【文献】
NTT DOCOMO, INC.,Discussion on DRS design for LAA,3GPP TSG RAN WG1 Meeting #82bis R1-155901,2015年 9月26日,pp.1-10
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
PUSCHリソースまたはPUCCHリソースのうちの少なくとも1つが、前記DRS中に存在する前記CSIリソースのCSI処理に基づいて、前記CSIリソースを報告するための前記タイミング緩和を用いて構成された、請求項7に記載の方法。
前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定するために、前記プロセッサは、前記受信されたサブフレームが前記発見ウィンドウの内部にあると決定するようにさらに構成され、ここにおいて、前記プロセッサは、
前記受信されたサブフレームが発見基準信号(DRS)サブフレームを備えるかどうかを決定すること、ここにおいて、CSIリソースの前記存在を決定することは、前記受信されたサブフレームが前記DRSサブフレームを備えるかどうかにさらに基づく、
を行うようにさらに構成された、請求項13に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0020】
[0031]本態様は、一般に、物理レイヤ基準信号を含む送信を送信および受信することに関する。たとえば、発見基準信号(DRS)は、1次同期信号(PSS)、2次同期信号(SSS)、およびセル固有基準信号(CRS)など、物理レイヤ信号を含み得る。ユーザ機器(UE)は、(たとえば発展型ノードBなどの基地局の)セルを識別し、選択し、およびそれと同期するために、DRSを使用し得る。他の物理レイヤ基準信号は、限定はしないが、無線リソース管理(RRM:radio resource management)測定および/またはチャネル推定(たとえば、チャネル品質インジケータ(CQI:channel quality indicator))測定のためのなど、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS:channel state information reference signal)および/またはチャネル状態情報干渉測定(CSI−IM:channel-state information - interference measurement)信号を含み得る。
【0021】
[0032]UEが基地局と通信し得る前に、UEは、基地局(またはセル)を発見または収集する必要があり得る。UEが基地局またはセルを発見した後、UEは、基地局と適切に通信し、基地局からの通信を復号するために、基地局またはセルと周期的に同期する必要があり得る。一態様では、UEは、サービスのための新しいセルとしてネイバーを選択すべきかどうかを決定するために、ネイバーセルによって送信される物理レイヤ基準信号を周期的にまたは非周期的に測定し得る。いくつかの例では、ネイバーセルは、同期信号など、基準信号を送信し得、UEは、ネイバーセルを発見し、および/またはそれと同期するために、同期信号を受信および復号し得る。UEが、無認可スペクトルまたは共有スペクトル中のセルの認可支援アクセス(LAA)に関係する他のセルを検出するためにネイバーセル測定を実行するときなど、いくつかの現在の状況では、ネイバーセル基準信号送信のタイミング情報がUEに知られないことがある。したがって、基準信号を受信すると、UEは、ネイバーセルと同期するためのタイミングを決定するために、受信された基準信号を処理し、ネイバーセルによる送信の受信された信号測定を実行するために、過大なリソースを使用し得る。
【0022】
[0033]一態様では、たとえば、UEは、ネットワークエンティティからUEに異なる時間に送信される発見基準信号(たとえば、「発見信号」または「DRS」)を発見ウィンドウ中にリッスンし得る。一態様では、発見ウィンドウは、DRS測定タイミング構成(DMTC:DRS measurement timing configuration)によって定義され得、したがって、DMTCウィンドウと呼ばれることがある。一態様では、DMTCウィンドウは、少なくとも1つの無線フレーム(たとえば、10ms)を含み得る。一態様では、ネイバーセルは、発見ウィンドウの1つまたは複数の固有サブフレーム中にDRSを送信し得、DRSのスクランブリングは、DRSがそれの中で送信されたそれぞれのサブフレームに固有であり得る。一態様では、ネイバーセルはまた、発見ウィンドウ外部のサブフレーム中でDRSを送信し得る。その上、LAAコンテキストでは、DRSは、意図的にあるいは無認可スペクトル中で送信することに対するクリアチャネルアセスメント(CCA)またはリッスンビフォアトーク(LBT)制限に基づいてのいずれかで、周期的にまたは非周期的に送信され得る。したがって、UEは、発見ウィンドウに関する可変タイミングにおいてDRSを受信し得る。この可変タイミングは、UEが送信ネイバリングセルのタイミングを知らないことがあるという事実とともに、セル検出、同期、およびネイバーセル測定に関してUEに問題を生じ得る。
【0023】
[0034]したがって、いくつかの態様では、本方法および本装置は、UEが無認可スペクトル中のリソースにアクセスするための認可支援アクセス(LAA)を使用しているとき、知られていないタイミングを有するネイバーセルによってUEに送信された同期信号など、DRSを効率的に検出およびデスクランブルし得るUEを提供する。
【0024】
[0035]さらに、他の態様では、本方法および本装置は、UEが無認可スペクトル中のリソースにアクセスするための認可支援アクセス(LAA)を使用しているとき、知られていないタイミングを有するネイバーセルによってUEに送信されたCSI−RSおよび/またはCSI−IMなど、DRSを効率的に検出およびデスクランブルし得るUEを提供する。
【0025】
[0036]したがって、本方法および本装置は、UEがDRSを受信すると、UEによって利用される処理リソースの量を低下させることによって、現在のソリューションと比較して効率的なソリューションを提供する。
【0026】
[0037]特定の開示される態様を対象とする以下の説明および関連する図面において、本開示の態様が提供される。本開示の範囲から逸脱することなく、代替態様が考案され得る。さらに、より関連する詳細を不明瞭にしないように、本開示のよく知られている態様は詳細に説明されないことがあるか、または省略されることがある。さらに、多くの態様が、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実行されるべき一連のアクションに関して説明される。本明細書で説明される様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実行され得ることを認識されよう。さらに、本明細書で説明されるこれらの一連のアクションは、実行時に、関連するプロセッサに本明細書で説明される機能を実行させるコンピュータ命令の対応するセットを記憶した任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体内で全体として実施されるべきものと見なされ得る。したがって、本開示の様々な態様は、すべてが請求する主題の範囲内に入ることが企図されているいくつかの異なる形態で実施され得る。さらに、本明細書で説明される態様の各々について、任意のそのような態様の対応する形式は、本明細書では、たとえば、説明されるアクションを実行する「ように構成された論理」として説明されることがある。
【0027】
[0038]
図1は、例示的なワイヤレス通信システム100(たとえば、通信ネットワークの一部分)のいくつかのノードを示す。アクセス端末(たとえば、アクセス端末102、104)は、基準信号識別構成要素420(
図4)を含み得、アクセスポイント(たとえば、アクセスポイント106、108)は、対応する基準信号生成構成要素470(
図4)を含み得る。それぞれの構成要素は、アクセス端末が無認可無線周波数スペクトル帯域中でアクセスポイントの測定を実行することを可能にするように動作するように構成される。
【0028】
[0039]説明の目的で、本開示の様々な態様が、互いと通信する1つまたは複数のアクセス端末、アクセスポイント、およびネットワークエンティティのコンテキストにおいて説明される。ただし、本明細書の教示は、他の用語を使用して参照される他のタイプの装置または他の同様の装置に適用可能であり得ることを諒解されたい。たとえば、様々な実装形態では、アクセスポイントは、基地局、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、スモールセル、マクロセル、フェムトセルなどと呼ばれることがあるか、または基地局、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、スモールセル、マクロセル、フェムトセルなどとして実装されることがあり、アクセス端末は、ユーザ機器(UE)、移動局などと呼ばれることがあるか、またはUE、移動局などとして実装されることがある。
【0029】
[0040]システム400中の基準信号生成構成要素470(
図4)を含むネットワークエンティティ404に対応し得るアクセスポイント106、108は、システム100のカバレージエリア内に設置され得るか、またはそれの全体にわたってローミングし得る、1つまたは複数のワイヤレス端末(たとえば、アクセス端末102、104)のために1つまたは複数のサービスへのアクセス(たとえば、ネットワーク接続性)を与え得る。たとえば、様々な時間に、アクセス端末102は、システム100中のアクセスポイント106または何らかの他のアクセスポイントに接続し得る。同様に、アクセス端末104は、アクセスポイント108または何らかの他のアクセスポイントに接続し得る。アクセスポイント106、108のうちの1つまたは複数は、ワイドエリアネットワーク(WAN)接続性を可能にするために、互いを含む(便宜上、ネットワークエンティティ110によって表される)1つまたは複数のネットワークエンティティと通信し得る。そのようなネットワークエンティティのうちの2つまたはそれ以上がコロケートされ得、および/またはそのようなネットワークエンティティのうちの2つまたはそれ以上がネットワーク全体にわたって分散され得る。
【0030】
[0041]ネットワークエンティティは、たとえば、1つまたは複数の無線および/またはコアネットワークエンティティなど、様々な形態をとり得る。したがって、様々な実装形態では、ネットワークエンティティ110は、(たとえば、オペレーション、アドミニストレーション、マネージメント、およびプロビジョニングエンティティを介した)ネットワーク管理、呼制御、セッション管理、モビリティ管理、ゲートウェイ機能、インターワーキング機能、または何らかの他の好適なネットワーク機能のうちの少なくとも1つなどの機能を表し得る。いくつかの態様では、モビリティ管理は、追跡エリア、ロケーションエリア、ルーティングエリア、または何らかの他の好適な技法を使用することによってアクセス端末の現在ロケーションを追跡することと、アクセス端末のためのページングを制御することと、アクセス端末のためのアクセス制御を行うこととに関する。
【0031】
[0042]アクセスポイント106(またはシステム100中の他のデバイス)が所与のリソース上で通信するために第1の無線アクセス技術(RAT)を使用するとき、この通信は、そのリソース上で通信するために第2のRATを使用する近くのデバイス(たとえば、アクセスポイント108および/またはアクセス端末104)からの干渉を受けることがある。たとえば、特定の無認可RF帯域(たとえば、5GHz)上のLTEを介したアクセスポイント106による通信は、その帯域上で動作しているWi−Fi(登録商標)デバイスからの干渉を受けることがある。便宜上、無認可RF帯域上のLTEは、本明細書では、無認可スペクトルにおけるLTE/LTEアドバンスト、または周囲のコンテキストにおいて単にLTEと呼ばれることがある。その上、無認可スペクトルにおけるLTE/LTEアドバンストを与えるか、適応させるか、または拡張するネットワークまたはデバイスは、競合ベース無線周波数帯域またはスペクトルにおいて動作するように構成されたネットワークまたはデバイスを指すことがある。
【0032】
[0043]いくつかのシステムでは、無認可スペクトルにおけるLTEは、すべてのキャリアがワイヤレススペクトルの無認可部分で排他的に動作する、スタンドアロン構成で採用され得る(たとえば、LTEスタンドアロン)。他のシステムでは、無認可スペクトルにおけるLTEは、ワイヤレススペクトルの認可部分で動作するアンカー認可キャリアと併せて、ワイヤレススペクトルの無認可部分で動作する1つまたは複数の無認可キャリアを与えることによって、認可帯域動作を補足する様式で採用され得る(たとえば、LTE補足ダウンリンク(SDL:Supplemental DownLink)または認可支援アクセス(LAA))。いずれの場合も、1つのキャリアが、対応するUEのために1次セル(PCell)として働き(たとえば、LTE SDLにおけるアンカー認可キャリア、またはLTEスタンドアロンにおける無認可キャリアのうちの指定されたキャリア)、残りのキャリアがそれぞれの2次セル(SCell)として働く、異なるコンポーネントキャリアを管理するために、キャリアアグリゲーション(CA)が採用され得る。このようにして、PCellは、FDDのペアのダウンリンクおよびアップリンク(認可または無認可)を与え得、各SCellは、必要に応じて、追加のダウンリンク容量を与え得る。
