【実施例】
【0204】
材料および方法
略語リスト
AIBN 2,2’−アゾビスイソブチロニトリル
AKT 別名PKB、タンパク質キナーゼB
ALP achromobactor lyticusプロテアーゼ
Ar アリール
AR アリザリンレッドナトリウム
C18 オクタデカニル(HPLCカラム)
CV カラム体積
DAST 三フッ化ジエチルアミノ硫黄
DBU 1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ7−エン
DCM ジクロロメタン
DIC N,N−ジイソプロピルカルボジイミド
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DIPEA N,N−ジイソプロピルエチルアミン
EtOAc 酢酸エチル
FFC 遊離脂肪細胞(r、ラット)
Fmoc−OSu 炭酸9−フルオレニルメチルN−スクシンイミジル
HATU 1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン3−オキシドヘキサフルオロホスフェート
HBTU 2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
HEPES 4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタンスルホン酸
HIR ヒトインスリン受容体(A=Aアイソフォーム、B=Bアイソフォーム)
HOBt 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
HONSU N−ヒドロキシスクシンミド(hydroxysuccinmide)
HRMS 高分解能質量分析
Kd 変位定数
LCMS 液体クロマトグラフィ質量分析
MeCN アセトニトリル
mM ミリモル
NBSS N−ブロモスクシンイミド
N.D. 検出不可能
NMM N−メチル−モルホリン
NMR 核磁気共鳴
NMP N−メチル−ピロリドン
OEG 2−(2−アミノエトキシ)エトキシ−酢酸(オリゴエチレングリコールアミノ酸)
RP−HPLC 逆相高速液体クロマトグラフィ
Ph フェニル
SPA シンチレーション近接アッセイ
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
THPTA トリス(3−ヒドロキシプロピルトリアゾリルメチル)アミン
TSTU スクシンイミジル−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート
UPLC 超高速液体クロマトグラフィ
WGA コムギ胚芽凝集素
【0205】
インスリン変異体の調製
[実施例1:酵母におけるインスリン変異体の発現、およびALPなどでの形質転換]
インスリン類似体を、例えば、WO2017/032798に開示されるように、周知の技法を使用して酵母で発現させた。より具体的には、イオン交換捕捉によって単離し、以下に記載されるALPでの処理によって2鎖インスリン類似体に開裂した単鎖前駆体として、インスリン類似体を発現させた。
【0206】
SPセファロースBB上での前駆体の捕捉:
酵母上清を、SPセファロースBBで充填したカラム上に10〜20CV/時間の流量で装填した。0.1Mクエン酸、pH3.5による洗浄、および40%EtOHによる洗浄を実施した。類似体を0.2M酢酸ナトリウムpH5.5/35%EtOHで溶出した。
【0207】
ALP消化:
単鎖前駆体の溶液をpH9に調整し、ALP酵素を1:100(w/w)添加した。UPLCで反応を追跡した。RP−HPLC精製用に調製するために、ALP開裂プールをpH2.5に調整し、2倍に希釈した。
【0208】
RP−HPLC精製:
精製をRP−HPLC C18によって以下のように実施した:
カラム:15um C18 50×250mm 200Å
緩衝液:
A:0.2%ギ酸、5%EtOH、
B:0.2%ギ酸、50%EtOH
勾配:20〜55%B緩衝液。
勾配:20CV
流量20CV/時間
装填g〜5g/L樹脂
分画をUPLCによって分析し、プールし、凍結乾燥させた。
【0209】
インスリン類似体を調製し、以下の実施例で使用した:
desB30ヒトインスリン(配列番号1および配列番号11)、
A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリン(配列番号4および配列番号13)、
A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリン(配列番号5および配列番号14)、
A14E A22K B25H B27P B28G desB30ヒトインスリン(配列番号5および配列番号15)、
A14E desB1−B2 B4K B5P desB30ヒトインスリン(配列番号4および配列番号16)、
A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30ヒトインスリン(配列番号4および配列番号17)、
A14E B−1G B1K B2P desB30ヒトインスリン(配列番号4および配列番号18)、
A22K desB30ヒトインスリン(配列番号6および配列番号11)、
A22K B29R desB30ヒトインスリン(配列番号6および配列番号19)、
A22K B22K B29R desB30ヒトインスリン(配列番号6および配列番号20)、
A−2K A−1P desB30ヒトインスリン(配列番号7および配列番号11)、
A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリン(配列番号8および配列番号11)、
A21Q(GES)6K desB30ヒトインスリン(配列番号9および配列番号11)、
A21Q(GES)12K desB30ヒトインスリン(配列番号10および配列番号11)、
B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリン(配列番号1および配列番号21)、
B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリン(配列番号4および配列番号22)、
B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリン(配列番号1および配列番号23)、
B1−GKPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリン(配列番号1および配列番号24)、
B1−GKPGGGGS desB30ヒトインスリン(配列番号1および配列番号25)、
B1−GKPG desB30ヒトインスリン(配列番号1および配列番号26)、
B1−GKPRGFFYTPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリン(配列番号1および配列番号27)、ならびに
B1−TYFFGRKPDGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリン(配列番号1および配列番号28)が含まれる。
【0210】
B1−GKPRGFFYTPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンは、GKPRGFFYTPGGGGSGGGGSを有するB1から伸長したdesB30ヒトインスリンを意味する(desB30ヒトインスリンのB1に接続されたC末端Sを有する新しいN末端Gから記述される)。A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンは、GESGESGESKを有するA21Qから伸長したインスリンを意味する(C末端A21Qに接続された新しいN末端Gから記述される)。他のB1およびA21伸長インスリン類似体について同様である。B−1は、B1からN末端の位置を意味し、例えば、B−1Gは、Gを有するインスリンB1のN末端伸長を意味する。
【0211】
ビルディングブロックの調製
中間生成物および最終生成物は、読むことをより容易にするために各実施例内で数字が与えられる。同じ数字が実施例にわたって使用されるが、数字は、各実施例内で明白である。
【0212】
[実施例2:O−スクシンイミジル3,5−ビス[[[3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル]アミノ]メチル]安息香酸塩]
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
テトラヒドロフラン(110mL)中2−フルオロ−4−カルボキシフェニルボロン酸(1、8.44g、45.9mmol)、ピナコール(5.42g、45.9mmol)、および硫酸マグネシウム(60g)の混合物を、室温で一晩撹拌した。懸濁液をセライトパッドを通して濾過し、濾液を蒸発させ、真空下で乾燥させて、3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸を(2)をベージュ色粉末として得た。収率:10.4g(85%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.93−7.80(m,2 H);7.75(d,J=9.4Hz,1 H);1.39(s,12 H).
【0213】
カルボン酸2(10.3g、38.6mmol)をジクロロメタン(130mL)中に溶解した。1−ヒドロキシ−ピロリジン−2,5−ジオン(HOSu、8.89g、77.2mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC.Hcl、14.8g、77.2mmol)を添加した。得られる混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を、酢酸エチル(130mL)と0.5M塩酸水溶液(130mL)との間で分割した。有機層を0.5M塩酸水溶液で洗浄し(3×120mL)、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(40mL)中に溶解し、シクロヘキサン(130mL)を添加することによって沈殿させた。生成物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、スクシンイミジル3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(3)を白色粉末として得た。収率:13.9g(99%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.93−7.84(m,2 H);7.77(d,J=9.4Hz,1 H);2.92(s,4 H);1.39(s,12 H).
【0214】
3,5−ジメチル安息香酸(4、827.6g、18.4mmol)をメタノール(80mL)中に懸濁し、濃縮硫酸(8mL)で処理した。混合物を2日間還流させた。炭酸ナトリウム(50g)での中和後、混合物を水(250mL)中に溶解し、ジエチルエーテル(2×300mL)で抽出した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させて、3,5−ジメチル安息香酸メチル(5)を淡黄色油として得た。収率:29.3g(97%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.67(s,2 H);7.19(s,1 H);3.91(s,3 H);2.37(s,6 H).
【0215】
ギ酸メチル(450mL)中の上記のメチル3,5−ジメチル安息香酸メチル5(29.3g、178mmol)、N−ブロモスクシンイミド(NBS、111g、623mmol)、および1スパチュラのアゾビスイソブチロニトリルの混合物を、20時間加熱還流させながら、可視光で照射した。溶媒を蒸発させ、残渣をジクロロメタン(200mL)中に溶解した。沈殿したスクシンイミドを濾過し、濾液を硫酸ナトリウムの飽和水溶液(2×150mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:ヘキサン/酢酸エチル15:1)によって精製した。生成物を酢酸エチル/シクロヘキサン混合物から結晶化し、3,5−ビス(ブロモメチル)安息香酸メチル(6)を白色固体として得た。収率:25.6g(45%)。RF(SiO
2、ヘキサン/酢酸エチル9:1):0.50。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.02−7.95(m,2 H);7.62(s,1 H);4.51(s,4 H);3.94(s,3 H).
【0216】
乾燥アセトニトリル(350mL)中の上記の臭化物6(25.3g、78.6mmol)およびジホルミルアミドナトリウム(20.9g、220mmol)の懸濁液を、4時間還流させた。白色固体を濾過によって除去した後、溶媒を蒸発させた。酢酸エチル/シクロヘキサン混合物からの再結晶により、3,5−ビス((N−ホルミルホルムアミド)メチル)安息香酸塩(7)を白色粉末として得た。
収率:21.0g(88%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.08(s,4 H);7.72(s,2 H);7.44(s,1 H);4.70(s,4 H);3.84(s,3 H).
【0217】
安息香酸塩7(20.9g、68.5mmol)を、1,4−ジオキサン(220mL)および濃縮塩酸(280mL)の混合物中に溶解し、2時間加熱還流させた。室温まで冷却した後、空気の流れを溶液に通した。生成物は、沈殿し始めた。1時間後、溶媒を蒸発させ、生成物をメタノール/ジエチルエーテル混合物から再結晶化して、3,5−ビス(アミノメチル)安息香酸二塩酸塩(8)を白色粉末として得た。収率:17.1g(98%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):13.26(bs,1 H);8.65(bs,6 H);8.10(s,2 H);7.88(s,1 H);4.08(s,4 H).
【0218】
二塩酸塩8(2.08g、8.20mmol)を水(20mL)中に溶解した。その後 N,N−ジイソプロピルエチルアミン(5.73mL、32.9mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(40mL)、および活性化エステル(3、5.97g、16.4mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで1M塩酸水溶液によって酸性化した。溶媒をトルエンで3回共蒸発させた。残渣をジクロロメタン/トルエン混合物(1:1、100mL)中に溶解し、ピナコール(1.40g、11.8mmol)で処理した。混合物をトルエンから3回蒸発させた。残渣を酢酸エチル(250mL)中に溶解し、水で洗浄した(3×150mL)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(10mL)中に溶解し、生成物は、沈殿し始めた。シクロヘキサンを添加した(170mL)。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、3,5−ビス((3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)安息香酸(9)を白色粉末として得た。収率:4.18g(75%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.96(bs,1 H);9.27(t,J=5.9Hz,2 H);7.82−7.67(m,6 H);7.64−7.56(m,2 H);7.53(s,1 H);4.58−4.44(m,4 H);1.31(s,24 H).
【0219】
上記の酸9(4.17g、6.20mmol)を、アセトニトリル/N,N−ジメチルホルムアミド混合物(4:1、100mL)中に溶解した。N−ヒドロキシスクシンイミド(HOSu、0.85g、7.40mmol)を添加した。混合物を0℃に冷却し、次いでN,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、1.53g、7.40mmol)を添加した。混合物を0°Cで30分間、および室温で一晩撹拌した。不溶性副生成物を濾過し、濾液を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(250mL)中に溶解し、水で洗浄した(2×150mL)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(10mL)中に溶解し、生成物は、沈殿し始めた。シクロヘキサンを添加した(170mL)。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、O−スクシンイミジル3,5−ビス[[[3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル]アミノ]メチル]安息香酸塩(10)を白色粉末として得た。収率:4.62g(97%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.31(t,J=5.7Hz,2 H);7.93(s,2 H);7.79−7.68(m,5 H);7.63−7.56(m,2 H);4.60−4.50(m,4 H);2.87(s,4 H);1.31(s, 24 H). LC−MS: 773.4(M+H)
+、計算値773.4。
【0220】
[実施例3 O−スクシンイミドN,N−ビス(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド−Lys−ベータ−Ala)
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
2−クロロトリチル樹脂100〜200メッシュ、1.8mmol/g(53.3g、96.0mmol)を、乾燥ジクロロメタン(350mL)中に20分間放置して膨潤させた。次いで、樹脂を濾過し、ジクロロメタン(300mL)で洗浄した。乾燥ジクロロメタン(250mL)中Fmoc−Ala−OH(24.9g、80.0mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(55.7mL、320mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。その後、樹脂を濾過し、メタノール/ジクロロメタン混合物(4:1、2×5分、2×250mL)中N,N−ジイソプロピルエチルアミン(50mL)の溶液で処理した。次いで、樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)、ジクロロメタン(2×250mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中20%ピペリジン溶液(1×5分、1×30分、2×250mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。その後、樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)、ジクロロメタン(2×250mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)で洗浄した。その後、N,N−ジメチルホルムアミド(180mL)中Fmoc−L−Lys(Boc)−OH(56.2g、120mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、42.7g、120mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(34.8mL、200mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を3時間振盪した。その後、樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)、ジクロロメタン(2×250mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中20%ピペリジン溶液(1×5分、1×30分、2×300mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。次いで、樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×300mL)、ジクロロメタン(2×300mL)、メタノール(2×300mL)、およびジクロロメタン(10×300mL)で洗浄した。2,2,2−トリフルオロエタノール(300mL)で一晩処理することによって、生成物を樹脂から開裂した。樹脂を濾過し、ジクロロメタン(2×200mL)、2−プロパノール(2×200mL)、およびジクロロメタン(2×200mL)で洗浄した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をジエチルエーテル(2×300mL)中で粉砕した。濾過および乾燥後、我々は、L−Lys(Boc)−ベータ−Ala(2)をオフホワイト色粉末として得た収率:13.3g(56%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,AcOD−d
4,δ
H):4.20(t,J=7.1 Hz,1 H);3.66−3.46(m,2 H);3.17−3.00(m,2 H);2.65(t,J=6.4 Hz,2 H);1.97−1.80(m,2 H);1.60−1.30(m,13 H).
【0221】
95%トリフルオロ酢酸水溶液(60mL)をジクロロメタン(50mL)中2(13.2g、41.6mmol)の懸濁液に添加し、混合物全体を2時間撹拌した。次いで、溶媒を減圧下で除去し、残渣を真空下で乾燥させて、L−Lys−ベータ−Ala TFA塩(3)を茶色油として得た。収率:18.5g(100%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,AcOD−d
4,δ
H):4.24(t,J=6.7 Hz,1 H);3.71−3.46(m,2 H);3.09(t,J=7.5 Hz,2 H);2.66(t,J=6.6 Hz,2 H);2.01−1.89(m,2 H);1.85−1.68(m,2 H);1.60−1.46(m,2 H).
【0222】
トリエチルアミン(14.1mL、101mmol)を、アセトニトリル中3(15.0g、33.7mmol)の溶液に添加して、オフホワイト色沈殿物を得た。濾過および乾燥後、L−Lys−ベータ−Ala(4)を白色吸湿性粉末として得た。収率:7.30g(100%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,AcOD−d
4,δ
H):4.21(t,J=6.4 Hz,1 H);3.72−3.45(m,2 H);3.08(t,J=7.4 Hz,2 H);2.65(t,J=6.0 Hz,2 H);2.00−1.88(m,2 H);1.83−1.66(m,2 H);1.59−1.43(m,2 H).
【0223】
スクシンイミジル3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩5(5.00g、13.8mmol)を、乾燥アセトニトリル(80mL)中4(3.00g、13.8mmol)およびトリエチルアミン(7.74mL、55.5mmol)の懸濁液に添加し、混合物全体を一晩撹拌した。次いで、溶媒を減圧下で除去し、トルエンで3回共蒸発させた。その後、酢酸エチル(70mL)を添加し、混合物を水(3×50mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(2mL)中に溶解し、激しく撹拌したシクロヘキサン(100mL)に滴下した。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、N,N−ビス(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド−Lys−ベータ−Ala(6)を白色粉末として得た。収率:2.31g(47%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,AcOD−d
4,δ
H):7.83−7.73(m,2 H);7.71−7.45(m,4 H);4.77(t,J=7.2 Hz,1 H);3.61−3.39(m,4 H);2.64(t,J=6.2 Hz,2 H);2.00−1.80(m,2 H);1.77−1.47(m,4 H);1.37(s,24 H).
【0224】
N−ヒドロキスクシンイミド(HOSu、0.97g、8.41mmol)を、乾燥アセトニトリル(70mL)中6(2.00g、2.80mmol)の溶液に添加した。混合物を0℃に冷却し、続いてN,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、0.87g、4.20mmol)を添加した。30分後、反応混合物を室温まで温め、一晩撹拌した。不溶性副生成物を濾過し、濾液を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(100mL)中に溶解し、1M塩酸水溶液(3×70mL)、水(70mL)、およびブライン(70mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をトルエン中のピナコールで5回共蒸発させた。次いで、残渣を酢酸エチル(100mL)中に溶解し、0.1M塩酸水溶液(70mL)、水(70mL)、およびブライン(70mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(3mL)中に溶解し、激しく撹拌したシクロヘキサン/ジエチルエーテル(10:1、110mL)に滴下した。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させた。残渣シクロヘキサンを、ジクロロメタンと5回共蒸発させることによって除去した。乾燥後、O−スクシンイミドN,N−ビス(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド−Lys−ベータ−Ala(7)をオフホワイト色発泡体として得た。収率:1.12g(48%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δ
H):7.83−7.71(m,2 H);7.62−7.40(m,4 H);7.19(d,J=7.7 Hz,1 H);7.02(t,J=6.1 Hz,1 H);6.68(t,J=5.6 Hz 1 H);4.67(m,1 H);3.73−3.62(m,2 H);3.44(q,J=6.2 Hz 2 H);2.90−2.78(m,6 H);2.07−1.60(m,4 H);1.53−1.30(m,26 H).LC−MS: 810.5 (M+H)
+、計算値810.4。
【0225】
[実施例4:O−スクシンイミドN,N−ビス(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド−Lys−Gly)
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
テトラヒドロフラン(90mL)中2−フルオロ−4−カルボキシフェニルボロン酸(1、4.95g、27.0mmol)、ピナコール(3.21g、27.2mmol)、および硫酸マグネシウム(450g)の混合物を、室温で一晩撹拌した。懸濁液をセライトパッドを通して濾過し、濾液を蒸発させ、真空下で乾燥させて、3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸を(2)を黄色粉末として得た。収率:7.06g (98%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δ
H):7.93−7.80(m,2 H);7.76(d,J=9.4 Hz,1 H);1.39(s,12 H).
【0226】
カルボン酸2(7.05g、26.5mmol)をジクロロメタン(100mL)中に溶解した。N−ヒドロキシスクシンイミド(HOSu、6.10g、53.0mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC.HCl、10.2g、53.0mmol)を添加した。得られる混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を、酢酸エチル(110mL)と0.1M塩酸水溶液(110mL)との間で分割した。有機層を0.1M塩酸水溶液(2×100mL)およびブライン(1×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(20mL)中に溶解し、シクロヘキサン(120mL)を添加することによって沈殿させた。生成物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、スクシンイミジル3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(3)を白色粉末として得た。収率:9.60g(99%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d
6,δ
H):7.96−7.89(m,2 H);7.79(d,J=9.4 Hz,1 H);2.91(s,4 H);1.33(s,12 H).
【0227】
L−Lys−Gly TFA塩4(2.67g、6.20mmol)を水(20mL)中に溶解した。その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(4.32mL、24.8mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(40mL)、および2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(3、4.50g、12.4mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで1M塩酸水溶液によって酸性化した。溶媒をトルエンで3回共蒸発させた。残渣をジクロロメタン/トルエン混合物(1:1、100mL)中に溶解し、ピナコール(1.00g、8.46mmol)で処理した。混合物をトルエンから3回蒸発させた。残渣を酢酸エチル(250mL)中に溶解し、水で洗浄した(3×150mL)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(10mL)中に溶解し、冷たいシクロヘキサン(200mL)に滴下した。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させた。固体をジクロロメタン(10mL)中に溶解した。ジエチルエーテル(10mL)およびシクロヘキサン(150mL)を添加した。溶媒をデカントし、残渣を真空下で乾燥させて、N,N’−ビス(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)−L−リシルグリシン(5)をベージュ色固体として得た。収率:1.60g(37%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δ
H):7.91−7.79(m,2 H);7.78−7.64(m,2 H);7.58−7.34(m,4 H);7.19−7.07(m,1 H);4.86−4.72(m,1 H);4.15−3.88(m,2 H);3.47−3.25(m,2 H);2.00−1.74(m,2 H);1.66−1.52(m,2 H);1.50−1.37(m,2 H);1.34(s,24 H). LC−MS: 699.3(M+H)
+、617.2(M+H−ピナコール)
+、535.0(M+H−2×ピナコール)
+。
【0228】
上記の酸5(1.59g、2.30mmol)をジクロロメタン(70mL)中に溶解した。N−ヒドロキシスクシンイミド(HOSu、0.31g、2.70mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC.HCl、0.65g、3.40mmol)を添加した。反応混合物を室温で5時間撹拌した。混合物を、0.1M塩酸水溶液(2×80mL)およびブライン(1×80mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させて、O−スクシンイミジルN,N−ビス(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド−Lys−Gly(6)をベージュ色固体として得た。収率:1.29g(70%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d
6,δ
H):8.73−8.53(m,3 H);7.78−7.61(m,5 H);7.54(d,J=10.4 Hz,1 H);4.52−4.40(m,1 H);4.36−4.17(m,2 H);3.29−3.17(m,2 H);2.81(s,4 H);1.87−1.68(m,2 H);1.59−1.47(m,2 H);1.46−1.36(m,2 H);1.31(s,24 H). LC−MS: 796.4(M+H)
+、計算値796.4。
【0229】
[実施例5:2−((23−(3,5−ビス((3−(3−アセトキシ−2,2−ビス(アセトキシメチル)プロポキシ)プロパンアミド)メチル)ベンズアミド)−7,16−ジオキソ−3,9,12,18,21−ペンタオキサ−6,15−ジアザトリコシル)オキシ)−N−(4−ホルミルベンジル)アセトアミド]
【化115】
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ペンタエリトリトール(136g、1.00mol)、水酸化ナトリウム(8.00g、200mmol)、ジメチルスルホキシド(200mL)、および水(18mL)の混合物を、透明な溶液が形成されるまで(一晩)80°で加熱した。tert−アクリル酸ブチル(2、174mL、1.20mol)を添加し、得られる混合物を80°Cで24時間加熱し、次いで室温まで冷却し、水(200mL)で希釈し、酢酸エチル(3×400mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水(400mL)およびブライン(100mL)で洗浄した。水性洗浄液が生成物(3)を含有していたため、それらを組み合わせ、酢酸エチル(2×200mL)で再抽出した。全ての酢酸エチル分画を組み合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:ジクロロメタン/メタノール99:1〜90:10)によって精製して、3−(3−ヒドロキシ−2,2−ビス(ヒドロキシメチル)プロポキシ)プロパノエート(3)を無色油として得た。収率:39.7g(15%)。RF(SiO2、ジクロロメタン/メタノール9:1):0.30。1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):3.67(t,J=5.6 Hz,2 H);3.65(s,6 H);3.52(s,2 H);2.73(bs,3 H);2.49(t,J=5.7 Hz,2 H);1.46(s,9 H).LC−MS: 287.2(M+Na)+。
【0230】
無水酢酸(95.6mL、350mmol)を、乾燥ジクロロメタン(600mL)中の上記のtert−ブチル3−(3−ヒドロキシ−2,2−ビス(ヒドロキシメチル)プロポキシ)プロパノエート(3、74.5g、281mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(88.1mL、506mmol)を0°Cで添加した。冷却浴を除去し、得られる溶液を室温で一晩撹拌した。揮発性物質を真空下で除去し、残渣を酢酸エチル(2L)中に再溶解し、水(600mL)、0.5M水性塩酸(1.2L)、水(600mL)、10%炭酸水素カリウム水溶液(600mL)、水(600mL)、およびブライン(230mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル9:1〜8:2)によって精製して、2−(アセトキシメチル)−2−((3−(tert−ブトキシ)−3−オキソプロポキシ)メチル)プロパン−1,3−ジイルジアセテート(4)を無色油として得た。収率:86.7g(79%)。RF(SiO2、ヘキサン/酢酸エチル3:2): 0.40。
1H NMR spectrum(300 MHz,CDCl
3,δH):4.11(s,6 H);3.65(t,J=6.2 Hz,2 H);3.44(s,2 H);2.45(t,J=6.3 Hz,2 H);2.06(s,9 H);1.46(s,9 H). LC−MS: 413.2(M+Na)+。
【0231】
トリフルオロ酢酸(300mL)を、ジクロロメタン(100mL)中の上記の2−(アセトキシメチル)−2−((3−(tert−ブトキシ)−3−オキソプロポキシ)メチル)プロパン−1,3−ジイルジアセテート(4、86.0g、220mmol)の溶液に添加した。得られる溶液を室温で2時間撹拌し、次いで蒸発乾固させて、残渣をトルエン(3×150mL)から蒸発させた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:ジクロロメタン/メタノール10:0〜9:1)によって精製し、生成物を含有する分画を蒸発させて、表題化合物(5)を薄茶色油として得た。収率:70.4g(96%)。RF(SiO2、ヘキサン/酢酸エチル1:1):0.25。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δ):4.10(s,6 H);3.69(t,J=6.1 Hz,2 H);3.46(s,2 H);2.60(t,J=6.1 Hz,2 H);2.06(s,9 H).LC−MS:357.2(M+Na)+。
【0232】
2−クロロトリチル樹脂100〜200メッシュ、1.5mmol/g(10.7g、16.0mmol)を無水ジクロロメタン(100mL)中に20分間放置して膨潤させた。乾燥ジクロロメタン(20mL)中{2−[2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−エトキシ]−エトキシ}−酢酸(Fmoc−OEG−OH、4.12g、10.7mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(7.07mL、40.6mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を16時間振盪した。樹脂を濾過し、メタノール/ジクロロメタン混合物(2:8、2×5分、2×50mL)中N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.72mL、21.4mmol)の溶液で処理した。次いで、樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)、ジクロロメタン(2×50mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中20%ピペリジン(1×5分、1×10分、1×30分、3×50mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂を、N,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)、2−プロパノール(2×50mL)、およびジクロロメタン(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中{2−[2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−エトキシ]−エトキシ}−酢酸(Fmoc−OEG−OH、6.17g、16.0mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、5.70g、16.0mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(5.02mL、28.8mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を1時間振盪した。次いで、樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)、ジクロロメタン(2×50mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中20%ピペリジン(1×5分、1×10分、1×30分、3×50mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)、2−プロパノール(2×50mL)およびジクロロメタン(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中{2−[2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−エトキシ]−エトキシ}−酢酸(Fmoc−OEG−OH、6.17g、16.0mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、5.70g、16.0mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(5.02mL、28.8mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を1時間振盪した。次いで、樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)、ジクロロメタン(2×50mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中20%ピペリジン(1×5分、1×10分、1×30分、3×50mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)、2−プロパノール(2×50mL)およびジクロロメタン(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中3,5−ビス(((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)安息香酸(10.0g、16.0mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、5.70g、16.0mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(5.02mL、28.8mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を1時間振盪した。次いで、樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)、ジクロロメタン(2×50mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中20%ピペリジン(1×5分、1×10分、1×30分、3×50mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)、2−プロパノール(2×50mL)およびジクロロメタン(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(40mL)中3−(3−アセトキシ−2,2−ビス(アセトキシメチル)プロポキシ)プロピオン酸(5、10.7g、32.0mmol)、エチルシアノ−グリオキシレート−2−オキシム(OXYMA、4.55g、32.0mmol)、2,4,6−コリジン(7.68mL、6.99mmol)、およびN,N−ジイソプロピルカルボジイミド(DIC、4.96g、32.0mmol)を樹脂に添加し、混合物を1時間振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(3×50mL)、ジクロロメタン(4×50mL)、メタノール(4×50mL)、およびジクロロメタン(7×50mL)で洗浄した。トリフルオロ酢酸/ジクロロメタン混合物(1:1、50mL)で一晩処理することによって、生成物を樹脂から開裂した。樹脂を濾過し、ジクロロメタン(2×50mL)で洗浄した。溶媒を減圧下で除去した。残渣を、カラムクロマトグラフィ(silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:ジクロロメタン/メタノール100:0〜90:10)によって精製して、メチルエステルおよび部分的に脱アセチル化された生成物で汚染された化合物(8)を得た。化合物(8)をジオキサン中に溶解し、水(160mL)中水酸化リチウム(3.42g、81.5mmol)の溶液を添加した。混合物を30分間撹拌し、次いで1M塩酸(80mL)で中和し、凍結乾燥させた。脱アセチル化8を、ジクロロメタン(50mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)の混合物中に溶解し、次いでピリジン(50mL)および無水酢酸(30.5mL)を添加した。混合物を72時間撹拌し、次いでN,N−ジメチルホルムアミドから複数回蒸発させて、所望の化合物8を茶色油として得た。収率:13.2g(99%)。LC−MS:1249(M+H)+。
【0233】
上記の化合物(8、15.6g、12.5mmol)、2,4,6−コリジン(14.9mL、113mmol)、[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−1−オール(HOAt、5.10g、37.6mmol)、およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDCHCl、7.89g、41.3mmol)をジクロロメタン(170mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中に溶解した。4−ホルミル−ベンジル−塩化アンモニウム(7.08g、41.3mmol)を添加した。混合物を室温で48時間撹拌し、真空下で蒸発させた。残渣を、HPLC(Deltapak、C18、5m、50×500mm、アセトニトリル/水、30分間15:85〜25:75、170分間25:75〜50:50+0.05% TFA)によって精製して、表題化合物10を茶色がかった油として得た。収率:1.96g(12%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):9.98(s,1 H);7.84(d,J=8.1 Hz,2 H);7.56−7.41(m,3 H);7.39−7.33(m,1 H);7.25−7.14(m,2 H);7.09−7.00(m,1 H);4.56(d,J=6.2 Hz,2 H);4.46−4.40(m,4 H);4.09−3.96(m,16 H);3.91(s,2 H);3.73−3.56(m,20 H);3.52(t,J=5.1 Hz,4 H);3.45−3.32(m,8 H);2.49(t,J=5.8 Hz,4 H);2.05(s,18 H).LC−MS:1366(M+H)+。
【0234】
[実施例6:Boc−Lys(Boc)−OEG3−ベンズアルデヒド]
【化116】
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実施例6の化合物を、Boc−Lys(Boc)からの実施例5の化合物と同様に調製した。
【0235】
[実施例7:ビス(ビス(4−ボロノ−3−フルオロベンゾイル)−3,5−アミノメチル安息香酸塩−イプシロン,アルファ−Lys−N−ベータ−Ala−OSu=(S)−3−(2,6−ビス(3,5−ビス((3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)ベンズアミド)ヘキサンアミド)プロパノエート]
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
3,5−ジメチル安息香酸(1、45.1g、18.4mmol)をメタノール(130mL)中に懸濁し、濃縮硫酸(13mL)で処理した。混合物を2日間還流させた。炭酸ナトリウム(80g)での中和後、混合物を水(250mL)中に溶解し、ジエチルエーテル(2×300mL)で抽出した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させて、3,5−ジメチル安息香酸メチル(2)を淡黄色油として得た。収率:46.8g(95%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.67(s,2 H);7.19(s,1 H);3.91(s,3 H);2.37(s,6 H).
