特許第6796922号(P6796922)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6796922拡張型鋼管杭圧入構造及び杭状補強体作成方法並びにそれに用いる圧入治具
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6796922
(24)【登録日】2020年11月19日
(45)【発行日】2020年12月9日
(54)【発明の名称】拡張型鋼管杭圧入構造及び杭状補強体作成方法並びにそれに用いる圧入治具
(51)【国際特許分類】
   E02D 7/00 20060101AFI20201130BHJP
   E02D 5/28 20060101ALI20201130BHJP
   E02D 27/12 20060101ALI20201130BHJP
【FI】
   E02D7/00 Z
   E02D5/28
   E02D27/12 Z
【請求項の数】6
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-246288(P2015-246288)
(22)【出願日】2015年12月17日
(65)【公開番号】特開2017-110426(P2017-110426A)
(43)【公開日】2017年6月22日
【審査請求日】2018年11月6日
(73)【特許権者】
【識別番号】000004673
【氏名又は名称】パナソニックホームズ株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000006655
【氏名又は名称】日本製鉄株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000523
【氏名又は名称】アクシス国際特許業務法人
(74)【代理人】
【識別番号】100179914
【弁理士】
【氏名又は名称】光永 和宏
(72)【発明者】
【氏名】黒▲柳▼ 信之
(72)【発明者】
【氏名】内藤 康夫
(72)【発明者】
【氏名】石谷 泰朗
(72)【発明者】
【氏名】松原 茂雄
【審査官】 湯本 照基
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−117217(JP,A)
【文献】 特開2014−231678(JP,A)
【文献】 特開2012−031667(JP,A)
【文献】 特開2014−095252(JP,A)
【文献】 特開2011−006842(JP,A)
【文献】 米国特許第06047505(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02D 7/00
E02D 5/28
E02D 27/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
地盤に形成された凹部と、
前記凹部内に杭頭が位置するように前記地盤に圧入された拡張型鋼管杭と
前記凹部内の前記杭頭に取り付けられた高圧流体注入治具と
を備え、
前記凹部は、前記凹部の内周壁と前記杭頭との間に、前記杭頭に前記高圧流体注入治具を取り付けるスペースを確保するための空隙を有するように設けられており、
前記凹部の内周壁は、圧密又は締め固められた土により構成されている
ことを特徴とする拡張型鋼管杭圧入構造。
【請求項2】
先細り形状の圧入治具を地盤に圧入した後に前記圧入治具を前記地盤から除去し、前記地盤に凹部を形成する工程と、
前記凹部内に杭頭が位置するように前記地盤に拡張型鋼管杭を圧入する工程と
前記凹部内の前記杭頭に高圧流体注入治具を取り付ける工程と
を含み、
前記凹部は、前記凹部の内周壁と前記杭頭との間に、前記杭頭に前記高圧流体注入治具を取り付けるスペースを確保するための空隙を有するように設けられており、
前記凹部の内周壁は、圧密又は締め固められた土により構成されている
ことを特徴とする杭状補強体作成方法。
【請求項3】
前記圧入治具の先端には、前記杭頭が挿通可能な挿通孔が設けられており、
前記挿通孔に前記杭頭を挿通した状態で、前記拡張型鋼管杭とともに前記圧入治具を地盤に圧入する
ことを特徴とする請求項2記載の杭状補強体作成方法。
【請求項4】
前記圧入治具には、前記圧入治具の先端を構成する小径面と先細り状のテーパ外周面とを有する円錐台形状の円錐台部が設けられている
ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の杭状補強体作成方法。
【請求項5】
