特許第6790872号(P6790872)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6790872
(24)【登録日】2020年11月9日
(45)【発行日】2020年11月25日
(54)【発明の名称】梱包材及び梱包箱
(51)【国際特許分類】
   B65D 5/50 20060101AFI20201116BHJP
   B65D 81/05 20060101ALI20201116BHJP
   B65D 81/26 20060101ALI20201116BHJP
【FI】
   B65D5/50 101Z
   B65D81/05 500A
   B65D81/26 Q
【請求項の数】6
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2017-11701(P2017-11701)
(22)【出願日】2017年1月25日
(65)【公開番号】特開2018-118759(P2018-118759A)
(43)【公開日】2018年8月2日
【審査請求日】2019年10月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005223
【氏名又は名称】富士通株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100087480
【弁理士】
【氏名又は名称】片山 修平
(72)【発明者】
【氏名】村松 賢一
(72)【発明者】
【氏名】千葉 直人
【審査官】 新田 亮二
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3194118(JP,U)
【文献】 米国特許第02778487(US,A)
【文献】 独国特許出願公開第10065719(DE,A1)
【文献】 特開2004−307063(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 5/50
B65D 81/00 − 81/17
B65D 81/18 − 81/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
箱本体内に収納される梱包対象物に被冠される梱包材であって、
四辺を有する天板部と、
前記天板部の各辺にそれぞれ連設されている側壁部と、
一端が前記天板部の各辺に接続し、他端が前記側壁部に接続して設けられた中央パッド部と、
一端が前記天板部の各辺に接続し、他端が前記側壁部に接続し、前記中央パッド部の側方に設けられた側方パッド部と、を備え、
前記中央パッド部は、それぞれ少なくとも前記側壁部と接続された第1折部と、前記第1折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第2折部と、前記第2折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第3折部と、前記天板部と接続された第4折部とを備え、
前記側方パッド部は、それぞれ少なくとも前記側壁部と接続された第5折部と、前記第5折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第6折部と、前記天板部と接続された第7折部とを備え、
前記第1折部の長さは、少なくとも前記第2折部の長さよりも短く、前記第4折部の長さは、少なくとも前記第3折部の長さよりも短い梱包材。
【請求項2】
前記梱包材を展開した状態において、前記第1折部は、前記第5折部よりも前記天板部から離れた側に位置し、前記第4折部は、前記第7折部よりも前記天板部の中心部側に位置している請求項1に記載の梱包材。
【請求項3】
対向配置されている少なくとも一対の前記第4折部は、それぞれ前記天板部の中心部に向かって突状とされた円弧状である請求項1又は2に記載の梱包材。
【請求項4】
前記天板部は、長辺と短辺を備え、前記短辺が延びる方向に沿って設けられた第4折部は、前記天板部の中心部に向かって突状とされた円弧状である請求項1又は2に記載の梱包材。
【請求項5】
前記天板部の各角部において、隣接する辺に属する側方パッド部間に切れ込み部を備え、隣接する前記側方パッド部同士を離して設けた請求項1乃至4のいずれか1項に記載の梱包材。
【請求項6】
箱本体と、当該箱本体内に設置され、梱包対象物が搭載される台座部と、前記箱本体内において、前記台座部の上方に配置され、前記梱包対象物に被冠される梱包材を備える梱包箱であって、
前記梱包材は、
四辺を有する天板部と、
前記天板部の各辺にそれぞれ連設されている側壁部と、
一端が前記天板部の各辺に接続し、他端が前記側壁部に接続して設けられた中央パッド部と、
一端が前記天板部の各辺に接続し、他端が前記側壁部に接続し、前記中央パッド部の側方に設けられた側方パッド部と、を備え、
