特許第6786590号(P6786590)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6786590画像診断カテーテル、補助デバイス及び補助デバイスの製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6786590
(24)【登録日】2020年10月30日
(45)【発行日】2020年11月18日
(54)【発明の名称】画像診断カテーテル、補助デバイス及び補助デバイスの製造方法
(51)【国際特許分類】
   A61B 8/12 20060101AFI20201109BHJP
【FI】
   A61B8/12
【請求項の数】8
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-507132(P2018-507132)
(86)(22)【出願日】2017年2月20日
(86)【国際出願番号】JP2017006053
(87)【国際公開番号】WO2017163693
(87)【国際公開日】20170928
【審査請求日】2019年10月10日
(31)【優先権主張番号】特願2016-57630(P2016-57630)
(32)【優先日】2016年3月22日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000109543
【氏名又は名称】テルモ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147485
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 憲司
(74)【代理人】
【識別番号】230118913
【弁護士】
【氏名又は名称】杉村 光嗣
(74)【代理人】
【識別番号】100186015
【弁理士】
【氏名又は名称】小松 靖之
(72)【発明者】
【氏名】山下 泰徳
【審査官】 宮川 哲伸
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−179255(JP,A)
【文献】 特開2008−092969(JP,A)
【文献】 特開2011−045534(JP,A)
【文献】 特開2015−181536(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 8/00 − 8/15
A61B 1/00 − 1/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像診断カテーテルであって、
カテーテルシースを収容するための第1の管腔及びガイドワイヤを収容するための第2の管腔を有する補助デバイスを備え、
前記補助デバイスは、前記カテーテルシースの少なくとも一部を覆うように延在しており、且つ前記カテーテルシースに沿って移動可能であり、
当該移動により、前記カテーテルシース内に配置されているイメージングコアを、前記補助デバイスから出し入れ可能であり、
前記補助デバイスは、第2のガイドワイヤを収容するための第3の管腔を更に有することを特徴とする画像診断カテーテル。
【請求項2】
前記第1の管腔の径は、前記第2の管腔の径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の画像診断カテーテル。
【請求項3】
前記補助デバイスの横断面形状は円ではないことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像診断カテーテル。
【請求項4】
前記補助デバイスを駆動する駆動部をさらに備え、
前記補助デバイスは、前記駆動部による駆動に応じて前記カテーテルシースに沿って移動することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像診断カテーテル。
【請求項5】
前記補助デバイスはブレード加工されていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像診断カテーテル。
【請求項6】
画像診断カテーテルの補助デバイスであって、
前記補助デバイスは、カテーテルシースを収容するための第1の管腔及びガイドワイヤを収容するための第2の管腔を有し、
前記補助デバイスは、前記カテーテルシースの少なくとも一部を覆うように延在しており、且つ前記カテーテルシースに沿って移動可能であり、
第2のガイドワイヤを収容するための第3の管腔を更に有することを特徴とする補助デバイス。
【請求項7】
画像診断カテーテルの補助デバイスの製造方法であって、
カテーテルシースを収容するための第1の管腔に対応する第1の芯金、及び、ガイドワイヤを収容するための第2の管腔に対応する第2の芯金の上に、チューブを被膜する工程と、
前記被膜の後に前記チューブから前記第1の芯金及び前記第2の芯金を延伸除去する工程と、
を有することを特徴とする製造方法。
【請求項8】
画像診断カテーテルの補助デバイスの製造方法であって、
所定形状のチューブを作成する工程と、
