(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/0413 310 , H04B 7/0413 320 , H04B 7/0417 , H04B 7/06 910 , H04B 7/06 984 , H04L 27/26 114 , H04W 16/28 130
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイが、MポートエレベーションCSIフィードバックのためのMポート交差偏波CSI−RSアレイを含み、前記1次元水平CSI−RSポートアレイが、NポートアジマスCSIフィードバックのためのNポート交差偏波CSI−RSアレイを含む、請求項1または請求項2に記載の方法。
Mが、前記2次元アンテナアレイの列数または前記列数のサブセットを表し、Nが、前記2次元アンテナアレイの行数または前記行数のサブセットを表す、請求項3に記載の方法。
前記2次元アンテナアレイのアンテナ要素の前記サブセットのための、前記エレベーションCSIフィードバックのCSIポートの数、および前記アジマスCSIフィードバックのCSIポートの数が、ユーザ機器(UE)の能力に基づいて決定される、請求項4に記載の方法。
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイに前記マッピングすることのための前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルと、前記1次元水平CSI−RSポートアレイに前記マッピングすることのための前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルとは、前記1次元垂直CSI−RSポートアレイのパターンと前記1次元水平CSI−RSポートアレイのパターンとが互いに相補的であるように選択される、請求項2に記載の方法。
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイと前記1次元水平CSI−RSポートアレイとに前記マッピングすることのための前記イントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルおよび前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルが、前記2次元アンテナアレイの列中の前記アンテナ要素の数、前記アンテナ要素間の間隔、ターゲットダウンチルト、およびエレベーション次元カバレージのうちの1つまたは複数に基づいて決定される、請求項2に記載の方法。
前記エレベーションCSIフィードバックが、エレベーションプリコーディングマトリックインジケータ(PMI)、エレベーションランクインジケータ(RI)、およびエレベーションチャネル品質インジケータ(CQI)のうちの1つまたは複数を含み、前記アジマスCSIフィードバックが、アジマスプリコーディングマトリックインジケータ(PMI)、アジマスランクインジケータ(RI)、およびアジマスチャネル品質インジケータ(CQI)のうちの1つまたは複数を含む、請求項8に記載の方法。
前記アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックが、アジマスプリコーディングマトリックインジケータ(PMI)、アジマスランクインジケータ(RI)、アジマスチャネル品質インジケータ(CQI)および前記基準広帯域垂直プリコーディングベクトルのうちの1つまたは複数を含む、請求項11に記載の方法。
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイの平均チャネル共分散マトリックに基づいて、前記基準広帯域垂直プリコーディングベクトルを決定することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
前記アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックが、前記基準広帯域垂直プリコーディングベクトルを使用してエレベーションビームフォーミング利得オフセットを加算することによって、前記1次元水平CSI−RSポートアレイから決定される、請求項12に記載の方法。
前記UE固有イントラサブアレイ重みベクトルと前記UE固有インターサブアレイ重みベクトルとに基づいてマッピングされた前記1次元水平CSI−RSポートアレイからデータを送信することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイが、MポートエレベーションCSIフィードバックのためのMポート交差偏波CSI−RSアレイを含み、ここにおいて、前記1次元水平CSI−RSポートアレイが、NポートアジマスCSIフィードバックのためのNポート交差偏波CSI−RSアレイを含み、ここにおいて、Mが、前記2次元アンテナアレイの列数または前記列数のサブセットを表し、Nが、前記2次元アンテナアレイの行数または前記行数のサブセットを表す、請求項17または請求項18に記載の装置。
前記2次元アンテナアレイのアンテナ要素の前記サブセットのための、前記エレベーションCSIフィードバックのCSIポートの数、および前記アジマスCSIフィードバックのCSIポートの数が、ユーザ機器(UE)の能力に基づいて決定される、請求項19に記載の装置。
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイにマッピングするための前記手段のための前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルと、前記1次元水平CSI−RSポートアレイにマッピングするための前記手段のための前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルとは、前記1次元垂直CSI−RSポートアレイのパターンと前記1次元水平CSI−RSポートアレイのパターンとが互いに相補的であるように選択される、請求項18に記載の装置。
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイと前記1次元水平CSI−RSポートアレイとにマッピングするための前記手段のための前記イントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルおよび前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルが、前記2次元アンテナアレイの列中の前記アンテナ要素の数、前記アンテナ要素間の間隔、ターゲットダウンチルト、およびエレベーション次元カバレージのうちの1つまたは複数に基づいて決定される、請求項18に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0012】
[0028]添付の図面に関して以下に記載する発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る構成のみを表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
【0013】
[0029]本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、CDMA2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMAなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE(登録商標):Long Term Evolution)およびLTEアドバンスト(LTE−A:LTE(登録商標)-Advanced)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術のために使用され得る。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用する。
【0014】
[0030]
図1に、LTEネットワークであり得るワイヤレス通信ネットワーク100を示す。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかのeNB110と他のネットワークエンティティとを含み得る。eNBは、UEと通信する局であり得、基地局、ノードB、アクセスポイント、または他の用語で呼ばれることもある。各eNB110a、110b、110cは、特定の地理的エリアに通信カバレージを与え得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、eNBのカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアをサービスしているeNBサブシステムを指すことがある。
【0015】
[0031]eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれることがある。フェムトセルのためのeNBはフェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と呼ばれることがある。
図1に示されている例では、eNB110a、110bおよび110cは、それぞれマクロセル102a、102bおよび102cのためのマクロeNBであり得る。eNB110xは、UE120xをサービスする、ピコセル102xのためのピコeNBであり得る。eNB110yおよび110zは、それぞれフェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNBであり得る。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セルをサポートし得る。
【0016】
[0032]ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局110rを含み得る。中継局は、上流局(たとえば、eNBまたはUE)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、そのデータおよび/または他の情報の送信を下流局(たとえば、UEまたはeNB)に送る局である。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継するUEであり得る。
図1に示されている例では、中継局110rは、eNB110aとUE120rとの間の通信を可能にするために、eNB110aおよびUE120rと通信し得る。中継局は、リレーeNB、リレーなどと呼ばれることもある。
