(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ディープパワーダウンモードで、前記センスアンプの前記電源を制御して、他の動作モードの少なくとも1つにおける電圧よりも低い電圧とするステップを更に含む、請求項7に記載の動作方法。
前記ディープパワーダウンモードで、前記ラッチの前記電源を制御して、他の動作モードの少なくとも1つにおける、前記メモリアレイ、前記センスアンプ、前記アドレスデコーダ及び前記リフレッシュコントローラの少なくとも1つの電圧よりも低い電圧とするステップを更に含む、請求項7に記載の動作方法。
メモリセルの前記第1群及び第2群のデータを保持する前に、前記ディープパワーダウンモードでデータが保持されるメモリセルの前記第1群及び第2群を選択するステップを更に含み、
前記保持ステップは、メモリセルの選択される前記第1群及び第2群のデータを保持するステップを含む、請求項6に記載の動作方法。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示は一般に、ディープパワーダウンモードでデータを保持する、低電力消費メモリデバイス(ダイナミックランダムアクセスメモリデバイス等)及び低電力消費メモリデバイスの動作方法に向けたものである。メモリデバイスは、メモリデバイスがディープパワーダウンモードである間、メモリデバイスに記憶されるデータの群を保持することができると考えられる。保持されるデータの群を選択することができる。メモリデバイスがディープパワーダウンモードである間、データの群を、メモリデバイスのセンスアンプで保持することができる。また、メモリデバイスが、ディープパワーダウンモードでデータを保持するための、複数のラッチを含むことができることが考えられる。メモリデバイスがディープパワーダウンモードである間、メモリデバイスは記憶されるデータの群をラッチ内のメモリデバイス及び/又はセンスアンプに保持することができる。
【0011】
図1Aは、開示された実施形態に従う例示的メモリデバイス100を示す図である。メモリデバイス100は、
図1Aに表すように互いに接続された、モードコントローラ120と、アドレスデコーダ140と、リフレッシュコントローラ160と、メモリアレイ180と、複数のセンスアンプ回路130と、データバッファ150とを含む。データバッファ150は、複数のレジスタ、集積回路及び/又はフィールドプログラマブルゲートアレイ等の、適切なハードウェアを含むことができる。データバッファ150は、メモリデバイス100からデータを読取る間又はメモリデバイス100にデータを書込む間、出力又は入力されたデータを一時的に保つように構成される。メモリアレイ180は、(
図2に表すように)複数のビット線及びワード線に接続された複数のメモリセルを含む。複数のメモリセルは、後にアクセスするためのデータを記憶する。メモリデバイス100を、ダイナミックランダムアクセスメモリとして提供することができる。
【0012】
(
図3に表すように)各センスアンプ回路130は、センスアンプ及び周辺回路を含む。複数のセンスアンプ回路130は、メモリアレイ180の複数のビット線に接続される。各センスアンプ回路130は、当該センスアンプ回路130に接続された2つのビット線の間の電圧差を感知して増幅するように構成される。2つのビット線の電圧差は、当該2つのビット線に接続され、データアクセス中に読取られるメモリセルの1つに記憶されるデータによってもたらされる。アドレスデコーダ140は、メモリセルのアドレスを受取って復号して、データにアクセスするための、対応するビット線及びワード線を有効にする。リフレッシュコントローラ160は、集積回路及び/又はフィールドプログラマブルゲートアレイ等の、適切なハードウェアを含む。リフレッシュコントローラ160は、メモリセルに記憶されたデータの周期的なリフレッシュを制御するように構成される。
【0013】
モードコントローラ120は、制御信号を発生するように構成される集積回路及び/又はプログラマブルゲートアレイ等の、適切なハードウェアを含む。モードコントローラ120は、かかる制御信号を発生して、メモリデバイス100が、読取りモード、書込みモード、リフレッシュモード及びディープパワーダウンモード等の様々な動作モードで動作するように制御するよう構成される。モードコントローラ120は、外部で発生する制御信号を受取るように接続される。当該信号を、例えばメモリデバイス100が実装されるシステムのプロセッサ又はタイマ等で発生させることができる。モードコントローラ120が、かかる外部で発生する、ディープパワーダウンモードへの移行を命じる制御信号を受け取るときに、メモリデバイス100を、モードコントローラ120によって制御して、ディープパワーダウンモードに移行させる。メモリデバイス100がディープパワーダウンモードであるときに、モードコントローラ120は、メモリセルの群のデータを制御して、当該データをラッチする。いくつかの実施形態では、メモリセルの群のデータを、ビット線を通じてメモリセルの群に接続されたセンスアンプにラッチすることができる。メモリデバイス100がディープパワーダウンモードを終了する時に、メモリセルの群のデータを、メモリセルの群に復元する。
【0014】
図1Bは例示的モードコントローラ120を示す図である。
図1Bに表すように、モードコントローラ120は、メモリデバイス100の動作を制御するための様々な1つ以上の制御信号を発生するように構成される信号発生器125を含む。信号発生器125は、メモリデバイス100が実装されるシステムから受取る外部制御信号に従って、様々な制御信号(例えばセンスアンプ(SA)有効及びラッチ有効)を発生する。上述したように、信号発生器125は、様々な制御信号を発生して、メモリデバイス100の動作を制御する集積回路及び/又はプログラマブルゲートアレイ等の、適切なハードウェアを含む。信号は、以下より完全に説明するように、センスアンプ及びラッチ並びにその他のものを有効にする制御信号を含む。
【0015】
図2は、開示された実施形態に従う、例示的メモリデバイス100の例示的メモリアレイ180を示す図である。メモリアレイ180は、複数のビット線及びワード線に接続された複数のメモリセルを含む。メモリセルは例えばメモリセル201及び202であり、ビット線は例えばビット線221, 222, 223及び224であり、ワード線は例えばワード線211, 212, 213, 214, 215, 216, 217及び218である。例えば、
図2に表すように、メモリセル201及び202をそれぞれ、2つのワード線211及び212に接続し、同じビット線221に接続する。各メモリセルは、トランジスタと、トランジスタのドレイン又はソースに接続されたコンデンサと含む。各メモリセルは、そのコンデンサにおいて1ビットのデータを記憶することができる。トランジスタのゲートは、ワード線に接続される。コンデンサに接続されていない、トランジスタの残りのソース及びドレインは、ビット線に接続される。ワード線を作動するときに、書込動作では、ビット線上のデータがコンデンサに導かれる。ワード線を作動するときに、読取動作では、コンデンサに記憶されたデータがビット線に導かれる。各ワード線を、例えば1つ, 2つ, 4つ, 8つ又は16のメモリセルに接続することができる。ワード線を作動するときに、接続されたすべてのメモリセルに同時にアクセスすることができる。ビット線は、センスアンプと、様々なワード線に接続された複数のメモリセルとに接続される。これらのワード線の1つを作動するときに、接続されたメモリセルに記憶されるデータをビット線に導き、センスアンプによってデータを感知し増幅する。例えば、ワード線211を作動するときに、メモリセル201に記憶されるデータをビット線221に導き、ビット線221に接続されたセンスアンプ251によってデータを感知して増幅し、その後データを出力に導く。他の例として、ワード線212を作動するときに、メモリセル202に記憶されるデータをビット線221に導き、センスアンプ251によってデータを感知して増幅し、その後データを出力に導く。
【0016】
図3は、開示された実施形態に従い、例示的メモリデバイス100のビット線の対の1つに対応するセンスアンプ330を含む、例示的センスアンプ回路130を示す図である。センスアンプ330は、2つのビット線321及び322との間に接続される。センスアンプ330は、ビット線321と322との間の小さい電圧差を感知し、メモリ外部の論理回路がデータを解釈できるよう認識可能な論理レベルに増幅する、いくつかのトランジスタを含む。センスアンプ330は例えば、
図3に表すようにクロスカップル接続された、2つのカスケード接続されたp型のMOSFETと、2つのカスケード接続されたn型のMOFFETとを含む。モードコントローラ120は、制御信号を発生させて、センスアンプ330を作動させ駆動させて、読取られるデータに対応し認識可能な論理レベルとして機能する、最大又は最小の電圧レベルにする。いくつかの実施形態では、センスアンプ330は、様々な数、種類及び/又はカップリングのトランジスタを含むことができる。
【0017】
