【文献】
Alcatel-Lucent,Alcatel-Lucent Shanghai Bell,On Small Cell Diseovery[online],3GPP TSG-RAN WG1#73 R1-132060,インターネット:<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_73/Docs/R1-132060.zip>,2013年 5月12日
【文献】
NTT DOCOMO,Views on discovery signal design for Rel-12 small cell enhancement[online],3GPP TSG-RAN WG1♯76 R1-140622,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_76/Docs/R1-140622.zip>,2014年 2月 1日
【文献】
Fujitsu,Evaluation on efficient discovery of small cells[online],3GPP TSG-RAN WG1#73 R1-131930,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_73/Docs/R1-131930.zip>,2013年 5月11日
【文献】
MediaTek Inc.,Performance Evaluation for Small Cell Discovery Using New Schemes Based On CSI-RS and PRS[online], 3GPP TSG-RAN WG1♯74 R1-133291,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_74/Docs/R1-133291.zip>,2013年 8月10日
【文献】
Fujitsu,Evaluation on efficient discovery of small cells[online],3GPP TSG-RAN WG1#73 R1-131930,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_73/Docs/R1-131930.zip>,2013年 5月11日,pp.1-6
【文献】
Alcatel-Lucent,Alcatel-Lucent Shanghai Bell,On Small Cell Diseovery[online],3GPP TSG-RAN WG1#73 R1-132060,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_73/Docs/R1-132060.zip>,2013年 5月12日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態においては、UEにより、ネットワーク内で他のセルと同じID(特に、同じPCID)を有するセルによって送信されたRS(PRS、DRS等)を区別する、装置、方法及び記憶媒体を記載する。実施形態において、ミュートパターン、時間オフセット又は仮想セル識別子(VCID)を用いて、RS列又はRSリソース割当を生成し得る。実施形態においては、UEは、RSを受信して、それを時間オフセット、ミュートパターン又は仮想セル識別子の一以上と関連づけ得る。UEは、RSのパラメータ(RSTD、無線リソース管理(RRM)測定、UEの物理的位置を計算するのに用い得るその他の測定)も測定する。そして、UEは、測定と、VCID、ミュートパターン及び/又は時間オフセットの指示を、RRM測定のためにサービングセルに、又はUEに関連するOTDOAパラメータを計算するサービングモバイル位置センター(SMLC)に報告し得る。
【0009】
次の詳細な説明においては、参照番号を詳細な説明の一部を形成する添付の図面に付し、類似の参照番号は全体を通じて類似の部分を示し、実践され得る実施形態が図示により図面に示される。他の実施形態が用いられ得る、構造的又は論理的変更が、本願の開示範囲から逸脱することなくなされ得ることが理解される。従って、次の詳細な説明は、限定的な意味で捉えられない。
【0010】
種々の動作が、次々に複数のディスクリートな活動又は動作として記載され得る。その記載の仕方が、特許請求の範囲に記載された主題を理解するのに最も有益である。しかし、記載の順序を、これらの記載が順序依存であることが必要であると示唆するものとして解釈されるべきではない。特に、これらの動作は、提示の順序で実行されなくてもよい。記載する動作は、記載する実施形態でのものとは異なる順序で実行し得る。種々の付加的な動作を実行してもよく、及び/又は記載する処理は付加的な実施形態において省略されてもよい。
【0011】
本開示上、表現「A及び/又はB」は、(A)、(B)又は(A及びB)を意味する。本開示上、表現「A、B、及び/又はC」は、(A)、(B)、(C)、(A及びB)、(A及びC)、(B及びC)又は(A、B及びC)を意味する。
【0012】
記載には、表現「一実施形態において」又は「(複数)実施形態において」を用い得るが、それぞれ、一又は異なる実施形態の一つ以上を示し得る。さらに、用語「含む(comprising)」、「含む(including)」、「有する(having)」等は、本開示の実施形態に関して用いるように、同義である。
【0013】
本明細書で説明するように、用語「モジュール」は、システムの一以上の物理的又は論理的コンポーネント又は要素を示すのに用い得る。いくつかの実施形態においては、モジュールは、個別の回路であり得るが、他の実施形態においては、モジュールは複数の回路を含み得る。
【0014】
図1は、種々の実施形態に従った、無線通信ネットワーク100(以下、ネットワーク100)を図示する。ネットワーク100は、送信局105と通信可能に接続するUE110を含み得る。実施形態においては、ネットワーク100は第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンスト(LTE-A)及び/又はLTEアンライセンスド(LTE-U)のネットワークであり得る。他の実施形態においては、ネットワーク100は、その他の無線通信ネットワークの類であり得る。
【0015】
図1に示すように、UE110は、トランシーバモジュール130を含み得る。トランシーバモジュール130は、マルチモードトランシーバチップとも呼ばれ得る。トランシーバモジュール130は、一以上のプロトコル(LTE、LTE-A、LTE-U等のプロトコル)を用いて信号を送受信するように構成される。詳細には、トランシーバモジュール130は、ネットワーク100の他のコンポーネント(例えば、送信局105、他のUE)と無線で通信するための、UE100の複数のアンテナ125の一つ以上と結合され得る。アンテナ125には電力増幅器135により電力が供給され得る。電力増幅器135は、
図1に示すように、トランシーバモジュール130のコンポーネントであり得る、又はトランシーバモジュール130からは分離しているが結合するものであり得る。一実施形態においては、電力増幅器135は、アンテナ125での全ての送信について電力を供給し得る。他の実施形態においては、UE110に複数の電力増幅器があり得る。複数のアンテナ125を使用することで、ダイバーシティ技術による送信(空間直交リソース送信ダイバーシティ(SORTD)、多入力多出力(MIMO)、全次元MIMO(FD-MIMO))を用い得る。
【0016】
特定の実施形態においては、トランシーバモジュール130は通信モジュール137を含み得る。通信モジュール137は、ベースバンドモジュールと呼ばれ得る。通信モジュール137は、アンテナ125に一以上の信号をUE110から送信させるように構成される送信回路140及び、アンテナ125により受信した信号を処理するように構成される受信回路145の両方を含み得る。他の実施形態においては、通信モジュール137は、分離したチップ又はモジュールで実装され得る。例えば、一つのチップが受信回路145を含み、他のチップが送信回路140を含む。いくつかの実施形態においては、送受信信号は、送信局から送受信されるセルラー信号であり得る。いくつかの実施形態においては、トランシーバモジュール130は、RS測定回路120を含む、又はこれと結合して、以下に詳細に記載するように、受信したRSの一以上のパラメータ又は特徴を測定し得る。RS測定回路120は、さらに受信したRSと送信局とを関連づけ、受信したRSに関連した測定レポートを生成し得る。
【0017】
UE110と同様に、送信局105は、トランシーバモジュール150を含み得る。トランシーバモジュール150は、さらにネットワーク100の他のコンポーネント(例えば、UE110)と無線で通信するための、送信局105の複数のアンテナ175の一以上と結合され得る。アンテナ175には電力増幅器160により電力が供給され得る。電力増幅器160は、
図1に示すように、トランシーバモジュール150のコンポーネントであり得る、又はトランシーバモジュール150から分離したコンポーネントであり得る。一実施形態においては、電力増幅器160は、アンテナ175での全ての送信について電力を供給し得る。他の実施形態においては、送信局105に複数の電力増幅器があり得る。複数のアンテナ175を使用することで、ダイバーシティ技術による送信(SORTD、MIMO、FD-MIMO等)を用い得る。特定の実施形態においては、トランシーバモジュール150は、アンテナ175に送信局105から一以上の信号を送信させるように構成される送信回路165及び、アンテナ175により受信した信号を処理するように構成される受信回路170の両方を含み得る。他の実施形態においては、トランシーバモジュール150は互いに分離した送信回路165及び受信回路170(図示せず)により置き換え得る。いくつかの実施形態においては、図示していないが、トランシーバモジュール150は、受信回路170及び送信回路165を含む、通信モジュール137のような通信モジュールを含み得る。いくつかの実施形態においては、送信局105はRS回路115を含み得る。RS回路115は、以下に詳細に記載するように、一以上のコード、時間又はミュートに関連したパラメータに基づきRSを生成するように構成され得る。
【0018】
図2は、複数のセル(セル210a、210b、210c、210d、210e、210f等(まとめてセル210と呼ぶ))を有し得るネットワーク200の高水準の実施例を概略的に図示する。セル210は、送信局(205a、205b、205c、205d、205e、205f等(まとめて(複数)送信局205と呼ぶ))を含み得る。送信局205は、
図1の送信局105に類似し得る。各送信局205は、送信局205のセル210内にあるUEと信号を送受信するように構成され得る。ネットワーク200はさらに、eNB220を有するセル225を含み得る。eNB225は、セル225内にあるUEと信号を送受信するように構成される。eNB220も、
図1の送信局105に類似し得る。ネットワークは、さらに、