【0017】
[0033]ワイヤレスネットワーク100は、様々なタイプのeNB、たとえば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどを含む異種ネットワークであり得る。これらの様々なタイプのeNBは、様々な送信電力レベル、様々なカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100中の干渉に対する様々な影響を有し得る。たとえば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(たとえば、20ワット)を有し得るが、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレーは、より低い送信電力レベル(たとえば、1ワット)を有し得る。
【0018】
[0034]ワイヤレスネットワーク100は同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作と非同期動作の両方のために使用され得る。
【0019】
[0035]ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合し、これらのeNBの協調および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してeNB110と通信し得る。eNB110はまた、たとえば、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信し得る。
【0020】
[0036]UE120は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され得、各UEは固定または移動であり得る。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、スマートフォン、タブレット、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、または他のモバイルエンティティであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー、または他のネットワークエンティティと通信することが可能であり得る。
図1において、両矢印付きの実線は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上での、UEと、そのUEをサービスするように指定されたeNBであるサービングeNBとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとeNBとの間の干渉する送信を示す。
【0021】
[0037]LTEは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K)個の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMでは時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、Kは、1.25、2.5、5、10または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対してそれぞれ128、256、512、1024または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHzをカバーし得、1.25、2.5、5、10、または20MHzのシステム帯域幅に対してそれぞれ1つ、2つ、4つ、8つ、または16個のサブバンドがあり得る。
【0022】
[0038]
図2に、LTEにおいて使用されるダウンリンクフレーム構造を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有し得、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは2つのスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0〜19のインデックスをもつ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、
図2に示されているようにノーマルサイクリックプレフィックス(CP)の場合は7つのシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。ノーマルCPおよび拡張CPは、本明細書では異なるCPタイプとして言及され得る。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間は0〜2L−1のインデックスを割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースはリソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロット中でN個のサブキャリア(たとえば、12個のサブキャリア)をカバーし得る。
【0023】
[0039]LTEでは、eNBは、eNB中の各セルについて1次同期信号(PSS:primary synchronization signal)と2次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)とを送り得る。1次同期信号および2次同期信号は、
図2に示されているように、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックスをもつ各無線フレームのサブフレーム0および5の各々中のシンボル期間6および5中で送られ得る。同期信号は、セル検出および捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送り得る。PBCHは、あるシステム情報を搬送し得る。
【0024】
[0040]eNBは、
図2の第1のシンボル期間全体において示されているが、各サブフレームの第1のシンボル期間の一部のみの中で物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)を送り得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を搬送し得、ここで、Mは、1、2、または3に等しくなり得、サブフレームごとに変化し得る。Mはまた、たとえば、リソースブロックが10個未満である、小さいシステム帯域幅では4に等しくなり得る。
図2に示されている例では、M=3である。eNBは、各サブフレームの最初のM個(
図2ではM=3)のシンボル期間中で物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)とを送り得る。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのリソース割振りに関する情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送し得る。
図2の第1のシンボル期間の中には示されていないが、PDCCHおよびPHICHは、第1のシンボル期間の中にも含まれることを理解されたい。同様に、PHICHおよびPDCCHはまた、
図2にはそのようには示されていないが、第2のシンボル期間と第3のシンボル期間の両方の中にある。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間中で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を送り得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを搬送し得る。LTEにおける様々な信号およびチャネルは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211に記載されている。
【0025】
[0041]eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてPSS、SSSおよびPBCHを送り得る。eNBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間においてシステム帯域幅全体にわたってPCFICHおよびPHICHを送り得る。eNBは、システム帯域幅のいくつかの部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において特定のUEにPDSCHを送り得る。eNBは、すべてのUEにブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICHおよびPHICHを送り得、特定のUEにユニキャスト方式でPDCCHを送り得、また特定のUEにユニキャスト方式でPDSCHを送り得る。
【0026】
[0042]各シンボル期間においていくつかのリソース要素が利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間中の1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。各シンボル期間において基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG:resource element group)中に配置され得る。各REGは1つのシンボル期間において4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、シンボル期間0において、周波数にわたってほぼ等しく離間され得る、4つのREGを占有し得る。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間において、周波数にわたって拡散され得る、3つのREGを占有し得る。たとえば、PHICH用の3つのREGは、すべてシンボル期間0中に属し得るか、またはシンボル期間0、1および2中で拡散され得る。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る、9、18、32、または64個のREGを占有し得る。REGのいくつかの組合せのみがPDCCHに対して可能にされ得る。
【0027】