前記中央パッド部は、それぞれ少なくとも前記側壁部と接続された第1折部と、前記第1折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第2折部と、前記第2折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第3折部と、前記天板部と接続された第4折部とを備え、
前記側方パッド部は、それぞれ少なくとも前記側壁部と接続された第5折部と、前記第5折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第6折部と、前記天板部と接続された第7折部とを備え、
前記第1折部の長さは、少なくとも前記第2折部の長さよりも短く、前記第4折部の長さは、少なくとも前記第3折部の長さよりも短い梱包箱。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書開示の発明は、梱包材及び梱包箱に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、梱包対象物を梱包箱に梱包する際、梱包対象物が梱包箱内で動いてしまわないように、緩衝材が同梱されることがある。また、段ボール紙で形成された物品搭載部に搭載された物品をフィルムで覆う提案がされている(例えば、特許文献1参照)。また、所定位置に弾性片が設けられた固定材を外箱内に設置し、その上方からブロック状の梱包対象物を載置する提案がされている(例えば、特許文献2参照)。さらに、所定の位置に切り込みを設けた一枚の段ボールを折り畳んで逆台形状を形成する傾斜底面を設け、この傾斜底面に梱包対象物を支持させる提案がされている(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−158359号公報
【特許文献2】特開2010−89820号公報
【特許文献3】特開2001−315856号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、単に緩衝材を同梱する場合、寸法が異なる梱包対象物に対応しようとすると、梱包対象物毎に異なる寸法の緩衝材を準備したり、緩衝材の詰め方を変更したりしなければならず手間である。また、さらに、特許文献1は、梱包対象物の異なる寸法に対応しやすい反面、梱包時のフィルムの被覆、開梱時のフィルムの剥離が手間である。さらに、特許文献2では、梱包対象物の上下方向の移動を抑制するために梱包対象物側に弾性片の下側に押し込まれるフランジ部を設けなければならない。また、特許文献3では、梱包対象物の上下方向の移動を抑制するために、蓋フラップを折り曲げて、梱包対象物に接触させているため、梱包対象物の寸法、特に、高さ方向の寸法の違いに対応しづらい。
【0005】
1つの側面では、本明細書開示の梱包材及び梱包箱は、梱包対象物の高さ方向の寸法の相違に対応しやすい構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書開示の梱包材は、箱本体内に収納される梱包対象物に被冠される梱包材であって、四辺を有する天板部と、前記天板部の各辺にそれぞれ連設されている側壁部と、一端が前記天板部の各辺に接続し、他端が前記側壁部に接続して設けられた中央パッド部と、一端が前記天板部の各辺に接続し、他端が前記側壁部に接続し、前記中央パッド部の側方に設けられた側方パッド部と、を備え、前記中央パッド部は、それぞれ少なくとも前記側壁部と接続された第1折部と、前記第1折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第2折部と、前記第2折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第3折部と、前記天板部と接続された第4折部とを備え、前記側方パッド部は、それぞれ少なくとも前記側壁部と接続された第5折部と、前記第5折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第6折部と、前記天板部と接続された第7折部とを備え、前記第1折部の長さは、少なくとも前記第2折部の長さよりも短く、前記第4折部の長さは、少なくとも前記第3折部の長さよりも短い。
【0007】
本明細書開示の梱包箱は、箱本体と、当該箱本体内に設置され、梱包対象物が搭載される台座部と、前記箱本体内において、前記台座部の上方に配置され、前記梱包対象物に被冠される梱包材を備える梱包箱であって、前記梱包材は、四辺を有する天板部と、前記天板部の各辺にそれぞれ連設されている側壁部と、一端が前記天板部の各辺に接続し、他端が前記側壁部に接続して設けられた中央パッド部と、一端が前記天板部の各辺に接続し、他端が前記側壁部に接続し、前記中央パッド部の側方に設けられた側方パッド部と、を備え、前記中央パッド部は、それぞれ少なくとも前記側壁部と接続された第1折部と、前記第1折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第2折部と、前記第2折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第3折部と、前記天板部と接続された第4折部とを備え、前記側方パッド部は、それぞれ少なくとも前記側壁部と接続された第5折部と、前記第5折部よりも前記天板部に近い側に設けられた第6折部と、前記天板部と接続された第7折部とを備え、前記第1折部の長さは、少なくとも前記第2折部の長さよりも短く、前記第4折部の長さは、少なくとも前記第3折部の長さよりも短い。