【0033】
[0044]概して、LTEは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K)個の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMでは時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、Kは、1.25、2.5、5、10または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対してそれぞれ128、256、512、1024または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHzをカバーし得、1.25、2.5、5、10または20MHzのシステム帯域幅に対してそれぞれ1、2、4、8または16個のサブバンドがあり得る。
【0034】
[0045]本開示は、いくつかの態様では、共通に使用されるリソース(たとえば、特定の無認可RF帯域または同一チャネル)上で動作する異なる技術間の共存を可能にするために使用され得る、本明細書ではキャリア検知適応送信(CSAT:carrier sense adaptive transmission)と呼ばれる技法に関する。アクセスポイント106は、コロケートされた無線機(たとえば、トランシーバ)112および114を含む。無線機112は、通信するために第2のRAT(たとえば、LTE)を使用する。無線機114は、第1のRAT(たとえば、Wi−Fi)を使用して信号を受信することが可能である。さらに、インターフェース116は、無線機112および114が互いと通信することを可能にする。別の態様では、無線機114は、第1のRAT(たとえば、認可スペクトル中のLTE)に関係する第2のRAT(たとえば、無認可スペクトル中のLTE)を使用して通信し得る。無線機112、114は、DRSのロケーションなど、物理レイヤ送信情報を共有し得る。したがって、第2の無線機112は、2次コンポーネントキャリア中でDRSを送信し得、第1の無線機114は、1次コンポーネントキャリア上でDRSの配置のインジケーションを送る。
【0035】
[0046]
図2は、アクセスネットワーク中でUE250と通信している基地局210のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットがコントローラ/プロセッサ275に与えられる。コントローラ/プロセッサ275はL2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ275は、様々な優先度メトリックに基づいて、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE250への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ275はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE250へのシグナリングとを担当する。
【0036】
[0047]送信(TX)プロセッサ216は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE250における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)を可能にするためのコーディングおよびインターリービングと、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングとを含む。次いで、コーディングされ、変調されたシンボルは、並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器274からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE250によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機218TXを介して異なるアンテナ220に与えられる。各送信機318TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
【0037】
[0048]さらに、基地局210は、発見基準信号を含む1つまたは複数の送信を無認可無線周波数スペクトル上でUEに送信するように構成された基準信号生成構成要素470(
図4)を含み得る。基準信号生成構成要素470はコントローラ/プロセッサ275に結合されるものとして示されているが、基準信号生成構成要素470はまた、他のプロセッサ(たとえば、RXプロセッサ270、TXプロセッサ216など)に結合され、および/または本明細書で説明されるアクションを実行するように1つまたは複数のプロセッサ216、270、275によって実装され得ることを諒解されたい。さらに、たとえば、基準信号生成構成要素470は、限定はしないが、プロセッサ216、270、および/または275を含む、プロセッサのうちの任意の1つまたは複数によって実装され得る。同様に、基準信号生成構成要素470は、限定はしないが、プロセッサ256、259、および/または268を含む、プロセッサのうちの任意の1つまたは複数によって実装され得る。
【0038】
[0049]UE250において、各受信機254RXは、それのそれぞれのアンテナ252を通して信号を受信する。各受信機254RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ256に与える。RXプロセッサ256は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ256は、UE250に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE250に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ256によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ256は、次いで高速フーリエ変換(FFT)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと、基準信号とは、基地局210によって送信された、可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器258によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上で基地局210によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いでコントローラ/プロセッサ259に与えられる。
【0039】
[0050]コントローラ/プロセッサ259はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ260に関連し得る。メモリ260はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ259は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す、データシンク262に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク262に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ259はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用する誤り検出を担当する。さらに、UE250は、1つまたは複数の発見基準信号を監視するように構成された基準信号識別構成要素420(たとえば、
図4参照)を含み得る。基準信号識別構成要素420はコントローラ/プロセッサ259に結合されるものとして示されているが、基準信号識別構成要素420はまた、他のプロセッサ(たとえば、RXプロセッサ256、TXプロセッサ268など)に結合され、および/または本明細書で説明されるアクションを実行するように1つまたは複数のプロセッサ256、259、268によって実装され得ることを諒解されたい。
【0040】
[0051]ULでは、データソース267は、コントローラ/プロセッサ259に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース267は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。基地局210によるDL送信に関して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ259は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、基地局310による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ259はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、基地局210へのシグナリングとを担当する。
【0041】
[0052]基地局210によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器258によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ268によって使用され得る。TXプロセッサ368によって生成される空間ストリームは、別個の送信機254TXを介して異なるアンテナ252に与えられる。各送信機254TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
【0042】
[0053]UL送信は、UE250における受信機機能に関して説明された様式と同様の様式で基地局210において処理される。各受信機218RXは、それのそれぞれのアンテナ220を通して信号を受信する。各受信機218RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ270に与える。RXプロセッサ270はL1レイヤを実装し得る。
【0043】
[0054]コントローラ/プロセッサ275はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ275は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ276に関連し得る。メモリ276はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ275は、UE250からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ275からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ275はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担当する。
【0044】
[0055]
図3Aは、基準信号生成構成要素470(
図4)から基準信号識別構成要素320に通信を送る際に使用され得る、LTEにおいて使用されるダウンリンクフレーム構造300を示す。ダウンリンクのための送信タイムラインは、無線フレーム302、304の単位に区分され得る。各無線フレーム302は、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有し得、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレーム306に区分され得る。各サブフレームは、2つのスロット、たとえば、スロット308、310を含み得る。したがって、各無線フレーム302、304は、0〜19のインデックスをもつ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、
