【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の特定の実施形態を企図する。本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本明細書で述べる実施形態に対する様々な修正、追加および変更を当業者が行うことができる。そのような修正、追加および変更は、特許請求の範囲内に入るものとする。
【0007】
実施形態(1):以下の工程を含む対象の複数の分析対象物質の多重化結合アッセイを行う方法:
1つまたは複数の工程で、以下の成分:対象の第1の分析対象物質および対象の第2の分析対象物質を含む試料、第1の結合ドメイン上に固定化された第1の標的物質、連結剤に接続された、第1の標的物質の結合相手である第1の標的物質相補体、補助連結剤に接続された、第1の分析対象物質の結合相手である第1の結合試薬、第2の結合ドメイン上に固定化された第2の標的物質、連結剤に接続された、第2の標的物質の結合相手である第2の標的物質相補体、補助連結剤に接続された、第2の分析対象物質の結合相手である第2の結合試薬ならびに場合により架橋剤の少なくとも2つのコピーを混ぜ合わせる工程であって、架橋剤が除外される場合には、各連結剤が補助連結剤の結合相手であり、架橋剤が含められる場合には、架橋剤が連結剤の1つに対する第1の結合部位および補助連結剤の1つに対するさらなる結合部位を有する、工程と、
第1の標的物質、第1の標的物質相補体、第1の結合試薬および第1の分析対象物質を含む第1の結合ドメイン上の第1の結合複合体ならびに第2の標的物質、第2の標的物質相補体、第2の結合試薬および第2の分析対象物質を含む第2の結合ドメイン上の第2の結合複合体を形成する工程と、
第1および第2の結合ドメイン上の第1および第2の分析対象物質の量をそれぞれ測定する工程。
【0008】
実施形態(1)(a)と呼ぶ、実施形態(1)の1つの例において、試料は、対象の1つまたは複数のさらなる分析対象物質を含み、対象のそれぞれのさらなる分析対象物質について、混ぜ合わせ工程は、1つまたは複数の工程で、さらなる結合ドメイン上に固定化されたさらなる標的物質、連結剤に接続されたさらなる標的物質相補体、および補助連結剤に接続されたさらなる結合試薬、ならびにさらなる標的物質、さらなる標的物質相補体、さらなる結合試薬およびさらなる分析対象物質を含むさらなる結合ドメイン上のさらなる結合複合体を混ぜ合わせることをさらに含み;形成工程は、さらなる標的物質、さらなる標的物質相補体、さらなる結合試薬およびさらなる分析対象物質を含むさらなる結合ドメイン上のさらなる結合複合体を形成することをさらに含み;測定は、さらなる結合ドメイン上のさらなる分析対象物質の量を測定することをさらに含む。
【0009】
実施形態(1)(b)と呼ぶ、実施形態(1)のさらなる例において、第1の標的物質相補体および第1の結合試薬は、連結剤と補助連結剤との間の結合相互作用により連結された第1の標的物質相補体および第1の結合試薬を含む事前に結合させた第1の標的複合体として準備し;第2の標的物質相補体および第2の結合試薬は、連結剤と補助連結剤との間の結合相互作用により連結された第2の標的物質相補体および第2の結合試薬を含む事前に結合させた第2の標的複合体として準備する。
【0010】
さらに、実施形態(1)(c)と呼ぶ、実施形態(1)の他の例において、第1の標的複合体は、第1の結合ドメイン上に固定化させた第1の標的物質に事前に結合させて準備し;第2の標的複合体は、第2の結合ドメイン上に固定化させた第2の標的物質に事前に結合させて準備する。この例において、混ぜ合わせ工程は、第1および第2の標的複合体を試料と混ぜ合わせて、その混合物を形成し、第1の分析対象物質を第1の標的複合体における第1の結合試薬と結合させ、第2の分析対象物質を第2の標的複合体における第2の結合試薬と結合させ、第1および第2の分析対象物質に結合した第1および第2の標的複合体の混合物をそれぞれ第1および第2の結合ドメインと接触させ;第1の標的複合体を第1の結合ドメイン上の第1の標的物質に結合させ、第2の標的複合体を第2の結合ドメイン上の第2の標的物質に結合させることをさらに含む。
【0011】
実施形態(1)(d)と呼ぶ、実施形態(1)の特定の例において、混ぜ合わせ工程は、第1の容積の液体中で、前記第1の標的物質相補体、前記第1の結合試薬および、用いる場合、前記架橋試薬を混ぜ合わせ、前記第1の標的物質相補体と前記第1の結合試薬をそれらの結合した連結剤を介して連結し、第1の標的複合体を形成すること;第2の容積の液体中で、前記第2の標的物質相補体、前記第2の結合試薬および、用いる場合、前記架橋試薬を混ぜ合わせ、前記第2の標的物質相補体と前記第2の結合試薬をそれらの結合した連結剤を介して連結し、第2の標的複合体を形成することをさらに含む。
【0012】
実施形態(1)(e)と呼ぶ、実施形態(1)の特定の例において、混ぜ合わせ工程は、前記第1および第2の標的複合体を混ぜ合わせ、前記第1および第2の標的複合体の配合物を前記第1および第2の結合ドメインと接触させ、前記第1の標的複合体を前記第1の結合ドメイン上の前記第1の標的物質に結合させ、前記第2の標的複合体を前記第2の結合ドメイン上の前記第2の標的物質に結合させることをさらに含む。この例において、混ぜ合わせ工程は、第1および第2の標的複合体を試料と混ぜ合わせて、その混合物を形成し、第1の分析対象物質を第1の標的複合体における第1の結合試薬と結合させ、第2の分析対象物質を第2の標的複合体における第2の結合試薬と結合させ、第1および第2の分析対象物質に結合した第1および第2の標的複合体の混合物をそれぞれ第1および第2の結合ドメインと接触させ;第1の標的複合体を第1の結合ドメイン上の第1の標的物質に結合させ、第2の標的複合体を第2の結合ドメイン上の第2の標的物質に結合させることをさらに含む。
【0013】
実施形態(1)(c)および(1)(e)において、第1および第2の標的複合体を第1および第2の結合ドメインと接触させる前に第1および第2の標的複合体を試料と混ぜ合わせることができる。さらに、これらの特定の実施形態において、第1および第2の標的複合体を第1および第2の結合ドメインと接触させた後に第1および第2の標的複合体を試料と混ぜ合わせることができ;または第1および第2の標的複合体を試料と混ぜ合わせ、同時に第1および第2の結合ドメインと接触させることができる。
【0014】
実施形態(1)(d)において、混ぜ合わせ工程は、前記第1および第2の結合ドメイン上の前記第1および第2の標的複合体を前記試料と接触させ、前記第1の分析対象物質を前記第1の標的複合体における第1の結合試薬に結合させ、前記第2の分析対象物質を前記第2の標的複合体における前記第2の結合試薬に結合させる工程をさらに含み得る。
【0015】
実施形態(1)および(1)(a)〜(e)において、架橋剤を除外することができ、(a)チオール基とマレイミドもしくはヨードアセトアミド基との間;(b)アルデヒドとヒドラジドとの間;または(c)アルキンとアジドとの間の結合相互作用により連結剤を補助連結剤に結合させることができる。
【0016】
実施形態(1)および(1)(a)〜(e)において、架橋剤を除外することができ、(a)連結剤は、ビオチンであり、補助連結剤は、ストレプトアビジンもしくはアビジンである;(b)連結剤は、ストレプトアビジンもしくはアビジンであり、補助連結剤は、ビオチンである;(c)連結剤は、ペプチドであり、補助連結剤は、抗ペプチド抗体である;または(d)連結剤は、抗ペプチド抗体であり、補助連結剤は、ペプチドである。
【0017】
あるいはまたはさらに、実施形態(1)および(1)(a)〜(e)において、架橋剤を含めることができ、架橋剤は、ストレプトアビジンもしくはアビジンであり得、連結剤および補助連結剤は、それぞれビオチンを含み得る。