【発明の効果】
【0008】
本明細書開示の梱包材及び梱包箱によれば、梱包対象物の高さ方向の寸法の相違に対応しやすい構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は実施形態の梱包箱内に梱包対象物を梱包する様子を示す説明図である。
図2図2は実施形態の梱包材を模式的に示す説明図である。
図3図3は実施形態の梱包材を示す斜視図である。
図4図4は実施形態の梱包材を図3と異なる方向から見た斜視図である。
図5図5は実施形態の梱包材を図3と異なる方向から見た斜視図である。
図6図6は実施形態の梱包材の展開図である。
図7図7(A)は実施形態の梱包材の展開図における山折り線を示す説明図であり、図7(B)は実施形態の梱包材の展開図における谷折り線を示す説明図である。
図8図8(A)、図8(B)は、実施形態の梱包材の展開図における各部の寸法を示す説明図である。
図9図9は実施形態の梱包材が備える切れ込み部を示す説明図である。
図10図10図2におけるA−A線断面図である。
図11図11は第3折部の角度を示す説明図である。
図12図12(A)は高さがH1で梱包対象物を示す説明図であり、図12(B)は高さがH2である梱包対象物を示す説明図である。
図13図13(A)、図13(B)は梱包対象物に被冠した状態の梱包材を図2におけるB−B線に相当する位置で断面とした説明図である。
図14図14は梱包対象物上に乾燥剤を載置した状態を示す説明図である。
図15図15は実施形態の梱包箱に収納される台座部の斜視図である。
図16図16は実施形態の梱包箱に収納される台座部の展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては、説明の都合上、実際には存在する構成要素が省略されていたり、寸法が実際よりも誇張されて描かれていたりする場合がある。
【0011】
図1を参照すると、実施形態の梱包箱1に梱包対象物100が梱包される様子が示されている。梱包箱1は、箱本体10、梱包材20及び台座部50を備える。箱本体、梱包材20及び台座部50は、いずれも段ボールによって形成されている。すなわち、梱包箱1は、単一の材料によって形成されている。梱包対象物100は、台座部50の上に載置され、上方から梱包材20が被冠された状態で箱本体10内に収納される。そして、箱本体10がその上縁に備える第1フラップ11及び第2フラップ12が閉じられると、梱包が完了する。梱包材20の高さと、台座部50の高さは、梱包材20を台座部50上に積み上げ、第1フラップ11及び第2フラップ12を閉じたときに、第1フラップ11若しくは第2フラップ12に当接する高さとされている。これにより、梱包材20及び台座部50が箱本体10内で動かないようにされている。
【0012】
本実施形態における梱包対象物は、電子機器、例えば、HDD(Hard Disk Drive)を想定している。電子機器は、高さ方向を含めた寸法が異なる場合があるが、本実施形態の梱包箱1、梱包材20であれば、寸法の相違、特に、高さ方向の寸法の相違に容易に対応することができる。なお、梱包対象物100は、電子機器に限定されず、他の物品を対象とすることもできる。
【0013】
まず、図2乃至図13を参照しつつ、梱包材20について説明する。図2は実施形態の梱包材を模式的に示す説明図である。図3は実施形態の梱包材を示す斜視図である。図4は実施形態の梱包材を図3と異なる方向から見た斜視図である。図5は実施形態の梱包材を図3と異なる方向から見た斜視図である。図6は実施形態の梱包材の展開図である。図7(A)は実施形態の梱包材の展開図における山折り線を示す説明図であり、図7(B)は実施形態の梱包材の展開図における谷折り線を示す説明図である。図8(A)、図8(B)は、実施形態の梱包材の展開図における各部の寸法を示す説明図である。図9は実施形態の梱包材が備える切れ込み部を示す説明図である。図10図2におけるA−A線断面図である。図11は第3折部の角度を示す説明図である。図12(A)は高さがH1で梱包対象物を示す説明図であり、図12(B)は高さがH2である梱包対象物を示す説明図である。図13(A)、図13(B)は梱包対象物に被冠した状態の梱包材を図2におけるB−B線に相当する位置で断面とした説明図である。
【0014】
