(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、
図1〜
図5を用いて、くじ管理システム、くじ管理方法及びくじ管理プログラムを具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、複数人でくじを共同購入する場合を想定する。
【0011】
図1に示すように、本実施形態のくじ管理方法においては、ネットワークを介して相互に接続されたユーザ端末10、販売サーバ20、くじ管理サーバ30、金融機関サーバ40を用いる。
【0012】
(ハードウェア構成例)
図2は、ユーザ端末10〜金融機関サーバ40等として機能する情報処理装置H10のハードウェア構成例である。
【0013】
情報処理装置H10は、通信装置H11、入力装置H12、表示装置H13、記憶部H14、プロセッサH15を有する。なお、このハードウェア構成は一例であり、他のハードウェアを有していてもよい。
【0014】
通信装置H11は、他の装置との間で通信経路を確立して、データの送受信を実行するインタフェースであり、例えばネットワークインタフェースカードや無線インタフェース等である。
【0015】
入力装置H12は、利用者等からの入力を受け付ける装置であり、例えばマウスやキーボード等である。表示装置H13は、各種情報を表示するディスプレイやタッチパネル等である。
【0016】
記憶部H14は、ユーザ端末10〜金融機関サーバ40の各種機能を実行するためのデータや各種プログラムを格納する記憶装置(例えば、後述する会員情報記憶部22、くじ情報記憶部23、グループ情報記憶部24)である。記憶部H14の一例としては、ROM、RAM、ハードディスク等がある。
【0017】
プロセッサH15は、記憶部H14に記憶されるプログラムやデータを用いて、ユーザ端末10〜金融機関サーバ40における各処理(例えば、後述する制御部21における処理)を制御する。プロセッサH15の一例としては、例えばCPUやMPU等がある。このプロセッサH15は、ROM等に記憶されるプログラムをRAMに展開して、各種処理に対応する各種プロセスを実行する。例えば、プロセッサH15は、ユーザ端末10〜金融機関サーバ40のアプリケーションプログラムが起動された場合、後述する
図4〜
図5に示す各処理を実行するプロセスを動作させる。
【0018】
プロセッサH15は、自身が実行するすべての処理についてソフトウェア処理を行なうものに限られない。例えば、プロセッサH15は、自身が実行する処理の少なくとも一部についてハードウェア処理を行なう専用のハードウェア回路(例えば、特定用途向け集積回路:ASIC)を備えてもよい。すなわち、プロセッサH15は、(1)コンピュータプログラム(ソフトウェア)に従って動作する1つ以上のプロセッサ、(2)各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する1つ以上の専用のハードウェア回路、或いは(3)それらの組み合わせ、を含む回路(circuitry)として構成し得る。プロセッサは、CPU並びに、RAM及びROM等のメモリを含み、メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコード又は指令を格納している。メモリすなわちコンピュータ可読媒体は、汎用又は専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
【0019】
(各情報処理装置の機能)
図1に示すユーザ端末10は、宝くじを購入するユーザが用いるコンピュータ端末である。本実施形態では、ユーザ端末10として、グループの作成者の第1端末と、グループへの参加者の第2端末とを用いる。
【0020】
販売サーバ20は、宝くじの販売管理を行なうコンピュータシステムである。この販売サーバ20は、制御部21、会員情報記憶部22、くじ情報記憶部23、グループ情報記憶部24を備える。
【0021】
制御部21は、くじ管理プログラムを実行することにより、会員管理部211、グループ管理部212、販売管理部213として機能する。
会員管理部211は、販売サーバ20を利用できる会員を管理する処理を実行する。
グループ管理部212は、共同購入を行なう会員により構成されたグループを管理する処理を実行する。
販売管理部213は、宝くじの販売や、当せん金の入金処理を実行する。
【0022】
図3(a)に示すように、会員情報記憶部22には、販売サーバ20を利用するユーザ(会員)に関する会員管理レコード220が記録される。この会員管理レコード220は、ユーザの会員登録が行なわれた場合に記録される。会員管理レコード220には、会員ID、認証情報、決済方法、口座識別子に関するデータが記録される。
【0023】
会員IDデータ領域には、各会員を特定するための識別子に関するデータが記録される。
認証情報データ領域には、ユーザ認証において、この会員を認証するためのパスワードに関するデータが記録される。
【0024】
決済方法データ領域には、この会員が購入する宝くじの支払に用いる決済方法に関するデータが記録される。例えば、支払時にカード決済を利用する場合には、クレジットカードのカード番号に関するデータが記録される。支払時に預かり当せん金を利用する場合には、預かり当せん金に関するデータが記録される。以下では、金融機関サーバ40を用いて支払を行なう場合を想定する。
