(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記プラグ構成要素は、前記係合溝の遠位に半径方向外方に突出する保持唇部をさらに備え、前記第1の作動モードで前記プラグ構成要素が前記容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、前記保持唇部は、前記容器構成要素の前記係合唇部上に着座し、それによって前記プラグ構成要素は前記容器構成要素内で架橋される、請求項1に記載の組み合わせデバイス。
前記容器構成要素は、内表面を備えた基壁、および前記混合チャネルの前記入力端部と流体連通するように前記基壁の前記内表面内に形成された相互連結溝をさらに備える、請求項1に記載の組み合わせデバイス。
前記相互連結溝は、前記容器構成要素の基壁に実質的に縦方向に沿い、前記プラグ構成要素が前記第2の作動モードで前記容器構成要素内に組み立てられると前記プラグ出口ポートと流体連通するように充分に長く、それによって前記混合チャネルは前記プラグ出口ポートと前記外部放出コネクタポートとの間に間接的な流路を提供する、請求項4に記載の組み合わせデバイス。
前記容器構成要素は、前記相互連結溝と選択的に流体連通するように、前記基壁の前記内表面または前記側壁の前記外表面のうちの1つの中に形成された分配溝をさらに備える、請求項4に記載の組み合わせデバイス。
前記プラグ構成要素の前記側壁の前記外表面は、前記プラグ構成要素が前記第2の作動モードで前記容器構成要素内に組み立てられると、前記係合壁の遠位の前記容器構成要素の基壁の内表面の容器着座部に対して着座するように構成されたプラグ着座部を有するように形成される、請求項1に記載の組み合わせデバイス。
前記プラグ構成要素は、比較的大きい直径の近位プラグ係合部を比較的小さい直径の遠位プラグ着座部から分離する、遠位に面する肩部によって画定された段のある側壁を有して形成され、
前記係合唇部から前記容器構成要素の前記容器フランジまでの距離は、前記係合溝から前記プラグ構成要素の前記肩部までの距離と実質的に等しく、それによって前記プラグ構成要素を前記第2の作動モードで前記容器構成要素内に組み立てると、前記係合唇部が前記係合溝内に係合することにより、前記プラグ構成要素の前記肩部を前記容器構成要素の前記容器フランジに実質的に隣接して位置付ける、請求項10に記載の組み合わせデバイス。
前記容器フランジから前記容器構成要素の前記内部空洞内に設置された前記細長いチャネル壁の前記壁頂部表面までの距離は、前記肩部から前記プラグ構成要素の前記遠位端までの距離と実質的に等しく、それによって前記容器構成要素の前記係合唇部が前記プラグ構成要素の前記係合溝内に係合され、前記プラグ構成要素の前記肩部が前記容器構成要素の前記容器フランジに隣接して位置付けられるように、前記プラグ構成要素を前記第2の作動モードで前記容器構成要素内に組み立てることにより、前記プラグ構成要素の前記プラグ遠位表面は、前記細長い混合チャネルの前記頂部を実質的に閉じるために前記容器構成要素の前記細長いチャネル壁の前記壁頂部表面に対して実質的に着座し、さらに前記プラグ構成要素のプラグ着座部は、前記プラグ出口ポートと流体連通する前記入力端部以外の前記混合チャネルを実質的に封止するために前記容器構成要素の容器着座部内に着座する、請求項11に記載の組み合わせデバイス。
少なくとも1つの容器通気穴は前記基壁の半径方向外方の前記容器フランジ内に形成され、それによって前記第1の作動モードで前記プラグ構成要素が前記容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、前記容器構成要素の前記内部空洞と前記少なくとも1つの容器通気穴を少なくとも通る前記周囲大気との間に流体連通がある、請求項10に記載の組み合わせデバイス。
前記半径方向内方に突出する係合唇部は可撓性であり、前記デバイスを前記プラグ構成要素が前記容器構成要素内に完全に組み込まれた前記第2の作動モードにシフトすることは、前記半径方向内方に突出する係合唇部を前記半径方向外方に突出する保持唇部に対してその上を通過しその近位に着座しそれに隣接するように近位にシフトすることである、請求項1に記載の組み合わせデバイス。
容器出口キャップは前記外部放出コネクタポートと選択的に封止可能に係合するように構成され、前記容器出口キャップは、出口キャップ基面を画定する出口キャップ基部内の遠位で終了する出口キャップ壁を有し、前記出口キャップ基面は実質的に平面であり、前記出口キャップ壁は、前記デバイスが前記容器出口キャップ上に直立できる出口キャップ周縁を画定する、請求項1に記載の組み合わせデバイス。
プランジャーは前記第2の成分に作用するために前記貯蔵容器内で作動可能であり、前記プランジャーはプランジャーバネにより遠位に付勢される、請求項1に記載の組み合わせデバイス。
【発明を実施するための形態】
【0028】
本明細書は、一般に個別に混合、振動、還元、またはプライミングステップの必要なしに、少なくとも2つの成分を備える送達溶液を送達するように構成された溶液送達デバイスに関する。単語「溶液」は、あらゆるこのような物質が固体、半固体、液体、または気相で開始しても、またあらゆるこのような組合せが固体、半固体、液体、または気相で終了しても、またさらに組合せが機械的混合物であり、化学反応に関与し、もしくは両方であっても、2つの物質のあらゆる組合せとして広く解釈されるべきであると理解されたい。このような溶液は明らかに同質である必要はない。さらに単語「成分」も、本発明の態様による送達溶液を形成する別のものと組み合わせたあらゆる物質として広く解釈されるべきである。こうした成分はこれに限定されないが、薬物、化学薬品、マトリックス、アルブミン、抗体フラグメント、マーカー、担体、標的分子、診断薬、および希釈剤またはそれらのあらゆる組合せを含む。したがって例示的溶液送達デバイスおよび方法ならびに使用概念と協働して例示的送達溶液を形成する例示的成分が本明細書に開示されているが、本発明は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、多くの他の概念において多くの他の形を取ってもよいことが、当業者には理解されよう。
【0029】
次に
図1〜
図6を参照すると、本発明の態様による第1の例示的溶液送達デバイス40が示されている。デバイス40は概して容器構成要素50およびプラグ構成要素130を備える。容器構成要素50は近位開口端52および反対側の遠位端54を有し、遠位端54に外部放出コネクタポート124が形成されている。容器構成要素50は下部基壁56および上部係合壁90を有して形成され、さらにこれについてはプラグ構成要素130との係合に関係して以下に述べる。下部基壁56は内表面58を有し、所定量の第1の成分を含有するように選択された大きさの内部空洞60を画定する。内部空洞60内に実質的に開いた頂部68および実質的に閉じた底部72を有する細長い混合チャネル66を形成するために、細長いチャネル壁62が形成されるか、または設置されている。細長い混合チャネル66の開いた頂部68に近く、実質的に下部基壁56の表内表面58に隣接して、デバイス40がその第2の作動モードにあるときにプラグ出力ポート146と流体連通するチャネル入力端部70が形成され、または画定され、外部放出コネクタポート124と流体連通する反対側の出力端部74が形成され、または画定され、さらにこれについては具体的に
図6に関連して以下に述べる。プラグ構成要素130は、概して少なくとも第1および第2の作動モードにおいて容器構成要素50と選択的に係合するように構成され、プラグ構成要素130は近位端132、反対側の遠位端134、および端部間に配置された外表面138を有する側壁136を有し、側壁136および遠位端134はともにプラグ周縁部140を画定する。プラグ構成要素130は実質的に近位端132に外部入口コネクタポート192、および外部入口コネクタポート192からプラグ出口ポート146にプラグ周縁部140を横切る内部流路144を有する。容器構成要素50およびプラグ構成要素130は概して環状であるように示されているが、本発明はこれに限定されず、むしろ構成要素およびそれらの様々な特徴は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々の他の幾何学的形状および構成を取ることができることが、当業者には理解されよう。関連して、また本明細書に示され、説明された多くの代替実施形態を参照して理解されるように、壁、係合表面および特徴の具体的な構成、ならびにあらゆるこのような特徴の大きさおよび割合は、本発明の態様の例示に過ぎず限定するものではない。
【0030】
図2を参照すると、例示的容器構成要素50の拡大斜視図が示されている。やはり容器構成要素50は、概してその本体を形成する下部基壁56および上部係合壁90を備える。示された実施形態では、容器構成要素50は、混合チャネル66の入力端部70と流体連通するように、下部基壁56の内表面58内に形成された相互連結溝76をさらに備える。好ましくは、相互連結溝76は実質的に容器構成要素下部基壁56に縦方向に沿うが、他の配向の相互連結溝76も利用できることが理解されよう。相互連結溝76は、
図6に示されたように、第2の作動モードにおいてプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたときにプラグ出口ポート146(
図3〜
図6)と流体連通するために充分な長さからなり、それによって混合チャネル66はプラグ出口ポート146と外部放出コネクタポート124との間に間接流路を提供する。容器構成要素50は、概して相互連結溝76と流体連通するように、下部基壁56の内表面58内に形成された分配溝78をさらに備える。例示的実施形態では、分配溝78は、下部基壁56が段のある内部孔を有するように、下部基壁56の内表面58内に上方に開く段80として構成される。示されたように、段80は、段80の真下または近位で下部基壁56の内表面58に移行させる皿穴を提供するように傾斜される。さらに段80は、チャネル壁頂部表面64の近位で下部基壁56の内表面58に沿って終了する深さを有し、それによって段80と混合チャネル66との間に内表面58の容器着座部84を形成し、さらにこれについて使用中のデバイス40に関連して以下に述べる。示されたように例示的実施形態でも、やはり容器構成要素50は実質的に環状であり、必ずしもそうではないが、これに追従して容器構成要素下部基壁56内に形成された段80によってここに画定された分配溝78も実質的に環状である。さらに示されたように、分配溝は実質的に連続しているが、やはり分配溝がない、またはあっても連続しなくてもよい装置の構成もある。種々のこのような構成要素および構成が本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能であることも、やはり当業者には理解されよう。
【0031】
図4とともに引き続き
図2を参照すると、容器構成要素50の下部基壁56は実質的に半径方向外方に延在する容器フランジ86の近位で終了するように示されており、半径方向外方に延在する容器フランジ86は近位に延在する上部係合壁90に移行するかまたは上部係合壁90で終了し、上部係合壁90自体は半径方向内方に突出する係合唇部92の近位で終了する。例示的実施形態では、半径方向内方に突出する係合唇部92は、容器構成要素50の上部係合壁90の一部を画定する可撓性脚102上に形成される。より具体的には、示されたように、4つのこのような可撓性脚102が上部係合壁90内で対向して実質的に垂直かつ平行なノッチ104を形成することによるように、上部係合壁90の周りに離間して形成され、可撓性脚102は、リビングヒンジのように作動するように、ノッチ104によって束縛された上部係合壁90の上方に延在する部分によって画定される。したがって容器構成要素50は、示されたように2つ、3つ、4つなど、またはそれ以上の近位に半径方向内方に突出する係合唇部92を備えた、実際にはあらゆる数の可撓性脚102を備えて構成されてもよいことが理解されよう。さらに別法として、少なくとも1つの半径方向内方に突出する係合唇部92自体は、可撓性であってもよく、係合唇部92が容器構成要素50内に挿入さる際に、プラグ構成要素130に対してシフトするように構成されてもよい。例えば非限定的例示として、容器構成要素50、また具体的には脚102および/または唇部92が形成されてもよい材料は、所望の可撓性または弾性を有するように、ならびに滅菌を含む医療使用の要件を満たすように、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル、ナイロン、シリコン、もしくはそれらのあらゆる組み合わせ、または現在公知のもしくは後に開発されるこのようなあらゆる他の材料を含んでもよい。現在公知のもしくは後に開発されるこのようなあらゆる材料を本発明に利用してもよいことは、当業者には理解されよう。これも示されたように、少なくとも1つの容器通気穴98は下部基壁56の半径方向外方の容器フランジ86内に形成され、それによってデバイス40の第1の作動モードでプラグ構成要素130は
図5に示されたように、容器構成要素50内に部分的に挿入され、容器構成要素50の内部空洞60と少なくとも1つの通気穴98を少なくとも通る周囲大気との間に流体連通がある。例示的実施形態では、通気穴の大きさおよび場所は、各通気穴98およびそれぞれの係合唇部92の刻み目を同時に形成するために、コアプルで注入成形工程を介して形成する、または達成され得るように、実質的に脚102および関連した係合唇部92の場所に対応するが、そのような通気穴の多種多様な構成および場所が本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能であることが理解されよう。
【0032】
図3を参照すると、
図1に対して拡大し反転させた例示的プラグ構成要素130が示されている。プラグ構成要素130の側壁136の外表面138は、
図6に示されたように、第2の作動モードにおいてプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたときに、容器構成要素50の下部基壁56の内表面58の容器着座部84(
図4)に着座するように構成されたプラグ着座部154を有して形成される。プラグ出口ポート146は、第2の作動モードでプラグ出口ポート146が分配溝78に隣接し流体連通し、ここでは容器構成要素50(
図4)の孔の中で段80として構成される、または段80によって形成されるように、プラグ着座部154の近位で側壁136内に配置され、さらにこれについては以下に具体的に
図6に関連して述べられる。
図4に最もよく示されているように、プラグ構成要素130を通る流路144は、プラグ出口ポート146を画定する実質的に横方向の孔196によって交差され、横方向の孔196と流体連通する、外部入口コネクタポート192内に形成された実質的に軸方向の孔194を備える。プラグ構成要素130およびプラグ出口ポート146の関連した配置を通る種々の他の流路構成が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能であることが理解されよう。外方に開く係合溝162は、デバイス40の作動中に容器構成要素50(
図2および
図4)の係合唇部92によって選択的に係合されるように、プラグ構成要素130の側壁136の外表面138内に形成される。例示的実施形態では、係合溝162は、近位の半径方向外方に延在するプラグフランジ156と遠位にずれた半径方向外方に突出する保持唇部158との間に形成される。代替実施形態では、保持唇部158が、第2の作動モードでプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたときに、係合唇部92によって近位に係合された実質的に近位に面する係合溝を画定するように、プラグフランジはない。示されたように、保持唇部158はこの例示的実施形態では実質的に連続している一方で、係合唇部92は各可撓性脚102のみと周辺で関連するか、またはそれによって脚102毎に不連続または離散的に形成される。ここではプラグ構成要素130の保持唇部158を実質的に連続して形成することによるように、容器構成要素50に対するプラグ構成要素130の配向に関わらず、2つの構成要素が
図6に示されたように完全に組み立てられたときに、2つの構成要素は、容器構成要素50上に形成された1つまたは複数の可撓性脚102の係合唇部92がプラグ構成要素130の実質的に連続した保持唇部158を係合するように係合されてもよく、プラグ構成要素130の中にその外部入口コネクタポート192を通ってあらゆる流体が導入され、関連した内部流路144は、プラグ出口ポート146が相互連結溝76と流体連通し、それゆえ容器構成要素50の下部基壁56の内表面58内に段80として形成された実質的に連続した分配溝78を通って細長い混合チャネル66と流体連通することに起因して、容器構成要素50の細長い混合チャネル66の中に前進することができる。引き続き
図3および
図4を参照すると、プラグ構成要素130は、比較的小さい直径の遠位プラグ着座部154から比較的大きい直径の近位プラグ係合部172を分離する、遠位に面する肩部170によって画定された段のある側壁136を有してさらに形成される。係合唇部92から容器構成要素50の容器フランジ86までの距離は、係合溝162からプラグ構成要素130の肩部170までの距離と実質的に等しく、それによって第2の作動モードでプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたときに、係合溝162内の係合唇部92の係合により、プラグ構成要素130の肩部170を実質的に容器構成要素50の容器フランジ86に隣接して位置付ける。この実施形態では、容器フランジ86は、下部基壁56から半径方向にずれた近位に開くOリング溝96を備えて形成され、Oリング126は、第2の作動モードでプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたときに、プラグ構成要素130の遠位に面する肩部170と容器構成要素50の容器フランジ86の近位に面する表面との間に封止を提供するようにOリング96内に着座される。さらに容器フランジ86から容器構成要素50の内部空洞60内に設置された細長いチャネル壁62の壁頂部表面64までの距離は、肩部170からプラグ構成要素130の遠位端134またはプラグ遠位表面142までの距離と実質的に等しく、それによって容器構成要素50の係合唇部92がプラグ構成要素50の係合溝162内に係合され、プラグ構成要素130の肩部170が容器構成要素50の容器フランジ86に隣接して位置付けるように、第2の作動モードで容器構成要素50内にプラグ構成要素130を組み立てることにより、プラグ構成要素130のプラグ遠位表面142が容器構成要素50の細長いチャネル壁62の壁頂部表面64に対して実質的に着座して、細長い混合チャネル66の頂部68を実質的に閉じ、さらにプラグ構成要素130のプラグ着座部154が容器構成要素50の容器着座部84内に着座して、入力端部70がプラグ出口ポート146と流体連通する以外は細長い混合チャネル66を実質的に封止する。この実施形態では、少なくとも1つの通気穴98は示されたようにOリング溝96の半径方向外方に容器フランジ86内に形成されており、さらにこれについては
図5および
図6に関連して以下に述べる。
【0033】
図1〜
図4に示されたような溶液送達デバイス40を使用中に、凍結乾燥手順を受ける液体薬剤の例示的概念では、第1のステップは、基本的に容器構成要素50の内部空洞60、具体的には細長い混合チャネル66を凍結乾燥される所望の量の液体で満たすことであることが理解されよう。好ましくは
図5に示されたように、容器構成要素50は、容器出口キャップ200を係合することによるように蓋をかぶせられた、その外部放出コネクタポート124を有し、それによって容器構成要素50の底部すなわち遠位開口、ひいてはデバイス40を閉じる。容器出口キャップ200は外部放出コネクタポート124と選択的に封止可能に係合するように構成され、それぞれは当技術分野に公知で使用される標準ルアーコネクタと同じルアーコネクタが構成されてもよい。別法として、薄膜(図示せず)は、混合チャネル66内に液体を完全に含有し、外部放出コネクタポート124の中に何も入らないように、外部放出コネクタポート124への開口の上に、または実質的に混合チャネル66の出力端部74に位置付けられてもよく、入ったとしても出口キャップ200は、さらに外部放出コネクタポート124を封止し一体化するため、かつ充填および凍結乾燥工程を促進するために設置されるはずである。好ましくは、デバイス40は、実質的に充填するステップに対して、ならびに後続の凍結乾燥工程の間に実質的に直立または垂直のままであるはずである。したがって具体的に
図4および
図5に示されたように、容器出口キャップ200は、出口キャップ基部表面206を画定する出口キャップ基部204内の遠位で終了する出口キャップ壁202を有する。好ましくは示されたように、出口キャップ基部表面206は、実質的に平坦または平面の水平な支持表面と同一平面にすることができるように、実質的に平坦または平面である。その代わりに、または別法として、出口キャップ壁202はバイアルの充填線上および/または凍結乾燥機内の受容器(図示せず)または他の支持構造内に着座するように構成されてもよい。関連して例示的実施形態では、出口キャップ壁202は、出口キャップ200が容器構成要素50上に可動に設置されたとき、容器下部基壁56と実質的に同一延長線上にある。別法として、出口キャップ壁202は、少なくとも容器下部基壁56の直径と同じ大きさの出口キャップ直径を有する。これは、少なくとも一実施形態では、デバイス40は、出口キャップの周縁が概して充分に大きいことによりデバイス40が自己支持または起立できるように、容器出口キャップ200上に直立できるはずであるという考えである。したがって出口キャップの周縁が出口キャップの断面積を有し、容器基壁が容器の断面積を有する容器の周縁を画定する場合は、一実施形態では、出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも50%であり、さらなる実施形態では、出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも60%であり、なおさらなる実施形態では、出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも70%であり、なおさらなる実施形態では、出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも80%であり、なおさらなる実施形態では、出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも90%であり、なおさらなる実施形態では、出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも95%であり、なおさらなる実施形態では、出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも100%である。種々の他の大きさおよび構成要素の割合が本発明の態様に従って可能であることが理解されよう。また一旦容器出力キャップ200が示され説明されたように容器構成要素50と係合されるか、または容器構成要素50上に設置されて構成されると、デバイス40は、内部空洞60を充填する、または具体的に混合チャネル66を所望の所定量の液体で充填する目的で、あらゆる適切な自動式、半自動式、または手動式充填機内に置かれてもよいことも理解されよう。一例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上10分の1立法センチメートル(0.1cc)であり、さらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上10分の2立法センチメートル(0.2cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上10分の3立法センチメートル(0.3cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上10分の4立法センチメートル(0.4cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上2分の1立法センチメートル(0.5cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上10分の6立法センチメートル(0.6cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上10分の7立法センチメートル(0.7cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上10分の8立法センチメートル(0.8cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上10分の9立法センチメートル(0.9cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上1立法センチメートル(1.0cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上1と10分の1立法センチメートル(1.1cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上1と10分の2立法センチメートル(1.2cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上1と10分の3立法センチメートル(1.3cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上1と10分の4立法センチメートル(1.4cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上1と2分の1立法センチメートル(1.5cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上1と10分の6立法センチメートル(1.6cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上1と10分の7立法センチメートル(1.7cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上1と10分の8立法センチメートル(1.8cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上1と10分の9立法センチメートル(1.9cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上2立法センチメートル(2.0cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上2と10分の1立法センチメートル(2.1cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上2と10分の2立法センチメートル(2.2cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上2と10分の3立法センチメートル(2.3cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上2と10分の4立法センチメートル(2.4cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上2と2分の1立法センチメートル(2.5cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上2と10分の6法センチメートル(2.6cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上2と10分の7立法センチメートル(2.7cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上2と10分の8立法センチメートル(2.8cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上2と10分の9立法センチメートル(2.9cc)であり、なおさらなる例示的実施形態では、所定量の第1の成分は名目上3立法センチメートル(3.0cc)である。多種多様な大きさまたは具体的に第1の成分の所定量の名目上容積、ひいては細長いチャネル壁62を構成する内部空洞60および/または混合チャネル66の容積が、本発明の範囲内で可能であることが、当業者には理解されよう。一概念では、プラグ構成要素130が充填するステップの完了後に続いて、やはり自動式、半自動式、または手動式工程によるように容器構成要素50内に挿入されるように、そのような大きさにされた出口コネクタキャップ200と係合された容器構成要素50は、プラグ構成要素130がまだ
図5に示されたように定位置にない状態で充填のために位置付けられる。別法として、容器構成要素50の充填は、プラグ構成要素130が
図5に示されたようにデバイス40の第1の作動モードで部分的に挿入されても達成することができる、例えば外部入口コネクタポート192を通って、流路144を通過することによるように、容器構成要素50の内部空洞60の中に流れ落ちるようにプラグ出口ポート146から出る。
【0034】
引き続き
図5を参照すると、やはり第1の作動モードにおけるデバイス40が示されており、プラグ構成要素130は容器構成要素50内に部分的に挿入されている。詳細には、プラグ構成要素130の側壁136(
図3および
図4)の外表面138上に形成された半径方向外方に突出する保持唇部158は、容器構成要素50の上部係合壁90上の近位に形成された半径方向内方に突出する係合唇部92上に着座する。この位置では、プラグ構成要素130の肩部170は容器構成要素50の容器フランジ86の上に懸架され、プラグ構成要素130のプラグ着座部154(
図3および
図4)は容器構成要素50の下部基壁56の内表面58内の上方に開く段80として形成された分配溝78内に少なくとも部分的に懸架され、容器着座部84(
図4)内にはまだなく、それによって容器構成要素50の内部空洞60、また具体的には細長い混合チャネル66と1つまたは複数の容器通気穴98を通る周囲大気との間の流体連通を促進するように、プラグ構成要素130と容器構成要素50との間に隙間を提供する。このようなデバイス40の第1の作動モードまたはデバイス40の位置では、デバイス40は凍結乾燥工程を受けてもよく、それによって容器構成要素50の内部は通気もしくはその上に引き寄せられた真空を有することができ、または処理される液体に対して流体流れを必要とするあらゆる他の工程を受けることができることが当業者には理解されよう。
【0035】
次に
図6を参照すると、例示的概念におけるように凍結乾燥処理が一旦完了すると、プラグ構成要素130は示されたように容器構成要素50内に完全に挿入されてもよく、これはやはり自動式、半自動式、または手動式工程によって達成されてもよい。示されたように、プラグ入口キャップ220は、プラグ構成要素130に蓋をかぶせ、したがって流体流路144を遮断するように、外部入口コネクタポート192上に設置されてもよい。このような入口キャップ220は、取り外し可能で封止可能に入口ポート192と係合するために、当技術分野で現在公知の、または後に開発されるあらゆる構成からなってもよく、例示的実施形態ではそれぞれは標準ルアーコネクタとして構成されるので、入口キャップ220は、具体的には従来のやり方で雌ルアー入口ポートコネクタポート192を係合するように構成された雄入口キャップルアーコネクタ222を備えて形成される。フランジ224は、把持および操作を強化させるために入口キャップ220上に提供されるように示されているが、入口キャップ220の外表面の刻みなどの他の強化がこのようなフランジ224の代わりに、またはフランジ224に加えて利用されてもよいことが当業者には理解されよう。入口キャップ220は、プラグ構成要素130を容器構成要素50内に挿入する前後に、また
図5に示された第1の作動モードでも
図6に示された第2の作動モードでも、外部入口コネクタポート192上に位置付けられてもよいが、当然のことながら入口キャップ220はここでは、第2の作動モードにおけるデバイス40に関連して、
図6では外部入口コネクタポート192上にある説明のみのために示されている。上述のように、したがって当業者には理解されるように、容器の係合唇部92がここではプラグの係合溝162(
図4および
図5)を係合するように、プラグ構成要素130を容器構成要素50内に最後まで押すことにより、最も注目すべきことは、プラグの遠位表面142を混合チャネル66(
図4)の壁62の頂部表面64と係合させる、または実質的に当接させる、もしくは別法として実質的に隣接させ、それによってその入力端部70(
図2)が流路144にプラグ構成要素130を通って実質的に流体連通することを除いて、混合チャネル66を有効に遮断することである。様々な例示的概念および臨床用途、それゆえデバイス40内の様々な成分に凍結乾燥後にその第2の作動モードでそのように構成されたデバイス40については具体的に
図40〜
図42に関連してすべてが以下にさらに論じられるが、ここでは第2の成分がプラグ構成要素130の外部入口コネクタポート192および関連した流路144を通るようにデバイス40の中に流れることにより、そのような第2の成分がプラグ出口ポート146から出て、分配溝78を満たし、次いで混合チャネル66に長手方向に相互連結溝76(
図4および
図5)を通ってたどり着くことができる。相互連結溝76は、やはりいかなる個別の混合、振動、プライミングまたは他の還元ステップもなしで、混合チャネル66内に収納された先に凍結乾燥された第1の成分を還元するように、混合チャネル入力端部70(
図2)と若干連続している。関連してプラグ構成要素130が第2の作動モードでデバイス40を構成するように容器構成要素50内に着座されると、プラグ肩部170は、Oリング126を圧搾し封止し、それによって容器通気穴98を遮断し分配溝78を形成するか、または完全に束縛するように容器フランジ86に隣接されるので、あらゆる第2の成分がデバイス40に入り、内部空洞60、また具体的には容器構成要素50の分配溝78の中を前進することにより、混合チャネル66内に流れることのみはでき、あらゆる他の通路を通ってデバイス40に戻ることはできず、したがってやはり混合チャネル66内で第1の成分を還元させ、または第1の成分と第2の成分を混合させる。関連して分配溝78がOリング126によって「上」を有効に封止される場合は、分配溝78はプラグ着座部154と容器着座部84との間の係合を通して「下」を有効に封止される。例示的実施形態では、これらの表面間の有効な係合はネットフィット配置である。具体的には2つの表面すなわち着座部84、154は、ここではプラグ構成要素130を容器構成要素50内に完全に組み立てたときに、実質的に当接されるように構成された実質的に直線の環状壁として示されている。さらに本明細書に表された多くの代替実施形態を参照すると、本発明の態様による溶液送達デバイスの構成要素の種々の他の構成および相互操作性が、その精神および範囲から逸脱することなく可能であることが当業者には理解されよう。さらにデバイス40を
図6に示された第2の作動モードにさせること、またはデバイス40を
図5に示されたような第1の作動モードから
図6に示された第2の作動モードにシフトさせることに関連して、その上に係合唇部92が形成される容器構成要素50の可撓性脚102により、唇部92が保持唇部158の上を通って撓み、または半径方向外方にシフトし、次いでプラグ係合溝162の中にはじかれ、または着座することができることに留意されたい。
