特許第6795557号(P6795557)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6795557
(24)【登録日】2020年11月16日
(45)【発行日】2020年12月2日
(54)【発明の名称】ブロックおよびブロックセット
(51)【国際特許分類】
   A63H 33/08 20060101AFI20201119BHJP
   A63H 33/22 20060101ALI20201119BHJP
【FI】
   A63H33/08 B
   A63H33/22 A
【請求項の数】11
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2018-152713(P2018-152713)
(22)【出願日】2018年8月14日
(62)【分割の表示】特願2016-100823(P2016-100823)の分割
【原出願日】2016年5月19日
(65)【公開番号】特開2018-192288(P2018-192288A)
(43)【公開日】2018年12月6日
【審査請求日】2019年5月13日
(73)【特許権者】
【識別番号】000135748
【氏名又は名称】株式会社バンダイ
(74)【代理人】
【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳
(74)【代理人】
【識別番号】100115071
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康弘
(74)【代理人】
【識別番号】100112508
【弁理士】
【氏名又は名称】高柳 司郎
(74)【代理人】
【識別番号】100116894
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 秀二
(74)【代理人】
【識別番号】100130409
【弁理士】
【氏名又は名称】下山 治
(72)【発明者】
【氏名】根本 朗史
(72)【発明者】
【氏名】山中 信弘
(72)【発明者】
【氏名】松岡 さゆり
(72)【発明者】
【氏名】岩谷 心太
【審査官】 田中 洋行
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3186941(JP,U)
【文献】 特開2004−209060(JP,A)
【文献】 特開2012−200301(JP,A)
【文献】 韓国登録特許第10−1605017(KR,B1)
【文献】 韓国登録特許第10−0946794(KR,B1)
【文献】 実開昭62−082097(JP,U)
【文献】 特表2010−536416(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63H 29/00−33/10
G09B 1/00−19/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体光源と、半導体光源の陽極が接続された第1陽電極部および第2陽電極部と、半導体光源の陰極が接続された第1陰電極部および第2陰電極部と、凸部と、凹部と、を備える玩具用のブロックであって、
他のブロックに第1態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触する第1接触状態が実現され、
他のブロックに第1態様とは異なる第2態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触する第2接触状態が実現され、
第1陽電極部および第1陰電極部は凸部に設けられ、第2陽電極部および第2陰電極部は凹部に設けられ、
本ブロックの凸部が他のブロックの凹部に嵌め合わされることで本ブロックが他のブロックに取り付けられ
凸部は円柱状であり、第1陽電極部および第1陰電極部は凸部に設けられ、第1陽電極部は凸部の軸を挟んで第1陰電極部の反対側に位置するブロック。
【請求項2】
半導体光源と、半導体光源の陽極が接続された第1陽電極部および第2陽電極部と、半導体光源の陰極が接続された第1陰電極部および第2陰電極部と、凸部と、凹部と、を備える玩具用のブロックであって、
他のブロックに第1態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触する第1接触状態が実現され、
他のブロックに第1態様とは異なる第2態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触する第2接触状態が実現され、
第1陽電極部および第1陰電極部は凸部に設けられ、第2陽電極部および第2陰電極部は凹部に設けられ、
本ブロックの凸部が他のブロックの凹部に嵌め合わされることで本ブロックが他のブロックに取り付けられ