【0025】
口座識別子データ領域には、会員が購入した宝くじの当せん金を入金する口座を特定するための識別子(金融機関コード、本支店コード、預金種別、口座番号)に関するデータが記録される。
【0026】
図3(b)に示すように、くじ情報記憶部23には、販売サーバ20において販売する宝くじに関するくじ管理レコード230が記録される。このくじ管理レコード230は、くじ管理サーバ30から、販売可能な宝くじに関する情報を取得した場合に記録される。くじ管理レコード230には、くじ種別、回号、販売終了日、くじ番号、購入状況に関するデータが記録される。
【0027】
くじ種別データ領域には、宝くじ(普通くじ)の種別を特定するための識別子に関するデータが記録される。
回号データ領域には、宝くじの抽せん回号を特定するための識別子に関するデータが記録される。
【0028】
販売終了日データ領域には、この宝くじの販売を終了する年月日に関するデータが記録される。
くじ番号データ領域には、この回号において、販売する宝くじの番号を特定するための識別子に関するデータが記録される。以下は、くじ番号は、各宝くじを特定するための識別子であって、いわゆる「組」を含むものとする。
購入状況データ領域には、このくじ番号の宝くじの購入状況に関するデータが記録される。宝くじが購入された場合には、購入済みフラグが記録される。
【0029】
図3(c)に示すように、グループ情報記憶部24には、共同購入を行なうグループに関するグループ情報が記録される。このグループ情報は、基本レコード240、参加者レコード241、購入レコード242、分配レコード243を含んで構成される。
【0030】
基本レコード240は、グループが設定された場合に記録される。基本レコード240には、グループID、グループ名、作成者ID、作成日時、くじ種別、回号、参加上限人数、上限枚数、募集開始日、募集終了日、表示設定、参加用URL、参加状況に関するデータが記録される。
【0031】
グループIDデータ領域には、各グループを特定するための識別子に関するデータが記録される。
グループ名データ領域には、このグループの名称に関するデータが記録される。
作成者IDデータ領域には、このグループを作成した会員を特定するための識別子(会員ID)に関するデータが記録される。
【0032】
作成日時データ領域には、このグループを作成した年月日及び時刻に関するデータが記録される。
くじ種別、回号の各データ領域には、それぞれ、このグループで購入する宝くじ(普通くじ)の種別、回号に関するデータが記録される。
【0033】
参加上限人数データ領域には、このグループに参加可能な人数に関するデータが記録される。なお、参加上限人数が設定されていない場合には空欄とする。
上限枚数データ領域には、このグループで購入可能な宝くじの枚数に関するデータが記録される。なお、上限枚数が設定されていない場合には空欄とする。
【0034】
募集開始日データ領域、募集終了日データ領域には、それぞれ、このグループにおいて、参加者を募集する期間の始期(年月日)及び終期(年月日)に関するデータが記録される。
【0035】
表示設定データ領域には、グループに参加している会員の当せん金の分配率の表示要否を特定するためのフラグに関するデータが記録される。ユーザが参加しているグループにおいて、表示要フラグが記録されている場合には、販売サーバ20の制御部21は、ユーザ認証後の参加者のアクセス画面において、このグループにおける自分の分配率を計算し、ユーザ端末10に表示する。
【0036】
参加用URLデータ領域には、他者をグループに招待するために用いる識別子(URL)に関するデータが記録される。この参加用URLには、販売サーバ20にアクセスするためのアドレス及びグループを特定するための変数が設定されている。
参加状況データ領域には、このグループへの参加人数、共同購入した宝くじの合計購入数に関するデータが記録される。
【0037】
参加者レコード241は、宝くじを購入することによりグループに参加した場合に記録される。参加者レコード241には、参加者ID、購入登録日時、購入枚数に関するデータが記録される。
【0038】
参加者IDデータ領域には、このグループに参加した会員(グループ構成員)を特定するための識別子(会員ID)に関するデータが記録される。グループ構成員は、グループの作成者(会員)とともに、参加用URLを用いて宝くじを購入した参加者(会員)が含まれる。
【0039】
購入登録日時データ領域には、この参加者が宝くじを購入して、グループに参加した年月日及び時刻に関するデータが記録される。
購入枚数データ領域には、この参加者が購入した宝くじの枚数に関するデータが記録される。
【0040】
購入レコード242は、宝くじが購入された場合に記録される。購入レコード242には、購入くじ番号に関するデータが記録される。
購入くじ番号データ領域には、このグループにおいて購入したすべての宝くじの回号及びくじ番号に関するデータが記録される。本実施形態では、「連番」や「バラ」で購入することができる。
【0041】
分配レコード243は、当せん金を分配する場合に記録される。分配レコード243には、参加者ID、分配金に関するデータが記録される。
