(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記キー抽出部は、前記ユーザに対して提示された一のキーを含んだキー質問文に対して、肯定を示す肯定意図が示された場合に、当該肯定意図にしたがって、前記回答情報記憶部において前記初期キーおよび前記一のキーに対応付けられた他のキーである第1のキーを、前記回答情報記憶部からさらに抽出し、
前記提示部は、前記一のキーを、前記第1のキーを取得するために利用された取得キーとして前記ユーザに提示可能にするとともに、前記第1のキーに対して肯定または否定のいずれの意図であるかを明示させるキー質問文を提示する、
請求項1に記載の対話システム。
前記キー抽出部は、前記ユーザに対して提示された一のキーを含んだキー質問文に対して、否定を示す否定意図が示された場合に、当該否定意図にしたがって、前記回答情報記憶部において前記初期キーに対応付けられた他のキーのうち前記一のキーに対応付けられていない他のキーである第2のキーを、前記回答情報記憶部からさらに抽出し、
前記提示部は、前記一のキーを、前記第2のキーを取得するために利用された取得キーとして前記ユーザに提示可能にするとともに、前記第2のキーに対して肯定または否定のいずれの意図であるかを明示させるキー質問文を提示する、
請求項1または2に記載の対話システム。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0011】
図1は、本実施形態の対話システムの機能構成を示すブロック図である。この対話システムは、対話サーバ100とユーザ端末200とから構成されている。なお、ユーザ端末200は、対話サーバ100の機能を全て含んでいてもよく、その場合、ユーザ端末200が、対話システムとなる。
【0012】
対話サーバ100は、入力部101、入力解決部102、候補絞込部103(質問文絞込部)、聞返し文生成部104、出力部105(提示部)、キー抽出部106(初期キー抽出部),意図認識部107、制御情報処理部108(スキップ処理部、アンドゥ処理部、クリア処理部、編集部、提示部),代表質問文抽出部109,キー質問文生成部110(キー抽出部)、補助情報記憶部111および回答データベース112(回答情報記憶部)を含んで構成されている。また、ユーザ端末200は、ユーザ入力部201および表示部202を含んで構成されており、入力文を受け付け、対話サーバ100に入力文を送信するユーザ入力部201、および対話サーバ100から送信された聞き返し文を受け付け、表示する表示部202を含んでいる。以下、対話サーバ100の機能構成について説明する。
【0013】
入力部101は、ユーザ端末200において入力された入力文、意図情報および制御情報を、ネットワークを介して受け付ける部分である。
【0014】
入力解決部102は、ユーザ端末200のユーザにより入力された入力文、意図情報または制御情報に従った代表質問文の絞り込み指示を解決するための部分である。この入力解決部102は、キー抽出部106、意図認識部107および制御情報処理部108と連携をとってユーザ端末200から送信された絞り込み指示の解決を行う。
【0015】
候補絞込部103は、入力解決部102において解決されて得られたキー(初期キーまたは一のキー)に基づいて、回答データベース112に記憶されている代表質問文およびその回答を含んだ一または複数の質問文候補情報の絞り込みを行う部分である。
【0016】
聞返し文生成部104は、ユーザ端末200からの入力に対する出力内容である、キー質問文および取得キーを含んだ聞き返し文を生成する部分である。キー質問文は、ユーザに対してキーを質問するための文章であり、例えば、“○○についての質問ですか”という文章である。取得キーは、最初にユーザにより入力された入力文に含まれているキーおよびキー質問文に用いられたキーである。この聞返し文生成部104は、代表質問文抽出部109、キー質問文生成部110、および補助情報記憶部111と連携をとって聞き返し文を生成する。
【0017】
出力部105は、聞返し文生成部104により生成された聞き返し文をユーザ端末200に送信する部分である。
【0018】
キー抽出部106は、入力解決部102からの絞り込み指示にしたがって、ユーザにより入力された入力文に対して形態素解析等の処理を行って、品詞ごとの単語である初期キーを抽出する部分である。例えば、キー抽出部106は、入力文「メールを送れない」に対して、“メール”と“送れない”とをそれぞれ抽出する。候補絞込部103は、キー抽出部106により抽出された初期キーを入力解決部102から受け取り、その初期キーに基づいて質問文候補情報を抽出する。
【0019】
意図認識部107は、入力解決部102が、肯定または否定で回答させるキー質問文に対する指示である意図情報(肯定または否定の旨を示す)を受け付け場合に、その意図を認識する部分である。意図認識部107は、肯定を示す意図情報を受け付けた場合には、キー質問文に含まれていたキーを取得キーとして、補助情報記憶部111に登録する。
【0020】
