【文献】
”Photonics Optical Electronics in Modern Communications SIXTH EDITION”,Amnon Yariv et. al., Oxford University Press 2007,p.156−167
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第一光電変換層は、ドープ半導体層、あるいは、量子薄膜を有し、前記第一金属層、および、前記第二金属層は、独立して、Ag、Au、Cu、W、Al、Mo、Ti、Pt、Ir、Ni、Cr、Rh、それらの合金、あるいは、それらの組み合わせを含むことを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサー。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明のイメージセンサーは以下で詳細に説明される。以下の詳細な記述において、説明の目的のため、いくつかの特定の詳細と実施形態が説明されて、本発明に対する十分な理解を提供する。以下の詳細な記述において記述される特定の素子と配置が説明されて、本発明をわかりやすく説明する。理解できることは、ここで説明される実施形態は説明の目的であり、発明概念は、実施形態に限定されることなく、各種形式で具体化される。このほか、本発明をわかりやすくするため、異なる実施形態の図面は、類似、および/または、対応する番号を用いて、類似、および/または、対応する素子を表示している。しかし、異なる実施形態の図面における類似、および/または、対応する番号の使用は異なる実施形態間の任意の相互関係を意味するものではない。このほか、この明細書において、たとえば、 "第二材料層の上に設置される第一材料層"という表現は、第一材料層、および、第二材料層の直接接触を示す、あるいは、第一材料層と第二材料層間の一つ以上の中間層による非接触状態を示す。上記の状況において、第一材料層は、第二材料層と直接接触しない。
【0013】
このほか、この明細書において、相対表現が用いられる。たとえば、“低い”、“底部”、“高い”、あるいは、“上部”が用いられて、一素子ともう一つの素子の相対的な位置を説明する。理解できることは、装置が上下逆になる場合、 “低い”素子が “高い”素子になる。
【0014】
定義されない限り、ここで用いられる全ての技術、および、科学用語は、本発明が属する技術の当業者に通常理解されるものと、同意義を有する。理解すべきことは、各状況において、一般に用いられる辞書において定義される用語は、本発明の関連技術、および、本発明の背景状況一致する意味を有すると解釈されるべきであり、そのように定義されない限り、理想的な、あるいは、過度に規則的な方式に解釈されるべきではない。
【0015】
記述において、相対語、たとえば、 "下部" "上部" “水平” “垂直”、“上方” “下方” “上” “下” “上部”、および、“底部”、および、それらの派生後 (たとえば、“水平に” “下方に” “上方に”等)は、討論の下、記述、あるいは、図面で示される方位に関するものと解釈されるべきである。これらの相対語は便宜のための記述であり、且つ、装置が、特定の方位で構成、あるいは、操作されなくてもよい。結合等の取り付け関連の用語である“接続”、および、 “相互接続”は、特別に記述されない限り、構造が、介在構造により、直接、あるいは、間接的にもう一つに固定される、あるいは、取り付けられる関係、および、移動できる、あるいは、柔軟性に欠ける取り付けや関係のことに言及している。
【0016】
本発明のいくつかの実施形態において、用語 "基板" は、半導体ウェハ中に形成されるデバイス、および、ウェハを覆う層を有していることを意味する。必要な全半導体素子はすでに、基板上に形成されている。しかし、図面を簡単にするため、基板は平坦面で表示されている。用語 “基板表面”は、半導体ウェハ上の最上部の露出層、たとえば、シリコン表面、および、絶縁層、および/または、冶金線(metallurgy lines)を含むことを意味する。本発明のいくつかの実施形態において、用語 "基板" は、透明基板中に形成される装置、および、透明基板を覆う層を含むことを意味する。必要とされる全トランジスタ素子はすでに基板上に形成されている。しかし、図面を簡単にするため、基板は平坦面として表される。用語 “基板 表面”は、透明基板上の最上の露出層、たとえば、絶縁層、および/または、冶金線を含むことを意味する。
【0017】
本発明の実施形態は、同時に、カラーフィルター、および、フォトダイオードとして機能する第一光電変換素子を用いる。これにより、カラーフィルターとフォトダイオードは、イメージセンサー中に別々に形成される必要がない。これにより、イメージセンサー中に形成される素子の数量が減少し、コストも減少する。このほか、第一光電変換素子の使用のため、本発明のいくつかの実施形態において、本発明は、画素間のクロストークを減少、あるいは、防止する。これにより、信号品質が改善される。本発明のいくつかの実施形態において、本発明のイメージセンサーの斜方光源パフォーマンスも改善される。
【0018】
実施形態のこの記述は、添付図面とのつながりで読み取られることを目的としており、明細書全体の一部としてみなされる。図面は縮尺比で描かれていない。このほか、図面を簡潔にするため、構造とデバイスは概略的に示されている。
【0019】
図1Aは、本発明のいくつかの実施形態によるイメージセンサーの上面図で、
図1Bは、本発明のいくつかの実施形態による
図1Aの線1B−1Bに沿ったイメージセンサーの断面図である。
図1A〜
図1Bを参照すると、イメージセンサー100は基板102を有する。
図1Aに示されるように、基板102は、画素アレイ104を有する。
図1A〜
図1Bに示されるように、基板102は、第一領域106-1、第二領域106-2、第三領域106-3、および、第四領域106-4を有する。本発明のいくつかの実施形態において、第一領域106-1はIR画素領域であり、第二領域106-2、第三領域106-3、および、第四領域106-4は、選択的IRカット(SIR)画素領域である。
図1Bに示されるように、第一領域106-1は、第二領域106-2に隣接する。
【0020】
理解できることは、ここでは、第一、第二、第三等の用語が用いられて、各種素子、コンポーネント、領域、層、部分、および/または、セクションを記述しているが、これらの素子、コンポーネント、領域、層、部分、および/または、セクションはこれらの用語により限定されないことである。これらの用語は単に、一つの素子、コンポーネント、領域、層、部分、あるいは、セクションを、別の素子、コンポーネント、領域、層、部分、あるいは、セクションから区別するために用いられる。よって、以下で討論される第一の素子、コンポーネント、領域、層、部分、あるいは、セクションは、本発明の教示を逸脱しない条件下で、第二の素子、コンポーネント、領域、層、部分、あるいは、セクションと称することができる。
【0021】
図1Bは、基板102の第一領域106-1(たとえば、IR画素領域)、および、第二領域106-2(たとえば、SIR画素領域)を示す。本発明のいくつかの実施形態において、第三領域106-3と第四領域106-4の構造は、第二領域106-2と同じである。よって、図を簡潔にするため、第一領域106-1と第二領域106-2だけが示されている。
【0022】
本発明のいくつかの実施形態において、基板102は、バルク半導体基板、たとえば、半導体ウェハである。たとえば、基板102は、シリコンウェハである。基板102は、シリコン、あるいは、別の元素半導体材料、たとえば、ゲルマニウムを有する。その他のいくつかの実施形態において、基板102は、化合物半導体を有する。化合物半導体は、ガリウムヒ素、炭化ケイ素、ヒ化インジウム、リン化インジウム、その他の適切な材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0023】
いくつかの実施形態において、基板102は、シリコンオンインシュレータ(SOI)基板を含む。SOI基板は、SIMOX(separation by implantation of oxygen)プロセス、ウェハボンディングプロセス、別の適用される方法、あるいは、それらの組み合わせを用いて製造される。いくつかの実施形態において、基板102は、未ドープ基板である。
【0024】
本発明のいくつかの実施形態において、
