(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記ライトは、たとえば、固定具を介して自転車のハンドルバーの上側に取付けられるが、場合によりハンドルバーの下側に取付けたいという要望もあり得る。ハンドルバーの下側に取付けた場合は、ハンドルバーの上側に取付けた場合に対して、ライトの方向が上下反転する。
【0005】
他方、軽車両用ライトには、所定の配光規格を満たすことが要求される場合がある。配光規格が決められた製品を設計者の意図しない取付方向に取付けた場合、所定の配光規格が満たされないという問題が生じ得る。たとえば、上向きに取付けることを意図した軽車両用ライトを上下反転させて下向きに取付けたとき、軽車両用ライトから出射される光も上下反転する。上下非対称の配光規格を満たすために上下非対称の配光となっている軽車両用ライトにおいては、取付方向が上下反転した場合、所定の配光規格が満たされないという問題が生じ得る。また、所定の配光規格に係る製品でなくても、より高度で好ましい安全配慮等の観点から上下非対称の配光となっている軽車両用ライトもある。このような軽車両用ライトにおいても、取付方向が上下反転すると、出射光が上下反転することになる。
【0006】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、軽車両への取付けの自由度を向上させた軽車両用ライトを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る軽車両用ライトは、固定具を介して軽車両に取付け可能な軽車両用ライトである。本明細書において、「軽車両」は日本の道路交通法において規定されるものに限定されず、典型的な一例である「自転車」の他に、たとえば「車椅子」、「手押し車」などを含む。「軽車両」は、典型的には主として人力で進むものを意味し、たとえば、「自転車」とは、典型的には人がペダルを交互に回し、車輪を回しながら進むものを意味するが、本発明の「軽車両」の範囲はそれに限定されない。たとえば、モータなどにより推進力のアシストを得るもの、モータなどによる推進力を得て自走するものも、上述の典型的な「自転車」と同様または相当する配光規格が要求される場合には、本明細書でいうところの「軽車両」に該当し得る。
【0008】
本明細書において、「自転車」は、二輪の乗物であってもよいし、三輪ないしそれよりも多い車輪を有する乗物であってもよい。自転車用ライトは、たとえば自転車のハンドルバー、フロントフォーク、ハブの軸などに取付け可能である。
【0009】
1つの局面では、上記軽車両用ライトは、発光部を備え、発光部からの光の配光分布が固定具に対して互いに上下反転する第1の角度および第2の角度を含む複数の選択的な角度で、発光部を固定具に対して脱着可能に固定することが可能である。
【0010】
他の局面では、上記軽車両用ライトは、発光部を含む第1部材と、固定具に固定される部位を含む第2部材とを備え、発光部からの光の配光分布が第2部材に対して互いに上下反転する第1の角度および第2の角度を含む複数の選択的な角度で、第1部材を第2部材に対して脱着可能に固定することが可能である。
【0011】
ここで、「上下反転」とは、固定具を介して軽車両用ライトが軽車両の固定された状態における「上下反転」を意味する。
【0012】
1つの実施態様では、上記軽車両用ライトにおいて、第2部材は、発光部に電力を供給する電源を収納する電源収納部を含む。
【0013】
1つの実施態様では、上記軽車両用ライトにおいて、第1部材は、発光部に電力を供給する電源を収納する電源収納部を含む。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、軽車両用ライトの軽車両への取付けの自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の実施の形態1に係る自転車用ライトの分解斜視図である。
【
図2】本発明の実施の形態1に係る自転車用ライトの上面図である。
【
図3】本発明の実施の形態1に係る自転車用ライトの底面図である。
【
図4】本発明の実施の形態1に係る自転車用ライトの正面図(
図2におけるIV方向から見た図)である。
【
図7】本発明の実施の形態2に係る自転車用ライトの分解斜視図である。
【
図8】本発明の実施の形態2に係る自転車用ライトの
側面図である。
【
図9】本発明の実施の形態2に係る自転車用ライトの底面図である。
【
図10】本発明の実施の形態2に係る自転車用ライトの正面図(
図8におけるX方向から見た図)である。
【
図12】本発明の実施の形態3に係る自転車用ライトの斜視図である。
【
図13】本発明の実施の形態3に係る自転車用ライトの上面図である。
【
図14】本発明の実施の形態3に係る自転車用ライトの底面図である。
【
図15】本発明の実施の形態3に係る自転車用ライトの正面図(
図13におけるXV方向から見た図)である。
【
図17】本発明の実施の形態4に係る自転車用ライトをブラケットに取付けた状態を示す斜視図である。
【