制御情報処理部108は、入力解決部102が、聞き返し文をスキップする(スキップ処理)、一つ前の聞き返し文に戻る(アンドゥ処理)、または今までの聞き返し文に含まれていた取得キーをクリアする(クリア処理)、のいずれかの処理を行わせる制御情報を受け付けると、当該指定されたいずれかの処理を行う部分である。また、制御情報処理部108は、ユーザ操作による関連キーの入替え処理、取得キーの削除処理などの各種制御情報に対する処理を行う。
【0021】
代表質問文抽出部109は、聞返し文生成部104が、絞り込んだ質問文候補情報の数が所定値未満であると判断した場合に、絞り込み結果として、回答データベース112から一または複数の代表質問文を抽出する部分である。出力部105は、代表質問文抽出部109により抽出された一または複数の代表質問文をユーザ端末200に送信する。
【0022】
キー質問文生成部110は、聞返し文生成部104が、絞り込んだ質問文候補情報の数が所定値以上であると判断した場合に、ユーザに質問するためのキー質問文を生成する部分である。キー質問文生成部110は、回答データベース112に記憶されているキーのうち、所定条件のキーを選択して、そのキーを含んだキー質問文を生成する。
【0023】
補助情報記憶部111は、ユーザによる入力(入力文、意図情報、制御情報)に対する聞返し履歴を記憶する部分であり、ユーザからの入力と、それに対応した聞き返し文(キー質問文を構成するキー、そのキーに対する意図、および取得キー)を時系列に管理して記憶する。取得キーは、入力文から得られたキーである初期キーとその後の絞り込み処理に用いられたキーである。補助情報記憶部111は、聞返し処理にしたがって、取得キーを補助情報として蓄積する。
【0024】
回答データベース112は、代表質問文、代表質問文に対する回答、代表質問文を構成するキー(単語)、および閲覧頻度を対応付けた回答情報を記憶する部分である。
図2にその具体例を示す。
図2に示されるとおり、キーは、代表質問文を事前に形態素解析して、抽出された単語である。また、閲覧頻度は、ユーザにより閲覧された頻度であり、閲覧されるたびに更新される。回答は、事前に本実施形態におけるFAQシステム管理者により登録された情報である。
【0025】
つぎに、このように構成された対話システムにおいて、その処理について説明する。
図3は、対話システムにおける対話サーバ100の処理を示すフローチャートである。
【0026】
まず、入力部101は、ユーザ端末200から入力文を受け付けると(S101)、キー抽出部106は、入力文に基づいて初期キーを抽出する。ここでキー抽出部106が初期キーを抽出することができないと判断すると(S102:NO)、出力部105は、エラー通知をユーザ端末200に送信する(S103)。
【0027】
キー抽出部106が初期キーを抽出することができたと判断すると(S102:YES)、候補絞込部103は、抽出した初期キーに基づいて、回答データベース112から、一または複数の質問文候補情報を抽出することで絞り込み処理を行う(S104)。
【0028】
候補絞込部103は、抽出した質問文候補情報の数が所定値未満であると判断すると(S105:所定値未満)、聞返し文生成部104は、抽出した質問文候補情報から代表質問文を抽出し、出力部105は、ユーザ端末200に、絞り込み結果として代表質問文を出力する(S106)。その後、ユーザは、ユーザ端末200を操作して、代表質問文に基づいて回答指示を行うことで、代表質問文に対する回答を得る。
【0029】
また、ステップS105において、候補絞込部103は、質問候補情報の数が所定値より大きいと判断すると(S105:所定値以上)、キー質問文生成部110は、初期キー以外の一のキーを含んだキー質問文を生成する(S107)。そのキー質問文生成処理は以下の通りである。
【0030】
例えば、キー質問文生成部110は、回答データベース112を参照して、ステップS102で抽出した初期キーを含んだ質問文候補情報から、さらにキー質問文を生成するための一のキーを抽出する。当該一のキーの選択基準としては、閲覧頻度の高い回答に対応付けられている代表質問文を選択し、その代表質問文に対応付けられたキーを選択する。キー質問文生成部110は、その選択された代表質問文に初期キー以外に複数のキーが対応付けられている場合には、質問文候補情報が多くなるキーを選択する。そのほか、予め定めた品詞であるキーを選択してもよい。FAQシステムの場合、名詞のみが入力文として入力されることが想定されるため、動詞を選択することが考えられる。また、予め定められたキーの優先順位に基づいて選択してもよい。なお、これら基準に限定されるものではない。
【0031】
キー質問文生成部110がキー質問文を生成すると、聞返し文生成部104は、補助情報記憶部111から取得キーを抽出し、キー質問文および取得キーを含んだ聞き返し文(出力内容)を生成する。そして、出力部105は、ユーザ端末200に、聞き返し文を送信する(S108)。聞き返し文に含まれるキー質問文は、当該キー質問文を形成する一のキーに対して肯定または否定の意図を明示させる内容である。
【0032】
