【実施例】
【0344】
実施例0001−固相ペプチド合成およびペプチドの環化
本実施例に記戴されている方法を、全体としてまたは記戴しているときは一部を使用して、表1、2、3、4および5に示した大環状ペプチドを合成した。
【0345】
スキーム1−チオエーテル環化ペプチドに使用した一般合成法
【化60】
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固相ペプチド合成および大環状化のための一般的プロトコル。Symphonyペプチドシンセサイザー(Protein Technology Inc. Tucson, AZ)、Preludeペプチドシンセサイザー(Protein Technology Inc. Tucson, AZ)またはLiberty(CEM Matthews, NC)、Sieberアミド樹脂(0.71mmol/g,0.100mmol,141mg)をDMF(7mL×4分)で膨潤させ、30秒毎にN
2の穏やかな気流で混合した。溶媒を排出して、第一のアミノ酸とのカップリングに次の方法を使用した:Fmoc基を、20%ピペリジンのDMF溶液(5mLおよび2.5分/洗浄)で樹脂を2回洗い、30秒毎にN
2の穏やかな気流で混合した。樹脂をDMFで3回洗った(5〜8mLおよび1.5分/洗浄)。2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)酢酸(DMF中0.2M溶液,0.5mmol)を添加し、その後アクティベーター(すなわち、HATU(Chem-Impex Int'l,DMF中0.4M溶液,1.25mL,0.5mmol))および塩基(すなわち、N−メチルモルホリン(Aldrich,DMF中0.8M,1.25mL,1mmol))とカップリングさせた。反応混合物を窒素の穏やかな気流により1時間撹拌した。試薬を反応容器から排出し、樹脂を3回DMF(5mL×1.5分)で洗った。Liberty CEMのための典型的試薬は、次のとおりであることを注記する:カップリング活性化剤としてのHCTU(DMF中0.45M)、塩基としてのDIEA(NMP中2M)および脱保護溶液として5%ピペラジンのDMF溶液と0.1M HOBt。
【0346】
得られた樹脂支持Fmoc保護されたジペプチドを逐次的に脱保護して、第三のアミノ酸などと反復形式でカップリングして、所望の樹脂支持生成物を得た。
【0347】
LCMS分析を、樹脂(分析用量を、TFA/TIS(96:4)溶液(0.2mL)において室温で処理した)から開裂させたペプチドのアリコートに対して実施した。目的の直線状の配列を確認後、Fmoc基は、20%ピペリジン/DMF溶液(5mLおよび2.5分/洗浄)を用いて樹脂を2回洗浄して、スラリーをボルテックス処理することにより、N末端から分離させた。樹脂をDMF(2×5mL)で洗った。ペプチド−樹脂に、連続的に2−クロロ酢酸(0.6mmol,57mg)、DMF(5.26mL)およびDIC(0.6mmol,93μL)を添加した。新しいスラリーを1〜2日間ボルテックス処理し、その時点でペプチド−樹脂をDMF(1×5mL×1分)およびDCM(3×DCM×1分)で洗った。
【0348】
ペプチドを、脱保護して、TFA/TIS(96:4)溶液(10mL)で1時間処理して樹脂から開裂させた。樹脂を濾去して、開裂カクテル(2×1mL)で洗浄し、合わせた濾駅をEt
2O(10〜15mL)に添加し、ペプチドを溶液から析出させるために、溶液を0℃に冷却した。スラリーを遠心して、固体をペレット化し、上清を廃棄した。新規のEt
2O(25mL)を加えて、この工程を3回繰り返して、固体を洗った。湿性の固体に、0.1M NH
4HCO
3/アセトニトリル溶液(1/1〜3/1(v/v), pH=8.6)または6M グアニジンHClの100mM NaH
2PO
4溶液(pH=8.4)を添加した。この溶液を1〜2日間撹拌し、LCMSでモニターした。反応溶液を分取HPLCで精製して、所望の生成物を得た。
【0349】
一般的な分析プロトコルおよび合成方法
分析データ:
質量スペクトル分析法:“ESI−MS(+)”とは、ポジティブイオンモードで実施したエレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を意味する;“ESI−MS(−)”とは、ネガティブイオンモードで実施したエレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を意味する;“ESI−HRMS(+)”とは、ポジティブイオンモードで実施された高分解エレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を意味する;“ESI−HRMS(−)”とは、ネガティブイオンモードで実施した高分解エレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を意味する。検出された質量は、“m/z”単位表記に従って報告された。1000より大きい精密質量を有する化合物は、二重電荷イオンまたは三重電荷イオンとして高頻度で検出された。
【0350】
一般方法:
SymphonyX方法A:
全ての操作を、Symphony X ペプチド合成器(Protein Technologies)でオートメーションの下で行った。全ての方法を、底部フリットを取り付けた10 mL ポリプロピレンチューブ内で行った。このチューブは、チューブの底部と上部の双方を介してSymphony X ペプチド合成器に連結している。DMFおよびDCMを、チューブ上部から加えて、このチューブの両サイドを均一に洗い落とした。残りの試薬を、チューブの底から加えて、フリットを通して樹脂と接触させる。全ての溶液を、チューブの底から除去する。“周期的攪拌”とは、底部フリットからのN
2ガスの短時間のパルスを意味する;このパルスは、おおよそ5秒続き、30秒毎におこる。クロロアセチルクロリド溶液/DMFを、調整後24時間以内に使用した。アミノ酸溶液を、一般的には、調整してから3週間を超えて使用しない。HATU溶液を、調製の5日以内で使用した。DMF=ジメチルホルムアミド;HATU=1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロリン酸塩;DIPEA=ジイソプロピルエチルアミン;Rink=(2,4−ジメトキシフェニル)(4−アルコキシフェニル)メタンアミンであり、この場合“4−アルコキシ”とは、ポリスチレン樹脂との結合性に関する位置およびタイプをいう。使用した樹脂は、Rinkリンカーを有するMerrifieldポリマー(ポリスチレン)(窒素で保護されたFmoc)である;100〜200メッシュ, 1%DVB, 0.56mmol/g ローディング。使用される一般的なアミノ酸を下記に挙げて、側鎖保護基は括弧内に示した。
Fmoc−Ala−OH;Fmoc−Arg(Pbf)−OH;Fmoc−Asn(Trt)−OH;Fmoc−Asp(OtBu)−OH;Fmoc−Bzt−OH;Fmoc−Cys(Trt)−OH;Fmoc−Dab(Boc)−OH;Fmoc−Dap(Boc)−OH;Fmoc−Gln(Trt)−OH;Fmoc−Gly−OH;Fmoc−His(Trt)−OH;Fmoc−Hyp(tBu)−OH;Fmoc−Ile−OH;Fmoc−Leu−OH;Fmoc−Lys(Boc)−OH;Fmoc−Nle−OH;Fmoc−Met−OH;Fmoc−[N−Me]Ala−OH;Fmoc−[N−Me]Nle−OH;Fmoc−Phe−OH;Fmoc−Pro−OH;Fmoc−Sar−OH;Fmoc−Ser(tBu)−OH;Fmoc−Thr(tBu)−OH;Fmoc−Trp(Boc)−OH;Fmoc−Tyr(tBu)−OH;Fmoc−Val−OH。
【0351】
“SymphonyX方法A”の方法は、0.100mmolのスケールで実施した実験を述べたもので、この場合のスケールは、樹脂に結合したRinkリンカーの量により決定される。このスケールは、上記したRink−Merrifield樹脂(おおよそ178mg)に対応している。全ての方法は、記戴した体積をスケールの倍数で調整することにより、0.100mmolのスケールを超えて拡大できる。アミノ酸カップリングの前に、全てのペプチド合成手順は、“樹脂膨潤方法”として下記に述べた樹脂膨潤方法を用いて開始する。アミノ酸と第一級アミンN末端のカップリングには、下記の“単カップリング方法”を用いた。アミノ酸と第二級アミンN末端とのカップリングは、下記“二重カップリング方法”を使用した。クロロアセチルクロライドのペプチドのN末端のカップリングは、下記に詳述した“クロロアセチルクロライドカップリング方法”により説明される。
【0352】
樹脂膨潤方法A:
10mL ポリプロピレン固相反応容器に、Merrifield:Rink樹脂(178mg, 0.100mmol)を加えた。下記の樹脂を、下記の通りに3回洗った(膨潤される):反応容器にDMF(2.0mL)を加えて、混合物を、周期的に10分間撹拌して、その後溶媒をフリットから排出した。
【0353】
単カップリング方法A:
先の工程からの樹脂を含有する反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。樹脂を、下記の通りに6回連続的に洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を、容器上部から加えて、得られる混合物を、30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。この反応容器に、アミノ酸(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、次いでHATU(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、最後にDIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)を加えた。混合物を、15分間周期的に攪拌して、次いで反応溶液を、フリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器上部から加えて、得られる混合物を、30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。この反応容器に、無水酢酸(2.0mL)を加えた。混合物を、10分間周期的に攪拌して、次いで該溶液をフリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器上部から加えて、得られる混合物を、90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。得られる樹脂を、次の工程に直接使用した。
【0354】
二重カップリング方法A:
先の工程からの樹脂を含有する反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液をフリットから排出した。この反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液をフリットから排出した。樹脂を、下記の通りに6回連続的に洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器上部から加えて、得られる混合物を30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。この反応容器に、アミノ酸(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、次いでHATU(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、最後にDIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)を加えた。混合物を、15分間周期的に攪拌して、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を、以下の通りに2回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器上部から加えて、得られる混合物を30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。この反応容器に、アミノ酸(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、次いでHATU(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、最後にDIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)を加えた。混合物を、15分間周期的に攪拌して、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を、以下の通りに2回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を、容器上部を通して加えて、得られる混合物を、90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。この反応容器に、無水酢酸(2.0mL)を加えた。混合物を、10分間周期的に攪拌して、次いで該溶液をフリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器上部から加えて、得られる混合物を、90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。得られる樹脂を、次の工程に直接使用した。
【0355】
Symphonyアミノ酸N末端停止方法:
10mL ポリプロピレン固相反応容器に、Merrifield:Rink樹脂(178mg, 0.100mmol)を加えた。下記樹脂を、次の通りに3回洗った(膨潤した):反応容器に、DMF(2.0mL)を加えて、この混合物を10分間周期的に撹拌して、その後溶媒をフリットから排出した。
【0356】
先の工程からのRink樹脂を含有するこの反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v, 2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。樹脂を、下記の通りに6回連続的に洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器上部から加えて、得られる混合物を30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、アミノ酸(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、次いでHATU(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、最後にDIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)を加えた。混合物を、15分間周期的に攪拌して、次いで反応溶液をフリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を、容器上部を通して加えて、得られる混合物を、30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。この反応容器に、無水酢酸(2.0mL)を加えた。混合物を、10分間周期的に攪拌して、次いで該溶液をフリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を、容器上部を通して加えて、得られる混合物を90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。この反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液をフリットから排出した。この反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間撹拌して、次いで該溶液をフリットから排出した。樹脂を、下記の通りに5回連続して洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器上部から加えて、得られる混合物を90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。樹脂を、下記の通りに3回連続して洗った:各洗いに対して、DCM(2.0mL)を容器上部から加えて、得られる混合物を90秒間周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。得られる樹脂を、窒素流の下にて15分間おいた。
【0357】
クロロアセチルクロリドカップリング方法A:
先の工程からの樹脂を入れた反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を周期的に3分間攪拌して、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、3分間周期的に攪拌して、次いで該溶液をフリットから排出した。樹脂を、下記の通りに6回連続的に洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器上部から加えて、得られる混合物を30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。この反応容器に、DIPEA(DMF中で0.4M,4.0mL,16等量)、次いでクロロアセチルクロリド(DMF中で0.8M,1.50mL)を加えた。混合物を、周期的に30分間攪拌して、次いで該溶液をフリットから排出した。樹脂を、下記の通りに3回連続して洗った:各洗いに対して、容器の上部にDMF(2.0mL)を加えて、得られる混合物を、90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。樹脂を、下記の通りに4回連続的に洗った:各洗いに対して、容器の上部にCH
2Cl
2(2.0mL)を加えて、得られる混合物を、90秒間周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。得られる樹脂を、N
2流の下において15分間おいた。
【0358】
クロロ酢酸カップリング方法A:
先の工程からの樹脂を含有する反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。該樹脂を、下記の通りに4回連続的に洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器上部から加えて、得られる混合物を30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。反応容器に、クロロ酢酸(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、次いでHATU(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、最後にDIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)を加えた。混合物を、15分間周期的に攪拌して、次いで反応溶液を、フリットから排出した。樹脂を、下記の通りに3回連続して洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を、容器上部から加えて、得られる混合物を、30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。該樹脂を、下記の通りに4回連続的に洗った:各洗いに対して、CH
2Cl
2(2.0mL)を容器上部から加えて、得られる混合物を、90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。得られる樹脂を、5分間乾燥させた。
【0359】
包括的脱保護方法A:
全ての操作を、別段の記載が無ければ手動で行った。“包括的脱保護方法A”の方法は0.100mmolのスケールで実施した実験を述べたもので、この場合のスケールは、樹脂に結合したRinkリンカーの量により決定される。この方法は、記戴した体積をスケールの倍数で調整することにより、0.100mmolのスケールを超えて拡大できる。“脱保護溶液”を、40mLガラスバイアル中で、トリフルオロ酢酸(22mL)、フェノール(1.325g)、水(1.25mL)およびトリイソプロピルシラン(0.5mL)を合わせて製造した。樹脂を、反応容器から取り出して、4mLガラスバイアルに移した。バイアルに、“脱保護溶液”(2.0mL)を加えた。混合物を、シェーカー内で激しく混合した(1000RPM, 1分間, 次いで500RPM, 90分間)。混合物を、底部フリットを取り付けた10mL ポリプロピレンチューブ内で、ジエチルエーテル(15mL)を含有する24mL試験チューブに滴加して、白色沈殿物を得た。チューブ内の固体(樹脂)を、“脱保護溶液”(1.0mL)を用いて1回抽出して、エーテルに滴加した。混合物を、7分間遠心分離して、次いで溶液を、固体から傾捨して、廃棄した。この固体をEt
2O(20mL)に懸濁した;次いで混合物を、5分間遠心分離して;該溶液を、固体から傾捨して、廃棄した。最後に、固体をEt
2O(20mL)に懸濁した;混合物を5分間遠心分離した;該溶液を、固体から傾捨して、粗製ペプチドを白色〜オフホワイトの固体として得た。
【0360】
環化方法A:
全ての操作を、別段の記載が無ければ手動で行った。“環化方法A”の方法は、0.100mmolのスケールで実施した実験を述べたもので、この場合のスケールは、ペプチドの製造に使用した樹脂に結合したRinkリンカーの量により決定する。このスケールは、この方法において使用したペプチドの量の直接的な決定には基づかない。この方法は、記戴した体積をスケールの倍数で調整することにより、0.100mmolのスケールを超えて拡大できる。この方法は、記戴する体積を規模の倍数で調節することにより、0.100mmol規模を超えて拡大できる。粗製ペプチド固体を、メタノール(10mL)に溶解し、この溶液をN,N−ジイソプロピルアミンを用いて、pH=9.0〜11に注意深く調整した。次いで、溶液を18〜24時間撹拌した。反応溶液を、濃縮して、次いで残留物をMeOHに溶解した。この溶液を、逆相HPLC精製に付して、目的とする環状ペプチドを得た。
【0361】
分析条件A:
カラム:X−Bridge C18, 2.0 x 50 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);温度:40℃;グラジエント:0%B、8分かけて0〜100%B、次いで100%Bで1.0分間保持;流量:0.8mL/分;検出:220nmのUV.
【0362】
(S)−2−((((9H−フルオレン9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−ウンデカンアミドヘキサン酸の製造
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−((((9H−フルオレン9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−アミノヘキサン酸(2.5g, 6.79mmol)、ウンデカノイルクロリド(1.647mL,7.46mmol)およびジクロロメタン(27ml)を入れた丸底フラスコに、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(3.56mL,20.36mmol)を加えた。最初の懸濁液は、直ちに黄色に変わり、その後透明に変化した。10分後に、固体が沈殿し始めた。この反応を、20時間室温にて撹拌した。反応混合物を、ジクロロメタン(20mL)で希釈して、飽和塩化アンモニウム溶液に注ぎ入れた。該層を分離して、水溶液を20%メタノール/クロロホルム溶液で洗った。有機層を合わせて、塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥させて、濾過し、濃縮して、粘性の黄色固体を得た。得られる残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜5% メタノール/ジクロロメタンのグラジエント)に付して、(S)−2−((((9H−フルオレン9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−ウンデカンアミドヘキサン酸(2.81g, 5.24mmol, 77%収率)を黄色泡沫状物として得た。
1H NMR(400MHz,クロロホルム−d) δ 7.80 - 7.71(m, 2H), 7.63 - 7.52(m, 2H), 7.39(t, J=7.0 Hz, 2H), 7.34 - 7.27(m, 2H), 4.49 - 4.29(m, 2H), 4.27 - 4.14(m, 1H), 3.24(br. s., 1H), 2.35(t, J=7.5 Hz, 1H), 2.29 - 2.06(m, 2H), 1.89(br. s., 1H), 1.86 - 1.72(m, 1H), 1.72 - 1.63(m, 1H), 1.62 - 1.46(m, 4H), 1.39 - 1.14(m, 18H), 0.92 - 0.86(m, 3H).
【0363】
(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−テトラデカンアミドヘキサン酸
【化62】
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1H NMR(400MHz, DMSO-d
6) δ 7.88(dd, J=7.2, 4.1 Hz, 2H), 7.77 - 7.69(m, 2H), 7.44 - 7.37(m, 2H), 7.35 - 7.28(m, 2H), 4.29 - 4.17(m, 2H), 3.95 - 3.84(m, 1H), 3.63 - 3.52(m, 1H), 3.10(q, J=7.4 Hz, 1H), 3.05 - 2.94(m, 2H), 2.01(t, J=7.4 Hz, 2H), 1.46(d, J=6.8 Hz, 3H), 1.34(dd, J=13.1, 5.0 Hz, 3H), 1.24 - 1.20(m, 22H), 0.86 - 0.82(m, 3H)
【0364】
(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−ステアリン酸アミドヘキサン酸
【化63】
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1H NMR(400MHz, DMSO-d
6) δ 7.92 - 7.84(m, 2H), 7.72(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.44 - 7.36(m, 2H), 7.36 - 7.26(m, 2H), 4.35 - 4.22(m, 2H), 4.20(d, J=7.5 Hz, 1H), 3.94 - 3.85(m, 1H), 3.00(br. s., 2H), 2.17(t, J=7.4 Hz, 1H), 2.09 - 1.91(m, 1H), 1.69(d, J=6.8 Hz, 1H), 1.65 - 1.51(m, 1H), 1.46(d, J=7.0 Hz, 2H), 1.34(dd, J=13.1, 5.0 Hz, 2H), 1.24 - 1.19(m, 30H), 0.87 - 0.82(m, 3H).
【0365】
修飾Rink(リンク)樹脂Aの製造
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
20mL シンチレーションバイアルに、Merrifield Rink樹脂(0.56mmol/g ローディング)(1.0g, 0.560mmol)を入れた。樹脂を、5mLのDMF中で10分間膨潤させた。20:80 ピペリジン:DMFの溶液(8mL)を加えて、得られる懸濁液を、ミニシェーカーで2時間撹拌した。バイアルの内容物を、10mL ポリプロピレン反応チューブに移し入れて、樹脂を単離して、真空濾過により濾過した。樹脂を、30mLDMF、30mLジクロロメタンおよび最後に5mLジエチルエーテルで洗った。樹脂を、20mL バイアルに移した。樹脂を含むバイアルに、5mL DMFを加えて、樹脂を膨潤させた。10分後に、(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−ウンデカンアミドヘキサン酸(0.601g, 1.120mmol)、0.2M 2−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1,1,3,3−テトラメチルイソウロニウム ヘキサフルオロリン酸塩(V)/DMF(5.60mL,1.120mmol)および0.4M N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン/DMF(5.60mL,2.240mmol)を加えた。バイアルを、終夜、ミニシェーカーで撹拌した。バイアルの内容物を10mL ポリプロピレン反応チューブに移し入れることによって、樹脂を単離して、真空濾過により濾過した。樹脂を、50mLDMF、50mLジクロロメタンおよび10mLジエチルエーテルで洗った。得られる樹脂を、真空乾燥させて、0.56mmol/g ローディングとして使用した。
【0366】
修飾Rink樹脂Bの製造
修飾Rink樹脂Bを、修飾Rink樹脂Aと同一の方法に従って行った。
【0367】
修飾Rink樹脂Cの製造
修飾Rink樹脂Cを、Chem-Impex Internationalから購入したN−Fmoc−N パルミトイル−Lリシンを唯一の例外として、修飾Rink樹脂Aと同一の方法に従って製造した。
【0368】
修飾Rink樹脂Dの製造
修飾Rink樹脂Dを、修飾Rink樹脂Aと同一の方法に従って製造した。
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Aの製造
【化65】
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40mLバイアルに、2−クロロトリチルクロリド樹脂(1.42mmol/g ローディング)(1.985g, 2.78mmol)を加えた。樹脂を、10分間15mLジクロロメタン中で膨潤した。2mLジクロロメタン中のFMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸(0.5g, 0.869mmol)、続いてN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.986mL,5.65mmol)の溶液を加えて、混合物を、室温で終夜、ミニシェーカーで撹拌した。20時間後に、この混合物を、メタノール(2mL)で希釈して、2時間撹拌して、何ら反応していないクロロトリチル樹脂をクエンチした。樹脂を、ポリプロピレン反応チューブ中で真空濾過して、100mLDMF、100mLジクロロメタンおよび最終的に10mLジエチルエーテルで洗った。樹脂を、風乾し、0.44mmol/g ローディングと推定し、そのまま使用した。
【0369】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Bの製造
【化66】
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40mLバイアルに、2−クロロトリチルクロリド樹脂(1.42mmol/g ローディング)(2.129g, 2.98mmol)を加えた。樹脂を、10分間、15mLジクロロメタンで膨潤させた。(S)−2−((((9H−フルオレン9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−ウンデカンアミドヘキサン酸(0.5g, 0.932mmol)/2mLジクロロメタン、次いでN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(1.06mL,6.06mmol)の溶液を加えて、混合物を、ミニシェーカーで終夜室温にて撹拌した。20時間後に、混合物を、メタノール(2mL)で希釈して、2時間撹拌して、何ら反応していないクロロトリチル樹脂をクエンチした。樹脂を、ポリプロピレン反応チューブ内で真空濾過して、100mL DMF、100mL ジクロロメタンおよび最終的に10mL ジエチルエーテルで洗った。樹脂を風乾して、0.44mmol/g ローディングと推定して、そのまま使用した。
【0370】
実施例11001の製造
【化67】
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実施例11001を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチル酸カップリング方法”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Dを、この合成に使用した。
【0371】
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は5.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=7.34分;ESI−MS(+) m/z 1105.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1105.6498(M+2H).実測値:1105.6494(M+2H).
【0372】
実施例11002の製造
【化68】
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実施例11002を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Dを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=7.10分;ESI−MS(+) m/z 1133.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1133.1543(M+2H).実測値:1133.1496(M+2H).
【0373】
実施例11003の製造
【化69】
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実施例11003を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.66分;ESI−MS(+) m/z 1200.4(M+2H).
【0374】
実施例11004の製造
【化70】
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実施例11004を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は10.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.73分;ESI−MS(+) m/z 1171.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1171.1299(M+2H).実測値:1171.1302(M+2H)
【0375】
実施例11005の製造
【化71】
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実施例11005を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は4.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.78分;ESI−MS(+) m/z 1142.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1142.6192(M+2H).実測値:1142.6193(M+2H).
【0376】
実施例11006の製造
【化72】
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実施例11006を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は9.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.66分;ESI−MS(+) m/z 1161.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1161.6088(M+2H).実測値:1161.6075(M+2H).
【0377】
実施例11007の製造
【化73】
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実施例11007を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は16.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.64分;ESI−MS(+) m/z 1191.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1090.0797(M+2H).実測値:1090.0779(M+2H).
【0378】
実施例11008の製造
【化74】
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実施例11008を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.55分;ESI−MS(+) m/z 1133.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1133.0981(M+2H).実測値:1133.0950(M+2H).
【0379】
実施例11009の製造
【化75】
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実施例11009を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は19.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.81分;ESI−MS(+) m/z 1147.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1147.5875(M+2H).実測値:1147.5867(M+2H).
【0380】
実施例11010の製造
【化76】
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実施例11010を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は19.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.83分;ESI−MS(+) m/z 1154.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1154.5954(M+2H).実測値:1154.9533(M+2H).
【0381】
実施例11011の製造
【化77】
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実施例11011を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は8.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.37分;ESI−MS(+) m/z 1154.8(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1154.5954(M+2H).実測値:1154.5941(M+2H).
【0382】
実施例11012の製造
【化78】
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実施例11012を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Aを、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて用いた。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は8.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.68分;ESI−MS(+) m/z 1265.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1264.6791(M+2H).実測値:1264.6764(M+2H).
【0383】
実施例11013の製造
【化79】
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実施例11013を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Bを、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.04分;ESI−MS(+) m/z 1351.2(M+2H).
【0384】
実施例11014の製造
【化80】
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実施例11014を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.97分;ESI−MS(+) m/z 1241.1(M+2H).
【0385】
実施例11015の製造
【化81】
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実施例11015を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Bを、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.44分;ESI−MS(+) m/z 1292.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1292.7160(M+2H).
実測値:1292.7148(M+2H).
【0386】
実施例11016の製造
【化82】
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実施例11016を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は8.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった;分析LCMS条件A:保持時間=5.27分;ESI−MS(+) m/z 1182.7(M+2H).
【0387】
実施例11017の製造
【化83】
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実施例11017を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Bを、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は5.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.81分;ESI−MS(+) m/z 1408.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1407.7431(M+2H)
実測値:1407.7430(M+2H).
【0388】
実施例11018の製造
【化84】
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実施例11018を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は、11.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.16分;ESI−MS(+) m/z 1421.8(M+2H).
【0389】
実施例11019の製造
【化85】
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実施例11019を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は40.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=6.11分;ESI−MS(+) m/z 1091.45(M+2H).
【0390】
実施例11020の製造
【化86】
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実施例11020を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は41.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=5.93分;ESI−MS(+) m/z 1119.83(M+2H).
【0391】
実施例11021の製造
【化87】
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実施例11021を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は14.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=6.36分;ESI−MS(+) m/z 1265.9(M+2H).
【0392】
実施例11022の製造
【化88】
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実施例11022を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は5.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=6.13分;ESI−MS(+) m/z 1250.51(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1249.1930(M+2H).実測値:1249.1934(M+2H).
【0393】
実施例11023の製造
【化89】
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実施例11023を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=6.41分;ESI−MS(+) m/z 1235.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1235.6878(M+2H).実測値:1235.6832(M+2H).
【0394】
実施例11024の製造
【化90】
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実施例11024を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=5.68分;ESI−MS(+) m/z 1220.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1220.6823(M+2H).実測値:1220.6810(M+2H).
【0395】
実施例11025の製造
【化91】
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実施例11025を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=5.74分;ESI−MS(+) m/z 1234.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1234.6798(M+2H).実測値:1234.6796.
【0396】
実施例11026の製造
【化92】
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実施例11026を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は11.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=5.81分;ESI−MS(+) m/z 1206.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1206.1690(M+2H).実測値:1206.1690(M+2H).
【0397】
実施例11027の製造
【化93】
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実施例11027を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は9.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=5.92分;ESI−MS(+) m/z 1177.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1177.6583(M+2H).実測値:1177.6585(M+2H).
【0398】
実施例11028の製造
【化94】
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実施例11028を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.57分;ESI−MS(+) m/z 1363.2(M+2H).
【0399】
実施例11029の製造
【化95】
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実施例11029を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は16.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=6.01分;ESI−MS(+) m/z 1306.8(M+2H).
【0400】
実施例11030の製造
【化96】
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実施例11030を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.40分;ESI−MS(+) m/z 1153.4(M+2H).
【0401】
実施例11031の製造
【化97】
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実施例11031を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて30〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は13.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=5.88分;ESI−MS(+) m/z 1125.1(M+2H).
【0402】
実施例11032の製造
【化98】
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実施例11032を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。Rink樹脂を、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は14.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=2.99分;ESI−MS(+) m/z 1442.3(M+2H).
【0403】
実施例11033の製造
【化99】
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実施例11034を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法B”、“包括的脱保護方法C”および“環化方法X”。Rink樹脂を、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は20.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.26分;ESI−MS(+) m/z 1181.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1181.0772(M+2H).実測値:1181.0757(M+2H).
【0404】
実施例11034の製造
【化100】
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実施例11034を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。Rink樹脂を、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は20.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.63分;ESI−MS(+) m/z 1168.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1167.0616(M+2H).実測値:1167.0624(M+2H).
【0405】
実施例11035の製造
【化101】
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実施例11035を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。Rink樹脂を、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は33.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.63分;ESI−MS(+) m/z 1138.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1138.5517(M+2H).実測値:1138.5508(M+2H).
【0406】
実施例11036の製造
【化102】
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実施例11036を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。Rink樹脂を、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.88分;ESI−MS(+) m/z 1081.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1081.0374(M+2H).実測値:1081.0358(M+2H).
【0407】
実施例11037の製造
【化103】
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実施例11037を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。Rink樹脂を、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は11.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.91分;ESI−MS(+) m/z 1109.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1109.5481(M+2H).実測値:1109.5472(M+2H).
【0408】
実施例11038の製造
【化104】
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実施例11038を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。Rink樹脂を、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は18.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.55分;ESI−MS(+) m/z 1182.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1181.0828(M+2H).実測値:1181.0816(M+2H).
【0409】
実施例11039の製造
【化105】
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実施例11039を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。Rink樹脂を、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は13.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.69分;ESI−MS(+) m/z 1123.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1123.5677(M+2H).実測値:1123.5694(M+2H).
【0410】
実施例11040の製造
【化106】
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実施例11040を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。Rink樹脂を、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は19.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.69分;ESI−MS(+) m/z 1096.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1095.0586(M+2H).実測値:1095.0567(M+2H).
【0411】
実施例11041の製造
【化107】
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実施例11041を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。Rink樹脂をこの合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.50分;ESI−MS(+) m/z 1153.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1152.5721(M+2H).実測値:1153.5719(M+2H).
【0412】
実施例11042の製造
【化108】
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実施例11042を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.66分;ESI−MS(+) m/z 1081.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1081.5294(M+2H).実測値:1081.5288(M+2H).
【0413】
実施例11043の製造
【化109】
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実施例11043を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は20.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.66分;ESI−MS(+) m/z 1110.8(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1110.0401(M+2H).実測値:1110.0392(M+2H).
【0414】
実施例11044の製造
【化110】
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実施例11044を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は10.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.66分;ESI−MS(+) m/z 1117.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1117.0479(M+2H).実測値:1117.0452(M+2H).
【0415】
実施例11045の製造
【化111】
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実施例11045を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は16.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.66分;ESI−MS(+) m/z 1085.1(M+2H).
【0416】
実施例11046の製造
【化112】
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実施例11046を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.48分;ESI−MS(+) m/z 1084.5(M+2H).
【0417】
実施例11047の製造
【化113】
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実施例11047を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は20.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.44分;ESI−MS(+) m/z 1084.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1084.5346(M+2H).実測値:1084.5362(M+2H).
【0418】
実施例11060の製造
【化114】
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実施例11060を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂を、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて用いた。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は22.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.83分;ESI−MS(+) m/z 1177.0(M+2H).
【0419】
実施例11061の製造
【化115】
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実施例11061を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”である。修飾クロロトリチル樹脂を、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は28.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.97分;ESI−MS(+) m/z 1182.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1182.6316(M+2H).実測値:1182.6275(M+2H).
【0420】
実施例11062の製造
【化116】
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実施例11062を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Bを、この合成に使用した。FMOC−21−アミノ−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサヘンイコサン酸を、“カスタムアミノ酸カップリング方法”にて使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は2.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.36分;ESI−MS(+) m/z 1232.5(M+2H).
【0421】
実施例11063の製造
【化117】
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実施例11063を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は27.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.11分;ESI−MS(+) m/z 1139.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1139.6265(M+2H).実測値:1139.6252(M+2H).
【0422】
実施例11064の製造
【化118】
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実施例11064を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は26mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.7%であった;分析LCMS条件A:保持時間=3.90分;ESI−MS(+) m/z 1019.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1019.0426(M+2H).実測値:1019.0407(M+2H).
【0423】
実施例11065の製造
【化119】
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実施例11065を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は37mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.706分;ESI−MS(+) m/z 1158.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1157.0723(M+2H).実測値:1157.0697(M+2H).
【0424】
実施例11066の製造
【化120】
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実施例11066を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は48mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.5%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.578分;ESI−MS(+) m/z 1098.7(M+2H);ESI−HRMS(+).m/z:計算値:1098.0533(M+2H).実測値:1098.0513(M+2H).
【0425】
実施例11067の製造
【化121】
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実施例11067を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は36.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.225分;ESI−MS(+) m/z 1158.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1157.5643(M+2H).実測値:1157.5622(M+2H).
【0426】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Cの製造
【化122】
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40mLバイアルに、2−クロロトリチルクロリド樹脂(1.2mmol/gローディング)(6.37g, 7.65mmol)を入れた。樹脂を、10分間、15mLジクロロメタン中で膨潤させた。FMOC−付加11−((((9H−フルオレン9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)ウンデカン酸(1.2g, 2.83mmol)/5mLジクロロメタンの溶液、次いでN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(3.45mL,19.83mmol)を加えて、混合物を、ミニシェーカー上で、室温で終夜攪拌した。20時間後に、混合物をメタノール(3mL)で希釈して、2時間攪拌して、何ら反応していないクロロトリチル樹脂をクエンチした。樹脂を、ポリプロピレン反応チューブ中で真空濾過して、100mL DMF、100mL ジクロロメタン、最終的に10mLジエチルエーテルで洗った。樹脂を、風乾させて、0.44mmol/gローディングと推定して、そのまま使用した。
【0427】
実施例11068の製造
【化123】
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実施例11068を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は32mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99.2%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.781分;ESI−MS(+) m/z 1200.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1199.1374(M+2H).実測値:1199.1379(M+2H).
【0428】
実施例11069の製造
【化124】
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実施例11069を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は27mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.598分;ESI−MS(+) m/z 1135.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1134.0695(M+2H).実測値:1134.0691(M+2H)。
【0429】
実施例11070の製造
【化125】
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実施例11070を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は31mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.4%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.715分;ESI−MS(+) m/z 1106.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1105.0668(M+2H).実測値:1105.0663(M+2H).
【0430】
実施例11071の製造
【化126】
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実施例11071を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は32mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99.2%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.733分;ESI−MS(+) m/z 1077.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1076.5561(M+2H).実測値:1076.5547(M+2H).
【0431】
実施例11072の製造
【化127】
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実施例11072を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は51mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.6%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.655分;ESI−MS(+) m/z 1035.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1034.0297(M+2H).実測値:1034.0269(M+2H).
【0432】
実施例11073の製造
【化128】
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実施例11073を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は29mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.7%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.038分;ESI−MS(+) m/z 1157.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1156.6054(M+2H).実測値:1156.6029(M+2H).
【0433】
実施例11074の製造
【化129】
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実施例11074を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は29mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.7%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.038分;ESI−MS(+) m/z 1157.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1156.6054(M+2H).実測値:1156.6029(M+2H).
【0434】
実施例11075の製造
【化130】
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実施例11075を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は40mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.1%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.878分;ESI−MS(+) m/z 1193.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1192.1240(M+2H).実測値:1192.1227(M+2H).
【0435】
実施例11076の製造
【化131】
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実施例11076を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は42mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.088分;ESI−MS(+) m/z 1042.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1041.0319(M+2H).実測値:1041.0309(M+2H)。
【0436】
実施例11077の製造
【化132】
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実施例11077を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は38mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.050分;ESI−MS(+) m/z 1070.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1069.5426(M+2H).実測値:1069.5405(M+2H).
【0437】
実施例11078の製造
【化133】
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実施例11078を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は40mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.903分;ESI−MS(+) m/z 1098.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1098.0533(M+2H).実測値:1098.0508(M+2H).
【0438】
実施例11079の製造
【化134】
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実施例11079を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は46mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.533分;ESI−MS(+) m/z 1127.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1126.5641(M+2H).実測値:1126.5608(M+2H).
【0439】
実施例11080の製造
【化135】
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実施例11080を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は27mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99.0%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.235分;ESI−MS(+) m/z 1194.8(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1193.1136(M+2H).実測値:1193.1127(M+2H).
【0440】
実施例11081の製造
【化136】
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実施例11081を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は38mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.5%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.743分;ESI−MS(+) m/z 1167.8(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1166.6185(M+2H).実測値:1166.6167(M+2H).
【0441】
実施例11082の製造
【化137】
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実施例11082を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は28mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.688分;ESI−MS(+) m/z 1010.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1009.0106(M+2H).実測値:1009.0103(M+2H).