図1Bを参照すると、イメージセンサー100は、第一画素P-1、たとえば、IR画素を有する。このほか、イメージセンサー100は、第一画素P-2、たとえば、選択的IRカット(SIR)画素を有する。
【0025】
図1Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、第一画素P-1は、基板102の第一領域106-1、および、基板102の第一領域106-1上に設置される第一光電変換素子108を有する。本発明のいくつかの実施形態において、
図1Bに示されるように、第一光電変換素子108は、基板102の第一領域106-1上に設置される第一金属層110、第一金属層110上に設置される第一光電変換層112、および、第一光電変換層112上に設置される第二金属層114を有する。
【0026】
本発明のいくつかの実施形態において、第一金属層110の材料は、Ag、Au、Cu、W、Al、Mo、Ti、Pt、Ir、Ni、Cr、Rh、それらの合金、任意のその他の適切な導電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態において、第一金属層110は、化学気相蒸着(CVD)、スパッタリング、耐熱蒸着、電子ビーム蒸着、あるいは、別の適用される方法を用いて蒸着される。本発明のいくつかの実施形態において、化学気相蒸着は、これに限定されないが、低圧化学気相蒸着(LPCVD)、低温化学気相蒸着(LTCVD)、高速熱化学気相蒸着(RTCVD)、プラズマ助長化学気相蒸着(PECVD)、原子層堆積(ALD)、あるいは、任意のその他の適切な方法を含む。
【0027】
本発明のいくつかの実施形態において、第一光電変換層112の材料は、ドープ半導体層、量子薄膜、あるいは、別の光電変換材料を含む。本発明のいくつかの実施形態において、ドープ半導体層の材料は、シリコン、あるいは、別の元素半導体材料、たとえば、ゲルマニウムを含む。その他のいくつかの実施形態において、ドープ半導体層は化合物半導体を有する。化合物半導体は、ガリウムヒ素、炭化ケイ素、ヒ化インジウム、リン化インジウム、その他の適切な材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0028】
本発明のいくつかの実施形態において、ドープ半導体層は、エピタキシャル成長工程、たとえば、有機金属化学気相蒸着(MOCVD)、有機金属気相成長(MOVPE)、プラズマ助長化学気相蒸着(PECVD)、遠隔プラズマ化学気相成長法(RP-CVD)、分子線エピタキシー法(MBE)、ハイドライド気相成長(HVPE)、液相エピタキシャル成長(LPE)、クロライドVPE(Cl-VPE)、あるいは、任意のその他の適切な方法により形成される。
【0029】
本発明のいくつかの実施形態において、ドープ半導体層はP型半導体層である。ドープ半導体層を蒸着するときP型半導体層は、ボラン(BH
3)、あるいは、三臭化ホウ素(BBr
3)を反応ガスに加えて、原位置(in-situ)ドーピングを実行することにより形成される。あるいは、まず、未ドープ半導体層が蒸着され、その後、未ドープ半導体層が、ボロンイオン、あるいは、インジウムイオンによりイオン注入される。
【0030】
その他のいくつかの実施形態において、ドープ半導体シリコン層はN型半導体層である。ドープ半導体層を蒸着するとき、N型半導体層は、ホスフィン(PH
3)、あるいは、アルシン(AsH
3)を反応ガスに加えて、原位置(in-situ)ドーピングを実行することにより形成される。あるいは、まず、未ドープ半導体層が蒸着され、その後、未ドープ半導体層が、リンイオン、あるいは、ヒ素イオンによりイオン注入される。
【0031】
本発明のいくつかの実施形態において、量子薄膜は、量子ドットと混合される有機層、あるいは、量子ドットと混合される無機層を有する。本発明のいくつかの実施形態において、量子ドットの材料は、ZnS、ZnSe、ZnTe、CdS、CdSe、CdTe、HgS、HgS、HgSe、HgTe、BN、BP、BAs、BSb、AlAs、AlAb、GaN、Gap、GaAs、GaSb、inAs、inN、inP、inSb、任意のその他の適切な量子ドット材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。有機層は、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、任意のその他の適切な有機材料、あるいは、それらの組み合わせを有する。
【0032】
本発明のいくつかの実施形態において、第二金属層114の材料は、Ag、Au、Cu、W、Al、Mo、Ti、Pt、Ir、Ni、Cr、Rh、それらの合金、任意のその他の適切な導電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態において、第二金属層114は、化学気相蒸着、スパッタリング、耐熱蒸着、電子ビーム蒸着、あるいは、別の適用される方法を用いて蒸着される。本発明のいくつかの実施形態において、化学気相蒸着は、これに限定されないが、低圧化学気相蒸着、低温化学気相蒸着、高速熱化学気相蒸着、プラズマ助長化学気相蒸着、原子層堆積、あるいは、任意のその他の適切な方法を含む。
【0033】
本発明のいくつかの実施形態において、
図1Bに示されるように、第一画素P-1は、さらに、第二金属層114上に設置される第一透過層116Aを有する。第一透過層116Aの材料は、これに限定されないが、有機透明材、誘電材料、半導体材料、たとえば、シリコン、任意のその他の適切な透明材、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、誘電材料は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、任意のその他の適切な誘電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0034】
本発明のいくつかの実施形態において、第一透過層116Aは、化学気相蒸着、あるいは、スピンオンコートにより形成される。化学気相蒸着は、これに限定されないが、低圧化学気相蒸着、低温化学気相蒸着、高速熱化学気相蒸着、プラズマ助長化学気相蒸着、原子層堆積、あるいは、任意のその他の適切な方法を含む。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、第一画素P-1は、第一透過層を有さない。
【0035】
本発明のいくつかの実施形態において、
図1Bに示されるように、第一画素P-1は、さらに、第一透過層116A、および/または、第一光電変換素子108上に設置される第一マイクロレンズ118Aを有する。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、第一画素P-1は、第一マイクロレンズを有さない。
【0036】
図1Bを参照すると、第一光電変換素子108の第一光電変換層112は、第一画素P-1のフォトダイオードとして機能する。これにより、第一光電変換層112はIR光を検出する。その他のいくつかの実施形態において、第一光電変換層112は、赤色光線、緑色光線、あるいは、青色光線を検出する。このほか、第一光電変換素子108は、二個の金属層110、114、および、二個の金属層110、114間に設置される一個の第一光電変換層112を有するので、第一光電変換素子108は、ファブリペロー共振器として機能する。これにより、第一光電変換素子108は、特定波長の光線を選択的に検出する。これにより、第一光電変換素子108はカラーフィルターとなる。このほか、検出される光線の波長は、第一光電変換素子108の第一光電変換層112の厚さを微調整することにより変化する。
【0037】
これにより、本発明の実施形態は、同時に、カラーフィルターとフォトダイオードとして作用する第一光電変換素子108を利用する。これにより、本発明のいくつかの実施形態において、カラーフィルター、および、フォトダイオードは、別々に、イメージセンサー100中に形成される必要がない。これにより、イメージセンサー100中に形成される素子の数量が減少し、製造コストが減少する。
【0038】
本発明のいくつかの実施形態において、
図1Bに示されるように、第一金属層110の厚さT1は、第二金属層114の厚さT3より大きい。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。 その他のいくつかの実施形態において、第一金属層110の厚さは、第二金属層114の厚さT3とほぼ等しい。
【0039】