図3Aに示されているように、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)の場合は7つのシンボル期間212、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。ノーマルCPおよび拡張CPは、本明細書では異なるCPタイプと呼ばれることがある。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間は0〜2L−1のインデックスを割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースはリソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロット中でN個のサブキャリア(たとえば、12個のサブキャリア)をカバーし得る。
【0045】
[0056]LTEでは、基準信号生成構成要素470(
図4)を含むネットワークエンティティ404に対応し得る、(発展型ノードB(eNB)と呼ばれる)アクセスポイントが、発見基準信号(DRS)を送信し得る。DRSは、各セルについて一意であり得る、1次同期信号(PSS)と2次同期信号(SSS)とを含み得る。一態様では、たとえば、1次同期信号および2次同期信号は、DRSを含む各サブフレーム中で、それぞれシンボル期間6および5中で送信され得る。たとえば、
図3Aに示されているように、ノーマルサイクリックプレフィックスをもつサブフレーム0および5は、DRSの少なくともいくつかの物理基準信号(たとえば、同期信号、PSSおよびSSS)を含み得る。同期信号は、セル検出および収集のために(UEと呼ばれる)アクセス端末によって使用され得る。たとえば、UEは、セル検出および/またはセル選択プロセス中に測定の一部として同期信号を使用し得る。eNBは、セル固有基準信号(CRS)をも送り得る。たとえば、CRSは、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合、各スロットのシンボル0、1、および4中で送られ、拡張サイクリックプレフィックスの場合、各スロットのシンボル0、1、および3中で送られ得る。CRSは、物理チャネルのコヒーレント復調、タイミングおよび周波数追跡、無線リンク監視(RLM)、基準信号受信電力(RSRP)、ならびに基準信号受信品質(RSRQ)測定などのためにUEによって使用され得る。
【0046】
[0057]eNBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)、および物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)など、他の信号をも送り得る。一態様では、eNBは、
図3Aでは第1のシンボル期間全体において示されているが、各サブフレームの第1のシンボル期間の一部分のみの中でPCFICHを送り得る。eNBはまた、各サブフレームの最初のM個(
図3AではM=3)のシンボル期間中で物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)とを送り得る。eNBはまた、各サブフレームの残りのシンボル期間中で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を送り得る。LTEにおける様々な信号およびチャネルは、公開されており、その全体が参照により組み込まれる、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP(登録商標) TS 36.211に記載されている。さらに、3GPP刊行物3GPP TS 36.212、36.213、および36.331も公開されており、それらの全体が参照により組み込まれる。
【0047】
[0058]一態様では、eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてPSS、SSSおよびPBCHを送り得る。一態様では、PSS、SSS、および/またはPBCHを送信するために使用される帯域幅は、最高、システム帯域幅全体を使用するために拡大され得る。eNBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間中でシステム帯域幅全体にわたってPCFICHおよびPHICHを送り得る。eNBは、システム帯域幅のいくつかの部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において特定のUEにPDSCHを送り得る。
【0048】
[0059]各シンボル期間中でいくつかのリソース要素が利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間中で1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。各シンボル期間中で基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG:resource element group)中に配置され得る。各REGは1つのシンボル期間中で4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、シンボル期間0中で、周波数にわたってほぼ等しく離間され得る、4つのREGを占有し得る。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間中で、周波数にわたって拡散され得る、3つのREGを占有し得る。たとえば、PHICHのための3つのREGは、すべてシンボル期間0中に属し得るか、またはシンボル期間0、1および2中で拡散され得る。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間中で、利用可能なREGから選択され得る、9、18、32または64個のREGを占有し得る。REGのいくつかの組合せのみがPDCCHに対して可能にされ得る。
【0049】
[0060]UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHのためのREGの様々な組合せを探索し得る。探索すべき組合せの数は、一般に、PDCCHに対して可能にされる組合せの数よりも少ない。eNBは、UEが探索することになる組合せのいずれか(たとえば、共通探索空間またはUE固有探索空間)においてUEにPDCCHを送り得る。UEは、複数のeNBのカバレージ内にあり得る。これらのeNBのうちの1つが、そのUEをサービスするために選択され得、1次セル(Pcell)と呼ばれることもある。サービングeNBは、受信電力、経路損失、信号対雑音比(SNR)など、様々な基準に基づいて選択され得る。
【0050】
[0061]
図3Bは、LTEにおけるダウンリンク(DL)フレーム構造360の別の例を示す
図350である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレーム365に分割され得る。各サブフレーム365は、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッド370が使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッド370は複数のリソース要素(RE)に分割される。R372、374として示されるリソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)372と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)374とを含み得る。UE−RS374は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH:physical DL shared channel)がマッピングされるリソースブロック上で送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのためのデータレートは高くなる。
【0051】
[0062]DRSが送信されるサブフレームでは、リソースグリッド370は、DRSのためのリソース要素をも含み得る。たとえば、リソースグリッド370は、PSS(P)376、SSS(S)378、およびCSI−RS(C)380のためのリソース要素を含み得る。一態様では、DRSを送信するための要素は、PDSCH上でUEのためのトランスポートブロックを送信するために利用不可能であり得る。したがって、トランスポートブロックは、DRS、ならびにDL−RSの周りでレートマッチングされ得る。一態様では、eNBは、どのサブフレームがDRSを含むかをシグナリングし得、したがって、UEはそれらのサブフレーム中の受信された送信を適宜にレートマッチングすることができる。一態様では、CSI−RSなど、DRSのリソース要素の周りでeSIBをレートマッチングすることによって、eSIBが、PDSCH上で送信され得る。
【0052】
[0063]
図4は、本開示の一態様による、ワイヤレス通信システム400の一例を概念的に示すブロック図であり、ここにおいて、それぞれの構成要素は、UEまたはアクセス端末が無認可周波数スペクトル中で認可支援アクセス(LAA)モードおよび/またはキャリアアグリゲーションモードで動作しているとき、UEまたはアクセス端末がeノードBまたはアクセスポイントに関する測定を実行することを可能にするように動作する。ワイヤレス通信システム400は、1つまたは複数の通信チャネル408および/または410を介して、UE402など、1つまたは複数のUEと通信する、1つまたは複数のネットワークエンティティ404、たとえば、1つまたは複数の発展型ノードB(eノードB)を含み得る。
【0053】
[0064]一態様では、各ネットワークエンティティ404は、アクセスポイント106(
図1)の一例であり得、UE402は、アクセス端末102の一例であり得る。各ネットワークエンティティ404は、発見基準信号を含む1つまたは複数の送信を無認可無線周波数スペクトル上でUE402などのUEに送信するように構成され得る、基準信号生成構成要素470を含み得る。UE402は、1つまたは複数の発見基準信号を監視するための基準信号識別構成要素420を用いて構成され得る。たとえば、一態様では、基準信号は、限定はしないが、ネットワークエンティティ404と接続するためにUE402に情報を与えるように構成された物理チャネル上の送信信号を含み得る。さらに、たとえば、一態様では、基準信号は、PSS、SSS、CRS、CSI−RS、CSI−IM、および/またはeSIBを含み得る。いくつかの態様では、DRSは、発見ウィンドウの異なるサブフレーム中に、または他の態様では、発見ウィンドウの外部で送信および/または受信され得る。
【0054】
[0065]いくつかの態様では、UE402は、メモリ422と、1つまたは複数のプロセッサ424と、トランシーバ426とを含み得る。メモリと、1つまたは複数のプロセッサ424と、トランシーバ426とは、バス438を介して内部で通信し得る。いくつかの例では、メモリ422と1つまたは複数のプロセッサ424とは、同じハードウェア構成要素の一部であり得る(たとえば、同じボード、モジュール、または集積回路の一部であり得る)。代替的に、メモリ422と1つまたは複数のプロセッサ424とは、互いと連携して働き得る別個の構成要素であり得る。いくつかの態様では、バス438は、UE402の複数の構成要素および副構成要素間でデータを転送する通信システムであり得る。いくつかの例では、1つまたは複数のプロセッサ424は、モデムプロセッサ、ベースバンドプロセッサ、デジタル信号プロセッサおよび/または送信プロセッサのうちのいずれか1つまたはそれらの組合せを含み得る。追加または代替として、1つまたは複数のプロセッサ424は、本明細書で説明される1つまたは複数の方法またはプロシージャを行うための基準信号識別構成要素420を含み得る。基準信号識別構成要素420は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備え得、メモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された、コードを実行するかまたは命令を実施するように構成され得る。
【0055】
[0066]いくつかの例では、UE402は、本明細書で使用されるデータ、ならびに/あるいはアプリケーションのローカルバージョン、あるいは1つまたは複数のプロセッサ424によって実行されている基準信号識別構成要素420および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数との通信を記憶するためなどのメモリ422を含み得る。メモリ422は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなど、コンピュータまたは1つまたは複数のプロセッサ424によって使用可能な任意のタイプのコンピュータ可読媒体を含むことができる。一態様では、たとえば、UE402が基準信号識別構成要素420および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数を実行するように1つまたは複数のプロセッサ424を動作させているとき、メモリ422は、基準信号識別構成要素420および/またはそれの副構成要素のうちの1つまたは複数を定義する1つまたは複数のコンピュータ実行可能コード、ならびに/あるいはそれに関連するデータを記憶するコンピュータ可読記憶媒体(たとえば、非一時的媒体)であり得る。
