(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6803911
(24)【登録日】2020年12月3日
(45)【発行日】2020年12月23日
(54)【発明の名称】シェービングレーザおよびシェービングカートリッジ
(51)【国際特許分類】
B26B 21/14 20060101AFI20201214BHJP
【FI】
B26B21/14 A
【請求項の数】15
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2018-528236(P2018-528236)
(86)(22)【出願日】2015年12月10日
(65)【公表番号】特表2019-501690(P2019-501690A)
(43)【公表日】2019年1月24日
(86)【国際出願番号】EP2015079316
(87)【国際公開番号】WO2017092836
(87)【国際公開日】20170608
【審査請求日】2018年11月12日
(31)【優先権主張番号】62/261,389
(32)【優先日】2015年12月1日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】507020417
【氏名又は名称】ビック・バイオレクス・エス・エー
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】イオアニス・ボジキス
(72)【発明者】
【氏名】スピロス・グラツィアス
(72)【発明者】
【氏名】クリストフォロス−アタナシオス・ブレシリス
【審査官】
山村 和人
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2010/0077619(US,A1)
【文献】
国際公開第2012/158142(WO,A1)
【文献】
特表平10−506813(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2013/0160296(US,A1)
【文献】
特表2014−534025(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2013/0205595(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B26B 21/00 − 21/60
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面(109)、底面(111)、前縁(101)、後縁(103)、および前記前縁(101)と前記後縁(103)との間に延びた一対の側縁(105、107)を備えた筐体であって、該筐体は、前記前縁(101)と前記後縁(103)との間に配置された少なくとも1つのブレード(117)を備え、該少なくとも1つのブレード(117)は刃先を備えた、筐体と、
一対の略C形状の保持部材(200)であって、各保持部材は、上部(201)、底部(203)、前記上部(201)を前記底部(203)に接続した略凸部(205)、および内面(217)を備え、前記保持部材(200)は前記一対の側縁(105、107)上に配置されて、且つ前記筐体の前縁(101)と前記筐体の後縁(103)との間に、前記一対の側縁(105、107)に沿って延びた、保持部材(200)と、を備えたシェービングカートリッジ(100)であって、
各前記保持部材(200)の上部(201)は略平坦であり、各前記保持部材(200)の底部(203)は湾曲しており、
各保持部材(200)は、内面(217)および前記内面(217)に配置された突起(207)をさらに含んでいる、シェービングカートリッジ(100)。
【請求項2】
各前記保持部材(200)の上部(201)は面を備え、前記突起(207)の先端は前記面の最内側部から約1mm乃至約3mmの位置に位置決めされている、請求項1に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項3】
各前記保持部材(200)は前縁(221)および後縁(219)を備え、前記突起(207)は、各前記保持部材(200)の前縁(221)から各前記保持部材(200)の後縁(219)へと延びている、請求項2に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項4】
前記突起(207)は、三角形、長円形、正方形、長方形、円形、または半円形である、請求項2に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項5】
前記上部に配置された凹部(209)をさらに備え、該凹部(209)は、三角形、長円形、正方形、長方形、円形、または半円形である、請求項1に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項6】
前記シェービングカートリッジ(100)は、一対の前記略C形状の保持部材(200)を受容するための、一対の側縁(105、107)に沿って延びた一対の筐体凹部(150)をさらに備えている、請求項2に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項7】