センスアンプ330に加えて、センスアンプ回路130は、ビット線321及び322の間に接続された、イコライザ320とスイッチ310とを含む。読取動作のために、メモリセルをビット線の1つに接続する前に、イコライザ320は、ビット線321及び322をプリチャージして、それぞれの電圧が実質的に等しくなることを確保する。制御信号EQは、イコライザ320を制御して、ビット線321の電圧とビット線322の電圧とを等しくする。メモリセルがビット線の1つに接続されて、センスアンプ330が感知するビット線間の電圧差を増幅した後、制御信号CSLはスイッチ310を制御して、出力トランジスタをオンにして、増幅された電圧をメモリデバイス100の読出し用の出力に供給する。
【0018】
図4は、開示された実施形態に従い、典型的にはディープパワーダウンモードでデータを保持する、例示的メモリデバイス100の例示的タイミング図である。
図4において、モードコントローラ120は、タイミング図に従って、関連する制御信号を制御して、メモリデバイス100の対応するモジュール又は回路を作動させる。メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行するための信号を受取るときに、モードコントローラ120は、メモリデバイス100を制御して、データ保持期間及びディープパワーダウン期間を含む、ディープパワーダウン−データ保持(DPD-DH)期間における動作をさせる。モードコントローラは、関連する制御信号を制御して、(DPD期間に対応する)ディープパワーダウンモードに移行する前のデータ保持期間の間、データをメモリデバイス100に保持する。例えば、
図4に表すように、メモリデバイス100は、ディープパワーダウンモードに移行するとともにメモリデバイス100に記憶されるデータを保持するよう要求する、DPD-DHフラグ信号を受取る。モードコントローラ120は、ワード線i(WL(i))に接続されたメモリセルに記憶されるデータを保持するように構成される。
図4に表すように、モードコントローラ120は、ワード線iをWL(i)信号によって作動させ、ワード線iに接続されたイコライザ320及びセンスアンプ330をそれぞれ、EQ有効信号及びSA有効信号によって作動させる。SA有効信号は、センスアンプ330を有効にして、センスアンプ330に、WL(i)によって作動されるメモリセルに記憶されるデータによってもたらされる、電圧差を感知させ増幅させる。ワード線iに接続されたメモリセルに記憶されるデータを、メモリセルに接続されたビット線
に保持する。センスアンプ330自体がラッチ回路であるため、メモリセルのデータは、センスアンプ330にラッチされる。センスアンプ330は、電力がセンスアンプ330に供給されるとともにSA有効信号によりセンスアンプ330が有効になっている限り、データをセンスアンプ330にラッチする。
【0019】
図2における他の例に関して、メモリセル21の群のデータがディープパワーダウンモードにおいて保持されるように構成されるときに、モードコントローラ120は、ワード線218を作動させるとともに、メモリセル21の群に記憶されるデータを、DPD-DH期間の間、センスアンプ251−254に保持する。メモリデバイス100がディープパワーダウンモードを終了するときに、モードコントローラ120は、メモリセル21の群に、保持されているデータを復旧する。
【0020】
データがセンスアンプ330に保持された後、モードコントローラ120は、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードに移行する。モードコントローラ120は、センスアンプ330に対する給電を維持して、センスアンプ330にラッチされるデータを保持する。いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120は、メモリデバイス100の他の回路への電源をオフにして、消費電力を減少させることができる。例えば、メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行するときに、モードコントローラ120は、メモリアレイ180、アドレスデコーダ140、リフレッシュコントローラ160及びデータバッファ150又はこれらの任意の組み合わせへの電源をオフにすることができる。
【0021】
いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120は、データを内部にラッチするセンスアンプ330への電源電圧を減少させることができる。例えば、モードコントローラ120は、センスアンプ330への電源電圧を、V
coreから、V
coreよりも低い電圧であるV
core, DPDまで減少させて、消費電流を減少させることができる。センスアンプ330は、より低い電圧レベルでもなお、内部にラッチされたデータを保持する。モードコントローラ120は、ディープパワーダウンモードを終了する信号を受取るまで、メモリデバイス100を、データが保持されている状態であるディープパワーダウンモードに保つ。
【0022】
メモリデバイス100がディープパワーダウンモードを終了する信号を受取るときに、それに応じてモードコントローラ120は、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードを終了する。例えば
図4に表すように、DPD-DHフラグ信号が非アクティブ化されているときに(tDPD-DH期間に対応)、モードコントローラ120は、データを保持するセンスアンプ330を制御してデータをメモリセルに復元するとともに、メモリデバイス100を制御してディープパワーダウンモードを終了する。例えば、モードコントローラ120は、WL(i)をアクティブ化させて、センスアンプ330にラッチされるデータを、ビット線
を通じてメモリセルに復元する。
【0023】
いくつかの実施形態では、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120がメモリデバイス100の他の回路に対する電源をオフにする場合、モードコントローラ120が、データを復元する前のV
core及びV
periの復元期間の間、メモリデバイス100のその回路の電源をオンにする。例えば、モードコントローラ120が、メモリアレイ180、アドレスデコーダ140、リフレッシュコントローラ160及びデータバッファ150又はこれらの任意の組み合わせへの電源をオフにする場合、メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行するときに、モードコントローラ120は、データを復元する前に、これら要素への電源をオンにする。
【0024】
いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120が、データを内部にラッチするセンスアンプ330への電源電圧を減少させる場合、モードコントローラ120は、データを復元する前のV
core及びV
periの復元期間の間、通常動作用の電源電圧を復旧する。例えば、モードコントローラ120が、センスアンプ330への電源電圧をV
coreからV
core, DPDまで減少させる場合、モードコントローラ120は、データを復元する前に、センスアンプ330への電源電圧をV
coreに復旧する。いくつかの実施形態において、電源電圧が通常のV
coreに復旧すると、センスアンプ330へのかかる電源電圧が、保持されるデータを他の回路に渡すのに十分な駆動能力をもたらすため、保持されるデータがアクセス可能となる。
【0025】
図5は、開示された実施形態に従い、メモリデバイス100において、ビット線に接続されたラッチ540を含む、例示的センスアンプ回路130を示す図であり、例示的センスアンプ330が当該ビット線に接続されている。ラッチ540は、ラッチスイッチ520を通じて、2つのビット線
に接続され、これらビット線にセンスアンプ330が接続される。言い換えれば、この例では、センスアンプ回路130はラッチ540及びラッチスイッチ520を更に含む。ラッチスイッチ520は、ラッチスイッチ520を有効にする信号SW1がアクティブ化されているときに、ラッチ540が、データを接続されたビット線上に保持できるようにする。ラッチ540は例えば、
図5に表すようにクロスカップル接続された、2つのカスケード接続されたp型のMOSFETと、2つのカスケード接続されたn型のMOFFETとを含む。モードコントローラ120は、制御信号(例えばNCS1及びPCS1)を発生させて、ラッチ540を作動し駆動して、データを接続されたビット線上に保持する。いくつかの実施形態では、ラッチ540は、様々な数、種類及び/又はカップリングのトランジスタを含むことができる。
【0026】
図6は、開示された実施形態に従い、
図5の複数の例示的ラッチを含むとともに、ディープパワーダウンモードでデータを保持する、例示的メモリデバイス100の例示的タイミング図である。
図6において、モードコントローラ120は、タイミング図に従って、関連する制御信号を制御して、メモリデバイス100の対応するモジュール又は回路を作動させる。メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行する信号を受取るときに、モードコントローラ120は、ディープパワーダウンモードに移行する前に、関連する制御信号を制御して、メモリデバイス100にデータを保持する。例えば、
図6に表すように、メモリデバイス100は、ディープパワーダウンモードに移行するとともにメモリデバイス100に記憶されるデータを保持するよう要求する、DPD-DHフラグ信号を受取る。モードコントローラ120は、ワード線i(WL(i))に接続されたメモリセルに記憶されるデータを保持するように構成される。