前記圧入治具には、前記円錐台部の大径面から圧入治具の後端側に向けて前記円錐台部と同軸に延在された円柱形状の円柱部がさらに設けられている
ことを特徴とする請求項4記載の杭状補強体作成方法。
【請求項6】
地盤に拡張型鋼管杭を圧入するための圧入治具であって、
小径面及び先細り状のテーパ外周面を有する円錐台形状の円錐台部と、
前記円錐台部の大径面から前記円錐台部と同軸に延在された円柱形状の円柱部と
を備え、
前記小径面には、前記拡張型鋼管杭の杭頭が挿通可能な挿通孔が設けられており、前記挿通孔は前記円柱部の内部まで延在されており、前記円柱部の内部には前記挿通孔の終端面が設けられており、
前記挿通孔に前記杭頭が挿通された状態で、前記拡張型鋼管杭とともに前記地盤に圧入されて、圧密又は締め固められた土により構成された内周壁を有するとともに前記杭頭が内部に位置する凹部を前記地盤に形成するように構成されている
ことを特徴とする圧入治具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、拡張型鋼管杭を地盤に圧入する拡張型鋼管杭圧入構造及び杭状補強体作成方法並びにそれに用いる圧入治具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来用いられていたこの種の拡張型鋼管杭圧入構造としては、例えば下記の特許文献1等に示されている構成を挙げることができる。すなわち、従来構造では、高圧注水装置の高圧流体注入治具を拡張型鋼管杭の杭頭に取り付けるスペースを確保するため、杭頭が地上に残る程度に拡張型鋼管杭を地盤に圧入している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014−95252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば住宅等の建築物の基礎は、その底盤が地盤面より低い位置に形成されることが多い。このため、上記したような従来構造を採った場合、図4に示すような杭状補強体作成方法を行う必要が生じる。図4は、従来の杭状補強体作成方法を示す説明図である。図4に示すように、従来方法では、拡張型鋼管杭2を拡張させた後に杭頭レベルを設計値に合わせるため拡張型鋼管杭2の周囲の土を掘削し(ステップS40)、拡張型鋼管杭2を所定深度で切断して除去する(ステップS41)。その後に、根切りを行うとともに、拡張型鋼管杭の上部に基礎6を形成する(ステップS42)。
【0005】
このような従来方法では、杭頭レベルを設計値に合わせるために拡張型鋼管杭の周囲の土を掘削しているので、掘削土の処理が必要となり、作業者の負担が増大している。掘削土を掘削孔の周囲に単に放置した場合、掘削土が掘削孔に崩れ落ち、掘削を改めて行う必要が生じることもある。また、拡張型鋼管杭の切断は容易ではなく、作業者の負担が増大している。これらの作業者の負担は、杭頭レベルが低いほど、また杭の本数が多いほど増大する。
【0006】
拡張型鋼管杭の切断及び除去を不要とするために、杭頭が地中に位置するまで拡張型鋼管杭を圧入する方法も考えられるが、単純にこの方法を適用した場合、高圧流体注入治具を杭頭に取り付けるスペースを確保することが難しくなる。高圧流体注入治具を杭頭に取り付けるスペースを確保するために拡張型鋼管杭の周囲の土を掘削することも考えられるが、やはり掘削土の処理が必要となり、作業者の負担が増大する。
【0007】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、高圧流体注入治具を拡張型鋼管杭の杭頭に取り付けるスペースを確保しつつ、作業者の負担を低減できる拡張型鋼管杭圧入構造及び杭状補強体作成方法並びにそれに用いる圧入治具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る拡張型鋼管杭圧入構造は、地盤に形成された凹部と、凹部内に杭頭が位置するように地盤に圧入された拡張型鋼管杭と、凹部内の杭頭に取り付けられた高圧流体注入治具とを備え、凹部は、凹部の内周壁と杭頭との間に、杭頭に高圧流体注入治具を取り付けるスペースを確保するための空隙を有するように設けられており、凹部の内周壁は、圧密又は締め固められた土により構成されている。
【0009】
本発明に係る杭状補強体作成方法は、先細り形状の圧入治具を地盤に圧入した後に圧入治具を地盤から除去し、地盤に凹部を形成する工程と、凹部内に杭頭が位置するように地盤に拡張型鋼管杭を圧入する工程と、凹部内の杭頭に高圧流体注入治具を取り付ける工程とを含み、凹部は、凹部の内周壁と杭頭との間に、杭頭に高圧流体注入治具を取り付けるスペースを確保するための空隙を有するように設けられており、凹部の内周壁は、圧密又は締め固められた土により構成されている。
