【課題を解決するための手段】
【0005】
マイクロ波アブレーション治療処置を計画して実行するためのシステム、装置及び方法を提供する。本開示の一態様によると、マイクロ波アブレーション処置を実行するためのシステムは、アブレーションプローブと、アブレーションプローブに位置する少なくとも1つの電磁センサを用いることによって、患者の体内のアブレーションプローブの位置を、アブレーションプローブを患者の体内にナビゲートする間に追跡するように構成された電磁追跡システムと、リアルタイム超音波画像を生成するように構成された超音波撮像装置と、プロセッサ及び命令を格納するメモリを含むコンピューティングデバイスであって、命令がプロセッサによって実行されると、コンピューティングデバイスに、患者の体内の少なくとも1つのアブレーション標的にアブレーションプローブをナビゲートするためのガイダンスを表示させ、患者の体内のアブレーションプローブの追跡した位置に基づき、リアルタイム超音波画像にアブレーションプローブの追跡した位置を表示させ、アブレーションプローブを患者の体内にナビゲートする間、アブレーションプローブの位置を追跡する際に、アブレーションプローブの表示された位置を反復的に更新させ、アブレーションプローブを少なくとも1つの標的に近接してナビゲートする場合に、少なくとも1つの標的をアブレーションするためのガイダンスを表示させる、コンピューティングデバイスと、を備える。
【0006】
本開示の更なる態様では、電磁追跡システムは、超音波撮像装置に位置する少なくとも1つの電磁センサを用いることによって超音波撮像装置の位置を追跡する。
【0007】
本開示の別の態様では、アブレーションプローブの位置は、少なくとも1つの標的に対して表示される。
【0008】
本開示の更なる態様では、少なくとも1つの標的に対するアブレーションプローブの位置は、患者の体内のアブレーションプローブの追跡した位置に基づきリアルタイム超音波画像に表示される。
【0009】
本開示の別の態様では、少なくとも1つの標的に対するアブレーションプローブの位置は、超音波撮像装置の追跡した位置に基づきリアルタイム超音波画像に表示される。
【0010】
本開示の更なる態様では、アブレーションプローブの表示された位置は、少なくとも1つの標的に対して反復的に更新される。
【0011】
本開示の別の態様では、命令は、リアルタイム超音波画像の少なくとも1つの標的に対する計画されたアブレーションゾーンのモデルを表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0012】
本開示の更なる態様では、システムは、コンピューティングデバイスにより自動的に開始される1つ又は2つ以上の周辺構成要素を更に含み、1つ又は2つ以上の周辺構成要素はアブレーション発生装置、蠕動ポンプ、及びスマート電源のうちの1つ又は2つ以上を含む。
【0013】
本開示の別の態様では、アブレーションプローブは患者の体に経皮的に挿入される。
【0014】
本開示の更なる態様では、命令は、リアルタイム超音波画像に、アブレーションプローブの先端からのアブレーションプローブの軌跡を示すベクトルを表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0015】
本開示の別の態様では、命令は、リアルタイム超音波画像に、アブレーションプローブに関する投影されたアブレーションゾーンを表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0016】
本開示の更なる態様では、命令は、リアルタイム超音波画像に、アブレーションプローブの軌跡がリアルタイム超音波画像の平面の前方又は後方にあるか否かを示すシャドーバーオーバーレイを表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0017】
本開示の別の態様では、コンピューティングデバイスは、少なくとも1つの標的をアブレーションすることに関する少なくとも1つのパラメータをユーザが事前構成するのを可能にする。
【0018】
本開示の更なる態様では、少なくとも1つのパラメータは、ワット数、温度、及び持続時間のうちの1つ又は2つ以上を含む。
【0019】
本開示の別の態様によると、方法は、患者の体内の少なくとも1つのアブレーション標的にアブレーションプローブをナビゲートするためのガイダンスを表示することと、アブレーションプローブをナビゲートする間、患者の体内のアブレーションプローブの位置を追跡することと、アブレーションプローブの追跡した位置をリアルタイム超音波画像に表示することと、アブレーションプローブを患者の体内にナビゲートする間、アブレーションプローブの位置を追跡する際にアブレーションプローブの表示された位置を反復的に更新することと、アブレーションプローブを少なくとも1つの標的に近接してナビゲートする場合に、少なくとも1つの標的をアブレーションすることと、を含む。
【0020】
本開示の更なる態様では、方法は、アブレーションプローブに位置する少なくとも1つの電磁センサの位置を追跡することを更に含む。