図5及び6に表すように、モードコントローラ120は、ワード線iをWL(i)信号によって作動させ、ワード線iに接続されたイコライザ320及びセンスアンプ330をそれぞれ、EQ有効信号及びSA有効信号によって作動させる。SA有効信号がセンスアンプ330を有効にするときに、センスアンプ330は、WL(i)によって作動されるメモリセルに記憶されるデータによってもたらされる、ビット線321及び322の間の電圧差を感知して増幅する。ワード線iに接続されたメモリセルに記憶されるデータを、メモリセルに接続されたビット線
に保持する。
図6に表すように、モードコントローラ120は、ビット線に接続されたラッチ540及びラッチスイッチ520をそれぞれ、ラッチ−540有効信号及びSW1信号によって作動させる。メモリセルのデータは、ラッチ540に渡される。ラッチスイッチ520が非アクティブ化した後に、ラッチ540はデータを保持する。電力がラッチ540に供給されるとともに、ラッチ540がラッチ−540有効信号によって有効になっている限り、ラッチ540はデータを保持する。
【0027】
他の例として、
図2において、メモリセル21の群のデータがディープパワーダウンモードにおいて保持されるように構成されるときに、モードコントローラ120は、ワード線218を作動させるとともに、メモリセル21の群に記憶されるデータを、DPD-DH期間の間、ビット線221−224にそれぞれ接続された4つのラッチに保持する。メモリデバイス100がディープパワーダウンモードを終了するときに、モードコントローラ120は、メモリセル21の群に、保持されているデータを復旧する。
【0028】
データがラッチに保持された後、モードコントローラ120は、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードに移行する。モードコントローラ120は、ラッチ540に対する給電を維持して、ラッチされるデータを保持する。いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120は、メモリデバイス100の他の回路への電源をオフにして、消費電力を減少させることができる。例えば、メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行するときに、モードコントローラ120は、メモリアレイ180、複数のセンスアンプ回路130のセンスアンプ330、アドレスデコーダ140、リフレッシュコントローラ160及びデータバッファ150又はこれらの任意の組み合わせへの電源をオフにすることができる。
【0029】
いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120は、データを保持するラッチ540への電源電圧を減少させることができる。例えば、モードコントローラ120は、ラッチ540への電源電圧を、V
coreから、V
coreよりも低いV
core, DPDまで減少させて、消費電流を減少させることができる。ラッチ540は、より低い電圧レベルでもなお、ラッチされたデータを保持する。モードコントローラ120は、ディープパワーダウンモードを終了する信号を受取るまで、メモリデバイス100を、データが保持されている状態であるディープパワーダウンモードに保つ。
【0030】
メモリデバイス100がディープパワーダウンモードを終了する信号を受取るときに、それに応じてモードコントローラ120は、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードを終了する。例えば
図6に表すように、DPD-DHフラグ信号が非アクティブ化されているときに、モードコントローラ120は、データを保持するラッチ540を制御してデータをメモリセルに復元するとともに、メモリデバイス100を制御してディープパワーダウンモードを終了する。例えば、
図6に表すように、モードコントローラ120は、WL(i)及びSW1をアクティブ化させて、ラッチ540に保持されるデータを、ビット線
を通じてメモリセルに復元する。
【0031】
いくつかの実施形態では、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120がメモリデバイス100の他の回路に対する電源をオフにする場合、モードコントローラ120が、データを復元する前に、メモリデバイス100のその回路の電源をオンにする。例えば、モードコントローラ120が、メモリアレイ180、複数のセンスアンプ回路130におけるセンスアンプ330、アドレスデコーダ140、リフレッシュコントローラ160及びデータバッファ150又はこれらの任意の組み合わせへの電源をオフにする場合、メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行するときに、モードコントローラ120は、データを復元する前に、これら要素への電源をオンにする。
【0032】
いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120が、データを内部に保持するラッチ540への電源電圧を減少させる場合、モードコントローラ120は、データを復元する前に、通常動作用の電源電圧を復旧する。例えば、モードコントローラ120が、ラッチ540への電源電圧をV
coreからV
core, DPDまで減少させる場合、モードコントローラ120は、データを復元する前に、ラッチ540への電源電圧をV
coreに復旧する。いくつかの実施形態において、電源電圧が通常のV
coreに復旧すると、ラッチ540へのかかる電源電圧が、保持されるデータを他の回路に渡すのに十分な駆動能力をもたらすため、保持されるデータがアクセス可能となる。
【0033】
図7は、開示された実施形態に従い、
図5の複数の例示的ラッチを含むとともに、ディープパワーダウンモードでデータを保持する、例示的メモリデバイス100の他の例示的タイミング図である。
図7において、モードコントローラ120は、タイミング図に従って、関連する制御信号を制御して、メモリデバイス100の対応するモジュール又は回路を作動させる。メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行する信号を受取るときに、モードコントローラ120は、ディープパワーダウンモードに移行する前に、関連する制御信号を制御して、メモリデバイス100にデータを保持する。モードコントローラ120は、ワード線iに接続されたメモリセルのデータをラッチ540に保持する。この動作は、
図6で表す信号に従ってデータをラッチ540に保持する上述した動作に類似する。しかしながら、
図7に表すように、WL(i)のデータがラッチ540に保持された後、モードコントローラ120はまた、他のワード線j(WL(j))に接続された他のメモリセルのデータ、
に接続されたセンスアンプ330に保持できる。この動作は、
図4のセンスアンプ330にデータを保持する上述した動作に類似する。
【0034】
他の例として、
図2において、メモリセル21の群及びメモリセル22の群のデータがディープパワーダウンモードにおいて保持されるように構成されるときに、モードコントローラ120は、ワード線218を作動させるとともに、メモリセル21の群に記憶されたデータを、DPD-DH期間の間、ビット線221−224にそれぞれ接続された4つのラッチ(図示せず)に保持する。またモードコントローラ120は、ワード線216を作動させるとともに、ディープパワーダウンモードにおいて、メモリセル22の群に記憶されたデータを、センスアンプ251−254に保持する。メモリデバイスがディープパワーダウンモードを終了するときに、モードコントローラ120は、センスアンプ251−254に保持されたデータをメモリセル22の群に復元する。またモードコントローラ120は、4つのラッチに保持されたデータをメモリセル21の群に復元する。
【0035】
図7に表すように、データがラッチ540及びセンスアンプ330に保持された後、モードコントローラ120は、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードに移行する。モードコントローラ120は、ラッチ540及びセンスアンプ330それぞれに対する給電を維持して、データをラッチされたままにする。いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120は、メモリデバイス100の他の回路への電源をオフにして、消費電力を減少させることができる。例えば、メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行するときに、モードコントローラ120は、メモリアレイ180、アドレスデコーダ140、リフレッシュコントローラ160及びデータバッファ150又はこれらの任意の組み合わせへの電源をオフにすることができる。
【0036】
いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120は、データを保持するラッチ540及びセンスアンプ330それぞれへの電源電圧を減少させることができる。例えば、モードコントローラ120は、ラッチ540及びセンスアンプ330への電源電圧を、V
coreからV
