(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6791806
(24)【登録日】2020年11月9日
(45)【発行日】2020年11月25日
(54)【発明の名称】クレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置
(51)【国際特許分類】
B66C 13/46 20060101AFI20201116BHJP
B66C 13/22 20060101ALI20201116BHJP
【FI】
B66C13/46 B
B66C13/22 M
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-96320(P2017-96320)
(22)【出願日】2017年5月15日
(65)【公開番号】特開2018-193152(P2018-193152A)
(43)【公開日】2018年12月6日
【審査請求日】2019年12月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】504005781
【氏名又は名称】株式会社日立プラントメカニクス
(74)【代理人】
【識別番号】100102211
【弁理士】
【氏名又は名称】森 治
(72)【発明者】
【氏名】本間 清忠
【審査官】
有賀 信
(56)【参考文献】
【文献】
特開平08−157181(JP,A)
【文献】
実開平07−040675(JP,U)
【文献】
特開平07−206385(JP,A)
【文献】
特開昭60−077089(JP,A)
【文献】
特開2016−166054(JP,A)
【文献】
実開平05−077186(JP,U)
【文献】
実開平03−091488(JP,U)
【文献】
特開2017−026702(JP,A)
【文献】
特表2000−506479(JP,A)
【文献】
米国特許第05960969(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66C 13/00─15/06
B66C 9/00─11/26
B66C 17/00─17/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行レールに沿って走行するガーダーと、該ガーダーに沿って横行するトロリと、該トロリに搭載された巻上装置と、該巻上装置にロープを介して取り付けられた吊下具とを有するクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置において、前記巻上装置のロープの巻き出し位置から吊下具の重心位置までの第1の距離を特定するロープ長検出手段と、前記吊下具の重心位置から玉掛けロープを介して吊り下げられた吊荷の重心位置までの第2の距離を入力するための入力手段と、前記第1の距離及び第2の距離を合算して算出される振り子長を可視的に表示する表示手段とを備えてなり、該表示手段が、振り子長に応じて、表示灯の点灯、消灯及び点滅状態を組み合わせて表示するものからなることを特徴とするクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置。
【請求項2】
前記入力手段が、携帯操作器に設けられる押釦を用いてなることを特徴とする請求項1に記載のクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置に関し、例えば、手動で操作されるクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、走行レールに沿って走行するガーダーと、該ガーダーに沿って横行するトロリと、該トロリに搭載された巻上装置と、該巻上装置にロープを介して取り付けられた吊下具とを有するクレーンにおいて、吊荷の搬送時に荷振れが生じることで、安全性や効率性が低下するため、種々の振れ止め制御技術が提案され、実用化されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
【0003】
ところで、基本的なモデルに基づいて搬送速度パターンを決定する振れ止め制御技術においては、荷振れの周期Tを特定するために振り子長Lsを求める必要がある。
T=2π×(Ls/g)
1/2
ここで、T:荷振れ周期、Ls:振り子長、g:重力加速度である。
【0004】
この振れ止め制御に必要な振り子長Lsは、
図1に示すように、吊下具(フック)5に玉掛けロープ6を介して吊荷7を吊り下げる場合、振り子の支点位置となる巻上装置3のロープ4の巻き出し位置G0から吊下具5の重心位置Gfまでの第1の距離Lfと、吊下具5の重心位置Gfから玉掛けロープ6を介して吊り下げられた吊荷7の重心位置Gwまでの第2の距離Lwを合算したものとなる。
【0005】