【0021】
本開示の別の態様では、アブレーションプローブの位置は少なくとも1つの標的に対して表示される。
【0022】
本開示の更なる態様では、少なくとも1つの標的に対するアブレーションプローブの位置は、患者の体内のアブレーションプローブの追跡した位置に基づきリアルタイム超音波画像に表示される。
【0023】
本開示の別の態様では、方法は、超音波撮像装置の位置を追跡することを更に含む。
【0024】
本開示の更なる態様では、少なくとも1つの標的に対するアブレーションプローブの位置は、超音波撮像装置の追跡した位置に基づき、リアルタイム超音波画像に表示される。
【0025】
本開示のなお更なる態様では、アブレーションプローブの表示された位置は、少なくとも1つの標的に対して反復的に更新される。
【0026】
本開示の別の態様では、方法は、リアルタイム超音波画像の少なくとも1つの標的に対する計画されたアブレーションゾーンのモデルを表示することを更に含む。
【0027】
本開示の更なる態様では、方法は、1つ又は2つ以上の周辺構成要素を自動的に開始することを更に含み、1つ又は2つ以上の周辺構成要素は、アブレーション発生装置、蠕動ポンプ、及びスマート電源のうちの1つ又は2つ以上を含む。
【0028】
本開示の別の態様では、方法は、アブレーションプローブを患者の体内に経皮的に挿入することを更に含む。
【0029】
本開示の更なる態様では、方法は、リアルタイム超音波画像に、アブレーションプローブの先端からのアブレーションプローブの軌跡を示すベクトルを表示することを更に含む。
【0030】
本開示の別の態様では、方法は、アブレーションプローブに関する投影されたアブレーションゾーンをリアルタイム超音波画像に表示することを更に含む。
【0031】
本開示の更なる態様では、方法は、リアルタイム超音波画像に、アブレーションプローブの軌跡がリアルタイム超音波画像の平面の前方又は後方にあるか否かを示すシャドーバーオーバーレイを表示することを更に含む。
【0032】
本開示の更なる態様では、方法は、少なくとも1つの標的をアブレーションすることに関する少なくとも1つのパラメータを事前構成することを更に含む。
【0033】
本開示の別の態様では、少なくとも1つのパラメータは、ワット数、温度、及び持続時間のうちの1つ又は2つ以上を含む。
【0034】
本開示の別の態様によると、命令を格納する非一過性コンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータ可読記憶媒体は、命令がプロセッサによって実行されると、コンピューティングデバイスに、患者の体内の少なくとも1つのアブレーション標的にアブレーションプローブをナビゲートするためのガイダンスを表示させ、アブレーションプローブをナビゲートする間、患者の体内のアブレーションプローブの位置を追跡させ、アブレーションプローブの追跡した位置をリアルタイム超音波画像に表示させ、アブレーションプローブを患者の体内にナビゲートする間、アブレーションプローブの位置を追跡する際に、アブレーションプローブの表示された位置を反復的に更新させ、アブレーションプローブを少なくとも1つの標的に近接してナビゲートする場合に、少なくとも1つの標的をアブレーションするためのガイダンスを表示させる。
【0035】
本開示の更なる態様では、コンピュータ可読媒体は、アブレーションプローブに位置する少なくとも1つの電磁センサの位置を追跡するようにコンピューティングデバイスを構成する更なる命令を格納する。
【0036】
本開示の別の態様では、アブレーションプローブの位置は、少なくとも1つの標的に対して表示される。
【0037】
本開示の更なる態様では、少なくとも1つの標的に対するアブレーションプローブの位置は、患者の体内のアブレーションプローブの追跡した位置に基づきリアルタイム超音波画像に表示される。
【0038】
本開示の別の態様では、コンピュータ可読媒体は、超音波撮像装置の位置を追跡するようにコンピューティングデバイスを構成する更なる命令を格納する。
【0039】
本開示の更なる態様では、少なくとも1つの標的に対するアブレーションプローブの位置は、超音波撮像装置の追跡した位置に基づき、リアルタイム超音波画像に表示される。
【0040】
本開示の更なる態様では、アブレーションプローブの表示された位置は、少なくとも1つの標的に対して反復的に更新される。
【0041】
本開示の更なる態様では、コンピュータ可読媒体は、リアルタイム超音波画像の少なくとも1つの標的に対する計画されたアブレーションゾーンのモデルを表示するようにコンピューティングデバイスを構成する更なる命令を格納する。
【0042】
本開示の別の態様では、コンピュータ可読媒体は、1つ又は2つ以上の周辺構成要素を自動的に開始するようにコンピューティングデバイスを構成する更なる命令を格納し、1つ又は2つ以上の周辺構成要素は、アブレーション発生装置、蠕動ポンプ及びスマート電源のうちの1つ又は2つ以上を含む。
【0043】
本開示の更なる態様では、アブレーションプローブは、患者の体内に経皮的に挿入している。