【0442】
実施例11083の製造
【化138】
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実施例11083を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は31mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.8%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.576分;ESI−MS(+) m/z 1161.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1160.1027(M+2H).実測値:1160.1039(M+2H).
【0443】
実施例11084の製造
【化139】
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実施例11084を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は27mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.2%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.625分;ESI−MS(+) m/z 1038.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1037.5213(M+2H).実測値:1037.5221(M+2H).
【0444】
実施例11085の製造
【化140】
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実施例11085を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は22mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99.7%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.951分;ESI−MS(+) m/z 1104.7(M+2H).
【0445】
実施例11086の製造
【化141】
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実施例11086を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は32mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95.8%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.088分;ESI−MS(+) m/z 1160.8(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1159.6107(M+2H).実測値:1159.6104(M+2H).
【0446】
実施例11087の製造
【化142】
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実施例11087を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は22mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99.5%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.595分;ESI−MS(+) m/z 1252.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1251.1918(M+2H).実測値:1251.1919(M+2H).
【0447】
実施例11088の製造
【化143】
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実施例11088を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は22mgであり、LCMS分析によるその推定純度は94.1%であった。分析LCMS条件A:4分間のグラジエント、1分保持:保持時間=2.300分;ESI−MS(+) m/z 1311.5(M+2H).
【0448】
実施例11089の製造
【化144】
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実施例11089を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23mgであり、LCMS分析によるその推定純度は87.6%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.923分;ESI−MS(+) m/z 1100.9(M+2H).
【0449】
実施例11090の製造
【化145】
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実施例11090を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は、21mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、98.5%であった;分析LCMS条件A:保持時間=5.395分;ESI−MS(+) m/z 1192.7(M+2H).
【0450】
実施例11091の製造
【化146】
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実施例11091を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は27mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.256分;ESI−MS(+) m/z 1093.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1093.0794(M+2H).実測値:1093.0779(M+2H).
【0451】
実施例11092の製造
【化147】
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実施例11092を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は31mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.031分;ESI−MS(+) m/z 1148.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1159.6107(M+2H).実測値:1159.6104(M+2H).
【0452】
実施例11093の製造
【化148】
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実施例11093を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は16mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95.6%であった。分析LCMS条件A:9分間のグラジエント、1分間保持:保持時間=3.920分;ESI−MS(+) m/z 1101.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1101.0586(M+2H).実測値:1101.0578(M+2H).
【0453】
実施例11094の製造
【化149】
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実施例11094を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.3%であった。分析LCMS条件A:9分間のグラジエント、1分間保持:保持時間=4.023分;ESI−MS(+) m/z 1101.5(M+2H).
【0454】
実施例11095の製造
【化150】
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実施例11095を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は25mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.4%であった。分析LCMS条件A:4分のグラジエント、1分間保持:保持時間=2.288分;ESI−MS(+) m/z 1101.9(M+2H).
【0455】
実施例11096の製造
【化151】
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実施例11096を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は13mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.056分;ESI−MS(+) m/z 1094.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1093.5714(M+2H).実測値:1093.5685(M+2H).
【0456】
実施例11097の製造
【化152】
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実施例11097を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は39mgであり、LCMS分析によるその推定純度は94.4%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.953分;ESI−MS(+) m/z 1102.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1101.5506(M+2H).実測値:1101.5499(M+2H).
【0457】
実施例11098の製造
【化153】
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実施例11098を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.5%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.878分;ESI−MS(+) m/z 1127.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1127.0561(M+2H).実測値:1127.0564(M+2H).
【0458】
実施例11099の製造
【化154】
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実施例11099を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は33mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.035分;ESI−MS(+) m/z 1122.8(M+2H).
【0459】
実施例11100の製造
【化155】
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実施例11100を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は31mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.08分;ESI−MS(+) m/z 1122.8(M+2H).
【0460】
実施例11101の製造
【化156】
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実施例11101を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は43mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.16分;ESI−MS(+) m/z 1094.3(M+2H).
【0461】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Dの製造
【化157】
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20mL シンチレーションバイアルに、(S)−N−FMOC−オクチルグリシン(180mg, 0.440mmol)、2−クロロトリチルクロリド(1000mg, 1.400mmol)、CH
2Cl
2(10mL)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(398mg, 3.08mmol)を加えた。バイアルを密封して、リストアクションシェーカー上で終夜撹拌した。翌日、この反応を、2mLのメタノールを加えることにより停止させて、フラスコを更に2時間振盪する。次いで、樹脂を濾過して、CH
2Cl
2、DMF 3x、CH
2Cl
2 3x、最終的にジエチルエーテルで洗った。樹脂を、真空乾燥させて、そのままペプチド合成に使用した。樹脂を、0.44 meq/gの推定ローディングにて、ペプチド合成に使用した。
【0462】
実施例11102の製造
【化158】
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実施例11102を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Dを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は30mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.4%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.223分;ESI−MS(+) m/z 1093.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1092.1205(M+2H).実測値:1092.1202(M+2H).
【0463】
実施例11103の製造
【化159】
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実施例11103を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Dを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は18mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.445分;ESI−MS(+) m/z 1086.9(M+2H).
【0464】
C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Aの製造
【化160】
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20mL バイアルに、4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂(0.94mmol/g)(2g, 1.880mmol)、ヘキサデカン−1−アミン(1.816g, 7.52mmol)、ナトリウムトリアセトキシホウ化水素(1.594g, 7.52mmol)、DMF(10mL)および酢酸(.1mL)を加えた。バイアルを密封して、オービタルシェーカー上で48時間振盪した。48時間後に、反応混合物を濾過して、粗製樹脂を、5X DMFで洗い、3X メタノール、5X CH
2Cl
2および最後にジエチルエーテルで洗った。樹脂を、終夜真空下に乾燥させた。ローディングは、0.94mmol/gであると推定され、次の工程にそのまま使用した。
【0465】
C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Bの製造
【化161】
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40mLバイアルに、C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂A(1g, 0.940mmol)、0.2M 2−((((9H−フルオレン9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)酢酸/DMF(9.40mL,1.880mmol)、0.2M HATU/DMF(9.40mL,1.880mmol)および0.2M ヒューニッヒ塩基/DMF(9.40mL,3.76mmol)を加えた。バイアルを密封して、オービタルシェーカーで終夜撹拌した。翌日、反応混合物を濾過して、粗製樹脂を、5X DMF、5X CH
2Cl
2および最終的に2X ジエチルエーテルで洗った。樹脂を、終夜真空下にて乾燥させた。ローディングは0.94mmol/gであると推定され、そのまま次の工程に使用した。
【0466】
実施例11104の製造
【化162】
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実施例11104を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99.5%であった。分析LCMS条件A:保持時間=6.025分;ESI−MS(+) m/z 1078.25(M+2H).
【0467】
C
18アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Aの製造
【化163】
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20mL バイアルに、4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂0.94mmol/g ローディング(2g, 1.880mmol)、オクタデカン−1−アミン(2.53g, 9.40mmol)、DMF(10mL)、酢酸(.1 mL)およびナトリウムトリアセトキシホウ化水素(1.992g, 9.40mmol)を加えた。バイアルを密封して、オービタルシェーカーで48時間撹拌した。48時間後に、反応混合物を濾過して、粗製樹脂を、5X DMF、3X メタノール、5X CH
2Cl
2および最後にジエチルエーテルで洗った。樹脂を、終夜真空下において乾燥させた。ローディングは0.94mmol/gであると推定され、次の工程においてそのまま使用した。
【0468】
実施例11105の製造
【化164】
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実施例11105を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
18アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエントは25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は5.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99.5%であった。分析LCMS条件A:保持時間=6.523分;ESI−MS(+) m/z 1063.85(M+2H).
【0469】
C
14アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Aの製造
【化165】
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20mLバイアルに、4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂0.94mmol/g ローディング(2g, 1.880mmol)、DMF(15mL)、テトラデカン−1−アミン(1.204g, 5.64mmol)、ナトリウムトリアセトキシホウ化水素(1.594g, 7.52mmol)および酢酸(.1mL)を加えた。バイアルを密封して、オービタルシェーカー上で終夜振盪した。翌日、樹脂を濾過して、3xメタノールで洗い、3x DMFで洗い、3x CH
2Cl
2および最終的に1x Et
2Oで洗った。樹脂を、真空下において乾燥させて、そのまま次の工程に使用した。ローディングは0.94mmol/gであると推定され、そのまま次の工程に使用した。
【0470】
C
14アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Bの製造
【化166】
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40mLバイアルに、C
14アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂A(1g, 0.940mmol)、0.2M 2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)酢酸/DMF(9.40mL,1.880mmol)(99026−115)、0.2M HATU(9.40mL,1.880mmol)/DMFおよび0.2M ヒューニッヒ塩基/DMF(9.40mL,3.76mmol)を加えた。バイアルを密封して、オービタルシェーカーで終夜振盪した。翌日に、樹脂を濾取して、3x DMFで洗い、3x CH
2Cl
2で洗い、3x DMFで洗い、1x CH
2Cl
2で洗い、最終的に1x Et
2Oで洗った。粗製樹脂を、高真空下にて乾燥させた。ローディングは0.94mmol/gであると推定され、そのまま次の工程に使用した。
【0471】
実施例11106の製造
【化167】
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実施例11106を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
14アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエントは25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は13mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.688分;ESI−MS(+) m/z 1036.00(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1035.0921(M+2H).実測値:1035.0925(M+2H).
【0472】
実施例11107の製造
【化168】
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実施例11107を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
14アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.883分;ESI−MS(+) m/z 1077.47(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1076.6288(M+2H).実測値:1076.6286(M+2H),g
【0473】
実施例11108の製造
【化169】
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実施例11108を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17mgであり、LCMS分析によるその推定純度は92%であった。分析LCMS条件A:保持時間=6.185分;ESI−MS(+) m/z 1127.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1127.6321(M+2H).実測値:1127.6329(M+2H).
【0474】
実施例11109の製造
【化170】
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実施例11109を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23mgであり、LCMS分析によるその推定純度は91%であった。分析LCMS条件A:保持時間=6.091分;ESI−MS(+) m/z 1092.87(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1092.1079(M+2H).実測値:1092.1081(M+2H).
【0475】
実施例11110の製造
【化171】
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実施例11100を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は28mgであり、LCMS分析によるその推定純度は94%であった。分析LCMS条件A:保持時間=6.488分;ESI−MS(+) m/z 1125.34(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1124.6268(M+2H).実測値:1124.6228(M+2H).
【0476】
実施例11111の製造
【化172】
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実施例11111を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析LCMS条件A:保持時間=6.473分;ESI−MS(+) m/z 1140.55(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1139.6321(M+2H).実測値:1139.6274(M+2H).
【0477】
C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Cの製造
【化173】
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20mL バイアルに、C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂A(600mg, 0.540mmol)、11−((((9H−フルオレン9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)ウンデカン酸(457mg, 1.080mmol)、DMF(5mL)、0.2M HATU/DMF(5.40mL,1.080mmol)および0.2M ヒューニッヒ塩基/DMF(5.40mL,2.160mmol)を加えた。バイアルを密封して、オービタルシェーカー上で24時間振盪した。24時間後に、反応混合物を濾過して、粗製樹脂をメタノールで洗い、5X DMFで、5X CH
2Cl
2で、最終的にジエチルエーテルで洗った。樹脂を、終夜真空下において乾燥させた。ローディングは0.94mmol/gであると推定され、そのまま次工程で使用した。
【0478】
実施例11112の製造
【化174】
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実施例11112を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=6.958分;ESI−MS(+) m/z 1160.02(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1159.1865(M+2H).実測値:1159.1849(M+2H).
【0479】
(S)−2−((((9H−フルオレン9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−((S)−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソ−4−テトラデカンアミドペンタンアミド)ヘキサン酸の製造
【化175】
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250mL丸底フラスコに、(S)−4−アミノ−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソペンタン酸(3g, 14.76mmol)、CH
2Cl
2(100mL)、テトラデカノイルクロリド(4.01g, 16.24mmol)およびヒューニッヒ塩基(5.67mL,32.5mmol)を加えた。フラスコを窒素ブランケット下にて保持して、密封して、室温で24時間撹拌した。24時間後に、反応混合物を、分液漏斗に注ぎ入れて、飽和塩化アンモニウムで洗った。水層を、10% メタノールクロロホルム溶液で3x抽出した。有機画分を合わせて、塩水で洗った。有機層を分離して、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させて、(S)−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソ−4−テトラデカンアミドペンタン酸(6.1g, 14.75mmol,100%収率)を粘性油状物として得た。この物質を、そのまま次の工程に使用した。
1H NMR(400MHz, クロロホルム−d) δ 4.50 - 4.29(m, 1H), 3.68(quin, J=6.7 Hz, 1H), 3.09(q, J=7.5 Hz, 1H), 2.43 - 2.27(m, 2H), 2.27 - 2.06(m, 2H), 1.73 - 1.55(m, 2H), 1.47(s, 9H), 1.39 - 1.17(m, 20H), 1.00 - 0.80(m, 3H).
【0480】
【化176】
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50mL丸底フラスコに、(S)−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソ−4−テトラデカンアミドペンタン酸(2g, 4.84mmol)、DMF(10mL)、パーフルオロフェニル 2,2,2−トリフルオロ酢酸(2.71g, 9.67mmol)およびピリジン(0.860mL,10.64mmol)を加えた。このフラスコを、セプタムで密閉し、窒素ブランケット下において保持して、終夜室温で撹拌した。翌日に、この反応を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2で3x抽出した。有機層を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物(S)−1−tert−ブチル 5−(パーフルオロフェニル)2−テトラデカンアミドペンタンジオエート(2.65g, 4.57mmol, 95%収率)を、精製せずにそのまま使用した。
【0481】
【化177】
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50mL丸底フラスコに、(S)−2−((((9H−フルオレン9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−アミノヘキサン酸(1.653g, 4.49mmol)、DMF(15mL)、(S)−1−tert−ブチル 5−(パーフルオロフェニル)2−テトラデカンアミドペンタンジオエート(2.6g, 4.49mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.940mL,5.38mmol)を加えた。フラスコをセプタムで密閉して、窒素ブランケット下で保持した。反応溶液を、室温で48時間撹拌した。48時間後、反応溶液は均質であった。反応混合物を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2で3x抽出した。有機画分を合わせて、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗製油状物を、最初は100%CH
2Cl
2、次いで5% メタノール/95%CH
2Cl
2で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、(S)−2−((((9H−フルオレン9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−((S)−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソ−4−テトラデカンアミドペンタンアミド)ヘキサン酸(2.35g, 2.92mmol, 65.1%収率)を粘性油状物として得た。
1H NMR(400MHz,クロロホルム−d) δ 7.78(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.62(br. s., 2H), 7.41(t, J=7.4 Hz, 2H), 7.32(t, J=7.4 Hz, 2H), 6.54(br. s., 1H), 5.72(m, 2H), 4.39(m, 4H), 4.27 - 4.14(m, 1H), 3.28(m, 2H), 2.26(m, 4H), 2.15(m, 2H), 1.92(m, 2H), 1.62(m, 4H), 1.48(s, 9H), 1.26(br. s., 20H), 0.89(t, J=6.8 Hz, 3H).
【0482】
実施例11114の製造
【化178】
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実施例11114を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾rink樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は15mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.978分;ESI−MS(+) m/z 1275.18(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1274.6803(M+2H).実測値:1274.6791(M+2H).
【0483】
実施例11115の製造
【化179】
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実施例11115を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析LCMS条件A:保持時間=6.930分;ESI−MS(+) m/z 1131.54(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1130.6758(M+2H).実測値:1130.6747(M+2H).
【0484】
実施例11116の製造
【化180】
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実施例11116を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾rink樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は25mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95.2%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.106分;ESI−MS(+) m/z 1247.0(M+2H).
ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1246.1696(M+2H).実測値:1246.1684(M+2H).
【0485】
実施例11119の製造
【化181】
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実施例11119を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は18mgであり、LCMS分析によるその推定純度は93%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.968分;ESI−MS(+) m/z 1189.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1188.6813(M+2H).実測値:1188.6821(M+2H).
【0486】
実施例11120の製造
【化182】
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実施例11120を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.688分;ESI−MS(+) m/z 1183.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1182.6323(M+2H).実測値:1182.6317(M+2H).
【0487】
実施例11123の製造
【化183】
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実施例11123を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.773分;ESI−MS(+) m/z 1276.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1275.6643(M+2H).実測値:1275.6645(M+2H).
【0488】
実施例11124の製造
【化184】
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実施例11124を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=6.405分;ESI−MS(+) m/z 1220.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1219.1894(M+2H).実測値:1219.1888(M+2H).
【0489】
実施例11125の製造
【化185】
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実施例11125を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾Rink樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.780分;ESI−MS(+) m/z 1341.8(M+2H).
【0490】
実施例11126の製造
【化186】
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【0491】
実施例11126A
【化187】
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実施例11126Aを、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。Rink樹脂を、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は27mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.625分;ESI−MS(+) m/z 1107.0(M+2H).
【0492】
1−tert−ブチル 16−(パーフルオロフェニル)ヘキサデカンジオエートの製造
【化188】
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1ドラムバイアルに、16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカン酸(100mg, 0.292mmol)、DMF(.8mL)、パーフルオロフェニル 2,2,2−トリフルオロ酢酸(164mg, 0.584mmol)およびピリジン(0.052mL,0.642mmol)を加えた。バイアルを、セプタムで密封して、終夜室温で撹拌した。翌日、粗製反応混合物をシリカゲルカラム上に重層して、5% EtOAc/95% ヘキサン〜30% EtOAc/70% ヘキサンを用いて溶出して精製した。目的の生成物は、非常にかすかなUV検出の第一溶出ピークであった。純粋画分を合わせて、真空蒸発させて、1−tert−ブチル 16−(パーフルオロフェニル)ヘキサデカンジオエート(132mg, 0.260mmol, 89%収率)を、白色固体として得た。
1H NMR(400MHz, クロロホルム−d) δ 2.68(s, 2H), 2.22(s, 2H), 1.79(s, 2H), 1.59(s, 4H), 1.47(s, 9H), 1.29(br. s., 18H).
【0493】
11126Bの製造
【化189】
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1ドラムバイアルに、実施例11126A(27mg, 0.012mmol)、DMF(.7mL)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(9.47mg, 0.073mmol)および1−tert−ブチル 16−(パーフルオロフェニル)ヘキサデカンジオエート(11.18mg, 0.022mmol)を加えた。反応混合物を、室温で終夜撹拌した。翌日、LC/MSから、この反応は終了していた。粗製反応物質を、ジエチルエーテルに注ぎ入れて、沈殿が形成した。沈殿物を、遠心分離により収集して、ジエチルエーテルを傾捨した。粗製固体(14mg)を、精製せずにそのまま次工程で実施した。分析LCMS条件A:保持時間=5.428分;ESI−MS(+) m/z 1269.3(M+2H).
【化190】
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【0494】
1ドラムバイアルに、実施例11126B(14mg, 5.52μmol)および標準的な開裂溶液(0.8mL)を加えた。反応溶液を、室温で15分間撹拌して、反応溶液を、LC/MSにより確認した。反応が完了して、粗製反応混合物を、ジエチルエーテル(15mL)に注ぎ入れた。得られる固体を遠心分離後に収集した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.6%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.040分;ESI−MS(+) m/z 1241.1(M+2H) ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1240.1458(M+2H).実測値:1240.1445(M+2H).
【0495】
実施例11128の製造
【化191】
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実施例11128を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。C
16アミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は20mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.568分;ESI−MS(+) m/z 1277.8(M+2H).
【0496】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eの製造
【化192】
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20mL シンチレーションバイアルに、(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−(tert−ブトキシ)−4−オキソブタン酸(0.370g, .9mmol)、2−クロロトリチル樹脂の1.42mmol/g ローディング(2.057g, 2.88mmol)、CH
2Cl
2(15mL)およびヒューニッヒ塩基(1.022mL,5.85mmol)を加えた。バイアルを密封して、オービタルシェーカー上に終夜室温で振盪した。翌日、反応溶液を、メタノール(2mL)で希釈して、更に2時間振盪した。次いで、樹脂を濾取して、DMF 3x、CH
2Cl
2 4xおよび最後にジエチルエーテルで洗った。樹脂を、真空乾燥させて、0.44 meq/gのローディングと推定して、ペプチド合成のためにそのまま使用した。
【0497】
実施例11129の製造
【化193】
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実施例11129を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は48mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95.6%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.828分;ESI−MS(+) m/z 1070.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1069.5426(M+2H).実測値:1069.5392(M+2H).
【0498】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Fの製造
【化194】
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20mL シンチレーションバイアルに、(S)−2−((((9H−フルオレン-9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソペンタン酸(0.383g, .9mmol)、2−クロロトリチル樹脂 1.42mmol/g ローディング(2.057g, 2.88mmol)、CH
2Cl
2(15mL)およびヒューニッヒ塩基(1.022mL,5.85mmol)を加えた。バイアルを密封して、オービタルシェーカー上で終夜室温にて振盪した。翌日、反応溶液を、メタノール(2mL)で希釈して、更に2時間振盪した。次いで、樹脂を濾取して、DMF3x、CH
2Cl
2 4xおよび最後にジエチルエーテルで洗った。樹脂を、真空乾燥させて、0.44 meq/gのローディングであると推定され、ペプチド合成のためにそのまま使用した。
【0499】
実施例11130の製造
【化195】
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実施例11130を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Fを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は、32mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.803分;ESI−MS(+) m/z 1077.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1076.5504(M+2H).実測値:1076.5462(M+2H).
【0500】
実施例11131の製造
【化196】
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実施例11131を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は40mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、98.8%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.720分;ESI−MS(+) m/z 1067.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1066.0321(M+2H).実測値:1066.0323(M+2H).
【0501】
実施例11132の製造
【化197】
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実施例11132を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Fを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は16mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.725分;ESI−MS(+) m/z 1074.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1073.0399(M+2H).実測値:1073.0393(M+2H).
【0502】
PEGアミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Dの製造
【化198】
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50mLの圧力容器に、4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂0.94mmol/g ローディング(1.5g, 1.350mmol)、(9H−フルオレン−9−イル)メチル(3−(2−(2−(3−アミノプロポキシ)エトキシ)エトキシ)プロピル)カルバメート塩酸塩(0.711g, 1.485mmol)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(1.431g, 6.75mmol)、DMF(20mL)および酢酸(.2mL)を加えた。フラスコを密封して、リストアクションシェーカー上で終夜振盪した。翌日、樹脂を濾取して、メタノール 2x、DMF 3xおよびCH
2Cl
2 4xで洗った。樹脂を、終夜、真空乾燥させた。ローディングは、0.94mmol/gであると推定され、そのまま次工程に使用した。
【0503】
PEGアミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Eの製造
【化199】
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7mL バイアルに、PEGアミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂D(0.222g, .2mmol)、16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカン酸(0.137g, 0.400mmol)、HATU(2.000mL,0.400mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(2.000mL,0.800mmol)およびDMF(4mL)を加えた。バイアルを、リストアクションシェーカー上で終夜振盪した。翌日、樹脂を濾過して、DMF 3x、CH
2Cl
2 4x、次いでEt
2Oで洗った。樹脂を、終夜、真空乾燥させた。ローディングは0.94mmol/gであると推定され、そのまま次の工程に使用した。
【0504】
実施例11133の製造
【化200】
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実施例11133を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。PEGアミン修飾4−(4−ホルミル−3−メトキシ−フェノキシ)ブチリルAM樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント25分かけて15〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、99.6%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.353分;ESI−MS(+) m/z 1167.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1166.1391(M+2H).実測値:1166.1370(M+2H).
【0505】
1−tert−ブチル 16−(パーフルオロフェニル)ヘキサデカンジオエートの製造
【化201】
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50mL丸底フラスコに、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(807mg, 2.178mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(8mL)、ピリジン(379mg, 4.79mmol)およびパーフルオロフェニル 2,2,2−トリフルオロ酢酸(1220mg, 4.36mmol)を加えた。フラスコを、セプタムで密閉し、窒素ブランケット下にて保持して、終夜室温で撹拌した。翌日、反応溶液を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2 3xで抽出した。有機層を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物 1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(1.1g, 2.050mmol, 94%収率)を、精製せずにそのまま使用した。
【0506】
(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸の製造
【化202】
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20mL シンチレーションバイアルに、1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(500mg, 0.932mmol)、(S)−4−アミノ−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソペンタン酸(189mg, 0.932mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(3mL)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(157mg, 1.211mmol)を加えた。反応溶液を、24時間室温で撹拌した。24時間後、反応物は均一であった。反応混合物を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2 3x。有機画分を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗製油状物の(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(518mg, 0.932mmol, 100%収率)を、精製せずにそのまま使用した。
1H NMR(400MHz, クロロホルム−d) δ 6.33(m., 1H), 4.56(m, 1H), 2.45(m, 2H), 2.24(m, 5H), 1.95(m, 1H), 1.61(m., 5H), 1.49(s, 9H), 1.46(s, 9H), 1.26(m, 23H).
【0507】
(S)−1−tert−ブチル 5−(パーフルオロフェニル)2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタンジオエートの製造
【化203】
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20mL シンチレーションバイアルに、(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(518mg, 0.932mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(3mL)、ピリジン(162mg, 2.050mmol)およびパーフルオロフェニル 2,2,2−トリフルオロ酢酸(522mg, 1.864mmol)を加えた。反応溶液を、24時間室温で撹拌した。24時間後に、反応混合物を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2 3xで抽出した。有機画分を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗製油状物(S)−1−tert−ブチル 5−(パーフルオロフェニル)2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタンジオエート(670mg, 0.928mmol, 100%収率)を、次の工程にそのまま使用した。
【0508】
(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−((S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタンアミド)ヘキサン酸の製造
【化204】
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1ドラムバイアルに、(S)−1−tert−ブチル 5−(パーフルオロフェニル)2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタンジオエート(330mg, 0.457mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(177mg, 1.372mmol)および(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−アミノヘキサン酸(168mg, 0.457mmol)を加えた。反応溶液を、24時間室温で撹拌した。24時間後に、反応物は均一であった。反応混合物を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2 3xで抽出した。有機画分を合わせて、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗製油状物を、最初に100%CH
2Cl
2、次いで5%メタノール/95%CH
2Cl
2で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−((S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタンアミド)ヘキサン酸(106mg, 0.117mmol, 25.6%収率)を粘性油状物として得た:Column PHENOMENEX−LUNA 2.0 X 30mm 3um 粒子;移動相A:10:90 メタノール:水(10mM トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:90:10 メタノール:水(10mM トリフルオロ酢酸を含む);温度:40℃;グラジエント:0%B、5分かけて0〜100%B、次いで100%Bで1.0分間保持;流量:0.8mL/分;検出:220nmのUV.分析LCMS:保持時間=5.740分;ESI−MS(+) m/z 906.86(M+H).
【0509】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Gの製造
【化205】
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20mLシンチレーションバイアルに、2−クロロトリチル樹脂の1.42mmol/g ローディング(267mg, 0.374mmol)、CH
2Cl
2(4mL)、(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−6−((S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタンアミド)ヘキサン酸(106mg, 0.117mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(106mg, 0.819mmol)を加えた。バイアルを密封して、リストアクションシェーカーで終夜振盪した。翌日、反応を、2mLメタノールを加えて、フラスコを更に2時間振盪することにより停止させた。次いで、樹脂を濾過して、CH
2Cl
2、DMF3x、CH
2Cl
23xおよび最後にジエチルエーテルで洗った。樹脂を、真空乾燥させて、0.44 meq/gのローディングと推定して、ペプチド合成のためにそのまま使用した。
【0510】
実施例11134の製造
【化206】
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実施例11134を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Gを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters XBridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:25分かけて5〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:30mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は26mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.280分;ESI−MS(+) m/z 1222.0(M+2H).
【0511】
実施例11135の製造
【化207】
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実施例11135を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Dを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は24mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.141分。
【0512】
実施例11136の製造
【化208】
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実施例11136を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は22mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、95.2%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.930分;ESI−MS(+) m/z 1141.0969(M+2H).
【0513】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Hの製造
【化209】
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工程1:
【化210】
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ジフェニルホスホロアジデート(1.738mL,8.04mmol)を、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(1.49g, 4.02mmol)およびトリエチルアミン(1.115mL,8.04mmol)/トルエン(16.08ml)の溶液に室温にて加えた。得られる混合物を、終夜還流加熱した。反応混合物を室温に冷却して、5%クエン酸溶液でクエンチした。混合物を、真空中で半量に濃縮して、次いでジクロロメタンで3回抽出した。有機層を合わせて、塩水で洗い、MgSO
4で乾燥させ、濾過して、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタンに溶解して、40gのISCO シリカゲルカートリッジに適用した。生成物を、0〜25%酢酸エチル/ヘキサングラジエントにより溶出した。同等の画分を合わせて、濃縮して、tert−ブチル 17−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)ヘプタデカノエート(0.384g, 0.681mmol, 16.94%収率)を、白色固体として得た。
1H NMR(400MHz, クロロホルム−d) δ 7.78(d, J=7.3 Hz, 2H), 7.61(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.41(t, J=7.4 Hz, 2H), 7.33(td, J=7.4, 1.0 Hz, 2H), 4.41(d, J=7.0 Hz, 2H), 4.24(d, J=6.8 Hz, 1H), 3.20(q, J=6.8 Hz, 2H), 2.21(t, J=7.5 Hz, 2H), 1.61 - 1.48(m, 4H), 1.45(s, 9H), 1.26(s, 24H).
【0514】
工程2:
【化211】
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トリフルオロ酢酸(1.5mL,19.47mmol)を、tert−ブチル 17−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)ヘプタデカノエート(0.375g, 0.665mmol)/ジクロロメタン(5mL)の溶液に加えた。反応混合物は、2分後に黄色から暗色に変化した。溶液を、室温にて3時間撹拌した。反応混合物を
1H NMRにより確認することにより、この時点で完了していることを決定した。反応混合物を、真空濃縮した。得られる残留物を、5mL ジクロロメタンに移し、再度濃縮した。この方法を、3回繰り返して、得られる黄色の固体を、終夜真空下にて濃縮した。17−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)ヘプタデカン酸を、定量的収量で黄色固体として得た。
1H NMR(400MHz, クロロホルム−d) δ 7.78(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.63 - 7.58(m, 2H), 7.41(t, J=7.4 Hz, 2H), 7.33(td, J=7.5, 1.1 Hz, 2H), 4.41(d, J=6.8 Hz, 2H), 4.27 - 4.19(m, 1H), 3.25 - 3.09(m, 2H), 2.36(t, J=7.5 Hz, 2H), 1.70 - 1.59(m, 2H), 1.55 - 1.40(m, 2H), 1.27(br. s., 24H).
【0515】
【化212】
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20mLバイアルに、2−クロロトリチルクロリド樹脂(1.605g, 1.926mmol)および7mL ジクロロメタンを加えて、樹脂を膨潤させた。9−((((16−カルボキシヘキサデシル)カルバモイル)オキシ)メチル)−9H−フルオレン1−イルイウム(0.305g, 0.602mmol)/ジクロロメタン(5mL)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.841mL,4.82mmol)を、樹脂を入れたバイアルに加えた。容器を密封して、リストアクションシェーカー上で終夜室温にて振盪した。翌日、反応溶液を、メタノール(5mL)で希釈して、容器を2時間振盪して、何ら反応していないクロロトリチル樹脂でクエンチした。樹脂を濾過して、DMFで3回洗い、CH
2Cl
2で3回、最後にEt
2Oで洗った。得られる樹脂を、風乾させて、0.44meq/g ローディングと推定して、そのまま使用した。
【0516】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Iの製造
【化213】
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修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Iを、修飾2−クロロトリチル樹脂Aと同じ方法に従って行った。
【0517】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Jの製造
【化214】
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修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Jを、修飾2−クロロトリチル樹脂Aと同じ方法に従って行った。
【0518】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Kの製造
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Kを、修飾2−クロロトリチル樹脂Aと同じ方法に従って行った。
【0519】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Lの製造
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Lを、修飾2−クロロトリチル樹脂Aと同じ方法に従って行った。
【0520】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Mの製造
【化217】
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工程1:18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸の製造:
【化218】
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オクタデカン二酸(15g, 47.7mmol)/トルエン(191ml)の懸濁液を、3首の1L 丸底フラスコ内にて還流させた。この酸の全てが溶液中に存在する場合、1,1−ジ−tert−ブトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(22.87mL,95mmol)を、30分かけて滴加した。反応混合物を、終夜還流加熱した。反応を、全体で20時間加熱した後に停止した。反応混合物を室温に冷却して、固体沈殿物を得た。混合物を、真空濾過により濾過した。得られる白色固体を200mLジクロロメタンに懸濁して、15分間撹拌した。残存する固体を真空濾過により除去した。固体を集めて、ジクロロメタンに再度懸濁して、15分間撹拌した。2回目の濾過後に、濾液を合わせて、真空濃縮して、得られる白色粉末を、真空乾燥させた。18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(10.14g, 27.4mmol, 57.4%収率)を単離して、白色固体として得た.
1H NMR(400MHz, クロロホルム−d) δ 2.35(t, J=7.5 Hz, 2H), 2.21(t, J=7.5 Hz, 2H), 1.70 - 1.52(m, 4H), 1.45(s, 9H), 1.36 - 1.22(m, 24H).
【0521】
工程2:
【化219】
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250mL丸底フラスコに、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(8.58g, 23.15mmol)、ピリジン(4.68mL,57.9mmol)、DMF(50ml)およびパーフルオロフェニル 2,2,2−トリフルオロ酢酸(7.96mL,46.3mmol)を加えた。フラスコを、セプタムで密閉し、窒素雰囲気下において保持して、終夜室温にて撹拌した。反応混合物を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2で3回抽出した。有機層を合わせて、塩水で洗い、MgSO
4で乾燥させて、真空蒸発させた。粗生成物を、0% 酢酸エチル/100%ヘキサン〜55%酢酸エチル/45%ヘキサンで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにて精製した。純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(8.37g, 15.60mmol, 67.4%収率)を、白色固体として得た。
1H NMR(400MHz, クロロホルム−d) δ 2.66(t, J=7.5 Hz, 2H), 2.23 - 2.19(m, 2H), 1.84 - 1.73(m, 2H), 1.59(d, J=7.3 Hz, 2H), 1.45(s, 9H), 1.44 - 1.38(m, 2H), 1.33 - 1.25(m, 24H).
【0522】
工程3:
【化220】
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500mL丸底フラスコに、1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(14.2g, 26.5mmol)、H−GLU−OBZL(5.71g, 24.06mmol)、DMF(160ml)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(12.60mL,72.2mmol)を加えた。フラスコを、セプタムで密閉し、窒素雰囲気下において保持して、終夜室温にて撹拌した。反応混合物は、不均質であった。25時間後に、反応混合物を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2 3xで抽出した。有機層を合わせて、塩水で洗い、MgSO
4で乾燥させて、真空蒸発させた。粗生成物を、0〜7%CH
2Cl
2/MeOHグラジエントで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにて精製した。純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、(S)−5−(ベンジルオキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(7.74g, 13.12mmol, 54.6%収率)を、白色固体として得た。
1H NMR(400MHz, クロロホルム−d) δ 7.41 - 7.30(m, 5H), 6.28(d, J=7.8 Hz, 1H), 5.18(s, 2H), 4.70(td, J=8.0, 5.0 Hz, 1H), 2.46 - 2.32(m, 2H), 2.22(q, J=7.9 Hz, 5H), 2.05 - 1.91(m, 1H), 1.60(dt, J=15.3, 7.4 Hz, 4H), 1.45(s, 9H), 1.30 - 1.25(m, 24H).
【0523】
工程4:
【化221】
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100mL丸底フラスコに、(S)−5−(ベンジルオキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(1.69g, 2.87mmol)、ジクロロメタン(14.33ml)、(9H−フルオレン−9−イル)メチル(3−(2−(2−(3−アミノプロポキシ)エトキシ)エトキシ)プロピル)カルバメート 塩酸塩(1.373g, 2.87mmol)、2−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1,1,3,3−テトラメチルイソウロニウムヘキサフルオロリン酸塩(V)(1.416g, 3.72mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(1.497mL,8.60mmol)を加えた。フラスコを、セプタムで密閉し、窒素ブランケット下に保持して、終夜室温にて撹拌した。LC/MS分析により、この反応が完了したことを確認した。溶媒を真空蒸発させた。粗生成物を、20% アセトン/ヘキサン〜60% アセトン/40% ヘキサンで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにて精製した。純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、(S)−tert−ブチル 22−((ベンジルオキシ)カルボニル)−1−(9H−フルオレン−9−イル)−3,19,24−トリオキソ−2,8,11,14−テトラオキサ−4,18,23−トリアザヘンテトラコンタン−41−オエート(2.54g, 2.504mmol, 87%収率)を黄色固体として得た。
1H NMR(400MHz, クロロホルム−d) δ 7.76(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.61(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.43 - 7.37(m, 2H), 7.36 - 7.28(m, 7H), 6.83(d, J=7.3 Hz, 1H), 6.54(br. s., 1H), 5.51 - 5.43(m, 1H), 5.21 - 5.10(m, 2H), 4.58 - 4.50(m, 1H), 4.40(d, J=7.0 Hz, 2H), 4.25 - 4.17(m, 1H), 3.65 - 3.48(m, 12H), 3.37 - 3.25(m, 4H), 2.23 - 2.18(m, 7H), 2.07 - 1.94(m, 1H), 1.76 - 1.71(m, 2H), 1.66 - 1.53(m, 6H), 1.45(s, 9H), 1.30 - 1.23(m, 24H).
