(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6799207
(24)【登録日】2020年11月25日
(45)【発行日】2020年12月16日
(54)【発明の名称】果物野菜サラダに対する自動作り機器
(51)【国際特許分類】
A23N 7/00 20060101AFI20201207BHJP
B08B 1/02 20060101ALI20201207BHJP
B08B 1/04 20060101ALI20201207BHJP
A23N 12/02 20060101ALI20201207BHJP
B26D 3/26 20060101ALI20201207BHJP
B26D 3/28 20060101ALI20201207BHJP
A47J 43/20 20060101ALI20201207BHJP
A47J 43/04 20060101ALI20201207BHJP
【FI】
A23N7/00 D
B08B1/02
B08B1/04
A23N12/02 A
B26D3/26 605B
B26D3/26 605E
B26D3/28 620B
B26D3/28 620F
A47J43/20
A23N7/00 A
A47J43/04
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-210911(P2019-210911)
(22)【出願日】2019年11月21日
【審査請求日】2020年6月16日
(31)【優先権主張番号】201911077554.0
(32)【優先日】2019年11月6日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519407736
【氏名又は名称】磐安斯元智能装備科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】方楊
【審査官】
土屋 正志
(56)【参考文献】
【文献】
特開平08−322408(JP,A)
【文献】
中国特許出願公開第109567599(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A23N 7/00
A23N 12/02
A47J 43/04
A47J 43/20
B08B 1/02
B08B 1/04
B26D 3/26
B26D 3/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体を含み、前記本体の上側には皮除去空間が設置され、前記皮除去空間の左側には回転空間が前記皮除去空間と連通になるように設置され、前記皮除去空間の下側には動力空間が前記皮除去空間と連通になるように設置され、前記本体の右側には外部と連通する洗浄空間が設置され、前記動力空間の下側には前記洗浄空間と前記動力空間とを連通する搬送空間が設置され、前記搬送空間の左側には攪拌空間が前記搬送空間と連通になるように設置され、前記攪拌空間の下側には出口が前記攪拌空間と連通になるように設置され、前記皮除去空間の中には皮除去装置が設置され、
前記皮除去装置は前記本体の上側に固定的に装着された入口漏斗を含み、前記入口漏斗の下側には入口管路が固定的に設置され、前記入口管路の左側には妨害棒がヒンジで連結され、前記妨害棒と前記入口管路との間には捻りばねが連結され、前記入口管路の下側には果物筒が固定的に設置され、前記果物筒の中には推動スライダが摺動可能に連結され、前記果物筒の下側には前記皮除去空間の下側壁と摺動可能に連結された果物用皮除去刃ブロックが設置され、前記果物用皮除去刃ブロックの上側には果物用皮除去刃が固定的に設置され、前記果物用皮除去刃ブロックと前記洗浄空間の下側壁との間には圧縮ばねが連結され、前記推動スライダの右側には中空スクリューが固定的に設置され、前記中空スクリューと前記推動スライダとの中には中空空間が貫通になるように設置され、前記中空スクリューには第二ローラが回転可能に連結され、前記推動スライダの左側には針が固定的に設置され、前記皮除去空間の上側壁には固定柱が固定的に設置され、前記固定柱の下側には果物用塊状切刃リングが固定的に設置され、前記果物用塊状切刃リングの中には果物用塊状切刃が固定的に設置され、前記回転空間の左側壁には第一回転軸が回転可能に連結され、前記第一回転軸には第一ローラが固定的に設置され、前記第一ローラの右側には前記第一回転軸と固定的に連結された固定カバーが設置され、前記固定カバーには果物用片状切刃が固定的に設置され、
