【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様により、本発明は、壁と外壁とを含むハンドルを含むヘアケア電気器具を提供し、壁は、主流体入口から電気器具の中に延びる主流体流路を形成し、外壁は、電気器具の外部面である。
【0005】
二重層壁を設けることにより、ハンドル内から伝達する振動及びノイズが減少する。二重層壁は、ハンドルの内部構成要素を外壁から隔離する。
【0006】
外壁は、壁の周りに実質的に連続して延びることが好ましい。外壁は、実質的に壁に沿って延びることが好ましい。
【0007】
ハンドルは、壁と外壁の間に絶縁層を含むことが好ましい。
【0008】
絶縁層は、電気器具で発生するノイズ、振動、及び熱のうちの1つ又はそれよりも多くを軽減することが好ましい。絶縁材料は、発泡体又はフェルトであることが好ましい。
【0009】
ハンドルは、第1の端部及び第2の端部を含み、主流体入口は、第2の端部に又はその近くにあることが好ましい。
【0010】
ハンドルは、主流体入口内へ引き込まれた流体を加熱するための加熱器を含むことが好ましい。加熱器は、ファンユニットの下流であることが好ましい。加熱器は、ハンドルの第1の端部に隣接して配置されることが好ましい。
【0011】
主流体入口は、少なくとも部分的にハンドルの周りに延びる第1の開口と、ハンドルの第2の端部を通って延びる第2の開口とを含むことが好ましい。
【0012】
本発明の別の態様は、壁と外壁とを含むハンドルを含むヘアケア電気器具を提供し、壁は、主流体入口から電気器具の中に延びる主流体流路を形成し、外壁は、電気器具の外部面であり、ハンドルは、第1の端部及び第2の端部を含み、主流体入口は、第2の端部に又はその近くにあり、主流体入口は、少なくとも部分的にハンドルの周りに延びる第1の開口とハンドルの第2の端部を通って延びる第2の開口とを含む。
【0013】
別の態様により、本発明は、外壁を含む本体と、外壁及び外壁内に配置された壁を含むハンドルとを含むヘアケア電気器具を提供し、本体の外壁及びハンドルの壁は、単一ユニットとして形成される。
【0014】
本体及びハンドルの壁を単一ユニットとして形成することには、いくつかの利点がある。第1に、電気器具の少なくとも一部の構成要素へのアクセスがより困難になる。従来のヘアドライヤーではクラムシェル構成が使用され、2つの部分は、通常は互いにネジ留めされる。ユーザは、比較的容易にネジを除去して加熱器及びファンユニットにアクセス可能である。本発明では、取外し可能な接合部又はネジがないので、ユーザが製品を分解することがより困難になる。第2に、製品が視覚的によりきれいである。本体の長さに沿って延びる接合線がなく、本体には2つの部分を接続するのに必要になると考えられる凹部又は延長部がない。
【0015】
壁は、壁に少なくとも部分的に沿ってかつその周りに延びるアクセス開口を含むことが好ましい。
【0016】
壁は、アクセス開口を閉じるためのハッチを含むことが好ましい。
【0017】
ハンドルは、本体からのハンドルの遠位端に及び/又はその近くに配置された主流体入口を含むことが好ましい。主流体入口は、少なくとも部分的にハンドルの周りにかつそれに沿って延びることが好ましい。主流体入口は、外壁の周りに延びる少なくとも1つの開口を含むことが好ましい。主流体入口は、外壁に沿って延びる少なくとも1つの開口を含むことが好ましい。主流体入口は、外壁を横切って延びる少なくとも1つの開口を含むことが好ましい。
【0018】
ハンドルは、主流体入口からハンドルに沿って本体の中に延びる主流体流路を含むことが好ましい。主流体流路は、壁内の主流体入口から本体まで延びることが好ましい。
【0019】
ハンドルは、ファンユニットを含み、ファンユニットは、流体を主流体流路の中に引き込むことが好ましい。
【0020】
本体は、主流体流路のための主流体出口を含むことが好ましい。主流体出口は、主流体入口及び主流体流路と流体連通することが好ましい。
【0021】
本体は、第1の端部及び第2の端部を含み、主流体出口は、第2の端部にあることが好ましい。
【0022】
本体は、流体流路を含むことが好ましい。流体流路は、本体内の流体入口から流体出口まで延びることが好ましい。