[0043]UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHについてREGの様々な組合せを探索し得る。探索すべき組合せの数は、一般に、PDCCHに対して可能にされる組合せの数よりも少ない。eNBは、UEが探索することになる組合せのいずれかにおいてUEにPDCCHを送り得る。
【0028】
[0044]UEは、複数のeNBのカバレージ内にあり得る。そのUEをサービスするために、これらのeNBのうちの1つが選択され得る。サービングeNBは、受信電力、経路損失、信号対雑音比(SNR)など、様々な基準に基づいて選択され得る。
【0029】
[0045]
図3に、
図1中の基地局/eNBのうちの1つであり得る基地局/eNB110および
図1中のUEのうちの1つであり得るUE120の設計のブロック図を示す。制限付き関連付けシナリオの場合、基地局110は
図1中のマクロeNB110cであり得、UE120はUE120yであり得る。基地局110はまた、何らかの他のタイプの基地局であり得る。基地局110はアンテナ334a〜334tを備え得、UE120はアンテナ352a〜352rを備え得る。
【0030】
[0046]基地局110において、送信プロセッサ320は、データソース312からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ340から制御情報を受信し得る。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCHなどのためのものであり得る。データは、PDSCHなどのためのものであり得る。プロセッサ320は、データシンボルと制御シンボルとを取得するために、それぞれデータと制御情報とを処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)し得る。プロセッサ320はまた、たとえば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ330は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)332a〜332tに与え得る。各変調器332は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理し得る。各変調器332はさらに、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)し得る。変調器332a〜332tからのダウンリンク信号は、それぞれアンテナ334a〜334tを介して送信され得る。
【0031】
[0047]UE120において、アンテナ352a〜352rは、基地局110からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)354a〜354rに与え得る。各復調器354は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し得る。各復調器354はさらに、受信シンボルを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルを処理し得る。MIMO検出器356は、すべての復調器354a〜354rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出シンボルを与え得る。受信プロセッサ358は、検出シンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク360に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ380に与え得る。
【0032】
[0048]アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ364が、データソース362から(たとえば、PUSCHのための)データを受信し、処理し得、コントローラ/プロセッサ380から(たとえば、PUCCHのための)制御情報を受信し、処理し得る。プロセッサ364はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ364からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ366によってプリコードされ、さらに(たとえば、SC−FDMなどのために)復調器354a〜354rによって処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ334によって受信され、復調器332によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器336によって検出され、UE120によって送られた復号されたデータおよび制御情報を取得するために、さらに受信プロセッサ338によって処理され得る。プロセッサ338は、復号されたデータをデータシンク339に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ340に与え得る。
【0033】
[0049]コントローラ/プロセッサ340および380は、それぞれ基地局110およびUE120における動作を指示し得る。基地局110におけるプロセッサ340および/または他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明する技法のための様々なプロセスを実行するかまたはその実行を指示し得る。UE120におけるプロセッサ380および/または他のプロセッサおよびモジュールはまた、
図4および
図5に示されている機能ブロック、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行するかまたはその実行を指示し得る。メモリ342および382は、それぞれ基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ344は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
【0034】
[0050]一構成では、ワイヤレス通信のためのUE120は、UEの接続モード中に干渉基地局からの干渉を検出するための手段と、干渉基地局の得られたリソースを選択するための手段と、得られたリソース上の物理ダウンリンク制御チャネルの誤り率を取得するための手段と、誤り率が所定のレベルを超えたことに応答して実行可能である、無線リンク障害を宣言するための手段とを含む。一態様では、上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成された、(1つまたは複数の)プロセッサ、コントローラ/プロセッサ380、メモリ382、受信プロセッサ358、MIMO検出器356、復調器354a、およびアンテナ352aであり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置であり得る。
【0035】
[0051]システム容量を増加させるために、eNBが、多数のアンテナをもつ2次元(2D)アンテナアレイを使用する、3次元(3D)MIMO技術が考えられている。ビームフォーミングは、一般に、3Dマルチパス伝搬のアジマス次元のみを使用して実装している。しかしながら、スマートアンテナ技術の進歩に伴って、3Dビームフォーミングが、現在、MIMOシステム容量を改善するために、垂直寸法と水平寸法の両方における動的ビームステアリングを可能にする。
【0036】
[0052]多数のアンテナをもつ2Dアンテナアレイの場合、1つまたは複数のユーザ機器(UE)からのチャネル状態情報(CSI)フィードバックが、eNBによって使用され得る。CSIは、プリコーディングマトリックインジケータ(PMI)、ランクインジケータ(RI)、およびチャネル品質インジケータ(CQI)のうちの1つまたは複数を含み得、ダウンリンクチャネル推定とあらかじめ定義されたPMIコードブックとに基づいて決定され得る。しかしながら、多数のアンテナをもつ大規模アンテナアレイのためのCSIフィードバックを収集することは、チャネル推定複雑さ、ダウンリンクCSI基準信号(CSI−RS)オーバーヘッド、およびアップリンクCSIフィードバックオーバーヘッドにより困難である。
【0037】
[0053]2DアンテナアレイのためのCSIの収集は、大規模アンテナアレイを、CSI測定のためのより小さいサイズのアンテナアレイに圧縮することによって達成され得る。たとえば、従来の64TX交差偏波2Dアレイ400は、16TX交差偏波2Dアレイにマッピングされ得る。
図4Aを参照すると、アンテナ要素の8つの行および8つの列をもつ協定64TX交差偏波2Dアレイ400が、16個のCSI−RSポート402をもつ16TX交差偏波2Dアレイにマッピングされる。したがって、UEは、2ポートエレベーションCSIおよび8ポートアジマスCSIまたは16ポート2DジョイントCSIをフィードバックし得る。圧縮された16TX交差偏波2Dアレイの場合、85度から107度の間の天頂角について、正のエレベーションビームフォーミング利得が達成され得る。しかしながら、対応するエレベーションビームフォーミング利得は、特に高層の(high-rise)UEの場合、エレベーションポートの低減された数により、小さいことがある。
【0038】
[0054]2DアンテナアレイのためのCSIの収集はまた、完全な2Dアレイのサブセットについて別々にエレベーションCSIとアジマスCSIとを測定することと、エレベーション次元とアジマス次元とにおけるCSI測定を制御するように積コードブック(product codebook)を設計することとによって達成され得る。
図4Bを参照すると、エレベーションCSIは、M個のエレベーションCSI−RSポートから測定され得、アジマスCSIは、N個のアジマスCSI−RS X−polポートから測定され得る。エレベーションCSI−RSポートは、2Dアンテナアレイのアンテナ要素の行のアグリゲーションを用いてまたは用いずに、エレベーション次元におけるアンテナ要素からマッピングされ得る。アジマスCSI−RSポートは、2Dアンテナアレイのアンテナ要素の列のアグリゲーションを用いてまたは用いずに、アジマス次元におけるアンテナ要素からマッピングされ得る。積コードブックは、エレベーションコードブック選択とアジマスコードブック選択とに基づいて生成され得る。したがって、eNBにおける総M×Nアンテナポートのための送信ビームフォーミングベクトルは、2つのコードブック選択のクロネッカー積である。対応して、UEは、CQIおよび好ましいランクを選定するために、そのような2つのコードブック選択を使用し得る。好ましいランクは、決定された次元におけるストリームの数を示し得る。しかしながら、CSIの収集のこの方法は、いくつかの固有の限定を有し得る。たとえば、エレベーションコードブックは、垂直次元においてアジマスCSI−RSポートをコフェージングする(co-phase)ために使用されるにすぎない。さらなる例として、エレベーションCSIのみがランク1をサポートするが、アンテナアレイはX−pol構造を有する。アジマスCSI中でランク2が決定される場合、異なるエレベーションコフェージング重みが、アジマス次元における各空間ストリームについて必要とされ得る。したがって、クロネッカー積コードブックは、エレベーション角度拡散が大きいとき、問題であり得る。したがって、本開示の態様は、エレベーションCSIフィードバックとアジマスCSIフィードバックとを受信するためのエレベーションCSI−RS送信とアジマスCSI−RS送信とのためのアンテナアグリゲーションの手法を提案する。