図18】本発明の実施の形態4に係る自転車用ライトをブラケットに取付けた状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一または対応する参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
【0017】
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。
【0018】
(実施の形態1)
図1から
図6を用いて実施の形態1に係る軽車両用ライトについて説明する。
図1は、本実施の形態に係る自転車用ライト100(軽車両用ライト)の分解斜視図である。
図2は、自転車用ライト100の上面図であり、
図3は、自転車用ライト100の底面図であり、
図4は、自転車用ライト100の正面図であり、
図5は、
図4におけるV−V断面図であり、
図6は、
図4におけるVI−VI断面図である。
【0019】
図1から
図6に示すように、自転車用ライト100は、第1部材110と第2部材120とを含む。第1部材110と第2部材120とは、脱着可能である。
【0020】
第1部材110は、筺体111と、切換えボタン112と、発光部113と、電極部114と、突起部115とを含む。第2部材120は、筺体121と、ブラケット取付部122とを含む。第2部材120の筺体121に電源123が収納される。すなわち、第2部材120の筺体121は、電源123を収納する電源収納部を構成する。
【0021】
筺体111は、発光部113を収納している。切換えボタン112は、発光部113の発光のオン/オフ、または発光の強弱を切り換えるためのボタンである。発光部113は、発光素子113Aと反射部113Bとを含む。発光素子113Aは、たとえばLED素子である。反射部113Bは発光素子113Aからの出射光を反射させて自転車用ライト100の前方に向ける。反射部113Bの形状を調整することで、所定の配光規格を満たす配光が実現される。たとえば、上下非対称の配光規格を満たすために、反射部113Bが上下非対称の形状を有する場合がある。電極114を介して電源123の電力が発光素子113Aに供給される。
【0022】
図1に示すように、筺体111上に突起部115が形成される。突起部115は、筺体111における第2部材120に挿入される部分に形成される。突起部115が形成された筺体111を筺体121に挿入し、軸方向まわりに相対回転させることで、第1部材110が第2部材120に固定される。上記とは逆方向に相対回転させることで第1部材110が第2部材120から取り外し可能となる。このように、第1部材110は第2部材120に対して脱着可能である。
【0023】
突起部115は、筺体111の周方向に180°互いにずれた位置に2組設けられている。2組の突起部115は同形状である。よって、第1部材110は、円周方向に180°互いにずれた第1の角度および第2の角度で第2部材120に固定可能である。
【0024】
第1部材110を第1の角度で第2部材120に取付けて自転車に固定した第1の状態と、第1部材110を第2の角度で第2部材120に取付けて自転車に固定した第2の状態とを対比すると、発光部113から自転車用ライト100の前方への出射光の配光分布が上下反転する。換言すると、自転車用ライト100が自転車に固定された状態で発光部113からの光の配光分布が互いに上下反転するように第1の角度(第1の状態)および第2の角度(第2の状態)が設定されている。具体的には、第1部材110における突起部115と、第2部材120におけるブラケット取付け部122との位置関係が調整されている。
【0025】
第2部材120の筺体121は、第1部分121Aと第2部分121Bとを含む。第1部分121Aおよび第2部分121Bは、互いに別個の2つの部材として形成され、互いに固定されて筐体121を構成している。筐体121の第1部分121Aは、第1部材110の筺体111に対して脱着可能に固定し得る。筺体121の下部に形成されたブラケット取付部122は、自転車に固定可能なブラケット(固定具)に固定可能な部位である。ブラケット取付部122を自転車の固定されたブラケットに嵌合させることで、自転車用ライト100が自転車に固定される。
【0026】
本実施の形態に係る自転車用ライト100においては、円周方向に180°互いにずれた第1の角度および第2の角度で第1部材110を第2部材120に固定可能であるため、発光部113からの出射光の配光分布を上下反転させることができる。したがって、自転車用ライト100の自転車への取付けの都合上、配光分布が上下非対称の自転車用ライト100の取付方向を
上下反転させなければならない場合でも、変更前と同等の配光分布を実現することが可能である。
【0027】
このように、本実施の形態に係る自転車用ライト100によれば、所定の配光規格を満たしながら同ライトの自転車への取付けの自由度を向上させることが可能である。
【0028】
(実施の形態2)
図7から
図11を用いて実施の形態2に係る軽車両用ライトについて説明する。
図7は、本実施の形態に係る自転車用ライト200(軽車両用ライト)の分解斜視図である。
図8は、自転車用ライト200の
側面図であり、
図9は、自転車用ライト200の底面図であり、
図10は、自転車用ライト200の正面図であり、