【0044】
本開示の別の態様では、コンピュータ可読媒体は、アブレーションプローブの先端からのアブレーションプローブの軌跡を示すベクトルを、リアルタイム超音波画像に表示するようにコンピューティングデバイスを構成する更なる命令を格納する。
【0045】
本開示の更なる態様では、コンピュータ可読媒体は、アブレーションプローブに関する投影されたアブレーションゾーンを、リアルタイム超音波画像に表示するようにコンピューティングデバイスを構成する更なる命令を格納する。
【0046】
本開示の更なる態様では、コンピュータ可読媒体は、アブレーションプローブの軌跡がリアルタイム超音波画像の平面の前方又は後方にあるか否かを示すシャドーバーオーバーレイを、リアルタイム超音波画像に表示するようにコンピューティングデバイスを構成する更なる命令を格納する。
【0047】
本開示の更なる態様では、コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つの標的をアブレーションすることに関する少なくとも1つのパラメータをユーザが事前構成するのを可能にするように、コンピューティングデバイスを構成する更なる命令を格納する。
【0048】
本開示の別の態様では、少なくとも1つのパラメータは、ワット数、温度、及び持続時間のうちの1つ又は2つ以上を含む。
【0049】
本開示の別の態様によると、マイクロ波アブレーション処置を実行するシステムは、アブレーションプローブと、アブレーションプローブに位置する少なくとも1つの電磁センサを用いることによって、患者の体内のアブレーションプローブの位置を、アブレーションプローブを患者の体内にナビゲートする間に追跡するように構成された電磁追跡システムと、プロセッサ及び命令を格納するメモリを含むコンピューティングデバイスであって、命令がプロセッサによって実行されると、コンピューティングデバイスに、患者の体の撮像の間に取得された画像データに基づき生成された患者の体の少なくとも一部の三次元モデルを表示させ、患者の体内の少なくとも1つのアブレーション標的へアブレーションプローブをナビゲートするための経路を表示させ、アブレーションプローブを経路に沿ってナビゲートする間、患者の体内のアブレーションプローブの位置を追跡させ、三次元モデルにアブレーションプローブの追跡した位置を表示させ、アブレーションプローブを患者の体内にナビゲートする間、アブレーションプローブの位置を追跡する際に、アブレーションプローブの表示された位置を反復的に更新させ、アブレーションプローブを少なくとも1つの標的に近接してナビゲートする際に、少なくとも1つの標的をアブレーションするためのガイダンスを表示させる、コンピューティングデバイスと、を備える。
【0050】
本開示の更なる態様では、少なくとも1つの標的への経路は直線である。
【0051】
本開示の別の態様では、経路は、少なくとも1つの標的と患者の体の外部との間に延在する。
【0052】
本開示の更なる態様では、システムは、患者の体のリアルタイム超音波画像を生成するように構成された超音波撮像装置を更に含む。
【0053】
本開示の更なる態様では、電磁追跡システムは、超音波撮像装置に位置する少なくとも1つの電磁センサを用いて超音波撮像装置の位置を追跡するように更に構成される。
【0054】
本開示の更なる態様では、命令は、超音波撮像装置によって生成されたリアルタイム超音波画像にアブレーションプローブの追跡した位置を表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0055】
本開示の更なる態様では、少なくとも1つの標的に対するアブレーションプローブの位置は、患者の体内のアブレーションプローブの追跡した位置に基づきリアルタイム超音波画像に表示される。
【0056】
本開示の更なる態様では、少なくとも1つの標的に対するアブレーションプローブの位置は、超音波撮像装置の追跡した位置に基づき、リアルタイム超音波画像に表示される。
【0057】
本開示の別の態様では、命令は、三次元モデルに少なくとも1つの標的に対する計画されたアブレーションゾーンのモデルを表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0058】
本開示の更なる態様では、命令は、リアルタイム超音波画像に少なくとも1つの標的に対する計画されたアブレーションゾーンのモデルを表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0059】
本開示の別の態様では、命令は、リアルタイム超音波画像に、アブレーションプローブに関する投影されたアブレーションゾーンを表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0060】
本開示の更なる態様では、命令は、アブレーションプローブに関する投影されたアブレーションゾーンを三次元モデルに表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0061】