凸部は角柱状であり、第1陽電極部および第1陰電極部はそれぞれ凸部の異なる側面に設けられるブロック。
【請求項3】
凸部の軸から見た第1陽電極部および第1陰電極部のそれぞれの存在範囲は90度より小さい請求項2に記載のブロック。
【請求項4】
半導体光源と、半導体光源の陽極が接続された第1陽電極部および第2陽電極部と、半導体光源の陰極が接続された第1陰電極部および第2陰電極部と、凸部と、凹部と、を備える玩具用のブロックであって、
他のブロックに第1態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触する第1接触状態が実現され、
他のブロックに第1態様とは異なる第2態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触する第2接触状態が実現され、
第1陽電極部および第1陰電極部は凸部に設けられ、第2陽電極部および第2陰電極部は凹部に設けられ、
本ブロックの凸部が他のブロックの凹部に嵌め合わされることで本ブロックが他のブロックに取り付けら
本ブロックが他のブロックに取り付けられた状態で第1接触状態または第2接触状態が実現される場合に、本ブロックの面と他のブロックの面とが揃うよう構成されるブロック。
【請求項5】
半導体光源と、半導体光源の陽極が接続された第1陽電極部および第2陽電極部と、半導体光源の陰極が接続された第1陰電極部および第2陰電極部と、凸部と、凹部と、を備える玩具用のブロックであって、
他のブロックに第1態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触する第1接触状態が実現され、
他のブロックに第1態様とは異なる第2態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触する第2接触状態が実現され、
第1陽電極部および第1陰電極部は凸部に設けられ、第2陽電極部および第2陰電極部は凹部に設けられ、
本ブロックの凸部が他のブロックの凹部に嵌め合わされることで本ブロックが他のブロックに取り付けられ、
第1陽電極部および第2陽電極部はそれぞれ単一の導体板の一端部および他端部に含まれるブロック。
【請求項6】
透光性を有するかまたは透明な本体をさらに備える請求項1からのいずれか1項に記載のブロック。
【請求項7】
半導体光源は単色の発光ダイオードである請求項1からのいずれか1項に記載のブロック。
【請求項8】
半導体光源と、半導体光源の陽極が接続された第1陽電極部および第2陽電極部と、半導体光源の陰極が接続された第1陰電極部および第2陰電極部と、凸部と、凹部と、を備える玩具用のブロックであって、
他のブロックに第1態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触する第1接触状態が実現され、
他のブロックに第1態様とは異なる第2態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触する第2接触状態が実現され、
第1陽電極部および第1陰電極部は凸部に設けられ、第2陽電極部および第2陰電極部は凹部に設けられ、
本ブロックの凸部が他のブロックの凹部に嵌め合わされることで本ブロックが他のブロックに取り付けられ、
前記ブロックは、第1部材と、第1部材の一端部が途中まで挿入された貫通孔を有する第2部材と、を含む本体をさらに備え、
第1陽電極部および第2陽電極部はそれぞれ単一の陽極導体板の一端部および他端部に含まれ、
第1陰電極部および第2陰電極部はそれぞれ単一の陰極導体板の一端部および他端部に含まれ、
第1部材の一端部には半導体光源が収まる空間が設けられ、第1部材の側面には軸方向に沿って陽極導体板および陰極導体板が固定され、第1部材の他端部は本ブロックの凸部として機能し、第2部材の貫通孔のうち第1部材の一端部がない部分は本ブロックの凹部として機能するブロック。
【請求項9】
第1陽電極部または第2陽電極部は径方向に突き出た突出部を有し、
凸部または凹部もしくはその両方には、嵌め合わせの際に突出部の作用により生じる陽極導体板の曲がりを逃すための空間が設けられる請求項に記載のブロック。
【請求項10】
本ブロックが他のブロックに取り付けられた場合に、第1接触状態または第2接触状態のいずれが実現されるかを示す外観的特徴を有する請求項1からのいずれか1項に記載のブロック。
【請求項11】
請求項1から10のいずれか1項に記載のブロックを含むブロックセット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロックおよびブロックセットに関する。
【背景技術】
【0002】
子供の創造性をはぐくむための玩具としてブロックセットが知られている。近年は、比較的小さなピースでより精緻な表現が可能なブロックセットも登場しており、ブロックセットは子供から大人まで楽しめる玩具となっている。