図1のUE110に類似するUE215を含み得る。詳細には、UE215はeNB220及び/又は送信局205と情報を送受信するように構成され得る。本明細書では、送信局が一般的にRSを送信するものとして記載される場合には、送信局という記載は、eNB220を含み得る。
【0019】
セル210及びセル225は、一般的に六角形を有するものとして示されているが、そのような図示は例示のみを目的としており、セル210及びセル225は異なる実施形態において異なる形状を有し得る。また、実施形態において、UE215は、セル225とは異なる、ネットワーク200のセル内にあり得る。また、実施形態において、ネットワーク200の異なるセル210及びセル225は互いに重複し得る。
【0020】
実施形態において、eNBは、一般的に、セル225及びセル210を含み得るマクロセルとメッセージを送受信するように構成され得る。セル210はスモールセルと呼ばれ、マクロセルのサブセルと見なし得る。各送信局205は、上記のように、そのスモールセル210内にあるUE215と情報を送受信する責任を負い得る。
【0021】
実施形態において、送信局は、RRHであり得る。ネットワーク200は、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークのシナリオ4として構成され得る。ここでは、eNB220及び送信局205の搬送周波数は同一である。詳細には、eNB220は、一以上の送信局205に同一の信号をUE215に送信するように指向して、UE215が十分かつ正確に信号を受信することを確保し得る。そのようなネットワークにおいては、UE215の物理的位置に関して一以上の測位技術を採用することが望ましい可能性がある。そのような技術の一つとしては、観測到着時間差(OTDOA)である。これでは、UEが、eNB220及び/又は送信局205から受信RSの一以上のパラメータを測定し得る。そして、UE215は、測定をeNB220に報告し得る。そして、eNB220は、ネットワーク内にあるUE215の物理的位置を特定し得る。
【0022】
詳細には、UE215は、複数の送信局205及び/又はeNB220からの複数の特定の位置参照信号(PRS)の時間差を測定し得る。UE215は、各受信PRSの参照信号時間差(RSTD)を測定し、eNB220又はSMLC(明確性のため
図2には示さず)に報告し得る。他の実施形態においては、UE215は、DRSに関連するRRM測定を測定し、報告し得る。いくつかの実施形態においては、SMLCは、eNB220の要素であり得る。一方、他の実施形態においては、SMLCはeNB220からは分離しているがeNB220及び/又はUE215と通信可能に結合し得る。いくつかの実施形態においては、UE215は、測定を直接eNB220に送信し得る。一方、他の実施形態においては、UE215は、測定をSMLCに転送するため、eNB220にそれを送信し得る。受信した測定に基づいて、SMLCは、RSTDレポート及びeNB220及び送信局205の地理的位置の情報に基づいてUE215の地理的位置を計算し得る。
【0023】
実施形態において、UEは、上記のように、PRS、DRS又はその他のRSのRSTDを測定し得る。いくつかの実施形態においては、PRSを用い得る。これは、PRSは、UE215の正確な位置測定用に特別に設計されたRSであり得るからである。いくつかの実施形態においては、ネットワーク200は、複数のPRSを用いて、複数の送信局205から数十オーダのOTDOAについて測定するように構成され得る。一方、CRS等のDRSの利用は、測定されるOTDOAの数に関し制限を生じ得る。一般的に、報告されるOTDOAの数が多い程、UEの地理的位置のより正確な計算を生じうる。
【0024】
いくつかの実施形態においては、RSはスクランブルシードに基づいて生成され得る。詳細には、疑似乱数生成器を、
【数1】
で開始し得る(以下、式(1)と呼ぶ)。詳細には、
[外1]
は、RSが送信される無線フレーム内のスロット数を示し得る。
[外2]
は、RSが送信される無線フレーム内の直交周波数分割多重(OFDM)のシンボル数を示し得る。
[外3]
は、セル210等のセルの識別子(ID)を示し得る。
【0025】
また、RSを送信するのに利用するREの割当は、
【数2】
の式に基づき得る(以下、式(2)と呼ぶ)。ここで、
[外4]
は、RSパターンがリソースブロック(RB)内でシフトするREの数である。分かるように、値
[外5]
がRS列(c
initに基づく)及びセルごとのRSRE割当(v
shiftに基づく)の両方を特定する重要な要素であり得る。しかし、上記のように、CoMPネットワークのシナリオ4展開を利用するように構成されたネットワーク200等のネットワークにおいては、各セル210、特に各送信局205が、同一の物理的セル識別子(PCID)を有するので、OTDOA計算を実行するのが困難であり得る。これは、
[外6]
について用いられる値が種々のセル210のPCIDであり得るためである。セルに同一のPCIDが付与される場合に、セルは互いに同一のREを用いて同一のRSを送信し得る。RS列が同一であり、同一のREを用い得るので、UE215は、どのセル210から送信されたRSであるのか区別することができない可能性がある。従って、UEは、ネットワーク200内にあるUE215の物理的位置を特定するために用い得るRSTD、RRMその他のOTDOA測定を正確に測定して、報告することができない。特に、PRSに関しては、PRSのRSTD測定は、マルチパスチャネルの重ね合わせとなり得る。これは、同一のPCIDがPRS列スクランブル及びREマッピングに利用され得るので、異なる送信局205からのPRSが互いに区別し得ないからである。DRS及び特にCRSのRRM測定結果は、DRS又はCRSの同一の重ね合わせとなり得る。これは、同一のPCIDを利用して、それらのRSを生成するので、DRS又はCRSが互いに区別し得ないからである。
【0026】
同一又は類似のセル210からのRSのUE215での識別困難性を解決するため、一以上のアプローチが用いられ得る。一実施形態においては、eNB220及び送信局205は、周波数分割又は符号分割方式で、PRS又はDRSを送信し得る。別のやり方としては、eNB220が、送信局205がPRS又はDRSを送信すべき異なる時間インスタンス(サブフレーム、無線フレーム等)を付与することで、無線PRS又はDRS送信の予定を立て得る。特に、PRS又はDRSが異なる時間インスタンスで送信される場合には、UE215はどのRSがどの送信局205から来たかを特定することができ得る。
【0027】
<時間オフセット>
一実施形態においては、PRS又はDRSは時分割方式で送信され得る。つまり、種々のRSは一以上の異なる送信局205及び/又はeNB220から異なる時間インスタンス内で送信され得る。本明細書では、時間オフセットは、一般的に、「時間インスタンス」と呼ばれ、OFDMシンボルレベル、スロットレベル、サブフレームレベル、無線フレームレベル又はその他種類の無線送信の時分割に従ったものを示し得る。RS送信が異なる時間インスタンスにより区別し得る場合は、UE215が異なるセル210からの測定(PRS又はDRSに基づいたPSTD又はRRM測定等)を測定し、区別し得る。
【0028】
詳細には、以下に詳細に記載するように、UE215が一以上のネットワーク設定時間オフセットパラメータを受信する、又はこれで前もって設定される。ネットワーク設定時間オフセットパラメータはPRS又はDRS送信などのRS送信の時間オフセットに関連し得る。UE215は、ネットワーク設定時間オフセットパラメータを受信し得るので、UE215は、どの送信局205がどのRSを送信したのかを特定することができ、特定された送信局205に基づいたRSTD又はRRM測定等の測定結果を計算し得る。そして、UE215は、OTDOAを計算するのに用い得るRRM測定又はRSTD等のRS送信の測定を報告し得る。いくつかの実施形態においては、例えば、PRSが位置決定に用いられる場合、LTE測位プロトコル(LPP)メッセージのフィールドを用いて、一以上のネットワーク設定時間オフセットパラメータをUE215に設定し得る。例えば、ネットワーク設定時間オフセットパラメータはLPPシグナリングによるPRS用のPRS情報(PRS-Info)フィールド又はRRCシグナリングによるDRS用若しくはその他RS用のその他フィールドに含まれ得る。
【0029】
上記のように、eNB220及び/又はSMLCへのRSTD又はRRM測定の報告と共に、UE215は、時間オフセットに関連する一以上のネットワーク設定時間オフセットパラメータ、又はどの送信局205がRSを送信したのかの指示を報告し得る。詳細には、UE215は、PRS又はDRSの構成インデックス(一般的には、それぞれIPRS又はIDRSと呼ばれる)等のネットワーク設定時間オフセットパラメータの指示を報告し得る。実施形態においては、IPRSは「prs-ConfigurationIndex」と呼び、0と4095との間の値を有し得る。類似の名称又は値をIDRSについて用い得る。
【0030】
実施形態において、ネットワーク設定時間オフセットパラメータは、PRS又はDRSの周期性(一般的には、それぞれTPRS又はTDRSと呼ばれる)である、又は含み、上記の構成インデックスの要素として含まれ得る。ネットワーク設定時間オフセットパラメータは、付加的に、又は代替的にPRS又はDRSのサブフレームオフセット(一般的には、それぞれΔPRS又はΔDRSと呼ばれる)の指示である、又は含み、上記の構成インデックスの要素でもあり得る。実施形態においては、PRS又はDRSのサブフレームオフセットは、PRS又はDRSがオフセットされるべきサブフレームの数を示し得る。他の実施形態においては、パラメータがPRS又はDRSの時間インスタンスオフセットと呼ばれ得る。パラメータは、PRS又はDRSがオフセットされるべきスロット、OFDMシンボル、サブフレーム又は無線フレームの数を示し得る。いくつかの実施形態においては、UE215は、以下に詳細に記載するようにRS送信のミュートパターンなどのネットワーク設定時間オフセットパラメータに関する情報も報告し得る。いくつかの実施形態においては、UE215は、RSTD、参照信号受信品質(RSRQ)、参照信号受信パワー(RSRP)、その他OTDOA測定に利用されるパラメータを計測又は特定するのに用いられ得るいくつかのパラメータを測定するのに用いられ得る、他の情報又はパラメータを報告し得る。
【0031】
いくつかの実施形態においては、ネットワーク設定時間オフセットパラメータは、NPRS、NDRS等の値(それぞれPRS又はDRSが繰り返されるべきサブフレーム数を示し得る)を含み得る。詳細には、NPRSは「numDL-Frames」と呼び、1、2、4又は6の値を有し、PRSがそのフレーム数で繰り返すべきことを示す。類似の名称又は値をDRS送信について用い得る。
【0032】
図3は、上記のネットワーク設定時間オフセットパラメータを用いて、PRSなどのRSを送信するのに用いられ得るサブフレームオフセットアルゴリズム例を示す。詳細には、
図3において、RSはSFnからSFn+7などの、無線フレームのサブフレーム内で送信され得る。