【0018】
実施形態(1)および(1)(a)〜(e)において述べた第1および第2の結合試薬はそれぞれ、前記第1および第2の分析対象物質にそれぞれ結合することができる受容体、リガンド、抗体、ハプテン、抗原、エピトープ、ミミトープ、アプタマーまたはインターカレーターを含み得る。例えば、第1および第2の結合試薬は、抗原である。あるいはまたはさらに、第1および第2の結合試薬は、抗体である。
【0019】
実施形態(1)および(1)(a)〜(e)において、方法はサンドイッチ結合アッセイを行うことを含む。
【0020】
実施形態(1)および(1)(a)〜(e)の1つの特定の例において、混ぜ合わせ工程において混ぜ合わされた成分は、第1の分析対象物質に結合する第1の検出試薬および第2の分析対象物質に結合する第2の検出試薬をさらに含み、第2の工程において形成された第1および第2の複合体は、それぞれ第1および第2の検出試薬をさらに含む。例えば、第1および第2の検出試薬は、それぞれ検出可能な標識を含む。この実施形態の他の例において、第1および第2の結合試薬ならびに第1および第2の検出試薬は、抗体である。さらに、第1および第2の検出試薬は、第1または第2の分析対象物質に結合することができ、場合により、第1および第2の検出試薬は、それぞれ検出可能な標識を含む。特定の例において、第1および第2の結合試薬は、抗原であり、分析対象物質は、抗原に対する抗体であり、検出試薬は、抗免疫グロブリン抗体、プロテインA、プロテインGまたはプロテインLを含む。
【0021】
実施形態(1)および(1)(a)〜(e)の方法は、競合的結合アッセイを行うことを含み得る。
【0022】
さらに、実施形態(1)および(1)(a)〜(e)において混ぜ合わされた成分は、第1の結合試薬への結合について第1の分析対象物質と競合する第1の検出試薬および第2の結合試薬への結合について第2の分析対象物質と競合する第2の検出試薬をさらに含み得る。
【0023】
実施形態(1)および(1)(a)〜(e)において、方法の1つまたは複数の次のさらなる要素が含まれる:第1および第2の検出試薬は、検出可能な標識を含み得る;第1および第2の結合試薬は抗体であり、第1および第2の検出試薬は、分析対象物質の構造類似体である;測定工程は、吸光度、蛍光、リン光、化学発光、電気化学発光、光散乱または磁気により第1および第2の検出可能な標識の存在を測定することを含み得る;第1および第2の検出可能な標識は、電気化学発光標識であり、測定工程は、電気化学発光シグナルを測定し、シグナルを試料中の第1および第2の分析対象物質の量と相関させることをさらに含む;第1および第2の結合ドメインは、電極上に配置され、測定工程は、電極に電圧波形を印加して、電気化学発光を発生させることをさらに含む;第1および第2の結合ドメインのそれぞれは、結合ドメインのアレイの要素であり、場合により、アレイは、多ウエルプレートのウエル内に配置されている;第1および第2の結合ドメインのそれぞれは、1つまたは複数のミクロ粒子の表面上にそれぞれ配置され、場合により、粒子は、個別の粒子の特定ならびに第1および第2の結合ドメイン間の識別を可能にするようにコード化されている。
【0024】
実施形態(1)(f):実施形態(1)の要素および実施形態(1)(a)〜(e)の1つまたは複数のさらなる特徴を含み、ここで、第1の標的物質および第1の標的物質相補体ならびに第2の標的物質および第2の標的物質相補体がそれぞれ相補的オリゴヌクレオチド対を含む。この特定の例において、第1および第2の結合試薬は、それぞれ抗体であり得る。さらに、この特定の例において、第1および第2の結合ドメインのそれぞれに配置されている相補的オリゴヌクレオチド対は、異なっており、以下から選択される:
【0025】
【表1】
【0026】
実施形態(1)(g):実施形態(1)の要素および実施形態(1)(a)〜(e)の1つまたは複数のさらなる特徴を含み、ここで、第1の標的物質および第1の標的物質相補体ならびに第2の標的物質および第2の標的物質相補体がそれぞれ相補的オリゴヌクレオチド対を含む。この特定の例において、第1および第2の結合試薬は、それぞれ抗体であり得る。さらに、この特定の例において、第1および第2の結合ドメインのそれぞれに配置されている相補的オリゴヌクレオチド対は、異なっており、以下から選択される:
【0027】
【表2】
【0028】
実施形態(1)(f)および/または(1)(g)において、少なくとも7個の結合ドメイン、または少なくとも10個の結合ドメイン;または少なくとも16個の結合ドメイン;または少なくとも25個の結合ドメインが存在する。
【0029】
実施形態(1)(a)において、第1および第2の相補的標的物質のそれぞれは、それぞれ第1および第2の結合ドメインの1つに選択的に結合することができる。例えば、相補的標的物質の他の結合ドメインへの結合の交差反応性は、結合ドメインの1つへの結合の5%未満である;または第1および第2の相補的標的物質のそれぞれの第3の結合ドメインへの結合の交差反応性は、結合ドメインの1つへの結合の1%未満である;または第1および第2の相補的標的物質のそれぞれの第3の結合ドメインへの結合の交差反応性は、結合ドメインの1つへの結合の0.5%未満である;または第1および第2の相補的標的物質のそれぞれの第3の結合ドメインへの結合の交差反応性は、結合ドメインの1つへの結合の0.1%未満である。
【0030】
実施形態(1)および(1)(a)において、第1および第2の結合試薬は、対象の異なる分析対象物質にそれぞれ結合することができる;または第1および第2の結合試薬は、対象の異なる分析対象物質に対してそれぞれ優先的に選択的である。
【0031】
前述の実施形態のいずれか1つの第1および第2の結合試薬は、対象の異なる分析対象物質に対する親和性および/または選択性が異なり得るものであり、例えば、第2の結合試薬に対する第1の分析対象物質の交差反応性は、第1の結合試薬への結合の5%未満である、または第2の結合試薬に対する第1の分析対象物質の交差反応性は、第1の結合試薬への結合の1%未満である、または第2の結合試薬に対する第1の分析対象物質の交差反応性は、第1の結合試薬への結合の0.5%未満である、または第2の結合試薬に対する第1の分析対象物質の交差反応性は、第1の結合試薬への結合の0.1%未満である、または非特異的結合試薬に対する対象の分析対象物質の観測される交差反応性は、当分析対象物質への結合について選択される結合試薬への結合の5%未満である、または非特異的結合試薬に対する対象の分析対象物質の観測される交差反応性は、当分析対象物質への結合について選択される結合試薬への結合の1%未満である、または非特異的結合試薬に対する対象の分析対象物質の観測される交差反応性は、当分析対象物質への結合について選択される結合試薬への結合の0.5%未満である、または非特異的結合試薬に対する対象の分析対象物質の観測される交差反応性は、当分析対象物質への結合について選択される結合試薬への結合の0.1%未満である。さらに前述の実施形態のこの特定の例において、第2の結合ドメインに配置されている結合試薬に対する第1の分析対象物質の交差反応性は、第1の結合ドメインに配置されている結合試薬への結合の5%未満である、または第2の結合ドメインに配置されている結合試薬に対する第1の分析対象物質の交差反応性は、第1の結合ドメインに配置されている結合試薬への結合の1%未満である、または第2の結合ドメインに配置されている結合試薬に対する第1の分析対象物質の交差反応性は、第1の結合ドメインに配置されている結合試薬への結合の0.5%未満である、または第2の結合ドメインに配置されている結合試薬に対する第1の分析対象物質の交差反応性は、第1の結合ドメインに配置されている結合試薬への結合の0.1%未満である、または非特異的結合ドメインに配置されている結合試薬に対する対象の分析対象物質の観測される交差反応性は、当分析対象物質に割り当てられた結合ドメインにおける結合試薬への結合の5%未満である、または非特異的結合ドメインに配置されている結合試薬に対する対象の分析対象物質の観測される交差反応性は、当分析対象物質に割り当てられた結合ドメインにおける結合試薬への結合の1%未満である、または非特異的結合ドメインに配置されている結合試薬に対する対象の分析対象物質の観測される交差反応性は、当分析対象物質に割り当てられた結合ドメインにおける結合試薬への結合の0.5%未満である、または非特異的結合ドメインに配置されている結合試薬に対する対象の分析対象物質の観測される交差反応性は、当分析対象物質に割り当てられた結合ドメインにおける結合試薬への結合の0.1%未満である。
