【課題を解決するための手段】
【0009】
(トンネル内消火栓設備1)
本発明は、トンネル内消火栓設備に於いて、
トンネル内の監視員通路の路肩から道路に面した前壁に取付口を開口した消火栓埋込部と、
消火栓埋込部に設置され、筐体内のホース収納部にノズル付きのホースを収納すると共に、利用者により開放され、筐体の道路側及び監視員通路側の両方からノズル付きのホースを道路側に引き出し可能とする消火栓扉が設けられた消火栓装置と、
を備え、
消火栓扉を開放したときに、筐体におけるホース収納部の道路側及び監視員通路側の両方が開口することを特徴とする。
【0010】
(トンネル内消火栓設備2)
本発明は、トンネル内消火栓設備に於いて、
トンネル内の監視員通路の路肩から道路に面した前壁に取付口を開口した消火栓埋込部と、
消火栓埋込部に設置され、筐体内のホース収納部にノズル付きのホースを収納すると共に、利用者により開放され、筐体の道路側及び監視員通路側の両方からノズル付きのホースを道路側に引き出し可能とする消火栓扉が設けられた消火栓装置と、
を備え、
消火栓扉を開放したときに、筐体におけるホース収納部の道路側及び監視員通路側の両方にノズル付きのホースの取出口が露出することを特徴とする。
【0011】
消火栓装置は、筐体内に消火栓弁開閉レバーが設けられ、
消火栓弁開閉レバーの操作により消火栓弁の開閉を切替えることによりノズル付きのホースへの消火用水の供給と停止を可能としており、
消火栓扉を開放したときに、消火栓開閉レバーが外部から操作可能に露出する。
【0012】
消火栓扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉前部と監視員通路側に位置する水平方向の扉上部とを連設した扉板を備える。
【0013】
消火栓扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉前部と監視員通路側に位置する水平方向の扉上部とを連設した横断面がL形に形成された扉板を備え、扉板が扉上部のトンネル壁面側の後端の軸支により上向き回りに開放可能に支持される。
【0014】
消火栓扉は、トンネル壁面側を回転軸として上向き回りに開放したときに、監視員通路上に位置する扉上部の内側面に乗って通行可能とする。
【0015】
消火栓扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉前部と監視員通路側に位置する水平方向の扉上部とを連設した横断面がL形に形成された扉板を備え、扉板が監視員通路の通行方向に沿う方向のスライドにより開閉自在に設けられる。
【0016】
消火栓扉は、
筐体の道路側の垂直方向に配置され、スライドにより開閉自在に設けられた前扉と、
筐体の監視員通路側の水平方向に配置され、トンネル壁面側の後端の軸支により上向き回りに開放可能に支持された上扉と、
を備える。
【0017】
消火栓扉は、
筐体の道路側の垂直方向に配置され、道路の路面側の下端の軸支により下向き回りに開放可能に支持された前扉と、
筐体の監視員通路側の水平方向に配置され、トンネル壁面側の後端の軸支により上向き回りに開放可能に支持された上扉と、
を備える。
【0018】
消火栓扉は、
筐体の道路側の垂直方向に配置され、左右に両開き自在に支持された前扉と、
筐体の監視員通路側の水平方向に配置され、左右に両開き自在に支持された上扉と、
を備える。
【0019】
消火栓扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉開口から監視員通路側に位置する水平方向の扉開口にわたるシャッター扉が開閉自在に設けられる。
【0020】
(トンネル内消火栓設備3)
本発明は、トンネル内消火栓設備に於いて、
トンネル内の監視員通路の路肩から道路に面した前壁に取付口を開口した消火栓埋込部と、
消火栓埋込部に設置され、筐体内にノズル付きのホースを収納すると共に、利用者により開放され、筐体の道路側及び監視員通路側の両方からノズル付きのホースを道路側に引き出し可能とする消火栓扉が設けられた消火栓装置と、
を備え、
消火栓装置は、箱形のホース筐体内に、ノズル付きのホースが内巻き状態で引き出し自在に収納されたホース収納部を備え、ホース収納部のホース取出口が消火栓埋込部の路肩から前壁のコーナー部に対向するように配置されたことを特徴とする。
【0021】
消火栓装置は、道路側及び監視員通路側の両方からノズル付きのホースを筐体内に収納可能とする。
【0022】
(トンネル内消火栓設備4)
本発明は、トンネル内消火栓設備に於いて、
トンネル内の監視員通路の路肩から道路に面した前壁に取付口を開口した消火栓埋込部と、
消火栓埋込部に設置され、筐体内のホース収納部にノズル付きのホースを収納すると共に、利用者により開放され、筐体の道路側及び監視員通路側の両方からノズル付きのホースを道路側に引き出し可能とする消火栓扉が設けられた消火栓装置と、
を備え、
消火栓装置は、筐体内の消火器収納部に消火器が収納され、利用者により筐体の道路側及び監視員通路側の両方から消火器を取出し可能に開放される消火器扉が設けられ、
消火器扉を開放したときに、筐体における消火器収納部の道路側及び監視員通路側の両方が開口することを特徴とする。
【0023】
(トンネル内消火栓設備5)
本発明は、トンネル内消火栓設備に於いて、
トンネル内の監視員通路の路肩から道路に面した前壁に取付口を開口した消火栓埋込部と、
消火栓埋込部に設置され、筐体内のホース収納部にノズル付きのホースを収納すると共に、利用者により開放され、筐体の道路側及び監視員通路側の両方からノズル付きのホースを道路側に引き出し可能とする消火栓扉が設けられた消火栓装置と、
を備え、
消火栓装置は、筐体内の消火器収納部に消火器が収納され、利用者により筐体の道路側及び監視員通路側の両方から消火器を取出し可能に開放される消火器扉が設けられ、
消火器扉を開放したときに、筐体における消火器収納部の道路側及び監視員通路側の両方に消火器の頭部が露出することを特徴とする。
