助押しブロックの下端面との間には第六ばねが固定的に設置され、前記第一補助押しブロックの下端面にはスライドロッドが固定的に設置され、前記スライドロッドが前記押し空間の右端壁と密接し、前記第二補助押しブロックの下端面には第二補助押し空間が設置され、前記第二補助押しブロックの下端面と前記第二補助押し空間の下端壁との間には第七ばねが固定的に設置され、前記第二補助押し空間の下端壁の中にはセンサーが嵌めるように設置され、前記押しブロックの左端面には第一固定ブロックが固定的に設置され、前記第一固定ブロックの後端面には補助押しロッドが固定的に設置され、前記第一固定ブロックの左端面には前記引き紐が固定的に設置され、前記補助押しロッドの前端面には第五歯車軸が回転できるように設置され、前記第五歯車軸には平歯車が固定的に設置され、前記第一固定ブロックの左端面には引き紐空間が設置され、前記引き紐空間の後端壁には滑車軸が回転できるように連結され、前記滑車軸には滑車が固定的に設置され、前記第一固定ブロックの左端面には前記引き紐が固定的に連結され、
前記駆動機構は前記駆動空間の下端壁と固定的に連結された第二モーターを含み、前記第二モーターの上端面には第二モーター軸が回転できるように連結され、前記第二モーター軸の上端には第二傘歯車が固定的に設置され、前記第二傘歯車の上側には前記駆動空間の後端壁と回転できるように連結された第二ローリング軸が設置され、前記第二ローリング軸には第一ローラーと駆動傘歯車が固定的に設置され、前記第一ローラーが前記駆動傘歯車の前側に位置しており、前記駆動空間の中には右端が前記送り空間の中に位置した第二伝動軸が回転できるように設置され、前記第二伝動軸の左端面には第一伝動傘歯車が固定的に設置され、前記第二伝動軸の右端面には第二伝動傘歯車が固定的に設置され、前記第二伝動傘歯車と前記第三伝動傘歯車とが噛み合っており、前記第二傘歯車が前記第一伝動傘歯車と前記駆動傘歯車と噛み合っており、
前記伝動機構は前記送り空間の上端壁の中に位置した乾燥空間を含み、前記乾燥空間の後端壁には乾燥装置が固定的に設置され、前記乾燥空間と前記投げ入れ空間とは入り溝によって連通され、前記乾燥空間の右端壁には第二固定ブロックが固定的に連結され、前記第二固定ブロックの上端面と前記乾燥空間の上端壁との間には風力機器が固定的に設置され、前記風力機器の右側には外部と連通したスポンジ網が設置され、前記第二固定ブロックの下端面にはスクレーパーが固定的に設置され、前記伝動空間の上端壁には上端が前記乾燥空間の中に位置した第一伝動軸が回転できるように設置され、前記第一伝動軸の上端面には押しナイフ柄が固定的に設置され、前記押しナイフ柄の左右端面には押しナイフが対称に且つ固定的に設置され、前記第一伝動軸の下端面には第三伝動傘歯車が固定的に設置され、
前記ハウジングの右端面の下側には前記保存ボックスが嵌めるように設置され、
浸されたあとに残された野菊を前記投げ入れ空間に入れて前記染み機構まで至らせ、前記染み機構の中の前記ろ過網が野菊に残った過剰な水を前記排水空間まで絞り出して下水道に排出し、前記ろ過網に多くの野菊がたまると、前記ろ過網の下端面の左側の前記第一補助押しブロックが前記第六ばねを前記第一補助押し空間の下端壁まで押し、前記ろ過網の下端面の右側の前記第二補助押しブロックが前記第七ばねを前記第二補助押し空間の下端壁まで押し、前記ろ過網の下端面の左側の前記第一補助押しブロックの左端面の前記位置固定溝が前記位置固定ピンと連結され、前記第一補助押しブロックが前記スライドロッドを下方へ移動させ、前記スライドロッドが前記押し空間の下端壁と押し空間の右端壁に固定された電源座の中に挿入され、前記押し空間の中の前記第一モーターが通電して始動され、前記サムホイール機構を作動させ、前記ろ過網の下端面の右側の前記第二補助押しブロックが前記第七ばねを前記第二補助押し空間の下端壁まで押し、前記センサーが前記第二補助押しブロックの下端面を検知し、前記駆動空間の中の前記第二モーターが始動され、前記駆動機構を作動させ、