図1〜6の例示的実施形態では、それぞれの可撓性脚102はリビングヒンジとして機能するように下縁部に沿って上部係合壁90に取り付けられるので、充分な弾性のある適切な医療グレードプラスチックを選択し、併せて幾何学的または機械的設計をすることにより、必須の可撓性および機能性が可能になる。さらに図に示すように、また理解されるように、
図6に示されたデバイス40の構成において容器構成要素50内にプラグ構成要素130を有効に係止するために、係合唇部92が保持唇部158を近位で飛び越え係合溝162内に着座するまで、プラグ構成要素130が容器構成要素50内でまたは容器構成要素50に対して遠位に前進するにつれて、係合唇部92が半径方向外方にシフトするように、係合唇部92および保持唇部158のそれぞれの係合または対向する表面は、それに沿って係合唇部92が移動する斜面を有効に提供するように傾斜される。また
図6から理解されるように、例示的実施形態では、プラグフランジ156はプラグ周縁を画定し、プラグ周縁は、デバイス40が示されたようにその第2の作動モードにあるとき、プラグ構成要素130と容器構成要素50との間が実質的に同一平面に篏合するために、容器構成要素50の上部係合壁90と実質的に半径方向に隣接する。
【0036】
次に
図7〜
図12を参照すると、本発明の態様による第2の例示的溶液送達デバイス40が示されている。
図1〜
図6のデバイス40と若干類似したデバイス40も、やはり概して近位開口端52、およびそこに外部放出コネクタポート124が形成された対向する遠位端54を有する容器構成要素50、ならびに容器構成要素50の近位開口端52内に少なくとも部分的に挿入されるように構成されたプラグ構成要素130を備える。プラグ構成要素130は、少なくとも第1および第2の作動モードで容器構成要素50と選択的に係合するように概して構成され、プラグ構成要素130は、近位端132、反対側の遠位端134、および端部間に配置された外表面138を有する側壁136を有し、側壁136および遠位端134はともにプラグ周縁140を画定する。プラグ構成要素130は実質的に近位端132に外部入口コネクタポート192、およびプラグ周縁140と交差する外部入口コネクタポート192からプラグ出口ポートまで内部流路144を有し、ここではプラグ構成要素130の遠位端134に位置付けられたプラグ挿入部310内に形成された垂直溝320の形であり、さらにこれについては以下に述べる。また
図7の分解斜視図にも示されたように、容器出口キャップ200も、本明細書に開示されたように容器構成要素50の遠位端54および外部放出コネクタポート124と選択的に係合されてもよい。
【0037】
引き続き具体的に
図7を参照すると、プラグ構成要素130と容器構成要素50との間に有効に設置されたプラグ挿入部310が示されており、より具体的には
図10〜
図12に最もよく示されているように、プラグ構成要素130の遠位端134内に着座されている。プラグ挿入部310は実質的に環状または円筒形構成要素であるように示されているが、やはり上に記載されたように、また本明細書のすべての実施形態に適用可能であるように、容器構成要素50およびプラグ構成要素130は概して環状であるように示されているが、本発明はそのように限定されず、むしろ構成要素およびそれらの様々な特徴は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々の他の輪郭形状および構成を取ることができることが理解されよう。関連して、また本明細書に示され説明された多くの代替実施形態を参照して理解されるように、壁、係合表面および特徴の具体的な構造、ならびにこれらのあらゆる特徴の大きさおよび割合は、本発明の態様の例に過ぎず限定するものではない。
図7に示された具体的な例示的プラグ挿入部310において、2つの水平溝318は、上から「プラス形」の外観を形成するように、頂部表面314内に互いに対して実質的に垂直に形成されている。さらに水平溝318と交差し流体連通する縦方向の垂直溝320が形成され、この場合4つは離間し実質的に均一またはプラグ挿入部310の外表面312に対しておよそ90度であり、それによって挿入部の頂部表面314と底部表面316との間を連通する。水平溝318および垂直溝320の協働により、具体的に挿入部310が整合孔内に設置されているときであっても、プラグ挿入部310の頂部表面314からの側表面312の周囲に流体流路を形成することが理解されよう。さらにこれについては
図10〜
図12に関連して以下に述べる。さらに種々の他の溝の構成(これに限定されないが、数ならびに位置、形状、および深さを含む配置)が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能であるので、示され説明されたような2つの水平溝318および対応する4つの垂直溝320は例に過ぎず限定するものではないことが理解されよう。この例示的実施形態では、4つの垂直溝320は、プラグ挿入部310がプラグ構成要素130内に挿入されたとき、プラグ周縁140と交差する4つのプラグ出口ポートを有効に形成することが理解されよう。。
【0038】
図8を参照すると、さらなる例示的容器構成要素50の拡大斜視図が示されている。やはり容器構成要素50も、概してその本体を形成する下部基壁56および上部係合壁90を備え、ともに少なくとも一部が容器構成要素50の内部空洞60を画定または束縛する。具体的には下部基壁56の内表面58は実質的に平滑であり、いかなる溝または切取り部もないことに留意されたい。さらに細長い混合チャネル66(
図10)を画定する細長いチャネル壁62は内表面58に接触せず、代わりに内部空洞60内の円周経路または空間が混合チャネル66の周囲に残る。したがって
図12に示されたように、第2の作動モードで容器構成要素50内にプラグ構成要素130が組み立てられたとき、やはり容器構成要素50に対してプラグ構成要素130に指標を付けるいかなる手段も提供することもないこの代替実施形態において、デバイス40、また具体的には還元されるまたは可溶化される容器構成要素130内のあらゆる乾燥された薬剤または他の材料を通る流路は、プラグ挿入部310の垂直溝320によって形成された複数のプラグ出口ポートを介して達成され、垂直溝320を通って希釈剤または他の溶液は、外部入口コネクタポート192および内部流路144に送達され、また外部入口コネクタポート192および内部流路144を通ってプラグ挿入部310に送達され、次いで容器構成要素50の内部空洞60の中に投与されるように使用中に流れてもよく、したがってやはり混合チャネル66は機能的プラグ出口ポートと外部放出コネクタポート124との間に間接流路が提供されることが当業者には理解されよう。したがってこの代替例示的実施形態では、
図1〜6の第1の例示的実施形態の相互連結溝76および/または分配溝78を必要としない。たとえそうであっても、混合チャネル66は依然として入力端部70または成分がチャネル66の中に流れる領域、および出力端部74または成分が混合チャネル66から出て外部放出コネクタポート124の中に流れる領域を画定することがさらに理解されよう。
【0039】
図10に関連して引き続き
図8を参照すると、容器構成要素50の下部基壁56は、実質的に半径方向外方に延在する容器フランジ86内の近位で終了するように示されており、容器フランジ86は近位に延在する上部係合壁90に移行するか、または上部係合壁90内で半径方向に終了し、上部係合壁90自体は半径方向内方に突出する係合唇部92内の近位で終了する。例示的実施形態では、半径方向内方に突出する係合唇部92は、容器構成要素50の上部係合壁90の一部を画定する可撓性脚102上に形成される。より具体的には説明されたように、3つのこのような可撓性脚102は、上部係合壁90内で対向し実質的に垂直および平行なノッチ104を形成することによるように、上部係合壁90の周りに離間されて形成され、可撓性脚102は、リビングヒンジとして作動するように、ノッチ104によって束縛された上部係合壁90の上方に延在する部分によって画定される。したがって容器構成要素50は、近位の半径方向内方に突出する係合唇部92を備える、例えばここに示されたように2つ、3つ、
図1〜
図6に示されたように4つ、またはそれ以上などの、実際にはあらゆる数の可撓性脚102を備えて構成されてもよいことが理解されよう。代替実施形態に関連して本明細書に開示された変形を含む他の変形が、本発明の態様により可能である。また示されたように、少なくとも1つの容器通気穴98は容器フランジ86内で下部基壁56の半径方向外方に形成され、それによってデバイス40の第1の作動モードでプラグ構成要素130は
図11に示されたように容器構成要素50内に部分的に挿入され、容器構成要素50の内部空洞60と少なくとも1つの容器通気穴98を少なくとも通る周囲大気との間に流体連通があり、フランジ86の底部とキャップ200との間に若干の空間があると想定され、実質的な通気がそこにない場合であっても、内部空洞60はすでにノッチ104を通り係合唇部92の周囲に通気してもよく、そこではプラグ構成要素130の保持唇部158と接触しないので、通気穴98は必要すらないことがあり、それにもかかわらず製造可能性を含む他の目的のために形成されてもよいことが理解されよう。
【0040】
図9を参照すると、
図7に対して拡大し反転させた例示的プラグ構成要素130が示されている。プラグ構成要素130の側壁136の外表面138は、
図12に示されたように、第2の作動モードにおいてプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたときに、容器構成要素50の下部基壁56の内表面58の容器着座部84(
図10)に着座するように構成されたプラグ着座部154を有して形成される。ここではプラグ構成要素130は、内表面160および頂部表面161を有する外方または遠位に開く挿入部受領空洞159を画定する、着座部壁155をさらに備える。プラグ挿入部310の外表面312とネットフィットするために挿入部受領空洞159の内表面160、およびプラグ挿入部310の頂部表面314とネットフィットするために挿入部受領空洞159の頂部表面161を形成することにより、水平溝318および垂直溝320の協働は、挿入部310の頂部表面314から空洞159の頂部表面161によって束縛されるように水平溝318を通り、プラグ挿入部310の側表面312の周囲に空洞159の内表面160によって束縛されるように垂直溝320を通って流路を形成することが、さらに
図10を参照して理解されよう。したがって垂直溝320の出口、または垂直溝320がプラグ挿入の底部表面316と交差する場所は、この代替実施形態ではプラグ出口ポートを有効に画定または形成するので、第2の作動モードでプラグ出口ポートは垂直溝320の形で容器構成要素内部空洞60および混合チャネル66に隣接し流体連通し、さらに詳細にこれについては具体的に
図12に関連して以下に述べる。
図10に最もよく示されているように、プラグ構成要素130を通る流路144は、挿入部受領空洞159および上述のようにそこからプラグ出口ポートに流体連通する、外部入口コネクタポート192内に形成された実質的に軸方向の孔194を備える。やはりプラグ構成要素を通る種々の他の流路構成ならびにプラグ出口ポートの関連した構成および配置が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能であることが理解される。外方に開く係合溝162は、デバイス40の作動中に容器構成要素50(
図8および
図10)の係合唇部92によって選択的に係合されるように、プラグ構成要素130の側壁136の外表面138内に形成される。例示的実施形態では、係合溝162は近位の半径方向外方に延在するプラグフランジ156と遠位でずれる半径方向外方に突出する保持唇部158との間に形成される。代替実施形態では、プラグフランジがないので、保持唇部158は、第2の作動モードで容器構成要素50内にプラグ構成要素130が組み立てられたときに、係合唇部92によって近位に係合された実質的に近位に面する係合溝を画定する。示されたように、保持唇部158はこの例示的実施形態では実質的に連続する一方で、係合唇部92は各可撓性脚102のみと周辺で関連し、またはそれによって可撓性脚102毎に不連続もしくは離散的に形成される。ここで実質的に連続するプラグ構成要素130の保持唇部158を形成することにより、プラグ構成要素130の配向が容器構成要素50に関連していようと、2つの構成要素が
図12に示されたように完全に組み立てられたときに、プラグ構成要素130の実質的に連続する保持唇部158を係合する、容器構成要素50上に形成された1つまたは複数の可撓性脚102の係合唇部92によるように係合されてもよく、プラグ構成要素130の中にその外部入口コネクタポート192および関連した内部流路144を通って導入されるあらゆる流体は、プラグ挿入溝318、320が軸方向の孔194と混合チャネル66との間で流体連通することに起因して、容器構成要素50の混合チャネル66の中に入ることができる。引き続き
図9および
図10を参照すると、プラグ構成要素130は、比較的大きい直径の近位プラグ係合部172を比較的小さい直径の遠位プラグ着座部154から分離する、遠位に面する肩部170によって画定された段のある側壁136を有してさらに形成される。容器構成要素50の係合唇部92から容器フランジ86までの距離は、プラグ構成要素130の係合溝162から肩部170までの距離と実質的に等しく、それによって第2の作動モードでプラグ構成要素130が容器構成要素50内に組み立てられたときに、係合溝162内に係合唇部92が係合されることにより、プラグ構成要素130の肩部170が実質的に容器構成要素50の容器フランジ86に隣接して位置付けられる。ここではOリングは示されていないが、やはり所望する場合にこのような合わせ面の間にOリングを利用することができる。さらに容器フランジ86から容器構成要素50の内部空洞60内に設置された細長いチャネル壁62の壁頂部表面64までの距離は、肩部170からプラグ構成要素130の遠位端134またはプラグ遠位面142までの距離と実質的に等しく、ここではプラグ挿入部310の底部表面316によって実質的に画定され、それによって容器構成要素50の係合唇部92がプラグ構成要素50の係合溝162内に係合され、プラグ構成要素130の肩部170が容器構成要素50の容器フランジ86に隣接して位置付けられるように、第2の作動モードでプラグ構成要素130が容器構成要素50内に組み立てられることにより、プラグ構成要素130のプラグ遠位面142、またより詳細にはプラグ挿入部310の底部表面316が、容器構成要素50の細長いチャネル壁62の壁頂部表面64に対して実質的に着座して細長い混合チャネル66の頂部68を実質的に閉じ、さらにプラグ構成要素130のプラグ着座部154が容器構成要素50の容器着座部84内に着座して、プラグ構成要素130内に設置されたプラグ挿入部310の垂直溝320によって画定されたプラグ出口ポートと流体連通する領域以外の細長い混合チャネル66を実質的に封止する。
【0041】
図7〜
図10に示されたような溶液送達デバイス40を使用中に、凍結乾燥手順を受ける液体薬剤の例示的概念では、第1のステップは、基本的に容器構成要素50の内部空洞60、具体的には細長い混合チャネル66を凍結乾燥される所望の量の液体で満たすことであることが理解されよう。好ましくは
図11に示されたように、容器構成要素50は、容器出口キャップ200を係合することによるように蓋をかぶせられた、その外部放出コネクタポート124を有し、それによって容器構成要素50の底部すなわち遠位開口、ひいてはデバイス40を閉じる。容器出口キャップ200は外部放出コネクタポート124と選択的に封止可能に係合するように構成され、それぞれは当技術分野に公知で使用される標準ルアーコネクタと同じルアーコネクタが構成されてもよい。別法として、
図10〜
図12に示されたように、キャップ200は外部放出コネクタポート124の外側に対して整合するように、またはネットフィットを提供するために段のある、内部孔209を有してもよく、ポート124の開口はキャップ200の内側に対して着座または封止することによるように閉じる。好ましくはデバイス40は、実質的に充填するステップに対して、ならびに後続の凍結乾燥工程の間に実質的に直立または垂直のままであるはずである。したがって具体的に
図10および
図11に示されたように、容器出口キャップ200は、出口キャップ基部表面206を画定する出口キャップ基部204内の遠位で終了する出口キャップ壁202を有する。好ましくは示されたように、出口キャップ基部表面206は、実質的に平坦または平面の水平な支持表面と同一平面にすることができるように、実質的に平坦または平面である。その代わりに、または別法として、出口キャップ壁202はバイアルの充填線上および/または凍結乾燥機内の受容器(図示せず)または他の支持構造内に着座するように構成されてもよい。関連して例示的実施形態では、出口キャップ壁202は、出口キャップ200が容器構成要素50上に可動に設置されたとき、容器係合壁90と実質的に同一延長線上にある。これは、少なくとも一実施形態では、デバイス40は、出口キャップの周縁が概して充分に大きいことによりデバイス40が自己支持または起立できるように、容器出口キャップ200上に直立できるはずであるという考えである。ここでは出口キャップの周縁が出口キャップの断面積を有し、容器基壁が容器の断面積を有する容器の周縁を画定する場合は、出口キャップの断面積は容器の断面積にほぼ等しい、または容器の断面積の100%であるように示されている。やはり種々の他の大きさおよび構成要素の割合が本発明の態様に従って可能であることが理解されよう。また一旦容器出力キャップ200が示され説明されたように容器構成要素50と係合されるか、または容器構成要素50上に設置されて構成されると、デバイス40は、内部空洞60を充填する、または具体的に混合チャネル66を所望の所定量の液体で充填する目的で、あらゆる適切な自動式、半自動式、または手動式充填機内に置かれてもよいことも理解されよう。多種多様な大きさまたは具体的に第1の成分の所定量の名目上容積、ひいては細長いチャネル壁62を構成する内部空洞60および/または混合チャネル66の容積が、本発明の範囲内で可能であることが、当業者には理解されよう。一概念では、充填するステップの完了に続いて、プラグ構成要素130がやはり自動式、半自動式、または手動式工程によるように容器構成要素50内に挿入されるように、そのような大きさにされ、出口コネクタキャップ200と係合された容器構成要素50は、プラグ構成要素130がまだ
図11に示されたように定位置にない状態で充填のために位置付けられる。別法として、容器構成要素50の充填は、プラグ構成要素130が
図11に示されたようにデバイス40の第1の作動モードで部分的に挿入されても達成することができる、例えば外部入口コネクタポート192を通って、流路144を通過することによるように、容器構成要素50の内部空洞60の中に流れ落ちるように垂直溝320によって画定されたプラグ出口ポートから出る。
【0042】
引き続き
図11を参照すると、やはり第1の作動モードにおけるデバイス40が示されており、プラグ構成要素130は容器構成要素50内に部分的に挿入されている。詳細には、プラグ構成要素130の側壁136(
図9および
図10)の外表面138上に形成された半径方向外方に突出する保持唇部158は、容器構成要素50の上部係合壁90上の近位に形成された半径方向内方に突出する係合唇部92上に着座する。この位置では、プラグ構成要素130の肩部170は容器構成要素50の容器フランジ86の上に懸架され、プラグ構成要素130のプラグ着座部154(
図9および
図10)は容器構成要素50の内部空洞60内に少なくとも部分的に懸架され、容器着座部84(
図10)内にはまだなく、それによって容器構成要素50の内部空洞60、また具体的には細長い混合チャネル66と1つまたは複数の容器通気穴98を通り、かつ/またはノッチ104を通り、または別法としてプラグ構成要素130の周りを通る周囲大気との間の流体連通を促進するように、プラグ構成要素130と容器構成要素50との間に隙間を提供する。このようなデバイス40の第1の作動モードまたはデバイス40の位置では、デバイス40は凍結乾燥工程を受けてもよく、それによって容器構成要素50の内部は通気もしくはその上に引き寄せられた真空を有することができ、または処理される液体に対して流体流れを必要とするあらゆる他の工程を受けることができることが当業者には理解されよう。
【0043】
図12を参照すると、例示的概念におけるように凍結乾燥処理が一旦完了すると、プラグ構成要素130は示されたように容器構成要素50内に完全に挿入されてもよく、これはやはり自動式、半自動式、または手動式工程によって達成されてもよい。示されたように、プラグ入口キャップ220は、プラグ構成要素130に蓋をかぶせ、したがって流体流路144を遮断するように、外部入口コネクタポート192上に設置されてもよい。このような入口キャップ220は、取り外し可能で封止可能に入口ポート192と係合するために、当技術分野で現在公知の、または後に開発されるあらゆる構成からなってもよい。フランジ224は、把持および操作を強化させるために入口キャップ220上に提供されるように示されているが、入口キャップ220の外表面の刻みなどの他の強化がこのようなフランジ224の代わりに、またはフランジ224に加えて利用されてもよいことが当業者には理解されよう。入口キャップ220は、プラグ構成要素130を容器構成要素50内に挿入する前後に、また
図11に示された第1の作動モードでも
図12に示された第2の作動モードでも、外部入口コネクタポート192上に位置付けられてもよいが、当然のことながら入口キャップ220はここでは、第2の作動モードにおけるデバイス40に関連して、
図12では外部入口コネクタポート192上にある説明のみのために示されている。上述のように、したがって当業者には理解されるように、容器の係合唇部92がここではプラグの係合溝162(
図10および
図11)と係合するように、プラグ構成要素130を容器構成要素50内に最後まで押すことにより、最も注目すべきことは、プラグ挿入部310の底部表面316によって画定されたプラグ遠位表面を混合チャネル66(
図10)の細長いチャネル壁62の頂部表面64と係合させる、または実質的に当接させる、もしくは別法として実質的に隣接させ、それによって流路144にプラグ構成要素130を通ってプラグ挿入部310の水平溝318および垂直溝320を介して実質的に流体連通される領域を除いて、混合チャネル66を有効に遮断することである。やはり第2の成分がプラグ構成要素130の外部入口コネクタポート192および関連した流路144を通るようにデバイス40の中に流れることにより、そのような第2の成分が垂直溝320によって画定されたプラグ出口ポートから出て、次いでやはりいかなる個別の混合、振動、プライミングまたは他の還元ステップもなしに、細長い混合チャネル66内に収納された先に凍結乾燥された第1の成分を還元するように、細長い混合チャネル66の中に流すことができる。関連してプラグ構成要素130が第2の作動モードでデバイス40を構成するように容器構成要素50内に着座されると、プラグ肩部170は、ネットフィットによりその間を封止するように容器フランジ86に隣接され、それによって容器通気穴98を遮断し、内部空洞60を完全に束縛するので、あらゆる第2の成分がデバイス40に入り、容器構成要素50の内部空洞60の中を前進することにより、混合チャネル66内に流れることのみはでき、あらゆる他の通路を通ってデバイス40に戻ることはできず、したがってやはり混合チャネル66内で第1の成分を還元させ、または第1の成分と第2の成分を混合させる。関連して内部空洞60がプラグ肩部170と容器フランジ86との間の係合により「上」を有効に封止される場合は、内部空洞60はプラグ着座部154と容器着座部84との間の係合を通して「下」を有効に封止される。例示的実施形態では、これらの表面間の有効な係合はやはりネットフィット配置である。具体的には2つの表面すなわち着座部84、154は、ここではプラグ構成要素130を容器構成要素50内に完全に組み立てたときに、実質的に当接されるように構成された実質的に直線の環状壁として示されている。さらに本明細書に表された多くの代替実施形態を参照すると、本発明の態様による溶液送達デバイスの構成要素の種々の他の構成および相互操作性が、その精神および範囲から逸脱することなく可能であることが当業者には理解されよう。さらにデバイス40を
図12に示された第2の作動モードにさせること、またはデバイス40を
図11に示されたような第1の作動モードから
図12に示された第2の作動モードにシフトさせることに関連して、その上に係合唇部92が形成される容器構成要素50の可撓性脚102により、唇部92が保持唇部158の上を通って撓み、または半径方向外方にシフトし、次いでプラグ係合溝162の中にはじかれ、または着座することができることに留意されたい。
図7〜12の例示的実施形態では、それぞれの可撓性脚102はリビングヒンジとして機能するように下縁部に沿って上部係合壁90に取り付けられるので、充分な弾性のある適切な医療グレードプラスチックを選択し、併せて幾何学的または機械的設計をすることにより、必須の可撓性および機能性が可能になる。さらに図に示すように、また理解されるように、
図12に示されたデバイス40の構成において容器構成要素50内にプラグ構成要素130を有効に係止するために、係合唇部92が保持唇部158を近位で飛び越え係合溝162内に着座するまで、プラグ構成要素130が容器構成要素50内でまたは容器構成要素50に対して遠位に前進するにつれて、係合唇部92が半径方向外方にシフトするように、係合唇部92および保持唇部158のそれぞれの係合または対向する表面は、それに沿って係合唇部92が移動する斜面を有効に提供するように傾斜される。また
図12から理解されるように、例示的実施形態では、プラグフランジ156はプラグ周縁を画定し、プラグ周縁は、デバイス40が示されたようにその第2の作動モードにあるとき、プラグ構成要素130と容器構成要素50との間が実質的に同一平面に篏合するために、容器構成要素50の上部係合壁90と実質的に半径方向に隣接する。
【0044】
次に
図13〜
図18を参照すると、本発明の態様による第3の例示的溶液送達デバイス40が示されている。デバイス40も、やはり概して近位開口端52、およびそこに外部放出コネクタポート124が形成された対向する遠位端54を有する容器構成要素50、ならびに容器構成要素50の近位開口端52内に少なくとも部分的に挿入されるように構成されたプラグ構成要素130を備える。プラグ構成要素130は、少なくとも第1および第2の作動モードで容器構成要素50と選択的に係合するように概して構成され、プラグ構成要素130は、近位端132、反対側の遠位端134、および端部間に配置された外表面138を有する側壁136を有し、側壁136および遠位端134はともにプラグ周縁140を画定する。プラグ構成要素130は実質的に近位端132に外部入口コネクタポート192、およびプラグ周縁140と交差する外部入口コネクタポート192からプラグ出口ポート146まで内部流路144を有する。やはり本明細書に示され説明された多くの代替実施形態を参照すると、壁、係合表面および特徴の特定の構成、ならびにあらゆるこのような特徴の大きさおよび割合は、本発明の態様の例示に過ぎず限定するものではないことが当業者には理解されよう。
【0045】
図14および
図16を参照すると、容器構成要素50は、内表面58を有し、所定量の第1の成分を含有するために選択された大きさの内部空洞60を画定する下部基壁56を備えて形成されている。内部空洞60内に実質的に開いた頂部68および実質的に閉じた底部72を有する細長い混合チャネル66を形成するために、細長いチャネル壁62が形成されるか、または設置されている。混合チャネル66の開いた頂部68に近く、実質的に下部基壁56の内表面58に隣接して、デバイス40がその第2の作動モードにあるときにプラグ出力ポート146と流体連通するチャネル入力端部70が形成され、または画定され、外部放出コネクタポート124と流体連通する反対側の出力端部74が形成され、または画定され、さらにこれについては具体的に
図18に関連して以下に述べる。示された実施形態では、容器構成要素50は、混合チャネル66の入力端部70と流体連通するように、下部基壁56の内表面58内に形成された相互連結溝76をさらに備える。好ましくは、相互連結溝76は実質的に容器構成要素下部基壁56に縦方向に沿うが、他の配向の相互連結溝76も利用できることが理解されよう。相互連結溝76は、
図18に示されたように、第2の作動モードにおいてプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたときにプラグ出口ポート146と流体連通するために充分な長さからなり、それによって混合チャネル66はプラグ出口ポート146と外部放出コネクタポート124との間に間接流路を提供する。容器構成要素50は、概して相互連結溝76と流体連通するように、下部基壁56の内表面58内に形成された分配溝78をさらに備える。示された代替例示的実施形態では、分配溝78は、下部基壁56の内表面58内に半径方向内方に開く周辺凹部82のように構成され、凹部82と混合チャネル66との間に内表面58の容器着座部84を形成するように、チャネル壁頂部表面64の近位で内表面58内に位置付けられ、さらにこれについては使用中のデバイス40に関係して以下に述べる。示されたように例示的実施形態でも、やはり容器構成要素50は実質的に環状であり、必ずしもそうではないが、これに追従して容器構成要素下部基壁56内に形成された凹部82によってここに画定された分配溝78も実質的に環状である。さらに示されたように、分配溝は実質的に連続しているが、やはり分配溝がない、またはあっても連続しなくてもよい装置の構成もある。種々のこのような構成要素および構成が本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能であることも、やはり当業者には理解されよう。
【0046】
引き続き
図14および
図16を参照すると、容器構成要素50の下部基壁56は近位に延在する上部係合壁90で終了するように示されており、上部係合壁90自体は半径方向内方に突出する係合唇部92の近位で終了する。代替例示的実施形態では、半径方向内方に突出する係合唇部92は、容器構成要素50の上部係合壁90全体を有効に画定する可撓性脚102上に形成される。より具体的には、示されたように、1対の対向する近位に延在する可撓性脚102が、リビングヒンジとして作動するように上部係合壁90のように形成される。示されたように、下部基壁56および上部係合壁90は実質的に近接しているが、フランジまたは他の外部段は、本明細書に示され説明された他の例示的実施形態におけるように、下部基壁56と上部係合壁90との間の移行部に形成されてもよいことが理解されよう。実際には
図16に最もよく示されているように、容器構成要素50は、下部基壁56の頂部を画定する近位に面する容器肩部110を備えて有効に形成され、プラグ構成要素130が容器構成要素50内に完全に組み立てられたときに、遠位に面したプラグ肩部170と係合するように構成されてもよい。したがって容器構成要素50は、プラグ構成要素130を作動可能に受領するための種々の幾何学的構成要素および配置を有するように構成されてもよいことが、やはり当業者には理解されよう。やはり脚102および/または唇部92自体は可撓性であり、プラグ構成要素130が容器構成要素50内に挿入されるにつれて、プラグ構成要素130に対してシフトするように構成されてもよい。これも示されたように、少なくとも1つの容器通気穴98は下部基壁56の半径方向外方の容器フランジ86内に形成され、それによってデバイス40の第1の作動モードでプラグ構成要素130は
図11に示されたように、容器構成要素50内に部分的に挿入され、容器構成要素50の内部空洞60と少なくとも1つの通気穴98を少なくとも通る周囲大気との間に流体連通がある。例示的実施形態では、通気穴の大きさおよび場所は、各通気穴98およびそれぞれの係合唇部92の刻み目を同時に形成するために、コアプルで注入成形工程を介して形成する、または達成され得るように、実質的に脚102および関連した係合唇部92の場所に対応するが、そのような通気穴の多種多様な構成および場所が本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能であることが理解されよう。
【0047】
図15および
図16を参照すると、
図13に対して拡大し反転させた、本発明の態様による溶液送達デバイス40の代替例示的実施形態のプラグ構成要素130が示されている。
プラグ構成要素130の側壁136の外表面138は、
図18に示されたように、第2の作動モードにおいてプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたときに、容器構成要素50の下部基壁56の内表面58の容器着座部84(
図16)に着座するように構成された遠位プラグ着座部154を有して形成される。プラグ出口ポート146は、第2の作動モードでプラグ出口ポート146が容器構成要素50内に形成された分配溝78に隣接し、ここでは容器構成要素50(
図14および
図16)の孔の中で凹部82によるように流体連通するように、プラグ着座部154の近位で側壁136内に配置され、さらにこれについては以下に具体的に
図18に関連して述べられる。さらに代替例示的実施形態では、プラグ構成要素130は、プラグ出口ポート146と流体連通するように外方に開く周辺凹部152として側壁136の外表面138内に独自に形成された分配溝148をさらに備える、すなわちプラグ出口ポート146がプラグ分配溝148またはプラグ凹部152内に有効に形成され、または交差する。したがって容器分配溝78およびプラグ分配溝148は、それぞれ両方と流体連通するプラグ出口ポート146を有するように、プラグ構成要素130が容器構成要素50内に完全に着座したときに実質的に同一平面になり、したがってそれぞれはともに、第2の成分が相互連結溝76および混合チャネル66(
図14および
図16)の入口端部70に進入する際に、プラグ出口ポート146から出た後に第2の成分がその中を流れ得る全体の分配溝を形成することが理解されよう。
図16に最もよく示されているように、プラグ構成要素130を通る流路144は、プラグ出口ポート146を画定する実質的に横方向の孔196が交差し、横方向の孔196と流体連通する外部入口コネクタポート192内に形成された実質的に軸方向の孔194を備える。プラグ出口ポート146のプラグ構成要素を通る種々の他の流路構成および関連した配置が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能であることが理解されよう。
図1〜
図6の実施形態では、外方に開く係合溝162は、デバイス40の作動中、具体的に
図17に示された第1の作動モードでは容器構成要素50の係合唇部92によって選択的に係合されるように、プラグ出口ポート146および凹部152の近位でプラグ構成要素130の側壁136の外表面138内に形成され、さらにこれについては以下に述べる。引き続き
図15および
図16を参照すると、プラグ構成要素130は、比較的小さい直径の遠位プラグ着座部154から比較的大きい直径の近位プラグ係合部172を分離する、遠位に面する肩部170によって画定された段のある側壁136を有してさらに形成され、この肩部110、170は、デバイス40が
図18に示されたようにその第2の作動モードにあるときに係合または当接するように構成される。
【0048】
図13〜16に示されたような溶液送達デバイス40を使用中、やはり凍結乾燥処理を受ける液体薬剤の例示的概念では、
図17および