前記突起(207)を受容するための、各筐体凹部(150)に形成された対応面(152)をさらに備えている、請求項6に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項8】
前記突起(207)および前記対応面(152)は同じ形状を有し、且つ前記突起および前記対応面は、三角形、長円形、正方形、長方形、円形、または半円形である、請求項7に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項9】
上面(109)、底面(111)、前縁(101)、後縁(103)、および前記前縁(101)と前記後縁(103)との間に延びた一対の側縁(105、107)を備えた筐体であって、該筐体は、前記前縁と前記後縁との間に配置された少なくとも1つのブレード(117)を備え、該少なくとも1つのブレードは刃先を備えた、筐体と、
一対の略C形状の保持部材(200)であって、各保持部材は、上部(201)、底部(203)、前縁(221)、後縁(219)、前記上部(201)を前記底部(203)に接続した略凸部(205)、および突起(207)を備え、前記保持部材(200)は前記一対の側縁(105、107)上に配置されて、且つ前記筐体の前縁(101)と前記筐体の後縁(103)との間に、前記一対の側縁(105、107)に沿って延びた、保持部材(200)と、を備え、
各前記保持部材(200)は予備荷重を加えられ、それにより各保持部材(200)を前記筐体に固定しており、
前記突起(207)は、前記前縁(221)から前記後縁(219)へと延びている、シェービングカートリッジ(100)。
【請求項10】
各前記保持部材の上部は面を備え、前記突起(207)の先端は前記面の最内側部から約1mm乃至約3mmの位置に位置決めされている、請求項9に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項11】
前記突起(207)は、三角形、長円形、正方形、長方形、円形、または半円形である、請求項9に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項12】
前記上部(201)に配置された凹部(209)をさらに備え、該凹部(209)は、三角形、長円形、正方形、長方形、円形、または半円形である、請求項9に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項13】
各保持部材(200)の前記底部(203)は、前記保持部材の前記筐体への装着に応じて、各保持部材(200)の上部(201)から離れるように移動する、請求項9に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項14】
前記保持部材(200)は、前記筐体の前記一対の側縁(105、107)に沿って延びており、前記上部(201)は、前記筐体の上面(109)の上且つ前記少なくとも1つのブレード(117)の上に延びて、前記筐体内で前記少なくとも1つのブレード(117)の位置を保持している、請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載のシェービングカートリッジ(100)。
【請求項15】
ハンドル、および請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載のシェービングカートリッジ(100)を備えたシェービングレーザであって、前記シェービングカートリッジ(100)は前記ハンドルに接続されている、シェービングレーザ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は2015年12月1日に出願された米国仮出願第62/261,389号の利得を主張するものであり、その内容は、すべての目的に関して、参照することによりその全体が本願に統合されている。
【0002】
以下の記載は、シェービングレーザおよびシェービングカートリッジに関する。シェービングレーザまたはシェービングカートリッジは、1つ以上のブレードおよびシェービングレーザまたはシェービングカートリッジの要素を保持するための1つ以上の保持部材を含み得る。例えば、シェービングカートリッジの一対の側端縁に沿って延びた一対のC形状保持部材は、ブレードを筐体内の所定の位置に保持する。
【背景技術】
【0003】
一般的に、従来のレーザヘッドは、レーザヘッド筐体に固定された1つ以上のブレードを含んでいる。多くの異なった固定機構が、レーザヘッドの固定のために一般的に使用されている。そのような従来の機構は、レーザヘッド筐体の前縁および後縁の周りに巻き付いたクリップ保持要素と、筐体の前端および後端に隣接した1つ以上の対の開口を通じて延びたクリップ保持要素と、を含んでいる。
【0004】
例えば、特許文献1は、筐体内でのブレードの固定のために、レーザ筐体の前端および後端の周りに巻き付けた一対のクリップを記載している。特許文献2は、筐体内にレーザブレードを保持する一対のクリップを受容するためのレーザカートリッジの本体内に形成された二対の開口を含んだレーザヘッドを記載している。特許文献3は、一対の開口と、一端において一対の開口を通じて延び、他端において筐体の周りに巻き付いたクリップと、を含んだレーザヘッドを記載している。