【0056】
[0067]いくつかの例では、UE402は、1つまたは複数のネットワークエンティティ404を介して、ネットワークに/から1つまたは複数のデータおよび制御信号を送信および/または受信するためのトランシーバ426をさらに含み得る。トランシーバ426は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備え得、メモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された、コードを実行するかまたは命令を実施するように構成され得る。トランシーバ426は、モデム430を備える第1のRAT無線機428と、モデム434を備える第2のRAT無線機432(たとえば、LTE無線機)とを含み得る。第1のRAT無線機428および第2のRAT無線機432は、1つまたは複数のネットワークエンティティ404に信号を送信し、それから信号を受信するための1つまたは複数のアンテナ436a〜bを利用し得る。一例では、第1のRAT無線機428は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)に関連し得、第2のRAT無線機432は、無認可スペクトル上でのワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)に関連し得る。
【0057】
[0068]基準信号識別構成要素420は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置を決定するように構成され得る、相対位置決定構成要素440を含み得る。たとえば、UE402は、トランシーバ426を介して、通信チャネル410上で、受信されたサブフレーム中でDRSを受信し得る。いくつかの態様では、DRSの送信されたサブフレームが、UE402に知られていないことがある。相対位置決定構成要素440は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置を決定するように構成され得る。たとえば、相対位置決定構成要素440は、DRSのための発見ウィンドウに対する受信されたサブフレームに基づいて、DRSが発見ウィンドウの第1の部分中で送信されたのか、第2の部分中で送信されたのか、外部で送信されたのかを決定し得る(たとえば、発見ウィンドウは、1つの無線フレーム202のサイズであるDRS測定タイミング構成ウィンドウであり得る)。
【0058】
[0069]一態様では、基準信号識別構成要素420は、固有サブフレームに基づいてではなく、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置に基づいて、受信されたDRSをデスクランブルするために使用すべきスクランブリングシーケンスを選択するように構成され得る、スクランブリングシーケンス選択構成要素442を含み得る。たとえば、1つまたは複数のネットワークエンティティ404の基準信号生成構成要素470は、概して、(サブフレームインデックスとも呼ばれる)各々、送信されたサブフレームの異なる部分に対応する、異なるスクランブリングシーケンスのグループのうちの1つに従って、スクランブルされたDRSを送信するように構成され得る。UE402は、発見ウィンドウに対するDRSを含むサブフレームの相対位置に基づいて、固有スクランブリングシーケンスを選択し得る。
【0059】
[0070]たとえば、DRSの受信されたサブフレームがサブフレーム0、1、2、3、または4のうちの1つ中にあったとき、UE402は、相対位置決定構成要素440を介して、DRSがプリアンブルパターンを搬送すると決定し得る。さらに、たとえば、DRSの受信されたサブフレームがサブフレーム5、6、7、8、または9のうちの1つ中にあったとき、UE402は、相対位置決定構成要素440を介して、DRSがミッドアンブルパターンを搬送すると決定し得る。そのような事例では、固有スクランブリングシーケンスを識別するために固有サブフレームインデックスを決定することの代わりに、UE402は、単に、相対位置決定構成要素440を介して、サブフレームが、発見ウィンドウ中で受信されたサブフレームの第1の部分中に(サブフレーム0〜4のうちの1つ中に)あったのか第2の部分中に(サブフレーム5〜9のうちの1つ中に)あったのかを決定し得る。次いで、UE402は、スクランブリングシーケンス選択構成要素442を介して、サブフレームの第1の部分または第2の部分のいずれか中でDRSを送信するときに使用するために識別されるスクランブリングシーケンスを選択するように構成され得る。一態様では、第1または第2の部分のためのスクランブリングシーケンスは、その部分の第1のサブフレーム(たとえば、第1の部分の場合はサブフレーム0、第2の部分の場合はサブフレーム5)中に含まれ得る。一態様では、UE402は、相対位置決定構成要素440を介して、発見ウィンドウ内のサブフレーム0、1、2、3、4、6、7、8、9のうちのいずれか内にあるDRSの相対位置と決定し得る。UE402は、次いで、サブフレーム0に対応するスクランブリングシーケンスを選定し得る。
【0060】
[0071]たとえば、DRSがサブフレーム2中でUE402によって受信された場合、UE402は、相対位置決定構成要素440を介して、DRSが発見ウィンドウに関連するサブフレームの第1の部分中で送信されたと決定し得、スクランブリングシーケンス選択構成要素442を介して、限定はしないが、サブフレーム0に対応するスクランブリングシーケンスなど、第1の部分に関連することが知られているスクランブリングシーケンスを選択し得る。同様に、DRSがサブフレーム8中でUE402によって受信された場合、UE402は、相対位置決定構成要素440を介して、DRSが第2の部分中で受信されたと決定し得、スクランブリングシーケンス選択構成要素442を介して、サブフレーム5中に含まれるスクランブリングシーケンスを選択し得る。一態様では、DRSは、発見ウィンドウの外部のサブフレーム中で受信され得る。そのような事例では、UE402は、実際のサブフレーム番号を決定し得る。
【0061】
[0072]別の態様では、基準信号識別構成要素420は、受信された基準信号に基づいてチャネル状態情報(CSI)リソースを決定するように構成され得る、チャネル状態決定構成要素444を含み得る。一態様では、たとえば、UE402は、セル固有リソース信号(CRS)の形態のDRSを受信し得る。UE402は、発見ウィンドウに関するCRSの相対位置を決定するために、相対位置決定構成要素440を使用し得る。UE402は、一態様では、CSIリソースが存在するかどうかを決定するために、チャネル状態決定構成要素444を使用し得る。一態様では、決定は、発見ウィンドウに関するCRSを含むサブフレームの相対位置に基づき得る。
【0062】
[0073]たとえば、UE402は、周期CSI−RS送信構成のために、無線リソース管理(RRM)測定のために、および/または、チャネル推定のためになど、異なるプロセスのためにCSI−RSリソースを使用し得る。一態様では、CSI−RSリソースは、独立してこれらのプロセスの各々のために構成され得る。衝突を回避するために、UE402および/またはネットワークエンティティ404は、CSI−RSリソースにアクセスし、および/またはそれを使用するプロセスを制限し得る。たとえば、UE402は、RRM測定またはチャネル決定(たとえば、チャネル品質インジケータ(CQI)、チャネル推定値を決定するための、および/または基準信号受信電力(RSRP)を決定するためのチャネル測定)のうちの1つのみのためにCSI−RSを使用するように制限され得る。一態様では、UE402はまた、DRS(たとえば、CRS)を処理するとき、チャネル状態情報のためにCSI−RSを使用し得る。そのような事例では、DRSのために使用されるCSI−RSリソースと、他のプロセス(たとえば、RRM測定など)のために使用されるCSI−RSリソースとは、同一であり得る。一態様では、これは、UE402がサブフレーム中の最後の2つのシンボルを使用するCSI−RSリソースを構成するのを妨げ得る。
【0063】
[0074]CSI−RSが周期CSI−RS送信の一部として構成されるとき、それは、リッスンビフォアトーク(LBT)を条件として周期的に発生し得る。CRSおよび(CSI−RS)を搬送するサブフレームを受信したとき、UE402は、発見ウィンドウに関するサブフレームの相対位置を決定し得る。UE402が、サブフレームが、受信ウィンドウの外部にあり、全サブフレームであると決定したとき、UE402はまた、サブフレームが有効なダウンリンクサブフレームであるかどうかを決定することを試みる。
【0064】
[0075]一態様では、UE402は、DMTCウィンドウ内にまたはDRSサブフレーム内に存在するいくつかのCSIリソースのうちの1つのみを監視することが予想され得る。これは、UE402がDRSの一部としてCSI−RSを用いて構成されたときに発生し得る。
【0065】
[0076]一態様では、UE402は、CSI処理のためのおよび周期CQIおよび非周期CQIを報告するためのタイミング緩和を与えられ得る。別の態様では、ネットワークエンティティ404は、タイミング緩和を用いて物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)または物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースを構成し得る。これは、DRS中に存在するCSI処理リソースに基づいてCSIを報告することのみのために発生し得る。一態様では、RRCシグナリングは、CSI構成を与えることができ、別の態様では、CSI構成は、非周期CSI要求を搬送するUL許可の一部として含まれ得る。
【0066】
[0077]サブフレームが有効なDLサブフレームであるという決定が行われたとき、UE402は、CSI−RSおよびCSI干渉管理(CSI−IM)情報がそのサブフレーム中に含まれると決定し得る。UE402は、受信されたCSI−RSを構成するためにサブフレーム中に含まれる情報を使用し得る。同様に、UE402が、サブフレームが初期部サブフレーム(たとえば、発見ウィンドウの第1の部分中のサブフレーム)または終了部サブフレーム(たとえば、発見ウィンドウの第2の部分中のサブフレーム)であると決定したとき、UE402は他の情報を決定し得る。たとえば、初期部サブフレームの場合、UE402は、サブフレームがどのように定義されるかに基づいて、CSI−RSおよび/またはCSI−IMリソースがサブフレーム中に存在するかどうかを決定し得る。終了部サブフレームの場合、UE402は、ダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)構成に基づいて、CSI−RSおよび/またはCSI−IM情報の存在を決定し得る。一態様では、サブフレーム内のCSI−RSおよび/またはCSI−IM情報の時間および周波数ロケーションは、部分サブフレームの構成タイプに依存する。
【0067】
[0078]その上、たとえば、通信システム400はLTEネットワークであり得る。通信システム400は、いくつかの発展型ノードB(eノードB)(たとえば、ネットワークエンティティ404)と、UE402と、他のネットワークエンティティとを含み得る。eノードBは、UE402と通信する局であり得、基地局、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。ノードBは、UE402と通信する局の別の例である。各eノードB(たとえば、ネットワークエンティティ404)は、特定の地理的エリアに通信カバレージを与え得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、eノードBのカバレージエリアおよび/またはそのカバレージエリアをサービスしているeノードBサブシステムを指すことがある。
【0068】
[0079]eノードB(たとえば、ネットワークエンティティ404)は、スモールセルおよび/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。本明細書で使用される「スモールセル」(または「スモールカバレージセル」)という用語は、アクセスポイントまたはアクセスポイントの対応するカバレージエリアを指すことがあり、ここで、この場合のアクセスポイントは、たとえば、マクロネットワークアクセスポイントまたはマクロセルの送信電力あるいはカバレージエリアと比較して、比較的低い送信電力あるいは比較的小さいカバレージを有する。たとえば、マクロセルは、限定はしないが、半径数キロメートルなど、比較的大きい地理的エリアをカバーし得る。対照的に、スモールセルは、限定はしないが、自宅、建築物、または建築物のフロアなど、比較的小さい地理的エリアをカバーし得る。したがって、スモールセルは、限定はしないが、基地局(BS)、アクセスポイント、フェムトノード、フェムトセル、ピコノード、マイクロノード、ノードB、発展型ノードB(eNB)、ホームノードB(HNB:home Node B)またはホーム発展型ノードB(HeNB:home evolved Node B)など、装置を含み得る。したがって、本明細書で使用される「スモールセル」という用語は、マクロセルと比較して比較的低い送信電力および/または比較的小さいカバレージエリアセルを指す。マクロセルのためのeノードBはマクロeノードBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeノードBはピコeノードBと呼ばれることがある。フェムトセルのためのeノードBはフェムトeノードBまたはホームeノードBと呼ばれることがある。