入力部101は、ステップS108において、ユーザ端末200に送信した聞き返し文(キー質問文)に対する絞り込み指示(肯定意図または否定意図)を受け付けると(S109)、入力解決部102は、その絞り込み指示にしたがった入力解決処理を行う(S110)。入力解決処理が行われると、S104に戻り、質問文候補の絞り込み処理が行われ、代表質問文数が所定値未満になるまで繰り返される。
【0033】
ここで、ステップS110における入力解決処理について、さらに詳しく説明する。入力解決部102は、聞き返し文に含まれるキー質問文に対してユーザ端末200から肯定または否定の意図情報を受け付けると、意図認識部107にその意図情報を出力し、意図認識部107は、当該意図情報に従った意図認識処理を行う。具体的には、意図認識部107は、意図情報がキー質問文に含まれる一のキーに対して肯定を示している場合には、当該キー質問文に記述されていた一のキーを、取得キーとして、補助情報記憶部111に記憶する。
【0034】
また、意図認識部107は、意図情報が否定を示している場合には、キー質問文に記述されていた一のキーを、取得キーとして扱うことなく、当該否定されたキーに対応付けられる代表質問文を質問文候補情報から除外するための処理を行う。例えば、意図認識部107は、当該一のキーが否定されたことを、補助情報記憶部111に記憶する。
【0035】
また、入力解決部102は、キー質問文に対するスキップ処理、アンドゥ処理、クリア処理をユーザ端末200から受け付けると、制御情報処理部108にその処理の依頼をする。例えば、制御情報処理部108は、スキップ処理の依頼を受けると、キー質問文に記述されていたキーを取得キーとして、補助情報記憶部111に記憶せず、当該キーはスキップされたことを補助情報記憶部111に記憶する。また、入力解決部102は、アンドゥ処理の依頼を受け付けると、制御情報処理部108は、キー質問文に記述されていたキーを取得キーとして、補助情報記憶部111に記憶せず、一つ前のキー質問文を生成するための処理を行う。入力解決部102は、クリア処理の依頼を受け付けると、制御情報処理部108は、入力の初期状態に戻るための処理を行う。
【0036】
上記の入力解決処理について、具体例を用いて説明する。
図4は、各処理に応じた回答データベース112および質問文候補情報を模式的に示した図である。
図4(a)は、回答データベース112に記憶されている回答情報を示す。
図4においては、模式的に示したものであることから、その記載は簡略化している。ここでは代表質問文としてQ1〜Q6、キー1〜キー3、および回答文を対応付けた回答情報を示す。
【0037】
図4(b)は、初期キー:Aで絞り込んだ質問文候補情報を示す。回答データベース112に記憶されていた回答情報は、キー:Aを含んだ質問文候補情報に絞られている。
【0038】
図4(c)は、初期キー:Aで絞り込んだ質問文候補情報から、さらにキー:Bを含んだキー質問文に対して肯定を示した意図情報を受け付けたときの質問文候補情報を示す。ここでは、初期キー:Aで絞り込んだ質問文候補情報は、さらにキー:Bを含んだ質問文候補情報に絞られている。
【0039】
図4(d)は、初期キー:Aで絞り込んだ質問文候補情報から、さらにキー:Bを含んだキー質問文に対して否定を示した意図情報を受け付けたときの質問文候補情報を示す。ここでは、キー:Bは否定されたため、初期キー:Aで絞り込んだ質問文候補情報からキー:Bを含んだ質問文候補情報が除外されている。
【0040】
図4(e)は、初期キー:Aで絞り込んだ質問文候補情報から、さらにキー:Bを含んだキー質問文に対してスキップ処理を示した制御情報を受け付けたときの質問文候補情報を示す。ここでは、キー:Bに対する指示はスキップされたため、質問文候補情報は変更されない。一方で、スキップされたキー質問文のキー:Bは、選択されないように質問文候補情報から除外される。または最後に選択されるように、キー:Bの質問文候補情報における優先度を変えてもよい。
【0041】
図4(f)は、初期キー:Aで絞り込んだ質問文候補情報から、さらにキー:Bを含んだキー質問文に対してクリア処理を示した制御情報を受け付けたときの質問文候補情報を示す。ここでは、初期キー:Aに基づいた絞り込みがクリアされ、もとの回答データベース112に記憶されている回答情報全てが質問文候補情報となる。
【0042】
図4(g)は、初期キー:A、キー:Bに対して肯定意図を示し、さらにキー:Cを含んだキー質問文に対して、アンドゥ処理を示した制御情報を受け付けたときの質問文候補情報を示す。ここでは、一つ前の処理に戻るため、質問文候補情報として、キー:Bが肯定も否定もされていない状態に戻る。
【0043】
補助情報記憶部111は、対話処理の時系列にしたがって、一のキーに対する意図情報または制御情報を対応付けて入力履歴として記憶しておき、制御情報処理部108は、これら入力履歴に基づいてアンドゥ処理またはクリア処理を行ってもよい。
【0044】
また、これら絞り込まれた質問文候補情報の各状態のすべてを補助情報記憶部111が記憶しておいてもよい。そして、制御情報処理部108は、アンドゥ処理、またはクリア処理の指示に応じた状態の質問文候補情報を、補助情報記憶部111から取得してもよい。
