特許第6795965号(P6795965)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6795965スイッチ操作装置及びパワーウィンドウ制御装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6795965
(24)【登録日】2020年11月17日
(45)【発行日】2020年12月2日
(54)【発明の名称】スイッチ操作装置及びパワーウィンドウ制御装置
(51)【国際特許分類】
   H01H 9/54 20060101AFI20201119BHJP
   B60J 1/17 20060101ALI20201119BHJP
   B60R 16/02 20060101ALI20201119BHJP
【FI】
   H01H9/54 Z
   B60J1/17 A
   B60R16/02 630Z
   H01H9/54 B
【請求項の数】8
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2016-245974(P2016-245974)
(22)【出願日】2016年12月19日
(65)【公開番号】特開2018-101516(P2018-101516A)
(43)【公開日】2018年6月28日
【審査請求日】2019年7月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】000010098
【氏名又は名称】アルプスアルパイン株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000003137
【氏名又は名称】マツダ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】清野 健一
(72)【発明者】
【氏名】櫻 悠佑
(72)【発明者】
【氏名】道平 修
【審査官】 片岡 弘之
(56)【参考文献】
【文献】 特開平06−004932(JP,A)
【文献】 特開2002−331830(JP,A)
【文献】 特開2001−098844(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3182794(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01H 9/54
B60J 1/17
B60R 16/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
スイッチ信号を出力する出力部と、
前記出力部に接続され且つ択一的に通電される複数の電路であり、直列接続されたスイッチと抵抗器を含む制御対象電路を含む複数の電路と、
水没の際に作動して前記制御対象電路を遮断する水没時制御回路と、を備え
前記複数の電路は、前記水没時制御回路により遮断されない別の電路を含む
スイッチ操作装置。
【請求項2】
水没しているときには、水没していないときとは異なるレベルで前記スイッチ信号を出力するように構成されている、
請求項1に記載のスイッチ操作装置。
【請求項3】
前記水没時制御回路は、前記制御対象電路に設けられたリレーを含み、前記スイッチ操作装置の水没の際に前記リレーを開いて前記制御対象電路を遮断する、
請求項1又は2に記載のスイッチ操作装置。
【請求項4】
前記リレーは、有接点リレー及び無接点リレーを含む、
請求項3に記載のスイッチ操作装置。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れかのスイッチ操作装置を用いたパワーウィンドウ制御装置であって、
前記制御対象電路が通電されたときに前記出力部が出力する前記スイッチ信号は、ウィンドウを上昇させるための信号である、
パワーウィンドウ制御装置。
【請求項6】
スイッチ信号を出力する出力部と、
前記出力部に接続され且つ択一的に通電される複数の電路であり、直列接続されたスイッチと抵抗器を含む制御対象電路を含む複数の電路と、
水没の際に作動して前記制御対象電路を遮断する水没時制御回路と、を備えるスイッチ操作装置を用いたパワーウィンドウ制御装置であって、
前記制御対象電路が通電されたときに前記出力部が出力する前記スイッチ信号は、ウィンドウを上昇させるための信号であり、
前記制御対象電路は、抵抗の異なる2つの電路を含み、該2つの電路のうちの一方が通電されたときに前記出力部が出力する前記スイッチ信号はオートアップスイッチ信号であり、該2つの電路のうちの他方が通電されたときに前記出力部が出力する前記スイッチ信号はマニュアルアップスイッチ信号である、
ワーウィンドウ制御装置。
【請求項7】
ウィンドウを上下動させるための電動モータを制御するモータ制御部を備え、
前記モータ制御部は、前記スイッチ操作装置とは別個に設けられ、ケーブルを介して前記スイッチ操作装置に接続されている、
請求項5又は6に記載のパワーウィンドウ制御装置。
【請求項8】
スイッチ信号を出力する出力部と、
前記出力部に接続され且つ択一的に通電される複数の電路であり、直列接続されたスイッチと抵抗器を含む制御対象電路を含む複数の電路と、
水没の際に作動して前記制御対象電路を遮断する水没時制御回路と、を備えるスイッチ操作装置を用いたパワーウィンドウ制御装置であって、
前記制御対象電路が通電されたときに前記出力部が出力する前記スイッチ信号は、ウィンドウを上昇させるための信号であり、
ウィンドウを上下動させるための電動モータを制御するモータ制御部を備え、
前記モータ制御部は、前記スイッチ操作装置とは別個に設けられ、ケーブルを介して前記スイッチ操作装置に接続されており、
前記ケーブルは、出力ラインを備え、
前記スイッチ操作装置は、オートアップスイッチ信号を前記出力ラインに出力するためのオートアップスイッチと、マニュアルアップスイッチ信号を前記出力ラインに出力するためのマニュアルアップスイッチとを備え、
前記水没時制御回路の非作動時では、前記オートアップスイッチ信号の出力値は、前記マニュアルアップスイッチ信号の出力値と異なる、
ワーウィンドウ制御装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチが操作されたときにそのスイッチに対応するスイッチ信号を出力するスイッチ操作装置、及び、そのスイッチ操作装置を用いたパワーウィンドウ制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、2個のスイッチ素子を用いて4通りの出力電圧を出力可能な回路が知られている(特許文献1参照。)。この回路は、4通りの出力電圧のそれぞれの間の電圧レベル差を均等にすることで、それぞれの間の電圧レベル差を大きくしている。そして、電圧レベルを検出して動作するマイクロコンピュータによる電圧レベルの誤検出を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】登録実用新案第3182794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の回路では、水濡れ、水没、浸水等(以下、「水濡れ等」とする。)によって漏洩電流が発生した場合、その漏洩電流の影響で出力電圧が不安定となる。その結果、マイクロコンピュータは、電圧レベルを誤検出するおそれがある。