【0039】
[0055]本開示の様々な態様は、2Dアンテナアレイが、アンテナアグリゲーションを使用して2つの1Dアレイにマッピングされ得ることを与える。たとえば、M(垂直)×N(水平)(以下「M(V)×N(H)」と呼ぶ)交差偏波2Dアンテナアレイが、アンテナアグリゲーションを使用して2つのX−pol1Dアレイにマッピングされ得る。Mは、交差偏波2Dアンテナアレイの列数または列数のサブセットを表し得る。Nは、交差偏波2Dアンテナアレイの行数または行数のサブセットを表し得る。2つのX−pol1Dアレイは、Mポート交差偏波垂直CSI−RSポートアレイと、Nポート交差偏波水平CSI−RSポートアレイとを含み得る。各1Dアレイは、それの空間カバレージに関連し得る。各空間カバレージは、互いに重複しないことがある。eNBは、Mポート交差偏波垂直CSI−RSポートアレイから1つまたは複数のエレベーションCSI−RSを送信し、および/またはNポート交差偏波水平CSI−RSポートアレイから1つまたは複数のアジマスCSI−RSを送信し得る。対応して、UEは、Mポート交差偏波垂直CSI−RSポートアレイのためのエレベーションCSIをフィードバックし、および/またはNポート交差偏波水平CSI−RSポートアレイのためのアジマスCSIをフィードバックし得る。UEは、UE固有3Dビームフォーミング重みベクトルを構成するために、別々にまたは一緒にエレベーションCSIとアジマスCSIとをフィードバックし得る。M(V)×N(H)交差偏波2Dアンテナアレイのアンテナ要素のサブセットのための、エレベーションCSIのCSIポートの数、およびアジマスCSIのCSIポートの数は、UEの能力に基づいて決定され得る。
【0040】
[0056]M(V)×N(H)交差偏波2Dアンテナアレイを、2つのX−pol1Dアレイにマッピングすることは、M(V)×N(H)交差偏波2Dアンテナアレイを複数のサブアレイに分割することと、複数のサブアレイの各々中でイントラサブアレイアンテナアグリゲーションを適用することと、複数のサブアレイの間でインターサブアレイアンテナアグリゲーションを適用することとを含み得る。
図4Bを参照すると、M(V)×N(H)交差偏波2Dアンテナアレイ404は、4つのサブアレイ(S
1、S
2、S
3、およびS
4)に分割され得る。各サブアレイは、同じ数のアンテナ要素を有し得る。たとえば、S
1、S
2、S
3、およびS
4は、すべて、M/2(V)×N/2(H)個のアンテナ要素を有する。
【0041】
[0057]
図5Aに、本開示の一態様による、M/2(V)×N/2(H)アンテナ要素をもつサブアレイ500中のアンテナ要素の行のイントラサブアレイアンテナアグリゲーションを示す。サブアレイ500では、アンテナ要素502のすべての行は、アグリゲートされた垂直サブアレイ504を形成するために、アグリゲートされ得る。本開示のいくつかの態様では、イントラサブアレイアンテナアグリゲーションは、サブアレイ500中のアンテナ要素502の行のサブセットを用いて適用され得る。
図5Bに、本開示の一態様による、TP−Eとも呼ばれる1D垂直CSI−RSポートアレイを形成するための、複数のサブアレイからの複数のアグリゲートされた垂直サブアレイのインターサブアレイアンテナアグリゲーションを示す。
図5Cに、1D垂直CSI−RSポートアレイ/TP−Eから送信されているビームを示す。
【0042】
[0058]
図5Bを参照すると、2×1重みベクトルを使用することによって、サブアレイS
1からのアグリゲートされた垂直サブアレイは、サブアレイS
2からのアグリゲートされた垂直サブアレイとアグリゲートし得、サブアレイS
3からのアグリゲートされた垂直サブアレイは、サブアレイS
4からのアグリゲートされた垂直サブアレイとアグリゲートし得る。
図5Cを参照すると、異なるサブアレイからのアグリゲートされた垂直サブアレイは、互いに無相関であり得る。本開示のいくつかの態様では、2Dアンテナアレイを1D垂直CSI−RSポートアレイにマッピングするためのインターサブアレイアグリゲーションは、サブアレイのサブセットを用いて適用され得る。
【0043】
[0059]
図6Aに、本開示の一態様による、M/2(V)×N/2(H)アンテナ要素をもつサブアレイ600中のアンテナ要素の列のイントラサブアレイアンテナアグリゲーションを示す。サブアレイ600では、アンテナ要素602のすべての列は、アグリゲートされた水平サブアレイ604を形成するために、アグリゲートされ得る。本開示のいくつかの態様では、イントラサブアレイアンテナアグリゲーションは、サブアレイ600中のアンテナ要素602の列のサブセットを用いて適用され得る。
図6Bに、本開示の一態様による、TP−Aとも呼ばれる1D水平CSI−RSポートアレイを形成するための、複数のサブアレイからの複数のアグリゲートされた水平サブアレイのインターサブアレイアンテナアグリゲーションを示す。
図6Cに、1D水平CSI−RSポートアレイ/TP−Aから送信されているビームを示す。
【0044】
[0060]
図6Bを参照すると、サブアレイS
1からのアグリゲートされた水平サブアレイは、サブアレイS
2からのアグリゲートされた水平サブアレイとアグリゲートし得、サブアレイS
3からのアグリゲートされた水平サブアレイは、サブアレイS
4からのアグリゲートされた水平サブアレイとアグリゲートし得る。
図6Cを参照すると、異なるサブアレイからのアグリゲートされた水平サブアレイは、互いに無相関であり得る。本開示のいくつかの態様では、2Dアンテナアレイを1D水平CSI−RSポートアレイにマッピングするためのインターサブアレイアグリゲーションは、サブアレイのサブセットを用いて適用され得る。
【0045】
[0061]本開示のいくつかの態様では、イントラサブアレイアンテナアグリゲーションおよびインターサブアレイアンテナアグリゲーションの適用は、イントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルとインターサブアレイアグリゲーション重みベクトルとを利用することを含み得る。重みベクトルは、セル固有および次元固有であり得る。したがって、2Dアンテナアレイを1DエレベーションCSI−RSポートアレイにマッピングするためのイントラサブアレイアンテナアグリゲーションおよびインターサブアレイアンテナアグリゲーション重みベクトルは、2Dアンテナアレイを1DアジマスCSI−RSポートアレイにマッピングするためのイントラサブアレイアンテナアグリゲーションおよびインターサブアレイアンテナアグリゲーション重みベクトルとは異なり得る。したがって、1DエレベーションCSI−RSポートアレイからエレベーションCSI−RSを送信するためのビームは、エレベーション次元において1DアジマスCSI−RSポートアレイからアジマスCSI−RSを送信するためのビームに直交し得る。
【0046】
[0062]本開示の追加の態様では、2Dアンテナアレイを1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)にマッピングするためのイントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルは、非定常係数(CM)セクタビームベクトルまたは小遅延サイクリック遅延(CDD)プリコーディングベースCMベクトルであり得、2Dアンテナアレイを1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)にマッピングするためのイントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルは、以下のようにターゲットダウンチルトに基づいて決定され得る。
【0054】
は、2Dアンテナアレイを1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)にマッピングするためのインターサブアレイアグリゲーション重みベクトルを表し、ここで、Mは2Dアンテナアレイの列数を表し、ここで、b(θ)はビームのターゲットダウンチルトを表す。
【0055】
[0063]本開示のいくつかの態様では、2Dアンテナアレイを、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)に、および1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)にマッピングするためのインターサブアレイアグリゲーション重みベクトルは、以下のようなCM重みベクトルであり得る。
【0061】
は、2Dアンテナアレイを1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)にマッピングするためのインターサブアレイアグリゲーション重みベクトルを表し、ここで、
【0063】
は、2Dアンテナアレイを1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)にマッピングするためのインターサブアレイアグリゲーション重みベクトルを表す。
【0064】
[0064]本開示のいくつかの好ましい態様では、パラメータαおよびβは、エレベーション次元における1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)のパターンと1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)のパターンとが互いに相補的であり得るように選択され得る。
【0065】