前記押し空間の中の前記サムホイール機構が作動するとき、前記サムホイール機構の中の前記第一モーターが前記第一モーター軸により前記第一傘歯車を回転させ、前記伝動傘歯車が前記回し盤と前記第一プーリーを回転させ、前記伝動傘歯車が一番目の二分の一周り回転するとき、前記第一プーリーが前記第一伝動ベルトにより前記第二プーリーを回転させ、前記第二プーリーが前記第二歯車軸により前記第一扇形歯車を回転させ、前記第一扇形歯車が前記第二扇形歯車を回転させ、前記第二扇形歯車が前記第三歯車軸により前記第三プーリーを回転させ、前記第三プーリーが前記第二伝動ベルトにより前記第四プーリーを回転させ、前記第四プーリーが前記第四歯車軸により前記第三扇形歯車を回転させ、前記第三扇形歯車が前記平歯車を回転させ、前記平歯車が前記第五歯車軸により前記補助押しロッドを回転させ、前記補助押しロッドが前記第一固定ブロックにより前記押しブロックを時計回りに四分の一周り回転させ、前記押しブロックが野菊に残った過剰な水を前記ろ過網により前記排水空間まで絞り出して下水道に排出し、前記第一固定ブロックの左端面の前記引き紐が前記引き紐空間の上端壁の左側に固定された前記滑車軸と回転できるように連結された前記滑車により前記止め板を引いて前記投げ入れ空間に移動させ、押前記しブロックが前記ろ過網の上端面まで押すとき、前記滑車が止め板を引いて前記投げ入れ空間に入らせて止め作業を行わせるとき、浸されたあとに残された野菊を入れ、前記伝動傘歯車が二番目の二分の一周り回転するとき、前記第一扇形歯車が前記第二扇形歯車との噛合から離脱し、前記第三歯車軸が前記ねじりばねにより復帰し、前記第二扇形歯車が前記第三歯車軸により前記第三プーリーを回転させ、前記第三プーリーが前記第二伝動ベルトにより前記第四プーリーを回転させ、前記第四プーリーが前記第四歯車軸により前記第三扇形歯車を回転させ、前記第三扇形歯車が前記平歯車を回転させ、前記平歯車が前記第五歯車軸により前記補助押しロッドを回転させて前記引き紐空間の中に戻させ、前記補助押しロッドが前記第一固定ブロックにより前記押しブロックを反時計回りに四分の一周り回転させ、前記止め板が前記第二ばねにより前記押し空間の中に戻り、前記伝動傘歯車が前記回し盤にある前記円柱ピンを回転させ、前記円柱ピンが時計回りに回転して前記押しロッドを押し、前記押しロッドが前記投げ入れ空間に向いて右方へ前記第一ばねを押して圧縮し、前記ろ過網に残った野菊を前記入り溝により前記乾燥空間の中に押して乾燥作業を行い、前記円柱ピンが続けて時計回りに回転して前記押しロッドから離脱し、前記第一ばねの作用により前記押しロッドが前記押し空間の中に戻り、前記円柱ピンが前記押しロッドを離脱した後前記押し動かしブロックを押して前記回転軸を中心として反時計回りに回転させ、前記スライドブロックを押して上方へスライドさせて前記第四ばねを圧縮し、前記スライドブロックが前記位置固定ピンを上方へ移動させ、前記位置固定ピンが上方へ移動する過程で前記ハウジングの抵抗力を受けて左方へ移動して前記位置固定溝から離脱して前記位置固定ピン空間の中に入って前記第五ばねを圧縮し、前記円柱ピンが続けて時計回りに回転して前記押し動かしブロックから離脱し、前記押し動かしブロックを反時計回りに回転させなくなり、前記第三ばねの弾力作用により前記押し動かしブロックが時計回りに初期位置まで回転し、前記位置固定ピンが既に前記位置固定溝から離脱して前記第一補助押しブロックの移動を制限しなくなるため、前記第六ばねと前記第七ばねの弾力作用により前記第一補助押しブロックが上方へ移動し、これにより前記ろ過網を上方へ移動させて初期位置に戻させ、前記第一補助押しブロックが上方へ移動して前記スライドロッドを前記電源座から離脱させ、前記押し空間の中の前記サムホイール機構が作動を停止し、
前記押し空間の中の前記サムホイール機構が作動し且つ前記駆動空間の中の前記駆動機構が作動するとき、前記駆動空間の中の前記第二モーターが前記第二モーター軸により前記第二傘歯車を回転させ、前記第二傘歯車が前記駆動傘歯車を伝動させることにより前記第一伝動傘歯車を回転させ、前記駆動傘歯車が前記第二ローリング軸により前記第一ローラーを回転させ、前記第一ローラーが前記送りベルトにより前記第二ローラーを回転させ、前記第一伝動傘歯車が前記第二伝動軸により前記第二伝動傘歯車を回転させ、前記第二伝動傘歯車が前記第三伝動傘歯車を回転させ、前記第三伝動傘歯車が前記第一伝動軸により前記押しナイフ柄を回転させ、前記押しナイフ柄が前記押しナイフを回転させ、前記スクレーパーにより前記押しナイフの上端面にたまっている野菊を前記乾燥空間の下端壁にこすり落とし、前記乾燥装置が前記押しナイフに駆動されて回転している野菊を乾燥し、前記風力機器が残りの野菊を乾燥し、野菊の香りが前記スポンジ網により外部に排出されて空気を浄化し、乾燥された野菊が前記押しナイフの回転により前記押しナイフ柄に近づいて前記送り空間の中の前記送りベルトに落ち、前記送りベルトが野菊を前記保存ボックスの中に送って保存し、前記センサーが設置した時間になると、前記第二モーターが作動を停止し、次回の作動を待つことを特徴とする漢方薬のリサイクルに対する環境保護装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は漢方薬リサイクル分野を取り上げて、具体的には漢方薬のリサイクルに対する環境保護装置である。