【0005】
上述の点に鑑み、水濡れ等が発生した場合における信号レベルの誤検出を防止できるスイッチ操作装置を提供することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施例に従ったスイッチ操作装置は、スイッチ信号を出力する出力部と、前記出力部に接続され且つ択一的に通電される複数の電路であり、直列接続されたスイッチと抵抗器を含む制御対象電路を含む複数の電路と、水没の際に作動して前記制御対象電路を遮断する水没時制御回路と、を備え、前記複数の電路は、前記水没時制御回路により遮断されない別の電路を含む
【発明の効果】
【0007】
上述の手段により、水濡れ等が発生した場合における信号レベルの誤検出を防止できるスイッチ操作装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】パワーウィンドウ制御装置の構成例を示す概略図である。
図1A図1のパワーウィンドウ制御装置の特定の状態を示す図である。
図1B図1のパワーウィンドウ制御装置の特定の状態を示す図である。
図1C図1のパワーウィンドウ制御装置の特定の状態を示す図である。
図1D図1のパワーウィンドウ制御装置の特定の状態を示す図である。
図1E図1のパワーウィンドウ制御装置の特定の状態を示す図である。
図1F図1のパワーウィンドウ制御装置の特定の状態を示す図である。
図2】スイッチ操作装置の出力電圧の推移を示す図である。
図3】モータ制御部が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図4】モータ制御部が実行する別の処理の流れを示すフローチャートである。
図5】パワーウィンドウ制御装置の構成例を示す概略図である。
図5A図5のパワーウィンドウ制御装置の特定の状態を示す図である。
図5B図5のパワーウィンドウ制御装置の特定の状態を示す図である。
図6】パワーウィンドウ制御装置の別の構成例を示す概略図である。
図6A図6のパワーウィンドウ制御装置の特定の状態を示す図である。
図6B図6のパワーウィンドウ制御装置の特定の状態を示す図である。
図7】パワーウィンドウ制御装置の更に別の構成例を示す概略図である。
図8】パワーウィンドウ制御装置の更に別の構成例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本発明の実施例に係るパワーウィンドウ制御装置100の構成例を示す概略図である。パワーウィンドウ制御装置100は、車両のドアの内部に設けられ、主に、スイッチ操作装置1及びモータ制御装置2を含む。
【0010】
スイッチ操作装置1は、スイッチが操作されたときにそのスイッチに対応するスイッチ信号を出力する装置である。スイッチ信号は、例えば、電圧信号である。電流信号であってもよい。スイッチ操作装置1は、主に、信号回路10、水没検知回路11、及び水没時制御回路12を含む。
【0011】
信号回路10は、複数レベルのスイッチ信号を生成する回路である。図1の例では、信号回路10は、入力部P1、出力部P2、スイッチS1〜S4、及び、抵抗器R1〜R4で構成される。信号回路10は、複数レベルのスイッチ信号として複数の電圧レベルを生成する。図1の例では、信号回路10は、モータ制御装置2内に設けられた抵抗器R5と共に分圧回路を構成する。
【0012】
入力部P1は、所定の基準信号がスイッチ操作装置1に入る部分である。図1の例では、電源電圧が印加される電路上の一点である。グラウンド電圧が印加される電路上の一点であってもよい。
【0013】
出力部P2は、他の機器が利用するスイッチ信号がスイッチ操作装置1から出る部分である。図1の例では、出力電圧が印加されている電路上の一点である。
【0014】
信号回路10は、出力部P2に択一的に通電される複数の電路を含む。複数の電路は、直列接続されたスイッチと抵抗器を含む制御対象電路を含む。制御対象電路は、スイッチ操作装置1の水濡れ等の際に水没時制御回路12による制御の対象となる電路である。図1の例では、信号回路10は、5つの電路EP1〜EP2を有する。入力部P1と出力部P2は5つの電路EP1〜EP2のうちの1つによって択一的に接続される。
【0015】
第1電路EP1は、スイッチS1が閉状態のときに通電される。図1Aは、第1電路EP1を流れる電流を点線矢印で示す。電流は、抵抗器を通らずに、スイッチS1を通って出力部P2に流れる。
【0016】
第2電路EP2は、スイッチS1が開状態でスイッチS2が閉状態のときに通電される。図1Bは、第2電路EP2を流れる電流を点線矢印で示す。電流は、抵抗器R1及びスイッチS2を通って出力部P2に流れる。
【0017】
第3電路EP3は、スイッチS1、S2のそれぞれが開状態でスイッチS3が閉状態のときに通電される。図1Cは、第3電路EP3を流れる電流を点線矢印で示す。電流は、抵抗器R1、R2、及びスイッチS3を通って出力部P2に流れる。
【0018】
第4電路EP4は、スイッチS1〜S3のそれぞれが開状態でスイッチS4が閉状態のときに通電される。図1Dは、第4電路EP4を流れる電流を点線矢印で示す。電流は、抵抗器R1〜R3及びスイッチS4を通って出力部P2に流れる。
【0019】
第5電路EP5は、4つのスイッチS1〜S4の全てが開状態のときに通電される。図1Eは、第5電路EP5を流れる電流を点線矢印で示す。電流は、抵抗器R1〜R4を通って出力部P2に流れる。
【0020】
水没検知回路11は、スイッチ操作装置1の水濡れ等の際に作動する。図1の例では、水没検知回路11は、電源(モータ制御装置2に搭載された電源20)と水没時制御回路12とを接続して水没時制御回路12を作動させる。電源は、スイッチ操作装置1に搭載された電源であってもよく、外部電源であってもよい。
【0021】
水没時制御回路12は、スイッチ操作装置1の水濡れ等の際に作動する。図1の例では、水没検知回路11によって電源に接続されるとリレー等の電気部品を作動させる。そして、信号回路10における1又は複数の制御対象電路の抵抗を下げる。また、水没時制御回路12は、信号回路10における別の1又は複数の制御対象電路を遮断する。
【0022】
具体的には、水没時制御回路12は、制御対象電路である第2電路EP2における抵抗器R1に並列接続される常開型リレーを含み、スイッチ操作装置1の水濡れ等の際にその常開型リレーを閉じて抵抗器R1をバイパスする。すなわち、第2電路EP2における抵抗器R1をバイパスする電路を開通させて新たな電路(水没時第2電路EP2S)を通電させる。図1Fは、水没時第2電路EP2Sを流れる電流を点線矢印で示す。
【0023】
