特許第6804184号(P6804184)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 井関農機株式会社の特許一覧
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6804184
(24)【登録日】2020年12月4日
(45)【発行日】2020年12月23日
(54)【発明の名称】乗用型芝刈り機
(51)【国際特許分類】
   A01D 34/68 20060101AFI20201214BHJP
   A01D 34/64 20060101ALI20201214BHJP
【FI】
   A01D34/68 Z
   A01D34/64 A
【請求項の数】1
【全頁数】26
(21)【出願番号】特願2015-107276(P2015-107276)
(22)【出願日】2015年5月27日
(65)【公開番号】特開2016-220552(P2016-220552A)
(43)【公開日】2016年12月28日
【審査請求日】2018年2月19日
【審判番号】不服-17284(P-17284/J1)
【審判請求日】2019年12月20日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
(72)【発明者】
【氏名】榎本 和加雄
(72)【発明者】
【氏名】後藤 廉史
(72)【発明者】
【氏名】北原 右裕
【合議体】
【審判長】 長井 真一
【審判官】 土屋 真理子
【審判官】 有家 秀郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−237218(JP,A)
【文献】 特開2003−20677(JP,A)
【文献】 特開2015−92845(JP,A)
【文献】 特開2012−223153(JP,A)
【文献】 特開2009−89657(JP,A)
【文献】 特開2013−39094(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01D34/00-34/90
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
前輪(122)及び後輪(123)を備えた車体フレーム(104)と、
車体フレーム(104)上に設けたエンジン(105)と、
前輪(122)と後輪(123)との間に設けたモーア(120)と、
モーア(120)の後方に設けられ、該モーア(120)により刈り取られた芝草を収容する収容容器(132)と、
該収容容器(132)を支持する左右一対のメイン支持フレーム(131a)を備えるコレクタ支持フレーム(131)と、該コレクタ支持フレーム(131)の上方に、前後方向に回動可能に取り付けるロプス(162)と、
該エンジン(105)から前記左右の後輪(123)への伝動機構を内部に有する左右の伝動ケース(60)と、
左右の伝動ケース(60)それぞれの後端部に取り付けた支持フレーム(61)を介して前記左右の伝動ケース(60)間を連結する伝動ケース連結フレーム(62)と、
前記支持フレーム(61)の後端からそれぞれ後方に突出する左右の突出フレーム(64)と
前記モーア(120)と収容容器(132)との間に、斜め後方上がり姿勢に配置された芝草の搬送経路(3)と、を設け、
前記収容容器(132)は、上下一対の昇降リンク機構(140)の一端を連結体(180)を介してコレクタ支持フレーム(131)に着脱自在に構成し
前記コレクタ支持フレーム(131)の下部は、前記メイン支持フレーム(131a)の中央部を連結固定する中央部固定フレーム(131b)と、中央部固定フレーム(131b)の下端部を支持する中央部支持フレーム(131d)と、メイン支持フレーム(131a)の下端部を中央部支持フレーム(131d)に連結固定する下部固定フレーム(131c)とで枠体を構成し、
前記搬送経路(3)は、伝動ケース連結フレーム(62)の上方で、且つ左右のメイン支持フレーム(131a)間に配置され、
前記左右のコレクタ支持フレーム(131)の下端部がそれぞれ前記左右の突出フレーム(64)に連結していることを特徴とする乗用型芝刈り機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モーアで刈り取った芝草をコレクタに集草する乗用型芝刈り機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、前輪と後輪との間に装着したモーアにより刈り取った芝草を、車体下方に配した搬送ダクト(シュータ)を介して車体後部のコレクタ(収容容器)にブロアにより送風搬送して集草する構成の乗用型芝刈り機がある。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、走行車体に対してコレクタが上下動するように、走行車体とコレクタとの連結部に昇降リンク機構を設け、芝草の排出時にはコレクタを上動させて比較的高い位置から芝草を排出する、いわゆるハイダンプ仕様の乗用型芝刈り機の構成が開示されている。特許文献1によれば、走行車体後部の支持フレームから、当該支持フレームを残してコレクタを着脱できることで、支持フレームに必要な備品を取り付けることができる。
【0004】
また、下記特許文献2には、比較的地面近くの低い位置でコレクタから芝草を排出する、いわゆるローダンプ仕様の乗用型芝刈り機の構成が開示されている。特許文献2によれば、走行車体後部のヒッチブラケットの上部に設けたブラケットアーム、及びダンプシリンダのピストンとコレクタ上部のヒッチアームとが二又状の一体構造の連結ピン及びダンプピンで連結しているため、連結ピン及びダンプピンを抜き差しすることで、ヒッチブラケットから、容易にコレクタを着脱できる。
【0005】
また、下記特許文献3,4には、小型の乗用型作業機にロプスを備えた構成が開示されている。これらの文献によれば、ロプスを、横軸を中心として運転席の上部から後方に回動させて下部に折りたたむことで運転時と搬送時とに使い分けが出来る。尚、ロプスとは、転倒や転落の際に運転者を保護する安全フレームのことである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2013−39094号公報
【特許文献2】特開2012−223153号公報
【特許文献3】米国特許出願公開第2011/0248488号明細書
【特許文献4】欧州特許出願公開第2314483号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前記特許文献1に記載の乗用型芝刈り機によれば、コレクタを取り外した後でも支持フレームに必要な備品を取り付けられるため、走行し易くなる。また、前記特許文献2に記載の乗用型芝刈り機によれば、コレクタを容易に着脱できることで、作業性が向上する。
【0008】
一方、これらの文献では、乗用型芝刈り機の転倒や転落の際の安全性が確保されていない。乗用型芝刈り機の場合はトラクタなどの作業車両とは違って、平らな圃場を走行することから転倒の危険性も少なく、作業者の保護器具を装備する必要性は想定されていなかった。しかし、木々が生い茂っているところを走行する場合など、圃場の状況や作業条件によっては作業者の保護器具を装備した方がより安全である。
【0009】
また、特許文献3と特許文献4には、トラクタにロプスを設ける構成が開示されているが乗用型芝刈り機を考慮したものではない。