【0005】
図11Aおよび
図11Bは、先行技術によるシェービングカートリッジを示した図である。
図11Aおよび
図11Bを参照すると、従来のレーザカートリッジ10は、レーザカートリッジの両端に形成された開口を通じて延びた一対のクリップ15を含んでいる。クリップ15は、ガードバーに隣接した筐体の前縁から、キャップに隣接した筐体の後縁へと、レーザブレード上を延びている。
【0006】
図11Aおよび
図11Bに示されたレーザカートリッジ10のような、従来のレーザカートリッジの使用および製造において、いくつかの欠点が一般的に存在している。製造工程中に、クリップ15は、クリップ15の脚を曲げる際に加えられる力を受けて一般的に座屈する。クリップ15に加えられる曲げ力を受けて、クリップ15は上向きに座屈する傾向がある。したがって、ブレード露出はレーザカートリッジ10を通して不安定となり、意図したブレード露出値から大きく変化し得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】米国特許第6,035,537号明細書
【特許文献2】米国特許第8,286,354号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開第2015/0900805号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
また、レーザカートリッジ10の製造の際に、1つ以上のクリップ15の脚が曲げ損なわれ得る。すなわち、レーザカートリッジ10の製造が完了した後に、すべてのクリップが正確に固定され且つすべてのクリップ脚がレーザカートリッジ10の筐体の下に正確に曲げられていることを保証するために、追加の注意および仕事が必要とされ得る。クリップ脚が固定されていない位置では、筐体の下にクリップ脚を曲げるための追加のステップが必要とされる。
【0009】
さらに、レーザカートリッジ10の製造は複数ステップの行程であり、一般的に、第三者供給者により製造および供給される必要のあり得る特定の寸法および材料を有するクリップ15を提供するステップと、正確な位置にクリップ15を位置決めし、クリップ脚を1つ以上の対の開口を通じて配置するか、またはクリップ脚を筐体の周りに巻き付けるステップと、クリップ15を1つ以上の対の開口に固定した後に、クリップ脚を曲げるステップと、を含んでいる。この製造工程は適時且つ高価であり、一般的に複数のステップおよび第三者製造業者ならびに第三者供給者を必要とする。
【0010】
クリップ15を含んだレーザカートリッジ10は、クリップ15の脚の全体に可変の保持力を提供することが理解されるべきである。クリップ15は、前端および後端のみにおいてレーザカートリッジ10に固定されているので、クリップ15の脚の全体の保持力は可変である。
【課題を解決するための手段】
【0011】
一態様においては、シェービングカートリッジは、上面、底面、前縁、後縁、および前縁と後縁との間に延びた一対の側縁を備えた筐体であって、筐体は、前縁と後縁との間に配置された少なくとも1つのブレードを備え、少なくとも1つのブレードは刃先を備えた、筐体と、一対の略C形状の保持部材であって、各保持部材は、上部、底部、および上部を底部に接続した略凸部を備え、保持部材は、筐体の前縁と筐体の後縁との間に、一対の側縁に沿って延びた保持部材と、を含み、各保持部材の上部は略平坦であり、各保持部材の底部は湾曲している。
【0012】
別の態様においては、シェービングカートリッジは、上面、底面、前縁、後縁、および前縁と後縁との間に延びた一対の側縁を備えた筐体であって、筐体は、前縁と後縁との間に配置された少なくとも1つのブレードを備え、少なくとも1つのブレードは刃先を備えた、筐体と、一対の略C形状の保持部材であって、各保持部材は、上部、底部、上部を底部に接続した略凸部、および内面を備え、保持部材は、筐体の前縁と筐体の後縁との間に、一対の側縁に沿って延びた、保持部材と、を含み、各保持部材の上部は略平坦であり、各保持部材の底部は湾曲しており、突起が内面に形成されている。
【0013】
さらに別の態様においては、シェービングカートリッジは、上面、底面、前縁、後縁、および前縁と後縁との間に延びた一対の側縁を備えた筐体であって、筐体は、前縁と後縁との間に配置された少なくとも1つのブレードを備え、少なくとも1つのブレードは刃先を備えた、筐体と、一対の略C形状の保持部材であって、各保持部材は、上部、底部、上部を底部に接続した略凸部、内面、前縁、および後縁を備え、保持部材は、筐体の前縁と筐体の後縁との間に、一対の側縁に沿って延びた、保持部材と、を含み、各保持部材の上部は略平坦であり、各保持部材の底部は湾曲しており、突起が内面に形成されており、凹部が各保持部材の上部に配置され、且つ各保持部材の前縁から各保持部材の後縁へと延びている。
【0014】
追加の態様においては、シェービングカートリッジは、上面、底面、前縁、後縁、および前縁と後縁との間に延びた一対の側縁を備えた筐体であって、筐体は、前縁と後縁との間に配置された少なくとも1つのブレードを備え、少なくとも1つのブレードは刃先を備えた、筐体と、一対の略C形状の保持部材であって、各保持部材は、上部、底部、および上部を底部に接続した略凸部を備え、保持部材は、筐体の前縁と筐体の後縁との間に、一対の側縁に沿って延びた、保持部材と、を含み、各保持部材は予備荷重を加えられ、それにより各保持部材を筐体に固定している。