図3に示すように、第一送信局(又は送信局グループ)は、TO0グループを表すグループに割り当てられる(assigned)。TP0グループ内の送信局は、無線フレームの最初の4サブフレーム内、つまり、SFnからSFn+3で、RSを送信し得る。この構成は、例えば、IPRS値を0、NPRS値を4にすることにより表され、TP0グループは0の値により示される構成を用いて、4つのサブフレームの間RS(この場合、PRS)の送信を繰り返すことを示し得る。
【0033】
そして、TP1グループ内の送信局が、サブフレームSFn+4から始まる2つのサブフレームでRS(PRSなど)を送信し得る。この構成は、例えば、IRRS値を4、NPRS値を2にすることにより表され、TP1グループは4の値により示される構成を用いて、2つのサブフレームで(この場合、PRS)RSの送信を繰り返すことを示し得る。その次に、TP2グループ内の送信局が、サブフレームSFn+6から始まる2つのサブフレームでRS(PRSなど)を送信し得る。この構成は、例えば、IRRS値を6、NPRS値を2にすることにより表され、TP2グループは6の値により示される構成を用いて、2つのサブフレームで(この場合、PRS)RSの送信を繰り返すことを示し得る。
【0034】
上記のように、IPRSはRS送信がオフセットされるサブフレーム数を表すのに用いられ得る。しかし、IPRS構成インデックスは異なる値を表す、又は異なるやり方でRSの時間オフセットに影響を与え得る。上記のように、PRSを例として用いているが、他の実施形態においては、類似のパラメータ又は時間オフセットをDRSに用い得る。また、いくつかの実施形態では、IPRSに用いる値(0、4又は6)は、上記の例とは異なり得る。同様に、NPRSに用いる値(4又は2)は、上記の例とは異なり得る。
【0035】
いくつかの実施形態においては、TP0、TP1及び/又はTP2グループ、その他いくつかの送信局グループは、複数の送信局を含み得る。例えば、いくつかの実施形態においては、異なる送信局205は、送信局205の異なるクラスタ内にあるものとして特定される。いくつかの実施形態においては、クラスタは地理的基準又はその他いくつかの基準に基づいており、互いに異なるPCIDを有する。各グループ(TP0、TP1及びTP2)は、送信局205の各クラスタからの送信局を含む。
【0036】
<ミュートパターン>
いくつかの実施形態においては、ミュートパターンをRS送信に用い得る。詳細には、時間インスタンス又はサブフレーム列が、送信局205などの一以上の送信局によるRS送信を表し得る。これらの実施形態においては、一の時間インスタンス内で一の送信局(又は異なるクラスタからの送信局グループ)が信号を送信し得る一方で、他の送信局は信号を送信しない。
【0037】
図4は、ネットワーク200などのネットワーク内でRSを送信するのにどのようにミュートパターンを用い得るかの例を示す。下記の例はPRSに関して記載することになっているが、他の実施形態においては、類似のミュートパターンをDRS送信、その他のRS送信に用い得る。また、下記の例は、PRS送信を表すのにサブフレームに関して記載することにしているが、他の実施形態においては、異なる時間インスタンスを用い得る。例えば、OFDMシンボル、無線フレーム、サブフレーム内のタイムスロットなどがある。実施形態においては、ミュートパターンは、ネットワーク設定パラメータ(ネットワーク設定時間オフセットパラメータとして見なされ得る)であり、上記のように、種々の送信局又はUE215内に前もって設定される、又はPRS-Infoメッセージ、その他のネットワーク設定メッセージに含まれ得る。他の実施形態においては、ミュートパターンは、ネットワーク設定時間オフセットパラメータとは異なる種類のネットワーク設定パラメータであり得る。いくつかの実施形態においては、ミュートパターンは、prs-MutingInfo-r9フィールド内で示され、このフィールドは2ビット文字列、4ビット文字列、8ビット文字列、16ビット文字列、その他のサイズの文字列であり得る。
【0038】
図4に示す実施形態においては、送信局TP0、TP1、TP2及びTP3のそれぞれは同じPRS構成を有し得る。例えば、IPRSはTP0、TP1、TP2及びTP3について0と等しくてよい。PRS構成は、例えば、PRS送信は160ミリセカンド(ms)のPRS周期性を有し、PRS時間インスタンスオフセットはないこと示してもよい。つまり、TPRSは160に等しく、ΔPRSは0と等しくてよい。
図4の実施形態においては、NPRSは2に等しくてよく、PRSが2つの同時サブフレームで送信されることを示す。
図4に示すように、8つのサブフレーム(1から8)がRS送信を表し得る。実施形態において、一以上のサブフレームは同時であり(concurrent)、他の実施形態では、サブフレームは
図4に示したものとは異なって分配され得る。
【0039】
実施形態において、各送信局205についてのミュートパターンは種々の送信局またはUE215内に前もって設定される、または、上記のように、PRS-Infoメッセージ又は他のネットワーク設定メッセージに含まれる、ネットワーク設定パラメータであり得る。いくつかの実施形態においては、ミュートパターンは、prs-MutingInfo-r9フィールド内で示され、このフィールドは2ビット文字列、4ビット文字列、8ビット文字列、16ビット文字列、その他のサイズの文字列であり得る。
図4に示すように、TP0についてのミュートパターンは、「1 0 0 0」であり得る。ここでは、1の値は、TP0に関連づけられる(複数の)送信局が、最初の2つのサブフレーム内でRSを送信することを示す。TP1についてのミュートパターンは、「0 1 0 0」であり得る。ここでは、1の値は、TP1に関連づけられる(複数の)送信局が、2番目の2つのサブフレーム内でRSを送信することを示す。同様に、TP2についてのミュートパターンは「0 0 1 0」であり、TP3についてのミュートパターンは「0 0 0 1」であり得る。
【0040】
送信局205の一つからRPSを受信すると、UE215は、PRSが送信されたサブフレームを特定し得る。そして、UE215は、サブフレームに基づいて、PRSを送信するのに用いたミュートパターンを特定する。ミュートパターンに基づいて、UE215はどの送信局205がPRSを送信したかを特定し得る。そして、UE215は、RSTD測定を行い、RSTD測定と送信局205の身元及び/又は用いられたミュートパターンの両方を、SMLC及び/又はeNB220に報告し得る。そして、SMLC及び/又はeNB220は、RSTDとミュートパターン又は送信局の身元を用いて、OTDOA測定を行い、UE215の位置を特定し得る。いくつかの実施形態においては、UE215は、ミュートパターンの指示とPRS-ConfigrationIndex(IPRS)の両方をSMLC及び/又はeNB220に報告し得る。これにより、より高い自由度がSMLCに提供され、スケジューリングの柔軟性が向上することになり得る。
【0041】
<VCID解決法>
上記のように、RS(PRS、DRS等)は、上記の式(1)に示すように、パラメータ
[外7]
に基づき得る
[外8]
に基づいて、レガシーシステム内で初期設定され得る。上記のように、
[外9]
は、種々のセル210に関連づけられたPCIDに等価であり得る。これにより、セル210のRSが互いに同一になり得るため、UE215はどのRSがどのセル210から到来したのかを特定することができない可能性がある。
【0042】
実施形態においては、
[外10]
の値を操作して固有のRSを生成し得る。詳細には、セル210はRSスクランブル及びREマッピングに、PCIDとは異なるVCIDを利用し得る。例えば、セル210aは、セル210bと異なるVCIDを有する、セル210cと異なるVCIDを有し得る等である。詳細には、実施形態において、式(1)又は式(2)にある
[外11]
を、PRS又はDRS生成用に
[外12]
又は
[外13]
と呼び得るVCIDにそれぞれ置き換え得る。言い換えると、
[外14]
又は
[外15]
の値を用いて、セル210毎に異なり得るRS列又はREマッピングを生成し得る。
【0043】
いくつかの実施形態においては、
[外16]
の値は、レガシーシステムでは0から503の範囲にある(例えば、504の異なるPCIDがレガシーシステムでは利用可能であり得る)。したがって、後方互換性のあり得る、DRS用のスクランブル列を生成するべく、
[外17]
などの値(504と等しくてよい)を、所与のセルに対して
[外18]
に加え得る。つまり、所与のセルについてのC
initの値を、
【数3】
と規定し得る(以下、式(3)と呼ぶ)。
【0044】
所与のセル210に関連づけられたVCIDを伝えるため、上記のようなLPPメッセージが、それぞれ「ODTOA-ReferenceCellInfo」及び「ODTOA-NeighbourCellInfoElement」などの要素と通して、参照セル及びその隣接セルについてのVCIDを搬送する。詳細には、OTDOA-ReferenceCellInfoは疑似コードとして、
【数4】
と規定され得る。
【0045】
同様にOTDOA-NeighbourCellInfoElementは疑似コードとして、
【数5】
と規定される。
【0046】
LPPメッセージを受信するUE(UE215など)は、virtualCellIDの要素がVCIDに用いられる値を示しているか否かを特定し、そうである場合には、UE215はRS列生成及び/又はRS RE割当の基礎としてVCIDを用い得る。
【0047】
別のやり方として、いくつかの実施形態においては、グローバルセルID(上記の例ではcellGlobalIdと表す)を、RS列生成及び/又はRS RE割当の基礎として用い得る。詳細には、グローバルセルIDは各セル210に固有の値であって、上述のPCID又はVCIDよりも大きい値である。したがって、いくつかの実施形態においては、式(1)及び式(2)は、上述のようにRS列の生成及びREマッピングの割当に用いられ得るが、physCellID又は
[外19]
は、各セル210についてmod(cellGlobalId, 504)に等しくなるように設定し得る。
【0048】
図5は、送信局(送信局205の一つなど)により利用し得る処理例を示す。始めに、送信局は、RSを送信する第一時間インスタンスを特定し得る(500)。時間インスタンスは、RS送信に関連づけられる複数の時間インスタンスの一つであり得る。時間インスタンスは、RSに関連するミュートパターンに基づいて特定され得る。いくつかの実施形態においては、RSはPRS、DRS、その他のRSの類であり得る。送信局は、特定された時間インスタンスでRSを送信し得る(505)。
【0049】
そして、送信局は、ミュートパターンに基づき、送信局がミュートされるべき(should be muted)、複数の時間インスタンスの第二時間インスタンスを特定する(510)。そして、送信局は、第二時間インスタンスでの送信局による送信をミュートし得る(控え得る)(515)。
【0050】