【0023】
本体は、本体の外壁内で延びるダクトを含み、ダクトは、第1の端部から延びることが好ましい。
【0024】
主流体流路は、本体の外壁とダクトの間を延びることが好ましい。主流体流路は、主流体出口まで延びることが好ましい。主流体流路は、ダクトの周りに延びることが好ましい。主流体流路は、少なくとも部分的にダクトに沿って延びることが好ましい。ダクトは、少なくとも部分的に本体に沿って延びることが好ましい。
【0025】
ダクトは、本体を通って延びる流体流路を形成することが好ましい。流体流路は、流体入口から流体出口まで延びることが好ましい。流体流路は、ダクト内で延びることが好ましい。流体流路は、本体内への流体入口からダクトを通って本体からの流体出口まで延びることが好ましい。
【0026】
ダクトは、流体流路の周りに延びることが好ましい。流体流路は、ダクトを通って延びることが好ましい。本体を通って延びるダクトは、流体出口を形成することが好ましい。流体流路は、流体出口によって本体から出ることが好ましい。流体流路は、ダクトを通って設けることが好ましい。
【0027】
流体入口は、本体の第1の端部にあることが好ましい。
【0028】
流体流路は、本体内で主流体流路と合流することが好ましい。
【0029】
これに代えて、主流体流路は、本体の第2の端部で流体流路を取り囲む。主流体流路内の流体は、主流体出口によって本体から出る。
【0030】
ダクトは、ダクトと外壁の間を延びる側壁によって本体の外壁に接続することが好ましい。側壁は、本体の外壁及びダクトの両方に対して角度を成すことが好ましい。側壁は、本体の第1の端部に配置されることが好ましい。ダクト及び側壁は、単一ユニットとして形成することが好ましい。ダクト及び側壁は、プラスチック材料から作ることが好ましい。側壁は、少なくとも部分的に流体流路への流体入口を形成することが好ましい。
【0031】
ハンドルの外壁は、壁の周りにかつ部分的に壁に沿って延びることが好ましい。ハンドルの外壁は、壁内へアクセスハッチの上を延びることが好ましい。
【0032】
ハンドルの外壁は、壁の周りに実質的に壁の全長にわたって延びることが好ましい。ハンドルの壁は、主流体入口を含むことが好ましい。ハンドルの外壁の主流体入口は、ハンドルの壁の主流体入口と流体連通することが好ましい。
【0033】
本体の外壁及びハンドルの壁は、プラスチック材料から作ることが好ましい。
【0034】
ハンドルの外壁は、ハンドルの壁及び本体の外壁とは異なる材料で作ることが好ましい。外壁は、金属から作ることが好ましい。ハンドルの外壁は、アルミニウム又はアルミニウム合金から作ることが好ましい。
【0035】
本体は、加熱器を含むことが好ましい。加熱器は、主流体流路内の流体を加熱するためのものである。加熱器は、外壁とダクトの間に設けることが好ましい。主流体流路は、加熱器を通って延びることが好ましい。加熱器は、本体に沿って延びることが好ましい。加熱器は、少なくとも部分的に本体の周りに延びることが好ましい。これに代えて、加熱器は、本体の周りに延びる。加熱器は、少なくとも部分的にダクトの周りに延びることが好ましい。これに代えて、加熱器は、ダクトの周りに延びる。加熱器は、少なくとも部分的にダクトに沿って延びることが好ましい。加熱器は、環状であることが好ましい。
【0036】
同じく提供するものは、外壁を含む本体と、外壁及び外壁内に配置された壁を含むハンドルとを含む手持ち式電気器具であり、本体の外壁及びハンドルの壁は、単一ユニットとして形成される。
【0037】
本体は、入口端及び出口端を有し、側壁は、入口端にあることが好ましい。
【0038】
ダクトは、本体を通る流体流路を少なくとも部分的に形成することが好ましい。ダクトは、入口端で外壁内の凹所に置くことが好ましい。
【0039】
ハンドルは、本体に第1の端部で接続することが好ましい。ハンドルには、第2の制御スイッチを設けることが好ましい。第2の制御スイッチは、ハンドル上に本体の入口端に隣接して位置付けられることが好ましい。
【0040】
第1の制御スイッチ及び第2の制御スイッチは、両方とも1本の指でアクセス可能であることが好ましい。
【0041】