また、水没時制御回路12は、制御対象電路である第3電路EP3に設けられた常閉型リレーを含む。水没時制御回路12は、スイッチ操作装置1の水濡れ等の際にその常閉型リレーを開いて第3電路EP3を遮断する。水没時制御回路12は、例えば、抵抗器R1と抵抗器R2との間で第3電路EP3を遮断する。
【0024】
リレーは、有接点リレー及び無接点リレーを含む。有接点リレーは、電磁リレーを含む。無接点リレーは、サイリスタ、トライアック、ダイオード、トランジスタ等の半導体スイッチング素子を使用したソリッドステート・リレーを含む。
【0025】
モータ制御装置2は、主に、電源20、レギュレータ21、出力部P3、入力部P4、及びモータ制御部22を含む。
【0026】
電源20は、スイッチ操作装置1に電力を供給する。図1の例では、車載バッテリ等の蓄電池である。図1の例では、電源20は電源電圧Vccを出力する。
【0027】
レギュレータ21は、入力電圧又は負荷条件の変化にかかわらず所定レベルの一定の出力電圧を生成する装置である。図1の例では、レギュレータ21は、スイッチ操作装置1の水濡れ等の際に発生する漏洩電流に起因する出力電流の変化にかかわらず、出力電圧を所定レベルに維持できる。以下では、便宜上、レギュレータ21が出力する電圧を電源電圧Vccとする。レギュレータ21は、過電流(地絡電流)保護回路を備えていてもよい。また、レギュレータ21は省略されてもよい。
【0028】
出力部P3は、他の機器が利用する所定の基準信号がモータ制御装置2から出る部分である。図1の例では、レギュレータ21によって調整された後の電圧が印加されている電路上の一点である。電源電圧Vccが印加される電路上の一点であってもよい。
【0029】
入力部P4は、他の機器が出力する信号がモータ制御装置2に入る部分である。図1の例では、スイッチ操作装置1の出力電圧が印加される電路上の一点である。
【0030】
図1の例では、スイッチ操作装置1の入力部P1とモータ制御装置2の出力部P3とが信号ラインSL1によって接続されている。また、スイッチ操作装置1の出力部P2とモータ制御装置2の入力部P4とが信号ラインSL2によって接続されている。そして、信号ラインSL1及び信号ラインSL2は1本のケーブルCB内に収められている。
【0031】
モータ制御部22は、ウィンドウを上下動させるための電動モータを制御する装置である。図1の例では、モータ制御部22は、CPU、RAM、ROM等を備えたマイクロコンピュータである。モータ制御部22は、入力部P4における信号レベル、すなわち、スイッチ操作装置1が出力するスイッチ信号の信号レベルに応じて電動モータを制御する。
【0032】
具体的には、モータ制御部22は、入力部P4における電圧レベル、すなわち、スイッチ操作装置1が出力する5段階の電圧レベルのそれぞれに応じて電動モータを制御する。
【0033】
5段階の電圧レベルは、モータ制御装置2内に設けられている抵抗器R5の抵抗値と、スイッチ操作装置1における5つの電路EP1〜EP5から選択された1つの電路に含まれる抵抗器の抵抗値との比で決まる。すなわち、抵抗器R5と5つの電路EP1〜EP5から選択された1つの電路に含まれる抵抗器とは分圧回路を構成している。
【0034】
第1電圧レベルV1は、抵抗器R5の抵抗値r5と、第1電路EP1に含まれる抵抗器の抵抗値との比で決まる。第1電路EP1は、図1Aに示すように、スイッチS1が操作されたとき、すなわち、スイッチS1が閉状態のときに通電する電路である。第1電路EP1には抵抗器が含まれていないため、第1電圧レベルV1は、スイッチ操作装置1の入力部P1における電圧(例えば電源電圧Vcc)に等しい。入力部P4に第1電圧レベルV1の電圧が印加されると、モータ制御部22は、ウィンドウが完全に下降するまでウィンドウを下降させる方向に電動モータを継続的に回転駆動する。以下では、この動作を「オートダウン動作」と称する。この場合、スイッチS1は、オートダウンスイッチとして機能する。スイッチS1の操作が中止されても、モータ制御部22は、ウィンドウが完全に下降するまで電動モータを継続的に回転駆動する。
【0035】
第2電圧レベルV2は、抵抗器R5の抵抗値r5と、第2電路EP2に含まれる抵抗器の抵抗値との比で決まる。第2電路EP2は、図1Bに示すように、スイッチS2が操作されたとき、すなわち、スイッチS2が閉状態のときに通電する電路である。第2電路EP2には抵抗器R1が含まれている。そのため、第2電圧レベルV2は、抵抗器R1の抵抗値r1と抵抗器R5の抵抗値r5との比で決まる(V2/(Vcc−V2)=r5/r1)。入力部P4に第2電圧レベルV2の電圧が印加されている間、すなわち、スイッチS2の操作が中止されるまで、モータ制御部22は、ウィンドウを下降させる方向に電動モータを回転駆動する。以下では、この動作を「マニュアルダウン動作」と称する。この場合、スイッチS2は、マニュアルダウンスイッチとして機能する。スイッチS2の操作が中止されると、モータ制御部22は、電動モータを停止させる。
【0036】
第3電圧レベルV3は、抵抗器R5の抵抗値r5と、第3電路EP3に含まれる抵抗器の抵抗値との比で決まる。第3電路EP3は、図1Cに示すように、スイッチS3が操作されたとき、すなわち、スイッチS3が閉状態のときに通電する電路である。第3電路EP3には抵抗器R1、R2が含まれている。そのため、第3電圧レベルV3は、抵抗器R1、R2の抵抗値r1、r2の合計抵抗値(r1+r2)と抵抗器R5の抵抗値r5との比で決まる(V3/(Vcc−V3)=r5/(r1+r2))。入力部P4に第3電圧レベルV3の電圧が印加されると、モータ制御部22は、ウィンドウが完全に上昇するまでウィンドウを上昇させる方向に電動モータを継続的に回転駆動する。以下では、この動作を「オートアップ動作」と称する。この場合、スイッチS3は、オートアップスイッチとして機能する。スイッチS3の操作が中止されても、モータ制御部22は、ウィンドウが完全に上昇するまで電動モータを継続的に回転駆動する。
【0037】
第4電圧レベルV4は、抵抗器R5の抵抗値r5と、第4電路EP4に含まれる抵抗器の抵抗値との比で決まる。第4電路EP4は、図1Dに示すように、スイッチS4が操作されたとき、すなわち、スイッチS4が閉状態のときに通電する電路である。第4電路EP4には抵抗器R1〜R3が含まれている。そのため、第4電圧レベルV4は、抵抗器R1〜R3の抵抗値r1〜r3の合計抵抗値(r1+r2+r3)と抵抗器R5の抵抗値r5との比で決まる(V4/(Vcc−V4)=r5/(r1+r2+r3))。入力部P4に第4電圧レベルV4の電圧が印加されている間、すなわち、スイッチS4の操作が中止されるまで、モータ制御部22は、ウィンドウを上昇させる方向に電動モータを回転駆動する。以下では、この動作を「マニュアルアップ動作」と称する。この場合、スイッチS4は、マニュアルアップスイッチとして機能する。スイッチS4の操作が中止されると、モータ制御部22は、電動モータを停止させる。
【0038】