【0024】
消火器扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉前部と監視員通路側に位置する水平方向の扉上部とを連設した扉板を備える。
【0025】
消火器扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉前部と監視員通路側に位置する水平方向の扉上部とを連設した横断面がL形に形成された扉板を備え、扉板が扉上部のトンネル壁面側の後端の軸支により上向き回りに開放可能に支持される。
【0026】
消火器扉は、トンネル壁面側を回転軸として上向き回りに開放したときに、監視員通路上に位置する扉上部の内側面に乗って通行可能とする。
【0027】
消火器扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉前部と監視員通路側に位置する水平方向の扉上部とを連設した横断面がL形に形成された扉板を備え、扉板が監視員通路の通行方向に沿う方向のスライドにより開閉自在に設けられる。
【0028】
消火器扉は、
筐体の道路側の垂直方向に配置され、スライドにより開閉自在に設けられた前扉と、
筐体の監視員通路側の水平方向に配置され、トンネル壁面側の後端の軸支により上向き回りに開放可能に支持された上扉と、
を備える。
【0029】
消火器扉は、
筐体の道路側の垂直方向に配置され、道路の路面側の下端の軸支により下向き回りに開放可能に支持された前扉と、
筐体の監視員通路側の水平方向に配置され、トンネル壁面側の後端の軸支により上向き回りに開放可能に支持された上扉と、
を備える。
【0030】
消火器扉は、
筐体の道路側の垂直方向に配置され、左右に両開き自在に支持された前扉と、
筐体の監視員通路側の水平方向に配置され、左右に両開き自在に支持された上扉と、
を備える。
【0031】
消火器扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉開口から監視員通路側に位置する水平方向の扉開口にわたるシャッター扉が開閉自在に設けられる。
【0032】
消火器収納部は、消火器の頭部が消火栓埋込部の路肩から前壁のコーナー部に対向するように消火器が収納される。
【0033】
消火栓装置は、道路側及び監視員通路側の両方からノズル付きのホース及び消火器を筐体内に収納可能とする。
【0034】
トンネル内消火栓設備は、消火栓弁を含むバルブ類を分離して道路の下に位置する管理用通路内に設置し、当該消火栓弁は、電動弁を用いた遠隔消火栓弁とする。
【0035】
トンネル内消火栓設備は、監視員通路の手摺りが設けられていない位置に消火栓埋込部が配置される。
【0036】
(消火器箱1)
本発明は、トンネル内の監視員通路の路肩から道路に面した前壁に取付口を開口した埋込部に設置され、筐体内の消火器収納部に消火器を収納する消火器箱であって、
利用者により道路側及び監視員通路側の両方から消火器を取出し可能に開放される消火器扉が設けられ、
消火器扉を開放したときに、筐体における消火器収納部の道路側及び監視員通路側の両方が開口することを特徴とする。
【0037】
(消火器箱2)
本発明は、トンネル内の監視員通路の路肩から道路に面した前壁に取付口を開口した埋込部に設置され、筐体内の消火器収納部に消火器を収納する消火器箱であって、
利用者により道路側及び監視員通路側の両方から消火器を取出し可能に開放される消火器扉が設けられ、
消火器扉を開放したときに、筐体における消火器収納部の道路側及び監視員通路側の両方に消火器の頭部が露出することを特徴とする
消火器扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉前部と監視員通路側に位置する水平方向の扉上部とを連接した扉板を備える。
【0038】
消火器扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉前部と監視員通路側に位置する水平方向の扉上部とを連設した横断面がL形に形成された扉板を備え、扉板が扉上部のトンネル壁面側の後端の軸支により上向き回りに開放可能に支持される。
【0039】
消火器扉は、トンネル壁面側を回転軸として上向き回りに開放したときに、監視員通路上に位置する扉上部の内側面に乗って通行可能とする。
【0040】
消火器扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉前部と監視員通路側に位置する水平方向の扉上部とを連設した横断面がL形に形成された扉板を備え、扉板が監視員通路の通行方向に沿う方向のスライドにより開閉自在に設けられる。
【0041】
消火器扉は、
筐体の道路側の垂直方向に配置され、スライドにより開閉自在に設けられた前扉と、
筐体の監視員通路側の水平方向に配置され、トンネル壁面側の後端の軸支により上向き回りに開放可能に支持された上扉と、
を備える。
【0042】
消火器扉は、
筐体の道路側の垂直方向に配置され、道路の路面側の下端の軸支により下向き回りに開放可能に支持された前扉と、
筐体の監視員通路側の水平方向に配置され、トンネル壁面側の後端の軸支により上向き回りに開放可能に支持された上扉と、
を備える。
【0043】
消火器扉は、
筐体の道路側の垂直方向に配置され、左右に両開き自在に支持された前扉と、
筐体の監視員通路側の水平方向に配置され、左右に両開き自在に支持された上扉と、
を備える。
【0044】
消火器扉は、筐体の道路側に位置する垂直方向の扉開口から監視員通路側に位置する水平方向の扉開口にわたるシャッター扉が開閉自在に設けられる。
【0045】
消火器収納部は、消火器の頭部が埋込部の路肩から前壁のコーナー部に対向するように消火器が収納される。
【0046】
消火器箱は、道路側及び監視員通路側の両方から消火器を消火器収納部内に収納可能とする。
【0047】
消火器箱は、監視員通路の手摺りが設けられていない位置に埋込部が配置される。