梱包材20は、所定の形状に切り出された1枚の段ボールを折り曲げることによって形成される。梱包材20は、図6等に示す展開図の状態から、図6に示す矢示Cのように力を加えることで、容易に使用状態とすることができる。梱包材20は、天板部21を有する。天板部21は、概ね矩形であり、第1辺21a、第2辺21b、第3辺21c及び第4辺21dを備える。第1辺21aと第3辺21cとが対向配置され、第2辺21bと第4辺21dとが対向配置されている。また、第1辺21aと第3辺21cが長辺であり、第2辺21bと第4辺21dが短辺である。
【0015】
梱包材20は、各辺にそれぞれ連設されている側壁部を有する。具体的に、第1辺21aには、第1側壁部22が連設されている。第2辺21bには第2側壁部23が連設されている。第3辺21cには第3側壁部24が連設されている。第4辺21dには第4側壁部25が連設されている。
【0016】
また、梱包材20は、一端が天板部21の各辺に接続し、他端が側壁部に接続して設けられた中央パッド部を備える。梱包材20は、さらに、一端が天板部21の各辺に接続し、他端が側壁部に接続し、中央パッド部の側方に設けられた側方パッド部を備える。換言すると、梱包材20は、各辺において、天板部21と側壁部との間に設けられた中央パッド部を備える。また、梱包材20は、各辺において、中央パッド部の側方に側方パッド部を備える。
【0017】
具体的に、第1辺21aにおいて、天板部21と第1側壁部22との間に中央パッド部221が設けられている。また、中央パッド部221の両側に、中央パッド部221を挟むようにそれぞれ開口(切れ込み部27)と切り離し部27a、27bを隔てて側方パッド部222と側方パッド部223とが設けられている。中央パッド部221の一端(第4折部221d)は、天板部21の第1辺21aに接続し、他端(第1折部221a)は第1側壁部22に接続している。側方パッド部222の一端(第7折部222c)は、天板部21の第1辺21aに接続し、他端(第5折部222a)は第1側壁部22に接続している。側方パッド部223についても同様である。
【0018】
切り離し部27a、27bは、第1側壁部22内に切れ込み、図中、実線で描かれた部分である。中央パッド部221については、その両側に第1折部221aから第2折部221bを結ぶように切り離し部27aが設けられており、中央パッド部221の輪郭の一部を形成している。側方パッド部222については、中央パッド部221と対向する側に第5折部222aと第6折部222bを結ぶように切り離し部27bが設けられており、側方パッド部222の輪郭の一部を形成している。なお、側方パッド部222の切り離し部27bが位置する側と反対側には、第5折部222aと第6折部222bを結ぶように切り離し部29aが設けられており、側方パッド部222の輪郭の一部を形成している。切り離し部29aは、天板部21の角部に設けられた切れ込み部29から第1側壁部22内に切れ込んでいる。
【0019】
側方パッド部223についても同様であり、第5折部223aと第6折部223bを結ぶように切り離し部27b、29aが設けられており、側方パッド部223の輪郭の一部を形成している。
【0020】
第2辺21bにおいて、天板部21と第2側壁部23との間に中央パッド部231が設けられている。また、中央パッド部231の両側に、中央パッド部231を挟むようにそれぞれ開口(切れ込み部28)と切り離し部28aを隔てて側方パッド部232、側方パッド部233が設けられている。中央パッド部231の一端(第4折部231d)は、天板部21の第2辺21bに接続し、他端(第1折部231a)は第2側壁部23に接続している。側方パッド部232の一端(第7折部232c)は、天板部21の第2辺21bに接続し、他端(第5折部232a)は第2側壁部23に接続している。側方パッド部233についても同様である。
【0021】
切り離し部28aは、第2側壁部23内に切れ込み、図中、実線で描かれた部分である。切り離し部28aは、中央パッド部231の両側に第1折部231aから第2折部231bを結ぶように設けられており、中央パッド部231の輪郭の一部を形成している。切り離し部28aは、側方パッド部232の中央パッド部231と隣接する側の輪郭の一部も形成している。これは、短辺となる第2辺21bでは、中央パッド部231と、側方パッド部232との間隔が狭くなるためである。なお、側方パッド部232の切り離し部28aが位置する側と反対側には、第5折部232aと第6折部232bを結ぶように切り離し部29bが設けられており、側方パッド部232の輪郭の一部を形成している。切り離し部29bは、天板部21の角部に設けられた切れ込み部29から第2側壁部23内に切れ込んでいる。
【0022】
側方パッド部233についても同様であり、第5折部233aと第6折部233bを結ぶように切り離し部28a、29bが設けられており、側方パッド部233の輪郭の一部を形成している。
【0023】
第3辺21cにおいて、天板部21と第3側壁部24との間に中央パッド部241が設けられている。また、中央パッド部241の両側に、中央パッド部241を挟むようにそれぞれ開口(切れ込み部27)と切り離し部を隔てて側方パッド部242、側方パッド部243が設けられている。なお、第3辺21cにおける中央パッド部241、側方パッド部242、243の構造は、第1辺21aにおける中央パッド部221、側方パッド部222、223の構造と共通であるので、その詳細な説明は省略する。
