(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記導電体は、前記上壁面の面積に対する当該導電体の面積の割合が50%以上になるように当該上壁面上に配置される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発光装置。
前記導電体は、前記外壁面の面積と前記外側面の面積との合計に対する当該導電体の面積の割合が50%以上になるように当該外壁面及び外側面上に配置される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発光装置。
各前記接続体は、前記光源部が実装される第三パッドと、前記第一パッドと前記第三パッドとを電気的に接続する導線と、を有している、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光装置。
各前記接続体は、前記第一パッドと電気的に接続されている第四パッドと、前記光源部と前記第四パッドとを電気的に接続するワイヤと、を有している、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光装置。
前記集合体の各前記パッケージ部に対応する前記窓部が搭載された状態では、前記載置面から前記上壁面までの高さが、前記載置面から前記光出射面までの高さより大きく、
前記集合体を個片化する際に、前記上壁面をダイシングテープに貼り付けた後に、互いに隣り合う前記パッケージ部の間に設定されている切断予定ラインに沿って前記集合体をダイシングする、請求項13に記載の発光装置の製造方法。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
【0027】
(第1実施形態)
図1〜
図6を参照して、第1実施形態に係る発光装置D1の構成について説明する。
図1の(a)は、第1実施形態に係る発光装置の構成を模式的に示す図であり、
図1の(b)は、
図1の(a)の光源部を拡大して示す図である。
図2の(a)は、第1実施形態に係る発光装置の平面図であり、
図2の(b)は、
図2の(a)のIIb−IIb線に沿った断面図である。
図3は、
図2の(b)の領域E1を拡大した図である。
図4の(a)は、第1実施形態に係る発光装置の平面図であり、
図4の(b)は、第1実施形態に係る発光装置の側面図である。
図4の(c)は、第1実施形態に係る発光装置の正面図であり、
図4の(d)は、第1実施形態に係る発光装置の底面図である。
図5の(a)は、第1実施形態に係るパッケージ部の平面図であり、
図5の(b)は、
図5の(a)のVb−Vb線に沿った断面図である。
図6の(a)は、第1実施形態に係る窓部の平面図であり、
図6の(b)は、第1実施形態に係る窓部の正面図である。
【0028】
発光装置D1は、光源部10、窓部20、及びパッケージ部30を備える。窓部20は、光源部10を搭載し、パッケージ部30は、光源部10が配置される空間SC1を窓部20とで画成している。
【0029】
光源部10は、例えば、発光ダイオード(LED)といった発光素子を含む。発光素子に用いられる発光ダイオードは、例えば、波長3〜5μmといった赤外領域の光を放射する。光源部10は、例えば、表面実装型の直方体形状又は略立方体形状を有する。光源部10では、例えば、その直方体形状の6つの面のうち、一の面が端子面12であり、端子面12上には、例えば、アノード端子14及びカソード端子16が配置される。光源部10では、端子面12の反対側に放射面18を有し、この放射面18から光が出射される。
【0030】
窓部20は、窓材21と配線体WD1とを有し、窓材21は、光出射面22と、下面23と、側面24とを有する。下面23は、光出射面22と対向し、側面24は、光出射面22と下面23とを接続している。配線体WD1は、窓材21の下面23上に設けられている。光出射面22と下面23との接続とは、光出射面22と下面23とが直接的に接続される場合と、光出射面22と下面23とが他の面を介在して間接的に接続される場合とを含む(以下、本明細書において、面と面との接続は、直接的な接続と間接的な接続とを含む)。
【0031】
パッケージ部30は、基部40と壁部50とを有し、壁部50は、例えば、基部40上に位置する。基部40は、窪み42と、載置面44と、底面46と、外側面48とを有している。窪み42は、窓材21の下面23に対向して設けられており、載置面44は、窪み42の縁47に沿って設けられていると共に窓材21の下面23と対向している。底面46は、載置面44に対向しており、外側面48は、底面46に接続されている。
【0032】
壁部50は、内壁面52と、外壁面54と、上壁面56とを有し、光出射面22に直交する方向Ax1から見て窓材21に沿って設けられている。内壁面52は、載置面44と接続されていると共に窓部20の側面24と対向している。外壁面54は、内壁面52と対向していると共に外側面48に接続されている。上壁面56は、内壁面52と外壁面54とを接続している。
【0033】
パッケージ部30は、光出射面22に直交する方向Ax1から見て、多角形状を呈することができる。具体的には、パッケージ部30は、例えば、正方形や長方形といった四角形を呈し、又は、六角形や八角形を呈することができる。外側面48及び外壁面54の数は、それぞれ複数であることができる。具体的には、外側面48及び外壁面54の数は、例えば、4であり、又は、6や8であることができる。
【0034】
パッケージ部30は、反射部32と導電体34とを有し、反射部32は、窪み42の表面43上に設けられている。発光装置D1では、光源部10の放射面18から反射部32に向けて光が出射され、反射部32は、光源部10から出射された光を窓部20に向けて反射する。反射部32によって反射された光は、窓部20の窓材21を透過して、発光装置D1の外部に出射される。導電体34は、載置面44、内壁面52、上壁面56、外壁面54、及び外側面48上を延在している。
【0035】
窓材21は、反射部32で反射された光を透過させるために好適な材料からなり、例えば、シリコン(Si)、サファイア、及びゲルマニウムといった材料である。窓材21のための材料のうち、シリコン基板は、約150W/(mK)といった高い熱伝導率を有し、また、例えば波長3〜5μmの赤外光を良好に透過させる。シリコン基板は、その基板上に、波長3〜5μmの赤外光の反射を有効に低減できる反射防止膜を備えることができる。この反射防止膜を備えたシリコン基板は、高い熱伝導率に加えて、例えば波長3〜5μmにおいて高い光透過率を有する。
【0036】
窓材21上の配線体WD1は、複数の第一パッド25と接続体CN1とを有している。複数の第一パッド25は、載置面44と対向し、接続体CN1は、光源部10と複数の第一パッド25とを電気的に接続する。本実施形態において、各接続体CN1は、例えば、第三パッド26と導線27とを有する。第三パッド26は、光源部10を実装し、導線27は、第一パッド25と第三パッド26とを接続する。第三パッド26は、窓材21上において光源部10を搭載する領域、例えば、窓材21の中央領域上に設けられる。複数の第一パッド25は、例えば、中央領域を囲む周辺領域に設けられる。
【0037】
第三パッド26は、一又は複数であることができて、例えば、第一実装パッド体61及び第二実装パッド体62からなる。複数の第三パッド26のうち、対応する第一パッドが、光源部10のアノード端子14又はカソード端子16に接続される。例えば、第一実装パッド体61及び第二実装パッド体62が、それぞれ、光源部10のアノード端子14及びカソード端子16に接続される。
【0038】
第三パッド26の材料は、例えば、Cu−Ni−Auといった金属メッキ及びはんだであり、はんだは、Cu−Ni−Au上に設けられることができる。金属メッキのCu−Ni−Auの最上層には、Au層が位置する。第一パッド25と導線27との材料は、Cu−Ni−Au、Al−Ni−Au、及びTi−Pt−Auといった金属メッキである。これらの金属メッキの最上層には、いずれもAu層が位置する。
【0039】
窓部20は、下面23上に設けられたダミーパッド28を有しており、ダミーパッド28には、光源部10が実装される。ダミーパッド28は、一つ又は複数であることができて、例えば、第一ダミーパッド体71及び第二ダミーパッド体72からなる。第一ダミーパッド体71及び第二ダミーパッド体72は、第一実装パッド体61及び第二実装パッド体62と共に、光源部10を支えている。本実施形態では、第一ダミーパッド体71及び第二ダミーパッド体72は、光源部10を支持する一方で、光源部10には電気的に接続されていない。ダミーパッド28は、第三パッド26と同じ材料から成っていてもよい。
【0040】
第一実装パッド体61、第二実装パッド体62、第一ダミーパッド体71、及び第二ダミーパッド体72は、例えば、この順に、下面23の光源部10を搭載する領域において仮想的に描かれる四角形の各頂点に位置することができる。
【0041】
本実施形態では、複数の第三パッド26が、2つのパッド体、つまり、第一実装パッド体61及び第二実装パッド体62を有し、複数のダミーパッド28が、2つのダミーパッド体、つまり、第一ダミーパッド体71及び第二ダミーパッド体72を有している。発光装置では、光源部10に電力が供給され、かつ、光源部10が安定的に支持されることができれば、第三パッド26及びダミーパッド28に含まれるパッド体の個数には特に制限はない。例えば、第三パッド26に含まれるパッド体の数が、2つであり、ダミーパッド28に含まれるパッド体の数が1つであってもよい。第三パッド26に含まれるパッド体の数が、2つであり、ダミーパッド28に含まれるパッド体の数が3つであってもよい。
【0042】
窓材21は、例えば、平板のような形状を有し、平面視で略正方形の形状を有することができる。窓材21は、例えば、第一側部21a、第二側部21b、第三側部21c、及び第四側部21dを有する。第一側部21aは、第三側部21cの反対側に位置し、第二側部21bは、第四側部21dの反対側に位置する。
【0043】
窓材21は、例えば、4つの隅部を有する。窓材21は、第四側部21dと第一側部21aとが成す第一隅部29aを有し、第一側部21aと第二側部21bとが成す第二隅部29bを有する。窓材21は、第二側部21bと第三側部21cとが成す第三隅部29cを有し、第三側部21cと第四側部21dとが成す第四隅部29dを有する。
【0044】
第一パッド25は、例えば、第一パッド体63及び第二パッド体64からなり、例えば、周辺領域に設けられる。第一パッド体63は、例えば、第一側部21a上において、第一隅部29aから第二隅部29bまで延在し、第二パッド体64は、例えば、第三側部21c上において、第三隅部29cから第四隅部29dまで延在する。
【0045】