第5電圧レベルV5は、抵抗器R5の抵抗値r5と、第5電路EP5に含まれる抵抗器の抵抗値との比で決まる。第5電路EP5は、図1Eに示すように、スイッチS1〜S4が何れも操作されていないときに通電する電路である。第5電路EP5には抵抗器R1〜R4が含まれている。そのため、第5電圧レベルV5は、抵抗器R1〜R4の抵抗値r1〜r4の合計抵抗値(r1+r2+r3+r4)と抵抗器R5の抵抗値r5との比で決まる(V5/(Vcc−V5)=r5/(r1+r2+r3+r4))。入力部P4に第5電圧レベルV5の電圧が印加されると、モータ制御部22は、基本的に電動モータを停止させる。例えば、オートダウン動作又はオートアップ動作を実行していない場合には、電動モータを停止させる。
【0039】
5段階の電圧レベルは、例えば、電源電圧Vccとグラウンド電圧との間で均等に割り振られる。抵抗器R1〜R5のそれぞれの抵抗値は、このような均等な割り振りが実現されるように決定される。
【0040】
次に、スイッチ操作装置1が水没したときにスイッチが操作されたときの入力部P4における電圧レベルについて説明する。
【0041】
スイッチ操作装置1が水没すると、水没検知回路11は、電源20と水没時制御回路12とを接続して水没時制御回路12を作動させる。水没時制御回路12は、リレー等の電気部品を作動させ、信号回路10における1又は複数の制御対象電路の抵抗を下げる。また、水没時制御回路12は、信号回路10における別の1又は複数の制御対象電路を遮断する。
【0042】
図1の例では、水没時にスイッチS1が操作されたときの電圧レベルは、非水没時にスイッチS1が操作されたときと同じ第1電圧レベルV1である。水没時制御回路12が作動しているときに通電する電路は、水没時制御回路12が作動していないときと同じ第1電路EP1のためである。
【0043】
水没時にスイッチS2が操作されたときの電圧レベルは、非水没時にスイッチS2が操作されたときの電圧レベルよりも高い。水没時制御回路12が第2電路EP2の抵抗を下げるように動作するためである。具体的には、水没時制御回路12は、図1Fに示すように、第2電路EP2(図1B参照。)における抵抗器R1をバイパスする電路を開通させて水没時第2電路EP2Sを通電させる。水没時第2電路EP2Sには抵抗器が含まれていないため、電圧レベルは、スイッチ操作装置1の入力部P1における電圧(例えば電源電圧Vcc)に等しい。すなわち、スイッチS1が操作されたときと同じ第1電圧レベルV1となる。入力部P4に第1電圧レベルV1の電圧が印加されると、モータ制御部22は、オートダウン動作を実行する。すなわち、マニュアルダウンスイッチとして機能していたスイッチS2は、オートダウンスイッチとして機能する。そのため、スイッチS2の操作が中止されても、モータ制御部22は、ウィンドウが完全に下降するまで電動モータを継続的に回転駆動する。
【0044】
水没時にスイッチS3が閉状態となったときの電圧レベルは、非水没時にスイッチS3が閉状態となったときの電圧レベルよりも低い。水没時制御回路12が第3電路EP3を遮断するためである。具体的には、水没時制御回路12は、スイッチS3の上流側(電源20に近い側)で電路を遮断する。図1Cの例では、抵抗器R1と抵抗器R2との間で第3電路EP3を遮断する。そのため、入力部P4における電圧レベルは、オープン状態となる。その結果、モータ制御部22は、スイッチS3が閉状態になったとしても、電動モータを停止させたまま維持する。スイッチS4が閉状態になったときも同様である。
【0045】
次に、図2及び図3を参照し、スイッチ操作装置1の出力電圧のレベルに応じたモータ制御部22の動作について説明する。図2は、スイッチS1〜S4のそれぞれが操作されたときのスイッチ操作装置1の出力電圧の推移を示す図である。具体的には、図2は、時刻t1から時刻t2までスイッチS1が操作され、時刻t3から時刻t4までスイッチS2が操作され、時刻t5から時刻t6までスイッチS3が操作され、且つ、時刻t7から時刻t8までスイッチS4が操作されたときの出力電圧を示している。図2(A)はスイッチ操作装置1が水没していないときの出力電圧を示し、図2(B)はスイッチ操作装置1が水没しているときの出力電圧を示す。
【0046】
図3は、モータ制御部22が実行する処理の流れを示すフローチャートを示す。モータ制御部22は、スイッチ操作装置1が水没しているか否かにかかわらず、所定の制御周期で繰り返しこの処理を実行する。
【0047】
最初に、モータ制御部22は、出力電圧が閾値TH1以上であるか否かを判定する(ステップST1)。閾値TH1は、第1電圧レベルV1より小さく且つ第2電圧レベルV2より大きい値である。例えば、第1電圧レベルV1と第2電圧レベルV2の中間値である。
【0048】
出力電圧が閾値TH1以上であると判定した場合(ステップST1のYES)、モータ制御部22は、オートダウン動作を実行する(ステップST2)。具体的には、スイッチ操作装置1が水没していない場合にスイッチS1が操作されたとき、及び、スイッチ操作装置1が水没している場合にスイッチS1又はスイッチS2が操作されたときに、モータ制御部22は、出力電圧が閾値TH1以上であると判定してオートダウン動作を実行する。
【0049】
出力電圧が閾値TH1未満であると判定した場合(ステップST1のNO)、モータ制御部22は、出力電圧が閾値TH2以上であるか否かを判定する(ステップST3)。閾値TH2は、第2電圧レベルV2より小さく且つ第3電圧レベルV3より大きい値である。例えば、第2電圧レベルV2と第3電圧レベルV3の中間値である。
【0050】
出力電圧が閾値TH2以上であると判定した場合(ステップST3のYES)、モータ制御部22は、マニュアルダウン動作を実行する(ステップST4)。具体的には、スイッチ操作装置1が水没していない場合にスイッチS2が操作されたときに、モータ制御部22は、出力電圧が閾値TH2以上であると判定してマニュアルダウン動作を実行する。
【0051】
出力電圧が閾値TH2未満であると判定した場合(ステップST3のNO)、モータ制御部22は、出力電圧が閾値TH3以上であるか否かを判定する(ステップST5)。閾値TH3は、第3電圧レベルV3より小さく且つ第4電圧レベルV4より大きい値である。例えば、第3電圧レベルV3と第4電圧レベルV4の中間値である。
【0052】
出力電圧が閾値TH3以上であると判定した場合(ステップST5のYES)、モータ制御部22は、オートアップ動作を実行する(ステップST6)。具体的には、スイッチ操作装置1が水没していない場合にスイッチS3が操作されたときに、モータ制御部22は、出力電圧が閾値TH3以上であると判定してオートアップ動作を実行する。
【0053】
出力電圧が閾値TH3未満であると判定した場合(ステップST5のNO)、モータ制御部22は、出力電圧が閾値TH4以上であるか否かを判定する(ステップST7)。閾値TH4は、第4電圧レベルV4より小さく且つ第5電圧レベルV5より大きい値である。例えば、第4電圧レベルV4と第5電圧レベルV5の中間値である。
【0054】