【0010】
本発明に係る圧入治具は、地盤に拡張型鋼管杭を圧入するための圧入治具であって、小径面及び先細り状のテーパ外周面を有する円錐台形状の円錐台部と、円錐台部の大径面から円錐台部と同軸に延在された円柱形状の円柱部とを備え、小径面には、拡張型鋼管杭の杭頭が挿通可能な挿通孔が設けられており、挿通孔は円柱部の内部まで延在されており、円柱部の内部には挿通孔の終端面が設けられており、挿通孔に杭頭が挿通された状態で、拡張型鋼管杭とともに地盤に圧入されて、圧密又は締め固められた土により構成された内周壁を有するとともに杭頭が内部に位置する凹部を地盤に形成するように構成されている。

【発明の効果】
【0011】
本発明の拡張型鋼管杭圧入構造によれば、凹部は凹部の内周壁と杭頭との間に空隙を有するように設けられており、凹部の内周壁は圧密又は締め固められた土により構成されているので、高圧流体注入治具を拡張型鋼管杭の杭頭に取り付けるスペースを確保しつつ、作業者の負担を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施の形態による拡張型鋼管杭圧入構造を示す説明図である。
図2図1の凹部を形成するための圧入治具を示す正面図である。
図3】本発明の実施の形態による杭状補強体作成方法を示す説明図である。
図4】従来の杭状補強体作成方法を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態による拡張型鋼管杭圧入構造を示す説明図である。本実施の形態の拡張型鋼管杭圧入構造は、例えば住宅等の建築物の杭状補強体を作成する際の途中段階の構造である。図において、拡張型鋼管杭圧入構造には、凹部1と拡張型鋼管杭2とが含まれている。凹部1は、地盤3に形成された窪み又は穴である。拡張型鋼管杭2は、凹部1内に杭頭2aが位置するように地盤3に圧入されている。ここでいう圧入とは、静荷重及び動荷重の少なくとも一方からなる圧力を拡張型鋼管杭2に加えて拡張型鋼管杭2を地盤3に押し入れることを意味する。静荷重のみで拡張型鋼管杭2を地盤3に押し入れることもでき、静荷重を拡張型鋼管杭2に加えつつ、打撃による動荷重を拡張型鋼管杭2に加えて、拡張型鋼管杭2を地盤3に押し入れることもできる。
【0014】
後に説明するように、凹部1は、地盤3に圧入された圧入治具4(図2参照)が除去されることにより地盤3に形成される。すなわち、凹部1は、圧入治具4が地盤3に圧入された際に、圧入治具4の圧入位置の土が周囲に押しのけられることで形成されており、凹部1の内周壁1aは、圧密又は締め固められた土により構成されている。換言すると、凹部1は掘削により形成されるものではなく、凹部1の形成により掘削土は生じない。このため、従来必要とされていた掘削土の処理が不要とされ、作業者の負担が低減される。
【0015】
凹部1は、凹部1の内周壁1aと杭頭2aとの間に空隙1bを有するように設けられている。この空隙1bは、拡張型鋼管杭2の杭頭2aに高圧流体注入治具5(図3参照)を取り付けるためのスペースを確保するためのものである。高圧流体注入治具5の形状にも依るが、空隙1bは杭頭2aの周囲全体に確保されていることが好ましい。
【0016】
拡張型鋼管杭2は、拡張溝2bを有している。拡張溝2bは、内方に窪むように拡張型鋼管杭2の周壁が変形されることで形成されている。拡張型鋼管杭2の杭頭2aには、開口部2cが設けられている。開口部2cを通して拡張型鋼管杭2の内部に圧力流体が注入されることで、拡張溝2bが拡げられ、拡張型鋼管杭2が径方向に拡張される。圧力流体としては、例えば高圧水等を用いることができる。
【0017】
後に説明するように、拡張型鋼管杭2の杭頭2aの上には、鉄筋コンクリート等により構成される基礎が形成される。拡張型鋼管杭2の杭頭2aが凹部1内に配置されているので、すなわち拡張型鋼管杭2の杭頭2aが地盤面より低い位置に配置されているので、基礎の底盤が地盤面より低い位置に形成される場合であっても、拡張型鋼管杭2を切断及び除去する必要はなく、作業者の負担が低減される。
【0018】
次に、図2は、図1の凹部1を形成するための圧入治具4を示す正面図である。図において、圧入治具4は、円錐台形状(頂部が欠落した円錐形状)の円錐台部40、円柱形状の円柱部41及び棒状の軸部42が一体に設けられたものである。
【0019】
円錐台部40の小径面40aは、圧入治具4の先端を構成している。すなわち、圧入治具4は、円錐台部40の小径面40aを先端として地盤3に圧入される。円錐台部40の外周面は、先細り状のテーパ外周面40bを構成している。