【0045】
つぎに、本実施形態の対話システムにおけるユーザ端末200に表示される表示画面について説明する。
図5は、ユーザ端末200の表示画面を示す図である。ここでは、タッチパネルディスプレイを備えたユーザ端末200について説明する。したがって、表示部202はユーザ入力部201として機能し、ユーザは表示部202に表示されているアイコン等をタップすることにより情報の入力・選択を可能にする。入力窓201aは、タッチパネルにより文字入力を受け付ける部分である。吹き出しF1〜F7は、ユーザと対話システムとの間の対話を示す部分である。アイコンA1およびA2は、意図情報および制御情報の入力を受け付ける部分であり、ユーザはタップすることにより、それぞれの機能に応じた意図の明示および制御指示を可能にする。
【0046】
図5に示されるとおり、吹き出しF1、F3、F5、F7は、ユーザがユーザ端末200に対して入力操作または選択操作を行うことにより入力された入力文、意図の明示を示す。吹き出しF2、F4、F6は、ユーザにより入力された入力文に対して、対話サーバ100において生成されたキー質問文および取得キーを含んだ聞き返し文を示す。
【0047】
例えば、ユーザ端末200において、吹き出しF1で示される入力文が入力されると、それに対して、対話サーバ100では、聞返し文生成部104が吹き出しF2で示される聞き返し文を生成し、出力部105がユーザ端末200に吹き出しF2で示される聞き返し文を出力する。
【0048】
この聞き返し文は、以下の処理にしたがって、生成される。まず、対話サーバ100において、キー抽出部106は、“メール”と“送れない”との2つの単語を切り出して、初期キーとして、抽出する。
【0049】
候補絞込部103は、回答データベース112に記憶されている回答情報から、初期キーに基づいて質問文候補情報を絞り込む。そして、聞返し文生成部104は、回答データベース112を参照して、絞り込まれた質問文候補情報の中から、キー質問文を生成するための一のキーを抽出する。一のキーは上述したとおり、閲覧頻度等に基づいて選択される。そして、キー質問文生成部110は、一のキーを含んだキー質問文を生成し、さらに、聞返し文生成部104は、補助情報記憶部111から取得キーを抽出して、取得キーおよびキー質問文を含んだ聞き返し文を生成する。
【0050】
図5の例では、キー質問文生成部110は、一のキーとして、“エラーメッセージ”を含んだキー質問文を生成する。そして、聞返し文生成部104は、取得キーとして抽出した“メール”および“送れない”を含んだ聞き返し文を生成し、出力部105は、ユーザ端末に出力する。
【0051】
ユーザ端末200は、吹き出しF2で示される聞き返し文を受信して、表示部202は、事前に用意されたアイコンA1とともに聞き返し文を表示する。そして、ユーザは、アイコンA1(はい、いいえ、Skip、Undoのうちからいずれか)をタップ(選択)するか、またはアイコンA2:Clearをタップするか、または、入力窓201aに新たなキーを入力するか、何れかを行う。
【0052】
ここでは、ユーザは、“いいえ”をタップすると、表示部202は、吹き出しF3を表示する。そして、ユーザ端末200は、その旨(“エラーメッセージ”が否定意図であること)を対話サーバ100に送信する。対話サーバ100では、聞返し文生成部104が、吹き出しF4で示される聞き返し文を生成し、出力部105がユーザ端末200に送信する。ユーザ端末200において、表示部202は、吹き出しF4を表示する。
【0053】
吹き出しF2に記述される“エラーメッセージ”に対して、ユーザは“いいえ”をタップしたことから、対話サーバ100において、候補絞込部103は、“エラーメッセージ”を取得キーとして選択せず、このキーを除外した質問文候補情報に絞り込む。そして、キー質問文生成部110は、絞り込まれた質問文候補情報の中から、つぎのキー質問文を生成するための一のキーを抽出する。ここでは、キー質問文生成部110は、“写真”を抽出し、このキー:写真を含んだキー質問文を生成する。また、聞返し文生成部104は、取得キーとして、“メール”、“送れない”を選択し、これら情報を含んだ聞き返し文を生成する。なお、“エラーメッセージ”については、ユーザは“いいえ”をタップしたため、意図認識部107は、取得キーとしては選択しない。
【0054】
つぎに、ユーザは、吹き出しF4で示される聞き返し文に対して、“はい”をタップすると、表示部202は、吹き出しF5を表示する。そして、ユーザ端末200は、その旨(“写真”が肯定意図)を対話サーバ100に送信する。対話サーバ100は、吹き出しF6で示される聞き返し文を生成し、ユーザ端末200に送信する。ユーザ端末200において、表示部202は、吹き出しF6を表示する。
【0055】