本開示の別の態様では、アブレーションプローブの表示された位置は、アブレーションプローブを患者の体内にナビゲートする間、アブレーションプローブの位置を追跡する際に、経路に対して反復的に更新される。
【0062】
本開示の更なる態様では、命令は、アブレーションプローブの先端からのアブレーションプローブの軌跡を示すベクトルを、三次元モデルに表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0063】
本開示の別の態様では、命令は、アブレーションプローブの先端からのアブレーションプローブの軌跡を示すベクトルを、リアルタイム超音波画像に表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0064】
本開示の更なる態様では、命令は、リアルタイム超音波画像に、アブレーションプローブの軌跡がリアルタイム超音波画像の平面の前方又は後方にあるか否かを示すシャドーバーオーバーレイを表示するように、コンピューティングデバイスを更に構成する。
【0065】
本開示の別の態様では、アブレーションプローブは患者の体に経皮的に挿入される。
【0066】
本開示の別の態様によると、方法は、患者の体の撮像の間に取得された画像データに基づき生成された患者の体の少なくとも一部の三次元モデルを表示することと、患者の体内の少なくとも1つのアブレーション標的にアブレーションプローブをナビゲートするための経路を表示することと、アブレーションプローブを経路に沿ってナビゲートする間に、患者の体内のアブレーションプローブの位置を追跡することと、アブレーションプローブの追跡した位置を三次元モデルに表示することと、アブレーションプローブを患者の体内にナビゲートする間、アブレーションプローブの位置を追跡する際にアブレーションプローブの表示された位置を反復的に更新することと、アブレーションプローブを少なくとも1つのアブレーション標的に近接してナビゲートする場合に、少なくとも1つの標的をアブレーションすることと、を含む。
【0067】
本開示の更なる態様では、少なくとも1つの標的への経路は直線である。
【0068】
本開示の別の態様では、経路は、少なくとも1つの標的と患者の体の外部との間に延在する。
【0069】
本開示の更なる態様では、方法は、アブレーションプローブに位置する少なくとも1つの電磁センサの位置を追跡することを更に含む。
【0070】
本開示の別の態様では、方法は、超音波撮像装置の位置を追跡することを更に含む。
【0071】
本開示の別の態様では、方法は、超音波撮像装置によって生成されたリアルタイム超音波画像にアブレーションプローブの追跡した位置を表示することを更に含む。
【0072】
本開示の更なる態様では、少なくとも1つの標的に対するアブレーションプローブの位置は、患者の体内のアブレーションプローブの追跡した位置に基づきリアルタイム超音波画像に表示される。
【0073】
本開示の別の態様では、少なくとも1つの標的に対するアブレーションプローブの位置は、超音波撮像装置の追跡した位置に基づきリアルタイム超音波画像に表示される。
【0074】
本開示の更なる態様では、方法は、三次元モデルに少なくとも1つの標的に対する計画されたアブレーションゾーンのモデルを表示することを更に含む。
【0075】
本開示の別の態様では、方法は、リアルタイム超音波画像の少なくとも1つの標的に対する計画されたアブレーションゾーンのモデルを表示することを更に含む。
【0076】
本開示の更なる態様では、方法は、リアルタイム超音波画像に、アブレーションプローブに関する投影されたアブレーションゾーンを表示することを更に含む。
【0077】
本開示の別の態様では、方法は、三次元モデルに、アブレーションプローブに関する投影されたアブレーションゾーンを表示することを更に含む。
【0078】
本開示の更なる態様では、アブレーションプローブの表示された位置は、アブレーションプローブを患者の体内にナビゲートする間に、アブレーションプローブの位置を追跡する際に、経路に対して反復的に更新される。
【0079】
本開示の別の態様では、方法は、三次元モデルに、アブレーションプローブの先端からのアブレーションプローブの軌跡を示すベクトルを表示することを更に含む。
【0080】
本開示の更なる態様では、方法は、リアルタイム超音波画像に、アブレーションプローブの先端からのアブレーションプローブの軌跡を示すベクトルを表示することを更に含む。
【0081】
本開示の別の態様では、方法は、リアルタイム超音波画像に、アブレーションプローブの軌跡がリアルタイム超音波画像の平面の前方又は後方にあるか否かを示すシャドーバーオーバーレイを表示することを更に含む。
【0082】
本開示の更なる態様では、方法は、アブレーションプローブを患者の体内に経皮的に挿入することを更に含む。
【0083】
本開示の上記態様及び実施形態のいずれかは、本開示の範囲から逸脱することなく組み合わせられてもよい。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
マイクロ波アブレーション処置を実行するためのシステムであって、
