技術分野
熱プレス後にデスミア液に浸漬した際のクラック発生が抑制される多層ポリイミドフィルム、多層ポリイミド樹脂層と金属箔とを有するフレキシブル金属箔積層体、フレキシブル金属箔積層体の製造方法およびフレキシブル金属箔積層体を用いるリジッドフレキシブル配線板の製造方法に関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかし、特許文献1〜3に記載の材料では、上述のような熱プレスで積層し一体化する工程とデスミア処理の工程とを経るリジッドフレキシブルプリント配線板の製造工程に耐えるには不十分であり、両工程を経てもクラックの発生しないようなポリイミド材料は、これまで提供されていなかった。
本発明は、に鑑みてなされたものであって、その目的は、リジッドフレキシブル配線板を製造する際に、リジッド基板とフレキシブル基板とを熱プレスで積層し一体化する工程およびデスミア処理の工程を経ても、フレキシブル基板にクラックが生じないフレキシブル金属箔積層体、および当該フレキシブル金属箔積層体の原材料である多層ポリイミドフィルムを提供することにある。また、本発明の別の目的は、フレキシブル金属箔積層体の製造方法、およびリジッドフレキシブル配線板の製造方法を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
<1>少なくとも一層の非熱可塑性ポリイミド樹脂層を有する多層ポリイミドフィルムであって、前記多層ポリイミドフィルムが、動的粘弾性測定によるβ緩和由来の損失弾性係数の極大値を示す温度が155℃〜185℃のものであって、かつ前記極大値が0.03〜0.15のものであることを特徴とする、多層ポリイミドフィルム。
【発明の効果】
本発明により得られるフレキシブル金属箔積層体は、当該フレキシブル金属箔積層体をリジッドフレキシブル配線板へ加工する工程において、クラックの発生を抑えることが出来る。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】リジッドフレキシブル配線板の一例を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例において、フレキシブル金属箔積層体のデスミア液浸漬時のクラック耐性の測定時にプレスされる試料であって、積層材とフレキシブル金属箔積層体に由来するテストピースとを有する試料、の一例を示す断面図である。
1.金属箔
1’.金属箔(内層回路)
2.ガラスエポキシ基板(FR4基板)
3.接着剤
4.カバーレイフィルム
5.接着剤
6.多層ポリイミドフィルム
7.不織布
8.金属板
9.クラフト
10.塩化ビニル
11.離型フィルム
12.電解銅箔
100.リジッド基板
101.フレキシブル基板
200.積層材(7、8、9、10、11)
201.フレキシブル金属箔積層体
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