【0524】
工程5:
【化222】
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100mL丸底フラスコに、(S)−tert−ブチル 22−((ベンジルオキシ)カルボニル)−1−(9H−フルオレン−9−イル)−3,19,24−トリオキソ−2,8,11,14−テトラオキサ−4,18,23−トリアザヘンテトラコンタン−41−オエート(0.95g, 0.937mmol)、メタノール(20ml)および10% パラジウムカーボン(0.100g, 0.094mmol)を加えた。このフラスコを、セプタムで密閉し、バルーンにより水素で充填した。混合物を終夜撹拌した。LC/MSにより反応の完了が確認された。反応溶液を、セライトを通して濾過して、触媒を除去して、濾液を真空蒸発させて、(S)−22−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−1−(9H−フルオレン−9−イル)−3,19−ジオキソ−2,8,11,14−テトラオキサ−4,18−ジアザトリコサン−23−酸(0.76g, 0.822mmol, 88%収率)。この物質を、精製せずにそのまま使用した。LC/MS:(M+H)
+=925.10.
【0525】
工程6:修飾2−クロロトリチル樹脂M
【化223】
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75mLペプチド容器に、2−クロロトリチルクロリド樹脂(1.580g, 2.53mmol)およびジクロロメタン(15.80ml)を加えた。10分後、(S)−22−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−1−(9H−フルオレン−9−イル)−3,19−ジオキソ−2,8,11,14−テトラオキサ−4,18−ジアザトリコサン−23−酸(0.73g, 0.790mmol)、1−クロロ−4−メチルベンゼン(0.093mL,0.790mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(1.101mL,6.32mmol)を加えた。容器を密閉して、リストアクションシェーカー上で45分間振盪した。内部標準、すなわち1−クロロ−4−メチルベンゼン(68.1mg, 0.538mmol)と開始物質の酸との割合の比較に関するLC/MS分析は、反応の完了または酸の全消費量を示す。次いで、樹脂は、9:1 メタノール/ヒューニッヒ塩基溶液(20mL)で希釈し、直ぐに濾過して、DMFで3回、CH
2Cl
2で3回および最後にジエチルエーテルで洗った。樹脂を真空乾燥させて、0.5 meq/gのローディングと推定して、ペプチド合成のためにそのまま使用した。
【0526】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Nの製造
【化224】
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【0527】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Nを、修飾2−クロロトリチル樹脂Mと同一の方法に従って製造した。
【0528】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Oの製造
【化225】
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【0529】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Oを、修飾2−クロロトリチル樹脂Mと同一の方法に従って行った。
【0530】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Pの製造
【化226】
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修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Pを、修飾2−クロロトリチル樹脂Mと同一の方法に従って行った。
【0531】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Qの製造
【化227】
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修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Qを、修飾2−クロロトリチル樹脂Mと同一の方法に従って行った。
【0532】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Rの製造
【化228】
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ペプチド容器に、5−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)ペンタン酸(.118g, 0.348mmol)、クロロトリチル樹脂(0.795g, 1.113mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.424mL,2.434mmol)およびCH
2Cl
2(6mL)を加えた。容器を密閉して、リストアクションシェーカー上で終夜振盪した。翌日、反応を、3mLメタノールを加えて、フラスコを更に2時間振盪することにより停止させた。その後、樹脂を濾過して、CH
2Cl
2、DMF3x、CH
2Cl
23xおよび最後にジエチルエーテルで洗った。樹脂を、真空乾燥させて、そのまま使用して、推定0.44meq/gのローディングを目的とするペプチドの製造のために用いた。
【0533】
実施例11137の製造
【化229】
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実施例11137を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Rを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は16mgであり、LCMS分析によるその推定純度は92.2%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.120分.
【0534】
実施例11138の製造
【化230】
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実施例11138を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95.1%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.641分;ESI−MS(+) m/z 1159.1391(M+2H).
【0535】
実施例11139の製造
【化231】
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実施例11139を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.286分;ESI−MS(+) m/z 1213.6656(M+2H).
【0536】
実施例11140の製造
【化232】
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実施例11140を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”,“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”,“カスタムアミノ酸カップリング方法”,“クロロ酢酸カップリング方法A”,“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Gを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.435分.
【0537】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Sの製造
【化233】
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工程1:
【化234】
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50mL丸底フラスコに、H−LYS(FMOC)−OH(367mg, 0.996mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(8mL)、1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(641mg, 1.195mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.522mL,2.99mmol)を加えた。このフラスコを、セプタムで密閉し、窒素ブランケット下において保持した。終夜室温で撹拌した。翌日、反応溶液を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2で3回抽出した。有機層を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物を、100%CH
2Cl
2、次いで5%MeOH/95%CH
2Cl
2で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、(S)−6−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ヘキサン酸(332mg, 0.460mmol,46.2%収率)を得た。
1H NMR(400MHz, クロロホルム−d) δ 7.79(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.60(d, J=7.3 Hz, 2H), 7.47 - 7.38(m, 2H), 7.37 - 7.30(m, 2H), 6.44(m, 1H), 5.00(t, J=6.3 Hz, 1H), 4.60 - 4.50(m, 1H), 4.50 - 4.33(m, 2H), 4.30 - 4.14(m, 1H), 3.22(m, 2H), 2.42 - 2.33(m, 1H), 2.22(t, J=7.5 Hz, 4H), 1.94(br. s., 1H), 1.80(m, 1H), 1.71 - 1.51(m, 6H), 1.48 - 1.45(m, 9H), 1.38 - 1.12(m, 24H).
【0538】
工程2:
【化235】
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ペプチド容器に、クロロトリチル樹脂(921mg, 1.474mmol)、(S)−6−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ヘキサン酸(332mg, 0.460mmol)、CH
2Cl
2(10mL)、1−クロロ−4−メチルベンゼン(17.49mg, 0.138mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.561mL,3.22mmol)を加えた。容器を密閉して、リストアクションシェーカーで30分間振盪した。LC/MSにより分析して、内部標準の1−クロロ−4−メチルベンゼン(17.49mg, 0.138mmol)と開始物質の酸との割合を比較することにより、反応の完了を確認した。その後、樹脂を、9:1メタノール/ヒューニッヒ塩基の溶液(20mL)で希釈して、直ぐに濾過して、DMF 3x、CH
2Cl
2 2xおよび最後にジエチルエーテルで洗った。樹脂を、真空乾燥させて、0.5 meq/gのローディングと推定して、目的とするタンパク質の合成のためにそのまま使用した。
【0539】
実施例11141の製造
【化236】
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実施例11141を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Sを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、95.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.230分;ESI−MS(+) m/z 1157.1375(M+2H).
【0540】
実施例11142の製造
【化237】
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実施例11142を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Sを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.6%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.743分;ESI−MS(+) m/z 1279.7212(M+2H).
【0541】
実施例11143の製造
【化238】
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実施例11143を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Sを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.895分;ESI−MS(+) m/z 1128.6300(M+2H).
【0542】
実施例11144の製造
【化239】
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実施例11139を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.286分;ESI−MS(+) m/z 1213.6656(M+2H).
【0543】
実施例11145の製造
【化240】
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実施例11145を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は13mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.505分;ESI−MS(+) m/z 1167.6096(M+2H).
【0544】
実施例11146の製造
【化241】
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実施例11146を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Sを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.691分;ESI−MS(+) m/z 1214.1614(M+2H).
【0545】
実施例11147の製造
【化242】
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実施例11147を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は24mgであり、LCMS分析によるその推定純度は89.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.501分;ESI−MS(+) m/z 1209.0971(M+2H).
【0546】
実施例11148の製造
【化243】
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実施例11148を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は14mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.696分;ESI−MS(+) m/z 1151.5832(M+2H).
【0547】
実施例11149の製造
【化244】
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実施例11149を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は18mgであり、LCMS分析によるその推定純度は92.1%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.865分;ESI−MS(+) m/z 1051.5311(M+2H).
【0548】
実施例11150の製造
【化245】
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実施例11150を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Gを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.425分;ESI−MS(+) m/z 1278.6850(M+2H).
【0549】
実施例11151
【化246】
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実施例11151を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は11mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.8%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.235分;ESI−MS(+) m/z 1167.1178(M+2H).
【0550】
実施例11152の製造
【化247】
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実施例11152を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Mを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.945分;ESI−MS(+) m/z 1230.1853(M+2H).
【0551】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Tの製造
【化248】
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工程1:
【化249】
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50mL丸底フラスコに、(S)−4−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−アミノブタン酸(200mg, 0.588mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)、1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(347mg, 0.646mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.308mL,1.763mmol)を加えた。このフラスコを、セプタムで密閉し、窒素ブランケット下において保持した。終夜室温で撹拌した。翌日、反応溶液を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2 3xで抽出した。有機層を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物を、100%CH
2Cl
2、次いで5%MeOH/95%CH
2Cl
2で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにて精製した。純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、(S)−4−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ブタン酸(67mg, 0.097mmol, 16.46%収率)を得た。カラム:X−BridgeC18, 2.0 x 50 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);温度:40℃;グラジエント:0%B、5分かけて0〜100%B、次いで100%Bで1.0分間保持;流量:0.8mL/分;検出:220nmのUV。保持時間=3.866分;ESI−MS(−) m/z 691.6(M−H).
【0552】
【化250】
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20mLシンチレーションバイアルに、(S)−4−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ブタン酸(64mg, 0.092mmol)、クロロトリチル樹脂(196mg, 0.314mmol)、CH
2Cl
2(4mL)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.113mL,0.647mmol)を加えた。バイアルを密封して、リストアクションシェーカーで終夜振盪した。翌日、この反応を、3mL メタノールを加えて、フラスコを更に1時間振盪することにより停止させた。次いで、樹脂を濾過して、CH
2Cl
2、DMF 3x、CH
2Cl
2 3xおよび最後にジエチルエーテルで洗った。この樹脂を、0.5meq/gのローディングと推定して、そのまま次工程に使用した。
【0553】
【化251】
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ペプチド容器に、目的の樹脂(0.209g, 0.092mmol)、DMF(3mL)、ピペリジン(0.182mL,1.840mmol)を加えて、容器を密封して、リストアクションシェーカーで1時間振盪した。1時間後に、次いで樹脂を濾過して、CH
2Cl
2、DMF3x、CH
2Cl
23xおよび最後にジエチルエーテルで洗った。樹脂を真空乾燥させて、そのまま次の工程に使用した。推定ローディング0.5meq/gの樹脂を、次の合成工程にそのまま使用した。
【0554】
工程4:
【化252】
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50mL丸底フラスコに、1−(9−フルオレニルメチルオキシカルボニル−アミノ)−4,7,10−トリオキサ−13−トリデカンアミン塩酸塩(1g, 2.088mmol)、THF(15mL)、ヒューニッヒ塩基(0.474mL,2.71mmol)および1,1'−カルボニルジイミダゾール(0.372g, 2.296mmol)を加えた。溶液を、窒素ブランケット下において終夜撹拌した。翌日、この反応をLC/MSにより、反応の完了を確認した。反応溶媒を、真空蒸発させて、粗製油状物を、3%/97% MeOH/CH
2CL
2で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、(9H−フルオレン−9−イル)メチル(1−(1H−イミダゾール−1−イル)−1−オキソ−6,9,12−トリオキサ−2−アザペンタデカン−15−イル)カルバメート(1.022g, 1.905mmol, 91%収率)を得た。
1H NMR(400MHz,クロロホルム−d) δ 8.18(s, 1H), 7.78(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.61(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.47(s, 1H), 7.41(t, J=7.4 Hz, 2H), 7.32(td, J=7.5, 0.9 Hz, 2H), 7.21(br. s., 1H), 7.05(dd, J=1.5, 0.8 Hz, 1H), 5.57(br. s., 1H), 4.43(d, J=7.5 Hz, 2H), 4.30 - 4.16(m, 1H), 3.72 - 3.60(m, 8H), 3.60 - 3.53(m, 4H), 3.49(t, J=5.3 Hz, 2H), 3.30(q, J=5.9 Hz, 2H), 1.96 - 1.85(m, 2H), 1.80 - 1.69(m, 2H).カラム:X−BridgeC18, 2.0 x 50 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);温度:40℃;グラジエント:0%B、4分かけて0〜100%B、次いで100%Bで1.0分間保持;流量:0.8mL/分;検出:220nmのUV. 保持時間=2.538分;ESI−MS(+) m/z 537.3(M+H).
【0555】
工程5:
【化253】
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25mL 丸底フラスコに、(9H−フルオレン−9−イル)メチル(1−(1H−イミダゾール−1−イル)−1−オキソ−6,9,12−トリオキサ−2−アザペンタデカン−15−イル)カルバメート(400mg, 0.745mmol)、アセトニトリル(3mL)およびヨードメタン(0.093mL,1.491mmol)を加えた。反応を、窒素ブランケット下において終夜撹拌した。翌日、LC/MSにより確認して、この反応を完了した。反応溶媒を、真空蒸発させて、粗製固体を、精製せずにそのまま使用した。カラム:X−BridgeC18, 2.0 x 50 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);温度:40℃;グラジエント:0%B、4分かけて0〜100%B、次いで100%Bで1.0分間保持;流量:0.8mL/分;検出:220nmのUV. 保持時間=3.256分。
【0556】
工程6:
【化254】
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ペプチド容器に、上記修飾クロロトリチル樹脂(0.069g, .092mmol)、CH
2Cl
2(2mL)、ヒューニッヒ塩基(0.064mL,0.368mmol)およびヨードメチルイミダゾリウム試薬(0.076g, 0.138mmol)を加えた。容器を密封して、リストアクションシェーカーで終夜振盪した。翌日、樹脂を濾過して、CH
2Cl
2、DMF3x、CH
2Cl
23xおよび最後にジエチルエーテルで洗った。樹脂を真空乾燥させて、ペプチド合成のためにそのまま使用した。0.44 meq/gのローディングが推定された。
【0557】
実施例11153の製造
【化255】
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実施例11153を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Tを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3.6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.848分;ESI−MS(+) m/z 1237.6914(M+2H).
【0558】
実施例11154の製造
【化256】
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実施例11154を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は15mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、97.7%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.581分。
【0559】
実施例11155の製造
【化257】
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実施例11155を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Mを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.100分;ESI−MS(+) m/z 1277.7061(M+2H).
【0560】
実施例11156の製造
【化258】
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実施例11156を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Mを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は16mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.335分;ESI−MS(+) m/z 1258.6989(M+2H).
【0561】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Uの製造
【化259】
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工程1:
【化260】
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50mL丸底フラスコに、(S)−3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−アミノプロパン酸・HCl(218mg, .6mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(6mL)、1−tert−ブチル 16−(パーフルオロフェニル)ヘキサデカンジオエート(397mg, 0.780mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.314mL,1.800mmol)を加えた。このフラスコを、セプタムで密閉し、窒素ブランケット下において保持した。終夜室温で撹拌した。翌日に、反応溶液を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2 3xで抽出した。有機層を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物を、100% CH
2Cl
2、次いで5% MeOH/95% CH
2Cl
2で溶出したシリカゲルクロマトグラフィーにて精製した。純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、(S)−3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカンアミド)プロパン酸(386mg, 0.593mmol, 99%収率)を得た。カラム:X−BridgeC18, 2.0 x 50 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);温度:40℃;グラジエント:0%B、6分かけて0〜100%B、次いで100%Bで1.0分間保持;流量:0.8mL/分;検出:220nmのUV. 保持時間=4.570分;ESI−MS(−) m/z 649.7(M−H).
【0562】
工程2:
【化261】
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ペプチド容器に、クロロトリチル樹脂(1076mg, 1.721mmol)、(S)−3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカンアミド)プロパン酸(350mg, 0.538mmol)、CH
2Cl
2(8mL)、1−クロロ−4−メチルベンゼン(68.1mg, 0.538mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.656mL,3.76mmol)を加えた。容器を密封して、リストアクションシェーカーで20分間振盪した。反応を、LC/MSの分析ならびに内部標準1−クロロ−4−メチルベンゼン(68.1mg, 0.538mmol)と出発物質の酸の割合の比較により完了した。次いで、樹脂を、9:1のメタノール/ヒューニッヒ塩基溶液(20mL)で希釈して、直ぐに濾過して、DMF3x、CH
2Cl
2 2x、最終的にジエチルエーテルで洗った。樹脂を、真空乾燥させて、そのまま使用して、0.5meq/gのローディングが推定された。
【0563】
実施例11157の製造
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
実施例11157を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Uを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は22mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.103分;ESI−MS(+) m/z 1261.1862(M+2H).
【0564】
修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Vの製造
【化263】
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工程1:
【化264】
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100mL丸底フラスコに、16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカン酸(5900mg, 17.23mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(30mL)、ピリジン(3.48mL,43.1mmol)およびパーフルオロフェニル 2,2,2−トリフルオロ酢酸(9649mg, 34.5mmol)を加えた。このフラスコを、セプタムで密閉し、窒素ブランケット下において保持して、終夜室温で撹拌した。翌日、反応を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2 3xで抽出した。有機層を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物 1−tert−ブチル 16−(パーフルオロフェニル)ヘキサデカンジオエート(8.7g, 17.11mmol, 99%収率)を、精製せずにそのまま使用した。
1H NMR(400MHz,クロロホルム−d) δ 2.68(t, J=7.4 Hz, 2H), 2.23(t, J=7.5 Hz, 2H), 1.89 - 1.71(m, 2H), 1.65 - 1.54(m, 2H), 1.47(s, 9H), 1.28(m, 20H).
【0565】
工程2:
【化265】
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50mL丸底フラスコに、(S)−4−アミノ−5−(ベンジルオキシ)−5−オキソペンタン酸(800mg, 3.37mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(8mL)、1−tert−ブチル 16−(パーフルオロフェニル)ヘキサデカンジオエート(2229mg, 4.38mmol)およびヒューニッヒ塩基(1.767mL,10.12mmol)を加えた。このフラスコを、セプタムで密閉し、窒素ブランケット下において保持して、終夜室温で撹拌した。翌日、反応溶液を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2 3xで抽出した。有機層を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物を、100%CH
2Cl
2、次いで5%MeOH/95%CH
2Cl
2で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにて精製した。純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、(S)−5−(ベンジルオキシ)−4−(16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(0.836g, 1.488mmol, 44.1%収率)を得た。分析LCMS条件A:保持時間=4.641分;ESI−MS(−) m/z 560.6(M−H);
1H NMR(400MHz,クロロホルム−d) δ 7.36(m, 5H), 6.37(m, 1H), 5.18(s, 2H), 4.67(m, 1H), 2.40(m, 1H), 2.21(m, 6H), 2.02(m, 1H), 1.61(m, 6H), 1.45(s, 9H), 1.40 - 1.16(m, 18H).
【0566】
工程3:
【化266】
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50mL丸底フラスコに、(S)−5−(ベンジルオキシ)−4−(16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(836mg, 1.488mmol)、CH
2Cl
2(8mL)、1−(9−フルオレニルメチルオキシカルボニル−アミノ)−4,7,10−トリオキサ−13−トリデカンアミン塩酸塩(713mg, 1.488mmol)、ヒューニッヒ塩基(0.780mL,4.46mmol)およびHATU(736mg, 1.935mmol)を加えた。このフラスコを、セプタムで密閉し、窒素ブランケット下において保持して、終夜室温で撹拌した。翌日、反応溶媒を、真空蒸発させた。粗生成物を、20%アセトン/80%ヘキサン〜60%アセトン/40%ヘキサンで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにて精製した。純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、(S)−tert−ブチル 22−((ベンジルオキシ)カルボニル)−1−(9H−フルオレン−9−イル)−3,19,24−トリオキソ−2,8,11,14−テトラオキサ−4,18,23−トリアザノナトリアコンタン−39−オエート(520mg, 0.527mmol,35.4%収率)を得た。分析LCMS条件A:保持時間=6.096分;ESI−MS(+) m/z 987.0(M+H);
1H NMR(400MHz,クロロホルム−d) δ 7.79(d, J=8.0 Hz, 2H), 7.63(d, J=8.0 Hz, 2H), 7.42(t, J=8.0 Hz, 2H), 7.38 - 7.30(m, 7H), 6.83(m, 1H), 6.53(m, 1H), 5.49(m, 1H), 5.18(m, 2H), 4.58(m, 1H), 4.42(d, J=4.0 Hz, 2H), 4.23(m, 1H), 3.63(m, 6H), 3.55(m, 6H), 3.33(m, 4H), 2.22(m, 7H), 2.02(m, 1H), 1.77(m, 4H), 1.63(m, 4H), 1.47(s, 9H), 1.37 - 1.20(m, 20H).
【0567】
工程4:
【化267】
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25mL丸底フラスコに、(S)−tert−ブチル 22−((ベンジルオキシ)カルボニル)−1−(9H−フルオレン−9−イル)−3,19,24−トリオキソ−2,8,11,14−テトラオキサ−4,18,23−トリアザノナトリアコンタン−39−オエート(520mg, 0.527mmol)、メタノール(10mL)およびパラジウム炭素(56.1mg, 0.053mmol)を加えた。このフラスコを、セプタムで密閉して、バルーンを介して水素(1.063mg, 0.527mmol)を入れた。翌日、この反応を、LC/MSにより確認して、完了した。反応溶液を、セライトを通して濾過して、触媒を濾過して、濾液を真空蒸発させて、(S)−22−(16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカンアミド)−1−(9H−フルオレン−9−イル)−3,19−ジオキソ−2,8,11,14−テトラオキサ−4,18−ジアザトリコサン−23−酸(415mg, 0.463mmol, 88%収率)を得た。この物質を精製せずに用いた。分析LCMS条件A:保持時間=4.535分;ESI−MS(−) m/z 895.0(M−H).
【0568】
工程5:修飾クロロトリチル樹脂V
【化268】
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ペプチド容器に、2−クロロトリチル樹脂(926mg, 1.482mmol)、(S)−22−(16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカンアミド)−1−(9H−フルオレン−9−イル)−3,19−ジオキソ−2,8,11,14−テトラオキサ−4,18−ジアザトリコサン−23−酸(415mg, 0.463mmol)、CH
2Cl
2(8mL)、1−クロロ−4−メチルベンゼン(58.6mg, 0.463mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.565mL,3.24mmol)を加えた。容器を密封して、リストアクションシェーカーで30分間振盪した。LC/MSを分析することにより、そして内部標準1−クロロ−4−メチルベンゼン(58.6mg, 0.463mmol)と出発物質の酸の割合を比較することにより、反応を完了した。その後、樹脂を、20mLの9:1メタノール/ヒューニッヒ塩基溶液で希釈して、直ぐに濾過して、DMF 3x、CH
2Cl
23x、最終的にジエチルエーテルで洗った。樹脂を真空乾燥させて、ペプチド合成のためにそのまま使用して、0.5meq/gのローディングが推定された。
【0569】
実施例11158の製造
【化269】
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実施例11158を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Vを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は42mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.710分;ESI−MS(+) m/z 1302.1958(M+2H).
【0570】
実施例11159の製造
【化270】
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実施例11159を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Vを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は30mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、97.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.701分;ESI−MS(+) m/z 1309.2045(M+2H).
【0571】
実施例11160の製造
【化271】
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実施例11160を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Mを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.1%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.636分;ESI−MS(+) m/z 1316.2122(M+2H).
【0572】
実施例11161の製造
【化272】
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実施例11161を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Vを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は40mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.161分;ESI−MS(+) m/z 1216.1731(M+2H).
【0573】
実施例11162の製造
【化273】
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実施例11162を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Vを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は22mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.825分。
【0574】
実施例11163の製造
【化274】
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実施例11163を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Mを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は11mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.066分;ESI−MS(+) m/z 1323.2176(M+2H).
【0575】
実施例11164の製造
【化275】
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実施例11164を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Uを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.668分;ESI−MS(+) m/z 1347.2103(M+2H).
【0576】
実施例11165の製造
【化276】
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実施例11165を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Uを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は28mgであり、LCMS分析によるその推定純度は94.8%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.653分;ESI−MS(+) m/z 1354.2194(M+2H).
【0577】
実施例11166の製造
【化277】
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実施例11166を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Mを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12mgであり、LCMS分析によるその推定純度は93.1%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.690分;ESI−MS(+) m/z 1316.2126(M+2H).
【0578】
実施例11167の製造
【化278】
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実施例11167を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Mを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は24mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.811分;ESI−MS(+) m/z 1323.2204(M+2H).
【0579】
実施例11168の製造
【化279】
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実施例11168を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Vを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は34mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.798分;ESI−MS(+) m/z 1244.6830(M+2H).
【0580】
実施例11169の製造
【化280】
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実施例11169を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Vを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は29mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.423分;ESI−MS(+) m/z 1359.7108(M+2H).
【0581】
実施例11170の製造
【化281】
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実施例11170を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Vを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は32mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.426分;ESI−MS(+) m/z 1366.7180(M+2H).
【0582】
実施例11171の製造
【化282】
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実施例11171を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Vを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は35mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.001分;ESI−MS(+) m/z 1251.6929(M+2H).
【0583】
修飾クロロトリチルクロリド樹脂Wの製造
【化283】
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工程1:
【化284】
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50mL丸底フラスコに、(S)−3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−アミノプロパン酸、HCl(500mg, 1.378mmol) 、N,N−ジメチルホルムアミド(12mL)、1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(1109mg, 2.067mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.963mL,5.51mmol)を加えた。このフラスコを、セプタムで密閉し、窒素ブランケット下において保持して、終夜室温で撹拌した。翌日に、反応溶液を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2 3xで抽出した。有機層を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物を、100%CH
2Cl
2、次いで5%MeOH/95%CH
2Cl
2で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーで精製して、純粋な画分を合わせて、真空蒸発させて、(S)−3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)プロパン酸(774mg, 1.140mmol, 83%収率)を得た。分析LCMS条件A:保持時間=3.698分;ESI−MS(−) m/z 677.7(M−H);
1H NMR(400MHz, クロロホルム−d) δ 7.78(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.59(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.42(t, J=7.4 Hz, 2H), 7.33(t, J=7.2 Hz, 2H), 7.26(d, J=5.0 Hz, 1H), 5.67(s, 1H), 4.59 - 4.49(m, 1H), 4.41(d, J=7.0 Hz, 2H), 4.23(t, J=7.2 Hz, 1H), 3.83 - 3.69(m, 1H), 3.67 - 3.55(m, 1H), 2.32 - 2.16(m, 4H), 1.70 - 1.53(m, 4H), 1.46(s, 9H), 1.36 - 1.17(m, 24H).
【0584】
工程2:
【化285】
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ペプチド容器に、2−クロロトリチル樹脂(2280mg, 3.65mmol)、(S)−3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)プロパン酸(774mg, 1.140mmol)、CH
2Cl
2(16mL)、1−クロロ−4−メチルベンゼン(43.3mg, 0.342mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(1.390mL,7.98mmol)を加えた。容器を密封して、リストアクションシェーカーで30分間振盪した。LC/MSの分析により、そして内部標準1−クロロ−4−メチルベンゼン(43.3mg, 0.342mmol)と出発物質の酸との割合を比較することにより、この反応を完了した。次いで、樹脂を、20mLの9:1メタノール/ヒューニッヒ塩基溶液で希釈して、直ぐに濾過して、DMF 3x、CH
2Cl
23xおよび最後にジエチルエーテルで洗った。樹脂を真空乾燥させて、目的とするタンパク質の合成のために、そのまま使用した。これは0.5meq/gのローディングと推定された。
【0585】
実施例11172の製造
【化286】
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実施例11172を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は27mgであり、LCMS分析によるその推定純度は93.5%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.218分;ESI−MS(+) m/z 1193.6278(M+2H).
【0586】
実施例11173の製造
【化287】
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実施例11173を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は35mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、95.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.218分;ESI−MS(+) m/z 1200.6358(M+2H).
【0587】
実施例11174の製造
【化288】
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実施例11174を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Mを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は29mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、95.3%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.303分;ESI−MS(+) m/z 1344.6838(M+2H).
【0588】
実施例11175の製造
【化289】
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実施例11175を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Mを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は19mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.8%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.71分;ESI−MS(+) m/z 1316.7013(M+2H).
【0589】
実施例11176の製造
【化290】
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実施例11176を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Sを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は25mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.5%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.005分;ESI−MS(+) m/z 1214.6502(M+2H).
【0590】
実施例11177の製造
【化291】
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実施例11177を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Sを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は27mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.6%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.010分;ESI−MS(+) m/z 1221.6584(M+2H).
【0591】
実施例11178の製造
【化292】
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実施例11178を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Mを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は25mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96.7%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.985分;ESI−MS(+) m/z 1324.6806(M+2H).
【0592】
実施例11179の製造
【化293】
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実施例11179を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Mを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は30mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95.5%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.928分;ESI−MS(+) m/z 1350.1861(M+2H).
【0593】
実施例11180の製造
【化294】
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実施例11180を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は40mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.7%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.750分;ESI−MS(+) m/z 1275.2005(M+2H).
【0594】
実施例11181の製造
【化295】
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実施例11181を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は25mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.8%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.383分;ESI−MS(+) m/z 1361.2253(M+2H).
【0595】
実施例11182の製造
【化296】
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実施例11182を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21mgであり、LCMS分析によるその推定純度は94.9%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.000分。
【0596】
実施例11183の製造
【化297】
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実施例11183を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は27mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.0%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.933分。
【0597】
実施例11184の製造
【化298】
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実施例11184を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂V を、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96.0%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.803分。
【0598】
実施例11185の製造
【化299】
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実施例11185を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は25mgであり、LCMS分析によるその推定純度は94.5%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.056分。
【0599】
実施例11186の製造
【化300】
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実施例11186を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Sを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は30mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.163分。
【0600】
実施例11187の製造
【化301】
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実施例11187を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて25〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は15.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件C:保持時間=2.01分;ESI−MS(+) m/z 1050.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1050.0926(M+2H).
【0601】
実施例11188の製造
【化302】
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実施例11188を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて25〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.12分;ESI−MS(+) m/z 1078.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1078.6024(M+2H).
【0602】
実施例11189の製造
【化303】
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実施例11189を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters CSH C−18、19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて20〜60%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件C:保持時間=2.06分;ESI−MS(+) m/z 1107.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1107.1154(M+2H).
【0603】
実施例11190の製造
【化304】
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実施例11190を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Aを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した。カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて25〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は10.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。
分析LCMS条件C:保持時間=4.46分;ESI−MS(+) m/z 1136.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1136.1179(M+2H).
【0604】
実施例11191の製造
【化305】
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実施例11191を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて30〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は6.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析LCMS条件D:保持時間=2.54分;ESI−MS(+) m/z 1064.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1064.1084(M+2H).
【0605】
実施例11192の製造
【化306】
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実施例11192を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて30〜85%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件C:保持時間=2.08分;ESI−MS(+) m/z 1092.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1092.6200(M+2H).
【0606】
実施例11193の製造
【化307】
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実施例11205を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Bを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて30〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は8.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=5.14分;ESI−MS(+) m/z 1121.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1121.1305(M+2H).
【0607】
実施例11194の製造
【化308】
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実施例11194を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて30〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は9.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。
分析LCMS条件C:保持時間=1.80分;ESI−MS(+) m/z 1093.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1093.0963(M+2H).
【0608】
実施例11195の製造
【化309】
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実施例11195を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて25〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析LCMS条件D:保持時間=1.82分;ESI−MS(+) m/z 1122.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1122.0992(M+2H).
【0609】
実施例11196の製造
【化310】
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実施例11196を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は9.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.84分;ESI−MS(+) m/z 1036.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1036.0766(M+2H).
【0610】
実施例11197の製造
【化311】
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実施例11197を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Cを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.73分;ESI−MS(+) m/z 1064.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1064.5886(M+2H).
【0611】
実施例11198の製造
【化312】
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実施例11198を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Dを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.25分;ESI−MS(+) m/z 1162.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1162.6110(M+2H).
【0612】
実施例11199の製造
【化313】
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実施例11199を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Dを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=3.38分;ESI−MS(+) m/z 1115.4(M+2H).
【0613】
実施例11200の製造
【化314】
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実施例11200を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Dを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜85%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は20.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.22分;ESI−MS(+) m/z 1191.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1191.1218(M+2H).
【0614】
実施例11201の製造
【化315】
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実施例11201を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Dを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は19.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.40分;ESI−MS(+) m/z 1143.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1143.6036(M+2H).
【0615】
実施例11202の製造
【化316】
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実施例11202を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Dを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。
目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は14mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.57分;ESI−MS(+) m/z 1114.8(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1114.6003(M+2H).
【0616】
実施例11203の製造
【化317】
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実施例11203を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Dを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜85%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は19mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.44分;ESI−MS(+) m/z 1162.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1162.1192(M+2H).
【0617】
実施例11204の製造
【化318】
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実施例11204を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて20〜60%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は16.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析LCMS条件D:保持時間=1.94分;ESI−MS(+) m/z 1022.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1022.0615(M+2H).
【0618】
実施例11205の製造
【化319】
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実施例11205を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて20〜60%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は15.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析LCMS条件D:保持時間=1.87分;ESI−MS(+) m/z 1050.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1050.5731(M+2H).
【0619】
実施例11206の製造
【化320】
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実施例11206を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて50〜90%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は15.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析LCMS条件D:保持時間=1.84分;ESI−MS(+) m/z 1079.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1079.0823(M+2H).
【0620】
実施例11207の製造
【化321】
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実施例11207を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は24.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.14分;ESI−MS(+) m/z 1098.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1098.0917(M+2H).
【0621】
実施例11208の製造
【化322】
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実施例11208を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.41分;ESI−MS(+) m/z 1108.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1108.0856(M+2H).
【0622】
実施例11209の製造
【化323】
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実施例11209を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて15〜55%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は9.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件D:保持時間=1.83分;ESI−MS(+) m/z 1070.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1069.5802(M+2H).
【0623】
実施例11210の製造
【化324】
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実施例11210を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて15〜55%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.96分;ESI−MS(+) m/z 1126.8(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1126.6015(M+2H).
【0624】
実施例11211の製造
【化325】
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実施例11211を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて15〜55%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7.6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析LCMS条件C:保持時間=1.46分;ESI−MS(+) m/z 1155.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1155.6043(M+2H).
【0625】
実施例11212の製造
【化326】
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実施例11212を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は18mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.97分;ESI−MS(+) m/z 1108.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1108.0828(M+2H).
【0626】
実施例11213の製造
【化327】
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実施例11213を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は14.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.58分;ESI−MS(+) m/z 1155.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1155.6020(M+2H).
【0627】
実施例11214の製造
【化328】
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実施例11214を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は8.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.34分;ESI−MS(+) m/z 1173.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1173.1503(M+2H).
【0628】
実施例11215の製造
【化329】
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実施例11215を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は13mgであり、LCMS分析によるその推定純度は、99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=4.02分;ESI−MS(+) m/z 1108.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1107.5930(M+2H).
【0629】
実施例11216の製造
【化330】
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実施例11216を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.72分;ESI−MS(+) m/z 1155.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1155.1126(M+2H).
【0630】
実施例11217の製造
【化331】
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実施例11217を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.55分;ESI−MS(+) m/z 1165.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1165.5995(M+2H).
【0631】
実施例11218の製造
【化332】
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実施例11218を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.17分;ESI−MS(+) m/z 1213.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1213.1169(M+2H).
【0632】
実施例11219の製造
【化333】
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実施例11219を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.83分;ESI−MS(+) m/z 1220.8(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1220.6713(M+2H).
【0633】
実施例11220の製造
【化334】
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実施例11220を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.49分;ESI−MS(+) m/z 1184.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1184.1140(M+2H).
【0634】
実施例11221の製造
【化335】
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実施例11221を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は15.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.79分;ESI−MS(+) m/z 1136.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1136.5948(M+2H).
【0635】
実施例11222の製造
【化336】
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実施例11222を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.47分;ESI−MS(+) m/z 1184.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1184.1132(M+2H).
【0636】
実施例11223の製造
【化337】
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実施例11223を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロアセチルクロリドカップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Eを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は24.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件A:保持時間=3.79分;ESI−MS(+) m/z 1136.8(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1136.5948(M+2H).
【0637】
実施例11224の製造
【化338】
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実施例11224を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Fを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は14mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.13分;ESI−MS(+) m/z 1317.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1316.2122(M+2H).
【0638】
実施例11225の製造
【化339】
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実施例11225を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Fを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は35.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.27分;ESI−MS(+) m/z 1374.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1373.7259(M+2H).
【0639】
実施例11226の製造
【化340】
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実施例11226を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Fを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は18.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.54min;ESI−MS(+) m/z 1337.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1337.2332(M+2H).
【0640】
実施例11227の製造
【化341】
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実施例11227を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Fを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は24.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.32分;ESI−MS(+) m/z 1345.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1345.2147(M+2H).