【0032】
実施形態(1)および(1)(a)において、第1および第2の標的物質ならびに第1および第2の標的物質相補体は、それぞれ一組の結合試薬を一組の結合ドメインに位置づけるために用いることができ、該組における結合試薬のそれぞれは、対象の異なる分析対象物質に結合する。例えば、該組における結合試薬のそれぞれは、対象の異なる分析対象物質に対して優先的に選択的であるか、あるいは該組における結合試薬のそれぞれは、対象の異なる分析対象物質に対する親和性および/または選択性が異なる。
【0033】
実施形態(2):以下から選択されるオリゴヌクレオチド:
【0034】
【表3】
【0035】
実施形態(3):以下から選択されるオリゴヌクレオチド:
【0036】
【表4】
【0037】
実施形態(4):それぞれが以下から選択される異なる配列を含む、別個のバイアル入りの、少なくとも4種のオリゴヌクレオチドを含むキット:
【0038】
【表5】
【0039】
実施形態(5):それぞれが以下から選択される異なる配列を含む、別個のバイアル入りの、少なくとも4種のオリゴヌクレオチドを含むキット:
【0040】
【表6】
【0041】
実施形態(4)および(5)のキットにおいて、キットは、少なくとも7種のオリゴヌクレオチド、または少なくとも10種のオリゴヌクレオチド、または少なくとも16種のオリゴヌクレオチド、または少なくとも25種のオリゴヌクレオチドを含み得る。さらに、これらの特定の実施形態のオリゴヌクレオチドのそれぞれは、ビオチン、ストレプトアビジン、アビジン、アミノ基、チオール基、アルデヒド基、ヒドラジド基、アジド基、アルキン基、マレイミド基またはヨードアセトアミド基を含む連結剤で修飾することができる。実施形態(4)および(5)の他の特定の例において、少なくとも4種のオリゴヌクレオチドのそれぞれを異なる抗体に結合させることができ、場合により、それぞれの異なる配列は、少なくとも4種のオリゴヌクレオチドのさらなる異なる配列の相補体でない。
【0042】
実施形態(6):それぞれが以下から選択される異なる配列を含む、少なくとも4種のオリゴヌクレオチドを含む混合物:
【0043】
【表7】
ここで、異なる配列のそれぞれが異なる抗体に結合される。
【0044】
実施形態(7):それぞれが以下から選択される異なる配列を含む、少なくとも4種のオリゴヌクレオチドを含む混合物:
【0045】
【表8】
ここで、異なる配列のそれぞれが異なる抗体に結合される。
【0046】
実施形態(6)および(7)において、混合物は、少なくとも7種のオリゴヌクレオチド、または少なくとも10種のオリゴヌクレオチド、または少なくとも16種のオリゴヌクレオチド、または少なくとも25種のオリゴヌクレオチドを含み得る。さらに、実施形態(6)および(7)の特定の例において、それぞれの異なる配列は、少なくとも4種のオリゴヌクレオチドのさらなる異なる配列の相補体でない。
【0047】
実施形態(8):複数の少なくとも4個の結合ドメインを含むアレイであって、1つまたは複数の、また場合により、それぞれの結合ドメインがその上に固定化された以下から選択される異なるオリゴヌクレオチド配列を有する:
【0048】
【表9】
【0049】
実施形態(9):複数の少なくとも4個の結合ドメインを含むアレイであって、1つまたは複数の、また場合により、それぞれの結合ドメインがその上に固定化された以下から選択される異なるオリゴヌクレオチド配列を有する:
【0050】
【表10】
【0051】
実施形態(8)および(9)において、アレイは、少なくとも7個の結合ドメイン、または少なくとも10個の結合ドメイン、または少なくとも16個の結合ドメイン、または少なくとも25個の結合ドメインを含み得、場合により、それぞれの異なる配列は、少なくとも4種のオリゴヌクレオチドのさらなる異なる配列の相補体でない。
【0052】
実施形態(10):プレートの少なくとも1つのウエル内にオリゴヌクレオチドアレイの1つまたは複数のコピーを有し、アレイが複数の結合ドメイン上に配置されている多ウエルプレートであって、1つまたは複数の、また場合により、少なくとも4個の結合ドメインがその上に固定化された以下から選択される異なるオリゴヌクレオチド配列を有する:
【0053】
【表11】
【0054】
実施形態(11):プレートの少なくとも1つのウエル内にオリゴヌクレオチドアレイの1つまたは複数のコピーを有し、アレイが複数の結合ドメイン上に配置されている多ウエルプレートであって、1つまたは複数の、また場合により、少なくとも4個の結合ドメインがその上に固定化された以下から選択される異なるオリゴヌクレオチド配列を有する:
【0055】
【表12】
【0056】
実施形態(10)および(11)のプレートは、少なくとも24ウエル、または少なくとも96ウエル、または少なくとも384ウエルを含み得、かつ/または場合により、アレイは、少なくとも7種のオリゴヌクレオチド、または少なくとも10種のオリゴヌクレオチド、または少なくとも16種のオリゴヌクレオチド、または少なくとも25種のオリゴヌクレオチドを含み、ここで、場合により、それぞれの異なる配列は、少なくとも4種のオリゴヌクレオチドのさらなる異なる配列の相補体でない。
【0057】
実施形態(12):1つまたは複数のバイアル入りの一組の少なくとも4つのミクロ粒子試薬を含むキットであって、当該組のそれぞれのミクロ粒子試薬がその上に固定化された以下から選択される異なるオリゴヌクレオチド配列を有するミクロ粒子を含む:
【0058】
【表13】
【0059】
実施形態(13):1つまたは複数のバイアル入りの一組の少なくとも4つのミクロ粒子試薬を含むキットであって、当該組のそれぞれのミクロ粒子試薬がその上に固定化された以下から選択される異なるオリゴヌクレオチド配列を有するミクロ粒子を含む:
【0060】
【表14】
【0061】
実施形態(12)および(13)のキットは、一組の少なくとも7個のミクロ粒子、または一組の少なくとも少なくとも10個のミクロ粒子、または一組の少なくとも少なくとも16個のミクロ粒子、または一組の少なくとも少なくとも25個のミクロ粒子を含み得、かつ/または場合により、それぞれの異なる配列は、少なくとも4種のオリゴヌクレオチドのさらなる異なる配列の相補体でない。
【0062】
実施形態(12)および(13)のミクロ粒子は、コード化することができ、異なるミクロ粒子試薬は、異なる識別コードを有し得る。
【0063】
実施形態(14):プレートの少なくとも1つのウエル内にオリゴヌクレオチドアレイの1つまたは複数のコピーを有し、アレイが複数の結合ドメイン上に配置されている多ウエルプレートを含むキットであって、1つまたは複数の、また場合により、少なくとも4個の結合ドメインがその上に固定化された以下から選択される異なるオリゴヌクレオチド配列:
【0064】
【表15】
および
(i)以下から選択される2つ以上のオリゴヌクレオチドからなる一組のオリゴヌクレオチドを有し:
【0065】
【表16】