[0065]パラメータαおよびβ、ならびに2Dアンテナアレイを、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)に、および1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)にマッピングするためのイントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルおよびインターサブアレイアグリゲーション重みベクトルは、2Dアンテナアレイの列中のアンテナ要素の数、アンテナ要素間の間隔、ターゲットダウンチルト、エレベーション次元カバレージ、またはそれらの組合せに基づいて決定され得る。
【0066】
[0066]たとえば、8つの垂直アンテナ要素を用い、0.9λ間隔を用いたシナリオの場合、インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルは以下のように選択され得る。
【0070】
ここで、パラメータαは−jに等しく、パラメータβは1に等しい。
【0071】
[0067]高層のUEのためのエレベーションビームフォーミング利得は、特に80度から90度の間の天頂角について、上記の16CSI−RSポート設計と比較して改善され得る。
【0072】
[0068]本開示のいくつかの態様では、2Dアンテナアレイを2つの1D CSI−RSポートアレイにマッピングするためのイントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルおよびインターサブアレイアグリゲーション重みベクトルは、一緒に、以下のマッピング行列によって表され得る。
【0084】
は、2Dアンテナアレイを、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)および1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)にマッピングするためのイントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルおよびインターサブアレイアグリゲーション重みベクトルであり、ここで、Iは単位行列を表す。
【0085】
[0069]いくつかの実施形態では、M(V)×N(H)2Dアンテナアレイは、大規模MIMO適用例では、多数のTXポート、たとえば、64個超のTXポートを有し得る。MまたはNが、UEが処理するには大きすぎる場合、大きいM(V)×N(H)2Dアンテナアレイは、複数のサブアレイ、たとえば、4つのM/2(V)×N/2(H)2Dサブアレイに分解され得る。対応して、UEは、M/2(V)×N/2(H)2Dサブアレイのうちの1つ、またはそのサブアレイのサブセットのためのCSIでeNBにフィードバックし得る。エレベーションCSIフィードバックは、M/2(V)CSI−RSポートアレイに関連し得る。アジマスCSIフィードバックは、N/2(H)CSI−RSポートアレイに関連し得る。大きいM(V)×N(H)2Dアンテナアレイは、CSIポートの数がUEによってサポートされることが可能になるまで、複数回分解され得る。
【0086】
[0070]アンテナアレイのアンテナ要素の数、CSI−RSポートの数、サブアレイの数、および次元の数は、特定の数に限定されないことに留意されたい。
【0087】
[0071]
図7に、本開示の一態様による、2つの1D CSI−RSポートアレイのための独立したCSIフィードバックを示す。
図7では、UE706は、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)704のためのCSI、および1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)702のためのCSIを測定し、そのCSIを別々に(
図7に示されていない)eNBにフィードバックし得る。UE706は、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)704からの受信されたエレベーションCSI−RSに基づいて、エレベーションCSI、たとえば、エレベーションPMI、エレベーションRI、およびエレベーションCQIを測定し得る。UE706は、1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)706からの受信されたアジマスCSI−RSに基づいて、アジマスCSI、たとえば、アジマスPMI、アジマスRI、およびアジマスCQIを測定し得る。1DエレベーションCSI−RSポートアレイ(TP−E)704および1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)706は、eNBにおいて2Dアンテナアレイ700からマッピングされ得る。
【0088】
[0072]本開示のいくつかの態様では、エレベーションPMI/RIおよびアジマスPMI/RIは、各次元について独立して選択され得る。総M×Nアンテナポートのための送信ビームフォーミングベクトルは、eNBにおいて、受信されたエレベーションPMIおよびアジマスPMIに基づいて構成され得る。たとえば、eNBは、2Dアンテナアレイ700を1DアジマスCSI−RSポートアレイ(TP−A)702にマッピングするためのイントラサブアレイ重みベクトルおよびインターサブアレイ重みベクトルと、受信されたアジマスPMIを組み合わせ得る。eNBは、2Dアンテナアレイ700を1DエレベーションCSI−RSポートアレイ(TP−E)704にマッピングするためのイントラサブアレイ重みベクトルおよびインターサブアレイ重みベクトルと、受信されたエレベーションPMIを組み合わせ得る。
【0089】
[0073]本開示のいくつかの態様では、受信されたエレベーションCQIおよびアジマスCQIに基づいて、エレベーションPMIから決定されたビームフォーミングベクトルを使用して、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)704からデータを送信すること、またはアジマスPMIから決定されたビームフォーミングベクトルを使用して、1DアジマスCSI−RSポートアレイ(TP−A)702からデータを送信することを決定するために、動的ポイント選択(DPS:dynamic point selection)が利用され得る。しかしながら、エレベーション次元におけるビームフォーミングとアジマス次元におけるビームフォーミングとの間に協調がないことがある。UE固有適応は、1次元のみにおいて、たとえば、エレベーション次元またはアジマス次元のいずれかにおいて達成され得る。
【0090】
[0074]
図8に、本開示の一態様による、2つの1D CSI−RSポートアレイのためのアグリゲートされたCSIフィードバックを示す。1D CSI−RSポートアレイのためのアグリゲートされたCSIフィードバックはまた、別の1D CSI−RSポートアレイのためのCSIフィードバックを考慮し得る。したがって、エレベーション次元とアジマス次元の両方におけるビームフォーミングは、互いに相関していることがあり、したがって、UE固有3次元(3D)ビームフォーミングが達成され得る。たとえば、UE806から送信されるアグリゲートされたアジマスCSIフィードバックは、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)804と1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)802の両方に関連し得る。アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックは、1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)802のための、アジマスPMI、アジマスRI、アジマスCQI、および基準広帯域垂直プリコーディングベクトルを含み得る。基準広帯域垂直プリコーディングベクトルは、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)804に基づいて決定され得、ランク1垂直プリコーディングベクトルであり得る。基準広帯域垂直プリコーディングベクトルは、さらに、以下のようにエレベーション次元における平均チャネル共分散行列に基づいて決定され得る。
【0094】
は、j番目の周波数リソースブロック上の1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)804に関連する垂直CSI−RSポートチャネルである。
【0095】
[0075]したがって、1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)802のためのUE固有イントラサブアレイ重みベクトルは、以下のように与えられ得る。
【0097】
ここで、evecは、エレベーション次元における平均チャネル共分散行列の優勢固有ベクトルを示す。
【0098】
[0076]1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)802のためのUE固有インターサブアレイ重みベクトルも、基準広帯域垂直プリコーディングベクトルに基づいて更新され得ることに留意されたい。したがって、1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)802からのデータ送信のためのUE固有3Dビームフォーミング重みベクトルは、以下のように生成され得る。
【0102】
は、1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)802から測定されたUE固有アジマスPMIに関連し、ここで、
【0106】
は、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)804の平均チャネル共分散行列に基づく基準広帯域垂直プリコーディングベクトルに関連する。
【0107】
[0077]本開示のいくつかの態様では、UEは、基準広帯域垂直プリコーディングベクトルに基づいて、エレベーションビームフォーミング利得オフセットを決定し得る。したがって、1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)802のためのアグリゲートされたCSIフィードバックにおけるアジマスCQIは、基準広帯域垂直プリコーディングベクトルに関連する追加のエレベーションビームフォーミング利得オフセットを加算することによって決定され得る。アグリゲートされたCSIフィードバックにおけるアジマスPMIは、サブバンドに関連し得、したがって、アジマスCSIフィードバックは、広帯域垂直ビームフォーミングとサブバンド水平ビームフォーミングの両方に関連し得る。
