【発明の効果】
【0006】
ドライブ中に、急におなかが痛くなり、トイレに行きたくなり、近くにトイレがない場合、どこかに停車して、匂いの伴わない排泄が何度でも可能となる。
足が悪く歩行が困難な人でも、トイレを気にせずに長時間のドライブが可能になり、またパソコンを操作し、在宅型の長時間勤務が可能になる。
過疎地等の安い駐車場を登録し、場合により家を持たずに、(浮いたコストで)、駐車が無料または低料金のコンビニやレストラン、あるいはスーパー銭湯に駐車し、お酒を飲みグルメを楽しみ、そして酔いがさめるまで、そのまま該駐車場で寝たり、休息をすれば、電車での帰宅等が必要なくなり、便利なものとなる。
全国どこの地域にいても、5Gの携帯電話の電波がつながるところであれば、AI電子会議システム(自撮り画像がインターネット上にて、仮想会議室や仮想職場に参列する。)にて、世界会議に出席をしたり、在宅勤務が可能である。
従来は、工事現場が山の中にある場合は、プレハブの宿泊施設を作るか、あるいは遠方の旅館やホテルに移動するような手段が必要で、さらに仮設トイレを設置したりしていたが、本提案によって、それらが不要となり、後処理を含めてのトイレの心配がなく、休息・睡眠・映画(TV)鑑賞、各種ゲーム、移動することなく、事務の仕事や会議出席(AI電子会議システム)も可能になる。
アフター5は、みんなで飲み会(居酒屋、スナック、麻雀、カラオケ・・・)をしたい場合や、自分の趣味(パチンコ、各種スポーツ等)を行いたい場合に、各人が生活しやすいEVに乗り出かけ、存分に楽しんだ後は、そこの駐車場で眠り、朝酔いが冷めてから、仕事現場に戻ってきて、仕事をする等が可能になる。
すなわち、8時間程度の仕事主体の生活から、16時間の睡眠や休息、趣味や遊び主体の生活なかで、仕事もしっかりと行うような、そんな生活が実現する。
特に、ホワイトカラーであれば、AI電子会議システムにて、在宅での会議出席や出勤が可能になるので、生活しやすいEVによって、趣味や子育(助手席側を子供の遊び場にする。)て、あるいは介護(助手席に障害者や介護が必要な身内を座らせる)等を主体としながら、仕事もできる環境が構築できる。
また、高齢者住宅としても活用できる。高齢者が運転できるうちは、運転席側に座り、自分で蓄電池の交換や水タンクの交換、及び排水も行うが、運転ができなくなったら、助手席側に座り、運転席側には元気な配偶者や家族が座り、仕事や趣味(国際麻雀選手権出場等)をしながら、同時にケアーを行うことができる。家や駐車場を持たない分で、食事はすべて、ネット予約型の世界グルメ宅配レストランを使用することも可能
になり、また、従来のディーサービスは業者側の二人がかりでの送迎が基本であったが、生活しやすいEVによって、送迎が不要で、その分でもコストダウンが達成される。
従来は山の中の仕事現場に家族が来るなんてことは考えづらかったが、例えば配偶者や恋人がやってきて、生活しやすいEVで、食事をしたり、隣同士で一緒に同じ映画を楽しんだり、そのまま寝泊まりが可能になる。
世界一の研究施設を山の中に作り、そこに生活しやすいEVでやってきて、研究施設での実験を断続的に行いながら、EV内で論文を書いたり、途中経過を報告をし、世界会議を開催したり、そして夜はネット予約での宅配世界グルメレストランのグルメを楽しみ、トイレを気にせずにそのまま、就寝することが可能となる。
宿泊施設が不要となり、研究施設内に会議室や事務所が不要となり、それらの設定や維持費の分を給料のUP分に充たり、食事補助費にあてたりすることが可能である。(ネット予約型宅配世界グルメレストランの増加にもつながる。)
<参考1>
万物は、時系列な変化を含めて複雑多岐な構成で成り立っており、また 該万物は互いにからみあっており、一つひとつを丁寧に解決する手法は間違いであり、多項目の課題を同時に、互いの利害関係等を調整しながら、少しずつ改善していく手法がSDGSの考えであり、正しいやり方である。なぜなら、それまで良かったシステムが、人口の増減や少子高齢化、地域の会社の隆盛、あるいはインフラ設備の老朽化等の複合的な要因で徐々に悪化するのが通例であり、そのうちの一項目を改善しても、全体としては良くならない場合が多いからである。
特許システムにおいても、その特許単独の有効性のみで論ずるのではなく、例えば本発明であれば、AI電子会議シスムやネット予約型の宅配世界グルメレストランの普及があれば、有効性(価値)がドラスチックに高まる。
ちなみに、AI電子会議シスステムとは、自撮り画像がネット上の仮想会議室に出席し、その様子をモニターできるシステムで、発言者が大写しとなり、発言内容が母国語と英語で表示され、そしてそこで議論をした内容は翻訳を含めて、自分のPCのメモリー部に保管されるというものである。これによって、会議の為の出張が減り、会議室の予約や会議室そのものが不要になり、また在宅化が進み、オフイスが不要になり、給料を倍にできる程のコストダウンにつながる。
ネット予約型の宅配グルメレストランとは、移動が大変な高齢者や近くに高級なレストランがない場合等で使われる、一週間以上前にネットで予約をし、高給な食材を調達し、一流シェフが腕をふるうものであり、保温可能な宅配用EVを使用し、宅配距離でも料金がUPするものながら、地域でのまとめ注文システムを利用すれば、実際に交通費を使うよりは割安になるシステムとなる。
<参考2>
韓国の映画「パラサイト」がアカデミー賞の4部門を制しましたが、テーマは生まれながらにして貧乏と金持ちの対比、格差社会の題提起でもあります。
仮の住まいなのに不動産の所有の有無で生活レベルが左右されてきた歴史に、生活しやすいEVが終止符を打ってくれると感じています。
運転免許が取れたら、一人一台、あるいはカップルで「生活しやすいEVに住み」、子供が生まれたら、家を借りて住む、電源はEVからの供給とレンタルの太陽光発電システムと蓄電池システムを活用する。
未来住宅とは(永住型ではなく)、レンタルの天軸型太陽光発電システム(天に向かってどんどん受光パネルが増えていくので名付けたもの、メガソーラー比べ場所をとらず、今後の主流と考えられる。)と生活しやすいEVの駐車場をもつ小型(生活の一部はEVが受け持つの)で、子供の数に応じた、平屋の〇LDKで十分となる。すなわち、大家族でも、夫婦又は独身の大人は、各人が生活しやすいEVを寝室兼仕事場とし、家は食事や団欒の場とし、また子供部屋を設定し、子供の数に従って借りる家を変える等が考えられる。
また、高齢になって(子供たちが独立したら)子供達の家の駐車場に住んでも良いし、超(レンタルルームで衣類や趣味のものを保管、駐車場とランドリー、そして温泉が入り放題で、月5万程度の料金設定の)スーパー銭湯に住んでもよい。