本発明のいくつかの実施形態において、第一金属層110の厚さT1は、約50nm〜200nm、たとえば、約100nm〜150nmである。本発明のいくつかの実施形態において、第一光電変換層112の厚さT2は、約10nm〜200nm、たとえば、約70nm〜150nmである。本発明のいくつかの実施形態において、第二金属層114の厚さT3は、約30nm〜100nm、たとえば、約55nm〜70nmである。
【0040】
用語 “約”は、通常、定められた値の+/−20%、更に通常は、定められた値の+/− 10%、更に通常は、定められた値の+/− 5%、更に通常は、定められた値の+/− 3%、更に通常は、定められた値の+/− 2% 、更に通常は、定められた値の+/− 1%、および、もっと更に通常は、定められた値の+/− 0.5% であることを意味する。本発明の定められた値は概略値である。特定の記述がないとき、定められた値は“約”の意味を含む。
【0041】
本発明のいくつかの実施形態において、
図1Bに示されるように、第一画素P-2は、基板102の第二領域106-2、および、基板102の第二領域106-2中に設置される第二光電変換素子120を有する。第二光電変換素子120は、基板102に埋め込まれる。本発明のいくつかの実施形態において、第一画素P-2は、さらに、基板102、あるいは、第二光電変換素子120上に設置される高誘電率の誘電層122、および、高誘電率の誘電層122上に設置される第二透過層116Bを有する。
【0042】
本発明のいくつかの実施形態において、第二光電変換素子120は、イオン注入により形成される。たとえば、第二光電変換素子120がN型であるとき、第二光電変換素子120の所定領域はリンイオン、あるいは、ヒ素イオンが注入されて、第二光電変換素子120を形成する。その他のいくつかの実施形態において、第二光電変換素子120がP型であるとき、第二光電変換素子120の所定領域は、ボロンイオン、インジウムイオン、あるいは、二フッ化ボロンイオン(BF
2+)が注入されて、第二光電変換素子120を形成する。
【0043】
本発明のいくつかの実施形態において、高誘電率の誘電層122の材料は、これに限定されないが、高誘電率材、任意のその他の適切な高誘電率の誘電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。高誘電率材は、これに限定されないが、金属酸化物、金属窒化物、金属シリサイド、遷移金属酸化物、遷移金属窒化物、遷移金属シリサイド、遷移金属酸窒化物、金属アルミン酸塩、ケイ酸ジルコニウム、アルミン酸ジルコニウムを含む。たとえば、高誘電率材の材料は、これに限定されないが、LaO、AlO、ZrO、TiO、Ta
2O
5、Y
2O
3、SrTiO
3(STO)、BaTiO
3(BTO)、BaZrO、HfO
2、HfO
3、HfZrO、HfLaO、HfSiO、HfSiON、LaSiO、AlSiO、HfTaO、HfTiO、HfTaTiO、HfAlON、 (Ba、Sr)TiO
3(BST)、Al
2O
3、任意のその他の適切な高誘電率の誘電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。高誘電率の誘電層122は、化学気相蒸着、あるいは、スピンオンコートにより形成される。化学気相蒸着は、これに限定されないが、低圧化学気相蒸着(LPCVD)、低温化学気相蒸着(LTCVD)、高速熱化学気相蒸着(RTCVD)、プラズマ助長化学気相蒸着(PECVD)、原子層堆積(ALD)、あるいは、任意のその他の適切な方法を含む。
【0044】
本発明のいくつかの実施形態において、第二透過層116Bの材料は、これに限定されないが、有機透明材、誘電材料、半導体材料、たとえば、シリコン、任意のその他の適切な透明材、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、誘電材料は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、任意のその他の適切な誘電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、第二透過層116Bは、化学気相蒸着、あるいは、スピンオンコートにより形成される。化学気相蒸着は、これに限定されないが、低圧化学気相蒸着、低温化学気相蒸着、高速熱化学気相蒸着、プラズマ助長化学気相蒸着、原子層堆積、あるいは、任意のその他の適切な方法を含む。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、第一画素P-2は、第二透過層を有さない。
【0045】
本発明のいくつかの実施形態において、
図1Bに示されるように、第一透過層116A、および、第二透過層116Bは単一の透過層である。この単一の透過層は、第一光電変換素子108、および、高誘電率の誘電層122上に延伸する。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、この単一透過層は、第一光電変換素子108上に延伸しない。
【0046】
本発明のいくつかの実施形態において、第一画素P-2は、さらに、第二透過層116B上に設置される第二マイクロレンズ118Bを有する。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、第一画素P-2は、第二マイクロレンズを有さない。
【0047】
本発明のいくつかの実施形態において、
図1Bに示されるように、第一画素P-2の第二光電変換素子120は、第一画素P-1の第一光電変換素子108の第一金属層110と接触しない。つまり、第一画素P-2の第二光電変換素子120は、第一画素P-1の第一光電変換素子108の第一金属層110から隔てられている。第二光電変換素子120が第一光電変換素子108の第一金属層110に接触しないので、いくつかの本発明の実施形態は、第一画素P-1と第一画素P-2間のクロストークを減少、あるいは、防止する。これにより、信号品質が改善される。
【0048】
図2は、量子効率対波長のスペクトルを示す図である。特に、本発明のいくつかの実施形態において、実線により示されるスペクトルは、P-1(106-1)のイメージセンサーにより得られるスペクトルを示す。このほか、破線により示されるスペクトルは、従来のイメージセンサーにより得られるスペクトルを示す。
図2に示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、イメージセンサーにより得られる信号は、従来のイメージセンサーにより得られる信号より良く、且つ、クリアーである。
【0049】
このほか、いくつかの本発明の実施形態は、第一画素P-1と第一画素P-2間のクロストークを減少、あるいは、防止するので、いくつかの本発明の実施形態のイメージセンサー100は、第一画素P-1と第一画素P-2間に、隔離構造を必要としない。よって、製造コストが減少するとともに、イメージセンサー100の構造安定性が改善される。
【0050】
このほか、第一光電変換素子108は、入射光の入射角による信号の影響を減少させる。
図3は、信号強度対入射光の入射角の分析図である。特に、本発明のP-1(106-1)のいくつかの実施形態において、実線により示される信号は、イメージセンサーにより得られる信号を表す。このほか、破線により示される信号は、従来のイメージセンサーにより得られる信号を表す。
図3に示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、入射光の入射角が、30度から-30度で変化するとき、イメージセンサーにより得られる信号強度は、実質的に、変化しない。対照的に、従来のイメージセンサーにより得られる信号は、入射光の入射角が、30度から-30度で変化するとき、変化が激しい。これにより、本発明のいくつかの実施形態において、本発明のイメージセンサー100の斜方光源パフォーマンスが改善される。
【0051】
図4は、本発明のP-1(106-1)のいくつかの実施形態による信号強度対波長の分析図である。特に、本発明のいくつかの実施形態において、実線により示される信号は、入射光の入射角が0度であるときのイメージセンサーにより得られる信号 を示す。このほか、本発明のいくつかの実施形態において、破線により示される信号は、入射光の入射角が30度であるときのイメージセンサーにより得られる信号を表す。