【背景技術】
【0002】
野菊はよく見える漢方薬の一つであり、解熱と解毒の効果を持ち、肝臓の火やのどの痛みに適し、野菊茶は夏にハーブティーの一種としてよく使用され、熱を冷やし、浸した残りの花を植物の根に置けば植物の成長を促し、残りの花を乾燥して包むと空気が新鮮になり、蚊よけの機能を持ち、しかし、現在多くの人は野菊茶を飲んだ後、残りの野菊を直接に捨て、無駄になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第108185754号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明が解決しようとする技術問題は漢方薬のリサイクルに対する環境保護装置を提供し、野菊茶を飲んだ後、残りの野菊を直接に捨てるという問題を克服する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランを通じて実現する。
【0006】
漢方薬のリサイクルに対する環境保護装置は、ハウジングを含み、前記ハウジングの中には投げ入れ空間と、排水空間と、押し空間及び駆動空間が設置され、前記押し空間の中にはサムホイール機構が設置され、前記サムホイール機構は前記押し空間の後端壁と回転できるように連結された第一歯車軸を含み、前記第一歯車軸の前端面には回し盤が固定的に設置され、前記回し盤には円柱ピンが固定的に設置され、前記回し盤の後側には前記第一歯車軸と固定的に連結された伝動傘歯車が設置され、前記伝動傘歯車の後側には前記第一歯車軸と固定的に連結された第一プーリーが設置され、前記押し空間の上側の後端壁には第二歯車軸が回転できるように連結され、前記第二歯車軸には第二プーリーが固定的に設置され、前記第二プーリーと前記第一プーリーとの間には第一伝動ベルトが連結され、前記押し空間の中には左右にスライドできる押しロッドが設置され、前記押しロッドが前記回し盤の上側に位置しており、前記回し盤にある前記円柱ピンが前記押しロッドを押して右方へ移動させ、これにより前記投げ入れ空間の中のろ過網の上端面にある野菊を乾燥空間の中に押して乾燥し、前記投げ入れ空間の中には染み機構が設置され、前記投げ入れ空間の下端壁には前記ろ過網が設置され、前記投げ入れ空間の中には押しブロックが設置され、前記押しブロックがろ過網の上端面にある野菊を絞ることができ、前記駆動空間の中には駆動機構が設置され、前記駆動機構が伝動機構の作動を駆動でき、前記駆動空間の右端壁の中には送り空間が設置され、前記送り空間の中には送りベルトが設置され、前記送りベルトが乾燥された野菊を保存ボックスの中に送ることができる。
【0007】
優選的には、前記サムホイール機構は前記押し空間の下端壁に固定された第一モーターを含み、前記第一モーターには第一モーター軸があり、前記第一モーター軸の上端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記伝動傘歯車が前記第一傘歯車と噛み合っており、前記伝動傘歯車の上側には前記押し空間の後端壁と回転できるように連結された第三歯車軸が設置され、前記第三歯車軸の右下側には前記押し空間の後端壁と回転できるように連結された第四歯車軸が設置され、前記第二プーリーの後側には前記第二歯車軸と固定的に連結された第一扇形歯車が設置され、前記第三歯車軸には第三プーリーと第二扇形歯車が固定的に設置され、前記第三プーリーが第二扇形歯車の前側に位置しており、前記第四歯車軸には第四プーリーと第三扇形歯車が固定的に設置され、前記第三扇形歯車が前記第四プーリーの後側に位置しており、前記第四プーリーと前記第三プーリーとの間には第二伝動ベルトが連結され、前記押しロッドと前記押し空間の右端壁との間には第一ばねが連結され、前記押し空間の中には止め板が設置され、前記止め板の左端には固定板が固定的に設置され、前記固定板と前記押し空間の右端壁との間には第二ばねが設置され、前記固定板が引き紐と固定的に連結され、前記押しロッドの下端面には前記押し空間の右端壁と固定された定位ピンブロックが設置され、前記定位ピンブロックの前端面の下側には回転軸が回転できるように連結され、前記回転軸には