【0108】
[0078]さらなる例として、UE806から送信されるアグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックも、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)804と1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)802の両方に関連し得る。アグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックは、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)804のための、エレベーションPMI、エレベーションRI、エレベーションCQI、および基準広帯域水平プリコーディングベクトルを含み得る。基準広帯域水平プリコーディングベクトルは、1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)802に基づいて決定され得、ランク1水平プリコーディングベクトルであり得る。基準広帯域水平プリコーディングベクトルは、さらに、以下のようにアジマス次元における平均チャネル共分散行列に基づいて決定され得る。
【0112】
は、j番目の周波数リソースブロック上の1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)802に関連する水平CSI−RSポートチャネルである。
【0113】
[0079]したがって、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−A)804のためのUE固有イントラサブアレイ重みベクトルは、以下のように与えられ得る。
【0115】
ここで、evecは、アジマス次元における平均チャネル共分散行列の優勢固有ベクトルを示す。
【0116】
[0080]1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)804のためのUE固有インターサブアレイ重みベクトルも、基準広帯域水平プリコーディングベクトルに基づいて更新され得ることに留意されたい。したがって、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)804からのデータ送信のためのUE固有3Dビームフォーミング重みベクトルは、以下のようであり得る。
【0120】
は、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)804から測定されたUE固有エレベーションPMIに関連し、ここで、
【0124】
は、1D水平CSI−RSポートアレイ(TP−A)802の平均チャネル共分散行列に基づく基準広帯域水平プリコーディングベクトルに関連する。
【0125】
[0081]本開示のいくつかの態様では、UEは、基準広帯域水平プリコーディングベクトルに基づいて、アジマスビームフォーミング利得オフセットを決定し得る。したがって、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)804のためのアグリゲートされたCSIフィードバックにおけるエレベーションCQIは、基準広帯域水平プリコーディングベクトルに関連する追加のアジマスビームフォーミング利得オフセットを加算することによって決定され得る。アグリゲートされたCSIフィードバックにおけるエレベーションPMIは、サブバンドに関連し得、したがって、エレベーションCSIフィードバックは、広帯域水平ビームフォーミングとサブバンド垂直ビームフォーミングの両方に関連し得る。
【0126】
[0082]本開示のいくつかの態様では、受信されたアグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックおよびアジマスCSIフィードバック、たとえば、エレベーションCQIおよびアジマスCQIに基づいて、1D垂直CSI−RSポートアレイ(TP−E)804または1DアジマスCSI−RSポートアレイ(TP−A)802からデータを送信することを決定するために、動的ポイント選択(DPS)が利用され得る。
【0127】
[0083]
図9は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック
図900である。ブロック902において、eNBなどのネットワークエンティティが、2次元アンテナアレイを複数のサブアレイに分割する。複数のサブアレイの各々は、同じ数のアンテナ要素を含み得る。ブロック904において、eNBは、2次元アンテナアレイを、エレベーションCSIフィードバックを受信するための1次元垂直CSI−RSポートアレイと、アジマスCSIフィードバックを受信するための1次元水平CSI−RSポートアレイとにマッピングする。マッピングすることは、複数のサブアレイの各々中でイントラサブアレイアンテナアグリゲーションを適用することと、複数のサブアレイの間でインターサブアレイアンテナアグリゲーションを適用することとを含み得る。ブロック906において、eNBは、1次元垂直CSI−RSポートアレイから1つまたは複数のエレベーションCSI−RSを送信し、および/または1次元水平CSI−RSポートアレイから1つまたは複数のアジマスCSI−RSを送信する。対応して、UEは、eNBの1次元垂直CSI−RSポートアレイから1つまたは複数のエレベーションCSI−RSを受信し、および/またはeNBの1次元水平CSI−RSポートアレイから1つまたは複数のアジマスCSI−RSを受信し、対応するエレベーションCSIフィードバックおよび/またはアジマスCSIフィードバックをeNBに送信し得る。UEがサポートすることが可能であるCSIポートの数を含む、UEの能力に基づいて、eNBは、全次元MIMOシステムを実装するために、マッピング方法を決定し、UEからチャネル状態情報を収集し得る。
【0128】
[0084]
図10は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック
図1000である。ブロック1002において、eNBなどのネットワークエンティティが、1次元垂直CSI−RSポートアレイのためのエレベーションCSIフィードバックを受信する。ブロック1004において、eNBは、1次元水平CSI−RSポートアレイのためのアジマスCSIフィードバックを受信する。ブロック1006において、eNBは、受信されたエレベーションCSIフィードバックおよびアジマスCSIフィードバックに基づいて、1次元垂直CSI−RSポートアレイから、または1次元水平CSI−RSポートアレイからデータを送信することを決定するために、動的ポイント選択を利用する。対応して、UEは、eNBが、1次元垂直CSI−RSポートアレイから、または1次元水平CIS−RSポートアレイから、または両方のアレイからデータを送信することを決定するために、エレベーションCSIフィードバックとアジマスCSIフィードバックとをeNBに送信し得る。
【0129】
[0085]
図11は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック
図1100である。ブロック1102において、eNBなどのネットワークエンティティが、2次元アンテナアレイを、1次元垂直CSI−RSポートアレイと1次元水平CSI−RSポートアレイとにマッピングする。ブロック1104において、eNBは、アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックを受信する。アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックは、1次元垂直CSI−RSポートアレイと1次元水平CSI−RSポートアレイの両方に関連し得る。アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックは、さらに、アジマスCSIフィードバックと基準広帯域垂直プリコーディングベクトルとに関連し得る。マッピングすることのためのUE固有イントラサブアレイ重みベクトルおよび/またはUE固有インターサブアレイ重みベクトルが、基準広帯域垂直プリコーディングベクトル基づいて生成され得る。したがって、データが、UE固有イントラサブアレイ重みベクトルに基づいてマッピングされた1次元水平CSI−RSポートアレイから送信され得る。対応して、UEは、アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックをeNBに送信し得る。UEは、基準広帯域垂直プリコーディングベクトルに基づいて、アジマスCQIを決定し得る。
【0130】
[0086]ブロック1106において、eNBは、アグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックを受信する。アグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックは、1次元垂直CSI−RSポートアレイと1次元水平CSI−RSポートアレイの両方に関連し得る。アグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックは、さらに、エレベーションCSIフィードバックと基準広帯域水平プリコーディングベクトルとに関連し得る。マッピングすることのためのUE固有イントラサブアレイ重みベクトルおよび/またはUE固有インターサブアレイ重みベクトルが、基準広帯域水平プリコーディングベクトル基づいて生成され得る。したがって、データが、UE固有イントラサブアレイ重みベクトルに基づいてマッピングされた1次元垂直CSI−RSポートアレイから送信され得る。対応して、UEは、アグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックをeNBに送信し得る。UEは、基準広帯域水平プリコーディングベクトルに基づいて、エレベーションCQIを決定し得る。
【0131】
[0087]本開示のいくつかの態様では、eNBは、1次元垂直CSI−RSポートアレイ、1次元水平CSI−RSポートアレイ、またはその両方からデータを送信し得る。eNBは、1つまたは複数のUEからの受信されたCSIに基づいて、1次元垂直CSI−RSポートアレイから、または1次元水平CSI−RSポートアレイからデータを送信することを決定するために、動的ポイント選択を適用し得る。
【0132】
[0088]