図18に示されたように、容器構成要素50は、容器出口キャップ200を係合することによるように蓋をかぶせられた、その外部放出コネクタポート124を有し、それによって容器構成要素50の底部すなわち遠位開口、ひいてはデバイス40を閉じる。容器出口キャップ200は外部放出コネクタポート124と選択的に封止可能に係合するように構成されてもよく、示されていないが、それぞれは当技術分野に公知で使用される標準ルアーコネクタと同じルアーコネクタが構成されてもよい。やはり出口キャップ200は、内膜(図示せず)または他の封止の有無にかかわらず、外部放出コネクタポート124を封止し一体化させ、また充填および凍結乾燥工程を促進する。好ましくは、デバイス40は、実質的に充填するステップに対して、ならびに後続の凍結乾燥工程の間に実質的に直立または垂直のままであるはずである。したがって具体的に
図17および
図18に示されたように、容器出口キャップ200は、出口キャップ基部表面206を画定する出口キャップ基部204内の遠位で終了する出口キャップ壁202を有する。示されたように、出口キャップ基部表面206は、実質的に平坦または平面の水平な支持表面と同一平面にすることができるように、実質的に平坦または平面である。その代わりに、または別法として、出口キャップ壁202はバイアルの充填線上および/または凍結乾燥機内の受容器(図示せず)または他の支持構造内に着座するように構成されてもよい。関連して例示的実施形態では、出口キャップ壁202は、出口キャップ200が容器構成要素50上に可動に設置されたとき、容器下部基壁56と実質的に同一延長線上にある。これもやはり、少なくとも一実施形態では、デバイス40は、出口キャップの周縁が概して充分に大きいことによりデバイス40が自己支持または起立できるように、容器出口キャップ200上に直立できるはずであるという考えである。また一旦容器出力キャップ200が示され説明されたように容器構成要素50と係合されるか、または容器構成要素50上に設置されて構成されると、デバイス40は、内部空洞60を充填する、または具体的に混合チャネル66を所望の所定量の液体で充填する目的で、あらゆる適切な自動式、半自動式、または手動式充填機内に置かれてもよいことも理解されよう。
【0049】
引き続き
図17を参照すると、やはり第1の作動モードにおけるデバイス40が示されており、プラグ構成要素130は容器構成要素50内に部分的に挿入されている。詳細には、容器構成要素50の上部係合壁90の弾性脚102と一体形成された半径方向内方に突出する保持唇部92は、プラグ構成要素130の側壁136(
図15および
図16)の外表面138上のプラグ係合溝162を一時的に係合する、またはプラグ係合溝162内に着座する。この位置では、プラグ構成要素130の肩部170は容器構成要素50の肩部110の上に懸架され、プラグ構成要素130のプラグ着座部154(
図15および
図16)は容器構成要素50の下部基壁56の内表面58内に内方に開く凹部82のように形成された分配溝78内に少なくとも部分的に懸架され、または分配溝78と隣接し、容器着座部84(
図16)内にはまだなく、それによって容器構成要素50の内部空洞60、また具体的には細長い混合チャネル66と周囲大気との間の流体連通を促進するように、プラグ構成要素130と容器構成要素50との間に隙間を提供する。このようなデバイス40の第1の作動モードまたはデバイス40の位置では、デバイス40は凍結乾燥工程を受けてもよく、それによって容器構成要素50の内部は通気するか、もしくはその上に引き寄せられた真空を有することができ、または処理される液体に対して流体流れを必要とするあらゆる他の工程を受けることができることが当業者には理解されよう。
【0050】
図18を参照すると、説明用凍結乾燥処理または他のこのような処理が完了すると、プラグ構成要素130は示されたように容器構成要素50内に完全に挿入されてもよく、これはやはり自動式、半自動式、または手動式工程によって達成されてもよい。代替例示的実施形態では、ここでは容器の係合唇部92がプラグ構成要素130(
図17)の近位端132を係合するように、プラグ構成要素130を容器構成要素50内に最後まで押すことにより、最も注目すべきことは、プラグ遠位面142(
図15)を混合チャネル66(
図14および
図16)の壁62の頂部表面64と係合させる、または実質的に当接させる、もしくは別法として実質的に隣接させ、それによって流路144にプラグ構成要素130を通って実質的に流体連通されるその入力端部70(
図14)を除いて、混合チャネル66を有効に遮断することである。具体的には示されたように、プラグ構成要素130の近位端132は近位に面するプラグ近位表面176を有して形成され、プラグ構成要素130がデバイス40の第2の作動モードで容器構成要素150内に完全に着座したときに、係合唇部92は、プラグ近位表面176に対して着座するように構成された実質的に遠位に面する唇遠位表面94を有して形成される。これもやはり、様々な例示的概念および臨床用途、それゆえデバイス40内の様々な成分に凍結乾燥後にその第2の作動モードでそのように構成されたデバイス40については具体的に
図40〜
図42に関連してすべてが以下にさらに論じられるが、ここでは第2の成分がプラグ構成要素130の外部入口コネクタポート192および関連した流路144を通るようにデバイス40の中に流れることにより、そのような第2の成分がプラグ出口ポート146から出て、実質的に隣接した容器分配溝78およびプラグ分配溝148を満たし、次いでやはりいかなる個別に混合、振動、プライミングまたは他の還元ステップなしに、混合チャネル66内に収納された、先に凍結乾燥された第1の成分を還元するように、次いで混合チャネル入力端部70(
図2)と若干連続している長手方向の相互連結溝76(
図14〜
図16)を通って混合チャネル66にたどり着くことができる。関連してプラグ構成要素130が第2の作動モードでデバイス40を構成するように容器構成要素50内に着座されると、プラグ肩部170は、さらに構成要素をともに着座させ、容器内部空洞60を遮断する助けとなるように、容器肩部110に隣接される。すなわち例示的実施形態では、それぞれの係合唇92から容器肩部110までの距離は、係合溝162からプラグ構成要素130の肩部170までの距離と実質的に等しく、それによって第2の作動モードで容器構成要素50内にプラグ構成要素130が組み立てられたときに、係合溝162内に係合唇部92が係合されたことにより、プラグ構成要素130の肩部170が容器構成要素50の肩部110に隣接して実質的に位置付けられる。さらに例示的実施形態では、半径方向外方に突出する保持唇部158は、プラグ構成要素130の側壁136の外表面138上に形成され、デバイス40の第2の作動モードにおいて容器構成要素50の下部基壁56の内表面58内に形成された、対応する半径方向内方に開く保持溝116と係合するように構成される。示されたように、保持溝116および保持唇部158は、どちらも容器分配溝78およびプラグ分配溝148のそれぞれの近位に位置付けられる。プラグ構成要素130が容器構成要素50内に完全に挿入されたとき、このような保持唇部と溝の係合は、さらに2つの構成要素をともに係止し、ならびに内部空洞60、また具体的に混合チャネル66および分配溝78、148を遮断する働きをすることが理解されよう。したがってデバイス40に入り、内部空洞60の中、また具体的に容器構成要素50およびプラグ構成要素130のそれぞれの分配溝78、148に進入するあらゆる第2の成分は、混合チャネル66の中に相互連結溝76を通って流入することのみはでき、あらゆる他の通路を通って、または混合チャネル66の至る所であるが実質的にはその入力端部70で混合チャネル66の中に入ってデバイス40に戻ることはできず、したがってやはり混合チャネル66内で第1の成分を還元させ、または第1の成分と第2の成分混を混合させる。関連して分配溝78、148が肩部110、170を着座し、保持溝116内に保持唇部158を係合することにより、「上」を有効に封止される場合は、分配溝78、148はプラグ着座部154と容器着座部84との間の係合を通して「下」を有効に封止される。例示的実施形態では、これらの表面間の有効な係合はネットフィット配置である。具体的には2つの表面または着座部84、154は、ここではプラグ構成要素130を容器構成要素50内に完全に組み立てたときに、実質的に隣接されるように構成された若干先細の環状壁のように示されている。さらに本明細書に表された多くの代替実施形態を参照すると、本発明の態様による溶液送達デバイスの構成要素の種々の他の構成および相互操作性が、その精神および範囲から逸脱することなく可能であることが当業者には理解されよう。例えばやはり容器構成要素とプラグ構成要素との間の係合表面も実質的に直線の壁または湾曲した壁であってもよい。デバイス40を
図18に示された第2の作動モードにさせること、またはデバイス40を
図17に示されたような第1の作動モードから
図18に示された第2の作動モードにシフトさせることに関連して、その上に係合唇部92が形成された容器構成要素50の可撓性脚102により、唇部92がプラグ構成要素130の外側表面138の上、具体的には肩部170の上を通って撓み、または半径方向外方にシフトし、次いで跳ね返ってプラグ構成要素130の近位端132の上に置かれる、または近位端132に当接する前に、プラグ係合溝162の中に入る、またはプラグ係合溝162から出ることができることにさらに留意されたい。
図13〜18の例示的実施形態では、それぞれの可撓性脚102はリビングヒンジとして機能するように下縁部に沿って上部係合壁90に取り付けられるので、充分な弾性のある適切な医療グレードプラスチックを選択し、併せて幾何学的または機械的設計をすることにより、必須の可撓性および機能性が可能になる。図に示すように、この例示的実施形態では近位プラグ表面176は実質的に連続して、容器構成要素50に対するプラグ構成要素130の配向に関わらず、2つの構成要素は、プラグ近位端132の上に篏合される係合唇部92の恩恵でこのように組み立てられた状態に係合され、保持されてもよく、プラグ構成要素130の中にその外部入口コネクタポート192および関連した内部流路144を通って導入されたあらゆる流体は、プラグ出口ポート146が相互連結溝76と流体連通し、それゆえ容器構成要素50の実質的に連続した分配溝78、148を通って混合チャネル66と流体連通することに起因して、容器構成要素50の混合チャネル66の中に進入することができる。
【0051】
次に
図19〜
図21を参照すると、いくつかの際立った違いはあるが、
図13〜
図18の実施形態に類似したさらなる代替例示的実施形態が示されている。
図19の分解斜視図を参照すると、ここでは係合部または壁90が容器構成要素50およびその下部基壁56から分離して形成されていることがわかる。具体的には基部係合リング106を有する分離した係合構成要素100が提供され、半径方向内方に突出する係合唇部92の近位に形成された1つまたは複数の弾性脚102は基部係合リング106から実質的に近位に延在する。示された代替実施形態では、係合構成要素100は、4つの離間した脚102を有して形成されているが、やはり種々の構成および数の脚102が可能であることが当業者には理解されよう。実質的に脚102の間で、係合リング10の近位に面する表面は容器肩部110を画定する。係合リング106は、さらに
図21に最もよく示されているように、容器構成要素50の実質的に近位に面する基壁の段88を係合するように構成された、実質的に遠位に面するリングの段108を有して形成される。係合構成要素100をリングの段108および基壁の段88のそれぞれの係合によるように容器構成要素50の上に組み立てることは、締まりばめ、超音波溶接、溶剤結合、または当技術分野で現在公知のもしくは後に開発されるようなあらゆる他の組立て技法を通して達成してもよいことが当業者には理解されよう。容器構成要素50は、別法として容器構成要素50の他の実施形態に類似しており、具体的には係合構成要素100が容器構成要素50の上部係合壁90を有効に形成するために一旦その上に組み立てられると、容器構成要素50も内表面58を有し、所定量の第1の成分を含有するように選択された大きさの内部空洞60を画定する下部基壁56を有する。内部空洞60内に細長い混合チャネル66を形成するために、やはり細長いチャネル壁62が形成され、または設置される。また相互連結溝76は、
図21に示されたように第2の作動モードでプラグ構成要素130が容器構成要素50内に組み立てられたとき、プラグ構成要素130内の半径方向外方に開く凹部152のように形成された分配溝148と容器構成要素50の混合チャネル66との間で流体連通するように、下部基壁56の内表面58内に形成され、それによって混合チャネル66は、プラグ出口ポート146と外部放出コネクタポート124との間に間接的な流路を提供する。ここでは容器構成要素50は、他の代替実施形態におけるように下部基壁56の内表面58内に形成された個別の分配溝を含まないので、プラグ分配溝148のみがプラグ出口ポート146と相互連結溝76を流体連結する機能を提供する。プラグ構成要素130については、やはり側壁136の外表面138も分配溝148を画定する半径方向外方に開く凹部152を有して形成され、プラグ出口ポート146は分配溝148またはプラグ凹部152と交差し、流体連通するように、側壁136内に配置される。
図1〜
図18の実施形態におけるように、外方に開く係合溝162は、デバイス40の作動中、具体的に
図20に示された第1の作動モードでは容器構成要素50の係合唇部92によって選択的に係合されるように、プラグ出口ポート146および凹部152の近位でプラグ構成要素130の側壁136の外表面138内に形成され、さらにこれについては以下に述べる。プラグ構成要素130は、さらに比較的小さい直径の遠位プラグ着座部154から比較的大きい直径の近位プラグ係合部172を分離する、実質的に遠位に面する肩部170によって画定された段のある側壁136を有して形成され、肩部170は、デバイス40が
図21に示されたようにその第2の作動モードにあるときに、係合構成要素100の係合リング106の近位に面する表面のように形成された容器肩部110に対して係合し、または当接するように構成される。具体的には例示的実施形態では、プラグ外表面138内、詳細には近位のプラグ係合部172に実質的に可撓性係合脚102の大きさおよび場所に対応する実質的に縦方向の切り欠き188に、それによって脚102に隙間を提供し、同様に一部の実施形態では指標機能を提供するように形成される。示されたように、切り欠き188は、遠位プラグ着座部154、具体的には肩部170における直径、または遠位着座部154と近位係合部172との間の移行と実質的に等しく、切り欠き188内に厚さまたは直径部分を提供するように、別の比較的大きい近位のプラグ係合部172を縦方向に横切って延在する。
【0052】
第1および第2の作動モードにおける例示的溶液送達デバイス40を示す
図20および
図21を参照すると、基準の問題として、容器出口キャップ200(
図1、
図7、および
図13)もプラグ入口キャップ220(
図6および
図12)も便宜上またわかりやすくするために示されていないことに留意されたいが、どちらも本明細書に説明されたように概ね利用されることが理解されよう。
図19に示されたような溶液送達デバイス40を使用中に、やはり凍結乾燥処理を受ける液体薬剤の例示的概念では、デバイス40は内部空洞60または具体的には混合チャネル66(
図19)を所望の所定量の液体の第1の成分で満たす目的で、あらゆる適切な自動式、半自動式、または手動式充填機内に置かれてもよい。このステップの前後に、ほとんどは後だが、やはりプラグ構成要素130は、デバイス40が凍結乾燥機内に置かれるべきとき、または別法で処理されるときに、デバイス40が第1の作動モードに置かれるように、ここでは
図20に示されたように容器構成要素50の中にある程度挿入される。具体的には容器係合構成要素100の可撓性脚102上の近位に形成された半径方向内方に突出する係合唇部92は、プラグ構成要素130の側壁136(
図19)の外表面138上のプラグ係合溝162内に、プラグ構成要素130が容器構成要素150内に遠位に進み、したがって係合唇部92が実質的に
図20に示されたようにプラグ係合溝162に入るまで、係合唇部92がプラグ切り欠き188内で近位にシフトされる際に半径方向外方に屈曲する脚102によるように、一時的に係合または着座することに留意されたい。この位置では、プラグ構成要素130の肩部170は容器構成要素50の肩部110の上に懸架され、プラグ構成要素130のプラグ着座部154は容器着座部84(
図19)内にはまだ着座または係合しておらず、それによって容器構成要素50の内部空洞60、また具体的には細長い混合チャネル66と周囲大気との間の流体連通を促進するように、プラグ構成要素130と容器構成要素50との間に隙間を提供する。このようなデバイス40の第1の作動モードまたは位置で、デバイス40は凍結乾燥工程を受けてもよく、それによって容器構成要素50の内部は、通気するか、もしくはその上に引き寄せられた真空を有することができ、または処理される第1の成分の液体に対して流体流れを必要とするあらゆる他の工程を受けることができることが当業者には理解されよう。次いで
図21に示されたように、説明用凍結乾燥処理または他のこのような処理が完了すると、プラグ構成要素130は容器構成要素50内に完全に挿入されてもよく、これはやはり自動式、半自動式、または手動式工程によって達成されてもよい。代替例示的実施形態では、容器の係合唇部92がここではプラグ構成要素130(
図19)の近位端132を係合するように、プラグ構成要素130を容器構成要素50内に最後まで押すことにより、プラグ遠位面142を混合チャネル66(
図19)の壁62の頂部表面64と係合させる、もしくは実質的に当接させる、または別法として実質的に隣接させ、それによって相互連結溝76(
図19)に近接したその入力端部を除いて、混合チャネル66を有効に遮断する。具体的には示されたように、プラグ構成要素130の近位端132は近位に面するプラグ近位表面176を有して形成され、プラグ構成要素130がデバイス40の第2の作動モードで容器構成要素150内に完全に着座したときに、係合唇部92は、プラグ近位表面176に対して着座するように構成された実質的に遠位に面する唇遠位表面94を有するように形成される。これもやはり、様々な例示的概念および臨床用途、それゆえデバイス40内の様々な成分に凍結乾燥後にその第2の作動モードでそのように構成されたデバイス40については具体的に
図40〜
図42に関連してすべてが以下にさらに論じられるが、ここでは第2の成分がプラグ構成要素130の外部入口コネクタポート192および関連した流路144を通るようにデバイス40の中に流れることにより、そのような第2の成分がプラグ出口ポート146から出て、プラグ分配溝148を満たすか、または流れ、次いでやはりいかなる個別に混合、振動、プライミングまたは他の還元ステップなしに、混合チャネル66内に収納された先に凍結乾燥された第1の成分を還元するように、次いで混合チャネル66内に長手方向に相互連結溝76(
図19)を通ってたどり着くことができる。関連してプラグ構成要素130が第2の作動モードでデバイス40を構成するように容器構成要素50内に着座されると、プラグ肩部170は、さらに構成要素をともに着座させ、容器内部空洞60を遮断する助けとなるように、容器肩部110に隣接される。さらに例示的実施形態では、Oリング126は遠位分配溝148または凹部152と近位係合溝162および肩部170(
図19)との間のプラグ側壁136の外表面138内に形成されたOリング溝166内に着座される。プラグ構成要素130が容器構成要素50内に完全に挿入される第2の作動モードでは、Oリング126は容器構成要素50の内表面58とプラグ構成要素130の外表面138との間に有効に封止を形成し、したがって内部空洞60、また具体的には混合チャネル66およびその間を通って相互連結溝76と連通する分配溝148を遮断する働きをすることが理解されよう。したがってデバイス40に入り、内部空洞60、また具体的には分配溝148に進入するあらゆる第2の成分は、相互連結溝76を通って混合チャネル66の中に流れることのみはでき、あらゆる他の通路を通って、または混合チャネル66の至る所であるが実質的にはその入力端部で混合チャネル66の中に入ってデバイス40に戻ることはできず、したがってやはり混合チャネル66内で第1の成分を還元させ、または第1の成分と第2の成分を混合させる。関連して分配溝148がOリング126により「上」を有効に封止される場合は、分配溝148はプラグ着座部154と容器着座部84(
図19)との間の係合を通して「下」を有効に封止される。例示的実施形態では、これらの表面間の有効な係合はネットフィット配置である。具体的には2つの表面または着座部84、154は、ここではプラグ構成要素130を容器構成要素50内に完全に組み立てたときに、実質的に隣接されるように構成された若干先細の環状壁のように示されている。さらに本明細書に表された多くの代替実施形態を参照すると、本発明の態様による溶液送達デバイスの構成要素の種々の他の構成および相互操作性が、その精神および範囲から逸脱することなく可能であることが当業者には理解されよう。例えばやはり容器構成要素とプラグ構成要素との間の係合表面も実質的に直線の壁または湾曲した壁であってもよい。デバイス40を
図21に示された第2の作動モードにさせること、またはデバイス40を
図20に示されたような第1の作動モードから
図21に示されたような第2の作動モードにシフトさせることに関連して、その上に係合唇部92が形成される、容器構成要素50の可撓性脚102、またはより厳密にはここでは係合構成要素100により、跳ね返ってプラグ構成要素130の係合端部132の上に置かれる、または係合端部132に当接する前に、係合溝162から出て通過し切り欠き188を横切るために、唇部92が撓みまたは半径方向外方にシフトすることができることにさらに留意されたい。やはり充分な弾性のある適切な医療グレードプラスチックを選択し、併せて幾何学的または機械的設計をすることにより、デバイス40の必須の可撓性および機能性が可能になる。
【0053】
次に
図22〜
図24を参照すると、
図1〜
図6の実施形態に類似したさらに代替例示的実施形態が示されており、際立った違いは、上部係合壁90の半径方向外方点から近位に延在するように容器構成要素50上に周縁壁114が形成されることである。次いでプラグフランジ156も、周縁壁114と実質的に同一延長線上になるように、構成要素が組み立てられると、上部係合壁90の半径方向外方に延在するように構成されるので、プラグ構成要素130を容器構成要素50内に完全に組み立てたときに、プラグフランジ156と協働する周縁壁114は、上部係合壁90、また具体的には係合唇92を備えた可撓性脚102を実質的に完全に包囲する役目を果たし、それによってさらに第2の作動モードで
図24に示されたように一端組み立てられると、2つの構成要素の係合を固定する、あるいは構成要素を改ざんする、または構成要素の他の不適切なもしくは意図されない分離、またはデバイス40を開くことを防止する。容器フランジ86に対応するまたは上部係合壁90を少なくとも実質的に覆うもしくは包囲するように、プラグフランジ156から遠位に延在する半径スカート(図示せず)などの、容器構成要素50内にプラグ構成要素130のアセンブリを固定または不正開封防止するような他の多数の構成は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能であることが当業者には理解されよう。容器構成要素50は、やはりその本体を形成する下部基壁56および上部係合壁90を概して備える。示された実施形態では、容器構成要素50は、混合チャネル66の入力端部70と流体連通するように、下部基壁56の内表面58内に形成された相互連結溝76をさらに備える。好ましくは、相互連結溝76は実質的に容器構成要素下部基壁56に縦方向に沿うが、他の配向の相互連結溝76も利用できることが理解されよう。相互連結溝76は、
図24に示されたように、第2の作動モードでプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたときに、プラグ出口ポート146(
図23および
図24)と流体連通するために充分な長さからなり、それによって混合チャネル66はプラグ出口ポート146と外部放出コネクタポート124との間に間接流路を提供する。容器構成要素50は、概して相互連結溝76と流体連通するように、下部基壁56の内表面58内に形成された分配溝78をさらに備える。例示的実施形態では、下部基壁56が段のある内部孔を有するように、分配溝78は、下部基壁56の内表面58内に上方に開く段80として構成される。容器構成要素50の下部基壁56は、近位に延在する上部係合壁90を超えて半径方向外方に延在する、実質的に半径方向外方に延在する容器フランジ86の近位でやはり終了するようにさらに示されている。やはり周縁壁114は、次いで上部係合壁90の半径方向外方に上部係合壁90から離間された容器フランジ86から実質的に近位に延在する。したがって例示的実施形態では、容器フランジ86は近位に延在する周縁壁114内で、半径方向で終了し、上部係合壁90は中間にある。示されたように、上部係合壁90および周縁壁114は実質的に環状であり、同心であり、近位に同一延長線上であるが、これは場合によっては必要がなく、他の形状構成が本発明の態様により可能であることが当業者には理解されよう。やはり上部係合壁90自体は、少なくとも1つの半径方向内方に突出する係合唇部92内の近位で終了する。例示的実施形態では、半径方向内方に突出する係合唇部92は、容器構成要素50の上部係合壁90の一部を画定する、2つの対向する可撓性脚102上に形成される。さらにプラグ構成要素130について、やはり側壁136は、構成要素が組み立てられると、容器構成要素50の周縁壁114と実質的に半径方向に同一延長線上であるプラグ周縁を画定する、半径方向外方に延在するプラグフランジ156内の近位で終了する。あるいはプラグ構成要素130は
図1〜
図6の例示的実施形態とほぼ同じである。さらにプラグ構成要素130およびその容器構成要素50との係合についての詳細は、その2つが示された作動モードにおけるデバイス40の断面を示す
図23および
図24に関して、以下の検討から理解される。
【0054】
図23を参照すると、やはりその第1の作動モードにおける
図22のデバイス40が示されており、プラグ構成要素130は容器構成要素50内に部分的に挿入されている。詳細にはプラグ構成要素130の側壁136上に形成された半径方向外方に突出する保持唇部158は、容器構成要素50の上部係合壁90(
図22)の可撓性脚102上の近位に形成された半径方向内方に突出する係合唇部92上に着座する。この位置では、プラグ構成要素130は、容器構成要素50の容器フランジ86の上に離間されたプラグ構成要素130の肩部170を備えて、容器構成要素50内に有効に懸架され、それによって容器構成要素50の内部空洞60、また具体的には細長い混合チャネル66と少なくとも1つまたは複数の容器通気穴98を通る周囲大気との間の流体連通を促進するように、プラグ130と容器構成要素50との間に隙間を提供する。脚102および保持唇部158と接触する対応する唇部92が係合壁周縁の一部のみを備えた状態で、通気穴を超える換気のためにプラグ構成要素130と容器構成要素50との間に実際に隙間が存在することが理解されるが、係合唇部92および保持唇部158の両方が実質的に連続する場合、1つまたは複数の容器通気穴98は、デバイス40の第1の作動モードの間に容器構成要素50の内部空洞60の通気手段のみを有効に提供するが理解されよう。したがってやはりこのようなデバイス40の第1の作動モードまたは位置では、デバイス40は凍結乾燥工程を受けてもよく、それによって容器構成要素50の内部は、通気するか、もしくはその上に引き寄せられた真空を有することができ、または処理される液体に対して流体流れを必要とするあらゆる他の工程を受けることができることが当業者には理解されよう。次いで
図24に示されたように、容器の係合唇部92がプラグの係合溝162(
図23)を係合し、プラグが混合チャネル66上に着座する、または別法として混合チャネル66に実質的に隣接するように、プラグ構成要素130は容器構成要素50内に完全に挿入される。したがってやはりプラグ構成要素130は、第2の作動モードでデバイス40を構成するように容器構成要素50内に着座されると、プラグ肩部170(
図23)は、Oリング126を圧搾し封止し、それによって容器通気穴98を遮断し分配溝78を形成するか、または完全に束縛するように容器フランジ86に隣接されるので、あらゆる第2の成分がデバイス40に入り、内部空洞60、また具体的には容器構成要素50の分配溝78の中を前進することにより、混合チャネル66内に流れることのみはでき、あらゆる他の通路を通ってデバイス40に戻ることはできず、したがってやはり混合チャネル66内で第1の成分を還元させ、または第1の成分と第2の成分を混合させる。関連して分配溝78がOリング126によって「上」を有効に封止される場合は、分配溝78は本明細書に説明されたようにプラグの外表面と容器の内表面との間の係合を通して「下」を有効に封止される。さらに本明細書に表された多くの代替実施形態を参照して、本発明の態様による溶液送達デバイスの構成要素の種々の他の構成および相互作用は、その精神および範囲から逸脱することなく可能であることが当業者にはやはり理解されよう。やはりさらにデバイス40を
図24に示された第2の作動モードにさせること、またはデバイス40を
図23に示されたように第1の作動モードから
図24に示されたように第2の作動モードにシフトさせることに関連して、その上に係合唇部92が形成される容器構成要素50の可撓性脚102により、唇部92が保持唇部158の上を通るために撓み、または半径方向外方にシフトし、次いでプラグ係合溝162(
図23)の中にはじかれ、または着座することができることに留意されたい。例示的実施形態では、それぞれの可撓性脚102はリビングヒンジとして機能するように下縁部に沿って上部係合壁90に取り付けられるので、充分な弾性のある適切な医療グレードプラスチックを選択し、併せて幾何学的または機械的設計をすることにより、必須の可撓性および機能性が可能になる。さらに図に示すように、また理解されるように、
図24に示されたデバイス40の構成において容器構成要素50内にプラグ構成要素130を有効に係止するために、係合唇部92が保持唇部158を近位で飛び越え係合溝162内に着座するまで、プラグ構成要素130が容器構成要素50内でまたは容器構成要素50に対して遠位に前進するにつれて、係合唇部92が半径方向外方にシフトするように、係合唇部92および保持唇部158のそれぞれの係合または対向する表面は、それに沿って係合唇部92が移動する斜面を有効に提供するように傾斜される。また
図24から理解されるように、例示的実施形態では、プラグフランジ156は、デバイス40が示されたようにその第2の作動モードにあるとき、プラグ構成要素130と容器構成要素50との間が実質的に同一平面に篏合するために、容器構成要素50の外部周縁壁114と実質的に半径方向に同一延長線上にある、プラグ周縁を画定する。外部周縁壁114と内部上部係合壁90との間にかなり著しい空間または間隔が示されているが、壁の間の半径方向に空隙または距離が比較的小さくてもよく、その場合プラグフランジ156も同様に比例して大きさが低減してもよいことが理解されよう。係合壁90と周縁壁114との間の空間が充分であることにより、係合唇部92が保持唇部158を通りこす際に脚102が半径方向外方に屈曲することができる限り、デバイス40は適切に機能する。または脚102および/もしくは唇部92は、圧力下で撓むことができる弾性材料から形成されてもよく、それによって周縁壁114と上部係合壁90との間の間隔がより小さいことさえ可能である。示され説明された構成を超える種々の他の構成が本発明の態様により可能であるので、示された実施形態は例示として理解され非限定であると理解されるべきであると、当業者にはやはり理解されよう。
【0055】
次に
図25〜
図27を参照すると、本発明の態様による溶液送達デバイス40のさらなる代替例示的実施形態が示されている。基本的にここでは可撓性脚182は、本明細書の他の例示的実施形態におけるように容器構成要素50よりむしろプラグ構成要素130上に形成される。したがって半径方向外方に延在する保持唇部158内の近位で終了する脚182は、示されたようにプラグ構成要素130の側壁136内に形成される。やはり実質的に縦方向のノッチ184は側壁136の一部として各脚182を画定する。脚182はリビングヒンジとして画定する、または機能する下部または遠位接合部186に沿って側壁136のみに連結されるように、各脚182の近位端も側壁136から解放され、それによって使用中に脚182を曲げることができることが理解されよう。例示的実施形態では、側壁136は2つの実質的にずれた可撓性脚182を備えるが、その代わりに3つ、4つ、もしくはそれ以上のこのような脚182、または唯一であっても同様に容易であることが理解されよう。使用中にプラグ構成要素130を容器構成要素50内に、具体的には
図27に示されたように第2の作動モードで保持するために、半径方向内方に突出する容器係合唇部92は容器係合壁90上で近位に形成され、プラグ構成要素130が完全に挿入されると、可撓性脚182上に形成されたプラグ保持唇部158がその下に着座できるように構成される。示されたように、係合唇部92はこの例示的実施形態では実質的に連続する一方で、保持唇部158は各可撓性脚182のみと周囲で関連付けられ、またはそれによって脚182毎に不連続もしくは離散する。他の例示的実施形態に関連した本明細書のいずれかにおいて、ここでは実質的に連続するように容器構成要素50の係合唇部92を形成することにより、容器構成要素50に対するプラグ構成要素130の配向にかかわらず、2つの構成要素は係合されてもよく、プラグ構成要素130の中にその外部入口コネクタポート192を通って導入されるあらゆる流体および関連した内部流路144は、プラグ出口ポート146が相互連結溝76と流体連通することに起因して、容器構成要素50の混合チャネル66の中に、それゆえ容器構成要素50の下部基壁56の内表面58において段80のように形成された実質的に連続した分配溝78を通って混合チャネル66の中に進入することができることが理解されよう。次いでプラグフランジ156も、構成要素が組み立てられるとプラグフランジ156が有効に蓋をし、容器壁90と同一平面であるように、側壁136の半径方向外方に延在するように構成され、これについては以下に述べる。プラグ構成要素130のアセンブリを容器構成要素50内に固定する、または不正開封防止するためのこのような多数の他の構成が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能であることが当業者には理解されよう。
図25にも見られるように、容器構成要素50またはいずれの構成要素より、むしろプラグ構成要素130が、プラグ構成要素130の遠位端134内で容器構成要素50の下部基壁56の半径方向外方に少なくとも1つのプラグ通気穴178を備えて形成され、それによって第1の作動モードでプラグ構成要素130が
図26に示されたように容器構成要素50内に一部が挿入された状態で、容器構成要素50の内部空洞60と少なくとも1つのプラグ通気穴178を少なくとも通る周囲大気との間に流体連通がある。近位に面するOリング溝96が容器フランジ86上に形成されて示されたような実施形態では、少なくとも1つのプラグ通気穴178はプラグ構成要素130の遠位端134内に容器Oリング溝96の半径方向外方に形成され、それによって第1の作動モードでプラグ構成要素130が
図26に示されたように容器構成要素50内に一部が挿入された状態で、やはり容器構成要素50の内部空洞60と少なくとも1つのプラグ通気穴178を少なくとも通る周囲大気との間に流体連通があり、さらにそれによって第2の作動モードでプラグ構成要素130は