しかしながら、ごみ処理場等で使用されるグラブバケット等を備えた大型の自動クレーンや、製鉄所におけるコイル搬送用の自動クレーン等と異なり、手動で操作されるクレーン等では、吊下具5に玉掛けロープ6を介して吊り下げられる吊荷7が搬送毎に変わり得るため、荷姿や玉掛け条件により、振り子長Lsのうち吊下具5の重心位置Gfから玉掛けロープ6を介して吊り下げられた吊荷7の重心位置Gwまでの第2の距離Lwは、吊荷7の搬送毎に変わることとなる。
また、巻き上げ及び巻き下げ操作により、振り子長Lsのうち巻上装置3のロープの巻き出し位置G0から吊下具5の重心位置Gfまでの第1の距離Lfは、ロープの巻上下時のすべり等の影響を受けて動的に変わることとなる。
【0006】
ここで、振り子長Lsのうち巻上装置3のロープ4の巻き出し位置G0から吊下具5の重心位置Gfまでの第1の距離Lfは、巻上装置3の回転部に備えられた角速度計やエンコーダによって自動的に測定することができる反面、吊下具5の重心位置Gfから玉掛けロープ6を介して吊り下げられた吊荷7の重心位置Gwまでの第2の距離Lwは、自動的に測定することができなかった。
【0007】
このため、従来は、第1の距離Lfを振り子長Lsとして振れ止め制御を行うようにしていたが、不正確な振り子長Lsに基づいて決定した搬送速度パターンでは、荷振れを十分に抑制できないという問題があった。
【0008】
なお、この問題に対処するために、荷振れによって生じるトロリ駆動トルクの変動周期から振り子長を検出するようにしたクレーンのロープ長の検出方法及び振れ止め制御方法(特許文献4参照。)や、トロリ高さと吊荷が床から離れた時のロープ長から振り子長を検出するようにしたケーブルクレーンの吊荷高さ検出方法(特許文献5参照。)が提案されているが、特許文献4に開示された発明の場合、振り子長検出のために荷振れが生じる必要あり、また、誘導モータで駆動されるトロリのトルク変動を検出するためにコストがかかるという問題があり、特許文献5に開示された発明の場合、吊荷重心までの正しい振り子長を検出できない(検出されるのは、フックから吊荷下端までの長さ。)という問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開平6−183686号公報
【特許文献2】特開平7−300294号公報
【特許文献3】特開平8−324962号公報
【特許文献4】特開平10−291769号公報
【特許文献5】特開平11−209067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上記従来のクレーンの振れ止め制御における問題点に鑑み、振り子長を適切に設定することによって、荷振れを抑制することができるクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するため、本発明のクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置は、走行レールに沿って走行するガーダーと、該ガーダーに沿って横行するトロリと、該トロリに搭載された巻上装置と、該巻上装置にロープを介して取り付けられた吊下具とを有するクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置において、前記巻上装置のロープの巻き出し位置から吊下具の重心位置までの第1の距離を特定するロープ長検出手段と、前記吊下具の重心位置から玉掛けロープを介して吊り下げられた吊荷の重心位置までの第2の距離を入力するための入力手段と、前記第1の距離及び第2の距離を合算して算出される振り子長を可視的に表示する表示手段とを備えてなることを特徴とする。
【0012】
この場合において、前記入力手段に、携帯操作器に設けられる押釦を用いることができる。
【0013】
また、前記表示手段に、振り子長に応じて、表示灯の点灯、消灯及び点滅状態を組み合わせて表示するものを用いることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明のクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置によれば、巻上装置のロープの巻き出し位置から吊下具の重心位置までの第1の距離を特定するロープ長検出手段と、吊下具の重心位置から玉掛けロープを介して吊り下げられた吊荷の重心位置までの第2の距離を入力するための入力手段と、前記第1の距離及び第2の距離を合算して算出される振り子長を可視的に表示する表示手段とを備えてなることから、吊下具に玉掛けロープを介して吊り下げられる吊荷が搬送毎に変わり、荷姿や玉掛け条件により、振り子長のうち吊下具の重心位置から玉掛けロープを介して吊り下げられた吊荷の重心位置までの第2の距離が、吊荷の搬送毎に変わることとなる場合でも、作業者によって、振り子長を適切に設定することが可能になるとともに、設定されている振り子長を確認することができるため、荷振れを抑制することができる。
【0015】
また、前記入力手段に、携帯操作器に設けられる押釦を用いることにより、作業者によって、簡易に適切な振り子長を設定することができる。
【0016】