アブレーションプローブと、
前記アブレーションプローブに位置する少なくとも1つの電磁センサを用いることによって、患者の体内の前記アブレーションプローブの位置を、前記アブレーションプローブが前記患者の体内にナビゲートされている間に追跡するように構成された電磁追跡システムと、
リアルタイム超音波画像を生成するように構成された超音波撮像装置と、
プロセッサと、命令を格納するメモリとを含むコンピューティングデバイスであって、前記命令が前記プロセッサによって実行されると、前記コンピューティングデバイスに、
前記患者の体内の少なくとも1つのアブレーション標的へ前記アブレーションプローブをナビゲートするためのガイダンスを表示することと、
前記患者の体内の前記アブレーションプローブの前記追跡された位置に基づき、前記リアルタイム超音波画像上に前記アブレーションプローブの前記追跡された位置を表示することと、
前記アブレーションプローブが前記患者の体内にナビゲートされている間、前記アブレーションプローブの前記位置が追跡される際に、前記アブレーションプローブの前記表示された位置を反復的に更新することと、
前記アブレーションプローブが前記少なくとも1つの標的に近接してナビゲートされる場合に、前記少なくとも1つの標的をアブレーションするためのガイダンスを表示することと
を行わせる、コンピューティングデバイスと
を備える、システム。
(項目2)
前記電磁追跡システムが、前記超音波撮像装置に位置する少なくとも1つの電磁センサを用いることによって、前記超音波撮像装置の位置を追跡する、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記アブレーションプローブの前記位置が、前記少なくとも1つの標的に関連して表示される、項目1に記載のシステム。
(項目4)
前記少なくとも1つの標的に関連する前記アブレーションプローブの前記位置が、前記患者の体内の前記アブレーションプローブの前記追跡された位置に基づいて前記リアルタイム超音波画像上に表示される、項目3に記載のシステム。
(項目5)
前記少なくとも1つの標的に関連する前記アブレーションプローブの前記位置が、前記超音波撮像装置の前記追跡された位置に基づいて前記リアルタイム超音波画像上に表示される、項目2に記載のシステム。
(項目6)
前記アブレーションプローブの前記表示された位置が、前記少なくとも1つの標的に関連して反復的に更新される、項目3に記載のシステム。
(項目7)
前記命令が、前記リアルタイム超音波画像上に前記少なくとも1つの標的に関連する計画されたアブレーションゾーンのモデルを表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目3に記載のシステム。
(項目8)
前記コンピューティングデバイスにより自動的に開始される1つ以上の周辺構成要素を更に含み、前記1つ以上の周辺構成要素が、アブレーション発生装置、蠕動ポンプ、及びスマート電源のうちの1つ以上を含む、項目1に記載のシステム。
(項目9)
前記アブレーションプローブが、前記患者の体内に経皮的に挿入される、項目1に記載のシステム。
(項目10)
前記命令が、前記リアルタイム超音波画像上に、前記アブレーションプローブの先端からの前記アブレーションプローブの軌跡を示すベクトルを表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目1に記載のシステム。
(項目11)
前記命令が、前記リアルタイム超音波画像上に、前記アブレーションプローブに関する投影されたアブレーションゾーンを表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目1に記載のシステム。
(項目12)
前記命令が、前記リアルタイム超音波画像上に、前記アブレーションプローブの前記軌跡が前記リアルタイム超音波画像の平面の前方又は後方にあるか否かを示すシャドーバーオーバーレイを表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目10に記載のシステム。
(項目13)
前記コンピューティングデバイスが、前記少なくとも1つの標的をアブレーションすることに関する少なくとも1つのパラメータをユーザが事前構成することを可能にする、項目1に記載のシステム。
(項目14)
少なくとも1つのパラメータが、ワット数、温度、及び持続時間のうちの1つ以上を含む、項目1に記載のシステム。
(項目15)
命令を格納する非一過性コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令がプロセッサによって実行されると、コンピューティングデバイスに、
患者の体内の少なくとも1つのアブレーション標的へアブレーションプローブをナビゲートするためのガイダンスを表示することと、
前記アブレーションプローブがナビゲートされている間、前記患者の体内の前記アブレーションプローブの位置を追跡することと、
前記アブレーションプローブの前記追跡された位置をリアルタイム超音波画像上に表示することと、