【0003】
特許文献1には、ブロック毎に異なる色のLEDを収容し、複数のブロックを結合することによって発光する構築物を構築できる発光ブロックセットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特表2013−534169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のブロックセットでは、給電手段により供給される電圧の極性を変えても、構築物を構成する全てのブロックにおいて単に発光がオン・オフされるだけであり、ブロックによる構築物の発光の仕方に面白みが欠けている。
【0006】
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ブロックによる構築物の発光の仕方を容易に変更できるブロックセットおよびそのセットに含まれるブロックの提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様は、ブロックに関する。このブロックは、半導体光源と、半導体光源の陽極が接続された第1陽電極部および第2陽電極部と、半導体光源の陰極が接続された第1陰電極部および第2陰電極部と、を備える玩具用のブロックであって、他のブロックに第1態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触する第1接触状態が実現され、他のブロックに第1態様とは異なる第2態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触する第2接触状態が実現される。
本発明の別の態様もまた、ブロックである。このブロックは、半導体光源と、半導体光源の陽極が接続された第1陽電極部および第2陽電極部と、半導体光源の陰極が接続された第1陰電極部および第2陰電極部と、凸部と、凹部と、を備える玩具用のブロックであって、他のブロックに第1態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触する第1接触状態が実現され、他のブロックに第1態様とは異なる第2態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触する第2接触状態が実現され、第1陽電極部および第1陰電極部は凸部に設けられ、第2陽電極部および第2陰電極部は凹部に設けられ、本ブロックの凸部が他のブロックの凹部に嵌め合わされることで本ブロックが他のブロックに取り付けられる。
本発明の別の態様もまた、ブロックである。このブロックは、半導体光源と、半導体光源の陽極が接続された第1陽電極部および第2陽電極部と、半導体光源の陰極が接続された第1陰電極部および第2陰電極部と、凸部と、凹部と、を備える玩具用のブロックであって、他のブロックに第1態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触する第1接触状態が実現され、他のブロックに第1態様とは異なる第2態様で取り付けられた場合に、本ブロックの第1陽電極部と他のブロックの第2陰電極部とが接触し、かつ、本ブロックの第1陰電極部と他のブロックの第2陽電極部とが接触する第2接触状態が実現され、第1陽電極部および第1陰電極部は凸部に設けられ、第2陽電極部および第2陰電極部は凹部に設けられ、本ブロックの凸部が他のブロックの凹部に嵌め合わされることで本ブロックが他のブロックに取り付けられ、凸部は円柱状であり、第1陽電極部および第1陰電極部は凸部に設けられ、第1陽電極部は凸部の軸を挟んで第1陰電極部の反対側に位置する
【0008】
本発明の別の態様は、ブロックセットである。このブロックセットは、第1の色の第1発光ダイオードと、第1発光ダイオードの陽極が接続された第1陽極導体と、第1発光ダイオードの陰極が接続された第1陰極導体と、を含む、透光性を有するかまたは透明な第1ブロックと、第1の色とは異なる第2の色の第2発光ダイオードと、第2発光ダイオードの陽極が接続された第2陽極導体と、第2発光ダイオードの陰極が接続された第2陰極導体と、を含む、透光性を有するかまたは透明な第2ブロックと、を備える玩具用のブロックセットであって、第1ブロックが第2ブロックに第1態様で取り付けられた場合に、第1ブロックの第1陽極導体と第2ブロックの第2陽極導体とが接触し、かつ、第1ブロックの第1陰極導体と第2ブロックの第2陰極導体とが接触する第1接触状態が実現され、第1ブロックが第2ブロックに第1態様とは異なる第2態様で取り付けられた場合に、第1ブロックの第1陽極導体と第2ブロックの第2陰極導体とが接触し、かつ、第1ブロックの第1陰極導体と第2ブロックの第2陽極導体とが接触する第2接触状態が実現される。