また、前記表示手段に、振り子長に応じて、表示灯の点灯、消灯及び点滅状態を組み合わせて表示するものを用いることにより、設定されている振り子長を簡易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明のクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置を適用するクレーンの基本的なモデルの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明のクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0019】
図1に、本発明のクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置を適用するクレーンの基本的なモデルの模式図を示す。
このクレーンは、走行レールに沿って走行するガーダー1と、ガーダー1に沿って横行するトロリ2と、トロリ2に搭載された巻上装置3と、巻上装置3にロープ4を介して取り付けられた吊下具(フック)5とを有するように構成されている。
【0020】
そして、このクレーンは、クレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置として、振り子の支点位置となる巻上装置3のロープ4の巻き出し位置G0から吊下具5の重心位置Gfまでの第1の距離Lfを特定するロープ長検出手段と、吊下具5の重心位置Gfから玉掛けロープ6を介して吊り下げられた吊荷7の重心位置Gwまでの第2の距離Lwを入力するための入力手段8と、第1の距離Lf及び第2の距離Lwを合算して算出される振り子長Lsを可視的に表示する表示手段9とを備えるようにしている。
ここで、第1の距離Lf及び第2の距離Lwを合算して算出された振り子長Lsは、従来から汎用されているクレーンの振れ止め制御装置に入力され、この振り子長Lsに基づいて決定した搬送速度パターンによって、クレーンを運転することで、確実に荷振れを抑制することができる。
【0021】
この場合において、振り子の支点位置となる巻上装置3のロープ4の巻き出し位置G0から吊下具5の重心位置Gfまでの第1の距離Lfを特定するロープ長検出手段には、従来から汎用されている、巻上装置3の回転部に備えられた角速度計やエンコーダを用いた測定手段によって自動的に測定することができる。
そして、このロープ長検出手段は、巻き上げ及び巻き下げ操作により、ロープのすべり等の影響を受けて動的に変わることとなる第1の距離Lfを、リアルタイムで測定できるようにしている。
【0022】
吊下具5の重心位置Gfから玉掛けロープ6を介して吊り下げられた吊荷7の重心位置Gwまでの第2の距離Lwを入力するための入力手段8は、作業員が目視や実測等によって測定した第2の距離Lwを入力するためのもので、作業員が地上又はクレーンの運転室(図示省略)で操作する無線操作器や有線のペンダントスイッチ等の携帯操作器に設けられた押釦や切替スイッチのほか、操作パネル(タッチパネル)を用いることができる。
【0023】
また、第1の距離Lf及び第2の距離Lwを合算して算出される振り子長Lsを可視的に表示する表示手段9は、振り子長Lsに応じて、表示灯の点灯、消灯及び点滅状態を組み合わせて表示するもの(
図3参照。ここで、複数個の表示灯を用いる場合は、色付き電球を使用することにより、視認性を高めることができる。)や、振り子長Lsの実長を表示する数字表示器を用いることができる。ここで、表示手段9は、作業員が目視し易いように、クレーンの運転室階段下やクレーンの運転室内に設置するが、1箇所のみでなく、複数箇所に設置することも可能である。
なお、これらの表示器を設けない場合は、操作パネルに、例えば、振り子長Lsの実長を表示するようにすることができる。
【0024】
そして、具体的には、入力手段8及び表示手段9は、振れ止め制御のON−OFFの設定と、第2の距離Lw(玉掛け長さ)の設定を行うことができるようにするが、その形態に応じて、表1のNo.1〜No.10に示すような種々の態様を採用することができる。
【0026】
ここで、表1のNo.4の態様について、さらに詳細に説明する。
吊下具5の重心位置Gfから玉掛けロープ6を介して吊り下げられた吊荷7の重心位置Gwまでの第2の距離Lwを入力するための入力手段8は、
図2に示すような、携帯操作器(無線操作器)の2個の押釦A、Bを用い、振れ止め制御のON−OFFの設定と、第2の距離Lw(玉掛け長さ)の設定を行うことができるようにしている。
具体的には、2個の押釦A、Bを同時に、例えば、5秒以上長押しすることによって、振れ止め制御のON−OFFの設定(切替)を行うことができるようにしている。
また、押釦Aを、例えば、2秒以上長押しすることによって、1秒毎に0.1m短くなるように、また、押釦Bを、例えば、2秒以上長押しすることによって、1秒毎に0.1m長くなるように、第2の距離Lwの設定を行うことができるようにしている。
【0027】