出力電圧が閾値TH4以上であると判定した場合(ステップST7のYES)、モータ制御部22は、マニュアルアップ動作を実行する(ステップST8)。具体的には、スイッチ操作装置1が水没していない場合にスイッチS4が操作されたときに、モータ制御部22は、出力電圧が閾値TH4以上であると判定してマニュアルアップ動作を実行する。
【0055】
出力電圧が閾値TH4未満であると判定した場合(ステップST7のNO)、モータ制御部22は、スイッチS1〜S4が何れも操作されていないとして電動モータを適切に制御する。例えば、マニュアルダウン動作又はマニュアルアップ動作を実行している場合には電動モータを停止させる。電動モータが停止している場合にはその状態を維持する。オートダウン動作又はオートアップ動作を実行している場合には、各動作が完了するまでその状態を維持する。
【0056】
スイッチ操作装置1が水没している場合にスイッチS3又はスイッチS4が閉状態になった場合であっても、出力電圧はオープン状態で維持される。すなわち、閾値TH4未満で維持される。そのため、モータ制御部22は、上述のように、スイッチS1〜S4が何れも操作されていないとして電動モータを適切に制御できる。
【0057】
以上の構成により、スイッチ操作装置1は、水濡れ等が発生した場合におけるモータ制御装置2による信号レベルの誤検出を防止できる。具体的には、スイッチ操作装置1は、水没の際にウィンドウを下げるためのスイッチ(スイッチS1又はスイッチS2であり、以下、集合的に「ダウンスイッチ」とする。)が操作された場合の出力電圧をできるだけ大きくする。例えば、最も高い閾値TH1より高いレベルの電圧にする。
【0058】
また、スイッチ操作装置1は、水没の際にウィンドウを上げるためのスイッチ(スイッチS3又はスイッチS4であり、以下、集合的に「アップスイッチ」とする。)が閉状態となった場合の出力電圧をできるだけ小さくする。例えば、最も低い閾値TH4より低いレベルの電圧にする。
【0059】
そのため、スイッチ操作装置1は、例えば、ダウンスイッチが操作されたにもかかわらず、アップスイッチが操作されたときと同様のレベルの電圧が誤って出力されてしまうのを防止できる。その結果、水没の際にダウンスイッチが操作された場合、ウィンドウを確実に下降させることができる。
【0060】
また、スイッチ操作装置1は、例えば、アップスイッチが操作されていないにもかかわらず、アップスイッチが操作されたときと同様のレベルの電圧が誤って出力されてしまうのを防止できる。その結果、操作者の操作によらず漏洩電流等によりアップスイッチが閉状態となってしまった場合にオートアップ動作又はマニュアルアップ動作が実行されてしまうのを防止できる。漏洩電流は、例えば、信号ラインSL1、SL2のところで発生する。
【0061】
また、上述の実施例では、スイッチ操作装置1が水没している場合で且つスイッチS1〜S4が何れも操作されていない場合、出力部P2における出力電圧は、極めて低いレベルになる。第5電路EP5が水没時制御回路12によって遮断されるためである。そのため、モータ制御部22は、出力電圧を監視することで、スイッチ操作装置1が水没しているか否かを判定してもよい。そして、モータ制御部22は、スイッチ操作装置1が水没していると判定した場合、ダウンスイッチが操作されたか否かを判定するための閾値TH1を低減させてもよい。漏洩電流等に起因する出力電圧の変動が大きい場合であってもダウンスイッチが操作されたことを確実に認識できるようにするためである。
【0062】
図4は、スイッチ操作装置1が水没しているときにモータ制御部22が閾値TH1を低減させる処理の流れを示すフローチャートを示す。モータ制御部22は、スイッチ操作装置1が水没していると判定するまで、所定の制御周期で繰り返しこの処理を実行する。
【0063】
最初に、モータ制御部22は、出力電圧が閾値TH5未満であるか否かを判定する(ステップST11)。閾値TH5は、第5電圧レベルV5より小さく且つグラウンドレベル(0V)より大きい値である。例えば、第5電圧レベルV5とグラウンドレベルの中間値である。
【0064】
出力電圧が閾値TH5未満であると判定した場合(ステップST11のYES)、モータ制御部22は、閾値TH1を閾値TH5にする(ステップST12)。
【0065】
出力電圧が閾値TH5以上であると判定した場合(ステップST11のNO)、モータ制御部22は、閾値TH1を閾値TH5にすることなく、今回の処理を終了させる。
【0066】
この処理により、モータ制御部22は、例えば、漏洩電流等の影響によりスイッチS2(マニュアルダウンスイッチ)が操作されたときの出力電圧が閾値TH2より小さくなってしまったとしても、誤ってオートアップ動作を実行することなく、マニュアルダウン動作を実行できる。
【0067】
次に、図5を参照し、水没検知回路11及び水没時制御回路12の構成例について説明する。図5は、パワーウィンドウ制御装置100の構成例を示す概略図であり、図1に対応する。図5は、水没検知回路11及び水没時制御回路12の詳細を示している点で図1と相違するが、その他の点で図1と共通する。そのため、共通部分の説明を省略し、相違部分を詳説する。図5A及び図5Bは、図5に示されたパワーウィンドウ制御装置100の特定の状態を示す。具体的には、図5Aは、スイッチ操作装置1が水没しているときにスイッチS2が操作されたときの状態を示す。図5Bは、スイッチ操作装置1が水没しているときにスイッチS3が閉状態となったときの状態を示す。
【0068】
図5の例では、水没検知回路11は、水漏れ検知パッド110及びリレー111を含む。水漏れ検知パッド110は、一対のパッドの間に導電性の液体が付着したときにその一対のパッドの間が通電するように構成されている。リレー111は、水漏れ検知パッド110における一対のパッドの間が通電したときに閉状態となる常開型リレーである。図5の例では、PNP型トランジスタで構成されている。
【0069】
図5の例では、水没時制御回路12は、リレー120及びリレー121を含む。リレー120は、スイッチ操作装置1が水没しているときに閉状態となる常開型リレーである。リレー121は、スイッチ操作装置1が水没しているときに開状態となる常閉型リレーである。図5の例では、リレー120、121は何れも電磁リレーである。
【0070】
スイッチ操作装置1が水没し、水漏れ検知パッド110における一対のパッドの間が通電すると、リレー111は閉状態となる。具体的には、PNP型トランジスタのベース電圧が下がり、エミッタからコレクタに電流が流れるようになる。その結果、図5Aの点線矢印で示すように、電源20から水没検知回路11を通って水没時制御回路12に電流が流れる。
【0071】
そして、電源20からリレー120に電流が流れると、リレー120は閉状態となる。すなわち、抵抗器R1をバイパスする電路を開通させる。
【0072】
従って、スイッチ操作装置1が水没しているときにスイッチS2が操作されると、電流は、図5Aの点線矢印で示すように、抵抗器R1を通らずに、リレー120及びスイッチS2を通って流れる。そのため、入力部P4における電圧レベルは、第1電圧レベルV1となる。その結果、モータ制御部22は、オートダウン動作を実行できる。