前記皮除去空間の後側には動力空間が設置され、前記動力空間の下側には貯水空間が設置され、前記搬送空間の後側には伝動空間が設置され、前記洗浄空間の中には野菜を洗浄できる洗浄装置が設置され、前記攪拌空間の中にはサラダを攪拌できる攪拌装置が設置されていることを特徴とする果物野菜サラダに対する自動作り機器。
【請求項2】
前記動力空間の左側壁には主モータが固定的に設置され、前記主モータは正回転と逆回転することができ、前記主モータには主モータ軸が伝動可能に連結され、前記主モータ軸には左方から右方まで順次に第一プーリと、第二プーリと、第三プーリとが固定的に設置され、前記第一プーリと前記第一ローラとの間には第一ベルトが連結され、前記第二プーリと前記第二ローラとの間には第二ベルトが連結されていることを特徴とする請求項1に記載の果物野菜サラダに対する自動作り機器。
【請求項3】
前記洗浄装置は前記洗浄空間の下側壁に固定的に装着された入口筒を含み、前記入口筒の左側には前記洗浄空間の下側と固定的に連結された傾斜柱筒が固定的に設置され、前記傾斜柱筒の中には前記本体と回転可能に連結された洗浄ローラが回転可能に連結され、前記洗浄ローラの内壁には野菜を洗浄できる柔軟ブラシが設置され、前記洗浄ローラの左側と前記搬送空間とは連通し、前記洗浄空間の右側壁には第三回転軸が回転可能に連結され、前記第三回転軸には第三ローラが固定的に設置され、前記第三ローラと前記第三プーリとの間には第三ベルトが連結され、前記第三回転軸の左側には自在軸ブロックがヒンジで連結され、前記自在軸ブロックの左側には前記洗浄空間の左側壁と回転可能に連結された第六回転軸がヒンジで連結され、前記第六回転軸には駆動歯車が固定的に設置され、前記洗浄ローラには前記駆動歯車と噛み合った外歯車が固定的に設置され、前記貯水空間の内部の下側壁には揚水ポンプが固定的に設置され、前記貯水空間の中には清潔水があり、前記揚水ポンプには前記洗浄ローラと連通するように連結された水管が固定的に設置されていることを特徴とする請求項2に記載の果物野菜サラダに対する自動作り機器。
【請求項4】
前記攪拌装置は前記伝動空間の右側壁に固定的に装着された副モータを含み、前記副モータには副モータ軸が伝動可能に連結され、前記副モータ軸には第四プーリが固定的に設置され、前記第四プーリの左側には前記副モータ軸と固定的に連結された第一傘歯車が設置され、前記伝動空間の後側壁には第二傘歯車軸が回転可能に連結され、前記第二傘歯車軸には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、前記第二傘歯車の前側には前記第二傘歯車軸と固定的に連結された第五プーリが設置され、前記搬送空間の後側壁には第五回転軸が回転可能に連結され、前記第五回転軸には第五ローラが固定的に設置され、前記第五ローラと前記第五プーリとの間には第五ベルトが連結され、前記搬送空間の上側壁には液圧装置が固定的に設置され、前記液圧装置には液圧推動棒が伝動可能に連結され、前記液圧装置の下側には野菜用片状切刃が固定的に設置され、前記攪拌空間の右側壁には第四回転軸が回転可能に連結され、前記第四回転軸には第四ローラが固定的に設置され、前記第四ローラと前記第四プーリとの間には第四ベルトが連結され、前記第四回転軸の左側には第四傘歯車が固定的に設置され、前記攪拌空間の上側壁には第三傘歯車軸が回転可能に連結され、前記第三傘歯車軸には前記第四傘歯車と噛み合った第三傘歯車が固定的に設置され、前記第三傘歯車軸の下側には攪拌輪が固定的に設置され、前記攪拌輪の下側には長棒と短棒とが固定的に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の果物野菜サラダに対する自動作り機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は果物・野菜加工分野を取り上げ、特に果物野菜サラダに対する自動作り機器に関わる。
【背景技術】
【0002】
