特許第6801852号(P6801852)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6801852
(24)【登録日】2020年11月30日
(45)【発行日】2020年12月16日
(54)【発明の名称】文字列表示方法および端末デバイス
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20130101AFI20201207BHJP
   G09G 5/32 20060101ALI20201207BHJP
   G09G 5/26 20060101ALI20201207BHJP
   G09G 5/00 20060101ALI20201207BHJP
【FI】
   G06F3/0481 170
   G09G5/32 640
   G09G5/32 630
   G09G5/26 G
   G09G5/00 530M
【請求項の数】20
【全頁数】67
(21)【出願番号】特願2019-520049(P2019-520049)
(86)(22)【出願日】2016年10月12日
(65)【公表番号】特表2020-504346(P2020-504346A)
(43)【公表日】2020年2月6日
(86)【国際出願番号】CN2016101904
(87)【国際公開番号】WO2018068232
(87)【国際公開日】20180419
【審査請求日】2019年6月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】リウ、アンキ
(72)【発明者】
【氏名】ワン、ホンジュン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン、ズィアン
【審査官】 田川 泰宏
(56)【参考文献】
【文献】 特開平10−222333(JP,A)
【文献】 特開平08−331293(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0286379(US,A1)
【文献】 中国特許出願公開第102207870(CN,A)
【文献】 特開2010−160753(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第105975264(CN,A)
【文献】 国際公開第2001/065351(WO,A1)
【文献】 特開2014−063439(JP,A)
【文献】 特表2007−511851(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第105824633(CN,A)
【文献】 特開2016−163939(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01−3/0489
G09G 5/00
G09G 5/26
G09G 5/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末デバイスであって、
1または複数のプロセッサと、
メモリと、
1または複数のプログラムと
を備え、
前記1または複数のプログラムは、前記メモリに記憶され、命令を含み、
前記命令が前記端末デバイスにより実行された場合、前記端末デバイスは、
第1のインタフェース要素を表示するステップであって、前記第1のインタフェース要素は、第1の文字列を含み、第1の幅を有し、前記第1の文字列は、第1のフォントサイズを有し、第1の言語で表示される、ステップと
第2のインタフェース要素を表示するステップであって、前記第2のインタフェース要素は、前記第1のインタフェース要素と並んで表示され、前記第2のインタフェース要素は、第2の文字列を含み、第2の幅を有し、前記第2の文字列は、第2のフォントサイズを有し、前記第1の言語で表示される、ステップと、
ユーザ入力を検出するステップと、
前記ユーザ入力の検出に応答して、前記第1の文字列を第2の言語で表示し、前記第2の文字列を前記第2の言語で表示するステップと
前記第1の文字列および前記第2の文字列が前記第2の言語で表示される場合、前記第1のインタフェース要素の幅を、前記第1の文字列の長さに応じて前記第1の幅とは異なる第3の幅に変更し、前記第2のインタフェース要素の幅を、前記第2の文字列の長さに応じて前記第2の幅とは異なる第4の幅に変更するステップと
を実行する、
端末デバイス。
【請求項2】
前記第1の文字列と前記第2の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上である
請求項1に記載の端末デバイス。
【請求項3】
前記第1の文字列および前記第2の文字列は各々、中央揃えで表示される、
請求項1または2に記載の端末デバイス。
【請求項4】
前記第1の文字列は、前記第2の言語で表示される場合、前記第1のフォントサイズとは異なる第3のフォントサイズを有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の端末デバイス。
【請求項5】
前記第2の文字列は、前記第2の言語で表示される場合、前記第2のフォントサイズとは異なる第4のフォントサイズを有する、
請求項に記載の端末デバイス。
【請求項6】
前記第2のフォントサイズは、前記第1のフォントサイズとは異なる、
請求項4または5に記載の端末デバイス。
【請求項7】
前記第2のフォントサイズは、前記第1のフォントサイズと同じである、
請求項4または5に記載の端末デバイス。
【請求項8】
前記第3の幅は、前記第1の幅より広く、前記第4の幅は、前記第2の幅より狭い、
請求項1から7のいずれか一項に記載の端末デバイス。
【請求項9】
前記第1の文字列は、前記第1の言語では一行で表示され、前記第2の言語では複数の行で表示される、
請求項1から8のいずれか一項に記載の端末デバイス。
【請求項10】
前記第1のインタフェース要素および前記第2のインタフェース要素は各々、画像を有する、
請求項1から9のいずれか一項に記載の端末デバイス。
【請求項11】
端末デバイスに、
第1のインタフェース要素を表示するステップであって、前記第1のインタフェース要素は、第1の文字列を含み、第1の幅を有し、前記第1の文字列は、第1のフォントサイズを有し、第1の言語で表示される、ステップと、
第2のインタフェース要素を表示するステップであって、前記第2のインタフェース要素は、前記第1のインタフェース要素と並んで表示され、前記第2のインタフェース要素は、第2の文字列を含み、第2の幅を有し、前記第2の文字列は、第2のフォントサイズを有し、前記第1の言語で表示される、ステップと、
ユーザ入力を検出するステップと、
前記ユーザ入力の検出に応答して、前記第1の文字列を第2の言語で表示し、前記第2の文字列を前記第2の言語で表示するステップと
前記第1の文字列および前記第2の文字列が前記第2の言語で表示される場合、前記第1のインタフェース要素の幅を、前記第1の文字列の長さに応じて前記第1の幅とは異なる第3の幅に変更し、前記第2のインタフェース要素の幅を、前記第2の文字列の長さに応じて前記第2の幅とは異なる第4の幅に変更するステップと
を実行させる、
プログラム。
【請求項12】
前記第1の文字列と前記第2の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上である
請求項11に記載のプログラム。
【請求項13】
前記第1の文字列および前記第2の文字列は各々、中央揃えで表示される、
請求項11または12に記載のプログラム。
【請求項14】
前記第1の文字列は、前記第2の言語で表示される場合、前記第1のフォントサイズとは異なる第3のフォントサイズを有する、
請求項11から13のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項15】
前記第2の文字列は、前記第2の言語で表示される場合、前記第2のフォントサイズとは異なる第4のフォントサイズを有する、
請求項14に記載のプログラム。
【請求項16】
前記第2のフォントサイズは、前記第1のフォントサイズとは異なる、
請求項14または15に記載のプログラム。
【請求項17】
前記第2のフォントサイズは、前記第1のフォントサイズと同じである、
請求項14または15に記載のプログラム。
【請求項18】
前記第3の幅は、前記第1の幅より広く、前記第4の幅は、前記第2の幅より狭い、
請求項11から17のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項19】
前記第1の文字列は、前記第1の言語では一行で表示され、前記第2の言語では複数の行で表示される、
請求項11から18のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項20】
前記第1のインタフェース要素および前記第2のインタフェース要素は各々、画像を有する、
請求項11から19のいずれか一項に記載のプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テキスト表示処理分野、特に、端末デバイスに適用される文字列表示方法と、端末デバイスとに関する。
【背景技術】
【0002】
複数の制御領域が端末デバイスの表示画面上に表示され、各制御領域のサイズが、制御領域における文字列出力の長さが制御領域の長さ以下となるように、インタフェース表示およびテキスト編集などの要件に起因して予め設定される。加えて、制御領域は、ユーザに見えないように、端末デバイス上で透過的に表示され得る。
【0003】
例えば、図1に示されるように、端末デバイスの表示画面は、複数の制御領域100へ分割される。任意の制御領域100を例として用いると、アイコンと、アイコンに対応する文字列とが制御領域100に配置され、アイコンは、ユーザによるタッチイベント入力への対応する機能応答、例えば、アイコンに対応するアプリケーションの開始を行い得るように、ユーザによるタッチイベント入力を受信し得る。アイコンに対応する文字列は、アイコンに対応する名前であり得る。図1から分かり得るように、ユーザは、制御領域100に示される文字列を用いて、現在の制御領域に表示されているアイコンがTencent Newsのアプリケーションを開始し得ることを認識し得る。制御領域101を別の例として用いると、アイコンと、アイコンに対応する文字列PlayMemories Mobileとが、制御領域101に配置される。PlayMemories Mobileは、スマートフォンおよび/またはタブレットコンピュータの専門家向け画像送信アプリケーションソフトウェアに適用される。文字列PlayMemories Mobileが一行で表示される場合、文字列の長さは、制御領域101の長さを超えるので、制御領域101に表示される文字列は、改行方式で表示され、表示効果は、図1に示される。
【0004】
分かり得るように、従来技術において、長さが制御領域の長さより長い文字列は、改行方式で表示され、改行方式で表示される文字列は、ユーザの読み取り効率を低減する。結果として、端末デバイス、ユーザによる操作の効率が低減される。
【発明の概要】
【0005】
本発明の実施形態は、端末デバイスの表示画面上に表示される文字列の改行の回数を効果的に低減し、ユーザによる文字列の読み取りの効率を改善し得る文字列表示方法および端末デバイスを提供する。
【0006】
本発明の実施形態の第1の態様は、以下の段階を含む文字列表示方法を提供する。
【0007】
段階A0。端末デバイス上に表示されているサブ領域が予め設定された条件を満たしているかどうかを検出し、サブ領域が予め設定された条件を満たしている場合、段階Bを実行する
【0008】
具体的には、端末デバイスは、予め設定された座標範囲を予め設定し得る。予め設定された座標範囲の各々は、制御領域が制御領域に対応する予め設定された座標範囲内で表示されるように、各制御領域に対応する。分かり得るように、本実施形態において、端末デバイスは、予め設定された座標範囲を用いて、表示画面上での制御領域の表示位置および表示範囲を設定する。
【0009】
具体的には、本実施形態において提供される制御領域は、端末デバイスの表示画面上に表示されるべく用いられる文字列を含む。
【0010】
任意選択的に、制御領域は、ユーザによる操作イベント入力に応答するように構成されるアイコンおよび/または仮想ボタンを含み得る。
【0011】
本実施形態において、端末デバイスの表示画面は、端末デバイスの横方向に少なくとも1つのサブ領域へ分割され、少なくとも1つの制御領域が各サブ領域に配置される。
【0012】
第1の予め設定された間隙が、同じサブ領域における任意の2つの隣接する制御領域の間に配置される。
【0013】
本実施形態において、予め設定された条件は、サブ領域が少なくとも1つの目標制御領域を含む、ということである。
【0014】
目標制御領域に含まれる文字列の長さは、目標制御領域の長さより長い。
【0015】
具体的には、端末デバイスは、サブ領域に含まれる複数の制御領域のいずれか1つにおける文字列の長さはその制御領域の長さ以下である、と判断した場合、制御情報を生成し、段階Bの実行を継続する。
【0016】
代替的に、端末デバイスは、段階Bを実行する前に、段階A1を実行する。
【0017】
段階A1。ユーザにより入力され、制御情報を生成するために用いられる操作を受信する。
【0018】
具体的には、ユーザが端末デバイスの言語をリセットした場合、例えば、本実施形態において、ユーザが端末デバイスの言語を中国語から英語へ設定した場合、端末デバイスは、操作インタフェースを表示画面上に表示し得る。操作インタフェースは、ユーザが制御領域を設定してリセット制御領域を形成する必要があるかどうかを示し得る。ユーザが、リセット制御領域を形成するために制御領域が設定される必要があることを、操作インタフェースを用いて端末デバイスに通知した場合、端末デバイスは、ユーザの操作に基づいて制御情報を生成し得る。制御情報は、段階Bを実行するよう端末デバイスをトリガするために用いられる。
【0019】
段階B。制御情報を受信する。
【0020】
本実施形態において、制御情報は、制御領域を処理して、第1の目標条件を満たすリセット制御領域を形成するよう端末デバイスに命令するために用いられる。第1の目標条件は、表示画面の横方向における少なくとも2つのリセット制御領域における任意の2つの隣接するリセット制御領域が接続されている、すなわち、第1の間隙が、2つの隣接するリセット制御領域の間に配置されていない、ということである。
【0021】
段階C。リセット制御領域を表示画面上に表示する。
【0022】
具体的には、端末デバイスは、制御情報を受信した後、制御情報に基づいて、少なくとも2つのリセット制御領域を表示画面上に表示し得る。
【0023】
具体的には、目標サブ領域は、予め設定された条件を満たすサブ領域である。
【0024】
リセット制御領域の長さは、リセット長さである。
【0025】
具体的には、目標サブ領域に含まれる複数の制御領域は、少なくとも1つの目標制御領域を含む。
【0026】
具体的には、目標サブ領域をリセットする処理は、
端末デバイスの横方向における目標サブ領域の長さLを取得すること、
目標サブ領域に含まれる制御領域の数Nを取得すること、および
各リセット制御領域のリセット長さがL/Nである、と判断すること
である。
【0027】
本実施形態において、目標サブ領域の長さは、目標サブ領域がリセット後に取得される長さが、目標サブ領域がリセットされる前に取得される長さと同じとなるように、修正されない。
【0028】
端末デバイスは、
端末デバイスの横方向における目標サブ領域の長さLを取得し、
目標サブ領域に含まれる制御領域の数Nを取得し、
各リセット制御領域のリセット長さがL/Nである、と判断する。
【0029】
以下の2つの条件は、目標サブ領域がリセットされた後に満たされる。
【0030】
条件1:目標サブ領域がリセットされる前は、第1の予め設定された間隙は、目標サブ領域における任意の2つの隣接する制御領域の間に配置され、目標サブ領域がリセットされた後は、第1の予め設定された間隙は、目標サブ領域における任意の2つの隣接するリセット制御領域の間には配置されない。すなわち、目標サブ領域における任意の2つの隣接するリセット制御領域は、互いに接し、表示効果において、目標サブ領域における任意の2つの隣接するリセット制御領域の境界は、互いに重なる。
【0031】
条件2:リセット制御領域が目標サブ領域において目標サブ領域の両側に配置され、第2の予め設定された間隙がリセット制御領域の一方と端末デバイスの表示画面の縁部との間に配置され、第2の予め設定された間隙は、リセット制御領域の他方と表示画面の縁部との間に配置される。第2の予め設定された間隙のサイズは、本実施形態において限定されない。
【0032】
段階D。文字列をリセット制御領域に表示する。
【0033】
本実施形態において、制御領域は、リセット制御領域を形成するために処理され、表示画面の横方向において、リセット制御領域の長さは、制御領域の長さより長いので、リセット制御領域に表示され得る文字列の長さは、制御領域に表示され得る文字列の長さより長い。従って、本実施形態において、文字列は、制御領域に表示される文字列の行の数が効果的に低減されることにより、ユーザがリセット制御領域に表示される文字列を読み取る効率が改善され得るように、リセット制御領域に表示される。
【0034】
本発明の実施形態の第1の態様に関し、本発明の実施形態の第1の態様の第1の実装形態において、段階Dは、以下の段階を含む。
【0035】
段階D11.第1の目標リセット制御領域を決定する。
【0036】
本実施形態において、第2の目標リセット制御領域は、第1の目標リセット制御領域の両側の各々に配置され、第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、第1の目標リセット制御領域の長さより長く、第2の目標リセット制御領域に含まれる第2の文字列の長さは、第2の目標リセット制御領域の長さより長い。
【0037】
段階D12。第1の文字列に対して目標処理を実行する。
【0038】
目標処理は、第1の文字列における縮小された任意の文字が第1の予め設定された値以上となるように、第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列における任意の文字を縮小することである。
【0039】
第1の予め設定された値は、本実施形態において限定されない。ただし、ユーザが第1の予め設定された値以上の文字を明確に見得ることを条件とする。
【0040】
段階D13。目標処理が実行された第1の文字列を、第1の目標リセット制御領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する。
【0041】
本実施形態における段階D13によれば、第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行は、第2の目標条件を満たす。
【0042】
第2の目標条件は、目標処理が実行された第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さは第1の目標リセット制御領域のリセット長さ以下であり、第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行と第2の文字列との間の間隙は、第2の予め設定された値以上である、ということである。
【0043】
本実施形態における方法から分かり得るように、第2の目標リセット制御領域が第1の目標リセット制御領域の両側の各々に配置される場合、第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、第1の目標リセット制御領域の長さより長く、第2の目標リセット制御領域に含まれる第2の文字列の長さは、第2の目標リセット制御領域の長さより長く、本実施形態において、目標処理は、第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行が第2の目標条件を満たすように、第1の文字列に対して実行され得る。
【0044】
任意選択的に、目標処理が実行された第1の文字列の長さがリセット制御領域の長さ以下である場合、目標処理が実行された第1の文字列は、リセット制御領域に中央揃えで表示される。
【0045】
さらに任意選択的に、目標処理が実行された第1の文字列の長さがリセット制御領域の長さより長い場合、目標処理が実行された第1の文字列は、リセット制御領域に改行方式で表示される。
【0046】
さらに任意選択的に、端末デバイスが、リセット制御領域における文字は、縮小された後でもリセット制御領域に一行では表示され得ないと判断した場合、端末デバイスは、リセット制御領域における文字を縮小し得ないが、当該文字を改行方式で直接表示する。
【0047】
本実施形態における方法において、従来技術における制御領域の長さは延ばされるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得る。加えて、あるリセット制御領域の左側および右側のリセット制御領域の両方が第1の条件を満たしている場合、当該リセット制御領域における文字列は、縮小され得る。従って、文字列が修正されない従来技術と比較して、本実施形態においては、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列の改行の回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0048】
本発明の実施形態の第1の態様に関し、本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装形態において、段階Dは、以下の段階を含む。
【0049】
段階D21.第1の目標リセット制御領域を決定する。
【0050】
本実施形態において、第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、第1の目標リセット制御領域の長さより長く、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第2の文字列の長さは、第2の長さより短く、第2の長さは、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さであり、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第3の文字列の長さは、第3の長さより長く、第3の長さは、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さである。
【0051】
段階D22.第1の文字列の一行表示領域を決定する。
【0052】
第1の文字列の一行表示領域は、第1の文字列の一行表示領域の長さが第1の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上となるように第1の目標リセット制御領域を第2の文字列に向かって拡張することにより配置される。
【0053】
段階D23。第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する。
【0054】
本実施形態における方法において、第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さは、第1の文字列の一行表示領域のリセット長さ以下であり得る。
【0055】
具体的には、第1の目標リセット制御領域は、アイコンを表示するために用いられる領域と、文字列を表示するために用いられる領域とを含み得る。第1の文字列の長さが第1の目標リセット制御領域の長さより長い場合、第1の目標リセット制御領域における両方の領域が、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上になるまで、第2の文字列に向かって拡張され得るか、または、文字列を第1の目標リセット制御領域に表示するために用いられる領域が、文字列を第1の文字列の一行表示領域に表示するために用いられる領域と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上になるまで、第2の文字列に向かって拡張され得る。
【0056】
具体的には、第1の文字列の一行表示領域を第2の文字列に向かって拡張するプロセスにおいて、第1の文字列の一行表示領域の長さが第1の文字列を表示する一行の長さ以上である場合、第1の文字列の一行表示領域は、もはや拡張されない。
【0057】
第1の文字列の一行表示領域を第2の文字列に向かって拡張するプロセスにおいて、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しい、および/または第1の文字列の一行表示領域の長さが第1の文字列を表示する一行の長さ以上である場合、第1の文字列の一行表示領域は、もはや第2の文字列に向かって拡張されない。
【0058】
本実施形態における第1の文字列を表示する具体的なプロセスは、
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さ以下であるかどうかを判断すること、および
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さ以下である場合、第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、一行という方式で表示すること、または
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さより長い場合、第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、改行方式で表示すること
である。
【0059】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは拡張されるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得、第1の目標リセット制御領域の一方の側が第1の条件を満たす場合、第1の目標リセット制御領域の他方の側は、第2の条件を満たす。第1の条件は、リセット制御領域における文字列の長さは、リセット制御領域のリセット長さより長い、ということであり、第2の条件は、リセット制御領域における文字列の長さは、リセット制御領域のリセット長さより短い、ということであり、第1の目標リセット制御領域における第1の文字列は、第2の条件を満たすリセット制御領域における第2の文字列に向かって拡張され得、第1の文字列と第2の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上であることが保証される。従って、文字列が修正されない従来技術と比較して、本実施形態においては、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列の改行の回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0060】
本発明の実施形態の第1の態様に関し、本発明の実施形態の第1の態様の第3の実装形態において、段階Dは、以下の段階を含む。
【0061】
段階D31。第1の目標リセット制御領域を決定する。
【0062】