図6は、UE(UE215など)により利用し得る処理例を示す。始めに、UE215は、ある時間インスタンス内でRS(PRS、DRS等)を受信し得る(600)。そして、UE215は、RSを送信するのに用いられたミュート構成を特定し得る(605)。ミュート構成に基づいて、UE215は、任意に、RSを送信したセルを特定してもよい(610)。そして、UE215はRSが送信された時間と、送信したセルの身元及び/又は位置を知ることができるので、UE215は、受信したRSに関連づけられる測定を特定し得る(615)。実施形態においては、測定は、RSTD、RRM測定、その他の測定である。最終的に、UE215は、605で特定されたRS測定と、ミュート構成の指示及び/又はセルの身元を送信し得る(620)。
【0051】
図7は送信局(送信局205の一つなど)により利用し得る処理例の別を示す。実施形態においては、送信局は、時間オフセットの指示に基づいてRS(PRS、DRS等)送信するサブフレームを特定し得る(700)。上記のように、時間オフセットの指示は、構成インデックス、周期性の指示、RSが反復するサブフレーム数、その他のパラメータを含み得る。送信局は、特定されたサブフレーム内でRSを送信し得る(705)。
【0052】
図8は、UE(UE215など)により利用し得る処理例の別を示す。実施形態において、UE215はセル(セル210の一つなど)からRSを受信し得る(800)。実施形態において、受信したRSは、上記のように、PRS、DRS、その他のRSであり得る。そして、UEは、上記のように、RSに関連づけられた時間オフセットパラメータを特定し得る(805)。詳細には、上記のように、時間オフセットパラメータはRSに関連づけられた時間オフセットを示し得る。特定された時間オフセットパラメータに基づいて、UE215は、任意に、セル210の特定の一つに関連づけられるようにRSを特定してよい(810)。そして、UE215は、上記のように、受信したRSに関連したRS測定を特定する(815)。詳細には、RSを送信したセルの身元及び/又は地理的位置又はRSの送信時間を知り得るので、RS測定は、例えば、上記のように、RSTD計測、RRM計測、その他の計測を含み得る。そして、UE215は、805で特定されたRS測定、810で特定された構成インデックス及び815で任意に特定されたセルの身元を送信し得る(820)。
【0053】
図9は、送信局(送信局205の一つなど)により利用し得る処理例の別を示す。詳細には、送信局はVCIDに基づいたRS(PRS、DRS、その他のRSの類)を生成し得る(900)。そして、送信局は、生成されたRSを送信し得る(905)。
【0054】
図10は、UE(UE215など)により利用し得る処理例の別を示す。詳細には、UE215はRS(PRS、DRS、その他のRSの類)を受信し、RSを生成するのに用いたVCIDに基づいた、ネットワーク200の特定のセル210のRSとしてRSを特定し得る(1000)。詳細には、UE215は、RS及びネットワーク200に用い得るVCIDの指示を、どのセルがどのVCIDに関連づけられているかの指示と同様に、受信し得る。別のやり方としては、UE215に種々のVCID及びVCID及びUE215との関連づけを前もって設定しておいてもよい。実施形態においては、UE215は、種々のVCIDを用いてRSパラメータ(上記のC
init又はV
shiftパラメータ)を生成するように構成され得る。UE215が、RS又はVCIDの一つを用いて受信したRSに対応するREマッピングを生成することができない場合は、UE215はRSを送信したセルを特定できる可能性がある。
【0055】
そして、上記のように、UE215は、RSを送信したセルの身元及び/又は地理的位置を知り得るので、UE215は、RS(RSTD、RRM、その他の特徴)の信号特徴を測定し得る(1005)。最終的に、RSを送信したセルの指示及び/又はRSに関連づけられたVCIDの指示を、測定した信号特徴と同様に送信し得る(1010)。
【0056】
本開示の実施形態は、所望通り構成する任意の適切なハードウェア及び/又はソフトウェアを用いるシステムに実装され得る。
図11は、本明細書で記載した種々の実施形態を実践するのに利用され得る例示のシステム1100を概略的に図示する。
図11は、一実施形態について、一以上のプロセッサ1105と、一以上のプロセッサ1105と結合するシステム制御モジュール1110と、システム制御モジュール1110に結合するシステムメモリ1115と、システム制御モジュール1110に結合する不揮発性メモリ(NVM)/ストレージ1120と、システム制御モジュール1110に結合する一以上の通信インタフェース1125とを有する例示のシステム1100を図示する。
【0057】
いくつかの実施形態においては、システム1100は、本明細書で記載したUE110又はUE215として機能し得る。他の実施形態においては、システム1100は、本明細書で記載した送信局105、eNB220又は複数の送信局205のうちの一つとして機能し得る。いくつかの実施形態では、システム1100は、指示(instructions)を有する一以上のコンピュータ読み取り媒体(例えば、システムメモリ1115又はNVM/ストレージ1120)と、一以上のコンピュータ読み取り媒体に結合する一以上のプロセッサ(例えば、プロセッサ1105)であって、指示を実行するように構成され、モジュールが本明細書に記載された行動を行うように実装する一以上のプロセッサとを含み得る。
【0058】
一実施形態についてのシステム制御モジュール1110は、少なくとも一以上のプロセッサ1105への、及び/又はシステム制御モジュール1110と通信する任意の適切な装置若しくはコンポーネントへの、任意の適切なインタフェースを提供する任意の適切なインタフェースコントローラを含み得る。
【0059】
システム制御モジュール1110は、システムメモリ1115にインタフェースを提供するメモリコントローラモジュール1130を含み得る。メモリコントローラモジュール1130は、ハードウェアモジュール、ソフトウェアモジュール及び/又はファームウェアモジュールであり得る。
【0060】
システムメモリ1115は、例えば、システム1100についてのデータ及び/又は指示を読み込む又は記憶するのに利用され得る。一実施形態についてのシステムメモリ1115は、任意の適切な揮発性メモリを含み得る。例えば、適切なダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)等がある。いくつかの実施形態においては、システムメモリ1115は、ダブルデータレートのタイプ4の同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR4 SDRAM)を含み得る。
【0061】
一実施形態についてのシステム制御モジュール110は、NVM/ストレージ1120及び通信インタフェース1125へのインタフェースを提供する一以上の入出力(I/O)コントローラを含み得る。
【0062】
NVM/ストレージ1120は、例えば、データ及び/又は指示を記憶するのに利用され得る。NVM/ストレージ1120は、任意の適切な不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリなど)を含み得る、及び/又は任意の適切な揮発性ストレージデバイス(例えば、一以上のハードディスクドライブ(HDD),一以上のコンパクトディスク(CD)ドライブ、一以上のデジタル多用途ディスク(DVD)ドライブ等)を含み得る。
【0063】
NVM/ストレージ1120は、システム1100がインストールされ得る、又はアクセス可能なデバイスの物理的一部としてのストレージリソースを含むが、必ずしもデバイスの一部である必要はない。例えば、NVM/ストレージ1120は通信インタフェース1125を介してネットワークからアクセスされてもよい。
【0064】
通信インタフェース1125は、一以上のネットワーク及び/又は任意の他の適切なデバイスと通信するためのシステム1100のインタフェースを提供し得る。システム1100は、任意の一以上の無線ネットワーク基準及び/又はプロトコルに従って、無線ネットワークの一以上のコンポーネントと無線で通信し得る。いくつかの実施形態においては、通信インタフェース1125はトランシーバモジュール130又はトランシーバモジュール150を含み得る。
【0065】
一実施形態について、少なくとも一のプロセッサ1105はシステム制御モジュール1110の一以上のコントローラ(例えば、メモリコントローラモジュール1130)用の論理と共にパッケージ化され得る。一実施形態について、少なくとも一のプロセッサ1105は、システム制御モジュール1110の一以上のコントローラ用の論理と共にパッケージ化されて、システムインパッケージ(SiP)を形成する。一実施形態について、少なくとも一のプロセッサ1105は、システム制御モジュール1110の一以上のコントローラ用の論理と共に同じダイに集積され得る。一実施形態について、少なくとも一のプロセッサ1105は、システム制御モジュール1110の一以上のコントローラ用の論理と共に同じダイに集積されて、システムオンチップ(SoC)を形成する。
【0066】
いくつかの実施形態においては、プロセッサ1105は一以上のグラフィックプロセッサ(GPU)(図示せず)、デジタル信号プロセッサ(DSP)(図示せず)、無線モデム(図示せず)、デジタルカメラ若しくはマルチメディア回路(図示せず)、センサ回路(図示せず)、ディスプレイ回路(図示せず)及び/又は全地球測位システム(GPS)回路(図示せず)を含む、そうでなければそれらと結合し得る。
【0067】
種々の実施形態においては、システム1100は、これらに限られないが、サーバ、ワークステーション、デスクトップ計算装置、モバイル計算装置(例えば、ラップトップ計算装置、ハンドヘルド計算装置、タブレット、ネットブック、スマートフォン、ゲーム端末など)であり得る。種々の実施形態においては、システム1100は多かれ少なかれ複数のコンポーネント及び/又は異なるアーキテクチャを有し得る。例えば、いくつかの実施形態においては、システム1100は、カメラ、キーボード、液晶ディスプレイ(LCD)画面(タッチ画面ディスプレイを含む)、不揮発性メモリポート、マルチプルアンテナ、グラフィックチップ、特定用途向け集積回路(ASIC)及びスピーカを含む。
【0068】
<実施例>
実施例1は、複数のセル(ここで、該複数のセルのうちいくつかのセルは互いに同一の物理的セル識別子(PCID)を有する)を含むセルラーネットワークの第一セルが、ディスカバリ参照信号(DRS)送信に関連するミュートパターンの指示に基づき、DRS送信に関連づけられた、第一セルがDRSを送信すべき第一時間インスタンスを特定する工程と、前記第一セルが、前記第一時間インスタンス内でDRSを送信する工程と、前記第一セルが、前記ミュートパターンの指示に基づき、DRS送信に関連づけられた、前記第一セルをミュートすべき第二時間インスタンスを特定する工程と、前記第一セルが、前記第二時間インスタンス内での前記第一セルの送信をミュートする工程とを含む方法を含み得る。
【0069】
実施例2は、前記DRSは、前記第一セルに関連づけられた物理的セル識別子(PCID)に基づいたものである、実施例1の方法を含み得る。
【0070】