現在、社会の発展につれ、健康問題はより人々、特にダイエットを志すものに重要視されつつある。そのため、健康的でかつ低カロリーの果物や野菜サラダは、より人々に愛食され、一部の人はサラダを主食として食生活に融かす。しかし、果物や野菜サラダに対する作り方は基本的に手工作業であり、個々は自分好みやダイエットプログラムに応じて異なる果物と野菜とその他の調味料を入れ、明らかに、これでは時間と労力がかかり、また、サラダの組み合わせは多彩であるため、処理にはさらに多くの時間が必要で、時間の足りない人にとって、サラダに対する需要をなくしてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第104738537号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願は果物野菜サラダに対する自動作り機器を提供し、上記問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題を解決するため、本願は以下の技術的解決策を提供する。
【0006】
本願に記載の果物野菜サラダに対する自動作り機器は、本体を含み、前記本体の上側には皮除去空間が設置され、前記皮除去空間の左側には回転空間が前記皮除去空間と連通になるように設置され、前記皮除去空間の下側には動力空間が前記皮除去空間と連通になるように設置され、前記本体の右側には外部と連通する洗浄空間が設置され、前記動力空間の下側には前記洗浄空間と前記動力空間とを連通する搬送空間が設置され、前記搬送空間の左側には攪拌空間が前記搬送空間と連通になるように設置され、前記攪拌空間の下側には出口が前記攪拌空間と連通になるように設置され、前記皮除去空間の中には皮除去装置が設置され、
前記皮除去装置は前記本体の上側に固定的に装着された入口漏斗を含み、前記入口漏斗の下側には入口管路が固定的に設置され、前記入口管路の左側には妨害棒がヒンジで連結され、前記妨害棒と前記入口管路との間には捻りばねが連結され、前記入口管路の下側には果物筒が固定的に設置され、前記果物筒の中には推動スライダが摺動可能に連結され、前記果物筒の下側には前記皮除去空間の下側壁と摺動可能に連結された果物用皮除去刃ブロックが設置され、前記果物用皮除去刃ブロックの上側には果物用皮除去刃が固定的に設置され、前記果物用皮除去刃ブロックと前記洗浄空間の下側壁との間には圧縮ばねが連結され、前記推動スライダの右側には中空スクリューが固定的に設置され、前記中空スクリューと前記推動スライダとの中には中空空間が貫通になるように設置され、前記中空スクリューには第二ローラが回転可能に連結され、前記推動スライダの左側には針が固定的に設置され、前記皮除去空間の上側壁には固定柱が固定的に設置され、前記固定柱の下側には果物用塊状切刃リングが固定的に設置され、前記果物用塊状切刃リングの中には果物用塊状切刃が固定的に設置され、前記回転空間の左側壁には第一回転軸が回転可能に連結され、前記第一回転軸には第一ローラが固定的に設置され、前記第一ローラの右側には前記第一回転軸と固定的に連結された固定カバーが設置され、前記固定カバーには果物用片状切刃が固定的に設置され、
前記皮除去空間の後側には動力空間が設置され、前記動力空間の下側には貯水空間が設置され、前記搬送空間の後側には伝動空間が設置され、前記洗浄空間の中には野菜を洗浄できる洗浄装置が設置され、前記攪拌空間の中にはサラダを攪拌できる攪拌装置が設置されている。
【0007】
前述した技術的プランの上で、前記動力空間の左側壁には主モータが固定的に設置され、前記主モータは正回転と逆回転することができ、前記主モータには主モータ軸が伝動可能に連結され、前記主モータ軸には左方から右方まで順次に第一プーリと、第二プーリと、第三プーリとが固定的に設置され、前記第一プーリと前記第一ローラとの間には第一ベルトが連結され、前記第二プーリと前記第二ローラとの間には第二ベルトが連結されている。
【0008】