本発明の課題は、ハイダンプ仕様やローダンプ仕様の乗用型芝刈り機にロプスを適切に設置でき、安全性を高めた乗用型芝刈り機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の上記課題は、次の解決手段で解決される。
請求項1記載の発明は、
前輪(122)及び後輪(123)を備えた車体フレーム(104)と、
車体フレーム(104)上に設けたエンジン(105)と、
前輪(122)と後輪(123)との間に設けたモーア(120)と、
モーア(120)の後方に設けられ、該モーア(120)により刈り取られた芝草を収容する収容容器(132)と、
該収容容器(132)を支持する左右一対のメイン支持フレーム(131a)を備えるコレクタ支持フレーム(131)と、該コレクタ支持フレーム(131)の上方に、前後方向に回動可能に取り付けるロプス(162)と、
該エンジン(105)から前記左右の後輪(123)への伝動機構を内部に有する左右の伝動ケース(60)と、
左右の伝動ケース(60)それぞれの後端部に取り付けた支持フレーム(61)を介して前記左右の伝動ケース(60)間を連結する伝動ケース連結フレーム(62)と、
前記支持フレーム(61)の後端からそれぞれ後方に突出する左右の突出フレーム(64)と
前記モーア(120)と収容容器(132)との間に、斜め後方上がり姿勢に配置された芝草の搬送経路(3)と、を設け、
前記収容容器(132)は、上下一対の昇降リンク機構(140)の一端を連結体(180)を介してコレクタ支持フレーム(131)に着脱自在に構成し
前記コレクタ支持フレーム(131)の下部は、前記メイン支持フレーム(131a)の中央部を連結固定する中央部固定フレーム(131b)と、中央部固定フレーム(131b)の下端部を支持する中央部支持フレーム(131d)と、メイン支持フレーム(131a)の下端部を中央部支持フレーム(131d)に連結固定する下部固定フレーム(131c)とで枠体を構成し、
前記搬送経路(3)は、伝動ケース連結フレーム(62)の上方で、且つ左右のメイン支持フレーム(131a)間に配置され、
前記左右のコレクタ支持フレーム(131)の下端部がそれぞれ前記左右の突出フレーム(64)に連結していることを特徴とする乗用型芝刈り機である。
【0011】
【0012】
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の発明によれば、伝動ケース連結フレーム(62)と左右の突出フレーム(64)は、左右の伝動ケース(60)それぞれの後端部に取り付ける支持アーム(61)に連結し、前記左右のコレクタ支持フレーム(131)の下端部がそれぞれ前記左右の突出フレーム(64)に連結することで、その上部のロプス(162)の支持構成が強固となる。
また、前記モーア(120)から収容容器(132)までの芝草の搬送経路(3)を、伝動ケース連結フレーム(62)の上方やコレクタ支持フレーム(131)間の空間に設置することで、スペースを有効利用でき、効率的に各部を配置できる。
さらに、収容容器(132)がコレクタ支持フレーム(131)に着脱自在であることで、コレクタ支持フレーム(131)を走行車体側に残した状態で収容容器(132)を取り外すことができる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明の一実施形態の乗用型芝刈り機(ローダンプ仕様)の全体側面図である。
図2図1の乗用型芝刈り機の後部の拡大側面図である。
図3図1の乗用型芝刈り機のコレクタ支持フレーム部分の正面図である。
図4図3のダンプシリンダ取り付け部分の斜視図である。
図5】チェンケース部分の簡略側面図である。
図6】チェンケース後部の斜視図である。
図7図7(A)は、ロプスの他の例の正面図であり、図7(B)は、ロプスフレームの回動状態を示した側面図である。
図8図1の乗用型芝刈り機の運転席付近の側面図である。
図9】ロプスの他の例の正面図である。
図10図9のロプス部分の側面図である。
図11】ロプスの他の例の側面図である。
図12図12(A)はロプスの他の例の正面図であり、図12(B)はロプスを収納する際の説明図(正面図)である。
図13図13(A)は、図12(A)の側面図であり、図13(B)は、ロプスを収納した状態を示した側面図である。
図14】本発明の他の実施形態の乗用型芝刈り機(ハイダンプ仕様)の全体側面図である。
図15図14の乗用型芝刈り機の一部断面概略平面図である。
図16】コレクタの昇降動作を説明するための概略側面図である。
図17】コレクタの開閉蓋の開閉動作を説明するための概略側面図である。
図18図14の乗用型芝刈り機の支持フレームの後方に刈草回収装置を配置した状態を示す側面図である。
図19図14の乗用型芝刈り機の支持フレームと連結体との連結部の側面図である。
図20】支持フレーム部分の正面図である。
図21】フロアの右側面側を示す斜視図である。
図22】前進ペダルと後進ペダルの作動を説明する簡略斜視図(模式図)である。
図23図23(A)は、ステアリングポスト付近の左側面図であり、図23(B)は、後進ペダル部分の右側面図である(PTOレバーがオフ時の状態)。
図24図24(A)は、ステアリングポスト付近の左側面図であり、図24(B)は、後進ペダル部分の右側面図である(PTOレバーがオン時の状態)。
図25図23のPTOレバー付近の背面図である。
図26】後進ペダル部分の他の例(側面図)である。
図27図27(A)は、後進牽制ケーブルに中間リンクを設けた場合の後進ペダル部分の右側面図であり、図27(B)は、中間リンクの拡大図である。
図28】ブレーキペダルの作動状態を示した側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、図面に基づいて、この発明の実施の態様を説明する。
図1には、ローダンプ仕様の乗用型芝刈り機12の全体側面図を示し、図2には、図1の乗用型芝刈り機12の後部の拡大側面図を示す。また、図3には、コレクタ支持フレーム部分の正面図を示し、図4には図3のダンプシリンダ取り付け部分の斜視図(簡略図)を示す。なお、本明細書では乗用型芝刈り機の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右という。
【0024】
本実施形態の乗用型芝刈り機12は、車体フレーム2の腹部にモーア(草刈装置)1を装着し、車体フレーム2の後部にコレクタ支持フレーム7を介してコレクタ(集草容器)5を着脱可能に装着しており、前記モーア1で刈取られる芝草を、シュータ(搬送ダクト)3を通して前記コレクタ5に収容させるものである。
【0025】
そして、後輪23上の左右フェンダ24間に運転席25を有し、フロア26を介して前側のステアリングポスト27上にステアリングハンドル28を配し、この前側のボンネット29下にエンジン30を搭載して、エンジン30の回転動力は、静油圧式無段変速装置200(以下、HSTと言う、図23)等からなる変速装置を介して適宜減速され、その減速された回転動力は車体左右のチェンケース(走行伝動ケース)60,60内に設けたチェン・スプロケット等の伝動部材により後輪23,23、及びモーア1のブレード31等を伝動回転して、走行しながら芝草の刈取作業を行う。
【0026】
乗用型芝刈り機の操向は前記ハンドル28により前輪32を操向して行う。前記シュータ3は、前記モーア1の後側排出口33から運転席25下方の後輪23のトレッド間を経て車体フレーム2の後端部にわたって形成され、この後端部には開口部6を形成して、前記ブレード31の回転によって刈取られた芝草を後方上部へ搬送し、開口部6から後方へ放出するものである。