カテーテルシースを収容するための第1の管腔に対応する第1の芯金、及び、ガイドワイヤを収容するための第2の管腔に対応する第2の芯金を、前記チューブに挿入する工程と、
前記第1の芯金及び前記第2の芯金が挿入された前記チューブを加熱して形状付ける工程と、
前記加熱の後に、前記チューブから前記第1の芯金及び前記第2の芯金を延伸除去する工程と、
を有することを特徴とする製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像診断カテーテル、補助デバイス及び補助デバイスの製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
血管及び脈管などの生体管腔内に生じる心筋梗塞等の原因となる狭窄部の経皮的な治療に際し、狭窄部の性状を観察するため又は治療後の状態を観察するため、超音波又は光等の検査波を利用して生体管腔の画像を取得する診断用のカテーテルが用いられている。
【0003】
血管内超音波診断(IVUS:Intra Vascular Ultra Sound)には超音波カテーテルが使用される。超音波カテーテルは、挿入部の先端に超音波検出器を回転自在に設け、体腔内に挿入した後、手元側の駆動部から延在するドライブシャフト等を介して回転させながら走査(ラジアルスキャン)するものが一般的である。これらの構成がカテーテルシースの内部に包含されてカテーテルが形成される。
【0004】
超音波検出器は、生体内へのカテーテルの挿入をできるだけ少なくするために、可能な限り超音波カテーテルの先端に設けることが望ましい。したがって、超音波検出器よりも先端側に設けられるガイドワイヤルーメンは、必然的に軸方向の長さを短くする必要がある。このため、操作性が悪くなり、操作者の意図通りにカテーテルがガイドワイヤに沿って進みにくい。
【0005】
これに対して、特許文献1では、第1ガイドワイヤ用ルーメンの延長線上に、かつ生体内挿入方向の後端側に、ガイドワイヤが挿通される第2ガイドワイヤ用ルーメンを設けることで、操作性の向上を図る技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2004−97286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、第1ガイドワイヤ用ルーメンと第2ガイドワイヤ用ルーメンとの間では、ガイドワイヤは解放されているため、操作者の意図通りにカテーテルがガイドワイヤに沿って進まず、カテーテルとガイドワイヤとが絡まる可能性があるという課題がある。また、第2ガイドワイヤ用ルーメン下で画像を取得する場合、超音波減衰による画像欠損が生じる可能性があるという課題もある。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、カテーテルとガイドワイヤとの絡まりを防止しつつ、欠損のない画像を取得するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様による画像診断カテーテルは以下の構成を備える。即ち、
画像診断カテーテルであって、
カテーテルシースを収容するための第1の管腔及びガイドワイヤを収容するための第2の管腔を有する補助デバイスを備え、
前記補助デバイスは、前記カテーテルシースの少なくとも一部を覆うように延在しており、且つ前記カテーテルシースに沿って移動可能であり、
当該移動により、前記カテーテルシース内に配置されているイメージングコアを、前記補助デバイスから出し入れ可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、カテーテルとガイドワイヤとの絡まりを防止しつつ、欠損のない画像を取得することが可能となる。
【0011】
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
【図面の簡単な説明】
【0012】
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
図1】本発明の実施形態1に係る画像診断カテーテルの構成を示す図である。
図2】本発明の実施形態1に係る画像診断カテーテルの製造手順の一例を示すフローチャートである。
図3】本発明の実施形態2に係る画像診断カテーテルの構成を示す図である。
図4】本発明の実施形態2に係る画像診断カテーテルの製造手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。なお図面を通じて同一の符号は同一の構成要素を参照している。
【0014】
(実施形態1)
<カテーテル構成>
図1は、実施形態1に係る画像診断カテーテルの構成を示す図である。なお、以下では画像診断カテーテルの例として超音波カテーテルについて説明するが、本発明の実施の形態は超音波カテーテルに限らず、OCT用のカテーテル等、他の種類のカテーテルにも適用可能である。OCTは、optical coherence tomographyの略を示す。
【0015】
図1に示すように、画像診断カテーテル10は、血管内に挿入される長尺のカテーテルシース101と、ユーザが操作するために血管内には挿入されずユーザの手元側に配置されるコネクタ102とを含む。