前述した技術的プランの上で、前記洗浄装置は前記洗浄空間の下側壁に固定的に装着された入口筒を含み、前記入口筒の左側には前記洗浄空間の下側と固定的に連結された傾斜柱筒が固定的に設置され、前記傾斜柱筒の中には前記本体と回転可能に連結された洗浄ローラが回転可能に連結され、前記洗浄ローラの内壁には野菜を洗浄できる柔軟ブラシが設置され、前記洗浄ローラの左側と前記搬送空間とは連通し、前記洗浄空間の右側壁には第三回転軸が回転可能に連結され、前記第三回転軸には第三ローラが固定的に設置され、前記第三ローラと前記第三プーリとの間には第三ベルトが連結され、前記第三回転軸の左側には自在軸ブロックがヒンジで連結され、前記自在軸ブロックの左側には前記洗浄空間の左側壁と回転可能に連結された第六回転軸がヒンジで連結され、前記第六回転軸には駆動歯車が固定的に設置され、前記洗浄ローラには前記駆動歯車と噛み合った外歯車が固定的に設置され、前記貯水空間の内部の下側壁には揚水ポンプが固定的に設置され、前記貯水空間の中には清潔水があり、前記揚水ポンプには前記洗浄ローラと連通するように連結された水管が固定的に設置されている。
【0009】
前述した技術的プランの上で、前記攪拌装置は前記伝動空間の右側壁に固定的に装着された副モータを含み、前記副モータには副モータ軸が伝動可能に連結され、前記副モータ軸には第四プーリが固定的に設置され、前記第四プーリの左側には前記副モータ軸と固定的に連結された第一傘歯車が設置され、前記伝動空間の後側壁には第二傘歯車軸が回転可能に連結され、前記第二傘歯車軸には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、前記第二傘歯車の前側には前記第二傘歯車軸と固定的に連結された第五プーリが設置され、前記搬送空間の後側壁には第五回転軸が回転可能に連結され、前記第五回転軸には第五ローラが固定的に設置され、前記第五ローラと前記第五プーリとの間には第五ベルトが連結され、前記搬送空間の上側壁には液圧装置が固定的に設置され、前記液圧装置には液圧推動棒が伝動可能に連結され、前記液圧装置の下側には野菜用片状切刃が固定的に設置され、前記攪拌空間の右側壁には第四回転軸が回転可能に連結され、前記第四回転軸には第四ローラが固定的に設置され、前記第四ローラと前記第四プーリとの間には第四ベルトが連結され、前記第四回転軸の左側には第四傘歯車が固定的に設置され、前記攪拌空間の上側壁には第三傘歯車軸が回転可能に連結され、前記第三傘歯車軸には前記第四傘歯車と噛み合った第三傘歯車が固定的に設置され、前記第三傘歯車軸の下側には攪拌輪が固定的に設置され、前記攪拌輪の下側には長棒と短棒とが固定的に設置されている。
【発明の効果】
【0010】
本願発明は以下のプラス効果を有する:本願発明は自動的に野菜と果物のサラダを作られ、皮除去装置はりんごや梨など薄皮の果物に皮除去を行い、さらに果物を塊状にすることができ、洗浄装置は皮除去の要らない果物と野菜を洗浄し、食用可能にし、攪拌装置は洗浄済みの果物と野菜を片状に切り、そして処理済みの薄皮果物とともに攪拌し混和し、そして果物野菜のサラダは完成になり、明らかに、本願発明は素早く果物野菜のサラダを作られ、好みに応じてサラダの組み合わせを自在に選ぶことができ、時間を節約し、体力消耗も減らし、健康に良い。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に
図1〜4を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
【
図2】
図2は本願発明が
図1における後側の全体断面の正面断面略図
【
図4】
図4は本願発明が
図1における果物用塊状切刃リングの左面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1〜
図4を参照し、本願に記載の果物野菜サラダに対する自動作り機器は、本体80を含み、前記本体80の上側には皮除去空間100が設置され、前記皮除去空間100の左側には回転空間105が前記皮除去空間100と連通になるように設置され、前記皮除去空間100の下側には動力空間106が前記皮除去空間100と連通になるように設置され、前記本体80の右側には外部と連通する洗浄空間101が設置され、前記動力空間106の下側には前記洗浄空間101と前記動力空間106とを連通する搬送空間102が設置され、前記搬送空間102の左側には攪拌空間104が前記搬送空間102と連通になるように設置され、前記攪拌空間104の下側には出口103が前記攪拌空間104と連通になるように設置され、前記皮除去空間100の中には皮除去装置109が設置され、前記皮除去装置109は前記本体80の上側に固定的に装着された入口漏斗37を含み、前記入