(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6793059
(24)【登録日】2020年11月11日
(45)【発行日】2020年12月2日
(54)【発明の名称】建具構造
(51)【国際特許分類】
E06B 1/56 20060101AFI20201119BHJP
E06B 1/70 20060101ALI20201119BHJP
E06B 5/00 20060101ALI20201119BHJP
E06B 1/60 20060101ALN20201119BHJP
【FI】
E06B1/56 Z
E06B1/70 F
E06B5/00 E
!E06B1/60
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-40143(P2017-40143)
(22)【出願日】2017年3月3日
(65)【公開番号】特開2018-145645(P2018-145645A)
(43)【公開日】2018年9月20日
【審査請求日】2020年2月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】000206211
【氏名又は名称】大成建設株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】307038540
【氏名又は名称】三和シヤッター工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100124084
【弁理士】
【氏名又は名称】黒岩 久人
(72)【発明者】
【氏名】古賀 和博
(72)【発明者】
【氏名】小早川 規
(72)【発明者】
【氏名】若松 勇司
(72)【発明者】
【氏名】阿部 能啓
【審査官】
砂川 充
(56)【参考文献】
【文献】
特開2010−144404(JP,A)
【文献】
実開平2−9680(JP,U)
【文献】
特開平9−177433(JP,A)
【文献】
特開昭60−109480(JP,A)
【文献】
実開平6−62179(JP,U)
【文献】
特開2016−3459(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3018325(JP,U)
【文献】
実開昭63−111588(JP,U)
【文献】
国際公開第2016/139864(WO,A1)
【文献】
特開平8−260823(JP,A)
【文献】
韓国公開特許第10−2009−0111432(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E06B 1/00−7/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
矩形状の壁開口に設けられる矩形状の扉枠と、当該扉枠に開閉可能に設けられた扉と、を備える建具の構造であって、
前記扉枠は、略水平に延びる沓摺りおよび上枠と、当該沓摺りと当該上枠とを連結して略鉛直方向に延びる一対の縦枠と、を備え、
前記沓摺りは、前記壁開口の下辺縁に固定され、
前記上枠は、前記壁開口の上辺縁に固定され、
前記縦枠は、前記壁開口の側辺縁に固定されることなく、前記壁開口の下辺縁および上辺縁に固定され、
前記縦枠は、鉛直方向に延びて前記沓摺りの上面に接合される内側縦枠と、鉛直方向に延びて当該内側縦枠に沿って設けられて前記沓摺りの側端面を覆う外側縦枠と、を備えることを特徴とする建具構造。
【請求項2】
前記縦枠は、鉛直方向に延びて前記内側縦枠と前記外側縦枠との間に設けられた補強部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の建具構造。
【請求項3】
前記縦枠の下端部の屋内側の側面には、当該縦枠の内部にモルタルを詰めるための開口が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の建具構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建具構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、壁躯体の下部の床面付近に水平方向の構造スリットが形成されており、さらにこの壁開口に鋼製建具が取り付けられる場合がある。
この構造スリットは、地震時に、構造スリットの上側の躯体(以下、上部躯体と呼ぶ)が構造スリットの下側の部分(以下、下部躯体と呼ぶ)に対して水平移動し、地震時の挙動に追従するものである。
【0003】
鋼製建具は、例えば、略平行に配置された一対の縦枠と、この一対の縦枠の上端部同士を連結する上枠と、一対の縦枠の下端部同士を連結する沓摺りと、を備える。
【0004】