図12は、本開示の一態様による、通信ネットワークにおけるeNB1200のブロック図である。eNB1200は、マッピングモジュール1206の実行のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得るメモリ1214と、CSIフィードバック受信モジュール1208と、CSI−RS送信モジュール1210と、動的ポイント選択モジュール1212とを含み得る。マッピングモジュール1206は、2Dアンテナアレイを、エレベーションCSIフィードバックを受信するための1D垂直CSI−RSポートアレイ1202と、アジマスCSIフィードバックを受信するための1D水平CSI−RSポートアレイ1204とにマッピングするために使用され得る。2Dアンテナアレイは、マッピングすることのために複数のサブアレイに分割され得る。マッピングモジュール1206は、複数のサブアレイの各々中でイントラサブアレイアンテナアグリゲーションを適用し得、また、複数のサブアレイの間でインターサブアレイアンテナアグリゲーションを適用し得る。CSIフィードバック受信モジュール1208は、1つまたは複数のUEから、独立したまたはアグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックおよびアジマスCSIフィードバックを受信および処理するために使用され得る。エレベーションCSIフィードバックは、エレベーションPMI、エレベーションRI、エレベーションCQIなどを含み得る。アジマスCSIフィードバックは、アジマスPMI、アジマスRI、アジマスCQIなどを含み得る。エレベーションCSIフィードバックおよびアジマスCSIフィードバックは、eNB1200のCSIフィードバック受信モジュール1208において、別々にまたは一緒に受信され得る。CSI−RS送信モジュール1210は、1つまたは複数のUEに、1D垂直CSI−RSポートアレイ1202から1つまたは複数のエレベーションCSI−RSを送信するために、および/または1D水平CSI−RSポートアレイ1204から1つまたは複数のアジマスCSI−RSを送信するために使用され得る。動的ポイント選択モジュール1212は、受信された独立したまたはアグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックおよびアジマスCSIフィードバック、たとえば、エレベーションCQIおよびアジマスCQIに基づいて、1D垂直CSI−RSポートアレイ1202または1DアジマスCSI−RSポートアレイ1204からデータを送信することを決定するために使用され得る。
【0133】
[0089]eNB1200は、メモリ1214に記憶され、1D垂直CSI−RSポートアレイ1202、1D水平CSI−RSポートアレイ1204、および/またはeNB1200の他の構成要素を制御するプログラムコードを実施または実行するためのプロセッサ1216をも含み得る。eNB1200におけるプロセッサ1216および/または他のプロセッサはまた、機能ブロックを実行するかまたはその実行を指示し得る。
【0134】
[0090]情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0135】
[0091]
図9〜
図12の機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを備え得る。
【0136】
[0092]さらに、本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびプロセスステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
【0137】
[0093]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
【0138】
[0094]本明細書の開示に関して説明した方法またはプロセスのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在し得る。ASICはユーザ端末中に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として存在し得る。
【0139】
[0095]1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、非一時的接続は、コンピュータ可読媒体の定義内に適切に含まれ得る。たとえば、命令が、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはデジタル加入者線(DSL)を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはDSLは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblue−rayディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0140】
[0096]特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「および/または」という語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成が、構成要素A、B、および/またはCを含んでいると記述されている場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
【0141】
[0097]本開示についての以上の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することができるようにするために提供したものである。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
2次元アンテナアレイを複数のサブアレイに分割することと、ここにおいて、前記複数のサブアレイの各々が、同じ数のアンテナ要素を備える、
前記2次元アンテナアレイを、エレベーションCSIフィードバックを受信するための1次元垂直チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)ポートアレイと、アジマスCSIフィードバックを受信するための1次元水平CSI−RSポートアレイとにマッピングすることと、ここにおいて、前記マッピングすることが、前記複数のサブアレイの各々中でイントラサブアレイアンテナアグリゲーションを適用することと、前記複数のサブアレイの間でインターサブアレイアンテナアグリゲーションを適用することとを含む、
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイから1つまたは複数のエレベーションCSI−RSを送信し、前記1次元水平CSI−RSポートアレイから1つまたは複数のアジマスCSI−RSを送信することとを備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C2]
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイが、MポートエレベーションCSIフィードバックのためのMポート交差偏波CSI−RSアレイを含み、前記1次元水平CSI−RSポートアレイが、NポートアジマスCSIフィードバックのためのNポート交差偏波CSI−RSアレイを含む、C1に記載の方法。
[C3]
Mが、前記2次元アンテナアレイの列数または前記列数のサブセットを表し、Nが、前記2次元アンテナアレイの行数または前記行数のサブセットを表す、C2に記載の方法。
[C4]
前記2次元アンテナアレイのアンテナ要素の前記サブセットのための、前記エレベーションCSIフィードバックのCSIポートの数、および前記アジマスCSIフィードバックのCSIポートの数が、ユーザ機器(UE)の能力に基づいて決定される、C3に記載の方法。
[C5]
前記イントラサブアレイアンテナアグリゲーションを前記適用することが、複数のアグリゲートされた垂直サブアレイを形成するために、前記複数のサブアレイの各々中の前記アンテナ要素のすべての行をアグリゲートすることと、複数のアグリゲートされた水平サブアレイを形成するために、前記複数のサブアレイの各々中の前記アンテナ要素のすべての列をアグリゲートすることとを含む、C1に記載の方法。
[C6]
前記インターサブアレイアンテナアグリゲーションを前記適用することが、前記1次元垂直CSI−RSポートアレイを形成するために、前記複数のアグリゲートされた垂直サブアレイをアグリゲートすることと、前記1次元水平CSI−RSポートアレイを形成するために、前記複数のアグリゲートされた水平サブアレイをアグリゲートすることとを含む、C5に記載の方法。
[C7]
前記イントラサブアレイアンテナアグリゲーションを前記適用することが、前記マッピングすることのためのイントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルを利用することを含み、前記インターサブアレイアンテナアグリゲーションを前記適用することが、前記マッピングすることのためのインターサブアレイアグリゲーション重みベクトルを利用することを含む、C1に記載の方法。
[C8]
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイに前記マッピングすることのための前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルと、前記1次元水平CSI−RSポートアレイに前記マッピングすることのための前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルとは、前記1次元垂直CSI−RSポートアレイのパターンと前記1次元水平CSI−RSポートアレイのパターンとが互いに相補的であるように選択される、C7に記載の方法。
[C9]
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイと前記1次元水平CSI−RSポートアレイとに前記マッピングすることのための前記イントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルおよび前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルが、前記2次元アンテナアレイの列中の前記アンテナ要素の数、前記アンテナ要素間の間隔、ターゲットダウンチルト、およびエレベーション次元カバレージのうちの1つまたは複数に基づいて決定される、C7に記載の方法。
[C10]