【0236】
ギ酸メチル(550mL)中の上記の3,5−ジメチル安息香酸メチル(2、46.7g、284mmol)、N−ブロモスクシンイミド(NBS、177g、994mmol)、および1スパチュラのアゾビスイソブチロニトリルの混合物を、20時間加熱還流させながら、可視光で照射した。溶媒を蒸発させ、残渣をジクロロメタン(300mL)中に溶解した。沈殿したスクシンイミドを濾過し、濾液を硫酸ナトリウムの飽和水溶液(2×250mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:ヘキサン/酢酸エチル15:1)によって精製した。生成物を酢酸エチル/シクロヘキサン混合物(1:5、360mL)から結晶化し、3,5−ビス(ブロモメチル)安息香酸メチル(3)を白色固体として得た。収率:46.5g(51%)。RF(SiO2、ヘキサン/酢酸エチル9:1):0.50。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.03−7.97(m,2 H);7.62(s,1 H);4.50(s,4 H);3.94(s,3 H).
【0237】
乾燥アセトニトリル(200mL)中の上記の臭化物(3、35.2g、109mmol)およびジホルミルアミドナトリウム(29.1g、306mmol)の懸濁液を、4時間還流させた。白色固体を濾過によって除去した後、溶媒を蒸発させた。酢酸エチル/シクロヘキサン混合物からの再結晶により、3,5−ビス((N−ホルミルホルムアミド)メチル)安息香酸メチル(4)を白色粉末として得た。収率:32.7g(98%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.08(s,4 H);7.72(s,2 H);7.44(s,1 H);4.70(s,4 H);3.84(s,3 H).
【0238】
安息香酸塩(4、32.7g、107mmol)を1,4−ジオキサン(340mL)および濃縮塩酸(430mL)の混合物中に溶解し、2時間加熱還流させた。室温まで冷却した後、空気の流れを溶液に通した。生成物は、沈殿し始めた。1時間後、溶媒を蒸発させ、生成物をメタノール/ジエチルエーテル混合物(300mL)から再結晶化して、3,5−ビス(アミノメチル)安息香酸二塩酸塩(5)を白色粉末として得た。収率:22.2g(82%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,D2O,δH):8.08(s,2 H);7.72(s,1 H);4.26(s,4 H).
【0239】
二塩酸塩(5、6.33g、25.0mmol)を水(110mL)中に溶解した。その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(17.4mL、100mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(110mL)、および2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(6、18.2g、50.0mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで1M塩酸水溶液によって中和した。溶媒をトルエンで3回共蒸発させた。残渣をジクロロメタン/トルエン混合物(1:1、100mL)中に溶解し、ピナコール(0.60g、5.00mmol)で処理した。混合物をトルエンから3回蒸発させた。残渣を酢酸エチル(250mL)中に溶解し、水で洗浄した(3×150mL)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(50mL)中に溶解し、生成物は、沈殿し始めた。シクロヘキサンを添加した(170mL)。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンおよびジエチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、3,5−ビス((3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)安息香酸(7)を白色粉末として得た。収率:14.5g(86%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.96(bs,1 H);9.33−9.23(m,2 H);7.83−7.67(m,6 H);7.64−7.57(m,2 H);7.54(s,1 H);4.55−4.46(m,4 H);1.31(s,24 H).LC−MS:512.0(M+H−2×ピナコール)+。
【0240】
上記の酸(7、14.4g、21.3mmol)を、アセトニトリル/N,N−ジメチルホルムアミド混合物(4:1、100mL)中に溶解した。その後、N−ヒドロキシスクシンイミド(HOSu、2.95g、25.6mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、5.28g、25.6mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。不溶性副生成物を濾過し、濾液を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(250mL)中に溶解し、水(2×150mL)およびブライン(1×150mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をアセトニトリル(100mL)中に溶解した。残渣のN,N−ジシクロヘキシル尿素を濾過し、濾液を蒸発させた。残渣をテトラヒドロフラン(150mL)中に溶解し、ピナコール(0.60g、5.00mmol)および分子ふるいで一晩処理した。混合物をセライトパッドを通して濾過し、濾液を蒸発させた。残渣をジクロロメタン(40mL)中に溶解した。生成物をシクロヘキサン(150mL)の添加によって沈殿させた。沈殿物を濾過し、シクロヘキサンおよびジエチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3,5−ビス((3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)安息香酸塩(8)を白色粉末として得た。収率:13.3g(75%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.34−9.21(m,2 H);7.94(s,2 H);7.79−7.66(m,5 H);7.65−7.56(m,2 H);4.62−4.50(m,4 H);2.88(s,4 H);1.31(s,24 H).LC−MS:773.4(M+H)+、691.2(M+H−ピナコール)+、609.1(M+H−2×ピナコール)+。
【0241】
2−クロロトリチル樹脂100〜200メッシュ、1.8mmol/g(9、10.9g、19.7mmol)を、乾燥ジクロロメタン(140mL)中に20分間放置して膨潤させた。乾燥ジクロロメタン(120mL)中3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロピオン酸(Fmoc−bAla−OH、4.08g、13.1mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(8.68mL、49.9mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。樹脂を濾過し、メタノール/ジクロロメタン混合物(1:4、10分、140mL)中N,N−ジイソプロピルエチルアミン(4.57mL、26.2mmol)の溶液で処理した。次いで、樹脂をジクロロメタン(2×130mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×130mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×15分、2×130mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×130mL)、2−プロパノール(2×130mL)、ジクロロメタン(2×130mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×130mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(110mL)中N2,N6−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−L−リジン(Boc−Lys(Boc)−OH、9.09g、26.2mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、9.33g、26.2mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(8.23mL、47.2mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を3時間振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×130mL)およびジクロロメタン(10×130mL)で洗浄した。2,2,2−トリフルオロエタノール(220mL)で一晩処理することによって、生成物を樹脂から開裂した。樹脂を濾過し、ジクロロメタン(2×200mL)で洗浄した。溶液を組み合わせ、溶媒を蒸発させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜063mm、溶離液:ジクロロメタン/メタノール90:10)によって精製して、(S)−3−(2,6−ビス((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ヘキサンアミド)プロパン酸(10)を白色固体として得た。収率:4.30g(78%)。RF(SiO2、ジクロロメタン/メタノール90:10):0.40。
1H NMRスペクトル(300 MHz,AcOD−d4,δH):4.27−3.99(m,1 H);3.65−3.44(m,2 H);3.17−3.00(m,2 H);2.70−2.56(m,2 H);1.86−1.58(m,2 H);1.57−1.26(m,22 H).LC−MS:417.5(M+H)+。
【0242】
上記の化合物(10、4.30g、10.3mmol)をトリフルオロ酢酸(50mL)中に溶解し、1.5時間放置した。溶媒を蒸発させた。ジエチルエーテル(100mL)を添加し、混合物を一晩撹拌した。溶媒をデカントし、残渣を真空下で乾燥させて、(S)−6−((2−カルボキシエチル)アミノ)−6−オキソヘキサン−1,5−ジアミニウム2,2,2−トリフルオロアセテート(11)を固い油として得た。収率:4.50g(100%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):8.58 (t,J=5.4 Hz,1 H);8.18(bs,2 H);7.87(bs,2 H);3.77−3.62(m,1 H);3.34−3.18(m,2 H);2.83−2.65(m,2 H);1.74−1.60(m,2 H);1.60−1.44(m,2 H);1.37−1.19(m,2 H).LC−MS:217.2(M+H)+。
【0243】
上記の塩(11、2.70g、6.06mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(100mL)中に溶解した。その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(5.30mL、30.3mmol)、水(50mL)、および活性化エステル(8、9.36g、12.1mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで1M塩酸水溶液によって中和した。溶媒をトルエンで3回共蒸発させた。残渣をジクロロメタン/トルエン混合物(1:1、100mL)中に溶解し、ピナコール(0.50g、4.23mmol)で処理した。混合物をトルエンから3回蒸発させた。残渣を酢酸エチル(250mL)中に溶解し、水(1×100mL)およびブライン(1×100mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。部分ピナコールエステル開裂が、NMR分析によって観察された。材料を、テトラヒドロフラン(110mL)中ピナコール(0.04g、0.34mmol)および硫酸マグネシウム(20.0g)で一晩処置した。混合物を濾過し、濾液を蒸発させた。生成物を、ジクロロメタン/シクロヘキサン混合物(1:5、180mL)から結晶化して、3,5−ビス((3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)ベンズアミド)ヘキサンアミド)プロピオン酸(12)を淡茶色粉末として得た。収率:5.86g(63%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.31−9.13(m,4 H);8.53−8.43(m,1 H);8.43−8.35(m,1 H);8.11−7.98(m,1 H);7.78−7.55(m,16 H);7.48−7.38(m,2 H);4.55−4.43(m,8 H);4.43−4.33(m,1 H);3.31−3.13(m,4 H);2.38(t,J=6.4 Hz,2 H);1.79−1.64(m,2 H);1.57−1.44(m,2 H);1.42−1.21(m,50 H).
【0244】
カルボン酸(12、5.46g、3.57mmol)をアセトニトリル(50mL)中に溶解した。N−ヒドロキシスクシンイミド(HOSu、0.70g、6.07mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド(1.47g、7.14mmol)を添加した。得られる混合物を室温で一晩撹拌した。副生成物を濾過によって除去した。濾液を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(150mL)中に溶解し、水(1×100mL)およびブライン(1×100mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(60mL)中に溶解し、ピナコール(0.06g、0.50mmol)および分子ふるいで一晩処理した。混合物を濾過し、濾液を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(10mL)中に溶解し、ジエチルエーテル(90mL)の添加後に沈殿させた。生成物を濾過によって収集し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物(13)を淡茶色粉末として得た。生成物は、微量のN,N−ジシクロヘキシル尿素を含有する。収率:1.55g(27%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.28−9.17(m,3 H);8.52−8.33(m,2 H);8.25−8.15(m,1 H);7.80−7.51(m,16 H);7.48−7.35(m,2 H);4.58−4.32(m,9 H);3.49−3.35(m,2 H);3.25−3.09(m,2 H);2.91−2.72(m,6 H);1.81−1.65(m,2 H);1.57−1.42(m,2 H);1.41−1.12(m,50 H).LC−MS:1631.9(M+H)+、1549.0(M−ピナコール+H)+、715.0(M−2×H2O−2×ピナコール/2+H)+、1384.5(M−3×ピナコール+H)+、1302.3(M−4×ピナコール+H)+。
【0245】
[実施例8:(7S,18S)−18−(3−((S)−2,6−ビス(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)ヘキサンアミド)プロパンアミド)−7−(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)−1−(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−1,8,12,19−テトラオキソ−2,9,13,20−テトラアザトリコサン−23−オイック酸]
【化118】
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テトラヒドロフラン(400mL)中2−フルオロ−4−カルボキシフェニルボロン酸(1、15.1g、82.0mmol)、ピナコール(9.81g、83.0mmol)、および硫酸マグネシウム(150g)の混合物を、室温で週末にわたって撹拌した。懸濁液をセライトパッドを通して濾過し、濾液を蒸発させ、真空下で乾燥させて、3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸を(2)を淡黄色粉末として得た。収率:21.5g(98%)。
1H NMRスペクトル(400 MHz,DMSO−d6,δH):7.95−7.42(m,3 H);1.30(s,12 H).
【0246】
カルボン酸(2、21.4g、81.9mmol)をジクロロメタン(300mL)中に溶解した。N−ヒドロキシスクシンイミド(HOSu、18.8g、163mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC.HCl、31.3g、163mmol)を添加した。得られる混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を0.5M塩酸水溶液(1×200mL)、水(1×200mL)、およびブライン(1×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(60mL)中に溶解し、シクロヘキサン(250mL)を添加することによって沈殿させた。生成物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(3)をベージュ色粉末として得た。収率:27.8g(93%)。
1H NMRスペクトル(400 MHz,DMSO−d6, δH):7.98−7.87(m,2 H);7.80(dd,J=9.2 Hz,1 H);2.90(s,4 H);1.33(s,12 H).
【0247】
2−クロロトリチル樹脂100〜200メッシュ、1.8mmol/g(4、16.4g、29.5mmol)を、乾燥ジクロロメタン(230mL)中に20分間放置して膨潤させた。乾燥ジクロロメタン(180mL)中3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロピオン酸(Fmoc−bAla−OH、6.13g、19.7mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(13.0mL、74.8mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。樹脂を濾過し、メタノール/ジクロロメタン混合物(1:4、10分、200mL)中N,N−ジイソプロピルエチルアミン(6.86mL、39.4mmol)の溶液で処理した。次いで、樹脂をジクロロメタン(2×200mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×15分、2×200mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)、2−プロパノール(2×200mL)、ジクロロメタン(2×200mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(180mL)中N2,N6−ビス(((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)−L−リジン(Fmoc−Lys(Fmoc)−OH、23.3g、39.4mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、14.0g、39.4mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(12.3mL、70.9mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を2.5時間振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)、ジクロロメタン(2×200mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×15分、2×200mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)、2−プロパノール(2×200mL)、ジクロロメタン(2×200mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(230mL)中3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロピオン酸(Fmoc−bAla−OH、24.5g、78.7mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、28.0g、78.7mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(24.7mL、142mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を3時間振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)、ジクロロメタン(2×200mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×15分、2×200mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)、2−プロパノール(2×200mL)、ジクロロメタン(2×200mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(230mL)中N2,N6−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−L−リジン(Boc−Lys(Boc)−OH、27.3g、78.7mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、28.0g、78.7mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(24.7mL、142mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を3時間振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)、ジクロロメタン(2×200mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×15分、2×200mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)、2−プロパノール(2×200mL)、ジクロロメタン(2×200mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×200mL)で洗浄した。2,2,2−トリフルオロエタノール(350mL)で一晩処理することによって、生成物を樹脂から開裂した。樹脂を濾過し、ジクロロメタン(2×300mL)で洗浄した。溶液を組み合わせ、溶媒を蒸発させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜063mm、溶離液:ジクロロメタン/メタノール85:15)によって精製して、(10S,21S)−21−(3−((S)−2,6−ビス(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ヘキサンアミド)プロパンアミド)−10−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2,2−ジメチル−4,11,15,22−テトラオキソ−3−オキサ−5,12,16,23−テトラアザヘキサコサン−26−オイック酸(5)を白色固体として得た。収率:11.3g(56%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,AcOD−d4,δH):4.52−4.43(m,1 H);4.22−3.98(m,2 H);3.64−3.44(m,6 H);3.27−3.16(m,2 H);3.15−3.03(m,4 H);2.69−2.48(m,6 H);1.84−1.59(m,6 H);1.58−1.28(m,48 H).LC−MS:1016.2(M+H)+。
【0248】
上記の化合物(5、11.3g、11.1mmol)をトリフルオロ酢酸(200mL)中に溶解し、1.5時間放置した。次いで、混合物を濃縮し、ジエチルエーテル(200mL)を添加した。一晩撹拌した後、沈殿物を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、(5S,12S,23S)−12−((2−カルボキシエチル)カルバモイル)−6,10,18,22−テトラオキソ−7,11,17,21−テトラアザヘプタコサン−1,5,23,27−テトラアミニウム2,2,2−トリフルオロアセテート(6)を白色粉末として得た。収率:9.25g(99%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):8.56−8.44(m,2 H);8.27−7.72(m,11 H);4.22−4.08(m,1 H);3.78−3.60(m,2 H);3.39−3.17(m,6 H);3.07−2.92(m,2 H);2.82−2.66(m,4 H);2.42−2.19(m,6 H);1.77−1.43(m,10 H);1.42−1.14(m,8 H).
【0249】
上記の塩(6、7.91g、9.37mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(170mL)中に溶解した。その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(14.7mL、84.3mmol)、水(0.50mL)、および活性化エステル(3、13.6g、37.5mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで1M塩酸水溶液によって酸性化した。溶媒をトルエンで3回共蒸発させた。残渣をジクロロメタン/トルエン混合物(1:1、100mL)中に溶解し、ピナコール(1.00g、8.46mmol)で処理した。混合物をトルエンから3回蒸発させた。残渣を酢酸エチル(150mL)中に溶解し、水(1×100mL)およびブライン(1×100mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、体積の1/3まで濃縮した。シクロヘキサン(150mL)を添加し、沈殿物を濾過し、シクロヘキサンで洗浄した。固体をアセトニトリル/ジエチルエーテル混合物(1:1、150mL)中に懸濁した。沈殿物を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物(7)の白色固体を得た。収率:4.10g(27%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):8.67−8.43(m,4 H);8.05−7.83(m,4 H);7.82−7.47(m,13 H);4.46−4.27(m,2 H);4.20−4.05(m,1 H);3.42−3.13(m,10 H);3.05−2.90(m,2 H);2.42−2.27(m,4 H);2.27−2.17(m,2 H);1.84−1.66(m,4 H);1.63−1.10(m,62 H).LC−MS:1226.4(M−3×H2O−4×ピナコール+H)+。
【0250】
[実施例9:2,5−ジオキソピロリジン−1−イルN−(2−(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)エチル)−N−(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)グリシネート]
【化119】
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3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸(2、8.85g、33.3mmol)をジクロロメタン(100mL)中に溶解し、続いて1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)−1H−[1,2,3]トリアゾルロ[4,5−b]ピリジン3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(V)(HATU、12.3g、32.4mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(14.5mL、83.2mmol)、およびtert−ブチル(2−アミノエチル)グリシネート塩酸塩(1、4.11g、16.6mmol)を添加した。反応混合物を周囲温度で18時間撹拌させた。反応混合物を、1M塩酸水溶液(2×100mL)、水(1×100mL)、およびブライン(1×100mL)で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗生成物を乾燥テトラヒドロフラン(50mL)中に溶解し、2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオール(3.70g、31.5mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌させた。次いで、反応混合物を蒸発させ、粗生成物をフラッシュクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:ジクロロメタン/酢酸エチル5:2)によって精製して、tert−ブチルN−(2−(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)エチル)−N−(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)グリシネート(3)を白色発泡体として得た。収率:8.13g(73%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):8.78−8.55(m,1 H);7.79−7.44(m,4 H);7.12−6.88(m,2 H);4.18−3.90(m,2 H);3.67−3.47(m,2 H);3.45−3.29(m,2 H);1.44(s,9 H);1.30(s,24 H).
【0251】
上記の調製化合物(3、8.13g、12.1mmol)をトリフルオロ酢酸(100mL)中に溶解し、2.5時間放置した。次いで、溶媒を蒸発させ、トルエンで2回共蒸発させた。残渣をジクロロメタン(30mL)中に溶解し、シクロヘキサン(250mL)を添加した。生成物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、N−(2−(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラミチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)エチル)−N−(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)グリシン(4)を白色粉末として得た。収率:6.91g(93%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,80 C,δH):8.49−8.38(m,1 H);7.76−7.68(m,1 H);7.67−7.59(m,2 H);7.57−7.45(m,1 H);7.16−7.09(m,1 H);7.04−6.94(m,1 H);4.20−4.03(m,2 H);3.59−3.40(m,4 H);1.33(s,24 H).LC−MS:449.9(M−2×ピナコール+H)+、532.1(M−ピナコール+H)+、614.2(M+H)+。
【0252】
酸(4、6.90g、11.2mmol)をジクロロメタン/テトラヒドロフラン混合物(1:1、100mL)中に溶解し、続いて、N−ヒドロキシスクシンイミド(1.36g、11.8mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩(2.26g、11.8mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(150mL)中に溶解し、水(2×100mL)およびブライン(1×100mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。生成物をジクロロメタン/シクロヘキサン混合物(25mL/250mL)から沈殿させた。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物(5)を白色粉末として得た。収率:7.62g(96%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,80 C,δH):8.51−8.38(m,1 H);7.77−7.57(m,3 H);7.55−7.45(m,1 H);7.18−7.10(m,1 H);7.06−6.97(m,1 H);4.62(bs,2 H);3.67−3.41(m,4 H);2.84(s,4 H);1.33(s,24 H).LC−MS:547.0(M−2×ピナコール+H)+、629.1(M−ピナコール+H)+、711.3(M+H)+。
【0253】
[実施例10:N−(6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボニル)−N−(2−(6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボキサミド)エチル)グリシン]
【化120】
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6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボン酸(1、10.0g、51.0mmol)をテトラヒドロフラン(100mL)中に溶解した。N,N−ジメチルホルムアミド(15mL)、N−ヒドロキシスクシンイミド(6.46g、56.1mmol)、およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩(10.8g、56.1mmol)を室温で添加した。2時間撹拌した後、揮発性物質を減圧下で蒸発させ、残渣を酢酸エチル(400mL)中に再溶解し、1M水性塩酸(2×100mL)で洗浄した。有機部分を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。揮発性物質を減圧下で蒸発させて、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボキシレート(2)を白色固体として得た。収率:13.8g(92%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.65(s,1 H);8.11(d,J=5.9 Hz,1 H);7.71(d,J=10.1 Hz,1 H);5.08(s,2 H);2.90(s,4 H).LC−MS:294.4(M+H)+。
【0254】
(2−アミノエチル)グリシン(3、1.81g、15.4mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(40mL)中に溶解し、トリエチルアミン(12.8mL、92.1mmol)および2,5−ジオキソピロリジン−1−イル6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボキシレート(2、9.00g、30.7mmol)を室温で添加した。室温で16時間撹拌した後、反応混合物を40℃に加熱し、さらに72時間撹拌した。次いで、揮発性物質を減圧下で蒸発させ、残渣を酢酸エチル(400mL)中に再溶解し、1M水性塩酸(100mL)で洗浄した。有機部分を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。揮発性物質を減圧下で蒸発させ、生成物をアセトニトリル/水混合物から沈殿させ、遠心分離機によって収集し、凍結乾燥させて、N−(6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボニル)−N−(2−(6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボキサミド)エチル)グリシン4をオフホワイト色固体として得た。収率:1.99g(27%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.87(bs,1 H);9.50−9.37(m,2 H);8.52−8.22(m,1 H);7.69−7.30(m,4 H);5.08−4.70(m,4 H);4.27−3.96(m,2 H);3.74−3.35(m,4 H).LC−MS:475.5(M+H)+。
【0255】
[実施例11:2,5−ジオキソピロリジン−1−イル(S)−3−(2,6−ビス(3,5−ビス((4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)ベンズアミド)ヘキサンアミド)プロパノエート]
【化121】
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2−クロロトリチル樹脂100〜200メッシュ、1.5mmol/g(1、21.0g、31.5mmol)を、乾燥ジクロロメタン(300mL)中に20分間放置して膨潤させた。乾燥ジクロロメタン(250mL)中3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロピオン酸(Fmoc−bAla−OH、6.54g、21.0mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(13.9mL、79.8mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を週末にわたって振盪した。樹脂を濾過し、メタノール/ジクロロメタン混合物(1:4、1×15分、250mL)中N,N−ジイソプロピルエチルアミン(7.32mL、42.0mmol)の溶液で処理した。次いで、樹脂をジクロロメタン(2×250mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×10分、1×20分、2×250mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)、2−プロパノール(2×250mL)、ジクロロメタン(2×250mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(250mL)中N2,N6−ビス(((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)−L−リジン(Fmoc−Lys(Fmoc)−OH、18.6g、31.5mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、11.2g、31.5mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(9.87mL、56.7mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)およびジクロロメタン(3×250mL)で洗浄した。
【0256】
樹脂の一部を除去した(2.00mmol)。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×10分、1×30分、3×30mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(4×30mL)、ジクロロメタン(4×30mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(4×30mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(30mL)中の2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3,5−ビス((4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)安息香酸塩(2、3.65g、4.72mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.40mL、8.00mmol)を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(4×30mL)、ジクロロメタン(4×30mL)、N,N−ジメチルホルムアミド(4×30mL)、およびジクロロメタン(10×30mL)で洗浄した。
【0257】
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール/ジクロロメタン混合物(1:2、30mL)で2時間処理することによって、生成物を樹脂から開裂した。樹脂を濾過し、ジクロロメタン(3×30mL)で洗浄した。溶液を組み合わせて、溶媒を蒸発させた。残渣をジクロロメタン(5mL)中に溶解し、シクロヘキサン(25mL)の添加後に沈殿させた。生成物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、(S)−3−(2,6−ビス(3,5−ビス((4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)ベンズアミド)ヘキサンアミド)プロピオン酸(3)を得た。収率:1.53g(52%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.20−9.03(m,4 H);8.52−8.42(m,1 H);8.39−8.32(m,1 H);8.06−7.99(m,1 H);7.94−7.80(m,10 H);7.78−7.65(m,10 H);7.48−7.39(m,2 H);4.56−4.43(m,8 H);4.43−4.32(m,1 H);3.27−3.14(m,4 H);2.40−2.29(m,2 H);1.78−1.64(m,2 H);1.56−1.430(m,3 H)1.37−1.21(s,49 H).