core, DPDまで減少させて、消費電流を減少させる。ラッチ540及びセンスアンプ330は、より低い電圧レベルでもなお、ラッチされたデータを保持する。モードコントローラ120は、ディープパワーダウンモードを終了する信号を受取るまで、メモリデバイス100をデータが保持されている状態であるディープパワーダウンモードに保つ。
【0037】
メモリデバイス100がディープパワーダウンモードを終了する信号を受取るときに、それに応じてモードコントローラ120は、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードを終了する。例えば
図7に表すように、DPD-DHフラグ信号が非アクティブ化されているときに、モードコントローラ120は、データを保持するセンスアンプ330及びラッチ540それぞれを制御してデータをメモリセルに復元するとともに、メモリデバイス100を制御してディープパワーダウンモードを終了する。例えば、モードコントローラ120は、WL(j)をアクティブ化させて、センスアンプ330に保持されたデータを、ビット線
を通じて、ワード線jに接続されたメモリセルに復元する。また
図7に表すように、モードコントローラ120は、WL(i)及びSW1をアクティブ化させて、ラッチ540に保持されたデータを、ビット線
を通じて、ワード線iに接続されたメモリセルに復元することができる。
【0038】
いくつかの実施形態では、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120がメモリデバイス100の他の回路に対する電源をオフにする場合、モードコントローラ120は、データを復元する前に、メモリデバイス100のその回路の電源をオンにする。例えば、モードコントローラ120が、メモリアレイ180、アドレスデコーダ140、リフレッシュコントローラ160及びデータバッファ150又はこれらの任意の組み合わせへの電源をオフにする場合、メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行するときに、モードコントローラ120は、データを復元する前に、これら要素への電源をオンにする。
【0039】
いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120が、データを内部に保持するラッチ540及びセンスアンプ330それぞれへの電源電圧を減少させた場合、モードコントローラ120は、データを復元する前に、通常動作用の電源電圧を復旧する。例えば、モードコントローラ120が、ラッチ540及びセンスアンプ330それぞれへの電源電圧をV
coreからV
core, DPDまで減少させた場合、モードコントローラ120は、データを復元する前に、ラッチ540及びセンスアンプ330への電源電圧をV
coreに復旧する。いくつかの実施形態において、電源電圧が通常のV
coreに復旧すると、データを保持するラッチ540及びセンスアンプ330それぞれへのかかる電源電圧が、保持されたデータを他の回路に渡すのに十分な駆動能力をもたらすため、保持されたデータがアクセス可能となる。
【0040】
図8は、開示された実施形態に従い、メモリデバイス100において、ビット線に接続された2つの例示的ラッチ840及び880を含む、例示的センスアンプ回路130を示す図であり、センスアンプ330が当該ビット線に接続されている。ラッチ840は、ラッチスイッチ820を通じて、
に接続される。ラッチスイッチ820は、ラッチスイッチ820を有効にする信号SW1がアクティブ化されているときに、ラッチ840が、データを接続されたビット線上に保持できるようにする。モードコントローラ120は、制御信号(例えばNCS1及びPCS1)を発生させて、ラッチ840を作動し駆動して、データを接続されたビット線に保持する。ラッチ840及び880のそれぞれは例えば、
図8に表すようにクロスカップル接続された、2つのカスケード接続されたp型のMOSFETと、2つのカスケード接続されたn型のMOFFETとを含む。いくつかの実施形態では、センスアンプ840及び880は、様々な数、種類及び/又はカップリングのトランジスタを含むことができる。
【0041】
またラッチ880は、ラッチスイッチ860及びラッチスイッチ820を通じて、ビッ
ト線
に接続される。ラッチスイッチ860とラッチスイッチ820との組み合わせは、有効信号SW1及びSW2の両方がアクティブ化されているときに、ラッチ880が、データを接続されたビット線上に保持できるようにする。モードコントローラ120は、制御信号(例えばNCS2及びPCS2)を発生させて、ラッチ880を作動し駆動して、データを接続されたビット線に保持する。言い換えれば、この例では、センスアンプ回路130は、ラッチ840及び880並びにこれらに対応するラッチスイッチ820及び860を更に含む。
【0042】
図9は、開示された実施形態に従い、
図8の複数の例示的ラッチ840及び880並びにこれらに対応するラッチスイッチ820及び860を含むとともに、ディープパワーダウンモードでデータを保持する、例示的メモリデバイス100の例示的タイミング図である。
図9において、モードコントローラ120は、タイミング図に従って、関連する制御信号を制御して、メモリデバイス100の対応する要素又は回路を作動させる。メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行する信号を受取るときに、モードコントローラ120は、ディープパワーダウンモードに移行する前に、関連する制御信号を制御して、メモリデバイス100にデータを保持する。モードコントローラ120は、ワード線iに接続されたメモリセルのデータをラッチ880に保持する。この動作は、ラッチ880を有効にすることを除いて、
図6においてデータをラッチ540に保持する上述した動作に類似する。上述したように、ラッチスイッチ860及びラッチスイッチ820の組み合わせが、ラッチ880を有効にする。モードコントローラ120は、SW1及びSW2の両方を作動させて、WL(i)のデータをラッチ880に保持する。WL(i)のデータがラッチ880に保持された後、モードコントローラ120はまた、他のワード線jに接続されたメモリセルのデータをラッチ840に保持する。この動作は、
図6においてデータをラッチ540に保持する上述した動作に類似する。
【0043】
他の例として、
図2において、メモリセル21及び22の群のデータがDPDモードにおいて保持されるように構成されるときに、モードコントローラ120は、ワード線218を作動させるとともに、メモリセル21の群に記憶されたデータを、DPD-DH期間の間、ビット線221−224にそれぞれ接続された4つのラッチ(図示せず)に保持する。またモードコントローラ120は、ワード線216を作動させるとともに、DPDモードにおいて、メモリセル22の群に記憶されたデータを、ビット線221−224にそれぞれ接続された他の4つのラッチ(図示せず)に保持する。メモリデバイス100がDPDモードを終了するときに、モードコントローラ120は、後者の4つのラッチに保持されたデータをメモリセル22の群に復元する。またモードコントローラ120は、前者の4つのラッチに保持されたデータをメモリセル21の群に復元する。
【0044】
データがラッチ840及び880に保持された後、モードコントローラ120は、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードに移行する。モードコントローラ120は、ラッチ840及び880に対する給電を維持して、データをラッチされたままにする。いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120は、メモリデバイス100の他の回路への電源をオフにして、消費電力を減少させることができる。例えば、メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行するときに、モードコントローラ120は、メモリアレイ180、複数のセンスアンプ回路130のセンスアンプ330、アドレスデコーダ140、リフレッシュコントローラ160及びデータバッファ150又はこれらの任意の組み合わせへの電源をオフにすることができる。
【0045】
いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120は、データを保持するラッチ840及び880への電源電圧を減少させることができる。例えば、モードコントローラ120は、ラッチ840及び880への電源電圧を、V
coreからV
core, DPDまで減少させて、消費電流を減少させることができる。ラッチ840及び880は、より低い電圧レベルでもなお、内部にラッチされたデータを保持する。モードコントローラ120は、ディープパワーダウンモードを終了する信号を受取るまで、メモリデバイス100をデータが保持されている状態であるディープパワーダウンモードに保つ。
【0046】
メモリデバイス100がディープパワーダウンモードを終了する信号を受取るときに、それに応じてモードコントローラ120は、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードを終了する。例えば
図9に表すように、DPD-DHフラグ信号が非アクティブ化されているときに、モードコントローラ120は、データを保持するラッチ840及び880を制御してデータをメモリセルに復元するとともに、メモリデバイス100を制御してディープパワーダウンモードを終了する。例えば、
