特許第6790596号(P6790596)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6790596
(24)【登録日】2020年11月9日
(45)【発行日】2020年11月25日
(54)【発明の名称】電池パックの配置構造
(51)【国際特許分類】
   H01M 2/10 20060101AFI20201116BHJP
   B60R 16/04 20060101ALI20201116BHJP
   B60L 50/60 20190101ALI20201116BHJP
【FI】
   H01M2/10 S
   B60R16/04 K
   B60L50/60
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-167993(P2016-167993)
(22)【出願日】2016年8月30日
(65)【公開番号】特開2018-37207(P2018-37207A)
(43)【公開日】2018年3月8日
【審査請求日】2019年5月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003218
【氏名又は名称】株式会社豊田自動織機
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100113435
【弁理士】
【氏名又は名称】黒木 義樹
(74)【代理人】
【識別番号】100124062
【弁理士】
【氏名又は名称】三上 敬史
(74)【代理人】
【識別番号】100148013
【弁理士】
【氏名又は名称】中山 浩光
(72)【発明者】
【氏名】酒井 崇
(72)【発明者】
【氏名】植田 浩生
(72)【発明者】
【氏名】秋山 泰有
【審査官】 高木 康晴
(56)【参考文献】
【文献】 特開平10−338485(JP,A)
【文献】 特開2016−068797(JP,A)
【文献】 特開2016−031853(JP,A)
【文献】 特開2013−206795(JP,A)
【文献】 国際公開第2010/113902(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 2/10
B60R 16/04
B60K 1/04
B60L 50/60
B60L 50/64
E02F 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に設けられた収容空間内に電池パックを配置してなる電池パックの配置構造であって、
前記収容空間を画成すると共に、前記電池パックの挿抜口となる開口部を有するフレームと、
前記収容空間内において前記電池パックの上方から垂下する車両側ハーネスと、を備え、
前記電池パックは、
一又は複数の電池モジュールが収容された筐体と、
前記電池モジュールと出力端子とを結ぶ回路上に配置されたリレーと、
前記筐体から外方に延びる電池側ハーネスと、
前記開口部から見通せる位置に配置され、前記車両側ハーネスと前記電池側ハーネスとを接続するコネクタと、
前記コネクタの接続状態を検知し、前記コネクタが非接続である場合に前記リレーをオフにする制御部と、を備え
前記筐体は、外部からの充電ケーブルが接続される差込口を有し、
前記電池パックは、前記差込口が前記開口部側を向くように前記収容空間内に配置され、
前記コネクタは、前記差込口よりも前記開口部側に配置されている電池パックの配置構造。
【請求項2】
前記車両側ハーネス及び前記電池側ハーネスは、電力用ハーネスと、通信用ハーネスと、によって構成され、
前記制御部は、前記通信用ハーネスの前記コネクタの接続状態を検知し、前記コネクタが非接続である場合に前記リレーをオフにする請求項1記載の電池パックの配置構造。
【請求項3】
記コネクタは、前記差込口よりも上側に配置されている請求項1又は2記載の電池パックの配置構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池パックの配置構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の電池パックとして、例えば特許文献1に記載の二次電池装置がある。この従来の二次電池装置は、電池セルを配列してなる電池モジュールを複数段に重ねた電池積層アッセンブリを箱状の筐体内に収容することによって構成されている。このような電池パックは、例えばフォークリフト等の車両の機台に設けられた収容空間内に配置され、当該車両のバッテリとして用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−54353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両に搭載される電池パックは、定期的にメンテナンスを行うことが好ましい。収容空間内の電池パックと車両側の機器との間には、例えば電池パックから車両側の機器への電力供給に用いられる電力用ワイヤーハーネス、或いは車両側の機器と電池パックとの間での情報通信に用いられる通信用ワイヤーハーネスなどが接続されている。したがって、メンテナンスの際にはハーネスの接続を解除して電池パックを収容空間から取り出す必要があり、作業性及び安全性の双方を十分に確保することが求められている。