第一パッド体63は、例えば、その一端において第一接続部分63aを有し、その他端において第二接続部分63bを有する。第一接続部分63aは、例えば、第一隅部29aに設けられ、第二接続部分63bは、例えば、第二隅部29bに設けられる。第一接続部分63a及び第二接続部分63bは、第一パッド体63と、パッケージ部30に設けられた導電体とを接続するための接続部分である。
【0046】
第二パッド体64は、例えば、その一端において第三接続部分64aを有し、その他端において第四接続部分64bを有する。第三接続部分64aは、例えば、第三隅部29cに設けられ、第四接続部分64bは、例えば、第四隅部29dに設けられる。第三接続部分64a及び第四接続部分64bは、第二パッド体64と、パッケージ部30に設けられた導電体とを接続するための接続部分である。
【0047】
本実施形態では、窓部20は、アンダーフィルUFを有し、アンダーフィルUFは、下面23、第三パッド26、ダミーパッド28、及び光源部10の間に生じる隙間を埋めるように設けられる。
【0048】
導線27は、一又は複数であることができて、互いに対応する第一パッド25と第三パッド26とを電気的に接続する。複数の導線27は、例えば、第一導線81及び第二導線82からなる。第一導線81は、例えば、第一実装パッド体61と第一パッド体63とを電気的に接続し、第二導線82は、例えば、第二実装パッド体62と第二パッド体64とを電気的に接続する。
【0049】
第一導線81は、例えば、その一端において、第一パッド体63と交差するように接続され、その他端において第一実装パッド体61に接続される。第一導線81の一端と第一パッド体63との交差は、例えば、第一パッド体63の中央付近でなされる。第一導線81の当該他端は、例えば、方向Ax1に沿って、窓材21と第一実装パッド体61との間に位置する。
【0050】
第二導線82は、例えば、その一端において、第二パッド体64と交差するように接続され、その他端において第二実装パッド体62に接続される。第二導線82の一端と第二パッド体64との交差は、例えば、第二パッド体64の中央付近でなされる。第二導線82の当該他端は、例えば、方向Ax1に沿って、窓材21と第二実装パッド体62との間に位置する。
【0051】
パッケージ部30の外側面48は、例えば、第一外側面48a、第二外側面48b、第三外側面48c、及び第四外側面48dからなる。第一外側面48aは、第三外側面48cに対向し、第二外側面48bは、第四外側面48dに対向する。第一外側面48aは、第四外側面48dと第二外側面48bとを接続し、第二外側面48bは、第一外側面48aと第三外側面48cとを接続する。第三外側面48cは、第二外側面48bと第四外側面48dとを接続し、第四外側面48dは、第三外側面48cと第一外側面48aとを接続する。第一外側面48a、第二外側面48b、第三外側面48c、及び第四外側面48dは、全て、底面46に接続されている。
【0052】
外壁面54は、例えば、第一外壁面54a、第二外壁面54b、第三外壁面54c、及び第四外壁面54dからなる。第一外壁面54aは、第三外壁面54cに対向し、第二外壁面54bは、第四外壁面54dに対向する。第一外壁面54aは、第四外壁面54dと第二外壁面54bとを接続し、第二外壁面54bは、第一外壁面54aと第三外壁面54cとを接続する。第三外壁面54cは、第二外壁面54bと第四外壁面54dとを接続し、第四外壁面54dは、第三外壁面54cと第一外壁面54aとを接続する。
【0053】
第一外側面48aは第一外壁面54aに接続され、第二外側面48bは第二外壁面54bに接続される。第三外側面48cは第三外壁面54cに接続され、第四外側面48dは第四外壁面54dに接続される。
【0054】
内壁面52は、例えば、第一内壁面52a、第二内壁面52b、第三内壁面52c、及び第四内壁面52dからなる。第一内壁面52aは、第三内壁面52cに対向し、第二内壁面52bは、第四内壁面52dに対向する。第一内壁面52aは、第四内壁面52dと第二内壁面52bとを接続し、第二内壁面52bは、第一内壁面52aと第三内壁面52cとを接続する。第三内壁面52cは、第二内壁面52bと第四内壁面52dとを接続し、第四内壁面52dは、第三内壁面52cと第一内壁面52aとを接続する。第一内壁面52a、第二内壁面52b、第三内壁面52c、及び第四内壁面52dは、全て、載置面44に接続されている。第一内壁面52aは、第一外壁面54aに対向し、第二内壁面52bは、第二外壁面54bに対向している。第三内壁面52cは、第三外壁面54cに対向し、第四内壁面52dは、第四外壁面54dに対向している。
【0055】
上壁面56は、例えば、第一上壁面56a、第二上壁面56b、第三上壁面56c、及び第四上壁面56dからなる。第一上壁面56aは、第三上壁面56cの反対側に位置し、第二上壁面56bは、第四上壁面56dの反対側に位置する。第一上壁面56aは、第一内壁面52aと第一外壁面54aとを接続し、第二上壁面56bは、第二内壁面52bと第二外壁面54bとを接続する。第三上壁面56cは、第三内壁面52cと第三外壁面54cとを接続し、第四上壁面56dは、第四内壁面52dと第四外壁面54dとを接続する。
【0056】
導電体34は、複数の第二パッド36を有している。複数の第二パッド36は、複数の第一パッド25のうち対応する第一パッド25と対向するように載置面44上に設けられており、対応する第一パッド25と電気的に接続されている。
【0057】
載置面44は、例えば、4つのコーナーを有する。例えば、載置面44は、当該載置面44、第四内壁面52d及び第一内壁面52aが成す第一コーナー44aを有し、当該載置面44、第一内壁面52a及び第二内壁面52bが成す第二コーナー44bを有する。載置面44は、当該載置面44、第二内壁面52b及び第三内壁面52cが成す第三コーナー44cを有し、当該載置面44、第三内壁面52c及び第四内壁面52dが成す第四コーナー44dを有する。
【0058】
本実施形態において、例えば、4つのコーナーには、窓部20上に設けられた各パッド体の接続部分と電気的に接続するための導電体34の第二パッド36が設けられる。例えば、第二パッド36は、コーナーにおいて、第一導電体37a、第二導電体37b、第三導電体37c、及び第四導電体37dを含む。第一コーナー44a上には、第二パッド体64の第四接続部分64bと電気的に接続するための第一導電体37aが設けられ、第二コーナー44b上には、第二パッド体64の第三接続部分64aと電気的に接続するための第二導電体37bが設けられる。第三コーナー44c上には、第一パッド体63の第二接続部分63bと電気的に接続するための第三導電体37cが設けられ、第四コーナー44d上には、第一パッド体63の第一接続部分63aと電気的に接続するための第四導電体37dが設けられる。
【0059】
窓部20の第二パッド体64の第四接続部分64bは、導電性樹脂などを介して、載置面44の第一導電体37aと電気的に接続される。同様に、窓部20の第二パッド体64の第三接続部分64a、第一パッド体63の第二接続部分63b及び第一接続部分63aは、導電性樹脂などを介して、それぞれ、載置面44の第二導電体37b、第三導電体37c及び第四導電体37dと電気的に接続される。
【0060】
導電体34は、内壁面52上において、例えば、第一内側導電体38a、第二内側導電体38b、第三内側導電体38c、及び第四内側導電体38dを含む。パッケージ部30は、例えば、内壁面52上において、第四内壁面52dと第一内壁面52aとが成す第一縁部を有し、第一内壁面52aと第二内壁面52bとが成す第二縁部を有する。第一導電体37aと電気的に接続するための第一内側導電体38aが、第一縁部上に設けられ、第二導電体37bと電気的に接続するための第二内側導電体38bが、第二縁部上に設けられる。
【0061】
パッケージ部30は、内壁面52上において、第二内壁面52bと第三内壁面52cとが成す第三縁部を有し、第三内壁面52cと第四内壁面52dとが成す第四縁部を有する。第三縁部上に、第三導電体37cと電気的に接続するための第三内側導電体38cが設けられ、第四縁部上に、第四導電体37dと電気的に接続するための第四内側導電体38dが設けられる。
【0062】
パッケージ部30は、上壁面56と互いに隣り合う外壁面54とが成す角部31を有する。例えば、光出射面22に直交する方向Ax1から見て、パッケージ部30が四角形状を呈するときには、パッケージ部30は、4つの角部31を有する。パッケージ部30は、上壁面56上において、上壁面56、第四外壁面54d及び第一外壁面54aが成す第一角部31aを有し、上壁面56、第一外壁面54a及び第二外壁面54bが成す第二角部31bを有する。パッケージ部30は、上壁面56上において、上壁面56、第二外壁面54b及び第三外壁面54cが成す第三角部31cを有し、上壁面56、第三外壁面54c及び第四外壁面54dが成す第四角部31dを有する。
【0063】
導電体34は、上壁面56上において、例えば、第一上側導電体39a及び第三上側導電体39cを含む。第一上壁面56a上、第二上壁面56b上、及び第四上壁面56d上には、第一角部31a及び第二角部31bを除いて、第一上側導電体39aが設けられる。第二上壁面56b上、第三上壁面56c上、及び第四上壁面56d上には、第三角部31c及び第四角部31dを除いて、第三上側導電体39cが設けられる。導電体34は、角部31上には延在していない。
【0064】
第一上側導電体39aは、第一上壁面56a上において、その第一上壁面56aの面積の50%以上の領域に配置されていてもよい。第三上側導電体39cは、第三上壁面56c上において、その第三上壁面56cの面積の50%以上の領域に配置されていてもよい。すなわち、導電体34は、上壁面56の面積に対する当該導電体34の面積の割合が50%以上になるように当該上壁面56上に配置されてもよい。
【0065】
本実施形態では、第一上壁面56aの内側領域56sにおいて、第一上側導電体39aが設けられていないが、内側領域56sにも第一上側導電体39aが設けられてもよい。第三上壁面56cの内側領域56tにおいて、第三上側導電体39cは設けられていないが、内側領域56tに第二上側導電体39bが設けられてもよい。
【0066】
パッケージ部30は、互いに隣り合う外壁面54が成す稜部33を有する。例えば、光出射面22に直交する方向Ax1から見て、パッケージ部30が四角形状を呈するときには、パッケージ部30は、4つの稜部33を有する。パッケージ部30は、外壁面54上において、第四外壁面54d及び第一外壁面54aが成す第一稜部33aを有し、第一外壁面54a及び第二外壁面54bが成す第二稜部33bを有する。パッケージ部30は、外壁面54上において、第二外壁面54b及び第三外壁面54cが成す第三稜部33cを有し、第三外壁面54c及び第四外壁面54dが成す第四稜部33dを有する。これらの稜部33は、例えば、上壁面56と外壁面54との境界から外側面48と底面46との境界まで延在する。