参加者IDデータ領域には、当せん金を分配した会員を特定するための識別子(会員ID)に関するデータが記録される。
分配金データ領域には、この参加者に分配した当せん金の金額に関するデータが記録される。
【0042】
くじ管理サーバ30は、宝くじの発行や抽せんを管理するコンピュータシステムである。このくじ管理サーバ30は、販売する宝くじに関するくじ情報(くじ種別、回号、くじ番号)を販売サーバ20に提供する。また、宝くじの抽せんが行なわれた場合には、当せん番号や当せん金に関する情報を販売サーバ20に提供する。
【0043】
金融機関サーバ40は、クレジットカード会社や銀行等の金融機関のコンピュータシステムである。クレジットカード会社においては、クレジットカード番号のオーソリゼーションにより決済を行なう。銀行においては、開設された口座を用いて入出金を行なう。
【0044】
(グループ登録処理)
次に、
図4を用いて、グループ登録処理を説明する。グループの作成を希望する会員(作成者)は、ユーザ端末10を用いて、販売サーバ20にアクセスする。
【0045】
まず、販売サーバ20の制御部21は、ユーザ認証処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、制御部21の会員管理部211は、ユーザ端末10から、作成者の会員ID及びパスワードを取得し、会員情報記憶部22に記録された認証情報と照合して、ユーザ認証を行なう。そして、ユーザ認証を完了した場合、会員管理部211は、メニュー画面をユーザ端末10に出力する。グループを作成する場合には、ユーザ端末10のメニュー画面において、グループ作成ボタンを選択する。
【0046】
次に、販売サーバ20の制御部21は、グループ定義画面の出力処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、ユーザ端末10にグループ定義画面を出力する。このグループ定義画面には、グループ名、くじ種別、参加上限人数、上限枚数、募集開始日、募集終了日、表示設定の入力欄を含む。そして、作成者は、グループ定義画面にグループ名を設定する。
【0047】
次に、販売サーバ20の制御部21は、くじ種別の選択処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、くじ情報記憶部23に記録されたくじ管理レコード230において、販売可能なくじ候補をグループ定義画面に表示する。そして、作成者は、グループ定義画面において、くじ種別を選択する。グループ管理部212は、選択されたくじ種別において、回号別を特定する。
【0048】
次に、販売サーバ20の制御部21は、グループ定義の取得処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、作成者は、グループ定義画面において、参加上限人数〜表示設定を入力する。ここで、参加上限人数、上限枚数は、作成者の希望に応じて設定できる。募集開始日は、初期値として現在月日が設定されるが、選択されたくじ種別、回号の宝くじの販売終了日までの年月日を指定できる。募集終了日は、初期値として販売終了日が設定されるが、募集開始日より後の日付で販売終了日までの年月日を指定できる。そして、制御部21のグループ管理部212は、グループ定義画面に入力された各情報を取得し、仮記憶する。なお、参加上限人数、上限枚数については、作成者により、後で変更可能である。
【0049】
次に、販売サーバ20の制御部21は、グループ作成者のくじ購入処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、制御部21の販売管理部213は、購入画面をユーザ端末10に出力する。この購入画面には、グループ定義に設定されたくじ種別、回号が初期設定されており、購入枚数欄が含まれる。この購入枚数欄では、購入可能数を上限として、作成者が希望する購入枚数を入力することができる。そして、販売管理部213は、購入画面に入力された購入枚数を取得する。この場合、販売管理部213は、ユーザ認証した会員IDの会員管理レコード220において決済情報を特定する。そして、販売管理部213は、決済情報を用いて、金融機関サーバ40にアクセスし、くじ購入のための決済処理を行なう。
【0050】
決済を完了した場合、販売サーバ20の制御部21は、グループ定義の登録処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、仮記憶したグループ定義情報に、グループIDを付与した基本レコード240を生成し、グループ情報記憶部24に記録する。更に、グループ管理部212は、参加者ID(作成者の会員ID)、購入登録日時、購入枚数を記録した参加者レコード241を生成し、グループ情報記憶部24に記録する。次に、グループ管理部212は、くじ情報記憶部23から、くじ種別、回号において、購入枚数分のくじ番号を取得し、購入済みフラグを記録する。そして、グループ管理部212は、購入枚数分のくじ番号を、グループ情報記憶部24の購入レコード242に記録する。
【0051】
