特許第6800294号(P6800294)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6800294
(24)【登録日】2020年11月26日
(45)【発行日】2020年12月16日
(54)【発明の名称】倉庫
(51)【国際特許分類】
   B65G 1/14 20060101AFI20201207BHJP
   E04H 9/02 20060101ALI20201207BHJP
【FI】
   B65G1/14 E
   E04H9/02 351
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-157863(P2019-157863)
(22)【出願日】2019年8月30日
【審査請求日】2020年1月15日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000206211
【氏名又は名称】大成建設株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100124084
【弁理士】
【氏名又は名称】黒岩 久人
(72)【発明者】
【氏名】高木 政美
(72)【発明者】
【氏名】齋田 洋二
(72)【発明者】
【氏名】塚田 乙
(72)【発明者】
【氏名】山▲崎▼ 英一
(72)【発明者】
【氏名】福本 陽介
【審査官】 宮部 菜苗
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−130722(JP,A)
【文献】 特開2000−168919(JP,A)
【文献】 特開昭49−021875(JP,A)
【文献】 実開昭53−149714(JP,U)
【文献】 特開昭62−025678(JP,A)
【文献】 特開2013−159450(JP,A)
【文献】 特開平08−284471(JP,A)
【文献】 特開2010−018375(JP,A)
【文献】 特開2013−133222(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0322748(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 1/00−1/20
E04H 9/00−9/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
床、柱、および屋根を備える建屋と、当該建屋の内部空間に設けられたラック群と、を備える倉庫であって、
記建屋の内部空間は、複数のラックエリアと、当該複数のラックエリア同士の間に設けられてスタッカクレーンが通行する通路と、に区画され、
前記ラック群は、上下に積層された複数のラックが前記ラックエリアに直線状に配置されて構成され、
前記ラックエリアの所定の箇所には、前記ラックではなく内部柱が設置され、
前記内部柱同士は、連結部材で互いに連結されて、平面視でH字形状またはT字形状の組柱となっており、
前記屋根を構成する横架材は、前記ラックではなく当該組柱および外周柱に支持されることを特徴とする倉庫。
【請求項2】
少なくとも一部の前記組柱と前記ラック群とは、水平方向の振動を減衰するラック群制振部材を介して接続され、
当該ラック群制振部材は、粘弾性ダンパーおよびオイルダンパーのうち少なくとも1つを含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の倉庫。
【請求項3】
少なくとも一部の前記組柱と前記屋根の横架材とは、水平方向の振動を減衰する屋根制振部材を介して接続され、
当該屋根制振部材は、振動減衰装置および積層ゴム支承のうち少なくとも1つを含んで構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の倉庫。
【請求項4】
少なくとも一部の前記組柱は、水平方向の振動を減衰する制振部材を用いた制振構造であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の倉庫。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スタッカクレーンが通路を走行して、ラック群のラックから荷物を取り出す自動倉庫に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、ユニット(自立)式ラック構造の自動ラック倉庫がある。このような自動ラック倉庫は、例えば、床、柱、屋根からなる建屋と、この建屋の内部空間に配置されたラック群と、を備える。ラック群は、ラックを複数積層して一列に配置したものであり、このラック群が互いに略平行に複数配置されている。ラック群同士の間は、ラック群から保管物(積荷)を取り出すスタッカクレーンが走行可能な通路となっている。
近年、物流量の効率化が進み、在庫拠点として大型の自動ラック倉庫が要請されている。この場合、上述のようなユニット式ラック構造では、屋根が大型化するため、屋根の横架材や柱といった構造部材を大断面化する必要があった。
【0003】
そこで、ラック群の上端部で屋根を支持することが提案されている(特許文献1、2参照)。