図9に表すように、モードコントローラ120は、WL(j)及びSW1をアクティブ化させて、ラッチ840に保持されたデータを、セット線
を通じてメモリセルに復元する。そのあと、
図9に表すように、モードコントローラ120はまた、WL(i)、SW1及びSW2をアクティブ化させて、ラッチ880に保持されたデータを、ビット線
を通じてメモリセルに復元する。
【0047】
いくつかの実施形態では、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120がメモリデバイス100の他の回路に対する電源をオフにする場合、モードコントローラ120は、データを復元する前に、メモリデバイス100のその回路の電源をオンにする。例えば、モードコントローラ120が、メモリアレイ180、複数のセンスアンプ回路130におけるセンスアンプ330、アドレスデコーダ140、リフレッシュコントローラ160及びデータバッファ150又はこれらの任意の組み合わせへの電源をオフにする場合、メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行するときに、モードコントローラ120は、データを復元する前に、これら要素への電源をオンにする。
【0048】
いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120が、データを保持するラッチ840及び880への電源電圧を減少させた場合、モードコントローラ120は、データを復元する前に、通常動作用の電源電圧を復旧する。例えば、モードコントローラ120が、ラッチ840及び880への電源電圧をV
coreからV
core, DPDまで減少させた場合、モードコントローラ120は、データを復元する前に、ラッチ840及び880への電源電圧をV
coreに復旧する。電源電圧が通常のV
coreに復旧すると、データを保持するラッチ840及び880へのかかる電源電圧が、保持されたデータを他の回路に渡すのに十分な駆動能力をもたらし得るため、保持されたデータがアクセス可能となる。
【0049】
いくつかの実施形態において、モードコントローラ120は、更に別のワード線に接続された更に別のメモリセルのデータを、センスアンプ330に更に保持する。この動作は、
図7においてデータをセンスアンプ330に保持する上述した動作に類似する。モードコントローラ120は、データをラッチ880及び840に保持した後に、データをセンスアンプ330に保持する。モードコントローラ120は、データをラッチ880及び840に保持されたデータを復元する前に、センスアンプ330に保持されたデータを復元する。
【0050】
例えば、
図2において、メモリセル21、22及び23の群のデータがディープパワーダウンモードにおいて保持されるように構成されるときに、モードコントローラ120は、ワード線218を作動させるとともに、メモリセル21の群に記憶されたデータを、DPD-DH期間の間、ビット線221−224にそれぞれ接続された4つのラッチに保持する。またモードコントローラ120は、ワード線216を作動させるとともに、ディープパワーダウンモードにおいて、メモリセル22の群に記憶されたデータを、ビット線221−224にそれぞれ接続された他の4つのラッチに保持する。さらにモードコントローラ120は、ワード線214を作動させるとともに、ディープパワーダウンモードにおいて、メモリセル23の群に記憶されたデータを、センスアンプ251−254に保持する。メモリデバイス100がディープパワーダウンモードを終了する信号を受け取るときに、モードコントローラ120は、センスアンプ251−254に保持されたデータをメモリセル23の群に復元する。その後モードコントローラ120は、ワード線216の保持されたデータをメモリセル22の群に復元する。モードコントローラ120はその後さらに、ワード線218の保持されたデータをメモリセル21の群に復元する。
【0051】
図10は、開示された実施形態に従い、例示的メモリデバイス100において、ビット線に接続された2つの例示的ラッチ1040及び1080を含む、例示的センスアンプ回路130を示す図であり、センスアンプ330が当該ビット線に接続されている。ラッチ1040は、ラッチスイッチ1020を通じて、ビット線
に接続される。ラッチスイッチ1020は、ラッチスイッチ1020を有効にする信号SW1がアクティブ化されているときに、ラッチ1040が、データを接続されたビット線上に保持できるようにする。モードコントローラ120は、制御信号を発生させて、ラッチ1040を作動し駆動して、データを接続されたビット線上に保持する。ラッチ1040及び1080のそれぞれは例えば、
図10に表すようにクロスカップル接続された、2つのカスケード接続されたp型のMOSFETと、2つのカスケード接続されたn型のMOFFETとを含む。いくつかの実施形態では、センスアンプ1040, 1080は、様々な数、種類及び/又はカップリングのトランジスタを含むことができる。
【0052】
ラッチ1080は、ラッチスイッチ1060を通じて、ビット線
に接続される。ラッチスイッチ1060は、ラッチスイッチ1060を有効にする信号SW2がアクティブ化されているときに、ラッチ1080が、データを接続されたビット線上に保持できるようにする。モードコントローラ120は、制御信号を発生させて、ラッチ1080を作動し駆動して、データを接続されたビット線上に保持する。言い換えれば、センスアンプ回路130は、2つのラッチ1040及び1080並びにこれらに対応するラッチスイッチ1020及び1060を更に含む。
【0053】
図11は、開示された実施形態に従い、
図10の複数の例示的ラッチ1040及び1080並びにこれらに対応するラッチスイッチ1020及び1060を含むとともに、ディープパワーダウンモードでデータを保持する、例示的メモリデバイス100の例示的タイミング図である。
図11において、モードコントローラ120は、タイミング図に従って、関連する制御信号を制御して、メモリデバイス100の対応するモジュール又は回路を作動させる。メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行する信号を受取るときに、モードコントローラ120は、ディープパワーダウンモードに移行する前に、関連する制御信号を制御して、メモリデバイス100にデータを保持する。モードコントローラ120は、ワード線iに接続されたメモリセルのデータをラッチ1080に保持する。この動作は、
図6で表すデータをラッチ540に保持する上述した動作に類似する。またモードコントローラ120は、別のワード線jに接続されたメモリセルのデータをラッチ1040に保持する。この動作は、
図6で表すデータをラッチ540に保持する上述した動作に類似する。
【0054】
他の例として、
図2において、メモリセル21及び22の群のデータがDPDモードにおいて保持されるように構成されるときに、モードコントローラ120は、ワード線218を作動させるとともに、メモリセル21の群に記憶されたデータを、DPD-DH期間の間、ビット線221−224にそれぞれ接続された4つのラッチに保持する。またモードコントローラ120は、ワード線216を作動させるとともに、DPDモードにおいて、メモリセル22の群に記憶されたデータを、ビット線221−224にそれぞれ接続された他の4つのラッチに保持する。メモリデバイス100がDPDモードを終了するときに、モードコントローラ120は、後者の4つのラッチに保持されたデータをメモリセル22の群に復元する。その後モードコントローラ120は、前者の4つのラッチに保持されたデータをメモリセル21の群に復元する。
【0055】
データがラッチ1040及び1080に保持された後、モードコントローラ120は、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードに移行する。モードコントローラ120は、ラッチ1040及び1080に対する給電を維持して、データを内部にラッチされたままにする。いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120は、メモリデバイス100の他の回路への電源をオフにして、消費電力を減少させる。この動作は、他の回路の電源をオフにする上述した動作に類似する。いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120は、データを内部に保持するラッチ1040及び1080への電源電圧を減少させることができる。この動作は、
図9を参照して説明したラッチ840及び880への電源電圧を減少させる動作に類似する。モードコントローラ120は、ディープパワーダウンモードを終了する信号を受取るまで、メモリデバイス100をデータが保持されている状態であるディープパワーダウンモードに保つ。
【0056】
メモリデバイス100がディープパワーダウンモードを終了する信号を受取るときに、それに応じてモードコントローラ120は、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードを終了する。例えば
図11に表すように、DPD-DHフラグ信号が非アクティブ化されているときに、モードコントローラ120は、データを保持するラッチ1040及び1080を制御してデータをメモリセルに復元するとともに、メモリデバイス100を制御してディープパワーダウンモードを終了する。ラッチ1040及び1080は個々のラッチスイッチ1020及び1060を有するため、ラッチ1040及び1080から保持されたデータを復元する動作は、上述した