ここで、成分(ii)におけるオリゴヌクレオチドが成分(i)におけるオリゴヌクレオチドと相補的である。
【0066】
実施形態(15):プレートの少なくとも1つのウエル内にオリゴヌクレオチドアレイの1つまたは複数のコピーを有し、アレイが複数の結合ドメイン上に配置されている多ウエルプレートを含むキットであって、1つまたは複数の、また場合により、少なくとも4個の結合ドメインがその上に固定化された以下から選択される異なるオリゴヌクレオチド配列:
【0067】
【表17】
および
(i)以下から選択される2つ以上のオリゴヌクレオチドからなる一組のオリゴヌクレオチドを有し:
【0068】
【表18】
ここで、成分(ii)におけるオリゴヌクレオチドが成分(i)におけるオリゴヌクレオチドと相補的である。
【0069】
実施形態(16):以下の工程を含む複数の分析対象物質の結合アッセイを行う方法:(a)試料を、それぞれが複数の分析対象物質のうちのそれぞれ第1および第2の分析対象物質に結合する少なくとも第1および第2の結合試薬に連結された2つ以上の結合ドメインと接触させて、第1の結合試薬に結合した第1の分析対象物質および第2の結合試薬に結合した第2の分析対象物質を含む複合体を形成する工程であって、(x)第1の結合ドメインが、(i)第1の結合ドメインおよび第1の標的物質相補体に結合した第1の標的物質ならびに(ii)連結複合体を介して第1の標的物質相補体に結合した第1の結合試薬を含む第1の結合試薬複合体を含み、(y)第2の結合ドメインが、(i)第2の結合ドメインおよび第2の標的物質相補体に結合した第2の標的物質ならびに(ii)連結複合体を介して第2の標的物質相補体に結合した第2の結合試薬を含む第2の結合試薬複合体を含む、工程と、
(b)第1および第2の結合試薬複合体を、第1の分析対象物質または第1の分析対象物質を含む複合体に結合する第1の検出試薬および第2の分析対象物質または第2の分析対象物質を含む複合体に結合する第2の検出試薬を含む複数の検出試薬と接触させる工程と、(c)2つ以上の結合ドメインに結合した第1および第2の分析対象物質の量を測定する工程。
【0070】
実施形態(16)において、1つまたは複数の以下の特徴を採用することができる:第1および第2の結合試薬はそれぞれ、第1および第2の分析対象物質にそれぞれ結合することができる受容体、リガンド、抗体、ハプテン、抗原、エピトープ、ミミトープ、アプタマーまたはインターカレーターを含む、例えば、第1および第2の結合試薬はそれぞれ、第1および第2の分析対象物質にそれぞれ結合することができる抗体を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチド、受容体−リガンド対、抗原−抗体対、ハプテン−抗体対、エピトープ−抗体対、ミミトープ−抗体対、アプタマー−標的分子対、ハイブリダイゼーションパートナーまたはインターカレーター−標的分子対を含む;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチド、受容体−リガンド対、抗原−抗体対、ハプテン−抗体対、エピトープ−抗体対、ミミトープ−抗体対、アプタマー−標的分子対、ハイブリダイゼーションパートナーまたはインターカレーター−標的分子対を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、それぞれオリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチドを含む;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、それぞれオリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチドを含む;連結複合体は、連結剤およびそれに接続された補助連結剤を含み、例えば、連結複合体は、(a)チオール基とマレイミドもしくはヨードアセトアミドとの間;(b)アルデヒドとヒドラジドとの間;または(c)アルキンとアジドとの間の結合相互作用により形成される;あるいは(a)連結剤は、ビオチンであり、補助連結剤は、ストレプトアビジンもしくはアビジンである;(b)連結剤は、ストレプトアビジンもしくはアビジンであり、補助連結剤は、ビオチンである;(c)連結剤は、ペプチドであり、補助連結剤は、抗ペプチド抗体である;または(d)連結剤は、抗ペプチド抗体であり、補助連結剤は、ペプチドである。
【0071】
さらに、実施形態(16)は、1つまたは複数の以下の特徴を場合により含み得る:複数の検出試薬のそれぞれは、検出可能な標識を含む;複数の検出試薬のサブセットは、検出可能な標識を含む;測定工程は、吸光度、蛍光、リン光、化学発光、電気化学発光、光散乱または磁気により試料中の検出可能な標識の存在を測定することを含む;検出可能な標識は、電気化学発光標識であり、測定工程は、電気化学発光シグナルを測定し、シグナルを試料中の分析対象物質の量と相関させることを含み、例えば、2つ以上の結合ドメインが電極上に配置され、測定工程は、電極に電圧波形を印加して、電気化学発光を発生させることをさらに含み、場合により、2つ以上の結合ドメインが多ウエルプレートの1つまたは複数のウエル内に配置されている。
【0072】
実施形態(16)は、サンドイッチ免疫測定法または競合的免疫測定法を実施することを含み得る。
【0073】
実施形態(16)において、第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み得、該対は、以下から選択される:
【0074】
【表19】
【0075】
さらに、実施形態(16)において、第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み得、該対は、以下から選択される:
【0076】
【表20】
【0077】
実施形態(16)の1つの例において、第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み得、該対は、以下から選択される:
【0078】
【表21】
【0079】
実施形態(16)の1つの例において、第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み得、該対は、以下から選択される:
【0080】
【表22】
【0081】
実施形態(16)は、1つまたは複数の以下の要素を含み得る:第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、それぞれ第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜50塩基を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、それぞれ第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜25塩基を含む;第1の結合試薬は、ビオチン分子を含む抗体であり、第1の標的物質は、ストレプトアビジン分子を含む第1のオリゴヌクレオチドであり、連結複合体は、ビオチン分子とストレプトアビジン分子との間の反応により形成され;かつ/または第2の結合試薬は、さらなるビオチン分子を含む抗体であり、第2の標的物質は、さらなるストレプトアビジン分子を含む第2のオリゴヌクレオチドであり、連結複合体は、さらなるビオチン分子とさらなるストレプトアビジン分子との間の反応により形成される。
【0082】