図4に示されるように、入射光の入射角が0度であるときのイメージセンサーにより得られる信号は、入射光の入射角が30度であるときのイメージセンサーにより得られる信号と実質上、重複する。これにより、本発明のいくつかの実施形態において、本発明のイメージセンサー100の斜方光源パフォーマンスが改善される。
【0052】
図5は、いくつかの本発明の実施形態による量子効率(QE)対波長のスペクトルを示す図である。特に、実線により示されるスペクトルは、いくつかの本発明の実施形態の第一画素P-1により得られるスペクトルを示す。このほか、破線により示されるスペクトルは、第一画素P-2により検出されるスペクトル、および、第一画素P-1により検出されるスペクトルにより引き出される。よって、破線により示されるスペクトルは、選択的IRカット(SIR)信号を示す。
【0053】
本発明のいくつかの実施形態において、本発明の実施形態のイメージセンサー100は、光線感知デバイス、近接センサー装置、飛行時間(TOF)装置、スペクトロメータ、モノのインターネット(IoT)装置、あるいは、任意のその他の適切な装置に応用される。
【0054】
図6は、本発明のその他のいくつかの実施形態によるイメージセンサー600の断面図である。注意すべきことは、半導体装置に対応する同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、類似する参照符号により示されることである。いくつかの実施形態において、類似する参照符号により示される同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、同意義を有するものであり、簡潔にするために、繰り返さない。
【0055】
図6の実施形態と
図1Bの実施形態間の差異は、高誘電率の誘電層122が、第一領域106-1上に延伸するとともに、基板102と第一光電変換素子108間に設置されることである。つまり、第一画素P-1は、さらに、第一領域106-1、および、基板102と第一光電変換素子108間に設置される高誘電率の誘電層122の一部を有する。
【0056】
このほか、本発明のいくつかの実施形態において、
図6に示されるように、透過層116は、第一領域106-1上に延伸しない。つまり、本発明のいくつかの実施形態において、
図6に示されるように、第一画素P-1は、透過層を含まない。
【0057】
本発明のいくつかの実施形態において、
図6に示されるように、第一光電変換素子108の上面124は、透過層116の第二透過層116Bの上面126より高い。本発明のいくつかの実施形態において、
図6に示されるように、第一マイクロレンズ118Aは、第二マイクロレンズ118Bより高い位置に設置される。
【0058】
図7は、本発明のその他のいくつかの実施形態によるイメージセンサー700の断面図である。注意すべきことは、半導体装置に対応する同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、類似する参照符号により示されることである。いくつかの実施形態において、類似する参照符号により示される同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、同意義を有するものであり、簡潔にするために、繰り返さない。
【0059】
図7の実施形態と
図1Bの実施形態間の差異は、第一画素P-1が、さらに、第一光電変換素子108上に設置される被覆層128を有することである。本発明のいくつかの実施形態において、
図7に示されるように、被覆層128が、第一光電変換素子108と第一透過層116A間に設置される。本発明のいくつかの実施形態において、被覆層128は、スペクトル中の望まれないピーク、たとえば、青色ピークを抑制するのに用いられる。
【0060】
被覆層128の材料は、半導体材料、誘電材料、任意のその他の適切な材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。半導体材料は、シリコン、あるいは、別の元素半導体材料、たとえば、ゲルマニウムを含む。その他のいくつかの実施形態において、半導体材料は化合物半導体を含む。化合物半導体は、ガリウムヒ素、炭化ケイ素、ヒ化インジウム、リン化インジウム、その他の適切な材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、半導体材料は、エピタキシャル成長工程、たとえば、有機金属化学気相蒸着(MOCVD)、有機金属気相成長(MOVPE)、プラズマ助長化学気相蒸着(PECVD)、遠隔プラズマ化学気相成長法(RP-CVD)、分子線エピタキシー法(MBE)、ハイドライド気相成長(HVPE)、液相エピタキシャル成長(LPE)、クロライドVPE(Cl-VPE)、あるいは、任意のその他の適切な方法により形成される。
【0061】
誘電材料は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、炭化ケイ素、任意のその他の適切な誘電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、誘電材料は、化学気相蒸着、あるいは、スピンオンコートにより形成される。化学気相蒸着は、これに限定されないが、低圧化学気相蒸着(LPCVD)、低温化学気相蒸着(LTCVD)、高速熱化学気相蒸着(RTCVD)、プラズマ助長化学気相蒸着(PECVD)、原子層堆積(ALD)、あるいは、任意のその他の適切な方法を含む。
【0062】
図8は、被覆層がない装置により生成される量子効率対波長のスペクトルを示す図である。
図8に示されるように、いくつかの状況において、望まれないピーク、たとえば、
図8に示される青色ピークBPが検出される。本発明のいくつかの実施形態において、被覆層128は、スペクトル中の望まれないピークを減少、あるいは、抑制する。よって、被覆層128を形成することにより、信号品質が改善される。
【0063】
図9Aは、本発明のその他のいくつかの実施形態によるイメージセンサー900Aの断面図である。注意すべきことは、半導体装置に対応する同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、類似する参照符号により示されることである。いくつかの実施形態において、類似する参照符号により示される同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、同意義を有するものであり、簡潔にするために、繰り返さない。
【0064】
図9Aの実施形態と
図1Bの実施形態間の差異は、第一光電変換素子108が、さらに、第二金属層114上に設置される第一追加層130、および、第一追加層130上に設置される第三金属層132を有することである。
【0065】
本発明のいくつかの実施形態において、第一追加層130の材料は、ドープ半導体層、量子薄膜、未ドープ半導体層、誘電層、あるいは、別の光電変換材料を含む。本発明のいくつかの実施形態において、ドープ、あるいは、未ドープ半導体層の材料は、シリコン、あるいは、別の元素半導体材料、たとえば、ゲルマニウムを含む。その他のいくつかの実施形態において、ドープ、あるいは、未ドープ半導体層は、化合物半導体を含む。化合物半導体は、ガリウムヒ素、炭化ケイ素、ヒ化インジウム、リン化インジウム、その他の適切な材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0066】
本発明のいくつかの実施形態において、ドープ、あるいは、未ドープ半導体層は、エピタキシャル成長工程、たとえば、有機金属化学気相蒸着(MOCVD)、有機金属気相成長(MOVPE)、プラズマ助長化学気相蒸着(PECVD)、遠隔プラズマ化学気相成長法(RP-CVD)、分子線エピタキシー法(MBE)、ハイドライド気相成長(HVPE)、液相エピタキシャル成長(LPE)、クロライドVPE(Cl-VPE)、あるいは、任意のその他の適切な方法により形成される。
【0067】
本発明のいくつかの実施形態において、量子薄膜は、量子ドットと混合される有機層、あるいは、量子ドットと混合される無機層を有する。本発明のいくつかの実施形態において、量子ドットの材料は、ZnS、ZnSe、ZnTe、CdS、CdSe、CdTe、HgS、HgS、HgSe、HgTe、BN、BP、BAs、BSb、AlAs、AlAb、GaN、Gap、GaAs、GaSb、inAs、inN、inP、inSb、任意のその他の適切な量子ドット材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、量子薄膜は、スピンオンコート、あるいは、任意のその他の適用される方法により形成される。