【0641】
実施例11228の製造
【化342】
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実施例11228を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Fを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は24.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.28分;ESI−MS(+) m/z 1352.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1352.2227(M+2H).
【0642】
実施例11229の製造
【化343】
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実施例11229を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Fを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は14.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.35分;ESI−MS(+) m/z 1309.8(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1309.2043(M+2H).
【0643】
実施例11230の製造
【化344】
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実施例11230を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Fを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.68分;ESI−MS(+) m/z 1380.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1380.7350(M+2H).
【0644】
実施例11231の製造
【化345】
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実施例11231を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Fを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は19mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.54分;ESI−MS(+) m/z 1330.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1330.2260(M+2H).
【0645】
実施例11232の製造
【化346】
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実施例11232を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Gを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.28分;ESI−MS(+) m/z 1367.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1366.7180(M+2H).
【0646】
実施例11233の製造
【化347】
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実施例11233を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Gを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は29.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.18分;ESI−MS(+) m/z 1345.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1345.2151(M+2H).
【0647】
実施例11234の製造
【化348】
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実施例11234を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Gを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は19.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.35分;ESI−MS(+) m/z 1317.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1316.2133(M+2H).
【0648】
実施例11235の製造
【化349】
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実施例11235を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Gを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は18.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.26分;ESI−MS(+) m/z 1374.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1373.7263(M+2H).
【0649】
実施例11236の製造
【化350】
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実施例11236を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Gを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.31分;ESI−MS(+) m/z 1338.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1338.2058(M+2H).
【0650】
実施例11237の製造
【化351】
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実施例11237を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Gを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は14.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.45分;ESI−MS(+) m/z 1309.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1309.2068(M+2H).
【0651】
実施例11238の製造
【化352】
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実施例11238を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Hを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は27.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.37分;ESI−MS(+) m/z 1295.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1295.1866(M+2H).
【0652】
実施例11239の製造
【化353】
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実施例11239を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Hを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.42分;ESI−MS(+) m/z 1295.6(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1295.1864(M+2H).
【0653】
実施例11240の製造
【化354】
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実施例11240を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Hを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は25.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.35分;ESI−MS(+) m/z 1353.1(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1352.7005(M+2H).
【0654】
実施例11241の製造
【化355】
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実施例11241を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Hを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は18.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.31分;ESI−MS(+) m/z 1360.0(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1359.7091(M+2H).
【0655】
実施例11242の製造
【化356】
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実施例11242を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Hを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は27.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.54分;ESI−MS(+) m/z 1209.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1209.1651(M+2H).
【0656】
実施例11243の製造
【化357】
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実施例11243を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Hを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.34分;ESI−MS(+) m/z 1302.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1302.1978(M+2H).
【0657】
実施例11244の製造
【化358】
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実施例11244を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Hを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は33.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.14分;ESI−MS(+) m/z 1324.3(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1324.1926(M+2H).
【0658】
実施例11245の製造
【化359】
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実施例11245を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Hを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は26.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.15分;ESI−MS(+) m/z 1331.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1331.2001(M+2H).
【0659】
実施例11246の製造
【化360】
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実施例11246を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Iを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.59分;ESI−MS(+) m/z 1337.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1337.2369(M+2H).
【0660】
実施例11247の製造
【化361】
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実施例11247を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Iを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.61分;ESI−MS(+) m/z 1330.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1330.2305(M+2H).
【0661】
実施例11248の製造
【化362】
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実施例11248を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Iを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて15〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は4.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.79分;ESI−MS(+) m/z 1244.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1244.2027(M+2H).
【0662】
実施例11249
【化363】
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実施例11249を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Iを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 30mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は5.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.49分;ESI−MS(+) m/z 1395.2.
【0663】
実施例11250の製造
【化364】
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実施例11250を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Iを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 30mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.49分;ESI−MS(+) m/z 1388.2.
【0664】
実施例11251の製造
【化365】
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実施例11251を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Iを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 30mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.47分;ESI−MS(+) m/z 1366.7.
【0665】
実施例11252の製造
【化366】
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実施例11252を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Iを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 30mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜60%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は18mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.47分;ESI−MS(+) m/z 1359.7.
【0666】
実施例11253の製造
【化367】
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実施例11253を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Jを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 30mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて25〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は18.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.23分;ESI−MS(+) m/z 1295.4.
【0667】
実施例11254の製造
【化368】
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実施例11254を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Jを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 30mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて25〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は30.6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.21分;ESI−MS(+) m/z 1288.5.
【0668】
実施例11255の製造
【化369】
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実施例11255を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Jを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 30mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて25〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は9.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.20分;ESI−MS(+) m/z 1295.4.
【0669】
実施例11256の製造
【化370】
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実施例11256を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Jを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 30mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて25〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析LCMS条件B:保持時間=2.20分;ESI−MS(+) m/z 1288.5.
【0670】
実施例11257の製造
【化371】
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実施例11257を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Nを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は22.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.38分;ESI−MS(+) m/z 1316.7(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1316.2101(M+2H).
【0671】
実施例11258の製造
【化372】
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実施例11258を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Nを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて10〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.66分;ESI−MS(+) m/z 1223.4(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:1223.1770(M+2H).
【0672】
実施例11259の製造
【化373】
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実施例11259を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Qを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 30mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて25〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は4.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.40分;ESI−MS(+) m/z 1202.5.
【0673】
実施例11260の製造
【化374】
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実施例11260を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Qを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 30mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて25〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.34分;ESI−MS(+) m/z 1231.1
【0674】
実施例11261の製造
【化375】
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実施例11261を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法B”、“Symphony方法A:第二級アミン−カップリング方法B”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾2−クロロトリチルクロリド樹脂Qを、この合成に使用した。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 30mm x 250mm;移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて25〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析LCMS条件B:保持時間=2.11分;ESI−MS(+) m/z 1324.7
【0675】
実施例11262の製造
【化376】
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実施例11262を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90.9%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.83分;ESI−HRMS(+) m/z:1329.7089(M+2H)
【0676】
実施例11263の製造
【化377】
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実施例11263を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は19mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95.7%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.17分;ESI−HRMS(+) m/z:1345.6943(M+2H)
【0677】
実施例11264の製造
【化378】
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実施例11264を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.3%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.23分;ESI−HRMS(+) m/z:1338.6835(M+2H).
【0678】
実施例11265の製造
【化379】
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実施例11265を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.4%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.23分;ESI−HRMS(+) m/z:1345.6946(M+2H)
【0679】
実施例11266の製造
【化380】
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実施例11266を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は24mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.0%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.19分。
【0680】
実施例11267の製造
【化381】
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実施例11267を、反応が0.6mmolスケールで実施されたことを除いて、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は280mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95.6%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=3.98分;ESI−HRMS(+) m/z:1370.7382(M+2H).
【0681】
実施例11268の製造
【化382】
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実施例11268を、下記の通りに製造した。1ドラムバイアルに、実施例11267(30mg, 10.11μmol)/水(.5mL)を加えた。これに、t−BuOH(.5mL)および3−(2−(2−(2−(2−アジドエトキシ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)−2−フルオロピリジン(6.35mg, 0.020mmol)を加えた。溶液を撹拌して、次いでアルコルビン酸ナトリウム(2.60mg, 0.013mmol)および硫酸銅溶液(II)・5水和物(0.015mL,3.03μmol)を加えた。反応溶液を、室温で2時間撹拌した。反応を、LC/MSにより確認して、完了する。粗反応混合物を、逆相クロマトグラフィーカラムに直接注射した。
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は16.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98.7%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.01分;ESI−HRMS(+) m/z:1528.6(M+2H)
【0682】
実施例11269の製造
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
実施例11269を、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wを、この合成に使用した。
【0683】
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は21mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90.6%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.25分;ESI−HRMS(+)m/z:1330.7059(M+2H).
【0684】
実施例11270の製造
【化384】
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実施例11270を、0.8mmolスケールで実施することを除いて、以下の一般的な方法から構成される実施例0001の製造について記述した一般合成法に従って製造した:“Symphony方法A:樹脂膨潤方法”、“Symphony方法A:標準カップリング方法”、“Symphony方法A:第二級アミンカップリング方法A”、“カスタムアミノ酸カップリング方法”、“クロロ酢酸カップリング方法A”、“包括的脱保護方法A”および“環化方法A”。修飾クロロトリチル樹脂Wをこの合成に使用した。
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は140mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97.4%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.07分;ESI−HRMS(+) m/z:1363.7277(M+2H).
【0685】
実施例11271の製造
【化385】
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実施例11271を下記の通りに製造した。1ドラムバイアルに、実施例11270(40mg, 0.015mmol)/水(.5mL)を加えた。これに、t−BuOH(.5mL)および3−(2−(2−(2−(2−アジドエトキシ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)−2−フルオロピリジン(9.22mg, 0.029mmol)を加えた。溶液を撹拌して、次いでアスコルビン酸ナトリウム(3.78mg, 0.019mmol)、硫酸銅(II)五水和物溶液(0.022mL,4.40μmol)を加えた。反応を、室温で2時間撹拌させた。反応はLC/MSにより確認されて、完了した。粗反応混合物を、逆相クロマトグラフィーカラムで直接注射した。
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLCにより精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18, 5μm OBD, 19mm x 250mm。移動相A:10:90 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:90:10 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:25分かけて20〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は17.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は93.0%であった。
分析LCMS条件A:保持時間=4.24分;ESI−HRMS(+) m/z:1520.7970(M+2H).
【0686】
分析データ:
質量スペクトル分析法:“ESI−MS(+)”とは、ポジティブイオンモードで実施したエレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を意味する;“ESI−MS(−)”とは、ネガティブイオンモードで実施したエレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を意味する;“ESI−HRMS(+)”とは、ポジティブイオンモードで実施された高分解エレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を意味する;“ESI−HRMS(−)”とは、ネガティブイオンモードで実施した高分解エレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を意味する。検出された質量は、“m/z”単位表記に従って報告された。1000より大きい精密質量を有する化合物は、二重電荷イオンまたは三重電荷イオンとして高頻度で検出された。
【0687】
分析条件A:
カラム:Waters BEH C18, 2.0 x 50 mm, 1.7μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);温度:50℃;グラジエント:0%B、3分間かけて0〜100%B、次いで100%Bで0.5分間保持;流量:1mL/分;検出:220nmのUV.
【0688】
分析条件B:
カラム:Waters BEH C18, 2.0 x 50 mm, 1.7μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);温度:50℃;グラジエント:0%B、3分間かけて0〜100%B、次いで100%Bで0.5分間保持;流量:0.5mL/分;検出:220nmのUV.
【0689】
分析条件C:
カラム:Waters Aquity UPLC BEH C18, 2.1 x 50 mm, 1.7μm 粒子;移動相A:100%水:0.05%TFA;移動相B:100%アセトニトリル:0.05%TFA;温度:40℃;グラジエント:1.5分かけて2〜98%B、次いで100%Bで0.5分間保持;流量:0.8mL/分;検出:220nmのUV.
【0690】
分析条件D:
カラム:PHENOMENEX−LUNA 2.0 X 30mm 3um;移動相A:90%水〜10%メタノール〜0.1%TFA;移動相B:10%水−90%メタノール−0.1%TFA;グラジエント:2分かけて0〜100%B、次いで100%Bで1〜4分間保持;流量:1mL/分;検出:220nmのUV.
【0691】
分析条件E:
カラム:Xbridge Phenyl, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:15分かけて5〜100%B;流量:0.5mL/分;検出:220nmのUV.
【0692】
分析条件F:
カラム:XBridge C18, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて10〜100%B;流量:0.5mL/分;検出:220nmのUV.
【0693】
分析条件G:
カラム:Waters CSH C18, 2.0 x 50 mm, 1.7μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);温度:50℃;グラジエント:0%B、3分間かけて0〜100%B、次いで100%Bで0.5分間保持;流量:1mL/分;検出:220nmのUV.
【0694】
分析条件H:
カラム:Xbridge C18, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:18分かけて10〜100%B;流量:0.5mL/分;検出:220nmのUV.
【0695】
分析条件I:
カラム:XSelectCSH C18, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:15分かけて10〜100%B;流量:1.0mL/分;検出:220nmのUV.
【0696】
分析条件J:
カラム:Zorbax Bonus RP, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:15分かけて10〜100%B;流量:1.0mL/分;検出:220nmのUV.
【0697】
分析条件K:
カラム:Waters Aquity UPLC BEH C18, 2.1 x 50 mm, 1.7μm 粒子;移動相A:100%水:0.05%TFA;移動相B:100%アセトニトリル:0.05%TFA;温度:50℃;グラジエント:3.0分かけて2〜98%B、次いで100%Bで0.5分間保持;流量:0.8mL/分;検出:220nmのUV.
【0698】
実施例の中間体1300A−1400Lのための一般的な方法:
全ての操作を、Symphony−Xペプチド合成器(Protein Technologies)でオートメーションの下で行なった。別段の記載が無ければ、全ての方法を、底部フリットを取り付けた10mLポリプロピレンチューブ内で実施した。このチューブを、チューブの底部と上部の双方を介してPreludeペプチド合成器と連結させた。DMFおよびDCMを、チューブ上部から加えて、このチューブの両サイドを均一に洗い流すことができる。残りの試薬を、チューブ底部から加えて、フリットを通過させて、樹脂と接触させた。全ての溶液を、チューブの底部から除去した。“周期的攪拌”とは、底部フリットからのN
2ガスの短いパルスを意味する;このパルスは、おおよそ5秒間続き、30秒毎におこる。クロロアセチルクロリド溶液/DMFを、調整後24時間内に使用した。アミノ酸溶液を、一般的には、調整してから3週間を超えて使用しない。HATU溶液を、調製の5日以内に使用する。DMF=ジメチルホルムアミド;HATU=1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロリン酸塩;DIPEA=ジイソプロピルエチルアミン;Rink=(2,4−ジメトキシフェニル)(4−アルコキシフェニル)メタンアミン、この“4−アルコキシ”の場所は、ポリスチレン樹脂との結合に関する位置およびタイプを示す。使用した樹脂は、Rinkリンカー(窒素で保護されたFmoc)を有するMerrifieldポリマー(ポリスチレン)である。;100〜200メッシュ、1%DVB、0.56mmol/gローディング。用いた一般的なアミノ酸を、下記に列挙した(側鎖保護基は括弧内に示した):Fmoc−Ala−OH;Fmoc−Arg(Pbf)−OH;Fmoc−Asn(Trt)−OH;Fmoc−Asp(OtBu)−OH;Fmoc−Bzt−OH;Fmoc−Cys(Trt)−OH;Fmoc−Dab(Boc)−OH;Fmoc−Dap(Boc)−OH;Fmoc−Gln(Trt)−OH;Fmoc−Gly−OH;Fmoc−His(Trt)−OH;Fmoc−Hyp(tBu)−OH;Fmoc−Ile−OH;Fmoc−Leu−OH;Fmoc−Lys(Boc)−OH;Fmoc−Nle−OH;Fmoc−Met−OH;Fmoc−[N−Me]Ala−OH;Fmoc−[N−Me]Nle−OH;Fmoc−Phe−OH;Fmoc−Pra−OH;Fmoc−Pro−OH;Fmoc−Sar−OH;Fmoc−Ser(tBu)−OH;Fmoc−Thr(tBu)−OH;Fmoc−Trp(Boc)−OH;Fmoc−Tyr(tBu)−OH;Fmoc−Val−OH。
【0699】
カルボキサミド生成物のために:この方法は、0.100mmolスケールで行った実験を述べたもので、この場合のスケールは、樹脂に結合したRinkリンカーの量により決定される。このスケールは、上記したおおよそ178mgの上記したRink−Merrifield樹脂に対応している。アミノ酸カップリングの前に、全てのペプチド合成手順は、“樹脂膨潤方法”として下記に述べた樹脂膨潤方法を用いて開始した。アミノ酸と第一級アミンN末端のカップリングには、下記に記載した“単カップリング方法”を用いた。アミノ酸と第一級アミンN末端のカップリングには、下記の“単カップリング方法”を用いた。アミノ酸と第二級アミンN末端とのカップリングは、下記の“二重カップリング方法”を使用した。クロロアセチルクロライドのペプチドのN末端のカップリングは、下記に詳述した“クロロアセチルクロライドカップリング方法”により説明される。
【0700】
樹脂膨潤方法:
ポリプロピレン固体相反応容器(10mL)に、Merrifield:Rink樹脂(178mg, 0.100mmol)を加えた。下記樹脂を、下記の通りに3回洗った(膨潤される):この反応容器にDMF(2.0mL)を加えて、この混合物を10分間周期的に撹拌して、溶媒をフリットから排出した。
【0701】
単カップリング方法:
先の工程からの樹脂を含有する反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。樹脂を、下記の通りに6回連続的に洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加えて(底部フリットを介さない)得られる混合物を、30秒間周期的に攪拌して、その後、該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、アミノ酸(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、次いでHATU(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、最後にDIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)を加えた。混合物を、15分間周期的に攪拌して、次いで反応溶液を、フリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を、容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を、30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、無水酢酸(2.0mL)を加えた。混合物を、10分間周期的に攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を、90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。得られる樹脂を、次の工程に直接使用した。
【0702】
−(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸についての単カップリング:
カップリングを、撹拌時間を30分間用いたこと以外、上記の通りに行った。
【0703】
二重カップリング方法:
先の工程からの樹脂を含有する反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v, 2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を、下記の通りに6回連続的に洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を30秒間周期的に攪拌して、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)を、次いでHATU(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、最終的にDIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)を加えた。混合物を、15分間周期的に攪拌して、次いで反応溶液を、フリットから排出した。樹脂を、以下の通りに2回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加えて(底部フリットを介さない)、得られる混合物を、30秒間周期的に攪拌して、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、次いでHATU(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、最後にDIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)を加えた。混合物を、15分間周期的に攪拌して、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を、以下の通りに2回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を、30秒間周期的に攪拌して、その後溶液をフリットから排出した。この反応容器に、無水酢酸(2.0mL)を加えた。混合物を、10分間周期的に攪拌して、次いでこの溶液を、フリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を、90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。得られる樹脂を、次の工程に直接使用した。
【0704】
クロロアセチルクロライドカップリング方法:
先の工程からの樹脂を含有する反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。樹脂を、下記の通りに6回連続的に洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、DIPEA(DMF中で0.4M、3.0mL,24等量)、次いでクロロアセチルクロリド(DMF中で0.8M,1.5mL,13.2等量)を加えた。混合物を、30分間周期的に攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。樹脂を、下記の通りに3回連続して洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、CH
2Cl
2(2.0mL)を、容器の上部に(底部フリットを介さない)加えて、得られる混合物を90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。得られる樹脂を、15分間N
2ストリーム下に置くと、樹脂が固くなり、扱い易くなった。
【0705】
カルボン酸C末端生成物について:
この方法は0.100mmolスケールで行った実験を記載するもので、この場合のスケールは、樹脂に結合した2−クロロトリチルリンカーの量により決定される。市販のFmoc−Gly−2−クロロトリチル樹脂を、通常、0.92meq/gローディングとして用いた。このスケールは、上述のおおよそ109mgのFmoc−Gly−2−クロロトリチル樹脂に対応している。アミノ酸カップリングの前に、全てのペプチド合成手順は、“樹脂膨潤方法”として下記に述べた樹脂膨潤方法を用いて開始した。アミノ酸と第一級アミンN末端のカップリングには、下記に記載した“単カップリング方法”を用いた。アミノ酸と第二級アミンN末端とのカップリングは、下記の“二重カップリング方法”を使用した。クロロアセチルクロライドのペプチドのN末端のカップリングは、下記に詳述した“クロロアセチルクロライドカップリング方法”により説明される。
【0706】
樹脂膨潤方法:
ポリプロピレン固相反応容器(10mL)に、Merrifield:Rink樹脂(178mg, 0.100mmol)を加えた。この樹脂を、下記の通りに3回洗った(膨潤される):この反応容器にDMF(2.0mL)を加えて、混合物を10分間周期的に撹拌して、溶媒をフリットから排出した。
【0707】
単カップリング方法:
先の工程からの樹脂を含有する反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。樹脂を、下記の通りに6回連続的に洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を、30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。この反応容器に、アミノ酸(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、次いでHATU(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、最後にDIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)を加えた。混合物を、15分間周期的に攪拌して、次いで反応溶液を、フリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を、容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、DIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)、次いで無水酢酸(2.0mL)を加えた。混合物を、10分間周期的に攪拌して、次いで溶液を、フリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を、90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。得られる樹脂を、次の工程に直接使用した。
【0708】
−(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸のための単カップリング:
カップリングを、30分間の撹拌時間を用いた以外は上記の通りに行った。
【0709】
二重カップリング方法:
先の工程からの樹脂を含有する反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を、下記の通りに6回連続的に洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。この反応容器に、アミノ酸(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、次いでHATU(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、最後にDIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)を加えた。混合物を、15分間周期的に攪拌して、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を、以下の通りに2回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない) 得られる混合物を、30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。 この反応容器に、アミノ酸(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、次いでHATU(DMF中で0.2M,1.0mL,2等量)、最後にDIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)を加えた。混合物を、15分間周期的に攪拌して、次いで反応溶液を、フリットから排出した。樹脂を、以下の通りに2回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を30秒間周期的に攪拌して、その後溶液を、フリットから排出した。この反応容器に、DIPEA(DMF中で0.4M,1.0mL,4等量)、次いで無水酢酸(2.0mL)を加えた。混合物を、10分間周期的に攪拌して、次いで溶液を、フリットから排出した。樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。得られる樹脂を、次の工程に直接使用した。
【0710】
クロロアセチルクロライドカップリング方法:
先の工程からの樹脂を含有する反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで溶液をフリットから排出した。この反応容器にピペリジン:DMF(20:80v/v,2.0mL)を加えた。混合物を、周期的に3分間攪拌して、次いで該溶液をフリットから排出した。樹脂を、下記の通りに6回連続的に洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を30秒間周期的に攪拌して、その後該溶液をフリットから排出した。この反応容器に、DIPEA(DMF中で0.4M,3.0mL,24等量)、次いでクロロアセチルクロリド(DMF中で0.8M,1.5mL,13.2等量)を加えた。混合物を30分間、周期的に攪拌して、次いで該溶液をフリットから排出した。樹脂を、下記の通りに3回連続して洗った:各洗いに対して、DMF(2.0mL)を、容器の上部に加え(底部フリットを介さない)、得られる混合物を90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。該樹脂を、連続的に下記の通りに4回洗った:各洗いに対して、CH
2Cl
2(2.0mL)を、容器の上部に(底部フリットを介さない)加えて、得られる混合物を90秒周期的に攪拌して、この溶液をフリットから排出した。得られる樹脂を、15分間N
2ストリーム下に置くと、樹脂は固くなり、取り扱い易くなった。
【0711】
包括的脱保護方法:
“脱保護溶液”を、40mLガラスバイアル中で、トリフルオロ酢酸(22mL)、フェノール(1.325g)、水(1.25mL)およびトリイソプロピルシラン(0.5mL)を組み合わせて調製した。樹脂を、反応容器から取り出して、4mLガラスバイアルに移した。バイアルに、“脱保護溶液”(2.0mL)を加えた。混合物を、シェーカー内で激しく混合した(1000RPM,1分間、次いで500RPM,1.5時間)。混合物を、18 X 150 mm 試験管中で0.2ミクロンのシリンジフィルターを通して濾過して、固体を、第二の“脱保護溶液”(1.0mL)を用いて抽出した。18 X 150 mm 試験管中で濾液を合わせて、Et
2O(15mL)で希釈して、有意量の白色固体が沈殿した。混合物を、2分間遠心分離して、次いで溶液を廃棄した。固体をEt
2O(20mL)に懸濁した;混合物を5分間遠心分離した;溶液を傾捨した。最後に、固体をEt
2O(20mL)に懸濁した;混合物を5分間遠心分離した;溶液を傾捨した。
【0712】
環化方法:
固体を、20mL MeCN:0.1M NH
4OAc水溶液(1:1)に溶解して、溶液を、NaOH水溶液(1.0M)を用いて注意深くpH=8.5〜9.0に調整した。次いで、溶液を、終夜(約18時間) 静置した(撹拌は必要ない)。DMSO(1mL)を加えて、反応溶液を、穏やかに加熱しながたSpeedVac遠心エバポレーターで終夜濃縮した。おおよそ1mLのMeOHを、残留物に加えて、得られる溶液を個々の実施例に記載した方法により精製した。代わりの環化方法として、0.1mmol スケールの反応から得た物質を、〜5滴のヒューニッヒ塩基(pH〜10)を含有する〜20mL MeOHに移した。これを、撹拌せずに終夜室温で静置した。溶媒を真空で除去して、残留物を、個々の実施例において記述した通りに精製した。
【0713】
実施例13051−13077、13120−13128、13141−13164および14121−14126についての一般的なトリアゾール形成方法:
1:1の水:tBuOH(〜0.016M)中のアルキンおよびアジド成分の溶液(または、ある場合には懸濁液)に、1.3等量(vs. ペプチド)のナトリウム(R)−2−((S)−1,2−ジヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−5−オキソ−2,5−ジヒドロフラン−3−オレエートを加えた。次いで、0.2等量(vs. ペプチド)のCuSO
4(0.05 mg/μL水溶液として)を加えて、得られる溶液を、室温で〜18時間撹拌した。混合物を、特定の実施例において記述した通りに分取HPLCに対して直接インジェクションした。
【0714】
実施例14051−14102についての一般的なトリアゾール形成方法:
t−BuOH(459μl)/水(459μl)中の中間体1400J(48mg, 0.023mmol)、(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート(17.64mg, 0.028mmol)、ナトリウム(R)−2−((S)−1,2−ジヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−5−オキソ−2,5−ジヒドロフラン−3−オレエート(6.39mg, 0.032mmol)および硫酸銅(II)五水和物(2.290mg, 9.17μmol)の混合物を、室温で終夜攪拌した。
【0715】
Fmoc−(S)−プロパルギルグリシン−2−クロロトリチル樹脂の製造:
DMF(3mL)およびDCM(20mL)中の2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)ペンタ−4−イノイン酸(0.671g, 2.000mmol)の溶液に、DIPEA(1.397mL,8.00mmol)を加えた。得られる溶液を、2.0gクロロトリチルクロリド樹脂(1.2meq/g)に加えて、得られる混合物を、2時間室温で振盪した。溶媒を濾去して、樹脂を、17:2:1のDCM/MeOH/DIPEA(この溶液の10mLと共に15分間振盪して、濾過した)を用いてキャップした。これを、2回繰り返した。樹脂を2回DCMで洗い、4回DMFで洗い、6回DCMで洗った(各サイクルは、〜10分間であり、次いで濾過(ブフナー漏斗)した。樹脂を、N
2下にて乾燥させて、0.9mmol/gのローディングと推定される樹脂(2.2g)を得た。
【0716】
2−(2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ)−N−(プロパ−2−イン−1−イル)アセトアミドの製造
スキーム:
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
2−(2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ)酢酸(1.53g, 8.59mmol)/THF(28.6ml)の溶液に、プロパ−2−イン−1−アミン(0.660mL,10.30mmol)およびDIPEA(3.00mL,17.17mmol)を加えた。次いで、HBTU(3.91g, 10.30mmol)を加えて、混合物を室温で撹拌した。〜1.5時間後に、LC/MSにより、反応がほぼ完了に達していることが示された。溶媒を白色沈殿物から傾取して、真空濃縮した。残留物を、EtOAc中にとり、次いでNaHCO
3で抽出して、反応していない酸を除去した。次いで、有機層を、0.1M HClで2回抽出して、過剰な塩基を除去した。次いで、有機抽出物をMgSO
4で乾燥させ、濾過して、真空濃縮した。残留物を、シリカゲル(40g)上に重層して、CH
2Cl
2(60mL)で溶出して、次いで600mLかけて25%アセトン/CH
2Cl
2のグラジエント、最終的に300mLかけて25%アセトン/CH
2Cl
2で保持した。適切な画分を合わせて、2−(2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ)−N−(プロパ−2−イン−1−イル)アセトアミド(102.2mg, 0.475mmol, 5.53%収率)を得た。
1H NMR(500MHz, クロロホルム−d) δ 7.41(br. s., 1H), 4.11(dd, J=5.6, 2.6 Hz, 2H), 4.05(s, 2H), 3.74 - 3.67(m, 6H), 3.63 - 3.60(m, 2H), 3.43(s, 3H), 2.23(t, J=2.5 Hz, 1H).
【0717】
N−(プロパ−2−イン−1−イル)ステアリン酸アミドの製造
スキーム:
【化387】
[この文献は図面を表示できません]
テトラデカノイルクロライド(200mg, 0.810mmol)/テトラヒドロフラン(2026μl)の溶液に、プロパ−2−イン−1−アミン(208μl, 3.24mmol) を加えた。ウィークエンド後に、目的の生成物をLC/MSにより見出した。過剰溶媒を、真空で除去して、水を加えた。pHを、1M NaOHを用いて〜10に調整して、混合物をCH
2Cl
2中で3回抽出した。有機抽出物を合わせて、MgSO
4で乾燥し、濾過して、真空濃縮して、濾過して、真空濃縮した。EtOAc/ヘキサンのグラジエントを用いるクロマトグラフィーにより、目的とする物質を得た。
1H NMR(500MHz, クロロホルム−d) δ 5.57(br. s., 1H), 4.08(dd, J=5.3, 2.5 Hz, 2H), 2.25(t, J=2.6 Hz, 1H), 2.23 - 2.19(m, 2H), 1.65(m, 6H), 1.31(m, 24H), 0.92 - 0.87(m, 3H).
【0718】
N−(5−アジドペンチル)−2−(2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ)アセトアミドの製造
スキーム:
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
2−(2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ)酢酸(400mg, 2.245mmol)/
THF(7483μl)の溶液に、5−アジドペンタン−1−アミン(317mg, 2.469mmol)およびDIPEA(784μl, 4.49mmol)を加えた。HBTU(936mg, 2.469mmol)を、次いで加えて、混合物を室温で撹拌した。1.5時間後に、LC/MSにより、反応がほぼ完了に達したことが示された。溶媒を、白色沈殿物から傾取して、真空濃縮した。残留物を、EtOAc中にとり、次いでNaHCO
3で抽出して、あらゆる未反応の酸を除去した。次いで有機層を、0.1M HClで2回抽出して、過剰塩基を除去した。次いで、有機抽出物をMgSO
4で乾燥させ、濾過して、真空濃縮した。この物質を、次の化学分析のためにそのまま使用した。LC/MS:(M+H)
+=289.15.
【0719】
(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート
【化389】
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工程1:(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエートの製造
THF(6.72ml)中の5−アジドペンタン−1−アミン(0.320g, 2.419mmol)、コハク酸ビタミンE(1.07g, 2.016mmol)、DIPEA(0.704mL,4.03mmol)およびHBTU(0.765g, 2.016mmol)の混合物を、室温で終夜攪拌した。得られる粗生成物を、Biotage(シリカゲル, 300g, 0〜20%アセトン/CH
2Cl
2)により精製して、(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート(1.29g, 2.013mmol, 100%収率)を得た。分析条件D:保持時間=4.87分;ESI−MS(+) m/z 641.4(M+H)
+;
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 3.26 - 3.15(m, 4H), 2.95(t, J=6.7 Hz, 2H), 2.62(dt, J=12.8, 6.6 Hz, 4H), 2.13 - 2.06(m, 3H), 1.99 -1.96(m, 3H), 1.84 -1.81(m, 3H), 1.90 - 1.76(m, 2H), 1.69 - 1.02(m, 30H), 0.98 - 0.79(m, 12H)
【0720】
2−(2−(2−(2−アジドエトキシ)エトキシ)エトキシ)エチル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート
【化390】
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工程1:2−(2−(2−(2−アジドエトキシ)エトキシ)エトキシ)エチル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネートの製造
CH
2Cl
2(11.35ml)中の2−(2−(2−(2−アジドエトキシ)エトキシ)エトキシ)エタノール/t−ブチルメチルエーテル(3.77mL,1.884mmol)、コハク酸ビタミンE(1.0g, 1.884mmol)、DMAP(0.092g, 0.754mmol)およびEDCI(1.138g, 5.93mmol)の混合物を、室温で終夜攪拌した。得られる粗生成物を、Biotage(シリカゲル, 300g, 0〜20%アセトン/CH
2Cl
2)により精製して、2−(2−(2−(2−アジドエトキシ)エトキシ)エトキシ)エチル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート(1.37g, 1.872mmol, 99%収率)。分析条件D:保持時間=5.18分;ESI−MS(+) m/z 732.5(M+H)
+
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.31 - 4.21(M, 2h), 3.74 - 3.60(M, 12h), 3.38 - 3.34(M, 2h), 2.95(DD, j=7.5, 5.3 hZ, 2h), 2.78(DD, j=7.4, 5.4 hZ, 2h), 2.64(T, j=6.8 hZ, 2h), 2.12 - 2.07(M, 3h), 2.01(S, 3h), 1.99 - 1.94(M, 3h), 1.90 - 1.75(M, 2h), 1.66 - 1.03(M, 24h), 0.94 - 0.83(M, 12h).
【0721】
17−アジド−3,6,9,12,15−ペンタオキサヘプタデシル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート
【化391】
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工程1:17−ヒドロキシ−3,6,9,12,15−ペンタオキサヘプタデシル 4−メチルベンゼンスルホネートの製造:
3,6,9,12,15−ペンタオキサヘプタデカン−1,17−ジオール(8g, 28.3mmol)を、THF(30mL)に溶解した。ピリジン(7.13mL,88mmol)を、混合物に加えて、次いで4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(5.41g, 28.4mmol)を加えた。混合物を、室温で3時間撹拌した。混合物をroto−vapにより濃縮した。得られる残留物をジクロロメタンに溶解して、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で2回洗った。水層を合わせて、ジクロロメタンで逆抽出した。有機層を合わせて、1N 塩酸で2回洗い、塩水で1回洗った。有機物質をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させて、17−ヒドロキシ−3,6,9,12,15−ペンタオキサヘプタデシル 4−メチルベンゼンスルホネート(5.10g, 11.68mmol, 41.2%収率)を得て、これを次の工程にそのまま使用した。分析条件D:保持時間=1.37分;ESI−MS(+) m/z 437.3(M+H)
+
【0722】
工程2:17−アジド−3,6,9,12,15−ペンタオキサへプタデカン−1−オールの製造
17−ヒドロキシ−3,6,9,12,15−ペンタオキサヘプタデシル 4−メチルベンゼンスルホネート(5.10g, 11.68mmol)を、EtOH(37.4ml)に溶解した。アジ化ナトリウム(2.97g, 45.7mmol)を、混合物に加えて、その後水(1.498ml)を加えた。混合物を、還流にて温めて、攪拌しながら15時間保持した。濁った反応混合物を、roto−vapにより濃縮した。残留物を、水で処理した。混合物を、ジクロロメタンで2回抽出した。有機層を合わせて、炭酸水素ナトリウム水溶液で2回洗った。有機物を、MgSO
4で乾燥させ、濾過して、次いで濃縮乾固させた。残留物を、Biotage(シリカ;300g;0〜9%D MeOH/ジクロロメタン、全体で2400mL)により精製した。全ての流出物を、16x150培養管中に集めた。TLC(シリカ;5%MeOH−CH
2Cl
2;ヨウ素チャンバー)により決定された主要ピークの画分を単離して、濃縮乾固させた。17−アジド−3,6,9,12,15−ペンタオキサへプタデカン−1−オール(3.08g, 10.02mmol, 86%収率)を、透明な無色油状物として得た。分析条件D:保持時間=1.19分;ESI−MS(+) m/z 330.2(M+Na);
1H NMR(500MHz,メタノール−d
4) δ 3.73 - 3.61(m, 20H), 3.60 - 3.55(m, 2H), 3.39(t, J=4.9 Hz, 2H).
【0723】
工程3:17−アジド−3,6,9,12,15−ペンタオキサへプタデカン−1−オールの製造
CH
2Cl
2(11.35ml)中の17−アジド−3,6,9,12,15−ペンタオキサへプタデカン−1−オール(0.579g, 1.884mmol)、コハク酸ビタミンE(1.0g, 1.884mmol)、DMAP(0.092g, 0.754mmol)およびEDCI(1.138g, 5.93mmol)の混合物を、室温で終夜攪拌した。得られる粗生成物を、Biotage(SG, 300g, 0〜40%アセトン/CH
2Cl
2)により精製して、17−アジド−3,6,9,12,15−ペンタオキサヘプタデシル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート(1.20g, 1.463mmol, 78%収率)を得た。分析条件D:保持時間=5.50分;ESI−MS(+) m/z 842.6(M+Na).
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.31 - 4.23(m, 2H), 3.73 - 3.70(m, 2H), 3.69 - 3.59(m, 18H), 3.40 - 3.30(m, 2H), 2.98 - 2.91(m, 2H), 2.80 - 2.75(m, 2H), 2.64(t, J=6.8 Hz, 2H), 2.09(s, 3H), 2.01(s, 3H), 1.98(s, 3H), 1.89 - 1.76(m, 2H), 1.61 - 1.50(m, 4H), 1.48 - 1.01(m, 20H), 0.94 - 0.83(m, 12H).