【0027】
車体フレーム2の後部に構成するコレクタ支持フレーム7は、左右一対で上下方向に延びる構成としている。
このコレクタ支持フレーム7の後側面に連接されるコレクタ5の前端開口部6は、前記ダクト口4部において連通されて、このダクト口4の外周部には仕切板を設けるか、又は、開口部6の外周部に収容芝草の漏出を防止するネットを形成して、ダクト口4から放出される芝草をコレクタ5に的確に収集して漏出させない形態としている。
【0028】
又、このコレクタ5は、箱形状のコレクタフレーム34の外周に通風性のネットを張設して構成したもので、天井部に排風室35を形成したカバー36を取付けている。ヒッチアーム10は、このコレクタフレーム34の前端上に固定の取付プレート44上部に突設している。
【0029】
前記コレクタ支持フレーム7は、前側にヒッチブラケット37を有して、車体フレーム2後部のリヤヒッチ38にヒッチピン39によって着脱可能に取付けられている。ダンプシリンダ8のシリンダ本体8a(図4)は、このヒッチブラケット37の中央部にセットピン40で上下回動自在に取付けている。車体フレーム2後部のチェンケース60部には油圧ケース42が設けられていて、この油圧ケース42から前記ダンプシリンダ8にわたる油圧ホース43が設けられて、この油圧ケース42の制御弁を操作することにより、ダンプシリンダ8を作動(伸縮)させて、コレクタ5をダンプ回動することができる。
【0030】
コレクタ支持フレーム7の左右外側にはコレクタ5の前側を受ける前受板41を取り付けている。
ヒッチアーム10は機体の左右方向に複数個(四個)配置され、内側の二個に、ピン18によってダンプシリンダ8のピストン先端部8bが左右両側から取り付けられている。また、ヒッチアーム10の上端はコレクタ支持フレーム7の左右間の連結フレーム50に回動可能に連結している。従って、ダンプシリンダ8が伸張すると、連結フレーム50を支点としてコレクタ5が後方に回動し、開口部6から芝草を放出する。
【0031】
尚、前記コレクタ5の連結フレーム50への連結部をピンやボルト・ナット等により構成し、コレクタ5をコレクタ支持フレーム7から着脱可能な構成としても良い。この場合に、コレクタ5を搭載支持する支持台20に、左右横方向の支持軸21の回りにシーソ形態に揺動するコレクタ載台22を設けると、コレクタ載台22上に受けるコレクタ5を上下に揺動させながらコレクタ支持フレーム7への連結及び取り外しを行うことができる。
【0032】
そして、本実施形態の乗用型芝刈り機12は、コレクタ支持フレーム7の上方に、ロプス9を設けたことを特徴としている。具体的には、コレクタ支持フレーム7の上端に、当該コレクタ支持フレーム7の左右幅よりも左右幅の広いコの字(U字も含む意である)型のロプス支持フレーム54を、開口部を上にして溶接等の固着手段により設け、ロプス支持フレーム54の左右上端部にボルト、ナット等の取付け具によりロプスフレーム52を前後方向に回動可能に取り付けている。
【0033】
ロプスフレーム52は、下方に開口部を有するコの字型であって、各下端部がロプス支持フレーム54の左右上部にそれぞれ連結している。
本構成により、左右のコレクタ支持フレーム7を利用して、その上部にロプス支持フレーム54とロプスフレーム52からなるロプス9を形成することで、容易に簡素な構成でロプスを設置でき、合理的な配置となる。また、ヒッチアーム10を介して連結フレーム50にコレクタ5のダンプシリンダ8を取り付けることで、構造が複雑とならず、ダンプシリンダ8の配置も合理的にできる。
ロプス支持フレーム54の左右一側には、作業者(運転者)が刈り草の排出時にコレクタ5内の草を掻き出すための掻き出し棒45を着脱自在に取り付けている。
【0034】
図5には、チェンケース60部分の簡略側面図を示し、図6には、チェンケース60後部の斜視図を示す。
左右のチェンケース60,60の左右間を連結するチェンケース連結フレーム62から後方に突出する左右のコレクタロワーフレーム(突出フレーム)64,64にコレクタ支持フレーム7の下端部が連結している。具体的には、左右のチェンケース60,60の左右後端部にはチェンケース連結フレーム62の支持フレーム61がボルト63、ナット65により固定され、支持フレーム61の後端部に固着し、該後端部から後方に突出するコレクタロワーフレーム64の後面に、コレクタ支持フレーム7がボルト締めにより固定されている。
【0035】
作業車両にロプスを取り付ける場合は、その分車体に重量が掛かるため、支持構造の強度を上げる必要が生じる。本構成によれば、チェンケース連結フレーム62は後輪23,23間を連結する部材であり、車体の一部を構成する車体フレームとしての機能も有することから、チェンケース連結フレーム62に、支持フレーム61及びコレクタロワーフレーム64を介してコレクタ支持フレーム7を取り付けることで、その上部のロプス9の支持構成が強固となる。
また、ロプスフレーム52の左右間をロプスフレーム連結パイプ66(図3)で連結することで、ロプス9の強度も確保される。
【0036】
そして、モーア1とコレクタ5の間に、斜め後ろ上がり姿勢にシュータ3を配置しているが、このシュータ3はチェンケース連結フレーム62の上方で、且つ左右のコレクタ支持フレーム7,7間に設けている。
従って、モーア1からコレクタ5までの芝草の搬送用シュータ3を、チェンケース連結フレーム62や左右のコレクタ支持フレーム7,7などで形成される空間部に設置することで、スペースを有効利用でき、効率的に配置できる。
【0037】
また、図7(A)には、ロプス9の他の例を示し、図7(B)には、ロプスフレーム52の回動状態を示した側面図を示す。尚、図7(A)では、ダンプシリンダ8部分の図示を省略している。
【0038】
図7(A)に示すように、ロプス支持フレーム54の左右間もロプス支持フレーム連結パイプ(ロプス支持フレーム連結体)68で連結することで、より強固な支持構成となる。ロプス支持フレーム連結パイプ68は、ステーやブラケットなどの支持具69を介して、ロプス支持フレーム54に連結している。そして、ロプス支持フレーム連結パイプ68にウインカー、ブレーキランプ、非常灯、作業灯などの作業又は走行用のランプ70を取り付けることで、簡素な取り付け構成となり、ロプス支持フレーム54で形成される空間を有効利用できる。また、ナンバープレート72を取り付けても良い。
【0039】
また、ロプスフレーム52はロプス支持フレーム54との連結部73を支点として前方(矢印Y方向)に回動可能な構成としても良い。ロプスフレーム52はロプス支持フレーム54にブラケット等の支持具71を介してボルト、ナット、ピン、ねじなどの留め具により取り付けることで連結部73を構成し、容易に取り付けや取り外しが可能である。非作業時にはロプス9を折り畳むことで、コンパクトな構成となる。また、ロプス支持フレーム54の左右間のロプス支持フレーム連結パイプ68にランプ70を設けることで、ロプスフレーム52の回動の妨げにはならず、作業性も向上する。
【0040】
また、図8には、運転席25付近の側面図を示す。ロプスフレーム52及びロプス支持フレーム54を前方(矢印Y方向)に回動させると、ハンドル28と運転席25との間を通過して、ロプスフレーム52の左右上端部は運転席25の下方のフェンダ24前部に移動する。フェンダ24との接触部にはゴムなどの弾性体75を設けることで、ロプス9を回動させても弾性体75が緩衝材となってロプスフレーム52及びフェンダ24を保護できる。尚、作業者Pはフロア26上に立ってロプス9を下ろしてから着座する。