【0067】
パッケージ部30は、第一外壁面54a上及び第一外側面48a上を延在するに第一外側導電体35aを有し、第三外壁面54c上及び第三外側面48c上に第三外側導電体35cを有する。第一外側導電体35aは、第一上側導電体39aに電気的に接続され、第三外側導電体35cは、第三上側導電体39cに電気的に接続される。第一外側導電体35aは、第一稜部33a上及び第二稜部33b上に設けられず、第三外側導電体35cは、第三稜部33c上及び第四稜部33d上に設けられない。導電体34は、稜部33上に延在していない。
【0068】
第一外側導電体35aは、第一外壁面54a上において、その第一外壁面54aの面積の50%以上の領域に配置されていてもよい。第三外側導電体35cは、第三外壁面54c上において、その第三外壁面54cの面積の50%以上の領域に配置されていてもよい。すなわち、導電体34は、外壁面54の面積に対する当該導電体34の面積の割合が50%以上になるように当該外壁面54上に配置されてもよい。
【0069】
第一外側導電体35aは、第一外壁面54a上及び第一外側面48a上において、それら第一外壁面54aの面積と第一外側面48aの面積との合計の50%以上の領域に配置されていてもよい。第三外側導電体35cは、第三外壁面54c上及び第三外側面48c上において、それら第三外壁面54cの面積と及び第三外側面48cの面積とを合わせた総面積の50%以上の領域に配置されていてもよい。すなわち、導電体34は、外壁面54の面積と外側面48の面積との合計に対する当該導電体34の面積の割合が50%以上になるように当該外壁面54及び当該外側面48上に配置されてもよい。
【0070】
パッケージ部30は、例えば、底面46上に、第一底面導電体41a及び第三底面導電体41cを有する。導電体は、底面46上を更に延在することができる。第一底面導電体41aは、アノード電極又はカソード電極の一方であり、第三底面導電体41cは、アノード電極又はカソード電極の他方であることができる。第一底面導電体41aは、第一外側導電体35aに電気的に接続され、第三底面導電体41cは、第三外側導電体35cに電気的に接続される。
【0071】
第一底面導電体41aは、長方形のような二次元形状を有し、一方、第二底面導電体41bは、長方形と三角形とが繋がったような二次元形状を有することができる。これらの二次元形状の違いによって、視覚的にアノード電極とカソード電極とが容易に識別される。
【0072】
パッケージ部30は、反射部導電体45を有し、反射部導電体45は、窪み42、載置面44、内壁面52、及び上壁面56の上を延在する。反射部導電体45は、例えば、第一反射部導電体45aと第二反射部導電体45bとからなる。第二反射部導電体45bは、第一反射部導電体45aに対向して設けられる。
【0073】
第一反射部導電体45aは、窪み42、載置面44、第二内壁面52b、及び第二上壁面56bの上を延在し、第二反射部導電体45bは、窪み42、載置面44、第四内壁面52d、及び第四上壁面56dの上を延在する。第一反射部導電体45a及び第二反射部導電体45bは、共に、窪み42上を延在し、窪み42上に設けられた反射部32の上端に電気的に接続される。第一反射部導電体45a及び第二反射部導電体45bは、例えば、金属メッキを含む反射部32の作製の際に形成された導電材料である。反射部32は、Cu−Ni−Auといった金属メッキを含む。本実施形態では、金属メッキの最上層にAu層が位置する。
【0074】
窪み42の縁47は、載置面44との間に境界を成す。この縁47は、例えば、光出射面22に直交する方向Ax1から見て、略円形の形状を有する。縁47の形状は、略円形のほか、反射部32によって光源部10からの光を窓部20に向けて反射できるような形状であれば、方向Ax1から見て、例えば、楕円形、又は、正方形や長方形といった四角形であってもよい。方向Ax1から見た縁47の形状は、五角形といった多角形であってもよい。
【0075】
窪み42は、その表面43上において縁47に沿った縁部49を有する。縁部49は、縁47を含む。反射部32は、縁部49に設けられず、縁部49を除く窪み42の表面43上に設けられる。第一反射部導電体45a及び第二反射部導電体45bは、縁部49上にも設けられ、反射部32の上端から上壁面56上まで延在する。
【0076】
反射部32は、窪み42の表面43に応じた断面形状を有しており、この形状は、光出射面22に直交する方向Ax1を含む平面に沿った断面形状であることができる。反射部32は、光源部10からの光を窓部20に向けて反射できる断面形状を有していればよく、例えば、楕円面形状又は放物面形状を有する。これらの形状によれば、反射部32によって反射された光のビームは、例えば、集光ビームとなることができる。必要に応じて、反射部32によって反射された光のビームは、平行ビーム又は拡散ビームであることもできる。反射部32の断面形状は、楕円面形状又は放物面形状の他に、例えば、複数の平面的な形状を組み合わせて、光源部10からの光を窓部20に向けて反射できるような形状を有してもよい。
【0077】
本実施形態では、パッケージ部30は、例えば、セラミック、又はPPA樹脂といった材料を含む。導電体34は、共に、Cu−Ni−Auといった金属メッキを含む。本実施形態では、金属メッキの最上層にAu層が位置する。
【0078】
発光装置D1においては、載置面44から上壁面56までの高さが、載置面44から光出射面22までの高さより大きくてもよい。載置面44から上壁面56までの高さは、載置面44から光出射面22までの高さと同程度であってもよく、載置面44から上壁面56までの高さは、載置面44から光出射面22までの高さより小さくてもよい。
【0079】
発光装置D1によれば、窓部20に搭載された光源部10は、窓材21の下面23に対向した窪み42に設けられた反射部32に向けて光を出射し、反射部32は、この光を窓部20に向けて反射する。窓部20は、反射部32を反射した光を外部に向けて透過させる。反射部32は、窪み42の表面43上に設けられるので、その窪んだ形状によって反射させる光を集光することができる。その結果、窓部20を透過した光の光密度が向上し、環境ガスなどを高感度に分析するための発光装置D1が提供される。
【0080】
発光装置D1では、光源部10は、複数の接続体CN1によって複数の第一パッド25に電気的に接続される。複数の第一パッド25は、対応する第二パッド36によって、当該導電体34に電気的に接続される。光源部10は、第一パッド25及び第二パッド36によって、当該導電体34に電気的に接続される。導電体34は、載置面44、内壁面52、上壁面56、外壁面54、及び外側面48上を延在しているので、発光装置D1の外部と接する面積が大きくなる。この発光装置D1によれば、電力の供給に伴って光源部10内に発生した熱が、外部と接する面積が大きな導電体34によって効果的に放熱される。
【0081】
本実施形態では、例えば、4つのパッド、すなわち、第一実装パッド体61、第二実装パッド体62、第一ダミーパッド体71、及び第二ダミーパッド体72によって光源部10が支持されるので、光源部10は、安定的にパッド上に搭載される。光源部10から発生する熱が、特に第一実装パッド体61及び第二実装パッド体62を介して効率よく配線体WD1に伝導する。
【0082】
発光装置D1によれば、導電体34が底面46上まで更に延在できるので、導電体34が発光装置D1の外部と接する面積がより大きくなる。導電体34による放熱がより大きくなる。
【0083】
本実施形態では、導電体34の厚さは、例えば、100Å〜100μmである。導電体34が、この範囲の厚さを有するとき、導電体34による放熱がより大きくなる。導電体34の厚さは、例えば、1μm〜30μmであってもよい。導電体34が、この範囲の厚さを有するとき、導電体34による放熱が更に大きくなる。
【0084】
本実施形態では、導電体34の熱伝導率は、例えば、50〜500W/(mK)である。導電体34が、この範囲の熱伝導率を有するとき、導電体34による放熱がより大きくなる。導電体34の熱伝導率は、例えば、300〜450W/(mK)であってもよい。導電体34が、この範囲の熱伝導率を有するとき、導電体34による放熱が更に大きくなる。
【0085】
発光装置D1によれば、載置面44から上壁面56までの高さが、載置面44から光出射面22までの高さより大きくてもよいので、窓材21に沿って設けられている壁部によって、窓材21が発光装置D1の外部物と接触することが防止される。窓材21への損傷が低減するので、窓材21は、反射部32で反射された光を外部に向けて良好に透過させることができる。内壁面52上においては、載置面44から上壁面56までの領域に導電体34が更に延在できるので、導電体34による放熱が更に向上する。LEDなどを含む発光装置においては、一般に、ノイズの発生を低減させる等の観点から、導電体の大きさを小さくする傾向があるものの、本実施形態の発光装置D1では、導電体34を載置面44から上壁面56までの領域に延在させて、導電体34による放熱を向上させている。
【0086】
発光装置D1によれば、上壁面56の面積に対する導電体34の面積の割合が50%以上であることができるので、導電体34は、その放熱性を高めることができる。
発光装置D1によれば、外壁面54の面積に対する導電体34の面積の割合が50%以上であることができるので、導電体34は、その放熱性をより高めることができる。
発光装置D1によれば、外壁面54の面積と外側面48の面積との合計に対する導電体34の面積の割合が50%以上であることができるので、導電体34は、その放熱性を更に高めることができる。
【0087】
発光装置D1によれば、パッケージ部30の角部31や稜部33に導電体34が延在しなくてよいので、これら角部31や稜部33を起点とした導電体34の剥がれを低減させることができる。
【0088】
発光装置D1によれば、ダミーパッド28によって、光源部10が安定的に窓部20に実装される。ダミーパッド28は光源部10を実装するので、光源部10内で発生した熱を効率よく受け取って放熱することができる。
【0089】
発光装置D1によれば、各接続体CN1は、光源部10が実装される第三パッド26と、第一パッド25と第三パッド26とを電気的に接続する導線27とを有していてもよく、第三パッド26によって光源部10が実装される。導線27によって第一パッド25と第三パッド26とが電気的に接続される。光源部10は、第三パッド26によって実装されるともに、第一パッド25に電気的に接続されることができる。
【0090】
発光装置D1によれば、窓材21のシリコン基板は、高い熱伝導率を有するので、窓材21自体による導電体34への熱伝導量が増える。この熱伝導量の増加が、配線体WD1の面積の減少を可能にし、反射部32からの光のうち、配線体WD1によって遮られる光の量が減少する。