図9でラッチ840から保持されたデータを復元する動作に類似する。ラッチ1040又はラッチ1080のいずれかに保持されたデータを取得するために、ラッチスイッチ1020及び1060の両方を有効にする必要はない。
【0057】
いくつかの実施形態では、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120がメモリデバイス100の他の回路に対する電源をオフにする場合、モードコントローラ120は、データを復元する前に、メモリデバイス100のその回路の電源をオンにする。この動作は、
図9を参照して説明した、他の回路の電源をオンにする上述した動作に類似する。
【0058】
いくつかの実施形態において、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120が、データを内部に保持するラッチ1040及び1080への電源電圧を減少させた場合、モードコントローラ120は、データを復元する前に、通常動作用の電源電圧を復旧する。この動作は、
図8及び9のラッチ840及び880への電源電圧を復旧する上述した動作に類似する。電源電圧が通常のV
coreに復旧すると、データを保持するラッチ1040及び1080へのかかる電源電圧が、保持されたデータを他の回路に渡すのに十分な駆動能力をもたらすため、保持されたデータがアクセス可能となる。
【0059】
いくつかの実施形態において、モードコントローラ120は、更に別のワード線に接続された更に別のメモリセルのデータを、センスアンプ330に保持させる。この動作は、
図7においてデータをセンスアンプ330に保持する上述した動作に類似する。モードコントローラ120は、データをラッチ1040及び1080に保持した後に、データをセンスアンプ330に保持する。モードコントローラ120は、データをラッチ1080及び1040に保持されたデータを復元する前に、センスアンプ330に保持されたデータを復元する。
【0060】
例えば、
図2において、メモリセル21、22及び23の群のデータがDPDモードにおいて保持されるように構成されるときに、モードコントローラ120は、ワード線218を作動させるとともに、メモリセル21の群に記憶されたデータを、DPD-DH期間の間、ビット線221−224に接続された4つのラッチに保持する。またモードコントローラ120は、ワード線216を作動させるとともに、DPDモードにおいて、メモリセル22の群に記憶されたデータを、ビット線221−224に接続された他の4つのラッチに保持する。さらにモードコントローラ120は、ワード線214を作動させるとともに、DPDモードにおいて、メモリセル23の群に記憶されたデータを、センスアンプ251−254に保持する。メモリデバイス100がDPDモードを終了する信号を受け取るときに、モードコントローラ120は、センスアンプ251−254に保持されたデータをメモリセル23の群に復元する。またモードコントローラ120は、後者の4つのラッチに保持されたデータをメモリセル22の群に復元する。モードコントローラ120はさらに、前の4つのラッチに保持されたデータをメモリセル21の群に復元する。
【0061】
いくつかの実施形態において、メモリデバイス100は、ビット線に接続された1つ以上のラッチを更に含む。1つ以上のラッチは、
図8に表すようにビット線に直列に接続され、
図10に表すようにビット線に並列に接続され、又はこれらを任意に組み合わせた接続となる。このデータを保持する動作は、
図9及び11に示した動作に類似する。言い換えれば、1つ以上のラッチをメモリデバイス100に追加することで、メモリデバイス100は、ビット線に接続された、様々な数のメモリセルの群のデータを保持することができる。
【0062】
図12は、開示された実施形態に従う、メモリデバイス100のメモリアレイ、センスアンプ及びサブワード線ドライバ(SWD)の例示的配置を示す図である。
図12に見られるように、横方向に沿う2つのメモリアレイの間にセンスアンプを配置することができる一方、縦方向に沿う2つのメモリアレイの間にサブワード線ドライバを配置することができる。いくつかの実施形態では、ラッチ及びラッチスイッチを、これらに関連するセンスアンプとともに配置する。したがって、いくつかの実施形態において、
図5ではラッチ540及びラッチスイッチ520がセンスアンプ330とともに配置され、
図8ではラッチ840及び880並びにラッチスイッチ820及び860がセンスアンプ330とともに配置され、
図10ではラッチ1040及び1080並びにラッチスイッチ1020及び1060がセンスアンプ330とともに配置される。
【0063】
あるいは、いくつかの実施形態では、
図5においてラッチ540及びラッチスイッチ520を、例えばセンスアンプとサブワード線ドライバとの交差部1201、1202に配置することができる。いくつかの実施形態では、
図8のラッチ840及び880並びにラッチスイッチ820及び860を、例えばセンスアンプとサブワード線ドライバとの交差部1201、1202に配置することができる。いくつかの実施形態では、
図10のラッチ1040及び1080並びにラッチスイッチ1020及び1060を、例えばセンスアンプとサブワード線ドライバとの交差部1201、1202に配置することができる。
【0064】
図13は、開示された実施形態に従う、メモリデバイス100のセンスアンプ、サブワード線ドライバ及びラッチ(ラッチ1及び2)の例示的配置を示す図である。いくつかの実施形態では、
図5におけるラッチ540及びラッチスイッチ520を、例えば
図13に見られるように、センスアンプの縦方向下方に配置することができる。いくつかの実施形態では、
図8におけるラッチ840及び880並びにラッチスイッチ820及び860を、例えば
図13に見られるように、センスアンプの縦方向下方に配置することができる。いくつかの実施形態では、ラッチ1040及び1080並びにラッチスイッチ1020及び1060を、例えば
図13に見られるように、センスアンプの縦方向下方に配置することができる。また
図13は、ラッチの近くに配置される周辺回路を示す。ラッチドライバ及びイコライザ1320、1340、1360、1380を、例えばセンスアンプとサブワード線ドライバとの交差部1201、1202に配置することができる。
【0065】
いくつかの実施形態では、メモリデバイス100は、メモリアレイ180の複数のワード線に接続された、複数の選択回路(図示せず)を更に含む。選択回路は、集積回路又はフィールドプログラマブルゲートアレイ又はプログラマブルe-fuse(イーヒューズ)回路等の適切なハードウェアを含む。選択回路は、メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行するときにデータを保持することができる、メモリセルの群を選択するように構成され得る。例えば、選択回路は、
図2のメモリセル21、22、23の群の1つのデータを選択して、メモリデバイス100がディープパワーダウンモードに移行するときにデータが保持されるように構成され得る。この例では、選択回路は、この選択に従って、ワード線214、216、218の1つを作動させるように構成される。いくつかの実施形態では、選択回路は、ワード線に接続された複数のプログラマブルe-fuse回路を含むことができる。かかる場合には、モードコントローラ120は、複数のプログラマブルe-fuse回路のプログラミングを制御して、メモリデバイスがディープパワーダウンモードに移行するときにデータが保持される1つ以上のワード線のデータを選択する。
【0066】
図14は、開示された実施形態に従う、メモリデバイス100のラッチ540、840、880、1040又は1080用の例示的ラッチドライバ及びイコライザ1320を示す図である。ラッチドライバ及びイコライザ1320は、電源電圧V
coreに接続されるp型のMOSFET1420と、グランドに接続されるn型のMOSFET1440とを含み、MOSFET1420及びMOSFET1440はそれぞれ、
によって有効になる。Latch Enable信号は、例えば、
図6、7、9、11及び13を参照して説明した、ラッチ−540有効信号、ラッチ−840有効信号、ラッチ−880有効信号、ラッチ−1040有効信号、ラッチ−1080有効信号、ラッチ−1有効信号又はラッチ−2有効信号である。またラッチドライバ及びイコライザ1320はイコライザ1460を含み、ラッチドライバ及びイコライザ1320が発生させる、制御信号PCS(i)と制御信号NCS(i)とが釣り合っていることを確保する。モードコントローラ120の信号発生器125は、Latch Enable信号を発生させて、ラッチドライバ及びイコライザ1320を有効して、制御信号PCS(i)及びNCS(i)を発生させて、各信号に対応するラッチを駆動し、データをビット線に保持する。
【0067】
図15は、開示された実施形態に従う、例示的メモリデバイス100の例示的電圧クランプ回路1520を示す図である。電圧クランプ回路1520は、本明細書で説明するセンスアンプ及びラッチのいずれかを動作させる、電源電圧としてのV
coreを発生させるように構成される。さらに、上述したように、センスアンプ330及びラッチ540、840、880、1040、1080の電源電圧を、V