【0015】
本発明の多様な実施形態において、1つおよび/または他の以下の特徴が、単独でまたは相互に組み合わせてこのシェービングカートリッジ内に統合され、
・ カートリッジはさらに突起を備えている。
・ 各保持部材の上部は自由端を備え、突起は自由端から約1mm乃至約3mmの位置に位置決めされている。
・ 各保持部材は前縁および後縁を備え、突起は、前縁から後縁へと延びている。
・ 突起は、三角形、長円形、正方形、長方形、円形、または半円形である。
・ カートリッジは、上部に配置された凹部をさらに備えている。
・ 凹部は、三角形、長円形、正方形、長方形、円形、または半円形である。
・ カートリッジは、一対の略C形状の保持部材を受容するための、一対の側縁に沿って延びた一対の筐体凹部をさらに備え、カートリッジは、突起を受容するための、各筐体凹部に形成された対応面をさらに備えている。
・ 突起および対応面は同じ形状を有し、且つ突起および対応面は、三角形、長円形、正方形、長方形、円形、または半円形である。
【0016】
本発明は、ハンドルおよび前述のいずれか1つのシェービングカートリッジを備えたシェーバまたはシェービングレーザにも関連しており、シェービングカートリッジはハンドルに接続される。
【0017】
前述の概要および以下の詳細な記載は、添付図と組み合わせて読んだ場合に、より良好に理解されるだろう。図示の目的のために、本開示の一部の実施形態が図に示されている。しかしながら、本発明は正確な実施形態および示された特徴に限定されないことが、理解されるべきである。本発明の特徴および利点は、添付図を参照して非限定的な例として提供された、一実施形態の以下の記載から直ちに明らかになるだろう。本明細書の一部に統合され且つ一部を形成した添付図は、詳細な記載と共に本発明と一致した機器の実施を図示しており、本発明に一致した利点および原理の説明に寄与している。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】ブレードをカートリッジに固定するための保持部材を含んだ、シェービングカートリッジの例を示した斜視図である。
【
図2】保持部材を含んだシェービングカートリッジを示した上面図である。
【
図3】
図2に示された線A−Aに沿った、シェービングカートリッジの断面を示した図である。
【
図4】
図3に示された領域内のシェービングカートリッジおよび1つの保持部材を示した断面拡大図である。
【
図5】保持部材を除去したシェービングカートリッジを示した斜視図である。
【
図6】保持部材を除去したシェービングカートリッジを示した上面図である。
【
図7】
図6に示された線B−Bに沿った、シェービングカートリッジの断面を示した図である。
【
図8】
図7に示された領域内の、保持部材を除去したシェービングカートリッジを示した断面拡大図である。
【
図9】レーザカートリッジへの装着前のおよび装着に応じて構成されたレーザカートリッジにブレードを固定するための、予備荷重を加えられた保持部材の例を示した側面図である。
【
図11A】先行技術によるシェービングカートリッジを示した図である。
【
図11B】先行技術によるシェービングカートリッジの断面を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明は、その応用において、以下の記載に説明されまたは図中に図示された構成の詳細および部品の実施形態に限定されないことが理解されるべきである。図および記載された記述は、特許の保護が求められた発明を、当業者が実施および使用するための教示するために提供されている。本発明は他の実施形態とすることが可能であり、多様な方法において実施および実行されることが可能である。本発明の態様を統合した実際の商業的実施形態の開発は、開発者が商業的実施形態のための最終目的に到達するために、多数の実行および特別な決定を必要とすることも、当業者は理解するだろう。これらの努力は複雑且つ時間を消費する一方で、それにもかかわらずこれらの努力は、本開示の利得を有する当業者が請け負った繰り返しとなり得る。
【0020】
加えて、本願で使用された表現および専門用語は、記述の目的のためであり、限定として見なされるべきでないことが理解されるべきである。例えば、「a」のような単数用語は、品目の数の限定として意図されていない。また、限定されていないが、「上部」、「底部」、「右」、「左」、「上側」、「下側」、「下」、「上」、「側部」のような関係語は、図の特定の参照において明確化のために記載され、発明のまたは添付の請求項の範囲を限定することを意図されていない。さらに、本発明の任意の1つの特徴が、他の特徴と別個にまたは組み合わせて使用され得ることが、理解されるべきである。本発明の他のシステム、方法、特徴、および利点は、図および詳細な記載の審査の上で、当業者には明らかである、または明らかになるだろう。そのような追加のシステム、方法、特徴、および利点のすべてが、本記述内に含まれ、本発明の範囲内であり、添付の請求項により保護されることが、意図されている。
【0021】