【0009】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を装置、方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ブロックによる構築物の発光の仕方を容易に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】実施の形態に係るブロックセットに含まれるブロックの斜視図である。
図2図1とは異なる視点から見たブロックの斜視図である。
図3】基準軸を含み各導体板を切断する面でブロックを切断したときの断面図である。
図4図3のA−A線断面図である。
図5】ブロックの凸部を他のブロックの凹部に嵌め合わせたときの陽電極部の接触状態を示す部分断面図である。
図6】ブロックの凸部を他のブロックの凹部に嵌め合わせたときの電極部の接触状態を示す断面図である。
図7図7(a)、(b)は、ブロック組立体の一例を説明するための図である。
図8図8(a)、(b)は、ブロック組立体の別の例を説明するための図である。
図9】ブロック組立体に電力を供給する電源装置の機能および構成を示すブロック図である。
図10図10(a)、(b)は、変形例に係るブロックの上面図である。
図11】半導体光源を有さないブロックの断面図である。
図12】変形例に係るブロックの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面において説明上重要ではない部材の一部は省略して表示する。
【0013】
実施の形態では、玩具用のブロックセットのブロックに発光ダイオードを組み込み、その接点をブロックの凹部、凸部のそれぞれに設ける。ブロックは、ブロック同士の接続の仕方で接点の接続の仕方が変わるよう構成される。これにより、ブロック同士の接続の仕方を変えることでブロック組立体(block assembly)の発光の態様を変えることができ、発光の仕方の自由度が高まる。その結果、発光の仕方を容易に変更できる発光ブロックセットを提供できる。
【0014】
図1は、実施の形態に係るブロックセットに含まれるブロック100の斜視図である。図2は、図1とは異なる視点から見たブロック100の斜視図である。ブロック100は、円柱状の凸部114と、凸部114の形状と対応する形状を有する凹部116と、を有する。ブロック100の凸部114が他のブロックの凹部に嵌め合わされることで、または他のブロックの凸部がブロック100の凹部116に嵌め合わされることで、ブロック100が他のブロックに取り付けられる。ブロック100の側面には、嵌め合わせの際の位置合わせのための第1マーク126a、第2マーク126bが設けられる。
【0015】
第1陽電極部106aおよび第1陰電極部108aは凸部114の側面に設けられる。第1陽電極部106aは凸部114の軸である基準軸Yを挟んで第1陰電極部108aの反対側に位置する。第2陽電極部106bおよび第2陰電極部108bは凹部116の側面に設けられる。第2陽電極部106bは基準軸Yを挟んで第2陰電極部108bの反対側に位置する。
【0016】
ブロック100が他のブロックに、ブロック100の第1マーク126aと他のブロックの第2マークとが揃うように取り付けられた場合に、ブロック100の第1陽電極部106aと他のブロックの第2陽電極部とが接触し、かつ、ブロック100の第1陰電極部108aと他のブロックの第2陰電極部とが接触する正接触状態が実現される。正接触状態を実現するブロック100と他のブロックとの接続の態様を正接続と称する。
【0017】
正接触状態から他のブロックを基準軸Y周りに180度回転させると、ブロック100の第1陽電極部106aと他のブロックの第2陰電極部とが接触し、かつ、ブロック100の第1陰電極部108aと他のブロックの第2陽電極部とが接触する逆接触状態が実現される。逆接触状態を実現するブロック100と他のブロックとの接続の態様を逆接続と称する。
【0018】
図3は、基準軸Yを含み各導体板を切断する面でブロック100を切断したときの断面図である。ブロック100は、第1部材102と、第2部材104と、陽極導体板106と、陰極導体板108と、半導体光源110と、を備える。ブロック100は、第1部材102と第2部材104とからなるブロック本体に、半導体光源110と陽極導体板106と陰極導体板108とからなる発光系が組み入れられた構成を有する。
【0019】
第1部材102は基準軸Yを中心軸とする略円柱状の部材であり、プラスチック等の樹脂から形成される。第1部材102の材料は以下の性質を有する任意の材料であってもよい。
(1)光の透過に関して、透光性を有するか、または透明であるか、または半透明である。
(2)導電性に関して、絶縁体である。
プラスチック等の樹脂は、透光度の調整が比較的簡単であり、かつ基本的に絶縁体であるから好適である。
【0020】