口漏斗37の下側には入口管路38が固定的に設置され、前記入口管路38の左側には妨害棒79がヒンジで連結され、前記妨害棒79と前記入口管路38との間には捻りばねが連結され、前記入口管路38の下側には果物筒39が固定的に設置され、前記果物筒39の中には推動スライダ42が摺動可能に連結され、前記果物筒39の下側には前記皮除去空間100の下側壁と摺動可能に連結された果物用皮除去刃ブロック77が設置され、前記果物用皮除去刃ブロック77の上側には果物用皮除去刃78が固定的に設置され、前記果物用皮除去刃ブロック77と前記洗浄空間101の下側壁との間には圧縮ばね76が連結され、前記推動スライダ42の右側には中空スクリュー41が固定的に設置され、前記中空スクリュー41と前記推動スライダ42との中には中空空間が貫通になるように設置され、前記中空スクリュー41には第二ローラ40が回転可能に連結され、前記推動スライダ42の左側には針43が固定的に設置され、前記皮除去空間100の上側壁には固定柱44が固定的に設置され、前記固定柱44の下側には果物用塊状切刃リング46が固定的に設置され、前記果物用塊状切刃リング46の中には果物用塊状切刃45が固定的に設置され、前記回転空間105の左側壁には第一回転軸48が回転可能に連結され、前記第一回転軸48には第一ローラ47が固定的に設置され、前記第一ローラ47の右側には前記第一回転軸48と固定的に連結された固定カバー49が設置され、前記固定カバー49には果物用片状切刃50が固定的に設置され、前記皮除去空間100の後側には動力空間106が設置され、前記動力空間106の下側には貯水空間107が設置され、前記搬送空間102の後側には伝動空間108が設置され、前記洗浄空間101の中には野菜を洗浄できる洗浄装置110が設置され、前記攪拌空間104の中にはサラダを攪拌できる攪拌装置111が設置されている。
【0014】
また、一つの実施例において、前記動力空間106の左側壁には主モータ20が固定的に設置され、前記主モータ20は正回転と逆回転することができ、前記主モータ20には主モータ軸21が伝動可能に連結され、前記主モータ軸21には左方から右方まで順次に第一プーリ22と、第二プーリ24と、第三プーリ26とが固定的に設置され、前記第一プーリ22と前記第一ローラ47との間には第一ベルト23が連結され、前記第二プーリ24と前記第二ローラ40との間には第二ベルト25が連結され、
薄皮の果物を前記入口漏斗37から入れ、そして果物は前記入口管路38を経由して前記果物筒39の中に落下し、前記主モータ20が作動し、前記主モータ軸21は前記第一プーリ22と前記第二プーリ24とを駆動して回転させ、さらに前記第二ベルト25を通じて前記第二ローラ40を回転させ、そして前記中空スクリュー41は螺旋になるように回転してかつ左方へ移動し、前記推動スライダ42を駆動して左方へ移動させ、果物が前記妨害棒79に妨害されているため、前記針43は果物に差し込まれ、かつ果物を駆動して回転させて左方へ移動させ、前記妨害棒79が十分な推力を受けて左方へ回転し、果物は前記果物用皮除去刃ブロック77を通過し、皮は前記果物用皮除去刃78によって切り取られ、前記果物用皮除去刃ブロック77の中には捻りばねが設置されているため、前記果物用皮除去刃ブロック77は果物の表面に密着して皮を切り取り、そして果物は引き続き左方へ移動して前記果物用塊状切刃45によって塊状になるように切断され、前記第一プーリ22は前記第一ローラ47と前記固定カバー49とを駆動して回転させ、前記果物用片状切刃50は回転してさらなる切断を行い、進んでいく果物を片状になるように切断し、そして果物は前記動力空間106の中に落下する。
【0015】