押し動かしブロックが固定的に設置され、前記
押し動かしブロックの中にはスライド空間が設置され、前記スライド空間の上端壁には前記定位ピンブロックの前端面と固定された定位ブロックが設置され、前記定位ブロックと前記スライド空間の下端壁との間には第三ばねが固定的に設置され、前記定位ピンブロックの上側には下方に開口したスライドブロック空間が設置され、前記スライドブロック空間の上端壁には第四ばねが固定的に設置され、前記第四ばねの下端にはスライドブロックが固定的に設置され、前記スライドブロックの下端面が前記
押し動かしブロックの上端面に位置しており、前記スライドブロックの中には位置固定ピン空間が嵌めるように設置され、前記位置固定ピン空間の中には右端が前記位置固定ピン空間の右端壁を貫通した位置固定ピンがスライドできるように連結され、前記位置固定ピンの右端が第一補助押し空間の中に位置しており、前記位置固定ピンの右端面には前記位置固定ピン空間の左端壁と固定された第五ばねが固定的に設置されている。
【0008】
優選的には、前記染み機構はまた前記ろ過網の下端面の左側に固定された第一補助押しブロックを含み、前記ろ過網の下端面の右側には第二補助押しブロックが固定的に設置され、前記第一補助押しブロックの左端面には左方に開口した位置固定溝が形成され、前記第一補助押しブロックの下端面には前記第一補助押し空間が設置され、前記第一補助押し空間の下端壁と前記第一補助押しブロックの下端面との間には第六ばねが固定的に設置され、前記第一補助押しブロックの下端面にはスライドロッドが固定的に設置され、前記スライドロッドが前記押し空間の右端壁と密接し、前記第二補助押しブロックの下端面には第二補助押し空間が設置され、前記第二補助押しブロックの下端面と前記第二補助押し空間の下端壁との間には第七ばねが固定的に設置され、前記第二補助押し空間の下端壁の中にはセンサーが嵌めるように設置され、前記押しブロックの左端面には第一固定ブロックが固定的に設置され、前記第一固定ブロックの後端面には補助押しロッドが固定的に設置され、前記第一固定ブロックの左端面には前記引き紐が固定的に設置され、前記補助押しロッドの前端面には第五歯車軸が回転できるように設置され、前記第五歯車軸には平歯車が固定的に設置され、前記第一固定ブロックの左端面には引き紐空間が設置され、前記引き紐空間の後端壁には滑車軸が回転できるように連結され、前記滑車軸には滑車が固定的に設置され、前記第一固定ブロックの左端面には前記引き紐が固定的に連結されている。
【0009】
優選的には、前記駆動機構は前記駆動空間の下端壁と固定的に連結された第二モーターを含み、前記第二モーターの上端面には第二モーター軸が回転できるように連結され、前記第二モーター軸の上端には第二傘歯車が固定的に設置され、前記第二傘歯車の上側には前記駆動空間の後端壁と回転できるように連結された第二ローリング軸が設置され、前記第二ローリング軸には第一ローラーと駆動傘歯車が固定的に設置され、前記第一ローラーが前記駆動傘歯車の前側に位置しており、前記駆動空間の中には右端が前記送り空間の中に位置した第二伝動軸が回転できるように設置され、前記第二伝動軸の左端面には第一伝動傘歯車が固定的に設置され、前記第二伝動軸の右端面には第二伝動傘歯車が固定的に設置され、前記第二伝動傘歯車と前記第三伝動傘歯車とが噛み合っており、前記第二傘歯車が前記第一伝動傘歯車と前記駆動傘歯車と噛み合っている。
【0010】
優選的には、前記伝動機構は前記送り空間の上端壁の中に位置した乾燥空間を含み、前記乾燥空間の後端壁には乾燥装置が固定的に設置され、前記乾燥空間と前記投げ入れ空間とは入り溝によって連通され、前記乾燥空間の右端壁には第二固定ブロックが固定的に連結され、前記第二固定ブロックの上端面と前記乾燥空間の上端壁との間には風力機器が固定的に設置され、前記風力機器の右側には外部と連通したスポンジ網が設置され、前記第二固定ブロックの下端面にはスクレーパーが固定的に設置され、前記伝動空間の上端壁には上端が前記乾燥空間の中に位置した第一伝動軸が回転できるように設置され、前記第一伝動軸の上端面には押しナイフ柄が固定的に設置され、前記押しナイフ柄の左右端面には押しナイフが対称に且つ固定的に設置され、前記第一伝動軸の下端面には第三伝動傘歯車が固定的に設置されている。
【0011】
優選的には、前記ハウジングの右端面の下側には前記保存ボックスが嵌めるように設置されている。
【発明の効果】
【0012】