図11は、
図10におけるXI−XI断面図である。
【0029】
実施の形態2に係る自転車用ライト200は、実施の形態1に対する変形例である。
図7から
図11に示すように、自転車用ライト200は、第1部材210と第2部材220とを含む。第1部材210と第2部材220とは、脱着可能である。
【0030】
第1部材210は、筺体211と、発光部213とを含む。第2部材220は、筺体221と、ブラケット取付部222とを含む。第2部材220の筺体221に電源223が収納される。すなわち、第2部材220の筺体221は、電源223を収納する電源収納部を構成する。
【0031】
筺体211は、第1部分211Aと第2部分211Bとを含む。筺体211は、発光部213を収納している。発光部213は、たとえばLED素子からなる発光素子213Aと、発光素子213Aからの出射光を反射させて自転車用ライト200の前方に向ける反射部213Bとを含む。筺体211の第1部分211Aと第2部分211Bとを相対回転させることで発光部213の発光のオン/オフ、または発光の強弱を切り換えることができる。
【0032】
図7に示すように、筺体211上および筺体221上に各々嵌合部214および嵌合部224が形成される。嵌合部214,224を嵌合させることで、第1部材210が第2部材220に固定される。嵌合部214,224は、筺体211,221の周方向に180°互いにずれた位置に各々2組設けられている。2組の嵌合部214,224は各々同形状である。よって、第1部材210は、円周方向に180°互いにずれた第1の角度および第2の角度で第2部材220に固定可能である。
【0033】
第1部材210を第1の角度で第2部材220に取付けて自転車に固定した第1の状態と、第1部材210を第2の角度で第2部材220に取付けて自転車に固定した第2の状態とを対比すると、発光部213から自転車用ライト200の前方への出射光の配光分布が上下反転する。換言すると、自転車用ライト200が自転車に固定された状態で発光部213からの光の配光分布が互いに上下反転するように第1の角度(第1の状態)および第2の角度(第2の状態)が設定されている。具体的には、嵌合部214,224と、第2部材220におけるブラケット取付け部222との位置関係が調整されている。
【0034】
本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、円周方向に180°互いにずれた第1の角度および第2の角度で第1部材210を第2部材220に固定可能であるため、発光部113からの出射光の配光分布を上下反転させることができる。したがって、自転車用ライト200の自転車への取付けの都合上、配光分布が上下非対称の自転車用ライト200の取付方向を
上下反転させなければならない場合でも、変更前と同等の配光分布を実現することが可能である。つまり、所定の配光規格を満たしながら同ライトの自転車への取付けの自由度を向上させることが可能である。
【0035】
(実施の形態3)
図12から
図16を用いて実施の形態3に係る軽車両用ライトについて説明する。
図12は、本実施の形態に係る自転車用ライト300(軽車両用ライト)の斜視図である。
図13は、自転車用ライト300の上面図であり、
図14は、自転車用ライト300の底面図であり、
図15は、自転車用ライト300の正面図であり、
図16は、
図15におけるXVI−XVI断面図である。
【0036】
実施の形態3に係る自転車用ライト300は、実施の形態1,2に対する変形例である。
図12から
図16に示すように、自転車用ライト300は、第1部材310と、第2部材320と、第3部材330とを含む。第1部材310、第2部材320、および第3部材330は、互いに脱着可能である。
【0037】
第1部材310は、筺体311と、切換えボタン312と、発光部313とを含む。第1部材310の筺体311に電源314が収納される。すなわち、第1部材310の筺体311は、電源314を収納する電源収納部を構成する。第2部材320は、筒状部321と、ブラケット取付部322とを含む。
【0038】
筺体311は、発光部313を収納している。切換えボタン312は、発光部313の発光のオン/オフ、または発光の強弱を切り換えるためのボタンである。発光部313は、発光素子313Aと反射部313Bとを含む。
【0039】
図12ないし
図16に示すように、第1部材310の筺体311上に第2部材320の筒状部321が外嵌される。第3部材330は、第1部材310に取付けられた第2部材320を固定するためのストッパである。すなわち、第2部材320は、第1部材310に対して脱着可能である。
【0040】
第1部材310の筺体311には段差部315が形成されている。第2部材320の先端部323を第1部材310の段差部315に突き当てるように、第2部材320の筒状部321が第1部材310の筺体311に外嵌される。第2部材320が第1部材に外嵌された状態で第3部材330を取り付けることで、第2部材320が第1部材310に固定される。
【0041】