第1部材102の側面102bには、軸方向に沿って、陽極導体板106および陰極導体板108が接着や一体成形等により固定される。陽極導体板106は基準軸Yを挟んで陰極導体板108の反対側に位置する。言い換えると、陽極導体板106と陰極導体板108とは基準軸Yを挟んで向かい合うよう配置される。第1部材102の下端部には半導体光源110が収まる収容空間128が設けられる。収容空間128は、例えば第1部材102の下端面102aに設けられた凹部として形成される。
【0021】
第1部材102の収容空間128には半導体光源110が接着や一体成形等により固定される。半導体光源110は例えば単色の発光ダイオード(LED、Light Emitting Diode)である。半導体光源110の陽極(アノード)端子110a、陰極(カソード)端子110bはそれぞれ、第1部材102の下端面102a側から出て陽極導体板106、陰極導体板108に接続される。
【0022】
陽極導体板106、陰極導体板108はそれぞれ、軸方向に沿って伸びる金属等の導体の板であり、可撓性を有し、かつ第1部材102の下端面102aから突出して伸びる。以下、便宜的に凸部114が突出する向きを上向きとして説明する。陽極導体板106の上端部は第1陽電極部106aを含み、下端部は第2陽電極部106bを含む。陰極導体板108の上端部は第1陰電極部108aを含み、下端部は第2陰電極部108bを含む。
【0023】
第2部材104は、基準軸Yを中心軸とする正四角柱状の部材であり、第1部材102と同様な材料から形成される。第2部材104には基準軸Yに沿って貫通孔112が設けられる。貫通孔112には第1部材102の下端部が途中まで挿入され、固定されている。第1部材102のうち貫通孔112からはみ出た部分、すなわち上端部は凸部114として機能する。貫通孔112のうち第1部材102の下端部がない部分は凹部116として機能する。第2部材104の4つの側面のうちのひとつの側面104aには第1マーク126aおよび第2マーク126bが描かれる。
【0024】
図4は、図3のA−A線断面図である。基準軸Yから見た第1陽電極部106aの存在範囲は基準軸Yを軸とする方位角θで表される。方位角θは90度より小さい。第1陰電極部108aについても同様である。この場合、設計上、ブロック100を他のブロックにどのように取り付けたとしても、第1陽電極部106aと第1陰電極部108aとの短絡を抑制または防止することができる。
【0025】
第1陽電極部106a、第1陰電極部108aはそれぞれ、基準軸Yに対する径方向の外向きに突き出た陽突出部118a、陰突出部118bを有する。凸部114には、ブロック100の凸部114と他のブロックの凹部との嵌め合わせの際に陽突出部118aの作用により生じる陽極導体板106の曲がりを逃すための第1逃げ部120が設けられる。同様に、凸部114には陰突出部118bの作用により生じる陰極導体板108の曲がりを逃すための第2逃げ部122が設けられる。
【0026】
図5は、ブロック100の凸部114を他のブロックの凹部216に嵌め合わせたときの陽電極部の接触状態を示す部分断面図である。ブロック100の第1陽電極部106aの陽突出部118aと他のブロックの陽極導体板206の第2陽電極部206bとが接触している。他のブロックの第2部材204の下端部には、径方向外向きに切り欠くことで形成される第3逃げ部224(図3に示されるブロック100の第3逃げ部124に対応する)が設けられている。陽突出部118aが径方向外向きに出っ張っているので、第2陽電極部206bは径方向外向きに押され、第3逃げ部224に進入する。第1陽電極部106aは反作用力により径方向内向きに押され、第1逃げ部120に進入する。
【0027】
図6は、ブロック100の凸部114を他のブロックの凹部に嵌め合わせたときの電極部の接触状態を示す断面図である。図6の断面は図4の断面に対応する。第1マークと第2マークとが合っている状態では、ブロック100の第1陽電極部106aと他のブロックの第2陽電極部206bとが接触し、ブロック100の第1陰電極部108aと他のブロックの第2陰電極部208bとが接触する正接触状態が実現される。この状態から他のブロックを基準軸Y周りに回転させる角度がプラスマイナスθの範囲では、正接触状態が維持される。
【0028】
他のブロックをθだけ回転させた状態が破線で示される。回転させる角度がθ以上となると、ブロック100の第1陽電極部106aは他のブロックの第2陽電極部206b、第2陰電極部208bのいずれとも接触せず、またブロック100の第1陰電極部108aは他のブロックの第2陽電極部206b、第2陰電極部208bのいずれとも接触しない非接触状態が実現される。
他のブロックを90度だけ回転させた状態が一点鎖線で示される。非接触状態が実現されるが、ブロック100が他のブロックに取り付けられたブロック組立体の外見は回転の前後で変わらない。
他のブロックを180度だけ回転させると、逆接触状態が実現される。
【0029】