図27に示されたように容器構成要素50内に完全に組み立てられた状態で、内部空洞60と周囲大気との間の流体連通を防止するように、Oリング溝96内に着座したOリング126はプラグ構成要素130の肩部170と容器構成要素50の容器フランジ86との間を封止する。実際にはあらゆる数のこのようなプラグ通気穴178がプラグの遠位端134の周りに離間して形成されてもよいことが理解されよう。やはり容器構成要素50は概してその本体を形成する下部基壁56および上部係合壁90を備える。示された実施形態でも、やはり容器構成要素50は、混合チャネル66の入力端部70と流体連通するように下部基壁56の内表面58内に形成された相互連結する相互連結溝76をさらに備える。相互連結する相互連結溝76は、
図27に示されたように第2の作動モードでプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたとき、プラグ出口ポート146(
図26および
図27)と流体連通するために充分な長さからなり、それによって混合チャネル66はプラグ出口ポート146と外部放出コネクタポート124との間に間接流路を提供する。容器構成要素50は、下部基壁56が段のある内部孔を有するように、下部基壁56の内表面58内の上方に開く段80形成のように形成され、相互連結する相互連結溝76と流体連通する分配溝78を概してさらに備える。さらに容器構成要素50の下部基壁56は、やはり近位に延在する上部係合壁90内で、半径方向外方で終了する実質的に半径方向外方に延在する容器フランジ86内の近位で終了するように示されており、近位に延在する上部係合壁90自体は半径方向内方に突出する係合唇部92内の近位で終了する。例示的実施形態では、半径方向内方に突出する係合唇部92は、以下でさらに説明するように、プラグ保持唇部158と無差別に係合するためにやはり実質的に連続している。
【0056】
図26を参照すると、やはり
図25のデバイス40がその第1の作動モードで示されており、プラグ構成要素130は容器構成要素50内に一部が挿入されている。詳細には、プラグ構成要素130の側壁136の可撓性脚182上に形成された半径方向外方に延在する保持唇部158は、容器構成要素50の上部係合壁90上の近位に形成された半径方向内方に突出する係合唇部92上に着座する。この位置では、プラグ構成要素130は、容器構成要素50の容器フランジ86の上に離間されたプラグ構成要素130の肩部170を備えて、容器構成要素50内に有効に懸架され、それによって容器構成要素50の内部空洞60、また具体的には細長い混合チャネル66と少なくとも1つまたは複数の容器通気穴178を通る周囲大気との間の流体連通を促進するように、プラグ130と容器構成要素50との間に隙間を提供する。脚182および係合唇部92と接触する対応する唇部158が係合壁周縁の一部のみを備えた状態で、通気穴を超える換気のためにプラグ構成要素130と容器構成要素50との間に実際に隙間が存在することが理解されるが、係合唇部92および保持唇部158の両方が実質的に連続する場合、1つまたは複数の容器通気穴178は、例えば液体薬剤などの第1の成分が内部空洞60に、また具体的には混合チャネル66に満たされ、次いで凍結乾燥処理を受けると、デバイス40の第1の作動モードの間に容器構成要素50の内部空洞60の通気手段のみを有効に提供することが理解される。したがってあらゆる事象において、やはり
図26に示されたようなこのようなデバイス40の第1の作動モードまたは位置では、デバイス40は凍結乾燥工程を受けてもよく、それによって容器構成要素50の内部は、通気するか、もしくはその上に引き寄せられた真空を有することができ、または処理される液体に対して流体流れを必要とするあらゆる他の工程を受けることができることが当業者には理解されよう。次いで
図27に示されたように、プラグの保持唇部158が容器の係合唇部92を係合し、プラグが混合チャネル66上に着座する、または別法として混合チャネル66に実質的に隣接するように、プラグ構成要素130は容器構成要素50内に完全に挿入される。したがってやはりプラグ構成要素130は、第2の作動モードでデバイス40を構成するように容器構成要素50内に着座されると、プラグ肩部170(
図26)は、Oリング126を圧搾し封止し、それによってプラグ通気穴178を遮断し分配溝78を形成するか、または完全に束縛するように容器フランジ86に隣接されるので、あらゆる第2の成分がデバイス40に入り、内部空洞60、また具体的には容器構成要素50の分配溝78の中を前進することにより、混合チャネル66内に流れることのみはでき、あらゆる他の通路を通ってデバイス40に戻ることはできず、したがってやはり混合チャネル66内で第1の成分を還元させ、または第1の成分と第2の成分を混合させる。関連して分配溝78がOリング126によって「上」を有効に封止される場合は、分配溝78は本明細書に説明されたようにプラグの外表面と容器の内表面との間の係合を通して「下」を有効に封止される。さらに本明細書に表された多くの代替実施形態を参照して、本発明の態様による溶液送達デバイスの構成要素の種々の他の構成および相互作用は、その精神および範囲から逸脱することなく可能であることが当業者にはやはり理解されよう。やはりさらにデバイス40を
図27に示された第2の作動モードにさせること、またはデバイス40を
図26に示されたように第1の作動モードから
図27に示されたように第2の作動モードにシフトさせることに関連して、その上に保持唇部158が形成されるプラグ構成要素130の可撓性脚182により、唇部158が容器構成要素50の係合唇部92内を通るために撓み、または半径方向内方にシフトし、次いで
図27に示されたような第2の作動モードでデバイス40を有効に係止するために、係合唇部92の下にはじき戻されて着座することができることに留意されたい。例示的実施形態では、それぞれの可撓性脚182はリビングヒンジとして機能するように下縁部または接合部186(
図25)に沿ってプラグ構成要素130の側壁136に取り付けられる、または側壁136の中に組み込まれるので、充分な弾性のある適切な医療グレードプラスチックを選択し、併せて幾何学的または機械的設計をすることにより、必須の可撓性および機能性が可能になる。さらに図に示すように、また理解されるように、保持唇部158が係合唇部92を遠位に飛び越えその下に着座するまで、プラグ構成要素130が容器構成要素50内でまたは容器構成要素50に対して遠位に前進するにつれて、保持唇部158が半径方向内方にシフトするように、係合唇部92および保持唇部158のそれぞれの係合または対向する表面は、それに沿って保持唇部158が移動する斜面を有効に提供するように傾斜される。また具体的に
図27から理解されるように、例示的実施形態では、プラグフランジ156は、デバイス40が示されたようにその第2の作動モードにあるとき、プラグ構成要素130と容器構成要素50との間で実質的に同一平面に篏合するために、容器係合壁90と実質的に半径方向に同一延長線上にある、プラグ周縁を画定する。やはり示され説明された構成を超える種々の他の構成が本発明の態様により可能であるので、示された実施形態は例示であり非限定であると理解されるべきであると当業者には理解されよう。
【0057】
次に
図28〜
図30を参照すると、本発明の態様による溶液送達デバイス40のさらなる代替例示的実施形態が示されている。基準の問題として、容器出口キャップ200(
図1、
図7、
図13、
図22、および
図25)もプラグ入口キャップ220(
図6および
図12)も便宜上またわかりやすくするために示されていないことに留意されたいが、どちらも本明細書に示されたように概ね利用されることが理解されよう。
図28の分解斜視図を参照すると、
図13〜
図21の実施形態におけるように、容器構成要素50は肩部を有さないが、その代わりに実質的に直線の壁であることがわかる。ここでは実際に容器構成要素50の下部基壁56および上部係合壁90は実質的に連続している、または一体である。例示的実施形態では、得られる容器本体は、下部または遠位端54から開口上部または近位開口端52にわずかに外方に先細の状態で実質的に均一であるように示されている。やはり容器構成要素50は、所定量の第1の成分を含有するように選択された大きさの内部空洞60を画定する内表面58を有する。内部空洞60内にやはり細長い混合チャネル66が形成されている。また相互連結溝76も、
図30に示されたように第2の作動モードでプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたときに、プラグ構成要素130の半径方向外方に開く凹部152のように形成された分配溝148と容器構成要素50の混合チャネル66との間で流体連通するように下部基壁56の内表面58内に形成され、それによって混合チャネル66は、プラグ出口ポート146と外部放出コネクタポート124との間に間接的な流路を提供する。ここでは容器構成要素50は、他の代替実施形態におけるように下部基壁56の内表面58内に形成された個別の分配溝を含まないので、プラグ分配溝148のみがプラグ出口ポート146と相互連結溝76を流体連結する機能を提供する。プラグ構成要素130については、やはり側壁136の外表面138も分配溝148を画定する半径方向外方に開く凹部152を有して形成され、プラグ出口ポート146は分配溝148またはプラグ凹部152と交差し、流体連通するように、側壁136内に配置される。他の実施形態では、外方に開く保持溝164は、デバイス40の作動中、具体的に
図29に示された第1の作動モードで容器構成要素50の係合唇部92によって選択的に係合されるように、プラグ出口ポート146および凹部152の近位のプラグ構成要素130の側壁136の外表面138内に形成され、さらにこれについては以下に述べる。篏合する容器構成要素50と同様に、代替実施形態ではプラグ構成要素130も、下部または遠位端134から上部または近位端132にわずかに外方に先細な実質的に直線の壁である。半径方向内方に突出する保持唇部118は、具体的にプラグ構成要素130が
図30に示されたようにデバイス40の第2の作動モードで容器構成要素50内に完全に着座したときに、プラグ保持溝164と選択的に係合するために構成され、または大きさにされ位置付けられた容器構成要素50の内表面58上に形成される。
【0058】
第1および第2の作動モードにおける
図28の例示的溶液送達デバイス40を示す
図29および
図30を参照すると、やはり凍結乾燥処理を受ける液体薬剤の例示的概念で使用中に、溶液送達デバイス40は内部空洞60または具体的には混合チャネル66を所望の所定量の液体の第1の成分で満たす目的で、あらゆる適切な自動式、半自動式、または手動式充填機内に置かれてもよい。このステップの前後に、ほとんどは後だが、やはりプラグ構成要素130は、デバイス40が凍結乾燥機内に置かれるべきとき、または別法で処理されるときに、デバイス40が第1の作動モードに置かれるように、ここでは
図29に示されたように容器構成要素50の中にある程度挿入される。具体的には係合構成要素50の近位開口端52に形成された半径方向内方に突出する係合唇部92は、プラグ構成要素130が容器構成要素50内の遠位に進み、したがって係合唇部92が
図29に示されたように保持溝164に着座するまでプラグ構成要素130に対して近位にシフトされる際に、容器構成要素50のリムもしくは唇部92自体、または両方が半径方向外方に屈曲することによるように、構成要素130の側壁136(
図28)の外表面138上のプラグ係合溝164内に一時的に係合または着座することに留意されたい。この位置では、プラグ構成要素130は、プラグ遠位面142が混合チャネルの壁頂部表面64から離間されるように容器構成要素50内に基本的に懸架され、それによって容器構成要素50の内部空洞60、また具体的には細長い混合チャネル66と、ここでは具体的にプラグの内部流路144を通る周囲大気との間の流体連通を促進するように、プラグ構成要素130と容器構成要素50との間に隙間を提供する。プラグの内部流路144は、やはり交差孔196がプラグ表面138(
図28)を交差するプラグ出口ポート146を画定する、実質的に横切る交差孔196によって交差される実質的に軸方向または縦方向の孔194によって示されたように形成される。したがってこの代替実施形態では、デバイス40のあらゆる処理がその第1の作動モードで完了するまで、プラグ入口キャップ220(
図6)を設置しないことが好ましい。このようなデバイス40の第1の作動モードまたはデバイス40の位置では、デバイス40は必要に応じて凍結乾燥工程を受けてもよく、それによって容器構成要素50の内部は通気するか、もしくはその上に引き寄せられた真空を有することができ、または処理される液体に対して流体流れを必要とするあらゆる他の工程を受けることができることが当業者には理解されよう。次いで
図30に示されたように、説明用凍結乾燥処理または他のこのような処理が完了すると、プラグ構成要素130は容器構成要素50内に完全に挿入されてもよく、これはやはり自動式、半自動式、または手動式工程によって達成されてもよい。代替例示的実施形態では、容器の係合唇部92がここではプラグ構成要素130(
図28)の近位端132を係合するように、プラグ構成要素130を容器構成要素50内に最後まで押すことにより、プラグ遠位面142を混合チャネル66(
図29)の壁62の頂部表面64と係合させる、もしくは実質的に当接させる、または別法として実質的に隣接させ、それによって相互連結溝76に近接したその入力端部を除いて、混合チャネル66を有効に遮断する。具体的には、示されたように、プラグ構成要素130の近位端132は近位に面するプラグ近位表面176を有して形成され、プラグ構成要素130がデバイス40の第2の作動モードで容器構成要素50内に完全に着座したときに、係合唇部92は、プラグ近位表面176に対して着座するように構成された実質的に遠位に面する唇遠位表面94(
図29)を有するように形成される。これもやはり、様々な例示的概念および臨床用途、それゆえデバイス40内の様々な成分に凍結乾燥後にその第2の作動モードでそのように構成されたデバイス40については具体的に
図40〜
図42に関連してすべてが以下にさらに論じられるが、ここでは第2の成分がプラグ構成要素130の外部入口コネクタポート192および関連した流路144を通るようにデバイス40の中に流れることにより、そのような第2の成分がプラグ出口ポート146から出て、プラグ分配溝148を満たすか、またはプラグ分配溝148に流入し、次いでやはりいかなる個別に混合、振動、プライミングまたは他の還元ステップなしに、混合チャネル66内に収納された先に凍結乾燥された第1の成分を還元するように、混合チャネル66内に長手方向に相互連結溝76を通ってたどり着くことができる。プラグ構成要素130が容器構成要素50内に完全に挿入される第2の作動モードでは、容器内表面58およびプラグ外表面138のそれぞれの先細の表面が係合し、篏合する構成要素の間に有効なネットフィットの封止を形成する働きをし、それによってやはり内部空洞60、また具体的に混合チャネル66および相互連結溝76を通ってそれと連通する分配溝148を遮断することが理解されよう。さらにプラグ保持溝164内に容器保持唇部118を係合することにより、構成要素が定位置に固定し、さらにそれらの表面同士の接触面を遮断するために協働する。したがってデバイス40に入り、内部空洞60、また具体的には分配溝148に進入するあらゆる第2の成分は、相互連結溝76を通って混合チャネル66の中に流れることのみはでき、あらゆる他の通路を通って、または混合チャネル66の至る所であるが実質的にはその入力端部で混合チャネル66の中に入ってデバイス40に戻ることはできず、したがってやはり混合チャネル66内でその長さに沿って第1の成分を還元させ、または第1の成分と第2の成分を混合させる。さらに本明細書に表された多くの代替実施形態を参照すると、本発明の態様による溶液送達デバイスの構成要素の種々の他の構成および相互操作性が、その精神および範囲から逸脱することなく可能であることが当業者には理解されよう。例えばやはり容器構成要素130とプラグ構成要素50との間の係合表面も実質的に直線の壁または湾曲した壁であってもよい。やはり充分な弾性のある適切な医療グレード材料を選択し、併せて幾何学的または機械的設計をすることにより、デバイス40の必須の機能性が可能になる。
【0059】
図31〜
図33を参照すると、本発明の態様による溶液送達デバイス40のまたさらに代替例示的実施形態が示されており、ここでは
図28〜
図30の実施形態に若干類似している。便宜上またわかりやすくするために容器出口キャップ200(
図1、
図7、
図13、
図22、および
図25)もプラグ入口キャップ220(
図6および
図12)も示されていないことに留意されたい。ここでは
図31の分解斜視図を参照すると、やはり容器構成要素50は肩部を有さないが、その代わりに実質的に直線の壁であり、容器構成要素50の下部基壁56および上部係合壁90は実質的に連続している、または一体であることがわかる。例示的実施形態では、得られる容器本体は、下部または遠位端54から開口上部または近位開口端52にわずかに外方に先細を有するように示されており、ここでは近位上部係合壁90は、それぞれが半径方向内方に延在する係合唇部92内の近位で終了する実質的に近位に延在する脚102を形成するように波形である。やはり容器構成要素50は、所定量の第1の成分を含有するように選択された大きさの内部空洞60を画定する内表面58を有する。内部空洞60内にやはり細長い混合チャネル66(
図32および
図33)が形成されている。やはり実質的に縦方向の相互連結溝76も、
図33に示されたように第2の作動モードでプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てたときに、プラグ構成要素130内の半径方向外方に開く凹部152のように形成された分配溝148と容器構成要素50の混合チャネル66(
図32および
図33)との間で流体連通するように下部基壁56の内表面58内に形成され、それによって混合チャネル66は、プラグ出口ポート146と外部放出コネクタポート124との間に間接的な流路を提供する。ここでは容器構成要素50は、他の代替実施形態におけるように下部基壁56の内表面58内に形成された個別の分配溝を含まないので、プラグ分配溝148のみがプラグ出口ポート146と相互連結溝76を流体連結する機能を提供する。プラグ構成要素130については、やはり側壁136の外表面138も分配溝148を画定する半径方向外方に開く凹部152を有して形成され、プラグ出口ポート146は分配溝148またはプラグ凹部152と交差し、流体連通するように、側壁136内に配置される。他の実施形態では、
図28〜
図30の実施形態を含み、外方に開く保持溝164は、デバイス40の作動中、具体的に
図32に示された第1の作動モードで容器構成要素50の係合唇部92によって選択的に係合されるように、プラグ出口ポート146および凹部152の近位でプラグ構成要素130の側壁136の外表面138内に形成され、さらにこれについては以下に述べる。篏合する容器構成要素50と同様に、代替実施形態ではプラグ構成要素130も、下部または遠位端134から上部または近位端132へわずかに外方に先細な実質的に直線の壁である。やはり半径方向内方に突出する保持唇部118は、具体的にプラグ構成要素130が
図33に示されたようにデバイス40の第2の作動モードに置けるように容器構成要素50内に完全に着座したときに、プラグ保持溝164と選択的に係合するために構成され、または大きさにされ位置付けられた混合チャネル66および相互連結溝76の近位の容器構成要素50の内表面58上に形成される。
【0060】
第1および第2の作動モードにおける
図31の例示的溶液送達デバイス40を示す
図32および
図33を参照すると、やはり凍結乾燥処理を受ける液体薬剤の例示的概念で使用中に、溶液送達デバイス40は内部空洞60または具体的には混合チャネル66を所望の所定量の液体の第1の成分で満たす目的で、あらゆる適切な自動式、半自動式、または手動式充填機内に置かれてもよい。このステップの前後に、ほとんどは後だが、やはりプラグ構成要素130は、デバイス40が凍結乾燥機内に置かれるべきとき、または別法で処理されるときに、デバイス40が第1の作動モードに置かれるように、ここでは
図29に示されたように容器構成要素50の中にある程度挿入される。具体的には容器係合構成要素50の近位開口端52、また具体的に上方に延在する脚102(
図31)の近位端に形成された半径方向内方に突出する係合唇部92は、プラグ構成要素130が容器構成要素50内の遠位に進み、したがって係合唇部92が
図32に示されたように保持溝164に着座するまで係合唇部92がプラグ構成要素130に対して近位にシフトされる際に、脚102もしくは唇部92、または両方が半径方向外方に屈曲することによるように、構成要素130の側壁136(
図31)の外表面138上のプラグ保持溝164内に一時的に係合または着座することに留意されたい。この位置では、プラグ構成要素130は、プラグ遠位面142が混合チャネルの壁頂部表面64から離間されるように容器構成要素50内に基本的に懸架され、それによって容器構成要素50の内部空洞60、また具体的には細長い混合チャネル66と、ここでは具体的にプラグの内部流路144を通る周囲大気との間の流体連通を促進するように、プラグ構成要素130と容器構成要素50との間に隙間を提供する。
しかし脚102間のように容器構成要素50の波形の近位端開口52に起因して、構成要素の間に隙間および通気が提供されることが理解されよう。したがってこの代替実施形態では、デバイス40のあらゆる処理がその第1の作動モードで完了するまで、プラグ入口キャップ220(
図6)を設置しないことが好ましいが、これは脚102の周囲の通気に起因して、または基本的に係合唇部92が連続するよりむしろ不連続であることを考慮すると必要ではない。このようなデバイス40の第1の作動モードまたは位置では、デバイス40は必要に応じて凍結乾燥工程を受けてもよく、それによって容器構成要素50の内部は、通気するか、もしくはその上に引き寄せられた真空を有することができ、または処理される第1の成分の液体に対して流体流れを必要とするあらゆる他の工程を受けることができることが当業者には理解されよう。次いで
図33に示されたように、説明用凍結乾燥処理または他のこのような処理が完了すると、プラグ構成要素130は容器構成要素50内に完全に挿入されてもよく、これはやはり自動式、半自動式、または手動式工程によって達成されてもよい。代替例示的実施形態では、容器の係合唇部92がここではプラグ構成要素130(
図31)の近位端132を係合するように、プラグ構成要素130を容器構成要素50内に最後まで押すことにより、プラグ遠位面142を混合チャネル66(
図32)の壁62の頂部表面64と係合させる、または別法として実質的に隣接させ、それによって相互連結溝76に近接したその入力端部を除いて、混合チャネル66を有効に遮断する。これもやはり、第2の成分がプラグ構成要素130の外部入口コネクタポート192および関連した流路144を通るようにデバイス40の中に流れることにより、そのような第2の成分がプラグ出口ポート146から出て、プラグ分配溝148を満たすか、または流入し、次いでやはりいかなる個別に混合、振動、プライミングまたは他の還元ステップなしに、混合チャネル66内に収納された先に凍結乾燥された第1の成分を還元するように、次いで混合チャネル66内に長手方向に相互連結溝76を通ってたどり着くことができる。またプラグ構成要素130が容器構成要素50内に完全に挿入される第2の作動モードでは、容器内表面58およびプラグ外表面138のそれぞれの先細の表面が係合し、篏合する構成要素の間に有効なネットフィットの封止を形成する働きをし、それによってやはり内部空洞60、また具体的に細長い混合チャネル66および相互連結溝76を通ってそれと連通する分配溝148を遮断することも理解されよう。
図28〜
図30の実施形態におけるように、プラグ保持溝164内に容器保持唇部118を係合することにより、構成要素を定位置にさらに固定し、それらの表面同士の接触部面をさらに遮断するために協働する。したがってデバイス40に入り、内部空洞60、また具体的には分配溝148に進入するあらゆる第2の成分は、相互連結溝76を通って混合チャネル66の中に流れることのみはでき、あらゆる他の通路を通って、または混合チャネル66の至る所であるが実質的にはその入力端部で混合チャネル66の中に入ってデバイス40に戻ることはできず、したがってやはり混合チャネル66内でその長さに沿って第1の成分を還元させ、または第1の成分と第2の成分を混合させる。さらに本明細書に表された多くの代替実施形態を参照すると、本発明の態様による溶液送達デバイスの構成要素の種々の他の構成および相互操作性が、その精神および範囲から逸脱することなく可能であることが当業者には理解されよう。やはり充分な弾性のある適切な医療グレード材料を選択し、併せて幾何学的または機械的設計をすることにより、デバイス40の必須の機能性が可能になる。
【0061】
次に
図34〜
図39を参照すると、本発明の態様による溶液送達デバイス40のさらに別の代替例示的実施形態が示されている。基準の問題として、やはり容器出口キャップ200(
図1、
図7、
図13、
図22、および
図25)もプラグ入口キャップ220(
図6および
図12)も便宜上またわかりやすくするために示されていないことに留意されたいが、どちらも本明細書に説明されたように概ね利用されることが理解されよう。まず
図34の分解斜視図を参照すると、容器構成要素50はやはり肩部を有さないが、その代わりに実質的に直線の壁であり、容器構成要素50の下部基壁56および上部係合壁90は実質的に連続している、または一体であり、底部または遠位端50から開口頂部または近位端52にわずかに外方に先細であることがわかる。同様に、プラグ構成要素130もやはり実質的に直線の壁に形成され、下部または遠位端134から上部または近位端132にわずかに外方に先細であり篏合する容器構成要素50に実質的に対応する。やはり容器構成要素50も、プラグ構成要素130がここでは
図39に示されたようにデバイス40の第2の作動モードで容器構成要素50内に完全に着座したときに、半径方向内方に突出する係合唇部92がその近位開口端52で具体的に近位に面するプラグ近位表面176に係合する、または噛み合うように構成されて形成される。しかしここでは、次に
図35および
図36のそれぞれの容器構成要素50およびプラグ構成要素130のそれぞれの拡大斜視図を参照すると、容器構成要素50は、実質的に近位に面する傾斜した、または勾配のある指標表面120を有するその内表面58に実質的に沿ってまたは隣接して形成されることがわかる。対応する実質的に遠位に面する傾斜した、または勾配のあるプラグ指標表面190は、プラグ外表面138上にまたは隣接して形成される。それぞれの指標表面120、190は、それぞれの構成要素の係合、また具体的に回転もしくは角度位置を指標する、または鍵を付ける働きをすることが当業者には理解されよう。したがって
図39に示されたようにプラグ構成要素130が容器構成要素50内に完全に挿入されたときに、それぞれの指標表面120、190の係合は、所望のまたは予め選択された位置で容器構成要素50に対してプラグ構成要素130を配向させる作用をし、それによって具体的には他の実施形態におけるように分配溝または相互連結溝の必要なしに、プラグ出口ポート146を混合チャネル66の入力端部70(
図35)に実質的に隣接して位置付ける。しかし、例えば示されたようにプラグ出口ポート146がプラグ出口表面138およびプラグ遠位表面142の交点よりむしろプラグ遠位端134の近位に配置されるように、プラグ出口ポート146の高さに依存して、相互連結溝は、第2の成分をデバイス40に外部入口コネクタポート192で内部流路144を通り、プラグ出口ポート146から最後に混合チャネル66の中に導入され、実質的にその入力端部70で開始するように、容器構成要素50の内表面58またはプラグ構成要素130の外表面138のいずれか、または両方に依然として提供されてもよいことがさらに理解されよう。構成および作動において種々の他の指標表面または手段は、本発明の態様によりその精神および範囲から逸脱することなく利用されてもよいので、例示的指標表面120、190は説明であり明らかに非限定であると理解されるべきであることがより一般的に理解されよう。さらに非限定の例として、指標表面は実質的に螺旋状、対向する傾斜面、ネジ式、または現在公知のもしくは後に開発されるあらゆる他のこのような機構であってもよい。
【0062】
次に具体的に
図37〜
図39を参照すると、
図34〜
図36におけるように様々な作動モードのデバイス40の側断面図が示されている。まず
図37では、やはり実質的に近位に面する傾斜したまたは勾配のある容器指標表面120を備えた容器構成要素50、および対応する実質的に遠位に面する傾斜したまたは勾配のあるプラグ指標表面190を備えて構成されたプラグ構成要素130を示す分解図が提供されている。これもやはり容器構成要素50は、所定量の第1の成分を含有するように選択された大きさの内部空洞60を画定する内表面58(
図35)を有する。内部空洞60内にやはり細長い混合チャネル66が形成されている。やはり容器構成要素50の内表面58内に相互連結溝が形成されておらず、プラグ構成要素130または容器構成要素50のいずれにも分配溝が形成されていない。むしろ
図39に示されたように第2の作動モードでプラグ構成要素130を容器構成要素50内に組み立てると、それぞれの指標表面120、190が実質的に当接する関係に置かれたときに、プラグ出口ポート146は、プラグ出口ポート146と外部放出コネクタポート124との間に直接流路を提供するように、混合チャネル66の入力端部70(
図35)に実質的に隣接して位置付けられる。さらに例示的実施形態では、プラグ出口ポート146は、プラグ指標表面190の遠位の大部分に実質的に隣接して位置付けられる。示されたように外部入口コネクタポート192からプラグ出口ポート146までプラグ構成要素130を通る内部流路144は、軸方向の主要孔194によって形成され、軸方向の主要孔194は次いで名目上横方向孔196に湾曲または移行し、名目上横方向孔196はプラグ出口ポート146内で終了する。やはりプラグ構成要素130を通る種々の他の構成の流路144およびプラグ出口ポート146の場所も本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能である。
【0063】
次に
図40および
図41を参照し、使用中の本発明の態様による溶液送達デバイス40の例示を検討すると、使用の一例示的モードにおける
図1〜
図6の例示的実施形態に見られるようなデバイス40が
図40に示されている。具体的に出口キャップ200(
図6)は、外部放出コネクタポート124をカニューレ210と係合できるように取り除かれている。当技術分野で公知であり使用されている手法では、カニューレルアーコネクタ212は、容器コネクタポート124の対応するルアーコネクタと移動可能に係合するために提供されるので、デバイス40は、本明細書に説明されたようにデバイス40内に収納された第1の成分を注入によって投与するように構成される。代替実施形態では、カニューレ210はその代わりに容器構成要素50、また具体的には外部放出コネクタポート124と一体形成されてもよい。したがって出口キャップ200(
図6)は使用していないときにカニューレ210を収納または含有するのに十分な長さであるような大きさにされ、構成されてもよい。例示的概念では、やはり第1の成分は、具体的にデバイス40の混合チャネル66(
図6)内に粉末状で含有された凍結乾燥された薬物である。第1の成分は液体として開始し、次いで本明細書に説明されたようにデバイス40内でその場で凍結乾燥されてもよく、または薬物はすでに粉末状で存在し、還元するために準備された形で容器構成要素50に単に加えられることが可能であることに留意されたい。したがって薬物は注入または投与前に還元されなければならず、このことは本発明の態様によるデバイス40が個別にいかなる混合、振動、還元、またはプライミングステップなしに、便利に有効にできる。引き続き
図40を参照すると、あらゆるプラグ入口キャップ220(
図6)がプラグ外部入口コネクタポート192(
図6)から取り除かれ、注射器230がそれに結合されている。具体的には注射器230はその遠位端に注射器ルアーコネクタ236を備えて形成され、次いで注射器ルアーコネクタ236は、プラグ構成要素130内に形成された内部流路144(
図6)を通るように注射器のバレル232の内部とデバイス40の内部との間の流体連通を可能にするように、対応するルアーコネクタとして構成された外部入口コネクタポート192と取り外し可能に係合され、また外部入口コネクタポート192ならびに本明細書に説明されたように容器構成要素50の混合チャネル66(
図6)と流体連通する。代替例示的実施形態では、注射器230または他のこのような貯蔵容器はプラグ構成要素130、また具体的には外部入口コネクタポート192と一体形成されてもよい。示されていないが、注射器230は指定された量の希釈剤を収納するはずであるので、示されたようにデバイス40が注射器230に連結されると、プランジャー234が注射器のバレル232内で遠位に前進することにより、注射器230内の希釈剤または他の流体は、溶液送達デバイス40の外部入口コネクタポート192(
図6)の中に放出されるので、プラグ構成要素130を通って流れ、容器構成要素50の混合チャネル66(
図6)に入り、ひいては凍結乾燥された薬物を迅速に還元し、次いでこれは取り付けられたカニューレ210を通ってデバイス40から出る。混合チャネル66の入口端部から出口端部の間で、第2の成分、ここでは希釈剤を、第1の成分、ここでは凍結乾燥された薬物と混合することにより、実際に勾配を超えて成分を混合し還元させることが可能であり、それによって送達溶液の最初の流れは送達溶液の後の流れより薬剤の濃度が高い状態で、送達溶液が外部放出コネクタポート124から流れ出るように送達溶液は薬剤の濃度勾配を有して形成され、それによって混合および送達は同じステップで起こり、個別の還元ステップは必要ないことが当業者に理解されるであろう。具体的な概念では、希釈剤をデバイス40の中に有効に押し進めるように注射器プランジャー234を比較的迅速に前進させ、それによって凍結乾燥された薬物を迅速に還元することが好ましい場合がある。さらにカニューレ210自体が、薬物を直接皮下または静脈送達するため、または他の非経口投与のために静脈ラインコネクタもしくはポート(図示せず)内に挿入するために、注入部位(図示せず)内に挿入されてもよいことが理解されよう。いずれの場合もまたはあらゆるこのような場合にも、カニューレ210は要望通りに注射器プランジャー234を前進させ薬物の還元および送達を開始する前に位置付けられるはずである。一例示的実施形態では、第2の成分、例えば注射器230によって送達された希釈剤の供給された容量、または注射器230もしくは貯蔵容器の容量は、第1の成分、ここでは次いで容器構成要素50の混合チャネル66(
図6)内に含有される際に粉末として凍結乾燥される液体薬剤の所定量と実質的に等しい。代替実施形態では、第2の成分の供給された容量または注射器もしくは貯蔵容器の容量は、第1の成分の所定量より多い、例えば2倍であることさえある。
【0064】