【0091】
以下、
図7〜
図11を参照しながら、発光装置D1の製造方法を説明する。
図7は、第1実施形態に係る発光装置の製造方法を示す流れ図である。
図8、
図9、
図10、及び
図11は、第1実施形態に係る発光装置の製造方法における主要な工程を模式的に示す図である。
図8の(a)は、第1実施形態に係る発光装置の製造方法で用いられる窓材の断面構成を示す模式図である。
図8の(b)は、第1実施形態に係る発光装置の製造方法における窓部上の配線パターンを示す図であり、
図8の(c)は、
図8の(b)の配線パターン上に搭載された光源部を示す図である。
図9の(a)は、複数のパッケージ部がアレイ状に連結されている集合体をパッケージ部の上壁面側から示す図であり、
図9の(b)は、
図9の(a)のパッケージ部を拡大して示す図である。
図10の(a)は、集合体をパッケージ部の底面側から示す図であり、
図10の(b)は、
図10の(a)のパッケージ部を拡大して示す図である。
図11は、集合体の個片化を示す図である。
【0092】
(窓部の用意)
工程S1では、窓部20を用意する。初めに、工程S1aにおいて、窓材21のための透明基板を準備する。透明基板の窓材21は、例えば、シリコン基板である。必要に応じて、窓材21の下面23上に反射防止膜ARを形成する。この場合、窓部20は、下面23上に設けられている反射防止膜ARを有する。反射防止膜ARは、波長3〜5μmといった赤外光の透明基板による光反射を有効に低減する。反射防止膜ARは、窓材21の光出射面22上に形成されてもよい。この場合、窓部20は、光出射面22上に設けられている反射防止膜ARを有する。反射防止膜ARは、下面23上と光出射面22上とに形成されてもよい。この場合、窓部20は、下面23上に設けられている反射防止膜ARと、光出射面22上に設けられている反射防止膜ARとを有する。反射防止膜ARが下面23上と光出射面22上とに設けられている構成は、波長3〜5μmといった赤外光の透明基板による光反射をより一層有効に低減する。
【0093】
続いて、工程S1bでは、初めに、窓材21の下面23上に、配線体WD1のうち、複数の第一パッド25と複数の導線27とを作製する。これらの配線体WD1の作製では、例えば、Cuメッキ、Niメッキ、及びAuメッキがこの順に施されて、Cu−Ni−Au金属メッキの配線パターンが形成される。配線パターンの金属メッキでは、その最上層にAu層が位置する。配線パターンは、例えば、一区画の配線体WD1が一次元又は二次元配列するように形成される。第一パッド25は、例えば、第一パッド体63及び第二パッド体64からなり、導線27は、第一導線81と第二導線82とからなる。
【0094】
続いて、工程S1bでは、配線体WD1のうち、光源部10を窓材21の下面23上に搭載するための複数の第三パッド26とダミーパッド28とを作製する。第三パッド26は、例えば、第一実装パッド体61及び第二実装パッド体62からなり、ダミーパッド28は、例えば、第一ダミーパッド体71及び第二ダミーパッド体72からなる。配線体WD1の作製では、例えば、配線パターン上にクリームはんだが塗布される。第三パッド26のためのクリームはんだ26aは、例えば、第一実装パッド体61のためのはんだ61a、及び第二実装パッド体62のためのはんだ62aからなる。ダミーパッド28のためのクリームはんだ28aは、第一ダミーパッド体71のためのはんだ71a、及び第二ダミーパッド体72のためのはんだ72aからなる。はんだ61a及びはんだ62aは、導線27の端の上に位置するように塗布される。例えば、第一導線81の端は、方向Ax1に沿って、窓材21とはんだ61aとの間に位置する。クリームはんだは、例えば、Sn、Snの融点より高い融点を有する金属、及びフラックスを含む。
【0095】
工程S1cでは、塗布されたクリームはんだ上に光源部10を搭載する。この搭載では、熱処理(リフロー)を行って印刷したクリームはんだを溶融させることによって、光源部10がクリームはんだ上に搭載される。光源部10のアノード端子14及びカソード端子16が、例えば、それぞれ、第一実装パッド体61及び第二実装パッド体62に電気的に接続されるように、光源部10が搭載される。クリームはんだは、光源部10の搭載後に冷却される。この冷却によって、クリームはんだが固化して、光源部10がパッド上に固定される。光源部10は、第一実装パッド体61及び第二実装パッド体62と共に、第一ダミーパッド体71及び第二ダミーパッド体72によっても固定される。
【0096】
工程S1cでは、続いて、アンダーフィルUFが、下面23、第三パッド26、ダミーパッド28、及び光源部10の間に生じる隙間に注入されて、基板生産物SP1が作製される。基板生産物SP1は、一次元又は二次元配列した一区画の配線体WD1を複数含む。アンダーフィルUFは、例えば、エポキシ樹脂といった樹脂である。
【0097】
工程S1dでは、基板生産物SP1を個片化し、一区画ごとに分離された窓部20を複数作製する。基板生産物SP1の個片化は、例えば、ブレードダイシングといった方法によって行われ、切断線C1〜C4に沿って基板生産物SP1が一区画ごと分離されるように切断される。切断線C1〜C4上には、配線パターンを設けてもよいが、配線パターンを設けなくてもよい。切断線C1〜C4上に配線パターンを設けないときは、切断線C1〜C4を挟んで隣接する配線パターン同士の間隔は、例えば、ブレードダイシング法に用いるブレードの幅よりも広くてもよい。切断によって分離された一区画の窓部20のそれぞれは、例えば、チップトレイに二次元配列される。工程S1bの後に、窓部20が用意される。
【0098】
(集合体の用意)
工程S2では、集合体AG1を用意する。初めに、工程S2aにおいて、複数のパッケージ部30がアレイ状に連結されている集合体AG1のための準備体を作製する。準備体では、反射部や導電体が設けられる前のパッケージ部30のためのパッケージ部準備体がアレイ状に複数連結されており、例えば射出成形法によって作製される。準備体は、複数のパッケージ部準備体と、それらを支持する基板部SB1を有する。基板部SB1は、複数のパッケージ部準備体を囲むように設置される。準備体は、基板部SB1内に一次元又は二次元配列した複数のパッケージ部準備体を含む。
【0099】
本実施形態では、準備体は、例えば、4つのパッケージ部準備体を含み、これらのパッケージ部準備体は、2行2列に配列する。パッケージ部準備体は、パッケージ部30の表面に設けられた反射部や導電体を除いて、当該パッケージ部30と同様の外形を有する。パッケージ部準備体に含まれる材料は、基板部SB1の材料と同じであることができて、例えば、セラミック、又はポリフタルアミド(PPA)樹脂である。
【0100】
準備体においては、パッケージ部準備体の上壁面56は、基板部SB1の表面FPとほぼ面一であることができる。一方、基板部SB1の裏面BPからパッケージ部準備体の底面46までの距離は、例えば、基板部SB1の表面FPから裏面BPまでの距離、すなわち基板部SB1の厚さより大きい。工程S2aでは、必要に応じて、準備体の表面に対して、その表面の活性化のために、プラズマ処理が施される。
【0101】
続いて、工程S2bでは、工程S2aを経た準備体の表面に対して、例えば、Cuといった金属の薄膜を形成するメタライジングが施される。薄膜の形成後、例えば、レーザーパターニング法によって、反射部32や導電体34を作製するためのパターニングが行われる。パターニングに基づいて、工程S2bでは、例えば、準備体の表面上に設けられた基幹配線体BW1を用いて金属メッキの作製が行われる。基幹配線体BW1は、4つのパッケージ部準備体を囲むように配置され、それら4つのパッケージ部準備体に電気的に接続されている。基幹配線体BW1は、4つのパッケージ部準備体に対して、金属メッキの作製に必要な通電を行うことができる。基幹配線体BW1からの通電によって、導電体34が設けられる領域に電気Cuメッキが形成される。基幹配線体BW1は、第一反射部導電体45a及び第二反射部導電体45bのための反射部配線体45pを含んでおり、この反射部配線体45pからの通電によって反射部32が形成される。
【0102】
設けられたCuメッキの上には、さらに、例えば、Niメッキ、続いてAuメッキが設けられ、Cu−Ni−Auの金属メッキを含む反射部32や導電体34が形成される。本実施形態では、金属メッキの最上層にAu層が位置する。金属メッキの形成によって、パッケージ部30を含む集合体AG1が用意される。
【0103】
集合体AG1では、各パッケージ部30において、第一外壁面54a上に第一外側導電体35aが形成され、第三外壁面54c上に第三外側導電体35cが設けられている。集合体AG1では、一のパッケージ部30と、第一外壁面54aから第三外壁面54cに向かう方向Bx1に沿って並んでいる他のパッケージ部30との間に、空隙GP1が存在し、パッケージ部30と空隙GP1とが交互に並んでいる。空隙GP1は、例えば、第一外壁面54a上及び第三外壁面54c上に、それぞれ、第一外側導電体35a及び第三外側導電体35cを形成するための作業領域である。
【0104】
(窓部の搭載)
工程S3においては、集合体AG1の各パッケージ部30に窓部20を搭載する。工程S3では、窓部20の第一パッド25と載置面44の第二パッド36とが電気的に接続されるように、窓部20が載置面44上に搭載される。窓部20は、例えば、導電性樹脂などによって、載置面44上に搭載される。導電性樹脂の接着性によって、窓部20がパッケージ部30に固定される。
【0105】
(集合体の個片化)
工程S4においては、集合体AG1を個片化し、対応する窓部20が搭載されている複数のパッケージ部30を得る。集合体AG1の個片化は、例えば、ブレードダイシングによって行われる。本実施形態では、集合体AG1を個片化する際に、上壁面56をダイシングテープDT1に貼り付けた後に、互いに隣り合うパッケージ部30の間に設定されている切断予定ラインCT1〜CT4に沿って集合体AG1をダイシングする。
【0106】
切断予定ラインCT1〜CT4は、第一外壁面54aから第三外壁面54cに向かう方向Bx1に沿うことができる。ダイシングによる切断によって、第二外壁面54b及び第四外壁面54dが集合体AG1から分離される。この分離によって、対応する窓部20が搭載されている複数のパッケージ部30が一区画ごとに切断されて、発光装置D1の製造が完了する。
【0107】
発光装置の製造方法MT1によれば、パッケージ部30の壁部50が窓材21に沿って設けられるように配置されているので、集合体AG1の各パッケージ部30に窓部20を搭載する際に、パッケージ部30の壁部50(このうち、特に内壁面52)を目印として窓部20を搭載できる。目印を有するので、互いに対応する第一パッド25と第二パッド36とが電気的に接続されるように、窓部20を集合体AG1の各パッケージ部30に容易に搭載できる。