さらに、記載および添付の請求項内に使用された「略」との用語は、正確なまたは正確ではないが類似の構成を含んでいると理解されるべきである。例えば、略C形状は、正確なC形状または正確ではないがC形状に類似した形状を備えることを意味している。また、略平坦な面は、正確に平坦な面または正確に平坦ではないが平坦に類似した面を備えることを意味している。また、記載および添付の請求項内に使用された「約」または「おおよそ」との用語は、記載された数値または記載された数値の3倍大きいもしくは3分の1の数値を含んでいると理解されるべきである。例えば、例えば、約3mmは、1mm(ミリメートル)から9mmまでのすべての数値を含み、おおよそ50°は、16.6°から150°までのすべての数値を含んでいる。
【0022】
広い発明の概念から逸脱することなく、実施形態に変化が与えられ得ることは、当業者に理解されるだろう。したがって、本願に開示された発明は、開示された特定の実施形態に限定されるのではなく、添付の請求項により特定された本発明の思想および範囲内の改良をカバーすることが意図されていることが理解される。
【0023】
図1は、ブレード117をカートリッジ100に固定するための保持部材200を含んだ、シェービングカートリッジ100の例の斜視図を示した図である。
【0024】
図1を参照すると、シェービングカートリッジ100は、前縁101、後縁103、一対の側縁105、107、上面109、および底面111を備えた筐体を含んでいる。一対の側縁105、107は、筐体の前縁101と筐体の後縁103との間に延びている。シェービングカートリッジ100は、筐体の前縁101に隣接したガードバー113、および筐体の後縁103に隣接したキャップ115を含んでいる。1つ以上のブレード117は、ガードバー113とキャップ115との間に配置され、1つ以上の保持部材200を使用して筐体内の所定の位置に保持されている。この例においては、シェービングカートリッジ100は、一対の保持部材200を使用して筐体内の所定の位置に保持された5つのブレード117を含んでいる。本発明はこれらの5つのブレードに限定されず、任意の数のブレードが使用され得る。
【0025】
図2は、保持部材200を含んだシェービングカートリッジ100の上面を示した図であり、
図3は、
図2の線A−Aに沿った、シェービングカートリッジ100の断面を示した図である。
【0026】
図2および
図3を参照すると、保持部材200は離間されており、筐体の反対側に位置している。保持部材200は筐体の側縁105、107に沿って延び、筐体の上面109の上に且つ1つ以上のブレード117の上に広がった上部201を含み、筐体内のブレード117の位置を保持している。
【0027】
この例においては、保持部材200は側縁105、107に沿って約8.5mmの長さLだけ延びているが、保持部材200は、側縁105、107のより短いまたはより長い部分に沿って延び得ることが理解されるべきである。例えば、一対の保持部材200は、各々が側縁105、107の全長に沿って、より短い部分に沿って、またはより長い部分に沿って延び得る。そのような延びは、ガードバー、キャップ要素、またはトリマアセンブリを所定の位置に固定し得る。さらに、この例が一対の保持部材200を示している一方で、任意の数の保持部材がシェービングカートリッジ100と使用され得ることが理解されるべきである。例えば、1つの保持部材、4つの保持部材、または任意の数の保持部材が、ブレード117を筐体内に保持するために使用され得る。
【0028】
図4は、シェービングカートリッジの断面を拡大して示した図であり、
図3に示された領域内の1つの保持部材である。
【0029】
図4を参照すると、保持部材200は略C形状の保持部材であり、上部201、底部203、上部201と底部203とを接続した略凸部205を含んでいる。保持部材200は、内部空間を形成している。内部空間は、筐体の一部を受容するように形成されている。内部空間から見て、保持部材は全体的に凹形状を有する。外側から、すなわち使用者の視点から見て、保持部材が筐体に装着された場合、保持部材は全体に凸形状を有する。より詳細には、凸部205は、使用者の視点から見て略凸形状を有する。それに加えて、保持部材200は、ブレード117に向かうように向けられた、上部201の第1面211、ブレード117に向かうように向けられた、底部203の第2面213を含んでいる。保持部材200の内面217は、保持部材の上部201、底部203、および凸部205の内側面にわたって広がっており、カートリッジ100の筐体と接触している。それと同様に、保持部材200の外面215は、保持部材の上部201、底部203、および凸部205の外側面にわたって広がっている。
図2に示されたように、各保持部材200は、ガードバー113に隣接した前縁221、およびキャップ115に隣接した後縁219を含んでいる。
【0030】
保持部材200の上部201は略平坦であり、ブレード117を筐体に固定している。例えば、保持部材200の上部201の内面217は、ブレード117の端縁と直接接触して、ブレード117の位置を維持し、且つ接触面に関して各ブレード117のブレード露出を維持している。接触面は、ガード113およびキャップ115の表面に形成された平面を参照し得る。
【0031】