第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、第1の目標リセット制御領域の長さより長く、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第2の文字列の長さは、第2の長さより短く、第2の長さは、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さであり、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第3の文字列の長さは、第3の長さより短く、第3の長さは、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さである。
【0063】
段階D32。第1の文字列の一行表示領域を決定する。
【0064】
第1の文字列の一行表示領域は、第1の文字列の一行表示領域の長さが第1の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の間隙および第1の文字列の一行表示領域と第3の文字列との間の間隙の両方が第2の予め設定された値以上となるように第1の目標リセット制御領域を第2の文字列および第3の文字列に向かって拡張することにより配置される。
【0065】
段階D33。第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する。
【0066】
本実施形態における方法において、第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さは、第1の文字列の一行表示領域の長さ以下であり得る。
【0067】
本実施形態において、第1の文字列は、中央揃え後、リセット制御領域において第2の文字列と第3の文字列とに向かって別々に移動し得る。
【0068】
本実施形態において、第1の文字列の一行表示領域を拡張する具体的なプロセスは、以下のとおりであり得る。
【0069】
具体的には、第1の文字列の一行表示領域を両側に向かって均一に拡張するプロセスにおいて、第1の文字列の一行表示領域の長さが第1の文字列を表示する一行の長さ以上である場合、第1の文字列の一行表示領域は、もはや両側に向かって拡張されない。
【0070】
第1の文字列の一行表示領域を第2の文字列および第3の文字列に向かって拡張するプロセスにおいて、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しく、かつ、第1の文字列の一行表示領域と第3の文字列との間の距離が第2の予め設定された値より長い場合、第1の文字列の一行表示領域は、もはや第2の文字列に向かって拡張されないが、第1の文字列の一行表示領域の長さが第1の文字列を表示する一行の長さ以上になり、および/または第1の文字列の一行表示領域805と第3の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しくなるまで、第3の文字列に向かって拡張される。
【0071】
第1の文字列の一行表示領域を第2の文字列および第3の文字列に向かって拡張するプロセスにおいて、第1の文字列の一行表示領域と第3の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しく、かつ、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値より長い場合、第1の文字列の一行表示領域は、もはや第3の文字列に向かって拡張されないが、第1の文字列の一行表示領域の長さが第1の文字列を表示する一行の長さ以上になり、および/または第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しくなるまで、第2の文字列に向かって拡張される。
【0072】
本実施形態における第1の文字列を表示する具体的なプロセスは、
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さ以下であるかどうかを判断すること、および
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さ以下である場合、第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、一行という方式で表示すること、または
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さより長い場合、第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、改行方式で表示すること
である。
【0073】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは拡張されるので、本実施形態における第1の目標リセット制御領域は、より長い文字列を表示し得、第1の位置に位置する第1の目標リセット制御領域の両側のリセット制御領域の両方が第2の条件を満たす場合、第1の目標リセット制御領域における第1の文字列は、第2の条件を満たすリセット制御領域において第2の文字列および第3の文字列に向かって拡張され得、第1の文字列と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となり、かつ、第1の文字列と第3の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となることが保証される。従って、文字列が修正されない従来技術と比較して、本実施形態においては、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列の改行の回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0074】
本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装形態または本発明の実施形態の第1の態様の第3の実装形態に関し、本発明の実施形態の第1の態様の第4の実装形態において、段階Dは、以下の段階をさらに含む。
【0075】
段階D41。第1の文字列に対して目標処理を実行する。
【0076】
目標処理は、文字列を縮小し、縮小された文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることである。
【0077】
段階D42。目標処理が実行された第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する。
【0078】
本実施形態において、第1の目標リセット制御領域における第1の文字列は、第1の目標リセット制御領域に一行で表示され得る文字の数が増やされ、第1の目標リセット制御領域に表示される第1の文字列の改行がさらに回避されるか、または、第1の目標リセット制御領域に表示される第1の文字列の行の数がさらに低減されることにより文字列を改行する回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善されるように縮小され得る。
【0079】
本発明の実施形態の第1の態様に関し、本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装形態において、段階Dは、以下の段階を含む。
【0080】
段階D51。第4の目標リセット制御領域を決定する。
【0081】
第4の目標リセット制御領域に含まれる第4の文字列の長さは、第4の目標リセット制御領域の長さより長く、第4の目標リセット制御領域は、表示画面の縁部と第5の目標リセット制御領域との間に位置し、第5の目標リセット制御領域に含まれる第5の文字列の長さは、第5の目標リセット制御領域の長さより長い。
【0082】
段階D52。第4の文字列の一行表示領域を決定する。
【0083】
第4の文字列の一行表示領域は、第4の文字列の一行表示領域の長さが第4の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、第4の文字列の一行表示領域と表示画面の縁部との間の間隙が第3の予め設定された値以上となるように第4の目標リセット制御領域を表示画面の縁部に向かって拡張することにより配置される。
【0084】
段階D53。第4の文字列を、第4の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する。
【0085】
本実施形態における方法において、第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さは、第4の文字列の一行表示領域の長さ以下であり得る。
【0086】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは拡張されるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得、本実施形態における第4の文字列は、第4の目標リセット制御領域に表示され得る文字列の長さがさらに増やされるように、表示画面の縁部に向かって拡張され得る。すなわち、本実施形態において、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列を改行する回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0087】
本発明の実施形態の第1の態様に関し、本発明の実施形態の第1の態様の第6の実装形態において、段階Dは、以下の段階を含む。
【0088】
段階D61。第4の目標リセット制御領域を決定する。
【0089】
第4の目標リセット制御領域に含まれる第4の文字列の長さは、第4の目標リセット制御領域の長さより長く、第4の目標リセット制御領域は、表示画面の縁部と第5の目標リセット制御領域との間に位置し、第5の目標リセット制御領域に含まれる第5の文字列の長さは、第5の目標リセット制御領域の長さより短い。
【0090】
段階D62。第4の文字列の一行表示領域を決定する。
【0091】
第4の文字列の一行表示領域は、第4の文字列の一行表示領域の長さが第4の目標リセット制御領域のリセット長さより長く、第4の文字列の一行表示領域と表示画面の縁部との間の間隙が第3の予め設定された値以上となるように、かつ、第4の文字列と第5の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上となるように第4の目標リセット制御領域を表示画面の縁部および第5の文字列に向かって拡張することにより配置される。
【0092】
段階D63。第4の文字列を、第4の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する。
【0093】
本実施形態における方法において、第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さは、第4の文字列の一行表示領域の長さ以下であり得る。
【0094】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは拡張されるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得、本実施形態における第4の文字列は、第4の目標リセット制御領域に表示され得る文字列の長さがさらに増やされるように、表示画面の縁部および第5の文字列に向かって拡張され得る。すなわち、本実施形態において、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列を改行する回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0095】
本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装形態または本発明の実施形態の第1の態様の第6の実装形態に関し、本発明の実施形態の第1の態様の第7の実装形態において、段階Dは、以下の段階を含む。
【0096】
段階D71。第4の文字列に対して目標処理を実行する。
【0097】
目標処理は、文字列を縮小し、縮小された文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることである。
【0098】
段階D72。目標処理が実行された第4の文字列を、第4の目標リセット制御領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する。
【0099】
本実施形態における方法において、第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さは、第4の目標リセット制御領域のリセット長さ以下である。
【0100】
本実施形態において、第4の目標リセット制御領域における第4の文字列は、第4の目標リセット制御領域に一行で表示され得る文字の数が増やされ、第4の目標リセット制御領域に表示される第4の文字列の改行がさらに回避されるか、または、第4の目標リセット制御領域に表示される第4の文字列の行の数がさらに低減されることにより文字列を改行する回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善されるように縮小され得る。
【0101】
本発明の実施形態の第2の態様は、受信ユニット、第1の表示ユニットおよび第2の表示ユニットを含む端末デバイスを提供する。
【0102】
受信ユニットは、制御情報を受信するように構成される。制御情報は、少なくとも2つの制御領域を処理して、第1の目標条件を満たす少なくとも2つのリセット制御領域を形成するよう端末デバイスに命令するために用いられ、第1の間隙が、表示画面の横方向における少なくとも2つの制御領域のうちの任意の2つの隣接する制御領域の間に配置され、第1の目標条件は、表示画面の横方向における少なくとも2つのリセット制御領域のうちの任意の2つの隣接するリセット制御領域が接続されている、ということである。
【0103】
本実施形態において提供される受信ユニットは、本発明の実施形態の第1の態様における段階A0または段階A1を実行するように構成され、かつ、段階Bを実行するように構成されことが明確になるはずである。
【0104】
段階A0または段階A1を実行し、段階Bを実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様を参照されたい。詳細は、本実施形態において改めて説明されない。
【0105】
第1の表示ユニットは、制御情報に基づいて、少なくとも2つのリセット制御領域を表示画面上に表示するように構成される。
【0106】
本実施形態における第1の表示ユニットは、本発明の実施形態の第1の態様における段階Cを実行するように構成される。段階Cを実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0107】
第2の表示ユニットは、文字列を少なくとも2つのリセット制御領域のいずれか1つに表示するように構成される。
【0108】
本実施形態における第2の表示ユニットは、本発明の実施形態の第1の態様における段階Dを実行するように構成される。段階Dを実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0109】
本実施形態において、制御領域は、リセット制御領域を形成するために処理され、表示画面の横方向において、リセット制御領域の長さは、制御領域の長さより長いので、リセット制御領域に表示され得る文字列の長さは、制御領域に表示され得る文字列の長さより長い。従って、本実施形態において、文字列は、制御領域に表示される文字列の行の数が効果的に低減され得ることにより、ユーザがリセット制御領域に表示される文字列を読み取る効率が改善されるように、リセット制御領域に表示される。
【0110】
本発明の実施形態の第2の態様に関し、本発明の実施形態の第2の態様の第1の実装形態において、第2の表示ユニットは、第1の決定モジュールおよび第1の表示モジュールを含む。
【0111】
第1の決定モジュールは、少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定するように構成される。第2の目標リセット制御領域は、第1の目標リセット制御領域の両側の各々に配置され、第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、第1の目標リセット制御領域の長さより長く、第2の目標リセット制御領域に含まれる第2の文字列の長さは、第2の目標リセット制御領域の長さより長い。
【0112】
本実施形態における第1の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第1の実装形態における段階D11を実行するように構成される。段階D11を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0113】
第1の表示モジュールは、第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行が第2の目標条件を満たすように、目標処理が実行された第1の文字列を、第1の目標リセット制御領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される。目標処理は、文字列を縮小し、縮小された文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることであり、第2の目標条件は、目標処理が実行された第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さは、第1の目標リセット制御領域のリセット長さ以下であり、かつ、第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行と第2の文字列との間の間隙は、第2の予め設定された値以上である、ということである。
【0114】
本実施形態における第1の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第1の実装形態における段階D12および段階D13を実行するように構成される。段階D12および段階D13を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0115】
本実施形態における端末デバイスにおいて、従来技術における制御領域の長さは拡張されるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得る。加えて、リセット制御領域の左側および右側のリセット制御領域の両方が第1の条件を満たしている場合、当該リセット制御領域における文字列は、縮小され得る。従って、文字列が修正されない従来技術と比較して、本実施形態においては、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列の改行の回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0116】
本発明の実施形態の第2の態様に関し、本発明の実施形態の第2の態様の第2の実装形態において、第2の表示ユニットは、第2の決定モジュール、第3の決定モジュールおよび第2の表示モジュールを含む。
【0117】
第2の決定モジュールは、少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定するように構成される。第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、第1の目標リセット制御領域の長さより長く、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第2の文字列の長さは、第2の長さより短く、第2の長さは、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さであり、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第3の文字列の長さは、第3の長さより長く、第3の長さは、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さである。
【0118】
本実施形態における第2の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装形態における段階D21を実行するように構成される。段階D21を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0119】
第3の決定モジュールは、第1の文字列の一行表示領域を決定するように構成される。第1の文字列の一行表示領域は、第1の文字列の一行表示領域の長さが第1の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上となるように第1の目標リセット制御領域を第2の文字列に向かって拡張することにより配置される。
【0120】
本実施形態における第3の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装形態における段階D31を実行するように構成される。段階D31を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0121】
第2の表示モジュールは、第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが第1の文字列の一行表示領域のリセット長さ以下となるように、第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される。
【0122】
本実施形態における第2の表示モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装形態における段階D23を実行するように構成される。段階D23を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0123】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは拡張されるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得、第1の目標リセット制御領域の一方の側が第1の条件を満たす場合、第1の目標リセット制御領域の他方の側は、第2の条件を満たす。第1の条件は、リセット制御領域における文字列の長さは、リセット制御領域のリセット長さより長い、ということであり、第2の条件は、リセット制御領域における文字列の長さは、リセット制御領域のリセット長さより短い、ということであり、第1の目標リセット制御領域における第1の文字列は、第2の条件を満たすリセット制御領域における第2の文字列に向かって拡張され得、第1の文字列と第2の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上であることが保証される。従って、文字列が修正されない従来技術と比較して、本実施形態においては、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列の改行の回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0124】
本発明の実施形態の第2の態様に関し、本発明の実施形態の第2の態様の第3の実装形態において、第2の表示ユニットは、第4の決定モジュール、第5の決定モジュールおよび第3の表示モジュールを含む。
【0125】
第4の決定モジュールは、少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定するように構成される。第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、第1の目標リセット制御領域の長さより長く、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第2の文字列の長さは、第2の長さより短く、第2の長さは、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さであり、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第3の文字列の長さは、第3の長さより短く、第3の長さは、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さである。
【0126】
本実施形態における第4の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第3の実装形態における段階D31を実行するように構成される。段階D31を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第3の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0127】
第5の決定モジュールは、第1の文字列の一行表示領域を決定するように構成される。第1の文字列の一行表示領域は、第1の文字列の一行表示領域の長さが第1の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の間隙および第1の文字列の一行表示領域と第3の文字列との間の間隙の両方が第2の予め設定された値以上となるように第1の目標リセット制御領域を第2の文字列および第3の文字列に向かって拡張することにより配置される。
【0128】
本実施形態における第4の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第3の実装形態における段階D32を実行するように構成される。段階D32を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第3の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0129】
第3の表示モジュールは、第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが第1の文字列の一行表示領域のリセット長さ以下となるように、第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される。
【0130】
