(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6792325
(24)【登録日】2020年11月10日
(45)【発行日】2020年11月25日
(54)【発明の名称】アート柱
(51)【国際特許分類】
B44C 5/00 20060101AFI20201116BHJP
【FI】
B44C5/00 F
【請求項の数】1
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2015-145314(P2015-145314)
(22)【出願日】2015年7月22日
(65)【公開番号】特開2017-24264(P2017-24264A)
(43)【公開日】2017年2月2日
【審査請求日】2018年7月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】715001080
【氏名又は名称】藤田 ひかり
(74)【代理人】
【識別番号】100104949
【弁理士】
【氏名又は名称】豊栖 康司
(74)【代理人】
【識別番号】100074354
【弁理士】
【氏名又は名称】豊栖 康弘
(74)【代理人】
【識別番号】100214145
【弁理士】
【氏名又は名称】藤原 尚恵
(72)【発明者】
【氏名】藤田 準
【審査官】
黒石 孝志
(56)【参考文献】
【文献】
特開平11−117578(JP,A)
【文献】
特開2011−193890(JP,A)
【文献】
実開平6−79372(JP,U)
【文献】
実公昭46−27572(JP,Y1)
【文献】
特開2009−180754(JP,A)
【文献】
実開昭59−154558(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B44C 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アート的な柱であって、
棒状の柱(1)と、
前記棒状の柱(1)の周囲にテープ(5)で固定された紙又はビニール(4)と、
前記紙又はビニール(4)の上に固定された棒状の骨組み(6)と、
前記骨組み(6)の上に巻かれて側面全体に固定された両面テープ(2)と、
前記両面テープ(2)上に固定された生地(3)と
を備えるアート柱。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は様々な棒や柱などに両面テープを巻き、その上に様々な生地(シルク、ポリエステルなど)を巻いたり貼ったり
したアート柱に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、様々な棒や柱などには様々な生地などが巻かれたり、貼られたりしていなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
今まで様々な生地を用いたアート的な棒や柱は無かった。この発明は様々な用途に合ったアート的な棒や柱を提供する。
【0004】
また、棒、柱の種類によっては傷が付きやすいため、加工で傷が付かないようにする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の側面に係るアート柱は、アート的な柱であって、棒
状の柱
1と、前記棒状の柱1の側面全体に固定された両面テープ2と、前記両面テープ2上に固定された生地3とを備える。
【0006】
また、本発明の第2の側面に係るアート柱は、アート的な柱であって、棒状の柱1と、前記棒状の柱1の周囲にテープ5で固定された紙又はビニール4と、前記紙又はビニール4の上に固定された棒状の骨組み
6と、前記骨組み6の上に巻かれて側面全体に固定された両面テープ2と、前記両面テープ2上に固定された生地3とを備える。
【0007】
様々な棒や柱に両面テープを巻きつけ、その上に様々な生地(シルク・ポリエステルなど)を使い巻き付けたり貼ったりすることで、アート的な
柱になる。また傷が付かないように様々な物(紙・ビニールなど)を、まず柱、棒に直接巻き付け、テープなどで固定する。また、骨組みを使うことで、いろいろなゆがみ、ズレを修正して両面テープを巻いて生地を巻いたり貼ったりする事ができる。生地のいろいろな組み合わせを変えることで幅広いアート的な棒や柱を提供する。
【発明の効果】
【0008】
様々な棒や柱に、様々な生地を巻いたり貼ったりする。また生地の組み合わせを変えることで幅広い分野で用いられ、アート的な棒や柱になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明
に係るアート柱を作成する様子を示す斜視図である。
【
図3】
図1に複数の生地を組み合わせた
斜視図である。
【
図4】
棒又は柱に傷が付かないように
紙やビニールなどを加工する
斜視図である。
【
図5】骨組みと、加工された
棒又は柱の
分解斜視図である。
【
図6】
図5の骨組み
を加工された
棒又は柱に組み合わ
せた状態を示す斜視図である。
【
図7】
図6に両面テープを巻き付けて生地を巻く前の
状態とした様子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
イ
.様々な棒や柱
1に両面テープ
2を巻きつける。その上に様々な生地(シルク・ポリエステルなど)
3を貼ったり巻き付けたりする。
ロ
.様々な棒や柱
1に両面テープ
2を巻き付け、その上に様々な生地
3−A、3−Bなどを組み合わせて使うことで幅広い分野で使える。
ハ
.様々な棒や柱の種類によっては傷が付く場合があるので、様々な物(紙、ビニールなど)
4を巻いてテープ
5を貼り、様々な骨組み(針金、アルミなど)
6を組み合わせる。そしてその上に両面テープ
2を巻いて様々な生地
3を貼ったり巻いたりする。
【0011】
図1は、棒又は柱1の表面に、両面テープ2を巻いて固定する様子を示す斜視図である。図2は、このようにして固定された両面テープ2に生地3を巻き付けて固定する様子を示す斜視図である。図3は、両面テープ2に種類の異なる生地3−Aと生地3−Bをそれぞれ巻き付けて固定する様子を示す斜視図である。一方図4は、棒又は柱1に傷が付かないように、紙やビニール4などを巻き付けてテープ5で固定する様子を示す斜視図である。また図5は、棒又は柱1の表面に紙、ビニールなど6を巻き付けてテープ5で固定した、加工された棒又は柱と、針金やアルミなどで構成された骨組み6を準備した分解斜視図である。図6は、この加工された棒又は柱の周囲に、骨組み6を組み合わせた状態を示す斜視図である。図7は、さらに骨組み6を組み合わせた加工された棒又は柱の表面に、両面テープ2を巻き付けて固定し、生地を巻く前の状態とする様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0012】
1 様々な棒、柱
2 両面テープ
3 様々な生地
4 様々な物(紙、ビニールなど)
5 テープ
6 様々な骨組み(針金、アルミなど)