【0024】
第4辺21dにおいて、天板部21と第4側壁部25との間に中央パッド部251が設けられている。また、中央パッド部251の両側に、中央パッド部251を挟むようにそれぞれ開口(切れ込み部28)と切り離し部を隔てて側方パッド部252、側方パッド部253が設けられている。なお、第4辺21dにおける中央パッド部251、側方パッド部252、253の構造は、第2辺21bにおける中央パッド部231、側方パッド部232、233の構造と共通であるので、その詳細な説明は省略する。
【0025】
第1辺21aにおける中央パッド部221は、第1側壁部22と接続された第1折部221aと、この第1折部221aよりも天板部21に近い側に設けられた第2折部221bを備える。中央パッド部221は、さらに、第2折部221bよりも天板部21に近い側に設けられた第3折部221cと、天板部21と接続された第4折部221dとを備える。このような中央パッド部221は、梱包対象物100を梱包するときに、梱包対象物100を側面から中心部に向かって押えることができる。
【0026】
第1辺21aにおける側方パッド部222は、第1側壁部22と接続された第5折部222aと、この第5折部222aよりも天板部21に近い側に設けられた第6折部222bと、天板部21と接続された第7折部222cとを備える。同様に、側方パッド部223は、第1側壁部22と接続された第5折部223aと、この第5折部223aよりも天板部21に近い側に設けられた第6折部223bと、天板部21と接続された第7折部222cとを備える。これらの側方パッド部222や側方パッド部223は、梱包対象物100を梱包するときに、主として梱包対象物を上方から押えることができる。
【0027】
なお、第1辺21aに対向する第3辺21cにおける中央パッド部241も第1折部乃至第4折部を備えるが、これらは、中央パッド部221の場合と同様であるのでその詳細な説明は省略する。また、同様の理由で、第3辺21cにおける側方パッド部242及び側方パッド部243が備える第5折部乃至第7折部についての詳細な説明も省略する。このような取り扱いは、以下の説明においても同様である。
【0028】
第2辺21bにおける中央パッド部231は、第2側壁部23と接続された第1折部231aと、この第1折部231aよりも天板部21に近い側に設けられた第2折部231bを備える。中央パッド部231は、さらに、第2折部231bよりも天板部21に近い側に設けられた第3折部231cと、天板部21と接続された第4折部231dとを備える。このような中央パッド部231は、梱包対象物100を梱包するときに、梱包対象物100を側面から中心部に向かって押えることができる。
【0029】
第2辺21bにおける側方パッド部232は、第2側壁部23と接続された第5折部232aと、この第5折部232aよりも天板部21に近い側に設けられた第6折部232bと、天板部21と接続された第7折部232cとを備える。同様に、側方パッド部233は、第2側壁部23と接続された第5折部233aと、この第5折部233aよりも天板部21に近い側に設けられた第6折部233bと、天板部21と接続された第7折部232cとを備える。これらの側方パッド部232や側方パッド部233は、梱包対象物100を梱包するときに、主として梱包対象物を上方から押えることができる。
【0030】
なお、第2辺21bに対向する第4辺21dにおける中央パッド部251も第1折部乃至第4折部を備えるが、これらは、中央パッド部231の場合と同様であるのでその詳細な説明は省略する。また、同様の理由で、第4辺21dにおける側方パッド部252及び側方パッド部253が備える第5折部乃至第7折部についての詳細な説明も省略する。このような取り扱いは、以下の説明においても同様である。
【0031】
このように、実施形態の梱包材20は、各辺に中央パッド部と、側方パッド部を備える。そして、各中央パッド部が4つの折部を備えるのに対し、各側方パッド部は、3つの折部を備える。すなわち、中央パッド部は、隣接している側方パッド部よりも多くの折部を備えている。これにより、梱包対象物100の高さの変化に対応するとともに、梱包対象物100を側面から中心部に向かって押しやすくなる。
【0032】
梱包材20は、図6に示す展開図を元にして、各折部を折り曲げることによって使用状態とされる。図6において、外形と切れ込みは実線で示され、折り曲げ線は、点線で表現されている。さらに、図7(A)では、山折りとなる部分が太い点線で表現され、それ以外の部分が実線で表現されている。また、図7(B)では、谷折りとなる部分が太い点線で表現され、それ以外の部分が実線で表現されている。図6図7(A)及び図7(B)は、いずれも使用状態において上面となる側から見た展開図を示している。
【0033】