【0020】
小径面40aには、円錐台部40と同軸に延在された挿通孔43が設けられている。挿通孔43は、円錐台部40の大径面40cを超えて円柱部41の内部まで延在されている。挿通孔43は、拡張型鋼管杭2の杭頭2aよりも大きな直径を有しており、拡張型鋼管杭2の杭頭2aが挿通可能とされている。
【0021】
円柱部41は、円錐台部40の大径面40cから圧入治具4の後端側に向けて延在されており、円錐台部40と同軸に配置されている。円柱部41の外周面41aは、円錐台部40及び円柱部41の中心軸と平行に延在されている。
【0022】
軸部42は、円柱部41の後端41bから延出されている。軸部42の後端には、取付孔42aが設けられている。取付孔42aは、圧入治具4を地盤3に圧入する際に例えば延長ロッド等が接続可能とされている。なお、取付孔42a及び延長ロッドは例えば螺合等により接続可能とされている。延長ロッドには、先行掘削ロッド等の圧入治具4とは異なる治具も取り付けることができる。
【0023】
次に、図3は、本発明の実施の形態による杭状補強体作成方法を示す説明図である。まず、圧入治具4の挿通孔43に拡張型鋼管杭2の杭頭2aを挿通した後に、拡張型鋼管杭2を地盤3に圧入するとともに(ステップS30)、圧入治具4を拡張型鋼管杭2とともに地盤3に圧入する(ステップS31)。
【0024】
その次に、圧入治具4を地盤3から除去し、地盤3に凹部1を形成する(ステップS32)。この段階の圧入構造が図1の構造に相当する。凹部1が形成された後、凹部1内の杭頭2aに高圧流体注入治具5を取り付けるとともに、杭頭2aの開口部2cを通して拡張型鋼管杭2の内部に圧力流体を注入することで、拡張溝2bを拡げて拡張型鋼管杭2を径方向に拡張させる(ステップS33)。
【0025】
その次に、杭頭2aから高圧流体注入治具5を取り外し(ステップS34)、根切りを行うとともに杭頭2aの上に基礎6を形成する(ステップS35)。
【0026】
このような拡張型鋼管杭圧入構造及び杭状補強体作成方法では、凹部1は凹部1の内周壁1aと杭頭2aとの間に空隙1bを有するように設けられており、凹部1の内周壁1aは圧密又は締め固められた土により構成されているので、高圧流体注入治具5を拡張型鋼管杭2の杭頭2aに取り付けるスペースを確保しつつ、作業者の負担を低減できる。すなわち、凹部1の形成のために掘削土が生じないので、従来必要とされていた掘削土の処理を不要とすることができ、作業者の負担が低減できる。また、掘削土が凹部1に崩れ落ちるということを回避でき、作業者の負担が低減できる。さらに、拡張型鋼管杭2の切断及び除去を不要とすることができ、作業者の負担が低減できる。
【0027】
また、圧入治具4の先端には、杭頭2aが挿通可能な挿通孔43が設けられており、挿通孔43に杭頭2aを挿通した状態で、拡張型鋼管杭2とともに圧入治具4を地盤に圧入するので、拡張型鋼管杭2の圧入工程と凹部1の形成工程とを同時に行うことができ、作業効率を向上させることができる。
【0028】
さらに、圧入治具4には、圧入治具4の先端を構成する小径面40aと先細り状のテーパ外周面40bとを有する円錐台形状の円錐台部40が設けられているので、圧入治具4の圧入に必要とされる力を少なくしつつ、より確実に凹部1の内周壁1aを圧密又は締め固められた土により構成させることができる。
【0029】
さらにまた、圧入治具4には、円錐台部40の大径面40cから圧入治具4の後端側に向けて円錐台部40と同軸に延在された円柱形状の円柱部41がさらに設けられているので、円錐台部40が地盤3に食い込む際に円錐台部40の上方の内周壁1aを円柱部41の外周面41aにより支持することができ、より確実に凹部1を形成できる。
【0030】
なお、実施の形態では、拡張型鋼管杭2とともに圧入治具4を地盤に圧入し、拡張型鋼管杭2の圧入工程と凹部1の形成工程とを同時に行うように説明しているが、地盤に凹部を形成した後に拡張型鋼管杭を圧入してもよい。
【0031】
また、圧入治具4として図2に示す形状を示しているが、圧入治具の形状は図2の形状に限定されず、例えば砲弾形状若しくは多角錐形状またはそれらの頂部が欠落した形状等の他の先細り形状としてもよい。
【符号の説明】
【0032】
1 凹部
1a 内周壁
1b 空隙
2 拡張型鋼管杭
2a 杭頭
3 地盤
4 圧入治具
40 円錐台部
40a 小径面
40b テーパ外周面
40c 大径面
41 円柱部
43 挿通孔
5 高圧流体注入治具
6 基礎
図1
図2
図3
図4