すなわち、吹き出しF4に記述される“写真”に対して、ユーザは“はい”をタップすると、対話サーバ100の候補絞込部103は、“写真”を取得キーとして、このキーを含んだ質問文候補情報に絞り込む。そして、聞返し文生成部104は、絞り込んだ質問文候補情報の中から、つぎのキー質問文を生成するための一のキーを抽出する。ここでは、キー質問文生成部110は、“添付”を抽出し、これを含んだキー質問文を生成する。また、聞返し文生成部104は、取得キーとして、“メール”、“送れない”に加えて、新たに“写真”を選択し、これら情報を含んだ聞き返し文を生成する。このようにして、吹き出しF6の聞き返し文が生成される。
【0056】
つぎに、ユーザ端末200の表示部202が表示する表示画面の変形例について説明する。この変形例においては、対話画面M1に加えて、補助画面M2が追加されている。
図6は、対話画面M1と補助画面M2とを含んだ表示画面を示す図である。
図6に示されるとおり、対話画面M1は、ユーザ端末200(ユーザ)と対話サーバ100との間の対話の経過を示しており、補助画面M2は、ユーザが聞き返し文に対して選択するときにおける候補質問文を示す。候補質問文は、ユーザが聞きたい内容である代表質問文の候補を示し、ユーザが、聞き返し文に対する指示をしたときおよび初期に入力文を入力したときにおける、複数の代表質問文の候補を示す。
【0057】
さらに、補助画面M2は、候補キーを含んでいる。この候補キーは、つぎのキー質問文に含められる可能性があるキーである。候補キーにより、ユーザは、つぎのキー質問文の内容を知ることができる。補助画面M2では、候補キーとして、“添付”、“表示”が示されており、ユーザがつぎに聞き返されるキーを知ることができる。
【0058】
ここで、候補キーの抽出について説明する。キー質問文生成部110は、キー質問文を生成するに際して、一のキーを回答データベース112から抽出する。キー質問文生成部110は、キー質問文に含まれる一のキーのほかに、この一のキーが肯定意図であった場合に抽出されるキー、否定意図であった場合に抽出されるキーも合わせて抽出する。これらキーが候補キーとして、ユーザ端末200に出力される。なお、その他のキーも候補キーとして抽出してもよい。
【0059】
図7は、さらに、対話画面M1に、候補質問文に合わせた回答を表示することを示す図である。
図7に示されるとおり、補助画面M2には、候補質問文が表示され、対話画面M1には、対話の遷移が表示されている。ここでは、対話画面M1に、さらに候補質問文に対する回答を列挙して表示することで、ユーザは回答をより早く得ることができる。
【0060】
すなわち、代表質問文抽出部109は、候補絞込部103により絞り込まれた代表質問文およびその回答を、回答データベース112から抽出し、それを候補質問文および回答とする。聞返し文生成部104は、それぞれ候補質問文および回答を対応付けた聞き返し文を生成し、出力部105は、その聞き返し文を出力する。ユーザ端末200は、出力された聞き返し文を
図7に示されたとおりに表示する。
【0061】
図8は、取得キーを編集するときの表示画面を示す図である。
図8に示されるとおり、ユーザは取得キーとして表示されている“メール”をタップ(選択)することにより、表示部202は、“メール”に関連付けられる他のキー(関連キー)を選択可能に表示する。ここでは、表示部202は、“SMS”、“Eメール”を表示している。ユーザは、一の取得キーに関連付けられた関連キーを選択することで、ユーザ端末200は、取得キーを入替えるために、取得キーを特定して、その入替え指示を対話サーバ100に送信する。
【0062】
対話サーバ100の制御情報処理部108は、ユーザ端末200から取得キーの入替え指示を受け付けると、候補絞込部103は、その入れ替えられたキー(関連キー)を含んだ取得キーを使って、質問文候補情報を取得し直す処理を行う。さらに、キー質問文生成部110は、関連キーに基づいたキー質問文を生成するためのキーを抽出する。聞返し文生成部104は、取得キーの入替えに応じて変更されたキー質問文、および変更された取得キーを含んだ聞返し文を生成し、出力部105は、ユーザ端末200に出力する。
【0063】
ここで、関連キーについて説明する。この関連キーは、入替え対象となるキーに関連するキーであり、同義語、上位概念または下位概念となるキーである。回答データベース112は、例えば、入替え可能な関係であることを示す情報、または上位・下位の関係であることを示す情報などを記憶している。そして、ユーザ端末200において、ユーザが取得キーに対して入替え指示を選択すると、対話サーバ100において、制御情報処理部108は、ユーザ端末200から送信された入替え指示(入替え対象となる取得キー)に応じて、入替え対象となる取得キーに対応する一または複数の関連キーを回答データベース112から抽出する。そして、出力部105は、一または複数の関連キーをユーザ端末200においてユーザにより選択可能に表示するために出力する。ユーザは、一または複数の関連キーから一の関連キーを選択することで、取得キーの入替え指示を行うことができる。なお、関連キーは、上位レベル(上位概念)、同レベル(同義語)、下位レベル(下位概念)であることがわかるように表示されてもよい。
【0064】
その他の変形例として、