【0068】
本発明のいくつかの実施形態において、誘電層は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、任意のその他の適切な誘電層、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、誘電層は、化学気相蒸着、あるいは、スピンオンコートにより形成される。化学気相蒸着は、これに限定されないが、低圧化学気相蒸着、低温化学気相蒸着、高速熱化学気相蒸着、プラズマ助長化学気相蒸着、原子層堆積、あるいは、任意のその他の適切な方法を含む。
【0069】
本発明のいくつかの実施形態において、第一追加層130は、第一追加光電変換層とも称される。
【0070】
本発明のいくつかの実施形態において、第三金属層132の材料は、Ag、Au、Cu、W、Al、Mo、Ti、Pt、Ir、Ni、Cr、Rh、それらの合金、任意のその他の適切な導電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態において、第三金属層132は、化学気相蒸着、スパッタリング、耐熱蒸着、電子ビーム蒸着、あるいは、別の適用される方法を用いて蒸着される。本発明のいくつかの実施形態において、化学気相蒸着は、これに限定されないが、低圧化学気相蒸着、低温化学気相蒸着、高速熱化学気相蒸着、プラズマ助長化学気相蒸着、原子層堆積、あるいは、任意のその他の適切な方法を含む。
【0071】
本発明のいくつかの実施形態において、第二金属層114、第一追加層130、および、第三金属層132は、第一光電変換素子108中に、別のファブリペロー共振器を形成する。これにより、信号品質がさらに改善される。
【0072】
本発明のいくつかの実施形態において、
図9Aに示されるように、第一光電変換素子108において、第一光電変換層112だけが、パッド134に電気的に接続されるとともに、信号を送信するのに用いられる。
【0073】
図9Bは、本発明のその他のいくつかの実施形態によるイメージセンサー900Bの断面図である。注意すべきことは、半導体装置に対応する同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、類似する参照符号により示されることである。いくつかの実施形態において、類似する参照符号により示される同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、同意義を有するものであり、簡潔にするために、繰り返さない。
【0074】
図9Bの実施形態と
図9Aの実施形間の差異は、第一光電変換素子108において、第一光電変換層112と第一追加層130両方が、パッド134に電気的に接続されるとともに、信号を送信するのに用いられることである。
【0075】
図10Aは、本発明のその他のいくつかの実施形態によるイメージセンサー1000Aの断面図である。注意すべきことは、半導体装置に対応する同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、類似する参照符号により示されることである。いくつかの実施形態において、類似する参照符号により示される同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、同意義を有するものであり、簡潔にするために、繰り返さない。
【0076】
図10Aの実施形態と
図9A、
図9Bの実施形態間の差異は、第一光電変換素子108が、さらに、第三金属層132上に設置される第二追加層136、および、第二追加層136上に設置される第四金属層138を有することである。
【0077】
本発明のいくつかの実施形態において、第二追加層136の材料は、ドープ半導体層、量子薄膜、未ドープ半導体層、誘電層、あるいは、別の光電変換材料を含む。本発明のいくつかの実施形態において、ドープ、あるいは、未ドープ半導体層の材料は、シリコン、あるいは、別の元素半導体材料、たとえば、ゲルマニウムを含む。その他のいくつかの実施形態において、ドープ、あるいは、未ドープ半導体層は、化合物半導体を含む。化合物半導体は、ガリウムヒ素、炭化ケイ素、ヒ化インジウム、リン化インジウム、その他の適切な材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0078】
本発明のいくつかの実施形態において、ドープ、あるいは、未ドープ半導体層は、エピタキシャル成長工程、たとえば、有機金属化学気相蒸着(MOCVD)、有機金属気相成長(MOVPE)、プラズマ助長化学気相蒸着(PECVD)、遠隔プラズマ化学気相成長法(RP-CVD)、分子線エピタキシー法(MBE)、ハイドライド気相成長(HVPE)、液相エピタキシャル成長(LPE)、クロライドVPE(Cl-VPE)、あるいは、任意のその他の適切な方法により形成される。
【0079】
本発明のいくつかの実施形態において、量子薄膜は、量子ドットと混合される有機層、あるいは、量子ドットと混合される無機層を有する。本発明のいくつかの実施形態において、量子ドットの材料は、ZnS、ZnSe、ZnTe、CdS、CdSe、CdTe、HgS、HgS、HgSe、HgTe、BN、BP、BAs、BSb、AlAs、AlAb、GaN、Gap、GaAs、GaSb、inAs、inN、inP、inSb、任意のその他の適切な量子ドット材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、量子薄膜は、スピンオンコート、あるいは、任意のその他の適用される方法により形成される。
【0080】
本発明のいくつかの実施形態において、誘電層は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、任意のその他の適切な誘電層、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、誘電層は、化学気相蒸着、あるいは、スピンオンコートにより形成される。化学気相蒸着は、これに限定されないが、低圧化学気相蒸着、低温化学気相蒸着、高速熱化学気相蒸着、プラズマ助長化学気相蒸着、原子層堆積、あるいは、任意のその他の適切な方法を含む。
【0081】
本発明のいくつかの実施形態において、第二追加層136は、第二追加光電変換層とも称される。
【0082】
本発明のいくつかの実施形態において、第四金属層138の材料は、Ag、Au、Cu、W、Al、Mo、Ti、Pt、Ir、Ni、Cr、Rh、それらの合金、任意のその他の適切な導電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態において、第四金属層138は、化学気相蒸着、スパッタリング、耐熱蒸着、電子ビーム蒸着、あるいは、別の適用される方法を用いて蒸着される。本発明のいくつかの実施形態において、化学気相蒸着は、これに限定されないが、低圧化学気相蒸着、低温化学気相蒸着、高速熱化学気相蒸着、プラズマ助長化学気相蒸着、原子層堆積、あるいは、任意のその他の適切な方法を含む。
【0083】
本発明のいくつかの実施形態において、第三金属層132、第二追加層136、および、第四金属層138は、第一光電変換素子108中に、別のファブリペロー共振器を形成する。これにより、信号品質がさらに改善される。
【0084】
本発明のいくつかの実施形態において、
図10Aに示されるように、第一光電変換素子108において、第一光電変換層112だけが、パッド134に電気的に接続されるとともに、信号を送信するのに用いられる。
【0085】
図10Bは、本発明のその他のいくつかの実施形態によるイメージセンサー1000Bの断面図である。注意すべきことは、半導体装置に対応する同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、類似する参照符号により示されることである。いくつかの実施形態において、類似する参照符号により示される同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は同意義を有するものであり、簡潔にするために、繰り返さない。
【0086】
図10Bの実施形態と
図10Aの実施形態間の差異は、第一光電変換素子108において、第一光電変換層112、第一追加層130、および、第二追加層136全てが、パッド134に電気的に接続されるとともに、信号を送信するのに用いられることである。
【0087】
図11Aは、本発明のその他のいくつかの実施形態によるイメージセンサー1100の上面図である。