【0041】
そして、作業者(運転者)Pは運転席25を前後方向(矢印B方向)にスライドさせることで、運転しやすい位置に調節できるが、ロプス9を回動させる際に作業者Pが運転席25の前後位置を調整する必要はなく、即ち運転席25がどの位置であっても、ロプス9の回動には影響がない。従って、作業者の運転操作に影響のない位置にロプス9を前回りに下ろせることでロプス9の回動が容易となり、また作業者Pのスペースも確保できる。ロプス9を下すときの作業は樹木等の中を草刈するときにロプス9が樹木に当接することを防止するためである。
【0042】
また、図9には、ロプス9の他の例を示し、図10(A)及び(B)には、図9のロプス9部分の側面図を示す。
この例では、ロプスフレーム52をロプス支持フレーム54の左右間に収納できる場合を示している。ロプス支持フレーム54の左右間にロプスフレーム52が内接するように、ロプスフレーム52の左右外側間とロプス支持フレーム54の左右内側間がほぼ同じ長さに設定されている。
【0043】
ロプスフレーム52の下端部はロプス支持フレーム54の上端部の左右間にボルト63により連結している。従って、ボルト63を外して、ロプスフレーム52を後方に(矢印C方向)回動させて、下方に(矢印D方向)スライドさせることで、図10(B)に示すように、ロプスフレーム52をロプス支持フレーム54の左右間に収納できる。ロプス支持フレーム54の左右内側にスライド用のレール(図示せず)を設けると、ロプスフレーム52のスライド操作が容易にでき、スライド後、再びボルト締めをしなくても収納姿勢が安定する。また、ロプス支持フレーム54の左右内側にレールではなく、ロプスフレーム52の鉛直部52a全体が嵌まるような箱形(断面四角形)の収納ボックスを設けても良い。
【0044】
ロプス支持フレーム54には図10(A)の中央部に図示するようなボルト用の穴54aが上部にも複数開いており、穴の位置を変えることで、ロプスフレーム52をロプス支持フレーム54に固定できる。また、ロプスフレーム52にも複数(図示例では2カ所)の穴を設けることで、ボルト63の取り付け位置が複数箇所となり、ロプスフレーム52を安定して固定できる。更に、ロプス支持フレーム54上部の上側の穴を円弧状に複数箇所設けると、下側の穴のボルト63部分を支点としてロプスフレーム52の前方への回動角度を段階的に設定できる。また、ロプス支持フレーム54上部の上側の穴を長穴とすれば、前方への回動角度を連続的に設定できる。
【0045】
上記ロプス支持フレーム54にスライド用のレールや収納ボックスを設けたり、ロプス支持フレーム54の穴を複数箇所設けたり、当該穴を長穴とする等の構成は、他のロプス9の実施例にも共通する。
【0046】
木の下での作業など、ロプス9が邪魔になる場合は、ロプスフレーム52をロプス支持フレーム54の左右間に収納することで、高さを抑えることができる。従って、コンパクトな構成となり、作業性が向上する。
【0047】
尚、図10ではボルト63をロプスフレーム52及びロプス支持フレーム54から外してロプスフレーム52をスライドさせてロプス支持フレーム54の左右間に収納しているが、ボルト63を外すことなくロプスフレーム52をロプス支持フレーム54の左右間に収納できる構成とすると、収納操作が簡便となり、作業者の負担にならない。
【0048】
図11(A)及び図11(B)には、ロプス9の他の例の側面図を示し、図11(C)には図11(A)の丸枠部Xの拡大図を示す。尚、この場合のロプス9の正面図は、図9と同様である。
【0049】
この例では、ロプス支持フレーム54にボルト63の通る溝80を設けており、図11(C)に示すように、溝80の上端を側面視でZ状に形成することで、ボルト63がZ状の端部80aに引っかかり、前後にずらして固定することができる。また、ロプスフレーム52を矢印C方向に回動させると、ボルト63の位置が上下一直線上に並ぶため、矢印D方向にスライドさせることでロプス支持フレーム54の左右間に収納できる。収納時にもボルト63が溝80に引っかかることで、ロプスフレーム52を安定して固定できる。
【0050】
図12(A)にはロプス9の他の例の正面図を示し、図12(B)にはロプス9を収納する際の説明図(正面図)を示し、図13(A)及び(B)には、図12(A)及び(B)の側面図を示す。
【0051】
これらの図では、ロプス9を更にコンパクトに収納できる例を示している。ロプスフレーム52は下部の鉛直部ロプスフレーム52aと上部の水平部ロプスフレーム52bからなり、水平部ロプスフレーム52bは左右中央部において分割可能である。
【0052】
従って、各水平部52b,52bを鉛直部ロプスフレーム52aとの連結部(ピンなど)82を支点としてそれぞれ左右外側上方(矢印E方向)に回動させることで、図12(B)に示すように、鉛直部ロプスフレーム52aと水平部ロプスフレーム52bが上下に一直線上となる。
【0053】
そして、他の実施例と同様に、ロプスフレーム52を後方(矢印C方向)に回動させて、ロプスフレーム52を下方に(矢印D方向)スライドさせることで、図13(B)に示すように、ロプスフレーム52をロプス支持フレーム54の左右間に収納できる。
本構成により、収納時には左右方向に延びるロプスフレーム52の上端部(水平部52b)がなくなるため、よりコンパクトな構成となって、作業性が向上する。
【0054】
図14には、ハイダンプ仕様の乗用型芝刈り機の全体側面図を示す。また、図15には、図14の乗用型芝刈り機の一部断面概略平面図を示す。
図14図15に示す通り、ハイダンプ仕様の乗用型芝刈り機100は、左右一対の操向操作自在な前輪122と、左右一対の駆動自在な後輪123とによって自走するよう構成されている。
【0055】
この乗用型芝刈り機100は、車体後部に運転席103が装備された運転部を有した乗用型の自走車116と、この自走車116の車体フレーム104の後部に固定された支持フレーム131に着脱自在に連結可能な、コレクタ132が装備された刈草回収装置130とを備えている。また、乗用型芝刈り機100は、この自走車116の車体フレーム104の前後輪間にリンク機構110を介して連結されたモーア120を備えている。
【0056】
また、コレクタ支持フレーム131は、運転席103の後方にあって自走車116の上下向きに配設された左右一対のメイン支持フレーム131aと、そのメイン支持フレーム131aの中央部を連結固定する中央部固定フレーム131b(図20)と、中央部固定フレーム131bの下端部を支持する中央部支持フレーム131dと、メイン支持フレーム131a,131aの下端部を中央部支持フレーム131dに連結固定する下部固定フレーム131cとを備えた略長方形状の枠体を構成している。
【0057】
乗用型芝刈り機100の本体としての自走車116は、車体フレーム104の前部に設けたエンジン105(図15)と、エンジン105の下方に設けた動力取り出し機構(図示省略)とを備えている。動力取り出し機構により取り出されたエンジン105の出力は、伝動ベルト(図示省略)及び回転伝動軸(図示省略)等を介してモーア120に伝達される。
【0058】
リンク機構110は、車体フレーム104に上下揺動自在に支持された左右一対の揺動リンク111等からなり、その左右一対の揺動リンク111の先端部は、モーア120の後部に位置する後連結部材121に連結されている。また、揺動リンク111の先端部近傍には、運転席103の下方に一方が固定されたリフトシリンダ115が連結されている。
【0059】