また、一つの実施例において、前記洗浄装置110は前記洗浄空間101の下側壁に固定的に装着された入口筒75を含み、前記入口筒75の左側には前記洗浄空間101の下側と固定的に連結された傾斜柱筒74が固定的に設置され、前記傾斜柱筒74の中には前記本体80と回転可能に連結された洗浄ローラ73が回転可能に連結され、前記洗浄ローラ73の内壁には野菜を洗浄できる柔軟ブラシが設置され、前記洗浄ローラ73の左側と前記搬送空間102とは連通し、前記洗浄空間101の右側壁には第三回転軸67が回転可能に連結され、前記第三回転軸67には第三ローラ68が固定的に設置され、前記第三ローラ68と前記第三プーリ26との間には第三ベルト27が連結され、前記第三回転軸67の左側には自在軸ブロック69がヒンジで連結され、前記自在軸ブロック69の左側には前記洗浄空間101の左側壁と回転可能に連結された第六回転軸70がヒンジで連結され、前記第六回転軸70には駆動歯車71が固定的に設置され、前記洗浄ローラ73には前記駆動歯車71と噛み合った外歯車72が固定的に設置され、前記貯水空間107の内部の下側壁には揚水ポンプ35が固定的に設置され、前記貯水空間107の中には清潔水があり、前記揚水ポンプ35には前記洗浄ローラ73と連通するように連結された水管36が固定的に設置され、
野菜を前記入口筒75から入れ、そして前記揚水ポンプ35を作動させ、野菜は前記傾斜柱筒74の中に入り、前記洗浄ローラ73の中に落下し、前記水管36を経由して前記貯水空間107の中の水は前記洗浄73の中に送られ、前記主モータ軸21は前記第三プーリ26を駆動して回転させ、そして第三プーリ26は前記第三ベルト27を通じて前記第三ローラ68と、前記自在軸ブロック69と、前記駆動歯車71と、前記外歯車72と、前記洗浄ローラ73とを駆動して回転させ、野菜は前記洗浄ローラ73の中で回転する柔軟ブラシによって洗浄され、そして前記搬送空間102の中に落下する。
【0016】
また、一つの実施例において、前記攪拌装置111は前記伝動空間108の右側壁に固定的に装着された副モータ28を含み、前記副モータ28には副モータ軸29が伝動可能に連結され、前記副モータ軸29には第四プーリ30が固定的に設置され、前記第四プーリ30の左側には前記副モータ軸29と固定的に連結された第一傘歯車32が設置され、前記伝動空間108の後側壁には第二傘歯車軸34が回転可能に連結され、前記第二傘歯車軸34には前記第一傘歯車32と噛み合った第二傘歯車33が固定的に設置され、前記第二傘歯車33の前側には前記第二傘歯車軸34と固定的に連結された第五プーリ60が設置され、前記搬送空間102の後側壁には第五回転軸62が回転可能に連結され、前記第五回転軸62には第五ローラ63が固定的に設置され、前記第五ローラ63と前記第五プーリ60との間には第五ベルト61が連結され、前記搬送空間102の上側壁には液圧装置64が固定的に設置され、前記液圧装置54には液圧推動棒65が伝動可能に連結され、前記液圧装置65の下側には野菜用片状切刃66が固定的に設置され、前記攪拌空間104の右側壁には第四回転軸54が回転可能に連結され、前記第四回転軸54には第四ローラ58が固定的に設置され、前記第四ローラ58と前記第四プーリ30との間には第四ベルト31が連結され、前記第四回転軸54の左側には第四傘歯車52が固定的に設置され、前記攪拌空間104の上側壁には第三傘歯車軸51が回転可能に連結され、前記第三傘歯車軸51には前記第四傘歯車52と噛み合った第三傘歯車53が固定的に設置され、前記第三傘歯車軸51の下側には攪拌輪55が固定的に設置され、前記攪拌輪55の下側には長棒56と短棒57とが固定的に設置され、
野菜が前記洗浄ローラ73から前記搬送空間102の中に落下するとき、果物は前記動力空間106から前記搬送空間102の中に落下し、前記副モータ28を作動させ、そして前記第四プーリ30と前記第一傘歯車32は駆動されて回転し、前記第一傘歯車32は前記第二傘歯車33と前記第五プーリ60とを駆動して回転させ、第五ベルト61にある野菜を左方へ移動させ、このとき、前記液圧装置64を作動させ、前記液圧推動棒65は前記野菜用片状切刃66を押して下方へ前記第五ベルト61にある野菜を薄切り、そして野菜は引き続き左方へ移動して果物とともに前記出口103の中に落下し、前記第四プーリ30は前記第四ベルト31を通じて前記第四ローラ58と、前記第四傘歯車52と、前記第三傘歯車53と、前記攪拌輪55とを駆動して回転させ、前記長棒56と前記短棒57は前記第三傘歯車51をめぐって回転し、野菜と果物を攪拌する。
【0017】
初期状態において、前記主モータ20と前記副モータ28とは作動していなく、前記洗浄ローラ73は回転していない。
【0018】