【0069】
[0080]UE402は、ワイヤレスネットワークシステム400全体にわたって分散され得、各UE402は固定式または移動可能であり得る。たとえば、UE402は、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれることがある。別の例では、UE402は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、ネットブック、スマートブックなどであり得る。UE402は、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレーなどと通信することが可能であり得る。たとえば、
図4では、送信は、UE402と、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUE402をサービスするために指定されたeノードBであるサービングeノードB(たとえば、ネットワークエンティティ404)との間で発生し得る。
【0070】
[0081]非限定的な使用事例では、たとえば、DRS(PSS/SSS/CSI−RS)中の信号の送信は、DMTCウィンドウの外部内で行われ得る。詳細には、いくつかの態様では、あらゆるサブフレーム0および5について、eNB(たとえば、ネットワークエンティティ404のうちの少なくとも1つ)によって送信されたとき、PSS/SSS/CRSを含んでいることがあり、ここで、LSS DRS中のPSS/SSS/CRSは、これらの信号のサブセットである。いくつかの態様では、CRSポートの数は、DRS中のCRSポートの数と同じであるかまたはそれよりも多くなり得る。さらに、いくつかの態様では、部分送信時間間隔(TTI)(たとえば、物理レイヤに受け渡されているMACプロトコルデータユニット(PDU)間の最小時間)は、サブフレーム0および5中にあり得る。さらに、いくつかの態様では、UE402は、構成されたDRS DMTCウィンドウ中にDRSを送信する(たとえば、ネットワークエンティティ404の)セルを検出および/または測定するように構成され得る。
【0071】
[0082]いくつかの態様では、LAA DRS中のPSS/SSS/CRSは、PSS/SSS/CRSのサブセットであり得る。さらに、CSI−RSは、CQIを計算するためのチャネル推定の目的でDRSの一部として送信され得る。UE402は、構成されたCSI−RSを使用するCSIチャネル測定の目的で、同じサブフレーム中のDRSおよびCSI−RSを用いて構成され得る。さらに、いくつかの態様では、UE402は、CRSポートがCSI測定の目的でDRSオケージョン中に(たとえば、DRS設計/構造に応じて)送信されると仮定し得る。したがって、上記の基準信号のためのスクランブリングシーケンスが、LAAのために決定され得る。さらに、DRSの一部としてのCSI−RS送信間の衝突が、チャネル測定、RSRPおよび周期CSI−RSのために解決され得る。
【0072】
[0083]PSS/SSS/CRS/CSI−RSスクランブリングに関して、UE402は、LAA SCellを用いて構成され得、ここで、SCellのタイミングは、CAフレームワークを通してPCellのタイミングから導出され得る。したがって、サービングSCellに関して、各サブフレーム中で使用されるスクランブリングシーケンスは、この関係を使用して決定され得る。スクランブリングシーケンスの選定に制限を課する際のファクタが、サービングPLMNまたはネイバリングPLMNのいずれかに属する他のLAA送信機からのネイバーセル測定を実行したいという要望から起こる。
【0073】
[0084]LAAでは、DRSは、DMTC内で「浮動する」ことができ、すなわち、DRSは、DMTC内のいくつかのサブフレーム候補位置のうちの1つ中で発生し得る。UE402がネイバリングセル上でRRM測定を実行することを可能にするために、PSS/SSSのためのスクランブリングのいくつかの選定が使用され得る。最初に、たとえば、PSS/SSSは、プリアンブルパターンを搬送する無線フレームのサブフレーム0、1、2、3および4中のDRSの一部として送信され得る。さらに、たとえば、PSS/SSSは、ミッドアンブルパターンを搬送する無線フレームのサブフレーム5、6、7、8および9中のDRSの一部として送信され得る。さらに、たとえば、PSS/SSSは、Rel−12構造に従い得るDMTCパターンの外部で送信され得る。
【0074】
[0085]その上、いくつかの態様では、UE402がPSS/SSSを検出すると、UE402は、DRSがそれの中で送信されたサブフレームが、(プリアンブルタイプが検出されたとき)サブフレーム0、1、2、3または4のうちの1つあるいは(ミッドアンブルタイプが検出されたとき)サブフレーム5、6、7、8または9のうちの1つのいずれかであったと決定するように構成され得る。いくつかの態様では、RRM測定およびPLMN IDを決定することなどの目的で、UE402は、CRSおよびCSI−RS処理のために使用されるべき厳密なスクランブリングシーケンスを決定するように構成され得る。DMTC内のサブフレーム中のスクランブリングシーケンスが、厳密なサブフレームインデックスを決定された場合、UE402は、そのサブフレーム中で使用される厳密なスクランブリングシーケンスを決定するために、スクランブリングシーケンスのためのいくつかの仮説(少なくとも5つ)をテストし得る。これは、UE402における誤検出およびフォールスアラームにより著しく増加された検出複雑さおよび破損した測定を生じ得る。
【0075】
[0086]いくつかの態様では、CRSおよびCSI−RS送信のためのDMTC内のDRSのために、UE402の実装複雑さを低減し、信頼性を改善するために、以下のスクランブリング方式のうちの少なくとも1つが利用され得、すなわち、実際のサブフレームSF#0、SF#1、SF#2、SF#3およびSF#4中のSF#0スクランブリングを使用する、実際のサブフレームSF#5、SF#6、SF#7、SF#8およびSF#9中のSF#5スクランブリングを使用する、またはUE固有基準信号(UERS:UE-specific reference signal)スクランブリングを使用する。さらに、DMTCの外部の送信の場合、すべてのシーケンスのスクランブリングが、実際のサブフレーム番号に基づき得る。DMTCの外部のPSS/SSS送信は、サブフレーム0および5のみの中で発生し得ることに留意されたい。
【0076】
[0087]そのようなスクランブリング方式は、UE402がDMTC内の(同期または非同期のいずれかの)ネイバーセルのPSS/SSS送信を検出するかどうかにかかわらず、PSS/SSS送信がプリアンブルベース(SF#0)であったのかミッドアンブルベース(SF#5)であったのかを決定することによって、そのサブフレーム中のCRSおよびCSI−RSシーケンスのスクランブリングが決定され得ることを保証する。これは、UE402の計算複雑さを著しく増加させることおよび測定の信頼性を低下させることなしに、ネイバーセルのための測定プロシージャを簡略化し得る。
【0077】
[0088](たとえば、ネットワークエンティティ404の)ネイバーセルについて、UE402は、RSRPのためのCSI−RSが構成された場合、CRSの存在がCSI−RSリソースの存在をも示し得ると決定し得る。UE402は、CRSリソースからCSI−RSリソースのためのスクランブリングを決定し得る。それの実際のDRS送信がUEのDMTC内で発生しない、極めて非同期のネイバーの測定について、CSI−RSの存在を仮定することは、PSS/SSS送信がDMTCの一部でないことがあるので、有効でないことがある。そのようなシナリオでは、eNB(たとえば、ネットワークエンティティ404)が、UE4020を正しく構成するか、またはCSI−RSを使用する不正確なRSRP測定に対処するために準備され得ると仮定されるべきである。
【0078】
[0089]DMTC内での制御およびデータ送信に関して、いくつかの態様では、UE402は、データ経路と「狭帯域」探索器経路とを有し得る。データ経路実装は、制御およびデータチャネル復調、CSIフィードバック、ならびに時間/周波数同期などの様々な他の機能のために使用され得、所与のサブフレーム中のすべての基準信号がサブフレーム番号に従ってスクランブルされると仮定し得、探索器経路は、(FFTの目的で)サービングセルとタイミング同期していないセルを扱い得る。探索器経路は、既存のUE402の実装形態に著しく影響を及ぼすことなしに、より動的に構成され得る。
【0079】
[0090]したがって、サブフレーム1、2、3、4および6、7、8、9が、UE402のデータ経路に沿って実装困難を生じることがあるDMTCの一部である場合、サブフレーム1、2、3、4および6、7、8、9の中で異なるスクランブリングが使用され得る。シーケンススクランブリング混乱を回避し、実装複雑さを低減するために、UE402は、それらのサブフレーム中の制御およびデータチャネルを復調し得、ここで、CRSスクランブリングは、実際のサブフレームインデックスに整合する。
【0080】
[0091]LAAのための、CSI−RS/CSI−IM構成、スクランブリングおよびUE402挙動に関して、3つの独立したCSI−RS「リソース」がLAAのために構成され、1つが、周期CSI−RS送信構成の一部としてのCSI−RSであり、別の1つが、RRM測定のためのDRSの一部としてのCSI−RSであり、最後が、チャネル推定のためのDRSの一部としてのCSI−RSであり得る。いくつかの態様では、衝突シナリオが、3つの異なるCSI−RS構成間で経験され得、したがって、固有スクランブリングシーケンスは、各送信インスタンス中でCSI−RSのために使用され得る。
【0081】
[0092]いくつかの態様では、周期CSI−RS送信の一部として構成されたCSI−RSは、リッスンビフォアトーク(LBT)を条件として周期的に発生し得る。UE402は、CSI−RSを搬送するサブフレームのためにいくつかのシナリオを扱い得る。たとえば、DMTCの外部にあり、全サブフレームであるサブフレームに関係するいくつかの態様では、CRSがシンボル0中で検出された場合、またはUE402がDL−UL構成または任意の他の手段の知識を通して現在サブフレームが有効なDLサブフレームであることを知った場合、UEは、CSI−RSおよびCSI−IMがそのサブフレーム中で発生すると決定し得る。さらに、たとえば、サブフレームが終了部分サブフレームであるとき、CRSがシンボル0中で検出され、シグナリングが終了部分サブフレームを示すために存在する場合、UE402は、DwPTS構成によって決定されたCSI−RS存在を決定し得る。いくつかの態様では、FD−MIMOのために、0電力(ZP)および非0電力(NZP−CSI−RS)がDwPTSにおいて導入され得る。基準リソースのグループのうちの1つが、CSI−IMのために仮定されるべきである。さらに、UE402は、CQIを計算するためにDwPTS構成を使用する前にDwPTS構成のタイプを決定し得るので、CQIを計算するための処理時間緩和があり得る。
【0082】
[0093]さらに、たとえば、サブフレームが初期部分サブフレームであるとき、UE402は、初期部分サブフレームがどのように定義されるかに応じて、いくつかの方法でCSIを処理し得る。いくつかの態様では、初期部分サブフレームがDwPTSのシフトされたバージョン(またはサブフレームの第1のスロット)である場合、UE402は、DwPTS構成通りにCSI−RS/CSI−IMリソースの存在を決定し得る。いくつかの態様では、初期部分サブフレームが全サブフレームの第2のスロットである場合、UE402は、CSI−RS/CSI−IMリソースがサブフレームの第2のスロット内でおよび初期部分サブフレームのPDCCH領域の外部で発生するように構成された場合、CSI−RS/CSI−IMリソースの存在を決定し得る。いくつかの態様では、CSI−RS/CSI−IMリソースは、初期部分サブフレーム中で送信されないことがあり、UE402は、EPDCCH/PDSCH復調のためにそのようなリソースの周りでレートマッチングする必要がない。
【0083】