【0258】
カルボン酸(3、1.53g、1.00mmol)をジクロロメタン(40mL)中に溶解した。N−ヒドロキシスクシンイミド(HOSu、148mg、1.30mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC.HCl、242mg、1.30mmol)を添加した。得られる混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(100mL)中に溶解し、水(2×50mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(10mL)中に溶解し、シクロヘキサン(50mL)の添加後に沈殿させた。生成物を濾過によって収集し、シクロヘキサンおよびジエチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物(4)を白色粉末として得た。収率:1.16g(71%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.23−9.01(m,4 H);8.50−8.42(m,1 H);8.41−8.35(m,1 H);8.23−8.16(m,1 H);7.91−7.81(m,9 H);7.77−7.70(m,9 H);7.70−7.64(m,2 H);7.47−7.40(m,2 H);4.55−4.43(m,8 H);4.40−4.34(m,1 H)3.50−3.38(m,2 H);3.26−3.12(m,2 H);2.88−2.77(m,6 H);1.82−1.63(m,2 H);1.60−1.43(m,4 H);1.31(s,48 H).LC−MS:1631.9(M+H)+、1549.0(M−ピナコール+H)+、715.0(M−2×H2O−2×ピナコール/2+H)+、1384.5(M−3×ピナコール+H)+、1302.3(M−4×ピナコール+H)+。
【0259】
[実施例12:(S)−3−(2,6−ビス(3,5−ビス((2−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)ベンズアミド)ヘキサンアミド)プロピオン酸]
【化122】
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3,5−ジメチル安息香酸(1、300g、2.00mol)をメタノール(900mL)中に懸濁し、濃縮硫酸(90mL)で処理した。混合物を3日間撹拌した。炭酸ナトリウム(480g)との中和後、溶媒を蒸発させた。残渣を水(1L)中に溶解し、ジエチルエーテル(3×1L)で抽出した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させて、3,5−ジメチル安息香酸メチル(2)を淡黄色油として得た。収率:309g(94%)
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.65(s,2 H);7.16(s,1 H);3.88(s,3 H);2.34(s,6 H).
【0260】
ギ酸メチル(2.7L)中の上記の3,5−ジメチル安息香酸メチル(2、307g、1.87mol)、N−ブロモスクシンイミド(1.17kg、6.55mol)、および1スパチュラのアゾビスイソブチロニトリルの混合物を、20時間加熱還流させながら、可視光で照射した。溶媒を蒸発させ、残渣をジクロロメタン(2L)中に溶解した。沈殿したスクシンイミドを濾過し、濾液を硫酸ナトリウムの飽和水溶液(2×1L)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。高温の酢酸エチル/シクロヘキサン混合物からの複数回の結晶化、およびシクロヘキサンでの洗浄により、3,5−ビス(ブロモメチル)安息香酸メチル(3)を白色固体として得た。生成物を2つの2バッチで調製した。収率:243g(40%)RF(SiO2、ヘキサン/酢酸エチル9:1):0.50。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.00(s,2 H);7.62(s,1 H);4.51(s,4 H);3.94(s,3 H).
【0261】
乾燥アセトニトリル(900mL)中の上記の臭化物(3、122g、380mmol)およびジホルミルアミドナトリウム(101g、1.06mol)の懸濁液を4時間還流させた。濾過により白色固体を除去した後、溶媒を酢酸エチルで共蒸発させ、真空下で乾燥させて、3,5−ビス((N−ホルミルホルムアミド)メチル)安息香酸メチル(4)を淡黄色固体として得た。収率:116g(100%)
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.07(s,4 H);7.72(s,2 H);7.43(s,1 H);4.70(s,4 H);3.82(s,3 H).
【0262】
安息香酸塩(4、116g、380mmol)を1,4−ジオキサン(400mL)および濃酸塩酸(600mL)の混合物中に溶解し、3時間加熱還流させた。室温まで冷却した後、空気の流れを溶液に通した。生成物は、沈殿し始めた。1時間後、溶媒を蒸発させ、生成物をメタノール/ジエチルエーテル混合物から再結晶化して、3,5−ビス(アミノメチル)安息香酸二塩酸塩(5)を白色粉末として得た。収率:89.5g(92%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,D2O,δH):8.10(s,2 H);7.74(s,1 H);4.28(s,4 H).
【0263】
塩酸塩(5、30.0g、118mmol)および水酸化ナトリウム(14.2g、356mmol)を水(240mL)中に溶解した。1,4−ジオキサン(480mL)中の二炭酸ジ−tert−ブチル(77.6g、356mmol)を撹拌しながら添加した。反応混合物を一晩撹拌し、次いで酢酸エチル(400mL)および0.5M塩酸水溶液(400mL)で希釈した。層を分離し、有機層を水(2×350mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させた。残渣を高温酢酸エチル(100mL)中に溶解し、シクロヘキサン(400mL)を添加した。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄して、3,5−ビス(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)安息香酸(6)を白色固体として得た。収率:39.1g(87%)
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):7.70(s,2 H);7.45−7.36(m,2 H);7.33(s,1 H);4.21−4.04(m,4 H);1.39(s,18 H).
【0264】
2−クロロトリチルクロリド樹脂100〜200メッシュ、1.5mmol/g(7、21.2g、31.8mmol)を、乾燥ジクロロメタン(280mL)中に40分間放置して膨潤させた。乾燥ジクロロメタン(220mL)中3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロピオン酸(Fmoc−Ala−OH、6.61g、21.2mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(14.1mL、80.7mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。樹脂を濾過し、メタノール/ジクロロメタン混合物(1:4、1×20分、1×250mL)中N,N−ジイソプロピルエチルアミン(7.40mL、42.5mmol)の溶液で処理した。次いで、樹脂をジクロロメタン(2×250mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×20分、2×220mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)、2−プロパノール(2×250mL)、ジクロロメタン(2×250mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(220mL)中N2,N6−ビス(((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)−L−リジン(Fmoc−Lys(Fmoc)−OH、18.8g、31.8mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、11.3g、31.8mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(9.98mL、57.3mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を2.5時間振盪した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)、ジクロロメタン(2×250mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×20分、2×220mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)、2−プロパノール(2×250mL)、ジクロロメタン(2×250mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(220mL)中3,5−ビス(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)安息香酸(6、24.2g、63.7mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、22.6g、63.7mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(20.0mL、115mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を2.5時間振盪した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×250mL)およびジクロロメタン(10×250mL)で洗浄した。2,2,2−トリフルオロエタノール(400mL)で一晩処理することによって、生成物を樹脂から開裂した。樹脂を濾過し、ジクロロメタン(2×200mL)で洗浄した。溶媒を蒸発させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:ジクロロメタン/メタノール90:10)によって精製して、(S)−3−(2,6−ビス(3,5−ビス(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)ベンズアミド)ヘキサンアミド)プロパン酸(8)を白色発泡体として得た。収率:16.3g(82%)。RF(SiO2、ジクロロメタン/メタノール90:10): 0.30。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.75−7.35(m,6 H);7.26−7.19(m,2 H);7.13(bs,1 H);5.61−5.35(m,4 H);4.76−4.61(m,1 H);4.25−4.08(m,8 H);3.60−3.26(m,4 H);2.60−2.45(m,2 H);2.02−1.85(m,1 H);1.85−1.69(m,1 H);1.62−1.51(m,2 H);1.46−1.39(m,38 H).
LC−MS:942.1(M+H)+。
【0265】
上記の化合物(8、16.1g、17.3mmol)をトリフルオロ酢酸(80mL)中に溶解し、30分間放置した。溶媒を、体積の1/3まで濃縮し、ジエチルエーテル/シクロヘキサン混合物(1:1、300mL)を添加した。得られる混合物を一晩撹拌した。沈殿物を濾過によって収集し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、(S)−((((6−((2−カルボキシエチル)アミノ)−6−オキソヘキサン−1,5−ジイル)ビス(アザンジイル))ビス(カルボニル))ビス(ベンゼン−5,1,3−トリイル))テトラメタンアミニウム2,2,2−トリフルオロアセテート(9)を白色粉末として得た。収率:16.5g(96%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,AcOD−d4,δH):8.09(dd,J=9.4 および1.5 Hz,4 H);7.84(d,J=10.5 Hz,2 H);4.76(dd,J=8.2および6.1 Hz,1 H);4.36(s,4 H);4.35(s,4 H);3.60−3.43(m,4 H);2.64(t,J=6.5 Hz,2 H);2.00−1.80(m,2 H);1.77−1.65(m,2 H);1.57−1.48(m,2 H).LC−MS:541.6(M+H)+。
【0266】
トルエン/エタノール混合物(1:1、480mL)中4−カルボキシ−3−フルオロフェニルボロン酸(10、30.0g、163mmol)およびピナコール(21.2g、179mmol)の懸濁液を24時間還流させた。次いで、溶媒を蒸発させ、ジクロロメタンで共蒸発させて、2−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸(11)を白色粉末として得た。収率:43.3g(100%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):7.60(t,J=7.3 Hz,1 H);7.39(d,J=7.5 Hz,1 H);7.24(d,J=10.6 Hz,1 H);1.29(s,12 H).
【0267】
酸(11、35.2g、132mmol)をテトラヒドロフラン(1:1、600mL)中に溶解し、次いで、1−ヒドロキシ−ピロリジン−2,5−ジオン(HOSu、25.2g、219mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC.HCl、42.0g、219mmol)を添加した。得られる混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、溶媒を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(400mL)中に溶解し、水(2×300mL)およびブライン(1×300mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。生成物を酢酸エチル/シクロヘキサン混合物(1:4、600mL)から沈殿させた。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル2−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(12)を白色粉末として得た。収率:45.2g(94%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):8.07(t,J=7.3 Hz,1 H);7.71(d,J=7.7 Hz,1 H);7.60(d,J=10.8 Hz,1 H);2.90(s,4 H);1.32(s,12 H).
【0268】
(S)−((((6−((2−カルボキシエチル)アミノ)−6−オキソヘキサン−1,5−ジイル)ビス(アザンジイル))ビス(カルボニル))ビス(ベンゼン−5,1,3−トリイル))テトラメタンアミニウム2,2,2−トリフルオロアセテート(9、3.91g、3.92mmol)を水/N,N−ジメチルホルムアミド混合物(1:1、80mL)中に溶解した。その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(6.15mL、35.3mmol)および活性化エステル(12、5.69g、15.7mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで1M塩酸水溶液によって酸性化した。溶媒をトルエンで3回共蒸発させた。残渣を酢酸エチル(150mL)中に溶解し、水(2×100mL)およびブライン(1×100mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をテトラヒドロフラン(70mL)中のピナコール(0.06g、0.49mmol)で処理し、テトラヒドロフランから3回蒸発させた。残渣を真空下で乾燥させて、表題化合物(13)をベージュ色固体として得た。収率:5.82g(95%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.01−8.83(m,4 H);8.51−8.42(m,1 H);8.39−8.30(m,1 H);8.10−8.00(m,1 H);7.80−7.31(m,18 H);4.59−4.33(m,9 H);3.30−3.19(m,4 H);2.39(t,J=6.7 Hz,2 H);1.80−1.67(m,2 H);1.59−1.49(m,2 H);1.41−1.21(m,50 H).LC−MS:566.6(M−4×ピナコール−4×H2O)/2+H)+。
【0269】
[実施例13:2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3,5−ビス((2−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)安息香酸塩]
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
3,5−ビス(アミノメチル)安息香酸二塩酸塩(2、1.88g、7.43mmol)を水(20mL)中に溶解した。その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(10.4mL、59.5mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(40mL)、および2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(1、5.40g、14.8mmol)を添加した。
【0270】
混合物を室温で一晩撹拌し、次いで1M塩酸水溶液(200mL)によって酸性化した。溶媒をトルエンで3回共蒸発させた。残渣をジクロロメタン/トルエン混合物(1:1、100mL)中に溶解し、ピナコール(1.24g、10.5mmol)で処理した。混合物をトルエンから3回蒸発させた。残渣を酢酸エチル(150mL)中に溶解し、水(3×100mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(10mL)中に溶解し、生成物は、沈殿し始めた。次いで、シクロヘキサン(190mL)を添加し、沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、3,5−ビス((3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)安息香酸(3)を白色粉末として得た。収率:4.38g(87%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.95(bs,1 H);9.05−8.97(m,2 H);7.82(s, 2 H);7.64(t,J=7.3 Hz,2 H);7.56−7.49(m,3 H);7.44−7.37(m,2 H);4.55−4.47(m,4 H);1.31(s,24 H). LC−MS: 677.5(M+H)+、595.3(M+H−ピナコール)+、513.3(M+H−2×ピナコール)+。
【0271】
上記の酸(3、4.37g、6.48mmol)をアセトニトリル/N,N−ジメチルホルムアミド混合物(4:1、100mL)中に溶解し、N−ヒドロキシスクシンイミド(HOSu、0.89g、7.77mmol)を添加した。混合物を0℃に冷却し、続いてN,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、1.60g、7.77mmol)を添加した。混合物を0°Cで30分間、および室温で一晩撹拌した。不溶性副生成物を濾過し、濾液を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(250mL)中に溶解し、水で洗浄した(2×150mL)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(10mL)中に溶解し、シクロヘキサンを添加した(170mL)。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄した。白色粉末をテトラヒドロフラン(100mL)中に溶解した。ピナコール(0.19g、1.60mmol)および硫酸マグネシウム(10g)を溶液に添加し、得られる混合物を室温で一晩撹拌した。懸濁液をセライトパッドを通して濾過し、濾液を蒸発させた。残渣をジクロロメタン(10mL)中に溶解し、溶液にシクロヘキサンを添加した(170mL)。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物(4)を白色粉末として得た。収率:3.99g(80%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.07(t,J=5.7 Hz,2 H);7.96(s,2 H);7.75(s,1 H);7.65(t,J=7.2 Hz,2 H);7.53(d,J=7.7 Hz,2 H);7.41(d,J=10.4 Hz,2 H);4.61−4.48(m,4 H);2.89(s,4 H);1.31(s,24 H).LC−MS:774.6(M+H)+、692.4(M+H−ピナコール)+、610.3(M+H−2×ピナコール)+。
【0272】
[実施例14]
【化124】
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ベータ−Ala、Fmoc−Lys、およびピナコール4−カルボキシ−2−フルオロフェニルボロネートからの固相ペプチド合成によって調製した
【0273】
[実施例15:2,5−ジオキソピロリジン−1−イル(R)−3−(2,4−ビス(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)ブタンアミド)プロパノエート]
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
L−2,4−ジアミノ酪酸二塩酸塩(1、4.81g、25.2mmol)を、水(80mL)中の重炭酸ナトリウム(10.6g、126mmol)の溶液中に懸濁した。混合物を透明な溶液が形成されるまで加熱した。室温まで冷却した後、1,4−ジオキサン(80mL)およびN−(9−フルオレニルメトキシカルボニルオキシ)スクシンイミド(20.4g、60.4mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで5M塩酸水溶液で酸性化した。1,4−ジオキサンを蒸発させ、水相を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣を高温酢酸エチル/シクロヘキサン混合物から2回再結晶化した。生成物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、(R)−2,4−ビス(((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)ブタン酸(2)を白色粉末として得た。収率:13.3g(94%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.62(bs,1 H);7.94−7.83(m,4 H);7.79−7.55(m,5 H);7.46−7.26(m,9 H);4.34−4.13(m,6 H);4.08−3.94(m,1 H);3.14−3.02(m,2 H);1.98−1.84(m,1 H);1.84−1.65(m,1 H).LC−MS:562.6(M+H)+。
【0274】
2−クロロトリチルクロリド樹脂100〜200メッシュ、1.5mmol/g(3、5.84g、8.75mmol)を、乾燥ジクロロメタン(70mL)中に20分間放置して膨潤させた。乾燥ジクロロメタン(50mL)中3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロピオン酸(Fmoc−Ala−OH、1.82g、5.84mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.86mL、22.2mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。樹脂を濾過し、メタノール/ジクロロメタン混合物(1:4、1×10分、1×50mL)中N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.03mL、11.7mmol)の溶液で処理した。次いで、樹脂をジクロロメタン(2×50mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×20分、2×50mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)、2−プロパノール(2×50mL)、ジクロロメタン(2×50mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中(R)−2,4−bis((((9H−fluoren−9−yl)methoxy)carbonyl)amino)butanoic acid(2、6.57g、11.7mmol)、エチルシアノ−グリオキシレート−2−オキシム(Oxyma、1.66g、11.7mmol)、N,N−ジイソプロピルカルボジイミド(DIC、1.81mL、11.7mmol)、および2,4,6−コリジン(3.09mL、23.4mmol)を樹脂に添加し、混合物を2.5時間振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)、ジクロロメタン(2×50mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×20分、2×50mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)、2−プロパノール(2×50mL)、ジクロロメタン(2×50mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×50mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(4、8.48g、23.4mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(7.32mL、42.0mmol)を樹脂に添加し、混合物を2時間振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(3×60mL)およびジクロロメタン(10×60mL)で洗浄した。1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール/ジクロロメタン混合物(1:2、90mL)で2時間処理することによって、生成物を樹脂から開裂した。樹脂を濾過し、ジクロロメタン(4×50mL)で洗浄した。溶媒を蒸発させ、残渣を酢酸エチル(100mL)中に溶解し、水(2×80mL)およびブライン(1×80mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させて、(R)−3−(2,4−ビス(3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)ブタンアミド)プロピオン酸(5)をベージュ色固体として得た。収率:3.25g(81%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):12.11(bs,1 H);8.69(d,J=7.9 Hz,1 H);8.63−8.52(m,1 H);8.14−8.03(m,1 H);7.81−7.61(m,5 H);7.56(d,J=10.5 Hz,1 H);4.54−4.39(m,1 H);3.44−3.17(m,4 H);2.43−2.33(m,2 H);2.14−1.99(m,1 H);1.99−1.85(m,1 H);1.31(s,24 H).LC−MS:521.0(M−2×ピナコール+H)+、603.1(M−ピナコール+H)+、685.3(M+H)+。
【0275】
酸(5、3.24g、4.73mmol)をジクロロメタン(50mL)中に溶解し、続いてN−ヒドロキシスクシンイミド(0.65g、5.67mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩(1.09g、5.67mmol)を添加した。混合物を一晩撹拌し、次いでジクロロメタン(50mL)で希釈し、水(2×80mL)およびブライン(1×80mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させて、表題化合物(6)を白色固体として得た。収率:3.42g(92%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):8.72(d,J=7.9 Hz,1 H);8.57(t,J=5.4 Hz,1 H);8.22(t,J=5.5 Hz,1 H);7.77−7.62(m,5 H);7.56(d,J=10.1 Hz,1 H);4.53−4.40(m,1 H);3.48−3.27(m,4 H);2.86(t,J=7.1 Hz,2 H);2.80(s,4 H);2.15−2.02(m,1 H);2.02−1.88(m,1 H);1.31(s,24 H).LC−MS:618.1(M−2×ピナコール+H)+、700.2(M−ピナコール+H)+、782.4(M+H)+。
【0276】
[実施例16:3−(3−フルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸]
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
3−ブロモ−5−ヨード安息香酸(1、16.4g、50.0mmol)をメタノール(100mL)中に懸濁し、メタンスルホン酸(1mL)を添加した。得られる混合物を60℃で16時間撹拌した(油浴)。得られる透明な溶液を−20°Cまで冷凍庫内で16時間冷却し、得られる固体を濾過によって収集し、冷却した(−20°C)メタノールで洗浄し、真空下で乾燥させて、3−ブロモ−5−ヨード安息香酸メチル(2)をオフホワイト色固体として得た。
収率:13.9g(82%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.30(s,1 H);8.14(s,1 H);8.04(s,1 H);3.93(s,1 H).
【0277】
1,3−ジブロモ−5−フルオロベンゼン(3、6.30mL、50.0mmol)を乾燥ジエチルエーテル(150mL)中に溶解し、−78Cまで冷却した。ヘキサン(22.0mL、52.5mmol)中2.35Mのn−ブチルリチウムを撹拌しながら滴下した。15分後、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(7.70mL、100mmol)を添加し、得られる混合物を15分間撹拌し、次いで周囲温度まで温めた。1時間後、反応混合物を1M塩酸水溶液(150mL)でクエンチした。層を分離し、有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発させて、3−ブロモ−5−フルオロベンズアルデヒド(4)を黄色がかった油としてを得て、これを冷凍庫内の保存で固化した。収率:10.2g(100%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):9.92(s,1 H);7.80(bs,1 H);7.50(bs,2 H).
【0278】
3−ブロモ−5−ヨード安息香酸メチル(2、6.80g、20.0mmol)を窒素雰囲気下で乾燥テトラヒドロフラン(50mL)中に溶解し、−40°Cまで冷却した。テトラヒドロフラン(16.1mL、21.0mmol)中の1.3Mイソプロピルマグネシウムクロリド−リチウムクロリド錯体を、添加漏斗を介して滴下した。30分後、3−ブロモ−5−フルオロベンズアルデヒド(4)(4.87g、24.0mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(5mL)を用いて添加した。得られる混合物を1時間にわたって室温まで温め、周囲温度で1時間撹拌した。0.5M塩酸水溶液(50mL)を添加することによって反応をクエンチし、ジエチルエーテル(1×200mL)で抽出した。有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣5を乾燥ジクロロメタン(100mL)中に溶解し、クロロクロム酸ピリジニウム(PCC、6.45g、30.0mmol)を添加した。次いで、反応混合物を一晩(16時間)撹拌し、その後2−プロパノール(3mL)でクエンチした。室温で1時間撹拌した後、反応混合物をセライトSで覆われたシリカゲルプラグ(100g)を通して濾過し、ジクロロメタン(2×100mL)で洗浄した。溶媒を真空下で除去し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/ジクロロメタン6:1〜2:1)によって精製して、3−ブロモ−5−(3−ブロモ−5−フルオロベンゾイル)安息香酸メチル(6)を無色固体として得た。収率:7.10g(85%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.43(s,1 H);8.30(s,1 H);8.11(s,1 H);7.71(s,1 H);7.53(d,J=7.6 Hz,1 H);7.41(d,J=8.3 Hz,1 H);3.97(s,3 H).
LC−MS:分子油もフラグメントも検出することができなかった。
【0279】
250mL反応槽を酢酸カリウム(6.70g、68.4mmol)で充填し、塩を真空下、110℃で1時間乾燥させた。室温まで冷却した後、反応槽を窒素で再充填し、3−ブロモ−5−(3−ブロモ−5−フルオロベンゾイル)安息香酸メチル(6、7.10g、481mol)、酢酸パラジウム(77.0mg、342mol)、2−ジクロヘキシルホスフェニノ−2,4,6−トリイソプロピルビフェニル(XPhos、325mg、684mol)、およびビス(ピナコラート)ジボロン(9.53mg、37.6mmol)で充填した。次いで、反応槽を空にし、窒素で再充填し(この手順を2回繰り返した)、無水テトラヒドロフラン(3mL)を注射器で添加し、槽をプラスチック栓で密封し、60Cに予熱した加熱浴に沈めた。400rpmで16時間(一晩)撹拌した後、反応混合物を周囲温度まで冷却し、ジクロロメタン(100mL)で希釈し、セライトSで覆われたシリカの短いプラグ(70g)を通して、ジクロロメタン(3×70mL)を用いて濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、生成物を黄色がかったろう状発泡体として得て、これを氷冷n−ヘキサン(70mL)で粉砕して、結晶化を引き起こした。得られる固体を濾過によって収集し、真空下で乾燥させて、3−(3−フルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(7)を白色固体として得た。収率:7.10g(88%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.69(s,1 H);8.48(s,1 H);8.38(s,1 H);7.97(s,1 H);7.72(d,J=8.5 Hz,1 H);7.54(d,J=9.0 Hz,1 H);3.95(s,3 H);1.36(s,12 H);1.35(s,12 H).LC−MS:511.6(M+H)+。
【0280】
3−(3−フルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(7、7.10g、13.9mmol)をメタノール(42mL)および水(13mL)中に懸濁した。水酸化リチウム(2.91g、69.5mmol)を添加し、得られる混合物を周囲温度で16時間激しく撹拌した。反応混合物を水(120mL)で希釈し、ジエチルエーテル(70mL)で抽出した。エーテル層を廃棄し、水層を濃縮塩酸(10mL)で酸性化し、酢酸エチル(100mL)で抽出した。有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗生成物を高温酢酸エチル(80mL)中に溶解し、透明な溶液が得られるまでピナコールを添加した。溶液を蒸発乾固させ、次いで、ジクロロメタン(2×40mL)から2回蒸発させて、表題の3−(3−フルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸
(8)を無色固体として得た。化合物は、除去することができなかった残渣のピナコールを含有する。
収率:6.82g(99%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.77(s,1 H);8.54(t,J=1.8 Hz,1 H);8.44(d,J=1.1 Hz,1 H);7.98(s,1 H);7.80−7.68(m,1 H);7.63−7.50(m,1 H);1.37(s,12 H);1.35(s,12 H).LC−MS:497.5(M+H)+、415.4(M−ピナコール+H)+。
【0281】
[実施例17:(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)3,5−ビス[[[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル]アミノ]メチル]安息香酸塩]
【化127】
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3,5−ビス((4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)安息香酸(1、2.57g、4.00mmol)をアセトニトリル/N,N−ジメチルホルムアミド混合物(3:1、100mL)中に溶解した。N−ヒドロキシスクシンイミド(0.55g、4.80mmol)を添加した。混合物を0℃に冷却し、続いてN,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド(0.99g、4.80mmol)を添加した。混合物を0°Cで30分間、および室温で一晩撹拌した。不溶性副生成物を濾過し、濾液を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(250mL)中に溶解し、水で洗浄した(2×150mL)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をトルエン(10mL)中に溶解し、生成物は、沈殿し始めた。シクロヘキサンを添加した(170mL)。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物(2)を白色粉末として得た。生成物は、微量のN,N−ジシクロヘキシル尿素を含有する。収率:2.85g(97%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.24(t,J=5.7 Hz,2 H);7.95−7.83(m,6 H);7.79−7.70(m,5 H);4.60−4.52(m,4 H);2.87(s,4 H);1.31(s,24 H).LC−MS:737.4(M+H)+、655.2(M+H−ピナコール)+、573.1(M+H−2×ピナコール
【0282】
[実施例18:N2,N6−ビス(6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボニル)−L−リジン]
【化128】
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6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボン酸(1、6.00g、30.6mmol)をテトラヒドロフラン(80mL)中に溶解した。N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)、N−ヒドロキシスクシンイミド(3.87g、33.7mmol)、およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩(6.46g、33.7mmol)を室温で添加した。2時間撹拌した後、揮発性物質を減圧下で蒸発させ、残渣を酢酸エチル(200mL)中に再溶解し、1M水性塩酸(2×60mL)で洗浄した。有機部分を無水硫酸ナトリウムを使用して乾燥させた。揮発性物質を減圧下で蒸発させて、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボキシレート(2)を白色固体として得た。収率:8.35g(93%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.65(s,1 H);8.11(d,J=5.9 Hz,1 H);7.71(d,J=10.1 Hz,1 H);5.08(s,2 H);2.90(s,4 H).LC−MS:294.4(M+H)+。
【0283】
L−リジン塩酸塩(3、1.56g、8.50mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)および水(25mL)中に溶解した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(8.92mL、51.2mmol)および2,5−ジオキソピロリジン−1−イル6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボキシレート(2、5.00g、17.0mmol)を室温で添加した。3時間撹拌した後、揮発性物質を減圧下で蒸発させ、残渣を1M塩酸水溶液によって沈殿させた。沈殿物を水によって洗浄し、アセトニトリル/水混合物からの沈殿によって精製し、遠心分離によって収集し、凍結乾燥させて、N2,N6−ビス(6−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−5−カルボニル)−L−リジン(4)を白色固体として得た。収率:3.25g(76%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.66(bs,1 H);9.41(d,J=5.7 Hz,2 H);8.59(d,J=7.2 Hz,1 H);8.39(t,J=5.0 Hz,1 H);7.61−7.53(m,2 H);7.53−7.44(m,2 H);4.97(d,J=5.7 Hz,4 H);4.41−4.30(m,1 H);3.30−3.20(m,2 H);1.90−1.70(m,2 H);1.59−1.38(m,4 H).LC−MS:503.5(M+H)+。
【0284】
[実施例19:(S)−2,3−ビス(4−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)プロパン酸]
【化129】
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水(400mL)中4−(ブロモメチル)−3−フルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(1、23.0g、61.7mmol)および水酸化ナトリウム(12.3g、0.31mol)の溶液を、周囲温度で一晩撹拌した。6M塩酸水溶液(60mL、6M)を反応混合物に添加して、白色沈殿物を生じた。沈殿物を有するフラスコを冷蔵庫内に1時間保持した。次いで、それを濾過し、濾過ケーキを水(200mL)で洗浄し、凍結乾燥させて、4−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(2)を白色固体として得た。収率:12.1g(100%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):13.24(bs,1 H),9.58(s,1 H),8.20(s,1 H),7.73(d,J=9.9 Hz,1 H),5.14(s,2 H).