本実施形態における第4の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第3の実装形態における段階D33を実行するように構成される。段階D33を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第3の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0131】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは拡張されるので、本実施形態における第1の目標リセット制御領域は、より長い文字列を表示し得、第1の位置に位置する第1の目標リセット制御領域の両側のリセット制御領域の両方が第2の条件を満たす場合、第1の目標リセット制御領域における第1の文字列は、第2の条件を満たすリセット制御領域において第2の文字列および第3の文字列に向かって拡張され得、第1の文字列と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となり、かつ、第1の文字列と第3の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となることが保証される。従って、文字列が修正されない従来技術と比較して、本実施形態においては、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列の改行の回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0132】
本発明の実施形態の第2の態様の第2の実装形態または本発明の実施形態の第2の態様の第3の実装形態に関し、本発明の実施形態の第2の態様の第4の実装形態において、第2の表示ユニットは、
目標処理が実行された第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第4の表示モジュール
を含み、
目標処理は、文字列を縮小し、縮小された文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることである。
【0133】
本実施形態における第4の表示モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第4の実装形態における段階D41および段階D42を実行するように構成される。段階D41および段階D42を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第4の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0134】
本発明の実施形態の第2の態様に関し、本発明の実施形態の第2の態様の第5の実装形態において、第2の表示ユニットは、第6の決定モジュール、第7の決定モジュールおよび第5の表示モジュールを含む。
【0135】
第6の決定モジュールは、少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第4の目標リセット制御領域を決定するように構成される。第4の目標リセット制御領域に含まれる第4の文字列の長さは、第4の目標リセット制御領域の長さより長く、第4の目標リセット制御領域は、表示画面の縁部と第5の目標リセット制御領域との間に位置し、第5の目標リセット制御領域に含まれる第5の文字列の長さは、第5の目標リセット制御領域の長さより長い。
【0136】
本実施形態における第6の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装形態における段階D51を実行するように構成される。段階D51を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0137】
第7の決定モジュールは、第4の文字列の一行表示領域を決定するように構成される。第4の文字列の一行表示領域は、第4の文字列の一行表示領域の長さが第4の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、第4の文字列の一行表示領域と表示画面の縁部との間の間隙が第3の予め設定された値以上となるように第4の目標リセット制御領域を表示画面の縁部に向かって拡張することにより配置される。
【0138】
本実施形態における第6の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装形態における段階D52を実行するように構成される。段階D52を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0139】
第5の表示モジュールは、第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが第4の文字列の一行表示領域のリセット長さ以下となるように、第4の文字列を、第4の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される。
【0140】
本実施形態における第6の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装形態における段階D53を実行するように構成される。段階D53を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0141】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは拡張されるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得、本実施形態における第4の文字列は、第4の目標リセット制御領域に表示され得る文字列の長さがさらに増やされるように、表示画面の縁部に向かって拡張され得る。すなわち、本実施形態において、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列を改行する回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0142】
本発明の実施形態の第2の態様に関し、本発明の実施形態の第2の態様の第6の実装形態において、第2の表示ユニットは、第8の決定モジュール、第9の決定モジュールおよび第6の表示モジュールを含む。
【0143】
第8の決定モジュールは、少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第4の目標リセット制御領域を決定するように構成される。第4の目標リセット制御領域に含まれる第4の文字列の長さは、第4の目標リセット制御領域の長さより長く、第4の目標リセット制御領域は、表示画面の縁部と第5の目標リセット制御領域との間に位置し、第5の目標リセット制御領域に含まれる第5の文字列の長さは、第5の目標リセット制御領域の長さより短い。
【0144】
本実施形態における第8の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第6の実装形態における段階D61を実行するように構成される。段階D61を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第6の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0145】
第9の決定モジュールは、第4の文字列の一行表示領域を決定するように構成される。第4の文字列の一行表示領域は、第4の文字列の一行表示領域の長さが第4の目標リセット制御領域のリセット長さより長く、第4の文字列の一行表示領域と表示画面の縁部との間の間隙が第3の予め設定された値以上となるように、かつ、第4の文字列と第5の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上となるように第4の目標リセット制御領域を表示画面の縁部および第5の文字列に向かって拡張することにより配置される。
【0146】
本実施形態における第9の決定モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第6の実装形態における段階D62を実行するように構成される。段階D62を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第6の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0147】
第6の表示モジュールは、第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが第4の文字列の一行表示領域のリセット長さ以下となるように、第4の文字列を、第4の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される。
【0148】
本実施形態における第6の表示モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第6の実装形態における段階D63を実行するように構成される。段階D63を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第6の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0149】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは拡張されるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得、本実施形態における第4の文字列は、第4の目標リセット制御領域に表示され得る文字列の長さがさらに増やされるように、表示画面の縁部および第5の文字列に向かって拡張され得る。すなわち、本実施形態において、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列を改行する回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0150】
本発明の実施形態の第2の態様の第5の実装形態または本発明の実施形態の第2の態様の第6の実装形態に関し、本発明の実施形態の第2の態様の第7の実装形態において、第2の表示ユニットは、
第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが第4の目標リセット制御領域のリセット長さ以下となるように、目標処理が実行された第4の文字列を、第4の目標リセット制御領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第7の表示モジュールであって、目標処理は、文字列を縮小し、縮小された文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることである、第7の表示モジュール
を含む。
【0151】
本実施形態における第7の表示モジュールは、本発明の実施形態の第1の態様の第7の実装形態における段階D71および段階D72を実行するように構成される。段階D71および段階D72を実行する具体的なプロセスについては、本発明の実施形態の第1の態様の第7の実装形態を参照されたい。詳細は、本発明の本実施形態において改めて説明されない。
【0152】
本実施形態において、第4の目標リセット制御領域における第4の文字列は、第4の目標リセット制御領域に一行で表示され得る文字の数が増やされ、第4の目標リセット制御領域に表示される第4の文字列の改行がさらに回避されるか、または、第4の目標リセット制御領域に表示される第4の文字列の行の数がさらに低減されることにより文字列を改行する回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善されるように縮小され得る。
【0153】
本発明の実施形態の第3の態様は、
端末デバイスであって、
1または複数のプロセッサと、
メモリと、
バスシステムと、
1または複数のプログラムと
を含み、
プロセッサおよびメモリは、バスシステムを用いて接続され、
1または複数のプログラムは、メモリに記憶され、命令を含み、
命令が端末デバイスにより実行された場合、端末デバイスは、本発明の実施形態の第1の態様または本発明の実施形態の第1の態様の第1の実装形態から第7の実装形態のいずれか1つにおいて説明される方法を実行する、
端末デバイス
を提供する。
【0154】
本発明の実施形態の第4の態様は、
1または複数のプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、
1または複数のプログラムは、命令を含み、
命令が端末デバイスにより実行された場合、端末デバイスは、本発明の実施形態の第1の態様または本発明の実施形態の第1の態様の第1の実装形態から第7の実装形態のいずれか1つにおいて説明される方法を実行する、
コンピュータ可読記憶媒体
を提供する。
【0155】
本発明の実施形態において提供される文字列表示方法および端末デバイスにおいて、制御領域は、リセット制御領域を形成するよう実施形態における方法を用いて処理され、リセット制御領域の長さは、リセット制御領域に表示され得る文字列の長さが制御領域に表示され得る文字列の長さより長くなるように、表示画面の横方向における制御領域の長さより長い。従って、実施形態において、文字列は、制御領域に表示される文字列の行の数が効果的に低減され得ることにより、ユーザがリセット制御領域に表示される文字列を読み取る効率が改善されるように、リセット制御領域に表示される。
【図面の簡単な説明】
【0156】
図1】従来技術における端末デバイスの表示画面が複数の制御領域を表示する実施形態の表示効果の模式図である。
【0157】
図2】本発明による端末デバイスの実施形態の模式構造図である。
【0158】
図3】本発明による文字列を制御領域に表示する実施形態の段階のフローチャートである。
【0159】
図4】本発明による端末デバイス上に表示されるサブ領域の実施形態の模式構造図である。
【0160】
図5】本発明による端末デバイス上に表示されるサブ領域の別の実施形態の模式構造図である。
【0161】
図6】本発明による端末デバイスが文字列を制御領域に表示する実施形態の模式図である。
【0162】
図7】本発明による端末デバイスが文字列を制御領域に表示する別の実施形態の模式図である。
【0163】
図8】本発明による端末デバイスが文字列を制御領域に表示する別の実施形態の模式図である。
【0164】
図9】本発明による端末デバイスが文字列を制御領域に表示する別の実施形態の模式図である。
【0165】
図10】本発明による端末デバイスが文字列を制御領域に表示する別の実施形態の模式図である。
【0166】
図11】本発明による端末デバイスのホーム画面が中国語動作環境にある例の図である。
【0167】
図12】本発明による端末デバイスのホーム画面がロシア語動作環境にある例の図である。
【0168】
図13】本発明による端末デバイスのホーム画面がロシア語動作環境にある例の図である。
【0169】
図14】本発明による端末デバイスにおける連絡アプリケーションが英語動作環境にある例の図である。
【0170】
図15】本発明による端末デバイスにおける連絡アプリケーションがポルトガル語動作環境にある例の図である。
【0171】
図16】本発明による端末デバイスにおける連絡アプリケーションがポルトガル語動作環境にある例の図である。
【0172】
図17】本発明による端末デバイスにおけるニュースアプリケーションが中国語動作環境にある例の図である。
【0173】
図18】本発明による端末デバイスにおけるニュースアプリケーションがスペイン語動作環境にある例の図である。
【0174】
図19】本発明による端末デバイスにおけるニュースアプリケーションがスペイン語動作環境に適用される例の図である。
【0175】
図20】本発明による端末デバイスがホーム画面を表示する実施形態の模式図である。
【0176】
図21】本発明による端末デバイスがアプリケーションのレベル1インタフェースを表示する実施形態の模式図である。
【0177】
図22】本発明による端末デバイスがアプリケーションのレベル1インタフェースを表示する別の実施形態の模式図である。
【0178】
図23】本発明による端末デバイスの別の実施形態の模式構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0179】
本発明の実施形態は、端末デバイスに基づく文字列表示方法を提供する。以下では、図2を参照して、本発明の実施形態における文字列表示方法を実行し得る端末デバイスの具体的な構造を説明する。
【0180】
以下では、図2を参照して、実施形態における端末デバイスの具体的な構造を説明する。図2は、本発明による端末デバイスの実施形態の模式構造図である。
【0181】
端末デバイスは、入力ユニット205、プロセッサ203、出力ユニット201、通信ユニット207、メモリ204および無線周波数回路208などのコンポーネントを含む。
【0182】
これらのコンポーネントは、1または複数のバスを用いて通信を実行する。当業者であれば、図2に示される端末デバイスの構造は、本発明の限定を構成せず、バス形式構造またはスター形式構造であり得ること、および、端末デバイスが図に示されるものより多いかまたはより少ないコンポーネントをさらに含み得るか、いくつかのコンポーネントが組み合わされ得るか、または異なるコンポーネントレイアウトが用いられ得ることを理解し得る。
【0183】
本発明の実装形態において、端末デバイスは、限定されるものではないが、スマートフォン、モバイルコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)およびメディアプレーヤを含む任意のモバイルまたはポータブル電子デバイスであり得る。
【0184】
端末デバイスは、以下のコンポーネントを含む。
【0185】
出力ユニット201は、表示対象画像を出力するように構成される。
【0186】
具体的には、出力ユニット201は、限定されるものではないが、画像出力ユニット2011および音声出力ユニット2012を含む。
【0187】
画像出力ユニット2011は、テキスト、ピクチャおよび/またはビデオを出力するように構成される。画像出力ユニット2011は、表示パネル、例えば、液晶ディスプレイ(英文全表記:Liquid Crystal Display、英文頭字語:LCD)、有機発光ダイオード(英文全表記:Organic Light−Emitting Diode、英文頭字語:OLED)または電界放出ディスプレイ(英文全表記:field emission display、英文頭字語:FED)の形態で構成される表示パネルを含み得る。代替的に、画像出力ユニット2011は、反射型ディスプレイ、例えば、電気泳動(electrophoretic)ディスプレイまたは光の干渉変調(英文全表記:光干渉変調技術)を用いるディスプレイを含み得る。
【0188】
画像出力ユニット2011は、単一のディスプレイまたは異なるサイズを有する複数のディスプレイを含み得る。本発明の具体的な実装形態において、タッチスクリーンも出力ユニット201の表示パネルとして用いられ得る。
【0189】
例えば、タッチスクリーンは、タッチスクリーン上でのタッチ操作または同様のジェスチャ操作を検出した後、タッチイベントのタイプを決定するために、タッチ操作またはジェスチャ操作をプロセッサ203へ伝達する。その後、プロセッサ203は、タッチイベントのタイプに基づいて、対応する視覚的出力を表示パネル上に提供する。図2において、入力ユニット205および出力ユニット201は、端末デバイスの入出力機能を実装するための2つの独立のコンポーネントとして用いられているが、いくつかの実施形態において、タッチスクリーンおよび表示パネルは、端末デバイスの入出力機能を実装するために統合され得る。例えば、画像出力ユニット2011は、ユーザがタッチ制御方式で操作を実行するように、様々なグラフィカルユーザインタフェース(英文全表記:Graphical User Interface、英文頭字語:GUI)を、限定されるものではないが、ウィンドウ、スクロールバー、アイコンおよびクリップボードを含む仮想制御コンポーネントとして表示し得る。
【0190】
本発明の具体的な実装形態において、画像出力ユニット2011は、プロセッサ203によるビデオ出力をフィルタリングおよび増幅ように構成されるフィルタおよび増幅器を含む。音声出力ユニット2012は、プロセッサ203によるオーディオ信号出力をデジタル形式からアナログ形式へ変換するように構成されるデジタル/アナログコンバータを含む。
【0191】
プロセッサ203は、対応するコードを実行し、受信した情報を処理することで、対応するインタフェースを生成および出力するように構成される。
【0192】
具体的には、プロセッサ203は、端末デバイスの制御センターであり、様々なインタフェースおよびラインを用いて端末デバイス全体の部分に接続される。メモリに記憶されたソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを動作させるかまたは実行すること、およびメモリに記憶されたデータを呼び出すことにより、プロセッサ203は、端末デバイスの様々な機能を実行し、および/またはデータを処理する。プロセッサ203は、集積回路(英文全表記:Integrated Circuit、英文頭字語:IC)、例えば、シングルパッケージICにより形成され得るか、または同じ機能または異なる機能を有する複数のパッケージICを接続することにより形成され得る。
【0193】
例えば、プロセッサ203は、中央処理装置(英文全表記:Central Processing unit、英文頭字語:CPU)のみを含み得るか、またはグラフィックス処理ユニット(英文全表記:Graphics Processing Unit、英文頭字語:GPU)と、デジタル信号プロセッサ(英文全表記:デジタル信号プロセッサ、英文頭字語:DSP)と、通信ユニットにおける制御チップ(例えば、ベースバンドチップ)との組み合わせであり得る。本発明の実装形態において、CPUは、単一のコンピューティングコアであり得るか、または複数のコンピューティングコアを含み得る。
【0194】
メモリ204は、コードおよびデータを記憶するように構成される。コードは、プロセッサ203により実行される。
【0195】
具体的には、メモリ204は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するように構成され得、プロセッサ203は、端末デバイスの様々な機能アプリケーションを実行し、データ処理を実行するために、メモリ204に記憶されたソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行する。メモリ204は主に、プログラム記憶エリアおよびデータ記憶エリアを含む。プログラム記憶エリアは、オペレーティングシステムと、音声再生プログラムおよび画像再生プログラム等などの少なくとも1つの機能により必要とされるアプリケーションとを記憶し得る。データ記憶エリアは、端末デバイスの使用に基づいて作成されるデータ(オーディオデータなど)および電話帳等を記憶し得る。
【0196】
本発明の具体的な実装形態において、メモリ204は、揮発性メモリ、例えば、不揮発性ダイナミックランダムアクセスメモリ(英文全表記:Nonvolatile Random Access Memory、英文頭字語:NVRAM)、位相変化ランダムアクセスメモリ(英文全表記:Phase Change RAM、英文頭字語:PRAM)または磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(英文全表記:Magetoresistive RAM、英文頭字語:MRAM)を含み得るか、または不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(英文全表記:Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory、英文頭字語:EEPROM)、またはNORフラッシュメモリ(英文全表記:NOR flash memory)もしくはNANDフラッシュメモリ(英文全表記:NAND flash memory)などのフラッシュメモリコンポーネントを含み得る。
【0197】
不揮発性メモリは、プロセッサ203により実行されるオペレーティングシステムおよびアプリケーションを記憶する。プロセッサ203は、不揮発性メモリからメモリへと実行プログラムおよびデータをロードし、デジタルコンテンツを大容量記憶装置に記憶する。オペレーティングシステムは、メモリの管理、記憶装置デバイスの制御および電力管理などのルーティンシステムタスクを制御および管理するように構成される様々なコンポーネントおよび/またはドライブを含み、ハードウェアコンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの間の通信を容易にする。
【0198】
本発明の実装形態において、オペレーティングシステムは、Google Inc.のAndroid(登録商標)オペレーティングシステム、Apple Inc.により開発されたiOSシステム、Microsoft Corporationにより開発されたWindows(登録商標)オペレーティングシステム等、またはVxWorksなどの埋め込みオペレーティングシステムであり得る。
【0199】
アプリケーションは端末デバイスにインストールされる任意のアプリケーションを含むと共に、ブラウザ、電子メール、インスタントメッセージングサービス、テキスト処理、キーボード仮想化、ウィンドウウィジェット(Widget)、暗号化、デジタル著作権管理、音声認識、音声複製、測位(例えば、全地球測位システムにより提供される機能)および音楽再生を含むがこれらに限定されない。
【0200】
入力ユニット205は、ユーザと端末デバイスとの間のインタラクションを実行するように構成され、および/または情報を端末デバイスへ入力するように構成される。
【0201】
例えば、入力ユニット205は、ユーザ設定または機能制御に関連して入力される信号を生成するために、ユーザにより入力される数字情報または文字情報を受信し得る。本発明の具体的な実装形態において、入力ユニット205は、タッチスクリーンであり得るか、または実在的な入力キーまたはマイクなどの別のヒューマンコンピュータインタラクションインタフェースであり得るか、または別の外部の情報取込装置、例えば、カメラであり得る。
【0202】
本発明の本実施形態におけるタッチスクリーンは、タッチスクリーン上でのユーザのタッチ操作または同様の操作アクション、例えば、タッチスクリーン上またはタッチスクリーンの近くの位置でユーザにより指またはスタイラスなどの任意の適切な物体またはアクセサリを用いて実行される操作アクションを収集し、予め設定されたプログラムに基づいて、対応する接続装置を駆動する。任意選択的に、タッチスクリーンは、タッチ検出装置およびタッチコントローラという2つの部分を含み得る。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ操作を検出して、検出したタッチ操作を電気信号へ変換し、電気信号をタッチコントローラへ送信する。タッチコントローラは、タッチ検出装置から電気信号を受信し、電気信号を接触点の座標へ変換し、座標をプロセッサ203へ送信する。
【0203】
タッチコントローラはさらに、プロセッサ203により送信されるコマンドを受信し、コマンドを実行し得る。加えて、タッチスクリーンは、抵抗タイプ、静電容量タイプ、赤外線タイプまたは表面音波タイプなど、複数のタイプで実装され得る。
【0204】