[0094]さらに、サブフレームが、DMTC内にあり、DRSサブフレームであるとき、PSS/SSSとのCSIリソースの衝突により、また、それらのリソースが、サブフレーム中の最後の2つのシンボル中にあるように構成された場合、UE402における不確実性があり得る。UE402は、周期CSI−RS送信の一部としてのCSI−RS/CSI−IMリソースが現在サブフレーム中に存在するかどうかを決定するために、シグナリングを利用し得る。この情報は、そのサブフレームがPDSCHを含んでいる場合、UE402におけるEPDCCH/PDSCHレートマッチングのためにも使用され得る。UE402は、サブフレーム番号に整合しないことがあるCRSスクランブリングとしてのシグナリングを受信し得る。
【0084】
[0095]さらに、いくつかの態様では、異なるCSI−RSが、CQIおよびRRM測定のためのチャネル推定のためのDRSの一部として構成され得る。いくつかのシナリオでは、特に、DRSの一部としてのCSI−RSがDMTC内で浮動している場合、UE402のための1つまたは複数のCSI−RS構成間の衝突があり得る。DRSの一部としてのCSI−RS処理の構成および管理を可能にするために、DRSの一部としてのCSI−RSは、LAA SCellについて制限され得る。
【0085】
[0096]たとえば、DRSの一部としてのCSI−RS構成に関して、UE402および(たとえば、ネットワークエンティティ404の)サービングセルのために、RRMのためのCSI−RSまたはCQIのためのチャネル測定のためのCSI−RSのうちの1つが、DRSの一部として構成され得る。代替的に、リソースの同じセットが、RSRPのためのCSI−RSとCQIを計算するためのチャネル推定のためのCSI−RSの両方について使用され得る。たとえば、CQIを計算するために構成されたリソースのサブセットが、CSI−RSベースのRRMを計算するために使用され得る。
【0086】
[0097]さらに、DRSの一部として構成されたCSI−RSは、周期および非周期報告のためにCQIを計算するために使用され得、したがって、DRSの一部としてのCSI−RSのポートの構成は、周期CSI−RS送信の一部としてのCSI−RSのポートと同一であり(または少なくともそれに適合し)得る。UE402処理のために、CSI−RS構成はいくつかの方法で制限され得る。たとえば、いくつかの態様では、DRS中のCSIのためのCSI−RSと周期CSI−RSリソースの両方がUE402のために構成された場合、それらのリソース構成は同一でなければならない。これは、周期CSI−RSリソースが、サブフレーム中の最後の2つのOFDMシンボル中で構成されないことがあることを暗示する。さらに、いくつかの態様では、DRS中のCSIのためのCSI−RSと周期CSI−RSリソースの両方が、UE402のために構成され、それらの構成が同一でない場合、UE402は、DMTC内のCQIのための周期CSI−RSを処理することが予想されないことがあり、CQIのためのCSI−RSとDRS中のCSI−RSの両方がDMTC内で発生することがある場合、DRSの一部としてのCSI−RSのみに依拠する。これを可能にし、DMTC中のUE402におけるCSI処理負荷を低減するために、DRS中のCSI−RSは、チャネル測定のためにのみ、ならびにDMTCの最後のサブフレームから少なくとも4ms後に発生する周期および非周期報告のためにのみ使用され得る。
【0087】
[0098]
図5を参照すると、動作中、UE402(
図4)などのUEは、ワイヤレス通信ネットワークにおける通信のための方法500の一態様を実行し得る。説明を簡単にするために、本明細書の方法が一連の行為として図示および説明されるが、いくつかの行為は、1つまたは複数の態様によれば、本明細書で図示および説明される順序とは異なる順序で、および/または他の行為と同時に行われ得るので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解し、諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関係する状態またはイベントとして代替的に表現され得ることを諒解されたい。その上、本明細書で説明される1つまたは複数の特徴による方法を実装するために、図示のすべての行為が必要とされるとは限らない。
【0088】
[0099]一態様では、ブロック510において、方法500は、受信されたサブフレームにおいてDRSを受信する。たとえば、本明細書で説明されるように、UE402(
図4)は、受信されたサブフレームにおいてDRSを受信するために、トランシーバ426(
図4)を実行し得る。いくつかの態様では、DRSの送信されたサブフレームが知られていないことがある。一態様では、ブロック520において、方法500は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置を決定する。たとえば、本明細書で説明されるように、UE402および/または基準信号識別構成要素420(
図4)は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置を決定するために、相対位置決定構成要素440(
図4)を実行し得る。一態様ではブロック530において、方法500は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置に基づいて、複数のスクランブリングシーケンスからスクランブリングシーケンスを選択する。たとえば、本明細書で説明されるように、UE402および/または基準信号識別構成要素420は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置に基づいて、複数のスクランブリングシーケンスからスクランブリングシーケンスを選択するために、スクランブリングシーケンス選択構成要素442(
図4)を実行し得る。
【0089】
[00100]
図6は、ワイヤレス通信ネットワークにおける通信のための別の方法600を示す。一態様では、ブロック610において、方法600は、受信されたサブフレームにおいてCRSを受信し得る。たとえば、本明細書で説明されるように、UE402(
図4)は、受信されたサブフレームにおいてCRSを受信するために、トランシーバ426(
図4)を実行し得る。いくつかの態様では、CRSの送信されたサブフレームが知られていないことがある。一態様では、ブロック620において、方法600は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置を決定する。たとえば、本明細書で説明されるように、UE402および/または基準信号識別構成要素420(
図4)は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置を決定するために、相対位置決定構成要素440を実行し得る。一態様ではブロック630において、方法600は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置に基づいて、CSIリソースの存在を決定する。たとえば、本明細書で説明されるように、UE402および/または基準信号識別構成要素420は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置に基づいてCSIリソースの存在を決定するために、チャネル状態決定構成要素444を実行し得る。
【0090】
[00101]
図7は、本開示の様々な態様による、無認可無線周波数スペクトル帯域上でネットワークエンティティによって行われるDRS送信725の例示的な
図700を示す。一態様では、DRS送信725を行うネットワークエンティティは、
図4を参照しながら説明された基準信号生成構成要素470を含むネットワークエンティティ404の態様の一例であり得る。例として、
図7は、3つの隣接する発見期間705、710、715中で経時的にネットワークエンティティによって行われる経時的な送信を示す。発見期間705、710、715は、DMTCに従って決定され得る。
【0091】
[00102]発見ウィンドウ730は、動的ベースで、発見期間705、710、715の各々中で(たとえば、N個の発見期間ごとに1回(ここでN>1))または1つまたは複数の発見期間705、710、715中で与えられ得る。発見ウィンドウ730の長さまたは持続時間は、図示されているものよりも短いかまたは長いことがある。たとえば、一態様では、発見ウィンドウ730は、1つの無線フレーム202(たとえば、10ms)に時間的に等しくなり得る。一態様では、発見ウィンドウ730はDMTCウィンドウであり得る。
【0092】
[00103]いくつかの態様では、DRS送信725は、発見ウィンドウ730中にまたは発見ウィンドウ730の外部でネットワークエンティティによって送信され得る。いくつかの例では、送信された同期信号(PSS/SSS)は、セル発見、同期、および/または他の目的のために使用され得る。いくつかの例では、送信された同期信号は、PSS、および/またはSSSを含み得る。いくつかの態様では、ネットワークエンティティは、発見ウィンドウ730中にDRS送信725を送信することを試み得る。いくつかの事例では、ネットワークエンティティは、発見ウィンドウ730の外部で1つまたは複数のDRS送信725を送信し得る。
【0093】
[00104]一態様では、各発見ウィンドウ730は、第1の部分731と第2の部分733とを含み得る。UE402は、発見ウィンドウ730の部分731、733のうちの1つ中に(または発見ウィンドウ730の外部で)DRS送信725を受信し得る。一態様では、UE402は、DRS送信725を含むサブフレームが、(たとえば、発見期間705に示されているように)第1の部分中で受信されたのか、(たとえば、発見期間710に示されているように)第2の部分中で受信されたのか、(たとえば、発見期間715に示されているように)発見ウィンドウ730の外部で受信されたのかを決定し得る。UE402は、受信されたサブフレームの相対位置に基づいてDRS送信725を処理するために、基準信号識別構成要素420を使用し得る。たとえば、UE402は、受信されたサブフレームの相対位置に基づいてスクランブリングシーケンスを選択し得る。一態様では、UE402はまた、サブフレームの相対位置に基づいて、サブフレームがCSI−RSおよび/またはCSI−IM情報を含むかどうかを決定するように構成され得る。
【0094】
[00105]
図8は、各々、基準信号識別構成要素420を含む、1つまたは複数のアクセス端末と、各々、アクセス端末が無認可周波数スペクトル中でアクセスポイントから基準信号を受信することを可能にするように動作する基準信号生成構成要素470を有する、1つまたは複数のアクセスポイントとを含む、何人かのユーザをサポートするように構成されたワイヤレス通信システム800を示す。一態様では、アクセス端末は、ネイバーセルから基準信号を受信し得、ネイバーセル測定を可能にするための構成および/またはスクランブリングのために基準信号を使用し得る。
【0095】
[00106]システム800は、たとえば、基準信号生成構成要素470(
図4)を含むアクセスポイント106(
図1)またはネットワークエンティティ404(
図4)に対応し得る、対応するアクセスポイント804(たとえば、アクセスポイント804A〜804G)によって各セルがサービスされる、マクロセル802A〜802Gなど、複数のセル802のための通信を与える。
図8に示されているように、基準信号識別構成要素420(
図4)を含むアクセス端末102(
図1)またはUE402(
図4)に対応し得るアクセス端末806(たとえば、アクセス端末806A〜806L)は、時間とともにシステム全体にわたって様々なロケーションにおいて分散され得る。各アクセス端末1106は、たとえば、アクセス端末806がアクティブであるかどうか、およびアクセス端末806がソフトハンドオフ中であるかどうかに応じて、所与の瞬間において順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)上で1つまたは複数のアクセスポイント1104と通信し得る。ワイヤレス通信システム800は、大きい地理的領域にわたってサービスを提供し得る。たとえば、マクロセル802A〜802Gは、近傍における数ブロックまたは地方環境における数マイルをカバーし得る。
【0096】
[00107]
図9は、本明細書で教示される動作をサポートするために、基準信号識別構成要素420(
図4)を含むアクセス端末102(
図1)またはUE402(
図4)に対応し得る装置902(たとえば、アクセス端末)と、それらの一方または両方が、基準信号生成構成要素470(
図4)を含むネットワークエンティティ404に対応し得る、装置904および装置906(たとえば、それぞれアクセスポイント106(
図1)およびネットワークエンティティ110(
図1))とに組み込まれ得る、(対応するブロックによって表される)いくつかの例示的な構成要素を示す。これらの構成要素は、異なる実装形態では異なるタイプの装置において(たとえば、ASIC、SoCなどにおいて)実装され得ることを諒解されたい。説明される構成要素は、通信システム中の他の装置にも組み込まれ得る。たとえば、システム中の他の装置は、同様の機能を与えるために説明されるものと同様の構成要素を含み得る。また、所与の装置が、説明される構成要素のうちの1つまたは複数を含んでいることがある。たとえば、装置は、装置が複数のキャリア上で動作し、および/または異なる技術によって通信することを可能にする、複数のトランシーバ構成要素を含み得る。