【0724】
23−アジド−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコシル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート
【化392】
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工程1:23−ヒドロキシ−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコシル 4−メチルベンゼンスルホネートの製造:
3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコサン−1,23−ジオール(5.5g, 14.85mmol)をTHF(30mL)に溶解した。ピリジン(3.73mL,46.2mmol)を、混合物に加えて、次いで4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(2.84g, 14.88mmol)を加えた。混合物を、室温で終夜撹拌した。混合物をroto−vapにより濃縮した。残留物をジクロロメタンに溶解して、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で2回洗った。水層を合わせて、ジクロロメタンで逆抽出した。有機層を合わせて、1N 塩酸で2回洗い、塩水で1回洗った。有機物質をMgSO
4で乾燥させて、濾過して、濃縮乾固させて、23−ヒドロキシ−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコシル 4−メチルベンゼンスルホネート(2.58g, 4.92mmol, 33.1%収率)を得て、そのまま次の工程に使用した。分析条件D:保持時間=1.41分;ESI−MS(+) m/z 525.3(M+H)
+
【0725】
工程2:23−アジド−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコサン−1−オールの製造
23−ヒドロキシ−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコシル 4−メチルベンゼンスルホネート(2.58g, 4.92mmol)を、EtOH(15.76ml)に溶解した。アジ化ナトリウム(1.250g, 19.23mmol)を、混合物に加えて、その後水(0.630ml)を加えた。混合物を、還流加熱して、攪拌しながら15時間保持した。濁った反応混合物を、roto−vapにより濃縮した。残留物を水で処理した。物質を、ジクロロメタンで2回抽出した。有機物質を集めて、炭酸水素ナトリウム水溶液で2回洗った。有機物をMgSO
4で乾燥させて、濾過し、次いで濃縮乾固させた。残留物を、Biotageにより精製した(シリカ;300g;0〜10%MeOH/ジクロロメタン、全体で2400mL)。全ての流出物を、16x150培養管に集めた。TLC(シリカ;5%MeOH〜CH
2Cl
2;ヨウ素チャンバー)により決定された主要ピーク画分を単離して、濃縮乾固させた。23−アジド−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコサン−1−オール(1.55g, 3.92mmol, 80%収率)を、透明な無色油状物として得た。分析条件D:保持時間=1.18分;ESI−MS(+) m/z 396.3(M+H)
+;
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 3.75 - 3.60(m, 28H), 3.60 - 3.54(m, 2H), 3.43 - 3.37(m, 2H).
【0726】
工程3:17−アジド−3,6,9,12,15−ペンタオキサへプタデカン−1−オール の製造
CH
2Cl
2(11.35ml)中の23−アジド−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコサン−1−オール(0.745g, 1.884mmol)、コハク酸ビタミンE(1.0g, 1.884mmol)、DMAP(0.092g, 0.754mmol)およびEDCI(1.138g, 5.93mmol)の混合物を、室温で終夜攪拌した。得られる粗生成物を、Biotage(SG, 300g, 0〜50%アセトン/CH
2Cl
2)により精製して、23−アジド−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコシル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート(0.77g, 0.848mmol, 45.0%収率)を得た。
分析条件D:保持時間=5.04分;ESI−MS(+) m/z 908.9(M+H)
+
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.30 - 4.23(m, 2H), 3.77 - 3.56(m, 28H), 3.42 - 3.35(m, 2H), 2.96(dd, J=7.5, 5.3 Hz, 2H), 2.84 - 2.73(m, 2H), 2.64(t, J=6.8 Hz, 2H), 2.09(s, 3H), 2.00(d, J=17.1 Hz, 6H), 1.83(dq, J=18.4, 6.7 Hz, 2H), 1.64 - 1.04(m, 24H), 0.97 - 0.79(m, 12H).
【0727】
23−アジド−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコシル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート
【化393】
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工程1:2,5,8,11−テトラオキサトリデカン−13−イル 4−メチルベンゼンスルホネートの製造
2,5,8,11−テトラオキサトリデカン−13−オール(5.0g, 24.01mmol)を、THF(20.01ml)に溶解した。ピリジン(5.83mL,72.0mmol)を、混合物に加えて、次いで4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(5.49g, 28.8mmol)を加えた。混合物を、室温にて終夜撹拌した。混合物を、roto−vapにより濃縮した。残留物を、ジクロロメタンに溶解した。物質を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で2回洗った。水層を合わせて、ジクロロメタンで逆抽出した。有機層を合わせて、1N塩酸を用いて2回洗い、塩水で1回洗った。有機物をMgSO
4で乾燥させて、濾過し、次いで濃縮乾固させて、2,5,8,11−テトラオキサトリデカン−13−イル 4−メチルベンゼンスルホネート(4.12g, 11.37mmol, 47.3%収率)を得て、これを次の工程にそのまま使用した。
【0728】
工程2:13−アジド−2,5,8,11−テトラオキサトリデカンの製造
2,5,8,11−テトラオキサトリデカン−13−イル 4−メチルベンゼンスルホネート(4.12g, 11.37mmol)を、EtOH(18.22ml)に溶解した。アジ化ナトリウム(1.478g, 22.73mmol)を、混合物に加えて、次いで水(0.729ml)を加えた。混合物を、還流で温めて、攪拌しながら15時間保持した。濁った反応混合物を、roto−vapにより濃縮した。残留物を水で処理した。物質を、ジクロロメタンで2回抽出した。有機物質を集めて、炭酸水素ナトリウム水溶液で2回洗った。有機物をMgSO
4で乾燥させて、濾過し、次いで濃縮乾固させた。残留物を、Biotage(シリカ;300g;0〜9%D MeOH/ジクロロメタン, 全体として2400mL)により精製した。全ての溶出物を16 x 150の培養管に集めた。TLC(シリカ;5% MeOH−CH
2Cl
2;ヨウ素チャンバー)により決定された主要ピーク画分を単離して、濃縮乾固させた。13−アジド−2,5,8,11−テトラオキサトリデカン(1.17g, 5.02mmol,44.1%収率)を、透明な無色油状物として得た。[M+H]
+, m/z 234およびナトリウム付加[M+Na]
+, m/z 256;
1H NMR(400MHz, メタノール−d
4) δ 3.74 - 3.60(m, 12H), 3.58 - 3.53(m, 2H), 3.43 - 3.35(m, 5H).
【0729】
(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸
【化394】
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工程1:16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカン酸の製造
ヘキサデカン二酸(4.5g, 15.71mmol)を、トルエン(28.1ml)に懸濁して、混合物を還流加熱した。1,1−ジ−tert−ブトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(10.10mL,42.1mmol)を加えて、30分間かけて滴加した。混合物を、終夜還流した。溶媒を、50℃で真空除去して、粗製物質を、CH
2Cl
2/EtOAc(75mL 1:1)に懸濁した、15分間攪拌した。固体を濾去して、CH
2Cl
2(25mL)で洗った。濾液を、真空蒸発させた。得られる物質を、CH
2Cl
2(6mL)に懸濁して、10分間氷冷して、濾過した。溶媒を真空除去して、粗生成物とし、これをフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(シリカゲル, EtOAc/ヘキサン)、16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカン酸(2.56g, 7.47mmol, 47.6%収率)を得た。分析条件D:保持時間=5.04分;ESI−MS(+) m/z 269.3 [M−OC(CH
3)
3];
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 2.33 - 2.18(m, 4H), 1.66 - 1.54(m, 4H), 1.50 - 1.43(m, 9H), 1.40 - 1.25(m, 20H).
【0730】
工程2:(S)−メチル 2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−アジドブタノエートの製造
(2S)−N−FMOC−4−アジド−ブタン酸(1.0g, 2.73mmol)/MeOH(4.21ml)/CH
2Cl
2(12.64ml)の混合物に、(トリメチルシリル)ジアゾメタン/ジエチルエーテル(2.047mL,4.09mmol)を加えた。得られる混合物を、室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、(S)−メチル 2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−アジドブタノエートを得て、これを次の工程にそのまま使用した。
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 7.81(d, J=7.6 Hz, 2H), 7.73 - 7.63(m, 2H), 7.47 - 7.22(m, 4H), 4.41(d, J=6.7 Hz, 2H), 4.35 - 4.17(m, 2H), 3.82 - 3.70(m, 3H), 3.49 - 3.34(m, 2H), 2.21 - 2.04(m, 1H), 1.97 - 1.80(m, 1H).
【0731】
工程3:(S)−メチル 4−アジド−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ブタノエートの製造
CH
2Cl
2(4mL)中の(S)−メチル 2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−アジドブタノエート(1.038g, 2.73mmol)およびジエチルアミン(4.0mL,38.3mmol)の混合物を、室温で2時間撹拌した。LCMSより、S.Mの消失とFMOC関連ピークと同時に生成物の形成が示された。濃縮して得られた生成物を、次の工程にそのまま使用した。
1H NMR(500MHz,メタノール−d
4) δ 3.85 - 3.69(m, 3H), 3.63 - 3.52(m, 1H), 3.51 - 3.40(m, 2H), 2.05 - 1.91(m, 1H), 1.88 - 1.76(m, 1H).
【0732】
工程4:(S)−tert−ブチル 16−((4−アジド−1−メトキシ−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−16−オキソヘキサデカノエートの製造
THF(27.3ml)中の(S)−メチル 2−アミノ−4−アジドブタノエート(0.432g, 2.73mmol)、16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカン酸(0.935g, 2.73mmol)、DIPEA(1.907mL,10.92mmol)およびHBTU(1.035g, 2.73mmol)の混合液を、室温で終夜攪拌した。得られる粗生成物を、Biotage(SG, 300g, 0〜10%アセトン/CH
2Cl
2)により精製して、(S)−tert−ブチル 16−((4−アジド−1−メトキシ−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−16−オキソヘキサデカノエート(1.3g, 2.69mmol, 99%収率)を得た。分析条件D:保持時間=2.62分;ESI−MS(+) m/z 483.3(M+H)
+
【0733】
工程5:(S)−4−アジド−2−(16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカンアミド)ブタン酸の製造
(S)−tert−ブチル 16−((4−アジド−1−メトキシ−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−16−オキソヘキサデカノエート(1.3g, 2.69mmol)を、THF(13.47ml)に溶解して、次いでLiOH(0.323g, 13.47mmol)および水(13.47ml)を添加した。この反応混合物を、室温で3時間撹拌した。反応混合物を、濃縮乾固させた。得られる(S)−4−アジド−2−(16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカンアミド)ブタン酸を、次の工程にそのまま使用した。
分析条件D:保持時間=2.56分;ESI−MS(+) m/z 469.4(M+H)
+
【0734】
工程6:(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸の製造
(S)−4−アジド−2−(16−(tert−ブトキシ)−16−オキソヘキサデカンアミド)ブタン酸(1261mg, 2.69mmol)およびTFA(3mL,38.9mmol)/DCM(20mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。得られる粗生成物を、Prep−HPLCにより精製して(溶媒A=10%MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90%MeOH−10%H
2O−0.1%TFA、カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分, 50〜100%Bで10分間、12分間停止)、(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(326mg, 0.790mmol,29.4%収率)を得た。分析条件D:保持時間=2.30分;ESI−MS(+) m/z 413.3(M+H)
+;
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.52(dd, J=9.3, 4.7 Hz, 1H), 3.53 - 3.35(m, 2H), 2.34 - 2.21(m, 4H), 2.19 - 2.07(m, 1H), 1.99 - 1.84(m, 1H), 1.63(dquin, J=14.1, 7.1 Hz, 4H), 1.48 - 1.17(m, 20H).
【0735】
(S)−メチル 4−アジド−2−パルミトアミドブタノエート
【化395】
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工程1:(S)−メチル 2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−アジドブタノエートの製造
(2S)−N−FMOC−4−アジド−ブタン酸(1.0g, 2.73mmol)/MeOH(4.21ml)/CH
2Cl
2(12.64ml)の混合物に、(トリメチルシリル)ジアゾメタン/ジエチルエーテル(2.047mL,4.09mmol)を加えた。得られる混合物を、室温で2時間撹拌した。混合物を、濃縮して、(S)−メチル 2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−アジドブタノエートを得て、これを次の工程にそのまま使用した。
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 7.81(d, J=7.6 Hz, 2H), 7.73 - 7.63(m, 2H), 7.47 - 7.22(m, 4H), 4.41(d, J=6.7 Hz, 2H), 4.35 - 4.17(m, 2H), 3.82 - 3.70(m, 3H), 3.49 - 3.34(m, 2H), 2.21 - 2.04(m, 1H), 1.97 - 1.80(m, 1H).
【0736】
工程2:(S)−メチル 4−アジド−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ブタノエートの製造
CH
2Cl
2(4mL)中の(S)−メチル 2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−アジドブタノエート(1.038g, 2.73mmol)およびジエチルアミン(4.0mL,38.3mmol)の混合物を、室温で2時間撹拌した。LCMSは、S.M.の消失と、FMOC関連ピークを伴い生成物の形成を示した。濃縮して、得られる生成物を、次の工程にそのまま使用した。
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 3.85 - 3.69(m, 3H), 3.63 - 3.52(m, 1H), 3.51 - 3.40(m, 2H), 2.05 - 1.91(m, 1H), 1.88 - 1.76(m, 1H).
【0737】
工程3:(S)−メチル 4−アジド−2−パルミトアミドブタノエートの製造
THF(6667μl)中の(S)−メチル 2−アミノ−4−アジドブタノエート・TFA(544mg, 2.00mmol)、パルミチン酸(513mg, 2.000mmol)、DIPEA(1397μl, 8.00mmol)およびHBTU(758mg, 2.000mmol)の混合物を、室温で終夜攪拌した。得られる粗生成物を、Biotage(SG, 300g, 0〜85%EtOAc/ヘキサン)により精製して、(S)−メチル 4−アジド−2−パルミトアミドブタノエート(477mg, 1.203mmol, 60.1%収率)を得た。分析条件D:保持時間=2.75分;ESI−MS(+) m/z 397.3(M+H)
+;
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.53(dd, J=9.2, 5.0 Hz, 1H), 3.74(s, 3H), 3.51 - 3.35(m, 2H), 2.31 - 2.22(m, 2H), 2.15 - 2.06(m, 1H), 1.97 - 1.86(m, 1H), 1.70 - 1.57(m, 2H), 1.41 - 1.28(m, 24H), 0.94 - 0.84(m, 3H).
【0738】
工程4:(S)−メチル 4−アジド−2−パルミトアミドブタノエートの製造
(S)−メチル 4−アジド−2−パルミトアミドブタノエート(477mg, 1.203mmol)を、THF(6014μl)に溶解して、その後LiOH(144mg, 6.01mmol)および水(6014μl)を加えた。反応混合物を、室温で3時間撹拌した。反応混合物を、濃縮乾固させた。残留物を水で希釈して、1N HClを加えて、酸性とした。CH
2Cl
2(x3)で抽出した。有機層を集めて、MgSO
4で乾燥して、濾過し、濃縮して、(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(440mg, 1.150mmol,96%収率)を得た。分析条件D:保持時間=2.71分;ESI−MS(+) m/z 383.3(M+H)
+.
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.56 - 4.47(m, 1H), 3.52 - 3.34(m, 2H), 2.32 - 2.22(m, 2H), 2.14(dddd, J=14.3, 7.8, 6.9, 4.9 Hz, 1H), 2.01 - 1.86(m, 1H), 1.72 - 1.56(m, 2H), 1.49 - 1.12(m, 24H), 1.01 - 0.80(m, 3H).
【0739】
(S)−1−アジド−40−カルボキシ−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸
【化396】
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工程1:18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸の製造
オクタデカン酸(7.5g, 23.85mmol)を、トルエン(42.6ml)に懸濁して、混合物を還流加熱した。1,1−ジ−tert−ブトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(15.33mL,63.9mmol)を加えて、30分間かけて滴加した。混合物を、終夜還流した。溶媒を50℃で真空除去して、粗製物質をCH
2Cl
2/EtOAcに懸濁した(110mL 1:1)、15分間攪拌した。固体を濾去して、CH
2Cl
2で洗った(40mL)。濾液を真空蒸発させた。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(SG, 0〜25%アセトン/CH
2Cl
2)、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(3.95g, 10.66mmol,44.7%収率)を得た。
分析条件D:保持時間=5.04分;ESI−MS(+) m/z 297.3[M−OC(CH
3)
3]
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 2.29(t, J=7.5 Hz, 2H), 2.22(t, J=7.4 Hz, 2H), 1.67 - 1.53(m, 4H), 1.50 - 1.42(m, 9H), 1.40 - 1.25(m, 24H).
【0740】
工程2:1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエートの製造
DCC(5.11mL,5.11mmol)を、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(1.72g, 4.64mmol)および1−ヒドロキシピロリジン−2,5−ジオン(0.588g, 5.11mmol)/DMF(48mL)の溶液に加えた。混合物を、室温で終夜撹拌した。混合物を濾過して、濃縮して、1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエートを得て、これを次の工程にそのまま使用した。
【0741】
工程3:(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸の製造
水(5.80ml)を、THF(17.41ml)中の(S)−4−アミノ−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソペンタン酸(1.038g, 5.11mmol)、1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエート(2.171g, 4.64mmol)、炭酸水素ナトリウム(0.468g, 5.57mmol)の混合物に加えた。得られる透明な溶液を、室温で4時間攪拌した。全てのTHFを除去して、HCl(6.04mL,6.04mmol)を加えて、pHを0℃で2〜3に調整した。得られる懸濁液を、CH
2Cl
2(x3)で抽出して、有機層を濃縮した。得られる粗生成物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(アセトン/CH
2Cl
2 0〜25%)、(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(2.29g, 4.12mmol, 89%収率)を、白色固体として得た。分析条件D:保持時間=2.74分;ESI−MS(+) m/z 555.6(M+H)
+.
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.32(dd, J=9.0, 5.3 Hz, 1H), 2.45 - 2.33(m, 2H), 2.30 - 2.06(m, 5H), 1.99 - 1.82(m, 3H), 1.78 - 1.53(m, 2H), 1.53 - 1.44(m, 18H), 1.44 - 1.26(m, 24H).
【0742】
工程4:(S)−tert−ブチル 1−アジド−40−(tert−ブトキシカルボニル)−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−オエートの製造
(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(438mg, 0.789mmol)/DMF(1593μl)の溶液に、ヒューニッヒ塩基(275μl, 1.577mmol)およびHATU(400mg, 1.051mmol)を加えた。35−アジド−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサペンタトリアコンタン−1−アミン(300mg, 0.526mmol)を、次いで加えて、溶液を室温で攪拌した。混合物を終夜攪拌した。
【0743】
混合物を、水に注ぎ入れて、CH
2Cl
2に3回抽出した。有機抽出物を合わせて、MgSO
4で乾燥し、濾過して、真空濃縮して、濾過して、真空濃縮して、(S)−tert−ブチル 1−アジド−40−(tert−ブトキシカルボニル)−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−オエートを得て、そのまま次の工程に使用した。分析条件D:保持時間=2.84分;ESI−MS(+) m/z 1109.1(M+H)
+.
【0744】
工程5:(S)−1−アジド−40−カルボキシ−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸の製造
(S)−tert−ブチル 1−アジド−40−(tert−ブトキシカルボニル)−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−オエート(280mg, 0.253mmol)およびTFA(3mL,38.9mmol)/DCM(3.0mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。得られる粗生成物を、Prep−HPLCにより精製して(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA,カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、50〜100%B、10分間および12分で停止)、(S)−1−アジド−40−カルボキシ−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸(124mg, 0.124mmol,49.3%収率)を得た。分析条件D:保持時間=2.43分;ESI−MS(+) m/z 996.9(M+H)
+;
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.44-4.35(m, 1H), 3.84-3.27(m, 48H), 2.39-2.11(m, 7H), 2.04-1.87(m, 1H), 1.71-1.55(m, 4H), 1.44-1.18(m, 24H).
【0745】
(S)−1−アジド−16−カルボキシ−13,18−ジオキソ−3,6,9−トリオキサ−12,17−ジアザペンタトリアコンタン−35−酸
【化397】
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工程1:2−(2−(2−(2−アジドエトキシ)エトキシ)エトキシ)エタンアミン(113mg, 0.517mmol)/DMF(4498μl)の溶液に、ヒューニッヒ塩基(314μl, 1.799mmol)、次いで(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(250mg, 0.450mmol)を加えた。次いで、HATU(342mg, 0.900mmol)を加えて、得られる溶液を室温で撹拌した。LC/MSにより、目的とするm/zへの変換が示された。高真空でDMFを除去して、次いで残留物を、シリカゲル(40g)に重層し、DCM(100mL)で溶出して、次いで540mLかけて75%DCM/アセトンのグラジエント、最終的に150mLに対して75%DCM/アセトンで保持した。目的とする画分を合わせた。この物質をそのまま次工程に用いた。
【0746】
工程2:(S)−tert−ブチル 1−アジド−16−(tert−ブトキシカルボニル)−13,18−ジオキソ−3,6,9−トリオキサ−12,17−ジアザペンタトリアコンタン−35−オエート(414.0mg, 0.548mmol)/DCM(5476μl)の溶液に、TFA(1266μl, 16.43mmol)を加えた。LC/MSにより、遅い反応が示されたので、更なる14等量のTFAを加えて、混合物を更に撹拌した。更に〜6時間後に、LC/MSにより、ほぼ反応の完了が示された。溶媒を真空で除去した。混合物を、ヒューニッヒ塩基/MeOH(〜1%)に移した。反応混合物を、5回のインジェクションにてPREP HPLCにより精製した:(30 X 100 mm HPLC Luna Axia C18, 10分かけて50〜100%A:B、100%Bで5分間(Aは90:10:0.1の水:MeOH:TFA;Bは90:10:0.1のMeOH:水:TFA))。目的とする画分を合わせて、濃縮して、(S)−1−アジド−16−カルボキシ−13,18−ジオキソ−3,6,9−トリオキサ−12,17−ジアザペンタトリアコンタン−35−酸(112.4mg, 0.124mmol,22.64%収率)を得た。LC/MS:(M+H)
+=644.45.
【0747】
(S)−1−アジド−22−カルボキシ−19,24−ジオキソ−3,6,9,12,15−ペンタオキサ−18,23−ジアザヘンテトラコンタン−41−酸
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸の製造
オクタデカン二酸(7.5g, 23.85mmol)を、トルエン(42.6ml)に懸濁して、混合物を還流加熱した。1,1−ジ−tert−ブトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(15.33mL,63.9mmol)を加えて、30分かけて滴加した。混合物を、終夜還流した。溶媒を、50℃で真空除去して、粗製物質を、CH
2Cl
2/EtOAc(110mL 1:1)に懸濁して、15分間攪拌した。固体を濾去して、CH
2Cl
2(40mL)で洗った。濾液を真空蒸発させた。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(SG, 0〜25%アセトン/CH
2Cl
2)、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(3.95g, 10.66mmol, 44.7%収率)を得た。分析条件D:保持時間=5.04分;ESI−MS(+) m/z 297.3[M−OC(CH
3)
3];
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 2.29(t, J=7.5 Hz, 2H), 2.22(t, J=7.4 Hz, 2H), 1.67-1.53(m, 4H), 1.50-1.42(m, 9H), 1.40-1.25(m, 24H).
【0748】
工程2:1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエートの製造
DCC(5.11mL,5.11mmol)を、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(1.72g, 4.64mmol)および1−ヒドロキシピロリジン−2,5−ジオン(0.588g, 5.11mmol)/DMF(48mL)の溶液に加えた。混合物を、室温で終夜撹拌した。混合物を濾過して、濃縮して、1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエートを得て、これを次の工程にそのまま使用した。
【0749】
工程3:(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸の製造
水(5.80ml)を、THF(17.41ml)中の(S)−4−アミノ−5−(tert−ブトキシ)−5−オキソペンタン酸(1.038g, 5.11mmol)、1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエート(2.171g, 4.64mmol)、炭酸水素ナトリウム(0.468g, 5.57mmol)の混合物に加えた。得られる透明な溶液を、室温で4時間攪拌した。全てのTHFを除去して、HCl(6.04mL,6.04mmol)を加えて、pHを0℃で2〜3に調整した。得られる懸濁液を、CH
2Cl
2(x3)で抽出した。有機層を濃縮した。得られる粗生成物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(アセトン/CH
2Cl
2の0〜25%)、(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(2.29g, 4.12mmol, 89%収率)を、白色固体として得た。分析条件D:保持時間=2.74分;ESI−MS(+) m/z 555.6(M+H)
+ 1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.32(dd, J=9.0, 5.3 Hz, 1H), 2.45 - 2.33(m, 2H), 2.30 - 2.06(m, 5H), 1.99 - 1.82(m, 3H), 1.78 - 1.53(m, 2H), 1.53 - 1.44(m, 18H), 1.44 - 1.26(m, 24H).
【0750】
工程4:(S)−tert−ブチル 1−アジド−22−(tert−ブトキシカルボニル)−19,24−ジオキソ−3,6,9,12,15−ペンタオキサ−18,23−ジアザヘンテトラコンタン−41−オエートの製造
(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(225mg, 0.405mmol)/DMF(4048μl)の溶液に、ヒューニッヒ塩基(212μl, 1.214mmol)およびHATU(308mg, 0.810mmol)を加えた。次いで、17−アジド−3,6,9,12,15−ペンタオキサへプタデカン−1−アミン・HCl(139mg, 0.405mmol)を加えて、溶液を室温で攪拌した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(220g, シリカゲル, 10〜60%アセトン/CH
2Cl
2)、(S)−tert−ブチル 1−アジド−22−(tert−ブトキシカルボニル)−19,24−ジオキソ−3,6,9,12,15−ペンタオキサ−18,23−ジアザヘンテトラコンタン−41−オエート(330mg, 0.391mmol, 97%収率)を得た。分析条件D:保持時間=2.88分;ESI−MS(+) m/z 844.7(M+H)
+;
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.30 - 4.23(m, 1H), 3.74 - 3.60(m, 18H), 3.60 - 3.52(m, 2H), 3.43 - 3.35(m, 4H), 2.34 - 2.28(m, 2H), 2.28 - 2.19(m, 4H), 2.15 - 2.08(m, 1H), 1.98 - 1.87(m, 1H), 1.69 - 1.53(m, 4H), 1.52 - 1.44(m, 18H), 1.41 - 1.27(m, 24H).
【0751】
工程5:(S)−1−アジド−22−カルボキシ−19,24−ジオキソ−3,6,9,12,15−ペンタオキサ−18,23−ジアザヘンテトラコンタン−41−酸の製造
(S)−tert−ブチル 1−アジド−22−(tert−ブトキシカルボニル)−19,24−ジオキソ−3,6,9,12,15−ペンタオキサ−18,23−ジアザヘンテトラコンタン−41−オエート(330mg, 0.391mmol)およびTFA(0.422mL,5.47mmol)/DCM(3.0mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。得られる粗生成物を、Prep−HPLCにより精製して(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA.カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 150mm, S10, 流速:40mL/分、50〜100%Bで10分間 、13分で停止)、(S)−1−アジド−22−カルボキシ−19,24−ジオキソ−3,6,9,12,15−ペンタオキサ−18,23−ジアザヘンテトラコンタン−41−酸(101mg, 0.138mmol,35.3%収率)を得た。分析条件D:保持時間=2.42分;ESI−MS(+) m/z 732.5(M+H)
+
【0752】
(S)−1−アジド−28−カルボキシ−25,30−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサ−24,29−ジアザヘプタテトラコンタン−47−酸
【化399】
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工程1:23−アジド−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコサン−1−アミン(204mg, 0.517mmol)/DMF(4498μl)の溶液に、ヒューニッヒ塩基(314μl, 1.799mmol)、次いで(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(250mg, 0.450mmol)を加えた。次いで、HATU(342mg, 0.900mmol)を加えて、得られる溶液を室温で撹拌した。LC/MSにより、目的とするm/zへの変換が示された。高真空でDMFを除去して、次いで残留物をシリカゲル(40g)に重層して、DCM(90mL)で溶出して、その後540mLかけて75%DCM/アセトンのグラジエントとし、最終的に150mLについては75%DCM/アセトンとした。目的とする画分を合わせて、(S)−tert−ブチル 1−アジド−28−(tert−ブトキシカルボニル)−25,30−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサ−24,29−ジアザヘプタテトラコンタン−47−オエート(394.2mg, 0.423mmol,94%収率)を得た。
【0753】
工程2:(S)−tert−ブチル 1−アジド−28−(tert−ブトキシカルボニル)−25,30−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサ−24,29−ジアザヘプタテトラコンタン−47−オエート(394.2mg, 0.423mmol)/DCM(4229μl)の溶液に、TFA(456μl, 5.92mmol)を加えた。LC/MSにより、ゆっくりとした反応が示されたので、更に14等量のTFAを加えて、この混合物を更に撹拌した。更なる〜6時間後に、LC/MSにより、ほぼ反応の完了が示された。溶媒を真空で除去した。混合物を、MeOHに移した。反応混合物を、7回のインジェクションでPREP HPLCにより精製した:(30 X 100 mm HPLC Luna Axia C18, 10分かけて50〜100%A:B、100%Bで5分間(Aは90:10:0.1の水:MeOH:TFA;Bは90:10:0.1のMeOH:水:TFA))。適切な画分をSpeedvacに供して、(S)−1−アジド−28−カルボキシ−25,30−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサ−24,29−ジアザヘプタテトラコンタン−47−酸(121.0mg, 0.148mmol,34.9%収率)を単離した。
LC/MS:(M+H)
+=820.60.
1H NMR(500MHz, クロロホルム−d) δ 7.30(d, J=6.4 Hz, 1H), 7.04(t, J=5.2 Hz, 1H), 4.51(q, J=6.2 Hz, 1H), 3.72 - 3.64(m, 27H), 3.63 - 3.59(m, 2H), 3.56 - 3.49(m, 1H), 3.47 - 3.39(m, 3H), 2.62 - 2.54(m, 1H), 2.48 - 2.40(m, 1H), 2.36(t, J=7.4 Hz, 2H), 2.26(t, J=7.6 Hz, 2H), 2.19 - 2.08(m, 2H), 1.65(quin, J=7.4 Hz, 4H), 1.39 - 1.24(m, 25H).
【0754】
(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸
【化400】
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工程1:18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸の製造
オクタデカン二酸(7.5g, 23.85mmol)を、トルエンに懸濁して(42.6ml)、混合物を還流加熱した。1,1−ジ−tert−ブトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(15.33mL,63.9mmol)を加えて、30分かけて滴加した。混合物を、終夜還流した。溶媒を、50℃で真空除去して、粗物質を、CH
2Cl
2/EtOAc(110mL. 1:1)に懸濁して、15分間攪拌した。固体を濾去して、CH
2Cl
2(40mL) で洗った。濾液を真空蒸発させた。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(300g, SG, 最初は100%CH
2Cl
2, 1000mL、次いで0〜25%アセトン/CH
2Cl
2, 2000mL)、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(3.82g, 10.31mmol,43.2%収率)を得た。
分析条件D:保持時間=2.85分;ESI−MS(+) m/z 297.3 [M−OC(CH
3)
3] ;
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 2.29(t, J=7.5 Hz, 2H), 2.22(t, J=7.3 Hz, 2H), 1.67 - 1.53(m, 4H), 1.46(s, 9H), 1.31(m, 24H).
【0755】
工程2:(S)−メチル 2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−アジドブタノエートの製造
MeOH(4.21ml)/CH
2Cl
2(12.64ml)中の(2S)−N−FMOC−4−アジド−ブタン酸(1.0g, 2.73mmol)の混合物に、(トリメチルシリル)ジアゾメタン/ジエチルエーテル(2.047mL,4.09mmol)を加えた。得られる混合物を、室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、(S)−メチル 2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−アジドブタノエートを得て、これを次の工程にそのまま使用した。
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 7.81(d, J=7.6 Hz, 2H), 7.73 - 7.63(m, 2H), 7.47 - 7.22(m, 4H), 4.41(d, J=6.7 Hz, 2H), 4.35 - 4.17(m, 2H), 3.82 - 3.70(m, 3H), 3.49 - 3.34(m, 2H), 2.21 - 2.04(m, 1H), 1.97 - 1.80(m, 1H).
【0756】
工程3:(S)−メチル 4−アジド−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ブタノエートの製造
CH
2Cl
2(4mL)中の(S)−メチル 2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−アジドブタノエート(1.038g, 2.73mmol)およびジエチルアミン(4.0mL,38.3mmol)の混合物を、2時間室温で撹拌した。LCMSは、S.M.の消失とFMOC関連ピークに従い生成物形成を示した。濃縮して、得られる生成物を、次の工程にそのまま使用した。
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 3.85 - 3.69(m, 3H), 3.63 - 3.52(m, 1H), 3.51 - 3.40(m, 2H), 2.05 - 1.91(m, 1H), 1.88 - 1.76(m, 1H).
【0757】
工程4:(S)−tert−ブチル 18−((4−アジド−1−メトキシ−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−18−オキソオクタデカノエートの製造
THF(27.3ml)中の(S)−メチル 2−アミノ−4−アジドブタノエート(0.432g, 2.73mmol)、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(1.012g, 2.73mmol)、DIPEA(1.907mL,10.92mmol)およびHBTU(1.035g, 2.73mmol)の混合物を、室温で終夜攪拌した。得られる粗生成物を、Biotage(シリカゲル, 300g, 0〜10%アセトン/CH
2Cl
2)により精製して、(S)−tert−ブチル 18−((4−アジド−1−メトキシ−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−18−オキソオクタデカノエート(1.37g, 2.68mmol, 98%収率)を得た。分析条件D:保持時間=2.87分;ESI−MS(+) m/z 533.3(M+Na)
+;
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.54(dd, J=9.2, 5.0 Hz, 1H), 3.78 - 3.70(m, 3H), 3.49 - 3.37(m, 2H), 2.30 - 2.19(m, 2H), 2.15 - 2.04(m, 1H), 1.97 - 1.91(m, 1H), 1.91 - 1.83(m, 2H), 1.68 - 1.53(m, 4H), 1.46(s, 9H), 1.31(br. s., 24H).
【0758】
工程5:(S)−4−アジド−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ブタン酸の製造
(S)−tert−ブチル 18−((4−アジド−1−メトキシ−1−オキソブタン−2−イル)アミノ)−18−オキソオクタデカノエート(1.37g, 2.68mmol)を、THF(13.41ml)に溶解して、その後水酸化リチウム(0.321g, 13.41mmol) および水(13.41ml)を加えた。反応混合物を、室温で終夜攪拌した。反応混合物を濃縮乾固させた。得られる(S)−4−アジド−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ブタン酸を、次の工程にそのまま使用した。分析条件D:保持時間=2.62分;ESI−MS(+) m/z 497.4(M+H)
+.
【0759】
工程6:(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸の製造
(S)−4−アジド−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ブタン酸(1.332g, 2.68mmol)およびTFA(2.89mL,37.5mmol)/DCM(20ml)の混合物を、2時間室温で撹拌した。得られる粗生成物を、Prep−HPLCにより精製して(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA.カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、50〜100%B、10分間および12分で停止)、(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(451mg, 1.024mmol, 38.2%収率)を得た。分析条件D:保持時間=2.42分;ESI−MS(+) m/z 441.2(M+H)
+;
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.51(dd, J=9.4, 4.8 Hz, 1H), 3.51 - 3.36(m, 3H), 2.37 - 2.22(m, 4H), 2.19 - 2.08(m, 1H), 1.99 - 1.88(m, 1H), 1.68 - 1.54(m, 4H), 1.40 - 1.22(m, 24H).
【0760】
(S)−1−アジド−39−カルボキシ−37,41−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,40−ジアザオクタペンタコンタン−58−酸
【化401】
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工程1:18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸の製造
オクタデカン二酸(7.5g, 23.85mmol)を、トルエン(42.6ml)に懸濁して、混合物を還流加熱した。1,1−ジ−tert−ブトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(15.33mL,63.9mmol)を、30分間かけて滴加した。混合物を、終夜還流した。溶媒を50℃で真空除去して、粗製物質をCH
2Cl
2/EtOAc(110mL 1:1)に懸濁して、15分間攪拌した。固体を濾去して、CH
2Cl
2(40mL)で洗った。濾液を真空蒸発させた。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(SG, 0〜25%アセトン/CH
2Cl
2)、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(3.95g, 10.66mmol,44.7%収率)を得た。分析条件D:保持時間=5.04分;ESI−MS(+) m/z 297.3 [M−OC(CH
3)
3];
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 2.29(t, J=7.5 Hz, 2H), 2.22(t, J=7.4 Hz, 2H), 1.67 - 1.53(m, 4H), 1.50 - 1.42(m, 9H), 1.40 - 1.25(m, 24H).