本発明の別の実装形態において、入力ユニット205により用いられる実在的な入力キーは、物理キーボード、機能キー(音量調節キーまたはオン/オフキーなど)、トラックボール、マウスまたはジョイスティックの1または複数を含み得るが、これらに限定されない。マイク形式の入力ユニット205は、ユーザによる、または環境からの音声入力を収集し、この音声を、電気信号形式であり、プロセッサ203により実行され得るコマンドへ変換し得る。
【0205】
本発明のいくつかの他の実装形態において、入力ユニット205は、力、トルク、圧力、応力、位置、変位、速度、加速度、角度、角速度、回転、回転速度および動作状態が変わる時刻などの物理量を電気量へ変換して検出および制御を実行するために、例えば、ホール素子といった、端末デバイスの物理量を検出するように構成される様々なセンシングコンポーネントであり得る。他のセンシングコンポーネントは、重力センサ、三軸加速度計、ジャイロスコープ、電子コンパス、周辺光センサ、近接センサ、温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、心拍センサ、指紋センサ等を含み得る。
【0206】
通信ユニット207は、端末デバイスが通信チャネルを用いてリモートサーバに接続し、リモートサーバからメディアデータをダウンロードするように通信チャネルを確立するように構成される。通信ユニット207は、無線ローカルエリアネットワーク(英文全表記:Wireless Local Area Network、英文頭字語:無線LAN)モジュール、Bluetooth(登録商標)モジュールまたはベースバンドモジュールなどの通信モジュールと、通信モジュールに対応する無線周波数(英文全表記:Radio Frequency、英文頭字語:RF)回路とを含み得、無線ローカルエリアネットワーク通信、Bluetooth(登録商標)通信、赤外線通信、および/または、例えば、広帯域符号分割多重アクセス(英文全表記:Wideband Code Division Multiple Access、英文頭字語:W−CDMA)および/または高速ダウンリンクパケットアクセス(英文全表記:High Speed Downlink Packet Access、英文頭字語:HSDPA)といった、セルラ通信システムの通信を実行するように構成される。通信モジュールは、端末デバイスのコンポーネントの通信を制御するように構成され、ダイレクトメモリアクセスをサポートし得る。
【0207】
本発明の異なる実装形態において、通信ユニット207における通信モジュールは、集積回路チップ(英文全表記:Integrated Circuit Chip)の形態で通常は見受けられ、選択的に組み合わされ得、全ての通信モジュールおよび対応するアンテナグループを含む必要がない。例えば、通信ユニット207は、セルラ通信システムの通信機能を提供するために、ベースバンドチップ、無線周波数チップおよび対応するアンテナのみを含むことがある。端末デバイスは、通信ユニット207により確立される無線通信接続、例えば、無線ローカルエリアネットワークアクセスまたはWCDMA(登録商標)アクセスを用いて、セルラネットワーク(英文全表記:Cellular Network)またはインターネットに接続され得る。本発明のいくつかの任意の実装形態において、通信ユニット207における通信モジュール、例えば、ベースバンドモジュールは、プロセッサ203へ統合され得る。プロセッサ203は典型的には、例えば、クアルコム(Qualcomm)Inc.により提供されているシリーズプラットフォームであるAPQ+MDMである。
【0208】
無線周波数回路208は、情報の受信処理および送信処理中または通話中に信号を受信および送信するように構成される。例えば、基地局のダウンリンク情報が受信された後、ダウンリンク情報は、処理のためにプロセッサ203へ送信される。加えて、設計されたアップリンクデータが基地局へ送信される。通常、無線周波数回路208は、これらの機能を実行するために、限定されるものではないが、アンテナシステム、無線周波数トランシーバ、1または複数の増幅器、チューナ、1または複数の発振器、デジタル信号プロセッサ、コーデック(Codec)チップセット、加入者識別モジュール(SIM)カードおよびメモリを含む既知の回路を含む。加えて、無線周波数回路208は、無線通信を用いて、ネットワークおよび別のデバイスとも通信し得る。
【0209】
無線通信は、限定されるものではないが、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(英文全表記:Global System of Mobile communication、英文頭字語:GSM(登録商標))、汎用パケット無線サービス(英文全表記:General Packet Radio Service、英文頭字語:GPRS)、符号分割多重アクセス(英文全表記:Code Division Multiple Access、英文頭字語:CDMA)、広帯域符号分割多重アクセス(英文全表記:Wideband Code Division Multiple Access、英文頭字語:WCDMA(登録商標))、高速アップリンクパケットアクセス(英文全表記:High Speed Uplink Packet Access、英文頭字語:HSUPA)、ロングタームエボリューション(英文全表記:Long Term Evolution、英文頭字語:LTE)、電子メールおよびショートメッセージングサービス(英文全表記:Short Messaging Service、英文頭字語:SMS)を含む任意の通信規格または通信プロトコルを用い得る。
【0210】
電源209は、端末デバイスの操作を維持するために、端末デバイスの異なるコンポーネントへ電力を供給するように構成される。一般的な理解では、電源209は、一般的なリチウムイオンバッテリまたはNiMHバッテリなどの内蔵型バッテリであり得るか、または外部電源、例えば、端末デバイスへ電力を直接供給するACアダプタを含み得る。本発明のいくつかの実装形態において、電源209は、より広い定義を有し得、例えば、電力管理システム、充電システム、電力異常検出回路、電力コンバータまたはインバータ、電力状態表示器(例えば、発光ダイオード)、および端末デバイス用の電気エネルギーの生成、管理および分配に関連する任意の他のコンポーネントも含み得る。
【0211】
以下では、図3を参照して、本発明の実施形態において提供される文字列表示方法を説明する。図3は、本発明による文字列を制御領域に表示する実施形態における段階のフローチャートである。
【0212】
本発明の実施形態をより良く理解するために、以下ではまず、本実施形態における制御領域を説明する。
【0213】
具体的には、端末デバイスは、予め設定された座標範囲を予め設定し得、予め設定された座標範囲の各々は、制御領域が、当該制御領域に対応する予め設定された座標範囲に表示されるように、各制御領域に対応する。分かり得るように、本実施形態において、端末デバイスは、予め設定された座標範囲を用いて、表示画面上での制御領域の表示位置および表示範囲を設定する。
【0214】
具体的には、本実施形態において提供される制御領域は、端末デバイスの表示画面上に表示されるべく用いられる文字列を含む。
【0215】
予め設定された制御領域の各々のサイズは、本実施形態において限定されず、各制御領域に含まれるコンテンツは、本実施形態において限定されない。
【0216】
任意選択的に、制御領域は、ユーザによる操作イベント入力に応答するように構成されるアイコンおよび/または仮想ボタンを含み得る。
【0217】
端末デバイスの表示画面上に表示される制御領域の数は、本実施形態において限定されない。
【0218】
以下では、端末デバイスの異なる使用シナリオにおける制御領域の適用シナリオを説明する。
【0219】
まず、図20を参照すると、端末デバイスがホーム画面を表示するシナリオにおいて、端末デバイスの表示画面は、複数の制御領域2000を表示し、アプリケーションのアイコンと、アプリケーションに対応するアプリケーション名とが各制御領域2000に配置され、第1の間隙2001が、端末デバイスの表示画面の横方向において、任意の2つの隣接する制御領域の間に配置される。例えば、図20において、第1の間隙2001が、Baidu Musicのアイコンを表示するために用いられる制御領域と、Sina Weiboのアイコンを表示するために用いられる制御領域との間に配置される。制御領域2000の具体的な数および第1の間隙のサイズは、本実施形態において限定されない。
【0220】
別の適用シナリオが図21に示される。この適用シナリオにおいて、制御領域は、アプリケーションインタフェース上に表示される。アプリケーションインタフェースは、本実施形態において限定されない。例えば、アプリケーションインタフェースは、アプリケーションのレベル1インタフェースまたはレベル2インタフェースであり得る。
【0221】
この適用シナリオにおいて、Baidu Mobileのレベル1アプリケーションインタフェースが、例として用いられる。本実施形態におけるアプリケーションの例は、任意の例であって限定されないことが明確になるはずである。
【0222】
図21に示されるように、Baidu Mobileというアプリケーションのレベル1インタフェースは、複数の制御領域2100を表示し、仮想ボタン2101が各制御領域2100に配置される。仮想ボタン2101は、ユーザによるタッチ命令入力を受信するように構成され、端末デバイスは、ユーザにより入力されたタッチ命令を受信した後、仮想ボタンに対応するアプリケーションインタフェースへジャンプするようアプリケーションのインタフェースを制御する。
【0223】
例えば、図21において、「マップ」という仮想ボタンが、ユーザにより入力されたタッチ命令を受信した場合、端末デバイスは、レベル1インタフェースから、マップ機能を実装するために用いられるインタフェースへジャンプするよう、Baidu Mobileを制御する。
【0224】
本実施形態において、第1の間隙2102が、端末デバイスの表示画面の横方向において、任意の2つの隣接する制御領域の間に配置される。例えば、図21において、第1の間隙2102が、「ビデオ」という仮想ボタンを表示するために用いられる制御領域と、「アイコン」という仮想ボタンを表示するために用いられる制御領域との間に配置される。制御領域2100の具体的な数および第1の間隙のサイズは、本実施形態において限定されない。
【0225】
別の適用シナリオが図22に示される。この適用シナリオにおいて、制御領域は、メニューオプションを表示するために用いられ、各メニューオプションは、メニューオプションに対応する機能を実行するよう端末デバイスを制御するために用いられる。本実施形態におけるメニューオプションの機能は、任意の例であって限定されないことが明確になるはずである。別の適用シナリオにおいて、メニューオプションは、代替的に、別の機能を実行し得、例えば、アプリケーションインタフェースのリダイレクトを実行し得る。
【0226】
例えば、この適用シナリオにおいて、アプリケーションは、端末デバイスの「設定」というシステムアプリケーションである。図22に示されるように、「設定」というシステムアプリケーションのレベル1インタフェースが表示される場合、「設定」というアプリケーションのレベル1インタフェースは、複数の制御領域を表示する。制御領域の具体的な数は、本実施形態において限定されない。
【0227】
この適用シナリオにおいて、2つのマッチング制御領域、例えば、互いに一致する制御領域2201および制御領域2202が表示画面の横方向に配置される。
【0228】
制御領域2201は、「機内モード」というメニューオプションを表示し、制御領域2202は、「機内モード」というメニューオプションがオンになっているかどうかを表示する。例えば、図22において、端末デバイスの機内モードが現在オンになっていないことをユーザが制御領域2202から認識した場合、ユーザは、タッチ命令を制御領域2201および/または制御領域2202に入力し得、制御領域2201および/または制御領域2202がタッチ命令を受信した場合、端末デバイスは、「機内モード」がオンになるよう制御し、「機内モード」の状態を表示するよう制御領域2202を制御する。
【0229】
別の例において、制御領域2203は、「Bluetooth(登録商標)」というメニューオプションを表示し、制御領域2204は、「Bluetooth(登録商標)」というメニューオプションがオンになっているかどうかを示す文字列を表示する。例えば、図22において、端末デバイスのBluetooth(登録商標)が現在オンになっていないことをユーザが制御領域2204から認識した場合、ユーザは、タッチ命令を制御領域2203および/または制御領域2204に入力し得、制御領域2203および/または制御領域2204がタッチ命令を受信した場合、端末デバイスは、Bluetooth(登録商標)に対応するドロップダウンリストを表示する。Bluetooth(登録商標)に対応するドロップダウンリストは、Bluetooth(登録商標)がオンになっているかどうかのタッチボタン、Bluetooth(登録商標)デバイスの名前を表示するために用いられる文字列、現在の端末デバイスの名前を表示するために用いられる文字列等を表示し得る。具体的には、Bluetooth(登録商標)に対応するドロップダウンリストの表示コンテンツは、本実施形態において限定されない。
【0230】
本実施形態において、第1の間隙2205が、端末デバイスの表示画面の横方向において、任意の2つの隣接する制御領域の間に配置される。例えば、図22において、第1の間隙2205が、「Bluetooth(登録商標)」というメニューオプションを表示するために用いられる制御領域2203と、Bluetooth(登録商標)がオンになっているかどうかを示す文字列を表示するために用いられる制御領域2204との間に配置される。制御領域の具体的な数および第1の間隙のサイズは、本実施形態において限定されない。
【0231】
段階301。端末デバイス上に表示されているサブ領域が予め設定された条件を満たしているかどうかを検出し、サブ領域が予め設定された条件を満たしていない場合、段階302を実行し、または、サブ領域が予め設定された条件を満たしている場合、段階303を実行する。
【0232】
本実施形態において、端末デバイスの表示画面は、端末デバイスの横方向において、少なくとも1つのサブ領域へ分割され、少なくとも1つの制御領域が各サブ領域に配置される。
【0233】
本実施形態において、表示画面が端末デバイスの横方向においてサブ領域へ分割されることは、任意の例であって限定されないことが明確になるはずである。特定の適用において、サブ領域の具体的な分割方式は、本実施形態において限定されない。例えば、サブ領域の分割は、表示画面の縦方向において実行され得るか、またはランダムに実行され得る。
【0234】
図4は、例として用いられる。図4は、本発明による端末デバイス上に表示されるサブ領域の実施形態の模式構造図である。
【0235】
図4から分かり得るように、端末デバイスの表示画面は、端末デバイスの横方向において3つのサブ領域、すなわち、サブ領域400、サブ領域401およびサブ領域402へ分割される。
【0236】
任意選択的に、本実施形態において、第2の予め設定された間隙405が、サブ領域の両側の各々と端末デバイスの表示画面の縁部と間に配置される。
【0237】
第2の予め設定された間隙405のサイズは、本実施形態において限定されない。
【0238】
特定の適用において、第2の予め設定された間隙405は、サブ領域の両側が端末デバイスの表示画面の縁部に接するようには配置され得ない。
【0239】
本実施形態において、サブ領域は、制御領域を配置するために用いられる。
【0240】
具体的には、第1の予め設定された間隙403が、同じサブ領域における任意の2つの隣接する制御領域の間に配置される。
【0241】
第1の予め設定された間隙403のサイズは、本実施形態において限定されない。
【0242】
本実施形態において提供される端末デバイスの表示画面上に表示される各サブ領域は、複数の制御領域を含む。
【0243】
本実施形態において、予め設定された条件は、サブ領域が少なくとも1つの目標制御領域を含む、ということである。
【0244】
目標制御領域に含まれる文字列の長さは、目標制御領域の長さより長い。
【0245】
本実施形態において、端末デバイスの表示画面上に表示されているサブ領域が予め設定された条件を満たしていないことが検出された場合、すなわち、予め設定された条件を満たしていないサブ領域が目標制御領域を含んでいない場合、段階302が実行される。
【0246】
具体的には、端末デバイスが、サブ領域に含まれる複数の制御領域のいずれか1つにおける文字列の長さは当該制御領域の長さ以下である、と判断した場合、段階302が実行される。
【0247】
本実施形態において、端末デバイスの表示画面上に表示されているサブ領域が予め設定された条件を満たしていることが検出された場合、すなわち、予め設定された条件を満たしているサブ領域が少なくとも1つの目標制御領域を含んでいる場合、段階303が実行される。
【0248】
具体的には、端末デバイスが、サブ領域に含まれる複数の制御領域の少なくとも1つにおける文字列の長さは当該制御領域の長さより長い、と判断した場合、段階303が実行される。
【0249】
段階302。予め設定された条件を満たしてないサブ領域における各制御領域を第1の予め設定されたモードで表示する。
【0250】
端末デバイスの表示画面上に表示されているサブ領域が予め設定された条件を満たしてないことが検出された場合、予め設定された条件を満たしていないサブ領域における各制御領域の表示効果は、修正される必要がなく、当該制御領域は、第1の予め設定されたモードで直接表示される。
【0251】
第1の予め設定されたモードは、本実施形態において限定されない。ただし、各制御領域に表示される文字列が一行という方式で表示され得ることを条件とする。すなわち、各制御領域における文字列は、改行方式で表示される必要がなく、これにより、ユーザが文字列を読み取る効率が効果的に保証される。
【0252】
例えば、本実施形態において、各制御領域に表示される文字列は、アイコンの名前であり、第1の予め設定されたモードは、各制御領域における文字列を当該制御領域に中央揃えで表示することであり得る。
【0253】
図1に示されるように、制御領域100における「Tencent News」という文字列は、中央揃えで表示される。
【0254】
段階303。目標サブ領域に含まれる少なくとも1つの制御領域をリセットして、少なくとも1つのリセット制御領域を形成する。
【0255】
任意選択的に、段階301を実行する処理において、端末デバイスが、端末デバイスにより表示されるサブ領域が予め設定された条件を満たしていることを検出した場合、端末デバイスは、端末デバイスが制御情報に基づいて段階303の実行するようトリガされるように制御情報を生成し得る。
【0256】
任意選択的に、本実施形態において、段階301および段階302は、任意の段階であり、ある適用シナリオでは、段階301および段階302は、実行され得ない。制御情報は、ユーザにより端末デバイスへと入力され得る。
【0257】
例えば、ユーザが端末デバイスの言語をリセットした場合、例えば、本実施形態において、ユーザが端末デバイスの言語を中国から英語へ設定した場合、端末デバイスは、表示画面の操作インタフェースを表示し得る。操作インタフェースは、ユーザが制御領域を設定してリセット制御領域を形成する必要があるかどうかを示し得る。ユーザが、制御領域はリセット制御領域を形成するよう設定される必要があることを、操作インタフェースを用いて端末デバイスに通知した場合、端末デバイスは、ユーザの操作に基づいて制御情報を生成し得る。制御情報は、段階303を実行するよう端末デバイスをトリガするために用いられる。
【0258】
本実施形態において、目標サブ領域は、予め設定された条件を満たすサブ領域である。
【0259】
リセット制御領域の長さは、リセット長さである。
【0260】
具体的には、目標サブ領域に含まれる複数の制御領域は、少なくとも1つの目標制御領域を含む。
【0261】
さらに、図4を参照すると、サブ領域401における制御領域404の文字列の長さが制御領域404の長さより長いと判断された場合、制御領域404は、目標制御領域であると判断される。
【0262】
判断される目標サブ領域の数は、本実施形態において限定されない。
【0263】
判断される目標サブ領域に含まれる目標制御領域の数は、本実施形態において限定されない。ただし、当該目標サブ領域が少なくとも1つの目標制御領域を含むことを条件とする。
【0264】
具体的には、目標サブ領域をリセットする処理は、
端末デバイスの横方向における目標サブ領域の長さLを取得すること、
目標サブ領域に含まれる制御領域の数Nを取得すること、および
各リセット制御領域のリセット長さがL/Nである、と判断すること
である。
【0265】
本実施形態において、目標サブ領域の長さは、目標サブ領域がリセットされた後に取得される長さが当該目標サブ領域がリセットされる前に取得される長さと同じとなるように、修正されない。
【0266】
以下では、図5を参照して、例の説明を続ける。図5は、本発明による端末デバイス上に表示されるサブ領域の別の実施形態の模式構造図である。
【0267】
具体的には、図5は、具体的には目標サブ領域をどのようにリセットするのかを説明する。端末デバイスの表示画面が複数のサブ領域へ分割される場合、各目標サブ領域の分割方式については、図5を参照されたい。詳細は、本実施形態において説明されない。
【0268】
図5に示されるように、端末デバイスは、端末デバイスの横方向における目標サブ領域401の長さLを取得する。
【0269】
本実施形態において、端末デバイスの表示画面の異なるサイズまたは端末デバイスの表示モードに関する異なる設計要件に起因して、異なる端末デバイスでは、目標サブ領域401は、端末デバイスの横方向において異なる長さLを有する。これは、本実施形態において特に限定されない。
【0270】
端末デバイスは、目標サブ領域401に含まれる制御領域の数Nを取得する。
【0271】
図5から分かり得るように、目標サブ領域401に含まれる制御領域の数Nは3である。
【0272】
端末デバイスは、各リセット制御領域500のリセット長さがL/Nである、と判断する。
【0273】
図4および図5から分かり得るように、目標サブ領域がリセットされた後に、以下の2つの条件が満たされる。
【0274】
条件1:目標サブ領域がリセットされる前は、図4に示されるように、第1の予め設定された間隙403が目標サブ領域401における任意の2つの隣接する制御領域の間に配置されており、目標サブ領域がリセットされた後は、図5に示されるように、第1の予め設定された間隙403が目標サブ領域401における任意の2つの隣接するリセット制御領域の間に配置されていない、すなわち、目標サブ領域401における任意の2つの隣接するリセット制御領域が互いに接しており、表示効果において、目標サブ領域401における任意の2つの隣接するリセット制御領域の境界が互いに重なっている。
【0275】
条件2:図5に示されるように、目標サブ領域401の両側のリセット制御領域がリセット制御領域501およびリセット制御領域502であり、第2の予め設定された間隙501がリセット制御領域501と端末デバイスの表示画面の縁部との間に配置されており、第2の予め設定された間隙501がリセット制御領域502と端末デバイスの表示画面の縁部との間に配置されている。第2の予め設定された間隙501のサイズは、本実施形態において限定されない。
【0276】
段階304。目標サブ領域が目標リセット制御領域を含んでいるかどうかを判断し、目標サブ領域が目標リセット制御領域を含んでいない場合、段階305を実行し、または、目標サブ領域が目標リセット制御領域を含んでいる場合、段階306を実行する。
【0277】
本実施形態において、目標サブ領域は、少なくとも1つのリセット制御領域を含む。
【0278】
目標リセット制御領域は、目標条件を満たす。目標条件は、リセット制御領域に含まれる文字列の長さがリセット制御領域のリセット長さより長い、ということである。
【0279】
本実施形態において、端末デバイスは、目標サブ領域が目標リセット制御領域を含んでいるかどうかを判断するために、目標サブ領域に含まれる少なくとも1つのリセット制御領域の1つずつに関して判定を行う必要がある。
【0280】
本実施形態において、目標サブ領域に含まれる全てのリセット制御領域に目標リセット制御領域が含まれていない場合、すなわち、目標サブ領域に含まれる各リセット制御領域に含まれる文字列の長さがリセット制御領域のリセット長さ以下である場合にのみ、段階305は、実行されるべくトリガされる。
【0281】
目標サブ領域が少なくとも1つの目標リセット制御領域を含んでいる場合、段階306が実行されるべくトリガされる。
【0282】
段階305。各リセット制御領域を第1の予め設定されたモードで表示する。
【0283】
本実施形態において、端末デバイスの表示画面上に表示される目標サブ領域に含まれる各リセット制御領域における文字列の長さはリセット制御領域のリセット長さ以下である、と判断された場合、各リセット制御領域における文字列は、中央揃えで表示されるよう制御され得る。
【0284】
各リセット制御領域に表示される文字列を表示する方式は、各リセット制御領域に表示される文字列が一行という方式で表示され得ることを条件として、本実施形態において限定されないこと、すなわち、各リセット制御領域における文字列は改行方式で表示される必要がなく、これによりユーザが文字列を読み取る効率が効果的に保証されることが明確になるはずである。
【0285】
段階306。各リセット制御領域を第2の予め設定されたモードで表示する。
【0286】
以下では、本実施形態における第2の予め設定されたモードを詳細に説明する。本実施形態において、リセット制御領域における文字列の異なる長さに起因して、リセット制御領域は、異なる第2の予め設定されたモードを有し得ることが明確になるはずである。
【0287】
以下では、異なるリセット制御領域における異なる文字列の長さを説明する。
【0288】
1つの場合において、リセット制御領域は、第1の位置に位置し、第1の位置に位置するリセット制御領域と、第1の位置に位置するリセット制御領域の両側のリセット制御領域とは全て、第1の条件を満たす。
【0289】
本実施形態において、第1の条件は、リセット制御領域における文字列の長さが、リセット制御領域のリセット長さより長い、ということである。
【0290】
本実施形態において、リセット制御領域は、第1の位置に位置するリセット制御領域の両側の各々に配置される。
【0291】
図6に示されるように、第1の位置に位置するリセット制御領域は、リセット制御領域605であり、リセット制御領域605は、リセット制御領域607とリセット制御領域606との間に位置する。
【0292】
本実施形態は、図6に示される各サブ領域が3つのリセット制御領域を含む例を用いて説明される。特定の適用において、サブ領域に含まれ得るリセット制御領域の数は、本実施形態において限定されない。
【0293】
本実施形態は、リセット制御領域607およびリセット制御領域606がサブ領域の縁部に位置する例を用いて説明されることがさらに明確になるはずである。特定の適用において、この設定方式では、リセット制御領域607およびリセット制御領域606は、リセット制御領域605の両側に位置しているだけでよい。
【0294】