すなわち、中央パッド部221に着目すると、第1折部221a、第2折部221b、第3折部221cが谷折りとなり、第4折部221dが山折りとなる。このような谷折りと山折りの設定は、他の中央パッド部においても同様である。また、側方パッド部222に着目すると、第5折部222a及び第6折部222bが谷折りとなり、第7折部222cが山折りとなる。このような谷折りと山折りの設定は、他の側方パッド部においても同様である。
【0034】
ここで、図8(A)を参照し、さらに中央パッド部221に着目すると、第1折部221aの長さL1は、第2折部221bの長さL2よりも短く、第4折部221dの長さL4は、第3折部221cの長さL3よりも短い。このような関係は、中央パッド部241においても同様である。また、中央パッド部231に着目すると、第1折部231aの長さL7は、第2折部231bの長さL8よりも短く、第4折部231dの長さL10は、第3折部231cの長さL9よりも短い。このような関係は、中央パッド部251においても同様である。
【0035】
中央パッド部の各折部の長さをこのように設定することにより、中央パッド部221等を所望の形状に変形しやすくすると共に、その強度を確保することができる。すなわち、長さが短い折部は、折曲がりやすく、形状を変化させやすい。梱包材20は、台座部50に載置された梱包対象物100に被冠させ、上方から押し付けられる。このとき、長さが短い折部は、自発的に折れ曲がれやすく、梱包作業の労力を軽減することができる。また、中央パッド部221等の形状が変化しやすいと、梱包対象物100の寸法が変更されたときに、その形状に追従しやすく、梱包対象物100の箱本体10内での移動を抑制することができる。中央パッド部221等は、梱包対象物100を梱包するときに、梱包対象物100を側面から中心部に向かって押えるため、所定の強度を確保することが求められる。本実施形態では、第2折部を第1折部よりも長くし、第3折部を第4折部よりも長くすることで、中央パッド部221等の強度を向上させている。
【0036】
また、図8(A)を参照し、側方パッド部222に着目すると、第5折部222a及び第6折部222bの長さL5は、第7折部222cの長さL6よりも長い。このような関係は、側方パッド部223、242及び243においても同様である。また、側方パッド部232に着目すると、第5折部232a及び第6折部232bの長さL11は、第7折部232cの長さL12よりも長い。このような関係は、側方パッド部233、252及び253においても同様である。側方パッド部の各折部の長さをこのように設定することにより、側方パッド部222等を変形しやすくし、その強度を確保することができる。
【0037】
なお、図9において、太い実線で示すように、天板部21の各辺21a〜21dにおいて、中央パッド部と側方パッド部との間に切れ込み部が設けられている。具体的に、第1辺21aでは、中央パッド部221と側方パッド部222及び側方パッド部223との間に図中、それぞれ実線で示された切れ込み部27が設けられている。切れ込み部27の開口は、天板部21側の長さが、第1側壁部22側の長さよりも長くなっている。このような切れ込み部27の関係は、L2>L3>L4の関係と、L5>L6の関係に起因している。また、第2辺21bでは、中央パッド部231と側方パッド部232及び側方パッド部233との間に図中、それぞれ実線で示された切れ込み部28が設けられている。切れ込み部28の開口は、天板部21側の長さが、第1側壁部22側の長さよりも長くなっている。このような切れ込み部28の関係は、L8>L9>L10の関係と、L11>L12の関係に起因している。なお、本実施形態では、第1辺21aは長辺であり、中央パッド部221と側方パッド部222との間隔、中央パッド部221と側方パッド部223との間隔が広いため、切れ込み部27は、台形形状となっている。これは、第3辺21cにおいても同様である。一方、第2辺21bは短辺であり、中央パッド部231と側方パッド部232との間隔、中央パッド部231と側方パッド部233との間隔が狭いため、切れ込み部28は、三角形状となっている。
【0038】
図8(B)を参照すると、展開した状態の梱包材20において、第1折部221aは、第5折部222aよりも天板部21から離れた側に位置し、第4折部221dは、第7折部222cよりも天板部21の中心部側に位置している。これにより、第1折部221aから第4折部221dまでの幅W1が第5折部222aから第7折部222cまでの幅W2よりも広くなっている。同様に、第1折部231aは、第5折部232aよりも天板部21から離れた側に位置し、第4折部231dは、第7折部232cよりも天板部21の中心部側に位置している。これにより、第1折部231aから第4折部231dまでの幅W3が第5折部232aから第7折部232cまでの幅W4よりも広くなっている。これにより、梱包対象物100の高さの変化に追従しやすくなっている。すなわち、梱包対象物100の高さが高くなると、天板部21の各辺は、その中央部付近が盛り上がりやすい。そこで、中央パッド部の幅を側方パッド部よりも広くすることで、各辺の中央部付近が梱包対象物の高さの変化に追従しやすくしている。