図9に示されるとおり、聞返し文生成部104は、聞き返し文の中に、その時点における質問文候補情報件数を含めて出力内容を生成してもよい。すなわち、候補絞込部103は、質問文候補情報を絞り込む際に、その件数を抽出し、聞返し文生成部104にその件数情報を渡す。聞返し文生成部104は、その件数情報を含んだ聞き返し文を生成する。さらに、聞返し文生成部104は、ユーザが“はい”を選択した場合の質問文候補情報件数、および“いいえ”を選択した場合の質問文候補情報件数を区別して表示可能にする出力内容を生成してもよい。
【0065】
さらに、その他の変形例として、回答データベース112は、1つの回答に複数の質問文からたどり着ける場合には、同じ回答IDを設定しておくことで、聞返し回数を削減するための処理をしてもよい。すなわち、回答データベース112において、同じ回答に対応付けられる代表質問文には、同じIDが付与される。そして、候補絞込部103は、初期キーおよび一のキーを用いて代表質問文の絞り込みを行う際、同じ回答IDが付与されている代表質問文については、任意の一つの代表質問文のみを残し、他の代表質問文を絞り込み対象から除外する。これによって、聞返し回数を削減することができる。
【0066】
つぎに、このように構成された対話システム10の作用効果について説明する。本実施形態の対話システム10は、ユーザによる入力に対して回答を提供するシステムである。回答データベース112は、代表質問文と、当該代表質問文を構成する一または複数のキーを含んだキー群と、代表質問文に対応する回答とを対応付けた回答情報を記憶している。
【0067】
入力部101は、ユーザ端末200から送信された入力文を入力し、入力解決部102は、キー抽出部106と連携をとって、その入力文に基づいて一または複数の初期キーを抽出する。つぎに、候補絞込部103は、キー抽出部106により抽出された初期キーに基づいて、回答データベース112に記憶さている代表質問文の絞り込みを行う。
【0068】
キー質問文生成部110は、一または複数の初期キーに基づいて、回答データベース112から一のキーを抽出して、キー質問文を生成する。そして、聞返し文生成部104は、生成されたキー質問文および取得キーを含んだ聞き返し文を生成する。出力部105は、一のキーを含んだキー質問文および一または複数の初期キーを含んだ聞き返し文を、ユーザ端末200に送信する。
【0069】
さらに、出力部105は、一または複数の初期キーを、一のキーを抽出するために利用された取得キーとして、ユーザ端末200に送信するとともに、一のキーに対する意図を明示させるキー質問文をユーザ端末200に送信する。これら処理に従って、キーの入力およびそれに対応する聞き返し文により対話処理が行われる。
【0070】
候補絞込部103は、キー質問文に対して応答されたユーザの意図に基づいて、代表質問文の絞り込みを行い、出力部105は、所定条件(例えば、候補が所定値未満)に達すると、候補絞込部103により絞り込まれた代表質問文をユーザ端末に送信する。
【0071】
この構成に従うと、ユーザは、質問文を検索するためのキー(キーワード)を思いつかない、キーを間違って覚えている場合でも、ユーザは徐々に質問文を絞り込むことができる。したがって、ユーザは、適切な質問文を容易に取得することができ、ユーザにとって、スムーズなFAQによる対話システムを提供することができる。
【0072】
一方で、対話システム10は、ユーザに対して適切な質問文を提供することができることから、その提供回数を少なくすることができる。よって、対話システム10におけるCPU等の制御部(プロセッサ1001)の処理負荷を低減することができる。さらに、効率的な通信を行うことができ、ネットワーク負荷を軽減することができる。
【0073】
さらに、ユーザは、一のキーを抽出するために利用された取得キーを知ることができることから、何が認識された聞返しが行われたかを知ることができ、よって、どのような質問文に導かれるかを推測することができる。
【0074】
なお、上述実施形態においては、対話システム10は、対話サーバ100とユーザ端末200とを含んで構成されているが、これに限るものではない。ユーザ端末200が対話サーバ100と同じ機能を備え、ユーザ端末200が対話システム10を構成してもよいし、ユーザ端末200が、対話サーバ100の一部の機能を有してもよい。
【0075】
また、本実施形態の対話システムにおいて、入力解決部102は、意図認識部107と連携をとって、ユーザに対して提示された一のキーを含んだキー質問文に対して、肯定を示す肯定意図が示された場合に、当該肯定意図にしたがって、回答データベース112において初期キーおよび一のキーに対応付けられた他のキーである第1のキーを、回答データベース112からさらに抽出する。
【0076】
キー質問文生成部110は、第1のキーに対して肯定または否定のいずれの意図であるかを明示させるキー質問文を生成する。そして、聞返し文生成部104は、一のキーを、第1のキーを抽出するために利用された取得キーとしてユーザに提示可能にした、キー質問文を含んだ聞き返し文を生成する。出力部105は、生成された聞き返し文を出力する。