底部203は、保持部材200を固定するために筐体の下側へと湾曲されている。略凸部205は、上部201を底部203に接続し、曲率を含んでいる。この例においては、凸部205の曲率は複数の半径を含み、その長さにわたって1つ以上の直線部を含み得る。しかしながら、他の例においては、凸部は単一の曲率半径を含んでいてもよく、保持部材200は半円形を形成していてもよい。
【0032】
引き続き
図4を参照すると、保持部材200は、保持部材200の上部201の外面215に形成された凹部209を含み得る。また、この例においては、保持部材200は、保持部材の上部201の内面217から延びた突起207を含んでいる。突起207は、筐体の対応面152により受容されるように構成されており、それは
図5〜
図8を参照して以下にさらに記述される。突起207はさらに、保持部材200をカートリッジ100の筐体に固定している。
【0033】
この例においては、凹部209は、上部201の平面剛性をさらに支持し、突起207は、保持部材200を固定位置に固定している。保持部材200の製造の工程例は、パンチおよびダイから突起207および凹部209を形成することを含んでいる。保持部材200の内面217上のダイは、突起207の形状であり、打ち抜きのために必要なだけ正確にオフセットされている。上部201の外面215の打ち抜きは、上部201の外面215の凹部209を形成し、保持部材200の材料を突起207の形状に遷移させる。したがって、突起207は、上部201の内面217から延びて、
図4に示されたように、ダイの形状とされている。
【0034】
好適な例においては、保持部材200は、上部201の最上部から底部203の最下部までの高eさを有し、それは約5.4mmである。筐体の中心に最も近い、第1面211の最内側部から、突起207の先端までの距離bは、約2.2mmであるが、約1mmから約3mmの範囲とし得る。換言すると、保持部材200、より詳細には保持部材200の上部201は、第1面211の最内側部に配置された自由端を備え、この自由端は筐体の中心に最も近く、自由端と突起207の先端との間の距離は、約1mmから約3mmの範囲とし得る。筐体の中心に最も近い、第1面211の最内側部から、筐体の中心から最も遠い、保持部材200の最外側部までの距離fは、約4mmであるが、約3mmから約5mmの範囲とし得る。底部203の最低位置の接線である水平線と、底部の曲率半径が変化する前の、底部203の内面の最内側位置の接線である線xと、の間の角度は約22°である。好適な例においては、この角度は正の角度であり、約0°から約60°の範囲とすることが可能である。与えられた角度の数値は、特定のヘッド設計のために必要とされたロック相互作用の量だけ移動する。保持部材200の厚さは、保持部材200にわたって、最大厚さhが約0.5mmとし得る。
【0035】
引き続き
図4を参照すると、この例においては、突起は三角形であり、突起207の左側と突起の先端を通過した垂直線との間の角度cは、約55°である。突起207の外側と突起の先端を通過した垂直線との間の角度dは、約5°である。上部201の最上部からの突起の深さiは、約0.75mmである。凹部209は好適に半円形であり、上部201の最上部からの凹部の深さgは、約0.25mmである。
【0036】
これらの寸法および形状は、好適な実施形態の単なる例であり、多くの他の寸法および形状が、保持部材200、突起207、および凹部209に関して使用され得ることは、当業者に理解されるべきである。例えば、突起207および凹部209の形状は、それぞれ三角形および半円形である一方で、突起および凹部の形状は、三角形、長円形、正方形、長方形、円形、半円形、楕円形、および他の関連した形状を含み得る。
【0037】
図5は、保持部材を除いたシェービングカートリッジの斜視図を示している。
【0038】
図5を参照すると、シェービングカートリッジ100は、保持部材200、キャップ115、およびブレード117を除いて示されている。シェービングカートリッジ100は、ブレード117を支持し且つ筐体内で独立して移動可能なブレード117を提供するための1つ以上のバネ119を含み得る。シェービングカートリッジは、保持部材200を受容するための一対の凹部150を含み、各凹部150は、保持部材200の突起207を受容するための対応面152を備えている。一例においては、凹部150は、保持部材200と同じ長さLである約8.5mmに沿って延び得るが、異なった長さの変化が使用され得ることが、理解されるべきである。加えて、凹部150は、保持部材200とは異なった長さを有し得る。
【0039】
図6は、保持部材200を除いたシェービングカートリッジ100の上面を示した図であり、
図7は、
図6に示された線B−Bに沿った、保持部材200を除いたシェービングカートリッジ100の断面を示した図である。
【0040】
図6および
図7を参照すると、前述の保持部材200と同様に、凹部150は筐体の側縁の一部に沿って形成されている。凹部150は、筐体の側縁全体に沿って、または側縁のより小さい部分に沿っても形成され得る。さらに、保持部材200の突起207を受容するための対応面152は、凹部150の上側面に形成され得る。この例においては、対応面152は、凹部150の上側面に形成された三角形の凹部である。他の例においては、対応面152は、凹部ではない嵌合面または凹部である嵌合面を含んでいてもよく、突起207の形状に対応した、異なった形状を備えていてもよい。ブレード117を支持するために使用されるバネ119は、凹部150の領域内において筐体の側部から延びていてもよい。