前記アブレーションプローブが前記患者の体内にナビゲートされている間、前記アブレーションプローブの前記位置が追跡される際に、前記アブレーションプローブの前記表示された位置を反復的に更新することと、
前記アブレーションプローブが前記少なくとも1つの標的に近接してナビゲートされる場合に、前記少なくとも1つの標的をアブレーションするためのガイダンスを表示することと
を行わせる、非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目16)
前記アブレーションプローブに位置する少なくとも1つの電磁センサの位置を追跡するように前記コンピューティングデバイスを構成する更なる命令を含む、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目17)
前記アブレーションプローブの前記位置が、前記少なくとも1つの標的に関連して表示される、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目18)
前記少なくとも1つの標的に関連する前記アブレーションプローブの前記位置が、前記患者の体内の前記アブレーションプローブの前記追跡された位置に基づいて前記リアルタイム超音波画像上に表示される、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目19)
超音波撮像装置の位置を追跡するように前記コンピューティングデバイスを構成する更なる命令を含む、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目20)
前記少なくとも1つの標的に関連する前記アブレーションプローブの前記位置が、超音波撮像装置の追跡された位置に基づいて前記リアルタイム超音波画像上に表示される、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目21)
前記アブレーションプローブの前記表示された位置が、前記少なくとも1つの標的に関連して反復的に更新される、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目22)
前記リアルタイム超音波画像上に前記少なくとも1つの標的に関連する計画されたアブレーションゾーンのモデルを表示するように前記コンピューティングデバイスを構成する更なる命令を含む、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目23)
1つ以上の周辺構成要素を自動的に開始するように前記コンピューティングデバイスを構成する更なる命令を含み、前記1つ以上の周辺構成要素が、アブレーション発生装置、蠕動ポンプ、及びスマート電源のうちの1つ以上を含む、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目24)
前記アブレーションプローブが、前記患者の体内に経皮的に挿入している、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目25)
前記アブレーションプローブの先端からの前記アブレーションプローブの軌跡を示すベクトルを、前記リアルタイム超音波画像上に表示するように前記コンピューティングデバイスを構成する更なる命令を含む、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目26)
前記アブレーションプローブに関する投影されたアブレーションゾーンを、前記リアルタイム超音波画像上に表示するように前記コンピューティングデバイスを構成する更なる命令を含む、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目27)
前記アブレーションプローブの軌跡が前記リアルタイム超音波画像の平面の前方又は後方にあるか否かを示すシャドーバーオーバーレイを、前記リアルタイム超音波画像上に表示するように前記コンピューティングデバイスを構成する更なる命令を含む、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目28)
前記少なくとも1つの標的をアブレーションすることに関する少なくとも1つのパラメータをユーザが事前構成することを可能にするように、前記コンピューティングデバイスを構成する更なる命令を含む、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目29)
少なくとも1つのパラメータが、ワット数、温度、及び持続時間のうちの1つ以上を含む、項目15に記載の非一過性コンピュータ可読記憶媒体。
(項目30)
マイクロ波アブレーション処置を実行するためのシステムであって、
アブレーションプローブと、
前記アブレーションプローブに位置する少なくとも1つの電磁センサを用いることによって、患者の体内の前記アブレーションプローブの位置を、前記アブレーションプローブが前記患者の体内にナビゲートされている間に追跡するように構成された電磁追跡システムと、