本願発明の有益な効果は:本願発明は浸されたあとに残された野菊を投げ入れ空間に入れ、過剰な水はろ過網から排水空間に浸透し、下水道に排出され、押しブロックにより過剰な水が絞り出され、押しロッドがろ過網の上端面にある野菊を乾燥空間に押して乾燥回収し、保存期間を延ばし、また、野菊に残した香りを外部に排出して空気を浄化し、乾燥された野菊は植物の成長を促進するための植物の栄養として使用でき、におい袋になると蚊よけの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に
図1〜11をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
【
図1】
図1は本願発明の全体全断面の正面構造概略図
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1〜11を参照し、漢方薬のリサイクルに対する環境保護装置は、ハウジング10を含み、前記ハウジング10の中には投げ入れ空間32と、排水空間14と、押し空間15及び駆動空間13が設置され、前記押し空間15の中にはサムホイール機構98が設置され、前記サムホイール機構98は前記押し空間15の後端壁と回転できるように連結された第一歯車軸21を含み、前記第一歯車軸21の前端面には回し盤20が固定的に設置され、前記回し盤20には円柱ピン61が固定的に設置され、前記回し盤20の後側には前記第一歯車軸21と固定的に連結された伝動傘歯車19が設置され、前記伝動傘歯車19の後側には前記第一歯車軸21と固定的に連結された第一プーリー94が設置され、前記押し空間15の上側の後端壁には第二歯車軸50が回転できるように連結され、前記第二歯車軸50には第二プーリー49が固定的に設置され、前記第二プーリー49と前記第一プーリー94との間には第一伝動ベルト47が連結され、前記押し空間15の中には左右にスライドできる押しロッド23が設置され、前記押しロッド23が前記回し盤20の上側に位置しており、前記回し盤20にある前記円柱ピン61が前記押しロッド23を押して右方へ移動させ、これにより前記投げ入れ空間32の中のろ過網30の上端面にある野菊を乾燥空間33の中に押して乾燥し、前記投げ入れ空間32の中には染み機構31が設置され、前記投げ入れ空間32の下端壁には前記ろ過網30が設置され、前記投げ入れ空間32の中には押しブロック29が設置され、前記押しブロック29がろ過網30の上端面にある野菊を絞ることができ、前記駆動空間13の中には駆動機構28が設置され、前記駆動機構28が伝動機構120の作動を駆動でき、前記駆動空間13の右端壁の中には送り空間39が設置され、前記送り空間39の中には送りベルト88が設置され、前記送りベルト88が乾燥された野菊を保存ボックス40の中に送ることができる。
【0016】
有益的には、前記サムホイール機構98は前記押し空間15の下端壁に固定された第一モーター16を含み、前記第一モーター16には第一モーター軸17があり、前記第一モーター軸17の上端には第一傘歯車18が固定的に設置され、前記伝動傘歯車19が前記第一傘歯車18と噛み合っており、前記伝動傘歯車19の上側には前記押し空間15の後端壁と回転できるように連結された第三歯車軸53が設置され、前記第三歯車軸53の右下側には前記押し空間15の後端壁と回転できるように連結された第四歯車軸60が設置され、前記第二プーリー49の後側には前記第二歯車軸50と固定的に連結された第一扇形歯車48が設置され、前記第三歯車軸53には第三プーリー52と第二扇形歯車51が固定的に設置され、前記第三プーリー52が第二扇形歯車51の前側に位置しており、前記第四歯車軸60には第四プーリー59と第三扇形歯車58が固定的に設置され、前記第三扇形歯車58が前記第四プーリー59の後側に位置しており、前記第四プーリー59と前記第三プーリー52との間には第二伝動ベルト54が連結され、前記押しロッド23と前記押し空間15の右端壁との間には第一ばね24が連結され、前記押し空間15の中には止め板26が設置され、前記止め板26の左端には固定板100が固定的に設置され、前記固定板100と前記押し空間15の右端壁との間には第二ばね27が設置され、前記固定板100が引き紐44と固定的に連結され、前記押しロッド23の下端面には前記押し空間15の右端壁と固定された定位ピンブロック22が設置され、前記定位ピンブロック22の前端面の下側には回転軸63が回転できるように連結され、前記回転軸63には