本発明の態様により還元または混合できるような第1および第2の成分についてより具体的には、やはり示された実施形態では、第1の成分はやはり例えば凍結乾燥された薬剤または活性凍結乾燥された粉末のように実質的に粉末状であり、第2の成分は例えば生理食塩水、または注射用水(「WFI」)などの希釈剤、または例えば第1の成分と反応する活性希釈剤もしくは成分などの実質的に液状である。希釈剤が活性である場合、第1の成分も不活性粉末であってもよい。他の実施形態および概念では、第1および第2の成分は実質的に液状であり、またはどちらも薬物であり、または薬物および化学薬品であり、またはどちらも化学薬品であり、薬物およびマトリックスであり、または薬物およびアルブミンであり、または薬物および抗体フラグメントであり、またはマーカーおよび抗体フラグメントであり、または薬物および担体であり、または薬物および標的分子であり、または診断薬および化学薬品であり、あるいはそれらの組合せまたはあらゆる他のこのような成分をあらゆる手法で、または現在公知のもしくは後に開発される目的のために利用するあらゆる他の組み合わせである。化学薬品が成分として利用される場合、一実施形態では、化学薬品は送達溶液の半減期を延ばす。さらなる例示的概念では、第1および第2の成分の予混合は望ましくない、または不安定なもしくは望ましくないpHを有する送達溶液を形成する、またはこれに限定されないが、5分、30分、1時間、もしくは1日を含む特定の半減期を超える不安定な保存期間を有する送達溶液を形成する、または不安定もしくは望ましくない製剤特性を有する送達溶液を形成する、または凝集を増加させる、または結晶化を増加させる、または室温で不安定である、または規制当局によって対応されない、または不要なもしくは時期尚早な化学反応を引き起こす、あるいはあらゆるそれらのまたは別法の組み合わせは好ましくない。他の概要では、使用はさらに容器構成要素50の内部空洞60内に含有される第1の成分として選択された分解の遅い製剤の溶解度に制約がある、または副作用が著しい薬物を対象とする。なお他の例示的概念では、使用は注入できない医療を対象とし、それによってデバイス40は、例えば局所適用、鼻腔送達、または吸入などのより多くのディスペンサとして働く。エピネフリン、抗ヒスタミン剤、抗毒素、抗毒血清、モルヒネ、ナロキソン、グルコース、アスピリン、およびアドレナリンなどのある特定の薬物および組成物に対して予想される概念は緊急事態が予想され、緊急事態は、
図42および
図43に関連して以下にさらに開示され説明されたような注入器240の現場使用が必要とされることがあるが、またこのような薬剤または組成物などは、
図40に示されたような設定またはあらゆる他のこのような構成を利用する注入によるように、より伝統的に投与されてもよいことが理解されよう。より一般的に本発明の態様によるデバイス40の使用は、
図40におけるように単独で、
図41のように縦一列に並んで、または
図42および
図43におけるように注入器240に組み込まれていても、これに限定されないが、アレルギー反応の治療、毒への曝露の治療、神経毒への曝露の治療、ヘビ咬傷の治療、疼痛管理、オピオイド過剰摂取の治療、心臓発作の治療、および当時最新の医療の最良の実施によって臨床的に求められるようなあらゆる他の状況の治療を含む、このような状況を対象としてもよい。さらに本発明の態様による溶液送達デバイス40の使用は、これに限定されないが、臨床診断、試薬として利用される少量の凍結乾燥された化学薬品、および製造工程を含む、臨床または医療を超えて拡大してもよい。あらゆるこのような概念において、使用するための他の例示的指示は、これに限定されないが、不要な物質を捕捉するためにデバイス40を通過することにより成分、送達溶液、または試料のうちの1つの中の不要な物質を除去することを含み、不要な物質は不要な化学薬品、感染物質、および不純物からなる群から選択され、除去は化学的捕捉、化学的変質、および/またはろ過などの機械的手段によって達成されてもよい。したがって一態様では、デバイス40は親和性カラムまたは親和性容器として作動するように構成されてもよく、このような一例示的実施形態では、親和性容器または容器構成要素50の内部空洞60の有効な容量は、0.1cc〜20.0ccの範囲である。このようなあらゆる概念において、デバイス40の使用は不要な物質の除去後に送達溶液の非経口投与をさらに含んでもよいことが理解されよう。
【0065】
使用についてより一般的に、また
図1〜
図39を参照して、ならびに本開示から理解されるように、以下のステップ、すなわち(a)所定量の第1の成分を容器構成要素50の内部空洞60内に充填するステップと、(b)プラグ構成要素130を容器構成要素50内にデバイス40の第1の作動モードで位置付けるステップであって、プラグ遠位表面142は第1の成分から離間される、位置付けるステップと、(c)第1の成分をデバイス40と第1の作動モードで作用させるステップと、(d)プラグ構成要素130をデバイス40の第2の作動モードにシフトするステップであって、プラグ構成要素130は容器構成要素50内に完全に着座し、プラグ遠位表面142は第1の成分に実質的に隣接する、シフトするステップと、(e)第1の成分に接触するようにプラグ構成要素130内に形成された内部流路144を通って容器構成要素50の内部空洞60の中に第2の成分が流れるステップであって、それによって第1および第2の成分は、送達溶液を形成する際に個別に混合、振動、還元、またはプライミングステップの必要なしに充分に混合される、流れるステップとを含む、本発明の態様による溶液送達デバイス40を利用する方法が本明細書に提供される。一実施形態では、ステップ(a)はバイアル充填アセンブリ線工程を通して達成される。関連してさらなるステップは、容器出口キャップ200を外部放出コネクタポート192上に取り外し可能に設置するステップを伴ってもよく、容器出口キャップ200は充填ステップ(a)の間に容器構成要素50を実質的に直立させる働きをする。プラグ構成要素130を容器構成要素50内に第1の作動モードで位置付けるステップ(b)により通気間隙ができ、それによって容器構成要素50の内部空洞60は周囲大気と流体連通する。例示的概念では、第1の成分をデバイス40と第1の作動モードで作用させるステップ(c)は、デバイス40が凍結乾燥工程を受けるステップを含む。これに限定されないが、噴霧乾燥、噴霧冷凍乾燥、バルク結晶化、真空乾燥、および泡沫乾燥、またはそれらのあらゆる組み合わせを含む、現在公知のもしくは後に開発されるこのようなあらゆる他の工程が代わりに利用されてもよいことが理解されよう。例示的実施形態では、プラグ構成要素130を第2の作動モードにシフトするステップ(d)は、混合チャネル66を形成するように、容器構成要素50の内部空洞60内に設置された細長いチャネル壁62の壁頂部表面64上にプラグ遠位表面142を当接することを含む。このようなシフトするステップおよび係合するステップは、プラグ構成要素130を容器構成要素50内に篏合すること、プラグ構成要素130を容器構成要素50内に溶接すること、またはプラグ構成要素130を容器構成要素50内に接着することを伴ってもよく、さらに構成要素の係合表面内部に位置付けること、またはより具体的には一例示的実施形態では、係合表面が配置された容器構成要素90の上部係合壁90の周囲に周縁壁114を位置付けることなどにより、デバイス40を何らかの形の不正開封を防止することを備えてもよいことが理解されよう。
図40の例示的実施形態において第2の成分を流すことに関するステップ(e)は、やはり第2の成分を含有する注射器230をプラグ構成要素130の外部入口コネクタポート192に接触させること、および第2の成分が内部流路144を通り容器構成要素50の内部空洞60の中に押し進められるために注射器プランジャー234を作動させることを含み、その注射器230または貯蔵容器はやはりプラグ構成要素130から引き離すことができてもよく、またはプラグ構成要素130と一体にされてもよい。別の実施形態では、第2の成分は、プラグ構成要素130の外部入口コネクタポート192に連結された静脈ラインを通って供給されてもよい。他の使用は、実質的に連続する薬物の点滴を対象としてもよい。デバイス40の物理的大きさを増加させることによる、かつ/またはデバイス40の上流もしくは下流を通る流量を厳密に制御することによる。
【0066】
次に
図41を参照すると、2つの異なる薬物または他の成分が混注される、または別法として実質的に同時に注入されるときなどに、本発明の態様による2つの溶液送達デバイス40、40’が直列に連結された、代替使用または構成が示されており、さらにこれについては以下に述べる。示されたように基本的に、第2のデバイス40’の外部放出コネクタポート124’は第1の外部入口コネクタポート192(
図6)に連結される。本明細書に説明されたように、「第1の」デバイス40は、第1の装置の外部放出コネクタポート124と係合する静脈ラインルアーコネクタ216などを通して、ここでは静脈ライン214に直接連結されたデバイスであると考えられ、したがって第1のデバイス40は第1の成分を含有する。「第2の」デバイス40’は第1のデバイス40の上または「上流」で直列に連結されるので、注射器230に直接由来するよりむしろ第2の成分を有効に提供するはずである。したがって第2のデバイス40’は、やはり遠位で第1のデバイス40に連結され、示されたように近位で注射器230は第2のデバイス40’に、やはりルアーコネクタ係合または当技術分野で現在公知のもしくは後に開発されるこのような他の技法などによって連結される。このような1つのデバイス40の別のデバイス40’への結合は、例えば各外部入口コネクタポート192を雌ルアーコネクタとして、また各外部放出コネクタポート124を雄ルアーコネクタとして構成することによって促進されてもよく、雄ルアーコネクタおよび雌ルアーコネクタは互いに選択的に係合できるような大きさにされることが理解されよう。したがって示されたように構成されて使用中に、注射器230のプランジャー234を作動させることは、希釈剤または還元もしくは別法として第2のデバイス40’内に配置されたさらに第3の成分と混合するような他の第4の成分を、バレル232から第2のデバイス40’の中に放出する働きをする。このような手法で、実質的に液状に還元された薬物などの第2のデバイス40’からの送達溶液は、次いで還元または別法としてその中に含有された第1の成分と混合するように、第2のデバイス40’から出て第1のデバイス40の中に押し進められた第2の成分になり、次いで第1のデバイス40からの何らかの形の第1の薬物または他の成分と、第2のデバイス40’からの第2の薬物または他の成分を有効に混合した最後の送達溶液を、第1のデバイス40の外部放出コネクタポート124から放出する。一例示的実施形態では、第1の成分は凍結乾燥された薬剤、活性凍結乾燥された粉末、および不活性粉末のうちの1つであり、第2の成分は還元された薬物である。これに限定されないが、薬物、化学薬品、マトリックス、アルブミン、抗体フラグメント、マーカー、担体、標的分子、診断薬、および希釈剤またはそれらのあらゆる組合せを含む、実際に第1の成分から第4の成分の親和性の種々の混合物または混注物であることが可能であることが当業者には理解されよう。このようなあらゆる組み合わせが、注射器の上流または他のこのような成分源とともに本発明の態様による適切な予め充填された溶液送達デバイスを選択的に直列に繋げるまたは連結することにより可能であることが理解されよう。
図40に示された使用法に関わらず、また
図40に示された使用法に類似して、静脈ライン214を第1のデバイス40の外部放出コネクタポート124に連結するステップは、好ましくは第2のデバイス40’から第2の成分が流れるステップの前に行われる。さらにあらゆる数のデバイス40が示されたように直列に連結されてもよいので、2つの直列は本発明の態様による例に過ぎず非限定であるように理解されるべきであることが理解されよう。さらにその代わりに2つ以上の溶液送達デバイスが直列よりむしろ並列に連結され、遠位で一般的な注入または点滴部位と、また近位で1つもしくは複数の第2の成分源、例えば一般的な注射器または第2の成分を供給するための他の貯蔵容器もしくは装置などと、この例では並列に連結された2つ以上の溶液送達デバイスに連通するように構成される状況があってもよい。このような代替手法は、例えば還元された薬物を次に第2の薬物を還元するために使用することは悪影響を与える、もしくは与える可能性がある場合、片方もしくは両方の薬物をより正確に投与する必要がある場合、または「直列に」還元および送達するあらゆる他の不要なもしくは望ましくない影響が、「並列の」手法がより好ましいことを示す場合に利用されてもよい。
【0067】
図41に示されたような構成を利用する本発明の態様による複数の溶液送達デバイス40を使用中に、例示的適用または概念は、これに限定されないが、(a)薬物に関連した副作用を低減する際に使用するために示された麻酔薬と組み合わせた薬物の投与であって、副作用は薬物の投与に関連した疼痛、掻痒、および神経症状の1つまたは複数である投与、(b)薬物に関連した副作用を低減する際に使用するために示された抗炎症薬と組み合わせた薬物の投与であって、副作用は薬物の投与に関連した疼痛、発熱、免疫反応、および炎症の1つまたは複数である投与、(c)相乗効果を有して組み合わせた2つの薬物の投与であって、薬物は2つの異なる疼痛薬剤であり、相乗効果はそれぞれの薬物が異なる作用機構を有する、または薬物は異なるPK(薬物動態)プロファイルまたはPD(薬力)プロファイルを有する投与、(d)固定投与薬物の組合せの実質的に同時の投与、ならびに(e)重量基準投与薬物の組み合わせの実質的に同時の投与を含む。
【0068】
最後に、ここで
図42Aおよび
図42Bを参照すると、注入器240内に組み込まれたような本発明の態様による例示的溶液送達デバイス40の2つの作動モードにおける断面図が示されている。まず
図42Aを参照すると、装置240の「静止」構成において、溶液送達デバイス40を概ね備えたサブアセンブリが内部に示されており、ここでは
図13〜
図18に示された例示的実施形態のように、カニューレアセンブリ258はデバイス40に遠位で連結され、貯蔵容器274はデバイス40に近位で連結され、次いでこの3つの構成要素は注入器240の筐体242内のユニットとして軸方向に摺動可能に有効に設置され、筐体は概ね244で表示された内部孔を有する。アセンブリバネ290は、サブアセンブリを筐体242内で遠位に緩やかに付勢するように、実質的に筐体近位キャップ250と近位貯蔵容器開口フランジ280との間で注入器240の近位端に設置される。示されたようにキャップ250は内部キャップ孔252を有し、内部キャップ孔252は筐体孔244と実質的に等しいが、必ずしも等しいとは限らない。具体的にはサブアセンブリの遠位移動は、実質的にカニューレ本体266と、筐体遠位開口246に形成され、筐体遠位開口246を通ってカニューレアセンブリ258の一部が延在する筐体開口フランジ248との係合により筐体242の遠位端を超えることを防がれるは。示されたようにカニューレアセンブリ258についてより具体的には、カニューレコネクタ262内に近位に装着された遠位に延在するカニューレ260が提供され、カニューレコネクタ262自体は溶液送達デバイス40の外部放出コネクタポート124と係合する。カニューレコネクタ262は、さらに半径方向コネクタフランジ264を備えて形成され、カニューレ本体266は半径方向コネクタフランジ264から遠位に延在する、または別法として半径方向コネクタフランジ264に設置される、または別法として半径方向コネクタフランジ264上に形成される。カニューレ本体266の遠位部とコネクタフランジ264に対する近位との間で移動または着座するように構成された、シールドフランジ270を有するカニューレシールド268が、カニューレ本体266内に作動可能で摺動可能に設置される。とりわけカニューレバネ272は、遠位でカニューレシールド268に緩やかに付勢するように、実質的にカニューレシールド268とコネクタフランジ264との間でカニューレアセンブリ258内に位置付けられ、カニューレシールド268は注入器筐体242の遠位端を超えて延在するカニューレ260を遮蔽するまたは実質的に包囲する働きをし、それによって不注意な針刺しを防ぐことが理解されよう。近位ではやはり貯蔵容器274は、溶液送達デバイス40の近位の外部入口コネクタポート192と選択的に係合するために遠位貯蔵容器コネクタ276を備えて構成される。示されたように、貯蔵容器のプランジャー282は、近位貯蔵容器開口278を介して挿入されるように貯蔵容器274内で作動可能であり、それによってこのような開口を有効に閉じる。貯蔵容器のプランジャー282は、筐体近位キャップ250から遠位に延在する、キャップポスト254の孔256内でその反対側の近位端に実質的に固定されるプランジャーバネ292によって係合された孔部284を近位に備えて構成される。プランジャーバネ292は、その中に含有された液体、ここでは第2の成分302に対する貯蔵容器274内で遠位に貯蔵容器のプランジャー282に付勢する働きをすることが当業者には理解されよう。とりわけ膜288は、希釈剤などの第2の成分302と、デバイス40内に含有された凍結乾燥された薬剤などの第1の成分300の不要なもしくは時期尚早な混合を防ぐように、貯蔵容器274と溶液送達デバイス40との間の一時的な流体の不浸透性障壁として設置され、これは自滅するはずである。例示的実施形態に示されたように、膜288は、遠位貯蔵容器コネクタ276がその上に設置される際に外部入口コネクタポート192に有効に蓋をするように、実質的に装置の外部入口コネクタポート192の近位端に位置付けられる。開口を広げるように外部入口コネクタポート192にそのように位置付けられるまたは捕捉されるので、膜288はそれによっていかなる液体の第1の成分302も貯蔵容器274から流出するのを防ぐことが理解されよう。貯蔵容器274またはカニューレアセンブリ258と溶液送達デバイス40のように、ありとあらゆるこのような構成要素は一体形成されてもよく、または示されたように個別に形成され設置されてもよいことが当業者にはさらに理解されよう。膜288は障壁として選択的に越される、または別法として取り除かれ、次いで第2の成分302が送達デバイス40の中に流入できなければならないことがさらに理解されよう。さらにこれについては
図42Bに関連して以下に述べる。概して膜288は、上述のようにプランジャーバネ292により遠位に付勢された際に貯蔵容器のプランジャー282からの圧力下で貯蔵容器274内の流体コラムなどにより、
図42Aに示された注入器240の「静止」構成において膜288上に掛かった圧力に耐えるような大きさにされ構成される。換言すれば、注入器240、また具体的には貯蔵容器のプランジャー282および膜288は、プランジャーバネ292によって「予め負荷を加えられる」。次いで1つの手法では、膜288は、材料および厚さなどについてまた恐らく穿孔などさえも、「静止」構成で予め負荷を加えられたバネ292および貯蔵容器のプランジャー282によって圧力が加えられた状態で、膜288は破損するかまたは断裂することはないが、「静止」または「予め負荷を加えられた」圧力を超える選択された圧力に増加すると、膜288は破損するかまたは断裂し、したがって予め負荷を加えられたプランジャーバネ292によって遠位に付勢された際に、やはり貯蔵容器のプランジャー282の影響下で貯蔵容器274から第2の成分302が流れることができるように設計される。膜288へのこのような圧力均衡の手法の代わりに、またはこれに加えて、別法としてそこから遠位に実質的に膜288の方向に膜288に向かって延在するように、貯蔵容器のプランジャー282上に構成された突刺先端286も
図42Aに示されている。その付勢上で貯蔵容器のプランジャー282のさらにあらゆる大幅な遠位移動は、その破損を引き起こすように、または破損に役立つように、突刺先端286を膜288と接触させてもよいことを理解されたい。一例示的実施形態では、突刺先端286から膜288までの距離は、示されたように筐体242内で装置のサブアセンブリが近位に移動する範囲、少なくとも一部は筐体242の遠位端を超えて露出するカニューレシールド268の長さと、戻ってコネクタフランジ264に当接するシールドフランジ270の近位に移動する距離との差より短く、コネクタフランジ264の点においてさらにカニューレシールド268の近位の移動はカニューレアセンブリ258全体、溶液送達デバイス40、および貯蔵容器274の近位の移動に変換され、それによって貯蔵容器のプランジャー282が貯蔵容器274内で遠位にシフトし突刺先端286が膜288に向かってシフトする。
【0069】
次に
図42Aの「静止」構成に対して作動させた注入器240を示す
図42Bを参照すると、注入器240が薬物の皮下注射に使用されるべきときのように、カニューレシールド268上の近位の若干の軸圧力または力は、カニューレ260を露出するようにカニューレシールド268を近位に押圧し、皮膚Sの中にそれを挿入できることが理解されよう。カニューレバネ272の付勢効果に対してカニューレシールド268上に引き続き加わる力により、シールドフランジ270を示されたようにカニューレコネクタフランジ264と接触させるまでカニューレシールド268を近位にシフトさせる。カニューレコネクタフランジ264の点においてさらにカニューレシールド268上の近位の力は、より早い可能性があるが、カニューレアセンブリ258、溶液送達デバイス40、および貯蔵容器274のサブアセンブリをアセンブリバネ290の最小抵抗に対して注入器筐体242内で近位にシフトし始める。したがって具体的に貯蔵容器274は近位にシフトする一方で、貯蔵容器のプランジャー282はプランジャーバネ292の遠位付勢および予負荷の下で実質的に空間的に同じ位置に留まり、突刺先端286は膜288と接触するので、やはりプランジャーバネ292の影響下で貯蔵容器のプランジャー282により第2の成分302上に加えられた増強する圧力と協働して、それによって膜288は示されたように破損し、第2の成分302は貯蔵容器274から出て外部入口コネクタポート192を通り溶液送達デバイス40の中に流れることができ、第2の成分302は、溶液送達デバイス40内でその中に含有された第1の成分と遭遇し還元し、または別法として混合し、次いで還元された薬物などのその送達溶液は送達デバイス40から出て外部放出コネクタポート124を通り、皮下注射または他のこのような投与のためにカニューレ260に進入することが理解されよう。プランジャーバネ292は予め負荷を加えられ、注入中または注入器240の作動させている間に圧力が増加する状態で、膜288は一旦断裂し貯蔵容器のプランジャー282の遠位移動にもはやいかなる感知される制約または抵抗がなくなると、第2の成分302は貯蔵容器274から実質的に急速に放出されることが当業者には理解されよう。一実施形態では、プランジャーバネ292、またはそのバネ定数および構成の機能としての影響下にあるような放出の速度は、
図40および
図41の実施形態におけるように、注射器230を利用する手動操作を通して通常達成される放出および還元の速度と実質的に近い。しかし種々のバネおよび放出速度が多くの要因に基づいて可能であるので、本発明はそのように限定されないことが理解されよう。さらに注入器240の種々の構成およびその様々な構成要素も現在公知であっても後に開発されても同様に可能であるので、示され説明された注入器240は本発明の特徴および態様の例示に過ぎず、非限定を表すものであると理解されるべきであることがさらに理解されよう。一例示的実施形態では、膜288はこれに限定されないが、シリコン、ポリエステル、または箔を含む材料から作成され、1〜1,000ミクロンの範囲の厚さを有する。このような注入器240は、概して単一使用のために構成され、それによって使い捨て可能であることが理解されよう。しかしある特定の概念では、具体的には例えば貯蔵容器274およびカニューレアセンブリ258が溶液送達デバイス40と一体である場合、このようなサブアセンブリは注入器筐体242内にカートリッジの形で置換されてもよく、注入器筐体242は使い捨て可能ではなく、または再使用できることがさらに理解されよう。さらなる例示のために、また具体的に本明細書に説明されたような溶液送達デバイス40と関連して、本発明の態様による注入器240内に保存され、注入器240によって還元され投与されてもよい薬物および他の組成物の種類の非限定の例示的一覧として、このような送達溶液は、これに限定されないが、エピネフリン、抗ヒスタミン剤、抗毒素、抗毒血清、モルヒネ、ナロキソン、グルコース、アスピリン、およびアドレナリンを含んでもよい。このような薬物または組成物は緊急時に人間または動物に投与されてもよく、本発明の態様による注入器240によるように還元された薬物の安全装置が作動し、実質的に即座の投与により、かなりの数の救命に役立つ可能性を提供することが理解されよう。さらに凍結乾燥された薬剤などの乾燥粉末状で薬物または他の組成物を保存することにより、薬物ひいては注入器240の保存または保存期間は劇的に増加し、このような注入器または自己注入器は、緊急事態が起きた「万が一の場合に備えて」数年とは言わないまでも数か月間手元に置いてもよいことがわかることは重視すべきことである。当然のことながら注入器240上に含有してもよく、または注入器240でパッケージングされてもよいという指示および有効期限の警告にかかわらず元の製造からどれほど時間が経っていても、注入器240は依然として作動可能であり、凍結乾燥された薬物が依然として使用時点で有効であることが望ましいのは当然である。
【0070】
同様に
図43Aおよび
図43Bを参照すると、注入器240内に組み込まれたような本発明の態様による代替例示的溶液送達デバイス40の2つの作動モードにおける断面図が示されている。基本的に
図42Aおよび
図42Bの実施形態と比較すると、遠位貯蔵容器コネクタ276内に位置付けられた膜288は、第1の例示的実施形態で突刺先端286(
図43Aおよび
図43Bの代替実施形態では必要ないので取り除かれている)によって支援された際に断裂する膜288よりむしろ流れることができるように、圧力下で除去されるべき封止プラグ289と置換されている。もう少し詳細には、まず
図42Aを参照すると、装置240の「静止」構成では、概して溶液送達デバイス40を備えるサブアセンブリが一体的に示されており、ここでは
図13〜
図18に示された例示的実施形態のように、カニューレアセンブリ258はデバイス40に遠位に連結され、貯蔵容器274はデバイス40に近位に連結され、次いでこの3つの構成要素は注入器240の筐体242内のユニットとして軸方向に摺動可能に有効に設置されている。アセンブリバネ290は、サブアセンブリを筐体242内で遠位に緩やかに付勢するように注入器240の近位端で設置される。貯蔵容器274は、溶液送達デバイス40の近位外部入口コネクタポート192と選択的に係合するように遠位貯蔵容器コネクタ276を備えて構成される。示されたように、その中に含有された液体、ここでは第2の成分302に対して貯蔵容器のプランジャー282を貯蔵容器274内で遠位に付勢する働きをするプランジャーバネ292によって係合された貯蔵容器のプランジャー282は、貯蔵容器274内で作動可能である。とりわけやはりここでは封止プラグ289は、希釈剤などの第2の成分302とデバイス40内に含有された凍結乾燥された薬物などの第1の成分300の不要なまたは時期尚早な混合を防ぐように、貯蔵容器274と溶液送達デバイス40との間の一時的な流体の不浸透性障壁として、遠位貯蔵容器コネクタ276内に擦られるように設置され、これは自滅するはずである。例示的実施形態に示されたように、プラグ289は、遠位貯蔵容器コネクタ276がその上に設置される際に外部入口コネクタポート192に有効に蓋をかぶせるように、装置の外部入口コネクタポート192の実質的に近位端に位置付けられる。開口を広げるように外部入口コネクタポート192にそのように位置付けられるまたは捕捉されるので、プラグ289はそれによっていかなる液体の第1の成分302が貯蔵容器274から流出するのも防ぐことが理解されよう。貯蔵容器274またはカニューレアセンブリ258と溶液送達デバイス40のように、ありとあらゆるこのような構成要素は一体形成されてもよく、または示されたように個別に形成され設置されてもよいことが当業者にはさらに理解されよう。遠位貯蔵容器コネクタ276内のプラグ289の摩擦係合は障壁として選択的に越される、または別法として取り除かれるもしくはシフトされ、次いで第2の成分302が送達デバイス40の中に流入できなければならないことがさらに理解されよう。さらにこれについては
図43Bに関連して以下に述べる。概してプラグ289は、上述のようにプランジャーバネ292により遠位に付勢された際に貯蔵容器のプランジャー282からの圧力下で貯蔵容器274内の流体コラムなどにより、
図43Aに示された注入器240の「静止」構成において膜288上に掛かった圧力に耐えるような大きさにされ構成される。換言すれば、注入器240、また具体的には貯蔵容器のプランジャー282およびプラグ289は、プランジャーバネ292によって「予め負荷を加えられる」。次いで1つの手法では、プラグ289は、材料(弾性および表面摩擦)および大きさ(直径)について、「静止」構成で予め負荷を加えられたバネ292および貯蔵容器のプランジャー282によって圧力が加えられた状態で、プラグ289は破損するかまたは遠位貯蔵容器コネクタ276内で遠位にシフトして溶液送達デバイス40の入口コネクタポート192に向かってもしくはさらに入口コネクタポート192の中に落ちることはないが、「静止」または「予め負荷を加えられた」圧力を超える選択された圧力に増加すると、プラグ289は除去され、したがって予め負荷を加えられたプランジャーバネ292によって遠位に付勢された際に、やはり貯蔵容器のプランジャー282の影響下で貯蔵容器274から第2の成分302が流れることができるように設計される。示されたように、プラグ289が貯蔵容器コネクタ276および外部入口コネクタポート192内で遠位にシフトするとき、封止プラグ289の遠位への動きおよび第2の成分のその周囲の流れの両方を促進する、縦方向の流路ノッチ145が外部入口コネクタポート192内に形成される。プラグ289は外部入口コネクタポート192(
図16では軸方向の孔194)の名目上内径表面と接触してもよく、またネットまたは封止係合すら有してもよい一方で、ノッチ145は、プラグ289と、プラグ289の周り、またここでは流路144を通る流体流れために外部入口コネクタポート192の軸方向の孔194との間に刻み目または隙間を画定することが理解されよう。遠位貯蔵容器コネクタ276内の選択的係合および遠位貯蔵容器コネクタ276からの解放のために異なる種類のプラグおよび異なる機構を含む、注入器240の貯蔵容器274に対して一時的に封止する広範囲の構成が本発明の態様によって可能であることが当業者には理解されよう。さらに必要に応じて、外部入口コネクタポート192を通る流路を選択的に提供し、または外部入口コネクタポート192を通る流路が可能な様々な構成も、本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能である。
【0071】
本発明の態様による溶液送達デバイス40の様々な概念および予測されるまたは意図される使用において、このようなデバイスは他の関連した構成要素でパッケージングされてもよく、キットとしてともに提供されてもよいことが前述から理解されよう。例えば構成に関わらずデバイス40自体に加えて、このようなキットも、また容器構成要素50の外部放出コネクタポート124上に取り外し可能に設置された容器出口キャップ200、およびプラグ構成要素130の外部入口コネクタポート192上に取り外し可能に設置されたプラグ入口キャップ220を含んでもよい。さらなる例示のために、このようなキットは、その代わりにまたは追加としてカニューレ210、静脈ライン214、および/または注射器230を含んでもよい。カニューレ210を含む場合は、やはりカニューレ210は容器構成要素50の外部放出コネクタポート124上に取り外し可能に設置されてもよく、または外部放出コネクタポート124と一体形成されてもよい。あらゆるこのようなカニューレ210がキット内に含まれるときは、容器出口キャップ200も好ましくは同様に含まれ、不注意な針刺しを防ぐ働きをするように、実質的にカニューレ210の周囲で容器構成要素50の外部放出コネクタポート124上に取り外し可能に設置される。さらにキットは、また注射器以外の形の貯蔵容器を含んでもよく、プラグ構成要素130と一体形成されてもよい。キットはその代わりにまたは追加として注入器240を含んでもよく、この場合には好ましくは、溶液送達デバイス40は注入器240内に予め設置され使用する準備ができている。最後にこのようなあらゆるキットは、デバイス40の使用方法、またはデバイス40を利用する本開示と一致する方法を実施するやり方の指示を少なくとも提供する教材を含む。
【0072】
本明細書の態様はまた以下のように説明されてもよい。
1.内表面を備えた、その中に所定量の第1の成分を含有するように選択された大きさの内部空洞が形成された基壁を有する容器構成要素であって、容器構成要素はさらに外部放出コネクタポートを備えた遠位端を有する、容器構成要素と、
少なくとも第1および第2の作動モードで容器構成要素と選択的に係合するように構成されたプラグ構成要素であって、プラグ構成要素は、近位端、遠位端、および端部間に配置された外表面を有する側壁を有し、側壁および遠位端はともにプラグ周縁を画定し、プラグ構成要素は、実質的に近位端に外部入口コネクタポート、およびプラグ周縁を交差する入口コネクタポートからプラグ出口ポートまで内部流路をさらに有し、プラグ構成要素はプラグ遠位表面を備えた遠位端上に形成される、プラグ構成要素と、
細長い混合チャネルを形成するために容器構成要素の内部空洞内に設置された細長いチャネル壁であって、細長いチャネル壁は壁頂部表面を有し、混合チャネルが実質的に閉じた底部および壁頂部表面に隣接した開いた頂部を有するように、容器構成要素内に配置され、混合チャネルは、プラグ出口ポートと流体連通する入力端部および外部放出コネクタポートと流体連通する出力端部を有する、細長いチャネル壁とを備え、
細長いチャネル壁の壁頂部表面は、プラグ構成要素および容器構成要素がともに第2の作動モードで完全に組み立てられると、プラグ遠位表面が壁頂部表面に接触し、第1の成分のみへの接近が混合チャネルの入力端部および出力端部によって提供されるように、細長い混合チャネルの頂部を実質的に閉じるように、プラグ構成要素に面する容器構成要素内に配置され、
第2の成分が入口コネクタポートを通るように押し付けることにより、第2の成分はプラグ構成要素の内部流路を通って流れ、プラグ出口ポートから出て、第1の成分と混合するように混合チャネルの入力端部に入り、それによって第1の成分と第2の成分とが入口端部から出口端部に混合チャネルをともに移動する際に充分に混合され、次いで個別に混合、振動、還元、またはプライミングステップの必要なしに、送達溶液として外部放出コネクタポートを通って出る、溶液送達デバイス。
2.容器構成要素は、混合チャネルの入力端部と流体連通するように、基壁の内表面内に形成された相互連結溝をさらに備える、実施形態1に記載のデバイス。
3.相互連結溝は容器構成要素の基壁に実質的に縦方向に沿う、実施形態2に記載のデバイス。
4.相互連結溝は、プラグ構成要素が第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てられるときに、プラグ出口ポートと流体連通するために充分な長さからなり、それによって混合チャネルはプラグ出口ポートと外部放出コネクタポートとの間に直接流路を提供する、実施形態2または3に記載のデバイス。
5.容器構成要素は、相互連結溝と流体連通するように基壁の内表面内に形成された分配溝をさらに備える、実施形態2〜4のいずれか1項に記載のデバイス。
6.プラグ構成要素は、プラグ出口ポートと流体連通するように側壁の外表面内に形成された分配溝をさらに備える、実施形態2〜4のいずれか1項に記載のデバイス。
7.分配溝は環状である、実施形態5または6に記載のデバイス。
8.分配溝は連続している、実施形態5〜7のいずれか1項に記載のデバイス。
9.分配溝は、基壁が段のある内部孔を有するように基壁の内表面内に上方に開く段として形成される、実施形態5に記載のデバイス。
10.段は、段の真下で基壁の内表面に移行する皿穴を提供するように傾斜される、実施形態9に記載のデバイス。
11.段は、チャネル壁頂部表面の近位の基壁の内表面に沿って終了する深さを有し、それによって段と混合チャネルとの間に内表面の容器着座部を形成する、実施形態9または10に記載のデバイス。
12.分配溝は、基壁の内表面内に内方に開く周辺凹部として形成される、実施形態5に記載のデバイス。
13.凹部はチャネル壁頂部表面の近位の基壁の内表面内に位置付けられ、それによって凹部と混合チャネルとの間に内表面の容器着座部を形成する、実施形態12に記載のデバイス。