【0073】
また、電源20からリレー121に電流が流れると、リレー121は開状態となる。すなわち、抵抗器R1と抵抗器R2との間で電路を遮断する。
【0074】
従って、スイッチ操作装置1が水没しているときにスイッチS3が閉状態になったとしても、電流は、図5Bの点線矢印で示すように、水没検知回路11及び水没時制御回路12に向かって流れるのみであり、スイッチS3に向かっては流れない。そのため、入力部P4における電圧レベルは、オープン状態となる。その結果、モータ制御部22は、スイッチS3が閉状態になったとしても、ウィンドウを上昇させない。スイッチS4が閉状態となったときも同様である。
【0075】
次に、図6を参照し、水没時制御回路12の別の構成例について説明する。図6は、パワーウィンドウ制御装置100の別の構成例を示す概略図であり、図1に対応する。図6は、水没検知回路11及び水没時制御回路12の詳細を示している点で図1と相違するが、その他の点で図1と共通する。また、図6の水没検知回路11は、図5の水没検知回路11と同じである。そのため、既に説明した部分の説明を省略し、図6の構成に特有の部分を詳説する。図6A及び図6Bは、図6に示されたパワーウィンドウ制御装置100の特定の状態を示す。具体的には、図6Aは、スイッチ操作装置1が水没しているときにスイッチS2が操作されたときの状態を示す。図6Bは、スイッチ操作装置1が水没しているときにスイッチS3が閉状態になったときの状態を示す。
【0076】
図6の例では、水没時制御回路12は、リレー122、123、及び124を含む。リレー122は、スイッチ操作装置1が水没しているときに閉状態となる常開型リレーである。リレー123は、スイッチ操作装置1が水没しているときに閉状態となる常開型リレーである。リレー124は、スイッチ操作装置1が水没しているときに開状態となる常閉型リレーである。図6の例では、リレー122、124は何れもP型MOSFETで構成され、リレー123はNPN型トランジスタで構成されている。
【0077】
スイッチ操作装置1が水没するとリレー123は閉状態となる。具体的には、NPN型トランジスタのベース電圧が上がり、エミッタからコレクタに電流が流れるようになる。リレー123が閉状態になると、リレー122は閉状態となる。すなわち、抵抗器R1をバイパスする電路を開通させる。具体的には、P型MOSFETのゲート電圧が下がり、ソースからドレインに電流が流れるようになる。
【0078】
従って、スイッチ操作装置1が水没しているときにスイッチS2が操作されると、電流は、図6Aの点線矢印で示すように、抵抗器R1を通らずに、リレー122及びスイッチS2を通って流れる。そのため、入力部P4における電圧レベルは、第1電圧レベルV1となる。その結果、モータ制御部22は、オートダウン動作を実行できる。
【0079】
また、スイッチ操作装置1が水没すると、リレー124は開状態となる。すなわち、抵抗器R1と抵抗器R2との間で電路を遮断する。具体的には、P型MOSFETのゲート電圧が上がり、ソースからドレインに電流が流れないようになる。
【0080】
従って、スイッチ操作装置1が水没しているときにスイッチS3が閉状態になったとしても、電流は、図6Bの点線矢印で示すように、水没検知回路11及び水没時制御回路12に向かって流れるのみであり、スイッチS3に向かっては流れない。そのため、入力部P4における電圧レベルは、オープン状態となる。その結果、モータ制御部22は、スイッチS3が閉状態になったとしても、ウィンドウを上昇させない。スイッチS4が閉状態になったときも同様である。
【0081】
次に、図7を参照し、パワーウィンドウ制御装置100の更に別の構成例について説明する。図7は、パワーウィンドウ制御装置100の更に別の構成例を示す概略図である。図7のパワーウィンドウ制御装置100は、主に、モータ制御装置2の内部構成の点で、図1のパワーウィンドウ制御装置100と異なるが、その他の点で共通する。そのため、共通部分の説明を省略し、相違部分を詳説する。
【0082】
図7では、スイッチ操作装置1は、電源20に近い側のポートを出力部P2とし、グラウンドに近い側を入力部P1としている。モータ制御装置2は、電源20に近い側のポートを入力部P4とし、グラウンドに近い側を出力部P3としている。従って、入力部P1における電圧は、グラウンド電圧に等しい。
【0083】
また、モータ制御装置2では、電源20と入力部P4との間に抵抗器R5が接続され、且つ、抵抗器R5と入力部P4との間にモータ制御部22が接続されている。
【0084】
この構成により、スイッチ操作装置1が水没していない場合には、スイッチ操作装置1は、分圧により、択一的な5段階の電圧レベルをもたらす。具体的には、スイッチ操作装置1の出力電圧は、スイッチS1〜S4が何れも操作されていないときに最大となる。そして、スイッチS4が操作されたとき、スイッチS3が操作されたとき、スイッチS2が操作されたときの順で出力電圧が小さくなり、スイッチS1が操作されたときに最小となる。
【0085】
スイッチ操作装置1が水没している場合には、スイッチ操作装置1は、分圧により、択一的な2段階の電圧レベルをもたらす。具体的には、スイッチ操作装置1の出力電圧は、スイッチS1〜S4が何れも開状態のとき、スイッチS3が閉状態のとき、及び、スイッチS4が閉状態のときに最大となる。水没時制御回路12が抵抗器R1と抵抗器R2との間で電路を遮断するためである。そして、スイッチS1が操作されたとき、及び、スイッチS2が操作されたときに最小となる。水没時制御回路12が抵抗器R1をバイパスする電路を開通させるためである。
【0086】
次に、図8を参照し、パワーウィンドウ制御装置100の更に別の構成例について説明する。図8は、パワーウィンドウ制御装置100の更に別の構成例を示す概略図である。図8のパワーウィンドウ制御装置100は、主に、スイッチ操作装置1の内部構成の点で、図7のパワーウィンドウ制御装置100と異なるが、その他の点で共通する。そのため、共通部分の説明を省略し、相違部分を詳説する。
【0087】
図8では、スイッチ操作装置1は、水没検知回路11及び水没時制御回路12を動作させるための電源13を備えている。また、スイッチS1〜S4のそれぞれに直列接続される抵抗器R11〜R14を備えている。モータ制御装置2内に設けられた抵抗器R15と5つの電路から選択された1つの電路に含まれる抵抗器R11〜R14のそれぞれとは分圧回路を構成している。
【0088】
スイッチ操作装置1が水没していない場合には、スイッチ操作装置1は、分圧により、択一的な5段階の電圧レベルをもたらす。具体的には、スイッチ操作装置1の出力電圧は、スイッチS1〜S4が何れも開状態のときに最大となる。そして、スイッチS4が閉状態のとき、スイッチS3が閉状態のとき、スイッチS2が閉状態のとき、スイッチS1が閉状態のときの順で出力電圧が小さくなるように抵抗器R11〜R15のそれぞれの抵抗値が決定されている。
【0089】
