特許6793045IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

空気入りタイヤが嵌合されるリムの外周面と空気入りタイヤの内圧低下時に該空気入りタイヤを内側から支持する円環状の中子との間に配設されるゴム製の保持部材に関し、更に詳しくは、中子に対する通気穴の加工を不要にすると共に、リムに配設されるバルブの位置の自由度を高めることを可能にしたタイヤ用支持中子の保持部材

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の目的は、中子に対する通気穴の加工を不要にすると共に、リムに配設されるバルブの位置の自由度を高めることを可能にしたタイヤ用支持中子の保持部材を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を解決するための本発明のタイヤ用支持中子の保持部材は、空気入りタイヤが嵌合されるリムの外周面と前記空気入りタイヤの内圧低下時に該空気入りタイヤを内側から支持する円環状の中子との間に配設されるゴム製の保持部材であって、前記中子の基端部を受容する凹部を外周面に備えた環状体からなり、該環状体の前記凹部に対応する位置に該環状体を貫通する通気穴が形成され、前記環状体の内周面に該環状体の周方向に・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明では、中子の基端部を受容する凹部を外周面に備えた環状体からなるタイヤ用支持中子の保持部材において、環状体の凹部に対応する位置に該環状体を貫通する通気穴が形成され、環状体の内周面に該環状体の周方向に延びて通気穴に連通する内側周方向溝が形成され、凹部の底面に環状体の周方向に延びて通気穴に連通する外側周方向溝と環状体の幅方向に延びて外側周方向溝に連通する幅方向溝が形成され、該幅方向溝を凹部の側面において環状体の厚さ方向に延在させた構造を採用することにより、リムの外周面に連通するバルブと空気入りタイヤの内部空間との間に上述した内側周方向溝と通気穴と外側周方向溝と幅方向溝とからなる一連の通気経路が形成されるので、中子に対する通気穴の加工を不要にすることができる。また、内側周方向溝と通気穴と外側周方向溝と幅方向溝とを組み合わせた構造であるので、内側周方向溝の位置をバルブの位置に応じて変更することが可能となる。そのため、リムに配設されるバルブの位置の自由度を高めることができる。 本発明において、内側周方向溝の溝幅W1は3mm以上40mm以下であることが好ましい。これにより、保持部材による中子の保持能力と保持部材の耐久性を損なうことなく通気経路を確保することができる。 内側周方向溝の溝深さG1は2mm以上15mm以下であることが好ましい。これにより、保持部材による中子の保持能力と保持部材の耐久性を損なうことなく通気経路を確保することができる。 外側周方向溝の溝幅W2は内側周方向溝の溝幅W1に対して0.80≦W2/W1≦1.20の関係を満足することが好ましい。これにより、保持部材による中子の保持能力と保持部材の耐久性を損なうことなく通気経路を確保することができる。 幅方向溝の溝幅W3は内側周方向溝の溝幅W1に対して0.80≦W3/W1≦1.20の関係を満足することが好ましい。これにより、保持部材による中子の保持能力と保持部材の耐久性を損なうことなく通気経路を確保することができる。 外側周方向溝の溝深さG2は内側周方向溝の溝深さG1に対して0.40≦G2/G1≦1.20の関係を満足することが好ましい。これにより、保持部材による中子の保持能力と保持部材の耐久性を損なうことなく通気経路を確保することができる。 通気穴の直径Dは内側周方向溝の溝幅W1に対して0.20≦D/W1≦1.00の関係を満足することが好ましい。これにより、保持部材による中子の保持能力と保持部材の耐久性を損なうことなく通気経路を確保することができる。 本発明のタイヤ用支持中子の保持部材は、AGTやモノレールに代表される新交通システムの車両に装着される車輪に対して適用することが好ましいが、これに限定されるものではなく、タイヤ用支持中子を備えた種々の車輪に対して適用可能である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施形態からなるタイヤ用支持中子の保持部材を備えた車輪を示す子午線断面図である。

【図2】本発明の実施形態からなるタイヤ用支持中子の保持部材を展開した状態を示す上面図である。

【図3】本発明の実施形態からなるタイヤ用支持中子の保持部材を展開した状態を示す底面図である。

【図4】本発明の実施形態からなるタイヤ用支持中子の保持部材を示す断面図である。

【図5】本発明の他の実施形態からなるタイヤ用支持中子の保持部材を展開した状態を示す上面図である。

【図6】本発明の他の実施形態からなるタイヤ用支持中子の保持部材を展開した状態を示す底面図である。

【図7】本発明の他の実施形態からなるタイヤ用支持中子の保持部材を示す断面図である。

【図8】従来のタイヤ用支持中子の保持部材を備えた車輪を示す子午線断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 リム   2 バルブ   3 空気入りタイヤ   4 中子   5 保持部材   50 環状体   50A 内周面   50B 外周面   51 凹部   51B 底面   51C 側面   52 通気穴   53 内側周方向溝   55 外側周方向溝   56 幅方向溝

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