図7(a)、(b)は、ブロック組立体の一例を説明するための図である。図7(a)は、例示的なブロック組立体702の模式図である。図7(b)は、ブロック組立体702の等価回路を示す回路図である。ブロック組立体702は第1ブロック704と第2ブロック706と第3ブロック708と第4ブロック710とを含み、それらのブロックはこの順に直列に取り付けられている。各ブロックは図1図6を参照して説明されたブロック100と同様の構成を有する。各ブロックの第1マーク、第2マークは隣のブロックの対応するマークと揃っている。したがって、ブロック組立体702におけるブロック同士の接続は、図7(b)に示される通り全て正接続である。
【0030】
第1ブロック704の半導体光源および第3ブロック708の半導体光源はいずれも青色単色の発光ダイオードであり、第2ブロック706の半導体光源および第4ブロック710の半導体光源はいずれも赤色単色の発光ダイオードである。なお、発光ダイオードの順方向降下電圧は色によって異なり、赤色・橙色・黄色・緑色では2.1V程度、白色・青色では3.5V程度である。以下、青色発光ダイオードの順方向降下電圧をVBf、赤色発光ダイオードの順方向降下電圧をVRfと称す。VBf>VRfである。図7(b)に示される通り、各半導体光源の陽極側には半導体光源と直列に抵抗が接続される。同じ色の発光ダイオードでも順方向降下電圧には個体差がある。したがって、上記の抵抗がない場合、順方向降下電圧がより小さい発光ダイオードにより多くの電流が流れる可能性がある。抵抗を設けて電流を制御することにより、この現象を避けることができる。なお、抵抗は半導体光源の陰極側に設けてもよいし、陽極側、陰極側の両方に設けてもよい。
【0031】
図8(a)、(b)は、ブロック組立体の別の例を説明するための図である。図8(a)は、例示的なブロック組立体802の模式図である。図8(b)は、ブロック組立体802の等価回路を示す回路図である。ブロック組立体802は第1ブロック704と第2ブロック706と第3ブロック708と第4ブロック710とを含み、それらのブロックはこの順に直列に取り付けられている。ブロック組立体802は、図7(a)に示されるブロック組立体702のうち第2ブロック706および第4ブロック710を基準軸周りに180度回転させることにより得られる。第1ブロック704の第1マークは隣の第2ブロック706の第2マークの反対側に位置する。ブロック組立体802におけるブロック同士の接続は、図8(b)に示される通り全て逆接続である。図8(b)に示される通り、各半導体光源の陽極側には半導体光源と直列に抵抗が接続される。
【0032】
図7(a)、図8(a)に示される通り、ブロック組立体において正接触状態または逆接触状態が実現される場合、各ブロックの側面は揃い、全体として直方体形状となっている。
【0033】
図9は、ブロック組立体702、802に電力を供給する電源装置900の機能および構成を示すブロック図である。ここに示す各ブロックは、ハードウエア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウエア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウエア、ソフトウエアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、本明細書に触れた当業者には理解されるところである。電源装置900は実施の形態に係るブロックセットに含まれてもよいし、別々に提供されてもよい。
【0034】
電源装置900は、入力部902と、センサ904と、制御部906と、電圧生成部908と、電源I/F910と、正電位端子912と、負電位端子914と、電源端子916と、を含む。正電位端子912は、ブロック組立体702、802の第1ブロック704の第2陽電極部と接続可能に構成される。負電位端子914は、ブロック組立体702、802の第1ブロック704の第2陰電極部と接続可能に構成される。電源装置900は、正電位端子912と負電位端子914との間に駆動電圧を印加することで、ブロック組立体702、802に含まれる発光ダイオードを駆動する。
【0035】
電源端子916は商用電源等の外部電源に接続される。電源I/F(インタフェース)910は電源端子916から供給される外部電圧に整流、昇降圧等を行うことで電源電圧に変換し、電圧生成部908に供給する。電圧生成部908は制御部906による制御の下で、電源I/F910から供給された電源電圧から駆動電圧を生成する。電圧生成部908は、生成された駆動電圧を正電位端子912と負電位端子914との間に印加する。例えば、負電位端子914が接地されている場合は、電圧生成部908は正電位端子912の電位を駆動電圧とする。
【0036】
制御部906は、入力部902からの入力内容またはセンサ904の出力に応じて電源装置900の状態を切り替える。電源装置900がとりうる状態は、