押し動かしブロック62が固定的に設置され、前記
押し動かしブロック62の中にはスライド空間75が設置され、前記スライド空間75の上端壁には前記定位ピンブロック22の前端面と固定された定位ブロック73が設置され、前記定位ブロック73と前記スライド空間75の下端壁との間には第三ばね74が固定的に設置され、前記定位ピンブロック22の上側には下方に開口したスライドブロック空間99が設置され、前記スライドブロック空間99の上端壁には第四ばね64が固定的に設置され、前記第四ばね64の下端にはスライドブロック95が固定的に設置され、前記スライドブロック95の下端面が前記
押し動かしブロック62の上端面に位置しており、前記スライドブロック95の中には位置固定ピン空間72が嵌めるように設置され、前記位置固定ピン空間72の中には右端が前記位置固定ピン空間72の右端壁を貫通した位置固定ピン70がスライドできるように連結され、前記位置固定ピン70の右端が第一補助押し空間69の中に位置しており、前記位置固定ピン70の右端面には前記位置固定ピン空間72の左端壁と固定された第五ばね71が固定的に設置されている。
【0017】
有益的には、前記染み機構31はまた前記ろ過網30の下端面の左側に固定された第一補助押しブロック66を含み、前記ろ過網30の下端面の右側には第二補助押しブロック76が固定的に設置され、前記第一補助押しブロック66の左端面には左方に開口した位置固定溝65が形成され、前記第一補助押しブロック66の下端面には前記第一補助押し空間69が設置され、前記第一補助押し空間69の下端壁と前記第一補助押しブロック66の下端面との間には第六ばね67が固定的に設置され、前記第一補助押しブロック66の下端面にはスライドロッド68が固定的に設置され、前記スライドロッド68が前記押し空間15の右端壁と密接し、前記第二補助押しブロック76の下端面には第二補助押し空間80が設置され、前記第二補助押しブロック76の下端面と前記第二補助押し空間80の下端壁との間には第七ばね78が固定的に設置され、前記第二補助押し空間80の下端壁の中にはセンサー79が嵌めるように設置され、前記押しブロック29の左端面には第一固定ブロック46が固定的に設置され、前記第一固定ブロック46の後端面には補助押しロッド55が固定的に設置され、前記第一固定ブロック46の左端面には前記引き紐44が固定的に設置され、前記補助押しロッド55の前端面には第五歯車軸57が回転できるように設置され、前記第五歯車軸57には平歯車56が固定的に設置され、前記第一固定ブロック46の左端面には引き紐空間25が設置され、前記引き紐空間25の後端壁には滑車軸43が回転できるように連結され、前記滑車軸43には滑車45が固定的に設置され、前記第一固定ブロック46の左端面には前記引き紐44が固定的に連結されている。
【0018】
有益的には、前記駆動機構28は前記駆動空間13の下端壁と固定的に連結された第二モーター12を含み、前記第二モーター12の上端面には第二モーター軸11が回転できるように連結され、前記第二モーター軸11の上端には第二傘歯車93が固定的に設置され、前記第二傘歯車93の上側には前記駆動空間13の後端壁と回転できるように連結された第二ローリング軸91が設置され、前記第二ローリング軸91には第一ローラー90と駆動傘歯車92が固定的に設置され、前記第一ローラー90が前記駆動傘歯車92の前側に位置しており、前記駆動空間13の中には右端が前記送り空間39の中に位置した第二伝動軸87が回転できるように設置され、前記第二伝動軸87の左端面には第一伝動傘歯車89が固定的に設置され、前記第二伝動軸87の右端面には第二伝動傘歯車86が固定的に設置され、前記第二伝動傘歯車86と前記第三伝動傘歯車85とが噛み合っており、前記第二傘歯車93が前記第一伝動傘歯車89と前記駆動傘歯車92と噛み合っており、前記送り空間39の後端壁にはプーリー軸42が回転できるように連結され、前記プーリー軸42には第二ローラー41が固定的に設置され、前記第二ローラー41と前記第一ローラー90との間にはベルト88が連結されている。
【0019】