サラダを作るとき、薄皮の果物を前記入口漏斗37から入れ、そして果物は前記入口管路38を経由して前記果物筒39の中に落下し、前記主モータ20が作動し、前記主モータ軸21は前記第一プーリ22と前記第二プーリ24とを駆動して回転させ、さらに前記第二ベルト25を通じて前記第二ローラ40を回転させ、そして前記中空スクリュー41は螺旋になるように回転してかつ左方へ移動し、前記推動スライダ42を駆動して左方へ移動し、果物が前記妨害棒79に妨害されているため、前記針43は果物に差し込まれ、かつ果物を駆動して回転させて左方へ移動させ、前記妨害棒79が十分な推力を受けて左方へ回転し、果物は前記果物用皮除去刃ブロック77を通過し、皮は前記果物用皮除去刃78によって切り取られ、前記果物用皮除去刃ブロック77の中には捻りばねが設置されているため、前記果物用皮除去刃ブロック77は果物の表面に密着して皮を切り取り、そして果物は引き続き左方へ移動して果物用塊状切刃45によって塊状になるように切断され、前記第一プーリ22は前記第一ローラ47と前記固定カバー49とを駆動して回転させ、前記果物用片状切刃50は回転してさらなる切断を行い、進んでいく果物を片状になるように切断し、そして果物は前記動力空間106の中に落下し、野菜を前記入口筒75から入れ、そして前記揚水ポンプ35を作動させ、野菜は前記傾斜柱筒74の中に入り、前記洗浄ローラ73の中に落下し、前記水管36を経由して前記貯水空間107の中の水は前記洗浄73の中に送られ、前記主モータ軸21は前記第三プーリ26を駆動して回転させ、そして第三プーリ26は前記第三ベルト27を通じて前記第三ローラ68と、前記自在軸ブロック69と、前記駆動歯車71と、前記外歯車72と、前記洗浄ローラ73とを駆動して回転させ、野菜は前記洗浄ローラ73の中で回転する柔軟ブラシによって洗浄され、そして前記搬送空間102の中に落下し、野菜が前記洗浄ローラ73から前記搬送空間102の中に落下するとき、果物は前記動力空間106から前記搬送空間102の中に落下し、前記副モータ28を作動させ、そして前記第四プーリ30と前記第一傘歯車32は駆動されて回転し、前記第一傘歯車32は前記第二傘歯車33と前記第五プーリ60とを駆動して回転させ、第五ベルト61にある野菜を左方へ移動させ、このとき、前記液圧装置64を作動させ、前記液圧推動棒65は前記野菜用片状切刃66を押して下方へ前記第五ベルト61にある野菜を薄切り、そして野菜は引き続き左方へ移動して果物とともに前記出口103の中に落下し、前記第四プーリ30は前記第四ベルト31を通じて前記第四ローラ58と、前記第四傘歯車52と、前記第三傘歯車53と、前記攪拌輪55とを駆動して回転させ、前記長棒56と前記短棒57は前記第三傘歯車51をめぐって回転し、野菜と果物を攪拌する。
【0019】
本願発明は以下のプラス効果を有する:本願発明は自動的に野菜と果物のサラダを作られ、皮除去装置はりんごや梨など薄皮の果物に皮除去を行い、さらに果物を塊状にすることができ、洗浄装置は皮除去の要らない果物と野菜を洗浄し、食用可能にし、攪拌装置は洗浄済みの果物と野菜を片状に切り、そして処理済みの薄皮果物とともに攪拌し混和し、そして果物野菜のサラダは完成になり、明らかに、本願発明は素早く果物野菜のサラダを作られ、好みに応じてサラダの組み合わせを自在に選ぶことができ、時間を節約し、体力消耗も減らし、健康に良い。
【0020】
以上に述べたのは本発明の例示的実施例であり、本発明を限定するものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で行われたいかなる変更と、等価置換と改善などは本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【要約】
【課題】本願は果物野菜サラダに対する自動作り機器を開示した。
【解決手段】
本願は果物野菜サラダに対する自動作り機器を開示し、本体を含み、前記本体の上側には皮除去空間が設置され、前記皮除去空間の左側には回転空間が前記皮除去空間と連通になるように設置され、前記皮除去空間の下側には動力空間が前記皮除去空間と連通になるように設置され、本願発明は自動的に野菜と果物のサラダを作られ、皮除去装置はりんごや梨など薄皮の果物に皮除去を行い、さらに果物を塊状にすることができ、洗浄装置は皮除去の要らない果物と野菜を洗浄し、食用可能にし、攪拌装置は洗浄済みの果物と野菜を片状に切り、そして処理済みの薄皮果物とともに攪拌し混和し、そして果物野菜のサラダは完成になる。
【選択図】
図1