第2の制御スイッチは、2つのボタンを含むことが好ましい。
【0042】
ハンドルは、ほぼ管状であり、ハンドルは、本体に対する遠位端で主流体入口を含むことが好ましい。ハンドルは壁を含み、ハンドルは、遠位端で壁を横切って延びる端壁を含むことが好ましい。主流体入口は、少なくとも部分的に端壁を横切って延びることが好ましい。
【0043】
電気器具は、一端で電源に接続可能であり、かつ他端で実質的にハンドルの端壁の中心まで延びる電力ケーブルを含むことが好ましい。
【0044】
ハンドルは外壁を含み、外壁は、少なくとも部分的に壁に沿ってかつその周りに延びることが好ましい。
【0045】
外壁と壁の間に裏張り材料を設けることが好ましい。裏張り材料は、絶縁層であることが好ましい。裏張り材料又は絶縁層は、実質的に壁に連続して沿って及び/又はその周りに延びることが好ましい。
【0046】
主流体出口は、少なくとも部分的にダクトによって形成されることが好ましい。主流体出口は、本体及びダクトによって形成されることが好ましい。
【0047】
主流体流路及び流体流路は、本体内で合流することが好ましい。
【0048】
主流体出口は、流体流路の周りに延びることが好ましい。本体は、流体流路のための流体出口を含み、主流体出口は、流体出口の周りに延びることが好ましい。
【0049】
主流体出口は、本体の出口端にあることが好ましい。
【0050】
本体の直径は、出口端に向けて減少することが好ましい。
【0051】
第1の制御スイッチは、2つのボタンを含むことが好ましい。
【0052】
第3の態様により、本発明は、本体と、本体と流体連通する第1の端部及び電気器具内への主流体入口を含む第2の端部を有するハンドルとを含むヘアケア電気器具を提供し、主流体入口は、少なくとも部分的にハンドルの周りに延びる第1の開口と、ハンドルの第2の端部を通って延びる第2の開口とを含む。
【0053】
電気器具の1つよりも多い面上に主流体入口を配置することは有利である。従来のヘアドライヤーでは、主流体入口は、一般的にヘアドライヤーの後端上に位置付けられ、閉塞を防止するためにその端部は凸面であることが多い。ヘアドライヤーの後端が硬い面上に置かれた場合に、それは、横に転がることになる。
【0054】
しかし、寝具類又は長パイルカーペットのような軟い面上では、入口は、依然として少なくとも部分的に覆われるか又は塞がれる。これは、モーターの過熱をもたらす可能性がある。1つよりも多い面上に入口を有することにより、モーターの損傷を引き起こすほど十分なあらゆる閉塞の機会がより少なくなる。
【0055】
ハンドルは、第2の端部に端壁を含み、第2の開口は、端壁を通って延びることが好ましい。
【0056】
端壁は、実質的にハンドルと直交することが好ましい。
【0057】
第1の開口は、ハンドルの第2の端部に隣接することが好ましい。
【0058】
ファンユニットは、主流体入口の上流であることが好ましい。
【0059】
第1の開口は、少なくとも部分的にハンドルの周りに延びる複数の開口を含むことが好ましい。
【0060】
第1の開口は、少なくとも部分的にハンドルに沿って延びる複数の開口を含むことが好ましい。
【0061】
第2の開口は、ハンドルの端を通って延びる複数の開口を含むことが好ましい。
【0062】
ファンユニットへ電力を供給するための電力ケーブルが設けられ、電力ケーブルは、ハンドルの端部を通って延びることが好ましい。電力ケーブルは、主流体入口で実質的にハンドルの中心を通って延びることが好ましい。第2の開口は、少なくとも部分的に電力ケーブルの周りに延びることが好ましい。
【0063】
主流体流路は、主流体入口からハンドルを通り、本体内に入り、主流体出口まで設けられることが好ましい。
【0064】
ハンドルは、壁と、壁内で延びる主流体流路とを含むことが好ましい。ハンドルは外壁を含み、外壁は、壁の周りにかつ部分的に壁に沿って延びることが好ましい。ハンドルは、外壁と壁の間に絶縁材料の層を含むことが好ましい。
【0065】
主流体出口は、少なくとも部分的に本体に沿ってかつその周りに延びる複数の開口を含むことが好ましい。
【0066】
主流体流路は、実質的に直線状にハンドルを通って本体に入ることが好ましい。
【0067】