【0016】
カテーテルシース101の先端にはガイドワイヤ105を通すためのガイドワイヤルーメン103が形成されており、カテーテルシース101はガイドワイヤルーメン103との接続部からコネクタ102との接続部にかけて連続する管腔として形成されている。
【0017】
コネクタ102は、カテーテルシース101の基端に一体化して構成されたシースコネクタ102aと、駆動シャフト(不図示)の基端に一体化して構成された駆動シャフトコネクタ102bとを有する。シースコネクタ102aとカテーテルシース101との境界部には、耐キンクプロテクタ1021が設けられている。これにより所定の剛性が保たれ、急激な変化による折れ曲がり(キンク)を防止することができる。
【0018】
また、駆動シャフトコネクタ102bには、カテーテルシース101の管腔内全体をプライミング液(超音波伝達媒体)で満たすために、プライミング装置(不図示)の取り付けが可能な注入ポート1022が備えられている。駆動シャフトコネクタ102bの基端は、不図示のスキャナ/プルバック部と接続可能に構成されており、矢印104の方向へ移動可能である。
【0019】
さらに、画像診断カテーテル10は、カテーテルシース101を覆う補助デバイス150を備えている。補助デバイス150は、カテーテルシース101に対応するルーメン151と、ガイドワイヤ105に対応するルーメン152とを備えている。それぞれに対応するルーメンを形成することにより、ガイドワイヤとカテーテルシースとの絡み付きを防止することができる。
【0020】
補助デバイス150のカテーテル基端側の断面図150aから分かる通り、横断面形状は円形ではない。ルーメン151側で太く、ルーメン152側で細くなるように形成されている。断面形状を円形にしないことにより、ガイドワイヤ用のルーメンの場所を容易に把握できるため、効率的にガイドワイヤの挿脱操作を行うことが可能となる。
【0021】
また、ガイドワイヤルーメン103は補助デバイス150の内部に挿入可能である。補助デバイス150のカテーテル先端側の断面図150bに示すように、カテーテル先端側ではガイドワイヤルーメン103及びカテーテルシース101を挿入可能な大きさのルーメン160を形成する。補助デバイス150の内部にガイドワイヤルーメン103を挿入した状態であれば、ガイドワイヤルーメン103と補助デバイス150との間の空間がなくなる。そのため、当該空間でガイドワイヤ105がたわむことがないため、効率的にガイドワイヤの挿脱操作を行うことが可能となる。
【0022】
なお、ルーメン160の形状は図示の例に限定されるものではなく、種々の形状であってもよい。ルーメン152の大きさをガイドワイヤルーメン103が挿入可能な大きさにすれば、補助デバイス150全体を通じて断面図150aの形状で統一してもよい。
【0023】
補助デバイス150の端部にはガイドワイヤ105の出入口となるワイヤ挿入部153が設けられている。補助デバイス150は、矢印154の方向に沿って手動又は自動で移動可能であり、画像取得時には、イメージングコア106が補助デバイス150の外部に解放されるようにコネクタ102を移動させて使用する。図1では解放された状態が示されている。ここで、イメージングコア106は、超音波を送受信する超音波振動子ユニット(不図示)と、超音波振動子ユニットを回転させるための駆動力を伝達する駆動シャフト(不図示)とを有している。
【0024】
なお、補助デバイス150を自動で移動させる場合、補助デバイス150を駆動する駆動装置(不図示)をさらに設けてもよい。そして画像取得を行う際に駆動装置を駆動させることにより補助デバイス150をコネクタ102の側へ移動させてイメージングコア106を補助デバイス150内部から解放してもよい。そして、画像取得が終了したら補助デバイス150を自動的にカテーテル先端部側へ移動させてイメージングコア106を補助デバイス150内部に収容させるようにしてもよい。
【0025】
このような構成により、超音波画像の画像取得を妨げることなく、ガイドワイヤとカテーテルシースとの絡み付きを防止することができ、カテーテル全体の剛性を向上させることも可能となる。なお、補助デバイス150はブレード加工(編組加工)されていてもよい。ブレード加工により、さらにカテーテル全体の剛性を向上させることが可能となる。
【0026】
また、2つのガイドワイヤルーメンをそれぞれ固定位置に配置するような構成では、それらの間でガイドワイヤが解放されている。そのため、ガイドワイヤ挿入時にガイドワイヤのたわみが生じ、絡み付きが生じる可能性がある。これに対して、本実施形態に係る構成によれば、ガイドワイヤ挿入時にはカテーテルシースをカテーテル先端側まで補助デバイスにより覆うことができるため、ガイドワイヤのたわみや、絡み付きを低減することが可能となる。
【0027】
<製造手順>
図2のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係る画像診断カテーテルの製造手順の一例を説明する。まずS201において、第1の芯金及び第2の芯金の上にチューブを被膜する。ここで、第1の芯金がカテーテルシース101に対応するルーメン151を形成するためのものであり、第2の芯金がガイドワイヤ105に対応するルーメン152を形成するためのものである。第1の芯金と第2の芯金とは径が異なっており、第1の芯金の径が第2の芯金の径よりも大きい。