リンク機構110は、リフトシリンダ115によって左右一対の揺動リンク111が揺動操作されることによって車体フレーム104に対して上下に揺動操作される。これにより、モーア120を前後側において支持する支持車輪125が地面に接地した下降作業状態と、各支持車輪125が地面から上昇した上昇非作業状態とに昇降操作可能となる。
【0060】
モーア120を下降作業状態にして乗用型芝刈り機100を走行させると、モーア120は、刈り刃ハウジング106の内部に左右横方向に並んで位置する刈り刃113を刈り刃駆動軸101,102の軸芯まわりに回転駆動して、各刈り刃113によって草刈りを行う。刈り草を刈り刃113の回転によって発生した風によって刈り刃ハウジング106の後部上方に位置する刈り草排出ダクト118から排出する。尚、この左右横方向に配置された刈り刃113は、互いに逆回転し、効率良く草が刈り取られる。
【0061】
シュータ119から排出された刈り草は、刈り刃113からの風による搬送作用と、左右一対の後輪123の間を自走車116の前後方向に通して設けてあるシュータ119による案内作用とによってコレクタ132に送り込まれ、このコレクタ132によって回収されて貯留される。コレクタ支持フレーム131の左右内側にはコレクタ132の前側を受ける前受板141を取り付けている。
【0062】
次に、刈草回収装置130を中心にその構成を説明する。
即ち、刈草回収装置130は、図14に示す通り、後述する昇降・排出口開閉リンク170に回転支軸171を介して昇降可能に支持された、刈草を貯留するためのコレクタ132と、コレクタ132の後端側に設けられた刈草排出口135と、刈草排出口135を開閉する開閉蓋136と、コレクタ132の左右両側に設けられた上下一対の昇降リンク機構140と、コレクタ132の左右両側に設けられた昇降シリンダ150と、コレクタ132の左右両側の後端側に設けられてコレクタ132の開閉蓋136の開閉を行うダンプシリンダ160と、上下一対の昇降リンク機構140の一端を支持フレーム131に着脱自在に連結するための左右一対の連結体180と、各種油圧シリンダ(150、160)に乗用型芝刈り機100の本体側から油圧を伝達するための、着脱自在のクイックカプラーを有する油圧配管系190とを備えている。
【0063】
更に、上下一対の昇降リンク機構140は、図14に示す通り、コレクタ132の左右両側面側にそれぞれ上下一対の昇降アーム140a、140bを設け、上下一対の昇降アーム140a、140bの前端を、上下方向に向かって回動可能に連結体180に連結している。
【0064】
左右の昇降アーム140a、140bをそれぞれ連結している連結体180は、左側の連結体180を左側のメイン支持フレーム131aの上端部に、右側の連結体180を右側のメイン支持フレーム131aの上端部にそれぞれ運転席103よりも高い位置で連結している。
【0065】
また、左右における上下一対の昇降アーム140a、140bのそれぞれの後端には、左右一対の昇降・排出口開閉リンク170を連結し、昇降アーム140a、140bを上下回動可能に構成している。
【0066】
また、昇降・排出口開閉リンク170は、昇降アーム140a、140bのそれぞれの後端との連結位置の間に設けられた回転支軸171を介して、コレクタ132に固定された本体フレーム132aを回動可能に支持している。
【0067】
更に、昇降・排出口開閉リンク170は、その上端部側において、ダンプシリンダ160のシリンダ本体の終端部160aが回動可能に連結されており、ダンプシリンダ160のピストン先端部160bがコレクタ132に固定された本体サブフレーム132bに回動可能に連結されている。
【0068】
また、昇降シリンダ150は、そのピストン先端部150aが、昇降アーム140bの下面に回動自在に連結されており、そのシリンダ本体の終端部150bが、支持フレーム131の側面下端部に着脱自在に固定された連結プレート151に回動自在に連結されている。連結プレート151は、刈草回収装置130を支持フレーム131から取り外す場合には、支持フレーム131への固定を解除して、コレクタ132の下端に設けられた昇降シリンダ保持プレート152に対して固定可能に構成されている。
【0069】
図16,17を用いて、コレクタ132の草排出のための昇降動作及び、開閉蓋136の開閉動作について説明する。図16は、コレクタ132の昇降動作を説明するための概略側面図であり、図17は、コレクタ132の開閉蓋136の開閉動作を説明するための概略側面図である。
【0070】
先ず、コレクタ132の昇降動作について図16を用いて説明する。
乗用型芝刈り機100に設けられた昇降操作レバー(図示省略)を上昇側にスライドさせることにより、左右一対の昇降シリンダ150が伸長方向への動作を開始する。左右一対の昇降シリンダ150のシリンダ本体の終端部150bは、連結プレート151を介して左右一対のメイン支持フレーム131aの側面下端部に固定されているため、昇降シリンダ150のピストン先端部150aが連結された左右一対の昇降アーム140bと、その昇降アーム140bに昇降・排出口開閉リンク170を介して連結された左右一対の昇降アーム140aが上昇する。
【0071】
一方、コレクタ132は、左右一対の昇降・排出口開閉リンク170に回転支軸171を介して回動可能に支持されており、且つ、左右一対の昇降・排出口開閉リンク170に取り付けられた左右一対のダンプシリンダ160のピストン先端部160bは、コレクタ132の本体サブフレーム132bに回動可能に連結されているため、昇降アーム140a、140bの上昇に合わせて図16に示す様に上昇する。
【0072】
次に、コレクタ132の開閉蓋136の開閉動作について図17を用いて説明する。
図16に示した通り、コレクタ132が上昇して所定高さにて上昇動作を停止した後、乗用型芝刈り機100に設けられた排出口開閉操作レバー(図示省略)を開放側にスライドさせることにより、左右一対のダンプシリンダ160が伸長方向への動作を開始する。
【0073】
左右一対のダンプシリンダ160は、そのシリンダ本体の終端部160aが、それぞれ左右一対の昇降・排出口開閉リンク170の上端部側に回動可能に固定されているため、コレクタ132の本体サブフレーム132bに回動可能に固定されたピストン先端部160bの伸長動作に伴い、コレクタ132が、回転支軸171のコレクタ横方向(図17の紙面に垂直な方向)の軸芯まわりに矢印G方向に回動する。
【0074】
一方、開閉支軸132cによってコレクタ132の外壁において回動可能に支持された開閉蓋136が、自重によってコレクタ132の回動とともに矢印G方向に回動しようとするが、左右一対の開閉支持フレーム172によりその動きが阻止される。これによって、図17に示した通り、刈草排出口135を閉鎖していた開閉蓋136が後方に跳ね上げられた状態となり、コレクタ132の上部及び後部の排出口からコレクタ132に貯留されていた刈草が自重で落下する。
【0075】
尚、左右一対の開閉支持フレーム172の一端は、それぞれ左右一対の昇降・排出口開閉リンク170の上端部側に回動自在に固定されており、他端は、開閉蓋136の内壁に回動自在に固定されている。
【0076】
図18は、図14の乗用型芝刈り機の支持フレーム131の後方に刈草回収装置130を配置した状態を示す側面図であり、図19は、乗用型芝刈り機の支持フレーム131と連結体180との連結部の側面図である。また、図20には、支持フレーム131部分の正面図を示す。
【0077】