【0108】
本発明の他側面に係る発光装置の製造方法において、集合体AG1の各パッケージ部30に対応する窓部20が搭載された状態では、載置面44から上壁面56までの高さが、載置面44から光出射面22までの高さより大きくてもよい。
【0109】
発光装置の製造方法MT1によれば、載置面44から上壁面56までの高さが載置面44から光出射面22までの高さより大きくてもよいので、ダイシングによる集合体AG1の個片化の際に、上壁面56のみがダイシングテープに貼り付けられることができる。窓材21の下面23がダイシングテープDT1に接触しないので、粘着剤の付着による窓材21の劣化が防止される。ダイシングによって集合体AG1を個片化する際には、ダイシングにより生じるダイシング粉の洗い流し、及び冷却等のために集合体AG1に水がかけられることもあるが、載置面44から上壁面56までの高さが載置面44から光出射面22までの高さより大きくてもよいので、窓材21への水の侵入が窓材21を沿って設けられた壁部50によって効果的に抑制される。水の付着による電気的なショートの発生、水による光吸収の増加、又は、水の付着による窓材21の劣化といったことが低減される。
【0110】
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る発光装置の構成を説明する。
図12の(a)は、第2実施形態に係る窓部の平面図であり、
図12の(b)は、第2実施形態に係る窓部の正面図である。
図12の(c)は、第2実施形態に係る光源部を搭載した窓部の平面図であり、
図12の(d)は、第2実施形態に係る光源部を搭載した窓部の正面図である。第2実施形態に係る発光装置は、窓部20を除いて、第1実施形態に係る発光装置D1と同様の構成を備える。
【0111】
以下、
図12の(a)〜
図12の(d)を参照しながら、第2実施形態に係る窓部20pについて説明する。窓部20pは、窓材21と配線体WD1pとを有し、窓材21は、光出射面22と、光出射面22に対向する下面23とを有する。配線体WD1pは、窓材21の下面23上に設けられている。
【0112】
本実施形態の光源部10pは、例えば、発光ダイオードを含み、表面実装型の直方体形状を有する。光源部10pの一の面が端子面12pであり、端子面12p上には、アノード端子14及びカソード端子16pのいずれか一方、例えば、アノード端子14が配置される。光源部10pでは、端子面12pの反対側に放射面18pを有する。本実施形態では、放射面18p上に、例えば、アノード端子14及びカソード端子16pのいずれか他方、例えば、カソード端子16pが配置される。
【0113】
窓材21上の配線体WD1pは、複数の第一パッド25pを有している。複数の第一パッド25pは、載置面44と対向し、窓部20pにおいて中央領域を囲む周辺領域に設けられる。本実施形態では、複数の第一パッド25pは、例えば、第一パッド体63p及び第二パッド体64pからなる。第一パッド体63pは、例えば、第一側部21a上において、第一隅部29aから第二隅部29bまで延在し、第二パッド体64pは、第三側部21c上において、第三隅部29cから第四隅部29dまで延在する。
【0114】
第一パッド体63pは、例えば、その一端において第一接続部分63aを有し、その他端において第二接続部分63bを有する。第一接続部分63aは、第一隅部29aに設けられ、第二接続部分63bは、第二隅部29bに設けられる。第一接続部分63a及び第二接続部分63bは、第一パッド体63pと、パッケージ部30に設けられた導電体34とを電気的に接続するための接続部分である。
【0115】
第二パッド体64pは、例えば、その一端において第三接続部分64aを有し、その他端において第四接続部分64bを有する。第三接続部分64aは、第三隅部29cに設けられ、第四接続部分64bは、第四隅部29dに設けられる。第三接続部分64a及び第四接続部分64bは、第二パッド体64pと、パッケージ部30に設けられた導電体34とを接続するための接続部分である。
【0116】
窓材21上の配線体WD1pは、複数の接続体CN1pを更に有しており、複数の接続体CN1pのうち一の接続体CN1aは、第三パッド26pを有している。第三パッド26pは、光源部10pを実装する。第三パッド26pは、窓材21上において光源部10pを搭載する領域、例えば、窓材21の中央領域上に設けられる。本実施形態では、第三パッド26pは、例えば、第一実装パッド体61からなる。第一実装パッド体61は、例えば、光源部10pの端子面12p上に位置するアノード端子14に電気的に接続される。
【0117】
窓部20pは、下面23上に設けられたダミーパッド28pを有しており、ダミーパッド28pには、光源部10pが実装される。ダミーパッド28pは、例えば、第一ダミーパッド体71、第二ダミーパッド体72、及び第三ダミーパッド体73からなる。第一ダミーパッド体71、第二ダミーパッド体72、及び第三ダミーパッド体73は、第一実装パッド体61と共に、光源部10pを支えている。第一ダミーパッド体71、第二ダミーパッド体72、及び第三ダミーパッド体73は、光源部10pを支持する一方で、光源部10pには電気的に接続されていない。
【0118】
第一実装パッド体61、第一ダミーパッド体71、第二ダミーパッド体72、及び第三ダミーパッド体73は、例えば、この順に、下面23の光源部10pを搭載する領域において仮想的に描かれる四角形の各頂点に位置することができる。必要に応じて、窓部20pは、アンダーフィルUFを有し、アンダーフィルUFは、下面23、第三パッド26p、ダミーパッド28p、及び光源部10pの間に生じる隙間を埋めるように設けられる。
【0119】
本実施形態では、例えば、4つのパッド、すなわち、第一実装パッド体61、第一ダミーパッド体71、第二ダミーパッド体72、及び第三ダミーパッド体73によって光源部10pが支持されるので、光源部10pは、安定的に窓部20p上に搭載される。光源部10pから発生する熱が、特に第一実装パッド体61を介して効率よく配線体WD1pに伝導する。
【0120】
複数の接続体CN1pのうち一の接続体CN1aは、導線27pを更に有しており、導線27pは、互いに対応する第一パッド25pと第三パッド26pとを電気的に接続する。導線27pは、例えば、第一パッド25pの第一パッド体63pと、第三パッド26pの第一実装パッド体61とを電気的に接続する。
【0121】
導線27pは、例えば、第一導線81からなり、第一導線81が、第一パッド体63pと第一実装パッド体61とを電気的に接続する。第一導線81は、例えば、その一端において、第一パッド体63pと交差するように接続され、その他端において第一実装パッド体61に接続される。第一導線81の一端と第一パッド体63pとの交差は、例えば、第一パッド体63pの中央付近でなされる。第一導線81の当該他端は、例えば、方向Ax1に沿って、窓材21と第一実装パッド体61との間に位置する。
【0122】
複数の接続体CN1pのうち、一の接続体CN1aとは別の接続体CN1bは、第四パッド65pとワイヤ82pとを有する。第四パッド65pは、例えば、第二接続パッド65bからなり、第二接続パッド65bは、第三接続部分64aと第四接続部分64bとの中間において第一パッド25p(第一パッド体63p)と電気的に接続される。ワイヤ82pは、第四パッド65p(第二接続パッド65b)と光源部10pとを電気的に接続する。第四パッド65pとワイヤ82pとを介して、第一パッド25pと光源部10pとが電気的に接続される。ワイヤ82pは、例えば、その一端において、第四パッド65p(第二接続パッド65b)に接続され、例えば、その他端において光源部10pのカソード端子16pに接続される。ワイヤ82pは、例えば、光源部10pの放射面18p上に位置するカソード端子16pと、第四パッド65p(第二接続パッド65b)とを電気的に接続する。ワイヤ82pは、例えば、第二ボンディングワイヤ82bである。
【0123】
発光装置D2によれば、一の接続体CN1aの第三パッド26pによって光源部10pが実装され、一の接続体CN1aの導線27pによって第一パッド25pと第三パッド26pとが電気的に接続される。光源部10pは、第三パッド26pによって実装されるともに、第一パッド25pに電気的に接続されることができる。別の接続体CN1bのワイヤ82pによって光源部10pと第四パッド65pとが電気的に接続される。第四パッド65pは、第一パッド25pと電気的に接続されるので、光源部10pは、ワイヤ82pによって第一パッド25pと電気的に接続される。
【0124】
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る発光装置の構成を説明する。
図13の(a)は、第3実施形態に係る窓部の平面図であり、
図13の(b)は、第3実施形態に係る窓部の正面図である。
図13の(c)は、第3実施形態に係る光源部を搭載した窓部の平面図であり、
図13の(d)は、第3実施形態に係る光源部を搭載した窓部の正面図である。第2実施形態に係る発光装置は、窓部20を除いて、第1実施形態に係る発光装置D1と同様の構成を備える。
【0125】
以下、
図13の(a)〜
図13の(d)を参照しながら、第3実施形態に係る窓部20qについて説明する。窓部20qは、窓材21と配線体WD1qとを有し、窓材21は、光出射面22と、光出射面22に対向する下面23とを有する。配線体WD1qは、窓材21の下面23上に設けられている。
【0126】
本実施形態の光源部10qは、例えば、発光ダイオードを含み、表面実装型の直方体形状を有する。光源部10qの一の面が端子面12qであり、光源部10qでは、端子面12qの反対側に放射面18qを有し、この放射面18qから反射部32に向けて光が出射される。本実施形態では、放射面18q上に、例えば、アノード端子14q及びカソード端子16qが配置される。
【0127】
窓材21上の配線体WD1pは、複数の第一パッド25qを有している。複数の第一パッド25qは、載置面44と対向し、窓部20qにおいて中央領域を囲む周辺領域に設けられる。本実施形態では、複数の第一パッド25qは、例えば、第一パッド体63q及び第二パッド体64qからなる。第一パッド体63qは、例えば、第一側部21a上において、第一隅部29aから第二隅部29bまで延在し、第二パッド体64qは、第三側部21c上において、第三隅部29cから第四隅部29dまで延在する。
【0128】
第一パッド体63qは、例えば、その一端において第一接続部分63aを有し、その他端において第二接続部分63bを有する。第一接続部分63aは、第一隅部29aに設けられ、第二接続部分63bは、第二隅部29bに設けられる。第一接続部分63a及び第二接続部分63bは、第一パッド体63qと、パッケージ部30に設けられた導電体34とを電気的に接続するための接続部分である。
【0129】