【0077】
この構成に従うと、ユーザは、キー質問文における一のキーを肯定した場合には、その一のキーに基づいた第1のキーを含んだキー質問文を受け取ることができる。したがって、ユーザはキーを思いつかない、キーを間違って覚えている場合でも、徐々に質問文を絞り込むことができる。
【0078】
また、本実施形態の対話システム10において、入力解決部102は、意図認識部107と連携をとって、ユーザに対して提示された一のキーを含んだキー質問文に対して、否定を示す否定意図が示された場合に、当該否定意図にしたがって、回答データベース112において初期キーに対応付けられた他のキーのうち一のキーに対応付けられていない他のキーである第2のキーを、回答データベース112からさらに抽出する。
【0079】
キー質問文生成部110は、第2のキーに対して肯定または否定のいずれの意図であるかを明示させるキー質問文を生成する。そして、聞返し文生成部104は、一のキーを、第2のキーを抽出するために利用された取得キーとしてユーザに提示可能にした、キー質問文を含んだ聞き返し文を生成する。出力部105は、生成された聞き返し文を出力する。
【0080】
この構成に従うと、ユーザは、キー質問文の一のキーを否定した場合には、その一のキーを除外した代表質問文の中から第2のキーを含んだキー質問文を受け取ることができる。したがって、キーを思いつかない、キーを間違って覚えている場合でも、徐々に質問文を絞り込むことができる。
【0081】
また、本実施形態の対話システム10において、キー質問文生成部110は、初期キーに基づいて、一のキーに対応付けられ、つぎに提示される可能性がある他のキーを回答データベース112からさらに抽出する。
【0082】
聞返し文生成部104は、聞き返し文を生成し、出力部105は、一のキーおよび一または複数の初期キーを含んだ聞き返し文とともに他のキーを候補キーとしてユーザ端末200に出力する。
【0083】
この構成に従うと、ユーザはつぎにどのようなキーを聞き返されるか事前に知ることができ、対話処理の状況を把握することが容易になる。
【0084】
また、本実施形態の対話システム10において、制御情報処理部108は、ユーザの操作にしたがって、取得キーを、回答データベース112において取得キーに関連付けられた関連キーと入れ替えて、候補絞込部103は、入れ替えられた関連キーを用いて、代表質問文の絞り込みを行う。
【0085】
この構成に従うと、想定外のキーが抽出されてしまった場合に、その編集処理を行うことができる。したがって、ユーザは、容易に意図した質問文にたどり着くことができる。
【0086】
また、本実施形態の対話システム10において、キー質問文に対して意図を示すことなく、つぎのキー質問文にスキップするスキップ処理、キー質問文の前に提示されたキー質問文に戻るためのアンドゥ処理、および全てのキー質問文をクリアするクリア処理の少なくとも一つを、ユーザ操作にしたがって実行する制御情報処理部108を備える。
【0087】
制御情報処理部108は、一のキーを含んだキー質問文がユーザに提示されたときにスキップ処理が選択されることを判断すると、候補絞込部103は絞り込み処理を行うことなく、キー質問文生成部110は、スキップ処理のための処理を行う。すなわち、キー質問文生成部110は、スキップされたキー質問文の一のキーを、取得キーに含めることなく、回答データベース112においてスキップされたキー質問文に含まれた一のキーを取得するために利用された取得キーに対応付けられた他のキーである第3のキーを取得する。そして、キー質問文生成部110は、当該第3のキー含んだキー質問文を生成して、出力部105はユーザ端末200にそのキー質問文を含んだ聞き返し文を送信する。
【0088】
また、制御情報処理部108は、一のキーを含んだキー質問文に対して意図を明示した後に他のキーを含んだキー質問文がユーザに提示されたときにアンドゥ処理が選択されることを判断すると、キー質問文生成部110は、再度一のキーを含んだキー質問文を生成して、出力部105は、このキー質問文を含んだ聞き返し文を出力する。
【0089】
また、制御情報処理部108は、クリア処理が選択されることを判断すると、初期キーのための入力待ちとするための処理を行う。出力部105は、その入力待ちとするための情報をユーザ端末200に出力する。
【0090】
この構成に従うと、間違って答えを言ってしまった、答えづらいキーが効かれてしまった、といった場合に、対話処理をスキップまたは元に戻すことができる。したがって、ユーザは、自分の意図した質問文に容易にたどり着くことがでる。
【0091】
上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
【0092】
例えば、本発明の一実施の形態における対話サーバ100,ユーザ端末200などは、本実施形態の対話サーバ100、ユーザ端末200の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。
図10は、本実施形態に係る対話サーバ100、ユーザ端末200のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の対話サーバ100、ユーザ端末200は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
【0093】
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。対話サーバ100、ユーザ端末200のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
【0094】
対話サーバ100、ユーザ端末200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
【0095】
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、入力解決部102、候補絞込部103などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
【0096】
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、対話サーバ100、ユーザ端末200の入力解決部102等は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
【0097】
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
【0098】
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
【0099】
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の入力部101、出力部105などは、通信装置1004で実現されてもよい。
【0100】
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
【0101】
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
【0102】
また、対話サーバ100、ユーザ端末200は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
【0103】
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
【0104】
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
【0105】
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
【0106】
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
【0107】
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
【0108】
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
【0109】
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
【0110】
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
【0111】
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
【0112】
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
【0113】
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
【0114】
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。
【0115】
ユーザ端末は、当業者によって、移動通信端末、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
【0116】
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
【0117】
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
【0118】
本明細書で「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した場合においては、その要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
【0119】
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
【0120】
本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。