実施例3は、前記複数のセルの前記第一セル及び第二セルは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークのセルである、実施例1の方法を含み得る。
【0071】
実施例4は、前記DRSは、第一DRSであり、前記ミュートパターンは、前記セルラーネットワークの第二セルが前記第一時間インスタンスの間はミュートされ、前記第二セルは、前記第二時間インスタンス内で第二DRSを送信することの指示を含む、実施例1の方法を含み得る。
【0072】
実施例5は、前記第一時間インスタンス及び前記第二時間インスタンスは、それぞれ無線フレームのサブフレームである、実施例1から4のいずれか一つの方法を含み得る。
【0073】
実施例6は、前記時間インスタンスは、一以上のサブフレームを含む、実施例1から4のいずれか一つの方法を含み得る。
【0074】
実施例7は、複数のセル(ここで、該複数のセルのうちいくつかのセルは互いに同一の物理的セル識別子(PCID)を有する)を含むセルラーネットワークの第一セルの送信局が、該送信局の一以上のプロセッサによる命令の実行により、ディスカバリ参照信号(DRS)送信に関連するミュートパターンの指示に基づき、DRS送信に関連づけられた、第一セルがDRSを送信すべき第一時間インスタンスを特定し、前記第一時間インスタンス内でDRSを送信し、前記ミュートパターンの指示に基づき、DRS送信に関連づけられた、前記第一セルをミュートすべき第二時間インスタンスを特定し、前記第二時間インスタンス内での前記第一セルの送信をミュートする、ようにさせる前記命令を含む一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0075】
実施例8は、前記DRSは、前記第一セルに関連づけられた物理的セル識別子(PCID)に基づいたものである、実施例7の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0076】
実施例9は、前記複数のセルの前記第一セル及び第二セルは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークのセルである、実施例7の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0077】
実施例10は、前記DRSは、第一DRSであり、前記ミュートパターンは、前記セルラーネットワークの第二セルが前記第一時間インスタンスの間はミュートされ、前記第二セルは、前記第二時間インスタンス内で第二DRSを送信することの指示を含む、実施例7の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0078】
実施例11は、前記第一時間インスタンス及び前記第二時間インスタンスは、それぞれ無線フレームのサブフレームである、実施例7から10のいずれか一つの一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0079】
実施例12は、前記時間インスタンスは、一以上のサブフレームを含む、実施例7から10のいずれか一つの一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0080】
実施例13は、複数のセル(ここで、該複数のセルのうちいくつかのセルは互いに同一の物理的セル識別子(PCID)を有する)を含むセルラーネットワークの第一セルの送信局であって、当該送信局は、ディスカバリ参照信号(DRS)送信に関連するミュートパターンの指示に基づき、DRS送信に関連づけられた、第一セルがDRSを送信すべき第一時間インスタンスを特定する手段と、前記第一時間インスタンス内でDRSを送信する手段と、前記ミュートパターンの指示に基づき、DRS送信に関連づけられた、前記第一セルをミュートすべき第二時間インスタンスを特定する手段と、前記第二時間インスタンス内での前記第一セルの送信をミュートする手段とを含む、送信局を含み得る。
【0081】
実施例14は、前記DRSは、前記第一セルに関連づけられた物理的セル識別子(PCID)に基づいたものである、実施例13の送信局を含み得る。
【0082】
実施例15は、前記複数のセルの前記第一セル及び第二セルは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークのセルである、実施例13の送信局を含み得る。
【0083】
実施例16は、前記DRSは、第一DRSであり、前記ミュートパターンは、前記セルラーネットワークの第二セルが前記第一時間インスタンスの間はミュートされ、前記第二セルは、前記第二時間インスタンス内で第二DRSを送信することの指示を含む、実施例13の送信局を含み得る。
【0084】
実施例17は、前記第一時間インスタンス及び前記第二時間インスタンスは、それぞれ無線フレームのサブフレームである、実施例13から16のいずれか一つの送信局を含み得る。
【0085】
実施例18は、前記時間インスタンスは、一以上のサブフレームを含む、実施例13から16のいずれか一つの送信局を含み得る。
【0086】
実施例19は、複数のセル(ここで、該複数のセルのうちいくつかのセルは互いに同一の物理的セル識別子(PCID)を有する)を含むセルラーネットワークの第一セルの送信局であって、当該送信局は、ディスカバリ参照信号(DRS)送信に関連するミュートパターンの指示に基づき、DRS送信に関連づけられた、第一セルがDRSを送信すべき第一時間インスタンスを特定し、前記ミュートパターンの指示に基づき、DRS送信に関連づけられた、前記第一セルをミュートすべき第二時間インスタンスを特定する、参照信号(RS)回路と、前記RS回路に結合した送信回路であって、該送信回路は、前記第一時間インスタンス内でDRSを送信し、前記第二時間インスタンス内での前記第一セルの送信をミュートする送信回路と、を含む送信局を含み得る。
【0087】
実施例20は、前記DRSは、前記第一セルに関連づけられた物理的セル識別子(PCID)に基づいたものである、実施例19の送信局を含み得る。
【0088】
実施例21は、前記複数のセルの前記第一セル及び第二セルは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークのセルである、実施例19の送信局を含み得る。
【0089】
実施例22は、前記DRSは、第一DRSであり、前記ミュートパターンは、前記セルラーネットワークの第二セルが前記第一時間インスタンスの間はミュートされ、前記第二セルは、前記第二時間インスタンス内で第二DRSを送信することの指示を含む、実施例19の送信局を含み得る。
【0090】
実施例23は、前記第一時間インスタンス及び前記第二時間インスタンスは、それぞれ無線フレームのサブフレームである、実施例19から22のいずれか一つの送信局を含み得る。
【0091】
実施例24は、前記時間インスタンスは、一以上のサブフレームを含む、実施例19から22のいずれか一つの送信局を含み得る。
【0092】
実施例25は、複数のセルを含むセルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)であって、当該UEは参照信号(RS)及びRS送信に関連づけられた時間インスタンスを受信する受信回路と、前記受信回路に結合したRS測定回路であって、ミュート構成に基づき、前記RSを前記複数のセルのあるセルに関連づけられたRSとして特定し、前記ミュート構成に基づき、受信した前記RSに関連したRS測定を特定する、RS測定回路と、前記RS測定回路に結合した送信回路であって、次世代NodeB(eNB)に、前記RS測定及び特定された前記セルの指示を送信する送信回路とを、含むユーザ装置を含み得る。
【0093】
実施例26は、前記RSが、位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例25のUEを含み得る。
【0094】
実施例27は、前記RS測定が、参照信号時間差(RSTD)又は無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例25のUEを含み得る。
【0095】
実施例28は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例25から27のいずれか一つのUEを含み得る。
【0096】
実施例29は、前記UEは、前記受信回路に結合したベースバンドプロセッサをさらに含む、実施例25から27のいずれか一つのUEを含み得る。
【0097】
実施例30は、前記時間インスタンスが無線フレームのサブフレーム又は該サブフレームの一単位である、実施例25から27のいずれか一つのUEを含み得る。
【0098】
実施例31は、特定された前記セルの指示は、特定された前記セルの指示に関連づけられたミュートパターンの指示である、実施例25から27のいずれか一つのUEを含み得る。
【0099】
実施例32は、前記RSが前記セルの物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例25から27のいずれか一つのUEを含み得る。
【0100】
実施例33は、複数のセルを含むセルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)が、参照信号(RS)及びRS送信に関連づけられた時間インスタンスを受信する工程と、前記UEが、ミュート構成に基づき、前記RSを前記複数のセルのあるセルに関連づけられたRSとして特定する工程と、前記UEが、前記ミュート構成に基づき、受信した前記RSに関連したRS測定を特定する工程と、前記UEが、次世代NodeB(eNB)に、前記RS測定及び特定された前記セルの指示を送信する工程と、を含む方法を含み得る。
【0101】
実施例34は、前記RSが、位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例33の方法を含み得る。
【0102】
実施例35は、前記RS測定が、参照信号時間差(RSTD)又は無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例33の方法を含み得る。
【0103】
実施例36は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例33から35のいずれか一つの方法を含み得る。
【0104】
実施例37は、前記時間インスタンスが無線フレームのサブフレーム又は該サブフレームの一単位である、実施例33から35のいずれか一つの方法を含み得る。
【0105】
実施例38は、特定された前記セルの指示は、特定された前記セルの指示に関連づけられたミュートパターンの指示である、実施例33から35のいずれか一つの方法を含み得る。
【0106】
実施例39は、前記RSが前記セルの物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例33から35のいずれか一つの方法を含み得る。
【0107】