これに代えて、ハンドルは、実質的に本体と直交することが好ましい。
【0068】
主流体流路は、本体内で流体流路を取り囲むことが好ましい。
【0069】
主流体出口は、流体流路の周りに延びることが好ましい。
【0070】
電気器具は、ハンドルに取り付け可能なヘッドを含み、ヘッドは、電気器具のための主流体出口を含むことが好ましい。主流体出口は、少なくとも部分的にヘッドに沿ってかつその周りに延びる複数の開口を含むことが好ましい。主流体流路は、実質的に直線状にハンドルを通ってヘッドに入ることが好ましい。
【0071】
これに代えて、主流体入口から主流体出口までの主流体流路は、非直線状である。主流体は、ハンドル内で第1の方向に流れ、本体内で第2の方向に流れることが好ましい。本体内の主流体流れは、実質的にハンドル内の主流体流れと直交することが好ましい。
【0072】
本発明の別の態様は、壁と外壁とを含むハンドルを含むヘアケア電気器具を提供し、壁は、主流体入口から電気器具の中に延びる主流体流路を形成し、外壁は、電気器具の外部面であり、主流体入口から主流体出口まで至る主流体流路は、非直線状である。
【0073】
流体流路内の流体は、主流体流路内にあるファンユニットの作用によって本体の中に同伴されることが好ましい。
【0074】
同じく提供するものは、壁と外壁とを含むハンドルを含む手持ち式電気器具であり、壁は、主流体入口から手持ち式電気器具内に延びる主流体流路を形成し、外壁は、手持ち式電気器具の外部面である。
【0075】
第5の態様により、本発明は、本体と、本体を通って流体入口から流体出口まで延びる流体流路と、流体流路の周りに延びるPCBとを含むヘアケア電気器具を提供する。
【0076】
PCBは、環状であることが好ましい。PCBは、流体流路から隔離されることが好ましい。
【0077】
PCBは、第1層及び第2層を含むことが好ましい。第1層は、流体流路の周りに実質的に連続して延びることが好ましい。第2層は、部分的に流体流路の周りに延びることが好ましい。
【0078】
第2層は、第1層に隣接することが好ましい。第2層は、第1層の下流であることが好ましい。
【0079】
PCBは、少なくとも部分的にダクトの周りに延びることが好ましい。
【0080】
主流体流路は、PCBと流体連通することが好ましい。
【0081】
加熱器は、PCBの下流であることが好ましい。
【0082】
PCBと加熱器の間に熱障壁を設けることが好ましい。熱障壁は、PCBと加熱器の間に流体的に位置付けられることが好ましい。
【0083】
好ましくは、ハンドルを含み、ハンドルは、第1の端部で本体に接続されて本体から延び、ハンドル内にある主流体入口は、第1の端部で本体に接続される。
【0084】
ハンドルは、流体を主流体流路の中に引き込むためのファンユニットを含むことが好ましい。
【0085】
ハンドルは、第1の端部に対して遠位の第2の端部を含み、第2の端部は、主流体入口を含むことが好ましい。
【0086】
主流体流路は、ハンドルに沿って本体内に入って主流体出口まで至るように延びることが好ましい。
【0087】
主流体流路は、非直線状であることが好ましい。
【0088】
主流体流路は、ハンドル内でほぼ円形であることが好ましい。
【0089】
主流体流路は、本体内でほぼ環状であることが好ましい。
【0090】
主流体流路が本体に入る場所に、流れ板を設けることが好ましい。本体は、ハンドルからの流れを本体内へ向ける流れ板を含むことが好ましい。
【0091】
流れ板は、ダクトの周りの主流れを円形流れから環状流れに偏向することが好ましい。
【0092】
主流体は、ハンドル内を第1の方向に流れ、本体内を第2の方向に流れることが好ましい。流れ板は、主流れを第1の方向から第2の方向に向けることが好ましい。
【0093】
流れ板は、主流体流路に設けて流れをハンドル内の円形流れから本体内の環状流れへ向けることが好ましい。流れ板は、PCBに隣接することが好ましい。
【0094】
流れ板は、PCB上の構成要素の周りに成形されることが好ましい。
【0095】
流れ板は、主流れをハンドル内の第1の流れ方向から本体内の第2の流れ方向へ偏向することが好ましい。
【0096】
ファンユニットは、PCBの上流であることが好ましい。