特許文献1では、ラック群を、第1グループのラック群と、第1グループのラック群よりも軸部の剛性が大きい第2グループのラック群とで構成し、第2グループのラック群の上端部を屋根の梁に連結したラック倉庫が提案されている。
特許文献2では、ラックとラックを覆う建屋との間に、粘弾性ダンパーまたは粘性ダンパーと摩擦ダンパーとからなる制振装置を介装した倉庫が提案されている。
しかしながら、特許文献1、2のようにラック群の上端部で屋根を支持した場合、大型の屋根を支持するために、ラック群の構成部材を大断面とする必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−236618号公報
【特許文献2】特開2013−159450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、建屋の構成部材を大断面化することなく、大型化が可能な倉庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、ラック構造の自動倉庫を対象として、平面視でH字形状またはT字形状の組柱をラックエリア内に分散配置し、この組柱で屋根の横架材を支持することで、屋根の横架材の大断面化を抑制できる点に着眼し、本発明に至った。
第1の発明の倉庫(例えば、後述の倉庫1)は、床(例えば、後述の床30)、柱(例えば、後述の柱31)、および屋根(例えば、後述の屋根32)を備える建屋(例えば、後述の建屋10)と、当該建屋の内部空間(例えば、後述の内部空間11)に設けられたラック群(例えば、後述のラック群20)と、を備える倉庫であって、前記ラック群は、上下に積層された複数のラック(例えば、後述のラック21)が直線状に配置されて構成され、前記建屋の内部空間は、前記ラック群が配置される複数のラックエリア(例えば、後述のラックエリア12)と、当該複数のラックエリア同士の間に設けられてスタッカクレーンが通行する通路(例えば、後述の通路13)と、に区画され、前記柱の一部は、前記ラックエリアに配置され、連結部材(例えば、後述の水平部材42、ブレース43)で互いに連結されて、平面視でH字形状またはT字形状の組柱(例えば、後述の組柱44)となっており、前記屋根を構成する横架材(例えば、後述の横架材50)は、当該組柱に支持されることを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、ラック群が配置されるラックエリアに組柱を配置し、この組柱で屋根の横架材を支持した。よって、屋根の横架材は、建屋の外周柱だけではなく、建屋の内部に配置した組柱によっても支持されるので、ラック群を大規模化する場合でも、屋根の横架材を大断面化する必要がない。また、この組柱を、柱同士を水平部材やブレースといった連結材で連結して構成したので、組柱の構成部材である柱を大断面化する必要がない。したがって、建屋の構成部材を大断面化することなく、大きな内部空間を構築し、大型の自動ラック倉庫を構築できる。
また、組柱が通路にはみ出さないので、スタッカクレーンが通路を円滑に走行でき、ラック群から荷物を円滑に取り出すことができる。
【0008】
第2の発明の倉庫では、少なくとも一部の前記組柱と前記ラック群とは、水平方向の振動を減衰するラック群制振部材(例えば、後述のラック群側面制振部材60)を介して接続され、当該ラック群制振部材は、粘弾性ダンパーおよびオイルダンパーのうち少なくとも1つを含んで構成されることを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、少なくとも一部の組柱とラック群とを、水平方向の振動を減衰するラック群制振部材で接続した。よって、地震時には、ラック群に生じた水平力がラック群制振部材により減衰されるため、ラック群の変形を低減して、ラックからの収納物の落下を抑制できる。
【0010】
第3の発明の倉庫では、少なくとも一部の前記組柱と前記屋根の横架材とは、水平方向の振動を減衰する屋根制振部材(例えば、後述の屋根制振部材62)を介して接続され、当該屋根制振部材は、振動減衰装置および積層ゴム支承のうち少なくとも1つを含んで構成されることを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、少なくとも一部の組柱と屋根の横架材とを、水平方向の振動を減衰する屋根制振部材で接続した。よって、地震時には、屋根に生じた水平力が屋根制振部材により減衰されるため、建屋の変形を低減して、建屋の損傷を抑制できる。
【0012】
第4の発明の倉庫では、少なくとも一部の前記組柱は、水平方向の振動を減衰する制振部材を用いた制振構造であることを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、少なくとも一部の組柱を、水平方向の振動を減衰する制振部材を用いた制振構造としたので、地震時には、組柱に生じた水平力が制振部材により減衰されるため、組柱の変形を低減して、建屋の損傷を抑制できる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、建屋の構成部材を大断面化することなく、大型化が可能な倉庫を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の第1実施形態に係る倉庫の平面図である。