【0097】
[00108]
図10は、基準信号識別構成要素420を含む例示的な装置1002中の異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー
図1000である。装置1002はUE、たとえば、
図4中のUE402であり得る。装置1002は、一態様では、受信されたサブフレームにおいてDRSを受信する、受信構成要素1004を含む。さらに、いくつかの態様では、受信構成要素1004は、受信されたサブフレームにおいてCRSを受信し得る。いくつかの態様では、DRSまたはCRSの一方または両方の送信されたサブフレームが知られていないことがある。装置1002は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置を決定することと、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置に基づいて、複数のスクランブリングシーケンスからスクランブリングシーケンスを選択することとを行う、基準信号識別構成要素420を含む。さらに、基準信号識別構成要素420は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置を決定することと、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置に基づいて、チャネル状態情報(CSI)リソースの存在を決定することとを行い得る。一態様では、装置1002は、1つまたは複数の信号を1つまたは複数の基地局のうちの少なくとも1つに送信する送信構成要素1012をさらに含む。
【0098】
[00109]本装置は、
図10の上述のフローチャート中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加の構成要素を含み得る。したがって、
図10の上述のフローチャート中の各ブロックは、1つの構成要素によって実行され得、本装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
【0099】
[00110]
図11は、基準信号識別構成要素420を含む処理システム1114を採用する装置1002’のためのハードウェア実装形態の一例を示す
図1100である。処理システム1114は、バス1124によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1124は、処理システム1114の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1124は、(1つまたは複数の)プロセッサ424(
図4)と同じまたは同様であり得るプロセッサ1104によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素1004、1012と、メモリ422(
図4)と同じまたは同様であり得るコンピュータ可読媒体/メモリ1106とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1124はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調節器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明されない。
【0100】
[00111]処理システム1114はトランシーバ1110に結合され得る。トランシーバ1110は1つまたは複数のアンテナ1120に結合される。トランシーバ1110は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1110は、1つまたは複数のアンテナ1120から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1114、特に受信構成要素1004に与える。さらに、トランシーバ1110は、処理システム1114、特に送信構成要素1112から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1120に適用されるべき信号を生成する。処理システム1114は、コンピュータ可読媒体/メモリ1106に結合されたプロセッサ1104を含む。プロセッサ1104は、コンピュータ可読媒体/メモリ1106に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1104によって実行されたとき、処理システム1114に、特定の装置のための上記で説明された様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1106はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1104によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システム1114は、構成要素1004、1010、および1012のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ1104中で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ1106中に常駐する/記憶されたソフトウェア構成要素であるか、プロセッサ1104に結合された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
【0101】
[00112]一構成では、ワイヤレス通信のための装置1102/1002’は、UEによって、受信されたサブフレームにおいてDRSを受信するための手段を含み、ここで、DRSの送信されたサブフレームは知られていない。本装置は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置を決定するための手段をさらに含む。さらに、本装置は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置に基づいて、複数のスクランブリングシーケンスからスクランブリングシーケンスを選択するための手段を含む。
【0102】
[00113]別の構成では、ワイヤレス通信のための装置1102/1002’は、UEによって、受信されたサブフレームにおいてCRSを受信するための手段を含み、ここで、CRSの送信されたサブフレームは知られていない。本装置は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置を決定するための手段をさらに含む。さらに、本装置は、発見ウィンドウに関する受信されたサブフレームの相対位置に基づいて、チャネル状態情報(CSI)リソースの存在を決定するための手段を含む。
【0103】
[00114]上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、装置1102、および/または装置1002’の処理システム1114の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。いくつかの態様では、処理システム1114は、TXプロセッサ268(
図2)と、RXプロセッサ256(
図2)と、コントローラ/プロセッサ259(
図2)とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、TXプロセッサ268(
図2)と、RXプロセッサ256(
図2)と、コントローラ/プロセッサ259(
図2)とであり得る。
【0104】
[00115]開示されるプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
【0105】
[00116]いくつかの態様では、装置または装置の構成要素は、本明細書で教示される機能を与えるように構成され得る(またはそのように動作可能であるかまたは適応され得る)。これは、たとえば、その機能を与えるように装置または構成要素を製造する(たとえば、作製する)ことによって、その機能を与えるように装置または構成要素をプログラムすることによって、あるいは何らかの他の好適な実装技法の使用によって、達成され得る。一例として、集積回路は、必須の機能を与えるために作製され得る。別の例として、集積回路は、必須の機能をサポートするために作製され、次いで、必須の機能を与えるように(たとえば、プログラミングによって)構成され得る。また別の例として、プロセッサ回路は、必須の機能を与えるためのコードを実行し得る。
【0106】
[00117]本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つまたはそれ以上の要素またはある要素の複数の事例を区別する便利な方法として使用され得る。したがって、第1および第2の要素への言及は、そこで2つの要素のみが採用され得ること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。また、別段に記載されていない限り、要素のセットは1つまたは複数の要素を備え得る。さらに、明細書または特許請求の範囲において使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」または「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」または「A、B、およびCからなるグループのうちの少なくとも1つ」という形式の用語は、「AまたはBまたはCあるいはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。たとえば、この用語は、A、またはB、またはC、またはAおよびB、またはAおよびC、またはAおよびBおよびC、または2A、または2B、または2Cなどを含み得る。
【0107】
[00118]情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は諒解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0108】
[00119]さらに、本明細書で開示される態様に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、上記では概してそれらの機能に関して説明された。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
【0109】
[00120]本明細書で開示される態様に関して説明された方法、シーケンスおよび/またはアルゴリズムは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。
【0110】
[00121]したがって、本開示の一態様は、無認可周波数帯域中の通信のための第1の構成に少なくとも部分的に基づいて、トラフィックのためのフレーム持続時間中のサブフレームの第1のセットをスケジュールすることと、第1の構成に少なくとも部分的に基づいて、無認可周波数帯域の1次ユーザの検出(たとえば、レーダー検出)のためにフレーム持続時間中のサブフレームの第2のセットをスケジューリングすることと、通信のための第2の構成に基づいて、サブフレームの第1および第2のセット中のいくつかのサブフレームを調整することと、ここにおいて、通信のための第2の構成は、1次ユーザのタイプ(たとえば、レーダータイプ)が検出されたことに基づいて識別される、を行うための方法を具現化するコンピュータ可読媒体を含むことができる。したがって、本開示は図示の例に限定されない。
【0111】
[00122]上記の開示は、例示的な態様を示すが、様々な変更および修正が、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の範囲から逸脱することなく本明細書において作成可能であることに留意されたい。本明細書で説明された本開示の態様による方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは、特定の順序で実行されなくてもよい。さらに、いくつかの態様は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形への限定が明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信ネットワークにおける通信の方法であって、
ユーザ機器(UE)によって、受信されたサブフレームにおいて発見基準信号(DRS)を受信することと、ここにおいて、前記DRSの送信されたサブフレームが知られていない、
発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの相対位置を決定することと、 前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置に基づいて、複数のスクランブリングシーケンスからスクランブリングシーケンスを選択することとを備える、方法。