プロセッサと、命令を格納するメモリとを含むコンピューティングデバイスであって、前記命令が前記プロセッサによって実行されると、前記コンピューティングデバイスに、
前記患者の体内の撮像の間に取得された画像データに基づいて生成された患者の体の少なくとも一部の三次元モデルを表示することと、
前記患者の体内の少なくとも1つのアブレーション標的にアブレーションプローブをナビゲートするための経路を表示することと、
前記アブレーションプローブが前記経路に沿ってナビゲートされている間、前記患者の体内の前記アブレーションプローブの前記位置を追跡することと、
前記三次元モデル上に前記アブレーションプローブの前記追跡された位置を表示することと、
前記アブレーションプローブが前記患者の体内にナビゲートされている間、前記アブレーションプローブの前記位置が追跡される際に、前記アブレーションプローブの前記表示された位置を反復的に更新することと、
前記アブレーションプローブが前記少なくとも1つの標的に近接してナビゲートされる場合に、前記少なくとも1つの標的をアブレーションするためのガイダンスを表示することと
を行わせる、コンピューティングデバイスと
を備える、システム。
(項目31)
前記少なくとも1つの標的への前記経路が、直線である、項目30に記載のシステム。
(項目32)
前記経路が、前記少なくとも1つの標的と前記患者の体の外部との間に延在する、項目30に記載のシステム。
(項目33)
前記患者の体のリアルタイム超音波画像を生成するように構成された超音波撮像装置を更に備える、項目30に記載のシステム。
(項目34)
前記電磁追跡システムが、前記超音波撮像装置に位置する少なくとも1つの電磁センサを用いて前記超音波撮像装置の位置を追跡するように更に構成されている、項目33に記載のシステム。
(項目35)
前記命令が、前記超音波撮像装置によって生成されたリアルタイム超音波画像上に前記アブレーションプローブの前記追跡された位置を表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目33に記載のシステム。
(項目36)
前記少なくとも1つの標的に関連する前記アブレーションプローブの前記位置が、前記患者の体内の前記アブレーションプローブの前記追跡された位置に基づいて前記リアルタイム超音波画像上に表示される、項目35に記載のシステム。
(項目37)
前記少なくとも1つの標的に関連する前記アブレーションプローブの前記位置が、前記超音波撮像装置の追跡された位置に基づいて前記リアルタイム超音波画像上に表示される、項目35に記載のシステム。
(項目38)
前記命令が、前記三次元モデル上に前記少なくとも1つの標的に関連する計画されたアブレーションゾーンのモデルを表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目30に記載のシステム。
(項目39)
前記命令が、前記リアルタイム超音波画像上に前記少なくとも1つの標的に関連する計画されたアブレーションゾーンのモデルを表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目35に記載のシステム。
(項目40)
前記命令が、前記アブレーションプローブに関する投影されたアブレーションゾーンを前記リアルタイム超音波画像上に表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目35に記載のシステム。
(項目41)
前記命令が、前記アブレーションプローブに関する投影されたアブレーションゾーンを前記三次元モデル上に表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目30に記載のシステム。
(項目42)
前記アブレーションプローブの前記表示された位置が、前記アブレーションプローブが前記患者の体内にナビゲートされている間、前記アブレーションプローブの前記位置が追跡される際に、前記経路に関連して反復的に更新される、項目30に記載のシステム。
(項目43)
前記命令が、前記アブレーションプローブの先端からの前記アブレーションプローブの軌跡を示すベクトルを、前記三次元モデル上に表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目30に記載のシステム。
(項目44)
前記命令が、前記アブレーションプローブの先端からの前記アブレーションプローブの軌跡を示すベクトルを、前記リアルタイム超音波画像上に表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目35に記載のシステム。
(項目45)
前記命令が、前記アブレーションプローブの前記軌跡が前記リアルタイム超音波画像の平面の前方又は後方にあるか否かを示すシャドーバーオーバーレイを、前記リアルタイム超音波画像上に表示するように、前記コンピューティングデバイスを更に構成する、項目44に記載のシステム。
(項目46)
前記アブレーションプローブが、前記患者の体内に経皮的に挿入される、項目30に記載のシステム。