(1)正電位端子912の電位が負電位端子914の電位よりも高く、かつその電位差ΔVの絶対値がVBfより高く設定される正電位状態と、
(2)正電位端子912の電位が負電位端子914の電位よりも高く、かつその電位差ΔVの絶対値がVBfとVRfとの間に設定される中間正電位状態と、
(3)正電位端子912の電位が負電位端子914の電位よりも低く、かつその電位差ΔVの絶対値がVBfより高く設定される逆電位状態と、
(4)正電位端子912の電位が負電位端子914の電位よりも低く、かつその電位差ΔVの絶対値がVBfとVRfとの間に設定される中間逆電位状態と、
(5)正電位状態と逆電位状態とを周期的に切り替える切替状態と、
(6)正電位端子912および負電位端子914のうちの少なくともひとつをハイインピーダンスにするか、またはそれらの端子を短絡する消灯状態と、
を含む。
【0037】
表1は、図7図8に示されるブロック組立体702、802のそれぞれの発光の仕方を、電源装置900の状態ごとにまとめた表である。表に示されるように、各ブロック704、706、708、710において、赤色と青色とが混じって紫色に見える混色が発生する場合がある。
【表1】
【0038】
図8に示されるブロック組立体802について、電源装置900が正電位状態にあるときは青色の発光ダイオードを有するブロック704、708が点灯し、逆電位状態にあるときは赤色の発光ダイオードを有するブロック706、710が点灯する。切替状態では、正電位状態と逆電位状態とが切替周波数fswで切り替えられるので、青色のブロック704、708が点灯する(かつ、赤色のブロック706、710は消灯する)状態と、赤色のブロック706、710が点灯する(かつ、青色のブロック704、708は消灯する)状態とが切替周波数fswで交互に現れる。本実施の形態では、切替状態の切替周波数fswはブロック704、708の青色とブロック706、710の赤色との混色が発生するよう設定される。例えば切替周波数fswは数十Hz〜数kHzの範囲から選択され、または70〜80Hzに設定される。混色の結果、切替状態において全てのブロックが紫色に見える。
【0039】
入力部902は、ユーザからの物理的な入力すなわち手動入力を受け付けるインタフェースであり、例えば電源装置900の状態を切り替えるためのスイッチやボタンであってもよい。
【0040】
センサ904は、音や光や電磁波を検出し、検出結果を制御部906に出力する。例えば、センサ904は、音声や高周波音や超音波を検出するマイクロフォンであってもよい。この場合、例えば「光れ」等の特定の音声をセンサ904が検出した場合に、制御部906が電源装置900の状態を消灯状態から正電位状態にする等の制御が可能となる。あるいはまた、センサ904はBluetooth(登録商標)やWiFi等の無線通信を可能とするアンテナおよび集積回路であってもよい。あるいはまた、センサ904は光センサであってもよい。この場合、例えば周囲の明度がしきい値を下回ったことをセンサ904が検出した場合に、制御部906が電源装置900の状態を消灯状態から正電位状態にする等の制御が可能となる。
【0041】
本実施の形態に係るブロックセットによると、上記の表1に例示される通り、ブロックの組み替えにより光の演出を自由に変えることができる。例えば、ブロック同士の接続の向きを変えることにより正接続と逆接続とを切り替えることができ、それにより電源装置900の状態が同じでもブロック組立体の発光の仕方を変えることができる。また、電源装置900の状態自体にもバリエーションがあるので、同じブロック組立体でも電源装置900の状態によって発光の仕方が変わる。また、電源装置900の状態を切り替えることで、人間の目の錯覚を利用した混色が実現される。そのため、本実施の形態のようにそれぞれのブロックが有する半導体光源を単色のものとした場合でも、どの発光色のブロックを用いて混色を生じさせるかを使用者が適宜選択することにより、多彩な色でブロック組立体を発光させることができる。
【0042】
また、本実施の形態に係るブロックセットのブロックでは、陽極導体板106、陰極導体板108が固定された第1部材102を第2部材104の貫通孔112に挿入することで凸部114と凹部116とを形成する。これにより、より複雑な形状のブロックをより容易に製造することが可能となる。
【0043】
以上、実施の形態に係るブロックセットについて説明した。この実施の形態は例示であり、その各構成要素や各処理の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0044】
実施の形態では、ブロック100が凸部114および凹部116をそれぞれひとつずつ備える場合について説明したが、これに限られず、ブロックは任意の数の凸部および任意の数の凹部を備えてもよい。
【0045】