【0285】
4−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(2、4.00g、20.4mmol)、N−ヒドロキシスクシンイミド(2.35g、20.4mmol)、および1−エチル−3−(3’−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(3.91g、20.4mmol)をテトラヒドロフラン(120mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中で周囲温度において3.5時間撹拌した。反応混合物を蒸発させ、酢酸(3×150mL)および1M塩酸水溶液(150mL)で抽出した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル4−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(3)を白色固体として得た。収率:5.68g(97%)。
LC−MS:294.3(M+H)+。
【0286】
N,N−ジメチルホルムアミド(100mL)および水(10mL)中2,5−ジオキソピロリジン−1−イル4−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(3、5.10g、17.4mmol)、(S)−2,3−ジアミノプロパン酸塩酸塩(4、1.22g、8.70mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(9.28mL、52.2mmol)の溶液を周囲温度で一晩撹拌した。反応混合物を蒸発させ、酢酸エチル(2×250mL)および1M塩酸水溶液(150mL)で抽出し、有機層をブライン(200mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、(S)−2,3−ビス(4−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)プロピオン酸(5)を白色固体として得た。収率:3.53g(88%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.82(bs,1 H);9.54(d,J=6.2 Hz,2 H);8.86(d,J=7.7 Hz,1 H);8.78(t,J=6.0 Hz,1 H);8.10(s,1 H);8.04(s,1 H);7.80−7.63(m,2 H);5.13(d,J=6.2 Hz,4 H);4.77−4.62(m,1 H);3.91−3.77(m,1 H);3.77−3.62(m,1 H).LC−MS:461.3(M+H)+。
【0287】
[実施例20:2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−(2,4−ジフルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩]
【化129-2】
[この文献は図面を表示できません]
3−ブロモ−5−ヨード安息香酸(1、5.00g、15.3mmol)を、無水ジクロロメタン(100mL)中に溶解し、tert−ブタノール(1.52mL、16.1mmol)、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(3.31mL、16.1mmol)、および4−(ジメチルアミノ)ピリジン(1.96mL、16.1mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を、1M塩酸水溶液(2×50mL)およびブライン(1×40mL)で洗浄した。有機部分を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。揮発性物質を減圧下で蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル10:1)によって精製して、tert−ブチル3−ブロモ−5−ヨード安息香酸塩(2)を白色固体として得た。収率:4.67g(80%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.22(s,1 H);8.06(s,1 H);8.00(s,1 H);1.58(s,9 H).
【0288】
tert−ブチル3−ブロモ−5−ヨード安息香酸塩(2、4.31g、11.3mmol)を窒素雰囲気下で無水テトラヒドロフラン(50mL)中に溶解し、−40°Cまで冷却した。テトラヒドロフラン(9.52mL、12.4mmol)中1.3Mイソプロピルマグネシウムクロリド−リチウムクロリド錯体をゆっくり滴下した。40分後、5−ブロモ−2,4−ジフルオロベンズアルデヒド(3、2.86g、12.9mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(5mL)を用いて添加した。得られる混合物を室温まで一晩(16時間)温めた。0.5M塩酸水溶液(15mL)を添加することによって反応をクエンチし、酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。有機層をブライン(40mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。揮発性物質を減圧下で蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル10:1)によって精製して、tert−ブチル3−ブロモ−5−((5−ブロモ−2,4−ジフルオロフェニル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸塩(4)を白色固体として得た。収率:4.38g(81%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.02(t,J=1.6 Hz,1 H);7.92(s,1 H);7.77−7.65(m,2 H);6.89(dd,J=9.7および8.3,1 H);6.09(d,J=3.9 Hz,1 H);2.43(d,J=4.0 Hz,1 H);1.68−1.58(m,9 H).
【0289】
tert−ブチル3−ブロモ−5−((5−ブロモ−2,4−ジフルオロフェニル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸塩(4)を、乾燥ジクロロメタン(50mL)中に溶解し、クロロクロム酸ピリジニウム(PCC、2.96g、13.7mmol)を添加した。次いで、反応混合物を一晩(16時間)撹拌し、その後2−プロパノール(1.5mL)でクエンチした。室温で1時間撹拌した後、反応混合物をセライトの短いプラグ(5g)を通して濾過し、ジクロロメタン(50mL)で洗浄した。揮発性物質を減圧下で除去し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル20:1)によって精製して、tert−ブチル3−ブロモ−5−(5−ブロモ−2,4−ジフルオロベンゾイル)安息香酸塩(5)は無色固体として得た。収率:4.20g(96%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.33(t,J=1.7 Hz,1 H);8.28−8.24(m,1 H);8.10−8.07(m,1 H);7.86(t,J=7.3 Hz,1 H);7.03(dd,J=9.3および8.1 Hz,1 H);1.61(s,9 H).
【0290】
tert−ブチル3−ブロモ−5−(5−ブロモ−2,4−ジフルオロベンゾイル)安息香酸塩(5、4.20g、8.82mmol)、酢酸パラジウム(59.0mg、0.26mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフェニノ−2,4,6−トリイソプロピルビフェニル(XPhos、252mg、0.52mmol)、酢酸カリウム(3.46g、35.3mmol)、およびビス(ピナコラート)ジボロン(4.70g、18.5mmol)を反応フラスコ内で混合し、得られる混合物を抜き、アルゴンで再充填した(この手順を2回繰り返した)。無水テトラヒドロフラン(60mL)を注射器で添加し、槽をゴムセプタムで密封し、60Cに予熱した加熱浴に沈めた。16時間撹拌した後、反応混合物を周囲温度まで冷却し、シクロヘキサン(100mL)で希釈し、ジクロロメタン(100mL)を用いてセライトの短いプラグを通して濾過した。揮発性物質を減圧下で除去し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル10:1)によって精製して、tert−ブチル3−(2,4−ジフルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(6)を黄色固体として得た。収率:4.78g(95%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.61(s,1 H);8.41(d,J=1.5 Hz,1 H);8.34(s,1 H);8.05(dd,J=8.3および6.7 Hz,1 H);6.96−6.81(m,1 H);1.61(s,9 H);1.36(d,J=2.2 Hz,24 H).
【0291】
tert−ブチル3−(2,4−ジフルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(6、4.78g、8.38mmol)をジクロロメタン(10mL)中に溶解し、トリフルオロ酢酸(40mL)を室温で添加した。反応混合物を3時間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、残渣をジクロロメタン(4×50mL)と共蒸発させた。得られる3−(2,4−ジフルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸(7)を、さらなる精製なしで次のステップに使用した。収率:4.10g(96%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.75(s,1 H);8.50(t,J=1.7 Hz,1 H);8.46(s,1 H);8.09(dd,J=8.4および6.8 Hz,1 H);6.95−6.83(m,1 H);1.37(d,J=1.8 Hz,24 H).
【0292】
3−(2,4−ジフルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸(7、4.10g、8.00mmol)をジクロロメタン(50mL)中に溶解し、N−ヒドロキシスクシンイミド(1.29g、11.2mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩(2.14g、11.2mmol)を室温で添加した。6時間撹拌した後、反応混合物を10%二硫酸カリウム水溶液(2×100mL)およびブライン(30mL)で洗浄した。有機部分を無水硫酸ナトリウムを使用して乾燥させた。揮発性物質を減圧下で蒸発させて、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−(2,4−ジフルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(8)を黄色固体として得た。収率:4.84g(99%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.81−8.75(m,1 H);8.57−8.51(m,1 H);8.47(s,1 H);8.08(dd,J=8.5および6.7 Hz,1 H);6.89(dd,J=9.9および9.0 Hz,1 H);2.92(bs,4 H);1.36(s,24 H).LC−MS:448.4(M−2ピナコール+H)+。
【0293】
[実施例21:2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3,5−ビス((2−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)安息香酸塩]
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
3,5−ビス(アミノメチル)安息香酸二塩酸塩(2、1.88g、7.43mmol)を水(20mL)中に溶解した。その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(10.4mL、59.5mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(40mL)、および2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(1、5.40g、14.8mmol)を添加した。
【0294】
混合物を室温で一晩撹拌し、次いで1M塩酸水溶液(200mL)によって酸性化した。溶媒をトルエンで3回共蒸発させた。残渣をジクロロメタン/トルエン混合物(1:1、100mL)中に溶解し、ピナコール(1.24g、10.5mmol)で処理した。混合物をトルエンから3回蒸発させた。残渣を酢酸エチル(150mL)中に溶解し、水(3×100mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(10mL)中に溶解し、生成物は、沈殿し始めた。次いで、シクロヘキサン(190mL)を添加し、沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、3,5−ビス((3−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミド)メチル)安息香酸(3)を白色粉末として得た。収率:4.38g(87%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.95(bs,1 H);9.05−8.97(m,2 H);7.82(s,2 H);7.64(t,J=7.3 Hz,2 H);7.56−7.49(m,3 H);7.44−7.37(m,2 H);4.55−4.47(m,4 H);1.31(s,24 H).LC−MS:677.5(M+H)+、595.3(M+H−ピナコール)+、513.3(M+H−2×ピナコール)+。
【0295】
上記の酸(3、4.37g、6.48mmol)をアセトニトリル/N,N−ジメチルホルムアミド混合物(4:1、100mL)中に溶解し、N−ヒドロキシスクシンイミド(HOSu、0.89g、7.77mmol)を添加した。混合物を0℃に冷却し、続いてN,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、1.60g、7.77mmol)を添加した。混合物を0°Cで30分間、および室温で一晩撹拌した。不溶性副生成物を濾過し、濾液を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(250mL)中に溶解し、水で洗浄した(2×150mL)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタン(10mL)中に溶解し、シクロヘキサンを添加した(170mL)。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄した。白色粉末をテトラヒドロフラン(100mL)中に溶解した。ピナコール(0.19g、1.60mmol)および硫酸マグネシウム(10g)を溶液に添加し、得られる混合物を室温で一晩撹拌した。懸濁液をセライトパッドを通して濾過し、濾液を蒸発させた。残渣をジクロロメタン(10mL)中に溶解し、溶液にシクロヘキサンを添加した(170mL)。沈殿物を濾過によって収集し、シクロヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物(4)を白色粉末として得た。収率:3.99g(80%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.07(t,J=5.7 Hz,2 H);7.96(s,2 H);7.75(s,1 H);7.65(t,J=7.2 Hz,2 H);7.53(d,J=7.7 Hz,2 H);7.41(d,J=10.4 Hz,2 H);4.61−4.48(m,4 H);2.89(s,4 H);1.31(s,24 H).LC−MS:774.6(M+H)+、692.4(M+H−ピナコール)+、610.3(M+H−2×ピナコール)+。
【0296】
[実施例22:(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボローン−2−イル)−5−((3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ベンゾイル)グリシン]
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
1,3−ジブロモ−5−(トリフルオロメチル)ベンゼン(1、13.1g、43.1mmol)を、ジメチルスルホキシド/水の混合物(10:1、70mL)中硫酸銅(II)五水和物(541mg、2.36mmol)および水酸化カリウム(9.24g、216mmol)の混合物に添加し、反応フラスコを窒素充填し、最後にセプタムを通して1,2−エタンジチオール(6.00mL、90.5mmol)を添加した。反応混合物を110℃まで一晩加熱した。次いで、混合物を1M塩酸水溶液を用いてpH=2に酸性化し、酢酸エチルで抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した後、溶媒を減圧下で蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン)によって精製して、3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンチオール(2)を白色油として得た。
収率:5.76g(52%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.61(s,1 H);7.56(s,1 H);7.46(s,1 H);3.66(s,1 H).
【0297】
3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンチオール(2、5.76g、22.4mmol)、3−ブロモ−5−ヨード安息香酸メチル(3、5.09g、14.9mmol)、炭酸カリウム(2.95g、24.8mmol)、およびヨウ化銅(I)(410mg、2.49mmol)を乾燥ジメトキシエタン(44mL)中に溶解した。反応フラスコを80℃まで48時間加熱した。この時間後、混合物を酢酸エチルで希釈し、セライトを通して濾過し、次いで溶媒を減圧下で蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル1:0〜20:1)によって精製して、3−ブロモ−5−((3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)安息香酸メチル(4)を黄色油として得た。収率:6.64g(63%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.82(m,1 H);7.68(m,3 H);7.52(m,1 H);2.54(s,3 H).
【0298】
3−ブロモ−5−((3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)安息香酸メチル(4、6.64g、14.1mmol)およびオキソン(8.20g、35.3mmol)をメタノール(30mL)中に懸濁し、水(10mL)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。次いで、酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(1L)、次いでブライン(100mL)で洗浄した。有機相を減圧下で蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル9:1〜3:1)によってクロマトグラフィにかけて、3−ブロモ−5−((3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)安息香酸メチル(5)を白色固体として得た。収率:5.46g(77%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.53(m,1 H);8.43(m,1 H);8.27(m,2 H);8.15(m,1 H);8.00(m,1 H);4.00(s,3 H).
【0299】
3−ブロモ−5−((3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)安息香酸メチル(5、5.46g 10.9mmol)および水酸化リチウム一水和物(1.33g、31.7mmol)をメタノール/水/テトラヒドロフラン(4:2:5、35mL)の混合物中に溶解し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。この時間後、混合物を1M塩酸水溶液を用いてpH2に酸性化し、酢酸エチルで抽出した。全ての揮発性物質の蒸発後、3−ブロモ−5−((3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)安息香酸(6)を白色固体として得た。収率:5.10g(96%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6 δH):13.91(bs,1 H);8.68(s,2 H);8.50(s,1 H);8.45(s,1 H);8.41(s,1 H);8.32(s,1 H).
【0300】
乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(130mL)中の1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(V)(HATU、4.40g、11.6mmol)と混合した3−ブロモ−5−((3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)安息香酸(6、5.10g、10.5mmol)を30分間撹拌し、次いでトリエチルアミン(7.5mL、52.3mmol)を添加し、グリシンtert−ブチルエステル塩酸塩(3.51g、20.9mmol)を添加し、一晩撹拌した。反応終了後、水を添加し、反応混合物を酢酸エチル(150mL)で抽出し、全ての揮発性物質を減圧下で蒸発させた後、残渣をカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm;溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル3:1)によって精製して、tert−ブチル(3−ブロモ−5−((3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)グリシネート(7)を白色固体として得た。
収率:6.30g(99%)。LC−MS:602.3(M+H)+。
【0301】
100mL反応フラスコを酢酸カリウム(5.13g、26.1mmol)で充填し、塩を真空下、110℃で1時間乾燥させた。室温まで冷却した後、反応フラスコを窒素で再充填し、tert−ブチル(3−ブロモ−5−((3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ベンゾイル)グリシネート(7、6.30g、10.5mmol)、酢酸パラジウム(120mg、0.52mmol)、2−ジクロヘキシルホスフェニノ−2,4,6−トリイソプロピルビフェニル(XPhos、500mg、1.04mmol)、およびビス(ピナコラート)ジボロン(5.9g、23.03mmol)で充填した。次いで、反応フラスコを空にし、窒素で再充填し(この手順を2回繰り返した)、無水テトラヒドロフラン(50mL)を注射器で添加し、フラスコをプラスチック栓で密封し、60Cに加熱した。反応混合物を一晩撹拌し、次いで周囲温度まで冷却し、ジクロロメタン(150mL)で希釈し、セライトで覆われたシリカゲルの短いプラグを通して濾過し、ジクロロメタン(3×50mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、tert−ブチル(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−((3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ベンゾイル)グリシネート(8)を黒色ろう状発泡体として得た。収率:6.70g(92%)。LC−MS:640.5(M+H−tBu)+、558.4(M−ピナコール−TBu+H)+、476.3(M−2ピナコール−tBu+H)+。
【0302】
tert−ブチル(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−((3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ベンゾイル)グリシネート(8、6.70g、10.5mmol)をトリフルオロ酢酸(25mL)と混合し、室温で1時間撹拌し、この時間後、全ての揮発性物質を減圧下で蒸発させた。次いで、残渣を酢酸エチル(50mL)中に溶解し、セライトで覆われたシリカゲルの短いプラグを通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、橙色硬質発泡体を得て、これを破砕した。(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−((3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ベンゾイル)グリシン(9)を淡橙色固体として得た。収率:3.89g(63%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.57(m,3 H);8.47(s,1 H);8.31(s,1 H);9.26(s,1 H);7.23(t,1 H);4.35(d,2 H);1.38(s,1 H).
19F NMRスペクトル(282 MHz,CDCl
3,δF):−62.65(s).LC−MS:640.5(M+H)+、558.4(M−ピナコール+H)+、476.3(M−2×ピナコール+H)+。
【0303】
[実施例23:N−(5−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニル)−N−(2−(5−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)グリシン]
【化132】
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クロロ酢酸(1、13.0g、136mmol)を予冷却した(0℃)エチレンジアミン(2、90mL)に少量添加した。添加が完了した後、反応混合物を室温に一晩(16時間)にわたって到達させた。エチレンジアミンを真空下で蒸発させ、残渣を一晩撹拌しながらジメチルスルホキシド(140mL)で粉砕した。沈殿物を濾過によって収集し、ジメチルスルホキシド(2×60mL)、アセトニトリル(3×100mL)、およびジエチルエーテル(3×100mL)によって洗浄し、(2−アミノエチル)グリシン(3)を無色固体として得た。収率:13.2g(83%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,D2O,δH):3.27(s,2 H);3.05−3.01(m,2 H);2.92−2.88(m,2 H).
【0304】
アセトニトリル(300mL)中2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェノール(9.39g、51.0mmol)、5−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(4、10.0g、51.0mmol)、およびN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、10.5g、51.0mmol)の溶液を周囲温度で一晩撹拌した。反応混合物を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、蒸発させた。粗生成物5を、ジクロロメタン/ヘキサン(9:1、500mL)の混合物からの結晶化によって精製して、ペンタフルオロフェニル5−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(5)を白色固体として得た。収率:6.80g(37%)。LC−MS:363.2(M+H)+。
【0305】
N,N−ジメチルホルムアミド(80mL)中ペンタフルオロフェニル5−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(5、6.80g、18.8mmol)、(2−アミノエチル)グリシン(3、1.10g、9.39mmol)、およびトリエチレンアミン(10.5mL、75.1mmol)の溶液を周囲温度で一晩撹拌した。反応混合物を蒸発させ、酢酸エチル(2×500mL)および1M塩酸水溶液(400mL)で抽出し、有機層をブライン(300mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗生成物6を、フラッシュクロマトグラフィ(Silicagel、0.063〜0.200mm、溶離液:ジクロロメタン/メタノール/ギ酸100:2:0.5〜100:10:0.5)によって精製し、凍結乾燥させて、N−(5−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニル)−N−(2−(5−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)グリシン(6)を白色固体として得た。収率:2.16g(49%)。RF(SiO2、ジクロロメタン/メタノール/ギ酸100:2:0.5):0.30。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.86(bs,1 H);9.45−9.17(m,2 H);8.48−8.11(m,1 H);8.11−7.88(m,1 H);7.65(d,J=7.0 Hz,1 H);7.43−7.15(m,2 H);4.99(d,J=8.6 Hz,4 H);4.36−3.90(m,2 H);3.80−3.34(m,4 H).LC−MS:475.4(M+H)+。
【0306】
[実施例24:4−((3S,4S)−3,4−ビス(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)ピロリジン−1−イル)−4−オキソブタン酸]
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(1、13.5g、54.9mmol)、N−ヒドロキシスクシンイミド(6.31g、54.9mmol)、および1−エチル−3−(3’−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(10.5g、54.9mmol)をテトラヒドロフラン(270mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(40mL)中で周囲温度において4時間撹拌した。反応混合物を蒸発させ、酢酸(3×300mL)および1M塩酸水溶液(200mL)で抽出した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル1−ヒドロキシ−4(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(2)を白色固体として得た。収率:18.8g(100%)。LC−MS: 344.3(M+H)+。
【0307】
N,N−ジメチルホルムアミド(240mL)および水(60mL)中4−((3S,4S)−3,4−ジアミノピロリジン−1−イル)−4−オキソブタン酸二塩酸塩(3、2.74mg、10.0mmol)、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ヒドロキシベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(2、6.86mg、20.0mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(11.0mL、60.0mmol)の溶液を周囲温度で一晩撹拌した。反応混合物を蒸発させ、カラムクロマトグラフィ(Silicagel、0.063〜0.200mm、溶離液:ジクロロメタン/メタノール/ギ酸酸100:2:0.5〜100:10:0.5)によって精製し、凍結乾燥させて、4−((3S,4S)−3,4−ビス(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)ピロリジン−1−イル)−4−オキソブタン酸(4)を白色固体として得た。収率:2.56g(39%)。Rf(SiO2、ジクロロメタン/メタノール/ギ酸100:10:0.5):0.3。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH)11.73(bs,1 H);9.62(s,2 H);9.01(dd,J=10.4および7.2 Hz,2 H);8.49(s,2 H);8.24(s,2 H);5.20(s,4 H);4.94−4.51(m,2 H);4.16−3.94(m,1 H);3.95−3.80(m,1 H);3.56−3.44(m,1 H);3.41−3.34(m,1 H);2.49−2.40(m,4 H).LC−MS:658.7(M+H)+。
【0308】
[実施例25:2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−(ジフルオロ(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)メチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩]
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
3−ブロモ−5−ヨード安息香酸メチル(1、6.80g、20.0mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(40mL)中に溶解し、−30Cまで冷却した。テトラヒドロフラン(16.2mL、21.0mmol)中イソプロピルマグネシウムクロリド−リチウムクロリド錯体の1.3M溶液を撹拌しながら滴下した。30分後、3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(2、6.00g、24.0mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)を用いて添加した。得られる混合物を周囲温度まで温め、1M塩酸水溶液(40mL)を添加することによって1時間後にクエンチした。反応混合物をジエチルエーテル(150mL)に取り込み、水(150mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗生成物(3)を乾燥ジクロロメタン(80mL)中に溶解し、クロロクロム酸ピリジニウム(6.42g、30.0mmol)を撹拌しながら添加した。17時間撹拌した後、反応混合物をセライトで覆われたシリカのプラグ(80g)を通して濾過し、床をジクロロメタン(3×120mL)で洗浄した。黄色がかった溶液を真空下で濃縮して、残渣をメタノール(50mL)で16時間撹拌した。沈殿した固体を濾過によって収集し、空気中で乾燥させて、3−ブロモ−5−(3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル)安息香酸メチル(4)を無色固体として得た。収率:6.52g(70%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.45(t,J=1.4 Hz,1 H);8.29(m,1 H);8.12(t,J=1.6 Hz,1 H);8.08(bs,1 H);8.04(bs,1 H);7.95(bs,1 H);3.97(s,3 H).
【0309】
3−ブロモ−5−(3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル)安息香酸メチル(4、6.50g、13.9mmol)およびDeoxo−Fluor(13.0mL)を100mL反応槽に充填した。槽をバブラー(シリコン油で充填)によって密封し、窒素でパージし、90℃(油浴)まで16時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、ジクロロメタン(100mL)で希釈した。得られる溶液を1M炭酸カリウム水溶液(100mL)にゆっくり添加し、二相混合物を1時間撹拌して、過剰なフッ素化試薬を分解した。層を分離し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル30:1〜15:1)によって精製して、3−ブロモ−5−((3ブロモ5(トリフルオロメチル)フェニル)ジフルオロメチル)安息香酸メチルを黄色がたった油として得た。収率:6902mg(99%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.30(s,1 H);8.08(s,1 H);7.88(s,1 H);7.83(s,1 H);7.81(s,1 H);7.71(s,1 H);3.96(s,3 H).
19F NMRスペクトル(282 MHz,CDCl
3,δF):−62.87(s,3 H);−90.00(s,2 H).