次に、販売サーバ20の制御部21は、参加用URLの生成処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、販売サーバ20のアドレス及びグループIDを用いて、参加用URLを生成し、基本レコード240に記録する。そして、グループ管理部212は、生成した参加用URLをユーザ端末10に出力する。
【0052】
そして、グループの作成者は、参加用URLを用いて招待を行なう。(ステップS1−8)。例えば、グループに招待したい仲間に、メール等を用いて、参加用URLを知らせる。また、自身が利用するSNSやブログにおいて、参加用URLを開示して、参加者を募ってもよい。
【0053】
(参加者購入処理)
次に、
図5(a)を用いて、参加者購入処理を説明する。グループに参加を希望するユーザは、参加用URLを、ユーザ端末10のブラウザに入力して、販売サーバ20にアクセスする。
【0054】
この場合、販売サーバ20の制御部21は、参加用URL利用のアクセスの受付処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、ユーザ端末10からのアクセスを取得する。そして、グループ管理部212は、参加用URLに変数として設定されているグループIDを取得する。
【0055】
次に、販売サーバ20の制御部21は、ユーザ認証処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21の会員管理部211は、ユーザ端末10から参加希望ユーザの会員ID及びパスワードを取得し、会員情報記憶部22に記録された認証情報と照合して、ユーザ認証を行なう。
【0056】
次に、販売サーバ20の制御部21は、グループ状況の確認処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、取得したグループIDが記録された基本レコード240を特定する。そして、グループ管理部212は、基本レコード240に記録された募集開始日、募集終了日、参加状況を特定する。
【0057】
次に、販売サーバ20の制御部21は、参加可能かどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、現在年月日が、基本レコード240に記録された募集開始日〜募集終了日(募集期間)に含まれるかどうかを確認する。更に、基本レコード240に記録された参加状況の参加人数、合計購入数が、それぞれ上限人数、上限枚数に到達していないかどうかを判定する。現在年月日が募集期間内であり、参加人数、合計購入数が上限に達していない場合には、参加可能と判定する。
【0058】
現在年月日が募集期間外の場合や、参加人数、合計購入数の少なくとも何れかが上限に達しており、参加不可と判定した場合(ステップS2−4において「NO」の場合)、販売サーバ20の制御部21は、エラー処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、ユーザ端末10に対して、エラーメッセージを送信する。このエラーメッセージには、グループに参加できないことを示すメッセージを含める。
【0059】
一方、参加可能と判定した場合(ステップS2−4において「YES」の場合)、販売サーバ20の制御部21は、グループ参加者のくじ購入処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、上限枚数から合計購入数を差し引いた購入可能数を算出する。そして、グループ管理部212は、購入画面をユーザ端末10に出力する。この購入画面には、グループ定義に設定されたくじ種別、回号が初期設定されており、購入枚数欄が含まれる。この購入枚数欄では、購入可能数を上限として、参加者が希望する購入枚数を入力することができる。そして、グループ管理部212は、購入画面に入力された購入枚数を取得する。この場合、会員管理部211は、ユーザ認証した会員IDの会員管理レコード220において決済情報を特定する。そして、販売管理部213は、決済情報を用いて、金融機関サーバ40にアクセスし、くじ購入のための決済処理を行なう。
【0060】
決済を完了した場合、販売管理部213は、くじ情報記憶部23から、グループで指定されたくじ種別、回号について、購入枚数分のくじ番号に関連付けて購入済みフラグを記録する。次に、グループ管理部212は、参加者ID(参加者の会員ID)、現在日時(購入登録日時)、購入枚数を記録した参加者レコード241を生成し、基本レコード240に関連付けて記録する。更に、グループ管理部212は、購入枚数分のくじ番号を、購入レコード242に記録する。
【0061】
なお、このグループへの参加者は、同じグループで宝くじを再購入することも可能である。具体的には、グループ管理部212が、ユーザ認証した会員IDが、既に、このグループの参加者IDとして登録されていると判定した場合、参加者レコード241の購入枚数に、今回の購入枚数を追加する。
【0062】
次に、販売サーバ20の制御部21は、グループ状況の更新処理を実行する(ステップS2−7)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、基本レコード240の参加状況において、参加人数、合計購入数を更新する。なお、参加者の再購入の場合には、合計購入数のみを更新する。
【0063】
(抽せん時処理)
次に、