図6において、各リセット制御領域における文字列のコンテンツは、限定されない。
【0295】
図6から分かり得るように、第1の位置に位置するリセット制御領域605は、第1の条件を満たす、すなわち、リセット制御領域605における第1の文字列の長さは、リセット制御領域605のリセット長さより長い。
【0296】
この場合、リセット制御領域605の両側に位置するリセット制御領域607およびリセット制御領域606も第1の条件を満たす。すなわち、リセット制御領域607における文字列の長さは、リセット制御領域607のリセット長さより長く、リセット制御領域606における文字列の長さは、リセット制御領域606のリセット長さより長い。
【0297】
この場合、第2の予め設定されたモードは、目標処理が実行された第1の文字列の長さが第1の位置に位置するリセット制御領域の長さ以下である場合、目標処理が実行された第1の文字列は、リセット制御領域605に中央揃えで表示される、ということであり得る。
【0298】
この設定方式において、目標処理は、第1の位置に位置するリセット制御領域における第1の文字列における任意の文字を、第1の文字列における任意の文字が第1の予め設定された値以上である縮小されるように縮小することである。
【0299】
第1の予め設定された値は、本実施形態において限定されない。ただし、ユーザが第1の予め設定された値以上の文字を明確に見得ることを条件とする。
【0300】
第1の予め設定された値は、配信中に製造者により初期化され得るか、またはユーザの要件に基づいてユーザによりカスタマイズされ得る。例えば、端末デバイスは、設定インタフェースをユーザへプッシュし得、設定インタフェースは、最低フォントサイズ、すなわち、第1の予め設定された値を設定するようユーザに命令するために用いられる。
【0301】
図6に示される表示モード600を例として用いると、表示モード600でのサブ領域は、リセット制御領域605、リセット制御領域607およびリセット制御領域606を含む。
【0302】
第1の位置に位置するリセット制御領域は、制御領域605である。リセット制御領域605における第1の文字列の長さがリセット制御領域605のリセット長さより長い場合、目標処理が、リセット制御領域605における文字に対して実行され得る。
【0303】
目標処理が実行された第1の文字列の長さがリセット制御領域の長さ以下である場合、目標処理が実行された第1の文字列は、リセット制御領域に中央揃えで表示される。
【0304】
さらに図6を参照すると、目標処理が実行された第1の文字列の長さがリセット制御領域605の長さ以下であった場合、図6における表示モードは、表示モード600から表示モード601へ切り替えられ、表示モード601では、リセット制御領域605における第1の文字列が縮小される。縮小された第1の文字列における任意の文字が第1の予め設定された値以上であることが保証される場合において、第1の文字列の長さがリセット制御領域605の長さ以下であるときは、目標処理が実行された第1の文字列は、リセット制御領域605に中央揃えで表示される。
【0305】
目標処理が実行された第1の文字列の長さがリセット制御領域の長さより長い場合、目標処理が実行された第1の文字列は、リセット制御領域に改行方式で表示される。
【0306】
さらに図6を参照すると、目標処理が実行された第1の文字列の長さがリセット制御領域605の長さより長い場合、図6における表示モードは、表示モード600から表示モード602へ切り替えられ、表示モード602では、リセット制御領域605における第1の文字列が縮小される。縮小された第1の文字列における任意の文字が第1の予め設定された値以上であることが保証される場合、縮小された第1の文字列は、リセット制御領域605に改行方式で表示される。
【0307】
本実施形態において、第1の予め設定された間隙は、第1の条件を満たす、リセット制御領域に表示される第1の文字列と、第2の条件を満たす文字列との間に配置される。第1の予め設定された間隙の具体的な説明については、上述の説明を参照されたい。詳細は、改めて説明されない。
【0308】
さらに任意選択的に、端末デバイスが、リセット制御領域605における文字は、縮小された後でもリセット制御領域605に一行では表示され得ないと判断した場合、端末デバイスは、リセット制御領域605における文字を縮小し得ないが、当該文字を改行方式で直接表示する。
【0309】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは延ばされるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得る。加えて、あるリセット制御領域の左側および右側のリセット制御領域の両方が第1の条件を満たしている場合、当該リセット制御領域における文字列は、縮小され得る。従って、文字列が修正されない従来技術と比較して、本実施形態においては、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列の改行の回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0310】
別の場合において、リセット制御領域は、第1の位置に位置し、第1の位置に位置するリセット制御領域は、第1の条件を満たし、第1の位置に位置するリセット制御領域の一方の側のリセット制御領域は、第1の条件を満たし、第1の位置に位置するリセット制御領域の他方の側のリセット制御領域は、第2の条件を満たす。
【0311】
本実施形態は、第2の条件を満たしているリセット制御領域が第2の位置に位置する例を用いて説明される。第2の位置は、第1の位置の左側および右側のいずれかである。
【0312】
第2の位置に位置するリセット制御領域が第1の位置に位置するリセット制御領域の左側に位置するか、または右側に位置するかは、本実施形態において限定されない。本実施形態は、第1の位置に位置するリセット制御領域の左側のリセット制御領域が第1の条件を満たし、第1の位置に位置するリセット制御領域の右側のリセット制御領域が第2の条件を満たしている例を用いて説明される。
【0313】
第1の条件については、上述の説明を参照されたい。詳細は、改めて説明されさない。
【0314】
第2の条件は、リセット制御領域における文字列の長さがリセット制御領域のリセット長さより短い、ということである。
【0315】
図7に示される表示モード700は、例として用いられる。例えば、本実施形態において、表示モード700に含まれるサブ領域はサブ領域703であり、3つのリセット制御領域がサブ領域703に配置される。
【0316】
本実施形態は、図7に示される各サブ領域が3つのリセット制御領域を含む例を用いて説明される。特定の適用において、サブ領域に含まれ得るリセット制御領域の数は、本実施形態において限定されない。
【0317】
本実施形態は、リセット制御領域607およびリセット制御領域606がサブ領域の縁部に位置する例を用いて説明されることがさらに明確になるはずである。特定の適用において、この設定方式では、リセット制御領域607およびリセット制御領域606は、リセット制御領域605の両側に位置しているだけでよい。
【0318】
具体的には、リセット制御領域605は、第1の位置に位置するリセット制御領域であり、リセット制御領域605は、リセット制御領域606とリセット制御領域607との間に位置する。
【0319】
具体的には、本実施形態において、サブ領域703の両側の各々と端末デバイスの表示画面の縁部との間の間隙は、第2の予め設定された間隙701である。第2の予め設定された間隙701のサイズは8dpであり得、1dp=1/160インチである。
【0320】
本実施形態における第2の予め設定された間隙701のサイズの説明は、任意の例であって限定されないことが明確になるはずである。
【0321】
本実施形態において、第3の予め設定された間隙702が、端末デバイスの横方向において、サブ領域703の左側の縁部とリセット制御領域607との間に配置され、第3の予め設定された間隙702が、端末デバイスの横方向において、サブ領域703の右側の縁部とリセット制御領域606との間に配置される。
【0322】
図7に示される第3の予め設定された間隙702は、12dpであり得る。
【0323】
本実施形態における第3の予め設定された間隙702のサイズの説明は、任意の例であって限定されないことが明確になるはずである。
【0324】
特定の適用において、第2の予め設定された間隙701および第3の予め設定された間隙702を配置すべきかどうかは、本実施形態において限定されないことがさらに明確になるはずである。
【0325】
図7に示されるように、サブ領域700をリセットする処理において、第1の位置に位置するリセット制御領域605は、リセット長さを有する。
【0326】
リセット長さをどのように決定するかについては、上述の実施形態を参照されたい。詳細は、本実施形態において改めて説明されない。
【0327】
この場合、リセット制御領域605における第1の文字列の長さは、リセット制御領域605の長さより長ので、第1の文字列の全体が表示され得るようにすべく、この場合、第2の予め設定されたモードは、第1の文字列は、少なくとも一行の文字列という方式で表示され、少なくとも一行の文字列の任意の行と第2の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上である、ということであり得る。
【0328】
第1の文字列は、第1の位置に位置するリセット制御領域における文字列であり、第2の文字列は、第2の位置に位置するリセット制御領域における文字列である。
【0329】
具体的には、図7に示される表示モード700では、第1の位置に位置する制御領域605における第1の文字列は、リセット制御領域605の全体に表示され得ない。すなわち、第1の文字列を表示する一行の長さは、リセット制御領域605の長さL1より長い。
【0330】
第1の文字列の一行表示領域が決定される。第1の文字列の一行表示領域の長さは、第1の位置に位置するリセット制御領域の長さより長く、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上である。
【0331】
具体的には、図7から分かり得るように、表示モード700では、第1の文字列を表示する一行の長さがリセット制御領域605の長さL1より長い場合、表示モード700は、表示モード704へ切り替えられ、表示モード704では、端末デバイスは、第1の文字列の一行表示領域705を決定する。
【0332】
より具体的には、第1の文字列の一行表示領域705の長さL2は、L1より長く、第1の文字列の一行表示領域705とリセット制御領域606における第2の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値T1以上である。
【0333】
任意選択的に、本実施形態において、第1の文字列の一行表示領域705は、第1の位置に位置するリセット制御領域における全部または一部の領域を第2の文字列に向かって拡張することにより形成される。
【0334】
具体的には、例えば、図7に示されるように、第1の位置に位置するリセット制御領域605は、アイコンを表示するために用いられる領域と、文字列を表示するために用いられる領域とを含み得る。第1の文字列の長さがリセット制御領域605の長さより長い場合、リセット制御領域605における全ての領域が、第1の文字列の一行表示領域705と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上になるまで、第2の文字列に向かって拡張され得るか、または、文字列をリセット制御領域605に表示するために用いられる領域が、文字列を第1の文字列の一行表示領域705に表示するために用いられる領域と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上になるまで、第2の文字列に向かって拡張され得る。
【0335】
分かり得るように、本実施形態において、第1の文字列は、リセット制御領域605における第2の文字列に向かって移動し得る。
【0336】
本実施形態において、第1の文字列の一行表示領域705を拡張する具体的なプロセスは、以下のとおりであり得る。
【0337】
具体的には、第1の文字列の一行表示領域705を第2の文字列に向かって拡張するプロセスにおいて、第1の文字列の一行表示領域705の長さが第1の文字列を表示する一行の長さ以上である場合、第1の文字列の一行表示領域705は、もはや拡張されない。
【0338】
第1の文字列の一行表示領域705を第2の文字列に向かって拡張するプロセスにおいて、第1の文字列の一行表示領域705と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しい、および/または第1の文字列の一行表示領域705の長さが第1の文字列を表示する一行の長さ以上である場合、第1の文字列の一行表示領域705は、もはや第2の文字列に向かって拡張されない。
【0339】
本実施形態における第1の文字列を表示する具体的なプロセスは、以下のとおりである。
【0340】
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さ以下であるかどうかが判断される。
【0341】
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さ以下である場合、第1の文字列は、第1の文字列の一行表示領域に一行という方式で表示される。
【0342】
具体的には、図7に示される表示モード704では、第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域705の長さL2以下である場合、第1の文字列は、第1の文字列の一行表示領域705に一行という方式で表示され得る。
【0343】
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さより長い場合、任意選択的に、1つの方式は、第1の文字列を第1の文字列の一行表示領域に改行方式で表示することであり得る。
【0344】
具体的には、図7に示される表示モード706では、第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域705の長さL2より長い場合、第1の文字列は、第1の文字列の任意の行の長さが第1の文字列の一行表示領域705の決定された長さL2以下であり、第1の文字列の任意の行と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となるように、第1の文字列の一行表示領域705に少なくとも2行で表示され得る。
【0345】
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さより長い場合、さらに任意選択的に、別の方式は、第1の文字列に対して目標処理を実行することであり、目標処理が実行された第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さ以下である場合、目標処理が実行された第1の文字列を第1の文字列の一行表示領域に一行という方式で表示することであり、または、目標処理が実行された第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さより長い場合、目標処理が実行された第1の文字列を第1の文字列の一行表示領域に改行方式で表示することである。
【0346】
具体的には、図7に示される表示モード707では、第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域705の長さL2より長い場合、目標処理が第1の文字列に対して実行され得る。目標処理の具体的なプロセスについては、上述の説明を参照されたい。詳細は、改めて説明されない。縮小された第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域705の長さ以下である場合、目標処理が実行された第1の文字列は、第1の文字列の一行表示領域705に一行で表示される。図7に示される表示モード708では、第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域705の長さL2より長い場合、目標処理が第1の文字列に対して実行され得、縮小された第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域705の長さより長い場合、目標処理が実行された第1の文字列は、第1の文字列の一行表示領域705に改行方式で表示される。
【0347】
本実施形態において、第2の文字列の長さは、第1の文字列が第2の文字列に向かって拡張されても、第2の文字列が、第2の条件を満たしているリセット制御領域において、分割されることなく一行で表示され得るように、第2の文字列が位置するリセット制御領域のリセット長さより短い。
【0348】
本実施形態において、第2の文字列は、リセット制御領域606に中央揃えで表示され得る。当然、第2の文字列がリセット制御領域606に表示される具体的な位置は、本実施形態において限定されない。ただし、第1の文字列と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値より長いことが保証され得ることを条件とする。
【0349】
例えば、第1の文字列を第2の文字列に向かって拡張するプロセスにおいて、第1の文字列の改行を可能な限り回避するために、第2の文字列は、端末デバイスの表示画面に向かって拡張され得る。すなわち、第2の文字列は、第1の文字列を表示するために第1の文字列の一行表示領域の長さを可能な限り増やすべく目標間隙が第2の文字列と端末デバイスの表示画面の縁部との間に存在するように、第3の予め設定された間隙702に向かって拡張される。本実施形態は、目標間隙および第2の予め設定された間隙701のサイズの間の関係を限定しない。
【0350】
任意選択的に、本実施形態は、第2の予め設定された値が8dpである例を用いて説明される。
【0351】
特定の適用において、第2の予め設定された値は、本実施形態において限定されないことが明確になるはずである。
【0352】
本実施形態において、第1の文字列が第2の文字列に向かって拡張されるよう制御されても、ユーザが読み取りプロセスにおいて第1の文字列を第2の文字列と混同することが効果的に回避され、かつ、ユーザが第1の文字列と第2の文字列とが異なるリセット制御領域における文字列であることを明確に認識し得ることにより、読み取りプロセスにおけるユーザの誤解が回避されてユーザの読み取りプロセスにおける精度が改善されるように、第1の文字列と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上であることが保証される必要がある。
【0353】
本実施形態は、第2の条件を満たしているリセット制御領域が第1の条件を満たしているリセット制御領域の右側に位置する例を用いて説明される。第2の条件を満たしているリセット制御領域が第1の条件を満たしているリセット制御領域の左側に位置する場合、第1の条件を満たしているリセット制御領域における文字列を左側のリセット制御領域に向かって拡張する方式については、この設定方式を参照されたい。詳細は、改めて説明されない。
【0354】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは拡張されるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得、リセット制御領域の一方の側が第1の条件を満たし、リセット制御領域の他方の側が第2の条件を満たしている場合、リセット制御領域における第1の文字列は、第2の条件を満たしているリセット制御領域における第2の文字列に向かって拡張され得、第1の文字列と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上であることが保証される。従って、文字列が修正されない従来技術と比較して、本実施形態においては、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列の改行の回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0355】
別の場合において、リセット制御領域は、第1の位置に位置し、第1の位置に位置するリセット制御領域は、第1の条件を満たし、第2の位置に位置する制御領域の両側のリセット制御領域は、第2の条件を満たす。
【0356】
この設定方式において、第1の条件および第2の条件の具体的な説明については、上述の設定方式を参照されたい。詳細は、改めて説明されない。
【0357】
この場合、図8に示されるように、第1の位置に位置するリセット制御領域は、リセット制御領域605であり、リセット制御領域605は、リセット制御領域607とリセット制御領域606との間に位置する。
【0358】
本実施形態は、図8に示される各サブ領域が3つのリセット制御領域を含む例を用いて説明される。特定の適用において、サブ領域に含まれ得るリセット制御領域の数は、本実施形態において限定されない。
【0359】
本実施形態は、リセット制御領域607およびリセット制御領域606がサブ領域の縁部に位置する例を用いて説明されることがさらに明確になるはずである。特定の適用において、この設定方式では、リセット制御領域607およびリセット制御領域606は、リセット制御領域605の両側に位置しているだけでよい。
【0360】
この場合、第1の位置に位置するリセット制御領域605は、第1の条件を満たす、すなわち、リセット制御領域605における第1の文字列の長さは、リセット制御領域605のリセット長さより長い。
【0361】
リセット制御領域605の両側に位置するリセット制御領域607およびリセット制御領域606は、第2の条件を満たす。すなわち、リセット制御領域607における第3の文字列の長さは、リセット制御領域607のリセット長さより短く、リセット制御領域606における第2の文字列の長さは、リセット制御領域606のリセット長さより短い。
【0362】
この場合、リセット制御領域605における第1の文字列の長さは、リセット制御領域605の長さより長ので、第1の文字列の全体が表示され得るようにすべく、この場合、第2の予め設定されたモードは、第1の文字列は、少なくとも一行の文字列という方式で表示され、少なくとも一行の文字列の任意の行と第2の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上であり、少なくとも一行の文字列の任意の行と第3の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上である、ということであり得る。
【0363】
第1の文字列、第2の文字列および第3の文字列の具体的な説明については、上述の説明を参照されたい。詳細は、ここでは改めて説明されない。
【0364】
具体的には、図8に示される表示モード800では、第1の位置に位置する制御領域605における第1の文字列は、リセット制御領域605の全体に表示され得ない。すなわち、第1の文字列を表示する一行の長さは、リセット制御領域605の長さL1より長い。
【0365】
第1の文字列の一行表示領域が決定される。第1の文字列の一行表示領域の長さは、第1の位置に位置するリセット制御領域の長さより長く、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上であり、第1の文字列の一行表示領域と第3の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上である。
【0366】
具体的には、図8から分かり得るように、表示モード800では、第1の文字列を表示する一行の長さがリセット制御領域605の長さL1より長い場合、表示モード800は、表示モード801へ切り替えられ、表示モード801では、端末デバイスは、第1の文字列の一行表示領域805を決定する。
【0367】
より具体的には、第1の文字列の一行表示領域805の長さL2は、L1より長く、第1の文字列の一行表示領域805とリセット制御領域606における第2の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値T1以上であり、第1の文字列の一行表示領域805とリセット制御領域607における第3の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値T1以上である。
【0368】
任意選択的に、本実施形態において、第1の文字列の一行表示領域805は、第1の位置に位置するリセット制御領域における全部または一部の領域を両側に向かって別々に拡張することにより形成される。すなわち、第1の位置に位置するリセット制御領域の一端は、第2の文字列に向かって拡張され、第1の位置に位置するリセット制御領域の他端は、第3の文字列に向かって拡張される。
【0369】
具体的には、例えば、図8に示されるように、第1の位置に位置するリセット制御領域605は、アイコンを表示するために用いられる領域と、文字列を表示するために用いられる領域とを含み得る。第1の文字列の長さがリセット制御領域605の長さより長い場合、リセット制御領域605における全ての領域は、第1の文字列の一行表示領域805と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上になり、かつ、第1の文字列の一行表示領域805と第3の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上になるまで、第2の文字列と第3の文字列とに向かってそれぞれ拡張され得る。代替的に、文字列をリセット制御領域605に表示するために用いられる領域は、第1の文字列の一行表示領域805と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上になり、かつ、第1の文字列の一行表示領域805と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上になるまで、第2の文字列および第3の文字列に向かって別々に拡張され得る。
【0370】
本実施形態分かり得るように、第1の文字列は、中央揃え後、リセット制御領域605において第2の文字列と第3の文字列とに向かって別々に移動し得る。
【0371】
本実施形態において、第1の文字列の一行表示領域805を拡張する具体的なプロセスは、以下のとおりであり得る。
【0372】
本実施形態において、第1の文字列の一行表示領域805が両側に向かって別々に拡張される距離は、同じであり得るか、または異なり得る。
【0373】
具体的には、第1の文字列の一行表示領域805を両側に向かって均一に拡張するプロセスにおいて、第1の文字列の一行表示領域805の長さが第1の文字列を表示する一行の長さ以上である場合、第1の文字列の一行表示領域805は、もはや両側に向かって拡張されない。
【0374】