【0761】
工程2:1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエートの製造
DCC(5.11mL,5.11mmol)を、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(1.72g, 4.64mmol)および1−ヒドロキシピロリジン−2,5−ジオン(0.588g, 5.11mmol)/DMF(48mL)の溶液に加えた。混合物を、室温で終夜撹拌した。混合物を濾過して、濃縮して、1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエートを得て、これを次の工程にそのまま使用した。
【0762】
工程3:(S)−4−(tert−ブトキシ)−3−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−4−オキソブタン酸の製造
水(6.74ml)を、THF(20.21ml)中の(S)−3−アミノ−4−(tert−ブトキシ)−4−オキソブタン酸(1.122g, 5.93mmol)、1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエート(2.52g, 5.39mmol)、炭酸水素ナトリウム(0.543g, 6.47mmol)の混合物に加えた。得られる透明な溶液を、室温で4時間攪拌した。全てのTHFを除去して、HCl(7.01mL,7.01mmol)を加えて、pHを0℃で2〜3に調整した。得られる懸濁液を、CH
2Cl
2(x3)で抽出して、有機層を濃縮した。得られる生成物を、そのまま使用した。分析条件D:保持時間=2.83分;ESI−MS(+) m/z 542.3(M+H)
+;
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 4.64(t, J=6.1 Hz, 1H), 2.83-2.67(m, 2H), 2.29-2.18(m, 2H), 1.91-1.81(m, 1H), 1.78-1.67(m, 1H), 1.67-1.53(m, 4H), 1.53-1.39(m, 18H), 1.39-1.26(m, 24H).
【0763】
工程4:(S)−tert−ブチル 1−アジド−39−(tert−ブトキシカルボニル)−37,41−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,40−ジアザオクタペンタコンタン−58−オエートの製造
(S)−4−(tert−ブトキシ)−3−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−4−オキソブタン酸(200mg, 0.369mmol)/DMF(3692μl)の溶液に、ヒューニッヒ塩基(193μl, 1.108mmol)およびHATU(281mg, 0.738mmol)を加えた。次いで35−アジド−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサペンタトリアコンタン−1−アミン(211mg, 0.369mmol)を加えて、溶液を室温で3時間攪拌した。得られる生成物を、そのまま使用した。分析条件D:保持時間=2.79分;ESI−MS(+) m/z 1194.7(M+H)
+.
【0764】
工程5:(S)−1−アジド−39−カルボキシ−37,41−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,40−ジアザオクタペンタコンタン−58−酸の製造
(S)−tert−ブチル 1−アジド−39−(tert−ブトキシカルボニル)−37,41−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,40−ジアザオクタペンタコンタン−58−オエート(404mg, 0.369mmol)およびTFA(2mL,26.0mmol)/DCM(5mL)の混合物に、2時間室温で撹拌した。得られる粗生成物を、Prep−HPLCにより精製して(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA.カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 150mm, S10, 流速:40mL/分、12分間かけて50〜100%B、13分で停止)、(S)−1−アジド−39−カルボキシ−37,41−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,40−ジアザオクタペンタコンタン−58−酸(128mg, 0.130mmol,35.3%収率)(4ステップの収率)を得た。分析条件D:保持時間=2.44分;ESI−MS(+) m/z 982.5(M+H)
+.
【0765】
(S)−1−アジド−15−カルボキシ−13,17−ジオキソ−3,6,9−トリオキサ−12,16−ジアザテトラトリアコンタン−34−酸
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸の製造
オクタデカン二酸(7.5g, 23.85mmol)を、トルエン(42.6ml)に懸濁して、混合物を還流加熱した。1,1−ジ−tert−ブトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(15.33mL,63.9mmol)を加えて、30分間かけて滴加した。混合物を、終夜還流した。溶媒を、50℃で真空除去して、粗製物質をCH
2Cl
2/EtOAcに懸濁して(110mL 1:1)、15分間攪拌した。固体を濾去して、CH
2Cl
2(40mL)で洗った。濾液を真空蒸発させた。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して(SG, 0〜25%アセトン/CH
2Cl
2)、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(3.95g, 10.66mmol, 44.7%収率)を得た。分析条件D:保持時間=5.04分;ESI−MS(+) m/z 297.3 [M−OC(CH
3)
3];
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 2.29(t, J=7.5 Hz, 2H), 2.22(t, J=7.4 Hz, 2H), 1.67-1.53(m, 4H), 1.50-1.42(m, 9H), 1.40-1.25(m, 24H).
【0766】
工程2:1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエートの製造
DCC(5.11mL,5.11mmol)を、18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(1.72g, 4.64mmol)および1−ヒドロキシピロリジン−2,5−ジオン(0.588g, 5.11mmol)/DMF(48mL)の溶液に加えた。混合物を、室温で終夜攪拌した。混合物を濾過して、濃縮して、1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエートを得て、これを次の工程にそのまま使用した。
【0767】
工程3:(S)−4−(tert−ブトキシ)−3−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−4−オキソブタン酸の製造
水(6.74ml)を、(S)−3−アミノ−4−(tert−ブトキシ)−4−オキソブタン酸(1.122g, 5.93mmol)、1−tert−ブチル 18−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)オクタデカンジオエート(2.52g, 5.39mmol)、炭酸水素ナトリウム(0.543g, 6.47mmol)/THF(20.21ml)の混合物に加えた。得られる透明な溶液を、室温で4時間攪拌した。全てのTHFを除去して、HCl(7.01mL,7.01mmol)を加えて、pHを0℃で2〜3に調整した。得られる懸濁液を、CH
2Cl
2(x3)で抽出して、有機層を濃縮した。得られる生成物を、そのまま使用した。分析条件D:保持時間=2.83分;ESI−MS(+) m/z 542.3(M+H)
+;
1H NMR(500MHz,メタノール−d
4) δ 4.64(t, J=6.1 Hz, 1H), 2.83-2.67(m, 2H), 2.29-2.18(m, 2H), 1.91-1.81(m, 1H), 1.78-1.67(m, 1H), 1.67-1.53(m, 4H), 1.53-1.39(m, 18H), 1.39-1.26(m, 24H).
【0768】
工程4:(S)−tert−ブチル 1−アジド−15−(tert−ブトキシカルボニル)−13,17−ジオキソ−3,6,9−トリオキサ−12,16−ジアザテトラトリアコンタン−34−オエートの製造
(S)−4−(tert−ブトキシ)−3−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−4−オキソブタン酸(350mg, 0.646mmol)/DMF(6460μl)の溶液に、ヒューニッヒ塩基(338μl, 1.938mmol)およびHATU(491mg, 1.292mmol)を加えた。次いで、2−(2−(2−(2−アジドエトキシ)エトキシ)エトキシ)エタンアミン(141mg, 0.646mmol)を加えて、溶液を、室温で3時間攪拌した。得られる生成物をそのまま使用した。
分析条件D:保持時間=2.90分;ESI−MS(+) m/z 742.5(M+H)
+.
【0769】
工程5:(S)−1−アジド−15−カルボキシ−13,17−ジオキソ−3,6,9−トリオキサ−12,16−ジアザテトラトリアコンタン−34−酸の製造
(S)−tert−ブチル 1−アジド−15−(tert−ブトキシカルボニル)−13,17−ジオキソ−3,6,9−トリオキサ−12,16−ジアザテトラトリアコンタン−34−オエート(479mg, 0.646mmol)およびTFA(2mL,26.0mmol)/DCM(10mL)の混合物を、2時間室温で撹拌した。得られる粗生成物を、Prep−HPLCにより精製して(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA.カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 150mm, S10, 流速:40mL/分、50〜100%B、10分間および12分で停止)、(S)−1−アジド−15−カルボキシ−13,17−ジオキソ−3,6,9−トリオキサ−12,16−ジアザテトラトリアコンタン−34−酸(119mg, 0.189mmol,29.2%収率)(4ステップの収量)を得た;分析条件D:保持時間=2.44分;ESI−MS(+) m/z 630.2(M+H)
+.
【0770】
中間体1300A(INT−1300A)の製造
【化403】
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下記ペプチドを、上記方法に従って0.2mmolスケールで合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた。ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Ser−
Bzt−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Arg−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン]。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters xbridge c−18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて40〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は37.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.56分;ESI−MS(+) m/z 986.7(M+2H)、最大強度イオン(most abundunt ion);分析条件B:保持時間=2.86分;ESI−MS(+) m/z 986.7(M+2H)、最大強度イオン。
【0771】
中間体1300Bの製造
【化404】
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下記ペプチドを、0.2mmolスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Ser−
Bzt−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Arg−Cys−Gly−[(S)−アジド−Dab]。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて50〜90%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は50.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.61分;ESI−MS(+) m/z 1002.2(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.82分;ESI−MS(+) m/z 1002.2(M+2H)、最大強度イオン。
【0772】
中間体1300Cの製造
【化405】
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下記ペプチドを、0.1mmol スケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Ser−
Bzt−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Arg−Cys−Gly−Gly−[(S)−アジド−Dab];上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて45〜85%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は9.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.60分;ESI−MS(+) m/z 1030.7(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.83分;ESI−MS(+) m/z 1030.6(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1029.9931(M+2H).実測値:1029.9898(M+2H).
【0773】
中間体1300Vの製造
【化406】
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下記ペプチドを、0.1mmolスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸を、30分間の単カップリングによりカップリングさせた。ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン];ここで前記(S)プロパルギルグリシンは、2−クロロトリチル樹脂に組み込まれた。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて45〜85%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は、であり、16.4mg, LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析条件A:保持時間=1.49分;ESI−MS(+) m/z 992.3(M+2H)、最大強度イオン。分析条件B:保持時間=3.02分;ESI−MS(+) m/z 992.3(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:991.9953(M+2H).実測値:991.9926(M+2H).
【0774】
中間体1300Wの製造
【化407】
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下記ペプチドを、0.2mmolスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用い、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン]。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて50〜90%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は58.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析条件A:保持時間=1.55分;ESI−MS(+) m/z 991.9(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=3.11分;ESI−MS(+) m/z 991.8(M+2H)、最大強度イオン。
【0775】
中間体1300Xの製造
【化408】
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下記ペプチドを、0.2mmolスケールで上記方法に従い行った。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Ser−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン];上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は39.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析条件A:保持時間=1.51分;ESI−MS(+) m/z 985.2(M+2H)、最大強度イオン。
分析条件B:保持時間=2.62分;ESI−MS(+) m/z 985.4(M+2H)、最大強度イオン ESI−HRMS(+) m/z:計算値:984.9875(M+2H).実測値:984.9877(M+2H).
【0776】
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.4mmolスケールで上記方法に従い行った。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asp−Pro−His−
Lys−Hyp−Trp−Lys−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Glu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン];前記(S)プロパルギルグリシンは、2−クロロトリチル樹脂に組み込まれた。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて37〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて0〜40%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は56.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.06分;ESI−MS(+) m/z 1047.8(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.19分;ESI−MS(+) m/z 1048.0(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1047.4931(M+2H).実測値:1047.4899(M+2H).
【0777】
中間体130AAの製造
【化410】
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下記ペプチドを、上記方法に従い、0.8mmolのスケールで行った。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン];ここで前記(S)プロパルギルグリシンは、2−クロロトリチル樹脂に組み込まれた。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:CSH C18, 30 x 150 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B、次いで100%Bで7分間保持;流量:50mL/分。試料を、130 umol/イジェクションの濃度で6つのインジェクションに分けた。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は102.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析条件A:保持時間=1.69分;ESI−MS(+) m/z 1021.1(M+2H)、最大強度イオン;分析条件G:保持時間=1.56分;ESI−MS(+) m/z 1021.3(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1020.5060(M+2H).実測値:1020.5045(M+2H).
【0778】
中間体130ABの製造
【化411】
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下記ペプチドを、0.8mmolのスケールで上記方法に従い行った。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Gly−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン];ここで前記(S)プロパルギルグリシンは、2−クロロトリチル樹脂に組み込まれた。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters CSH C18, 30 x 150 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて5〜45%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は132.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析条件A:保持時間=1.47分;分析条件B:保持時間=1.51分;ESI−MS(+) m/z 1050.3(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1049.0168(M+2H).実測値:1049.0156(M+2H).
【0779】
中間体130ADの製造
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.4mmolのスケールで上記方法に従い行った。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Glu−Cys−Gly−[Pra];ここで前記プロパルギルグリシンは、2−クロロトリチル樹脂に組み込まれた。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters CSH C18, 30 x 150 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて5〜45%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:50mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は46.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析条件A:保持時間=1.31分;ESI−MS(+) m/z 1001.3(M+2H)、最大強度イオン;分析条件G:保持時間=2.19分;ESI−MS(+) m/z 1000.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:999.9746(M+2H).実測値:999.9723(M+2H).
【0780】
中間体130AEの製造
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.4mmolのスケールで上記方法に従い行った。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asp−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Glu−Cys−Gly−[Pra];ここで前記プロパルギルグリシンは、2−クロロトリチル樹脂に組み込まれた。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters CSH C18, 30 x 150 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて5〜45%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:50mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は51.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析条件A:保持時間=1.23分;ESI−MS(+) m/z 1001.2(M+2H)、最大強度イオン。分析条件G:保持時間=1.27分;ESI−MS(+) m/z 1000.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1000.4666(M+2H).実測値:1000.4646(M+2H).
【0781】
中間体130AFの製造
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.8mmolのスケールで上記方法に従い行った。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−[Pra];ここで前記プロパルギルグリシンは、2−クロロトリチル樹脂に組み込まれた。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブHPLCにより精製した。:カラム:Phenomenex Gemini NX-C18, 50 X 250 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.05%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.05%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:125mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は152.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。
分析条件A:保持時間=1.56分;ESI−MS(+) m/z 964.1(M+2H);
分析条件G:保持時間=1.39分;ESI−MS(+) m/z 965.2(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:963.4846(M+2H).実測値:963.4825(M+2H).
【0782】
中間体130AGの製造
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.8mmolのスケールで上記方法に従い行った。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Glu−Cys−[Pra];ここで前記プロパルギルグリシンは、2−クロロトリチル樹脂に組み込まれた。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Phenomenex Gemini NX-C18, 50 X 250 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.05%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.05%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて5〜45%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:125mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は154.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.28分。
分析条件G:保持時間=1.25分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:971.4638(M+2H).実測値:971.4620(M+2H).
【0783】
中間体130AHの製造
【化416】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.8mmolのスケールで上記方法に従い行った。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Asp−Cys−[Pra];ここで前記プロパルギルグリシンは、2−クロロトリチル樹脂に組み込まれた。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブHPLCにより精製した。:カラム:Phenomenex Gemini NX-C18, 50 X 250 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.05トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.05%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて5〜45%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:125mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は147.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.29分;ESI−MS(+) m/z 965.3(M+2H);分析条件G:保持時間=1.24分;ESI−MS(+) m/z 964.9(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:964.4560(M+2H).実測値:964.4535(M+2H).
【0784】
中間体130AIの製造
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.1mmolのスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いたが、イタリック体部分:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸のカップリングは、30分間の単カップリングであった:ClAc−
Tyr−hPro−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
mNle−mNle−Leu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン]。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Phenomenex Gemini NX-C18, 50 X 250 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:100mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は158.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析条件A:保持時間=1.556分;ESI−MS(+) m/z 1005.1(M+2H)、最大強度イオン;分析条件G:保持時間=1.382分;ESI−MS(+) m/z 1005.3(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1005.0031(M+2H).実測値:1005.0015(M+2H).
【0785】
中間体130AJの製造
【化418】
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下記ペプチドを、0.1mmolのスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:
[この文献は図面を表示できません]
上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Phenomenex Gemini NX-C18, 50 X 250 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて5〜45%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:100mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は107.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.281分;ESI−MS(+) m/z 1013.1(M+2H)、最大強度イオン;分析条件G:保持時間=1.282分;ESI−MS(+) m/z 1013.2(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1012.9824(M+2H).実測値:1012.9797(M+2H).
【0786】
中間体130AKの製造
【化419】
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下記ペプチドを、0.1mmolのスケールで上記方法に従い行った。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:
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上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、下記条件に従ってプレパラティブPrep HPLCにより精製した:カラム:Phenomenex Gemini NX-C18, 50 X 250 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:125mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は241.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析条件A:保持時間=1.555分;ESI−MS(+) m/z 1012.1(M+2H)、最大強度イオン;分析条件G:保持時間=1.396分;ESI−MS(+) m/z 1012.2(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1012.0109(M+2H).実測値:1012.0089(M+2H).
【0787】
中間体130ALの製造
【化420】
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下記ペプチドを、0.1mmolのスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:
[この文献は図面を表示できません]
上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Phenomenex Gemini NX-C18, 50 X 250 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて5〜45%B、次いで100%Bで7分間保持;流量:100mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は218.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.316分;ESI−MS(+) m/z 1020.2(M+2H)、最大強度イオン;分析条件G:保持時間=1.294分;ESI−MS(+) m/z 1020.2(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1019.9902(M+2H).実測値:1019.9881(M+2H).
【0788】
実施例13051の製造
【化421】
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中間体1300B(10mg, 4.99mol)およびN−(プロパ−2−イン−1−イル)テトラデカンアミド(3.98mg, 0.015mmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて35〜85%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge C18, 19 x mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:20分かけて60〜100%B、次いで10分間100%Bで保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は2.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=2.32分;ESI−MS(+) m/z 1134.9(M+2H);分析条件B:保持時間=3.35分;ESI−MS(+) m/z 1135.1(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1134.1026(M+2H).実測値:1134.1028(M+2H).
【0789】
実施例13052の製造
【化422】
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中間体1300B(8.5mg, 4.25mol)および2−(2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ)−N−(プロパ−2−イン−1−イル)アセトアミド(2.74mg, 0.013mmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて50〜90%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は6.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.56分;ESI−MS(+) m/z 1109.9(M+2H);分析条件B:保持時間=2.81分;ESI−MS(+) m/z 1109.8(M+2H)、最大強度イオン。
【0790】
実施例13121の製造
【化423】
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中間体130AB(26.1mg, 12μmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(13.7mg, 0.031mmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。反応溶液を、MeOH中に少量希釈して、prep HPLC(2回のインジェクション)により精製した:30 X 100 mm HPLC Phenomenex Luna 5μm 15分かけて10〜100%A:B、100%Bで3分間(Aは90:10の水:CH
3CN w/0.1%TFA;Bは10:90 水:CH
3CNw/0.1%TFA))。生成物の収量は11.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析条件H:保持時間=10.92分。
分析条件I:保持時間=9.94分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1269.1667(M+2H).実測値:1269.1648(M+2H).
【0791】
実施例13122の製造
【化424】
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中間体130AA(25.5mg, 13μmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(13.8mg, 0.031mmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。反応溶液を、MeOHに少量希釈して、prep HPLC(2回インジェクション)により精製した:30 X 100 mm HPLC Phenomenex Luna 5μm 15分かけて10〜100%A:B、100%Bで3分間(Aは90:10 水:CH
3CN w/ 0.1%TFAであり;Bは10:90 水:CH
3CN w/ 0.1%TFA))。
生成物の収量は8.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は94%であった。分析条件I:保持時間=10.06分
分析条件J:保持時間=8.63分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1240.6560(M+2H).実測値:1240.6546(M+2H).
【0792】
実施例13123の製造
【化425】
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中間体130AA(41.3mg, 20μmol)および(S)−1−アジド−28−カルボキシ−25,30−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサ−24,29−ジアザヘプタテトラコンタン−47−酸(24.9mg, 0.030mmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。反応溶液を、MeOHに若干希釈して、prep HPLCにより精製した(2回のインジェクション):30 X 100 mm HPLC Phenomenex Luna 5μm 15分かけて10〜100%A:B、100%Bで3分間(Aは90:10 水:CH
3CN w/ 0.1%TFA;Bは10:90 水:CH
3CNw/ 0.1%TFAである))。生成物の収量は26.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は94%であった。分析条件I:保持時間=9.54分。
分析条件J:保持時間=8.13分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1430.2663(M+2H).実測値:1430.2656(M+2H).
【0793】
実施例13124の製造
【化426】
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中間体130AB(40.7mg, 19μmol)および(S)−1−アジド−28−カルボキシ−25,30−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサ−24,29−ジアザヘプタテトラコンタン−47−酸(23.9mg, 0.029mmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。反応溶液を、MeOHに少量希釈して、prep HPLCにより精製した(2回のインジェクション):30 X 100 mm HPLC Phenomenex Luna 5μm 15分かけて10〜100%A:B、100%Bで3分間(Aは90:10 水:CH
3CNw/0.1%TFAであり;Bは10:90 水:CH
3CNw/0.1%TFAである)。生成物の収量は24.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析条件I:保持時間=9.49分;分析条件J:保持時間=8.08分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1458.7770(M+2H).実測値:1458.7743(M+2H).
【0794】
実施例13125の製造
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
中間体130AD(22.1mg, 11μmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(6.1mg, 0.014mmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。反応溶液を、MeOHに少量希釈して、prep HPLCにより精製した(2回のインジェクション):30 X 100 mm HPLC Phenomenex Luna 5μm 15分かけて10〜100%A:B、100%Bで3分間(Aは90:10 水:CH
3CNw/0.1%TFAであり;Bは10:90 水:CH
3CNw/0.1%TFAである))。生成物の収量は9.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件I:保持時間=9.24分;分析条件J:保持時間=8.00分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1220.1245(M+2H).実測値:1220.1208(M+2H).
【0795】
実施例13126の製造
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
中間体130AE(24.5mg, 12μmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(6.8mg, 0.015mmol)を、そのまま、一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。反応溶液を、MeOHに少量希釈して、prep HPLCにより精製した(2回のインジェクション):30 X 100 mm HPLC Phenomenex Luna 5μm 15分かけて10〜100%A:B、100%Bで3分間(Aは90:10 水:CH
3CNw/ 0.1%TFAであり;Bは10:90 水:CH
3CNw/ 0.1%TFAである))。生成物の収量は10.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析条件I:保持時間=9.36分。
分析条件J:保持時間=8.15分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1220.6165(M+2H).実測値:1220.6133(M+2H).
【0796】
実施例13129の製造
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
中間体130AF(35mg, 18.0μmol)および(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(10.01mg, 0.023mmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。粗生成物を、Prep−HPLCにより精製した(カラム:Phenomenex Luna C18 30 x100 mm 5um, 溶媒A=90:10 H
2O:ACN 0.1%TFA、溶媒B=10:90 H
2O:CAN 0.1%TFA。流速:40mL/分、10〜100%B。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は11.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析条件C:保持時間=1.162分;ESI−MS(+) m/z 1185.50(M+2H)、最大強度イオン。
【0797】
実施例13130の製造
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
中間体130AG(40.65mg, 21.0μmol)および(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(11.53mg, 0.026mmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて40〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は4.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は93%であった。分析条件A:保持時間=1.541分;ESI−MS(+) m/z 1191.5(M+2H)、最大強度イオン;分析条件G:保持時間=1.682分;ESI−MS(+) m/z 1192.2(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1191.6138(M+2H).実測値:1191.6106(M+2H).
【0798】
実施例13131の製造
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
中間体130AH(40.37mg, 21.0μmol)および(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(11.53mg, 0.026mmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。
粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて40〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は2.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析条件A:保持時間=1.815分;分析条件K:保持時間=1.684分;ESI−MS(+) m/z 1185.2(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1184.6059(M+2H).実測値:1184.6031(M+2H).
【0799】
実施例13132の製造
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
中間体130AI(46.4mg, 23.0μmol)および(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(11.19mg, 0.025mmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters CSH C18, 19 x mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて30〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は7.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件G:保持時間=1.888分;ESI−MS(+) m/z 817.9(M+3H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1225.1531(M+2H).実測値:1225.1521(M+2H).
【0800】
実施例13133の製造
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
中間体130AK(56.5mg, 28.0μmol)および(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(13.53mg, 0.031mmol)を、一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters CSH C18, 19 x mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて30〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は9.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析条件A:保持時間=1.788分;ESI−MS(+) m/z 1232.2(M+2H)、最大強度イオン;分析条件G:保持時間=1.843分;ESI−MS(+) m/z 1233.1(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1232.1609(M+2H).実測値:1232.1579(M+2H).
【0801】
環化方法B:
全ての操作を、別段の記載が無ければ、手動により行った。“環化方法B”の方法は、0.100mmolのスケールで行った実験を述べたもので、この場合のスケールは、ペプチドを作成するために使用された樹脂の量により決定される。このスケールは、この方法で使用したペプチドの量の直接的な測定に基づくものではない。この方法は、記戴した体積をスケールの倍数で調整することにより、0.100mmolのスケールを超えて拡大できる。粗製ペプチド固体を、〜3滴のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを含有するメタノール(〜24mL)に溶解した。塩基性溶液(pH>9)を、次いで18〜24時間静置した。得られる溶液に、1mL DMSOを加えて、メタノールの部分を減圧下でエバポレートして、濃縮された粗製環化生成物のDMSO溶液を得た。この溶液を、逆相HPLC精製に付して、目的とする環状ペプチドを得た。
【0802】
分析条件13A:
カラム:X−Select CSH C18, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:15分かけて10〜100%B;流量:0.5mL/分;検出:220nmのUV.
分析条件13B:
カラム:Zorbax Bonus−RPC18, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:15分かけて10〜100%B;流量:0.5mL/分;検出:220nmのUV.
【0803】
1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエートの製造
【化434】
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18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(5.00g, 13.49mmol)/DMF(54.0ml)の溶液に、ピリジン(3.82mL,47.2mmol)、次いでペンタフルオロフェニルトリフルオロ酢酸(5.81mL,33.7mmol)を加えた。ゲルが形成したため、追加の撹拌バーを反応混合物に加えた。混合物を激しく終夜撹拌した。反応混合物を濾過して(ブフナー漏斗/紙)、白色固体を得て、これを少量のDMFで洗った。窒素を多く含む大気を、数時間フィルターケーキを介して吸引して、1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(6.24g, 11.63mmol,86%収率)を得た。
【0804】
(S)−1−tert−ブチル 5−(パーフルオロフェニル)2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタンジオエートの製造
【化435】
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(S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(350mg, 0.630mmol)/DMF(2519μl)の溶液に、ピリジン(178μl, 2.204mmol)、次いでペンタフルオロフェニルトリフルオロ酢酸(271μl, 1.574mmol)を加えた。得られる溶液を含有するバイアルを、窒素でフラッシュし、一晩密閉した。LC/MSにより、生成した生成物が測定された。混合物を水およびクエン酸で希釈し、3回EtOAcで抽出した。有機抽出物を合わせて、MgSO
4で乾燥し、濾過して、真空濃縮した。残留物を、そのまま次の化学反応に使用した。
【0805】
(S)−5−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタン酸の製造
【化436】
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1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(1.666g, 3.10mmol)/DMF(21.71ml)の溶液に、(S)−5−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−アミノペンタン酸(1.0g, 2.82mmol)およびヒューニッヒ塩基(1.478mL,8.47mmol)を加えた。混合物を、室温で撹拌した。LC/MSにより、目的とする生成物の形成が示された。混合物を、クエン酸水溶液で希釈し、3回CH
2Cl
2に抽出した。有機抽出物を合わせて、MgSO
4で乾燥し、濾過して、真空濃縮した。
【0806】
バルク物質を、PREP HPLCにより精製した:(50 X 250 mm HPLC Sunfire C18 10μm 40分かけて0〜100%A:B、100%Bで10分間(Aは90:10:0.1の水:MeOH:TFAであり;Bは90:10:0.1のMeOH:水:TFAである))。その後、100%B(アイソクラティック)で15分間流して精製した。画分をプールし、ヒューニッヒ塩基を用いて中性pHに調整して、rotovap内で濃縮した。残留水層を、3回EtOAcで抽出して、濾過して、真空濃縮して、(S)−5−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタン酸(1.33g, 1.881mmol,66.7%収率)を得た。
【0807】
(S)−4−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ブタン酸の製造
【化437】
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1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(1.155g, 2.152mmol)/DMF(1.66E+04μl)の懸濁液に、(S)−4−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−アミノブタン酸(827mg, 2.430mmol)およびヒューニッヒ塩基(1128μl, 6.46mmol)を加えた。混合物を、週末にわたり激しく撹拌した。LC/MSにより、目的とする生成物が示された。混合物をクエン酸水溶液で希釈して、3回CH
2Cl
2に抽出した。有機抽出物を合わせて、MgSO
4で乾燥し、濾過して、真空濃縮した。物質を、濁ったMeOH溶液中に移した。.45 umフリットを介した濾過は時間を要して(幾つかのフィルターを使用した)、透明な溶液となった。PREP HPLC:(50 X 250 mm HPLC Sunfire C18 10μm, 14分かけて100%B(Aは90:10:0.1の水:MeOH:TFAであり;Bは90:10:0.1のMeOH:水:TFAである))により精製した。画分をプールして、ヒューニッヒ塩基を用いて中性に調整して、rotovapで濃縮した。(S)−4−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ブタン酸(778.42mg, 1.123mmol, 52.2%収率)を単離した。
【0808】
(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−((S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタンアミド)ブタン酸の製造
【化438】
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粗製(S)−1−tert−ブチル 5−(パーフルオロフェニル)2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタンジオエート(455mg, .63mmol)/DMF(6300μl)の溶液に、ヒューニッヒ塩基(440μl, 2.52mmol)を加えて、次いで(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−アミノブタン酸(214mg, 0.630mmol)を加えた。混合物を、室温で終夜攪拌した。混合物をクエン酸で希釈して、3回EtOAcに抽出した。有機抽出物を合わせて、塩水で洗い、MgSO
4で乾燥させ、濾過して、真空濃縮した。残留物を、PREP HPLCにより精製した:(50 X 250 mm HPLC Sunfire C18 10μm, 30分かけて10〜100% A:B、100%Bで5分間(Aは90:10:0.1の水:MeOH:TFAであり;Bは90:10:0.1のMeOH:水:TFAである))。物質が、100%Bでのイソクラティック溶出中に溶離したので、グラジエントは必要なかった。画分をヒューニッヒ塩基で中和して、speedvacで濃縮した。残留物を、EtOAc中にとり、水で2回、塩水で1回洗った。有機層を、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮して、(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−((S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタンアミド)ブタン酸(288mg, 0.328mmol, 52.1%収率)を得た。
【0809】
(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−3−((S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタンアミド)プロパン酸の製造
【化439】
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粗製(S)−1−tert−ブチル 5−(パーフルオロフェニル)2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタンジオエート(1163mg, 1.611mmol)/DMF(1.61E+04μl)の溶液に、ヒューニッヒ塩基(1125μl, 6.44mmol)、次いで(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−3−アミノプロパン酸(578mg, 1.772mmol)を加えた。
混合物を、室温で終夜撹拌させた。LC/MSは、生成物の形成を示した。混合物を、水で希釈した。クエン酸を加えると、白色沈殿物を得た。混合物をEtOAcで抽出して、激しく撹拌した後に、固体を溶解した。乳濁液が形成し、これにDCMおよび塩水を加えて層分離を促した。層を併せて、乳濁液の分離を補助するようセライトパッドを通過させると、セライト上に粘性残留物が残った。層を分離して、水相をDCMで洗った。有機抽出物を合わせて、塩水で洗い、MgSO
4で乾燥させ、濾過して、真空濃縮した。残留物を、PREP HPLCにより精製した:(50 X 250 mm HPLC Sunfire C18 10μm, 14分間100%B(Aは90:10:0.1の水:MeOH:TFAであり;Bは90:10:0.1のMeOH:水:TFAである))。画分を、ヒューニッヒ塩基を用いて中性とし、rotovap上で濃縮して、(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−3−((S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタンアミド)プロパン酸(940mg, 1.088mmol, 67.5%収率)を得た。
【0810】
修飾クロロトリチル樹脂13Aの製造
2−クロロトリチル樹脂(713mg, 1.141mmol)を、CH
2Cl
2(7mL)で膨潤した。CH
2Cl
2(3.5mL)中で(S)−5−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタン酸(252mg, 0.356mmol)、ヒューニッヒ塩基(0.405mL,2.317mmol)および1−クロロ−4−メチルベンゼン(0.021mL,0.178mmol)の溶液を調製して、LC/MSにより分析して、膨潤樹脂に加えた。混合物を振盪して、SMの消失を室温でモニタリングした。〜45分後に、物質は、ほぼ完全に樹脂に結合していた。13mLの9:1MeOH/ヒューニッヒ塩基を加えて、混合物を1分以内に濾過した。この樹脂を、DCMで3回濯いだ(各洗いの間に〜20秒間撹拌する)。次いで樹脂を、〜20mL DMFで5分間振盪して、次いで濾過した。これを、DMFを用いて2回以上繰り返して、次いで3回DCMにて繰り返した。N
2を樹脂から通過させて、樹脂をフリット漏斗で乾燥させた。
【0811】
樹脂の全重量は0.76gであった。樹脂の60.06mgを取り、20%ヘキサフルオロイソプロパノール/DCM(1mL)と共に1分間振盪した。濾過して、追加の開裂溶液、その後DCMで濯いだ。合わせた濾液を濃縮して、11.94mg(.01689mmol)の開裂物質を得た。即ち、測定されたローディングは、0.281meq/gであり、組み込まれた収率は60%であった。
【0812】
修飾クロロトリチル樹脂13Bの製造
2−クロロトリチル樹脂(1622mg, 2.60mmol)を、CH
2Cl
2で膨潤した(1.59E+04μl)。CH
2Cl
2(7951μl)中の(S)−4−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ブタン酸(561.95mg, 0.811mmol)、ヒューニッヒ塩基(921μl, 5.27mmol)および1−クロロ−4−メチルベンゼン(48.0μl, 0.405mmol)の溶液を調製して、LC/MSにより分析して、膨潤樹脂に加えた。混合物を室温で振盪して、SMの消失についてモニターした。〜45分後に、物質は、ほぼ完全に樹脂に結合していた。9:1のMeOH/ヒューニッヒ塩基(30mL)を加えて、混合物を1分以内に濾過した。樹脂を、DCMで3回濯いだ(各洗いの間に〜20秒間撹拌した)。次いで、樹脂を、〜20mL DMFで5分間振盪して、濾過した。DMFで2回以上、次いでDCMで3回、これを繰り返した。樹脂にN
2を通して、樹脂をフリット漏斗上で乾燥させた。樹脂の全重量は1.93gであった。樹脂の76.45mgを取り、20%ヘキサフルオロイソプロパノール/DCM(1mL)と共に1分間振盪した。濾過して、追加の開裂溶液、次いでDCMで濯いだ。合わせた濾液を濃縮して、20.67mg(.02983mmol)の開裂物質を得た。即ち、測定されたローディングは、0.39meq/gであり、組み込まれた収率は93%であった。
【0813】
修飾クロロトリチル樹脂13Cの製造
2−クロロトリチル樹脂(656mg, 1.049mmol)を、CH
2Cl
2で膨潤させた(6431μl)。10分後に、ヒューニッヒ塩基(186uL)を加えて、生じる白色スモークを、フラスコから窒素と共に流し出す。CH
2Cl
2(3215μl)中の(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−((S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタンアミド)ブタン酸(288mg, 0.328mmol)、ヒューニッヒ塩基(372μl, 2.132mmol)および1−クロロ−4−メチルベンゼン(19.42μl, 0.164mmol)の溶液を調製して、LC/MSにより分析して、膨潤樹脂に加えた。注:DMFの0.5mLを加えて、出発物質を溶解させる。混合物を室温で振盪して、SMの消失についてモニターした。反応が失速したので、更に186μLのヒューニッヒ塩基を加えた。更なる30分後に、有意な進行は見られなかった。131mgのクロロトリチル樹脂を加えて、混合物を室温で終夜再度振盪した。LC/MSは、依然としてSMを示していたが、いずれにせよ反応は停止された。9:1 MeOH/ヒューニッヒ塩基(30mL)を加えて、混合物を1分以内に濾過した。樹脂を、3回DCMで濯いだ(各洗いの間に〜20秒間撹拌した)。次いで、樹脂を、〜20mL DMFで5分間振盪して、濾過した。これを、DMFで2回以上、次いで3回DCMを用いて繰り返した。N
2を樹脂から通過させて、樹脂をフリット漏斗上で乾燥させた。
【0814】
樹脂の全重量は954mgであった。樹脂の49.96mgを取り、20%ヘキサフルオロイソプロパノール/DCM(1mL)と共に1分間振盪した。濾過して、追加の開裂溶液、次いでDCMで濯いだ。合わせた濾液を濃縮して、10.16mg(.01157mmol)の開裂物質を得た。即ち、測定されたローディングは、0.23meq/gであり、組み込まれた収率は67%であった。
【0815】
修飾クロロトリチル樹脂13Dの製造
2−クロロトリチル樹脂(2176mg, 3.48mmol)を、CH
2Cl
2(2.13E+04μl)で膨潤させた。10分後に、ヒューニッヒ塩基(186uL)を加えて、生じる白色スモークを、フラスコから窒素と共に排出した。CH
2Cl
2(1.07E+04μl)中の(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−3−((S)−5−(tert−ブトキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタンアミド)プロパン酸(940mg, 1.088mmol)、ヒューニッヒ塩基(1235μl, 7.07mmol)および1−クロロ−4−メチルベンゼン(64.4μl, 0.544mmol)の溶液を調製して、LC/MSにより分析して、膨潤樹脂に加えた。混合物を室温で振盪して、SMの消失についてモニターした。反応を、〜1時間で〜97%の完了を示した。9:1 MeOH/ヒューニッヒ塩基(100mL)を加えて、混合物を1分以内に濾過した。樹脂を、3回DCMで濯いだ(各洗いの間に〜20秒間撹拌した)。次いで、樹脂を、〜60mL DMFで5分間振盪して、次いで濾過した。これを、2回以上DMFで、次いで3回DCMで繰り返した。N
2を樹脂から通過させて、樹脂をフリット漏斗で乾燥させた。樹脂の全重量は2.57gであった。樹脂の85.11mgを、20%ヘキサフルオロイソプロパノール/DCM(2mL)と共に1分間振盪した。濾過して、追加の開裂溶液、次いでDCMで濯いだ。合わせた濾液の濃縮により、17.51mg(.02026mmol)の開裂物質を得た。即ち、測定されたローディングは、0.238meq/gであり、組み込まれた収率は56%であった。
【0816】
実施例13141の製造
【化440】
[この文献は図面を表示できません]
実施例13141を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmol スケールで合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13A]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、19 X 250 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った:20mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10% ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。濃アンモニアを使用して、画分をpH7に調整して、画分をspeedvacで濃縮した。分析データは、(6S,13S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,15−テトラオキソ−2,5,9,14−テトラアザヘントリアコンタン−6,13,31−トリカルボン酸(6.01mg, 2.242μmol, 2.242%収率)の存在を支持していた。分析条件13A:室温で9.96分。分析条件13B:室温で8.61分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1220.1553(M+2H).実測値:1220.1573(M+2H).