図14に示す乗用型芝刈り機100のコレクタ132は、支持フレーム131から着脱自在の構成である。図18に示す様に、前キャスター193と後キャスター195により移動可能なキャリア192の上に載置された刈草回収装置130を、乗用型芝刈り機の支持フレーム131の後方に配置し、前方(矢印F方向)に移動させる。
【0078】
左側の連結体180には、中空の四角柱形状を有する左側のメイン支持フレーム131aの3方の外周面を囲む様に嵌合する、断面が略コの字状の連結部材181が固定されている。尚、右側の連結部材(図示省略)も連結部材181と、左右対称の構成であるので説明を省略する。
【0079】
また、連結部材181には、その側面の中央部に切欠部182が形成されており、その切欠部182の形状は、左側のメイン支持フレーム131aの対応する位置に設けられた円柱形状の突起部であるガイドピン131gの外形状と嵌合可能に構成されている。そして、メイン支持フレーム131aにはガイドピン131gの上下に穴131aaが開いており、連結部材181側の穴181aの位置に合わせてピン(図示せず)により取り付けられる。右側のメイン支持フレーム131aへの取り付けも同様である。
【0080】
また、刈草回収装置130の下方側面に取り付けられている連結プレート151を支持フレーム131の側面下端部に固定ネジ151a(図16)で固定する。この作業も左側と右側において同様に行う。
【0081】
そして、油圧配管系190のクイックカプラーを、本体側のカプラに接続する。最後に、乗用型芝刈り機100に設けられた昇降操作レバー(図示省略)を操作して、コレクタ132を少し上昇させて、コレクタ132の底面とキャリア192との間に隙間を生じさせた後、キャリア192を後方にスライドさせて取り外す。
【0082】
そして、図20に示す様に、ハイダンプ仕様の乗用型芝刈り機でも、ローダンプ仕様の場合と同様に、支持フレーム131の上方に、ロプス19を設けたことを特徴としている。具体的には、左右のメイン支持フレーム131a,131aの上端に、当該メイン支持フレーム131a,131aの左右幅よりも左右幅の狭いコの字型のロプスフレーム162を、開口部を下にしてボルト、ナット等の取付け具により前後方向に回動可能に取り付けている。
【0083】
左右のメイン支持フレーム131a,131aを利用して、その上部にロプスフレーム162からなるロプス19を形成することで、容易に簡素な構成でロプスを設置できる。
また、メイン支持フレーム131aの上部に取り付けたロプスフレーム162はメイン支持フレーム131aよりも幅狭のため、メイン支持フレーム131aに負荷が掛からない。そして、コレクタ132は連結体180を介してロプスフレーム162よりも幅広のメイン支持フレーム131a,131aによって支持されているため、ハイダンプ仕様の芝刈り機のコレクタ132の昇降や排出動作が安定し、刈取り集草作業の効率を向上させることができる。
【0084】
そして、ハイダンプ仕様の乗用型芝刈り機でも、ローダンプ仕様の場合と同様に、ロプスフレーム162は支持フレーム131との連結部173を支点として前方(矢印Y方向)に回動可能な構成としても良い。ロプスフレーム162は支持フレーム131にブラケット等の支持具71を介してボルト、ナット、ピン、ねじなどの留め具により取り付けることで連結部173を構成し、容易に取り付けや取り外しが可能である。非作業時にはロプスフレーム162を折り畳むことで、コンパクトな構成となる。
【0085】
また、左右のメイン支持フレーム131a,131a間をロプス支持フレーム連結パイプ168で連結することで、より強固な支持構成となる。ロプス支持フレーム連結パイプ168は、ステーやブラケットなどの支持具69を介して、メイン支持フレーム131a,131aに連結している。そして、ロプス支持フレーム連結パイプ168にウインカー、ブレーキランプ、非常灯、作業灯などのランプ70を取り付けることで、簡素な取り付け構成となり、メイン支持フレーム131a,131aで形成される空間を有効利用できる。また、ナンバープレート72を取り付けても良い。
【0086】
左右のメイン支持フレーム131a,131a間のロプス支持フレーム連結パイプ168にランプ70等を設けることで、ロプスフレーム162の回動の妨げにはならず、作業性も向上する。
そして、ロプスフレーム162の回動支点を、コレクタ132との連結部である連結体180の上方隣接位置に設けることで、コレクタ132を機体から着脱し易く、またロプスフレーム162の回動も容易に出来る。
【0087】
尚、ハイダンプ仕様の乗用型芝刈り機でも、ローダンプ仕様の場合と同様に、左右のチェンケース60,60の左右間を連結するチェンケース連結フレーム62から後方に突出する左右のコレクタロワーフレーム64,64に支持フレーム131(ローダンプ仕様の芝刈り機のコレクタ支持フレーム7に相当)の下端部が連結しており、図5及び図6は共通な構成である。チェンケース連結フレーム62に、支持フレーム61及びコレクタロワーフレーム64を介して支持フレーム131を取り付けることで、その上部のロプスフレーム162の支持構成が強固となる。
【0088】
また、ロプスフレーム162の左右間をロプスフレーム連結パイプ166で連結することで、ロプスフレーム162の強度も確保される。
シュータ119はチェンケース連結フレーム62の上方で、且つ左右のメイン支持フレーム131a,131a間に設けており、モーア120からコレクタ132までの芝草の搬送用シュータ119を、チェンケース連結フレーム62や左右のメイン支持フレーム131a,131aなどで形成される空間部に設置することで、スペースを有効利用でき、効率的に配置できる。
【0089】
次に、図1のローダンプ仕様の乗用型芝刈り機の運転席25のフロア26に設けられているペダル機構について説明する。尚、図14のハイダンプ仕様の乗用型芝刈り機にも同様のペダル機構が設けられている。
【0090】
図21は、フロア26の右側面側を示す斜視図である。図21に示すように、フロア26の右側面側には、機体を前進させるための前進ペダル201と、機体を後進させるための後進ペダル202が設けられている。又、前進ペダル201と後進ペダル202の前側には、走行を停止させるためのブレーキペダル204が設けられている。
【0091】
図22には、前進ペダル201と後進ペダル202の作動を説明する模式図(斜視図)を示す。
前進ペダル201と後進ペダル202は、一方を前側に踏み込むと、他方が反対方向(後ろ側)に動く構造になっている。例えば、後進ペダル202の踏み面202aを矢印J方向に踏むと、後進ペダルアーム202bが支点203を中心に矢印K方向に回動して後進ペダルプレート205も矢印K方向に回動し、後進ロッド207が矢印L方向(前方)に引かれる。そして、後進ロッド207の後端に回動可能に連結する後進支持アーム209がHST200のトラニオン軸211を中心に矢印M方向に動く。
【0092】
また、トラニオン軸211は後進支持アーム209と固着しており、後進支持アーム209と共に回動する。トラニオン軸211の回動により、HST200から出力する油圧を調整するための斜板(図示せず)の傾斜角度を変更する。また、トラニオン軸211の回動方向により前進、後進が切り替えられ、ペダルの踏み込み量が大きいと速度が大きくなるような構成である。そして、更にトラニオン軸211は、トラニオン軸支持プレート213を挟んで前進支持アーム215にも固着している。
【0093】