第1の文字列の一行表示領域805を第2の文字列および第3の文字列に向かって拡張するプロセスにおいて、第1の文字列の一行表示領域805と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しく、かつ、第1の文字列の一行表示領域805と第3の文字列との間の距離が第2の予め設定された値より長い場合、第1の文字列の一行表示領域805は、もはや第2の文字列に向かって拡張されないが、第1の文字列の一行表示領域805の長さが第1の文字列を表示する一行の長さ以上になり、および/または第1の文字列の一行表示領域805と第3の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しくなるまで、第3の文字列に向かって拡張される。
【0375】
第1の文字列の一行表示領域805を第2の文字列および第3の文字列に向かって拡張するプロセスにおいて、第1の文字列の一行表示領域805と第3の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しく、かつ、第1の文字列の一行表示領域805と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値より長い場合、第1の文字列の一行表示領域805は、もはや第3の文字列に向かって拡張されないが、第1の文字列の一行表示領域805の長さが第1の文字列を表示する一行の長さ以上になり、および/または第1の文字列の一行表示領域805と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しくなるまで、第2の文字列に向かって拡張される。
【0376】
本実施形態における第1の文字列を表示する具体的なプロセスは、以下のとおりである。
【0377】
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さ以下であるかどうかが判断される。
【0378】
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さ以下である場合、第1の文字列は、第1の文字列の一行表示領域に一行という方式で表示される。
【0379】
具体的には、図8に示される表示モード801では、第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域805の長さL2以下である場合、第1の文字列は、第1の文字列の一行表示領域805に一行という方式で表示され得る。
【0380】
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さより長い場合、任意選択的に、1つの方式は、第1の文字列を第1の文字列の一行表示領域に改行方式で表示することであり得る。
【0381】
具体的には、図8に示される表示モード802では、第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域805の長さL2より長い場合、第1の文字列は、第1の文字列の任意の行の長さが第1の文字列の一行表示領域705の決定された長さL2以下であり、第1の文字列の任意の行と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となるように、第1の文字列の一行表示領域705に少なくとも2行で表示され得る。
【0382】
第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さより長い場合、さらに任意選択的に、別の方式は、第1の文字列に対して目標処理を実行することであり、目標処理が実行された第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さ以下である場合、目標処理が実行された第1の文字列を第1の文字列の一行表示領域に一行という方式で表示することであり、または、目標処理が実行された第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さより長い場合、目標処理が実行された第1の文字列を第1の文字列の一行表示領域に改行方式で表示することである。
【0383】
具体的には、図8に示される表示モード803では、第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域805の長さL2より長い場合、目標処理が第1の文字列に対して実行され得る。目標処理の具体的なプロセスについては、上述の説明を参照されたい。詳細は、改めて説明されない。縮小された第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域805の長さ以下である場合、目標処理が実行された第1の文字列は、第1の文字列の一行表示領域805に一行で表示される。図8に示される表示モード804では、第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域805の長さL2より長い場合、目標処理が第1の文字列に対して実行され得、縮小された第1の文字列の長さが第1の文字列の一行表示領域805の長さより長い場合、目標処理が実行された第1の文字列は、第1の文字列の一行表示領域805に改行方式で表示される。
【0384】
本実施形態において、第1の文字列が第2の文字列に向かって拡張されても、第2の文字列が、第2の条件を満たすリセット制御領域において分割されることなく一行で表示され得るように、かつ、第1の文字列が第3の文字列に向かって拡張されても、第3の文字列が、第2の条件を満たすリセット制御領域において分割されることなく一行で表示され得るように、第2の文字列の長さは、第2の文字列が位置するリセット制御領域のリセット長さより短く、第3の文字列の長さは、第3の文字列が位置するリセット制御領域のリセット長さより短い。
【0385】
本実施形態において、第2の文字列および第3の文字列を表示する具体的な方式については、上述の説明を参照されたい。詳細は、改めて説明されない。
【0386】
本実施形態において、第1の文字列が第2の文字列および第3の文字列に向かって拡張されるよう制御されても、ユーザが読み取りプロセスにおいて第1の文字列を第2の文字列および第3の文字列と混同することが効果的に回避され得るように、かつ、ユーザが第1の文字列、第2の文字列および第3の文字列がそれぞれ異なるリセット制御領域における文字列であることを明確に認識し得ることにより、読み取りプロセスにおけるユーザの誤解が回避されてユーザの読み取りプロセスにおける精度が改善されるように、第1の文字列と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となり、第1の文字列と第3の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となることが保証される必要がある。
【0387】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは拡張されるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得、第1の位置に位置するリセット制御領域の両側のリセット制御領域の両方が第2の条件を満たす場合、リセット制御領域における第1の文字列は、第2の条件を満たすリセット制御領域において第2の文字列および第3の文字列に向かって拡張され得、第1の文字列と第2の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となり、かつ、第1の文字列と第3の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となることが保証される。従って、文字列が修正されない従来技術と比較して、本実施形態においては、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列の改行の回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0388】
別の場合において、リセット制御領域は、第3の位置に位置し、第3の位置に位置するリセット制御領域は、第1の条件を満たし、第3の位置に位置するリセット制御領域に隣接するリセット制御領域は、第1の条件を満たす。
【0389】
本実施形態において、第3の位置は、サブ領域の縁部である。すなわち、第3の位置に位置するリセット制御領域は、サブ領域の縁部に位置するリセット制御領域である。例えば、図9に示されるように、表示モード900では、第3の位置に位置するリセット制御領域は、リセット制御領域901およびリセット制御領域902である。
【0390】
リセット制御領域901とリセット制御領域902との間のリセット制御領域の数は、本実施形態において限定されないことがさらに明確になるはずである。本実施形態は、1つのリセット制御領域903がリセット制御領域901とリセット制御領域902との間に配置される例を用いて説明される。
【0391】
この場合は、第3の位置に位置するリセット制御領域901を例として用いて説明される。リセット制御領域901は、サブ領域の左縁部に位置する。
【0392】
第3の位置に位置するリセット制御領域902は、サブ領域の右縁部に位置する。文字列をリセット制御領域902に表示する方式については、文字列をリセット制御領域901に表示する方式を参照されたい。詳細は、本実施形態において改めて説明されない。
【0393】
このシナリオでは、第3の位置に位置するリセット制御領域901における文字列の長さおよびリセット制御領域901に隣接するリセット制御領域903における文字列の長さの両方がそれぞれのリセット制御領域のリセット長さより長いので、第2の予め設定されたモードは、以下のとおりであり得る。
【0394】
目標処理が実行された第4の文字列の長さが、第3の位置に位置するリセット制御領域の長さ以下である場合、目標処理が実行された第3の文字列は、リセット制御領域に中央揃えで表示される。
【0395】
第4の文字列は、第3の位置に位置するリセット制御領域における文字列である。
【0396】
この設定方式において、目標処理は、第3の位置に位置するリセット制御領域における第4の文字列における任意の文字を、第1の文字列における任意の文字が第1の予め設定された値以上である縮小されるように縮小することである。
【0397】
第1の予め設定された値の具体的な説明については、上述の説明を参照されたい。詳細は、本実施形態において改めて説明されない。
【0398】
さらに図9を参照すると、目標処理が実行された第4の文字列の長さがリセット制御領域901の長さ以下であった場合、図9における表示モードは、表示モード900から表示モード904へ切り替えられ、表示モード904では、リセット制御領域901における第4の文字列が縮小される。縮小された第4の文字列における任意の文字が第1の予め設定された値以上であることが保証される場合において、第4の文字列の長さがリセット制御領域901の長さ以下であるときは、目標処理が実行された第4の文字列は、リセット制御領域901に中央揃えで表示される。
【0399】
目標処理が実行された第4の文字列の長さがリセット制御領域の長さより長い場合、目標処理が実行された第4の文字列は、リセット制御領域に改行方式で表示される。
【0400】
さらに図9を参照すると、目標処理が実行された第4の文字列の長さがリセット制御領域901の長さより長い場合、図9における表示モードは、表示モード900から表示モード905へ切り替えられ、表示モード905では、リセット制御領域901における第4の文字列が縮小される。縮小された第4の文字列における任意の文字が第1の予め設定された値以上であることが保証される場合、縮小された第4の文字列は、リセット制御領域901に改行方式で表示される。
【0401】
この設定方式では、第4の文字列の一行表示領域がさらに決定され得、第4の文字列の一行表示領域の長さは、第3の位置に位置するリセット制御領域の長さより長い。
【0402】
具体的には、第3の位置に位置するリセット制御領域は、表示画面の縁部に向かって拡張され得る。ただし、第4の文字列の一行表示領域と端末デバイスの表示画面の縁部との間の距離が0以上であることを条件とする。具体的な値は、本実施形態において限定されない。
【0403】
具体的には、図9から分かり得るように、表示モード900では、第4の文字列を表示する一行の長さがリセット制御領域901の長さL3より長い場合、表示モード900は、表示モード906へ切り替えられ、表示モード906では、端末デバイスは、第4の文字列の一行表示領域907を決定する。
【0404】
本実施形態において、第4の文字列の一行表示領域907の長さL2は、リセット制御領域901の長さL3より長い。
【0405】
本実施形態において、第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域907の長さ以下である場合、第4の文字列は、第4の文字列の一行表示領域907に一行で表示され、または、第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域907の長さより長い場合、第4の文字列は、第4の文字列の一行表示領域907に改行方式で表示される。
【0406】
任意選択的に、第4の文字列の一行表示領域907に表示される第4の文字列は、目標処理が実行された文字列または目標処理が実行されていない文字列であり得る。
【0407】
この場合から分かり得るように、従来技術における制御領域の長さは延ばされるので、本実施形態におけるリセット制御領域は、より長い文字列を表示し得る。すなわち、本実施形態においては、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、または、リセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより文字列の改行の回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善される。
【0408】
別の場合において、リセット制御領域は、第3の位置に位置し、第3の位置に位置するリセット制御領域は、第1の条件を満たし、第3の位置に位置するリセット制御領域に隣接するリセット制御領域は、第2の条件を満たす。
【0409】
本実施形態において、第3の位置は、サブ領域の縁部である。すなわち、第3の位置に位置するリセット制御領域は、サブ領域の縁部に位置するリセット制御領域である。例えば、図10に示されるように、第3の位置に位置するリセット制御領域は、リセット制御領域1001およびリセット制御領域1002である。
【0410】
この場合は、第3の位置に位置するリセット制御領域1001を例として用いて説明される。リセット制御領域1001は、サブ領域の左縁部に位置する。
【0411】
第3の位置に位置するリセット制御領域1002は、サブ領域の右縁部に位置する。文字列をリセット制御領域1002に表示する方式については、文字列をリセット制御領域1001に表示する方式を参照されたい。詳細は、本実施形態において改めて説明されない。
【0412】
リセット制御領域1001とリセット制御領域1002との間のリセット制御領域の数は、本実施形態において限定されないことがさらに明確になるはずである。本実施形態は、1つのリセット制御領域1003がリセット制御領域1001とリセット制御領域1002との間に配置される例を用いて説明される。
【0413】
この場合は、第3の位置に位置するリセット制御領域1001を例として用いて説明される。リセット制御領域1001は、サブ領域の左縁部に位置する。
【0414】
第3の位置に位置するリセット制御領域1002は、サブ領域の右縁部に位置する。文字列をリセット制御領域1002に表示する方式については、文字列をリセット制御領域1001に表示する方式を参照されたい。詳細は、本実施形態において改めて説明されない。
【0415】
このシナリオでは、例えば、第3の位置に位置するリセット制御領域1001における第4の文字列の長さは、リセット制御領域1001のリセット長さより長く、第4の位置に位置するリセット制御領域1003における第5の文字列の長さは、リセット制御領域1003のリセット長さより短い。第4の位置は、第3の位置に隣接するする位置である。
【0416】
この場合、第2の予め設定されたモードは、第4の文字列は、少なくとも一行の文字列という方式で表示され、少なくとも一行の文字列の任意の行と第5の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上であり、少なくとも一行の文字列の任意の行と表示画面の縁部との間の距離は、第3の予め設定された値以上である、ということであり得る。
【0417】
具体的には、図10に示される表示モード1000では、第3の位置に位置する制御領域1001における第4の文字列は、リセット制御領域1001の全体に表示され得ない。すなわち、第4の文字列を表示する一行の長さは、リセット制御領域1001の長さL3より長い。
【0418】
第4の文字列の一行表示領域が決定される。第4の文字列の一行表示領域の長さは、第3の位置に位置するリセット制御領域の長さより長く、第4の文字列の一行表示領域と第5の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値以上であり、および/または、第4の文字列の一行表示領域と表示画面の縁部との間の距離は、第2の予め設定された値以上である。
【0419】
具体的には、図10から分かり得るように、表示モード1000では、第4の文字列を表示する一行の長さがリセット制御領域1001の長さL3より長い場合、表示モード1000は、表示モード1004へ切り替えられ、表示モード1004では、端末デバイスは、第4の文字列の一行表示領域1005を決定する。
【0420】
第4の文字列の一行表示領域1005は、第3の位置に位置するリセット制御領域1001の2つの端をそれぞれ表示画面の縁部と第5の文字列とに向かって拡張することにより形成されるか、第3の位置に位置するリセット制御領域1001を第5の文字列に向かって拡張することにより形成されるか、または、第3の位置に位置するリセット制御領域1001を表示画面の縁部に向かって拡張することにより形成される。
【0421】
第4の文字列の一行表示領域1005の拡張方向は、本実施形態において限定されない。本実施形態は、第4の文字列の一行表示領域1005がリセット制御領域1001の2つの端をそれぞれ表示画面の縁部と第5の文字列とに向かって拡張することにより形成される例を用いて説明される。
【0422】
図10に示されるように、第4の文字列の一行表示領域1005の長さL4は、L3より長く、第4の文字列の一行表示領域1005とリセット制御領域1003における第5の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値T1以上であり、第4の文字列の一行表示領域1005と表示画面の縁部との間の距離は、第3の予め設定された値T2以上である。
【0423】
本実施形態において、第4の文字列の一行表示領域1005と表示画面の縁部との間の距離は、第3の予め設定された値以上であり、第3の予め設定された値は、0以上の任意の値であり得る。
【0424】
本実施形態分かり得るように、第4の文字列は、中央揃え後、リセット制御領域1001において第5の文字列および表示画面の縁部に向かって別々に移動し得る。
【0425】
本実施形態において、第4の文字列の一行表示領域1005を拡張する具体的なプロセスは、以下のとおりであり得る。
【0426】
本実施形態において、第4の文字列の一行表示領域1005が両側に向かって別々に拡張される距離は、同じであり得るか、または異なり得る。
【0427】
具体的には、第4の文字列の一行表示領域1005を両側に向かって均一に拡張するプロセスにおいて、第4の文字列の一行表示領域1005の長さが第4の文字列を表示する一行の長さ以上である場合、第4の文字列の一行表示領域1005は、もはや両側に向かって拡張されない。
【0428】
第4の文字列の一行表示領域1005を第5の文字列および表示画面の縁部に向かって拡張するプロセスにおいて、第4の文字列の一行表示領域1005と第5の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しい場合、第4の文字列の一行表示領域1005と表示画面の縁部との間の距離は、第3の予め設定された値より長く、第4の文字列の一行表示領域1005は、もはや第5の文字列に向かって拡張されないが、第4の文字列の一行表示領域1005の長さが第5の文字列を表示する一行の長さ以上になり、および/または、第4の文字列の一行表示領域1005と表示画面の縁部との間の距離が第3の予め設定された値と等しくなるまで、表示画面の縁部に向かって拡張される。
【0429】
第4の文字列の一行表示領域1005を第5の文字列および表示画面の縁部に向かって拡張するプロセスにおいて、第4の文字列の一行表示領域1005と表示画面の縁部との間の距離が第3の予め設定された値と等しい場合、第4の文字列の一行表示領域1005と第5の文字列との間の距離は、第2の予め設定された値より長く、第4の文字列の一行表示領域1005は、もはや表示画面の縁部に向かって拡張されないが、第4の文字列の一行表示領域1005の長さが第5の文字列を表示する一行の長さ以上になり、および/または、第4の文字列の一行表示領域1005と第5の文字列との間の距離が第2の予め設定された値と等しくなるまで、第5の文字列に向かって拡張される。
【0430】
本実施形態における第4の文字列を表示する具体的なプロセスは、以下のとおりである。
【0431】
第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域の長さ以下であるかどうかが判断される。
【0432】
第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域の長さ以下である場合、第4の文字列は、第4の文字列の一行表示領域に一行という方式で表示される。
【0433】
具体的には、図10に示される表示モード1004では、第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域1005の長さL4以下である場合、第4の文字列は、第1の文字列の一行表示領域1005に一行という方式で表示され得る。
【0434】
第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域の長さより長い場合、任意選択的に、1つの方式は、第4の文字列を第4の文字列の一行表示領域に改行方式で表示することであり得る。
【0435】
具体的には、図10に示される表示モード1006では、第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域1005の長さL4より長い場合、第4の文字列は、第4の文字列の任意の行の長さが第4の文字列の一行表示領域1005の決定された長さL4以下であり、第4の文字列の任意の行と第5の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となるように、第4の文字列の一行表示領域1005に少なくとも2行で表示され得る。
【0436】
第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域の長さより長い場合、さらに任意選択的に、別の方式は、第4の文字列に対して目標処理を実行することであり、目標処理が実行された第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域の長さ以下である場合、目標処理が実行された第4の文字列を第4の文字列の一行表示領域に一行という方式で表示することであり、または、目標処理が実行された第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域の長さより長い場合、目標処理が実行された第4の文字列を第4の文字列の一行表示領域に改行方式で表示することである。
【0437】
具体的には、図10に示される表示モード1007では、第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域1005の長さL4より長い場合、目標処理が第4の文字列に対して実行され得る。目標処理の具体的なプロセスについては、上述の説明を参照されたい。詳細は、改めて説明されない。縮小された第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域1005の長さ以下である場合、目標処理が実行された第4の文字列は、第4の文字列の一行表示領域1005に一行で表示される。図10に示される表示モード1008では、第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域1005の長さL4より長い場合、目標処理が第4の文字列に対して実行され得、縮小された第4の文字列の長さが第4の文字列の一行表示領域1005の長さより長い場合、目標処理が実行された第4の文字列は、第4の文字列の一行表示領域1005に改行方式で表示される。
【0438】
本実施形態において、第5の文字列の長さは、第4の文字列が第5の文字列に向かって拡張されても、第5の文字列が、第2の条件を満たしているリセット制御領域において、分割されることなく一行で表示され得るように、第5の文字列が位置するリセット制御領域のリセット長さより短い。
【0439】
本実施形態において、第4の文字列は、第4の文字列を表示する一行の長さを可能な限り増やして、第4の文字列の行の数をさらに回避または低減するために、表示画面の縁部に向かってさらに拡張され得る。
【0440】
本実施形態において、第4の文字列および第5の文字列を表示する具体的な方式については、上述の説明を参照されたい。詳細は、改めて説明されない。
【0441】
本実施形態において、第4の文字列が第5の文字列および表示画面の縁部に向かって拡張されるよう制御されても、ユーザが読み取りプロセスにおいて第4の文字列を第5の文字列と混同することが効果的に回避され得るように、かつ、ユーザが第4の文字列および第5の文字列がそれぞれ異なるリセット制御領域における文字列であることを明確に認識し得ることにより、読み取りプロセスにおけるユーザの誤解が回避されてユーザの読み取りプロセスにおける精度が改善されるように、第4の文字列と第5の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となり、第4の文字列と第5の文字列との間の距離が第2の予め設定された値以上となることが保証される必要がある。
【0442】
以下では、本実施形態における方法が特定の適用シナリオにどのように適用されるかを説明する。
【0443】
適用シナリオにおいて、図11図12および図13に示されるように、図11は、端末デバイスのホーム画面が中国語動作環境にある例の図であり、図12は、端末デバイスのホーム画面がロシア語動作環境にある例の図であり、図13は、本実施形態における方法を用いる端末デバイスのホーム画面がロシア語動作環境にある例の図である。
【0444】
図11は、サブ領域が端末デバイスの表示画面上に表示される例を示す。サブ領域の具体的な構造の説明については、図3を参照されたい。詳細は、この適用シナリオにおいて説明されない。
【0445】