【0041】
図8は、
図7に示された領域内の、保持部材200を除いたシェービングカートリッジ100の拡大断面を示した図である。
図8を参照すると、対応面152は突起207と類似した形状を有し得る。例えば、各対応面152は三角形の形状であり、対応面152の左側と対応面152の先端を通過した垂直線との間の角度cは、約55°である。対応面152の外側と対応面152の先端を通過した垂直線との間の角度dは、約5°である。
【0042】
好適な例においては、凹部150の位置における筐体の壁は、保持部材200の略凸部205に対応した略平坦面154を含み得る。結果として、エアギャップが、保持部材200の内面217と分割線領域との間に存在し得る。平坦面154は分割線に起因しており、保持部材200とともに支点効果を生じることを回避することを必要とする。すなわち、凹部150において略凸部205と直接接触した湾曲面を使用することは、略平坦面154よりもむしろ支点面を生じ得、保持部材200を凹部150から離れるように押圧して、底部203の筐体の下側との強固な取り付けを干渉し得る。結果的に、凹部150は、保持部材200とレーザカートリッジ100との間に、最適な整列のための平坦面154を含むことが好適であるが、本発明のレーザカートリッジ100は、略平坦面154を含んでいることに限定されない。レーザカートリッジ100は、凹部150の位置において、略凸部205、上部201、もしくは底部203に一致した全体的に湾曲した壁、または1つ以上の平坦面154を含み得る。エアギャップおよび平坦面154は、分割線が、保持部材の筐体への最も良好な整列を確実にするためにデザインされるあらゆる位置にも適用され得る。
【0043】
この例においては、対応面152は、凹部150の上面から延びた深さjを有し、その深さは約0.4mmとし得る。対応面152から凹部150の端部までの距離kは、約1.3mmとし得る。凹部150の端部と、凹部が形成されていない筐体の側縁105と、の間の距離mは、約0.5mmとし得る。最上部から最下部までの凹部の高さnは、約4.4mmとし得、凹部が形成されていない筐体の側縁105の高さoは、約5.5mmとし得る。それに加えて、対応面152の底部先端における曲率半径rは、約0.1mmとし得、対応面152の上部先端における曲率半径qは、約0.15mmとし得る。これらの寸法および形状は、好適な実施形態の単なる例であり、他の多くの寸法および形状が、凹部150および対応面152に関して使用され得ることは、当業者によって理解されるべきである。
【0044】
図9は、レーザカートリッジ100に装着される前およびレーザカートリッジ100に装着された後における、ブレードをレーザカートリッジに固定するための、予備負荷された保持部材の例の側面視を示した図である。
【0045】
図9を参照すると、保持部材200は略C形状の保持部材であり、上部201、底部203、および上部201と底部203とを接続した略凸部205を含んでいる。それに加えて、保持部材200は、上部201の第1面211、底部203の第2面213、内面217、および外面215を含んでいる。保持部材200は、レーザカートリッジ100に装着される前の構成で示されており、底部203´は、保持部材200がレーザカートリッジ100に装着された後の底部203の位置と比較して、上部201により接近している。すなわち、この例の保持部材200は、予備負荷された保持部材である。
【0046】
本願において使用されているように、予備負荷されたとの用語は、これ以降レーザカートリッジ100への装着に応じて異なった構成を有することを意味する。この例においては、レーザカートリッジ100に装着される前に、保持部材200はより小さい構成を有し、第1面211に隣接した、上部201の最下部から、第2面213´に隣接した、底部203´の最上部までの距離p´は、約3.8mmである。レーザカートリッジ100への装着に応じて、底部203は下向きに移動し、第1面211に隣接した、上部201の最下部から、第2面213に隣接した、底部203の最上部までの距離pは、約4.2mmである。好適な例においては、保持部材200のレーザカートリッジ100への装着に応じて、上部201から底部203までの距離に、約10パーセントの増加が生じる。これらの寸法および比率は、好適な実施形態の単なる例であり、他の多様な寸法および比率使用され得ることは、当業者によって理解されるべきである。
【0047】
実施形態には、平坦な上部201を備え且つ湾曲した底部203を備えた、予備負荷された保持部材200を備えたシェービングカートリッジ100の提供に関する複数の機能的利点が存在している。平坦な上部201は、ブレード117をレーザカートリッジ100に固定するために、ブレード端縁と直接接触し得るブレード端縁基準として作用している。湾曲した底部203は、保持部材200をレーザカートリッジ100により密着して固定し、予備負荷された保持部材200は、保持部材200とレーザカートリッジ100との間のさらに強固な取り付けを可能にしている。保持部材200が、レーザカートリッジ100への装着に応じて、本来の安定時の構成から広げられるので、安定時の域を越えて延ばされた結果として生じたバネ力は、保持部材200をレーザカートリッジ100にさらに固定する。