[C2]
前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定することは、
前記DRSの相対位置が、前記発見ウィンドウ内のサブフレーム0、1、2、3、または4のうちのいずれかを備えると決定すること
を備え、
ここにおいて、前記スクランブリングシーケンスを選択することが、サブフレーム0に対応する前記複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つを選択することを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定することは、
前記DRSの相対位置が、前記発見ウィンドウ内のサブフレーム5、6、7、8、または9のうちのいずれかを備えると決定すること
を備え、
ここにおいて、前記スクランブリングシーケンスを選択することが、サブフレーム5に対応する前記複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つを選択することを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定することは、
前記受信されたサブフレームにおける前記DRSの相対位置が、前記発見ウィンドウ内のサブフレーム0、1、2、3、4、6、7、8、9のうちのいずれかを備えると決定すること
を備え、
ここにおいて、前記スクランブリングシーケンスを選択することが、サブフレーム0に対応する前記複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つを選択することを備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記DRSが、
1次同期信号(PSS)、または
2次同期信号(SSS)
のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定することは、
前記DRSの相対位置が、前記発見ウィンドウの外部のサブフレームを備えると決定すること
を備え、
ここにおいて、前記スクランブリングシーケンスを前記選択することが、サブフレーム0またはサブフレーム5のうちの1つに対応する前記複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つを選択することを備える、
C1に記載の方法。
[C7]
前記DRSがセル固有基準信号(CRS)を備えるかどうかを決定することと、
前記DRSが前記CRSを備えると決定することに基づいて、および前記選択されたスクランブリングシーケンスに基づいて、前記CRSのスクランブリングを決定することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C8]
ワイヤレス通信ネットワークにおける通信の方法であって、
ユーザ機器(UE)によって、受信されたサブフレームにおいてセル固有基準信号(CRS)を受信することと、ここにおいて、前記CRSの送信されたサブフレームが知られていない、
発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの相対位置を決定することと、 前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置に基づいて、チャネル状態情報(CSI)リソースの存在を決定することと
を備える、方法。
[C9]
前記CSIリソースが存在すると決定することに基づいて、
無線リソース管理(RRM)測定、または
チャネル品質インジケータ(CQI)のためのチャネル測定
のうちの1つのために前記CSIリソースを処理すること
をさらに備える、C8に記載の方法。
[C10]
前記CSIリソースが、
CSI基準信号(CSI−RS)情報、または
CSI干渉管理(CSI−IM)情報
のうちの少なくとも1つを含む、C8に記載の方法。
[C11]
前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定することは、前記受信されたサブフレームが前記発見ウィンドウの外部にあると決定することを備え、前記方法は、
前記受信されたサブフレームが全サブフレームを備えるのか、終了部分サブフレームを備えるのか、初期部分サブフレームを備えるのかを決定すること、ここにおいて、前記CSIリソースの前記存在を決定することは、前記受信されたサブフレームが前記全サブフレームを備えるのか、前記終了部分サブフレームを備えるのか、前記初期部分サブフレームを備えるのかに基づく、
をさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]
サブフレーム内の前記CSI−RS情報およびCSI−IM情報の時間および周波数ロケーションが、前記部分サブフレームの構成またはタイプに依存する、C11に記載の方法。
[C13]
前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定することは、前記受信されたサブフレームが前記発見ウィンドウの内部にあると決定することを備え、前記方法は、
前記受信されたサブフレームが発見基準信号(DRS)サブフレームを備えるかどうかを決定すること、ここにおいて、CSIリソースの前記存在を決定することは、前記受信されたサブフレームが前記DRSサブフレームを備えるかどうかにさらに基づく、
をさらに備える、C10に記載の方法。
[C14]
前記UEにおいて、前記DRSの一部としての前記CSI−RS情報の構成に基づいて、DRS測定タイミング構成(DMTC)ウィンドウ内に存在する前記CSIリソースのうちの1つを監視することをさらに備える、C13に記載の方法。
[C15]
前記UEにおいて、前記DRSの一部としての前記CSI−RS情報の構成に基づいて、前記DRSサブフレーム内に存在する前記CSIリソースのうちの1つを監視することをさらに備える、C13に記載の方法。
[C16]
周期CQI要求および非周期CQI要求の報告およびCSI処理のためのタイミング緩和を受信することをさらに備える、C13に記載の方法。
[C17]
PUSCHリソースまたはPUCCHリソースのうちの少なくとも1つが、前記DRS中に存在する前記CSIリソースのCSI処理に基づいて、前記CSIリソースを報告するための前記タイミング緩和を用いて構成された、C16に記載の方法。
[C18]
前記構成されたPUSCHリソースまたはPUCCHリソースのうちの少なくとも1つが、RRCシグナリングを介してまたは前記非周期CSI要求を搬送するアップリンク許可の一部として受信される、C17に記載の方法。
[C19]
ワイヤレス通信ネットワークにおける通信のための装置であって、
メモリと、
受信されたサブフレームにおいて発見基準信号(DRS)を受信するように構成されたトランシーバと、ここにおいて、前記DRSの送信されたサブフレームが知られていない、
前記トランシーバおよび前記メモリに結合されたプロセッサと
を備え、前記プロセッサが、
発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの相対位置を決定することと、 前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置に基づいて、複数のスクランブリングシーケンスからスクランブリングシーケンスを選択することとを行うように構成された、
装置。
[C20]
前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定するために、前記プロセッサは、
前記DRSの相対位置が、前記発見ウィンドウ内のサブフレーム0、1、2、3、または4のうちのいずれかを備えると決定すること
を行うようにさらに構成され、
ここにおいて、前記スクランブリングシーケンスを選択するために、前記プロセッサが、サブフレーム0に対応する前記複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つを選択するようにさらに構成された、
C19に記載の装置。
[C21]
前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定するために、前記プロセッサは、
前記DRSの相対位置が、前記発見ウィンドウ内のサブフレーム5、6、7、8、または9のうちのいずれかを備えると決定すること
を行うようにさらに構成され、
ここにおいて、前記スクランブリングシーケンスを選択するために、前記プロセッサが、サブフレーム5に対応する前記複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つを選択するようにさらに構成された、
C19に記載の装置。
[C22]
前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定するために、前記プロセッサは、
前記受信されたサブフレームにおける前記DRSの相対位置が、前記発見ウィンドウ内のサブフレーム0、1、2、3、4、6、7、8、9のうちのいずれかを備えると決定すること
を行うようにさらに構成され、
ここにおいて、前記スクランブリングシーケンスを選択する、前記プロセッサが、サブフレーム0に対応する前記複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つを選択するようにさらに構成された、
C19に記載の装置。
[C23]
前記DRSが、
1次同期信号(PSS)、または
2次同期信号(SSS)
のうちの少なくとも1つを備える、C19に記載の装置。
[C24]
前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定するために、前記プロセッサは、
前記DRSの相対位置が、前記発見ウィンドウの外部のサブフレームを備えると決定すること
を行うようにさらに構成され、
ここにおいて、前記スクランブリングシーケンスを前記選択することが、サブフレーム0またはサブフレーム5のうちの1つに対応する前記複数のスクランブリングシーケンスのうちの1つを選択することを備える、
C19に記載の装置。
[C25]
ワイヤレス通信ネットワークにおける通信のための装置であって、前記方法は、
メモリと、
受信されたサブフレームにおいてセル固有基準信号(CRS)を受信するように構成されたトランシーバと、ここにおいて、前記CRSの送信されたサブフレームが知られていない、
前記トランシーバおよび前記メモリに結合されたプロセッサと
を備え、前記プロセッサが、
発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの相対位置を決定することと、 前記発見ウィンドウに関する前記受信されたサブフレームの前記相対位置に基づいて、チャネル状態情報(CSI)リソースの存在を決定することと
を行うように構成された、
装置。
[C26]
前記プロセッサが、
前記CSIリソースが存在すると決定することに基づいて、
無線リソース管理(RRM)測定、または
チャネル品質インジケータ(CQI)のためのチャネル測定
のうちの1つのために前記CSIリソースを処理すること
を行うようにさらに構成された、C25に記載の装置。
[C27]
前記CSIリソースが、
CSI基準信号(CSI−RS)情報、または
CSI干渉管理(CSI−IM)情報
のうちの少なくとも1つを含む、C25に記載の装置。
[C28]
前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定するために、前記プロセッサは、前記受信されたサブフレームが前記発見ウィンドウの外部にあると決定するようにさらに構成され、ここにおいて、前記プロセッサは、
前記受信されたサブフレームが全サブフレームを備えるのか、終了部分サブフレームを備えるのか、初期部分サブフレームを備えるのかを決定すること、ここにおいて、前記CSIリソースの前記存在を決定することは、前記受信されたサブフレームが前記全サブフレームを備えるのか、前記終了部分サブフレームを備えるのか、前記初期部分サブフレームを備えるのかに基づく、
を行うようにさらに構成された、C27に記載の装置。
[C29]
サブフレーム内の前記CSI−RS情報およびCSI−IM情報の時間および周波数ロケーションが、前記部分サブフレームの構成またはタイプに依存する、C28に記載の装置。
[C30]
前記受信されたサブフレームの前記相対位置を決定するために、前記プロセッサは、前記受信されたサブフレームが前記発見ウィンドウの内部にあると決定するようにさらに構成され、ここにおいて、前記プロセッサは、
前記受信されたサブフレームが発見基準信号(DRS)サブフレームを備えるかどうかを決定すること、ここにおいて、CSIリソースの前記存在を決定することは、前記受信されたサブフレームが前記DRSサブフレームを備えるかどうかにさらに基づく、
を行うようにさらに構成された、C27に記載の装置。