第1部材310の筺体311に形成された段差部315は、第1部材310の周方向にならぶ2組の凹部315Aと凸部315Bとを有する。凹部315Aは第2部材320から離れる方向に凹み、凸部315Bは第2部材320に近づく方向に突出する。2組の凹部315Aは互いに同形状であり、第1部材310の周方向に180°互いにずれた位置に形成される。2組の凸部315Bも互いに同形状であり、第1部材310の周方向に180°互いにずれた位置に形成される。
【0042】
第2部材320の先端部323は、第2部材320の周方向にならぶ2組の凹部323Aと凸部323Bとを有する。凹部323Aは第1部材310から離れる方向に凹み、凸部323Bは第1部材310に近づく方向に突出する。2組の凹部323Aは互いに同形状であり、第2部材320の周方向に180°互いにずれた位置に形成される。2組の凸部323Bも互いに同形状であり、第2部材320の周方向に180°互いにずれた位置に形成される。
【0043】
段差部315の凹部315Aと先端部323の凸部323Bとが嵌合可能であり、段差部315の凸部315Bと先端部323の凹部323Aとが嵌合可能である。よって、第2部材320は、円周方向に180°互いにずれた第1の角度および第2の角度で第1部材310に固定可能である。
【0044】
第2部材320を第1の角度で第1部材310に取付けて自転車に固定した第1の状態と、第2部材320を第2の角度で第1部材310に取付けて自転車に固定した第2の状態とを対比すると、発光部313から自転車用ライト300の前方への出射光の配光分布が上下反転する。換言すると、自転車用ライト300が自転車に固定された状態で発光部313からの光の配光分布が互いに上下反転するように第1の角度(第1の状態)および第2の角度(第2の状態)が設定されている。具体的には、凹部315A,323Aおよび凸部315B,323Bと、第2部材320におけるブラケット取付け部322との位置関係が調整されている。
【0045】
本実施の形態においても、実施の形態1,2と同様に、円周方向に180°互いにずれた第1の角度および第2の角度で第2部材320を第1部材310に固定可能であるため、発光部313からの出射光の配光分布を上下反転させることができる。したがって、自転車用ライト300の自転車への取付けの都合上、配光分布が上下非対称の自転車用ライト300の取付方向を
上下反転させなければならない場合でも、変更前と同等の配光分布を実現することが可能である。
【0046】
(実施の形態4)
図17から
図19を用いて実施の形態4に係る軽車両用ライトについて説明する。
図17は、本実施の形態に係る自転車用ライト400(軽車両用ライト)をブラケット500に取付けた状態を示す斜視図である。
図18は、自転車用ライト400をブラケット500に取付けた状態を示す側面図であり、
図19は、
図18におけるXIX−XIX断面図である。
【0047】
実施の形態4に係る自転車用ライト400は、実施の形態1〜3に対する変形例である。
図17から
図19に示すように、自転車用ライト400は、本体410を含む。本体410は、実施の形態1〜3と同様の発光部を含むが、詳細な説明は繰り返さない。
【0048】
図17ないし
図19に示すように、本体410には、本体410の周方向に180°ずれた位置に形成された第1凸部410Aと第2凸部410Bとが形成されている。
【0049】
第1凸部410Aと第2凸部410Bとは同形状であり、このいずれかをブラケット500の溝部500Aに嵌合させることにより、自転車用ライト400がブラケット500に固定される。よって、自転車用ライト400は、円周方向に180°互いにずれた第1の角度および第2の角度でブラケット500に固定可能である。
【0050】
自転車用ライト400を第1の角度でブラケット500に取付けて自転車に固定した第1の状態と、自転車用ライト400を第2の角度でブラケット500に取付けて自転車に固定した第2の状態とを対比すると、自転車用ライト400の前方への出射光の配光分布が上下反転する。
【0051】
本実施の形態においても、実施の形態1〜3と同様に、円周方向に180°互いにずれた第1の角度および第2の角度で自転車用ライト400をブラケット500に固定可能であるため、自転車用ライト400の自転車への取付けの都合上、配光分布が上下非対称の自転車用ライト400の取付方向を
上下反転させなければならない場合でも、変更前と同等の配光分布を実現することが可能である。
【0052】
(変形例)
上述の例では、上下反転の2つの角度(第1の角度および第2の角度)で固定可能な自転車用ライトについて説明したが、たとえば等間隔に90°ずれた4つの角度で固定可能な自転車用ライトであってもよい。90°ずれた位置で自転車用ライトを固定した場合、たとえば、自転車上の水平なバーに代えて垂直なバーにライトを固定する場合でも、もとの配光分布を維持することができる。さらに、本発明の範囲は「2つまたは4つの角度」に限定されるものではなく、「互いに上下反転する第1および第2の角度」を含む限り、「軽車両」の前後方向の軸まわりの「複数の選択的な角度」で発光部を固定具に脱着可能に固定し得るものは、本開示の範囲に含まれると解釈されるべきである。
【0053】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。