【0097】
第6の態様により、本発明は、本体と、加熱器と、PCBと、主流体入口から電気器具内に入って本体の主流体出口まで延びる主流体流路とを含むヘアケア電気器具を提供し、PCB及び加熱器は、主流体流路と流体連通し、PCBは、加熱器の上流であることが好ましい。
【0098】
ファンユニットが設けられ、ファンユニットは、加熱器の上流であることが好ましい。
【0099】
これに代えて、ファンユニットが設けられ、ファンユニットは、PCBの下流であることが好ましい。
【0100】
熱障壁は、PCBと熱的に接続され、PCBのためのヒートシンクとして機能することが好ましい。熱障壁は、アルミニウム又はアルミニウム合金であることが好ましい。
【0101】
本体は、加熱器の上流にハンドル部分を含むことが好ましい。主流体入口は、ハンドル部分内にあることが好ましい。主流体流路は、本体を通って直線状に延びることが好ましい。
【0102】
流れ板は、少なくとも1つの開口を含むことが好ましい。好ましくは、少なくとも1つの開口は、流体を流れ板を通ってPCBへ流すことができる。
【0103】
流れ板は、PCBに接続することが好ましい。流れ板は、PCBのためのヒートシンクとして作用する。流れ板は、これに加えて、主流体流れをPCBの周りに向けることが好ましい。
【0104】
流れ板は、これに加えて、PCBのための熱障壁、ヒートシンク、及び偏向板のうちの1つ又はそれよりも多くであることが好ましい。
【0105】
主流れが本体に入る場所には、比較的高速の流れの領域があることが好ましい。
【0106】
PCBは、基板から異なる量によって外向きに延びる構成要素を含み、これらの構成要素は、基板からより遠くまで延びる構成要素が、比較的高速の空気流れから半径方向に離れるように配置されることが好ましい。基板からより遠くまで延びる構成要素の少なくとも一部は、コンデンサであることが好ましい。
【0107】
好ましくは、基板から延びる距離が短い構成要素は、比較的高速の流れの領域に位置決めすることができる。
【0108】
熱障壁は、これに加えて、PCBからのデブリを主流体流路及び主流体出口から偏向する偏向板であることが好ましい。
【0109】
第7の態様により、本発明は、本体と、電気構成要素が装着されたPCBと、少なくとも部分的に本体を通って延びてPCBを通過する主流体流路とを含むヘアケア電気器具を提供し、主流体流路は、比較的高速の領域及び比較的低速の領域を有し、PCB上に装着された構成要素は、より大きい構成要素が比較的低速の領域にあるように配置される。
【0110】
電気器具は、第1の端部で本体に接続されたハンドルを含み、主流体流路は、ハンドルを通って本体の中に延びることが好ましい。
【0111】
主流体流路は、ハンドル内で第1の方向に延び、本体内で第2の方向に延びることが好ましい。
【0112】
本体は、ほぼ管状であって上側半分及び下側半分を有し、ハンドルは、下側半分に接続することが好ましい。比較的高速の領域は、本体の下側半分にあることが好ましい。比較的低速の領域は、本体の上側半分にあることが好ましい。
【0113】
PCBのより大きい構成要素は、本体の上側半分に位置付けることが好ましい。PCBのより小さい構成要素は、本体の下側半分に位置付けることが好ましい。PCBのより大きい構成要素は、それらが装着された回路基板から最も遠くまで延びる構成要素であることが好ましい。
【0114】
第8の態様により、本発明は、本体と、流体流れが電気器具に入る流体入口から流体流れを本体の前端から放出するための流体出口まで本体を通って延びる流体流路と、電気器具へ取り付けるための上流端を含み、電気器具から放出される流体の少なくとも1つのパラメータを調節するための付属品とを含むヘアケア電気器具を提供し、本体の前端及び付属品の上流端の一方又は両方は、少なくとも1つの磁石を含む。
【0115】
本体の前端は、本体の半径方向内向きに延びる端壁を含み、端壁は、少なくとも1つの磁石を含むことが好ましい。
【0116】
端壁は、端壁の周りに放射状に離間した複数の磁石を含むことが好ましい。
【0117】
端壁は、端壁の周りに延びる磁性材料のリングを含むことが好ましい。
【0118】