coreよりも低いV
core, DPDまで減少させることができる。電圧クランプ回路1520を、選択された数のカスケード接続されたトランジスタとともに使用することで、より低い電圧を得ることができる。いくつかの実施形態では、センスアンプ330及びラッチ540、840、880、1040、1080がディープパワーダウンモードのみでデータを保持するため、モードコントローラ120はデータを保持するのに十分なレベルの電圧である電源電圧V
core, DPDを選択する。いくつかの実施形態では、モードコントローラ120は、ラッチ540、840、880、1040、1080の電源電圧を更に制御して、ディープパワーダウンモードにおいて、V
latch, DPDがラッチ540、840、880、1040、1080にとってデータを保持するのに十分な限りで、一層低い電圧レベルV
latch, DPDに保つ。したがって、ディープパワーダウンモードにおいて、モードコントローラ120は、V
latch, DPD < V
core, DPDである、V
latch, DPDを、ラッチ540、840、880、1040、1080の電源電圧として使用することができる。言い換えれば、
図6、7、9、11のV
core信号のレベルを表すV
core, DPDを、V
latch, DPD < V
core, DPDである、V
latch, DPDに置き換えることができる。
【0068】
図16は、開示された実施形態に従う、例示的データ処理機器1600を示す図である。データ処理機器1600は、例示的メモリデバイス1620と、例示的記憶装置1640と、例示的プロセッサ1660と、例示的入出力インタフェース1610とを含む。プロセッサ1660は、メモリデバイス1620と、記憶装置1640と、更に入出力インタフェース1610とに接続される。メモリデバイス1620は、プロセッサ1660と、入出力インタフェース1610とに接続される。記憶装置1640は、プロセッサ1660と、入出力インタフェース1610とに接続される。例えば、データ処理機器1600を、モバイルコンピュータ、携帯電話、ラップトップコンピュータ又はデスクトップコンピュータとすることができる。プロセッサ1660は、これらデバイスのいずれかに存在するプロセッサである。記憶装置1640を、これらデバイスのいずれかに存在するディスク記憶装置又はフラッシュメモリとすることができる。メモリデバイス1620は、これらデバイスのいずれかに存在する、1つ以上のダイナミック・ランダム・アクセス・メモリを含むことができる。メモリデバイス1620を、上述したメモリデバイス100とすることができ、メモリデバイス1620は、上述したメモリデバイス100の説明に従って、メモリデバイス1620がディープパワーダウンモードに移行するときに、データの群を保持することができる。入出力インタフェース1610は、入力データ及び出力データをバッファリングすることができ、かかるデータを他のモジュールに渡すことができる。
【0069】
記憶装置1640は、データ処理機器1600の電源が入るときにメモリデバイス1620に読込まれる、プロセッサ1660のためのオペレーティングシステムを記憶する。プロセッサ1660は、データ処理中に、メモリデバイス1620に記憶された命令、実行ステータス、ユーザデータにアクセスする。データ処理機器1600がサスペンドモードに移行するときに、プロセッサ1660は命令を実行して、ディープパワーダウンモードに移行する信号をメモリデバイス1620に送信する。データ処理機器1600のサスペンドモードは、データ処理機器1600が何のデータ処理動作も行わない動作モードである。データ処理機器1600がサスペンドモードに移行するときに、メモリデバイス1620のデータの群が保持される。メモリデバイス1620に保持されるデータの群を、例えばオペレーティングシステムのカーネル及び最新の実行ステータスとすることができる。データ処理機器1600がサスペンドモードを終了するときに、メモリデバイス1620のデータ保持能力のために、プロセッサ1660は、メモリデバイス1620に記憶されたオペレーティングシステムのカーネル及び実行ステータスに直ちにアクセスすることができる。その結果、プロセッサ1660は、記憶装置1640からオペレーティングシステムを再度読込むことを不要とし得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ1660は、記憶装置1640又は入出力インタフェース1610を通じて外部入力から全データを再度読込むことを不要とし得る。
【0070】
図17は、開示された実施形態に従い、ディープパワーダウンモードでデータを例示的メモリデバイス100に保持する例示的方法1700を示すフローチャートである。方法1700は、ディープパワーダウンモードに移行する信号を受信する移行信号受信ステップ(ステップ1710)と、メモリセルの群のデータをメモリデバイスに保持する保持ステップ(ステップ1730)と、メモリデバイスを制御して、ディープパワーダウンモードに移行する移行ステップ(ステップ1740)と、を含む。
【0071】
ステップ1710は、ディープパワーダウンモードに移行する信号を受信する移行信号受信ステップを含む。例えば、ステップ1710における移行信号受信ステップは、メモリデバイス100が、コンピュータシステムのプロセッサから、ディープパワーダウンモードに移行する信号を受信することを含む。例えば、ステップ1710における移行信号受信ステップは、データ処理機器1600がサスペンドモードに移行する予定がある場合に、メモリデバイス1620が、プロセッサ1660から、ディープパワーダウンモードに移行する信号を受信することを含む。ステップ1710における移行信号受信ステップは、例えば、タイマから、メモリアクセス又はデータ処理の休止期間を検出するために使用されるタイムアウト信号を受信することを含み得る。メモリアクセス又はデータ処理が所定の期間利用されていない場合に、タイマはタイムアウト信号を送信することができる。所定の期間を、例えば1、2、3、5、10、20、30分とすることができる。
【0072】
ステップ1730は、メモリセルの群のデータをメモリデバイスに保持する保持ステップを含む。例えば、ステップ1730における保持ステップは、
図2のメモリセル21の群のデータを保持することを含み得る。ステップ1730における保持ステップは例えば、
図4に表されるワード線iに接続されたメモリセルのデータを保持することを含み得る。
【0073】
いくつかの実施形態において、ステップ1730における保持ステップは、メモリセルの群のデータを、ビット線を通じてメモリセルの群に接続されたセンスアンプにラッチすることを含み得る。ステップ1730における保持ステップは、例えば、メモリセル21の群のデータをセンスアンプ251−254にラッチすることを含み得る。例えば、ステップ1730における保持ステップは、
図4に表される、ワード線WL(i)に接続されたメモリセルのデータを、センスアンプ330にラッチすることを含み得る。
【0074】
いくつかの実施形態において、ステップ1730における保持ステップは、データを、メモリセルの群が接続されたビット線に接続された複数のラッチにラッチすることを含み得る。例えば、ステップ1730における保持ステップは、
図2のメモリセル21の群のデータを、ビット線221−254を通じてメモリセル21の群に接続された4つのラッチにラッチすることを含み得る。その結果、
図6に表すように、ワード線WL(i)に接続されたメモリセルのデータを、メモリセルが接続されるビット線経由で、ラッチ540等の対応するラッチにラッチする。
【0075】
いくつかの実施形態では、ステップ1730における保持ステップは、メモリセルの第1群及び第2群のデータを保持することを含み得る。例えば、ステップ1730は、メモリセル21の群のデータを、ビット線221−224を通じてメモリセル21の群に接続された4つのラッチにラッチするとともに、メモリセル22の群のデータを、センスアンプ251−254にラッチすることを含み得る。その結果、
図7に表すように、ワード線WL(i)及びWL(j)に接続されたメモリセルのデータを、ラッチ540及びセンスアンプ330にラッチする。
【0076】
ステップ1740は、メモリデバイスを制御して、ディープパワーダウンモードに移行する移行ステップを含む。例えば、ステップ1740における移行ステップは、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードに移行することを含み得る。ディープパワーダウンモードでは、メモリデバイス100がデータのアクセスを許可しないことがある。
【0077】
いくつかの実施形態では、方法1700は、メモリデバイスの要素の電源を制御する電源制御ステップ(ステップ1750)も含むことができる。例えば、ステップ1750における電源制御ステップは、ディープパワーダウンモードにおいてセンスアンプの電源を制御してオンにし、ディープパワーダウンモードにおいてメモリデバイスのメモリアレイ、アドレスデコーダ及びリフレッシュコントローラの少なくとも1つの電源を制御してオフにすることを含み得る。また例えば、ステップ1750における電源制御ステップは、
図4に表されるように、ディープパワーダウンモードにおいてセンスアンプ330の電源を制御してオンにし、ディープパワーダウンモードにおいてメモリデバイス100のメモリアレイ180、アドレスデコーダ140及びリフレッシュコントローラ160の電源を制御してオフにすることを含み得る。