この適用シナリオは、中国語動作環境にある端末デバイスのアプリケーションがロシア語動作環境に適用される例を用いて説明されており、限定されないことが明確になるはずである。
【0446】
この適用シナリオのさらなる理解のために、図11から図13において、制御領域とリセット制御領域との境界が表示されており、特定の適用において、制御領域とリセット制御領域との境界は表示されない、すなわち、制御領域とリセット制御領域との境界は見えないことがさらに明確になるはずである。
【0447】
この適用シナリオでは、端末デバイスの表示画面のホーム画面上に表示される制御領域にアイコンが表示され、アイコンに対応する名前がアイコンの真下に中央揃えで表示される。
【0448】
図11における端末デバイスのアプリケーションがロシア語動作環境に適用される場合、図12に示されるように、制御領域におけるアイコンに対応する名前は、ロシア語へ翻訳される。
【0449】
図11および図12から分かり得るように、異なる動作環境では、制御領域の表示方式は異なる。具体的には、中国語動作環境では、図11に示されるように、制御領域における文字列は、改行方式では表示されず、ユーザは、制御領域におけるアイコンに対応する名前を簡便に理解する。加えて、文字列が改行方式で表示されないので、ユーザが制御領域における文字列の意味を理解する効率が改善される。しかしながら、図11における端末デバイスのアプリケーションがロシア語動作環境に適用される場合、ほとんどの制御領域における文字列は、改行方式で表示される必要がある。例えば、制御領域1201において、「Tencent News」という中国語文字列は、「Tencent новости」というロシア語へ翻訳される。分かり得るように、ロシア語文字列の長さは、制御領域1201の長さより長く、ロシア語文字列は、改行方式で表示される必要がある。文字列が分割されるので、ユーザが文字列の意味を理解する効率が低減される。
【0450】
この適用シナリオでは、図11における端末デバイスのアプリケーションは、ロシア語動作環境に適用される。端末デバイスは、サブ領域を自動的にリセットし得る、すなわち、サブ領域に含まれる制御領域をリセット制御領域へリセットし得る。制御領域をリセット制御領域へリセットする具体的なプロセスについては、図3における段階303を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。
【0451】
分かり得るように、この適用シナリオでは、任意の2つの隣接するリセット制御領域の間の間隙は、文字列を各リセット制御領域に表示するために用いられる領域の長さを増やすべく削除される。
【0452】
図13におけるリセット制御領域1301の具体的な表示方式については、図10におけるリセット制御領域1001における第4の文字列の表示方式を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。図13におけるリセット制御領域1302の具体的な表示方式については、図10におけるリセット制御領域1003における第5の文字列の表示方式を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。図13におけるリセット制御領域1303の具体的な表示方式については、図7におけるリセット制御領域605における第1の文字列の表示方式を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。図13におけるリセット制御領域1304の具体的な表示方式については、図10を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。
【0453】
別の適用シナリオにおいて、図14図15および図16に示されるように、図14は、端末デバイスの連絡アプリケーションが英語動作環境にある例の図であり、図15は、端末デバイスの連絡アプリケーションがポルトガル語動作環境にある例の図であり、図16は、本実施形態における方法を用いる端末デバイスの連絡アプリケーションがポルトガル語動作環境にある例の図である。
【0454】
この適用シナリオは、英語動作環境にある端末デバイスのアプリケーションがポルトガル語動作環境に適用される例を用いて説明されており、限定されないことが明確になるはずである。
【0455】
この適用シナリオのさらなる理解のために、図14から図16において、制御領域とリセット制御領域との境界が表示されており、特定の適用において、制御領域とリセット制御領域との境界は表示されない、すなわち、制御領域とリセット制御領域との境界は見えないことがさらに明確になるはずである。
【0456】
この適用シナリオでは、文字列のみが連絡アプリケーションの制御領域に表示される。
【0457】
図14における端末デバイスのアプリケーションがポルトガル語動作環境に適用される場合、図15に示されるように、各制御領域における文字列は、ポルトガル語へ翻訳される。
【0458】
図14および図15から分かり得るように、異なる動作環境では、制御領域の表示方式は異なる。具体的には、英語動作環境では、図14に示されるように、制御領域における文字列は、改行方式では表示されず、ユーザは、制御領域における文字列により表される命令を簡便に理解する。加えて、文字列が改行方式で表示されないので、ユーザが制御領域における文字列の意味を理解する効率が改善される。しかしながら、図14における端末デバイスのアプリケーションがポルトガル語動作環境に適用される場合、ほとんどの制御領域における文字列は、改行方式で表示される必要がある。例えば、制御領域1401において、「All Calls」という英語文字列は、「De todas as chamadas」というポルトガル語へ翻訳される。分かり得るように、ポルトガル語文字列の長さは、制御領域1401の長さより長く、ポルトガル語文字列は、改行方式で表示される必要がある。文字列が分割されるので、ユーザが文字列の意味を理解する効率が低減される。
【0459】
この適用シナリオでは、図14における端末デバイスのアプリケーションは、ポルトガル語動作環境に適用される。端末デバイスは、サブ領域を自動的にリセットし得る、すなわち、サブ領域に含まれる制御領域をリセット制御領域へリセットし得る。制御領域をリセット制御領域へリセットする具体的なプロセスについては、図3における段階303を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。
【0460】
分かり得るように、この適用シナリオでは、任意の2つの隣接するリセット制御領域の間の間隙は、文字列を各リセット制御領域に表示するために用いられる領域の長さを増やすべく削除される。
【0461】
図16におけるリセット制御領域1601の具体的な表示方式については、図10におけるリセット制御領域1001における第4の文字列の表示方式を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。図16におけるリセット制御領域1602の具体的な表示方式については、図8におけるリセット制御領域605における第1の文字列の表示方式を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。図16におけるリセット制御領域1603の具体的な表示方式については、図10を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。
【0462】
別の適用シナリオにおいて、図17図18および図19に示されるように、図17は、端末デバイスのニュースアプリケーションが中国語動作環境にある例の図であり、図18は、端末デバイスのニュースアプリケーションがスペイン語動作環境にある例の図であり、図19は、本実施形態における方法を用いる端末デバイスのニュースアプリケーションがスペイン語動作環境に適用される例の図である。
【0463】
本実施形態において、例えば、ニュースアプリケーションはTencent Newsである。本実施形態は、例としてニュースアプリケーションを用いて説明されるに過ぎず、特定の適用において、方法は、任意のアプリケーションのインタフェースに適用され得ることが明確になるはずである。
【0464】
この適用シナリオは、中国語動作環境にある端末デバイスのアプリケーションがスペイン語動作環境に適用される例を用いて説明されており、限定されないことが明確になるはずである。
【0465】
この適用シナリオのさらなる理解のために、図17から図19において、制御領域とリセット制御領域との境界が表示されており、特定の適用において、制御領域とリセット制御領域との境界は表示されない、すなわち、制御領域とリセット制御領域との境界は見えないことがさらに明確になるはずである。
【0466】
この適用シナリオでは、文字列のみがニュースアプリケーションの制御領域に表示される。
【0467】
図17における端末デバイスのアプリケーションがスペイン語動作環境に適用される場合、図18に示されるように、各制御領域における文字列は、スペイン語へ翻訳される。
【0468】
図17に示されるように、ニュースアプリケーションの表示インタフェースは、ニュースナビゲーションのために用いられるナビゲーションバー1701を含む。複数の制御領域がナビゲーションバー上に表示され、各制御領域に表示される文字列は、特定のタイプのニュースをナビゲートするために用いられる。例えば、ユーザが制御領域における「エンターテイメント」という文字列にタッチした場合、ニュース表示バー1702は、「エンターテイメント」というタイプに対応するニュースを表示し得る。
【0469】
図17および図18から分かり得るように、異なる動作環境では、制御領域の表示方式は異なる。具体的には、中国語動作環境では、図17に示されるように、制御領域における文字列は、改行方式では表示されず、ユーザは、制御領域における文字列により表される命令を簡便に理解する。加えて、文字列が改行方式で表示されないので、ユーザが制御領域における文字列の意味を理解する効率が改善される。しかしながら、図17における端末デバイスのアプリケーションがスペイン語動作環境に適用される場合、ほとんどの制御領域における文字列は、改行方式で表示される必要がある。例えば、制御領域1702において、「科学と技術」という中国語文字列は、「La ciencia y la tecnologia」というスペイン語へ翻訳される。分かり得るように、スペイン語文字列の長さは、制御領域1703の長さより長く、スペイン語文字列は、改行方式で表示される必要がある。文字列が分割されるので、ユーザが文字列の意味を理解する効率が低減される。
【0470】
この適用シナリオでは、図17における端末デバイスのアプリケーションは、スペイン語動作環境に適用される。端末デバイスは、サブ領域を自動的にリセットし得る、すなわち、サブ領域に含まれる制御領域をリセット制御領域へリセットし得る。制御領域をリセット制御領域へリセットする具体的なプロセスについては、図3における段階303を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。
【0471】
分かり得るように、この適用シナリオでは、任意の2つの隣接するリセット制御領域の間の間隙は、文字列を各リセット制御領域に表示するために用いられる領域の長さを増やすべく削除される。
【0472】
図19におけるリセット制御領域1901の具体的な表示方式については、図8におけるリセット制御領域605における第1の文字列の表示方式を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。図19におけるリセット制御領域1902の具体的な表示方式については、図10を参照されたい。詳細は、この適用シナリオでは改めて説明されない。
【0473】
分かり得るように、本実施形態における方法において、制御領域の表示エリアは、リセット制御領域を形成するためにリセットされ得、リセット制御領域の長さは、文字列を表示するための領域の長さが増やされ得るように、制御領域の長さより長い。加えて、リセット制御領域における文字列の長さがリセット制御領域の長さより長い場合、リセット制御領域における文字列の改行が回避され得るか、またはリセット制御領域における文字列の行の数が低減され得ることにより、文字列を改行する回数が低減され、ユーザが文字列を読み取る効率が改善されるように、文字列は、少なくとも1つの側に向かって拡張され得、および/または、文字列は縮小され得る。
【0474】
以下では、図23を参照して、本発明の実施形態による端末デバイスの具体的な構造を説明する。本実施形態における端末デバイスは、図3における方法を実行するように構成される。図23における端末デバイスが文字列表示方法を実行する具体的なプロセスについては、図3を参照されたい。詳細は、本実施形態において改めて説明されない。
【0475】
端末デバイスは、
制御情報を受信するように構成される受信ユニット231であって、制御情報は、少なくとも2つの制御領域を処理して、第1の目標条件を満たす少なくとも2つのリセット制御領域を形成するよう端末デバイスに命令するために用いられ、第1の間隙が、表示画面の横方向において、少なくとも2つの制御領域のうちの任意の2つの隣接する制御領域の間に配置され、第1の目標条件は、表示画面の横方向において、少なくとも2つのリセット制御領域のうちの任意の2つの隣接するリセット制御領域が接続されている、ということである、受信ユニット231と、
制御情報に基づいて、少なくとも2つのリセット制御領域を表示画面上に表示するように構成される第1の表示ユニット232と、
文字列を少なくとも2つのリセット制御領域のいずれか1つに表示するように構成される第2の表示ユニット233と
を含む。
【0476】
具体的には、第2の表示ユニット233は、
少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定するように構成される第1の決定モジュール2331であって、第2の目標リセット制御領域が第1の目標リセット制御領域の両側の各々に配置され、第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、第1の目標リセット制御領域の長さより長く、第2の目標リセット制御領域に含まれる第2の文字列の長さは、第2の目標リセット制御領域の長さより長い、第1の決定モジュール2331と、
目標処理が実行された第1の文字列を、第1の目標リセット制御領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で、第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行が第2の目標条件を満たすように表示するように構成される第1の表示モジュール2332であって、目標処理は、文字列を縮小し、縮小された文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることであり、第2の目標条件は、目標処理が実行された第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが、第1の目標リセット制御領域のリセット長さ以下である、ということであり、第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行と第2の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上である、第1の表示モジュール2332と
を含む。
【0477】
具体的には、第2の表示ユニット233は、
少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定するように構成される第2の決定モジュール2333であって、第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、第1の目標リセット制御領域の長さより長く、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第2の文字列の長さは、第2の長さより短く、第2の長さは、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さであり、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第3の文字列の長さは、第3の長さより長く、第3の長さは、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さである、第2の決定モジュール2333と、
第1の文字列の一行表示領域を決定するように構成される第3の決定モジュール2334であって、第1の文字列の一行表示領域は、第1の文字列の一行表示領域の長さが第1の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上となるように第2の文字列に向かって第1の目標リセット制御領域を拡張することにより配置される、第3の決定モジュール2334と、
第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが第1の文字列の一行表示領域のリセット長さ以下となるように、第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第2の表示モジュール2335と
を含む。
【0478】
具体的には、第2の表示ユニット233は、
少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定するように構成される第4の決定モジュール2336であって、第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、第1の目標リセット制御領域の長さより長く、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第2の文字列の長さは、第2の長さより短く、第2の長さは、第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さであり、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第3の文字列の長さは、第3の長さより短く、第3の長さは、第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域のリセット長さである、第4の決定モジュール2336と、
第1の文字列の一行表示領域を決定するように構成される第5の決定モジュール2337であって、第1の文字列の一行表示領域は、第1の文字列の一行表示領域の長さが第1の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、第1の文字列の一行表示領域と第2の文字列との間の間隙および第1の文字列の一行表示領域と第3の文字列との間の間隙の両方が第2の予め設定された値以上となるように第1の目標リセット制御領域を第2の文字列および第3の文字列に向かって拡張することにより配置される、第5の決定モジュール2337と、
第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが第1の文字列の一行表示領域の長さ以下となるように、第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第3の表示モジュール2338と
を含む。
【0479】
具体的には、第2の表示ユニット233は、
目標処理が実行された第1の文字列を、第1の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第4の表示モジュール2339であって、目標処理は、文字列を縮小し、縮小された文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることである、第4の表示モジュール2339
を含む。
【0480】
具体的には、第2の表示ユニット233は、
少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第4の目標リセット制御領域を決定するように構成される第6の決定モジュール23310であって、第4の目標リセット制御領域に含まれる第4の文字列の長さは、第4の目標リセット制御領域の長さより長く、第4の目標リセット制御領域は、表示画面の縁部と第5の目標リセット制御領域との間に位置し、第5の目標リセット制御領域に含まれる第5の文字列の長さは、第5の目標リセット制御領域の長さより長い、第6の決定モジュール23310と、
第4の文字列の一行表示領域を決定するように構成される第7の決定モジュール23311であって、第4の文字列の一行表示領域は、第4の文字列の一行表示領域の長さが第4の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、第4の文字列の一行表示領域と表示画面の縁部との間の間隙が第3の予め設定された値以上となるように第4の目標リセット制御領域を表示画面の縁部に向かって拡張することにより配置される、第7の決定モジュール23311と、
第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが第4の文字列の一行表示領域の長さ以下となるように、第4の文字列を、第4の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第5の表示モジュール23312と
を含む。
【0481】
具体的には、第2の表示ユニット233は、
少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第4の目標リセット制御領域を決定するように構成される第8の決定モジュール23313であって、第4の目標リセット制御領域に含まれる第4の文字列の長さは、第4の目標リセット制御領域の長さより長く、第4の目標リセット制御領域は、表示画面の縁部と第5の目標リセット制御領域との間に位置し、第5の目標リセット制御領域に含まれる第5の文字列の長さは、第5の目標リセット制御領域の長さより短い、第8の決定モジュール23313と、
第4の文字列の一行表示領域を決定するように構成される第9の決定モジュール23314であって、第4の文字列の一行表示領域は、第4の文字列の一行表示領域の長さが第4の目標リセット制御領域のリセット長さより長く、第4の文字列の一行表示領域と表示画面の縁部との間の間隙が第3の予め設定された値以上となるように、かつ、第4の文字列と第5の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上となるように第4の目標リセット制御領域を表示画面の縁部および第5の文字列に向かって拡張することにより配置される、第9の決定モジュール23314と、
第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが第4の文字列の一行表示領域の長さ以下となるように、第4の文字列を、第4の文字列の一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第6の表示モジュール23315と
を含む。
【0482】
具体的には、第2の表示ユニット233は、
第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが第4の目標リセット制御領域のリセット長さ以下となるように、目標処理が実行された第4の文字列を、第4の目標リセット制御領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第7の表示モジュールで23316あって、目標処理は、文字列を縮小し、縮小された文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることである、第7の表示モジュール23316
を含む。
【0483】
本発明の本実施形態において提供される端末デバイスにおいて、端末デバイスは、制御情報に基づいて少なくとも2つの制御領域を処理して、表示画面の横方向における少なくとも2つのリセット制御領域における任意の2つの隣接するリセット制御領域が接続されている、ということである第1の目標条件を満たす少なくとも2つのリセット制御領域を形成し得、文字列を少なくとも2つのリセット制御領域のいずれか1つに表示し得る。本実施形態における端末デバイスにおいて、リセット制御領域に表示される文字列の行の数が効果的に低減され得ることでユーザがリセット制御領域に表示される文字列を読み取る効率が改善されるように、リセット制御領域の長さは、制御領域の長さより長く、リセット制御領域に表示され得る文字列の長さは、制御領域に表示され得る文字列の長さより長い。
【0484】
図23は、端末デバイスの構造を機能モジュールの観点から説明している。以下ではさらに、図1を参照して、端末デバイスの構造をエンティティハードウェアの観点から説明する。
【0485】
端末デバイスは、1または複数のプロセッサ203、メモリ204、バスシステムおよび1または複数のプログラムを含む。プロセッサ203およびメモリ204は、バスシステムを用いて接続される。
【0486】
1または複数のプログラムは、メモリ204に記憶され、命令を含む。命令が端末デバイスにより実行された場合、端末デバイスは、図3における文字列表示方法を実行する。
【0487】
本実施形態における端末デバイスが文字列表示方法を実行する具体的なプロセスについては、図3を参照されたい。詳細は、本実施形態において改めて説明されない。
【0488】
本実施形態における端末デバイスの具体的な構造については、上述の実施形態を参照されたい。詳細は、本実施形態において改めて説明されない。
【0489】
具体的には、本実施形態において、1または複数のプログラムは、命令を含む。命令が端末デバイスにより実行された場合、端末デバイスは、図3における文字列表示方法を実行する。命令が文字列表示方法を実行する具体的なプロセスについては、図3を参照されたい。詳細は、本実施形態において改めて説明されない。
【0490】
簡便かつ簡潔な説明を目的として、上述のシステム、装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、上述の方法の実施形態における対応するプロセスが参照されてよいことが、当業者には明確に理解され得る。詳細は、ここでは改めて説明されない。
【0491】
本願において提供されるいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置および方法は、他の方式で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明されている装置の実施形態は、一例に過ぎない。例えば、ユニットの分割は、論理的機能の分割に過ぎず、実際の実装では他分割であってよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントが組み合わされるかまたは別のシステムへ統合されてよく、いくつかの特徴が無視されても実行されなくてもよい。加えて、示されたか、または論じられた相互結合もしくは直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェースを用いて実装されてよい。装置間またはユニット間の間接結合または通信接続は、電気的な形式、機械的な形式または他の形式で実装されてよい。