ここで、沓摺りはステンレスで形成され、縦枠はスチールで形成されるが、縦枠と沓摺りとの接合部分では、横通しとなっている。横通しとは、横部材である沓摺りの上面に縦枠が当接する納まりである。その理由は、次の通りである。すなわち、縦枠を沓摺りに溶接すると、ステンレス製である沓摺りに焼き色が出てしまうため、沓摺りと縦枠とを強固に溶接できず、沓摺りと縦枠との間には微細な隙間が生じる。この隙間から、沓摺りと縦枠との接合部分に雨水が浸入するが、この雨水を沓摺りの上面に流して外部に排出するため、横通しとしている。
【0005】
このような鋼製建具を構造スリットの近傍に設ける場合、例えば、縦枠フリー方式を採用することが考えられる。
縦枠フリー方式とは、上枠と沓摺りのみを固定し、縦枠を固定しないことで、鋼製建具を構造スリットによる層間変位に追従可能とするものである。
【0006】
例えば、非特許文献1には、アルミ製窓について、縦枠フリー方式を採用することが示されており、このアルミ製窓と同様に、鋼製建具についても縦枠フリー方式を採用できると考えられる。
【0007】
しかしながら、このような縦枠フリー方式を採用する鋼製建具に採用するに当たり、次のような問題があった。つまり、躯体の層間変位が生じると、縦枠と躯体との間に打設されたシーリング材が変形し、圧縮されたシーリング材の圧力により縦枠が押されて変形してしまう。よって、縦枠の剛性を確保する必要があった。
【0008】
この問題を解決するため、縦枠と沓摺りとの接合部分において、横通しではなく、縦枠通しとすることが考えられる。
特許文献1には、縦枠通しとした鋼製建具の構造が示されている。縦枠通しとは、縦枠の側面に横部材である沓摺りが当接する納まりである。このような縦枠通しとすれば、縦枠の剛性を確保できる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0009】
【非特許文献1】構造スリット施工管理マニュアル、社団法人建築業協会発行(BCS)、2001年10月発行、28ページ
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2008−208601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、鋼製建具を縦枠通しとした場合、上述のように、沓摺りと縦枠との隙間から縦枠内部に雨水が浸入し、この雨水を外部に排出できない、という問題が生じる。
【0012】
本発明は、縦枠内部に浸入する雨水を排水でき、かつ、縦枠の変形を抑制して躯体の層間変位に追従できる建具構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
請求項1に記載の建具構造(例えば、後述の建具構造1)は、矩形状の壁開口(例えば、後述の壁開口10)に設けられる矩形状の扉枠(例えば、後述の扉枠20)と、当該扉枠に開閉可能に設けられた扉(例えば、後述の扉30)と、を備える建具の構造であって、前記扉枠は、略水平に延びる沓摺り(例えば、後述の沓摺り21)および上枠(例えば、後述の上枠22)と、当該沓摺りと当該上枠とを連結して略鉛直方向に延びる一対の縦枠(例えば、後述の縦枠23A、23B)と、を備え、前記沓摺りは、前記壁開口の下辺縁(例えば、後述の切欠き部11)に固定され、前記上枠は、前記壁開口の上辺縁(例えば、後述の上辺縁12)に固定され、前記縦枠は、前記壁開口の側辺縁(例えば、後述の側辺縁13A、13B)に固定されることなく、前記壁開口の下辺縁および上辺縁に固定され、前記縦枠は、鉛直方向に延びて前記沓摺りの上面に接合される内側縦枠(例えば、後述の内側縦枠50)と、鉛直方向に延びて当該内側縦枠に沿って設けられて前記沓摺りの側端面を覆う外側縦枠(例えば、後述の外側縦枠51)と、を備えることを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、縦枠を、沓摺りの上面に接合される内側縦枠と、内側縦枠に沿って設けられて沓摺りの側端面を覆う外側縦枠と、を含んで構成した。よって、内側縦枠と沓摺りとの隙間から縦枠の内部に雨水が浸入しても、この雨水は、沓摺りの上面を伝って外部に排出される。
【0015】
また、地震時に建物の層間変位により壁が変位すると、扉枠が平行四辺形状に変形し、この層間変位に追従する。このとき、縦枠と壁開口との間に打設されたシーリング材が変形して、縦枠を押圧する。
このとき、本発明によれば、縦枠を内側縦枠と外側縦枠とを含んで構成したので、縦枠の剛性が向上し、このシーリング材の押圧力に抵抗するので、縦枠の変形を抑制できる。
また、内側縦枠の外側に外側縦枠を設け、この外側縦枠の下端を壁開口の下辺縁に固定したので、内側縦枠と沓摺りとの接合部が破断するのを防止できる。
【0016】
請求項2に記載の建具構造は、前記縦枠は、鉛直方向に延びて前記内側縦枠と前記外側縦枠との間に設けられた補強部材(例えば、後述の補強部材52)をさらに備えることを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、内側縦枠と外側縦枠との間に補強部材を設けたので、縦枠の剛性がさらに向上して、シーリング材の押圧力により確実に抵抗できる。