スイッチ操作装置1が水没している場合には、スイッチ操作装置1は、分圧により、択一的な2段階の電圧レベルをもたらす。具体的には、スイッチ操作装置1の出力電圧は、スイッチS1〜S4が何れも開状態のときに加え、スイッチS3が閉状態のとき、及び、スイッチS4が閉状態のときに最大となる。水没時制御回路12が入力部P1とスイッチS3、S4のそれぞれとの間で電路を遮断するためである。そして、スイッチS1が閉状態のとき、及び、スイッチS2が閉状態のときに最小となる。水没時制御回路12が抵抗器R11、R12をバイパスする電路を開通させるためである。
【0090】
上述のように、スイッチ操作装置1は、例えば、スイッチ信号を出力する出力部P2と、出力部P2に接続され且つ択一的に通電される複数の電路EP1〜EP5を備える。複数の電路EP1〜EP5は、上述のように一部が重複していてもよく、完全に独立していてもよい。複数の電路EP1〜EP5は、直列接続されたスイッチS2と抵抗器R1を含む制御対象電路としての電路EP2を含む。また、スイッチ操作装置1は、スイッチ操作装置1の水没の際に作動して電路EP2の抵抗を下げる水没時制御回路12を備える。この構成により、スイッチ操作装置1は、水濡れ等が発生した場合におけるモータ制御部22による信号レベルの誤検出を防止できる。例えば、図1の例では、スイッチ操作装置1は、電路EP2の抵抗を下げることで、スイッチS2が閉状態となったときの出力部P2での出力電圧を本来の第2電圧レベルV2から第1電圧レベルV1に高めることができる。すなわち、ダウンスイッチが操作されたときの出力電圧を閾値TH1より高くできる。なお、ダウンスイッチは、オートダウンスイッチ及びマニュアルダウンスイッチを含む。また、閾値TH1は、ダウンスイッチが操作されたか否かを判定するための2つの閾値TH1、TH2のうちの高い方の閾値である。そのため、ダウンスイッチが操作されたときの出力電圧を、2つの閾値のうちの低い方の閾値TH2から遠ざけ、出力電圧が閾値TH2を下回ってしまうのをより確実に防止できる。その結果、スイッチ操作装置1で水濡れ等が発生した場合にダウンスイッチが操作されたときに、モータ制御装置2が信号レベルを誤検出してしまうのを防止できる。この場合、モータ制御装置2による信号レベルの誤検出は、アップスイッチが操作されたことの誤検出、及び、ダウンスイッチが操作されたことの非検出を含む。
【0091】
モータ制御装置2は、スイッチ操作装置1が水没しているか否かに応じて制御内容を変更する必要はない。そのため、スイッチ操作装置1が水没しているか否かを検出する必要もない。但し、モータ制御装置2は、スイッチ操作装置1が水没しているか否かを検出してもよい。スイッチ操作装置1が水没しているか否かに応じ、ダウンスイッチが操作されたか否かを判定するための閾値を変更することで、信号レベルの誤検出をより確実に防止できるためである。
【0092】
また、スイッチ操作装置1は、水没の際に作動して電源と水没時制御回路12とを接続する水没検出回路11を備える。電源は、モータ制御装置2に搭載された電源20であってもよく、スイッチ操作装置1に搭載された電源13であってもよく、外部電源であってもよい。この構成により、スイッチ操作装置1は、水没の際に水没時制御回路12を確実に作動させることができる。
【0093】
また、水没時制御回路12は、制御対象電路としての電路EP2における抵抗器R1に並列接続されるリレー120、122を含み、スイッチ操作装置1の水没の際にリレー120、122を閉じて抵抗器R1をバイパスする。リレー120、122は、有接点リレーであってもよく、無接点リレーであってもよい。この構成により、スイッチ操作装置1は、水没の際に電路EP2の抵抗を下げることができる。
【0094】
また、スイッチ操作装置1を用いたパワーウィンドウ制御装置100は、例えば、制御対象電路としての電路EP2が通電されたときに出力部P2が出力するスイッチ信号を、ウィンドウを下降させるための信号とする。この構成により、パワーウィンドウ制御装置100は、スイッチ操作装置1が水没した際にマニュアルダウンスイッチとしてのスイッチS2が操作されたときにウィンドウを確実に下げることができる。すなわち、スイッチ操作装置1が水没した際にマニュアルダウンスイッチが操作されたにもかかわらずウィンドウが上昇したり動かなかったりする状況が発生してしまうのを防止できる。
【0095】
また、択一的に通電される複数の電路EP1〜EP5は、抵抗の異なる2つの電路EP1、EP2を含む。それら2つの電路のうちの一方である電路EP1が通電されたときに出力部P2が出力するスイッチ信号はオートダウンスイッチ信号であり、それら2つの電路のうちの他方である電路EP2が通電されたときに出力部P2が出力するスイッチ信号はマニュアルダウンスイッチ信号である。
【0096】
また、パワーウィンドウ制御装置100は、ウィンドウを上下動させるための電動モータを制御するモータ制御部22を備える。モータ制御部22は、スイッチ操作装置1とは別個に設けられ、ケーブルCBを介してスイッチ操作装置1に接続されている。例えば、モータ制御部22を含むモータ制御装置2とスイッチ操作装置1は、個別の筐体を備えた別々の装置として構成され、ケーブルCBを介して互いに接続されている。この構成により、スイッチ操作装置1及びモータ制御装置2のそれぞれは小型化され得る。また、車両ドアの内部における配置の自由度が高められる。そのため、スイッチ操作装置1及びモータ制御装置2は、車両ドアの内部で、互いに離れた位置に取り付けられ得る。但し、スイッチ操作装置1とモータ制御部22とは共通の筐体を備えた1つの装置として構成されていてもよい。或いは、スイッチ操作装置1とモータ制御部22を含むモータ制御装置2とが共通の筐体を備えた1つの装置として構成されていてもよい。
【0097】
また、ケーブルCBは、出力ラインとしての信号ラインSL2を備える。そして、スイッチ操作装置1は、オートダウンスイッチ信号を信号ラインSL2に出力するためのオートダウンスイッチS1と、マニュアルダウンスイッチ信号を信号ラインSL2に出力するためのマニュアルダウンスイッチS2とを備える。水没時制御回路12の非作動時では、マニュアルダウンスイッチ信号の出力値は、オートダウンスイッチ信号の出力値と異なる。例えば、マニュアルダウンスイッチ信号の出力電圧のレベル(第2電圧レベルV2)は、オートダウンスイッチ信号の出力電圧のレベル(第1電圧レベルV1)より低い。一方で、水没時制御回路12の作動時では、マニュアルダウンスイッチ信号の出力値は、オートダウンスイッチ信号の出力値と等しくなる。例えば、マニュアルダウンスイッチ信号の出力電圧のレベルは、オートダウンスイッチ信号の出力電圧のレベル(第1電圧レベルV1)と等しくなる。この構成により、パワーウィンドウ制御装置100は、スイッチ操作装置1が水没していない場合には、スイッチS1が操作されたときとスイッチS2が操作されたときとを区別してモータ制御部22を動作させることができる。例えば、スイッチS1が操作されたときにオートダウン機能を実行し、スイッチS2が操作されたときにマニュアルダウン機能を実行できる。一方で、スイッチ操作装置1が水没している場合には、スイッチS1が操作されたときとスイッチS2が操作されたときとを区別することなく、モータ制御部22を動作させることができる。例えば、スイッチS1及びスイッチS2の何れが操作されたときであってもオートダウン機能を実行できる。スイッチS1及びスイッチS2の何れが操作されたときであってもマニュアルダウン機能を実行できるようにしてもよい。なお、上述の例では、スイッチS1がオートダウンスイッチに対応付けられ、スイッチS2がマニュアルダウンスイッチに対応付けられている。しかしながら、スイッチS2がオートダウンスイッチに対応付けられ、スイッチS1がマニュアルダウンスイッチに対応付けられていてもよい。