【0310】
500mL反応槽を酢酸カリウム(6.83g、69.7mmol)で充填し、塩を真空下、110℃で1時間乾燥させた。室温まで冷却した後、反応槽を窒素で再充填し、3−ブロモ−5−((3ブロモ5(トリフルオロメチル)フェニル)ジフルオロメチル)安息香酸塩(5、6.90g、13.9mmol)、酢酸パラジウム(62.0mg、279mol)、2−ジクロヘキシルホスフェニノ−2,4,6−トリイソプロピルビフェニル(XPhos、265mg、557mol)、およびビス(ピナコラート)ジボロン(838mg、30.7mmol)で充填した。次いで、反応槽を空にし、窒素で再充填した(この手順を2回繰り返した)。無水テトラヒドロフラン(50mL)を注射器で添加し、槽をプラスチック栓で密封し、60Cに予熱した加熱浴に沈めた。400rpmで16時間撹拌した後、反応混合物を周囲温度まで冷却し、ジクロロメタン(200mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×120mL)を用いて、セライトSで覆われたシリカの短いプラグ(90g)を通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、3−ジフルオロ(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)メチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(6)を茶色がかった発泡体として得た。それをメタノール(50mL)および水(15mL)中に懸濁し、水酸化リチウム一水和物(2.94g、70.0mmol)を添加し、得られる混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を水(150mL)に取り込み、ジクロロメタン(2×30mL)およびジエチルエーテル(30mL)で洗浄した。水層を濃縮水性塩酸によってpH=2に酸性化し、酢酸エチル(100mL)で抽出した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、黄色がかった発泡体を得た。ピナコール(472mg、4.00mmol)を発泡体に添加し、アセトニトリル(50mL)中で一晩放置して撹拌した。沈殿した固体を濾過によって収集し、氷冷アセトニトリル(2×20mL)で洗浄し、空気中で乾燥させて、表題の3−(ジフルオロ(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)メチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸(7)を無色固体として得た。収率:5.90g(77%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.64(s,1 H);8.28(s,1 H);8.22(s,1 H);8.15(s,2 H);7.85(s,1 H);1.38(s,12 H);1.37(s,12 H).LC−MS:569.7(M+H)+。
【0311】
3−(ジフルオロ(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)メチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸(7、5.11g、9.00mmol)および炭酸ビス(スクシンイミジル)(3.22g、12.6mmol)を、窒素下の無水アセトニトリル(45mL)およびピリジン(1.00mL、12.6mmol)中に懸濁した。反応混合物をヒートガンで穏やかに加熱して、溶解をもたらした。16時間撹拌した後、反応混合物を真空下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(100mL)に取り込み、0.5M炭酸水素カリウム水溶液(2×40mL)およびブライン(50mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、オフホワイト色固体を得た。ピナコール(354mg、3.00mmol)を添加し、混合物をアセトニトリル(50mL)中で一晩撹拌するために放置した。沈殿した固体を濾過によって収集し、氷冷アセトニトリル(2×20mL)で洗浄し、空気中で乾燥させて、表題の2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−(ジフルオロ(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)メチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸塩(8)を無色固体として得た。収率:5.36g(90%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.67(s,1 H);8.29(s,1 H);8.26(s,1 H);8.15(s,1 H);8.10(s,1 H);7.86(s,1 H);2.92(s,4 H);1.36(s,24 H).LC−MS:646.8(M−HF)+。
【0312】
[実施例26:(S)−2,3−ビス(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)プロパン酸]
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(400mL)および水(100mL)中2,5−ジオキソピロリジン−1−イル1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(1、14.4g、42.0mmol)、(S)−2,3−ジアミノプロパン酸塩酸塩(2、2.81g、20.0mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(21.4mL、120mmol)の溶液を周囲温度で一晩撹拌した。反応混合物を蒸発させ、カラムクロマトグラフィ(Silicagel、0.063〜0.200mm、溶離液:ジクロロメタン/メタノール/ギ酸100:2:0.5〜100:10:0.5)によって精製した。所望の生成物を有する分画を蒸発させ、1M二硫酸カリウム水溶液(400mL)で洗浄した。沈殿物を濾過し、アセトニトリおよびと水(2:1)の混合物中に溶解し、凍結乾燥させて、(S)−2,3−ビス(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)プロパン酸(3)を白色固体として得た。収率:4.32g(39%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.59(bs,1 H);9.62(d,J=6.1 Hz,2 H);9.09(d,J=7.9 Hz,1 H);8.98(t,J=5.7 Hz,1 H);8.50(d,J=14.5 Hz,2 H);8.24(d,J=21.6 Hz,2 H);5.20(d,J=5.7 Hz,4 H);4.87−4.58(m,1 H);4.02−3.80(m,1 H);3.79−3.54(m,1 H).LC−MS:561.6(M+H)+。
【0313】
[実施例27:(3−((3−(ペンタフルオロ−6−スルファニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)スルホニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)グリシン]
【化136】
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無水テトラヒドロフラン(450mL)中tert−ブチル(3−ブロモ−5−((3−ブロモ−5−(ペンタフルオロ−6−スルファニル)フェニル)スルホニル)ベンゾイル)グリシネート(1、8.00g、12.1mmol)、酢酸パラジウム(137mg、0.61mmol)、2−ジシクロへキシルホスフィノ−2,4,6−トリイソプロピルビフェニル(XPhos、577mg、1.21mol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(6.78g、26.7mmol)、および酢酸カリウム(5.95g、60.7mmol)の混合物をアルゴン雰囲気で60℃において24時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、セライトの短いプラグを通して濾過した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:ジクロロメタン/酢酸エチル10:0〜6:4)によって精製して、tert−ブチル(3−((3−(ペンタフルオロ−6−スルファニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)スルホニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)グリシネート(2)をオフホワイト色発泡体として得た。収率:6.70g(72%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.53−8.49(m,2 H);8.49−8.46(m,1 H);8.43(t,J=1.9 Hz,1 H);8.39−8.36(m,1 H);8.32(dd,J=2.1および0.6 Hz,1 H);6.76(t,J=5.0 Hz,1 H);4.16(d,J=5.0 Hz,2 H);1.51(s,9 H);1.36(s,24 H).LC−MS:754.9(M+H)+。
【0314】
ジクロロメタン(100mL)およびトリフルオロ酢酸(200mL)中tert−ブチル(3−((3−(ペンタフルオロ−6−スルファニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)スルホニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)グリシネート(2、6.68g、8.87mmol)の溶液を室温で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。残渣を、真空下で乾燥する前にジクロロメタン(250mL)から10回蒸発させた。(3−((3−(ペンタフルオロ−6−スルファニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)スルホニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル)グリシン(3)をオフホワイト色固体として得た。収率:6.15g(99%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.33(t,J=5.8 Hz,1 H);8.65(t,J=1.8 Hz,1 H);8.55(t,J=1.9 Hz,1 H);8.47(s,1 H);8.41−8.29(m,2 H);8.25−8.16(m,1 H);3.96(d,J=5.9 Hz,2 H);1.41−1.24(m,24 H).LC−MS:534.4(M−2xpin+H)+。
【0315】
[実施例28:N−(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニル)−N−(2−(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)グリシン]
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
1−ブロモピロリジン−2,5−ジオン(NBS、34.0g、191mmol)を濃縮硫酸(400mL)中3−トリフルオロメチル−4−メチル安息香酸(1、39.0g、191mmol)の溶液に添加し、反応混合物を周囲温度で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を氷水(2L)に注いだ。得られる沈殿物を濾過し、水(500mL)で洗浄し、酢酸エチル(400mL)中に溶解し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、3−ブロモ−4−メチル−5−トリフルオロメチル安息香酸(2)を白色固体として得た。収率:53.4g (98%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):13.71(bs,1 H);8.35(d,J=0.4 Hz,1 H);8.15(d,J=0.9 Hz,1 H);2.56(s,3 H).
【0316】
濃縮硫酸(24mL)をメタノール(500mL)中の3−ブロモ−4−メチル−5−トリフルオロメチル安息香酸(2、35.0g、124mmol)の溶液に添加し、反応混合物を4時間還流下で、かつ周囲温度で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を減圧下で蒸発させ、ジエチルエーテル(250mL)中に溶解し、水(2×100mL)、ならびに炭酸カリウムの飽和溶液(100mL)およびブライン(100mL)の混合物で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、3−ブロモ−4−メチル−5−トリフルオロメチル安息香酸メチル(3)を白色固体として得た。収率:35.3g(96%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):8.36(d,J=1.1 Hz,1 H);8.13(d,J=1.1 Hz,1 H);3.90(s,3 H);2.55(d,J=1.3 Hz,3 H).
【0317】
水(300mL)中1−ブロモピロリジン−2,5−ジオン(NBS、31.7g、178mmol)および3−ブロモ−4−メチル−5−トリフルオロメチル安息香酸メチル(3、35.3g、119mmol)の懸濁液を、100W電球下、80℃で6時間撹拌した。反応混合物をジエチルエーテル(2×200mL)で抽出した。有機層をブライン(150mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、3−ブロモ−4−ブロモメチル−5−トリフルオロメチル安息香酸メチル(4)を黄色固体として得た。収率:44.0g(98%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.47(d,J=1.5 Hz,1 H);8.31(d,J=1.3 Hz,1 H);4.75(s,2 H);3.98(s,3 H).
【0318】
アセトニトリル(0.5L)中3−ブロモ−4−ブロモメチル−5−トリフルオロメチル安息香酸塩(4、44.0g、117mmol)および酢酸カリウム(22.9g、234mmol)の溶液を75℃で一晩撹拌した。懸濁液を濾紙を通して濾過し、蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中に溶解し、再び濾過した。蒸発により、3−ブロモ−4−(アセトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(5)を白色固体として得た。収率:37.9g(91%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.49(d,J=1.3 Hz,1 H);8.34(d,J=1.3 Hz,1 H);5.37(s,2 H);3.99(s,3 H);2.11(s,3 H).
【0319】
乾燥テトラヒドロフラン(500mL)中3−ブロモ−4−(アセトキシメチル)−5−トリフルオロメチル安息香酸メチル(5、37.9g、107mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(29.8g、117mmol)、酢酸カリウム(31.4g、294mmol)、および[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(1.57g、1.92mmol)の溶液をアルゴン雰囲気下で13日間、75℃で撹拌させた。次いで、反応混合物を周囲温度まで冷却し、濾過し、蒸発させた。粗生成物を、シリカゲルカラム(Silicagel、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル8:1)を通して濾過して、4−(アセトキシメチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸塩(6)を得た。収率:31.1g(72%)。RF(SiO2、シクロヘキサン/酢酸エチル8:1): 0.40。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.65(s,1 H);8.43(s,1 H);5.48(s,2 H);3.97(s,3 H);2.05(s,3 H);1.36(s,12 H).
【0320】
水(300mL)中4−(アセトキシメチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(6、31.0g、77.1mmol)および水酸化ナトリウム(15.4g、386mmol)の溶液を、周囲温度で3時間撹拌した。次いで、水(100mL)中塩酸(35mL)の溶液を添加して、pHを1に低下させた。反応混合物を一晩撹拌した。沈殿物を濾過し、乾燥させて、1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(7)を白色固体として得た。収率:16.6g(86%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):13.47(bs,1 H);9.66(s,1 H);8.62(s,1 H);8.24(s,1 H);5.22(s,2 H).
【0321】
アセトニトリル(0.5L)中ペンタフルオロフェノール(7.48g、40.7mmol)、1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(7、10.0mg、40.7mmol)、およびN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、8.37mg、40.7mmol)の溶液を周囲温度で一晩撹拌した。反応混合物を濾過し、蒸発させ、アセトニトリル中に溶解し、再濾過し、蒸発させて、ペンタフルオロフェニル1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(8)を白色固体として得た。収率:16.7g(100%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.79(s,1 H);8.86(s,1 H);8.46(s,1 H);5.30(s,2 H).
【0322】
N,N−ジメチルホルムアミド(0.5L)中ペンタフルオロフェニル1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(8、16.7g、40.6mmol)、(2−アミノエチル)グリシン(9、2.40g、20.3mmol)、およびトリエチルアミン(28.4mL、203mmol)の溶液を周囲温度で3日間撹拌した。次いで、反応混合物を蒸発させ、粗生成物10をカラムクロマトグラフィ(Silicagel、溶離液:ジクロロメタン/メタノール/ギ酸100:2:0.5〜100:10:0.5)によって精製して、N−(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニル)−N−(2−(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)グリシン(10)を白色固体として得た。収率:7.77g(67%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.89(bs,1 H);9.68−9.48(m,2 H);9.00−8.67(m,1 H);8.56−7.36(m,4 H);5.27−5.03(m,4 H);4.30−3.95(m,2 H);3.77−3.48(m,4 H).LC−MS:575.5(M+H)+。
【0323】
[実施例29:(2S)−3−(2,3−ビス(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)プロパンアミド)プロパン酸=N−[N
α,N
β−ビス−(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)−L−ジアミノプロピオニル]−β−アラニン]
【化137-2】
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アセトニトリル(400mL)および水(400mL)の混合物中L−ジアミノプロパン酸塩酸塩、別名(2S)−2,3−ジアミノプロパン酸塩酸塩(1、15.0g、107mmol)、二炭酸ジ−tert−ブチル(46.6g、214mmol)、および重炭酸カリウム(32.0g、320mmol)の溶液を一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をpH1が達成されるまで硫酸水素カリウムの飽和水溶液で酸性化した。反応混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で除去して、(2S)−2,3−ビス((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(2)をオフホワイト色固体として得た。収率:28.2g(87%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):5.85(bs,1 H);5.17(bs,1 H);4.31(bs,1 H);3.64−3.46(m,2 H);1.46(s,18 H).
【0324】
ジクロロメタン(300mL)中(2S)−2,3−ビス((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(2、27.9g、91.7mmol)、tert−ブチル3−アミノプロパノエート(3、16.7g、91.7mmol)、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC.HCl、21.1g、110mmol)、1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(HOAt、15.0g、110mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(64.0mL、367mmol)の溶液を一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を酢酸エチル(600mL)中に溶解し、1M塩酸水溶液(4×300mL)および重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(4×300mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で除去して、tert−ブチル(S)−3−(2,3−ビス((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパンアミド)プロパノエート(4)をオフホワイト色固体として得た。収率:36.1g(91%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.01(bs,1 H);5.75(bs,1 H);5.14(bs,1 H);4.15(bs,1 H);3.57−3.39(m,4 H);2.43(t,J=6.0 Hz,2 H);1.45(s,27 H).
【0325】
ジクロロメタン(50mL)中tert−ブチル(S)−3−(2,3−ビス((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパンアミド)プロパノエート(4、36.1g、83.7mmol)を95%トリフルオロ酢酸水溶液(300mL)に添加し、溶液を3時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をアセトニトリル(3×300mL)で共蒸発させ、乾燥ジエチルエーテル(300mL)中1M塩化水素溶液で処理した。沈殿物を濾過し、アセトニトリル(2×600mL)で粉砕して、(2S)−3−(2,3−ジアミノプロパンアミド)プロパン酸二塩酸塩(5)を白色粉末として得た。
収率:22.2g(100%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,D2O,δH):4.35(t,J=5.8 Hz,1 H);3.63−3.46(m,4 H);2.67(t,J=6.6 Hz,2 H).
【0326】
アセトニトリル(1L)中ペンタフルオロフェノール(35.1g、191mmol)、1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(1、40.8g、166mmol、実施例28に記載のような調製物)、およびN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、39.3g、191mmol)の溶液を周囲温度で24時間撹拌した。反応混合物を濾過し、蒸発させ、アセトニトリル中に溶解し、再濾過し、蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン(1L)中に沈殿させ、濾過して、ペンタフルオロフェニル1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロロ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(6)を白色固体として得た。収率:52.8g(77%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.79(s,1 H);8.86(s,1 H);8.46(s,1 H);5.30(s,2 H).
【0327】
水(50mL)中(2S)−3−(2,3−ジアミノプロパンアミド)プロパン酸二塩酸塩(5、6.41g、24.3mmol)およびトリエチルアミン(33.8mmol、243mmol)の溶液に、1,4−ジオキサン(100mL)中ペンタフルオロフェニル1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドベンゾ[c][1,2オキサボロール−6−カルボキシレート(6、20.0g、48.6mmol)の溶液を添加し、溶液を一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(300mL)と1M硫酸水素カリウム水溶液(1500mL)との間で分割した。有機層を、1M硫酸水素カリウム水溶液(1×300mL)で洗浄し、溶媒を減圧下で除去した。残渣をジエチルエーテル(2×150mL)で粉砕し、濾過した。固体を70%水性アセトニトリル(600mL)中に溶解し、凍結乾燥させて、3−(2(S),3−ビス(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)プロパンアミド)プロパン酸(7)を白色粉末として得た。収率:12.1g(80%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,AcOD−d4,δH):8.51(s,1 H);8.47(s,1 H);8.29(s,1 H);8.27(s,1 H);5.28(s,4 H);5.15(t,J=6.1 Hz,1 H);4.15−3.99(m,2 H);3.61(t,J=6.4 Hz,2 H);2.67(t,J=6.3 Hz,2 H).LC−MS:632.0(M+H)+。
【0328】
[実施例30:(S)−3−(2,3−ビス(4−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)プロパンアミド)プロパン酸]
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
4−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(1、8.56g、43.7mmol)、N−ヒドロキシスクシンイミド(5.03g、43.7mmol)、および1−エチル−3−(3’−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(8.38g、43.7mmol)をテトラヒドロフラン(250mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中で、周囲温度において3.5時間撹拌した。反応混合物を蒸発させ、酢酸(3×150mL)および1M塩酸水溶液(150mL)で抽出した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル4−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(2)を白色固体として得た。収量:10.2g(79%)。LC−MS:294.3(M+H)+。
【0329】
2−クロロトリチルクロリド樹脂100〜200メッシュ、1.5mmol/g(3、10.5g、15.7mmol)を、乾燥ジクロロメタン(80mL)中に30分間放置して膨潤させた。乾燥ジクロロメタン(50mL)中3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロピオン酸(Fmoc−Ala−OH、3.26g、10.5mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(6.93mL、39.8mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。樹脂を濾過し、メタノール/ジクロロメタン混合物(4:1、2×5分、2×80mL)中N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.65mL、20.9mmol)の溶液で処理した。次いで、樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×80mL)、ジクロロメタン(2×80mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(3×80mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×20分、2×80mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(3×80mL)、2−プロパノール(2×80mL)、およびジクロロメタン(3×80mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(80mL)中(S)−2,3−ビス((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロピオン酸(Fmoc−Dap(Fmoc)−OH、8.61g、15.7mmol)、5−クロロ−1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル)−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール3−オキシドテトラフルオロボレート(TCTU、5.58g、15.7mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(4.92mL、28.2mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を2時間振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×80mL)、ジクロロメタン(2×80mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×80mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×30分、2×80mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(3×80mL)、2−プロパノール(2×80mL)、およびジクロロメタン(3×80mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(80mL)中2,5−ジオキソピロリジン−1−イル1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(2、9.14g、31.4mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(9.84mL、56.5mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を1日振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(4×80mL)およびジクロロメタン(10×80mL)で洗浄した。生成物を2,2,2−トリフルオロエタノール(80mL)で16時間処理することによって樹脂から開裂した。樹脂を濾過し、ジクロロメタン(4×80mL)で洗浄した。溶媒を蒸発させ、粗生成物(4)を酢酸エチル(300mL)で洗浄し、濾過し、真空下で乾燥させた。純生成物(4)をオフホワイト色固体として得た。収率:4.10g(74%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.57(bs,2 H);8.78−8.49(m,2 H);8.19−7.93(m,3 H);7.71(dd,J=30.8および10.8 Hz,2 H);5.12(d,J=7.7 Hz,4 H);4.74−4.55(m,1 H);3.72−3.61(m,2 H);3.29−3.15(m,2 H);2.36(t,J=6.9 Hz,2 H).LC−MS:532.6(M+H)+。
【0330】
[実施例31:4−((3R,4R)−3,4−ビス(7−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)ピロリジン−1−イル)−4−オキソブタン酸]
【化139】
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N,N−ジメチルホルムアミド(300mL)中4−((3R,4R)−3,4−ジアミノピロリジン−1−イル)−4−オキソブタン酸二塩酸塩(2、2.46g、12.2mmol)、ペンタフルオロフェニル7−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(1、8.86g、24.5mmol)、およびトリエチルアミン(17.0mL、122mmol)の溶液を周囲温度で一晩撹拌した。反応混合物を蒸発させ、酢酸エチルから沈殿させて、6.40gの粗化合物3(6.4g)を得て、これをHPLC(YMC、C18、5m、250×50mm、アセトニトリル/水、30分間2:98、180分間2:98〜30:0)によって精製し、凍結乾燥させて、表題化合物4−(3R,4R)−3,4−ビス(7−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)ピロリジン−1−イル)−4−オキソブタン酸(3)を白色固体として得た。収率:1.23g(18%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH)9.35(bs,2 H);8.68(t,J=8.4 Hz,2 H);7.81−7.62(m,2 H);7.30(d,J=7.3 Hz,2 H);5.02(s,4 H);4.66−4.45(m,2 H);3.94(dd,J=10.6および6.7 Hz,1 H);3.77(dd,J=12.0および6.7 Hz,1 H);3.54−3.41(m,1 H);3.27−3.18(m,1 H);2.47−2.34(m,4 H).LC−MS:558.6(M+H)+。
【0331】
[実施例32:N−(7−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニル)−N−(2−(7−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)グリシン]
【化140】
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n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.38M、107mL、255mmol)を、−60℃未満の内部温度を維持するような速度で(約20分)、無水テトラヒドロフラン(150mL)中2,2,6,6−テトラメチルピぺリジン(43.5mL、257mmol)の撹拌した窒素パージ溶液にカニューレ挿入した。混合物を60分間撹拌した(内部温度は−40Cまで上昇)。混合物を−78℃まで再冷却し、乾燥テトラヒドロフラン(200mL)中2−フルオロ−4−メチルベンゾニトリル(1、30.0g、222mmol)の溶液を、−70℃未満の内部温度を保持するような速度で(約40分)、激しく撹拌した混合物に蠕動ポンプを介して滴下した。混合物を−50℃まで温め、この温度で45分間保持した。混合物を−78℃まで再冷却し、乾燥テトラヒドロフラン(150mL)中ヨウ素(62.0g、244mmol)の溶液を、−70C未満の内部温度を保持しながら、反応混合物に(蠕動ポンプを使用して)滴下した。残渣のヨウ素を乾燥テトラヒドロフラン(50mL)で洗浄し、混合物を−70℃で1時間撹拌した。撹拌混合物を室温まで一晩温め、次いで水(750mL)中チオ硫酸ナトリウムの撹拌溶液(20g)に注ぐことによってクエンチした。反応混合物を1時間撹拌し、次いで酢酸エチル(3×300mL)で抽出した。組み合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル10:1)によって精製し、次いでメタノールから再結晶化して、2−フルオロ−3−ヨード−4−メチルベンゾニトリル(2)を無色結晶固体として得た。収率:29.6g(51%)。RF(SiO2、シクロヘキサン/酢酸エチル10:1):0.35。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.48(dd,J=7.9および6.5 Hz,1 H);7.17−7.12(m,1 H),2.56(s,3 H).
19F NMRスペクトル(282 MHz,CDCl
3,δF):−82.34(s).
【0332】
75%硫酸(65mL)中2−フルオロ−3−ヨード−4−メチルベンゾニトリル(2、52.7g、202mmol)のスラリーを150℃で3時間撹拌した。周囲温度まで冷却した後、混合物を氷/水混合物(500g)上に注いだ。沈殿したベージュ色固体を濾過し、大量の水で洗浄し、乾燥させて、2−フルオロ−3−ヨード−4−メチル安息香酸(3)をベージュ色固体として得た。収率:51.2g(91%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):13.30(s,1 H);7.75(t,J=7.8 Hz,1 H);7.27(d,J=8.0 Hz,1 H);2.47(s,3 H).
【0333】
塩化アセチル(23.0mL、321mmol)を、乾燥メタノール(350mL)中2−フルオロ−3−ヨード−4−メチル安息香酸(3、90.0g、321mmol)の撹拌懸濁液に0℃で滴下した。混合物を一晩還流させた。揮発性物質を減圧下で除去し、残渣を酢酸エチル(1300mL)に取り込んだ。重炭酸カリウムの飽和水溶液(2×1000mL)およびブライン(1000mL)で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、真空下で蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル30:1〜15:1)によって精製して、2−フルオロ−3−ヨード−4−メチル安息香酸メチル(4)を無色固体として得た。収率:67.6g(72%)。RF(SiO2、シクロヘキサン/酢酸エチル15:1): 0.40。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.80(t,J=7.7 Hz,1 H);7.10(d,J=8.0 Hz,1 H);3.93(s,3 H);2.52(s,3 H).
【0334】
無水ジメチルスルホキシド(500mL)中ジクロロメタン(1.94g、2.38mmol)を有する、2−フルオロ−3−ヨード−4−メチル安息香酸塩(4、35.0g、119mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(5、33.3g、131mmol)、無水酢酸カリウム(35.0g、357mmol)、および[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)錯体を、アルゴン雰囲気下で週末にわたって110℃において撹拌した。反応混合物を周囲温度まで冷却し、溶媒を真空下で蒸発させ、粗生成物6を酢酸エチル(4×500mL)および水(1.0L)で抽出した。有機層を組み合わせ、セライトパッドを通して濾過し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル9:1)によって精製して、2−フルオロ−4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(6)を無色固体として得た。収率:29.4g(84%)。RF(SiO2、シクロヘキサン/酢酸エチル9:1):0.30。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.84(t,J=8.0 Hz,1 H);7.00(d,J=8.1 Hz,1 H);3.90(s,3 H);2.47(s,3 H);1.39(s,12 H).
【0335】
ベンゾトリフルオリド(300mL)中2−フルオロ−4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(6、27.5g、93.5mmol)、1−ブロモピロリジン−2,5−ジオン(NBS、18.3g、103mmol)、および2,2−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)(AIBN、0.77g、4.68mmol)を85℃で16時間撹拌した。溶媒を真空下で蒸発させ、残渣をジエチルエーテル(2×150mL)で抽出した。有機層を水(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、4−(ブロモメチル)−2−フルオロ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(7)を黄色固体として得た。収率:33.5g(96%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.93(t,J=7.8 Hz,1 H);7.21(d,J=8.1 Hz,1 H);4.71(s,2 H);3.91(s,3 H);1.42(s,12 H).
【0336】
アセトニトリル(1L)中4−(ブロモメチル)−2−フルオロ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(7、33.5g、89.8mmol)および酢酸カリウム(17.6g、180mmol)の溶液を75℃で一晩撹拌した。懸濁液を脱脂綿を通して濾過し、蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中に溶解し、再び濾過した。溶媒を蒸発させて、4−(アセトキシメチル)−2−フルオロ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(8)をベージュ色固体として得た。収率:30.0g(95%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):7.96(t,J=7.8 Hz,1 H);7.24(d,J=7.9 Hz,1 H);5.25(s,2 H);3.92(s,3 H);2.11(s,3 H);1.39(s,12 H).
【0337】
水(250mL)中メチル4−(アセトキシメチル)−2−フルオロ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(8、30.0g、85.2mmol)および水酸化ナトリウム(17.0g、426mmol)の溶液を周囲温度で3時間撹拌した。その後、水(50mL)中塩酸(35%w/w、45mL)の水溶液を添加して、pHを1に低下させた。反応混合物を16時間撹拌した。得られる沈殿物を濾過し、凍結乾燥させて、7−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(9)をオフホワイト色固体として得た。収率:9.76g(58%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):13.17(bs,1 H);9.38(bs,1 H);8.29(d,J=7.7 Hz,1 H);7.36(d,J=11.2 Hz,1 H);5.02(s,2 H).LC−MS:197.3(M+H)+。
【0338】
アセトニトリル(300mL)およびジクロロメタン(200mL)中2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェノール(9.61g、52.2mmol)、7−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(9、10.2g、52.2mmol)の溶液、およびN,N’−ジクロヘキシルカルボジイミド(DCC、10.8g、52.2mmol)を周囲温度で週末にわたって撹拌した。反応混合物を濾過し、真空下で蒸発させた。残渣をアセトニトリル中に溶解し、濾過し、再び真空下で蒸発させて、ペンタフルオロフェニル7−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(10)をベージュ色固体として得た。収率:18.8g(100%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.55(bs,1 H);8.32−8.20(m,1 H);7.51(d,J=8.1 Hz,1 H);5.13(s,2 H).