【0817】
実施例13142の製造
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
実施例13142を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程には二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Glu(OtBu)−[修飾樹脂13A]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、19 X 250 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;20mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10% ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。濃アンモニアを使用して、画分をpH7に調整して、画分をspeedvacで濃縮した。残留固体は、大量のアンモニウムトリフルオロ酢酸を含有しており、これを複数回の凍結乾燥サイクルにより除去して、(6S,14S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,9,16−テトラオキソ−2,5,10,15−テトラアザドトリアコンタン−6,14,32−トリカルボン酸, 2TFA(3.66mg, 1.296μmol, 1.296%収率)を得た。分析条件13A:室温で10.00分。分析条件13B:室温で8.64分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1227.1631(M+2H).実測値:1227.1669(M+2H).
【0818】
実施例13143の製造
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
実施例13143を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Glu(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、19 X 250 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った:20mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,13S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,9,15−テトラオキソ−2,5,10,14−テトラアザヘントリアコンタン−6,13,31−トリカルボン酸(5.93mg, 2.406μmol, 2.406%収率)の存在を支持した。分析条件13A:室温で9.97分。分析条件13B:室温で8.61分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1220.1553(M+2H).実測値:1220.1601(M+2H).
【0819】
実施例13144の製造
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
実施例13144を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは、90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,12S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,14−テトラオキソ−2,5,9,13−テトラアザトリアコンタン−6,12,30−トリカルボン酸, 2TFA(9.57mg, 3.43μmol, 3.43%収率)。分析条件13A:室温で9.98分。分析条件13B:室温で8.66分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1213.1474(M+2H).実測値:1213.1513(M+2H).
【0820】
実施例13145の製造
【化444】
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実施例13145を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
[p−フルオロフェニルアラニン]−Pip−
Asp−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13A]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFA;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFA)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,13S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−50−(カルボキシメチル)−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−7−(4−フルオロベンジル)−35−ヒドロキシ−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,15−テトラオキソ−2,5,9,14−テトラアザヘントリアコンタン−6,13,31−トリカルボン酸, 2TFA(10.57mg, 3.88μmol)の存在を支持した。分析条件13A:室温で11.43分。分析条件13B:室温で9.57分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:814.7658(M+3H)実測値:814.7697(M+3H).
【0821】
実施例13146の製造
【化445】
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実施例13146を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
[p−フルオロフェニルアラニン]−Pip−
Asp−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Glu(OtBu)−[修飾樹脂13A]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、2つのインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,14S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−50−(カルボキシメチル)−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−7−(4−フルオロベンジル)−35−ヒドロキシ−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,9,16−テトラオキソ−2,5,10,15−テトラアザドトリアコンタン−6,14,32−トリカルボン酸, 2TFA(4.03mg, 1.441μmol)の存在を支持していた。分析条件13A:室温で11.50分。分析条件13B:室温で9.55分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1228.6529(M+2H).実測値:1228.6581(M+2H).
【0822】
実施例13147の製造
【化446】
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実施例13147を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
[p−フルオロフェニルアラニン]−Pip−
Asp−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、2回のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液部分を凍結乾燥した。分析データは、(6S,12S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−50−(カルボキシメチル)−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−7−(4−フルオロベンジル)−35−ヒドロキシ−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,14−テトラオキソ−2,5,9,13−テトラアザトリアコンタン−6,12,30−トリカルボン酸, 2TFA(17.72mg, 6.60μmol)の存在を支持していた。分析条件13A:室温で11.38分。分析条件13B:室温で9.47分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1214.6355(M+2H).実測値:1214.6373(M+2H).
【0823】
実施例13148の製造
【化447】
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実施例13148を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
[p−フルオロフェニルアラニン]−Pip−
Asp−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Glu(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,13S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−50−(カルボキシメチル)−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−7−(4−フルオロベンジル)−35−ヒドロキシ−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,9,15−テトラオキソ−2,5,10,14−テトラアザヘントリアコンタン−6,13,31−トリカルボン酸, 2TFA(13.42mg, 4.77μmol)の存在を支持した。分析条件13A:室温で12.60分。分析条件13B:室温で10.67分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1221.6451(M+2H).実測値:1221.6421(M+2H).
【0824】
実施例13149の製造
【化448】
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実施例13149を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[修飾樹脂13C]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFA;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFA)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,13S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,10,15−テトラオキソ−2,5,9,14−テトラアザヘントリアコンタン−6,13,31−トリカルボン酸, 2TFA(22.17mg, 7.64μmol)の存在を支持した。分析条件13A:室温で11.04分。分析条件13B:室温で9.76分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1220.1553(M+2H).実測値:1220.1526(M+2H).
【0825】
実施例13150の製造
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
実施例13150を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って、0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
[p−フルオロフェニルアラニン]−Pip−
Asp−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[修飾樹脂13C]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,13S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−50−(カルボキシメチル)−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−7−(4−フルオロベンジル)−35−ヒドロキシ−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,10,15−テトラオキソ−2,5,9,14−テトラアザヘントリアコンタン−6,13,31−トリカルボン酸, 2TFA(12.96mg, 4.37μmol)の存在を支持した。分析条件13A:室温で12.52分。分析条件13B:室温で10.61分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1221.6451(M+2H).実測値:1221.6429(M+2H).
【0826】
実施例13151の製造
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
実施例13151を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
[p−メトキシフェニルアラニン]−Pip−
Asn−Pro−His−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[修飾樹脂13C]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,13S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−42−((1H−イミダゾール−4−イル)メチル)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−16,39−ジイソブチル−7−(4−メトキシベンジル)−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,10,15−テトラオキソ−2,5,9,14−テトラアザヘントリアコンタン−6,13,31−トリカルボン酸, 2TFA(18.49mg, 6.63μmol)の存在を支持した。分析条件13A:室温で11.80分。分析条件13B:室温で10.12分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1252.6685(M+2H).実測値:1252.6670(M+2H).
【0827】
実施例13152の製造
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
実施例13152を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[修飾樹脂13D]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液部分を、凍結乾燥した。分析データにより、(6S,12S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,9,14−テトラオキソ−2,5,8,13−テトラアザトリアコンタン−6,12,30−トリカルボン酸, 2TFA(20.36mg, 6.90μmol, 6.90%収率)が確認された。分析条件13A:室温で10.51分。分析条件13B:室温で9.22分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1213.1474(M+2H).実測値:1213.1440(M+2H).
【0828】
実施例13153の製造
【化452】
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実施例13153を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸]は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−[N−Me]Ala−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[修飾樹脂13D]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,12S)−1−((6S,9S,12S,18R,21S,24S,27S,30S,33S,36S,38aS,40R,44S,47S,49aS)−36−((1H−インドール−3−イル)メチル)−6−(2−アミノ−2−オキソエチル)−33−(2−アミノエチル)−47−(アミノメチル)−24,27−ジブチル−30−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−40−ヒドロキシ−12−(4−ヒドロキシベンジル)−21,44−ジイソブチル−9,10,25,28−テトラメチル−5,8,11,14,20,23,26,29,32,35,38,43,46,49−テトラデカオキソオクタテトラコンタヒドロジピロロ[2,1−g<sub>1</sub>:2',1'−x][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−18−イル)−1,4,9,14−テトラオキソ−2,5,8,13−テトラアザトリアコンタン−6,12,30−トリカルボン酸, 2TFA(21.88mg, 7.91μmol, 7.91%収率)の存在を支持していた。分析条件13A:室温で10.37分。分析条件13B:室温で9.04分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1200.1396(M+2H).実測値:1200.1373(M+2H).
【0829】
実施例13154の製造
【化453】
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実施例13154を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
[p−メトキシフェニルアラニン]−Pip−
Asn−Pro−His−
Gln−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[修飾樹脂13D]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液部分を凍結乾燥した。分析データは、(6S,12S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−42−((1H−イミダゾール−4−イル)メチル)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−39−(3−アミノ−3−オキソプロピル)−28−(2−アミノエチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−16−イソブチル−7−(4−メトキシベンジル)−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,9,14−テトラオキソ−2,5,8,13−テトラアザトリアコンタン−6,12,30−トリカルボン酸, 2TFA(6.71mg, 2.209μmol, 2.209%収率)の存在を支持した。分析条件13A:室温で11.04分。分析条件13B:室温で9.34分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1253.1480(M+2H).実測値:1253.1443(M+2H).
【0830】
実施例13155の製造
【化454】
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実施例13155を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
[p−メトキシフェニルアラニン]−Pip−
Asn−Pro−His−
Gln−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[修飾樹脂13D]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,12S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−42−((1H−イミダゾール−4−イル)メチル)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−39−(3−アミノ−3−オキソプロピル)−28−(2−アミノエチル)−19,22−ジブチル−50−(カルボキシメチル)−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−16−イソブチル−7−(4−メトキシベンジル)−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,9,14−テトラオキソ−2,5,8,13−テトラアザトリアコンタン−6,12,30−トリカルボン酸, 2TFA(10.61mg, 3.49μmol, 3.49%収率)の存在を支持していた。分析条件13A:室温で11.19分。分析条件13B:室温で9.48分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1253.6400(M+2H).実測値:1253.6372(M+2H).
【0831】
実施例13156の製造
【化455】
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実施例13156を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
[p−メトキシフェニルアラニン]−Pip−
Asn−Pro−His−
Gln−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、画分からrotovap上で除去して、水溶液部分を凍結乾燥した。分析データは、(6S,12S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−42−((1H−イミダゾール−4−イル)メチル)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−39−(3−アミノ−3−オキソプロピル)−28−(2−アミノエチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−16−イソブチル−7−(4−メトキシベンジル)−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,14−テトラオキソ−2,5,9,13−テトラアザトリアコンタン−6,12,30−トリカルボン酸, 2TFA(10.73mg, 3.53μmol, 3.53%収率)の存在を支持していた。分析条件13A:室温で10.92分。分析条件13B:室温で9.27分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1253.1480(M+2H).実測値:1253.1448(M+2H).
【0832】
実施例13157の製造
【化456】
[この文献は図面を表示できません]
実施例13157を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
[p−メトキシフェニルアラニン]−Pip−
Asp−Pro−His−
Gln−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液部分を凍結乾燥した。分析データは、(6S,12S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−42−((1H−イミダゾール−4−イル)メチル)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−39−(3−アミノ−3−オキソプロピル)−28−(2−アミノエチル)−19,22−ジブチル−50−(カルボキシメチル)−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−16−イソブチル−7−(4−メトキシベンジル)−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,14−テトラオキソ−2,5,9,13−テトラアザトリアコンタン−6,12,30−トリカルボン酸, 2TFA(12.14mg, 4.22μmol, 4.22%収率)の存在を支持していた。分析条件13A:室温で11.09分。分析条件13B:室温で9.42分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1253.6400(M+2H).実測値:1253.6367(M+2H).
【0833】
実施例13158の製造
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
実施例13158を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[モルホリン−3R−カルボン酸]−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは、90%水/10%ACN/0.1%TFA;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFA)。ACNを、画分からrotovap上で除去して、水溶液部分を凍結乾燥した。分析データは、18−(((S)−3−((R)−4−((S)−3−(2−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−カルボキサミド)アセトアミド)−3−カルボキシプロパノイル)モルホリン−3−カルボキサミド)−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸, 2TFA(22.68mg, 7.38μmol, 7.38%収率)の存在を支持した。分析条件13A:室温で10.15分。分析条件13B:室温で8.82分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1269.6713(M+2H).実測値:1269.6671(M+2H).
【0834】
実施例13159の製造
【化458】
[この文献は図面を表示できません]
実施例13159を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[2−(2−アミノエトキシ)酢酸]−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、画分からrotovap上で除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,18S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,14,20−ペンタオキソ−12−オキサ−2,5,9,15,19−ペンタアザヘキサトリアコンタン−6,18,36−トリカルボン酸, 2TFA(12.14mg, 3.97μmol, 3.97%収率)の存在を支持した。分析条件13A:室温で10.01分。分析条件13B:室温で8.70分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1263.6713(M+2H).実測値:1263.6668(M+2H).
【0835】
実施例13160の製造
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
実施例13160を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[3−アミノプロパン酸]−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、画分からrotovap上で除去して、水溶液部分を凍結乾燥した。分析データは、(6S,16S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,12,18−ペンタオキソ−2,5,9,13,17−ペンタアザテトラトリアコンタン−6,16,34−トリカルボン酸, 2TFA(11.56mg, 4.03μmol)の存在を支持した。分析条件13A:室温で10.00分。分析条件13B:室温で8.69分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1248.6660(M+2H).実測値:1248.6622(M+2H).
【0836】
実施例13161の製造
【化460】
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実施例13161を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[3−(2−アミノエトキシ)プロパン酸]−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,19S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,15,21−ペンタオキソ−12−オキサ−2,5,9,16,20−ペンタアザヘプタトリアコンタン−6,19,37−トリカルボン酸, 2TFA(22.02mg, 7.55μmol, 7.55%収率)の存在を支持した。分析条件13A:室温で10.01分。分析条件13B:室温で8.69分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1270.6791(M+2H).実測値:1270.6751(M+2H).
【0837】
実施例13162の製造
【化461】
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実施例13162を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[4−アミノブタン酸]−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液部分を凍結乾燥した。分析データは、(6S,17S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,13,19−ペンタオキソ−2,5,9,14,18−ペンタアザペンタトリアコンタン−6,17,35−トリカルボン酸, 2TFA(17.91mg, 6.08μmol, 6.08%収率)の存在を支持していた。分析条件13A:室温で10.07分。分析条件13B:室温で8.73分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1255.6738(M+2H).実測値:1255.6692(M+2H).
【0838】
実施例13163の製造
【化462】
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実施例13163を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[3−(2−(2−アミノエトキシ)エトキシ)プロパン酸]−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液を凍結乾燥した。分析データは、(6S,22S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,18,24−ペンタオキソ−12,15−ジオキサ−2,5,9,19,23−ペンタアザテトラコンタン−6,22,40−トリカルボン酸, 2TFA(18.29mg, 5.85μmol, 5.85%収率)の存在を支持した。分析条件13A:室温で10.00分。分析条件13B:室温で8.68分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1292.6713(M+2H).実測値:1292.6887(M+2H).
【0839】
実施例13164の製造
【化463】
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実施例13164を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従って0.1mmolのスケールにて合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr−Pip−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
[(S)−2−アミノ−3−(1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)プロパン酸
]−
[N−Me]Nle−[N−Me]Nle−Leu−Cys−Gly−[5−アミノペンタン酸]−Asp(OtBu)−[修飾樹脂13B]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:残留物を分配して、複数のインジェクションを、30 X 150 XSelect CSH Prep C18 5 um OBD columnに対して行った;40mL/分、25分かけて20〜65%B、100%Bで5分間、20%Bで5分間(Aは90%水/10%ACN/0.1%TFAであり;Bは90%ACN/10%水/0.1%TFAである)。ACNを、rotovap上で画分から除去して、水溶液部分を凍結乾燥した。分析データは、(6S,18S)−1−((7S,13R,16S,19S,22S,25S,28S,31S,33aS,35R,39S,42S,44aS,50S,52aR)−31−((1H−インドール−3−イル)メチル)−50−(2−アミノ−2−オキソエチル)−28−(2−アミノエチル)−42−(アミノメチル)−19,22−ジブチル−25−((1−(カルボキシメチル)−1H−インドール−3−イル)メチル)−35−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシベンジル)−16,39−ジイソブチル−20,23−ジメチル−6,9,15,18,21,24,27,30,33,38,41,44,49,52−テトラデカオキソペンタコンタヒドロ−1H−ピリド[1,2−g]ジピロロ[1,2−m:1',2'−v][1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,43]チアテトラデカアザシクロペンタテトラコンチン−13−イル)−1,4,8,14,20−ペンタオキソ−2,5,9,15,19−ペンタアザヘキサトリアコンタン−6,18,36−トリカルボン酸, 2TFA(10.63mg, 3.48μmol, 3.48%収率)の存在を支持していた。分析条件13A:室温で10.06分。分析条件13B:室温で8.73分;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1262.6816(M+2H).実測値:1262.6773(M+2H).
【0840】
中間体1400Aの製造
【化464】
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下記ペプチドを、0.2mmolスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−
Tyr−mAla−
Asp−Pro−His−
Lys−Hyp−Trp−Lys−
Trp−
mNle−mNle−Glu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン]−Gly。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて15〜55%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は97.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析条件A:保持時間=1.39分;ESI−MS(+) m/z 1046.9(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.05分;ESI−MS(+) m/z 1046.8(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1046.5091(M+2H).実測値:1046.5058(M+2H).
【0841】
中間体1400Bの製造
【化465】
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下記ペプチドを、0.2mmolスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−
Tyr−mAla−
Asp−Pro−His−
Lys−Hyp−Trp−Lys−
Trp−
mNle−mNle−Glu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン]−Asp;上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて15〜55%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は、59.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.69分;ESI−MS(+) m/z 1076.2(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.91分;ESI−MS(+) m/z 1076.1(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1075.5118(M+2H).実測値:1075.5094(M+2H).
【0842】
中間体1400Cの製造
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.1mmolのスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−
Tyr−mAla−
Asp−Pro−His−
Gln−Hyp−Trp−Ser−
Trp−
mNle−mNle−Glu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン]−Gly。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は20.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析条件A:保持時間=1.40分;ESI−MS(+) m/z 1026.5(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.79分;ESI−MS(+) m/z 1026.5(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1025.9594(M+2H).実測値:1025.9591(M+2H).
【0843】
中間体1400Dの製造
【化467】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.2mmolスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−
Tyr−mAla−
Asp−Pro−His−
Lys−Hyp−Trp−Lys−“Trp”−
mNle−mNle−Glu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン]−Gly。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて37〜75%B、次いで100%Bで6分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は57.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.16分;ESI−MS(−) m/z 1076.6(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.23分;ESI−MS(+) m/z 1076.3(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1075.5118(M+2H).実測値:1075.5086(M+2H).
【0844】
中間体1400Eの製造
【化468】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.2mmolスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−
Tyr−mAla−
Asp−Pro−His−
Lys−Hyp−Trp−Lys−“
Trp”−
mNle−mNle−Glu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン]−Asp。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて30〜75%B、次いで100%Bで6分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は66.6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は94%であった。分析条件A:保持時間=1.12分;ESI−MS(−) m/z 1105.5(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.19分;ESI−MS(+) m/z 11055.4(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1104.5146(M+2H).実測値:1104.5115(M+2H).
【0845】
中間体1400Fの製造
【化469】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.2mmolスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−
Tyr−mAla−
Asp−Pro−His−
Lys−Hyp−Trp−Lys−
Trp−
mNle−mNle−Glu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン]。上記方法の脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて35〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は87.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析条件A:保持時間=1.39分;ESI−MS(+) m/z 1019.0(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.53分;ESI−MS(+) m/z 1018.9(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1017.9984(M+2H).実測値:1017.9944(M+2H).
【0846】
中間体1400Gの製造
【化470】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.2mmolスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−
Tyr−mAla−
Asn−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Ser−
Trp−
mNle−mNle−Arg−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン]。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて35〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は44.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析条件A:保持時間=1.62分;ESI−MS(+) m/z 977.7(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=3.16分;ESI−MS(+) m/z 977.7(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:977.4933(M+2H).実測値:977.4906(M+2H).
【0847】
中間体1400Hの製造
【化471】
[この文献は図面を表示できません]
下記ペプチドを、0.2mmolスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−
Tyr−mAla−
Asp−Pro−His−
Gln−Hyp−Trp−Ser−
Trp−
mNle−mNle−Glu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン];上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて5〜45%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は23.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析条件A:保持時間=1.45分;ESI−MS(+) m/z 997.5(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.87分;ESI−MS(+) m/z 997.9(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:997.4487(M+2H).実測値:997.4486(M+2H).
【0848】
中間体1400Iの製造
【化472】
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下記ペプチドを、0.1mmolのスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:
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上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:20分かけて20〜40%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は42.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は98%であった。分析条件A:保持時間=1.26分;ESI−MS(+) m/z 993.3(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.68分;ESI−MS(+) m/z 993.3(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:992.9667(M+2H).実測値:992.9660(M+2H).
【0849】
中間体1400Jの製造
【化473】
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下記ペプチドを、0.2mmolスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:
[この文献は図面を表示できません]
;上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて0〜40%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は78.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.25分;ESI−MS(+) m/z 1047.6(M+2H)、最大強度イオン。分析条件B:保持時間=2.65分;ESI−MS(+) m/z 1047.4(M+2H)、最大強度イオンESI−HRMS(+) m/z:計算値:1047.0011(M+2H).実測値:1046.9960(M+2H).
【0850】
中間体1400Kの製造
【化474】
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下記ペプチドを、0.1mmolのスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−F3Phe−
mPhe−
mNle−dPro−Asp−
Val−mPhe−
Orn−dPro−Trp−Tyr−Leu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン]。上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて25〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。
生成物の収量は88.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析条件A:保持時間=1.87分;ESI−MS(+) m/z 975.7(M+2H)、最大強度イオン。分析条件B:保持時間=3.25分;ESI−MS(+) m/z 975.1(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:974.4593(M+2H).実測値:974.4571(M+2H).
【0851】
中間体1400Lの製造
【化475】
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下記ペプチドを、0.1mmolのスケールで上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:ClAc−F3Phe−
mPhe−
mNle−dHyp−Asp−
Val−mPhe−
Asp−dPro−Trp−Tyr−Leu−Cys−Gly−[(S)−プロパルギルグリシン];上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて50〜90%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は70.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.47分;ESI−MS(+) m/z 983.5(M+2H)、最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.74分;ESI−MS(+) m/z 983.7(M+2H)、最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:982.9306(M+2H).実測値:982.9300(M+2H).
【0852】
分析データ:
質量スペクトル分析法:“ESI−MS(+)”とは、ポジティブイオンモードで実施したエレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を示す;“ESI−MS(−)”とは、ネガティブイオンモードで実施したエレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を示す;“ESI−HRMS(+)”とは、ポジティブイオンモードで実施された高分解エレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を示す;“ESI−HRMS(−)”とは、ネガティブイオンモードで実施した高分解エレクトロスプレーイオン化質量スペクトル分析法を示す。検出された質量は、“m/z”単位表記に従って報告された。1000より大きい精密質量を有する化合物は、二重電荷イオンまたは三重電荷イオンとして高頻度で検出された。
【0853】
分析条件A:
カラム:Waters BEH C18, 2.0 x 50 mm, 1.7μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);温度:50℃;グラジエント:0%B、3分間かけて0〜100%B、次いで100%Bで0.5分間保持;流量:1mL/分;検出:220nmのUV.
【0854】
分析条件B:
カラム:Waters BEH C18, 2.0 x 50 mm, 1.7μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);温度:50℃;グラジエント:0%B、3分間かけて0〜100%B、次いで100%Bで0.5分間保持;流量:0.5mL/分;検出:220nmのUV.
【0855】
分析条件C:
カラム:Waters Aquity UPLC BEH C18, 2.1 x 50 mm, 1.7μm 粒子;移動相A:100%水:0.05%TFA;移動相B:100%アセトニトリル:0.05%TFA;温度:40℃;グラジエント:1.5分かけて2〜98%B、次いで100%Bで0.5分間保持;流量:0.8mL/分;検出:220nmのUV.
【0856】
分析条件D:
カラム:PHENOMENEX−LUNA 2.0 X 30mm 3um;移動相A:90%水−10%メタノール−0.1%TFA;移動相B:10%水−90%メタノール−0.1%TFA;グラジエント:2分かけて0〜100%B、次いで100%Bで1〜4分間保持;流量:1mL/分;検出:220nmのUV.
【0857】
分析条件E:
カラム:Xbridge フェニル, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:15分かけて5〜100%B;流量:0.5mL/分;検出:220nmのUV.
【0858】
分析条件F:
カラム:XBridge C18, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて10〜100%B;流量:0.5mL/分;検出:220nmのUV.
【0859】
分析条件G:
カラム:Waters CSH C18, 2.0 x 50 mm, 1.7μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);温度:50℃;グラジエント:0%B、3分間かけて0〜100%B、次いで100%Bで0.5分間保持;流量:1mL/分;検出:220nmのUV.
【0860】
分析条件H:
カラム:Xbridge C18, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:18分かけて10〜100%B;流量:0.5mL/分;検出:220nmのUV.
【0861】
分析条件I:
カラム:XSelect CSH C18, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:15分かけて10〜100%B;流量:1.0mL/分;検出:220nmのUV.
【0862】
分析条件J:
カラム:Zorbax Bonus RP, 3.0 x 150 mm, 3.5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%TFAを含む);グラジエント:15分かけて10〜100%B;流量:1.0mL/分;検出:220nmのUV.
【0863】
分析条件K:
カラム:Waters Aquity UPLC BEH C18, 2.1 x 50 mm, 1.7μm 粒子;移動相A:100%水:0.05%TFA;移動相B:100%アセトニトリル:0.05%TFA;温度:50℃;グラジエント:3.0分かけて2〜98%B、次いで100%Bで0.5分間保持;流量:0.8mL/分;検出:220nmのUV.
【0864】
14051の製造
【化476】
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中間体1400A(20mg, 9.56μmol)および(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート(18.38mg, 0.029mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA.カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、55〜100%Bで25分、次いで100%Bで6分間保持)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は7.22mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件C:保持時間=1.64分;ESI−MS(+) m/z 1367.8(M+2H)、最大強度イオン。分析条件D:保持時間=2.48分;ESI−MS(+) m/z 1367.4(M+2H)、最大強度イオン。
【0865】
14052の製造
【化477】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1400A(20mg, 9.56μmol)および23−アジド−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコシル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート(26.0mg, 0.029mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、25分で55〜100%B、次いで100%Bで10分保持)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は11mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件C:保持時間=1.66分;ESI−MS(+) m/z 1501.5(M+2H)、最大強度イオン;分析条件D:保持時間=2.63分;ESI−MS(+) m/z 1001.1(M+3H)、最大強度イオン。
【0866】
14053の製造
【化478】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1400A(20mg, 9.56μmol)および17−アジド−3,6,9,12,15−ペンタオキサヘプタデシル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート(23.52mg, 0.029mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA、カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、25分間55〜100%B、次いで7分間100%Bで保持)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は5.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件C:保持時間=1.66分;ESI−MS(+) m/z 1457.4(M+2H)、最大強度イオン;分析条件D:保持時間=3.22分;ESI−MS(+) m/z 971.8(M+3H)、最大強度イオン。
【0867】
14054の製造
【化479】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1400C(20mg, 9.75μmol)および(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート(18.38mg, 0.029mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、55〜100%Bで25分、次いで10分間100%Bで保持)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は8.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件C:保持時間=1.76分;ESI−MS(+) m/z 1347.3(M+2H)、最大強度イオン。分析条件D:保持時間=2.79分;ESI−MS(+) m/z 898.3(M+3H)、最大強度イオン。
【0868】
14055の製造
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1400C(20mg, 9.75μmol)および23−アジド−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコシル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート(26.6mg, 0.029mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、55〜100%Bで25分、次いで15分間100%Bで保持)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は9.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件C:保持時間=1.82分;ESI−MS(+) m/z 1480.9(M+2H)、最大強度イオン;分析条件D:保持時間=2.99分;ESI−MS(+) m/z 1480.9(M+2H)、最大強度イオン。
【0869】
14056の製造
【化481】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1400B(20mg, 9.30μmol)および(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート(17.88mg, 0.028mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、25分間55〜100%B、次いで100%Bで6分間保持)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は4.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.42分;ESI−MS(+) m/z 931.4(M+3H)、最大強度イオン。
【0870】
実施例14057の製造
【化482】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1400B(20mg, 9.30μmol)および23−アジド−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサトリコシル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート(25.3mg, 0.028mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA.カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、55〜100%Bで25分、次いで10分間100%Bで保持)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、スピード真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は4.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件C:保持時間=1.44分;ESI−MS(+) m/z 929.3(M+2H);分析条件D:保持時間=2.66分;ESI−MS(+) m/z 929.8(M+2H)、最大強度イオン。
【0871】
実施例14058の製造
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1300A(20mg, 10.15μmol)および(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート(19.51mg, 0.030mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA, カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、55〜100%Bで25分、次いで10分間100%Bで保持)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は1.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.77分;ESI−MS(+) m/z 1307.3(M+2H).
【0872】
実施例14059の製造
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1400A(25mg, 0.012mmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(13.71mg, 0.036mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA, カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、55〜100%Bで30分間)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は、1.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.32分;ESI−MS(+) m/z 1238.8(M+2H).
【0873】
実施例14060の製造
【化485】
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中間体1400A(20mg, 9.56μmol)および2−(2−(2−(2−アジドエトキシ)エトキシ)エトキシ)エチル((R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル)スクシネート(20.99mg, 0.029mmol)を、一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、55〜100%Bで30分間、次いで3分間100%Bで保持)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は1.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.52分;ESI−MS(+) m/z 1413.1(M+2H)、最大強度イオン。
【0874】
実施例14061の製造
【化486】
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中間体1400B(25mg, 0.012mmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(13.34mg, 0.035mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、55〜100%Bで30分間)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、スピード真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は9.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.31分;ESI−MS(+) m/z 1267.7(M+2H)、最大強度イオン。
【0875】
実施例14062の製造
【化487】
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中間体1400C(25mg, 0.012mmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(13.99mg, 0.037mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、55〜100%Bで30分間)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は10.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.47分;ESI−MS(+) m/z 1217.9(M+2H)、最大強度イオン。
【0876】
実施例14063の製造
【化488】
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中間体1400A(20mg, 9.56μmol)および13−アジド−2,5,8,11−テトラオキサトリデカン(6.69mg, 0.029mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、35〜100%Bで45分間)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は9.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=1.83分;ESI−MS(+) m/z 1163.7(M+2H)、最大強度イオン。
【0877】
実施例14064の製造
【化489】
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中間体1400A(25mg, 0.012mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(14.79mg, 0.036mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA.カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、45〜100%Bで40分間、次いで100%Bで5分間保持)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は20.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.09分;ESI−MS(+) m/z 1253.6(M+2H).
【0878】
実施例14065の製造
【化490】
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中間体1400B(25mg, 0.012mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(14.39mg, 0.035mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、50〜100%B、50分間)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は13.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.15分;ESI−MS(+) m/z 1282.5(M+2H)、最大強度イオン。
【0879】
実施例14066の製造
【化491】
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中間体1400G(25mg, 0.013mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(6.33mg, 0.015mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、50〜90%Bで60分)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は10.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.18分;ESI−MS(+) m/z 1184.6(M+2H)、最大強度イオン。
【0880】
実施例14067の製造
【化492】
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中間体1400F(25mg, 0.013mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(7.60mg, 0.018mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質をPrep−HPLCにより精製した(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、55〜90%Bで60分)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、高速真空エバポレーションにより乾燥させた。生成物の収量は2.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.16分;ESI−MS(+) m/z 1225.1(M+2H)、最大強度イオン。
【0881】
実施例14068の製造
【化493】
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中間体1400H(25mg, 0.013mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(6.21mg, 0.015mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge Shield RP18、19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて20〜60%B、次いで15分間100%Bで保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は6.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件B:保持時間=1.76分;ESI−MS(+) m/z 1204.3(M+2H)、最大強度イオン。ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1203.5830(M+2H).実測値:1203.5818(M+2H).
【0882】
実施例14069の製造
【化494】
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中間体1400C(19.5mg, 9.51μmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(4.71mg, 0.011mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge Shield RP18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて15〜55%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は5.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析条件B:保持時間=1.75分;ESI−MS(+) m/z 1232.8(M+2H), 最大強度イオン。ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1232.0937(M+2H).実測値:1232.0902(M+2H).
【0883】
実施例14070の製造
【化495】
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中間体1400I(30mg, 0.015mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(7.48mg, 0.018mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて37〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B, 次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は99%であった。分析条件A:保持時間=1.43分;ESI−MS(+) m/z 1199.4(M+2H), 最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.57分;ESI−MS(+) m/z 1199.9(M+2H), 最大強度イオン。ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1199.1010(M+2H).実測値:1199.1018(M+2H).
【0884】
実施例14071の製造
【化496】
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中間体1400E(39mg, 0.018mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(8.74mg, 0.021mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて37〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は14.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析条件A:保持時間=1.32分;ESI−MS(+) m/z 874.5(M+3H);分析条件B:保持時間=2.71分;ESI−MS(+) m/z 874.8(M+3H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1310.6489(M+2H).実測値:1310.6461(M+2H).
【0885】
実施例14072の製造
【化497】
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中間体1400J(35mg, 0.017mmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(7.68mg, 0.020mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて55〜95%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は9.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析条件A:保持時間=1.80分;ESI−MS(+) m/z 826.1(M+3H), 最大強度イオン;分析条件B:保持時間=3.13分;ESI−MS(+) m/z 1238.8(M+2H)
ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1238.1483(M+2H).実測値:1238.1484(M+2H).
【0886】
実施例14073の製造
【化498】
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中間体1400K(30mg, 0.015mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(7.62mg, 0.018mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて60〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は12.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.92分;ESI−MS(+) m/z 1181.0(M+2H);分析条件B:保持時間=3.12分;ESI−MS(+) m/z 1181.1(M+2H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1180.5936(M+2H).実測値:1180.5931(M+2H).
【0887】
実施例14074の製造
【化499】
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中間体1400L(30mg, 0.015mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(7.56mg, 0.018mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて45〜85%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は25.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.68分;ESI−MS(+) m/z 1189.5(M+2H);分析条件B:保持時間=3.20分;ESI−MS(+) m/z 1189.5(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1189.0649(M+2H).実測値:1189.0642(M+2H).
【0888】
実施例14075の製造
【化500】
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中間体1400J(40mg, 0.019mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(9.46mg, 0.023mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて40〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて0〜35%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は5.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.34分;ESI−MS(+) m/z 936.2(M+2H);分析条件B:保持時間=2.97分;ESI−MS(+) m/z 936.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:960.9769(M+2H).実測値:960.9749(M+2H).
【0889】
実施例14076の製造
【化501】
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中間体1300V(30mg, 0.015mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(7.49mg, 0.018mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて40〜80%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて, 遠心蒸発により乾燥させた。この物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて25〜65%B, 次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は2.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.43分;ESI−MS(+) m/z 1198.6(M+2H), 最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.86分;ESI−MS(+) m/z 1198.7(M+2H), 最大強度イオン。
【0890】
実施例14077の製造
【化502】
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中間体1300V(10mg, 5.04μmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(2.32mg, 6.05μmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて25〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.85分;ESI−MS(+) m/z 1184.2(M+2H);ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1003.5215(M+2H).実測値:1003.5189(M+2H).