1次元垂直チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)ポートアレイのためのエレベーションチャネル状態情報(CSI)フィードバックを受信することと、
1次元水平CSI−RSポートアレイのためのアジマスCSIフィードバックを受信することと、
受信されたエレベーションCSIフィードバックおよびアジマスCSIフィードバックに基づいて、前記1次元垂直CSI−RSポートアレイから、または前記1次元水平CSI−RSポートアレイからデータを送信することを決定するために、動的ポイント選択を利用することとを備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C11]
前記エレベーションCSIフィードバックが、エレベーションプリコーディングマトリックインジケータ(PMI)、エレベーションランクインジケータ(RI)、およびエレベーションチャネル品質インジケータ(CQI)のうちの1つまたは複数を含み、前記アジマスCSIフィードバックが、アジマスプリコーディングマトリックインジケータ(PMI)、アジマスランクインジケータ(RI)、およびアジマスチャネル品質インジケータ(CQI)のうちの1つまたは複数を含む、C10に記載の方法。
[C12]
データ送信のために、2次元アンテナアレイを前記1次元垂直CSI−RSポートアレイにマッピングするためのイントラサブアレイ重みベクトルおよびインターサブアレイアグリゲーション重みベクトルと、受信されたエレベーションPMIを組み合わせることと、前記2次元アンテナアレイを前記1次元水平CSI−RSポートアレイにマッピングするための前記イントラサブアレイ重みベクトルおよび前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルと、受信されたアジマスPMIを組み合わせることとをさらに含む、C11に記載の方法。
[C13]
前記利用することが、受信されたエレベーションCQIおよびアジマスCQIに基づく、C11に記載の方法。
[C14]
2次元アンテナアレイを、1次元垂直チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)ポートアレイと、1次元水平CSI−RSポートアレイとにマッピングすることと、
アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックを受信することと、ここにおいて、前記アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックが、前記1次元垂直CSI−RSポートアレイと前記1次元水平CSI−RSポートアレイの両方に関連する、を備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C15]
前記アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックが、アジマスプリコーディングマトリックインジケータ(PMI)、アジマスランクインジケータ(RI)、アジマスチャネル品質インジケータ(CQI)および基準広帯域垂直プリコーディングベクトルのうちの1つまたは複数を含む、C14に記載の方法。
[C16]
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイの平均チャネル共分散マトリックに基づいて、前記基準広帯域垂直プリコーディングベクトルを決定することをさらに含む、C15に記載の方法。
[C17]
前記アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックが、前記基準広帯域垂直プリコーディングベクトルを使用してエレベーションビームフォーミング利得オフセットを加算することによって、前記1次元水平CSI−RSポートアレイから決定される、C15に記載の方法。
[C18]
前記アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックが、広帯域垂直ビームフォーミングとサブバンド水平ビームフォーミングとに関連する、C14に記載の方法。
[C19]
前記基準広帯域垂直プリコーディングベクトルに基づいて、前記マッピングすることのためのユーザ機器(UE)固有イントラサブアレイ重みベクトルとUE固有インターサブアレイ重みベクトルとを生成することをさらに含む、C14に記載の方法。
[C20]
前記UE固有イントラサブアレイ重みベクトルと前記UE固有インターサブアレイ重みベクトルとに基づいてマッピングされた前記1次元水平CSI−RSポートアレイからデータを送信することをさらに含む、C19に記載の方法。
[C21]
アグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックを受信することと、ここにおいて、前記アグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックが、エレベーションCSIフィードバックおよび基準広帯域水平プリコーディングベクトルのうちの1つまたは複数を含む、
前記基準広帯域水平プリコーディングベクトルに基づいて、前記マッピングすることのためのユーザ機器(UE)固有イントラサブアレイ重みベクトルを生成することと、
前記UE固有イントラサブアレイ重みベクトルに基づいてマッピングされた前記1次元垂直CSI−RSポートアレイからデータを送信することとをさらに含む、C14に記載の方法。
[C22]
前記アグリゲートされたエレベーションCSIフィードバックと前記アグリゲートされたアジマスCSIフィードバックの両方に基づいて、前記1次元垂直CSI−RSポートアレイから、または前記1次元水平CSI−RSポートアレイからデータを送信することを決定するために、動的ポイント選出を利用することをさらに含む、C21に記載の方法。
[C23]
2次元アンテナアレイを複数のサブアレイに分割するための手段と、ここにおいて、前記複数のサブアレイの各々が、同じ数のアンテナ要素を備える、
前記2次元アンテナアレイを、エレベーションCSIフィードバックを受信するための1次元垂直チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)ポートアレイと、アジマスCSIフィードバックを受信するための1次元水平CSI−RSポートアレイとにマッピングするための手段と、ここにおいて、マッピングするための前記手段が、前記複数のサブアレイの各々中でイントラサブアレイアンテナアグリゲーションを適用するための手段と、前記複数のサブアレイの間でインターサブアレイアンテナアグリゲーションを適用するための手段とを含む、
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイから1つまたは複数のエレベーションCSI−RSを送信し、前記1次元水平CSI−RSポートアレイから1つまたは複数のアジマスCSI−RSを送信するための手段とを備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C24]
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイが、MポートエレベーションCSIフィードバックのためのMポート交差偏波CSI−RSアレイを含み、ここにおいて、前記1次元水平CSI−RSポートアレイが、NポートアジマスCSIフィードバックのためのNポート交差偏波CSI−RSアレイを含み、ここにおいて、Mが、前記2次元アンテナアレイの列数または前記列数のサブセットを表し、Nが、前記2次元アンテナアレイの行数または前記行数のサブセットを表す、C23に記載の装置。
[C25]
前記2次元アンテナアレイのアンテナ要素の前記サブセットのための、前記エレベーションCSIフィードバックのCSIポートの数、および前記アジマスCSIフィードバックのCSIポートの数が、ユーザ機器(UE)の能力に基づいて決定される、C24に記載の装置。
[C26]
前記イントラサブアレイアンテナアグリゲーションを適用するための前記手段が、複数のアグリゲートされた垂直サブアレイを形成するために、前記複数のサブアレイの各々中の前記アンテナ要素のすべての行をアグリゲートするための手段と、複数のアグリゲートされた水平サブアレイを形成するために、前記複数のサブアレイの各々中の前記アンテナ要素のすべての列をアグリゲートするための手段とを含む、C23に記載の装置。
[C27]
前記インターサブアレイアンテナアグリゲーションを適用するための前記手段が、前記1次元垂直CSI−RSポートアレイを形成するために、前記複数のアグリゲートされた垂直サブアレイをアグリゲートするための手段と、前記1次元水平CSI−RSポートアレイを形成するために、前記複数のアグリゲートされた水平サブアレイをアグリゲートするための手段とを含む、C26に記載の装置。
[C28]
前記イントラサブアレイアンテナアグリゲーションを適用するための前記手段が、前記マッピングすることのためのイントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルを利用するための手段を含み、前記インターサブアレイアンテナアグリゲーションを適用するための前記手段が、前記マッピングすることのためのインターサブアレイアグリゲーション重みベクトルを利用するための手段を含む、C23に記載の装置。
[C29]
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイにマッピングするための前記手段のための前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルと、前記1次元水平CSI−RSポートアレイにマッピングするための前記手段のための前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルとは、前記1次元垂直CSI−RSポートアレイのパターンと前記1次元水平CSI−RSポートアレイのパターンとが互いに相補的であるように選択される、C28に記載の装置。
[C30]
前記1次元垂直CSI−RSポートアレイと前記1次元水平CSI−RSポートアレイとにマッピングするための前記手段のための前記イントラサブアレイアグリゲーション重みベクトルおよび前記インターサブアレイアグリゲーション重みベクトルが、前記2次元アンテナアレイの列中の前記アンテナ要素の数、前記アンテナ要素間の間隔、ターゲットダウンチルト、およびエレベーション次元カバレージのうちの1つまたは複数に基づいて決定される、C28に記載の装置。