実施例40は、複数のセルを含むセルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)が、該UEの一以上のプロセッサによる命令の実行により、参照信号(RS)及びRS送信に関連づけられた時間インスタンスを受信し、ミュート構成に基づき、前記RSを前記複数のセルのあるセルに関連づけられたRSとして特定し、前記ミュート構成に基づき、受信した前記RSに関連したRS測定を特定し、次世代NodeB(eNB)に、前記RS測定及び特定された前記セルの指示を送信する、ようにさせる前記命令を含む一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0108】
実施例41は、前記RSが、位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例40の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0109】
実施例42は、前記RS測定が、参照信号時間差(RSTD)又は無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例40の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0110】
実施例43は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例40から42のいずれか一つの一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0111】
実施例44は、前記時間インスタンスが無線フレームのサブフレーム又は該サブフレームの一単位である、実施例40から42のいずれか一つの一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0112】
実施例45は、特定された前記セルの指示は、特定された前記セルの指示に関連づけられたミュートパターンの指示である、実施例40から42のいずれか一つの一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0113】
実施例46は、前記RSが前記セルの物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例40から42のいずれか一つの一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0114】
実施例47は、複数のセルを含むセルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)であって、当該UEは参照信号(RS)及びRS送信に関連づけられた時間インスタンスを受信する手段と、ミュート構成に基づき、前記RSを前記複数のセルのあるセルに関連づけられたRSとして特定する手段と、前記ミュート構成に基づき、受信した前記RSに関連したRS測定を特定する手段と、次世代NodeB(eNB)に、前記RS測定及び特定された前記セルの指示を送信する手段とを、含むユーザ装置を含み得る。
【0115】
実施例48は、前記RSが、位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例47のUEを含み得る。
【0116】
実施例49は、前記RS測定が、参照信号時間差(RSTD)又は無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例47のUEを含み得る。
【0117】
実施例50は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例47から49のいずれか一つのUEを含み得る。
【0118】
実施例51は、前記時間インスタンスが無線フレームのサブフレーム又は該サブフレームの一単位である、実施例47から49のいずれか一つのUEを含み得る。
【0119】
実施例52は、特定された前記セルの指示は、特定された前記セルの指示に関連づけられたミュートパターンの指示である、実施例47から49のいずれか一つのUEを含み得る。
【0120】
実施例53は、前記RSが前記セルの物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例47から49のいずれか一つのUEを含み得る。
【0121】
実施例54は、セルラーネットワークのセルの送信局であって、当該送信局は、ディスカバリRS(DRS)時間インスタンスオフセットの指示に基づいて、当該送信局がDRSを送信すべき時間インスタンスを特定する参照信号(RS)回路と、前記RS回路と結合した送信回路であって、該送信回路は前記時間インスタンス内でDRSを送信する、送信回路と、を含む送信局を含み得る。
【0122】
実施例55は、前記時間インスタンスは直交周波数分割多重(OFDM)のシンボル、サブフレームのタイムスロット、サブフレーム又は無線フレームである、実施例54の送信局を含み得る。
【0123】
実施例56は、前記DRSが当該送信局の物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例54又は55の送信局を含み得る。
【0124】
実施例57は、前記DRSがチャネル状態情報RS(CSI-RS)である、実施例54又は55の送信局を含み得る。
【0125】
実施例58は、前記セルが協調マルチポイント(CoMP)ネットワークのセルである、実施例54又は55の送信局を含み得る。
【0126】
実施例59は、当該送信局は、前記セルラーネットワークの送信ポイント(TP)又は前記セルラーネットワークのリモート無線ヘッド(RRH)である、実施例54又は55の送信局を含み得る。
【0127】
実施例60は、セルラーネットワークのセルの送信局が、ディスカバリRS(DRS)時間インスタンスオフセットの指示に基づき、該送信局がDRSを送信すべき時間インスタンスを特定する工程と、前記送信局が、前記時間インスタンス内でDRSを送信する工程と、を含む方法を含み得る。
【0128】
実施例61は、前記時間インスタンスは直交周波数分割多重(OFDM)のシンボル、サブフレームのタイムスロット、サブフレーム又は無線フレームである、実施例60の方法を含み得る。
【0129】
実施例62は、前記DRSが当該送信局の物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例60又は61の方法を含み得る。
【0130】
実施例63は、前記DRSがチャネル状態情報RS(CSI-RS)である、実施例60又は61の方法を含み得る。
【0131】
実施例64は、前記セルが協調マルチポイント(CoMP)ネットワークのセルである、実施例60又は61の方法を含み得る。
【0132】
実施例65は、前記送信局は、前記セルラーネットワークの送信ポイント(TP)又は前記セルラーネットワークのリモート無線ヘッド(RRH)である、実施例60又は61の方法を含み得る。
【0133】
実施例66は、セルラーネットワークのセルの送信局が、該送信局の一以上のプロセッサによる命令の実行により、ディスカバリRS(DRS)時間インスタンスオフセットの指示に基づき、該送信局がDRSを送信すべき時間インスタンスを特定し、前記時間インスタンス内でDRSを送信する、ようにさせる前記命令を含む一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0134】
実施例67は、前記時間インスタンスは直交周波数分割多重(OFDM)のシンボル、サブフレームのタイムスロット、サブフレーム又は無線フレームである、実施例66の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0135】
実施例68は、前記DRSが前記送信局の物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例66又は67の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0136】
実施例69は、前記DRSがチャネル状態情報RS(CSI-RS)である、実施例66又は67の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0137】
実施例70は、前記セルが協調マルチポイント(CoMP)ネットワークのセルである、実施例66又は67の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0138】
実施例71は、前記送信局は、前記セルラーネットワークの送信ポイント(TP)又は前記セルラーネットワークのリモート無線ヘッド(RRH)である、実施例66又は67の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0139】
実施例72は、セルラーネットワークのセルの送信局であって、当該送信局は、ディスカバリRS(DRS)時間インスタンスオフセットの指示に基づき、当該送信局がDRSを送信すべき時間インスタンスを特定する手段と、前記時間インスタンス内でDRSを送信する手段と、を含む送信局を含み得る。
【0140】
実施例73は、前記時間インスタンスは直交周波数分割多重(OFDM)のシンボル、サブフレームのタイムスロット、サブフレーム又は無線フレームである、実施例72の送信局を含み得る。
【0141】
実施例74は、前記DRSが当該送信局の物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例72又は73の送信局を含み得る。
【0142】
実施例75は、前記DRSがチャネル状態情報RS(CSI-RS)である、実施例72又は73の送信局を含み得る。
【0143】
実施例76は、前記セルが協調マルチポイント(CoMP)ネットワークのセルである、実施例72又は73の送信局を含み得る。
【0144】
実施例77は、当該送信局は、前記セルラーネットワークの送信ポイント(TP)又は前記セルラーネットワークのリモート無線ヘッド(RRH)である、実施例72又は73の送信局を含み得る。
【0145】
実施例78は、セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)が、該UEの一以上のプロセッサによる命令の実行により、前記セルラーネットワーク内のセルから参照信号(RS)を受信し、前記RSに関連づけられたネットワーク設定時間オフセットパラメータを特定し、前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータに基づき、受信した前記RSに関連したRS測定を特定し、次世代NodeB(eNB)に、前記RS測定及び前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータの指示を送信する、ようにさせる前記命令を含む一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0146】
実施例79は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例78の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0147】