【0098】
また、水没時制御回路12は、スイッチ操作装置1の水没の際に作動して制御対象電路としての電路EP3を遮断する。この構成により、スイッチ操作装置1は、水濡れ等が発生した場合におけるモータ制御部22による信号レベルの誤検出を防止できる。例えば、図1の例では、スイッチ操作装置1は、電路EP3を遮断することで、スイッチS3が閉状態となったときの出力部P2での出力電圧を本来の第3電圧レベルV3より低い電圧(例えばグラウンド電圧)まで下げることができる。すなわち、アップスイッチが閉状態となったときの出力電圧を閾値TH4より低くできる。なお、アップスイッチは、オートアップスイッチ及びマニュアルアップスイッチを含む。また、閾値TH4は、アップスイッチが閉状態となったか否かを判定するための2つの閾値TH3、TH4のうちの低い方の閾値である。そのため、アップスイッチが閉状態となったときの出力電圧を2つの閾値TH3、TH4のうちの高い方の閾値TH3から遠ざけ、出力電圧が閾値TH3を上回ってしまうのをより確実に防止できる。その結果、スイッチ操作装置1で水濡れ等が発生した場合に漏洩電流等によってアップスイッチが意図せず閉状態となってしまったときに、モータ制御装置2が信号レベルを誤検出してしまうのを防止できる。この場合、モータ制御装置2による信号レベルの誤検出は、アップスイッチが操作されていないにもかかわらずアップスイッチ(特にオートアップスイッチ)が操作されたと誤って検出することを含む。また、アップスイッチが実際に操作されたときであってもウィンドウが上昇するのを禁止できる。車両が水没しているときにウィンドウが上げられてしまうのを防止するためである。
【0099】
また、水没時制御回路12は、制御対象電路としての電路EP3に設けられたリレー121、124を含み、スイッチ操作装置1の水没の際にリレー121、124を開いてもよい。この構成により、スイッチ操作装置1は、水没の際に電路EP3を遮断できる。
【0100】
また、スイッチ操作装置1を用いたパワーウィンドウ制御装置100は、例えば、制御対象電路としての電路EP3が通電されたときに出力部P2が出力するスイッチ信号を、ウィンドウを上昇させるための信号とする。この構成により、パワーウィンドウ制御装置100は、スイッチ操作装置1が水没した際にオートアップスイッチとしてのスイッチS3が閉状態となったときであってもウィンドウの上昇を禁止できる。すなわち、スイッチ操作装置1が水没した際にアップスイッチが操作されていないにもかかわらずウィンドウが上昇してしまうのを防止できる。また、スイッチ操作装置1が水没した際にはアップスイッチが意図的に操作されたときであってもウィンドウが上昇するのを禁止できる。
【0101】
また、遮断される制御対象電路は、抵抗の異なる2つの電路EP3、EP4を含む。それら2つの電路のうちの一方である電路EP3が通電されたときに出力部P2が出力するスイッチ信号はオートアップスイッチ信号であり、それら2つの電路のうちの他方である電路EP4が通電されたときに出力部P2が出力するスイッチ信号はマニュアルアップスイッチ信号である。
【0102】
また、スイッチ操作装置1は、オートアップスイッチ信号を出力ラインとしての信号ラインSL2に出力するためのオートアップスイッチS3と、マニュアルアップスイッチ信号を信号ラインSL2に出力するためのマニュアルアップスイッチS4とを備える。水没時制御回路12の非作動時では、オートアップスイッチ信号の出力値は、マニュアルアップスイッチ信号の出力値と異なる。例えば、オートアップスイッチ信号の出力電圧のレベル(第3電圧レベルV3)は、マニュアルアップスイッチ信号の出力電圧のレベル(第4電圧レベルV4)より高い。一方で、水没時制御回路12の作動時では、オートアップスイッチ信号の出力値は、マニュアルアップスイッチ信号の出力値と等しくなる。例えば、オートアップスイッチ信号及びマニュアルアップスイッチ信号の出力電圧は何れも第4電圧レベルV4より低い電圧レベル(例えばグラウンド電圧)で等しくなる。この構成により、パワーウィンドウ制御装置100は、スイッチ操作装置1が水没していない場合には、スイッチS3が操作されたときとスイッチS4が操作されたときとを区別してモータ制御部22を動作させることができる。例えば、スイッチS3が操作されたときにオートアップ機能を実行し、スイッチS4が操作されたときにマニュアルアップ機能を実行できる。一方で、スイッチ操作装置1が水没している場合には、スイッチS3及びスイッチS4の何れが閉状態になったときであっても、モータ制御部22を動作させない。そのため、漏洩電流等により意図せずアップスイッチが閉状態となった場合、或いは、アップスイッチが操作された場合の何れにおいても、ウィンドウが上昇してしまうのを防止できる。なお、上述の例では、スイッチS3がオートアップスイッチに対応付けられ、スイッチS4がマニュアルアップスイッチに対応付けられている。しかしながら、スイッチS4がオートアップスイッチに対応付けられ、スイッチS3がマニュアルアップスイッチに対応付けられていてもよい。
【0103】
以上、本発明の好ましい実施形態について詳説した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に制限されることはない。本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
【符号の説明】
【0104】
1・・・スイッチ操作装置 2・・・モータ制御装置 10・・・信号回路 11・・・水没検知回路 12・・・水没時制御回路 20・・・電源 21・・・レギュレータ 22・・・モータ制御部 100・・・パワーウィンドウ制御装置 110・・・水漏れ検知パッド110 111・・・リレー111 120〜124・・・リレー CB・・・ケーブル EP1・・・第1電路 EP2・・・第2電路 EP2S・・・水没時第2電路 EP3・・・第3電路 EP4・・・第4電路 EP5・・・第5電路 P1・・・入力部 P2・・・出力部 P3・・・出力部 P4・・・入力部 R1〜R5・・・抵抗器 S1〜S4・・・スイッチ SL1、SL2・・・信号ライン
図1
図1A
図1B
図1C
図1D
図1E
図1F
図2
図3
図4
図5
図5A
図5B
図6
図6A
図6B
図7
図8