【0005】
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、メンテナンスの作業性及び安全性の双方を十分に確保できる電池パックの配置構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る電池パックの配置構造は、車両に設けられた収容空間内に電池パックを配置してなる電池パックの配置構造であって、収容空間を画成すると共に、電池パックの挿抜口となる開口部を有するフレームと、収容空間内において電池パックの上方から垂下する車両側ハーネスと、を備え、電池パックは、一又は複数の電池モジュールが収容された筐体と、電池モジュールと出力端子とを結ぶ回路上に配置されたリレーと、筐体から外方に延びる電池側ハーネスと、開口部から見通せる位置に配置され、車両側ハーネスと電池側ハーネスとを接続するコネクタと、コネクタの接続状態を検知し、コネクタが非接続である場合にリレーをオフにする制御部と、を備える。
【0007】
この電池パックの配置構造では、車両側ハーネスと電池側ハーネスとを接続するコネクタがフレームの開口部から見通せる位置に配置されている。このため、電池パックのメンテナンスを行う場合に開口部から容易にコネクタにアクセスでき、車両側ハーネスと電池側ハーネスとの接続を簡単に解除できるので、メンテナンスの作業性を十分に確保できる。一方、この電池パックの配置構造では、車両側ハーネスと電池側ハーネスとの接続を解除しない場合には、ハーネスが開口部に干渉して電池パックを開口部から取り出せず、かつ車両側ハーネスと電池側ハーネスとが非接続となった場合には、制御部によって電池モジュールと出力端子とを結ぶ回路上のリレーがオフとなる。したがって、電池パックからの出力が停止した状態に限って開口部からの電池パックの取出しが許容されるため、メンテナンスの安全性を十分に確保できる。
【0008】
また、筐体は、外部からの充電ケーブルが接続される差込口を有し、電池パックは、差込口が開口部側を向くように収容空間内に配置され、コネクタは、差込口よりも上側に配置されていてもよい。この場合、差込口に触れずに車両側ハーネスと電池側ハーネスとの接続及び解除を行うことができる。したがって、メンテナンスの作業性を更に向上できる。また、車両側ハーネスと電池側ハーネスとの接続を解除しない場合に、ハーネスを開口部により確実に干渉させることが可能となる。したがって、メンテナンスの安全性を一層十分に確保できる。
【0009】
また、コネクタは、差込口よりも開口部側に配置されていてもよい。この場合、差込口に触れずに車両側ハーネスと電池側ハーネスとの接続及び解除を行うことができる。したがって、メンテナンスの作業性を更に向上できる。また、車両側ハーネスと電池側ハーネスとの接続を解除しない場合に、ハーネスを開口部により確実に干渉させることが可能となる。したがって、メンテナンスの安全性を一層十分に確保できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、メンテナンスの作業性及び安全性の双方を十分に確保できる電池パックの配置構造を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】電池パックの配置構造の一実施形態を示す斜視図である。
図2図1に示した電池パックの配置構造の正面図である。
図3】電池パックの内部構造を示す概略断面図である。
図4】電池モジュールと出力端子とを結ぶ回路の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しながら、本発明の一側面に係る電池パックの配置構造の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0013】
図1は、電池パックの配置構造の一実施形態を示す斜視図である。また、図2は、その正面図である。この電池パックの配置構造1は、車両に設けられた収容空間S内に配置された電池パック11に適用される構造である。電池パック11は、例えばフォークリフト、ハイブリッド自動車、電気自動車などの各種車両のバッテリとして搭載される蓄電装置である。本実施形態では、フォークリフトの機台に設けられた収容空間S内に対する電池パック11の配置構造を例示する。
【0014】
図1及び図2に示すように、電池パック11の収容空間Sは、例えば機台側に設けられたフレーム2によって画成されている。フレーム2は、例えば金属製の板状部材であり、当該フレーム2の内部に例えば略直方体形状の収容空間Sが形成されている。フレーム2の一面側には、設置時及びメンテナンス時の電池パック11の挿抜口となる断面矩形の開口部3が設けられている。図示しないが、開口部3に開閉扉などが設けられていてもよい。