実施形態(17):以下の工程を含む複数の分析対象物質の結合アッセイを行う方法:(a)複数の分析対象物質における第1の分析対象物質に対して特異的な第1の結合試薬および第1の標的物質を含む第1の結合試薬複合体を形成する工程であって、第1の結合試薬が連結剤に結合し、第1の標的物質が補助連結剤に結合しており、第1の結合試薬複合体が連結剤と補助連結剤との間の反応により形成される、工程と、(b)複数の分析対象物質における第2の分析対象物質に対して特異的な第2の結合試薬および第2の標的物質を含む第2の結合試薬複合体を形成する工程であって、第2の結合試薬が第2の連結剤に結合し、第2の標的物質が第2の連結剤相補体に結合しており、第2の結合試薬複合体が第2の連結剤と第2の連結剤相補体との間の反応により形成される、工程と、(c)第1の標的物質を第1の標的物質相補体に、第2の標的物質を第2の標的物質相補体に結合させるのに十分な条件下で、第1および第2の結合試薬複合体を、それぞれがそれぞれ第1の標的物質相補体および第2の標的物質相補体に連結された2つ以上の結合ドメインと混合する工程と、(d)複数の分析対象物質を含む試料を工程(c)で形成された混合物と混合する工程と、(e)複数のさらなる結合試薬を工程(d)で形成された混合物に加える工程であって、複数のさらなる結合試薬が(i)第1の分析対象物質および/または第1の結合試薬−第1の分析対象物質複合体に対して特異的な第1の検出試薬ならびに(ii)第2の分析対象物質および/または第2の結合試薬−第2の分析対象物質複合体に対して特異的な第2の検出試薬を含む、工程と、(f)結合ドメインに結合した第1および第2の分析対象物質の量を測定する工程。
【0083】
実施形態(17)は、1つまたは複数の以下の特徴を含むことができる:第1および第2の結合試薬はそれぞれ、第1および第2の分析対象物質にそれぞれ結合することができる受容体、リガンド、抗体、ハプテン、抗原、エピトープ、ミミトープ、アプタマーまたはインターカレーターを含む、例えば、第1および第2の結合試薬はそれぞれ、第1および第2の分析対象物質にそれぞれ結合することができる抗体を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチド、受容体−リガンド対、抗原−抗体対、ハプテン−抗体対、抗原−抗体対、エピトープ−抗体対、ミミトープ−抗体対、アプタマー−標的分子対、ハイブリダイゼーションパートナーまたはインターカレーター−標的分子対を含む;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチド、受容体−リガンド対、抗原−抗体対、ハプテン−抗体対、抗原−抗体対、エピトープ−抗体対、ミミトープ−抗体対、アプタマー−標的分子対、ハイブリダイゼーションパートナーまたはインターカレーター−標的分子対を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチドを含む;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチドを含む;連結複合体は、連結剤およびそれに接続された補助連結剤を含み、例えば、連結複合体は、(a)チオール基とマレイミドもしくはヨードアセトアミド基との間;(b)アルデヒドとヒドラジドとの間;または(c)アルキンとアジドとの間の結合相互作用により形成される;(a)連結剤は、ビオチンであり、補助連結剤は、ストレプトアビジンもしくはアビジンである;(b)連結剤は、ストレプトアビジンもしくはアビジンであり、補助連結剤は、ビオチンである;(c)連結剤は、ペプチドであり、補助連結剤は、抗ペプチド抗体である;または(d)連結剤は、抗ペプチド抗体であり、補助連結剤は、ペプチドである。
【0084】
さらに、実施形態(17)は、1つまたは複数の以下の特徴をさらに含み得る:複数の検出試薬のそれぞれは、検出可能な標識を含み、例えば、複数の検出試薬のサブセットは、検出可能な標識を含む;測定工程は、吸光度、蛍光、リン光、化学発光、電気化学発光、光散乱または磁気により試料中の検出可能な標識の存在を測定することを含む;検出可能な標識は、電気化学発光標識であり、測定工程は、電気化学発光シグナルを測定し、シグナルを試料中の分析対象物質の量と相関させることを含む;2つ以上の結合ドメインが電極上に配置され、測定工程は、電極に電圧波形を印加して、電気化学発光を発生させることをさらに含み、例えば、2つ以上の結合ドメインが多ウエルプレートの1つまたは複数のウエル内に配置されている。
【0085】
実施形態(17)は、サンドイッチ免疫測定法または競合的免疫測定法を実施することを含み得る。
【0086】
実施形態(17)において、第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み、該対は、以下から選択される:
【0087】
【表23】
【0088】
実施形態(17)の特定の例において、第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み、該対は、以下から選択される:
【0089】
【表24】
【0090】
実施形態(17)のさらなる例において、第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み、該対は、以下から選択される:
【0091】
【表25】
【0092】
実施形態(17)のさらなる例において、第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み、該対は、以下から選択される:
【0093】
【表26】
【0094】
実施形態(17)は、1つまたは複数の以下の要素を含み得る:第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、それぞれ第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜50塩基を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、それぞれ第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜25塩基を含む;第1の結合試薬は、ビオチン分子を含む抗体であり、第1の標的物質は、ストレプトアビジン分子を含む第1のオリゴヌクレオチドを含み、連結複合体は、ビオチン分子とストレプトアビジン分子との間の反応により形成される;第2の結合試薬は、さらなるビオチン分子を含む抗体であり、第2の標的物質は、さらなるストレプトアビジン分子を含む第2のオリゴヌクレオチドを含み、連結複合体は、さらなるビオチン分子とさらなるストレプトアビジン分子との間の反応により形成される;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、それぞれ第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜50塩基を含む;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、それぞれ第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜25塩基を含む;第2の結合試薬は、ビオチン分子を含む抗体であり、第2の標的物質は、ストレプトアビジン分子を含む第2のオリゴヌクレオチドを含み、連結複合体は、ビオチン分子とストレプトアビジン分子との間の反応により形成される;かつ/または方法は、混合工程(d)の前に工程(c)で形成された混合物を洗浄する工程をさらに含む。
【0095】