端壁は、外面及び内面を含み、外面は、電気器具の外部面であり、少なくとも1つの磁石は、内面に隣接することが好ましい。
【0119】
少なくとも1つの磁石は、端面に埋め込まれることが好ましい。
【0120】
付属品の上流端は、端面と、端面の周りに放射状に離間した複数の磁石とを含むことが好ましい。
【0121】
付属品の上流端は、端面の周りに延びる磁性材料のリングを含むことが好ましい。
【0122】
磁石又は磁性材料は、磁性薄片を含むポリマーから作ることが好ましい。
【0123】
磁石又は磁性材料の外部面は、傷防止コーティングで被覆されることが好ましい。
【0124】
電気器具は、主流体流れが電気器具に入る主流体入口から主流体出口まで少なくとも部分的に本体を通って延びる主流体流路を含むことが好ましい。
【0125】
電気器具はハンドルを含み、主流体入口は、ハンドル内にあることが好ましい。
【0126】
流体は、主流体出口から放出される流体によって流体流路を通して引き込まれることが好ましい。
【0127】
主流体流れは、ダクトの周りに延びることが好ましい。
【0128】
付属品は、電気器具からの流体流れの放出を抑制するように構成されることが好ましい。付属品は、流体流路に沿って流体出口まで至る流体流れの発生を抑制する手段を有することが好ましい。流体流れの発生を抑制する手段は、付属品を電気器具に装着した時に実質的にダクトを塞ぐ障壁を含むことが好ましい。
【0129】
付属品は、主流体流れがノズルに入るノズル流体入口から主流体流れを放出するためのノズル流体出口まで延びるノズル流体流路を形成するノズルの形態にあることが好ましい。
【0130】
付属品は、本体の前端での本体のプロフィールに実質的に連続する外壁を有することが好ましい。
【0131】
本体の直径は、本体の前端に向けて減少することが好ましい。直径の減少は、一定の勾配を有することが好ましい。
【0132】
電気器具は、本体と、流体流れが電気器具に入る流体入口から流体流れを本体の前端から放出するための流体出口まで本体を通って延びる流体流路とを含み、本体の前端は、少なくとも1つの磁石を含むことが好ましい。
【0133】
本体の前端は、本体の半径方向内向きに延びる端壁を含み、端壁は、少なくとも1つの磁石を含むことが好ましい。
【0134】
端壁は、端壁の周りに放射状に離間した複数の磁石を含むことが好ましい。
【0135】
端壁は、端壁の周りに延びる磁性材料のリングを含むことが好ましい。
【0136】
本発明はまた、電気器具に取り付けるための上流端を含んで電気器具から放出される流体の少なくとも1つのパラメータを調節するための付属品を提供し、付属品の上流端は、少なくとも1つの磁石を含む。
【0137】
第9の態様により、本発明は、ハンドルと外壁及びダクトを有する本体とを含むヘアケア電気器具を提供し、外壁は、ダクトの周りに延び、外壁は、ダクトに向けて収束する。
【0138】
外壁は、第1の部分及び第2の部分を有し、第1の部分は、管状であることが好ましい。
【0139】
第1の部分は、実質的に直径が均一であることが好ましい。
【0140】
第2の部分は、円錐形状であることが好ましい。
【0141】
外壁の第2の部分は、ダクトに向けて1°から89°の間の角度で収束することが好ましい。
【0142】
外壁の第2の部分は、ダクトに向けて30°から60°の間の角度で収束することが好ましい。
【0143】
電気器具は、主流体入口から主流体出口まで至る主流体流路へ流体を引き込むためのファンユニットを含むことが好ましい。
【0144】
本体は、一端に主流体出口を含み、外壁は、ダクトに向けて主流体出口に向けて収束することが好ましい。
【0145】
本体は、第1の端部及び第2の端部を有し、外壁は、本体の第2の端部でダクトに向けて収束することが好ましい。
【0146】
電気器具は、主流体流路と流体連通する主流体入口を有するハンドルを含むことが好ましい。
【0147】
流体は、流体を主流体流路へ引き込むためのファンユニットの作用によって流体流路の中に同伴されることが好ましい。
【0148】
主流体流路は、流体流路の周りに延びることが好ましい。
【0149】
ここで以下に添付図面を参照して本発明を単に一例として説明する。