図2図1の倉庫のA−A断面図である。
図3図1の倉庫のB−B断面図である。
図4図1の破線Cで囲んだ部分の拡大図である。
図5】本発明の第2実施形態に係る倉庫の縦断面図である。
図6】本発明の変形例に係る倉庫の組柱の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明は、建屋の内部空間にラック群が設けられたラック式の倉庫である。この倉庫の特徴は、建屋内のラック群が配置されるラックエリア内に、複数の内部柱が連結部材で連結されて構成されたH字形状またはT字形状の組柱を配置し、この組柱で屋根の横架材を支持する点である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る倉庫1の平面図である。図2は、倉庫1のA−A断面図である。図3は、倉庫1のB−B断面図である。
本発明の倉庫1は、スタッカクレーンが通路13に敷設されたレールを走行して、ラック群20のラック21から積荷を取り出す自動倉庫である。
倉庫1は、箱状の建屋10と、建屋10の内部空間11に設けられたラック群20と、を備える。このラック群20は、上下に積層された複数の箱状のラック21が水平方向に直線状に配置されて構成される。以下、建屋10の桁行方向をX方向とし、建屋10の梁間方向をY方向とする。
建屋10の内部空間11は、X方向に延びてラック群20が配置される複数のラックエリア12と、複数のラックエリア12同士の間に設けられてスタッカクレーンが通行する通路13と、に区画されている。すなわち、各通路13はX方向に直線状に延びており、この通路13の両脇にラックエリア12が配置される。
【0017】
建屋10は、床30、柱31、および屋根32を備える。このうち、柱31は、ラックエリア12に配置されている。
柱31のうち建屋10の外周に配置されたものを外周柱40とし、建屋10内部に配置されたものを内部柱41とする。内部柱41同士は、連結部材としての水平部材42およびブレース43で互いに連結されて、平面視でH字形状の組柱44となっている(図4参照)。この組柱44は、建屋10の内部の8箇所に分散配置されており、屋根32を構成する横架材50は、外周柱40に加えてこれら組柱44に支持されている。
組柱44を構成する内部柱41とラック群20とは、水平方向の振動を減衰するラック群側面制振部材60を介して接続されている。このラック群側面制振部材60は、粘弾性ダンパーおよびオイルダンパーのうち少なくとも1つを含んで構成される。
屋根32の横架材50とラック群20とは、水平方向の振動を減衰するラック群上面制振部材61を介して接続されている。このラック群上面制振部材61は、粘弾性ダンパーおよびオイルダンパーのうち少なくとも1つを含んで構成される。
【0018】
図4は、図1の破線Cで囲んだ部分の拡大図である。
この組柱44は、4本の内部柱41Aおよび2本の内部柱41Bを平面視でH字形状に配置し、水平部材42およびブレース43で互いに連結することで形成されている。この組柱44の内部柱41A、41Bは、以下のようにして配置される。
ラック21の荷物取出し間口の幅寸法をWとし、奥行き寸法をDとする。
組柱44が配置されるラックエリア12には、X方向に延びるラック群20が二列配置されており、この二列のラック群20の間には、幅寸法tの隙間Pが設けられている。
また、ラックエリア12のラック21の設置予定箇所のうち所定の4箇所には、ラック21が配置されておらず、幅寸法Wとなる柱設置スペースQが形成されている。柱設置スペースQ同士は、Y方向に互いに対向しており、X方向にラック21が7個分の間隔が空いている。これら4つの柱設置スペースQには、それぞれ、内部柱41Aが配置され、内部柱41A同士の間の隙間Pには、内部柱41Bが配置されている。
このようにすることで、ラック21のスパン割を変更することなく、6本の内部柱41A、41Bを配置できる。
また、これにより、本実施形態では、組柱44の長手方向(X方向)の寸法は、ラック21の9個分となっており、組柱44の短手方向(Y方向)の寸法は、ラック21の2個分となっている。
【0019】
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)ラック群20が配置されるラックエリア12に組柱44を配置し、この組柱44で屋根32の横架材50を支持した。よって、屋根32の横架材50は、建屋10の外周柱だけではなく、建屋10の内部に分散配置した複数の組柱44によっても支持されるので、ラック群20を大規模化する場合でも、屋根の横架材を大断面化する必要がない。また、この組柱44を、内部柱41同士を水平部材42およびブレース43で連結して構成したので、組柱44の構成部材である内部柱41を大断面化する必要がない。したがって、建屋10の構成部材を大断面化することなく、大きな内部空間11を構築し、大型の自動ラック倉庫1を構築できる。
また、組柱44が通路13にはみ出さないので、スタッカクレーンが通路13を円滑に走行でき、ラック群20から荷物を円滑に取り出すことができる。