次に、このクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置の使用方法について説明する。
1.振れ止め制御ありに切替
2個の押釦A、Bを同時に、例えば、5秒以上長押しすることによって、振れ止め制御のON−OFFの設定を行い、振れ止め制御ありにする。
振れ止め制御ありに切り替わると、例えば、クレーンの運転室階段下に取り付けた表示灯が点灯又は点滅する。
このとき、
図3に示すように、制御用ロープ長である振り子長Lsに応じて、表示灯の点灯、消灯及び点滅状態が組み合わせて表示されるようにしている。
2.吊下具5を上限まで巻き上げ
吊下具5を上限まで巻き上げ、振り子の支点位置となる巻上装置3のロープ4の巻き出し位置G0から吊下具5の重心位置Gfまでの第1の距離Lfを所定値、
図1の例では実測値1.5mにプリセットする。
既に上限にあり、それ以上巻き上げることができない場合は、一旦巻き下げてから巻き上げるようにする。
3.第2の距離Lw(玉掛け長さ)の設定
吊下具5に玉掛けロープ6を介して吊り下げられる吊荷7が搬送毎に変わる場合、荷姿や玉掛け条件により、振り子長Lsのうち吊下具5の重心位置Gfから玉掛けロープ6を介して吊り下げられた吊荷7の重心位置Gwまでの第2の距離Lw(玉掛け長さ)を、吊荷7の搬送毎に設定(補正)する。
押釦A又は押釦Bを2秒以上長押しすると、1秒毎に0.1m増減する。
これにより、設定(補正)された制御用ロープ長である振り子長Lsは、
図3に示すように、表示灯の点灯、消灯及び点滅状態が組み合わせて表示される。
例(1):吊下具5のみの場合は、上限まで巻き上げた後に、押釦Aを長押しする。第1の表示灯のみが点滅するので、3秒間待って押釦Aの操作を解除する。
例(2):吊荷7がある場合は、振り子の支点位置となる巻上装置3のロープ4の巻き出し位置G0から床までの距離Ls(
図1の例では実測値9.7m)から、床からの吊荷7の重心位置Gwまでの距離hを引くと、正確な振り子長Lsが求められるので、表示灯の点灯状態を確認し、必要に応じて、押釦A又は押釦Bを長押しして、振り子長Lsを合わせることができる。
図1の例では、表示灯の上から3つが点灯の場合は、振り子長Lsの設定値が、5.6〜6.8mであり、実際の床からの吊荷7の重心位置Gwまでの距離hが2.0mとすると、正確な振り子長Lsは、9.7−2.0=7.7mであるので、押釦Bを長押しし、一番下の表示灯が点滅してから9秒間待って押釦Aの操作を解除することで、振り子長Lsの設定値を増加させるようにする。
ここで、吊下具5の重心位置Gfから玉掛けロープ6を介して吊り下げられた吊荷7の重心位置Gwまでの第2の距離Lw(玉掛け長さ)について、設定ミスの防止等を目的として、想定される最小値及び最大値並びに初期値(最頻値)を予め設定しておくことができるようにしている。
図1の例では、最小値を0m、最大値を5m、初期値を2mとしており、これにより、作業員による補正操作の手間を軽減するとともに、設定ミスを未然に防止できるようにしている。
4.作業員によりクレーンの運転操作、すなわち、横行、走行、巻き上下を操作しながら、振れ止め制御ありでの運転操作
第1の距離Lf及び第2の距離Lwを合算して算出された振り子長Lsは、クレーンの振れ止め制御装置に入力され、この振り子長Lsに基づいて決定した搬送速度パターンによって、クレーンを運転することで、確実に荷振れを抑制することができる。
巻き上下を繰り返すと、ロープのすべり等の影響を受け、振り子の支点位置となる巻上装置3のロープ4の巻き出し位置G0から吊下具5の重心位置Gfまでの第1の距離Lfの誤差が大きくなり、荷振れが大きくなってくるので、この場合は、吊下具5を上限まで巻き上げ、振り子の支点位置となる巻上装置3のロープ4の巻き出し位置G0から吊下具5の重心位置Gfまでの第1の距離Lfを所定値、前述のように、1.5mにリセットする。
5.振れ止め制御なしに切替
2個の押釦A、Bを同時に、例えば、5秒以上長押しすることによって、振れ止め制御のON−OFFの設定を行い、振れ止め制御なしにする。
振れ止め制御なしに切り替わると、例えば、クレーンの運転室階段下に取り付けた表示灯がすべて消灯する。
【0028】
以上、本発明のクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明のクレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置は、振り子長を適切に設定することによって、荷振れを抑制することができることから、手動で操作されるクレーンのほか、種々の用途で使用されるクレーンの用途に広く用いることができる。
【符号の説明】
【0030】
1 ガーダー
2 トロリ
3 巻上装置
4 ロープ
5 吊下具(フック)
6 玉掛けロープ
7 吊荷
8 入力手段(携帯操作器)
9 表示手段(表示器)
G0 ロープの巻き出し位置(振り子の支点位置)
Gf 吊下具の重心位置
Gw 吊荷の重心位置
Ls 振り子長
Lf 第1の距離
Lw 第2の距離