14.分配溝は、プラグ出口ポートによって交差される側壁の外表面内に外方に開く周辺凹部として形成される、実施形態6に記載のデバイス。
15.凹部は、プラグ構成要素の近位にプラグ構成要素の遠位端から離間された側壁の外表面内に位置付けられ、それによって凹部と遠位端との間に外表面のプラグ着座部を形成する、実施形態14に記載のデバイス。
16.プラグ出口ポートはプラグ着座の近位の側壁内に配置され、それによってプラグ構成要素が第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てられると、プラグ出口ポートは分配溝に隣接し、分配溝と流体連通する、実施形態5または6に記載のデバイス。
17.プラグ構成要素の側壁の外表面は、プラグ構成要素が第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てられると、容器構成要素の基壁の内表面の容器着座部に対して着座するように構成されたプラグ着座部を有するように形成される、実施形態1〜16のいずれか1項に記載のデバイス。
18.プラグ着座部および容器着座部はネットフィット係合するように構成される、実施形態17に記載のデバイス。
19.プラグ着座部および容器着座部は直線の壁である、実施形態17または18に記載のデバイス。
20.プラグ着座部および容器着座部は湾曲した壁である、実施形態17または18に記載のデバイス。
21.プラグ着座部および容器着座部は先細である、実施形態17または18に記載のデバイス。
22.基壁は、近位に延在する係合壁を有する実質的に半径方向外方に延在する容器フランジ内の近位で終了する、実施形態1〜21のいずれか1項に記載のデバイス。
23.係合壁は実質的に環状である、実施形態22に記載のデバイス。
24.係合壁は半径方向内方に突出する係合唇部の近位で終了する、実施形態22または23に記載のデバイス。
25.係合唇部は、プラグ構成要素の側壁の外表面内に形成された外方に開く係合溝を係合するように構成される、実施形態24に記載のデバイス。
26.係合溝は、近位に半径方向外方に延在するプラグフランジと遠位にずれて半径方向外方に突出する保持唇部との間に形成される、実施形態25に記載のデバイス。
27.係合唇部は実質的に連続する、実施形態24〜26のいずれか1項に記載のデバイス。
28.半径方向外方に突出する保持唇部は、プラグ構成要素の側壁の外表面上に形成され、容器構成要素の半径方向内方に突出する係合唇部と選択的に係合するように構成される、実施形態24または27に記載のデバイス。
29.保持唇部は、プラグ構成要素が第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てられると、係合唇部により近位に係合された実質的に近位に面する係合溝を画定する、実施形態28に記載のデバイス。
30.プラグ構成要素は、比較的大きい直径の近位プラグ係合部を比較的小さい直径の遠位プラグ着座部から分離する、遠位に面する肩部によって画定された段のある側壁を有して形成され、
容器構成要素の係合唇部から容器フランジまでの距離は、プラグ構成要素の係合溝から肩部までの距離と実質的に等しく、それによって係合唇部の係合溝内での係合は、プラグ構成要素を第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てると、プラグ構成要素の肩部を容器構成要素の容器フランジに隣接して実質的に位置付ける、実施形態25〜29のいずれか1項に記載のデバイス。
31.容器フランジは、基壁から半径方向にずれた近位に開くOリング溝を備えて形成され、
Oリングは、プラグ構成要素を第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てると、プラグ構成要素の肩部と容器構成要素の容器フランジとの間に封止を提供するようにOリング溝内に着座される、実施形態30に記載のデバイス。
32.容器フランジから容器構成要素の内部空洞内に設置された細長いチャネル壁の壁頂部表面までの距離は、肩部からプラグ構成要素の遠位端までの距離と実質的に等しく、それによって容器構成要素の係合唇部がプラグ構成要素の係合溝内に係合され、プラグ構成要素の肩部が容器構成要素の容器フランジに隣接して位置付けられるように、プラグ構成要素を第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てることにより、プラグ構成要素のプラグ遠位表面は、細長い混合チャネルの頂部を実質的に閉じるために容器構成要素の細長いチャネル壁の壁頂部表面に対して実質的に着座し、さらにプラグ構成要素のプラグ着座部は、プラグ出口ポートと流体連通する入力端部以外の細長い混合チャネルを実質的に封止するために容器構成要素の容器着座部内に着座する、実施形態30または31に記載のデバイス。
33.少なくとも1つの容器通気穴は基壁の半径方向外方に容器フランジ内に形成され、それによって第1の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、容器構成要素の内部空洞と少なくとも1つの容器通気穴を少なくとも通る周囲大気との間に流体連通がある、実施形態22〜32のいずれか1項に記載のデバイス。
34.少なくとも1つの容器通気穴がOリング溝の半径方向外方に容器フランジ内に形成され、それによって第1の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、容器構成要素の内部空洞と少なくとも1つの容器通気穴を少なくとも通る周囲大気との間に流体連通があり、さらにそれによって第2の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に完全に組み込まれた状態で、内部空洞と周囲大気との間の流体連通を防ぐように、Oリング溝内に着座したOリングはプラグ構成要素の肩部と容器構成要素の容器フランジとの間を封止する、実施形態31に記載のデバイス。
35.少なくとも1つのプラグ通気穴は、容器構成要素の基壁の半径方向外方にプラグ構成要素の遠位端内に形成され、それによって第1の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、容器構成要素の内部空洞と少なくとも1つのプラグ通気穴を少なくとも通る周囲大気との間に流体連通がある、実施形態22〜32のいずれか1項に記載のデバイス。
36.少なくとも1つのプラグ通気穴は、容器構成要素の容器フランジ内に形成されたOリング溝の半径方向外方にプラグ構成要素の遠位端内に形成され、それによって第1の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、容器構成要素の内部空洞と少なくとも1つのプラグ通気穴を少なくとも通る周囲大気との間に流体連通があり、さらにそれによって第2の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に完全に組み込まれた状態で、内部空洞と周囲大気との間の流体連通を防ぐように、Oリング溝内に着座したOリングはプラグ構成要素の肩部と容器構成要素の容器フランジとの間を封止する、実施形態31に記載のデバイス。
37.第1の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、プラグ構成要素の外表面上に形成された半径方向内方に突出する保持唇部は、容器構成要素の係合壁上に近位に形成された半径方向内方に突出する係合唇部上に着座し、それによってプラグ構成要素の肩部は容器構成要素の容器フランジの上に架橋され、プラグ構成要素のプラグ着座部は、容器構成要素の内部空洞、また具体的に細長い混合チャネルと、少なくとも1つの容器通気穴および少なくとも1つのプラグ通気穴のうちの少なくとも1つを通る周囲大気との間の流体連通を促進するように、容器構成要素の基壁の内表面内の上方に開く段として形成された分配溝内に少なくとも部分的に架橋される、実施形態33〜36のいずれか1項に記載のデバイス。
38.半径方向内方に突出する係合唇部は可撓性であり、デバイスをプラグ構成要素が容器構成要素内に完全に組み込まれた第2の作動モードにシフトすることは、半径方向内方に突出する係合唇部を、半径方向外方に突出する保持唇部に対してその上を通過しその近位に着座しそれに隣接するように近位にシフトすることを含む、実施形態37に記載のデバイス。
39.半径方向内方に突出する係合唇部は、容器構成要素の係合壁の一部を画定する可撓性脚の上に形成される、実施形態24〜38のいずれか1項に記載のデバイス。
40.係合壁は2つの実質的にずれた可撓性脚を備える、実施形態39に記載のデバイス。
41.2つの容器通気穴を備える、実施形態40に記載のデバイス。
42.複数のプラグ通気穴を備える、実施形態40に記載のデバイス。
43.2つ、3つ、または4つのプラグ通気穴を備える、実施形態40に記載のデバイス。
44.係合壁は3つの離間した可撓性脚を備える、実施形態39に記載のデバイス。
45.3つの容器通気穴を備える、実施形態44に記載のデバイス。
46.複数のプラグ通気穴を備える、実施形態44に記載のデバイス。
47.2つ、3つ、または4つのプラグ通気穴を備える、実施形態44に記載のデバイス。
48.係合壁は4つの離間した可撓性脚を備える、実施形態39に記載のデバイス。
49.4つの容器通気穴を備える、実施形態48に記載のデバイス。
50.複数のプラグ通気穴を備える、実施形態48に記載のデバイス。
51.2つ、3つ、または4つのプラグ通気穴を備える、実施形態48に記載のデバイス。
52.可撓性脚は、リビングヒンジとして機能するように、ずれた縦方向のノッチによって束縛された係合壁の一部によって画定される、実施形態37〜51のいずれか1項に記載のデバイス。
53.可撓性脚の位置は、半径方向外方に延在する容器フランジから延在する際に、少なくとも1つの容器通気穴の位置に実質的に対応する、実施形態37〜52のいずれか1項に記載のデバイス。
54.半径方向外方に突出する保持唇部は、プラグ構成要素の側壁の一部を画定する可撓性脚上に形成される、実施形態28〜38のいずれか1項に記載のデバイス。
55.側壁は2つの実質的にずれた可撓性脚を備える、実施形態54に記載のデバイス。
56.側壁は3つの離間した可撓性脚を備える、実施形態54に記載のデバイス。
57.側壁は4つの離間した可撓性脚を備える、実施形態54に記載のデバイス。
58.可撓性脚は、ずれた縦方向のノッチによって束縛された側壁の一部によって画定される、実施形態54〜57のいずれか1項に記載のデバイス。
59.可撓性脚は、リビングヒンジとして機能するように、単一の縁部に沿って下部脚接合部のみで側壁に取り付けられる、実施形態58に記載のデバイス。
60.プラグ構成要素の側壁は半径方向外方に延在するプラグフランジ内の近位で終了する、実施形態22〜59のいずれか1項に記載のデバイス。
61.プラグフランジは、容器構成要素の係合壁と実質的に半径方向に同一延長線上にあるプラグ周縁を画定する、実施形態60に記載のデバイス。
62.容器フランジは近位に延在する係合壁を超えて半径方向外方に延在する、実施形態22〜59のいずれか1項に記載のデバイス。
63.周縁壁は、係合壁の半径方向外方に係合壁から離間した容器フランジから実質的に近位に延在する、実施形態62に記載のデバイス。
64.周縁壁および係合壁は実質的に近位に同一延長線上にある、実施形態63に記載のデバイス。
65.プラグ構成要素の側壁は、容器構成要素の周縁壁と実質的に半径方向に同一延長線上にある、プラグ周縁を画定する半径方向外方に延在するプラグフランジ内の近位で終了する、実施形態63または64に記載のデバイス。
66.基壁は近位に延在する係合壁内の近位で終了する、実施形態1〜21のいずれか1項に記載のデバイス。
67.基壁および係合壁は実質的に連続している、実施形態66に記載のデバイス。
68.係合壁は実質的に環状である、実施形態66または67に記載のデバイス。
69.係合壁は半径方向内方に突出する係合唇部内の近位で終了する、実施形態66〜68のいずれか1項に記載のデバイス。
70.係合唇部はプラグ構成要素の近位端を係合するように構成される、実施形態69に記載のデバイス。
71.プラグ構成要素の近位端は近位に面するプラグ近位表面を有して形成され、係合唇部は、プラグ構成をデバイスの第2の作動モードで容器構成要素内に完全に着座されると、プラグ近位表面に対して着座するように構成された遠位に面する唇遠位表面を有して形成される、実施形態70に記載のデバイス。
72.係合唇部は実質的に連続している、実施形態69〜71のいずれか1項に記載のデバイス。
73.半径方向外方に開く保持溝は、プラグ構成要素の側壁の外表面上に形成され、デバイスの第1の作動モードで容器構成要素の半径方向内方に突出する係合唇部と係合するように構成され、デバイスの第2の作動モードで係合唇部の遠位で容器構成要素の係合壁内に形成された半径方向内方に突出する保持唇部と係合するようにさらに構成される、実施形態69〜72のいずれか1項に記載のデバイス。
74.半径方向外方に突出する保持唇部は、プラグ構成要素の側壁の外表面上に形成され、デバイスの第1の作動モードで容器構成要素の半径方向内方に突出する係合唇部と係合するように構成され、デバイスの第2の作動モードで容器構成要素の半径方向内方に開く係合溝と係合するようにさらに構成される、実施形態69〜72のいずれか1項に記載のデバイス。
75.半径方向内方に開く保持溝は、容器構成要素の基壁の内表面上に形成され、
半径方向外方に延在する保持唇部は、プラグ構成要素の側壁の外表面上に形成され、デバイスの第2の作動モードで容器構成要素の半径方向内方に開く保持溝と係合するように構成される、実施形態66〜74のいずれか1項に記載のデバイス。
76.保持溝および保持唇部は、どちらも分配溝の近位に位置付けられる、実施形態75に記載のデバイス。
77.半径方向外方に開くOリング溝はプラグ構成要素の側壁の外表面上に形成され、
Oリングは、プラグ外表面と容器内表面との間を封止するためにOリング溝内に着座される、実施形態66〜76のいずれか1項に記載のデバイス。
78.半径方向内方に延在する保持唇部は、容器構成要素の基壁の内表面上に形成され、デバイスの第2の作動モードでプラグ構成要素の側壁の外表面上に形成された、半径方向外方に開く保持溝と係合するように構成される、実施形態66〜77のいずれか1項に記載のデバイス。
79.プラグ構成要素は、比較的大きい直径の近位プラグ係合部を比較的小さい直径の遠位プラグ着座部から分離する、遠位に面するプラグ肩部によって画定された段のある側壁を有して形成され、
容器構成要素は、比較的大きい直径の近位容器係合部を比較的小さい直径の遠位容器着座部から分離する、近位に面する容器肩部によって画定された段のある基壁を有して形成され、容器係合部はプラグ係合部と選択的に係合するように構成され、容器着座部はプラグ着座部を選択的に受領するように構成される、実施形態66〜78のいずれか1項に記載のデバイス。
80.係合唇部から容器肩部までの距離は、係合溝からプラグ肩部までの距離と実質的に等しく、それによってプラグ構成要素が第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てられると係合唇部が係合溝内に係合することにより、実質的にプラグ肩部が容器肩部に隣接して位置付けられる、実施形態79に記載のデバイス。
81.唇遠位表面から容器肩部までの距離は、プラグ近位表面からプラグ肩部までの距離と実質的に等しく、それによってプラグ構成要素が第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てられると係合唇部がプラグ近位端と係合することにより、実質的にプラグ肩部が容器肩部に隣接して位置付けられる、実施形態79に記載のデバイス。
82.容器肩部は、基壁から半径方向にずれた近位に開くOリング溝を備えて形成され、
Oリングは、プラグ構成要素を第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てると、プラグ肩部と容器肩部との間に封止を提供するようにOリング溝内に着座される、実施形態80または81に記載のデバイス。
83.プラグ肩部は分配溝の近位の側壁上に形成される、実施形態79〜82のいずれか1項に記載のデバイス。
84.容器肩部は分配溝の近位の基壁上に形成される、実施形態79〜83のいずれか1項に記載のデバイス。
85.容器肩部は保持溝の近位の基壁上に形成される、実施形態79〜84のいずれか1項に記載のデバイス。
86.容器肩部から容器構成要素の内部空洞内に設置された細長いチャネル壁の壁頂部表面までの距離は、プラグ肩部からプラグ構成要素の遠位端までの距離と実質的に等しく、それによって容器構成要素の係合唇部がプラグ構成要素の係合溝内に係合され、プラグ構成要素の肩部が容器構成要素の容器フランジに隣接して位置付けられるように、プラグ構成要素が第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てることにより、プラグ構成要素のプラグ遠位表面は、細長い混合チャネルの頂部を実質的に閉じるために容器構成要素の細長いチャネル壁の壁頂部表面に対して実質的に着座し、さらにプラグ構成要素のプラグ着座部は、プラグ出口ポートと流体連通する入力端部以外の細長い混合チャネルに実質的に着座するために容器構成要素の容器着座部内に着座する、実施形態79〜85のいずれか1項に記載のデバイス。
87.第1の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、容器構成要素の係合壁上の近位に形成された半径方向内方に突出する係合唇部は、プラグ構成要素の側壁の外表面上に形成された半径方向外方に開く保持溝内に着座し、それによってプラグ肩部は容器肩部の上に架橋され、プラグ構成要素のプラグ着座部は、容器構成要素の内部空洞、また具体的に細長い混合チャネルと、実質的にプラグ構成要素の周りの周囲大気との間の流体連通を促進するように、容器着座部内で少なくとも部分的に架橋される、実施形態79〜86のいずれか1項に記載のデバイス。
88.第1の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、容器構成要素の係合壁上の近位に形成された半径方向内方に突出する係合唇部は、プラグ構成要素の側壁の外表面上に形成された半径方向外方に開く保持溝内に着座し、それによってプラグ構成要素のプラグ着座部は、容器構成要素の内部空洞、また具体的に細長い混合チャネルと、実質的にプラグ構成要素の周りの周囲大気との間の流体連通を促進するように、容器構成要素の容器着座部内で少なくとも部分的に架橋される、実施形態73〜86のいずれか1項に記載のデバイス。
89.第1の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、容器構成要素の係合壁上の近位に形成された半径方向内方に突出する係合唇部は、プラグ構成要素の側壁の外表面上に形成された半径方向外方に突出する保持唇部上に着座し、それによってプラグ構成要素のプラグ着座部は、容器構成要素の内部空洞、また具体的に細長い混合チャネルと、実質的にプラグ構成要素の周りの周囲大気との間の流体連通を促進するように、容器構成要素の容器着座部内で少なくとも部分的に架橋される、実施形態74〜86のいずれか1項に記載のデバイス。
90.少なくとも1つの容器通気穴は保持唇部の近位の容器係合壁内に形成され、それによって第1の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、容器構成要素の内部空洞と少なくとも1つの容器通気穴を少なくとも通る周囲大気との間に流体連通がある、実施形態73〜89のいずれか1項に記載のデバイス。
91.半径方向内方に突出する係合唇部は可撓性であり、デバイスをプラグ構成要素が容器構成要素内に完全に組み込まれた第2の作動モードにシフトすることは、半径方向内方に突出する係合唇部を、半径方向外方に開く保持溝に対してその上を通過しその近位に着座するように近位にシフトすることを含む、実施形態88〜90のいずれか1項に記載のデバイス。
92.半径方向内方に突出する係合唇部は、容器構成要素の係合壁の一部を画定する可撓性脚の上に形成される、実施形態69〜91のいずれか1項に記載のデバイス。
93.係合壁は2つの実質的にずれた可撓性脚を備える、実施形態92に記載のデバイス。
94.2つの容器通気穴を備える、実施形態93に記載のデバイス。
95.係合壁は3つの離間した可撓性脚を備える、実施形態92に記載のデバイス。
96.3つの容器通気穴を備える、実施形態95に記載のデバイス。
97.係合壁は4つの離間した可撓性脚を備える、実施形態92に記載のデバイス。
98.4つの容器通気穴を備える、実施形態97に記載のデバイス。
99.可撓性脚は、リビングヒンジとして機能するように、ずれた縦方向のノッチによって束縛された係合壁の一部によって画定される、実施形態92〜98のいずれか1項に記載のデバイス。
100.可撓性脚の位置は、半径方向外方に延在する容器フランジから延在する際に、少なくとも1つの容器通気穴の位置に実質的に対応する、実施形態92〜102のいずれか1項に記載のデバイス。
101.半径方向外方に突出する保持唇部は、プラグ構成要素の側壁の一部を画定する可撓性脚上に形成される、実施形態73〜100のいずれか1項に記載のデバイス。
102.側壁は2つの実質的にずれた可撓性脚を備える、実施形態101に記載のデバイス。
103.側壁は3つの離間した可撓性脚を備える、実施形態101に記載のデバイス。
104.側壁は4つの離間した可撓性脚を備える、実施形態101に記載のデバイス。
105.可撓性脚は、ずれた縦方向のノッチによって束縛された側壁の一部によって画定される、実施形態101〜104のいずれか1項に記載のデバイス。
106.可撓性脚は、リビングヒンジとして機能するように、単一の縁部に沿って下部脚接合部のみで側壁に取り付けられる、実施形態105に記載のデバイス。
107.プラグ構成要素の側壁は半径方向外方に延在するプラグフランジ内の近位で終了する、実施形態66〜106のいずれか1項に記載のデバイス。
108.プラグフランジは、容器構成要素の係合壁と実質的に半径方向に同一延長線上にあるプラグ周縁を画定する、実施形態107に記載のデバイス。
109.容器構成要素は容器指標表面を備えて形成され、
プラグ構成要素は、プラグ構成要素が容器構成要素内に着座する際に容器指標表面を選択的に係合するように構成されたプラグ指標表面を備えて形成され、それによって第2の作動モードでプラグ出口ポートは混合チャネルの入力端部に実質的に隣接して位置付けられる、実施形態66〜109のいずれか1項に記載のデバイス。
110.容器指標表面およびプラグ指標表面は実質的に螺旋状である、実施形態109に記載のデバイス。
111.容器指標表面およびプラグ指標表面は実質的に対向する傾斜面である、実施形態109に記載のデバイス。
112.容器指標表面およびプラグ指標表面は実質的にネジ式である、実施形態109に記載のデバイス。
113.容器指標表面は実質的に近位に面し、
プラグ指標表面は実質的に遠位に面する、実施形態109〜112のいずれか1項に記載のデバイス。
114.プラグ出口ポートは、プラグ指標表面の最遠位部に実質的に隣接して位置付けられる、実施形態109〜113のいずれか1項に記載のデバイス。
115.プラグ出口ポートは、プラグ側壁外表面とプラグ遠位表面との実質的に接触面に位置付けられる、実施形態109〜113のいずれか1項に記載のデバイス。
116.流路は、プラグ出口ポートを画定する実質的に横方向の孔によって交差され、実質的に横方向の孔と流体連通する、入口コネクタポート内に形成された実質的に軸方向の孔を備える、実施形態1〜115のいずれか1項に記載のデバイス。
117.容器出口キャップは、外部放出コネクタポートと選択的に封止可能に係合するように構成される、実施形態1〜116のいずれか1項に記載のデバイス。
118.容器出口キャップは、容器基壁と実質的に同一延長線上にある出口キャップ壁を有する、実施形態117に記載のデバイス。
119.容器出口キャップは、少なくとも容器基壁の直径と同じ大きさである出口キャップの直径を有する、出口キャップ壁を有する、実施形態117に記載のデバイス。
120.容器出口キャップは、出口キャップ基面を画定する出口キャップ基部内の遠位で終了する出口キャップ壁を有する、実施形態117に記載のデバイス。
121.出口キャップ基面は実質的に平面であり、それによってデバイスは容器出口キャップ上に直立できる、実施形態117〜120のいずれか1項に記載のデバイス。
122.出口キャップ壁は、デバイスが容器出口キャップ上に直立できるように充分な出口キャップ周縁を画定する、実施形態118〜121のいずれか1項に記載のデバイス。
123.出口キャップの周縁は出口キャップの断面積を有し、
容器基壁は容器の断面積を有する容器の周縁を画定する、実施形態122に記載のデバイス。
124.出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも50%である、実施形態123に記載のデバイス。
125.出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも60%である、実施形態123に記載のデバイス。
126.出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも70%である、実施形態123に記載のデバイス。
127.出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも80%である、実施形態123に記載のデバイス。
128.出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも90%である、実施形態123に記載のデバイス。
129.出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも95%である、実施形態123に記載のデバイス。
130.出口キャップの断面積は容器の断面積の少なくとも100%である、実施形態123に記載のデバイス。
131.出口キャップおよび外部放出コネクタポートは篏合するルアーコネクタ部材を有して構成される、実施形態117〜130のいずれか1項に記載のデバイス。
132.出口キャップを取り除くことにより外部放出コネクタポートをカニューレと係合できる、実施形態117〜131のいずれか1項に記載のデバイス。
133.カニューレを外部放出コネクタポートと係合することはルアーコネクタ部材を篏合するためである、実施形態132に記載のデバイス。
134.プラグ入口キャップは外部入口コネクタポートと選択的に封止可能に係合するように構成される、実施形態1〜133のいずれか1項に記載のデバイス。
135.入口キャップおよび外部入口コネクタポートは篏合するルアーコネクタ部材を有して構成される、実施形態134に記載のデバイス。
136.入口キャップを取り除くことにより外部入口コネクタポートを注射器と係合できる、実施形態134または135に記載のデバイス。
137.注射器を外部入口コネクタポートと係合することはルアーコネクタ部材を篏合するためである、実施形態136に記載のデバイス。
138.第1の成分の所定量は名目上10分の2立法センチメートル(0.2cc)である、実施形態1〜116のいずれか1項に記載のデバイス。
139.第1の成分の所定量は名目上1立法センチメートル(1.0cc)である、実施形態1〜116のいずれか1項に記載のデバイス。
140.細長いチャネル壁を構成する内部空洞容量は、第1の成分の所定量と実質的に等しい、実施形態138または139に記載のデバイス。
141.第2の成分の供給される容量は、第1の成分の所定量と実質的に等しい、実施形態1〜140のいずれか1項に記載のデバイス。
142.第2の成分の供給される容量は、第1の成分の所定量より多い、実施形態1〜140のいずれか1項に記載のデバイス。
143.第2の成分の供給される容量は、第1の成分の所定量の実質的に2倍である、実施形態1〜140のいずれか1項に記載のデバイス。
144.外部入口コネクタポートは雌ルアーコネクタとして構成され、外部放出コネクタポートは雄ルアーコネクタとして構成される、実施形態1〜143のいずれか1項に記載のデバイス。
145.雄ルアーコネクタおよび雌ルアーコネクタは選択的に係合可能であるような大きさにされる、実施形態144に記載のデバイス。
146.貯蔵容器は、外部入口コネクタポートと選択的に流体連通するようにプラグ構成要素と一体形成される、実施形態1〜116のいずれか1項に記載のデバイス。
147.貯蔵容器は第2の成分を含有する、実施形態146に記載のデバイス。
148.貯蔵容器は注射器として構成される、実施形態147に記載のデバイス。
149.貯蔵容器内で作動可能なプランジャーをさらに備える、実施形態147または148に記載のデバイス。
150.貯蔵容器の容量は第1の成分の所定量と実質的に等しい、実施形態146〜149のいずれか1項に記載のデバイス。
151.貯蔵容器の容量は第1の成分の所定量より多い、実施形態146〜149のいずれか1項に記載のデバイス。
152.貯蔵容器の容量は第1の成分の所定量の実質的に2倍である、実施形態146〜149のいずれか1項に記載のデバイス。
153.カニューレは、外部出口コネクタポートと流体連通するように容器構成要素と一体形成される、実施形態1〜116のいずれか1項に記載のデバイス。
154.容器出口キャップは、実質的にカニューレの周りの外部放出コネクタポートと選択的に封止可能に係合するように構成される、実施形態153に記載のデバイス。
155.第1の成分は実質的に粉末状であり、
第2の成分は実質的に液状である、実施形態1〜154のいずれか1項に記載のデバイス。
156.第1の成分は凍結乾燥された薬剤であり、
第2の成分は希釈剤である、実施形態155に記載のデバイス。
157.第1の成分は最初に実質的に液状で容器構成要素の内部空洞の中に導入され、その後デバイスは第1の作動モードで凍結乾燥された薬剤を得るために凍結乾燥工程を受ける、実施形態156に記載のデバイス。
158.希釈剤は最初に注射器内に収納され、その後注射器はプラグ構成要素の外部入口コネクタポートに連結され、希釈剤をプラグ構成要素に通し、凍結乾燥された薬剤と接触するように内部空洞の中に入れ、送達溶液の最初の流れは送達溶液の後の流れより高い濃度の薬剤を有する送達溶液が外部放出コネクタポートから流れ出るように、薬剤の濃度勾配を有する送達溶液を形成するために粉末を還元し、それによって混合および送達は同じステップで起き、個別の還元ステップは必要ない、実施形態156または157に記載のデバイス。
159.第1の成分は活性凍結乾燥された粉末であり、
第2の成分は活性希釈剤である、実施形態155に記載のデバイス。
160.第1の成分は最初に実質的に液状で容器構成要素の内部空洞の中に導入され、その後デバイスは第1の作動モードで凍結乾燥された薬剤を得るために凍結乾燥工程を受ける、実施形態159に記載のデバイス。
161.希釈剤は最初に注射器内に収納され、その後注射器はプラグ構成要素の外部入口コネクタポートに連結され、希釈剤をプラグ構成要素に通し、凍結乾燥された薬剤と接触するように内部空洞の中に入れ、送達溶液の最初の流れは送達溶液の後の流れより高い濃度の活性成分を有する送達溶液が外部放出コネクタポートから流れ出るように、活性成分の濃度勾配を有する送達溶液を形成するために粉末を還元し、それによって混合および送達は同じステップで起き、個別の還元ステップは必要ない、実施形態159または160に記載のデバイス。
162.第1の成分は不活性粉末であり、
第2の成分は活性希釈剤である、実施形態155に記載のデバイス。
163.希釈剤は最初に注射器内に収納され、その後注射器はプラグ構成要素の外部入口コネクタポートに連結され、希釈剤をプラグ構成要素に通し、粉末と接触するように内部空洞の中に入れ、送達溶液の最初の流れは送達溶液の後の流れより高い濃度の活性成分を有する送達溶液が外部放出コネクタポートから流れ出るように、活性成分の濃度勾配を有する送達溶液を形成するために粉末を活性化し、それによって混合および送達は同じステップで起き、個別の活性化ステップは必要ない、実施形態162に記載のデバイス。
164.第1の成分は凍結乾燥された薬剤、活性凍結乾燥された粉末、および不活性粉末のうちの1つであり、
第2の成分は還元された薬物である、実施形態155に記載のデバイス。
165.還元された薬物は実施形態156〜163に記載されたデバイスに由来する、実施形態164に記載のデバイス。
166.第1および第2の成分は実質的に液状である、実施形態1〜154のいずれか1項に記載のデバイス。
167.第1および第2の成分はどちらも薬物である、実施形態1〜166のいずれか1項に記載のデバイス。
168.第1および第2の成分は薬物および化学薬品である、実施形態1〜166のいずれか1項に記載のデバイス。
169.第1および第2の成分はどちらも化学薬品である、実施形態1〜166のいずれか1項に記載のデバイス。
170.第1および第2の成分は薬物およびマトリックスである、実施形態1〜166のいずれか1項に記載のデバイス。
171.第1および第2の成分は薬物およびアルブミンである、実施形態1〜166のいずれか1項に記載のデバイス。
172.第1および第2の成分は薬物および抗体フラグメントである、実施形態1〜166のいずれか1項に記載のデバイス。
173.第1および第2の成分はマーカーおよび抗体フラグメントである、実施形態1〜166のいずれか1項に記載のデバイス。
174.第1および第2の成分は薬物および担体である、実施形態1〜166のいずれか1項に記載のデバイス。
175.第1および第2の成分は薬物および標的分子である、実施形態1〜166のいずれか1項に記載のデバイス。
176.第1および第2の成分は診断薬および化学薬品である、実施形態1〜166のいずれか1項に記載のデバイス。
177.第1および第2の成分は、薬物、化学薬品、マトリックス、アルブミン、抗体フラグメント、マーカー、担体、標的分子、診断薬、および希釈剤またはそれらのあらゆる組合せからなる群から選択される、実施形態1〜166のいずれか1項に記載のデバイス。
178.化学薬品は送達溶液の半減期を延ばす、実施形態177に記載のデバイス。
179.第1および第2の成分の予混合は望ましくない、実施形態1〜178のいずれか1項に記載のデバイス。
180.第1および第2の成分の予混合は不安定なpHを有する送達溶液を形成する、実施形態179に記載のデバイス。
181.第1および第2の成分の予混合は望ましくないpHを有する送達溶液を形成する、実施形態179に記載のデバイス。
182.第1および第2の成分の予混合は特定の貯蔵寿命を超える不安定な保存期間を有する送達溶液を形成する、実施形態179に記載のデバイス。
183.第1および第2の成分の予混合は特定の貯蔵寿命を超える望ましくない保存期間を有する送達溶液を形成する、実施形態179に記載のデバイス。
184.貯蔵寿命は5分である、実施形態182または183に記載のデバイス。
185.貯蔵寿命は30分である、実施形態182または183に記載のデバイス。
186.貯蔵寿命は1時間である、実施形態182または183に記載のデバイス。
187.貯蔵寿命は1日である、実施形態182または183に記載のデバイス。
188.第1および第2の成分の予混合は不安定な製剤特性を有する送達溶液を形成する、実施形態179に記載のデバイス。
189.第1および第2の成分の予混合は望ましくない製剤特性を有する送達溶液を形成する、実施形態179に記載のデバイス。
190.第1および第2の成分の予混合は凝集を増加させる、実施形態179に記載のデバイス。
191.第1および第2の成分の予混合は結晶化を増加させる、実施形態179に記載のデバイス。
192.第1および第2の成分の予混合は、実施形態179に記載のデバイス。
193.第1および第2の成分の予混合は規制当局によって対応されない、実施形態179に記載のデバイス。
194.第1および第2の成分の予混合は不要な化学反応を引き起こす、実施形態179に記載のデバイス。
195.第1および第2の成分の予混合は時期尚早な化学反応を引き起こす、実施形態179に記載のデバイス。
196.