【0492】
別個の部分として説明されるユニットは、物理的に別個であってもそうでなくてもよく、ユニットとして示される部分は、物理的なユニットであってもそうでなくてもよく、1箇所に位置しても、複数のネットワークユニット上に分散していてもよい。当該ユニットのいくつかまたは全てが、実施形態の解決手段の目的を達成するための実際の要件に基づいて選択されてよい。
【0493】
加えて、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、または、ユニットの各々が物理的に単独で存在してよく、または2またはそれより多くのユニットが1つのユニットに統合されてよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてよく、または、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてよい。
【0494】
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売または使用される場合、統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決手段は本質的に、または、従来技術に寄与する部分または技術的解決手段の全部もしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本発明の実施形態において説明された方法の段階の全部または一部を実行するようコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等であってよい)に命令するためのいくつかの命令を含む。上述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスクまたは光学ディスクなど、プログラムコードを記憶し得る任意の媒体を含む。
【0495】
上述の実施形態は、本発明の技術的解決手段を説明することを意図しているに過ぎず、本発明を限定することを意図していない。本発明は上述の実施形態に関して詳細に説明されているが、当業者であれば、本発明の実施形態の技術的解決手段の趣旨および範囲から逸脱することなく、上述の実施形態において説明された技術的解決手段に対してさらに修正を行い得るか、またはそれらのいくつかの技術的特徴に対して均等な置き換えを行い得ることを理解するはずである。
[項目1]
文字列表示方法であって、
制御情報を受信する段階であって、上記制御情報は、少なくとも2つの制御領域を処理して、第1の目標条件を満たす少なくとも2つのリセット制御領域を形成するよう端末デバイスに命令するために用いられ、第1の間隙が、表示画面の横方向における上記少なくとも2つの制御領域のうちの任意の2つの隣接する制御領域の間に配置され、上記第1の目標条件は、上記表示画面の上記横方向における上記少なくとも2つのリセット制御領域のうちの任意の2つの隣接するリセット制御領域が接続されている、ということである、段階と、
上記制御情報に基づいて、上記少なくとも2つのリセット制御領域を上記表示画面上に表示する段階と、
文字列を上記少なくとも2つのリセット制御領域のいずれか1つに表示する段階と
を備える方法。
[項目2]
文字列を上記少なくとも2つのリセット制御領域のいずれか1つに表示する上記段階は、
上記少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定する段階であって、第2の目標リセット制御領域が上記第1の目標リセット制御領域の両側の各々に配置され、上記第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の長さより長く、上記第2の目標リセット制御領域に含まれる第2の文字列の長さは、上記第2の目標リセット制御領域の長さより長い、段階と、
目標処理が実行された上記第1の文字列を、上記第1の目標リセット制御領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で、上記第1の文字列の上記少なくとも一行の文字列の任意の行が第2の目標条件を満たすように表示する段階であって、上記目標処理は、文字列を縮小し、縮小された上記文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることであり、上記第2の目標条件は、上記目標処理が実行された上記第1の文字列の上記少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが、上記第1の目標リセット制御領域のリセット長さ以下である、ということであり、上記第1の文字列の上記少なくとも一行の文字列の任意の行と上記第2の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上である、段階と
を有する、
項目1に記載の方法。
[項目3]
文字列を上記少なくとも2つのリセット制御領域のいずれか1つに表示する上記段階は、
上記少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定する段階であって、上記第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の長さより長く、上記第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第2の文字列の長さは、第2の長さより短く、上記第2の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の上記第1の側に位置する上記第2の目標リセット制御領域のリセット長さであり、上記第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第3の文字列の長さは、第3の長さより長く、上記第3の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の上記第2の側に位置する上記第2の目標リセット制御領域のリセット長さである、段階と、
上記第1の文字列の一行表示領域を決定する段階であって、上記第1の文字列の上記一行表示領域は、上記第1の文字列の上記一行表示領域の長さが上記第1の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、上記第1の文字列の上記一行表示領域と上記第2の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上となるように上記第2の文字列に向かって上記第1の目標リセット制御領域を拡張することにより配置される、段階と、
上記第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが上記第1の文字列の上記一行表示領域のリセット長さ以下となるように、上記第1の文字列を、上記第1の文字列の上記一行表示領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する段階と
を有する、
項目1に記載の方法。
[項目4]
文字列を上記少なくとも2つのリセット制御領域のいずれか1つに表示する上記段階は、
上記少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定する段階であって、上記第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の長さより長く、上記第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第2の文字列の長さは、第2の長さより短く、上記第2の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の上記第1の側に位置する上記第2の目標リセット制御領域のリセット長さであり、上記第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第3の文字列の長さは、第3の長さより短く、上記第3の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の上記第2の側に位置する上記第2の目標リセット制御領域のリセット長さである、段階と、
上記第1の文字列の一行表示領域を決定する段階であって、上記第1の文字列の上記一行表示領域は、上記第1の文字列の上記一行表示領域の長さが上記第1の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、上記第1の文字列の上記一行表示領域と上記第2の文字列との間の間隙および上記第1の文字列の上記一行表示領域と上記第3の文字列との間の間隙の両方が第2の予め設定された値以上となるように上記第1の目標リセット制御領域を上記第2の文字列および上記第3の文字列に向かって拡張することにより配置される、段階と、
上記第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが上記第1の文字列の上記一行表示領域の上記長さ以下となるように、上記第1の文字列を、上記第1の文字列の上記一行表示領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する段階と
を有する、
項目1に記載の方法。
[項目5]
上記第1の文字列を、上記第1の文字列の上記一行表示領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する上記段階は、
目標処理が実行された上記第1の文字列を、上記第1の文字列の上記一行表示領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する段階であって、上記目標処理は、文字列を縮小し、縮小された上記文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることである、段階
を含む、
項目3または4に記載の方法。
[項目6]
文字列を上記少なくとも2つのリセット制御領域のいずれか1つに表示する上記段階は、
上記少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第4の目標リセット制御領域を決定する段階であって、上記第4の目標リセット制御領域に含まれる第4の文字列の長さは、上記第4の目標リセット制御領域の長さより長く、上記第4の目標リセット制御領域は、上記表示画面の縁部と第5の目標リセット制御領域との間に位置し、上記第5の目標リセット制御領域に含まれる第5の文字列の長さは、上記第5の目標リセット制御領域の長さより長い、段階と、
上記第4の文字列の一行表示領域を決定する段階であって、上記第4の文字列の上記一行表示領域は、上記第4の文字列の上記一行表示領域の長さが上記第4の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、上記第4の文字列の上記一行表示領域と上記表示画面の上記縁部との間の間隙が第3の予め設定された値以上となるように上記第4の目標リセット制御領域を上記表示画面の上記縁部に向かって拡張することにより配置される、段階と、
上記第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが上記第4の文字列の上記一行表示領域の上記長さ以下となるように、上記第4の文字列を、上記第4の文字列の上記一行表示領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する段階と
を有する、
項目1に記載の方法。
[項目7]
文字列を上記少なくとも2つのリセット制御領域のいずれか1つに表示する上記段階は、
上記少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第4の目標リセット制御領域を決定する段階であって、上記第4の目標リセット制御領域に含まれる第4の文字列の長さは、上記第4の目標リセット制御領域の長さより長く、上記第4の目標リセット制御領域は、上記表示画面の縁部と第5の目標リセット制御領域との間に位置し、上記第5の目標リセット制御領域に含まれる第5の文字列の長さは、上記第5の目標リセット制御領域の長さより短い、段階と、
上記第4の文字列の一行表示領域を決定する段階であって、上記第4の文字列の上記一行表示領域は、上記第4の文字列の上記一行表示領域の長さが上記第4の目標リセット制御領域のリセット長さより長く、上記第4の文字列の上記一行表示領域と上記表示画面の上記縁部との間の間隙が第3の予め設定された値以上となるように、かつ、上記第4の文字列と上記第5の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上となるように上記第4の目標リセット制御領域を上記表示画面の上記縁部および上記第5の文字列に向かって拡張することにより配置される、段階と、
上記第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが上記第4の文字列の上記一行表示領域の長さ以下となるように、上記第4の文字列を、上記第4の文字列の上記一行表示領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する段階と
を有する、
項目1に記載の方法。
[項目8]
上記第4の文字列を、上記第4の文字列の上記一行表示領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する上記段階は、
上記第4の文字列の上記少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが上記第4の目標リセット制御領域の上記リセット長さ以下となるように、目標処理が実行された上記第4の文字列を、上記第4の目標リセット制御領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示する段階であって、上記目標処理は、文字列を縮小し、縮小された上記文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることである、段階
を含む、
項目6または7に記載の方法。
[項目9]
端末デバイスであって、
制御情報を受信するように構成される受信ユニットであって、上記制御情報は、少なくとも2つの制御領域を処理して、第1の目標条件を満たす少なくとも2つのリセット制御領域を形成するよう上記端末デバイスに命令するために用いられ、第1の間隙が、表示画面の横方向における上記少なくとも2つの制御領域のうちの任意の2つの隣接する制御領域の間に配置され、上記第1の目標条件は、上記表示画面の上記横方向における上記少なくとも2つのリセット制御領域のうちの任意の2つの隣接するリセット制御領域が接続されている、ということである、受信ユニットと、
上記制御情報に基づいて、上記少なくとも2つのリセット制御領域を上記表示画面上に表示するように構成される第1の表示ユニットと、
文字列を上記少なくとも2つのリセット制御領域のいずれか1つに表示するように構成される第2の表示ユニットと
を備える端末デバイス。
[項目10]
上記第2の表示ユニットは、
上記少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定するように構成される第1の決定モジュールであって、第2の目標リセット制御領域が上記第1の目標リセット制御領域の両側の各々に配置され、上記第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の長さより長く、上記第2の目標リセット制御領域に含まれる第2の文字列の長さは、上記第2の目標リセット制御領域の長さより長い、第1の決定モジュールと、
目標処理が実行された上記第1の文字列を、上記第1の目標リセット制御領域に、少なくとも一行の文字列という表示方式で、上記第1の文字列の上記少なくとも一行の文字列の任意の行が第2の目標条件を満たすように表示するように構成される第1の表示モジュールであって、上記目標処理は、文字列を縮小し、縮小された上記文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることであり、上記第2の目標条件は、上記目標処理が実行された上記第1の文字列の上記少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが、上記第1の目標リセット制御領域のリセット長さ以下である、ということであり、上記第1の文字列の上記少なくとも一行の文字列の任意の行と上記第2の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上である、第1の表示モジュールと
を有する、
項目9に記載の端末デバイス。
[項目11]
上記第2の表示ユニットは、
上記少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定するように構成される第2の決定モジュールであって、上記第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の長さより長く、上記第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第2の文字列の長さは、第2の長さより短く、上記第2の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の上記第1の側に位置する上記第2の目標リセット制御領域のリセット長さであり、上記第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第3の文字列の長さは、第3の長さより長く、上記第3の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の上記第2の側に位置する上記第2の目標リセット制御領域のリセット長さである、第2の決定モジュールと、
上記第1の文字列の一行表示領域を決定するように構成される第3の決定モジュールであって、上記第1の文字列の上記一行表示領域は、上記第1の文字列の上記一行表示領域の長さが上記第1の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、上記第1の文字列の上記一行表示領域と上記第2の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上となるように上記第2の文字列に向かって上記第1の目標リセット制御領域を拡張することにより配置される、第3の決定モジュールと、
上記第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが上記第1の文字列の上記一行表示領域のリセット長さ以下となるように、上記第1の文字列を、上記第1の文字列の上記一行表示領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第2の表示モジュールと
を有する、
項目9に記載の端末デバイス。
[項目12]
上記第2の表示ユニットは、
上記少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第1の目標リセット制御領域を決定するように構成される第4の決定モジュールであって、上記第1の目標リセット制御領域に含まれる第1の文字列の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の長さより長く、上記第1の目標リセット制御領域の第1の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第2の文字列の長さは、第2の長さより短く、上記第2の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の上記第1の側に位置する上記第2の目標リセット制御領域のリセット長さであり、上記第1の目標リセット制御領域の第2の側に位置する第2の目標リセット制御領域における第3の文字列の長さは、第3の長さより短く、上記第3の長さは、上記第1の目標リセット制御領域の上記第2の側に位置する上記第2の目標リセット制御領域のリセット長さである、第4の決定モジュールと、
上記第1の文字列の一行表示領域を決定するように構成される第5の決定モジュールであって、上記第1の文字列の上記一行表示領域は、上記第1の文字列の上記一行表示領域の長さが上記第1の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、上記第1の文字列の上記一行表示領域と上記第2の文字列との間の間隙および上記第1の文字列の上記一行表示領域と上記第3の文字列との間の間隙の両方が第2の予め設定された値以上となるように上記第1の目標リセット制御領域を上記第2の文字列および上記第3の文字列に向かって拡張することにより配置される、第5の決定モジュールと、
上記第1の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが上記第1の文字列の上記一行表示領域の上記長さ以下となるように、上記第1の文字列を、上記第1の文字列の上記一行表示領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第3の表示モジュールと
を有する、
項目9に記載の端末デバイス。
[項目13]
上記第2の表示ユニットは、
目標処理が実行された上記第1の文字列を、上記第1の文字列の上記一行表示領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第4の表示モジュールであって、上記目標処理は、文字列を縮小し、縮小された上記文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることである、第4の表示モジュール
を有する、
項目11または12に記載の端末デバイス。
[項目14]
上記第2の表示ユニットは、
上記少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第4の目標リセット制御領域を決定するように構成される第6の決定モジュールであって、上記第4の目標リセット制御領域に含まれる第4の文字列の長さは、上記第4の目標リセット制御領域の長さより長く、上記第4の目標リセット制御領域は、上記表示画面の縁部と第5の目標リセット制御領域との間に位置し、上記第5の目標リセット制御領域に含まれる第5の文字列の長さは、上記第5の目標リセット制御領域の長さより長い、第6の決定モジュールと、
上記第4の文字列の一行表示領域を決定するように構成される第7の決定モジュールであって、上記第4の文字列の上記一行表示領域は、上記第4の文字列の上記一行表示領域の長さが上記第4の目標リセット制御領域のリセット長さより長くなるように、かつ、上記第4の文字列の上記一行表示領域と上記表示画面の上記縁部との間の間隙が第3の予め設定された値以上となるように上記第4の目標リセット制御領域を上記表示画面の上記縁部に向かって拡張することにより配置される、第7の決定モジュールと、
上記第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが上記第4の文字列の上記一行表示領域の長さ以下となるように、上記第4の文字列を、上記第4の文字列の上記一行表示領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第5の表示モジュールと
を有する、
項目9に記載の端末デバイス。
[項目15]
上記第2の表示ユニットは、
上記少なくとも2つのリセット制御領域に含まれる少なくとも1つの第4の目標リセット制御領域を決定するように構成される第8の決定モジュールであって、上記第4の目標リセット制御領域に含まれる第4の文字列の長さは、上記第4の目標リセット制御領域の長さより長く、上記第4の目標リセット制御領域は、上記表示画面の縁部と第5の目標リセット制御領域との間に位置し、上記第5の目標リセット制御領域に含まれる第5の文字列の長さは、上記第5の目標リセット制御領域の長さより短い、第8の決定モジュールと、
上記第4の文字列の一行表示領域を決定するように構成される第9の決定モジュールであって、上記第4の文字列の上記一行表示領域は、上記第4の文字列の上記一行表示領域の長さが上記第4の目標リセット制御領域のリセット長さより長く、上記第4の文字列の上記一行表示領域と上記表示画面の上記縁部との間の間隙が第3の予め設定された値以上となるように、かつ、上記第4の文字列と上記第5の文字列との間の間隙が第2の予め設定された値以上となるように上記第4の目標リセット制御領域を上記表示画面の上記縁部および上記第5の文字列に向かって拡張することにより配置される、第9の決定モジュールと、
上記第4の文字列の少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが上記第4の文字列の上記一行表示領域の長さ以下となるように、上記第4の文字列を、上記第4の文字列の上記一行表示領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第6の表示モジュールと
を有する、
項目9に記載の端末デバイス。
[項目16]
上記第2の表示ユニットは、
上記第4の文字列の上記少なくとも一行の文字列の任意の行の長さが上記第4の目標リセット制御領域の上記リセット長さ以下となるように、目標処理が実行された上記第4の文字列を、上記第4の目標リセット制御領域に、上記少なくとも一行の文字列という表示方式で表示するように構成される第7の表示モジュールであって、上記目標処理は、文字列を縮小し、縮小された上記文字列を有効化して第1の予め設定された値以上にすることである、第7の表示モジュール
を有する、
項目14または15に記載の端末デバイス。
[項目17]
端末デバイスであって、
1または複数のプロセッサと、
メモリと、
バスシステムと、
1または複数のプログラムと
を備え、
上記プロセッサおよび上記メモリは、上記バスシステムを用いて接続され、
上記1または複数のプログラムは、上記メモリに記憶され、
上記1または複数のプログラムは、命令を含み、
上記命令が上記端末デバイスにより実行された場合、上記端末デバイスは、項目1から8のいずれか一項に記載の方法を実行する、
端末デバイス。
[項目18]
1または複数のプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、
上記1または複数のプログラムは、命令を含み、
上記命令が端末デバイスにより実行された場合、上記端末デバイスは、項目1から8のいずれか一項に記載の方法を実行する、
コンピュータ可読記憶媒体。
図1
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図3
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図9
図10
図11
図12
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図19
図20
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図23