【0018】
請求項3に記載の建具構造は、前記縦枠の下端部の屋内側の側面には、当該縦枠の内部にモルタルを詰めるための開口(例えば、後述の開口54)が形成されていることを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、縦枠の下端部に設けた開口を通して、縦枠の内部にモルタルを詰めることで、このモルタルを沓摺り内に詰めたモルタルと一体化させて、縦枠下端部の下辺縁に対する固定度を向上できる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、縦枠内部に浸入する雨水を排水でき、かつ、縦枠の変形を抑制しつつ躯体の層間変位に追従できる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明の一実施形態に係る建具構造の屋外側から視た正面図である。
【
図4】前記実施形態に係る建具構造の縦枠の構造を示す横断面図である。
【
図8】前記実施形態に係る建具構造の動作を説明するための模式図(その1)である。
【
図9】前記実施形態に係る建具構造の動作を説明するための模式図(その2)である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る建具構造1の屋外側から視た正面図である。
【0023】
建具構造1は、建物の屋内と屋外とを仕切る鉄筋コンクリート造の壁2の壁開口10に設けられ、屋内側の空間と屋外側の空間との間で往来可能とするものである。
壁開口10は矩形状であり、この壁開口10の下端部が切り欠かれて切欠き部11が形成されている。よって、壁開口10は、下辺縁となる切欠き部11、上辺縁12、側辺縁13A、13B、で構成される。
【0024】
建具構造1は、壁開口10に設けられる矩形状の扉枠20と、この扉枠に開閉可能に設けられた扉30と、を備える。
扉枠20は、略水平に延びる沓摺り21および上枠22と、これら沓摺り21と上枠22とを連結して略鉛直方向に延びる一対の縦枠23A、23Bと、を備える。
【0025】
壁2の下端側には、略水平に延びて壁開口10を通る構造スリットとしての横スリット5が設けられている。以下、壁2のうち横スリット5よりも下側の部分を、下部躯体2Aとし、横スリット5よりも上側の部分を、上部躯体2Bとする。すると、上部躯体2Bは、下部躯体2Aに対して水平方向に相対移動可能となっている。
【0026】
壁開口10の切欠き部11には、所定間隔おきに溶接用アンカー14が打ち込まれており、沓摺り21は、この溶接用アンカー14に溶接固定されている。
壁開口10の上辺縁12には、所定間隔おきに溶接用アンカー15が打ち込まれており、上枠22は、この溶接用アンカー15に溶接固定されている。
【0027】
壁開口10の切欠き部11の両側の入隅部には、溶接用アンカー16A、16Bが一対ずつ打ち込まれており、縦枠23A、23Bの下端部は、この溶接用アンカー16A、16Bに溶接固定されている。
壁開口10の上辺縁12の両側の入隅部には、溶接用アンカー17A、17Bが一対ずつ打ち込まれており、縦枠23A、23Bの上端部は、この溶接用アンカー17A、17Bに溶接固定されている。
つまり、縦枠23A、23Bは、壁開口10の側辺縁13A、13Bには固定されておらず、壁開口10の切欠き部11および上辺縁12にのみ固定されている。
【0028】
また、沓摺り21、上枠22、縦枠23A、23Bと壁開口10との隙間には、二重シーリング18が打設されている。
【0029】
図2は、
図1のA−A断面図である。
図3は、
図1のB−B断面図である。
沓摺り21の内部および沓摺り21と切欠き部11との間の隙間には、モルタルが詰められて、トロ詰め部40が形成されている。また、上述の二重シーリング18は、沓摺り21と切欠き部11との隙間のうち屋外に面する部分に打設されている。
【0030】
上枠22の内部および上枠22と上辺縁12との間の隙間には、モルタルが詰められて、トロ詰め部41が形成されている。また、上述の二重シーリング18は、上枠22と上辺縁12との隙間のうち屋外に面する部分、つまり、上枠22の水切り24と上辺縁12との隙間に打設されている。
【0031】
図4は、縦枠23Aの構造を示す横断面図である。
図5は、
図3のC−C矢視図である。
図6は、
図3のD−D矢視図である。
図7は、
図3のE−E断面図である。
以下、縦枠23Aの構造について説明するが、縦枠23Bについても、縦枠23Aと同様の構成である。
【0032】
縦枠23Aは、鉛直方向に延びて沓摺り21の上面に接合される内側縦枠50と、鉛直方向に延びて内側縦枠50に沿って設けられて沓摺り21の側端面を覆う外側縦枠51と、鉛直方向に延びて内側縦枠50と外側縦枠51との間に設けられた補強部材52と、を備える。