実施形態(18):以下の工程を含む試料中で複数の分析対象物質の結合アッセイを行う方法:(a)複数の分析対象物質における第1の分析対象物質に対して特異的な第1の結合試薬および第1の標的物質を含む第1の結合試薬複合体を形成する工程であって、第1の結合試薬が連結剤に結合し、第1の標的物質が補助連結剤に結合しており、第1の結合試薬複合体が連結剤と補助連結剤との間の反応により形成される、工程と、(b)複数の分析対象物質における第2の分析対象物質に対して特異的な第2の結合試薬および第2の標的物質を含む第2の結合試薬複合体を形成する工程であって、第2の結合試薬が第2の連結剤に結合し、第2の標的物質が第2の連結剤相補体に結合しており、第2の結合試薬複合体が第2の連結剤と第2の連結剤相補体との間の反応により形成される、工程と、(c)第1の標的物質を第1の標的物質相補体に、第2の標的物質を第2の標的物質相補体に結合させるのに十分な条件下で、第1および第2の結合試薬複合体と試料を、それぞれがそれぞれ第1の標的物質相補体および第2の標的物質相補体に連結された2つ以上の結合ドメインと混合する工程と、(d)複数のさらなる結合試薬を工程(c)で形成された混合物に加える工程であって、複数のさらなる結合試薬が(i)第1の分析対象物質および/または第1の結合試薬−第1の分析対象物質複合体に対して特異的な第1の検出試薬ならびに(ii)第2の分析対象物質および/または第2の結合試薬−第2の分析対象物質複合体に対して特異的な第2の検出試薬を含む、工程と、(e)結合ドメインに結合した第1および第2の分析対象物質の量を測定する工程。
【0096】
さらに、実施形態(18)は、1つまたは複数の以下の特徴を含むことができる:第1および第2の結合試薬はそれぞれ、第1および第2の分析対象物質にそれぞれ結合することができる受容体、リガンド、抗体、ハプテン、抗原、エピトープ、ミミトープ、アプタマーまたはインターカレーターを含む;第1および第2の結合試薬はそれぞれ、第1および第2の分析対象物質にそれぞれ結合することができる抗体を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチド、受容体−リガンド対、抗原−抗体対、ハプテン−抗体対、抗原−抗体対、エピトープ−抗体対、ミミトープ−抗体対、アプタマー−標的分子対、ハイブリダイゼーションパートナーまたはインターカレーター−標的分子対を含む;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチド、受容体−リガンド対、抗原−抗体対、ハプテン−抗体対、抗原−抗体対、エピトープ−抗体対、ミミトープ−抗体対、アプタマー−標的分子対、ハイブリダイゼーションパートナーまたはインターカレーター−標的分子対を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチドを含む;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチドを含む;連結複合体は、連結剤およびそれに接続された補助連結剤を含み、例えば、連結複合体は、(a)チオール基とマレイミドもしくはヨードアセトアミドとの間;(b)アルデヒドとヒドラジドとの間;または(c)アルキンとアジドとの間の結合相互作用により形成される;例えば(a)連結剤は、ビオチンであり、補助連結剤は、ストレプトアビジンもしくはアビジンである;(b)連結剤は、ストレプトアビジンもしくはアビジンであり、補助連結剤は、ビオチンである;(c)連結剤は、ペプチドであり、補助連結剤は、抗ペプチド抗体である;または(d)連結剤は、抗ペプチド抗体であり、補助連結剤は、ペプチドである。
【0097】
さらに、実施形態(18)は、1つまたは複数の以下の要素を含み得る:複数の検出試薬のそれぞれは、検出可能な標識を含む;複数の検出試薬は、検出可能な標識を含む;測定工程は、吸光度、蛍光、リン光、化学発光、電気化学発光、光散乱または磁気により試料中の検出可能な標識の存在を測定することを含む;検出可能な標識は、電気化学発光標識であり、測定工程は、電気化学発光シグナルを測定し、シグナルを試料中の分析対象物質の量と相関させることを含む;2つ以上の結合ドメインが電極上に配置され、測定工程は、電極に電圧波形を印加して、電気化学発光を発生させることをさらに含む;および/または2つ以上の結合ドメインが多ウエルプレートの1つまたは複数のウエル内に配置されている。
【0098】
実施形態(18)は、サンドイッチ免疫測定法または競合的免疫測定法を実施することを含み得る。
【0099】
実施形態(18)の特定の例において、第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み、該対は、以下から選択される:
【0100】
【表27】
【0101】
実施形態(18)の他の例において、第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み、該対は、以下から選択される:
【0102】
【表28】
【0103】
実施形態(18)の他の例において、第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み、該対は、以下から選択される:
【0104】
【表29】
【0105】
実施形態(18)のさらなる例において、第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み、該対は、以下から選択される:
【0106】
【表30】
【0107】
実施形態(18)は、1つまたは複数の以下の特徴を含み得る:第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、それぞれ第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜50塩基を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、それぞれ第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜25塩基を含む;第1の結合試薬は、ビオチン分子を含む抗体であり、第1の標的物質は、ストレプトアビジン分子を含む第1のオリゴヌクレオチドを含み、連結複合体は、ビオチン分子とストレプトアビジン分子との間の反応により形成される;第2の結合試薬は、さらなるビオチン分子を含む抗体であり、第2の標的物質は、さらなるストレプトアビジン分子を含む第2のオリゴヌクレオチドを含み、連結複合体は、さらなるビオチン分子とさらなるストレプトアビジン分子との間の反応により形成される;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、それぞれ第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜50塩基を含む;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、それぞれ第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜25塩基を含む;第2の結合試薬は、ビオチン分子を含む抗体であり、第2の標的物質は、ストレプトアビジン分子を含む第2のオリゴヌクレオチドを含み、連結複合体は、ビオチン分子とストレプトアビジン分子との間の反応により形成される;かつ/または方法は、混合工程(d)の前に工程(c)で形成された混合物を洗浄する工程をさらに含む。
【0108】
実施形態(19):以下を含むキット:(a)それぞれがそれぞれ第1および第2のオリゴヌクレオチドを含む複数の別個の結合ドメインを含む多ウエルプレート;(b)別個のバイアル、容器またはコンパートメント入りの、連結剤に結合した第1のオリゴヌクレオチド相補体および第2の連結剤に結合した第2のオリゴヌクレオチド相補体を含む一組の標的試薬、ここで、(i)第1のオリゴヌクレオチドおよび第1のオリゴヌクレオチド相補体は、オリゴヌクレオチドの第1の対を含み、(ii)第2のオリゴヌクレオチドおよび第2のオリゴヌクレオチド相補体は、オリゴヌクレオチドの第2の対を含み、オリゴヌクレオチドの第1および第2の対は、それぞれ以下から選択される:
【0109】
【表31】
【0110】
実施形態(20):以下を含むキット:(a)それぞれがそれぞれ第1および第2のオリゴヌクレオチドを含む複数の別個の結合ドメインを含む多ウエルプレート;(b)別個のバイアル、容器またはコンパートメント入りの、連結剤に結合した第1のオリゴヌクレオチド相補体および第2の連結剤に結合した第2のオリゴヌクレオチド相補体を含む一組の標的試薬、ここで、(i)第1のオリゴヌクレオチドおよび第1のオリゴヌクレオチド相補体は、オリゴヌクレオチドの第1の対を含み、(ii)第2のオリゴヌクレオチドおよび第2のオリゴヌクレオチド相補体は、オリゴヌクレオチドの第2の対を含み、オリゴヌクレオチドの第1および第2の対は、それぞれ以下から選択される:
【0111】
【表32】
【0112】
実施形態(19)および(20)は、(b)以下のものを含む1つまたは複数のさらなる容器、器またはコンパートメントをさらに含み得る:(i)第1の結合試薬が試料中の第1の分析対象物質に対して特異的である、連結剤を含む第1の結合試薬、(ii)別個の容器、器もしくはコンパートメント入りでまたは(b)(i)の成分として提供される、補助連結剤を含む第1の標的物質相補体、(iii)第2の結合試薬が試料中の第2の分析対象物質に対して特異的である、第2の連結剤を含む第2の結合試薬、および(iv)別個の容器、器もしくはコンパートメント入りでまたは(b)(iii)の成分として提供される、第2の補助連結剤を含む第2の標的物質相補体。
【0113】
実施形態(21):試料中の複数の異なる分析対象物質を測定するためのキットであって、キットは以下のものを含む:(a)固体担体の第1の領域に固定化された第1の標的物質および固体担体の第2の領域に固定化された第2の標的物質を固体担体上に含む容器、器またはコンパートメント;ならびに(b)以下のものを含む1つまたは複数のさらなる容器、器またはコンパートメント:(i)第1の結合試薬が試料中の第1の分析対象物質に対して特異的である、連結剤を含む第1の結合試薬、(ii)別個の容器、器もしくはコンパートメント入りでまたは(b)(i)の成分として提供される、補助連結剤を含む第1の標的物質相補体、(iii)第2の結合試薬が試料中の第2の分析対象物質に対して特異的である、第2の連結剤を含む第2の結合試薬、および(iv)別個の容器、器もしくはコンパートメント入りでまたは(b)(iii)の成分として提供される、第2の連結剤相補体を含む第2の標的物質相補体。
【0114】
実施形態(22):試料中の複数の異なる分析対象物質を測定するためのキットであって、キットは以下のものを含む:(a)固体担体の第1の領域に固定化された第1の標的物質および固体担体の第2の領域に固定化された第2の標的物質を固体担体上に含む容器、器またはコンパートメント;ならびに(b)以下のものを含む4つ以上のさらなる容器、器またはコンパートメント:(i)第1の結合試薬が試料中の第1の分析対象物質に対して特異的である、第1の連結剤を含む第1の結合試薬を含む第1の容器、(ii)別個の容器、器もしくはコンパートメント入りで提供される、補助連結剤を含む第1の標的物質相補体を含む第2の容器、(iii)第2の結合試薬が試料中の第2の分析対象物質に対して特異的である、第2の連結剤を含む第2の結合試薬を含む第3の容器、および(iv)別個の容器、器もしくはコンパートメント入りで提供される、第2の連結剤相補体を含む第2の標的物質相補体を含む第4の容器。
【0115】
実施形態(23):試料中の複数の異なる分析対象物質を測定するためのキットであって、キットは以下のものを含む:固体担体の第1の領域に固定化された第1の標的物質および固体担体の第2の領域に固定化された第2の標的物質を固体担体上に含む容器、器またはコンパートメント;ならびに(b)以下のものを含む2つ以上のさらなる容器、器またはコンパートメント:(i)第1の結合試薬が試料中の第1の分析対象物質に対して特異的である、第1の連結剤を含む第1の結合試薬、および第1の連結剤相補体を含む第1の標的物質相補体を含む第1の容器、ならびに(ii)第2の結合試薬が試料中の第2の分析対象物質に対して特異的である、第2の連結剤を含む第2の結合試薬、および第2の連結剤相補体を含む第2の標的物質相補体を含む第2の容器。
【0116】
実施形態(24):(a)それぞれがそれぞれ第1および第2のオリゴヌクレオチドを含む複数の別個の結合ドメインを含む多ウエルプレートを含み、第1および第2のオリゴヌクレオチドのそれぞれが以下から選択される、キット:
【0117】
【表33】
【0118】
【表34】
【0119】
実施形態(24)のキットは、1つまたは複数の以下の配列を含み得る:
【0120】
【表35】
【0121】
実施形態(24)は、複数の分析対象物質の結合アッセイを行う方法における多ウエルプレートの使用説明書をさらに含み得、該方法は、以下の工程を含む:(a)複数の分析対象物質における第1の分析対象物質に対して特異的な第1の結合試薬および第1のオリゴヌクレオチドを含む第1の結合試薬複合体を形成する工程であって、第1の結合試薬が連結剤に結合し、第1のオリゴヌクレオチドが補助連結剤に結合し、第1の結合試薬複合体が連結剤と補助連結剤との間の反応により形成される、工程と、(b)複数の分析対象物質における第2の分析対象物質に対して特異的な第2の結合試薬および第2のオリゴヌクレオチドを含む第2の結合試薬複合体を形成する工程であって、第2の結合試薬が第2の連結剤に結合し、第2のオリゴヌクレオチドが第2の連結剤相補体に結合し、第2の結合試薬複合体が第2の連結剤と第2の連結剤相補体との間の反応により形成される、工程と、(c)第1および第2の結合試薬複合体を、それぞれがそれぞれ第1のオリゴヌクレオチド相補体および第2のオリゴヌクレオチド相補体に連結された2つ以上の結合ドメインと、第1のオリゴヌクレオチドを第1のオリゴヌクレオチド相補体に、第2のオリゴヌクレオチドを第2のオリゴヌクレオチド相補体に結合させるのに十分な条件下で、混合する工程と、(d)複数の分析対象物質を含む試料を工程(c)で形成された混合物と混合する工程と、(e)複数のさらなる結合試薬を工程(d)で形成された混合物に加える工程であって、複数のさらなる結合試薬が(i)第1の分析対象物質および/または第1の結合試薬−第1の分析対象物質複合体に対して特異的な第1の検出試薬ならびに(ii)第2の分析対象物質および/または第2の結合試薬−第2の分析対象物質複合体に対して特異的な第2の検出試薬を含む、工程と、(f)結合ドメインに結合した第1および第2の分析対象物質の量を測定する工程。
【0122】
さらに、実施形態(24)は、1つまたは複数の以下の要素を含むことができる:第1および第2の結合試薬はそれぞれ、第1および第2の分析対象物質にそれぞれ結合することができる受容体、リガンド、抗体、ハプテン、抗原、エピトープ、ミミトープ、アプタマーまたはインターカレーターを含み、例えば、第1および第2の結合試薬はそれぞれ、第1および第2の分析対象物質にそれぞれ結合することができる抗体を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチド、受容体−リガンド対、抗原−抗体対、ハプテン−抗体対、抗原−抗体対、エピトープ−抗体対、ミミトープ−抗体対、アプタマー−標的分子対、ハイブリダイゼーションパートナーまたはインターカレーター−標的分子対を含む;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチド、受容体−リガンド対、抗原−抗体対、ハプテン−抗体対、抗原−抗体対、エピトープ−抗体対、ミミトープ−抗体対、アプタマー−標的分子対、ハイブリダイゼーションパートナーまたはインターカレーター−標的分子対を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチドを含む;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドおよび相補的オリゴヌクレオチドを含む;連結複合体は、連結剤およびそれに接続された補助連結剤を含み、例えば、連結複合体は、(a)チオール基とマレイミドもしくはヨードアセトアミドとの間;(b)アルデヒドとヒドラジドとの間;または(c)アルキンとアジドとの間の結合相互作用により形成される;あるいは(a)連結剤は、ビオチンであり、補助連結剤は、ストレプトアビジンもしくはアビジンである;(b)連結剤は、ストレプトアビジンもしくはアビジンであり、補助連結剤は、ビオチンである;(c)連結剤は、ペプチドであり、補助連結剤は、抗ペプチド抗体である;または(d)連結剤は、抗ペプチド抗体であり、補助連結剤は、ペプチドである。