【0339】
N,N−ジメチルホルムアミド(200mL)中ペンタフルオロフェニル7−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(10、9.46g、26.1mmol)、(2−アミノエチル)グリシン(11、1.54g、13.1mmol)、およびトリエチルアミン(14.5mL、105mmol)の溶液を周囲温度で一晩(16時間)撹拌した。反応混合物を蒸発させ、TLCを実施するためにそれをジクロロメタン中で溶解しようと試みた。粗生成物は、ジクロロメタン、酢酸エチル、およびアセトニトリルに不溶性であることが発見された。したがって、酢酸エチル(0.5L)から沈殿させ、固体を遠心分離によって収集した。第1の沈殿物(A)を0.5M塩酸溶液(2×50mL)で洗浄し、第2の沈殿物(B)を得て、これを濾過し、保持した。濾液を凍結乾燥させて、塩で汚染された生成物12を得た。塩をテトラヒドロフラン中の溶解および濾過によって除去した。残りの溶液を真空下で蒸発させて、生成物12の第1の群を得た。沈殿物(B)をアセトニトリルおよび水(3:1)中に溶解し、濾過し、残りの溶液を凍結乾燥させた。得られる固体をテトラヒドロフラン中に溶解し、沈殿塩を濾過し、濾液を真空下で蒸発させて、N−(7−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニル)−N−(2−(7−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)グリシン(12)の第2の部分をベージュ色固体として得た。収率:2.09g(34%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.41−9.33(m,2 H);8.42−8.18(m,1 H);7.81−7.64(m,1 H);7.43−7.11(m,3 H);5.07−4.97(m,4 H);4.22(s,1 H);3.98(s,1 H);3.68(t,J=6.5 Hz,1 H);3.60−3.40(m,3 H).LC−MS:475.5(M+H)+。
【0340】
[実施例33:2,5−ジオキソピロリジン−1−イル 2−((オキソビス(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)−λ
6−スルファニリデン)アミノ)アセテート]
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル2−((オキソビス(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−λ
6−スルファニリデン)アミノ)アセテート(1、2.05g、4.38mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(2.78g、11.0mmol)、(1,5−シクロオクタジエン)(メトキシ)イリジウム(I)二量体(87.0mg、0.13mmol)、および4,4−ジ−tert−ブチル−2,2−ジピリジル(dtbpy、82.0mg、0.31mmol)を、アルゴン下で脱気テトラヒドロフラン(12mL)中に溶解した。得られる混合物を60℃まで温め、この温度で一晩加熱した。混合物を蒸発乾固させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:ジクロロメタン/酢酸エチル10:0〜4:1)によって精製して、tert−ブチル2−((オキソビス(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)−λ
6−スルファニリデン)アミノ)アセテート(2)をオフホワイト色発泡体として得た。収率:2.92g(93%)。
1H NMRスペクトル(300MHz,CDCl
3,δH):8.59(s,2 H);8.42(s,2 H);8.21(s,2 H);3.76(s,2 H);1.51(s,9 H);1.36(s,12 H);1.35(s,12 H).
19F NMRスペクトル(282 MHz,CDCl
3,δF):−62.55(s).LC−MS:556.6(M−2×ピナコール+H)+、638.8(M−ピナコール+H)+、721.0(M+H)+。
【0341】
トリフルオロ酢酸(24mL)をジクロロメタン(8mL)中tert−ブチル2−((オキソビス(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)−λ
6−スルファニリデン)アミノ)アセテート(2、2.91g、4.05mmol)の溶液に添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を真空下で蒸発乾固させ、残渣をトルエン(3×20mL)およびジクロロメタン(3×20mL)から蒸発させた。残渣をジクロロメタン(200mL)と0.5M水酸化ナトリウム水溶液(250mL)との間で分割した。分離した水相をジクロロメタン(2×100mL)で洗浄し、1M塩酸(200mL)で酸性化し、酢酸エチル(3×250mL)で抽出した。組み合わせた酢酸エチル抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で蒸発させて、2−((オキソビス(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)−λ
6−スルファニリデン)アミノ)酢酸(3)をオフホワイト色発泡体として得た。収率:2.30g(86%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.55(s,2 H);8.33(s,2 H);8.29(s,2 H);3.85(s,2 H);1.39(s,24 H).
19F NMRスペクトル(282 MHz,CDCl
3,δF):−62.69(s).LC−MS:500.5(M−2×ピナコール+H)+、582.6(M−ピナコール+H)+、664.8(M+H)+。
【0342】
乾燥アセトニトリル(16.2mL)を2−((オキソビス(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)−λ
6−スルファニリデン)アミノ)酢酸(3、2.15g、3.24mmol)および炭酸N,N−ジスクシンイミジル(DSC、1.25g、4.86mmol)にアルゴン下で添加した。ピリジン(392mL、4.86mmol)を添加し、混合物を超音波処理して、微細懸濁液を形成した。得られる懸濁液を4時間撹拌して、透明な溶液を得た。追加の量の炭酸N,N−ジスクシン意味ジル(DSC、415mg、1.62mmol)およびピリジン(131mL、1.62mmol)を添加し、混合物を室温で一晩撹拌した。LC/MS分析は、活性化エステルへの完全な変換を示した。混合物を蒸発乾固させて、残渣を、酢酸エチル(200mL)と0.1M塩酸水溶液(100mL)との間で分割した。相を分離し、有機相を0.1M塩酸水溶液(2×50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣をジクロロメタン(40mL)中に溶解し、続いてピナコール(383mg、3.24mmol)を添加した。溶液を蒸発させ、残渣をジクロロメタン(3×40mL)から蒸発させた。得られる発泡体をシクロヘキサン(2×50mL)で洗浄し、ジクロロメタン(40mL)中に再溶解し、蒸発させ、真空下で乾燥させて、表題化合物(4)をオフホワイト色発泡体として得た。収率:1.82g(74%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.57(s,2 H);8.37(s,2 H);8.24(s,2 H);4.20(s,2 H);2.83(s,4 H);1.36(s,24 H).
19F NMRスペクトル(282 MHz,CDCl
3,δF):−62.66(s).LC−MS:761.9(M+H)+。
【0343】
[実施例34:2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−((3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)メチル)スルホニル)安息香酸塩]
【化142】
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3−ヨード安息香酸メチル(2、10.5g、40.0mmol)、無水炭酸カリウム(11.0g、80.0mmol)、ヨウ化銅(1.52g、8.00mmol)、および3−トリフルオロメチルベンゼンチオール(1、8.22mL、60.0mmol)を、乾燥1,2−ジメトキシエタン(100mL)中に懸濁させ、得られる懸濁液を80°Cで48時間撹拌した。周囲温度まで冷却した後、反応混合物をシクロヘキサン(300mL)で希釈し、セライトで覆われたシリカゲルのパッド(125g)を通して濾過し(酢酸エチル/シクロヘキサン1:10、3×200mLで洗浄)、真空下で蒸発させた。残渣を酢酸(120mL)中に溶解し、30%過酸化水素水溶液(16.0mL、156mmol)を少量ずつ添加した(発熱)。80℃(油浴)で16時間撹拌した後、反応混合物を真空下で蒸発させ、酢酸エチル(400mL)に取り込み、水(400mL)およびブライン(400mL)で洗浄した。無水硫酸ナトリウムでの有機層の乾燥、濾過、および真空下での蒸発により、メチルエステル4を黄色油として得て、これをフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 300、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル4:1)に供して、3−((3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)安息香酸メチル(4)を無色油として得た。収率:5.40g(39%)。LC−MS:346.0(M+H)+.
【0344】
3−((3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)安息香酸メチル(4、5.40g、15.7mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(9.97g、39.0mmol)、(1,5−シクロオクタジエン)(メトキシ)イリジウム(I)二量体(310mg、0.47mmol)、および4,4−ジ−tert−ブチル−2,2−ジピリジル(dtbpy、295mg、1.10mmol)を、窒素下で乾燥、脱気テトラヒドロフラン(30mL)中に溶解した。反応混合物を50℃(油浴)で16時間撹拌した。周囲温度まで冷却した後、氷冷水(30mL)をゆっくり添加して、ピナコールボランを分解した(水素ガス発生)。30分後、水酸化リチウム一水和物(6.59g、157mmol)を添加し、得られる混合物を周囲温度で3時間撹拌した後、水(300mL)に取り込み、ジクロロメタン(3×60mL)で抽出した。ジクロロメタン抽出物を廃棄し、水層を濃縮塩酸によってpH2に酸性化した。水層を酢酸エチル(50mL)で抽出し、廃棄した。有機層をブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。得られる黄色がかった発泡体をピナコール(118mg、1.00mmol)で処理し、温かいアセトニトリル(20mL)中に溶解した。溶液を冷凍庫内で一晩結晶化するために放置した。沈殿した生成物を濾過によって収集し、冷却したアセトニトリルで洗浄し、頂部の空気で乾燥させて、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−((3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)安息香酸(5)を無色固体として得た。収率:5.90g(65%)。LC−MS:582.6(M+H)+。
【0345】
3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−((3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)安息香酸(5、5.90g、10.1mmol)および炭酸ビス(スクシンイミジル)(3.63g、14.2mmol)を、窒素下の無水アセトニトリル(45mL)およびピリジン(1.14mL、14.2mmol)中に懸濁した。反応混合物を加熱して、溶解をもたらした。16時間撹拌した後、反応混合物を真空下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(200mL)に取り込み、ブライン(3×200mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、オフホワイト色固体を得た。ピナコール(473mg、4.00mmol)を添加し、混合物をアセトニトリル(30mL)中で1時間撹拌するために放置した。アセトニトリルを真空下で蒸発させた。得られる白色発泡体をヘキサン(30mL)中に溶解し、溶液を周囲温度で一晩結晶化するために放置して、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−((3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)安息香酸塩(6)を白色固体として得た。収率:6.50g(94%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.76−8.72(m,2 H);8.67(s,1 H);8.55(s,1 H);8.32(s,1 H);8.27(s,1 H);2.92(s,4 H);1.37(s,12 H)と重複している1.37(s,12 H).
19F NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δF):62.64(s,3 H).LC−MS:680.6(M+H)+。
【0346】
[実施例35:N−(1−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニル)−N−(2−(1−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)グリシン]
【化143】
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4−メチル−2−(トリフルオロメチル)安息香酸(1、25.0g、123mmol)を硫酸(183mL)中に溶解し、続いてN−ヨードスクシンイミド(33.1g、147mmol)を添加した。得られる混合物を室温で一晩撹拌し、次いで氷上に注いだ。氷が完全に溶けたとき、混合物を酢酸エチル(500mL)で抽出した。有機層を、5%チオ硫酸ナトリウム水溶液(2×250mL)および水(1×250mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させて、5−ヨード−4−メチル−2−(トリフルオロメチル)安息香酸(2)をベージュ色粉末として得た。収率:37.7g(93%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):13.68(bs,1 H);8.22(s,1 H);7.76(s,1 H);2.47(s,3 H).
【0347】
5−ヨード−4−メチル−2−(トリフルオロメチル)安息香酸(2、22.2g、67.2mmol)、オルトギ酸トリメチル(14.7mL、135mmol)、およびメタンスルホン酸(2.8mL)の混合物を、窒素雰囲気下で80℃において一晩還流させた。溶媒を蒸発させた。残渣を5%炭酸ナトリウム水溶液(200mL)中に溶解し、酢酸エチル(3×250mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水(1×300mL)およびブライン(1×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣を高速フラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル9:1)によって精製して、5−ヨード−4−メチル−2−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(3)を白色結晶として得た。収率:35.9g(91%)。RF(シクロヘキサン/酢酸エチル9:1):0.50。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.26(s,1 H);7.57(s,1 H);3.93(s,3 H);2.53(s,3 H).
【0348】
ベンゾトリフルオリド(95mL)中5−ヨード−4−メチル−2−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(3、35.9g、104mmol)、N−ブロモスコシンイミド(20.4g、114mmol)、および2,2−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)(AIBN、5.12g、31.2mmol)の混合物を85Cで一晩撹拌した。完全変換は達成されなかったが、反応は徐々に増した。ジクロロメタン(150mL)を添加し、混合物を水(3×100mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をアセトニトリル(440mL)中に溶解し、酢酸カリウム(10.2g、104mmol)を添加した。混合物を75Cで一晩撹拌した。不溶性材料を濾過し、濾液を蒸発させた。残渣フラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:シクロヘキサン/ジクロロメタン4:1〜1:1.5)によって精製して、4−(アセトキシメチル)−5−ヨード−2−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(4)を白色粉末として得た。収率:17.5g(42%)。RF(シクロヘキサン/酢酸エチル9:1): 0.35。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.28(s,1 H);7.70(s,1 H);5.16(s,2 H);3.95(s,3 H);2.20(s,3 H).
19F NMRスペクトル(282 MHz,CDCl
3,δF):−59.96(s).
【0349】
乾燥N,N−ジメチルスルホキシド(110mL)中4−(アセトキシメチル)−5−ヨード−2−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(4、17.5g、43.5mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(14.3g、56.5mmol)、および乾燥酢酸カリウム(21.3g、217mmol)の混合物を脱気し、次いで[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(1.59g、2.17mmol)を添加した。反応混合物を95℃において一晩、窒素雰囲気下で撹拌した。冷却後、ジエチルエーテル(500mL)を添加し、沈殿物をセライトパッドを通して濾過した。濾液を5%塩化ナトリウム水溶液(3×500mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、4−(アセトキシメチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(5)を黒色油として得た。この油をさらなる精製なしで次のステップに使用した。
収率:22.5g。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.22(s,1 H);7.74(s,1 H);5.44(s,2 H);3.94(s,3 H);2.14(s,3 H);1.36(s,12 H).
19F NMRスペクトル(282 MHz,CDCl
3,δF):−60.07(s).
【0350】
4−(アセトキシメチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)安息香酸メチル(5、17.5g、43.5mmol)を、水(150mL)中水酸化ナトリウム(8.70g、217mmol)の溶液中に懸濁した。混合物を室温で6時間撹拌し、次いでジエチルエーテル(2×200mL)で抽出した。水相を濃縮塩酸(18.9mL)で酸性化し、得られる混合物を室温で一晩撹拌した。沈殿物を濾過し、水で洗浄し、乾燥させて、1−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロロ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(6)を灰色粉末として得た。収率:7.62g(71%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):13.50(bs,1 H);9.57(s,1 H);8.16(s,1 H);7.92(s,1 H);5.11(s,2 H).
19F NMRスペクトル(282 MHz,DMSO−d6,δF):−57.91(s).LC−MS:245.9(M−H)−。
【0351】
1−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(6、6.71g、27.3mmol)をテトラヒドロフラン/ジクロロメタン混合物(1:1、50mL)中に溶解し、続いて2,3,4,5,6−ペントラフルオロフェノール(5.03g、27.3mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩(5.23g、27.3mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(150mL)中に溶解し、水(3×100mL)およびブライン(1×100mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をジエチルエーテル(10mL)中に溶解し、n−ヘキサン(200mL)を添加した。沈殿物を濾過し、濾液を蒸発させた。同じ手順を沈殿物で2回繰り返した。全ての濾液を一緒に組み合わせ、蒸発乾固させて、ペンタフルオロフェニル1−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(7)を黄色の固い油として得た。収率:9。76g(87%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.74(s,1 H);8.53(s,1 H);8.16(s,1 H);5.18(s,2 H).
【0352】
ペンタフルオロフェニル1−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(7、9.51g、23.1mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(30mL)中に溶解した。続いて、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(10.1mL、57.7mmol)、および水(30mL)中(2−アミノエチル)グリシン塩酸塩(8、1.78g、11.5mmol)の溶液を添加した。得られる混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、溶媒を蒸発させた。残渣を酢酸エチル(200mL)中に溶解し、塩酸水溶液(1×200mL)、水(2×200mL)、およびブライン(1×150mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をシクロヘキサンで処理した。沈殿物を濾過し、シクロヘキサンで洗浄し、フラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:ジクロロメタン/メタノール/ギ酸10:1:0.05)によって精製した。生成物を含有する分画を組み合わせて、蒸発させた。残渣をシクロヘキサンで処理した。沈殿物を濾過し、シクロヘキサンで洗浄し、アセトニトリル(50mL)中に溶解し、凍結乾燥させて、表題化合物(9)をベージュ色粉末として得た。収率:3.63g(55%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,AcOD−d4,80 C,δH):8.04−7.66(m,4 H);5.28−5.04(m,4 H);4.63−4.34(m,1 H);4.22−3.78(m,3 H);3.72−3.49(m,2 H).LC−MS:574.0(M+H)+.
【0353】
[実施例36:N−(4−クロロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニル)−N−(2−(4−クロロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)グリシン]
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC.HCl、6.20g、23.1mmol)を、ジクロロメタン(70mL)中4−クロロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(1、4.90g、23.1mmol)およびペンタフルオロフェニル(Pfp−OH、5.53g、23.1mmol)の懸濁液に添加し、混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発乾固させた。残渣を酢酸エチル(200mL)と10%硫酸水素カリウム水溶液(200mL)との間で分割した。有機層を分離し、水(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で蒸発させた。残渣をジクロロメタン中に溶解し、冷蔵庫内に一晩配置した。固体を濾過し、酢酸エチル(2×20mL)で洗浄した。濾液を組み合わせ、蒸発乾固させた。シクロヘキサン(100mL)を残渣に添加し、混合物を室温で15分間撹拌した。混合物をデカントし、沈殿物を真空下で乾燥させて、ペンタフルオロフェニル4−クロロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(2)をオフホワイト色固体として得た。収率:8.29g(95%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.83(bs,1 H);8.61(s,1 H);8.26(s,1 H);5.13(s,2 H).LC−MS:377.4(M−H)−。
【0354】
トリエチルアミン(10.0mL、131.6mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド/水(2:1、60mL)中ペンタフルオロフェニル1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(2、8.29g、21.9mmol)およびN−2−アミノエチルグリシン(3、1.30g、1.70mmol)の混合物に添加し、得られる溶液を室温で一晩撹拌した。その後、それを1M二硫酸カリウム溶液水溶液(200mL)で酸性化し、酢酸エチル(3×250mL)で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をトルエン(3×100mL)で共蒸留し、ジエチルエーテル(60mL)で粉砕した。沈殿物を濾過し、ジエチルエーテル(2×50mL)で洗浄し、空気乾燥させた。得られた粉末をアセトニトリル/水混合物(2:1、20mL)中に溶解し、凍結乾燥させて、化合物4を無色固体として得た。収率:1.50g(15%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.87(bs,1 H);9.59−9.41(m,2 H);8.77−8.54(m,5 H);5.07−4.88(m,4 H);4.25−3.92(m,2 H);3.60−3.24(m,4 H).LC−MS:507.3(M+H)+。
【0355】
[実施例37:(S)−4−((2S)−2,3−ビス(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)プロパンアミド)−5−tert−ブトキシ)−5−オキソペンタン酸]
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
アセトニトリル(1L)中ペンタフルオロフェノール(35.1g、191mmol)、1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(1、40.8g、166mmol)、およびN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、39.3g、191mmol)の溶液を周囲温度で24時間撹拌した。反応混合物を濾過し、蒸発させ、アセトニトリル中に溶解し、再濾過し、蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン(1L)中に沈殿させ、濾過して、ペンタフルオロフェニル1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロロ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(2)を白色固体として得た。収率:52.8g(77%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.79(s,1 H);8.86(s,1 H);8.46(s,1 H);5.30(s,2 H).
【0356】
2−クロロトリチルクロリド樹脂100〜200メッシュ、1.5mmol/g(3、4.47g、6.71mmol)を、乾燥ジクロロメタン(30mL)中に30分間放置して膨潤させた。乾燥ジクロロメタン(30mL)中(2S)−5−(tert−ブトキシ)−2−{[(9H−フルオレン−9−イルメトキシ)カルボニル]アミノ}−5−オキソペンタン酸(Fmoc−Glu−OtBu、1.90g、4.47mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.96mL、17.0mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。樹脂を濾過し、メタノール/ジクロロメタン混合物(4:1、2×5分、2×40mL)中N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.56mL、8.95mmol)の溶液で処理した。次いで、樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×30mL)、ジクロロメタン(2×40mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(3×40mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×20分、2×40mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(3×40mL)、2−プロパノール(2×40mL)、およびジクロロメタン(3×40mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(40mL)中(2S)−2,3−ビス((((9H−フルオレン−9−yl)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロピオン酸(Fmoc−Dap(Fmoc)−OH、3.68g、6.71mmol)、1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HATU、2.55g、6.71mmol)、および2,4,6−トリメチルピリジン(1.60mL、12.1mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を2時間振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×40mL)、ジクロロメタン(2×40mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×40mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×30分、2×40mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(3×40mL)、2−プロパノール(2×40mL)、およびジクロロメタン(3×40mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(40mL)中ペンタフルロフェニル1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(2、5.53g、13.4mmol)およびトリエチルアミン(4.99mL、35.8mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(6×40mL)およびジクロロメタン(10×50mL)で洗浄した。生成物を、2,2,2−トリフルオロエタノール(60mL)で16時間処理することによって樹脂から開裂した。樹脂を濾過し、ジクロロメタン(4×50mL)で洗浄した。粗生成物(4)を真空下で乾燥させ、酢酸エチル(2×70mL)および1M硫酸水素カリウム水溶液(50mL)で抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。次いで、粗生成物をジエチルエーテル(20mL)中で粉砕して、(S)−4−((2S)−2,3−ビス(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)プロパンアミド)−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソペンタン酸(4)をベージュ色固体として得た。収率:1.89g(57%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,AcOD−d4,δH):8.50(s,1 H);8.46(s,1 H);8.29(s,1 H);8.26(s,1 H);5.28(d,J=2.6 Hz,4 H);5.20(t,J=5.9 Hz,1 H);4.55(dd,J=8.5および5.2 Hz,1 H);4.08(dd,J=6.0および2.1 Hz,2 H);2.57−2.42(m,2 H);2.34−2.16(m,1 H);2.17−2.08(m,1 H);1.47(s,9 H).LC−MS:746.3(M+H)+。
【0357】
[実施例38:N−(4−(ジフルオロメチル)−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニル)−N−(2−(4−(ジフルオロメチル)−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)グリシン]
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
濃縮硫酸(35mL)をメタノール(1.2L)中3−ブロモ−5−ヨード−4−メチル安息香酸(1、55.4g、162mmol)の溶液に添加し、反応混合物を一晩還流下で撹拌させた。次いで、反応混合物を減圧下で蒸発させ、ジエチルエーテル(700mL)中に溶解し、水(2×300mL)で洗浄し、炭酸カリウム溶液の飽和溶液(1×300mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、3−ブロモ−5−ヨード−4−メチル安息香酸メチル(2)を白色固体として得た。収率:50.0g(87%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):8.32(d,J=1.7 Hz,1 H);8.09(d,J=1.3 Hz,1 H);3.86(s,3 H);2.65(s,3 H).
【0358】
乾燥テトラヒドロフラン(250mL)中3−ブロモ−5−ヨード−4−メチル安息香酸メチル(2、37.3g、105mmol)の溶液に、テトラヒドロフラン(89.0mL、115mmol)中イソプロピルマグネシウムクロリドリチウムクロリド錯体の1.3M溶液を、不活性雰囲気下で−30Cにおいて滴下し、20分間撹拌した。次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(12.2mL、158mmol)を−30Cで添加した。反応混合物を周囲温度まで温め、16時間撹拌した。次いで、反応混合物を減圧下で蒸発させ、酢酸エチル(300mL)中に溶解し、水(2×200mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過、蒸発させて、3−ブロモ−5−ホルミル−4−メチル安息香酸メチル(3)を白色固体として得た。収率:24.9g(92%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):10.27(s,1 H);8.53−8.34(m,2 H);3.97(s,3 H);2.82(s,3 H).
【0359】
ジクロロメタン(300mL)中3−ブロモ−5−ホルミル−4−メチル安息香酸メチル(3、24.8g、96.5mmol)および(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(DAST、25.5mL、193mmol)の溶液を周囲温度で16時間撹拌した。反応を水(200mL)の添加によってクエンチし、ジクロロメタン(2×200mL)で抽出した。有機層を組み合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、3−ブロモ−5−(ジフルオロメチル)−4−メチル安息香酸メチル(4)を白色固体として得た。収率:23.3g(87%)。1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,H):8.35(d,J=1.1 Hz,1 H);8.14(d,J=0.9 Hz,1 H);6.78(t,J=54.8 Hz,1 H);3.93 (s,3 H);2.55(t,J=1.4 Hz,3 H)。
【0360】
トリフルオロトルエン(120mL)中N−ブロモスクシンイミド(16.4g、91.9mmol)、3−ブロモ−5−(ジフルオロメチル)−4−メチル安息香酸メチル(4、23.3g、83.5mmol)、および2,2−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)(AIBN、1.36g、8.36mmol)を85Cで一晩撹拌した。反応混合物を蒸発させ、次いでジエチルエーテル(2×300mL)で抽出した。有機層をブライン(1×150mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、粗い3−ブロモ−4−(ブロモメチル)−5−(ジフルオロメチル)安息香酸メチル(5)を得て、これをアセトニトリル(300mL)中の酢酸カリウム(16.4g、167mmol)と75Cにおいて一晩撹拌した。懸濁液をセライトの短いパッドを通して濾過し、蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中に溶解し、再び濾過した。濾液を蒸発させ、カラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル9:1)によって精製して、4−(アセトキシメチル)−3−ブロモ−5−(ジフルオロメチル)安息香酸メチル(6)を白色固体として得た。収率:17.1g(61%)。RF(SiO2、ヘキサン/酢酸エチル9:1):0.50。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.40(s,1 H);8.26(s,1 H);7.02(t,J=54.7 Hz,1 H);5.38(s,2 H);3.97(s,3 H);2.11(s,3 H).
【0361】
乾燥ジオキサン(200mL)中4−(アセトキシメチル)−3−ブロモ−5−(ジフルオロメチル)安息香酸メチル(6、17.1g、50.7mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(14.2g、55.7mmol)、酢酸カリウム(14.9g、152mmol)、および[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(1.24g、1.52mmol)の溶液をアルゴン雰囲気下で2日間、75°Cで撹拌させた。次いで、反応混合物を周囲温度まで冷却し、濾過し、蒸発させた。粗生成物を、シリカゲルカラム(Silicagel、0.063〜0.200mm、溶離液:シクロヘキサン/酢酸エチル9:1)を通して濾過して、4−(アセトキシメチル)−3−(ジフルオロメチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(7)を得た。収率:16.3g(84%)。RF(SiO2、シクロヘキサン/酢酸エチル9:1): 0.30。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.57(s,1 H);8.38(s,1 H);7.04(t,J=55.1 Hz,1 H);5.54(s,2 H);3.97(s,3 H);2.06(s,3 H);1.39(s,12 H).
【0362】
水(200mL)中4−(アセトキシメチル)−3−(ジフルオロメチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(7、16.3g、42.3mmol)および水酸化ナトリウム(8.45g、212mmol)の溶液を周囲温度で3時間撹拌した。次いで、水(50mL)中濃縮塩酸(20mL)の溶液を添加して、pHを1に低下させた。反応混合物を冷蔵庫内に一晩放置した。沈殿物を濾過し、乾燥させて、4−(ジフルオロメチル)−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(8)を白色固体として得た。収率:8.55g(89%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):13.25(bs,1 H);9.54(s,1 H);8.51(s,1 H);8.20(s,1 H);7.22(t,J=55.1 Hz,1 H);5.19(s,2 H).