実施例80は、前記RS測定が、参照信号時間差(RSTD)又は無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例78又は79の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0148】
実施例81は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例78又は79の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0149】
実施例82は、前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータは、RS構成インデックス、RS周期性の指示、RS時間インスタンスオフセットの指示又はチャネル状態情報(CSI)RS構成の指示を含む、実施例78又は79の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0150】
実施例83は、前記RS周期性が1、2、4又は6サブフレームである、実施例82の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0151】
実施例84は、前記RSが前記セルの物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例78又は79の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0152】
実施例85は、セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)が、前記セルラーネットワーク内のセルから参照信号(RS)を受信する工程と、前記UEが、前記RSに関連づけられたネットワーク設定時間オフセットパラメータを特定する工程と、前記UEが、前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータに基づき、受信した前記RSに関連したRS測定を特定する工程と、前記UEが、次世代NodeB(eNB)に、前記RS測定及び前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータの指示を送信する工程と、を含む方法を含み得る。
【0153】
実施例86は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例85の方法を含み得る。
【0154】
実施例87は、前記RS測定が、参照信号時間差(RSTD)又は無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例85又は86の方法を含み得る。
【0155】
実施例88は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例85又は86の方法を含み得る。
【0156】
実施例89は、前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータは、RS構成インデックス、RS周期性の指示、RS時間インスタンスオフセットの指示又はチャネル状態情報(CSI)RS構成の指示を含む、実施例85又は86の方法を含み得る。
【0157】
実施例90は、前記RS周期性が1、2、4又は6サブフレームである、実施例89の方法を含み得る。
【0158】
実施例91は、前記RSが前記セルの物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例85又は86の方法を含み得る。
【0159】
実施例92は、セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)であって、当該UEは、前記セルラーネットワーク内のセルから参照信号(RS)を受信する手段と、前記RSに関連づけられたネットワーク設定時間オフセットパラメータを特定する手段と、前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータに基づき、受信した前記RSに関連したRS測定を特定する手段と、次世代NodeB(eNB)に、前記RS測定及び前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータの指示を送信する手段と、を含むユーザ装置を含み得る。
【0160】
実施例93は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例92のUEを含み得る。
【0161】
実施例94は、前記RS測定が、参照信号時間差(RSTD)又は無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例92又は93のUEを含み得る。
【0162】
実施例95は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例92又は93のUEを含み得る。
【0163】
実施例96は、前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータは、RS構成インデックス、RS周期性の指示、RS時間インスタンスオフセットの指示又はチャネル状態情報(CSI)RS構成の指示を含む、実施例92又は93のUEを含み得る。
【0164】
実施例97は、前記RS周期性が1、2、4又は6サブフレームである、実施例96のUEを含み得る。
【0165】
実施例98は、前記RSが前記セルの物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例92又は93のUEを含み得る。
【0166】
実施例99は、セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)であって、当該UEは、前記セルラーネットワーク内のセルから参照信号(RS)を受信する受信回路と、前記受信回路に結合したRS測定回路であって、前記RSに関連づけられたネットワーク設定時間オフセットパラメータを特定し、前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータに基づき、受信した前記RSに関連したRS測定を特定する、RS測定回路と、前記RS測定回路に結合した送信回路であって、次世代NodeB(eNB)に、前記RS測定及び前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータの指示を送信する、送信回路と、を含むユーザ装置を含み得る。
【0167】
実施例100は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例99のUEを含み得る。
【0168】
実施例101は、前記RS測定が、参照信号時間差(RSTD)又は無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例99又は100のUEを含み得る。
【0169】
実施例102は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例99又は100のUEを含み得る。
【0170】
実施例103は、前記ネットワーク設定時間オフセットパラメータは、RS構成インデックス、RS周期性の指示、RS時間インスタンスオフセットの指示又はチャネル状態情報(CSI)RS構成の指示を含む、実施例99又は100のUEを含み得る。
【0171】
実施例104は、前記RS周期性が1、2、4又は6サブフレームである、実施例103のUEを含み得る。
【0172】
実施例105は、前記RSが前記セルの物理的セル識別子(PCID)に基づく、実施例99又は100のUEを含み得る。
【0173】
実施例106は、セルが、該セルに関連づけられた物理的セル識別子(PCID)とは異なる、該セルに関連づけられた仮想セル識別子(VCID)に基づき、参照信号(RS)のパラメータを生成する工程と、前記セルが、前記セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)に、前記パラメータ及び前記VCIDに基づいたRSを送信する工程と、を含む方法。
【0174】
実施例107は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例106の方法を含み得る。
【0175】
実施例108は、前記VCIDに基づいた疑似乱数列に基づいた前記RSを生成する工程をさらに含む、実施例106の方法を含み得る。
【0176】
実施例109は、前記PCIDは、前記セルラーネットワークの他のセルのPCIDと同一であり、前記VCIDは、該他のセルに関連づけられたVCIDとは異なる、実施例106の方法を含み得る。
【0177】
実施例110は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例106の方法を含み得る。
【0178】
実施例111は、前記パラメータは、前記RSに関連づけられた列又は前記RSに関連づけられたリソースマッピングである、実施例106の方法を含み得る。
【0179】
実施例112は、無線ネットワーク内にあるセルの送信局であって、前記送信局は、前記セルに関連づけられた物理的セル識別子(PCID)とは異なる、前記セルに関連づけられた仮想セル識別子(VCID)に基づき、参照信号(RS)のパラメータを生成する手段と、前記セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)に、前記パラメータ及び前記VCIDに基づいたRSを送信する手段と、を含む送信局を含み得る。
【0180】
実施例113は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例112の送信局を含み得る。
【0181】
実施例114は、前記VCIDに基づいた疑似乱数列に基づいた前記RSを生成する手段をさらに含む、実施例112の送信局を含み得る。
【0182】
実施例115は、前記PCIDは、前記セルラーネットワークの他のセルのPCIDと同一であり、前記VCIDは、該他のセルに関連づけられたVCIDとは異なる、実施例112から114のいずれか一つの送信局を含み得る。
【0183】
実施例116は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例112から114のいずれか一つの送信局を含み得る。
【0184】
実施例117は、前記パラメータは、前記RSに関連づけられた列又は前記RSに関連づけられたリソースマッピングである、実施例112から114のいずれか一つの送信局を含み得る。
【0185】
実施例118は、無線ネットワーク内にあるセルの送信局が、該送信局の一以上のプロセッサによる命令の実行により、前記セルに関連づけられた物理的セル識別子(PCID)とは異なる、前記セルに関連づけられた仮想セル識別子(VCID)に基づき、参照信号(RS)のパラメータを生成し、前記セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)に、前記パラメータ及び前記VCIDに基づいたRSを送信する、ようにさせる前記命令を含む一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0186】