また、鉛直荷重を負担する複数の内部柱41A、41B同士を、水平部材42およびブレース43で連結して、平面視でH字形状またはT字形状の組柱44とした。よって、この組柱44が、強固な軸剛性、曲げ強度、およびせん断強度を有しており、屋根32の横架材50を大断面化しなくても、横架材50の長スパン化が可能となる。
【0020】
(2)ラックエリア12のラック21の設置予定箇所のうち所定箇所を、ラック21を配置しない柱設置スペースQとして、これら柱設置スペースQに内部柱41を配置した。これにより、ラック21のスパン割を変更することなく、組柱44を構成する内部柱41を配置できる。
【0021】
(3)組柱44とラック群20とをラック群側面制振部材60で接続するとともに、屋根32の横架材50とラック群20とをラック群上面制振部材61で接続した。よって、地震時には、ラック群20に生じた水平力がラック群側面制振部材60およびラック群上面制振部材61により減衰されるため、ラック群20の変形を低減して、ラック21からの収納物の落下を抑制できる。
【0022】
〔第2実施形態〕
図5は、本発明の第2実施形態に係る倉庫1Aの縦断面図である。
本実施形態では、組柱44と屋根32の横架材50とは、水平方向の振動を減衰する屋根制振部材62を介して接続されている点が、第1実施形態と異なる。
この屋根制振部材62は、振動減衰装置および積層ゴム支承のうち少なくとも1つを含んで構成されている。振動減衰装置は、例えば、粘弾性ダンパーまたはオイルダンパーである。積層ゴム支承は、例えば、鉛直荷重を支持可能な高減衰積層ゴム支承である。
本実施形態によれば、上述の(1)〜(3)の効果に加えて、以下のような効果がある。
(4)組柱44と屋根32の横架材50とを、水平方向の振動を減衰する屋根制振部材62で接続した。よって、地震時には、屋根32に生じた水平力が屋根制振部材62により減衰されるため、建屋10の変形を低減して、建屋10の損傷を抑制できる。
【0023】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の各実施形態では、組柱44を平面視でH字形状としたが、これに限らず、図6に示すように、組柱44をT字形状としてもよい。
また、上述の各実施形態では、組柱44の長手方向(建屋10の桁行方向)の寸法を、ラック21の9個分としたが、これに限らず、短くしてもよいし、最大で10個程度まで長くしてもよい。
また、上述の各実施形態では、内部柱41同士を水平部材42およびブレース43で互いに連結して組柱44としたが、これに限らず、ブレースの代わりに制振部材を用いて、組柱自体を制振構造としてもよい。このようにすれば、地震時に、組柱44に生じた水平力が制振部材により減衰されるため、組柱44の変形を低減して、建屋10の損傷を抑制できる。
【0024】
また、上述の各実施形態では、内部柱41同士を水平部材42およびブレース43で互いに連結して組柱44としたが、これに限らず、ブレースを設けずに、内部柱41同士を水平部材42のみで互いに連結して組柱44としてもよい。
また、上述の各実施形態では、組柱44の内部柱41とラック群20とを、ラック群側面制振部材60を介して接続するとともに、屋根32の横架材50とラック群20とを、ラック群上面制振部材61を介して接続したが、これに限らず、どちらか一方を剛接合としてもよいし、両方とも剛接合としてもよい。すなわち、内部柱41とラック群20とをラック群側面制振部材60を介して接続しつつ、屋根32の横架材50とラック群20とを剛接合してもよい。あるいは、内部柱41とラック群20とを剛接合しつつ、屋根32の横架材50とラック群20とをラック群上面制振部材61を介して接続してもよい。あるいは、内部柱41とラック群20とを剛接合するとともに、屋根32の横架材50とラック群20とを剛接合してもよい。
【符号の説明】
【0025】
1、1A…倉庫
10…建屋 11…内部空間 12…ラックエリア 13…通路
20…ラック群 21…ラック 30…床 31…柱 32…屋根
40…外周柱 41、41A、41B…内部柱 42…水平部材(連結部材)
43…ブレース(連結部材) 44…組柱 50…横架材
60…ラック群側面制振部材 61…ラック群上面制振部材 62…屋根制振部材
P…隙間 Q…柱設置スペース
【要約】
【課題】建屋の構成部材を大断面化することなく、大型化が可能な倉庫を提供すること。
【解決手段】倉庫1は、床30、柱31、および屋根32を備える建屋10と、建屋10の内部空間11に設けられたラック群20と、を備える。ラック群20は、上下に積層された複数のラック21が直線状に配置されて構成され、建屋10の内部空間11は、ラック群20が配置される複数のラックエリア12と、複数のラックエリア12同士の間に設けられてスタッカクレーンが通行する通路13と、に区画される。柱31の内部柱41は、ラックエリア12に配置され、内部柱41同士は、水平部材42およびブレース43で互いに連結されて、平面視でH字形状の組柱44となっている。屋根32を構成する横架材50は、組柱44に支持される。
【選択図】図4
図1
図2
図3
図4
図5
図6