【0363】
ジクロロメタン(100mL)中ペンタフルオロフェノール(8.28g、45.0mmol)、4−(ジフルオロメチル)−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(8、8.55g、37.5mmol)、およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC.HCl、10.1g、52.5mmol)を周囲温度で3時間撹拌した。反応混合物を蒸発させ、酢酸エチル(200mL)中に溶解し、1M塩酸水溶液(3×200mL)およびブライン(1×200mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗生成物9を高温シクロヘキサン(300mL)および酢酸エチル(30mL)から再結晶化して、ペンタフルオロフェニル4−(ジフルオロメチル)−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(9)を白色固体として得た。収率:8.20g(56%)。LC−MS:395.5(M+H)+。
【0364】
テトラヒドロフラン(40mL)および水(20mL)中ペルフルオロフェニル4−(ジフルオロメチル)−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(9、8.20g、20.8mmol)、(2−アミノエチル)グリシン(10、1.23g、10.4mmol)、およびトリエチルアミン(14.5mL、104mmol)の溶液を周囲温度で一晩撹拌した。次いで、テトラヒドロフランを蒸発させ、1M硫酸水素カリウム水溶液(30mL)を残渣に添加した。この混合物を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。有機層を組み合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗生成物11を酢酸エチル(10mL)中に溶解し、シクロヘキサン(100mL)で沈殿させた。沈殿物を濾過し、シクロヘキサン(50mL)で洗浄し、凍結乾燥さえて、N−(4−(ジフルオロメチル)−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニル)−N−(2−(4−(ジフルオロメチル)−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)グリシン(11)を白色固体として得た。収率:4.59g(82%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.87(bs,1 H);9.66−9.33(m,2 H);8.95−6.68(m,7 H);5.15(d,J=11.9 Hz,4 H);4.39−3.94(m,2 H);3.76−3.37(m,4 H).LC−MS:539.1(M+H)+。
【0365】
[実施例39:1−(tert−ブチル)−5−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)−(2−((オキソビス(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)−λ
6−スルファニリデン)アミノ)アセチル)−L−グルタメート]
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
続いて、乾燥ジクロロメタン(37mL)およびトリエチルアミン(1.53mL、11.0mmol)を、実施例33で調製した2,5−ジオキソピロリジン−1−イル−2−((オキソビス(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)−λ
6−スルファニリデン)アミノ)アミノ)アセテート(1、2.78g、3.66mmol)、および(S)−4−アミノ−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソペンタン酸(2、H−Glu−OtBu、891mg、4.39mmol)に添加した。混合物を超音波処理して溶液を得て、これを室温で6時間撹拌した。揮発性物質を真空下で除去し、残渣を酢酸エチル(200mL)中に再溶解した。得られる溶液を0.5M塩酸水溶液(3×50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣を酢酸エチル(50mL)中に再溶解し、酢酸エチル(20mL)中ピナコール(432mg、3.66mmol)の溶液を添加した。得られる溶液を真空下で蒸発させて、(S)−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソ−4−(2−((オキソビス(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)−λ
6−スルファニリデン)アミノ)アセトアミド)ペンタン酸(3)を淡黄色発泡体として得た。収率:3.07g(99%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.57(d,J=12.7 Hz,2 H);8.40(dd,J=8.3および0.7 Hz,2 H);8.25(s,2 H);7.96(d,J=8.1 Hz,1 H);4.57(m,1 H);3.71(dd,J=22.9および17.4 Hz,2 H);2.53−2.43(m,2 H);2.37−2.24(m,1 H);2.15−2.02(m,1 H);1.47(s,9 H);1.37(s,24 H).
19F NMRスペクトル(282 Mhz,CDCl
3,δF):−62.64(s).LC−MS:683.4(M−2×ピナコール−H)−。
【0366】
続いて、炭酸N,N−ジスクシンイミジル(DSC、1.84g、7.19mmol)およびピリジン(0.58mL、7.19mmol)を、乾燥アセトニトリル(18mL)中(S)−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソ−4−(2−((オキソビス(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)−λ
6−スルファニリデン)アミノ)アセトアミド)ペンタン酸(3、3.05g、3.59mmol)の溶液に添加し、混合物を超音波処理して、微細懸濁液を形成した。得られる懸濁液を室温で一晩撹拌して、透明な溶液を得た。溶液を蒸発乾固させて、残渣を、酢酸エチル(250mL)と0.5M塩酸水溶液(100mL)との間で分割した。相を分離し、有機相を0.5M塩酸水溶液(4×100mL)およびブライン(70mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣をジクロロメタン(40mL)中に溶解し、続いてピナコール(636mg、5.39mmol)を添加した。溶媒を真空中で除去し、残渣をジクロロメタン(50mL)から蒸発させた。得られる発泡体をシクロヘキサン(3×50mL)で粉砕し、得られる半固体をデカントし、ジクロロメタン(50mL)中に溶解し、真空下で蒸発乾固させた。残渣ジクロロメタン(3×50mL)から蒸発させ、しん乾燥させて、表題化合物(4)を白色発泡体として得た。収率:2.82g(83%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl
3,δH):8.57(s,1 H);8.51(s,1 H);8.43(s,1 H);8.31(s,1 H);8.25(s,1 H);8.24(s,1 H);7.77(d,J=7.9 Hz,1 H);4.60(m,1 H);3.73(dd,J=39.6および17.3 Hz,2 H);2.82(s,4 H);2.79−2.62(m,2 H);2.43−2.30(m,1 H);2.20−2.06(m,1 H);1.49(s,9 H);1.36(s,24 H).
19F NMRスペクトル(282 Mhz,CDCl
3,δF):−62.63(s).LC−MS:864.5(M−ピナコール+H)+、946.7(M+H)+。
【0367】
[実施例40:(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(2−(1−ヒドロキシ−N−(2−(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)アセトアミド)−5−オキソペンタン酸]
【化148】
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2−クロロトリチルクロリド樹脂100〜200メッシュ、1.5mmol/g(1、4.39g、6.59mmol)を、乾燥ジクロロメタン(30mL)中に30分間放置して膨潤させた。乾燥ジクロロメタン(30mL)中(S)−2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)ペンタン二酸1−tert−ブチルエステル(Fmoc−Glu−OtBu、1.87g、4.39mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.91mL、16.7mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。樹脂を濾過し、メタノール/ジクロロメタン混合物(4:1、2×5分、2×40mL)中N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.53mL、8.78mmol)の溶液で処理した。次いで、樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(2×30mL)、ジクロロメタン(2×40mL)、およびN,N−ジメチルホルムアミド(3×40mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×20分、2×40mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(3×40mL)、2−プロパノール(2×40mL)、およびジクロロメタン(3×40mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(40mL)中N−(((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)−N−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)エチル)グリシン(Fmoc−AEG(Fmoc)−OH、3.71g、6.59mmol)、1−((ジメチルアミノ)(ジメチルイミニオ)メチル−1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HATU、2.50g、6.59mmol)、および2,4,6−トリメチルピリジン(1.57mL、11.9mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を2時間振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(2×40mL)、ジクロロメタン(2×40mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2×40mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド中の20%ピペリジン(1×5分、1×30分、2×40mL)で処理することによって、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N−ジメチルホルムアミド(3×40mL)、2−プロパノール(2×40mL)、およびジクロロメタン(3×40mL)で洗浄した。N,N−ジメチルホルムアミド(40mL)中ペンタフルロフェニル1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキシレート(2、5.43g、13.2mmol)およびトリエチルアミン(4.90mL、35.1mmol)の溶液を樹脂に添加し、混合物を一晩振盪した。樹脂を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド(6×40mL)およびジクロロメタン(10×50mL)で洗浄した。生成物を、2,2,2−トリフルオロエタノール(60mL)で16時間処理することによって樹脂から開裂した。樹脂を濾過し、ジクロロメタン(4×50mL)で洗浄した。溶媒を蒸発させ、残渣を1M硫酸水素カリウム水溶液(50mL)および酢酸エチル(2×70mL)で抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。粗生成物を酢酸エチル/シクロヘキサン(1:10、40mL)から沈殿させ、カラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.063〜0.200mm、溶離液:アセトニトリル/水10:1)によって精製し、凍結乾燥させて、(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(2−(1−ヒドロキシ−N−(2−(1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)エチル)−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボキサミド)アセトアミド)−5−オキソペンタン酸(3)を白色固体として得た。収率:1.50g(45%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,AcOD−d4,δH):8.44(s,1 H);8.24(s,1 H);8.05(s, 1 H);7.77(s,1 H);5.25(d,J=17.1 Hz,4 H);4.70−4.25(m,3 H);4.03−3.67(m,4 H);2.49(bs,2 H);2.22(bs,1 H);1.49(s,9 H).LC−MS:760.3(M+H)+。
【0368】
[実施例41:1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸]
【化149】
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N−ブロモスクシンイミド(NBS、88.1g、495mmol)を、50%水性硫酸(270mL)中4−メチルベンゾニトリル(58.6g、500mmol)の冷たい懸濁液(10℃)に添加した。反応混合物を暗い状態で10Cにおいて40時間撹拌した。その後、懸濁液を濾過し、フィルターケーキを水(100mL)で洗浄し、酢酸エチル(800mL)中に溶解した。酢酸エチル中の粗生成物の溶液を、水(400mL)、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液(2×400mL)、およびブライン(200mL)で洗浄した。有機溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固させて、粗い3−ブロモ−4−メチルベンゾニトリルを黄色結晶として得た。生成物を精製なしで次のステップに使用した。収率:90.70g(92%)。RF(SiO2、ヘキサン/酢酸エチル9:1):0.45。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl3,δH):7.82(d,J=1.5 Hz,1 H);7.50(dd,J=7.9および1.7 Hz,1 H);7.34(d,J=7.9,1 H);2.47(s,3 H).
【0369】
過酸化ベンゾイル(1g)およびN−ブロモスクシンイミド(NBS、96.3g、541mmol)を、テトラクロロメタン(1.00L)中3−ブロモ−4−メチルベンゾニトリル(90.7g、463mmol)の溶液に添加した。混合物を一晩還流させた。その後、反応混合物を冷却し、ジクロロメタン(500mL)で希釈し、水(2×500mL)で抽出した。有機溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固させて、粗い3−ブロモ−4−(ブロモメチル)ベンゾニトリルを茶色油として得た。収率:135g。RF(SiO2、ヘキサン/酢酸エチル9:1):0.45。
【0370】
酢酸カリウム(98.1g、1.00mol)を、アセトニトリル(700mL)中の粗い上記の3−ブロモ−4−(ブロモメチル)ベンゾニトリル(135g)の冷たい(4℃)溶液に添加した。混合物を70℃で24時間撹拌した。混合物を蒸発させ、残渣を酢酸エチル(800mL)で希釈し、水(2×500mL)で抽出した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.060mm、溶離液:ヘキサン/酢酸エチル20:1〜5:1)によって精製して、2−ブロモ−4−シアノベンジルアセテートを白色結晶として得た。収率:60.90g(2ステップにわたって52%)。RF(SiO2、ヘキサン/酢酸エチル4:1):.0.30。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl3,δH):7.87(d,J=1.5 Hz,1 H);7.64(dd,J=8.1および1.7 Hz,1 H);7.53(d,J=8.1 Hz,1 H);5.22(s,2 H);2.19(s,3 H).
【0371】
アルゴン雰囲気下、ジクロロメタン(5g)と共に、2−ブロモ−4−シアノベンジルアセテート(60.0g、236mmol)、酢酸カリウム(46.3g、472mmol)、ビス(ピナコタート)ジボロン(65.9g、259mmol)、および[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロメタン(II)錯体を脱気1,4−ジオキサン(800mL)中に溶解し、混合物を18時間還流させた。その後、混合物を濾過し、濾液を蒸発させ、残渣を酢酸エチル(800mL)中に再溶解した。溶液を水(2×400mL)およびブライン(400mL)で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣を、カラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.060mm、溶離液:ヘキサン/酢酸エチル8:1)によって精製して、4−シアノ−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジルアセテートの白色結晶を得た。収率:48.80g(69%)。RF(SiO2、ヘキサン/酢酸エチル4:1): 0.35。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl3,δH):8.13(d,J=1.7 Hz,1 H);7.71(dd,J=7.9および1.9 Hz,1 H);7.49(d,J=8.1 Hz,1 H);5.42(s,2 H);2.13(s,3 H).
【0372】
メタノール(300mL)中の水酸化ナトリウム(13.1g、327mmol)の溶液を、メタノール(300mL)中4−シアノ−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−ly)ベンジルアセテート(44.8g、149mmol)の溶液に30Cで滴下した。反応混合物をさらに2時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣をテトラヒドロフラン(200mL)中に溶解した。2M水性塩酸(660mL)を添加し、得られる懸濁液を10分間撹拌した。懸濁液を10℃まで冷却し、濾過した。フィルターケーキを水(100mL)およびn−ヘキサン(100mL)で洗浄して、1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニトリルを白色粉末として得た。収率:20.15g(85%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):9.55(bs,1 H);8.09(s,1 H);7.90(d,J=8.1 Hz,1 H);7.63(d,J=7.9 Hz,1 H);5.07(s,2 H).
【0373】
濃縮塩酸(1.50L)中1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボニトリル(20.15g、127mmol)の懸濁液を24時間還流させ、10℃まで冷却した。懸濁液を濾過し、フィルターケーキを水(300mL)で洗浄した。フィルターケーキを水(500mL)中に懸濁し、凍結乾燥させた。残渣をジクロロメタン(500mL)中に懸濁し、濾過した。フィルターケーキをジクロロメタン(200mL)で洗浄し、真空下で乾燥させて、1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸を白色粉末として得た。収率:12.30g(55%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.92(s,1H);9.36(s,1 H);8.37(s,1 H);8.04(dd,J=7.9および0.9 Hz,1 H);7.52(d,J=8.1 Hz,1 H);5.05(s,2 H).LC−MS m/z:178.2(M+H)+。
【0374】
[実施例42:1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸]
【化150】
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1−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸を、実施例28に記載されるように調製した。
【0375】
[実施例43:4−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸]
【化151】
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硫酸(96%、400mL)中3−フルオロ−4−メチル安息香酸(1、61.7g、400mmol)の徹底的に撹拌した溶液を外部氷水浴によって冷却し、N−ブロモスクシンイミド(72.0g、405mmol)を20分間にわたって3回に分けて添加した。混合物を室温で4時間撹拌し、次いでさらなる量のN−ブロモスクシンイミド(72.0g、405mmol)を一度に添加し、混合物全体を室温で一晩撹拌した。得られる懸濁液を氷水(3.00L)で希釈し、10分間撹拌した。固体を濾過し、水(200mL)で洗浄し、水(3×600mL)で粉砕し、可能な限り吸い出した。湿潤固体を水(400mL)中に懸濁し、室温で撹拌し、水酸化ナトリウム溶液(200mLの水中50.0g、1.25mol)を添加した。得られる溶液を40
oCまで一晩加熱した。わずかに濁った溶液の濾過により、透明な黄色がかった濾液を得て、これに二硫酸カリウムの溶液(400mLの水中180g、1.32mol)を添加した。白色沈殿物を、ジクロロメタン/テトラヒドロフラン4:1(2×500mL)の混合物で抽出した。有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発乾固させて、白色固体残渣を得た。塩化チオニル(30.0mL、413mmol)を、無水メタノール(500mL)中のこの残渣の撹拌した冷却(−78℃)懸濁液に添加した。反応混合物を室温まで温め、次いで60Cまで一晩加熱した。溶液を室温まで冷却し、4℃で一晩保持した。結晶材料を濾過し、メタノール(2×50mL)、tert−ブチルメチルエーテル(2×50mL)によってで洗浄し、真空下で乾燥させて、2,3−ジブロモ−5−フルオロ−4−メチル安息香酸メチル(2)を無色結晶として得た。収率:78.2g(60%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl3,δH):7.37(d,J=9.0 Hz,1 H);3.94(s,3 H);2.46(d,J=2.3 Hz,3 H). LC−MS m/z:327.2(M+H)+。
【0376】
プロピオン酸(100mL)中の微粉銅(44.0g、692mmol)および2,3−ジブロモ−5−フルオロ−4−メチル安息香酸メチル(2、75.2g、231mmol)の懸濁液を撹拌し、85〜90℃まで6時間加熱し、室温まで冷却し、シクロヘキサン/トルエンの混合物(3:1、800mL)で希釈した。反応混合物を水(3×200mL)、10%二硫酸カリウム水溶液(2×200mL)、およびブライン(2×300mL)で洗浄した。有機溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発乾固させて、黄色がかった油を得て、これをフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.060mm、溶離液:シクロヘキサン/トルエン3:1)によって精製して、3−ブロモ−5−フルオロ−4−メチル安息香酸メチル(3)を無色結晶として得た。収率:52.5g(92%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl3,δH):7.51(s,1 H);7.37(d,J=9.0 Hz,1 H);3.86(s,3 H);2.37(d,J=2.4 Hz,3 H).LC−MS m/z:347.3(M+H)+。
【0377】
3−ブロモ−5−フルオロ−4−メチル安息香酸メチル(3、51.9g、210mmol)を、無水1,4−ジオキサン(400mL)中に溶解し、無水酢酸カリウム(65.3g、666mmol)およびビス(ピナコラート)ジボロン(4、75.1g、296mmol)を室温で添加し、この混合物を脱気した。1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(1.88g、2.57mmol)を添加し、混合物をアルゴン雰囲気中75℃まで40時間加熱した。混合物を減圧下で濃縮し、トルエン(1.1L)中に溶解し、水(2×200mL)で抽出した。有機溶液を無水硫酸ナトリウムを使用して乾燥させ、減圧下で蒸発させ、次いでフラッシュカラムクロマトグラフィ(Silicagel 60、0.040〜0.063mm、溶離液:トルエン/エチルアセテート9:1)によって精製して、3−フルオロ−4−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(5)を白色固体として得た。収率:50.0g(81%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,CDCl3,dH):8.20(s,1 H);7.70(d,J=10.0 Hz,1 H);3.85(s,3 H);2.50(s,3 H);1.36(s,12 H). LC−MS m/z:295.4(M+H)+。
【0378】
アゾビスイソブチロニトリル(AIBN、0.86g、5.20mmol)およびN−ブロモスクシンイミド(NBS、25.4g、143mmol)を、1,2−ジクロロエタン(200mL)中3−フルオロ−4−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(5、40.0g、136mmol)の溶液に添加した。混合物を一晩還流させた。反応混合物を室温まで冷却し、ジクロロメタン(500mL)で希釈し、水(2×500mL)で抽出した。有機溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固させて、4−(ブロモメチル)−3−フルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(6)を黄色がかった結晶として得た。生成物をさらなる精製なしで次のステップに使用した。収率:35.5g(70%)。LC−MS m/z:373.4(M+H)+。
【0379】
4−(ブロモメチル)−3−フルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(6、7.46g、20.0mmol)を、2.5M水酸化ナトリウム水溶液(40.0mL、100mmol)と室温で一晩撹拌した。6M塩酸水溶液(20.0mL、120mmol)を添加し、混合物を30分間撹拌し、4℃で一晩保持した。白色沈殿物を濾過によって収集し、水(2×100mL)で洗浄し、空気乾燥させて、4−フルオロ−1−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−6−カルボン酸(7)を白色固体として得て、これをさらなる精製なしで次のステップに使用した。収率:3.76g(96%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz,DMSO−d6,δH):12.8(s,1 H);9.57(s,1 H);8.20(s,1 H);7.72(d,J=7.1 Hz,1 H);5.14(s,2 H). LC−MS m/z:197.4(M+H)+。
【0380】
インスリン誘導体の調製
C18カラム、ならびに水中の0.1%TFAを緩衝液Aとして、およびアセトニトリル中の0.1%TFAを緩衝液Bとして使用して、LCMS分析を実施した。
ホウ素−インスリン誘導体のLCMSは一般に、主ピークとして脱水種を示す。
イオン化状態に対して[M+nH−2x m M
水]
n+「n」および「m」はボロン酸の数
イオン化状態に対して[M+nH−1x m M
水]
n+「n」および「m」はボロキソールの数
例えば、4つのボロン酸を有する誘導体のペンタイオン状態に対して[M+5H−2x(4x18.015)]
5+
[M+4H−x(水)]
4+および[M+5H−x(水)]
5+に対する測定値および計算値は、表2(実施例Bの下に示される)に示される。
【0381】
実施例におけるインスリン共役体は、アミノ酸に対する標準的な一文字略語を使用して描かれる。システイン残基の硫黄原子は、ジスルフィド架橋を図示するために具体的に描き出される。共役によって修飾される残基は、関連するアミノ酸において修飾が行われた正確な場所を示すために描き出される。ペプチド化学において標準的であるように、インスリンのN末端は、小さいフォントH−で示され、C端子は、小さいフォント−OHで示される。H−および−OHは、末端残基が共役によって修飾される場合には使用されず、その場合、残基は、上述のように拡大して描かれる。ヒトインスリンの置換は、場合によっては、小さいフォントのスター(*)で示される。
【0382】
まだスクシンイミジルエステルではなかったビルディングブロックを、インスリンとの共役前にアセトニトリルまたはTHF中のHONSU/DICまたはTSTUを使用して活性化した。
【0383】
[実施例101]
【化152】
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A22K desB30ヒトインスリン(500mg、0.086mmol)を0.1M炭酸ナトリウム(5mL)、pH10.5中に溶解した。実施例2のビルディングブロック(146mg、0.189mmol)をMeCN(5mL)中に溶解し、上記のインスリン溶液に添加した。pHを監視し、10.5近くにとどまった。30分後、LCMSは、所望の生成物の形成を示す。混合物を水(11mL)中の20%MeCNで希釈し、TFAを使用してpHを1.5に調整した。生成物を、水中の0.1%TFAを緩衝液Aとして、かつアセトニトリル中の0.1%TFAを緩衝液Bとして使用した、C18カラム上の逆相HPLC(RP−HPLC)によって精製した。生成物を凍結乾燥によって単離した。LCMSの測定値1670.4[M+4H−8x水]
4+、計算値1670.6、表2(実施例Bの下に示される)を参照。
【0384】
[実施例102]
【化153】
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実施例102のインスリン誘導体を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例3のビルディングブロックから、実施例101インスリン誘導体と同様に調製した。生成物のLCMSの測定値1689.0[M+4H−8x水]
4+、計算値1689.2。
【0385】
[実施例103]
【化154】
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実施例103のインスリン誘導体を、DMSO中にdesB30ヒトインスリン(232mg、0.041mmol)を溶解し、NMM(1.22mmol、135.5uL)と共にDMSO中に実施例4のビルディングブロック(35.6mg、0.045mmol)を添加することによって調製した。生成物を、水中の0.1%TFAを緩衝液Aとして、かつアセトニトリル中の0.1%TFAを緩衝液Bとして使用した、C18カラム上の逆相HPLC(RP−HPLC)によって精製し、凍結乾燥によって単離した。生成物のLCMSの測定値1663.0[M+4H−4x水]
4+、計算値1664.1。
【0386】
[実施例104]
【化155】
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実施例104のインスリン誘導体を、desB30ヒトインスリン、ならびに4−カルボキシ−ベンゾボロキソール、リジン、およびベータ−アラニンを使用して作製された実施例4のビルディングブロックの類似体から、実施例103のインスリン誘導体と同様に調製した。
【0387】
[実施例105]
【化156】
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DesB30ヒトインスリン(400mg)を0.1M AcOH(5mL)中に溶解し、0.1N NaOHを使用してpHを3.5に調整した。実施例6のアルデヒドリンカーの溶液(200mg)をDMF(0.5mL)中に溶解し、添加した。30分間撹拌した後、NMP(0.5mL)中に溶解したピコリンボラン(44mg)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。水(20mL)を添加し、01M HClを使用してpHを1に調整し、生成物をHPLCによって精製した。伸長部のLysのBoc基を、TFAを使用して除去した。ビス−Lysインスリン中間体(33mg)を0.2M Na
2CO
3(0.400mL)中に溶解し、pHを10.5に調整した。実施例2のジボロネートスクシンイミジルエステル(2.5当量、0.6mg)をアセトニトリル(340uL)中に溶解し、混合物に添加した。反応を10分間撹拌し、反応の進行をLCMSによって監視し、生成物を実施例101と同様にHPLCによって単離した。LCMSの測定値1827.3[M+4H−4x水]
4+、計算値1827.3。
【0388】
[実施例106]
【化157】
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実施例106を、実施例7のビルディングブロックを使用して、実施例105と同様に作製した。LCMSの測定値1724.3、計算値1724.2。
【0389】
[実施例107]
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
実施例107を、実施例7のビルディングブロックを使用して、実施例105と同様に作製した。LCMSの測定値1640.8、計算値1640.9。
【0390】
[実施例108]
【化159】
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実施例109を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例7のビルディングブロックから、実施例107と同様に作製した。LCMSの測定値1987.5、計算値1987.5。
【0391】
[実施例109]
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
A22K desB30ヒトインスリン(500mg、0.086mmol)を0.2M炭酸ナトリウム緩衝液(6mL)、pH10.8中に溶解した。実施例7のビルディングブロック(307mg、0.189mmol)をMeCN(6mL)中に溶解した。10分後のLCMSは、予想される生成物を示し、これをHPLCによって精製した。
【0392】
[実施例110]
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
A22K desB30ヒトインスリン(435mg、0.075mmol)を0.2M炭酸ナトリウム緩衝液(10mL)、pH10.8中に溶解した。スクシンイミジルエステルとして活性化した(MeCN中のTSTU/DIEAを使用して)実施例8のビルディングブロック(279mg、0.164mmol)を、MeCN(6mL)中に溶解した。10分後のLCMSは、予想される生成物を示し、これをHPLCによって精製した。LCMSの測定値1643.7[M+5H−8x水]
5+、計算値1643.7。
【0393】
[実施例111]
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
実施例111を、desB30ヒトインスリンおよび実施例7のビルディングブロックから、実施例103と同様に作製した。
【0394】
[実施例112]
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
実施例112を、A22K B29R desB30ヒトインスリンおよび実施例7のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0395】
[実施例113]
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
実施例113を、desB30ヒトインスリンおよび実施例9のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0396】
[実施例114]
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
実施例114を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例9のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0397】
[実施例115]
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
実施例115を、B1−GKPRGFFYTPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例3のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0398】
[実施例116]
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
実施例116を、B1−GKPRGFFYTPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例9のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0399】
[実施例117]
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
実施例117を、B1−TYFFGRKPDGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例10のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0400】
[実施例118]
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
実施例118を、B1−TYFFGRKPDGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例9のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0401】
[実施例119]
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
実施例119を、B1−TYFFGRKPDGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例2のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0402】
[実施例120]
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
実施例120を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例11のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0403】
[実施例121]
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
実施例121を、B1−TYFFGRKPDGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例10のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0404】
[実施例122]
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
実施例122を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例12のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0405】
[実施例123]
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
実施例123を、B1−GKPRGFFYTPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例10のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0406】
[実施例124]
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
実施例124を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例13のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0407】
[実施例125]
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
実施例125を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例14のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0408】
[実施例126]
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
実施例126を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例15のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0409】
[実施例127]
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
実施例127を、最初にガンマ−アミノ酪酸を用いたインスリンのアシル化、続いて実施例15のビルディングブロックによって、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンから、実施例101と同様に作製した。
【0410】
[実施例128]
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
実施例128を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例15のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0411】
[実施例129]
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
実施例129を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例3のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0412】
[実施例130]
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
実施例130を、A22K B22K B29R desB30ヒトインスリンおよび実施例9のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0413】
[実施例131]
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
実施例131を、最初にガンマ−アミノ酪酸を用いたインスリンのアシル化、続いて実施例9のビルディングブロックによって、A22K B22K B29R desB30ヒトインスリンから、実施例101と同様に作製した。
【0414】
[実施例132]
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
実施例132を、最初にガンマ−アミノ酪酸を用いたインスリンのアシル化、続いて実施例15のビルディングブロックによって、B1−TYFFGRKPDGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンから、実施例101と同様に作製した。
【0415】
[実施例133]
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
実施例133を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例15のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0416】
[実施例134]
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
実施例134を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30および実施例10のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0417】
[実施例135]
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
実施例135を、B1−TYFFGRKPDGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0418】
[実施例136]
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
実施例136を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例9のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0419】
[実施例137]
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
実施例137を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0420】
[実施例138]
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
実施例138を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0421】
[実施例139]
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
実施例139を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例9のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0422】
[実施例140]
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
実施例140を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0423】
[実施例141]
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
実施例141を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例2のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0424】
[実施例142]
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
実施例142を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例2のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0425】
[実施例143]
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
実施例143を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例10のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0426】
[実施例144]
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
実施例144を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例10のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0427】
[実施例145]
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
実施例145を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例10のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0428】
[実施例146]
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
実施例146を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0429】
[実施例147]
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
実施例147を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例10のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0430】
[実施例148]
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
実施例148を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例17のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0431】
[実施例149]
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
実施例149を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例15のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0432】
[実施例150]
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
実施例150を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例18のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0433】
[実施例151:
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
実施例151を、A14E A22K B25H B27P B28G desB30ヒトインスリンおよび実施例9のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0434】
[実施例152]
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
実施例152を、A14E A22K B25H B27P B28G desB30ヒトインスリンおよび実施例15のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0435】
[実施例153]
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
実施例153を、A14E A22K B25H B27P B28G desB30ヒトインスリンおよび実施例9のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0436】
[実施例154]
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
実施例154を、A14E A22K B25H B27P B28G desB30ヒトインスリンおよび実施例19のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0437】
[実施例155]
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
実施例155を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例19のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0438】
[実施例156]
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
実施例156を、A22K B22K B29R desB30ヒトインスリンおよび実施例15のビルディングブロックから、実施例103と同様に作製した。
【0439】
[実施例157]
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
実施例157を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例19のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0440】
[実施例158]
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
実施例158を、A14E A22K B25H B27P B28G desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0441】
[実施例159]
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
実施例159を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例20のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0442】
[実施例160]
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
実施例160を、B1−TYFFGRKPDGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例20のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0443】
[実施例161]
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
実施例161を、A−2K A−1P desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0444】
[実施例162]
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
実施例162を、A22K B29R desB30ヒトインスリンおよび実施例2のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0445】
[実施例163]
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
実施例163を、A22K B29R desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0446】
[実施例164]
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
実施例164を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例2のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0447】
[実施例165]
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
実施例165を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0448】
[実施例166]
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
実施例166を、A14E A22K B25H desB27 desB30および実施例20のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0449】
[実施例167]
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
実施例167を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例20のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0450】
[実施例168]
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
実施例168を、A21Q(GES)6K desB30ヒトインスリンおよび実施例2のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0451】
[実施例169]
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
実施例169を、A21Q(GES)6K desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0452】
[実施例170]
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
実施例170を、A21Q(GES)6K desB30ヒトインスリンおよび実施例9のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0453】
[実施例171]
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
実施例171を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例9のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0454】
[実施例172]
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
実施例172を、A22K B22K B29R desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0455】
[実施例173]
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
実施例173を、desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0456】
[実施例174]
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
実施例174を、desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0457】
[実施例175]
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
実施例175を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0458】
[実施例176]
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
実施例176を、A14E desB1−B2 B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例20のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0459】
[実施例177]
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
実施例177を、desB30ヒトインスリンおよび実施例20のビルディングブロックから、実施例103と同様に作製した。
【0460】
[実施例178]
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
実施例178を、desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例103と同様に作製した。
【0461】
[実施例179]
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
実施例179を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0462】
[実施例180]
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
実施例180を、desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0463】
[実施例181]
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
実施例181を、desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0464】
[実施例182]
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
実施例182を、A14E desB1−B2 B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0465】
[実施例183]
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
実施例183を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例20のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0466】
[実施例184]
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
実施例184を、A14E desB1−B2 B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例19のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0467】
[実施例185]
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
実施例185を、desB30ヒトインスリンおよび実施例20のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0468】
[実施例186]
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
実施例186を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例20のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0469】
[実施例187]
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
実施例187を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例24のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0470】
[実施例188]
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
実施例188を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例25のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0471】
[実施例189]
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
実施例189を、A14E desB1−B2 B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例25のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0472】
[実施例190]
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
実施例190を、desB30ヒトインスリンおよび実施例25のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0473】
[実施例191]
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
実施例191を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例25のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0474】
[実施例192]
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
実施例192を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例25のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0475】
[実施例193]
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
実施例193を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例19のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0476】
[実施例194]
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
実施例194を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0477】
[実施例195]
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