a)所定量の第1の成分を容器構成要素の内部空洞内に充填するステップと、
b)プラグ構成要素を容器構成要素内にデバイスの第1の作動モードで位置付けるステップであって、プラグ遠位表面は第1の成分から離間されている、位置付けるステップと、
c)第1の成分をデバイスと第1の作動モードで作用させるステップと、
d)プラグ構成要素をデバイスの第2の作動モードにシフトするステップであって、プラグ構成要素は容器構成要素内に完全に着座し、プラグ遠位表面は第1の成分に対して実質的に隣接する、シフトするステップと、
e)第2の成分がプラグ構成要素内に形成された内部流路を通り、第1の成分に接触するように容器構成要素の内部空洞の中に流れるステップとを含み、
それによって第1および第2の成分が、送達溶液を形成する際に個別に混合、振動、還元、またはプライミングステップの必要なしに充分に混合される、実施形態1〜195のいずれか1項に定義されたような溶液送達デバイスを利用する方法。
197.所定量の第1の成分を充填するステップはバイアル充填アセンブリ線工程を介して達成される、実施形態196に記載の方法。
198.容器出口キャップを外部放出コネクタポート上に取り外し可能に設置するさらなるステップを含み、容器出口キャップは充填するステップの間に容器構成要素を実質的に直立させる役目を果たす、実施形態196または197に記載の方法。
199.プラグ構成要素を第1の作動モードで容器構成要素内に位置付けるステップにより通気隙間が可能になり、それによって容器構成要素の内部空洞は周囲大気と流体連通する、実施形態196に記載の方法。
200.第1の成分を第1の作動モードでデバイスと作用させるステップは、デバイスが凍結乾燥工程を受けることを含む、実施形態196〜199のいずれか1項に記載の方法。
201.第1の成分を第1の作動モードでデバイスと作用させるステップは、デバイスが噴霧乾燥工程を受けることを含む、実施形態196〜199のいずれか1項に記載の方法。
202.第1の成分を第1の作動モードでデバイスと作用させるステップは、デバイスが噴霧冷凍乾燥工程を受けることを含む、実施形態196〜199のいずれか1項に記載の方法。
203.第1の成分を第1の作動モードでデバイスと作用させるステップは、デバイスがバルク結晶化工程を受けることを含む、実施形態196〜199のいずれか1項に記載の方法。
204.第1の成分を第1の作動モードでデバイスと作用させるステップは、デバイスが真空乾燥工程を受けることを含む、実施形態196〜199のいずれか1項に記載の方法。
205.第1の成分を第1の作動モードでデバイスと作用させるステップは、デバイスが泡沫乾燥工程を受けることを含む、実施形態196〜199のいずれか1項に記載の方法。
206.プラグ構成要素を第2の作動モードにシフトするステップは、プラグ遠位表面を容器構成要素の内部空洞内に設置された壁の壁頂部表面上に当接することを含む、実施形態196〜205のいずれか1項に記載の方法。
207.プラグ構成要素を第2の作動モードにシフトするステップは、プラグ構成要素を容器構成要素内に篏合することを含む、実施形態196〜206のいずれか1項に記載の方法。
208.プラグ構成要素を第2の作動モードにシフトするステップは、プラグ構成要素を容器構成要素内に溶接することを含む、実施形態196〜206のいずれか1項に記載の方法。
209.プラグ構成要素を第2の作動モードにシフトするステップは、プラグ構成要素を容器構成要素内に接着することを含む、実施形態196〜206のいずれか1項に記載の方法。
210.デバイスを不正開封防止することをさらに含む、実施形態207〜209のいずれか1項に記載の方法。
211.デバイスを不正開封防止するステップは、係合表面を内部に位置付けることを含む、実施形態210に記載の方法。
212.デバイスを不正開封防止するステップは、係合表面が配置されている容器構成要素の係合壁の周りに周縁壁を位置付けることを含む、実施形態210に記載の方法。
213.第2の成分を流すステップは、第2の成分を含有する注射器をプラグ構成要素の外部入口コネクタポートに連結させること、および第2の成分を内部流路に通し、容器構成要素の内部空洞の中に入れるために、注射器プランジャーを作動させることを含む、実施形態196〜212のいずれか1項に記載の方法。
214.第2の成分を流すステップは、外部入口コネクタポートと選択的に流体連通するように、プラグ構成要素と一体形成された貯蔵容器内に作動可能に位置付けられたプランジャーを作動させることを含む、実施形態196〜212のいずれか1項に記載の方法。
215.第2の成分を流すステップは、注入器を作動させることをさらに含み、デバイスは作動可能に設置される、実施形態213または214に記載の方法。
216.注入器を作動させるステップは、注入器の遠位端の近位に力を加えることを含む、実施形態215に記載の方法。
217.注入器の遠位端に力を加えるステップは、プランジャーをプランジャーバネの負荷の下で遠位にシフトするように操作する、実施形態216に記載の方法。
218.注入器が作動されると圧縮されるプランジャーバネのバネ力は、外部入口コネクタポートを一時的に封止する膜を超え、それによって第2の成分がプラグ構成要素の中に流入することができるのに充分である、実施形態217に記載の方法。
219.膜は、膜を断裂するように圧力によって克服される、実施形態218に記載の方法。
220.膜は、プランジャーに貼り付けられ、プランジャーに作用するプランジャーバネの付勢の下で膜と接触するようにシフトされた突刺先端によって克服される、実施形態217〜219のいずれか1項に記載の方法。
221.第2の成分を流すステップは、第2の溶液送達デバイスを第1の溶液送達デバイスの上流で直列に連結すること、および第2の溶液送達デバイスによって画定された第2の成分を第2の溶液送達デバイスから第1の溶液送達デバイスの外部入口コネクタポートに方向づけることを含む、実施形態196〜212のいずれか1項に記載の方法。
222.第4の成分を含有する注入器を第2のデバイスのプラグ構成要素の外部入口コネクタポートに連結するステップ、およびその中に含有された第3の成分と混合するように第4の成分を内部流路を通して第2のデバイスの容器構成要素の内部空洞の中に入れ、それによって第2の成分を画定する第2のデバイスの送達溶液を形成するために、注射器プランジャーを作動させるステップをさらに含む、実施形態221に記載の方法。
223.第1の成分は、凍結乾燥された薬剤、活性凍結乾燥された粉末、および不活性粉末のうちの1つであり、
第2の成分は希釈剤である、実施形態222に記載の方法。
224.第3および第4の成分は、薬物、化学薬品、マトリックス、アルブミン、抗体フラグメント、マーカー、担体、標的分子、診断薬、および希釈剤またはそれらのあらゆる組合せからなる群から選択される、実施形態222に記載の方法。
225.第1および第2の成分の予混合は望ましくない、実施形態196〜224のいずれか1項に記載の方法。
226.第1および第2の成分の予混合は不安定なpHを有する送達溶液を形成する、実施形態225に記載の方法。
227.第1および第2の成分の予混合は望ましくないpHを有する送達溶液を形成する、実施形態225に記載の方法。
228.第1および第2の成分の予混合は特定の貯蔵寿命を超える不安定な保存期間を有する送達溶液を形成する、実施形態225に記載の方法。
229.第1および第2の成分の予混合は特定の貯蔵寿命を超える望ましくない保存期間を有する送達溶液を形成する、実施形態225に記載の方法。
230.貯蔵寿命は5分である、実施形態228または229に記載の方法。
231.貯蔵寿命は30分である、実施形態228または229に記載の方法。
232.貯蔵寿命は1時間である、実施形態228または229に記載の方法。
233.貯蔵寿命は1日である、実施形態228または229に記載の方法。
234.第1および第2の成分の予混合は不安定な製剤特性を有する送達溶液を形成する、実施形態225に記載の方法。
235.第1および第2の成分の予混合は望ましくない製剤特性を有する送達溶液を形成する、実施形態225に記載の方法。
236.第1および第2の成分の予混合は凝集を増加させる、実施形態225に記載の方法。
237.第1および第2の成分の予混合は結晶化を増加させる、実施形態225に記載の方法。
238.第1および第2の成分の予混合は室温で不安定である、実施形態225に記載の方法。
239.第1および第2の成分の予混合は規制当局によって対応されない、実施形態225に記載の方法。
240.第1および第2の成分の予混合は不要な化学反応を引き起こす、実施形態225に記載の方法。
241.第1および第2の成分の予混合は時期尚早な化学反応を引き起こす、実施形態225に記載の方法。
242.所定量の第1の成分を容器構成要素の内部空洞内に充填するステップは、第1の作動モードでプラグ構成要素を容器構成要素内に位置付けるステップの前に起きる、実施形態196〜241のいずれか1項に記載の方法。
243.容器出口キャップを外部放出コネクタポート上に取り外し可能に設置するステップは、所定量の第1の成分を容器構成要素の内部空洞内に充填するステップの前に起き、容器出口キャップは充填するステップの間に容器構成要素を実質的に直立させ、外部放出コネクタポートを一時的に封止する役目を果たす、実施形態196〜242のいずれか1項に記載の方法。
244.容器出口キャップは、第1の成分を第1の作動モードでデバイスと作用させるステップの間は外部放出コネクタポートと係合したままであり、容器出口キャップは作用するステップの間にデバイスを実質的に直立させる役目を果たす、実施形態243に記載の方法。
245.容器出口キャップは、プラグ構成要素をデバイスの第2の作動モードにシフトするステップの間は外部放出コネクタポートと係合したままであり、容器出口キャップはシフトするステップの間にデバイスを実質的に直立させる役目を果たす、実施形態243または244に記載の方法。
246.容器出口キャップを取り外すステップを、第2の成分を流すステップの前にさらに含む、実施形態243〜245のいずれか1項に記載の方法。
247.プラグ入口キャップをプラグ構成要素の外部入口コネクタポート上に取り外し可能に設置するさらなるステップは、プラグ構成要素を第1の作動モードで容器構成要素内に位置付けるステップの前に起きる、実施形態196〜242のいずれか1項に記載の方法。
248.プラグ入口キャップをプラグ構成要素の外部入口コネクタポート上に取り外し可能に設置するさらなるステップは、プラグ構成要素を第1の作動モードで容器構成要素内に位置付けるステップの後に起きる、実施形態196〜242のいずれか1項に記載の方法。
249.プラグ入口キャップをプラグ構成要素の外部入口コネクタポート上に取り外し可能に設置するさらなるステップは、第1の成分を第1の作動モードでデバイスと作用させるステップの後に起きる、実施形態196〜242のいずれか1項に記載の方法。
250.プラグ入口キャップをプラグ構成要素の外部入口コネクタポート上に取り外し可能に設置するさらなるステップは、プラグ構成要素をデバイスの第2の作動モードにシフトするステップの後に起きる、実施形態196〜242のいずれか1項に記載の方法。
251.プラグ入口キャップを取り外すステップを、第2の成分を流すステップの前にさらに含む、実施形態247〜250のいずれか1項に記載の方法。
252.カニューレを外部放出コネクタポートと係合するステップを、第2の成分を流すステップの前にさらに含む、実施形態196〜242のいずれか1項に記載の方法。
253.カニューレの皮下挿入のステップを、第2の成分を流すステップの前にさらに含む、実施形態252に記載の方法。
254.静脈ラインを外部放出コネクタポートに連結するステップを、第2の成分を流すステップの前にさらに含む、実施形態196〜242のいずれか1項に記載の方法。
255.実施形態1〜195のいずれか1項に定義されたような溶液送達デバイスを備えるキット。
256.容器構成要素の外部放出コネクタポート上に取り外し可能に設置された容器出口キャップをさらに備える、実施形態255に記載のキット。
257.プラグ構成要素の外部入口コネクタポート上に取り外し可能に設置されたプラグ入口キャップをさらに備える、実施形態255または256に記載のキット。
258.カニューレをさらに備える、実施形態255〜257のいずれか1項に記載のキット。
259.カニューレは容器構成要素の外部放出コネクタポート上に取り外し可能に設置される、実施形態258に記載のキット。
260.カニューレは容器構成要素の外部放出コネクタポートと一体形成される、実施形態258に記載のキット。
261.容器出口キャップは、実質的にカニューレの周囲で容器構成要素の外部放出コネクタポート上に取り外し可能に設置される、実施形態259または260に記載のキット。
262.貯蔵容器をさらに備える、実施形態255〜261のいずれか1項に記載のキット。
263.貯蔵容器はプラグ構成要素と一体形成される、実施形態262に記載のキット。
264.貯蔵容器は注射器によって画定される、実施形態262に記載のキット。
265.注入器をさらに備える、実施形態255〜264のいずれか1項に記載のキット。
266.静脈ラインをさらに備える、実施形態255〜265のいずれか1項に記載のキット。
267.教材をさらに備える、実施形態255〜266のいずれか1項に記載のキット。
268.教材は、実施形態196〜254のいずれか1項に定義されたような方法の実施の仕方の指示を提供する、実施形態267に記載のキット。
269.注入器と組み合わせた実施形態1〜195のいずれか1項に記載の溶液送達デバイス。
270.デバイスは注入器の筐体内に摺動可能に設置される、実施形態269に記載の組合せ。
271.遮蔽されたカニューレアセンブリは、デバイスの容器構成要素の外部出口コネクタポート上に設置され、遮蔽されたカニューレアセンブリはカニューレを備える、実施形態269または270に記載の組合せ。
272.外部入口コネクタポートを一時的に封止する膜をさらに備える、実施形態269〜271のいずれか1項に記載の組合せ。
273.貯蔵容器はプラグ構成要素の外部入口コネクタポートと係合され、貯蔵容器は第2の成分を含有する、実施形態272に記載の組合せ。
274.貯蔵容器はプラグ構成要素と一体形成される、実施形態273に記載の組合せ。
275.貯蔵容器は注射器によって画定される、実施形態273に記載の組合せ。
276.膜は、外部入口コネクタポートを一時的に封止するように、実質的に貯蔵容器とプラグ構成要素との間に位置付けられる、実施形態273〜275のいずれか1項に記載の組合せ。
277.プランジャーは第2の成分に作用するために貯蔵容器内で作動可能である、実施形態276に記載の組合せ。
278.プランジャーはプランジャーバネによって遠位に付勢される、実施形態277に記載の組合せ。
279.プランジャーバネはプランジャーと筐体に係合された近位の筐体キャップとの間に軸方向に固定される、実施形態278に記載の組合せ。
280.デバイス、貯蔵容器、膜、および遮蔽されたカニューレアセンブリは、ともに注入器サブアセンブリを備える、実施形態273〜279のいずれか1項に記載の組合せ。
281.注入器サブアセンブリは筐体内に摺動可能に設置される、実施形態280に記載の組合せ。
282.注入器サブアセンブリは筐体と係合された近位筐体キャップに対して固定されたアセンブリバネにより遠位に付勢され、それによって注入器が遮蔽されたカニューレアセンブリ上で近位に押圧することによって作動されるべきときのように、注入器サブアセンブリがアセンブリバネに対して軸方向に移動することにより、プランジャーバネを圧縮しプランジャーを注入器サブアセンブリ、また具体的には貯蔵容器に対して遠位にシフトする、実施形態281に記載の組合せ。
283.膜は、プランジャーバネの増加した力の下で注入器サブアセンブリが近位に動き、プランジャーが遠位に動くと破損するように構成され、それによって貯蔵容器内に保存された第2の成分を開放し、貯蔵容器から流出させ、プラグ構成要素の外部入口コネクタポートを通し容器構成要素の中に入れ、そこで容器構成要素の内部空洞内に収納された第1の成分と混合して送達溶液を形成し、次いでカニューレを通って放出される、実施形態276〜282のいずれか1項に記載の組合せ。
284.膜はシリコンである、実施形態283に記載の組合せ。
285.膜はポリエステルである、実施形態283に記載の組合せ。
286.膜は箔である、実施形態283に記載の組合せ。
287.膜は穿孔される、実施形態283〜286のいずれか1項に記載の組合せ。
288.膜は1〜1,000ミクロンの範囲の厚さを有する、実施形態283〜286のいずれか1項に記載の組合せ。
289.膜は、膜を断裂するように圧力によって克服される、実施形態283〜288のいずれか1項に記載の組合せ。
290.膜は、プランジャーに貼り付けられ、プランジャーに作用するプランジャーバネの付勢の下で膜と接触するようにシフトされる突刺先端を介した穿孔によって克服される、実施形態283〜289のいずれか1項に記載の組合せ。
291.注入器内のデバイスのアセンブリは単一である、実施形態269〜290のいずれか1項に記載の組合せ。
292.注入器内のデバイスのアセンブリは単一使用である、実施形態269〜291のいずれか1項に記載の組合せ。
293.注入器内のデバイスのアセンブリは使い捨て可能である、実施形態269〜292のいずれか1項に記載の組合せ。
294.送達溶液はエピネフリンを備える、実施形態269〜293のいずれか1項に記載の組合せ。
295.送達溶液は抗ヒスタミン剤を備える、実施形態269〜293のいずれか1項に記載の組合せ。
296.送達溶液は抗毒素を備える、実施形態269〜293のいずれか1項に記載の組合せ。
297.送達溶液は抗毒血清を備える、実施形態269〜293のいずれか1項に記載の組合せ。
298.送達溶液はモルヒネを備える、実施形態269〜293のいずれか1項に記載の組合せ。
299.送達溶液はナロキソンを備える、実施形態269〜293のいずれか1項に記載の組合せ。
300.送達溶液はグルコースを備える、実施形態269〜293のいずれか1項に記載の組合せ。
301.送達溶液はアスピリンを備える、実施形態269〜293のいずれか1項に記載の組合せ。
302.送達溶液はアドレナリンを備える、実施形態269〜293のいずれか1項に記載の組合せ。
303.送達溶液を個別に混合、振動、還元、またはプライミングステップの必要なしに送達するための、実施形態1〜195のいずれか1項に定義されたような溶液送達デバイスの使用。
304.使用は、送達溶液を形成する前に第1および第2の成分の不要な予混合を回避することを対象とする、実施形態303に記載の使用。
305.使用は、薬物、化学薬品、マトリックス、アルブミン、抗体フラグメント、マーカー、担体、標的分子、診断薬、および希釈剤またはそれらのあらゆる組合せの1つまたは複数の混合ならびに送達を対象とする、実施形態303または304に記載の使用。
306.使用は、エピネフリン、抗ヒスタミン剤、抗毒素、抗毒血清、モルヒネ、ナロキソン、グルコース、アスピリン、およびアドレナリンの1つまたは複数の非経口投与を対象とする、実施形態303〜305のいずれか1項に記載の使用。
307.使用は医療緊急事態を対象とする、実施形態303〜306のいずれか1項に記載の使用。
308.使用は人間を対象とする、実施形態303〜307のいずれか1項に記載の使用。
309.使用は動物を対象とする、実施形態303〜307のいずれか1項に記載の使用。
310.使用は、不要な物質を捕捉するために装置を通過することにより成分、送達溶液、または試料のうちの1つの中の不要な物質を除去することを対象とする、実施形態303〜311のいずれか1項に記載の使用。
311.不要な物質は、不要な化学薬品、感染物質、および不純物からなる群から選択される、実施形態310に記載の使用。
312.使用は親和性カラムに類似している、実施形態310または311に記載の使用。
313.デバイスは親和性容器として機能する、実施形態310〜312のいずれか1項に記載の使用。
314.親和性容器の容量は0.1cc〜20.0ccの範囲である、実施形態313に記載の使用。
315.除去は化学的捕捉によって達成される、実施形態310〜314のいずれか1項に記載の使用。
316.除去は化学的変質によって達成される、実施形態310〜314のいずれか1項に記載の使用。
317.除去は機械的手段によって達成される、実施形態310〜314のいずれか1項に記載の使用。
318.使用は不要な物質の除去後に送達溶液の非経口投与をさらに対象とする、実施形態310〜317のいずれか1項に記載の使用。
319.使用は薬物の連続注入をさらに対象とする、実施形態303〜318のいずれか1項に記載の使用。
320.使用は、容器構成要素の内部空洞内に含有された第1の成分として選択された、限定された溶解度をもつ薬物をさらに対象とする、実施形態319に記載の使用。
321.使用は、容器構成要素の内部空洞内に含有された第1の成分として選択された溶解の遅い製剤を有する、著しい副作用をもつ薬物をさらに対象とする、実施形態319に記載の使用。
322.第2の成分は、プラグ構成要素の外部入口コネクタポートに連結された静脈ラインを通して供給される、実施形態320または321に記載の使用。
323.使用は、混合された複数の治療薬を実質的に同時に送達することをさらに対象とする、実施形態303〜322のいずれか1項に記載の使用。
324.使用は、直列に連結された第1および第2の溶液送達デバイスを対象とする、実施形態323に記載の使用。
325.使用は、薬物に関連した副作用を低減する際に使用するために示された麻酔薬と組み合わせた薬物の投与をさらに対象とする、実施形態323または324に記載の使用。
326.副作用は、薬物の投与に関連した疼痛、掻痒、および神経症状のうちの1つまたは複数である、実施形態325に記載の使用。
327.使用は、薬物に関連した副作用を低減する際に使用するために示された抗炎症薬と組み合わせた薬物の投与をさらに対象とする、実施形態323または324に記載の使用。
328.副作用は、薬物の投与に関連した疼痛、発熱、免疫反応、および炎症のうちの1つまたは複数である、実施形態327に記載の使用。
329.使用は、相乗効果を有して組み合わせた2つの薬物の投与をさらに対象とする、実施形態323または324に記載の使用。
330.薬物は2つの異なる疼痛薬剤であり、相乗効果はそれぞれの薬物が有する作用の異なる機構である、実施形態329に記載の使用。
331.薬物は異なるPKプロファイルまたはPDプロファイルを有する、実施形態329に記載の使用。
332.使用は、固定投与薬物の組合せを実質的に同時に投与することをさらに対象とする、実施形態303〜331のいずれか1項に記載の使用。
333.使用は、重量基準投与薬物の組み合わせを実質的に同時に投与することをさらに対象とする、実施形態303〜331のいずれか1項に記載の使用。
334.使用は、注入できない医療を対象とする、実施形態303〜305のいずれか1項に記載の使用。
335.使用は局所適用を対象とする、実施形態334に記載の使用。
336.使用は鼻腔送達を対象とする、実施形態335に記載の使用。
337.使用は吸入を対象とする、実施形態336に記載の使用。
338.使用は、アレルギー反応の治療をさらに対象とする、実施形態303〜337のいずれか1項に記載の使用。
339.使用は、毒への曝露の治療をさらに対象とする、実施形態303〜337のいずれか1項に記載の使用。
340.使用は、神経毒への曝露の治療をさらに対象とする、実施形態303〜337のいずれか1項に記載の使用。
341.使用は、ヘビ咬傷の治療をさらに対象とする、実施形態303〜337のいずれか1項に記載の使用。
342.使用は、疼痛管理をさらに対象とする、実施形態303〜337のいずれか1項に記載の使用。
343.使用は、オピオイド過剰摂取の治療をさらに対象とする、実施形態303〜337のいずれか1項に記載の使用。
344.使用は、心臓発作の治療をさらに対象とする、実施形態303〜337のいずれか1項に記載の使用。
345.使用は臨床診断を対象とする、実施形態303〜305のいずれか1項に記載の使用。
346.使用は、試薬として利用される少量の凍結乾燥された化学薬品を対象とする、実施形態345に記載の使用。
347.使用は、製造工程を対象とする、実施形態303〜305のいずれか1項に記載の使用。
348.使用は、実施形態196〜254のいずれか1項に定義されたような方法を含む、実施形態303〜347のいずれか1項に記載の使用。
【0073】
本明細書の態様はさらに以下のように説明されてもよい。
1.近位に延在する係合壁および所定量の第1の成分を含有するように選択された大きさの内部空洞を有する容器構成要素であって、係合壁は半径方向内方に突出する係合唇部内の近位で終了し、容器構成要素は外部放出コネクタポートを備えた遠位端をさらに有する、容器構成要素と、
少なくとも第1および第2の作動モードで容器構成要素と選択的に係合するように構成されたプラグ構成要素であって、プラグ構成要素は、近位端、遠位端、および端部間に配置された外表面を有する側壁を有し、外方に開く係合溝を備えて形成され、側壁および遠位端はともにプラグ周縁を画定し、プラグ構成要素は、実質的に近位端に外部入口コネクタポート、およびプラグ周縁を交差する入口コネクタポートからプラグ出口ポートまで内部流路をさらに有し、プラグ構成要素はプラグ遠位表面を備えた遠位端上に形成される、プラグ構成要素と、
細長い混合チャネルを形成するために容器構成要素の内部空洞内に設置された細長いチャネル壁であって、チャネル壁は壁頂部表面を有し、混合チャネルが実質的に閉じた底部および壁頂部表面に隣接した開いた頂部を有するように、容器構成要素内に配置され、混合チャネルは、プラグ出口ポートと流体連通する入力端部および外部放出コネクタポートと流体連通する出力端部を有する、細長いチャネル壁とを備え、
第1の作動モードでプラグ構成要素は、プラグ遠位表面が、容器構成要素の内部空洞、また具体的に混合チャネルと周囲大気との間の流体連通を促進するように、壁頂部表面から離間されるように、容器構成要素内に部分的に挿入され、
細長いチャネル壁の壁頂部表面は、プラグ構成要素および容器構成要素がプラグ構成要素の係合溝を係合する容器構成要素の係合唇部によるように、ともに第2の作動モードで完全に組み立てられると、プラグ遠位表面が壁頂部表面に接触し、第1の成分への唯一の接近が混合チャネルの入力端部および出力端部によって提供されるように、細長い混合チャネルの頂部を実質的に閉じるように、プラグ構成要素に面する容器構成要素内に配置され、
第2の成分を第2の作動モードのデバイスで入口コネクタポートに通すことにより、第2の成分はプラグ構成要素の内部流路を通って流れ、プラグ出口ポートから出て、第1の成分と混合するように混合チャネルの入力端部に入り、それによって第1および第2の成分は、ともに混合チャネルを入口端部から出口端部まで移動する際に充分に混合され、次いで個別に混合、振動、還元、またはプライミングステップの必要なしに、送達溶液として外部放出コネクタポートを通って出る、溶液送達デバイス。