【0039】
また、梱包材20は、対向配置されている一対の第4折部の形状を天板部21の中心部に向かって突状とされた円弧状としている。本実施形態では、短辺である第2辺21bにおける第4折部231dと、第2辺21bに対向配置されている第4辺21dにおける第4折部を円弧状としている。すなわち、梱包材20は、短辺が延びる方向に沿って設けられた第4折部を、天板部21の中心部に向かって突状とされた円弧状としている。
【0040】
これに対し、梱包材20は、長辺である第1辺21aにおける第4折部221dを天板部21の第1辺21aよりも内側に位置させ、第1辺21aと対向配置されている第3辺21cにおける第4折部を天板部21の第1辺21aよりも内側に位置させている。
【0041】
第4折部を円弧状とするのは、天板部21を梱包対象物100の高さに応じて変形しやすくするためである。梱包対象物100の高さが高くなると、天板部21の各辺は弓形に変形する。そこで、予め変形後の形状を想定した円弧状の折部を設けておくことで、梱包時に梱包材20を所望の形状に変形させることができる。また、短辺である第2辺21bにおける第4折部231dと、第2辺21bに対向配置されている第4辺21dにおける第4折部を円弧状としているのは、短辺は、長辺と比較して、短い距離で高さの変化に対応しなければならず、弓形の曲率が大きくなるためである。
【0042】
また、本実施形態では、長辺である第1辺21aにおける第3折部221cと第4折部221dとの幅W5よりも、短辺である第2辺21bにおける第3折部231cと第4折部231dとの幅W6を若干広くしている。これも、短い距離で高さの変化に対応しやすくするための措置である。
【0043】
なお、本実施形態は、長辺と短辺を備えるため、第1辺21aと第2辺21bとで、第4折部の形態を異ならせているが、仮に、天板部21が正方形や、概ね正方形である場合には、全ての辺に対し、同一形態の第4折部を設けるようにしてもよい。
【0044】
ここで、図10及び図11を参照して、中央パッド部について説明する。図10及び図11では、天板部21と第1側壁部22との間に設けられている中央パッド部221について説明するが、他の中央パッド部においても同様である。中央パッド部221は、第1折部221a乃至第4折部221dを備える。一方、側方パッド部222は第5折部222a乃至第7折部222cを備える。このため、中央パッド部221は、側方パッド部222とは、異なる形状に変形する。具体的に、中央パッド部221は、第3折部221cを梱包対象物100に接近させることができる。梱包対象物100に接近した中央パッド部221は、梱包対象物100を側方から中心部に向かって押さえることができる。すなわち、中央パッド部221は、第3折部221cにおける角度θ1が可変であり、梱包対象物100の側面に接近することができるため、梱包対象物100を抑えることができる。このような中央パッド部は、四方に設けられているため、梱包対象物100の平面方向の移動を抑制することができる。
【0045】
図9を参照すると、梱包材20は、天板部21の各角部において、隣接する辺に属する側方パッド部間に切れ込み部29を備え、隣接する側方パッド部同士が離れて設けられている。例えば、第1辺21aに属する側方パッド部222と第2辺21bに属する側方パッド部233との間に切れ込み部29が設けられており、側方パッド部222と側方パッド部233とは離れた状態とされている。このような切れ込み部29を設けるのは、天板部21が梱包対象物100の高さに応じて持ち上げられた状態となるときに、隣接する側方パッド同士が干渉することを回避するためである。天板部21が持ち上げられると、これに伴って、隣接する側方パッド部同士が接近する。そこで、切れ込み部29を設けておくことにより、隣接する側方パッド部同士の接触、干渉を回避することができる。
【0046】
梱包材20は、展開図の状態において、第1側壁部22の両端部及び第3側壁部24の両端部に重畳部26aが設けられている。重畳部26aは、梱包材20が使用状態となるときに、第2側壁部23や第4側壁部25と重なることで鍔状部26を形成する。鍔状部26は、梱包材20が箱本体10内に収納されたときに、箱本体10の内周壁面に当接する。これにより、梱包材20の箱本体10内での移動が規制される。なお、梱包材20の使用状態における第2側壁部23と第4側壁部25との間隔は、箱本体10の内部寸法に対応させて設定されている。
【0047】
ここで、図12乃至図14を参照して、梱包材20が梱包対象物100に被冠される様子について説明する。ここでは、図12(A)に示すような高さH1の梱包対象物100aと図12(B)に示すような高さH2の梱包対象物100bの場合について、比較しつつ説明する。高さH1は高さH2よりも低い。
【0048】