【0123】
さらに、実施形態(24)は、別個のバイアル、容器またはコンパートメント入りの、複数の検出試薬をさらに含み得る。例えば、複数の検出試薬は、検出可能な標識を含み得る。例えば、複数の検出試薬のサブセットが検出可能な標識を含む。1つの例において、検出可能な標識は、電気化学発光標識である。2つ以上の結合ドメインを電極上に配置することができる。場合により、2つ以上の結合ドメインが多ウエルプレートの1つまたは複数のウエル内に配置されている。
【0124】
実施形態(24)の特定の例において、第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み、該対は、以下から選択される:
【0125】
【表36】
【0126】
実施形態(24)において、第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み、該対は、以下から選択される:
【0127】
【表37】
【0128】
【表38】
【0129】
実施形態(24)の他の特定の例において、第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、オリゴヌクレオチドの対を含み、該対は、以下から選択される:
【0130】
【表39】
【0131】
実施形態(24)はまた、1つまたは複数の以下の要素を含み得る:第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、それぞれ第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜50塩基を含む;第1の標的物質および第1の標的物質相補体は、それぞれ第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第1のオリゴヌクレオチドおよび第1の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜25塩基を含む;第1の結合試薬は、ビオチン分子を含む抗体であり、第1の標的物質は、ストレプトアビジン分子を含む第1のオリゴヌクレオチドを含み、連結複合体は、ビオチン分子とストレプトアビジン分子との間の反応により形成される;第2の結合試薬は、さらなるビオチン分子を含む抗体であり、第2の標的物質は、さらなるストレプトアビジン分子を含む第2のオリゴヌクレオチドを含み、連結複合体は、さらなるビオチン分子とさらなるストレプトアビジン分子との間の反応により形成される;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、それぞれ第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜50塩基を含む;第2の標的物質および第2の標的物質相補体は、それぞれ第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドを含み、第2のオリゴヌクレオチドおよび第2の相補的オリゴヌクレオチドはそれぞれ、約10〜25塩基を含む;および/または第2の結合試薬は、ビオチン分子を含む抗体であり、第2の標的物質は、ストレプトアビジン分子を含む第2のオリゴヌクレオチドを含み、連結複合体は、ビオチン分子とストレプトアビジン分子との間の反応により形成される。
【0132】
いずれか1つまたは複数の先行する実施形態において、第2の結合ドメイン上の第1の結合試薬の量は、第1の結合ドメイン上の第1の結合試薬の量の1%未満であり得る。
【0133】
実施形態(25):以下のものを含むキット:プレートの少なくとも1つのウエル内にオリゴヌクレオチドアレイの1つまたは複数のコピーを有し、アレイが複数の結合ドメイン上に配置されている多ウエルプレートであって、少なくとも4つの結合ドメインが、その上に固定化された以下から選択される異なるオリゴヌクレオチド配列を有する:
【0134】
【表40】
ここで、異なるオリゴヌクレオチド配列のそれぞれが連結剤により修飾される。
【0135】
実施形態(26):以下のものを含むキット:プレートの少なくとも1つのウエル内にオリゴヌクレオチドアレイの1つまたは複数のコピーを有し、アレイが複数の結合ドメイン上に配置されている多ウエルプレートであって、少なくとも4つの結合ドメインが、その上に固定化された以下から選択される異なるオリゴヌクレオチド配列を有する:
【0136】
【表41】
【0137】
実施形態(25)および(26)は、1つまたは複数の以下の要素を含み得る:連結剤は、ビオチン、ストレプトアビジン、アビジン、アミノ基、チオール基、アルデヒド基、ヒドラジド基、アジド基、アルキン基、マレイミド基またはヨードアセトアミド基を含む;連結剤は、ストレプトアビジンである;キットは、1つまたは複数の別個のバイアル、容器またはコンパートメント入りの、(a)一組の結合試薬対を含み、該組の各結合試薬は、複数の分析対象物質を含む試料中の分析対象物質に対して特異的であり、場合により、組内の結合試薬対は、補助連結剤を含む第1の結合試薬を含み、さらに場合により、キットは、1つまたは複数の別個のバイアル、容器またはコンパートメント入りの、補助連結剤をさらに含む。1つの例において、結合試薬は、抗体である。
【0138】
先行する実施形態、例えば、実施形態(25)および(26)のキットは、1つまたは複数の別個のバイアル、容器またはコンパートメント入りの、ラベリングキットならびにアッセイ緩衝液、希釈剤、読み取り緩衝液またはそれらの組合せを含む1つまたは複数のさらなる試薬をさらに含み得る。ラベリングキットは、1つまたは複数の別個のバイアル、容器またはコンパートメント入りの、SULFO−TAG(商標)NHSエステル、LC−ビオチンNHSエステル、スピンカラム、ラベリング緩衝液、ECL読み取り緩衝液、アッセイおよび抗体緩衝液、アッセイおよび抗体希釈剤またはそれらの組合せを含み得る。
【0139】
実施形態(25)および(26)において、アレイは、少なくとも7個の結合ドメイン、または少なくとも10個の結合ドメイン、または少なくとも16個の結合ドメイン、または少なくとも25個の結合ドメインを含む。さらに、プレートは、少なくとも24個のウエル、または96個のウエル、または384個のウエルを含み得る。アレイは、少なくとも10種のオリゴヌクレオチド、または少なくとも16種のオリゴヌクレオチド、または少なくとも25種のオリゴヌクレオチドも含み得る。
【0140】
いずれか1つの先行する実施形態の特定の例において、当該組における結合試薬対の数は、アレイにおける結合ドメインの数と同等であるか、または当該組における結合試薬対の数は、アレイにおける結合ドメインの数よりも少ない。
【0141】
添付図面は、本発明の範囲を限定するのではなく、例示するために収載する。