第二パッド体64qは、例えば、その一端において第三接続部分64aを有し、その他端において第四接続部分64bを有する。第三接続部分64aは、第三隅部29cに設けられ、第四接続部分64bは、第四隅部29dに設けられる。第三接続部分64a及び第四接続部分64bは、第二パッド体64qと、パッケージ部30に設けられた導電体34とを接続するための接続部分である。
【0130】
窓部20qは、下面23上に設けられたダミーパッド28qを有しており、ダミーパッド28qに、光源部10qが実装される。ダミーパッド28qは、例えば、第一ダミーパッド体71、第二ダミーパッド体72、第三ダミーパッド体73、及び第四ダミーパッド体74からなる。第一ダミーパッド体71、第二ダミーパッド体72、第三ダミーパッド体73、及び第四ダミーパッド体74は、光源部10qを支えている。第一ダミーパッド体71、第二ダミーパッド体72、第三ダミーパッド体73、及び第四ダミーパッド体74は、光源部10qを支持する一方で、光源部10qには電気的に接続されていない。
【0131】
第一ダミーパッド体71、第二ダミーパッド体72、第三ダミーパッド体73、及び第四ダミーパッド体74は、例えば、この順に、下面23の光源部10qを搭載する領域において仮想的に描かれる四角形の各頂点に位置することができる。必要に応じて、窓部20qは、アンダーフィルUFを有し、アンダーフィルUFは、下面23、ダミーパッド28q、及び光源部10qの間に生じる隙間を埋めるように設けられる。
【0132】
本実施形態では、例えば、4つのダミーパッド、すなわち、第一ダミーパッド体71、第二ダミーパッド体72、第三ダミーパッド体73、及び第四ダミーパッド体74によって光源部10qが支持されるので、光源部10qは、安定的に窓部20q上に搭載される。
【0133】
窓材21上の配線体WD1qは、複数の接続体CN1qを更に有しており、各接続体CN1qは、第四パッド65qとワイヤ82qとを有する。第四パッド65qは、例えば、第一接続パッド65a及び第二接続パッド65bからなり、ワイヤ82qは、例えば、第一ボンディングワイヤ82a及び第二ボンディングワイヤ82bからなる。
【0134】
第一接続パッド65aは、第一接続部分63aと第二接続部分63bとの中間において第一パッド25q(第一パッド体63q)と電気的に接続される。第二接続パッド65bは、第三接続部分64aと第四接続部分64bとの中間において第一パッド25q(第二パッド体64q)と電気的に接続される。ワイヤ82qは、第四パッド65qと光源部10qとを電気的に接続する。第四パッド65qとワイヤ82qとを介して、第一パッド25qと光源部10qとが電気的に接続される。第一ボンディングワイヤ82aは、例えば、その一端において、第四パッド65q(第一接続パッド65a)に接続され、例えば、その他端において光源部10qのアノード端子14qに接続される。第二ボンディングワイヤ82bは、例えば、光源部10qの放射面18q上に位置するカソード端子16qと、第四パッド65q(第二接続パッド65b)とを電気的に接続する。
【0135】
発光装置D3によれば、各接続体CN1qのワイヤ82qによって光源部10qと第四パッド65qとが電気的に接続される。第四パッド65qは、第一パッド25qと電気的に接続されるので、光源部10qは、ワイヤ82qによって第一パッド25qと電気的に接続される。
【0136】
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る発光装置D2の構成を説明する。
図14の(a)は、第4実施形態に係る発光装置の平面図であり、
図14の(b)は、第4実施形態に係る発光装置の側面図である。
図14の(c)は、第4実施形態に係る発光装置の正面図であり、
図14の(d)は、第4実施形態に係る発光装置の底面図である。第4実施形態に係る発光装置D2は、導電体34mを除いて、第1実施形態に係る発光装置D1と同様の構成を備える。
【0137】
図14の(a)〜
図14の(d)に示されるように、第4実施形態に係るパッケージ部30mは、導電体34mを有し、導電体34mは、載置面44、内壁面52、及び上壁面56上を延在している。本実施形態では、第1実施形態と異なり、導電体34mは、載置面44、内壁面52、及び上壁面56上を延在している一方で、外壁面54及び外側面48上には延在していない。
【0138】
導電体34mは、上壁面56上において、例えば、第一上側導電体39e及び第三上側導電体39fを含む。第一上壁面56a上、第二上壁面56b上、及び第四上壁面56d上には、第一角部31a及び第二角部31bを除いて、第一上側導電体39eが設けられる。第二上壁面56b上、第三上壁面56c上、及び第四上壁面56d上には、第三角部31c及び第四角部31dを除いて、第三上側導電体39fが設けられる。導電体34mは、角部31上には延在していない。
【0139】
第一上側導電体39eは、第一上壁面56a上において、その第一上壁面56aの面積の50%以上の領域に配置されていてもよい。第三上側導電体39fは、第三上壁面56c上において、その第三上壁面56cの面積の50%以上の領域に配置されていてもよい。すなわち、導電体34mは、上壁面56の面積に対する当該導電体34mの面積の割合が50%以上になるように当該上壁面56上に配置されてもよい。上壁面56上において、上壁面56の面積に対する導電体34mの面積の割合が50%以上であるとき、導電体34mは、その放熱性を高めることができる。
【0140】
(第5実施形態)
次に、第5実施形態に係る発光装置D3の構成を説明する。
図15の(a)は、第5実施形態に係る発光装置の平面図であり、
図15の(b)は、第5実施形態に係る発光装置の側面図である。
図15の(c)は、第5実施形態に係る発光装置の正面図であり、
図15の(d)は、第5実施形態に係る発光装置の底面図である。第5実施形態に係る発光装置D3は、導電体34nを除いて、第1実施形態に係る発光装置D1と同様の構成を備える。
【0141】
図15の(a)〜
図15の(d)に示されるように、第5実施形態に係るパッケージ部30nは、導電体34nを有し、導電体34nは、載置面44、内壁面52、上壁面56、及び外壁面54上を延在している。本実施形態では、第1実施形態と異なり、導電体34nは、載置面44、内壁面52、上壁面56、及び外壁面54上を延在している一方で、外側面48上には延在していない。
【0142】
導電体34nは、上壁面56上において、例えば、第一上側導電体39g及び第三上側導電体39hを含む。第一上壁面56a上、第二上壁面56b上、及び第四上壁面56d上には、第一角部31a及び第二角部31bを除いて、第一上側導電体39gが設けられる。第二上壁面56b上、第三上壁面56c上、及び第四上壁面56d上には、第三角部31c及び第四角部31dを除いて、第三上側導電体39hが設けられる。導電体34nは、角部31上には延在していない。
【0143】
第一上側導電体39gは、第一上壁面56a上において、その第一上壁面56aの面積の50%以上の領域に配置されていてもよい。第三上側導電体39hは、第三上壁面56c上において、その第三上壁面56cの面積の50%以上の領域に配置されていてもよい。すなわち、導電体34nは、上壁面56の面積に対する当該導電体34nの面積の割合が50%以上になるように当該上壁面56上に配置されてもよい。上壁面56上において、上壁面56の面積に対する導電体34nの面積の割合が50%以上であるとき、導電体34nは、その放熱性を高めることができる。
【0144】
パッケージ部30は、第一外壁面54a上を延在する第一外側導電体35gを有し、第三外壁面54c上に第三外側導電体35hを有する。第一外側導電体35gは、第一上側導電体39gに電気的に接続され、第三外側導電体35hは、第三上側導電体39hに電気的に接続される。第一外側導電体35gは、第一稜部33a上及び第二稜部33b上に設けられず、第三外側導電体35hは、第三稜部33c上及び第四稜部33d上に設けられない。導電体34nは、稜部33上に延在していない。
【0145】
第一外側導電体35gは、第一外壁面54a上において、その第一外壁面54aの面積の50%以上の領域に配置されていてもよい。第三外側導電体35hは、第三外壁面54c上において、その第三外壁面54cの面積の50%以上の領域に配置されていてもよい。すなわち、導電体34nは、外壁面54の面積に対する当該導電体34nの面積の割合が50%以上になるように当該外壁面54上に配置されてもよい。外壁面54上において、外壁面54の面積に対する導電体34nの面積の割合が50%以上であるとき、導電体34nは、その放熱性を高めることができる。
【0146】
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
【0147】
本明細書は、以下の付記を開示する。
(付記1)
光源部と、
前記光源部が搭載される窓部と、
前記光源部が配置される空間を前記窓部とで画成するパッケージ部と、を備え、
前記窓部は、
光出射面と、前記光出射面と対向している下面と、前記光出射面と前記下面とを接続している側面と、を有する窓材と、
前記窓材の前記下面上に設けられている配線体と、を有し、
前記パッケージ部は、
前記下面に対向して窪みが設けられており、前記窪みの縁に沿って設けられていると共に前記下面と対向している載置面と、前記載置面に対向している底面と、前記底面に接続されている外側面とを有している基部と、
前記載置面と接続されていると共に前記側面と対向している内壁面と、前記内壁面と対向していると共に前記外側面に接続されている外壁面と、前記内壁面と前記外壁面とを接続している上壁面と、を有し、前記光出射面に直交する方向から見て前記窓材に沿って設けられている壁部と、
前記窪みの表面上に設けられており、前記光源部から出射された光を前記窓部に向けて反射する反射部と、
前記載置面、前記内壁面、及び前記上壁面上を延在している導電体と、を有し、
前記窓材は、前記反射部で反射された光を透過させ、
前記配線体は、前記載置面と対向する複数の第一パッドと、前記光源部と前記複数の第一パッドとを電気的に接続する複数の接続体と、を有し、
前記導電体は、前記複数の第一パッドのうち対応する第一パッドと対向するように前記載置面上に設けられており、前記対応する第一パッドと電気的に接続されている複数の第二パッドを有している、発光装置。
(付記2)
前記導電体は、前記底面上を更に延在している、付記1に記載の発光装置。
(付記3)
前記載置面から前記上壁面までの高さは、前記載置面から前記光出射面までの高さより大きい、付記1又は2に記載の発光装置。
(付記4)
前記パッケージ部は、前記光出射面に直交する前記方向から見て、多角形状を呈しており、
前記外側面及び前記外壁面の数は、それぞれ複数であり、