【0015】
収容空間S内には、電池パック11の配置領域の上方から車両側ハーネス4が垂下している。本実施形態では、車両側ハーネス4は、電池パック11から出力される電力を車両側の機器に供給する電力用ハーネス5Aと、電池パック11と車両側の機器との間の情報通信に用いられる通信用ハーネス6Aとによって構成されている。電力用ハーネス5Aは、正極用及び負極用の2本のハーネスによって構成されている。通信用ハーネス6Aは、例えばCAN(Controller Area Network)通信などの通信方式によって車両側の機器と電池パック11とを相互に通信可能に接続する。
【0016】
電力用ハーネス5A及び通信用ハーネス6Aは、収容空間Sにおいて、いずれも開口部3付近に互いに略平行に垂下した状態となっている。電力用ハーネス5Aの下端には、電池側の電力用ハーネス5Bとの接続に用いられるコネクタ7Aが設けられている。同様に、通信用ハーネス6Aの下端には、電池側の通信用ハーネス6Bとの接続に用いられるコネクタ8Aが設けられている。
【0017】
電池パック11は、筐体12と、筐体12内に収容された一又は複数の電池モジュール13(図3参照)とを備えて構成されている。筐体12は、例えば金属によって略直方体形状の箱型に構成されている。筐体12の前面上部の一側(図1の手前側)には、電池パック11の充電の際に外部装置からの充電ケーブル(不図示)が接続される充電口14が設けられている。
【0018】
充電口14では、図1に示すように、筐体12の前面側を向く壁部15Aと、筐体12の片側の側面側を向く壁部15Bと、筐体12の頂面側を向く壁部15Cとによって、筐体12の角部が窪んだ形状となっている。充電口14には、充電ケーブルの差込口16(図3参照)が設けられ、筐体12は、差込口16が開口部3側を向くように収容空間S内に配置されている。電池パック11の非充電時には、差込口16にはジャンパ17が取り付けられ、差込口16が保護されるようになっている。また、筐体12の前面上部の他側(図1の奥側)は、平坦部分2aとなっており、平坦部分2aにおける充電口14側の縁には、後述する通信用ハーネス6Bを支持するブラケット18が固定されている。
【0019】
筐体12の頂部には、充電口14よりも奥となる位置にカバー部材21が取り付けられている。本実施形態では、電池側ハーネス22が着脱自在に接続される第1出力端子23及び第2出力端子24がカバー部材21の前面側の壁部に設けられている。本実施形態では、電池側ハーネス22は、車両側の電力用ハーネス5Aに接続される電力用ハーネス5Bと、車両側の通信用ハーネス6Aに接続される通信用ハーネス6Bとによって構成されている。
【0020】
第1出力端子23は、正極端子となる第1出力端子23Aと、負極端子となる第1出力端子23Bとを有している。電力用ハーネス5Bは、電力用ハーネス5Aと同様に、正極用及び負極用の2本のハーネスによって構成されている。正極用のハーネスの基端は、第1出力端子23Aに接続され、負極用のハーネスの基端は、第2出力端子24Bに接続されている。第2出力端子24には、通信用ハーネス6Bの基端が接続されている。
【0021】
電力用ハーネス5Bの先端には、車両側の電力用ハーネス5Aとの接続に用いられるコネクタ7Bが設けられている。同様に、通信用ハーネス6Bの先端には、車両側の通信用ハーネス6Aとの接続に用いられるコネクタ8Bが設けられている。電力用ハーネス5Bは、筐体12の頂部の平坦部分2a上に延在し、電力用ハーネス5Bの先端は、上方に延びて電力用ハーネス5Aと接続されている。また、通信用ハーネス6Bは、筐体12の頂部の平坦部分2a上で電力用ハーネス5Bの下側を通って電力用ハーネス5Bと交差し、その先端側でブラケット18によって支持されている。通信用ハーネス6Bの先端は、ブラケット18による支持位置よりも先端側で上方に延びて通信用ハーネス6Bと接続されている。
【0022】
接続状態において、電力用ハーネス5Aと電力用ハーネス5Bとを接続するコネクタ7A及びコネクタ7Bの位置、及び通信用ハーネス6Aと通信用ハーネス6Bとを接続するコネクタ8A及びコネクタ8Bの位置は、図2に示すように、いずれも開口部3から見通せる位置となっている。すなわち、コネクタ7A及びコネクタ7Bの接続位置、及びコネクタ8A及びコネクタ8Bの接続位置は、いずれも開口部3の上縁よりも低くなっており、開口部3と正対した状態において視認可能となっている。
【0023】
また、コネクタ7A及びコネクタ7Bの接続位置、及びコネクタ8A及びコネクタ8Bの接続位置は、図1に示すように、筐体12の頂部における前面側の縁の上方に位置している。すなわち、コネクタ7A及びコネクタ7Bの接続位置、及びコネクタ8A及びコネクタ8Bの接続位置は、いずれも差込口16よりも上側であり、かつ差込口16よりも開口部3側となっている。なお、本実施形態では、コネクタ8A及びコネクタ8Bの接続位置がコネクタ7A及びコネクタ7Bの接続位置よりも開口部3側に位置している。