【0891】
実施例14078の製造
【0892】
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中間体1300Y(30mg, 0.014mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(7.09mg, 0.017mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters xbridge c−18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は10.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析条件A:保持時間=1.28分;ESI−MS(+) m/z 836.3(M+3H), 最大強度イオン;分析条件B:保持時間=2.35分;ESI−MS(+) m/z 836.8(M+3H), 最大強度イオン。
【0893】
実施例14079の製造
【化503】
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中間体1300Y(10mg, 4.77μmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(2.19mg, 5.73μmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters xbridge c−18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて30〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は2.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析条件A:保持時間=1.50分;ESI−MS(+) m/z 1239.5(M+2H), 最大強度イオン。
【0894】
実施例14080の製造
【化504】
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中間体1300X(8mg, 4.06μmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(1.87mg, 4.87μmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて25〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。分析条件A:保持時間=2.12分;ESI−MS(+) m/z 1176.7(M+2H), 最大強度イオン。
【0895】
実施例14081の製造
【化505】
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中間体1400K(10mg, 5.13μmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(2.36mg, 6.16μmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters xbridge c-18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて35〜75%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3.5mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=2.44分;ESI−MS(+) m/z 1166.0(M+2H), 最大強度イオン。
【0896】
実施例14082の製造
【化506】
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中間体1400J(48mg, 0.023mmol)および(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート(17.64mg, 0.028mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters xbridge c−18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:25分かけて60〜100%B、次いで10分間100%Bで保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge フェニル, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて38〜78%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は2.6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件C:保持時間=1.62分;ESI−MS(+) m/z 912.8(M+3H), 最大強度イオン。
【0897】
実施例14083の製造
【化507】
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中間体1300X(26mg, 0.013mmol)および(S)−16−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−16−オキソヘキサデカン酸(6.54mg, 0.016mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて40〜80%B, 次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて30〜70%B, 次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は3.1mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.42分;ESI−MS(+) m/z 1191.8(M+2H), 最大強度イオン。分析条件B:保持時間=2.86分;ESI−MS(+) m/z 1191.6(M+2H), 最大強度イオン。
【0898】
実施例14084の製造
【化508】
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中間体1400L(10mg, 5.09μmol)および(S)−4−アジド−2−パルミトアミドブタン酸(2.34mg, 6.11μmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて30〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は2.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.87分;ESI−MS(+) m/z 1175.3(M+2H), 最大強度イオン;分析条件B:保持時間=3.10分;ESI−MS(+) m/z 1175.7(M+2H), 最大強度イオン。
【0899】
実施例14085の製造
【化509】
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中間体1300Y(54.8mg, 0.026mmol)および(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート(20.12mg, 0.031mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge フェニル, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて40〜80%B、次いで10分間100%Bで保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は15.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件C:保持時間=1.87分;ESI−MS(+) m/z 912.8(M+3H), 最大強度イオン。
【0900】
実施例14086の製造
【化510】
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中間体1400E(48.5mg, 0.022mmol)および(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート(16.89mg, 0.026mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge フェニル, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて35〜75%B、次いで10分間100%Bで保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は18.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件C:保持時間=2.90分;ESI−MS(+) m/z 951.3(M+3H), 最大強度イオン。
【0901】
実施例14087の製造
【化511】
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中間体1400K(54mg, 0.028mmol)および(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート(21.32mg, 0.033mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge フェニル, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて60〜100%B、次いで10分間100%Bで保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は35.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件C:保持時間=3.23分;ESI−MS(+) m/z 1295.2(M+2H), 最大強度イオン。
【0902】
実施例14088の製造
【化512】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1400L(54mg, 0.027mmol)および(R)−2,5,7,8−テトラメチル−2−((4R,8R)−4,8,12−トリメチルトリデシル)クロマン−6−イル 4−((5−アジドペンチル)アミノ)−4−オキソブタノエート(21.13mg, 0.033mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Waters CSH c−18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて80〜100%B、次いで15分間100%Bで保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は29.2mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件C:保持時間=2.91分;ESI−MS(+) m/z 869.9(M+3H), 最大強度イオン。
【0903】
実施例14089の製造
【化513】
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中間体1300V(13mg, 6.55μmol)および3−(2−(2−(2−(2−アジドエトキシ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)−2−フルオロピリジン(2.060mg, 6.55μmol)を、一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて15〜55%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は1.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.60分;ESI−MS(+) m/z 1149.3(M+2H), 最大強度イオン;分析条件B:保持時間=3.13分;ESI−MS(+) m/z 1149.4(M+2H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1149.0648(M+2H).実測値:1149.0635(M+2H).
【0904】
実施例14090の製造
【化514】
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中間体1300W(12.7mg, 6.41μmol)および3−(2−(2−(2−(2−アジドエトキシ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)−2−フルオロピリジン(2.014mg, 6.41μmol)を、一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 メタノール:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて45〜85%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて10〜50%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は1.7mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。分析条件A:保持時間=1.63分;ESI−MS(+) m/z 1148.9(M+2H), 最大強度イオン;分析条件B:保持時間=3.20分;ESI−MS(+) m/z 1148.9(M+2H), 最大強度イオン。
【0905】
実施例14092の製造
【0906】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1400J(20mg, 9.55μmol)および(S)−1−アジド−40−カルボキシ−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸(11.42mg, 0.011mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて20〜60%B、次いで10分間100%Bで保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は4.9mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。分析条件A:保持時間=1.39分;ESI−MS(+) m/z 1028.8(M−3H), 最大強度イオン;分析条件B:保持時間=3.08分;ESI−MS(+) m/z 1028.8(M−3H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1544.8138(M+2H).実測値:1544.8114(M+2H).
【0907】
実施例14093の製造
【化515】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1300V(30mg, 15.0μmol)および(S)−1−アジド−40−カルボキシ−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸(18.08mg, 0.018mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて35〜75%B、次いで100%Bで7分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて30〜70%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は2.6mgであり、LCMS分析によるその推定純度は100%であった。分析条件A:保持時間=1.96分;ESI−MS(+) m/z 994.3(M+3H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1489.8080(M+2H).実測値:1489.8043(M+2H).
【0908】
実施例14095の製造
【化516】
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中間体1300V(80mg, 40.0μmol)および(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(17.77mg, 0.040mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗生成物をPrep−HPLCにより精製した(カラム:XBridge Prep C18 30 x100 mm 5um, 溶媒A=10mM酢酸アンモニウム/95:5H
2O/ACN,溶媒B=10mM酢酸アンモニウム/5:95H
2O/ACN、流速:40mL/分、15〜50%Bで60分、Sens=100%)。生成物の収量は24mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件E:保持時間=2.51分;ESI−MS(+) m/z 1213.12(M+2H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1212.1452(M+2H).実測値:1212.1405(M+2H).
【0909】
実施例14096の製造
【化517】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1300W(50mg, 25.0μmol)および(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(11.11mg, 0.025mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗生成物をPrep−HPLCにより精製した(カラム:XBridge Prep C18 30 x100 mm 5um, 溶媒A=10mM酢酸アンモニウム/95:5H
2O/ACN、溶媒B=10mM酢酸アンモニウム5:95H
2O/ACN。流速:40mL/分、15〜50%Bで60分、Sens=100%)。生成物の収量は14mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件E:保持時間=2.62分;ESI−MS(+) m/z 1212.31(M+2H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1211.6532(M+2H).実測値:1211.6525(M+2H).
【0910】
実施例14097の製造
【化518】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1300W(500mg, 25.0μmol)および(S)−1−アジド−40−カルボキシ−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸(25.10mg, 0.025mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗生成物をPrep−HPLCにより精製した(カラム:XBridge Prep C18 30 x100 mm 5um, 溶媒A=10mM酢酸アンモニウム/95:5H
2O/ACN 溶媒B=10mM酢酸アンモニウム5:95H
2O/ACN. 流速:40mL/分、15〜50%Bで60分、Sens=100%)。生成物の収量は11mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件E:保持時間=2.57分;ESI−MS(+) m/z 1489.99(M+2H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1489.3160(M+2H).実測値:1489.3155(M+2H).
【0911】
実施例14098の製造
【化519】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1300V(50mg, 25.0μmol)および(S)−1−アジド−16−カルボキシ−13,18−ジオキソ−3,6,9−トリオキサ−12,17−ジアザペンタトリアコンタン−35−酸(16.23mg, 0.025mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗生成物をPrep−HPLCにより精製した(カラム:XBridge Prep C18 30 x100 mm 5um, 溶媒A=10mM酢酸アンモニウム/95:5H
2O/ACN、溶媒B=10mM酢酸アンモニウム5:95H
2O/ACN。流速:40mL/分、15〜50%Bで60分、Sens=100%)。生成物の収量は29mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件E:保持時間=2.50分;ESI−MS(+) m/z 1314.37(M+2H), 最大強度イオン ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1313.7031(M+2H).実測値:1313.7031(M+2H).
【0912】
実施例14099の製造
【化520】
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中間体1300V(50mg, 25.0μmol)および(S)−1−アジド−28−カルボキシ−25,30−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21−ヘプタオキサ−24,29−ジアザヘプタテトラコンタン−47−酸(20.67mg, 0.025mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗生成物をPrep−HPLCにより精製した(カラム:XBridge Prep C18 30 x100 mm 5um, 溶媒A=10mM酢酸アンモニウム/95:5H
2O/ACN 溶媒B=10mM酢酸アンモニウム5:95H
2O/ACN。流速:40mL/分、15〜50%Bで60分、Sens=100%)。生成物の収量は51mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件E:保持時間=2.52分;ESI−MS(+) m/z 1402.83(M+2H), 最大強度イオン ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1401.7555(M+2H).実測値:1401.7561(M+2H).
【0913】
実施例14100の製造
【化521】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1300V(50mg, 25.0μmol)および(S)−1−アジド−22−カルボキシ−19,24−ジオキソ−3,6,9,12,15−ペンタオキサ−18,23−ジアザヘンテトラコンタン−41−酸(18.45mg, 0.025mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて粗生成物を得た。
粗生成物をPrep−HPLCにより精製した(カラム:XBridge Prep C18 30 x100 mm 5um, 溶媒A=10mM酢酸アンモニウム/95:5H
2O/ACN 溶媒B=10mM酢酸アンモニウム5:95H
2O/ACN。流速:40mL/分、15〜50%Bで60分、Sens=100%)。生成物の収量は26mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.25分;ESI−MS(+) m/z 1358.8(M+2H), 最大強度イオン ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1357.7293(M+2H).実測値:1357.7263(M+2H).
【0914】
実施例14101の製造
【化522】
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中間体1300V(57mg, 29.0μmol)および(S)−1−アジド−15−カルボキシ−13,17−ジオキソ−3,6,9−トリオキサ−12,16−ジアザテトラトリアコンタン−34−酸(18.10mg, 0.029mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗生成物をPrep−HPLCにより精製した(カラム:XBridge Prep C18 30 x100 mm 5um, 溶媒A=10mM酢酸アンモニウム/95:5H
2O/ACN。溶媒B=10mM酢酸アンモニウム5:95H
2O/ACN。流速:40mL/分、15〜50%Bで60分、Sens=100%)。生成物の収量は15mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件E:保持時間=2.50分;ESI−MS(+) m/z 1307.4(M+2H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1306.6953(M+2H).実測値:1306.6927(M+2H).
【0915】
実施例14102の製造
【化523】
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中間体1300V(75mg, 38.0μmol)および(S)−1−アジド−39−カルボキシ−37,41−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,40−ジアザオクタペンタコンタン−58−酸(37.1mg, 0.038mmol)を、上記した一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗生成物をPrep−HPLCにより精製した(カラム:XBridge Prep C18 30 x100 mm 5um, 溶媒A=10mM酢酸アンモニウム/95:5H
2O/ACN 溶媒B=10mM酢酸アンモニウム5:95H
2O/ACN。流速:40mL/分、15〜50%Bで60分、Sens=100%)。生成物の収量は25mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.31分;ESI−MS(+) m/z 1483.4(M+2H), 最大強度イオン。ESI−HRMS(+) m/z:計算値:988.8692(M+3H).実測値:988.8696(M+3H).
【0916】
実施例14103の製造
【化524】
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中間体1300V(75mg, 38.0μmol)および(S)−1−アジド−39−カルボキシ−37,41−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,40−ジアザオクタペンタコンタン−58−酸(37.1mg, 0.038mmol)を、一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Xbridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウム/95:5 H
2O:ACN;移動相B:10mM酢酸アンモニウム5:95 H
2O:ACN;グラジエント:60分かけて15〜50%B、流速:40mL/分、Sens:100%。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は25mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.243分;ESI−MS(+) m/z 1483.4(M+2H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1482.8001(M+2H).実測値:1482.7974(M+2H).
【0917】
実施例14104の製造
【化525】
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中間体130AI(75mg, 37.0μmol)および(S)−1−アジド−40−カルボキシ−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸(37.2mg, 0.037mmol)を、一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Xbridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウム/95:5 H
2O:ACN;移動相B:10mM酢酸アンモニウム/5:95 H
2O:ACN;グラジエント:60分かけて15〜50%B、流速:40mL/分、Sens:100%。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は33mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.27分;ESI−MS(+) m/z 1002.5(M+3H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1502.8163(M+2H).実測値:1502.8137.
【0918】
【化526】
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中間体130AK(75mg, 37.0μmol)および(S)−1−アジド−40−カルボキシ−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸(36.9mg, 0.037mmol)を、一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Xbridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウム/95:5 H
2O:ACN;移動相B:10mM酢酸アンモニウム5:95 H
2O:ACN;グラジエント:60分かけて15〜50%B、流速:40mL/分、Sens:100%。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は31mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.27分;ESI−MS(+) m/z 1007.2(M+3H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1509.8242(M+2H).実測値:1509.8224.
【0919】
【化527】
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中間体130AJ(75mg, 37.0μmol)および(S)−1−アジド−40−カルボキシ−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸(36.9mg, 0.037mmol)を、一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Xbridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウム/95:5 H
2O:ACN;移動相B:10mM酢酸アンモニウム/5:95 H
2O:ACN;グラジエント:60分かけて15〜50%B、流速:40mL/分、Sens:100%。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は26mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.24分;ESI−MS(+) m/z 1007.8(M+3H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1510.7956(M+2H).実測値:1510.7940.
【0920】
【化528】
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中間体130AL(75mg, 37.0μmol)および(S)−1−アジド−40−カルボキシ−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸(36.6mg, 0.037mmol)を、一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:Xbridge C18, 30 x 100 mm, 5μm 粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウム/95:5 H
2O:ACN;移動相B:10mM酢酸アンモニウム5:95 H
2O:ACN;グラジエント:60分かけて15〜50%B、流速:40mL/分、Sens:100%。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は29mgであり、LCMS分析によるその推定純度は90%であった。分析条件D:保持時間=2.23分;ESI−MS(+) m/z 1012.5(M+3H), 最大強度イオン;ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1517.8034(M+2H).実測値:1517.8015.
【0921】
中間体1400Mの製造
【化529】
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上記ぺプチドを、1.0mmolスケールにて上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:
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上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:
粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 30 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて15〜55%B、次いで100%Bで7分間保持;流量:50mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は30mgであり、LCMS分析によるその推定純度は66.9%であった。
分析条件E:保持時間=2.55分;ESI−MS(−) m/z1026.7(M−2H), 最大強度イオン。
【0922】
中間体1400Nの製造
【化530】
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上記ぺプチドを、1.8mmolのスケールにて上記方法に従い合成した。下線部分の工程は二重カップリング方法を用いた:
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上記した方法に従う脱保護および環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を, 以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 30 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて15〜55%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:50mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は90mgであり、LCMS分析によるその推定純度は52.5%であった。分析条件E:保持時間=1.73分;ESI−MS(+) m/z1007.0(M+2H), 最大強度イオン。
【0923】
実施例14121の製造
【化531】
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中間体1400M(30mg, 7.59μmol)および(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(3.34mg, 7.59μmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法で反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:(カラム:XBridge Prep C18 30 x100 mm 5um, 溶媒A=10mM酢酸アンモニウム/95:5H
2O/ACN、溶媒B=10mM酢酸アンモニウム5:95H
2O/ACN。流速:40mL/分、15〜50%Bで60分)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。
生成物の収量は8.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析条件C:保持時間=1.15分;ESI−MS(+) m/z 832.9(M+3H)
分析条件D:保持時間=2.29分;ESI−MS(+) m/z 1248.4(M+2H)
分析条件E:保持時間=2.45分;ESI−MS(−) m/z 830.0(M−3H)
ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1248.1194(M+2H).実測値:1248.1185(M+2H).
【0924】
実施例14122の製造
【化532】
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中間体1400N(90mg, 23μmol)および(S)−18−((3−アジド−1−カルボキシプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(10.34mg, 23μmol)を、そのまま一般的なトリアゾール形成法にて反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:(カラム:XBridge Prep C18 30 x100 mm 5um, 溶媒A=10mM酢酸アンモニウム/95:5H
2O/ACN、溶媒B=10mM酢酸アンモニウム5:95H
2O/ACN。流速:40mL/分、15〜50%Bで60分)。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。
生成物の収量は12.0mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析条件D:保持時間=2.47分;ESI−MS(+) m/z 1227.2(M+2H)
分析条件E:保持時間=2.45分;ESI−MS(+) m/z 1227.2(M+2H)
ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1226.6429(M+2H).実測値:1226.6408(M+2H).
【0925】
1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエートの製造
【化533】
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18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカン酸(5.00g, 13.49mmol)/DMF(54.0ml)の溶液に、ピリジン(3.82mL,47.2mmol)、次いでペンタフルオロフェニルトリフルオロ酢酸(5.81mL,33.7mmol)を加えた。ゲルが形成したので、反応混合物に追加の撹拌バーを加えた。混合物を終夜激しく撹拌した。反応混合物を濾過し(ブフナー漏斗/紙)、白色固体を得て、これを少量のDMFで洗った。窒素を多く含む大気を、数時間フィルターケーキを通して吸引して、1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(6.50g, 11.63mmol,90%収率)を得た。
分析条件D:保持時間=4.12分;ESI−MS(+) m/z 559.1(M+Na).
【0926】
(S)−5−(ベンジルオキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸の製造
【化534】
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(S)−4−アミノ−5−(ベンジルオキシ)−5−オキソペンタン酸(1.1g, 4.64mmol)、1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(2.488g, 4.64mmol)およびヒューニッヒ塩基(1.053mL,6.03mmol)/DMF(15.45ml)の混合物を、24時間室温で攪拌した。24時間後、反応物は均一であった。反応混合物を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2(3 x 50ml)で抽出した。有機画分を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。得られる粗生成物を、Biotageにより精製して(SG, 300g, 0〜25% アセトン/CH
2Cl
2)、(S)−5−(ベンジルオキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(1.31g, 2.221mmol,47.9%収率)を得た。分析条件D:保持時間=2.99分;ESI−MS(+) m/z 591.2(M+1);
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 7.41-7.28(m, 5H), 5.22-5.14(m, 2H), 4.49(dd, J=9.2, 5.3 Hz, 1H), 2.42-2.35(m, 2H), 2.27-2.19(m, 4H), 2.19-2.13(m, 1H), 1.96(ddt, J=14.2, 9.0, 7.1 Hz, 1H), 1.65-1.52(m, 4H), 1.48-1.41(m, 9H), 1.37(br. s., 1H), 1.33-1.26(m, 24H).
【0927】
(S)−1−ベンジル 5−(パーフルオロフェニル)2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタンジオエートの製造
【化535】
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100mL RBFに、(S)−5−(ベンジルオキシ)−4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(1.31g, 2.221mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(7.40ml)、ピリジン(0.387g, 4.89mmol)およびパーフルオロフェニル 2,2,2−トリフルオロ酢酸(1.244g, 4.44mmol)を加えた。反応溶液を、24時間室温で撹拌した。24時間後、反応混合物を飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2(3x50ml)で抽出した。有機画分を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗製油状物(S)−1−ベンジル 5−(パーフルオロフェニル)2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタンジオエートを次の工程にそのまま使用した。
分析条件D:保持時間=3.60分;ESI−MS(+) m/z 757.2(M+1).
【0928】
(S)−tert−ブチル 11−((ベンジルオキシ)カルボニル)−1−(9H−フルオレン−9−イル)−3,8,13−トリオキソ−2−オキサ−4,7,12−トリアザトリアコンタン−30−オエートの製造
【化536】
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(9H−フルオレン−9−イル)メチル(2−アミノエチル)カルバメート,HCl(0.850g, 2.67mmol)、(S)−1−ベンジル 5−(パーフルオロフェニル)2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ペンタンジオエート(1.679g, 2.221mmol)およびヒューニッヒ塩基(1.164mL,6.66mmol)/DMF(10ml)の混合物を、24時間室温で攪拌した。24時間後に、反応混合物は均一であった。反応混合物を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2(3 x 50ml)で抽出した。有機画分を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物を、MeCNで磨砕して、(S)−tert−ブチル 11−((ベンジルオキシ)カルボニル)−1−(9H−フルオレン−9−イル)−3,8,13−トリオキソ−2−オキサ−4,7,12−トリアザトリアコンタン−30−オエート(1.448g, 1.695mmol,76.3%収率)を得た。
分析条件D:保持時間=3.61分;ESI−MS(+) m/z 855.5(M+1)
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 7.81(d, J=7.6 Hz, 2H), 7.66(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.40(t, J=7.5 Hz, 2H), 7.37-7.24(m, 7H), 5.12(d, J=2.3 Hz, 2H), 4.49-4.42(m, 1H), 4.33(dd, J=6.9, 4.4 Hz, 2H), 4.24-4.16(m, 1H), 3.26-3.14(m, 4H), 2.34-2.13(m, 7H), 1.93(dt, J=9.5, 6.9 Hz, 1H), 1.66-1.52(m, 4H), 1.46(s, 9H), 1.37-1.20(m, 24H).
【0929】
(S)−5−((2−アミノエチル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸の製造
【化537】
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メタノール(28.3ml)中の(S)−tert−ブチル 11−((ベンジルオキシ)カルボニル)−1−(9H−フルオレン−9−イル)−3,8,13−トリオキソ−2−オキサ−4,7,12−トリアザトリアコンタン−30−オエート(1.448g, 1.695mmol)の混合物を、パラジウム炭素(0.180g, 0.170mmol)に加えた。このフラスコをセプタムで密閉し、バルーンにより水素で充填した。翌日、この反応溶液を、セライトを通して濾過して、触媒を濾去して、濾液を真空蒸発させて、(S)−5−((2−アミノエチル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸を得て、これをそのまま使用した。
分析条件D:保持時間=2.44分;ESI−MS(+) m/z 542.2(M+1)
【0930】
(S)−5−((2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)エチル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸の製造
【化538】
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(S)−5−((2−アミノエチル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(0.918g, 1.694mmol)/DCM(42.4ml)を、0℃で、DIEA(0.888mL,5.08mmol)および9−フルオレニルメチルクロロホルメート(0.482g, 1.864mmol)に加えた。得られる溶液を、室温まで昇温させて、終夜撹拌した。粗生成物を、Prep−HPLCにより精製して(溶媒A=10% アセトニトリル−90%H
2O−0.1%TFA, 溶媒B=90% アセトニトリル−10%H
2O−0.1%TFA.カラム:Waters−sunFire OBD30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、45〜100%Bで10分間、100%B後に更に6分間)、(S)−5−((2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)エチル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(443mg, 0.580mmol,34.2%収率)を得た。
分析条件C:保持時間=1.84分;ESI−MS(+) m/z 764.5(M+1)
1H NMR(500MHz, メタノール−d
4) δ 7.81(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.67(d, J=7.5 Hz, 2H), 7.40(t, J=7.5 Hz, 2H), 7.37-7.29(m, 2H), 4.42(dd, J=9.2, 4.8 Hz, 1H), 4.35(dd, J=6.9, 4.0 Hz, 2H), 4.28-4.17(m, 1H), 3.30-3.18(m, 4H), 2.36-2.12(m, 7H), 2.02-1.91(m, 1H), 1.69-1.52(m, 4H), 1.46(s, 9H), 1.40-1.20(m, 24H).
【0931】
修飾クロロトリチル樹脂14Aの製造
【化539】
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CH
2Cl
2(5857μl)に溶解した(S)−5−((2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)エチル)アミノ)−2−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)−5−オキソペンタン酸(443mg, 0.580mmol)およびヒューニッヒ塩基(658μl, 3.77mmol)の混合物に、4−クロロトルエン(73.4mg, 0.580mmol)を加えた。この混合物のLC/MSを標準とした。CH
2Cl
2(1.17E+04μl)を用いて1−クロロ−2−(クロロ(フェニル)(p−トリル)メチル)ベンゼン(1160mg, 1.855mmol)樹脂を膨潤させて、次いで酸およびDIEAの溶液に加えた。樹脂を45分間振盪した(アリコートを取り出してモニターして、LC/MSを測定して、標準LC/MSの実測と比較した)。反応容器に9:1 MeOH/DIEA(25mL)を加えて、直ちに樹脂を濾過した。樹脂を3回DCMで濯いだ(洗浄と洗浄の間で20秒間攪拌した)。次いで、樹脂を、〜20mL DMFと共に5分間振盪して、次いで濾過した。これを、DMFを用いて2回以上繰り返して、次いでDCMを用いて3回繰り返した。N
2を樹脂に通して、樹脂をフリット漏斗で乾燥させた。
最終重量:1.5065g, 理論値ローディング:260mg/0.1mmol, 計算値ローディング:371mg/0.1mmol(70%収率に基づく)。
【0932】
【化540】
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実施例14123を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従い0.2mmolのスケールにて合成して、下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:
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包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて25〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:Waters CSH C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:15分かけて10〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。
生成物の収量は1.4mgであり、LCMS分析によるその推定純度は96%であった。
分析条件C:保持時間=2.02分;ESI−MS(+) m/z 838.7(M+3)
ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1257.1564(M+2H).実測値:1257.1641(M+2H).
【0933】
実施例14124の製造
【化541】
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実施例14123を、クロロ酢酸カップリング方法Aを含めた上記の一般的な方法に従い0.2mmolのスケールにて合成して、下線部分の工程は二重カップリング方法を用いて、イタリック体で記載した残基:
Trp'は、30分間の単カップリングによりカップリングされた:ClAc−
Tyr(4−F)−Pip−
Asp−Pro−Dap−
Leu−Hyp−Trp−Dab−
Trp'−
mNle−mNle−Leu−Cys−Gly−((S)−3−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−4−(tert−ブトキシ)−4−オキソブタン酸)−[修飾樹脂14A]。包括的脱保護方法Bに従う脱保護および環化方法Bに従う環化の後に、化合物を下記の通りに精製した:粗製物質を、以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:30分かけて25〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて, 遠心蒸発により乾燥させた。この物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:Waters CSH C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:15分かけて10〜100%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を、更に以下の条件を用いてプレパラティブLC/MSにより更に精製した:カラム:Waters CSH C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて20〜60%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。
生成物の収量は7.8mgであり、LCMS分析によるその推定純度は93%であった。
分析条件E:保持時間=1.90分;ESI−MS(+) m/z 1250.9(M+2)
ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1250.1486(M+2H).実測値:1250.1547(M+2H).
【0934】
4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ブタン酸の製造
【化542】
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DMF(8081μl)中の4−アミノブタン酸(250mg, 2.424mmol)、1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(1301mg, 2.424mmol)およびヒューニッヒ塩基(550μl, 3.15mmol)の混合物を、24時間室温で攪拌した。24時間後、反応混合物は均一であった。反応混合物を飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2(3 x 50ml)で抽出した。有機画分を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物である4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ブタン酸をそのまま使用した。
分析条件D:保持時間=2.02分;ESI−MS(+) m/z 456.2(M+1)
【0935】
tert−ブチル 1−アジド−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−オエートの製造
【化543】
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DMF(12.12ml)中の4−(18−(tert−ブトキシ)−18−オキソオクタデカンアミド)ブタン酸(0.552g, 1.212mmol)の溶液に、ヒューニッヒ塩基(0.635mL,3.64mmol)およびHATU(0.922g, 2.424mmol)を加えた。35−アジド−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサペンタトリアコンタン−1−アミン(0.692g, 1.212mmol)を、次いで溶液に加えて、室温で攪拌した。混合物を終夜攪拌した。反応混合物を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2(3 x 50ml)で抽出した。有機画分を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物tert−ブチル 1−アジド−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−オエートをそのまま使用した。
分析条件D:保持時間=2.96分;ESI−MS(+) m/z 1008.8(M+1).
【0936】
1−アジド−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸の製造
【化544】
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DCM(10ml)中のtert−ブチル 1−アジド−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−オエート(1.222g, 1.212mmol)およびTFA(3.0mL,38.9mmol)の混合物を、室温で終夜攪拌した。反応混合物を、塩水に注ぎ入れて、CH
2Cl
2(3 x 50ml)で抽出した。有機画分を合わせて、真空蒸発させた。得られる粗生成物を、Prep−HPLC3の工程により精製して(溶媒A=10%MeOH−90%H
2O−0.1%TFA、溶媒B=90%MeOH−10%H
2O−0.1%TFA。カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分、55〜100%B、10分間、13分で停止)、1−アジド−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸(696mg, 0.731mmol,60.3%収率)を得た。
分析条件C:保持時間=1.24分;ESI−MS(+) m/z 952.6(M+1)
1H NMR(500MHz, クロロホルム−d) δ 6.90(t, J=5.0 Hz, 1H), 6.69-6.58(m, 1H), 3.74-3.52(m, 44H), 3.44(q, J=5.2 Hz, 2H), 3.39(t, J=5.1 Hz, 2H), 3.29(q, J=6.0 Hz, 2H), 2.30(dt, J=17.9, 7.2 Hz, 4H), 2.23-2.09(m, 2H), 1.84(quin, J=6.6 Hz, 2H), 1.61(sxt, J=7.7 Hz, 4H), 1.39-1.17(m, 24H).
【0937】
実施例14125の製造
【化545】
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中間体1300V(151mg, 76μmol)および1−アジド−37,42−ジオキソ−3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33−ウンデカオキサ−36,41−ジアザノナペンタコンタン−59−酸(72.5mg, 76μmol)を、一般的なトリアゾール形成法においてそのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:14分かけて32〜54%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。生成物の収量は45.8 mgであり、LCMS分析によるその推定純度は95%であった。
分析条件D:保持時間=2.47分;ESI−MS(+) m/z 979.5(M+3H)
分析条件E:保持時間=2.01分;ESI−MS(+) m/z 979.4(M+3H)
ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1467.8131(M+2H).実測値:1467.8079(M+2H).
【0938】
tert−ブチル 18−((3−アジドプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカノエートの製造
【化546】
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DMF(8323μl)中の3−アジドプロパン−1−アミン(250mg, 2.497mmol)、1−tert−ブチル 18−(パーフルオロフェニル)オクタデカンジオエート(1340mg, 2.497mmol)およびヒューニッヒ塩基(567μl, 3.25mmol)の混合物を、24時間室温で攪拌した。24時間後、反応混合物は均一であった。反応混合物を、飽和クエン酸溶液に注ぎ入れて、CH
2Cl
2(3 x 50ml)で抽出した。有機画分を合わせて、塩水で洗い、Na
2SO
4で乾燥して、真空蒸発させた。粗生成物のtert−ブチル 18−((3−アジドプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカノエートを、そのまま使用した。
分析条件D:保持時間=2.76分;ESI−MS(+) m/z 475.1(M+Na).
【0939】
18−((3−アジドプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸の製造
【化547】
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DCM(10ml)中のtert−ブチル 18−((3−アジドプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカノエート(750mg, 1.657mmol)およびTFA(3.0mL,38.9mmol)の混合物を、2時間室温で撹拌した。得られる粗生成物を、Prep−HPLCにより精製して(溶媒A=10% MeOH−90%H
2O−0.1%TFA, 溶媒B=90% MeOH−10%H
2O−0.1%TFA.カラム:PHENOMENEX LUNA 30 x 100mm, S10, 流速:40mL/分, 50〜100%Bで10分間、13分間で停止)、18−((3−アジドプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(138mg, 0.348mmol,21.00%収率)を2工程で得た。分析条件D:保持時間=2.67分;ESI−MS(+) m/z 419.1(M+Na)
1H NMR(500MHz, クロロホルム−d) δ 7.28(s, 1H), 3.47-3.28(m, 4H), 2.40-2.27(m, 2H), 2.24-2.14(m, 2H), 1.87-1.76(m, 2H), 1.65(dq, J=14.9, 7.7 Hz, 4H), 1.40-1.18(m, 24H).
【0940】
【化548】
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中間体1300V(170mg, 86μmol)および18−((3−アジドプロピル)アミノ)−18−オキソオクタデカン酸(34mg, 86μmol)を、一般的なトリアゾール形成法において、そのまま反応させて、粗生成物を得た。粗製物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSにより精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(10mM酢酸アンモニウムを含む);グラジエント:22分かけて28〜56%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。この物質を以下の条件に従ってプレパラティブLC/MSによりさらに精製した:カラム:XBridge C18, 19 x 200 mm, 5μm 粒子;移動相A:5:95 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);移動相B:95:5 アセトニトリル:水(0.1%トリフルオロ酢酸を含む);グラジエント:30分かけて25〜65%B、次いで100%Bで5分間保持;流量:20mL/分。目的とする生成物を含有する画分を合わせて、遠心蒸発により乾燥させた。
生成物の収量は20.3mgであり、LCMS分析によるその推定純度は97%であった。
分析条件D:保持時間=2.41分;ESI−MS(+) m/z 1190.7(M+2H)
分析条件E:保持時間=2.02分;ESI−MS(+) m/z1190.4(M+2H)
ESI−HRMS(+) m/z:計算値:1190.1503(M+2H).実測値:1190.1474(M+2H).
【0941】
均一時間分解蛍光(HTRF)結合アッセイを使用する大環状ペプチドがPD−1のPD−L1への結合を競合する能力を試験する方法
本発明の大環状ペプチドがPD−L1に結合する能力をPD−1/PD−L1均一時間分解蛍光(HTRF)結合アッセイを使用して試験した。
【0942】
方法
可溶性PD−1の可溶性PD−L1への結合に関する均一時間分解蛍光(HTRF)アッセイ。可溶性PD−1および可溶性PD−L1は、膜貫通領域を排除するカルボキシル末端切除型のタンパク質であって、かつ異種性配列、特にヒト免疫グロブリンG配列(Ig)のFc部分またはヘキサヒスチジンエピトープタグ(His)と融合されているものを指す。全ての結合研究を、0.1%(w/v)ウシ血清アルブミンおよび0.05%(v/v)Tween−20を添加したdPBSからなるHTRFアッセイ緩衝液中で行った。PD−1−Ig/PD−L1−His結合アッセイについて、阻害剤をPD−L1−His(10nM最終)と、15分、4μlのアッセイ緩衝液と共にプレインキュベートし、続いて1μlのアッセイ緩衝液中のPD−1−Ig(20nM最終)を添加し、さらに15分インキュベートした。ヒト、カニクイザル、マウスまたはその他の種のいずれかからのPD−L1融合タンパク質を使用した。HTRF検出を、ユウロピウムクリプテート標識抗Igモノクローナル抗体(1nM最終)およびアロフィコシアニン(APC)標識抗Hisモノクローナル抗体(20nM最終)を使用して達成した。抗体を、HTRF検出緩衝液で希釈し、5μlを分配して、結合反応に加えた。反応を30分間平衡化させて、EnVision蛍光光度計を使用してシグナル(665nm/620nm比)を得た。さらなる結合アッセイをPD−1−Ig/PD−L2−His(それぞれ20nMおよび5nM)、CD80−His/PD−L1−Ig(各々100nMおよび10nM)およびCD80−His/CTLA4−Ig(各々10nMおよび5nM)で確立した。ビオチニル化化合物番号71とヒトPD−L1−Hisの間の結合/競合研究を次のとおり行った。大環状ペプチド阻害剤をPD−L1−His(10nM最終)と、4μlのアッセイ緩衝液中で60分間プレインキュベートし、1μlのアッセイ緩衝液中のビオチニル化化合物番号71(0.5nM最終)を添加した。結合を30分間平衡化して、5μlのHTRF緩衝液中のユウロピウムクリプテート標識ストレプトアビジン(2.5pM最終)およびAPC標識抗His(20nM最終)を添加した。反応を30分平衡化させ、シグナル(665nm/620nm比)をEnVision蛍光光度計を使用して得た。
【0943】
組み換えタンパク質。C末端ヒトIgエピトープタグを有するカルボキシル切断型ヒトPD−1(アミノ酸25〜167)[hPD−1(25−167)−3S−IG]およびC末端Hisエピトープタグを有するヒトPD−L1(アミノ酸18−239)[hPD−L1(19−239)−タバコ葉脈斑紋ウイルスプロテアーゼ開裂部位(TVMV)−His]をHEK293T細胞で発現させ、組み換えタンパク質A親和性クロマトグラフィーおよびサイズ排除クロマトグラフィーで連続的に精製した。ヒトPD−L2−His(Sino Biologicals)、CD80−His(Sino Biologicals)、CTLA4−Ig(RnD Systems)を全て商業的供給源から得た。
【0944】
組換えヒトPD−1−Igの配列
【化549】
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(配列番号:1)
組換えヒトPD−L1−TVMV−His(PD−L1−His)の配列
【化550】
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(配列番号:2)
【0945】
この結果を表1に示した。表に示された通り、本発明の大環状ペプチドは、PD−L1−TVMV−His(PD−L1−His)へのPD−1−Ig結合活性の強力な阻害を示した。範囲は以下のとおりである:A=0.10〜1.6μM;B=0.01〜0.099μM;C=0.0003〜0.0099μM。
【0946】
表1
【表1-1】
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【表1-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-3】
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【表1-4】
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【表1-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-6】
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【表1-7】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-8】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-9】
[この文献は図面を表示できません]
【0947】
当業者には、本願発明が前述に例示した実施例に限定されず、その本質的特性から逸脱することなく他の特定の形に具現化できることは明らかである。それゆえに、実施例は、あらゆる点で制限的ではなく説明的と見なすことが望まれ、前記実施例ではなく添付する特許請求の範囲を参照すべきであり、請求の範囲と等価の意味および範囲に入る全ての変化は包含されると意図される。