有益的には、前記伝動機構120は前記送り空間39の上端壁の中に位置した乾燥空間33を含み、前記乾燥空間33の後端壁には乾燥装置36が固定的に設置され、前記乾燥空間33と前記投げ入れ空間32とは入り溝77によって連通され、前記乾燥空間33の右端壁には第二固定ブロック37が固定的に連結され、前記第二固定ブロック37の上端面と前記乾燥空間33の上端壁との間には風力機器35が固定的に設置され、前記風力機器35の右側には外部と連通したスポンジ網34が設置され、前記第二固定ブロック37の下端面にはスクレーパー83が固定的に設置され、前記伝動空間38の上端壁には上端が前記乾燥空間33の中に位置した第一伝動軸84が回転できるように設置され、前記第一伝動軸84の上端面には押しナイフ柄82が固定的に設置され、前記押しナイフ柄82の左右端面には押しナイフ81が対称に且つ固定的に設置され、前記第一伝動軸84の下端面には第三伝動傘歯車85が固定的に設置されている。
【0020】
有益的には、前記ハウジング10の右端面の下側には前記保存ボックス40が嵌めるように設置されている。
【0021】
本願発明全体の機械動作の流れ:
1.本願発明全体の初期状態は:第一モーター16と第二モーター12が起動状態にあり、回し盤20の外円面には円柱ピン61があり、且つ円柱ピン61の角度が二十三度であり、第一ばね24が自然状態にあり、第二ばね27が自然状態にあり、第一扇形歯車48が四分の一の円形扇形歯車であり、第一象限に位置しており、第二扇形歯車51が四分の一の円形扇形歯車であり、第二象限に位置しており、第三扇形歯車58が四分の一の円形扇形歯車であり、第四象限に位置しており、第一扇形歯車48と第二扇形歯車51とが噛合し始める状態にあり、第三扇形歯車58と第五歯車軸57とが噛合し始める状態にあり、第三ばね74が自然状態にあり、第四ばね64が自然状態にあり、第五ばね71が自然状態にあり、第六ばね67が自然状態にあり、第七ばね78が自然状態にあり、スライドロッド68が電源座96に挿入されていなく、センサー79が検知していない状態にあり、風力機器35と乾燥装置36が始動されていない。
2. 浸されたあとに残された野菊を投げ入れ空間32に入れて染み機構31まで至らせ、染み機構31の中のろ過網30が野菊に残った過剰な水を排水空間14まで絞り出して下水道に排出し、ろ過網30に多くの野菊がたまると、ろ過網30の下端面の左側の第一補助押しブロック66が第六ばね67を第一補助押し空間69の下端壁まで押し、ろ過網30の下端面の右側の第二補助押しブロック76が第七ばね78を第二補助押し空間80の下端壁まで押し、ろ過網30の下端面の左側の第一補助押しブロック66の左端面の位置固定溝65が位置固定ピン70と連結され、第一補助押しブロック66がスライドロッド68を下方へ移動させ、スライドロッド68が押し空間15の下端壁と押し空間15の右端壁に固定された電源座96の中に挿入され、押し空間15の中の第一モーター16が通電して始動され、サムホイール機構98を作動させ、ろ過網30の下端面の右側の第二補助押しブロック76が第七ばね78を第二補助押し空間80の下端壁まで押し、センサー79が第二補助押しブロック76の下端面を検知し、駆動空間13の中の第二モーター12が始動され、駆動機構28を作動させる。
3. 押し空間15の中のサムホイール機構98が作動するとき、サムホイール機構98の中の第一モーター16が第一モーター軸17により第一傘歯車18を回転させ、伝動傘歯車19が回し盤20と第一プーリー94を回転させ、伝動傘歯車19が一番目の二分の一周り回転するとき、第一プーリー94が第一伝動ベルト47により第二プーリー49を回転させ、第二プーリー49が第二歯車軸50により第一扇形歯車48を回転させ、第一扇形歯車48が第二扇形歯車51を回転させ、第二扇形歯車51が第三歯車軸53により第三プーリー52を回転させ、第三プーリー52が第二伝動ベルト54により第四プーリー59を回転させ、第四プーリー59が第四歯車軸60により第三扇形歯車58を回転させ、第三扇形歯車58が平歯車56を回転させ、平歯車56が第五歯車軸57により補助押しロッド55を回転させ、補助押しロッド55が第一固定ブロック46により押しブロック29を時計回りに四分の一周り回転させ、押しブロック29が野菊に残った過剰な水をろ過網30により排水空間14まで絞り出して下水道に排出し、第一固定ブロック46の左端面の引き紐44が引き紐空間25の上端壁の左側に固定された滑車軸43と回転できるように連結された滑車45により止め板26を引いて投げ入れ空間32に移動させ、押しブロック29がろ過網30の上端面まで押すとき、滑車45が止め板26を引いて投げ入れ空間32に入らせて止め作業を行わせるとき、浸されたあとに残された野菊を入れ、伝動傘歯車19が二番目の二分の一周り回転するとき、第一扇形歯車48が第二扇形歯車51との噛合から