従って、前進支持アーム215はトラニオン軸211を中心に矢印N方向に動くことで、前進ロッド217が矢印O方向(後方)に引かれて前進ペダルプレート219が支点221を中心に矢印P方向に回動する。従って、前進ペダルアーム201bが矢印Q方向に回動することで前進ペダル201が後方に作動するようになっている。
同様に、前進ペダル201の踏み面201aを前方に踏み込むと、反対に後進ペダル202が後方に作動する。
【0094】
図23(A)及び図24(A)には、ステアリングポスト27付近の左側面図を示し、図23(B)及び図24(B)には、後進ペダル202部分の右側面図を示す。図23ではPTOレバー220がオフ(切り)の時の状態を示し、図24ではPTOレバー220がオン(入り)の時の状態(要部)を示している。また、図25には、図23のPTOレバー220付近の背面図を示す。
【0095】
PTOレバー220を前方(矢印Y方向)に回すと、PTOレバー220基部に固着するPTOレバープレート222も前方に回動して、後端部の軸223が上方に移動する。この時、軸223に連結するスプリング(弾性部材、ばねなど)224とスプリング224に連結するPTOケーブル(ワイヤでも良い)227が上方に引かれ、PTOケーブル227に連結するPTOクラッチ(図示せず)が入りとなり、モーア1側の入力軸(PTO軸、図示せず)が駆動する。
【0096】
また、それと同時に軸223に連結するケーブル支持部材225及び後進牽制ケーブル(ワイヤでも良い)229も上方に引かれ、後進牽制ケーブル229に連結する後進牽制プレート(長穴プレート)231が矢印S方向に移動して、図24(B)に示す位置になる。後進牽制プレート231は、後進牽制ケーブル229の連結部と反対側端部にスプリング(長穴プレートスプリング)233が連結しており、スプリング233によって矢印S方向とは反対方向に付勢されている。スプリング233の他端は車体フレーム2に固定されており、後進牽制プレート231が矢印S方向に移動することで、スプリング233が伸張する。
【0097】
後進ペダルアーム202bに固着する後進牽制連結アーム235の下端部にはピン235aが設けられ、そのピン235aが後進牽制プレート231に設けた長穴231a内に嵌まっている。従って、後進牽制連結アーム235のピン235aは、PTOレバー220がオフの時は長穴231aのほぼ中心に位置するが(図23(B))、PTOレバー220がオン時は長穴231aの端側(図24(B)の例では後方側)に位置する。
【0098】
一方、後進ペダル202を踏むと、上述の通り、トラニオン軸211が回動し、車速が変化する(後進変速連結機構)。この時、後進牽制連結アーム235は後進ペダル202の踏み込みに応じて下端部が後方(矢印Sとは反対方向)に動く。PTOレバー220がオフの時は長穴231a内のピン235aの後方への可動範囲が大きいため、後進牽制連結アーム235の可動範囲も大きくなって後進ペダル202を十分踏み込むことができるが、PTOレバー220がオン時は長穴231a内のピン235aの後方への可動範囲が小さいため、後進牽制連結アーム235の可動範囲も小さくなって後進ペダル202を十分踏み込むことができなくなる(PTO後進規制連結機構)。
【0099】
従って、PTOレバー220がオン時は後進ペダル202を踏んでも車速が低速(例えば1km/h以下)に規制される。この規制速度は、後進牽制ケーブル229の調整により、自由に変えることができる。尚、後進牽制ケーブル229の代わりに、リンク機構(図示せず)によってPTOレバー220と後進牽制プレート231とを連結しても良い。
【0100】
PTOレバー220がオン時はモーア1が駆動しているため、高速走行は好ましくなく、法的にも低速走行とする動きがある。従って、PTOレバー220がオン時は車速を低速に規制することで、安全性が向上する。また、将来の法規制にも対応できる。
【0101】
一方、PTOレバー220がオンの時であっても、作業者が高速走行を所望する場合もある。
後進ペダル202に低速規制を解除する後進規制解除ペダル(後進連結ペダル)240を設け、PTOレバー220がオンの時であっても後進規制解除ペダル240を踏むと、PTOレバー220がオフの時と同様に車速を変更でき、高速走行が可能な構成とする。
【0102】
図26には、後進ペダル202部分の他の例(側面図)を示す。図26(A)には後進規制解除ペダル240を操作する前の状態(低速規制時)を示し、図26(B)には後進規制解除ペダル240を操作した後の状態(低速規制の解除時)を示す。これらは、作動を示す模式図である。
【0103】
図26(A)に示すように、後進規制解除ペダル240の後進規制解除ペダルアーム240bは下端後部が、後進ペダルアーム202bに回動可能に連結する支点軸241に固着しており、後進規制解除ペダル240の踏み面240aを矢印J方向に踏むと、支点軸241を中心に後進規制解除ペダルアーム240bの下端前部が回動して、該下端前部に回動可能に連結する後進規制解除ロッド243が矢印R方向に作動する。
【0104】
後進規制解除ロッド243の下端部は後進規制プレート247の後端に回動可能に連結しており、後進規制プレート247の後端は車体フレーム2に連結する支点軸245を中心に矢印T方向に回動する。後進規制プレート247の後端には、後進牽制ケーブル229に連結するスプリング233よりも比較的張力が強いリターンスプリング250の一端部が接続し、リターンスプリング250の他端部は後進ペダルアーム202bの下部に回動可能に連結している。即ち、後進規制プレート247の後端はリターンスプリング250によって常に上方(矢印R方向とは反対方向)に付勢されており、後進規制プレート247の前端は常に下方に付勢されているため、後進規制プレート247の前端下部が後進規制プレート支持部252に接することで、後進規制プレート247の位置が保持されている(支点越え状態)。
【0105】
一方、後進規制プレート247の前端には後進牽制ケーブル229のアウタ受け249が連結している。従って、後進規制プレート247が支点軸245を中心に回動すると、図26(B)に示すように、後進規制プレート247の前端が矢印U方向に回動して後進規制プレート支持部252から離れて後進牽制ケーブル229が緩み(支点越えが外れた状態)、スプリング233の張力によって後進牽制プレート231が矢印S方向とは反対方向に移動して、長穴231aの中心寄りに後進牽制連結アーム235のピン235aが位置するようになる。即ち、PTOレバー220がオフの時と同様の位置となるため、後進牽制連結アーム235の可動範囲も大きくなる(ペダル後進規制解除機構)。従って、後進規制解除ペダル240を操作しながら後進ペダル202を十分踏み込むことができ、高速走行が可能となる。
【0106】
尚、図26(A)の状態で後進ペダル202のみを操作しても、後進規制解除ペダルアーム240bやリターンスプリング250は後進ペダルアーム202bに回動可能に連結しているため、後進規制解除ロッド243やリターンスプリング250は姿勢が若干変わるだけで後進規制プレート247は回動しないため、後進規制の状態が維持される。
【0107】
そして、後進走行後、後進ペダル202から足を離すと、リターンスプリング250によって図26(A)の状態に戻る。
本構成により、後進速度を低速規制したくない場合は、後進ペダル202と同時に後進規制解除ペダル240を操作することで、容易に解除できる。従って、素早く後進したい場合などは作業者の意思で容易に車速を変更でき、高速走行が可能となる。
【0108】