前記導電体は、当該上壁面と互いに隣り合う前記外壁面とが成す角部上、互いに隣り合う前記外壁面が成す稜部上、及び、互いに隣り合う前記外側面が成す稜部上には延在していない、付記1〜3のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記5)
前記導電体は、前記上壁面の面積に対する当該導電体の面積の割合が50%以上になるように当該上壁面上に配置される、付記1〜4のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記6)
前記窓部は、前記下面上に設けられており、前記光源部が実装されるダミーパッドを有している、付記1〜5のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記7)
各前記接続体は、前記光源部が実装される第三パッドと、前記第一パッドと前記第三パッドとを電気的に接続する導線と、を有している、付記1〜6のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記8)
前記複数の接続体のうち一の接続体は、前記光源部が実装される第三パッドと、前記第一パッドと前記第三パッドとを電気的に接続する導線と、を有しており、
前記複数の接続体のうち別の接続体は、前記第一パッドと電気的に接続されている第四パッドと、前記光源部と前記第四パッドとを電気的に接続するワイヤと、を有している、付記1〜6のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記9)
各前記接続体は、前記第一パッドと電気的に接続されている第四パッドと、前記光源部と前記第四パッドとを電気的に接続するワイヤと、を有している、付記1〜6のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記10)
前記窓材は、シリコン基板である、付記1〜9のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記11)
前記窓部は、前記光出射面及び前記下面の少なくとも一つの面上に設けられている反射防止膜を有する、付記10に記載の発光装置。
付記1の実施形態では、導電体は、載置面、内壁面、及び上壁面上を延在している一方で、外壁面及び外側面上には延在していない。
【0148】
本明細書は、以下の付記も開示する。
(付記12)
光源部と、
前記光源部が搭載される窓部と、
前記光源部が配置される空間を前記窓部とで画成するパッケージ部と、を備え、
前記窓部は、
光出射面と、前記光出射面と対向している下面と、前記光出射面と前記下面とを接続している側面と、を有する窓材と、
前記窓材の前記下面上に設けられている配線体と、を有し、
前記パッケージ部は、
前記下面に対向して窪みが設けられており、前記窪みの縁に沿って設けられていると共に前記下面と対向している載置面と、前記載置面に対向している底面と、前記底面に接続されている外側面とを有している基部と、
前記載置面と接続されていると共に前記側面と対向している内壁面と、前記内壁面と対向していると共に前記外側面に接続されている外壁面と、前記内壁面と前記外壁面とを接続している上壁面と、を有し、前記光出射面に直交する方向から見て前記窓材に沿って設けられている壁部と、
前記窪みの表面上に設けられており、前記光源部から出射された光を前記窓部に向けて反射する反射部と、
前記載置面、前記内壁面、前記上壁面、及び前記外壁面上を延在している導電体と、を有し、
前記窓材は、前記反射部で反射された光を透過させ、
前記配線体は、前記載置面と対向する複数の第一パッドと、前記光源部と前記複数の第一パッドとを電気的に接続する複数の接続体と、を有し、
前記導電体は、前記複数の第一パッドのうち対応する第一パッドと対向するように前記載置面上に設けられており、前記対応する第一パッドと電気的に接続されている複数の第二パッドを有している、発光装置。
(付記13)
前記導電体は、前記底面上を更に延在している、付記12に記載の発光装置。
(付記14)
前記載置面から前記上壁面までの高さは、前記載置面から前記光出射面までの高さより大きい、付記12又は13に記載の発光装置。
(付記15)
前記パッケージ部は、前記光出射面に直交する前記方向から見て、多角形状を呈しており、
前記外側面及び前記外壁面の数は、それぞれ複数であり、
前記導電体は、当該上壁面と互いに隣り合う前記外壁面とが成す角部上、互いに隣り合う前記外壁面が成す稜部上、及び、互いに隣り合う前記外側面が成す稜部上には延在していない、付記12〜14のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記16)
前記導電体は、前記上壁面の面積に対する当該導電体の面積の割合が50%以上になるように当該上壁面上に配置される、付記12〜15のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記17)
前記導電体は、前記外壁面の面積に対する当該導電体の面積の割合が50%以上になるように当該外壁面上に配置される、付記12〜16のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記18)
前記窓部は、前記下面上に設けられており、前記光源部が実装されるダミーパッドを有している、付記12〜17のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記19)
各前記接続体は、前記光源部が実装される第三パッドと、前記第一パッドと前記第三パッドとを電気的に接続する導線と、を有している、付記12〜18のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記20)
前記複数の接続体のうち一の接続体は、前記光源部が実装される第三パッドと、前記第一パッドと前記第三パッドとを電気的に接続する導線と、を有しており、
前記複数の接続体のうち別の接続体は、前記第一パッドと電気的に接続されている第四パッドと、前記光源部と前記第四パッドとを電気的に接続するワイヤと、を有している、付記12〜18のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記21)
各前記接続体は、前記第一パッドと電気的に接続されている第四パッドと、前記光源部と前記第四パッドとを電気的に接続するワイヤと、を有している、付記12〜18のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記22)
前記窓材は、シリコン基板である、付記12〜21のいずれか一つに記載の発光装置。
(付記23)
前記窓部は、前記光出射面及び前記下面の少なくとも一つの面上に設けられている反射防止膜を有する、付記22に記載の発光装置。
付記12の実施形態では、導電体は、載置面、内壁面、上壁面、及び外壁面上を延在している一方で、外側面上には延在していない。
【0149】
本明細書は、以下の付記も開示する。
(付記24)
受光部と、
前記受光部が搭載される窓部と、
前記受光部が配置される空間を前記窓部とで画成するパッケージ部と、を備え、
前記窓部は、
光入射面と、前記光入射面と対向している下面と、前記光入射面と前記下面とを接続している側面と、を有する窓材と、
前記窓材の前記下面上に設けられている配線体と、を有し、
前記パッケージ部は、
前記下面に対向して窪みが設けられており、前記窪みの縁に沿って設けられていると共に前記下面と対向している載置面と、前記載置面に対向している底面と、前記底面に接続されている外側面とを有している基部と、
前記載置面と接続されていると共に前記側面と対向している内壁面と、前記内壁面と対向していると共に前記外側面に接続されている外壁面と、前記内壁面と前記外壁面とを接続している上壁面と、を有し、前記光入射面に直交する方向から見て前記窓材に沿って設けられている壁部と、
前記窪みの表面上に設けられており、前記窓部から入射した光を前記受光部に向けて反射する反射部と、
前記載置面、前記内壁面、前記上壁面、前記外壁面、及び前記外側面上を延在している導電体と、を有し、
前記窓材は、外部から入射する光を透過させ、
前記配線体は、前記載置面と対向する複数の第一パッドと、前記受光部と前記複数の第一パッドとを電気的に接続する複数の接続体と、を有し、
前記導電体は、前記複数の第一パッドのうち対応する第一パッドと対向するように前記載置面上に設けられており、前記対応する第一パッドと電気的に接続されている複数の第二パッドを有している、受光装置。
(付記25)
前記導電体は、前記底面上を更に延在している、付記24に記載の受光装置。
(付記26)
前記載置面から前記上壁面までの高さは、前記載置面から前記光入射面までの高さより大きい、付記24又は25に記載の受光装置。
(付記27)
前記パッケージ部は、前記光入射面に直交する前記方向から見て、多角形状を呈しており、
前記外側面及び前記外壁面の数は、それぞれ複数であり、
前記導電体は、当該上壁面と互いに隣り合う前記外壁面とが成す角部上、互いに隣り合う前記外壁面が成す稜部上、及び、互いに隣り合う前記外側面が成す稜部上には延在していない、付記24〜26のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記28)
前記導電体は、前記上壁面の面積に対する当該導電体の面積の割合が50%以上になるように当該上壁面上に配置される、付記24〜27のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記29)
前記導電体は、前記外壁面の面積と前記外側面の面積との合計に対する当該導電体の面積の割合が50%以上になるように当該外壁面及び外側面上に配置される、付記24〜28のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記30)
前記窓部は、前記下面上に設けられており、前記受光部が実装されるダミーパッドを有している、付記24〜29のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記31)
各前記接続体は、前記受光部が実装される第三パッドと、前記第一パッドと前記第三パッドとを電気的に接続する導線と、を有している、付記24〜30のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記32)
前記複数の接続体のうち一の接続体は、前記受光部が実装される第三パッドと、前記第一パッドと前記第三パッドとを電気的に接続する導線と、を有しており、
前記複数の接続体のうち別の接続体は、前記第一パッドと電気的に接続されている第四パッドと、前記受光部と前記第四パッドとを電気的に接続するワイヤと、を有している、付記24〜30のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記33)