離脱し、第三歯車軸53がねじりばね97により復帰し、第二扇形歯車51が第三歯車軸53により第三プーリー52を回転させ、第三プーリー52が第二伝動ベルト54により第四プーリー59を回転させ、第四プーリー59が第四歯車軸60により第三扇形歯車58を回転させ、第三扇形歯車58が平歯車56を回転させ、平歯車56が第五歯車軸57により補助押しロッド55を回転させて引き紐空間25の中に戻させ、補助押しロッド55が第一固定ブロック46により押しブロック29を反時計回りに四分の一周り回転させ、止め板26が第二ばね27により押し空間15の中に戻り、伝動傘歯車19が回し盤20にある円柱ピン61を回転させ、円柱ピン61が時計回りに回転して押しロッド23を押し、押しロッド23が投げ入れ空間32に向いて右方へ第一ばね24を押して圧縮し、ろ過網30に残った野菊を入り溝77により乾燥空間33の中に押して乾燥作業を行い、円柱ピン61が続けて時計回りに回転して押しロッド23から離脱し、第一ばね24の作用により押しロッド23が押し空間15の中に戻り、円柱ピン61が押しロッド23を離脱した後
押し動かしブロック62を押して回転軸63を中心として反時計回りに回転させ、スライドブロック95を押して上方へスライドさせて第四ばね64を圧縮し、スライドブロック95が位置固定ピン70を上方へ移動させ、位置固定ピン70が上方へ移動する過程でハウジング10の抵抗力を受けて左方へ移動して位置固定溝65から離脱して位置固定ピン空間72の中に入って第五ばね71を圧縮し、円柱ピン61が続けて時計回りに回転して
押し動かしブロック62から離脱し、
押し動かしブロック62を反時計回りに回転させなくなり、第三ばね74の弾力作用により
押し動かしブロック62が時計回りに初期位置まで回転し、位置固定ピン70が既に位置固定溝65から離脱して第一補助押しブロック66の移動を制限しなくなるため、第六ばね67と第七ばね78の弾力作用により第一補助押しブロック66が上方へ移動し、これによりろ過網30を上方へ移動させて初期位置に戻させ、第一補助押しブロック66が上方へ移動してスライドロッド68を電源座96から離脱させ、押し空間15の中のサムホイール機構98が作動を停止する。
4. 押し空間15の中のサムホイール機構98が作動し且つ駆動空間13の中の駆動機構28が作動するとき、駆動空間13の中の第二モーター12が第二モーター軸11により第二傘歯車93を回転させ、第二傘歯車93が駆動傘歯車92を伝動させることにより第一伝動傘歯車89を回転させ、駆動傘歯車92が第二ローリング軸91により第一ローラー90を回転させ、第一ローラー90が送りベルト88により第二ローラー41を回転させ、第一伝動傘歯車89が第二伝動軸87により第二伝動傘歯車86を回転させ、第二伝動傘歯車86が第三伝動傘歯車85を回転させ、第三伝動傘歯車85が第一伝動軸84により押しナイフ柄82を回転させ、押しナイフ柄82が押しナイフ81を回転させ、スクレーパー83により押しナイフ81の上端面にたまっている野菊を乾燥空間33の下端壁にこすり落とし、乾燥装置36が押しナイフ81に駆動されて回転している野菊を乾燥し、風力機器35が残りの野菊を乾燥し、野菊の香りがスポンジ網34により外部に排出されて空気を浄化し、乾燥された野菊が押しナイフ81の回転により押しナイフ柄82に近づいて送り空間39の中の送りベルト88に落ち、送りベルト88が野菊を保存ボックス40の中に送って保存し、センサー79が設置した時間になると、第二モーター12が作動を停止し、次回の作動を待つ。
【0022】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、しかし本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】
【課題】本発明は漢方薬のリサイクルに対する環境保護装置を開示した。
【解決手段】
ハウジングを含み、前記ハウジングの中には投げ入れ空間と、排水空間と、押し空間及び駆動空間が設置され、前記押し空間の中にはサムホイール機構が設置され、前記サムホイール機構は前記押し空間の後端壁と回転できるように連結された第一歯車軸を含み、前記第一歯車軸の前端面には回し盤が固定的に設置され、前記回し盤には円柱ピンが固定的に設置され、前記回し盤の後側には前記第一歯車軸と固定的に連結された伝動傘歯車が設置され、前記伝動傘歯車の後側には前記第一歯車軸と固定的に連結された第一プーリーが設置されている。
【選択図】
図1