内側縦枠50は、断面略コの字形状の板材であり、縦枠23Aの扉30側の部分を構成する。外側縦枠51は、断面略コの字形状の板材であり、縦枠23Aの壁2側の部分を構成する。補強部材52は、断面略コの字形状の板材であり、内側縦枠50と外側縦枠51とを連結する。
【0033】
外側縦枠51の下端縁の屋内側の側面には、開口54が形成されている。また、補強部材52の下端縁には、内側縦枠50の内部と外側縦枠51の内部とを連通する開口55が形成されている。
この開口54、55を通して、外側縦枠51の屋内側から、内側縦枠50および外側縦枠51の内部にモルタルが詰められて、トロ詰め部40と一体化されている。
【0034】
また、内側縦枠50の下端縁と外側縦枠51の下端縁との間には、板状のブリッジ56が取り付けられている。このブリッジ56は、切欠き部11の底面に打ち込まれた溶接用アンカー16Aに溶接固定されている。
【0035】
以上の建具構造1の地震時の動作は、以下のようになる。
まず、初期状態では、
図1に示すように、扉枠20の上枠22、縦枠23A、23B、および沓摺り21は、矩形枠状となっている。上枠22は、壁開口10の上辺縁12に固定され、沓摺り21は、壁開口10の切欠き部11に固定されている。また、縦枠23A、23B上端部は、壁開口10の上辺縁12に固定され、縦枠23A、23Bの下端は、壁開口10の切欠き部11に固定されているが、縦枠23A、23Bは、壁開口10の側辺縁13A、13Bには固定されていない。
【0036】
地震時に、
図8に示すように、上部躯体2Bが下部躯体2Aに対して面内で水平方向に変位すると、扉枠20が平行四辺形枠状に変形する。このとき、縦枠23A、23Bと壁開口10との間に打設された二重シーリングのシーリング材Sが変形して、特に
図8中白抜き矢印で示すように、シーリング材Sの大きく圧縮された部分が、縦枠23A、23Bを強く押圧する。しかし、縦枠23A、23Bを、内側縦枠50と外側縦枠51とを含んで構成したので、このシーリング材Sの押圧力に抵抗できる。
【0037】
また、内側縦枠50は沓摺り21の上面に接合されているため、外側縦枠51を設けない場合、
図9(a)に示すように、シーリング材Sの押圧力が作用すると、内側縦枠50と沓摺り21との接合部が破断するおそれがある。しかしながら、本発明では、
図9(b)に示すように、内側縦枠50の外側に外側縦枠51を設け、この外側縦枠51の下端を切欠き部11の溶接用アンカー16Aに固定した。よって、シーリング材Sの押圧力が作用した際、内側縦枠50と沓摺り21との接合部の破断が防止される。
【0038】
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)縦枠23A、23Bを、沓摺り21の上面に接合される内側縦枠50と、内側縦枠50に沿って設けられて沓摺り21の側端面を覆う外側縦枠51と、を含んで構成した。よって、内側縦枠50と沓摺り21との隙間から縦枠23A、23Bの内部に雨水が浸入しても、この雨水は、沓摺り21の上面を伝って外部に排出される。
【0039】
また、地震時に建物の層間変位により壁2が変位すると、扉枠20が平行四辺形状に変形し、この層間変位に追従する。このとき、縦枠23A、23Bと壁開口10との間に打設されたシーリング材Sが変形して、縦枠23A、23Bを押圧する。
しかしながら、縦枠23A、23Bを内側縦枠50と外側縦枠51とを含んで構成したので、縦枠23A、23Bの剛性が向上し、このシーリング材Sの押圧力に抵抗するので、縦枠23A、23Bの変形を抑制できる。また、内側縦枠50の外側に外側縦枠51を設け、この外側縦枠51の下端を切欠き部11の溶接用アンカー16Aに固定したので、内側縦枠50と沓摺り21との接合部が破断するのを防止できる。
【0040】
(2)内側縦枠50と外側縦枠51との間に補強部材52を設けたので、縦枠23A、23Bの剛性がさらに向上して、シーリング材Sの押圧力により確実に抵抗できる。
【0041】
(3)縦枠23A、23Bの屋内側に設けた開口54、55を通して、縦枠23A、23Bの内部にモルタルを詰めることで、このモルタルを沓摺り21内に詰めたモルタルと一体化させて、縦枠23A、23Bの下端部の壁開口10の切欠き部11に対する固定度を向上できる。
【0042】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
【符号の説明】
【0043】
1…建具構造 2…壁 2A…下部躯体 2B…上部躯体 5…横スリット
10…壁開口 11…切欠き部 12…上辺縁 13A、13B…側辺縁
14、15、16A、16B、17A、17B…溶接用アンカー
18…二重シーリング
20…扉枠 21…沓摺り 22…上枠 23A、23B…縦枠 24…水切り
30…扉 40、41…トロ詰め部
50…内側縦枠 51…外側縦枠 52…補強部材 54、55…開口
56…ブリッジ