各前記接続体は、前記第一パッドと電気的に接続されている第四パッドと、前記受光部と前記第四パッドとを電気的に接続するワイヤと、を有している、付記24〜30のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記34)
前記窓材は、シリコン基板である、付記24〜33のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記35)
前記窓部は、前記光入射面及び前記下面の少なくとも一つの面上に設けられている反射防止膜を有する、付記34に記載の受光装置。
付記24の実施形態は、受光部と、窓部20、及びパッケージ部30を備えている受光装置である。受光装置は、受光部を除き、たとえば、発光装置D1と同じ構成を有している。受光部は、受光素子を含んでいる。受光素子としては、例えば、赤外光を感知可能なフォトダイオードといった素子がある。外部から入射した光が反射部32によって反射され、受光部は、反射部32からの反射光を受光することができる。受光部は、放熱効果の高い導電体34に接続されることができて、受光装置内に発生した熱が導電体34によって効果的に放熱される。
フォトダイオードなどを含む受光装置においては、一般に、ノイズの発生を低減させる等の観点から、導電体の大きさを小さくする傾向があるものの、本付記の受光装置では、導電体を載置面から上壁面までの領域に延在させて、導電体による放熱を向上させている。
【0150】
本明細書は、以下の付記も開示する。
(付記36)
受光部と、
前記受光部が搭載される窓部と、
前記受光部が配置される空間を前記窓部とで画成するパッケージ部と、を備え、
前記窓部は、
光入射面と、前記光入射面と対向している下面と、前記光入射面と前記下面とを接続している側面と、を有する窓材と、
前記窓材の前記下面上に設けられている配線体と、を有し、
前記パッケージ部は、
前記下面に対向して窪みが設けられており、前記窪みの縁に沿って設けられていると共に前記下面と対向している載置面と、前記載置面に対向している底面と、前記底面に接続されている外側面とを有している基部と、
前記載置面と接続されていると共に前記側面と対向している内壁面と、前記内壁面と対向していると共に前記外側面に接続されている外壁面と、前記内壁面と前記外壁面とを接続している上壁面と、を有し、前記光入射面に直交する方向から見て前記窓材に沿って設けられている壁部と、
前記窪みの表面上に設けられており、前記窓部から入射した光を前記受光部に向けて反射する反射部と、
前記載置面、前記内壁面、及び前記上壁面上を延在している導電体と、を有し、
前記窓材は、外部から入射する光を透過させ、
前記配線体は、前記載置面と対向する複数の第一パッドと、前記受光部と前記複数の第一パッドとを電気的に接続する複数の接続体と、を有し、
前記導電体は、前記複数の第一パッドのうち対応する第一パッドと対向するように前記載置面上に設けられており、前記対応する第一パッドと電気的に接続されている複数の第二パッドを有している、受光装置。
(付記37)
前記導電体は、前記底面上を更に延在している、付記36に記載の受光装置。
(付記38)
前記載置面から前記上壁面までの高さは、前記載置面から前記光入射面までの高さより大きい、付記36又は37に記載の受光装置。
(付記39)
前記パッケージ部は、前記光入射面に直交する前記方向から見て、多角形状を呈しており、
前記外側面及び前記外壁面の数は、それぞれ複数であり、
前記導電体は、当該上壁面と互いに隣り合う前記外壁面とが成す角部上、互いに隣り合う前記外壁面が成す稜部上、及び、互いに隣り合う前記外側面が成す稜部上には延在していない、付記36〜38のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記40)
前記導電体は、前記上壁面の面積に対する当該導電体の面積の割合が50%以上になるように当該上壁面上に配置される、付記36〜39のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記41)
前記窓部は、前記下面上に設けられており、前記受光部が実装されるダミーパッドを有している、付記36〜40のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記42)
各前記接続体は、前記受光部が実装される第三パッドと、前記第一パッドと前記第三パッドとを電気的に接続する導線と、を有している、付記36〜41のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記43)
前記複数の接続体のうち一の接続体は、前記受光部が実装される第三パッドと、前記第一パッドと前記第三パッドとを電気的に接続する導線と、を有しており、
前記複数の接続体のうち別の接続体は、前記第一パッドと電気的に接続されている第四パッドと、前記受光部と前記第四パッドとを電気的に接続するワイヤと、を有している、付記36〜41のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記44)
各前記接続体は、前記第一パッドと電気的に接続されている第四パッドと、前記受光部と前記第四パッドとを電気的に接続するワイヤと、を有している、付記36〜41のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記45)
前記窓材は、シリコン基板である、付記36〜44のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記46)
前記窓部は、前記光入射面及び前記下面の少なくとも一つの面上に設けられている反射防止膜を有する、付記45に記載の受光装置。
付記36の実施形態では、導電体は、載置面、内壁面、及び上壁面上を延在している一方で、外壁面及び外側面上には延在していない。
【0151】
本明細書は、以下の付記も開示する。
(付記47)
受光部と、
前記受光部が搭載される窓部と、
前記受光部が配置される空間を前記窓部とで画成するパッケージ部と、を備え、
前記窓部は、
光入射面と、前記光入射面と対向している下面と、前記光入射面と前記下面とを接続している側面と、を有する窓材と、
前記窓材の前記下面上に設けられている配線体と、を有し、
前記パッケージ部は、
前記下面に対向して窪みが設けられており、前記窪みの縁に沿って設けられていると共に前記下面と対向している載置面と、前記載置面に対向している底面と、前記底面に接続されている外側面とを有している基部と、
前記載置面と接続されていると共に前記側面と対向している内壁面と、前記内壁面と対向していると共に前記外側面に接続されている外壁面と、前記内壁面と前記外壁面とを接続している上壁面と、を有し、前記光入射面に直交する方向から見て前記窓材に沿って設けられている壁部と、
前記窪みの表面上に設けられており、前記窓部から入射した光を前記受光部に向けて反射する反射部と、
前記載置面、前記内壁面、前記上壁面、及び前記外壁面上を延在している導電体と、を有し、
前記窓材は、外部から入射する光を透過させ、
前記配線体は、前記載置面と対向する複数の第一パッドと、前記受光部と前記複数の第一パッドとを電気的に接続する複数の接続体と、を有し、
前記導電体は、前記複数の第一パッドのうち対応する第一パッドと対向するように前記載置面上に設けられており、前記対応する第一パッドと電気的に接続されている複数の第二パッドを有している、受光装置。
(付記48)
前記導電体は、前記底面上を更に延在している、付記47に記載の受光装置。
(付記49)
前記載置面から前記上壁面までの高さは、前記載置面から前記光入射面までの高さより大きい、付記47又は48に記載の受光装置。
(付記50)
前記パッケージ部は、前記光入射面に直交する前記方向から見て、多角形状を呈しており、
前記外側面及び前記外壁面の数は、それぞれ複数であり、
前記導電体は、当該上壁面と互いに隣り合う前記外壁面とが成す角部上、互いに隣り合う前記外壁面が成す稜部上、及び、互いに隣り合う前記外側面が成す稜部上には延在していない、付記47〜49のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記51)
前記導電体は、前記上壁面の面積に対する当該導電体の面積の割合が50%以上になるように当該上壁面上に配置される、付記47〜50のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記52)
前記導電体は、前記外壁面の面積に対する当該導電体の面積の割合が50%以上になるように当該外壁面上に配置される、付記47〜51のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記53)
前記窓部は、前記下面上に設けられており、前記受光部が実装されるダミーパッドを有している、付記47〜52のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記54)
各前記接続体は、前記受光部が実装される第三パッドと、前記第一パッドと前記第三パッドとを電気的に接続する導線と、を有している、付記47〜53のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記55)
前記複数の接続体のうち一の接続体は、前記受光部が実装される第三パッドと、前記第一パッドと前記第三パッドとを電気的に接続する導線と、を有しており、
前記複数の接続体のうち別の接続体は、前記第一パッドと電気的に接続されている第四パッドと、前記受光部と前記第四パッドとを電気的に接続するワイヤと、を有している、付記47〜53のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記56)
各前記接続体は、前記第一パッドと電気的に接続されている第四パッドと、前記受光部と前記第四パッドとを電気的に接続するワイヤと、を有している、付記47〜53のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記57)
前記窓材は、シリコン基板である、付記47〜56のいずれか一つに記載の受光装置。
(付記58)
前記窓部は、前記光入射面及び前記下面の少なくとも一つの面上に設けられている反射防止膜を有する、付記57に記載の受光装置。
付記47の実施形態では、導電体は、載置面、内壁面、上壁面、及び外壁面上を延在している一方で、外側面上には延在していない。
【解決手段】本発明の係る発光装置の製造方法においては、光源部が搭載されている複数の窓部を用意し、複数のパッケージ部がアレイ状に連結されている集合体を用意し、集合体の各パッケージ部に窓部を搭載して、互いに対応する第一パッドと前記第二パッドとを電気的に接続し、集合体を個片化して、対応する窓部が搭載されている複数のパッケージ部を得る。