【0028】
S202において、ブレード加工を施す。そして、S203において、第1の芯金及び第2の芯金を延伸除去する。これにより、カテーテルシース101に対応するルーメン151、ガイドワイヤ105に対応するルーメン152が形成される。なお、ブレード加工は必要に応じて行えばよく、必ずしも必須のものではない。その場合、S201の次にS203の手順を実施すればよい。
【0029】
(実施形態2)
実施形態1では、ガイドワイヤが1つの場合の補助デバイスを備えた画像診断カテーテルについて説明した。これに対して、本実施形態では、2つのガイドワイヤを使用する場合の例を説明する。
【0030】
図3は、実施形態2に係る画像診断カテーテル30の構成を示す図である。画像診断カテーテル30は、カテーテルシース101を覆う補助デバイス350を備えている。カテーテル基端側の断面図350aに示すように、補助デバイス350は、カテーテルシース101に対応するルーメン351と、ガイドワイヤ105に対応するルーメン352aと、ガイドワイヤ355に対応するルーメン352bとを備えている。それぞれに対応するルーメンを形成することにより、2つのガイドワイヤとカテーテルシースとの絡み付きを防止することができる。
【0031】
また、実施形態1と同様に、ガイドワイヤルーメン103は補助デバイス350の内部に挿入可能である。補助デバイス350のカテーテル先端側の断面図350bに示すように、カテーテル先端側ではガイドワイヤルーメン103及びカテーテルシース101を挿入可能な大きさのルーメン360を形成する。補助デバイス350の内部にガイドワイヤルーメン103を挿入した状態であれば、ガイドワイヤルーメン103と補助デバイス350との間の空間がなくなる。そのため、当該空間でガイドワイヤ105がたわむことがないため、効率的にガイドワイヤの挿脱操作を行うことが可能となる。
【0032】
なお、実施形態1と同様に、ルーメン360の形状は図示の例に限定されるものではなく、種々の形状であってもよい。ルーメン352の大きさをガイドワイヤルーメン103が挿入可能な大きさにすれば、補助デバイス350全体を通じて断面図350aの形状で統一してもよい。
【0033】
補助デバイス350の端部にはガイドワイヤ105、ガイドワイヤ355の出入口となるワイヤ挿入部353a,353bが設けられている。補助デバイス350は、矢印354の方向に沿って手動又は自動で移動可能であり、画像取得時には、イメージングコア106が補助デバイス350の外部に解放されるようにコネクタ102を移動させて使用する。図3では解放された状態が示されている。
【0034】
このような構成により、超音波画像の画像取得を妨げることなく、2つのガイドワイヤとカテーテルシースとの絡み付きを防止することができ、カテーテル全体の剛性を向上させることも可能となる。なお、実施形態1と同様に、補助デバイス350はブレード加工(編組加工)されていてもよい。ブレード加工により、さらにカテーテル全体の剛性を向上させることが可能となる。
【0035】
<製造手順>
図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係る画像診断カテーテルの製造手順の一例を説明する。まずS401において、管腔の形成されていない所定形状のチューブを作成する。S402において、第1の芯金、及び、2つの第2の芯金の3つの芯金をチューブに挿入する。
【0036】
ここで、第1の芯金がカテーテルシース101に対応するルーメン351を形成するためのものであり、2つの第2の芯金がガイドワイヤ105、355に対応するルーメン352a、352bを形成するためのものである。第1の芯金と第2の芯金とは径が異なっており、第1の芯金の径が第2の芯金の径よりも大きい。S403において、加熱による形状付けを行う。そして、S404において、第1の芯金、及び2つの第2の芯金を延伸除去する。
【0037】
これにより、カテーテルシース101に対応するルーメン351、ガイドワイヤ105に対応するルーメン352a、ガイドワイヤ355に対応するルーメン352bが形成される。なお、ブレード加工も必要に応じて行ってもよい。
【0038】
また、実施形態1で図2を参照して説明した製造手順を本実施形態に係る補助デバイスの製造に適用してもよいし、反対に本実施形態で説明した製造手順を実施形態1に係る補助デバイスの製造に適用してもよい。
【0039】
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の要旨及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
【0040】
本願は、2016年3月22日提出の日本国特許出願特願2016−057630を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てを、ここに援用する。
図1
図2
図3
図4