実施例119は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例118の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0187】
実施例120は、さらに前記指示は前記VCIDに基づいた疑似乱数列に基づいた前記RSを生成する、実施例118の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0188】
実施例121は、前記PCIDは、前記セルラーネットワークの他のセルのPCIDと同一であり、前記VCIDは、該他のセルに関連づけられたVCIDとは異なる、実施例118から120のいずれか一つの一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0189】
実施例122は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例118から120のいずれか一つの一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0190】
実施例123は、前記パラメータは、前記RSに関連づけられた列又は前記RSに関連づけられたリソースマッピングである、実施例118から120のいずれか一つの一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。
【0191】
実施例124は、無線ネットワーク内にあるセルの送信局であって、前記送信局は、前記セルに関連づけられた物理的セル識別子(PCID)とは異なる、前記セルに関連づけられた仮想セル識別子(VCID)に基づき、参照信号(RS)のパラメータを生成するRS回路と、前記RS回路に結合した送信回路であって、前記セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)に、前記パラメータ及び前記VCIDに基づいたRSを送信する送信回路と、を含む送信局を含み得る。
【0192】
実施例125は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例124の送信局を含み得る。
【0193】
実施例126は、前記RS回路がさらに前記VCIDに基づいた疑似乱数列に基づいた前記RSを生成する、実施例124の送信局を含み得る。
【0194】
実施例127は、前記PCIDは、前記セルラーネットワークの他のセルのPCIDと同一であり、前記VCIDは、該他のセルに関連づけられたVCIDとは異なる、実施例124から126のいずれか一つの送信局を含み得る。
【0195】
実施例128は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例124から126のいずれか一つの送信局を含み得る。
【0196】
実施例129は、前記パラメータは、前記RSに関連づけられた列又は前記RSに関連づけられたリソースマッピングである、実施例124から126のいずれか一つの送信局を含み得る。
【0197】
実施例130は、セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)が、セルの物理的セル識別子(PCID)とは異なる、セルの受信した仮想セル識別子(VCID)に基づいた、受信した参照信号(RS)を該セルラーネットワークのセルのRSとして特定する工程と、前記RSの信号特徴を測定する工程と、前記セルの指示及び前記信号特徴の指示を送信する工程と、を含む方法を含み得る。
【0198】
実施例131は、前記信号特徴は、前記RSの参照信号時間差(RSTD)又は前記RSの無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例130の方法を含み得る。
【0199】
実施例132は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例130の方法を含み得る。
【0200】
実施例133は、前記RSは第一RSであり、前記VCIDに基づいた第二RSを生成する工程と、前記第一RS及び前記第二RSが等価であると特定する工程とをさらに含む、実施例130から132のいずれか一つの方法を含み得る。
【0201】
実施例134は、前記第二RSを生成する工程は、前記VCIDに基づいた疑似乱数列を生成する工程を含む、実施例133の方法を含み得る。
【0202】
実施例135は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例130から132のいずれか一つの方法を含み得る。
【0203】
実施例136は、セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)であって、当該UEは、セルの物理的セル識別子(PCID)とは異なる、セルの受信した仮想セル識別子(VCID)に基づいた、受信した参照信号(RS)を該セルラーネットワークのセルのRSとして特定する手段と、前記RSの信号特徴を測定する手段と、前記セルの指示及び前記信号特徴の指示を送信する手段と、を含むUEを含み得る。
【0204】
実施例137は、前記信号特徴は、前記RSの参照信号時間差(RSTD)又は前記RSの無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例136のUEを含み得る。
【0205】
実施例138は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例136のUEを含み得る。
【0206】
実施例139は、前記RSは第一RSであり、前記VCIDに基づいた第二RSを生成する手段と、前記第一RS及び前記第二RSが等価であると特定する手段とをさらに含む、実施例136から138のいずれか一つのUEを含み得る。
【0207】
実施例140は、前記第二RSを生成する手段は、前記VCIDに基づいた疑似乱数列を生成する手段を含む、実施例139のUEを含み得る。
【0208】
実施例141は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例136から138のいずれか一つのUEを含み得る。
【0209】
実施例142は、セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)が、該UEの一以上のプロセッサによる命令の実行により、セルの物理的セル識別子(PCID)とは異なる、セルの受信した仮想セル識別子(VCID)に基づいた、受信した参照信号(RS)を該セルラーネットワークのセルのRSとして特定し、前記RSの信号特徴を測定し、前記セルの指示及び前記信号特徴の指示を送信する、ようにさせる前記命令を含む一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体を含み得る。
【0210】
実施例143は、前記信号特徴は、前記RSの参照信号時間差(RSTD)又は前記RSの無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例142の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体を含み得る。
【0211】
実施例144は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例142の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体を含み得る。
【0212】
実施例145は、前記VCIDに基づいた第二RSを生成し、前記第一RS及び前記第二RSが等価であると特定する指示をさらに含む、実施例142から144のいずれか一つの一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体を含み得る。
【0213】
実施例146は、前記第二RSを生成する指示は、前記VCIDに基づいた疑似乱数列を生成する指示を含む、実施例145の一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体を含み得る。
【0214】
実施例147は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例142から144のいずれか一つの一以上の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体を含み得る。
【0215】
実施例148は、セルラーネットワーク内にあるユーザ装置(UE)であって、当該UEは、参照信号(RS)測定回路であって、セルの物理的セル識別子(PCID)とは異なる、セルの受信した仮想セル識別子(VCID)に基づいた、受信した参照信号(RS)を該セルラーネットワークのセルのRSとして特定し、前記RSの信号特徴を測定する、参照信号測定回路と、前記RS測定回路に結合した送信回路であって、前記セルの指示及び前記信号特徴の指示を送信する送信回路と、を含むUEを含み得る。
【0216】
実施例149は、前記信号特徴は、前記RSの参照信号時間差(RSTD)又は前記RSの無線リソース管理(RRM)に関連した測定である、実施例148のUEを含み得る。
【0217】
実施例150は、前記セルラーネットワークは、協調マルチポイント(CoMP)ネットワークである、実施例148のUEを含み得る。
【0218】
実施例151は、前記RSは第一RSであり、前記RS測定は、さらに前記VCIDに基づいた第二RSを生成し、前記第一RS及び前記第二RSが等価であると特定する、実施例148から150のいずれか一つのUEを含み得る。
【0219】
実施例152は、前記RS測定回路は、さらに前記VCIDに基づいた疑似乱数列を生成する、実施例151のUEを含み得る。
【0220】
実施例153は、前記RSが位置RS(PRS)又はディスカバリRS(DRS)である、実施例148から150のいずれか一つのUEを含み得る。
【0221】
所定の実施形態の説明を目的として図示及び記載を行ったが、本願はここに説明した実施形態の任意の改変又はバリエーションを含むことを意図している。したがって、ここに記載した実施形態は特許請求の範囲によってのみ制限されることを明確に意図している。
【0222】
本開示は「ある(a)」若しくは「第一(a first)」要素又はそれらの等価を規定する場合、そのような開示は、一以上のそのような要素を含むのであって、二以上のそのような要素を必要ともしないし、排除もしない。さらに、特定された要素についての順序の指示(例えば、第一、第二又は第三)は、複数の要素を区別するのに用いられ、それらの要素が必要又は限られた数であることを示す又は示唆しておらず、特に言及されない限りは、そのような要素の特定の位置又は順序を示していない。