図27(A)には、後進牽制ケーブル229に中間リンク255を設けた場合の後進ペダル202部分の右側面図を示し、図27(B)には、中間リンク255の拡大図(模式図)を示す。先の例では、PTOレバー220がオン時に、操作ペダルによって低速規制を解除する場合を示したが、この例では、操作レバーによって低速規制を解除する例を示している。
【0109】
例えば、PTOレバー220側に接続する後進牽制ケーブル229aと後進牽制プレート231側に接続する後進牽制ケーブル229bとの間に中間リンク255を設け、中間リンク255の爪クラッチ(入切手段)256を入切することで、低速規制と低速規制解除とを選択できる構成である。
【0110】
爪クラッチ256はPTOレバー側の後進牽制ケーブル229aに接続するクラッチ板256aと後進牽制プレート側の後進牽制ケーブル229bに接続するクラッチ板256bからなり、両端のスプリング259、259によって常時入り(接続状態)になるように付勢されている。
【0111】
各クラッチ板256a、256bはスプリング259、259を介して支持部258,258により機体側に支持されている。爪クラッチ256の入切は、PTOレバー側後進牽制ケーブル229aに接続するクラッチ板256aを矢印W方向に移動させる後進牽制操作レバー(入切手段操作レバー)257で行う。後進牽制操作レバー257は、クラッチ板256aにリンク機構(図示せず)又はワイヤ等によって連結している。後進牽制操作レバー257を運転席25周辺のステアリングポスト27やフェンダ24に設けると、操作性に優れる。
【0112】
PTOレバー220がオン時に、作業者が後進牽制操作レバー257を引くことで、クラッチ切り状態にすると、前記PTO後進規制連結機構の連結が絶たれてスプリング233の付勢力により後進牽制プレート231がPTOレバー220の切り操作時の状態に戻る(レバー後進規制解除機構)。
【0113】
このように、後進牽制ケーブル229に中間リンク255を設けるという簡素な構成で、レバー操作によっても後進時の低速規制を容易に解除できる。そして、素早く後進したい場合に作業者の意思で容易に車速を変更でき、高速走行が可能となる。
【0114】
また、後進牽制ケーブル229に中間リンク255を設けることで、いわゆる直引きではなくワンクッション置くことで、後進牽制プレート231などの低速規制部材の破損を防止できる。
【0115】
そして、後進牽制操作レバー257を操作中のみならず、後進牽制操作レバー257の操作後の位置を固定できるようにすると、レバー操作に気を取られずに走行操作に集中できる。例えば、後進牽制操作レバー257のレバー溝(図示せず)にレバーの引っかかり部(縦方向のレバー溝に横方向の溝を一部設けるなど)を設けることで、容易にできる。
【0116】
そして、この中間リンク255は、後進ペダル202の回動支点203の前方に配置する。また、この中間リンク255は、後進牽制プレート231の近傍に配置することで、後進牽制プレート231と中間リンク255間の後進牽制ケーブル229bの長さを短くできるため、後進牽制ケーブル229bの配置が複雑とならず、後進牽制プレート231の破損防止に繋がる。
【0117】
図28には、ブレーキペダル204の作動状態を示した側面図を示す。
ブレーキペダル204の踏み面204aを矢印J方向に踏み込むと、ブレーキペダルアーム204bの基部(フロア26の穴26a内にある)に固着するブレーキプレート262が回動支点260を中心に矢印V方向に回動してブレーキプレート262に連結するブレーキケーブル265が引かれ、ブレーキケーブル265に連結するブレーキ(図示せず)が作動する構成である。この例では、調整できるような構成とした調整式ブレーキペダルアームストッパ270を示している。
【0118】
即ち、ブレーキペダルアームストッパをねじ式のものとし、ボルト部270aを回すことで、ナット部270bから上方のブレーキペダルアーム204b側への突出度合いを変えることができる。また、ナット部270bの下方には、ボルト部270aが突出しすぎないように、ねじストッパ270cを設けることで、適正な範囲に調整できる。
【産業上の利用可能性】
【0119】
本発明の乗用型芝刈り機は、家庭用、産業用の乗用型芝刈り機として有用性が高い。
【符号の説明】
【0120】
1,120 モーア 2,104 車体フレーム
3,119 シュータ 4 ダクト口
5,132 コレクタ 6 開口部
7 コレクタ支持フレーム 8,160 ダンプシリンダ
9,19 ロプス 10 ヒッチアーム
12 乗用型芝刈り機(ローダンプ仕様)
18 ピン 20 支持台
21 支持軸 22 コレクタ載台
23,123 後輪 24 フェンダ
25,103 運転席 26 フロア
27 ステアリングポスト 28 ステアリングハンドル
29 ボンネット 30,105 エンジン
31 ブレード 32,122 前輪
33 排出口
34 コレクタフレーム 35 排風室
36 カバー 37 ヒッチブラケット
38 リヤヒッチ 39 ヒッチピン
40 セットピン 41,141 前受板
42 油圧ケース 43 油圧ホース
44 取付プレート 45 掻き出し棒
50 連結フレーム 52,162 ロプスフレーム
54 ロプス支持フレーム 60 チェンケース
61 支持フレーム 62 チェンケース連結フレーム
63 ボルト 64 コレクタロワーフレーム
65 ナット 66,166 ロプスフレーム連結パイプ
68,168 ロプス支持フレーム連結パイプ
69 支持具 70 ランプ
71 支持具 72 ナンバープレート
73,173 連結部 75 弾性体
80 溝 82 連結部
100 乗用型芝刈り機(ハイダンプ仕様)
101,102 刈り刃駆動軸
106 刈り刃ハウジング 110 リンク機構
111 揺動リンク 113 刈り刃
115 リフトシリンダ 116 自走車
110 リンク機構 118 刈り草排出ダクト
121 後連結部材 125 支持車輪
130 刈草回収装置 131 支持フレーム
135 刈草排出口 136 開閉蓋
140 昇降リンク機構 150 昇降シリンダ
151 連結プレート 152 昇降シリンダ保持プレート
170 昇降・排出口開閉リンク
171 回転支軸 172 開閉支持フレーム
180 連結体 181 連結部材
182 切欠部 190 油圧配管系
192 キャリア 193 前キャスター
195 後キャスター 200 HST
201 前進ペダル 202 後進ペダル
203 支点 204 ブレーキペダル
205 後進ペダルプレート 207 後進ロッド
209 後進支持アーム 211 トラニオン軸
213 HST連結プレート 215 前進支持アーム
217 前進ロッド 219 前進ペダルプレート
220 PTOレバー 221 支点
222 PTOレバープレート
223 軸 224 スプリング
225 ケーブル支持部材 227 PTOケーブル
229 後進牽制ケーブル 231 後進牽制プレート
233 スプリング 235 後進牽制連結アーム
240 後進規制解除ペダル 243 後進規制解除ロッド
245 支点軸 247 後進規制プレート
249 アウタ受け 250 リターンスプリング
252 後進規制プレート支持部
255 中間リンク 256 爪クラッチ
257 後進牽制操作レバー 258 支持部
259 スプリング 260 回動支点
262 ブレーキプレート 265 ブレーキケーブル
267 ブレーキプレートストッパ
270 ブレーキペダルアームストッパ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28