2.プラグ構成要素は、係合溝の遠位に半径方向外方に突出する保持唇部をさらに備え、第1の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、保持唇部は、容器構成要素の係合唇部上に着座し、それによってプラグ構成要素は容器構成要素内で架橋される、実施形態1に記載のデバイス。
3.係合溝は、近位の半径方向外方に延在するプラグフランジと遠位にずれた保持唇部との間に形成される、実施形態2に記載のデバイス。
4.容器構成要素は、内表面を備えた基壁、および混合チャネルの入力端部と流体連通するように基壁の内表面内に形成された相互連結溝をさらに備える、実施形態1〜3のいずれか1項に記載のデバイス。
5.相互連結溝は、容器構成要素の基壁に実質的に縦方向に沿い、プラグ構成要素が第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てられるとプラグ出口ポートと流体連通するように充分に長く、それによって混合チャネルはプラグ出口ポートと外部放出コネクタポートとの間に間接的な流路を提供する、実施形態4に記載のデバイス。
6.容器構成要素は、相互連結溝と選択的に流体連通するように、基壁の内表面または側壁の外表面のうちの1つの中に形成された分配溝をさらに備える、実施形態1〜5のいずれか1項に記載のデバイス。
7.分配溝は、基壁が段のある内部孔を有するように基壁の内表面内に上方に開く段として形成される、実施形態6に記載のデバイス。
8.プラグ構成要素の側壁の外表面は、プラグ構成要素が第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てられると、係合壁の遠位の容器構成要素の基壁の内表面の容器着座部に対して着座するように構成されたプラグ着座部を有するように形成される、実施形態1〜7のいずれか1項に記載のデバイス。
9.プラグ着座部および容器着座部は、ネットフィット係合するように構成される、実施形態8に記載のデバイス。
10.容器構成要素の基壁は、近位に延在する係合壁を有する実質的に半径方向外方に延在する容器フランジ内の近位で終了する、実施形態1〜9のいずれか1項に記載のデバイス。
11.プラグ構成要素は、比較的大きい直径の近位プラグ係合部を比較的小さい直径の遠位プラグ着座部から分離する、遠位に面する肩部によって画定された段のある側壁を有して形成され、
係合唇部から容器構成要素の容器フランジまでの距離は、係合溝からプラグ構成要素の肩部までの距離と実質的に等しく、それによってプラグ構成要素を第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てると、係合唇部が係合溝内に係合することにより、プラグ構成要素の肩部を容器構成要素の容器フランジに実質的に隣接して位置付ける、実施形態1〜10のいずれか1項に記載のデバイス。
12.容器フランジから容器構成要素の内部空洞内に設置された細長いチャネル壁の壁頂部表面までの距離は、肩部からプラグ構成要素の遠位端までの距離と実質的に等しく、それによって容器構成要素の係合唇部がプラグ構成要素の係合溝内に係合され、プラグ構成要素の肩部が容器構成要素の容器フランジに隣接して位置付けられるように、プラグ構成要素を第2の作動モードで容器構成要素内に組み立てることにより、プラグ構成要素のプラグ遠位表面は、細長い混合チャネルの頂部を実質的に閉じるために容器構成要素の細長いチャネル壁の壁頂部表面に対して実質的に着座し、さらにプラグ構成要素のプラグ着座部は、プラグ出口ポートと流体連通する入力端部以外の混合チャネルを実質的に封止するために容器構成要素の容器着座部内に着座する、実施形態10または11に記載のデバイス。
13.少なくとも1つの容器通気穴は基壁の半径方向外方の容器フランジ内に形成され、それによって第1の作動モードでプラグ構成要素が容器構成要素内に部分的に挿入された状態で、容器構成要素の内部空洞と少なくとも1つの容器通気穴を少なくとも通る周囲大気との間に流体連通がある、実施形態10〜12のいずれか1項に記載のデバイス。
14.半径方向内方に突出する係合唇部は可撓性であり、デバイスをプラグ構成要素が容器構成要素内に完全に組み込まれた第2の作動モードにシフトすることは、半径方向内方に突出する係合唇部を半径方向外方に突出する保持唇部に対してその上を通過しその近位に着座しそれに隣接するように近位にシフトすることである、実施形態1〜13のいずれか1項に記載のデバイス。
15.半径方向内方に突出する係合唇部は、容器構成要素の係合壁の一部を画定する可撓性脚の上に形成される、実施形態1〜14のいずれか1項に記載のデバイス。
16.可撓性脚は、リビングヒンジとして機能するように、ずれた縦方向のノッチによって束縛された係合壁の一部によって画定される、実施形態15に記載のデバイス。
17.プラグ構成要素は、内部流路と流体連通する遠位に開く受領空洞挿入部を備えたプラグ遠位端に形成され、
プラグ挿入部は挿入部受領空洞内に受領され、プラグ挿入部は、流路と流体連通するように少なくとも1つの水平溝を備えた頂部表面上、および水平溝を交差し水平溝と流体連通する少なくとも1つの垂直溝を備えた外表面上に形成され、垂直溝はプラグ挿入部の遠位に面する底部表面とさらに交差し、垂直溝はプラグ出口ポートを画定し、下部表面はプラグ遠位表面を画定する、実施形態1〜16のいずれか1項に記載のデバイス。
18.容器構成要素は容器指標表面を備えて形成され、
プラグ構成要素は、プラグ構成要素が容器構成要素内に着座する際に容器指標表面を選択的に係合するように構成されたプラグ指標表面を備えて形成され、それによって第2の作動モードでプラグ出口ポートは混合チャネルの入力端部に実質的に隣接して位置付けられる、実施形態1〜17のいずれか1項に記載のデバイス。
19.容器出口キャップは外部放出コネクタポートと選択的に封止可能に係合するように構成され、容器出口キャップは、出口キャップ基面を画定する出口キャップ基部内の遠位で終了する出口キャップ壁を有し、出口キャップ基面は実質的に平面であり、出口キャップ壁は、デバイスが容器出口キャップ上に直立できるように出口キャップ周縁を画定する、実施形態1〜18のいずれか1項に記載のデバイス。
20.第1の成分は実質的に粉末状または液状のうちの1つであり、
第2の成分は実質的に液状である、実施形態1〜19のいずれか1項に記載のデバイス。
21.
a.所定量の第1の成分を容器構成要素の内部空洞内に充填するステップと、
b.プラグ構成要素を容器構成要素内にデバイスの第1の作動モードで位置付けるステップであって、プラグ遠位表面は第1の成分から離間されている、位置付けるステップと、
c.第1の成分をデバイスと第1の作動モードで作用させるステップと、
d.プラグ構成要素をデバイスの第2の作動モードにシフトするステップであって、プラグ構成要素は容器構成要素内に完全に着座し、プラグ遠位表面は第1の成分に対して実質的に隣接する、シフトするステップと、
e.第2の成分をプラグ構成要素内に形成された内部流路を通して、第1の成分に接触するように容器構成要素の内部空洞の中に流すステップとを含み、
それによって第1および第2の成分が、送達溶液を形成する際に個別に混合、振動、還元、またはプライミングステップの必要なしに充分に混合される、実施形態1〜20のいずれか1項に定義されたような溶液送達デバイスを利用する方法。
22.プラグ構成要素を第2の作動モードにシフトするステップは、プラグ構成要素を容器構成要素内に篏合させることを含む、実施形態21に記載の方法。
23.第2の成分を流すステップは、注入器を作動させることをさらに含み、デバイスは作動可能に設置される、実施形態21または22に記載の方法。
24.注入器と組み合わせた、実施形態1〜20のいずれか1項に記載の溶液送達デバイス。
25.デバイスは注入器の筐体内に摺動可能に設置される、実施形態24に記載の組合せ。
26.デバイスの外部入口コネクタポートを一時的に封止する膜またはプラグのうちの1つをさらに備える、実施形態24または25に記載の組合せ。
27.貯蔵容器はプラグ構成要素の外部入口コネクタポートと係合され、貯蔵容器は第2の成分を含有する、実施形態24〜26のいずれか1項に記載の組合せ。
28.プランジャーは第2の成分に作用するために貯蔵容器内で作動可能であり、プランジャーはプランジャーバネにより遠位に付勢される、実施形態27に記載の組合せ。
29.デバイス、貯蔵容器、膜またはプラグ、および遮蔽されたカニューレアセンブリは、ともに筐体内に摺動可能に設置された注入器サブアセンブリを備え、注入器サブアセンブリは筐体と係合された近位筐体キャップに対して固定されたアセンブリバネにより遠位に付勢され、それによって注入器が遮蔽されたカニューレアセンブリ上で近位に押圧することによって作動されるべきときのように、注入器サブアセンブリがアセンブリバネに対して軸方向に移動することにより、プランジャーバネを圧縮しプランジャーを注入器サブアセンブリ、また具体的には貯蔵容器に対して遠位にシフトし、膜またはプラグは、プランジャーバネの増加した力の下で注入器サブアセンブリが近位に動き、プランジャーが遠位に動くと破損するように構成され、それによって貯蔵容器内に保存された第2の成分を開放し、貯蔵容器から流出させ、プラグ構成要素の外部入口コネクタポートを通し容器構成要素の中に入れ、そこで容器構成要素の内部空洞内に収納された第1の成分と混合して送達溶液を形成し、次いで遮蔽されたカニューレアセンブリのカニューレを通って放出される、実施形態27または28に記載の組合せ。
30.さらに上に説明された実施形態1〜348のいずれか1項に記載の1つまたは複数の特徴または態様とさらに組み合わせた真上の実施形態1〜29のいずれか1項に記載のデバイス、方法、または組合せ。
【0074】
例示
以下の非限定例は本開示の主題のより完全な理解を促進する目的のみの説明のために提供される。これらの例は、溶液送達デバイス、溶液送達デバイスを備えるキット、ならびに/または本発明の態様による溶液送達デバイスを形成もしくは使用するための方法および使用に付随することを含む、本明細書内に説明されたあらゆる実施形態を限定すると解釈されるべきではない。
【0075】
例1
関節炎薬の自己注入
この例は、関節リウマチに関連した症状の治療における本発明の態様による溶液送達デバイスの使用を実証する。
【0076】
56歳の女性が、関節リウマチの発病に関連した関節痛および他の症状で慢性的に苦しんでいる。処方された治療は、Enbrel(登録商標)(エンブレル)の商標で販売されているTNF阻害エタネルセプトを週に50mgまたは1ml(50mg/ml)の自己注入である。患者は、12投与分の出荷がおよそ3か月ごとに自宅に届くように、リウマチ専門医が出した薬の自動補充処方箋を有している。12投与は、それぞれ粉末状の必要な投与量のエタネルセプトを含有する予め充填された溶液送達デバイスを備え、デバイスは予め設置され、一端を覆われたカニューレを有する。また12投与のそれぞれに対して含まれた予め充填された注射器は、凍結乾燥されたエタネルセプトを還元するために必要量の希釈剤を含有する。関節炎薬を自己投与するために、患者は単に予め充填された注射器を送達デバイスに連結し、カニューレを濾出させるために注入器の端部からキャップを取り除き、カニューレを皮膚、具体的には腹部または大腿部に挿入し、注射器のプランジャーを完全に前進させることにより皮下薬注入を投与し、それによってエタネルセプトの迅速な還元および送達がもたらされる。次いでカニューレは注入部位から引き抜かれ、デバイス全体はシャープス容器または他のこのような有害物質容器内に処分される。
【0077】
例2
抗癌剤の同時投与
この例は、複数の抗癌剤の治療に同時投与における本発明の態様による直列の3つの溶液送達デバイスの使用を実証する。
【0078】
膵臓癌を患っている69歳の男性が、複数の抗癌剤の隔週の化学療法を受けている。患者は、薬物が100mg/ml/日の名目率の連続注入で連結された静脈ラインを通して投与されるように設置されたポートを有している。腫瘍貫通ペプチド、iRGD(CRGDK/RGPD/EC)は、血管および組織の浸透性を腫瘍特異性およびニューロピリン‐1に依存する様式で増加させるために同時投与され、同時投与する薬物がより容易に血管外の腫瘍細胞に浸透できる。重要なのはこの効果は、ペプチドに化学的に結合する抗癌剤が必要なかったことである。したがってiRGDをもつ全身注射は、小分子(ドキソルビシン)、ナノ粒子(nab−パクリタキセルおよびドキソルビシン・リポソーム)、ならびにモノクローナル抗体(トラスツズマブ)を含む様々な組成物の抗癌剤の治療指標を向上させ、iRGDの同時投与は抗癌剤の有効性を高める一方でそれらの副作用を低減するので、患者の癌専門医によってそのように処方された。したがって選択された粉末状の2つの抗癌剤を含有する第1および第2の送達デバイスは、これも粉末状のiRGDを含有する第3の送達デバイスと直列に連結され、最後のまたは最遠位部のデバイスは静脈ラインルアーコネクタに連結され、ポートに繋がる。ポンプ供給された希釈剤源は第1のまたは最近位の送達デバイスに連結され、1つずつ還元するように作動され、次いで上流の還元された薬物またはペプチドはその後の各粉末を還元する、または溶液の中に入れ、次いで最終的に抗癌剤およびペプチドを患者のポートを通って同時投与する。
【0079】
例3
液体アスピリンの自己注入
この例は、心血管症状に応答する液体の注入可能なアスピリンの自己投与における本発明の態様による溶液送達デバイスの使用を実証する。
【0080】
注入器は、アスピリンとトレハロースの凍結乾燥された混合物(LyoA/T)を含有する溶液送達デバイスを備えて構成され、名目上5mlの投与量をともに送達するバネ付勢されるプランジャーを有する、予め充填された貯蔵容器と直列に連結される。LyoA/Tは、アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)で公知の抗炎症および鎮痛効果を提供する際に使用するために示され、トレハロースはアスピリンと併せてアポトーシスを阻害する働きをする一方で、抗炎症効果を持続させる。心臓発作または重症の片頭痛の兆候の可能性がある心血管症状の発症を経験した55歳の男性は、注入器を利用して自身で大腿部に突き刺すことなどにより注入器の起動を通して単一ステップでLyoA/Tを還元し投与し、それによって自身の症状から一時的に緩和され、やがて必要に応じてさらなる薬物治療を投与することができる。
【0081】
例4
屋外における神経毒治療
この例は、神経毒への曝露の治療の際にアトロピンの屋外の投与における本発明の態様による溶液送達デバイスの使用を実証する。
【0082】
中東に配備された軍隊派遣が化学兵器の攻撃を受け、多くの兵士が致命的な神経毒剤のサリンに曝され、緊急治療を必要としていた。注入器はそれぞれが名目送達2mgのアトロピンに筋肉注射によって構成されたユニットにより屋外に運び込まれ、ムスカリンACh受容体に対してAChと競合し、したがって神経剤中毒の間に過剰なAChの蓄積を防ぐ助けとなり、それによってその効果を覆すアトロピンを利用して、アトロピンを急速に還元し投与し、侵された兵士の生命を救った。最初の速やかな救命の注射に加えて、さらなる注射が兵士の健康を維持し安定させるために同様に投与された。このようなそれぞれの投与は、凍結乾燥されたアトロピンを含有する溶液送達デバイスを備えて構成された注入器を使用して、従来自己投与されるかまたは概して訓練を受けていないもしくは非医療従事者によって投与される。
【0083】
例5
抗毒素の自己注入
この例は、ヘビ咬傷後の抗毒素の自己投与における本発明の態様による溶液送達デバイスの使用を実証する。
【0084】
22歳の女性が、一人で森の中のハイキングに行き、道の丸太の上を踏んでいる間に不意にヘビに遭遇した際に、ガラガラヘビに襲われ左のふくらはぎを咬まれた。女性はヘビの付近から後退し、ヘビ咬傷の注入器をバックパックから取り出した。名目0.2mlの冷凍乾燥された多価抗毒素、より具体的にはCroFab(登録商標)(クロファブ)の商標で製造され販売されているガラガラヘビ科多免疫Fab(羊)ヘビ抗毒素を含有する溶液送達デバイスを含む注入器を、ハイカーが自身のふくらはぎに直ちに突き刺して解毒剤を速やかに還元して投与し、それによって毒に結合し中和することによるように実質的に毒に効き、それによって症状を緩和し、咬傷からのさらなる危害を防いで、やがて治療を完全に提供できた。凍結乾燥された、または冷凍乾燥された薬物およびこのような他の薬剤に関連した比較的長い貯蔵寿命に起因して、2年近く前にハイカーが注入器を購入したにもかかわらず抗毒素は有効なままだった。
【0085】
例6
オピオイド薬過剰摂取の治療
この例は、オピオイド薬過剰摂取の治療における本発明の態様による溶液送達デバイスの使用を実証する。
【0086】
母親が10代の息子の寝室に入って息子が床上で意識を失っているのを見つけた。付近に母親の処方薬の鎮痛剤Vicodin(登録商標)(バイコディン)の蓋が開き空になった瓶を一瞥して、母親の最悪の恐れ、自殺未遂だと気付いた。母親は台所に走って行き、Evsio(登録商標)(エブジオ)の商標で販売されているような塩酸ナロキソン2mgを含有する溶液送達デバイスを備えて構成された注射器を取り出し、息子の所に戻り、注入器を息子の腹部に突き刺して粉末のナロキソンを速やか還元し、注射器の針を通して薬を息子の皮下に送達する。直ちに意識は戻らなかったが、息子の心拍および呼吸は落ち込んだ危険レベルから顕著に増加し、息子は概ねより安定した。母親は手に第2の注入器を持ち、必要に応じて2、3分以内にさらにナロキソンを2mg投与し、合計10mgまで投与できることを知っており、次いで彼女は911番に通報し、訓練された医療支援者が到着するまで息子のバイタルを詳しく監視した。結局、息子は具体的には恐らく手元の注注入器によって行われたナロキソンの早く実質的な安全装置の付いた投与のお蔭で生き延びた。
【0087】
例7
自己注入による低血糖の治療
この例は、低血糖の症例においてグルコースの自己投与における本発明の態様による溶液送達デバイスの使用を実証する。
【0088】
糖尿病の45歳の女性が、夜眠れず、ほてり空腹であり、軽食のために台所に向かった。冷蔵庫内に欲しいものが何も見つからず、脱力感を覚え、女性は長椅子に腰を下ろした。女性は長椅子に掛けてすぐに脱力感が増して発汗し、「糖尿病クラッシュ」になっている、すなわち低血糖になっているのではないかと疑い始めた。女性は寝る前にインスリン注入をし、前日はあまり食欲がなかったことを思い出したので、血糖が下がり過ぎ、まさに「インスリンショック」になろうとしているのではないかと恐れた。女性は幸い長椅子の近くのエンドテーブル上のブドウ糖注入器に手が届き、注入器を大腿部に突き刺して、注入器内に設置された溶液送達デバイス内に粉末状で含有されたような水溶液から結晶化された、救命の名目5mgのα‐グルコピラノースを自己投与した。注入されたブドウ糖により、女性の血糖値は、続いて在宅ブドウ糖検査によって確認されたように、許容できる食前血糖範囲の4.0〜6.0mmol/L(72〜108mg/dl)に向かって増加し始めた。次いで女性は自分の糖尿病を統制管理し、食事および薬剤を通した制御で血糖を戻すことができ、検査をしなかった低血糖の悪影響、恐らく致命的な結果を回避した。
【0089】
例8
多発性硬化症の治療における薬物の同時注入
この例は、多発性硬化症の治療において薬物の同時注入における本発明の態様による直列の2つの溶液送達デバイスの使用を実証する。
【0090】
多発性硬化症の36歳の女性が、皮下または筋肉インターフェロンベータb注入を含む、疾病管理の決められた治療計画を受けており、これは脳内で炎症性薬および抗炎症性薬の発現の均衡を保ち、それによって血液脳関門を横断する炎症細胞の数を減らす。インターフェロンベータbにより直ちにまたは徐々に注入部位で皮膚反応を引き起こし、これは皮膚壊死を含み得ることが公知であるので、予防解毒剤が同時注入されるべきである。したがって第1および第2の送達デバイスが提供され直列で連結され、カニューレに最も近いこのような第1のデバイスは、粉末状のインターフェロンベータbを単独またはヒト血清アルブミンと組み合わせて含有し、第1のデバイスの上流で第1のデバイスに希釈剤送達注射器が連結された第2のデバイスは、皮膚反応予防解毒剤を含有する。注射器のプランジャーの起動により、解毒剤を還元するように滅菌注射用蒸留水(WFI)などの希釈剤を第2の溶液送達デバイスの中に押し込み、次いで解毒剤が還元された組成物は、インターフェロンベータbを還元または可溶化するように第1の送達デバイスの中に移行し、それによって対処しない場合に壊死を引き起こす可能性がある、皮膚炎の最もよく見られる副作用を防ぐまたは低減することを目指す解毒剤とともに、一次性MS薬を速やかに好都合に還元し同時注入する。
【0091】
締めくくりに、本明細書の態様は具体的な実施形態を参照することによって強調されているが、これらの開示された実施形態は本明細書に開示された主題の原理を説明するに過ぎないことが当業者には容易に理解されることを理解されたい。したがって開示された主題は、決して本明細書に説明された具体的な装置、方法論、構成、大きさ、形状、構成の材料、手順などに限定されないが、本明細書の精神および範囲から逸脱することなく、現在公知のもしくは後に開発されるあらゆるこのような技術をあらゆる組み合わせて含んでもよいことを理解されたい。したがって開示された主題の様々な修正形態、または変更形態、または代替形態を、本明細書の精神および範囲から逸脱することなく、本明細書の教示に従って行うことができる。図解として特定されているかどうかに関わらず、図面は、そのように示すと明記がない限り一定の縮尺を取らず、またはいかなる特定の寸法を意味するものではなく、むしろ図面は、別段の表記がない限り本明細書に関連するように構造および概念を伝える。最後に本明細書で使用される専門用語は、具体的な実施形態を説明するために過ぎず、本発明の範囲を限定することを意図しない。したがって本発明は、示され説明されたように厳密に限定されない。
【0092】
本発明のある特定の実施形態は、本発明を実行するために本発明者(複数可)に公知の最良のモードを含み、本明細書に説明されている。当然のことながらこれらの説明された実施形態の変形形態は、前述の説明を読むと当業者には明らかになろう。本発明者は、当業者が適宜このような変形を利用することを予期しており、本発明者は、本明細書で詳細に説明される以外の方法で本発明が実施されることを意図している。したがって、本発明は、準拠法で許されているように、本明細書に添付された特許請求の範囲に記載された主題のすべての修正および均等物を含む。さらに、本明細書で特に指摘するか、または明らかに文脈と矛盾しない限り、その考えられるすべての変形形態における、上述の実施形態のいかなる組合せも本発明によって包含される。
【0093】
本発明の代替実施形態、要素、またはステップの分類は、限定と解釈されるべきではない。各群の要素は、本明細書に開示された他の群の要素と個別にまたはあらゆる組み合わせを指し、主張されてもよい。群の1つまたは複数の要素は、便宜上および/または特許性の理由で群に含まれてもよく、または群から削除されてもよいことが予測される。あらゆるこのような包含または削除が起きると、本明細書は修正されたような群を含むと考えられ、したがって添付された特許請求の範囲に使用されたすべてのマーカッシュ形式の群に記載された説明を実現する。
【0094】
別段の指示がない限り、本明細書および特許請求の範囲に使用された特徴、物品、量、パラメータ、特性、および期間などを表すすべての数は、すべての場合において用語「約」によって修飾されていると理解されるべきである。本明細書で使用される場合、用語「約」は、そのように定量化された特徴、物品、量、パラメータ、特性、または期間は、記載された特徴、物品、量、パラメータ、特性、または期間の値の上下にプラスマイナス10パーセントの範囲を包囲する。したがって反対に示されていない限り、本明細書および添付された特許請求の範囲に説明された数値パラメータは、変動し得る近似値である。少なくとも、また特許請求の範囲に対する均等物の原則の適用を限定する試みとしてではなく、それぞれの数値表示は少なくとも報告された有効桁の数字を踏まえて、また通常の丸めの技法を適用することによって少なくとも解釈されるべきである。本発明の広い範囲を示す数値範囲および数値は近似値であるにもかかわらず、特定の例に示された数値範囲および数値は、可能な限り正確に報告されている。しかし、あらゆる数値範囲および数値は、それらのそれぞれの試験測定において見出された標準偏差に必然的に起因する、ある特定の誤差を本質的に含む。本明細書の数値範囲の列挙は、単にその範囲内に該当するそれぞれの別個の値を個々に言及する略記法としての役割を果たすことを意図するに過ぎない。本明細書で特に指摘しない限り、数値範囲のそれぞれの個々の値は、本明細書に個々に列挙されるかのように、本明細書に組み込まれている。
【0095】
本発明の説明に関連して(特に以下の特許請求の範囲に関連して)用いられる用語「a」、「an」、「the」および同様の指示語は、本明細書で特に指摘されるか、または明らかに文脈と矛盾しない限り、単数および複数の両方を網羅すると解釈されるべきである。本明細書で説明されるすべての方法は、本明細書で特に指摘されるか、または明らかに文脈と矛盾しない限り、あらゆる適切な順番で行うことができる。本明細書に提供されたありとあらゆる例または例示的な言い回し(たとえば「など」)の使用は、特に主張しない限り、単に本発明をよりよく説明することだけを意図し、本発明の範囲に対する制限を設けるものではない。本明細書のいかなる言い回しも、本発明の実施に不可欠である、特許請求の範囲に記載されていない要素を示すものとは解釈されないものとする。
【0096】
本明細書に開示された特定の実施形態は、言い回し「からなる」または「から基本的になる」を使用する特許請求の範囲においてさらに限定されてもよい。特許請求の範囲に使用される場合、補正ごとに申し立てられたものかまたは追加されたものかを問わず、移行用語「からなる」は、特許請求の範囲に指定されていないいかなる要素、ステップ、または成分も排除する。移行用語「から基本的になる」は、特許請求の範囲を特定された材料またはステップおよび基本および新規の特徴(複数可)に物質的に影響を与えない材料またはステップに限定する。そのように主張された本発明の実施形態は、本質的にまたは本明細書に明示的に説明されており本明細書で可能である。
【0097】
本明細書に参照され示されたすべての特許、特許公報、および他の公表文献は、例えば本発明に関連して使用されてもよいような、公表文献に説明された組成物および方法論を説明し開示するために、それらの全体が参照により個々に明示的に本明細書に組み込まれる。これらの公表文献は本出願の出願日に先立つそれらの開示のみのために提供される。これに関して、先行するこのような開示に対し先行する発明のためまたはあらゆる他の理由で、本発明者らは権利を与えられない承認として解釈されるべきものはない。これらの文書の日付に関するすべての記載または内容に関する表現は、出願者に利用可能な情報に基づいており、これらの文書の日付または内容の正確さに関するいかなる承認も構成しない。