図11Bは、本発明のその他のいくつかの実施形態によるイメージセンサー1100の断面図である。注意すべきことは、半導体装置に対応する同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、類似する参照符号により示されることである。いくつかの実施形態において、類似する参照符号により示される同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、同意義を有するものであり、簡潔にするために、繰り返さない。
【0088】
図11Aと
図11Bを参照すると、イメージセンサー1100は、基板302を有する。
図11Aに示されるように、基板302は、赤外線(IR)画素領域306-1、赤色(R)画素領域306-2、緑色(G)画素領域306-3、および、青色(B)画素領域306-4を含む画素アレイ304を有する。
図11Bに示されるように、青色(B)画素領域306-4は、緑色(G)画素領域306-3に隣接する。緑色(G)画素領域306-3は、赤色(R)画素領域306-2に隣接する。赤色(R)画素領域306-2は、赤外線(IR)画素領域306-1に隣接する。
【0089】
図11Bは、基板302の赤外線(IR)画素領域306-1、赤色(R)画素領域306-2、緑色(G)画素領域306-3、および、青色(B)画素領域306-4を示す。本発明のいくつかの実施形態において、基板302はキャリア基板である。本発明のいくつかの実施形態において、基板302は、これに限定されないが、ガラス基板、セラミック基板、プラスチック基板、あるいは、任意のその他の適切な透明基板を含む。本発明のいくつかの実施形態において、基板302は絶縁基板である。
【0090】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bを参照すると、イメージセンサー1100は、IR画素P-IR、および、赤色画素P-Rを有する。このほか、イメージセンサー1100は、さらに、緑色画素P-Gと青色画素P-Bを有する。
【0091】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、IR画素P-IRは、基板302の赤外線(IR)画素領域306-1、および、基板302の上面303T上に設置されるとともに、赤外線(IR)画素領域306-1上に設置される第一光電変換素子308Aを有する。
【0092】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、IR画素P-IRは、さらに、第一光電変換素子308A上に設置される第一マイクロレンズ318Aを有する。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、IR画素P-IRは、マイクロレンズを有さない。
【0093】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、第一光電変換素子308Aは、基板302の赤外線(IR)画素領域306-1上に設置される第一底部金属層310A、第一底部金属層310A上に設置される第一光電変換層312A、および、第一光電変換層312A上に設置される第一上部金属層314Aを有する。本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第一光電変換層312Aは第一厚さA1を有する。
【0094】
本発明のいくつかの実施形態において、第一底部金属層310Aの材料と形成方法は、上述の第一金属層110と同じか、あるいは、類似する。本発明のいくつかの実施形態において、第一光電変換層312Aの材料と形成方法は、上述の第一光電変換層112と同じか、あるいは、類似する。本発明のいくつかの実施形態において、第一上部金属層314Aの材料と形成方法は、上述の第二金属層114と同じ、あるいは、類似する。
【0095】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第一底部金属層310Aの厚さは、第一上部金属層314Aの厚さにほぼ等しい。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、第一底部金属層310Aの厚さは、第一上部金属層314Aの厚さより大きい。
【0096】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第一光電変換素子308Aの第一底部金属層310Aは、電線340Aにより、導電パッド342Aに電気的に接続される。本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、導電パッド342Aは、基板302の下面303B上に設置され、電線340Aは基板302中に設置される。
【0097】
本発明のいくつかの実施形態において、電線340Aと導電パッド342Aの材料は、独立して、Ag、Au、Cu、W、Al、Mo、Ti、Pt、Ir、Ni、Cr、Rh、それらの合金、任意のその他の適切な導電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0098】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、赤色画素P-Rは、基板302の赤色(R)画素領域306-2、および、基板302の上面303T上に設置されるとともに、赤色(R)画素領域306-2上に設置される第二光電変換素子308Bを有する。
【0099】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、赤色画素P-Rは、さらに、第二光電変換素子308B上に設置される第二マイクロレンズ318Bを有する。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、赤色画素P-Rは、マイクロレンズを有さない。
【0100】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、第二光電変換素子308Bは、基板302の赤色(R)画素領域306-2上に設置される第二底部金属層310B、第二底部金属層310B上に設置される第二光電変換層312B、および、第二光電変換層312B上に設置される第二上部金属層314Bを有する。本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第二光電変換層312Bは、第二厚さA2を有する。
【0101】
本発明のいくつかの実施形態において、第二底部金属層310Bの材料と形成方法は、上記の第一金属層110と同じか、あるいは、類似する。本発明のいくつかの実施形態において、第二光電変換層312Bの材料と形成方法は、上述の第一光電変換層112と同じか、あるいは、類似する。本発明のいくつかの実施形態において、第二上部金属層314Bの材料と形成方法は、上述の第二金属層114と同じか、あるいは、類似する。
【0102】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第二底部金属層310Bの厚さは第二上部金属層314Bの厚さにほぼ等しい。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、第二底部金属層310Bの厚さは、第二上部金属層314Bの厚さより大きい。
【0103】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第二光電変換素子308Bの第二底部金属層310Bは、電線340Bにより、導電パッド342Bに電気的に接続される。本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、導電パッド342Bは、基板302の下面303B上に設置され、電線340Bは基板302上に設置される。
【0104】
本発明のいくつかの実施形態において、電線340Bと導電パッド342Bの材料は、独立して、Ag、Au、Cu、W、Al、Mo、Ti、Pt、Ir、Ni、Cr、Rh、それらの合金、任意のその他の適切な導電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0105】
本発明のいくつかの実施形態において、第一光電変換層312Aの第一厚さA1は、第二光電変換層312Bの第二厚さA2より大きい。
【0106】
