特許第6793362号(P6793362)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6793362
(24)【登録日】2020年11月12日
(45)【発行日】2020年12月2日
(54)【発明の名称】偽造防止の印鑑
(51)【国際特許分類】
   B41K 1/36 20060101AFI20201119BHJP
   B41K 1/02 20060101ALI20201119BHJP
【FI】
   B41K1/36 C
   B41K1/02 C
   B41K1/02 G
【請求項の数】2
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2020-31016(P2020-31016)
(22)【出願日】2020年2月6日
【審査請求日】2020年5月28日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518228057
【氏名又は名称】高橋 孝周
(73)【特許権者】
【識別番号】518228068
【氏名又は名称】高橋 領佑
(72)【発明者】
【氏名】高橋 孝周
(72)【発明者】
【氏名】高橋 領佑
【審査官】 加藤 昌伸
(56)【参考文献】
【文献】 特開2019−209676(JP,A)
【文献】 特開2016−062167(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41K1/00−1/58
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
印鑑の偽造を防止する目的で、印鑑(1)の印字面(2)の文字体の一部(3)を残し、他の文字体や外枠を均一に削ることにより、文字体の一部(3)のみを0.05ミリから0.3ミリ高くし、押印時に印影とともに用紙の裏面に印鑑毎に異なる印影の凹凸が生じる印鑑。
【請求項2】
印鑑の偽造を防止する目的で、印鑑(1)の印字面(2)の文字体の一部(3)に硬質な素材を接着することにより、0.05ミリから0.3ミリ高くし、押印時に印影とともに用紙の裏面に印鑑毎に異なる印影の凹凸が生じる印鑑。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、印鑑の印字面の文字体の一部を0.05ミリから0.3ミリ程度、他の文字体や外枠よりも高くすることにより、押印時に通常の印影が写され、且つ、用紙の裏面には従来の印鑑では生じない凹凸が生じるため、印影と裏面の凹凸の両面を確認することで本物の印鑑で捺印されたことが判明できる印鑑に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、印鑑は押印時に用紙に表示されるのは印影のみであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開 2005―66837号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の印鑑は、印影の一致のみで正当な印鑑と認識される為、印影の写しがあれば簡単に偽造されやすいという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印鑑の印字面の文字体の一部を残し、他の文字体や外枠を0.05ミリから0.3ミリ程度削る。若しくは文字体の一部に金属・木・石等の硬質な素材を接着若しくは塗ることにより、0.05ミリから0.3ミリ程度高くする。本発明は、以上のような構成よりなる印鑑である。
【発明の効果】
【0006】
捺印マットの弾力性と押印時に印字面全体に均一に圧力をかけることで、従来通り印影は鮮明に生じるが、用紙の裏面から見れば従来の印鑑では外枠の凹凸のみが鮮明になるのに対し、本発明の印鑑は高くした文字体の一部にだけ凹凸が生じる。
これは、押印時に捺印マットが圧縮される0.05ミリから0.3ミリの段差を印鑑の一部の文字体に設けることで用紙の表側には印影、裏面には凹凸が生じることとなる。
凹凸の箇所は印鑑毎に異なるため、用紙の表側の印影と裏側の凹凸の両面を照合することで、正当な印鑑か否かを識別できる。
もし、偽造された印鑑で押印されたものであれば、用紙の裏面の凹凸と本物の印鑑で押印した凹凸とでは明らかな違いが生じる。
その為、万が一、記憶に無い借用書や遺言状等が出た場合、印影だけでは極めて真贋の判定が困難な事案でも用紙の裏面の凹凸の違いで偽造されたものか否かを証明出来る。
この印鑑が広く認知されれば印鑑の偽造が無意味となるため、犯罪の抑止力となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 本発明の斜視図である。
図2】 本発明の正面図である。
図3】 本発明の背面図である。
図4】 本発明の左側面図である。
図5】 本発明の右側面図である。
図6】 本発明の平面図である。
図7】 本発明の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
印鑑(1)の印字面(2)の文字体の凸部(4)を他の文字体や外枠(3)よりも0.05ミリから0.3ミリ程度高くする。
本発明は、以上のような構造である。これを使用するときは、捺印マットに用紙を置き、押印する。
【符号の説明】
【0009】
1 印鑑
2 印字面
3 外枠
4 文字体の凸部
【要約】      (修正有)
【課題】従来の印鑑は、印影の一致のみで正当な印鑑と認識される為、偽造されやすいという問題があった。
【解決手段】印鑑1の印字面2の一部の印字部を他の印字部や外枠3よりも0.05ミリから0.3ミリ程度高くすることにより、押印時に印影だけでなく、用紙の裏面に印鑑1毎に異なる凹凸が生じるため、表面の印影と裏面の凹凸の両面を照合することで本物の印鑑1で捺印されたことが判明できる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7