【0024】
筐体12の内部には、図3に示すように、複数の電池モジュール13と、ジャンクションボックス31とが収容されている。電池モジュール13は、例えばブラケットを介して筐体12の内壁に固定されている。電池モジュール13は、例えばリチウムイオン二次電池などの蓄電モジュールであり、複数の電池セルを配列してなる配列体と、配列体の配列方向に拘束荷重を付加する拘束部材などを含んで構成されている。筐体12内の各電池モジュール13は、ハーネスKによってジャンクションボックス31に接続されている。
【0025】
ジャンクションボックス31には、リレー、ケーブル、及び電池パック11の制御を行う制御ECU(Electronic Control Unit)などが収容されている。ジャンクションボックス31は、例えばブラケットを介して筐体12の内壁に固定されている。ジャンクションボックス31は、電池モジュール13と第1出力端子23との間を通電可能に接続すると共に、各電池モジュール13の温度を監視するサーミスタと第2出力端子24(図1参照)との間を通信可能に接続する。ジャンクションボックス31は、各電池モジュール13からの電力及び各サーミスタから送信される温度情報を第2出力端子24に出力する。
【0026】
図4は、電池モジュール13と出力端子とを結ぶ回路の一例を示す図である。同図に示すように、本実施形態では、各電池モジュール13が並列に接続されており、各電池モジュール13の負極側と、電池パック11の負極端子となる第1出力端子23Bとの間にリレー32が配置されている。リレー32のオン・オフの切り替えは、制御ECU(制御部)33によって制御される。
【0027】
制御ECU33は、車両側ハーネス4及び電池側ハーネス22のコネクタの接続状態を検知し、検知結果に基づいてリレー32のオン・オフを切り替える。本実施形態では、制御ECU33は、通信用ハーネス6Aのコネクタ8Aと通信用ハーネス6Bのコネクタ8Bとの接続状態を監視する。接続状態の監視方法は、コネクタ8A,8Bの接触検知であってもよく、通信用ハーネス6A,6B間の電流検知であってもよい。
【0028】
制御ECU33は、コネクタ8A,8Bが接続状態であると判断した場合には、回路のリレー32をオンにする。この場合、電力用ハーネス5A,5Bを介し、電池パック11から車両側の機器への電力供給が可能な状態となる。一方、制御ECU33は、コネクタ8A,8Bが非接続状態であると判断した場合には、回路のリレー32をオフにする。この場合、電池パック11から車両側の機器への電力供給が不可能な状態となる。
【0029】
以上説明したように、電池パックの配置構造1では、車両側ハーネス4と電池側ハーネス22とを接続するコネクタ7A,7B及びコネクタ8A,8Bがフレーム2の開口部3から見通せる位置に配置されている。このため、電池パック11のメンテナンスを行う場合に開口部3から容易にコネクタ7A,7B及びコネクタ8A,8Bにアクセスでき、車両側ハーネス4と電池側ハーネス22との接続を簡単に解除できる。したがって、メンテナンスの作業性を十分に確保できる。
【0030】
一方、電池パックの配置構造1では、車両側ハーネス4と電池側ハーネス22との接続を解除しない場合には、これらのハーネスが開口部3に干渉して電池パック11を開口部3から取り出せず、かつ車両側ハーネス4と電池側ハーネス22とが非接続となった場合には、制御ECU33によって電池モジュール13と第1出力端子23とを結ぶ回路上のリレー32がオフとなる。したがって、電池パック11からの出力が停止した状態に限って開口部3からの電池パック11の取出しが許容されるため、メンテナンスの安全性を十分に確保できる。
【0031】
また、電池パックの配置構造1では、外部からの充電ケーブルが接続される差込口16が筐体12に設けられ、電池パック11は、差込口16が開口部3側を向くように収容空間S内に配置されている。そして、コネクタ7A,7B及びコネクタ8A,8Bの接続位置は、差込口16よりも上側かつ開口部3側となっている。このような構成により、差込口16に触れずに車両側ハーネス4と電池側ハーネス22との接続及び解除を行うことができる。したがって、メンテナンスの作業性を更に向上できる。また、車両側ハーネス4と電池側ハーネス22との接続を解除しない場合に、車両側ハーネス4及び電池側ハーネス22を開口部3により確実に干渉させることが可能となる。したがって、メンテナンスの安全性を一層十分に確保できる。
【符号の説明】
【0032】
1…電池パックの配置構造、2…フレーム、3…開口部、4…車両側ハーネス、7A,7B,8A,8B…コネクタ、11…電池パック、12…筐体、13…電池モジュール、16…差込口、22…電池側ハーネス、23…第1出力端子(出力端子)、32…リレー、33…制御ECU(制御部)、S…収容空間。
図1
図2
図3
図4