本発明のいくつかの実施形態において、第一光電変換素子308Aと308Bは、それぞれ、二個の金属層、および、二個の金属層間に設置される一個の光電変換層を有するので、第一光電変換素子308Aと308Bは、それぞれ、ファブリペロー共振器として機能する。これにより、第一光電変換素子308Aと308B は、選択的に、特定波長の光線を検出する。このほか、検出される光線の波長は、第一光電変換素子308Aと308Bの光電変換層の厚さを微調整することにより変化する。これにより、本発明のいくつかの実施形態において、第二厚さA2より大きい第一厚さA1を有することにより、IR画素P-IRの第一光電変換素子308Aは、選択的に、赤外線(IR)光線を検出し、赤色画素P-Rの第二光電変換素子308Bは、選択的に、赤色光線を検出し、カラーフィルターを用いない。これにより、製造コストが減少する。
【0107】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第一光電変換素子308Aの第一上部金属層314Aの上面は、第二光電変換素子308Bの第二上部金属層314Bの上面より高い。
【0108】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、緑色画素P-Gは、基板302の緑色(G)画素領域306-3、および、基板302の上面303T上に設置されるとともに、緑色(G)画素領域306-3上に設置される第三光電変換素子308C、を有する。
【0109】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、緑色画素P-Gは、さらに、第三光電変換素子308C上に設置される第三マイクロレンズ318Cを有する。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、緑色画素P-Gはマイクロレンズを有さない。
【0110】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、第三光電変換素子308Cは、基板302の緑色(G)画素領域306-3上に設置される第三底部金属層310C、第三底部金属層310C上に設置される第三光電変換層312C、および、第三光電変換層312C上に設置される第三上部金属層314Cを有する。本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第三光電変換層312Cは第三厚さA3を有する。
【0111】
本発明のいくつかの実施形態において、第三底部金属層310Cの材料と形成方法は、上述の第一金属層110と同じか、あるいは類似する。本発明のいくつかの実施形態において、第三光電変換層312Cの材料と形成方法は、上述の第一光電変換層112と同じか、あるいは、類似する。本発明のいくつかの実施形態において、第三上部金属層314Cの材料と形成方法は、上述の第二金属層114と同じか、あるいは、類似する。
【0112】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第三底部金属層310Cの厚さは、第三上部金属層314Cの厚さとほぼ等しい。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、第三底部金属層310Cの厚さは、第三上部金属層314Cの厚さより大きい。
【0113】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第三光電変換素子308Cの第三底部金属層310Cは、電線340Cにより、導電パッド342Cに電気的に接続される。本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、導電パッド342Cは、基板302の下面303B上に設置され、電線340Cは基板302上に設置される。
【0114】
本発明のいくつかの実施形態において、電線340Cと導電パッド342Cの材料は、独立して、Ag、Au、Cu、W、Al、Mo、Ti、Pt、Ir、Ni、Cr、Rh、それらの合金、任意のその他の適切な導電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0115】
本発明のいくつかの実施形態において、第二光電変換層312Bの第二厚さA2は、第三光電変換層312Cの第三厚さA3より大きい。
【0116】
本発明のいくつかの実施形態において、第一光電変換素子308Bと308Cは、それぞれ、二個の金属層、および、二個の金属層間に設置される一個の光電変換層を有するので、第一光電変換素子308Bと308Cは、それぞれ、ファブリペロー共振器として機能する。これにより、第一光電変換素子308Bと308Cは、選択的に、特定波長の光線を検出する。このほか、検出される光線の波長は、第一光電変換素子308Bと308Cの光電変換層の厚さを微調整することにより変化する。これにより、本発明のいくつかの実施形態において、第三厚さA3より大きい第二厚さA2を有することにより、赤色画素P-Rの第二光電変換素子308Bは、選択的に、赤色光線を検出するとともに、緑色画素P-Gの第三光電変換素子308Cは、カラーフィルターを用いずに、選択的に、緑色光線を検出する。これにより、製造コストが減少する。
【0117】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第二光電変換素子308Bの第二上部金属層314Bの上面は、第三光電変換素子308Cの第三上部金属層314Cの上面より高い。
【0118】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、青色画素P-Bは、基板302の一部の青色(B)画素領域306-4、および、基板302の上面303T上に設置されるとともに、青色(B)画素領域306-4上に設置される第四光電変換素子308Dを有する。
【0119】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、青色画素P-Bは、さらに、第四光電変換素子308D上に設置される第四マイクロレンズ318Dを有する。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、青色画素P-Bは、マイクロレンズを有さない。
【0120】
図11Bに示されるように、本発明のいくつかの実施形態において、第四光電変換素子308Dは、基板302の青色(B)画素領域306-4上に設置される第四底部金属層310D、第四底部金属層310D上に設置される第四光電変換層312D、および、第四光電変換層312D上に設置される第四上部金属層314Dを有する。本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第四光電変換層312Dは、第四厚さA4を有する。
【0121】
本発明のいくつかの実施形態において、第四底部金属層310Dの材料と形成方法は、上述の第一金属層110と同じか、あるいは、類似する。本発明のいくつかの実施形態において、第四光電変換層312Dの材料と形成方法は、上述の第一光電変換層112と同じか、あるいは、類似する。本発明のいくつかの実施形態において、第四上部金属層314Dの材料と形成方法は、上述の第二金属層114と同じか、あるいは、類似する。
【0122】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第四底部金属層310Dの厚さは、第四上部金属層314Dの厚さとほぼ等しい。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。その他のいくつかの実施形態において、第四底部金属層310Dの厚さは、第四上部金属層314Dの厚さより大きい。
【0123】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第四光電変換素子308Dの第四底部金属層310Dは、電線340Dにより、導電パッド342Dに電気的に接続される。本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、導電パッド342Dは、基板302の下面303B上に設置され、電線340Dは基板302中に設置される。
【0124】
本発明のいくつかの実施形態において、電線340Dと導電パッド342Dの材料は、独立して、Ag、Au、Cu、W、Al、Mo、Ti、Pt、Ir、Ni、Cr、Rh、それらの合金、任意のその他の適切な導電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0125】