図13(A)、図13(B)に表された側方パッド部223は、第5折部223a乃至第7折部223cが設けられていることにより、弾性力を発揮することができる。また、第6折部223bが台座部50と接触することで形成される角度θ2及び角度θ3が可変であることにより、梱包対象物100の高さの変化に対応することができる。これにより、梱包対象物100の高さが異なる場合であっても、梱包対象物100を上方から押えることができる。
【0049】
図13(A)に示すように、梱包材20が梱包対象物100aに被冠される場合、角度θ2は、図13(B)に示すように梱包材20が梱包対象物100bに被冠される場合と比較して小さくなる。一方、図13(A)に示すように、梱包材20が梱包対象物100aに被冠される場合、角度θ3は、図13(B)に示すように梱包材20が梱包対象物100bに被冠される場合と比較して大きくなる。このように、本実施形態の梱包材20によれば、側方パッド部223等が第5折部223a乃至第7折部223c等を備えることで、梱包対象物100の高さに対応しつつ、梱包対象物100を上方から押えることができる。
【0050】
なお、図14に示すように本実施形態の梱包材20は、例えば、梱包対象物100の上部に乾燥剤101が載置されたような場合であっても、好適に用いることができる。すなわち、乾燥剤101等が搭載されると、梱包対象全体の高さが高くなる。本実施形態の梱包材20であれば、このような場合であっても、梱包対象物100及び乾燥剤101の移動を抑制することができる。
【0051】
つぎに、図15及び図16を参照して、台座部50について説明する。図15は実施形態の梱包箱1に収納される台座部50の斜視図である。図16は実施形態の梱包箱1に収納される台座部50の展開図である。
【0052】
台座部50は、図16に展開図として示すような所定の形状に切り出された1枚の段ボールを折り曲げることによって形成される。台座部50は、搭載部51を備える。搭載部51には、二条の差込溝51aが設けられている。また、台座部50は、搭載部51の両側に、それぞれ延設された脚部52を備える。脚部52は、接続部52a、接地部52bで折り曲げることにより、三角形状に形成されている。折り曲げられた接地部52bは、台座部50の下端部に位置し、箱本体10の底部に接地する。脚部52は、端部に差込部52cを備え、この差込部52cがそれぞれ差込溝51aに挿し込まれることで、三角形状が形成される。差込部52cは、差込溝51aから上方に向かって突出することで、梱包対象物100が天板部21により押しつけられても短手方向にずれないように、その搭載位置を維持するストッパとして機能する。脚部52には、差込穴52dが設けられている。
【0053】
台座部50は、脚部52が延びる辺と直行する両辺にそれぞれ連結部53を備える。連結部53は、二つの脚部52を連結する。連結部53は、接続部53cを山折りとし、差込部53aを脚部52が備える差込穴52dにそれぞれ挿し込む。これにより、二つの脚部52が連結部53を介して連結される。連結部53は、突起部53bを備える。突起部53bは、接続部53cを山折りとすることに伴って、立ち上がる。突起部53bは、梱包対象物100が天板部21により押しつけられても長手方向にずれないように、その搭載位置を維持するストッパとして機能する。差込部52c及び突起部53bで囲まれた領域が梱包対象物100の搭載領域54となる。
【0054】
台座部50は、中空の三角形状の脚部52を備える。このような脚部52は、緩衝部として機能する。また、搭載領域54の下方も空洞となっているため、例えば、梱包箱1が落下したような場合に、梱包対象物100へ加わる衝撃を緩和することができる。
【0055】
なお、本実施形態では、台座部50を用いているが、梱包対象物100を搭載することができるものであれば、他の台座部を用いてもよい。
【0056】
実施形態の梱包箱1及び梱包材20によれば、梱包対象物の高さ方向の寸法の相違に対応しやすい。
【0057】
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
【符号の説明】
【0058】
1 梱包箱
10 箱本体
20 梱包材
21 天板部
21a 第1辺
21b 第2辺
21c 第3辺
21d 第4辺
22 第1側壁部
221、231、241、251 中央パッド部
221a、231a 第1折部
221b、231b 第2折部
221c、231c 第3折部
221d、231d 第4折部
222、223、232、233、242、243、252、253 側方パッド部
222a、223a、232a、233a 第5折部
222b、223b、232b、233b 第6折部
222c、223c、232c、233c 第7折部
23 第2側壁部
24 第3側壁部
25 第4側壁部
26 鍔状部
27、28、29 切れ込み部
50 台座部
100、100a、100b 梱包対象物
101 乾燥剤
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16