図5(b)を用いて、抽せん時処理を説明する。この処理は、くじ管理サーバ30において、宝くじの抽せんが行なわれ、当せん番号が決まった場合に行なわれる。
【0064】
まず、販売サーバ20の制御部21は、当せん結果の確認処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、くじ管理サーバ30から、宝くじの当せん結果(くじ種別、回号、当せん番号)を取得する。
【0065】
次に、販売サーバ20の制御部21は、当せん金の配分処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、グループ情報記憶部24に記録された購入レコード242を用いて、グループ毎に当せんした宝くじを特定する。次に、グループ管理部212は、グループ毎に当せん金額を算出する。次に、グループ管理部212は、各参加者の購入枚数の割合に応じて、当せん金を分配した各分配金額を算出する。この場合、小数点以下は切り捨てる。
【0066】
次に、販売サーバ20の制御部21は、端数調整処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、分配金額を合計して、当せん金額との差額を算出する。ここで、差額が生じた場合には、グループ管理部212は、差額について、1円ずつ、購入登録日時が早い順番で参加者に付与する端数調整を行なう。そして、グループ管理部212は、ステップS3−2で算出した分配金額に端数を加算する。
【0067】
次に、販売サーバ20の制御部21は、当せん金の入金処理を実行する(ステップS3−4)。具体的には、制御部21のグループ管理部212は、参加者毎に、会員管理レコード220において口座を特定し、この口座に分配金額を入金する依頼を、金融機関サーバ40に送信する。
【0068】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、販売サーバ20の制御部21は、グループ定義画面の出力処理(ステップS1−2)、グループ定義の取得処理(ステップS1−4)、グループ定義の登録処理(ステップS1−6)を実行する。これにより、宝くじの共同購入を行なうグループを設定することができる。
【0069】
(2)本実施形態では、販売サーバ20の制御部21は、くじ種別の選択処理を実行する(ステップS1−3)。これにより、購入可能な宝くじを用いて、共同購入を行なうことができる。
【0070】
(3)本実施形態では、販売サーバ20の制御部21は、参加用URLの生成処理を実行する(ステップS1−7)。これにより、参加用URLを用いて、グループへの参加者を募ることができる。
【0071】
(4)本実施形態では、販売サーバ20の制御部21は、参加用URL利用のアクセスの受付処理を実行する(ステップS2−1)。これにより、参加希望のグループを特定することができる。
【0072】
(5)本実施形態では、販売サーバ20の制御部21は、グループ状況の確認処理(ステップS2−3)、参加可能かどうかについての判定処理(ステップS2−4)を実行する。参加可能と判定した場合(ステップS2−4において「YES」の場合)、販売サーバ20の制御部21は、グループ参加者のくじ購入処理を実行する(ステップS2−6)。これにより、グループの作成者が設定したグループ条件で参加可否を判定することができる。
【0073】
(6)本実施形態では、販売サーバ20の制御部21は、当せん結果の確認処理(ステップS3−1)、当せん金の配分処理(ステップS3−2)を実行する。これにより、グループで購入した宝くじの当せん金を参加者で分配することができる。
【0074】
(7)本実施形態では、販売サーバ20の制御部21は、端数調整処理を実行する(ステップS3−3)。これにより、当せん金と参加者状況との関係で端数が生じた場合にも、優先順位を考慮して、当せん金を分配することができる。
【0075】
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、募集条件として参加上限人数、上限枚数、募集開始日、募集終了日を用いた。募集条件はこれに限定されるものではない。例えば、1人あたりの購入枚数に上限を設定してもよい。この場合には、購入画面の購入枚数欄において、購入可能数以下かつ購入枚数上限以下での購入を許容する。更に、再購入の場合にも、同じ会員が購入済みの枚数に基づいて、購入枚数上限までの残数で再購入を許容する。
【0076】
・上記実施形態では、販売サーバ20の制御部21は、端数調整処理を実行する(ステップS3−3)。ここで、端数を分配する優先順位は購入登録日時が早い順番に限定されるものではない。例えば、購入枚数が多い順番に優先順位を決めてもよい。
【0077】
・上記実施形態では、宝くじの購入時には、グループ管理部212が、くじ情報記憶部23から、くじ種別、回号において、購入枚数分のくじ番号を取得し、購入済みフラグを記録する。ここで、宝くじの購入者がくじ番号を選べるようにしてもよい。
【0078】
・上記実施形態では、グループ情報記憶部24の購入レコード242には、購入くじ番号に関するデータが記録される。ここで、購入くじ番号に、このくじを購入した参加者の会員IDを記録してもよい。そして、グループの参加者に対して、当選くじの購入者情報を提供するようにしてもよい。