本発明のいくつかの実施形態において、第三光電変換層312Cの第三厚さA3は、第四光電変換層312Dの第四厚さA4より大きい。
【0126】
本発明のいくつかの実施形態において、第一光電変換素子308Cと308Dは、それぞれ、二個の金属層、および、二個の金属層間に設置される一個の光電変換層を有するので、第一光電変換素子308Cと308Dは、それぞれ、ファブリペロー共振器として機能する。これにより、第一光電変換素子308Cと308Dは、選択的に、特定波長の光線を検出する。このほか、検出される光線の波長は、第一光電変換素子308Cと308Dの光電変換層の厚さを微調整することにより変化する。これにより、本発明のいくつかの実施形態において、第四厚さA4より大きい第三厚さA3を有することにより、緑色画素P-Gの第三光電変換素子308Cは、選択的に、緑色光線を検出するとともに、青色画素P-Bの第四光電変換素子308Dは、カラーフィルターを用いずに、選択的に、青色光線を検出する。
【0127】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、第三光電変換素子308Cの第三上部金属層314Cの上面は、第四光電変換素子308Dの第四上部金属層314Dの上面より高い。
【0128】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、イメージセンサー1100は、さらに、第一光電変換素子308A、第二光電変換素子308B、第三光電変換素子308C、および、第四光電変換素子308Dの側壁に隣接するように設置される複数の隔離素子344を有する。
【0129】
本発明のいくつかの実施形態において、
図11Bに示されるように、これらの隔離素子344中の一つの隔離素子344は、第一光電変換素子308Aと第二光電変換素子308B間に設置される。このほか、別の隔離素子344は、第二光電変換素子308Bと第三光電変換素子308C間に設置される。このほか、その他の隔離素子344は、第三光電変換素子308Cと第四光電変換素子308D間に設置される。
【0130】
本発明のいくつかの実施形態において、隔離素子344の材料は、これに限定されないが、絶縁誘電材料、絶縁ポリマー材、ドープ半導体材料、任意のその他の適切な絶縁材、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0131】
本発明のいくつかの実施形態において、絶縁誘電材料は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、任意のその他の適切な誘電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、ドープ半導体材料はシリコンを含み、且つ、第一光電変換層312A、第二光電変換層312B、第三光電変換層312C、および/または、第四光電変換層312Dと異なる導電タイプを有する。
【0132】
図12は、本発明のその他のいくつかの実施形態によるイメージセンサー1200の断面図である。注意すべきことは、 半導体装置に対応する同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、類似する参照符号により示されることである。いくつかの実施形態において、類似する参照符号により示される同一、あるいは、類似素子、あるいは、層は、同意義を有するものであり、簡潔にするために、繰り返さない。
【0133】
図12の実施形態と
図11Bの実施形態間の差異は、第二光電変換素子308Bが、さらに、第二光電変換層312Bと第二上部金属層314B間に設置される透過層316Bを有することである。本発明のいくつかの実施形態において、第一透過層316Bの材料は、これに限定されないが、有機透明材、誘電材料、半導体材料、たとえば、シリコン、任意のその他の適切な透明材、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、誘電材料は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、任意のその他の適切な誘電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0134】
このほか、本発明のいくつかの実施形態において、第三光電変換素子308Cは、さらに、第三光電変換層312Cと第三上部金属層314C間に設置される透過層316Cを有する。本発明のいくつかの実施形態において、第一透過層316Cの材料は、これに限定されないが、有機透明材、誘電材料、半導体材料、たとえば、シリコン、任意のその他の適切な透明材、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、誘電材料は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、任意のその他の適切な誘電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0135】
このほか、本発明のいくつかの実施形態において、第四光電変換素子308Dは、さらに、第四光電変換層312Dと第四上部金属層314D間に設置される透過層316Dを有する。本発明のいくつかの実施形態において、第一透過層316Dの材料は、これに限定されないが、有機透明材、誘電材料、半導体材料、たとえば、シリコン、任意のその他の適切な透明材、あるいは、それらの組み合わせを含む。本発明のいくつかの実施形態において、誘電材料は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、任意のその他の適切な誘電材料、あるいは、それらの組み合わせを含む。
【0136】
本発明のいくつかの実施形態において、
図12に示されるように、第一光電変換素子308Aの第一上部金属層314Aの上面は、第二光電変換素子308Bの第二上部金属層314Bの上面、第三光電変換素子308Cの第三上部金属層314Cの上面、および、第四光電変換素子308Dの第四上部金属層314Dの上面と実質上、同一平面である。
【0137】
総合すると、いくつかの本発明の実施形態は、同時に、カラーフィルター、および、フォトダイオードとして機能する第一光電変換素子を利用する。これにより、カラーフィルター、および、フォトダイオードは、イメージセンサー中で別々に形成される必要がない。これにより、イメージセンサー中に形成される素子の数量が減少し、コストも減少する。このほか、第一光電変換素子の使用のため、いくつかの本発明の実施形態は、画素間のクロストークを減少、あるいは、防止する。これにより、信号品質が改善される。本発明のいくつかの実施形態において、イメージセンサーの斜方光源パフォーマンスも改善される。
【0138】
注意すべきことは、上述の素子サイズ、素子パラメータ、および、素子形状は、本発明の制限ではないことである。当業者なら、これらの設定や値を調整して、異なる要求を満たすことができる。理解できることは、本発明のイメージセンサー、および、その製造方法は、
図1A〜
図12の構成に限定されない。本発明は、単に、
図1A〜
図12の任意の一つ以上の実施形態の任意の一つ以上の特徴を有する。つまり、図面に示される特徴の全てが、本発明のイメージセンサー、および、その製造方法で実施されるのではない。
【0139】
いくつかの本発明の実施形態、および、それらの長所が詳細に記述されているが、添付の請求項により定義される本発明の精神と範囲から脱しない条件下で、様々な変更、置き換え、および、改変を行うことができることを理解されたい。たとえば、当業者により容易に理解できることは、本発明の範囲を脱しない範囲で、記述される多くの特徴、機能、プロセス、および、材料を変更できることである。さらに、本願の範囲は、明細書に記述されるプロセス、機器、製造、物質の組成、手段、方法、および、操作の特定の実施形態に限定されない。当業者が本発明の開示からすぐに理解できることは、ここで記述される対応する実施形態と実質上、同じ機能を実行する、あるいは、実質上、同じ結果を達成する、既存、あるいは、後に発展する、プロセス、機器、製造、物質の組成、手段、方法、あるいは、操作が本発明に従って用いることができることである。したがって、添付の特許請求の範囲は、そのようなプロセス、機器、製造、物質の組成物、手段、方法、あるいは、操作を含む。