【0078】
いくつかの実施形態では、ステップ1750における電源制御ステップは、ディープパワーダウンモードにおいてラッチの電源を制御してオンにし、ディープパワーダウンモードにおいてメモリデバイスのメモリアレイ、アドレスデコーダ及びリフレッシュコントローラの少なくとも1つの電源を制御してオフにすることを含み得る。また例えば、ステップ1750におけるメモリデバイスのモジュールの電源を制御するステップは、
図6に表されるように、ディープパワーダウンモードにおいてラッチ540の電源を制御してオンにし、ディープパワーダウンモードにおいてメモリデバイス100のメモリアレイ180、複数のセンスアンプ回路130のセンスアンプ330、アドレスデコーダ140及びリフレッシュコントローラ160の電源を制御してオフにすることを含み得る。
【0079】
いくつかの実施形態では、ステップ1750における電源制御ステップは、ディープパワーダウンモードにおいてラッチ及びセンスアンプの電源を制御してオンにし、ディープパワーダウンモードにおいてメモリデバイスのメモリアレイ、アドレスデコーダ及びリフレッシュコントローラの少なくとも1つの電源を制御してオフにすることを含み得る。また例えば、ステップ1750における電源制御ステップは、
図7に表されるように、ディープパワーダウンモードにおいてラッチ540及びセンスアンプ330の電源を制御してオンにし、ディープパワーダウンモードにおいてメモリデバイス100のメモリアレイ180、アドレスデコーダ140及びリフレッシュコントローラ160の電源を制御してオフにすることを含み得る。
【0080】
いくつかの実施形態では、方法1700は、メモリデバイスの要素の電源電圧を制御する電源電圧制御ステップ(ステップ1760)も含む。例えば、ステップ1760における電源電圧制御ステップは、ディープパワーダウンモードにおいてセンスアンプの電源電圧を、他の動作モードの少なくとも1つの電源電圧よりも低い電圧レベルに制御することを含むことができる。また例えば、ステップ1760における電源電圧制御ステップは、
図4及び7に表されるように、センスアンプ330の電源電圧を、V
coreよりも低い、V
core, DPDに制御することを含むことができる。センスアンプ330は、読取動作モード及び書込動作モードにおいて、電源電圧V
coreで動作する。
【0081】
いくつかの実施形態では、ステップ1760における電源電圧制御ステップは、ディープパワーダウンモードにおいてラッチの電源電圧を、他の動作モードの少なくとも1つにおける、メモリアレイ、センスアンプ、アドレスデコーダ及びリフレッシュコントローラの少なくとも1つの電源電圧よりも低い電圧に制御することを含むことができる。例えば、ステップ1760における電源電圧制御ステップは、
図6又は7に表されるように、ラッチ540の電源電圧を、V
core, DPDに制御することを含むことができる。
図6又は7に表すように、メモリデバイス100のメモリアレイ180、複数のセンスアンプ回路130のセンスアンプ330、アドレスデコーダ140又はリフレッシュコントローラ160は、読取動作モード及び書込動作モードにおいて、電源電圧V
coreで動作することができ、ここでV
core > V
core, DPDである。
【0082】
いくつかの実施形態では、方法1700は、ディープパワーダウンモードでデータを保持するメモリセルの群を選択する選択ステップ(ステップ1720)も含むことができる。例えば、ステップ1720における選択ステップは、ディープパワーダウンモードで、各ビット線の第1ワード線に接続されたメモリセルの群を、データを保持するメモリセルの群として選択することを含むことができる。例えば、
図2において、ワード線218がセンスアンプ251−254に最も近いワード線であるため、メモリセル21の群を選択することができる。いくつかの実施形態では、ステップ1720における選択ステップは、複数のプログラマブルe-fuseのプログラミングを含むことができる。複数のプログラマブルe-fuseは、ディープパワーダウンモードでデータを保持するメモリセルの群を選択するように構成され得る。ステップ1720における選択ステップは、メモリセルの群を選択するための、複数のプログラマブルe-fuseのプログラミングを含むことができる。
【0083】
いくつかの実施形態では、方法1700は、ディープパワーダウンモードを終了する信号を受信する終了信号受信ステップ(ステップ1770)と、保持されたデータをメモリセルの群に記憶する記憶ステップ(ステップ1780)と、メモリデバイスを制御して、ディープパワーダウンモードを終了する終了ステップ(ステップ1790)とを含むこともできる。
【0084】
ステップ1770は、ディープパワーダウンモードを終了する信号を受信する終了信号受信ステップを含む。例えば、ステップ1770における終了信号受信ステップは、データ処理機器1600がサスペンドモードを終了するときに、ディープパワーダウンモードを終了する信号を、メモリデバイス1620によって、プロセッサ1660から受信することを含み得る。例えば、ステップ1770における終了信号受信ステップは、メモリデバイス100によって、プロセッサ又は外部モジュールによるデータアクセスに対する要求を受信することを含み得る。
【0085】
ステップ1780は、保持されたデータをメモリセルの群に復元する復元ステップを含む。例えば、ステップ1780における復元ステップは、
図2において、メモリセル21の群の保持されたデータを、メモリセル21の群に復元することを含み、このことは、ワード線iに接続されたメモリセルの保持されたデータを、メモリセルに復元することに役立つ。
【0086】
いくつかの実施形態では、ステップ1780における復元ステップは、保持されラッチされたデータを、保持されたデータをラッチに復元する前に、センスアンプに復元することを含み得る。特に、ステップ1780における復元ステップは、
図7に表すように、保持されたデータを、ラッチ540に復元する前に、センスアンプ330に復元することを含む。いくつかの実施形態では、ラッチ同士が直接に接続されるときに、ステップ1780における復元ステップは、保持されたデータを、センスアンプ又はメモリセルに近い第1ラッチに復元することを含む。特に、ステップ1780における復元ステップは、
図9に表すように、保持されたデータを、ラッチ880に復元する前に、ラッチ840に復元することを含む。
【0087】
ステップ1790は、メモリデバイスを制御して、ディープパワーダウンモードを終了する終了ステップを含む。例えば、ステップ1790における終了ステップは、メモリデバイス1620を制御して、ディープパワーダウンモードを終了することを含む。メモリデバイス1620は、ディープパワーダウンモードを終了した後に、データアクセスを許可することができる。例えば、ステップ1790における終了ステップは、メモリデバイス100を制御して、ディープパワーダウンモードを終了することを含む。メモリデバイス100は、ディープパワーダウンモードを終了した後に、データアクセスを許可することができる。
【0088】
ディープパワーダウンモードにおいてデータを保持する、開示されたメモリデバイス及び方法に対して、様々な変更又は変形を加えることができることが、当業者にとって明らかであろう。ディープパワーダウンモードにおいてデータを保持する、開示されたメモリデバイス及び方法の明細書及び実施を考慮することで、他の実施形態が当業者にとって明らかであろう。本明細書及び本実施例を単なる例示と考え、以下の特許範囲及びこの均等物によって示される範囲が適正な範囲であることを意図する。
【符号の説明】
【0090】
21, 22, 23 メモリセルの群
100, 1620 メモリデバイス
120 モードコントローラ
125 信号発生器
130 センスアンプ回路
140 アドレスデコーダ
150 データバッファ
160 リフレッシュコントローラ
180 メモリアレイ
201, 202 メモリセル
211, 212, 213, 214, 215, 216, 217, 218, WL(i), WL(j) ワード線
221, 222, 223, 224, 321, 322 ビット線
251, 252, 253, 254, 330 センスアンプ
310 スイッチ
320, 1460 イコライザ
520, 820, 860, 1020, 1060 ラッチスイッチ
540, 840, 880, 1040, 1080, ラッチ1, ラッチ2 ラッチ
1201, 1202 交差部
1320, 1340, 1360, 1380 ラッチドライバ及びイコライザ
1420 p型MOSFET
1440 n型MOSFET
1520 電圧クランプ回路
1600 データ処理機器
1610 入出力インタフェース
1640 記憶装置
1660 プロセッサ
1700 方法
1710, 1720, 1730, 1740, 1750, 1760, 1770, 1780, 1790 ステップ
Bitline,
ビット線
CSL 制御信号
EQ 信号又は制御信号
ラッチ1有効, ラッチ2有効, ラッチ−540有効, ラッチ−840有効, ラッチ−880 有効, ラッチ−1040有効, ラッチ−1080有効, Latch Enable,
, NCS(i), PCS(i), SA 有効 信号
SW1, SW2 有効信号
V
core 電源電圧
V
core, DPD 電源電圧