【0048】
図10は、保持部材200の斜視図を示している。
図10を参照すると、保持部材200は、上部201に形成された凹部209および上部201から下向きに延びた突起207を含んでいる。保持部材200は、保持部材200がレーザカートリッジ100に固定された場合に、ガードバー113に隣接する前縁221、および保持部材200がレーザカートリッジ100に固定された場合に、キャップ115に隣接する後縁219を含んでいる。この例においては、凹部209および突起207は、保持部材200の上部201全体に沿って、後縁219から前縁221へと延びている。しかしながら、凹部209および突起207は、保持部材の一部のみに沿って延びていてもよく、1つ以上の凹部209および突起207が、保持部材の上部201に沿って異なったパターンにおいて形成されていてもよい。同様に、1つ以上の凹部および突起が、底部203に形成されていてもよい。
【0049】
ここに記載されたものに限定されない多様な異なった利得が、従来のクリップヘッドと比較して、レーザカートリッジ100および保持部材200の使用において提供される。実施形態においては、保持部材200のプロファイルが全長に沿って同じであるので、保持荷重は保持部材200の全長に沿って均等に加えられる。
【0050】
別の実施形態においては、クリップデザインを有する従来のレーザヘッドの製造に伴って一般的に見られたボウイング(bowing)は、もはや問題ではない。したがって、より安定したブレード端縁の露出が、保持部材200の使用により達成されている。例えば、接触面と一致したブレードの露出を有するように設計されたレーザカートリッジにおいて、従来のレーザヘッドは、0乃至0.1mmの範囲のブレードの接触面上への露出を一般的に含んでいる。このことは、従来のレーザヘッドのクリップ保持要素のボウイング効果に由来している。他方では、保持部材200を使用した類似のデザインのレーザカートリッジ100は、0乃至0.06mmの範囲の実際のブレード露出を含み得る。すなわち、保持部材200を使用したレーザカートリッジ100は、ブレード端縁露出において最大40パーセントの安定性改善を示し得る。
【0051】
さらに別の実施形態においては、ヘッドアセンブリの品質は、ハウジングを所定の位置に固定且つ保持することで、クリップ脚が曲げられないままとなる可能性がなくなるように改良される。一般的に、ブレードをレーザカートリッジに固定するための、1つ以上のクリップ保持要素を含んだ従来のレーザヘッドの製造の際に、1つ以上のクリップ保持要素は、筐体の下で曲がっていないままであり、クリップを所定の位置に固定および保持するためにさらなる作業を必要とする。レーザカートリッジ100および保持部材200の使用において、この製造の欠点は回避され、ヘッドアセンブリの品質は改良される。
【0052】
追加の実施形態においては、製造工程の効率は顕著に改良され、製造コストが減少する。1つ以上のクリップ保持要素を含んだ従来のレーザヘッドの製造において、少なくとも3つの段階行程が採用されている。第一に、クリップ保持要素は筐体に対して位置決めされ、第二に、クリップ保持要素は、筐体内の1つ以上の開口内に配置され、第三に、クリップ保持要素の脚が曲げられ、筐体の下に巻き付けられる。代わりに、レーザカートリッジ100および保持部材200の製造に関して、保持部材が提供されて、単一の段階行程において筐体に直接嵌合され得る。加えて、クリップ保持要素の材料および寸法は、一般的にクリップ保持要素を提供するための第三者製造業者を必要とする。代わりに、記載された実施形態による保持部材200のより大きい寸法および形状は、顕著に減少した製造コストを提供する。
【0053】
記載された例が、任意の特定のサイズに限定されないことを、当業者は認識するだろう。さらに、保持部材200の構成が、特定のタイプの材料に限定されないことを、当業者は認識するだろう。好適な例においては、保持部材200は金属材料から形成されているが、プラスチックを含んだ多様な異なった材料から形成され得る。好適な材料の直径、タイプ、および厚さは、デザインおよび安定性を考慮した場合に、役立ち得ることを、当業者は認識するだろう。任意の部品のモールド成型、機械加工、または鋳造等の、多くの製造技術が使用され得る。
【0054】
広範な本発明の思想から逸脱することなく、前述の実施形態に変化が形成され得ることは、当業者により理解されるだろう。したがって、ここに開示された発明は、開示された特別な実施形態に限定されることなく、本発明の思想および範囲内の改良をカバーすることが意図されていることが、理解される。
【符号の説明】
【0055】
100 ・・・シェービングカートリッジ
101 ・・・前縁
103 ・・・後縁
105、107 ・・・側縁
109 ・・・上面
111 ・・・底面
113 ・・・ガードバー
115 ・・・キャップ
117 ・・・ブレード
119 ・・・バネ
150 ・・・凹部
152 ・・・対応面
200 ・・・保持部材
201 ・・・上部
203 ・・・底部
205 ・・・凸部
207 ・・・突起
209 ・・・凹部
211 ・・・第1面
213 ・・・第2面
215 ・・・外面
217 ・・・内面
219 ・・・後縁
221 ・・・前縁