実施例195を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例25のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0478】
[実施例196]
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
実施例196を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例26のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0479】
[実施例197]
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
実施例197を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例25のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0480】
[実施例198]
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
実施例198を、desB30ヒトインスリンおよび実施例24のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0481】
[実施例199]
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
実施例199を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例24のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0482】
[実施例200]
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
実施例200を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例25のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0483】
[実施例201]
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
実施例201を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例25のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0484】
[実施例202]
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
実施例202を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例27のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0485】
[実施例203]
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
実施例203を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例23のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0486】
[実施例204]
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
実施例204を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0487】
[実施例205]
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
実施例205を、A14E desB1−B2 B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0488】
[実施例206]
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
実施例206を、desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0489】
[実施例207]
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
実施例207を、desB30ヒトインスリンおよび実施例27のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0490】
[実施例208]
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
実施例208を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0491】
[実施例209]
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
実施例209を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例24のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0492】
[実施例210]
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
実施例210を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例26のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0493】
[実施例211]
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
実施例211を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30および実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0494】
[実施例212]
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
実施例212を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例24のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0495】
[実施例213]
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
実施例213を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30および実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0496】
[実施例214]
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
実施例214を、desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0497】
[実施例215]
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
実施例215を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0498】
[実施例216]
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
実施例216を、desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0499】
[実施例217]
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
実施例217を、desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0500】
[実施例218]
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
実施例218を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0501】
[実施例219]
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
実施例219を、desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0502】
[実施例220]
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
実施例220を、desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0503】
[実施例221]
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
実施例221を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0504】
[実施例222]
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
実施例222を、desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0505】
[実施例223]
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
実施例223を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0506】
[実施例224]
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
実施例224を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0507】
[実施例225]
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
実施例225を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0508】
[実施例226]
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
実施例226を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0509】
[実施例227]
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
実施例227を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0510】
[実施例228]
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
実施例228を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0511】
[実施例229]
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
実施例229を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0512】
[実施例230]
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
実施例230を、A14E desB1−B2 B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0513】
[実施例231]
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
実施例231を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0514】
[実施例232]
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
実施例232を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例20のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0515】
[実施例233]
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
実施例233を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0516】
[実施例234]
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
実施例234を、A14E desB1−B2 B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0517】
[実施例235]
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
実施例235を、A14E desB1−B2 B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例24のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0518】
[実施例236]
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
実施例236を、A14E desB1−B2 B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例31のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0519】
[実施例237]
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
実施例237を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例31のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0520】
[実施例238]
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
実施例238を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例31のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0521】
[実施例239]
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
実施例239を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0522】
[実施例240]
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
実施例240を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0523】
[実施例241]
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
実施例241を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0524】
[実施例242]
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
実施例242を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例24のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0525】
[実施例243]
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
実施例243を、desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0526】
[実施例244]
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
実施例244を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0527】
[実施例245]
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
実施例245を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0528】
[実施例246]
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
実施例246を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0529】
[実施例247]
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
実施例247を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0530】
[実施例248]
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
実施例248を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0531】
[実施例249]
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
実施例249を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0532】
[実施例250]
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
実施例250を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0533】
[実施例251]
【化302】
[この文献は図面を表示できません]
実施例251を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0534】
[実施例252]
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
実施例252を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0535】
[実施例253]
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
実施例253を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0536】
[実施例254]
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
実施例254を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0537】
[実施例255]
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
実施例255を、A14E desB1−B2 B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0538】
[実施例256]
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
実施例256を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0539】
[実施例257]
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
実施例257を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例26のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0540】
[実施例258]
【化309】
[この文献は図面を表示できません]
実施例258を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例26のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0541】
[実施例259]
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
実施例259を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0542】
[実施例260]
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
実施例260を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0543】
[実施例261]
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
実施例261を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0544】
[実施例262]
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
実施例262を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例34のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0545】
[実施例263]
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
実施例263を、desB30ヒトインスリンおよび実施例34のビルディングブロックから、実施例105と同様に作製した。
【0546】
[実施例264]
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
実施例264を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0547】
[実施例265]
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
実施例265を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0548】
[実施例266]
【化317】
[この文献は図面を表示できません]
実施例266を、A14E B1K B2P B25H desB27 des B30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0549】
[実施例267]
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
実施例267を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0550】
[実施例268]
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
実施例268を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例34のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0551】
[実施例269]
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
実施例269を、A14E A22K B25H desB27 des B30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0552】
[実施例270]
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
実施例270を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0553】
[実施例271]
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
実施例271を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0554】
[実施例272]
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
実施例272を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0555】
[実施例273]
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
実施例273を、A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0556】
[実施例274]
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
実施例274を、A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0557】
[実施例275]
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
実施例275を、A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0558】
[実施例276]
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
実施例276を、A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0559】
[実施例277]
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
実施例277を、B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0560】
[実施例278]
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
実施例278を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0561】
[実施例279]
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
実施例279を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例34のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0562】
[実施例280]
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
実施例280を、B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0563】
[実施例281]
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
実施例281を、B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0564】
[実施例282]
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
実施例282を、B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0565】
[実施例283]
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
実施例283を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30および実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0566】
[実施例284]
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
実施例284を、B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例34のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0567】
[実施例285]
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
実施例285を、A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30および実施例34のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0568】
[実施例286]
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
実施例286を、B1−GKPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0569】
[実施例287]
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
実施例287を、B1−GKPGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0570】
[実施例288]
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
実施例288を、B1−GKPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例34のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0571】
[実施例289]
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
実施例289を、B1−GKPGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例34のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0572】
[実施例290]
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
実施例290を、A22K desB30ヒトインスリンおよび実施例34のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0573】
[実施例291]
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
実施例291を、B1−GKPGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0574】
[実施例292]
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
実施例292を、B1−GKPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0575】
[実施例293]
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
実施例293を、実施例101の共役と同様にBoc−OEGをA21Q (GES)3K desB30ヒトインスリンの2つのリジン残基に共役することによって、続いて95%TFAを使用してBoc基を除去し、実施例101の共役と同様に実施例29のビルディングブロックとOEGのアミノ基を共役することによって作製した。
【0576】
[実施例294]
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
実施例294を、A21Q(GES)6K desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0577】
[実施例295]
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
実施例295を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例27のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0578】
[実施例296]
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
実施例296を、A21Q(GES)6K desB30ヒトインスリンおよび実施例33のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0579】
[実施例297]
【化348】
[この文献は図面を表示できません]
実施例297を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0580】
[実施例298]
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
実施例298を、B1−GKPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0581】
[実施例299]
【化350】
[この文献は図面を表示できません]
実施例299を、B1−GKPGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0582】
[実施例300]
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
実施例300を、B1−GKPGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0583】
[実施例301]
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
実施例301を、B1−GKPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0584】
[実施例302]
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
実施例302を、A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30および実施例16のビルディングブロックから、実施例実施例101と同様に作製した。
【0585】
[実施例303]
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
実施例303を、B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0586】
[実施例304]
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
実施例304を、B1−GKPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0587】
[実施例305]
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
実施例305を、B1−GKPGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0588】
[実施例306]
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
実施例306を、B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例35のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0589】
[実施例307]
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
実施例307を、A14E B−1G B1K B2P desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0590】
[実施例308]
【化359】
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実施例308を、A14E B−1G B1K B2P desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0591】
[実施例309]
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
実施例309を、A14E B−1G B1K B2P desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0592】
[実施例310]
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
実施例310を、A14E B−1G B1K B2P desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0593】
[実施例311]
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
実施例311を、A14E B−1G B1K B2P desB30ヒトインスリンおよび実施例22のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0594】
[実施例312]
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
実施例312を、A14E B−1G B1K B2P desB30ヒトインスリンおよび実施例16のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0595】
[実施例313]
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
実施例313を、A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例35のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0596】
[実施例314]
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
実施例314を、B1−GKPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例35のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0597】
[実施例315]
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
実施例315を、B1−GKPGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例35のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0598】
[実施例316]
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
実施例316を、A21Q(GES)12K desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0599】
[実施例317]
【化368】
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実施例317を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例35のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0600】
[実施例318]
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
実施例318を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例35のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0601】
[実施例319]
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
実施例319を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例36のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0602】
[実施例320]
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
実施例320を、A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例36のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0603】
[実施例321]
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
実施例321を、A21Q(GES)12K desB30ヒトインスリンおよび実施例34のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0604】
[実施例322]
【化372-2】
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実施例322を、B1−GKPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例36のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0605】
[実施例323]
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
実施例323を、B1−GKPG desB30ヒトインスリンおよび実施例34のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0606】
[実施例324]
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
実施例324を、B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例37のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0607】
[実施例325]
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
実施例325を、B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例38のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0608】
[実施例326]
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
実施例326を、B1−GKPGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例36のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0609】
[実施例327]
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
実施例327を、A14E B−1G B1K B2P desB30ヒトインスリンおよび実施例37のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0610】
[実施例328]
【化378】
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実施例328を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例36のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0611】
[実施例329]
【化379】
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実施例329を、A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例37のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0612】
[実施例330]
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
実施例330を、A21Q(GES)12K desB30ヒトインスリンおよび実施例28のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0613】
[実施例331]
【化381】
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実施例331を、B1−GKPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例37のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0614】
[実施例332]
【化382】
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実施例332を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例37のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0615】
[実施例333]
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
実施例333を、B1−GKPGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例37のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0616】
[実施例334]
【化384】
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実施例334を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例37のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0617】
[実施例335]
【化385】
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実施例335を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例39のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0618】
[実施例336]
【化386】
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実施例336を、B1−GKPG desB30ヒトインスリンおよび実施例29のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0619】
[実施例337]
【化387】
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実施例337を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例36のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0620】
[実施例338]
【化388】
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実施例338を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例39のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0621】
[実施例339]
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
実施例339を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例37のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0622】
[実施例340]
【化390】
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実施例340を、A21Q(GES)12K desB30ヒトインスリンおよび実施例30のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0623】
[実施例341]
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
実施例341を、A21Q(GES)12K desB30ヒトインスリンおよび実施例38のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0624】
[実施例342]
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
実施例342を、B1−GKPGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例38のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0625】
[実施例343]
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
実施例343を、B1−GKPGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例38のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0626】
[実施例344]
【化394】
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実施例344を、B1−KPGGGGSGGGGSGGGGS A14E B25H desB30ヒトインスリンおよび実施例38のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0627】
[実施例345]
【化395】
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実施例345を、A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例39のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0628】
[実施例346]
【化396】
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実施例346を、A14E B1K B2P B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例38のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0629】
[実施例347]
【化397】
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実施例347を、B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例39のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0630】
[実施例348]
【化398】
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実施例348を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例39のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0631】
[実施例349]
【化399】
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実施例349を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例38のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0632】
[実施例350]
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
実施例350を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例37のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0633】
[実施例351]
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
実施例351を、B1−GKPGGGGSGGGGSGGGGS desB30ヒトインスリンおよび実施例40のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0634】
[実施例352]
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
実施例352を、A14E A22K B25H desB27 desB30ヒトインスリンおよび実施例40のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0635】
[実施例353]
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
実施例353を、A21Q(GES)3K desB30ヒトインスリンおよび実施例38のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0636】
[実施例354]
【化404】
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実施例354を、A14E desB1−B2 B3G B4K B5P desB30ヒトインスリンおよび実施例40のビルディングブロックから、実施例101と同様に作製した。
【0637】
[実施例A:炭水化物およびジボロネート結合親和性、アリザリンインアッセイ(ARS)]
アリザリンレッド結合アッセイは、ボロネート/ボロキソール化合物のグルコースに対する阻害親和性を決定するために使用される比色アッセイである。アッセイは、ボロネートへの結合時のアリザリンレッドの色シフトに基づき、このシフトには、330〜340nm領域の吸光度の変化が続く可能性がある。
【0638】
アリザリンについてのホウ素化合物の解離定数の決定(K
d)の決定
アリザリンレッドナトリウム(ARS)とボロネート化合物との間の解離定数(Kd)の決定については、200μMのARSを20mMリン酸緩衝液pH7.4中に溶解し、1、0.5、0.25、0.125、62.5、31.25、15.625、7.812、3.906、1.953、0.9767、0.488、および0.244mMのボロン酸で、96ウェルプレートに3連で滴定する。4000rpmで5分間遠心分離した後に、吸収検出のためにプレートをマルチウェル分光計(SpectraMax,Molecular Devices)内に配置する。
【0639】
分析を、330、340、および520nmのそれぞれの吸収読み取りで室温において実施する。次いで、ボロネートの吸収対濃度に関して得られたデータを、ボロネートおよびARSのKd値を得るためにシグモイド関数で適合させる(Prism 7,GraphPad)。
【0640】
ホウ素化合物についてのグルコースの変位定数(K
d)の決定
ボロネートと炭水化物との間の阻害定数(Ki)の決定のために、400μMボロン酸を、穏やかな撹拌下で20mMリン酸緩衝液pH7.4中に溶解する。化合物が完全溶解すると、200μMアリザリンレッド(ARS)を溶液に添加する。次いで、ARS−ボロネート溶液を、適切な炭水化物と1:1で、96マルチウェルプレート(黒色、平坦、かつ透明な底部)に等分する。具体的に、D−グルコースおよびL−ラクテート溶液をこれらの濃度:1000、500、250、100、50、25、10、5、2.5、1、0.25、0.1mM、および2500、1000、500、100、50、10、5、1、0.5、0.1、0.05、0.01mMのそれぞれにおいて、20mMリン酸緩衝液pH7.4中で調製する。炭水化物と混合したARS−ボロネートを有するプレートを室温で20分間インキュベートする。4000rpmで5分間遠心分離した後に、吸収検出のためにプレートをマルチウェル分光計(SpectraMax,Molecular Devices)内に配置する。
【0641】
分析を、330、340、および520nmのそれぞれの吸収読み取りで室温において実施する。次いで、炭水化物の吸収対濃度に関して得られたデータを、選択された炭水化物に対するボロネートのKi値を得るために、ARS−ボロネートについて得られたKdの値およびARS (100μM)の濃度に関して制約された1部位Ki方程式で適合させる(Prism 7,GraphPad)。
【表1】
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【0642】
表1のデータは、本発明の化合物に使用されるジボロン化合物が、低ミリモル範囲(0.8〜4.2mM)のKd値でグルコースに結合すること、および所与のジボロン化合物が、ラクテートに対するよりもグルコースに対してより高い親和性を有することを示す。表1のデータはまた、モノボロン(実施例41、42、43)が、本発明の化合物に使用されるジボロン化合物よりもグルコースに対してより弱い親和性を有することも示す。モノボロンは、グルコース濃度の生理学的範囲の変動に対してよく応答しない。
【0643】
[実施例B:グルコースの非存在下または存在下でのヒトインスリン受容体(hIR−A)に対する親和性を決定するためのアッセイ]
インスリン受容体の調製
ヒトインスリン受容体A(hIR−A)を過剰発現させるBHK細胞を、50mMのHepes pH8.0、150mMのNaCl、1%Triton X−100、2mMのEDTA、および10%グリセロール中に溶離させた。除去された細胞溶解物を、90分間、コムギ胚芽凝集素(WGA)−アガロース(コムギ胚芽由来レクチン−アガロース,L1394,Sigma−Aldrich Steinheim,Germany)とバッチ吸収した。受容体を20体積の50mMのHepes pH8.0、150mMのNaCl、および0.1%Triton X−100で洗浄し、その後、受容体を50mMのHepes pH8.0、150mMのNaCl、0.1%Triton X−100、0.5Mのn−アセチルグルコサミン、および10%グリセロールで溶出した。全ての緩衝液は、Andersen et al. 2017 PLos One 12に記載されるように、Complete(Roche Diagnostic GmbH,Mannheim,Germany)を含有した。
【0644】
インスリン受容体シンチレーション近接アッセイ(SPA)結合アッセイ
SPA PVT抗マウスビーズ(Perkin Elmer)を、100mMのHepes pH7.4またはpH7.8、100mMのNaCl、10mMのMgSO
4、0.025%(v/v)Tween−20からなるSPA結合緩衝液中で希釈した。SPAビーズをIR特異性抗体83−7(Soos et al.1986 Biochem J.235,199−208)および可溶化半精製HIR−Aでインキュベートした。5000cpmの
125I−(Tyr31)−インスリン(Novo Nordisk A/S)の10%結合を達成するように受容体濃度を調整した。冷たいリガンドの希釈系列を96ウェルOptiplateに添加し、続いてトレーサー(
125I−インスリン、5000cpm/ウェル)および最後に受容体/SPA混合物を添加した。グルコース感受性を試験するために、結合実験を、20mMグルコースの非存在下または存在下で設定した。プレートを22.5時間22℃で穏やかに揺動させ、1000rpmで5分間遠心分離し、TopCounter(Perkin Elmer)で計数した。データポイントを、4パラメータロジスティックモデルに適合させ、それによりヒトインスリン(同一プレート内の)と比較した類似体の相対親和性を決定した。ヒトインスリンと比較した類似体の相対親和性を、倍率変化として決定し、0〜20mMグルコース(HIRグルコース係数)の相対親和性の増加は、類似体のグルコース感受性を反映した。実験を1.5%HSAの存在下で行った。データを表2に示す。
【表2】
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【0645】
表1のデータは、1.5%HSAの存在下での本発明のジボロンインスリン共役体が、グルコースが存在しない場合よりも20mMグルコースの存在下でより高いインスリン受容体親和性を有することを示す。グルコースは、アルブミンへの結合からジボロンインスリン共役体を移動させ、それにより非アルブミン結合ジボロンインスリン共役体のより高い遊離分画を得て、より高いインスリン受容体親和性をもたらすことができる。
【0646】
[実施例C:グルコース感受性シグナル伝達(低/高グルコースにおけるAKTリン酸化)を決定するためのアッセイ、表3。]
インスリンがインスリン受容体(IR)に結合すると、下流シグナル伝達経路の活性化が誘発される。下流シグナル伝達分子のうちの1つがAKTであり、したがって、AKTリン酸化は、インスリンシグナル伝達経路の活性化を監視するために使用され得る。
【0647】
AKTアッセイ
HIR−Aを過剰発現させるチャイニーズハムスター卵巣細胞を37℃で培養し、3mMまたは20mMグルコース濃度のいずれかで96ウェルプレートに播種した。濃度応答曲線を生成するための増加する量の本発明のヒトインスリンまたはインスリン誘導体を添加し、10分間インキュベートした。培地を廃棄し、細胞を氷上に配置した。AKT活性化アッセイを、AlphaScreen(登録商標)SureFire(登録商標)を使用して業者によって記載されたとおりに行った。シグナルをEnvision instrument (EnVision,Perkin Elmer)で測定した。20mMと3mMグルコース濃度におけるグルコース感受性類似体(ヒトインスリンに対する)の効力間の倍率変化を決定した。
【0648】
[実施例D:細胞における炭水化物感受性グルコース取り込みを決定するためのアッセイ(ラット脂質生成アッセイ)]
インスリンがインスリン受容体に結合すると、下流シグナル伝達経路の活性化が誘発される。インスリンシグナル伝達の1つの代謝エンドポイントは脂質代謝であり、インスリンの存在下で、細胞による
3H−グルコース取り込みが刺激され、脂質に組み込まれるため、脂質生成アッセイを使用してエンドポイント読み出しを測定した。
【0649】
ラット脂質生成アッセイ(rFFC)
Sprague Dawleyラットからの副睾丸脂肪パッドを、激しい振盪下で1〜1.5時間、36.5℃においてHepes Krebs Ringer緩衝液中のコラゲナーゼで分解した。懸濁液を2層のガーゼを通して濾過した。相を室温に5分間置くことによって分離し、脂肪細胞が上相に集まることを可能にした。下相を注射器で除去した。脂肪細胞を20mLのHepes Krebs Ringer緩衝液で2回洗浄した。細胞を、1.5%HSA、0.5mMグルコース、0.1μCi/ウェルのグルコース(D−[3−
3H]グルコース(20.0Ci/mmol) Perkin Elmer)、+/−10mMソルビトールを含有するHepes Krebs Ringer緩衝液中、96ウェルプレートに移した。濃度応答曲線を生成するための増加する量の本発明のヒトインスリンまたはインスリン誘導体を添加し、36.5℃で2時間インキュベートした。反応を、100μLのMicroscient E(カタログ番号6013661 Perkin Elmer)を添加することによって停止した。Top counterで計数する前に、プレートを3時間静止させた。グルコース感受性類似体のEC50ソルビトールなし/EC50 10mMソルビトールの間の比率を決定した。
【表3】
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【0650】
表3のAKTデータは、本発明のジボロンインスリン共役体が、より低いグルコース濃度(3mM)に対してより高いグルコース濃度(20mM)の存在下で、より高いレベルのAKTリン酸化をもたらすことを示す。表3の脂質生成データは、本発明のジボロンインスリン共役体が、糖の添加なし(0mMソルビトール)と比較してより高いレベルの糖(10mMソルビトール)の存在下で、より高い高レベルの脂質生成(すなわち、グルコース輸送)をもたらすことを示す。
【0651】
細胞は生存するためにグルコースを必要とし、そのため3mMグルコースをより低いレベルとして使用し、20mMをより高いレベルとして使用した。rFFCアッセイは、それ自体がグルコースレベルに感受性があり、そのためソルビトール(それ自体ではグルコース輸送に影響を与えない)を糖として使用して、rFFCアッセイにおいてHSAからジボロンインスリン誘導体を移動させた。
【0652】
[実施例E: PKおよびPDデータ]
65〜100kgの実験に使われていない雌の家畜ブタで、正常血糖クランプおよび高血糖クランプを実施した。動物に、1つが注入用および1つが血液のサンプル抽出用の2つの静脈カテーテルを搭載した。ソマトスタチン、グルカゴン、およびヒトインスリンの持続注入によって、基礎補充を実施した。注入開始後、gグルコース注入を調整することによって、血漿グルコースレベルを10mMまたは3.5〜4mMに変化させた。血漿グルコース定常状態(90または120分)の後、インスリン類似体の静脈内ボーラスを送達した。薬物動態(PK)分析のために、360〜510分にわたる選択された時点で血漿をサンプル抽出し、特に類似体について分析した。薬力学的(PD)分析のために、定常状態からのグルコース注入速度の変化を使用した。
【0653】
3.5〜4または10mMグルコースにおいてクランプしたブタに静脈内投与することによる、本発明ならびに対照のインスリン誘導体のグルコース感受性PKデータが
図1〜9に示され、3.5〜4mMグルコース対10mMグルコースにおけるクランプについてのベースライン調整グルコース注入速度曲線下面積としてのPDデータが
図10に示される。
【0654】
ブタPKデータは、本発明のジボロンインスリン共役体が、より低いグルコースレベル(3.5〜4mM)と比較してより高いグルコースレベル(10mM)で、より速く除去されることを示す。グルコースによるアルブミン結合からのジボロンインスリン共役体の移動は、より大きい割合の未結合インスリンを引き起こし、したがってインスリン受容体結合および活性化に利用可能である。ブタPDデータは、本発明のジボロンインスリン共役体が、より低いグルコースレベルと比較してより高いグルコースレベルで、より多くのグルコース処理を引き起こすことを示す。対照的に、非グルコース感受性インスリン対照(インスリンアスパルトおよびインスリンデグルデク)は、高血糖値および低血糖値でクランプされたブタにおいて同じPKおよびPDを示す。
【0655】
本発明のある特定の特徴が本明細書に例示および記載されているが、ここで、多くの修正、置換、変更、および同等物が当業者に想到されるであろう。したがって、添付の特許請求の範囲が、本発明の真の趣旨の範囲内にあるそのようなすべての修正および変更を網羅することを意図していることが理解されるべきである。