実施の形態では、ブロック100の凸部114および凹部116がいずれも円柱状である場合について説明したが、これに限られず、例えば凸部および凹部は四角柱、六角柱等の角柱状であってもよい。この場合、第1陽電極部および第1陰電極部はそれぞれ凸部の異なる側面に設けられる、第2陽電極部および第2陰電極部はそれぞれ凹部の異なる側面に設けられる。
【0046】
図10(a)、(b)は、変形例に係るブロック150、160の上面図である。図10(a)に示されるブロック150は正四角柱状の凸部152を備える。第1陽電極部154は凸部152の4つの側面のうちのひとつの側面152aに設けられる。第1陰電極部156は、側面152aの反対側の側面152bに設けられる。図10(b)に示されるブロック160は正六角柱状の凸部162を備える。第1陽電極部164は凸部162の6つの側面のうちのひとつの側面162aに設けられる。第1陰電極部166は、側面162aの反対側の側面162bに設けられる。
【0047】
実施の形態では、ブロック100の第2部材104は正四角柱状の部材である場合について説明したが、これに限られず、例えば四角柱状、六角柱状等の角柱状の部材であってもよいし、円柱状や楕円柱状の部材であってもよい。
【0048】
実施の形態において、ブロックセットは半導体光源110を有するブロック100と、有さないブロックと、を含んでもよい。図11は、半導体光源を有さないブロック170の断面図である。図11の断面は図3の断面に対応する。ブロック170は、第1部材102と、第2部材104と、陽極導体板106と、陰極導体板108と、を備えるが、半導体光源110を含まない。したがって、ブロック170はその上下に接続されたブロックを電気的に接続できるが、自身は発光しない。ブロック170はブロック組立体において発光が望まれない場所に使用されてもよい。あるいはまた、ブロック170を発光するブロックの間に入れることで、混色が発生しないようにしてもよい。
【0049】
実施の形態では、半導体光源110は単色の発光ダイオードである場合について説明したが、これに限られず、例えば多色の発光ダイオードであってもよい。しかしながら、ブロックの製造コストの観点からは単色の発光ダイオードが有利である。また、図7図8では発光ダイオードの色の組み合わせを赤/青としたが、これに限られず、例えば緑/青、赤/白等の他の色の任意の組み合わせが使用されてもよい。
【0050】
実施の形態では、第1陽電極部106aおよび第2陽電極部106bがそれぞれ単一の陽極導体板106の一端部および他端部に含まれる場合について説明したが、これに限られず、例えば第1陽電極部106aと第2陽電極部106bとがそれぞれ別個の導体板として形成され、それらが配線等で接続されてもよい。しかしながら、単一の導体板を使用する場合、導体板の接続作業が不要となるので、製造がより容易となる。
【0051】
実施の形態では、第2部材104の側面に第1マーク126a、第2マーク126bを描く場合について説明したが、これに限られず、ブロックが他のブロックに取り付けられた場合に、正接触状態または逆接触状態のいずれが実現されるかを示す外観的特徴を有してもよい。例えば第2部材104の側面に絵柄を描き、その絵柄が上下のブロックで揃う場合に正接触状態が実現されてもよい。あるいはまた、第2部材104の側面にそれぞれ異なる色を付し、上下のブロックで色が揃う場合に正接触状態が実現されてもよい。
【0052】
あるいはまた、ブロックの円柱状の凸部に切欠を設けてもよい。図12は、変形例に係るブロック160の斜視図である。ブロック160の円柱状の凸部162の側面には第1陽電極部166aおよび第1陰電極部168aが設けられている。凸部162の側面のうち第1陽電極部166aと第1陰電極部168aとの間の部分には切欠164が形成される。切欠164に注意することでで、ユーザはブロック同士を正接触状態・逆接触状態を確認しながら接続することができる。すなわち、接続するブロック同士で凸部の切欠が揃っていれば正接触、凸部の切欠が180度逆の位置になってきれば逆接触、となる。
【0053】
実施の形態では、第1陽電極部106aに陽突出部118aを設ける場合について説明したが、これに限られず、陽突出部118aの代わりにまたはそれに加えて第2陽電極部106bに径方向内向きに突き出た突出部を設けてもよい。陰突出部118bについても同様である。
【0054】
実施の形態では、陽極導体板106と陰極導体板108とが同様の形状を有する場合について説明したが、これに限られず、例えば、陽極導体板の基準軸Yから見た角度範囲が陰極導体板のそれと異なっていてもよい。
【符号の説明】
【0055】
100 ブロック、 102 第1部材、 104 第2部材、 106 陽極導体板、 108 陰極導体板、 110 半導体光源。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12