(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記報知する機能の復帰指示を受け付けたとき、前記報知する機能が停止してから所定時間経過したとき、または、所定の条件を満たしたときに前記報知する機能が復帰可能に構成される、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の警報器。
【発明を実施するための形態】
【0018】
次に、第一実施形態に係る警報器1について、
図1から
図5を用いて説明する。
【0019】
警報器1は、屋内に設置されて、所定の温度または所定の湿度を検知したとき(例えば、熱中症が発症する危険度が高い温度になったとき、または、ウイルスに感染し易い湿度になったとき等)に報知する。警報器1は、電池を備える。電池は、一次電池であり、警報器1の動作に要する電力が蓄電される。
図1に示すように、警報器1は、制御部2と、指示受付部3と、センサ4と、報知部6と、を備える。
【0020】
警報器1の制御部2は、警報器1(指示受付部3、センサ4、および、報知部6)の各種の動作を制御する。制御部2は、各種情報を記憶する記憶装置(不図示)、および、時計機能(例えばリアルタイムクロック)を備える。
【0021】
警報器1の指示受付部3は、警報器1の各種の動作を設定する指示、または、警報器1の各種の動作を開始若しくは停止等させる指示を受付ける。指示受付部3は、操作具(例えば、操作スイッチ、タッチパネル、または、リモコン等)、または、有線若しくは無線等の電気通信回線(例えば、赤外線通信、電話回線、または、NFC(Near Field Communication)等)で構成され、操作具が操作されることによって指示を受付け、または、電気通信回線を通じて指示を受け付ける。警報器1は、指示受付部3の指示受付態様によって、各種の動作の設定、または、各種の動作を開始若しくは停止等を可能に構成される。
【0022】
警報器1のセンサ4は、所定の検知対象を検知する。センサ4は、第一センサ41と第二センサ42とを備える。
【0023】
警報器1のセンサ4の第一センサ41は、第二センサ42とは検知対象が異なり、外部環境の変化を検知する。第一センサ41は、例えば、LPガス、都市ガス、若しくは、CO等の所定の被検知ガスを検出してガス漏れ等を検知するガスセンサ、煙や炎(炎の温度)を検出して火災を検知する火災センサ、または、建築物等への侵入を検知する防犯センサ等で構成される。以下において、センサ4は、第一センサ41としてガスセンサを備える例を基本として説明する。
【0024】
警報器1のセンサ4の第二センサ42は、第一センサ41とは検知対象が異なり、人体に影響を及ぼす緊急度が第一センサ41に比べて低いものを検知対象とする。第二センサ42は、温度、湿度、温湿度のうち少なくとも一つを検知対象とするセンサで構成される。第二センサ42は、例えば、温度センサ、湿度センサ、または、温湿度センサで構成され、警報器1の周囲の暑さや乾燥度合を検出する。以下において、センサ4は、第二センサ42として温湿度センサを備える例を基本として説明する。
【0025】
警報器1の報知部6は、スピーカーとランプとを備え、スピーカーから音声を発すること、ランプが点灯若しくは消灯すること、または、電気通信回線を介して外部(例えば、管理サーバー、警備会社、建築物管理会社、または、携帯情報端末等)に通信すること等によって、センサ4が検知した内容または警報器1の状態等を報知する。
報知部6は、センサ4の第一センサ41が所定の濃度の被検知ガスを検知したとき、第二センサ42が所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度を検知したとき、に報知(警報)する。報知部6は、センサ4が検出した値(ガス濃度の値、温度、湿度、または、温湿度等)が予め定められた所定の値(所定の閾値)以上と制御部2が判断したときに報知する。
【0026】
警報器1の報知部6は、ランプに代えて液晶等の画面を備え、センサ4が検知した内容または警報器1の状態等を報知する構成とすることもできる。また、報知部6は、電気通信回線を介して外部(例えば、管理サーバー、警備会社、建築物管理会社、または、携帯情報端末等)に通信することによって報知する構成とすることもできる。
【0027】
警報器1は、報知部6の報知する動作が行われていないときに「センサ4の第一センサ41が所定の濃度の被検知ガスを検知したとき、または、第二センサ42が所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度を検知したときに報知部6の報知する機能(以下、「報知部6の危険報知機能」という)」を停止可能に構成される。警報器1では、報知部6による報知する動作が行われていないときに、報知部6の危険報知機能を停止する指示(停止指示)を指示受付部3が受付けることによって、報知部6の危険報知機能を停止する(報知部6が報知しない)設定が行われる。
【0028】
次に、警報器1における報知部6の危険報知機能を停止する動作について、
図2を用いて説明する。
【0029】
図2に示すように、警報器1では、報知部6の報知する動作が行われておらず、報知部6の危険報知機能が停止されていないときに、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けたか否かについて、制御部2が判断する(ステップS11)。
報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けた、と制御部2が判断した場合には、ステップS12に移行する。
報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けた、と制御部2が判断しない場合には、ステップS11を繰返し行う。
【0030】
次に、警報器1では、制御部2が報知部6の危険報知機能を停止する(ステップS12)。
このとき、報知部6は、報知部6の危険報知機能を停止する旨等をランプや音声等で報知させてもよい。
以上のようにして、警報器1における報知部6の危険報知機能を停止する動作が行われる。
【0031】
以上のように、報知部6の危険報知機能を停止可能に構成される、警報器1では、不在時等の不必要時に、報知部6の危険報知機能を停止して、所定の濃度の被検知ガス、所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度であること報知部6が報知することを防止することができる。
したがって、警報器1では、不必要時に、所定の濃度の被検知ガス、所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度であることを報知部6が報知することによる電力消費を抑制することができる。また、警報器1では、不必要時に、所定の濃度の被検知ガス、所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度であることを頻繁に報知部6が報知することよる煩わしさを防止することができる。
【0032】
以上のように、指示受付部3が指示(停止指示)を受付けたときに、報知部6の報知する機能を停止可能に構成される、警報器1では、指示受付部3が指示を受付けて報知部6の報知する機能を停止して、不在時等の不必要時に報知部6が報知することを防止することができる。
したがって、警報器1では、不必要時に、報知部6が報知することによる電力消費を抑制することができ、また、不必要時に、報知部6が報知することよる煩わしさを防止することができる。
【0033】
以上のように、警報器1では、指示受付部3が指示を受付けることによって、報知部6の報知する機能を停止可能に構成されることから、意図せずに、報知部6の報知する機能が停止した状態となることを防止することができる。
【0034】
以上のように、警報器1では、報知部6による報知する動作が行われていないときに、報知部6の報知する機能を停止可能に構成されることから、報知部6による報知する動作が行われている危険時等ではなく、不在時などの必要なときのみ報知部6の報知する機能を停止可能にすることができる。
【0035】
警報器1では、指示受付部3が指示(停止指示)を受付けたときに、第一センサ41に基づいて報知する機能と第二センサ42に基づいて報知する機能とのうち少なくとも一方を、時間の制限なく停止可能に構成することもできる。指示受付部3が指示を受付けたときに、時間の制限なく停止する報知機能については、予め設定される。
このように構成することにより、指示受付部3が指示(停止指示)を受付けたときに、第一センサ41に基づいて報知する機能または第二センサ42に基づいて報知する機能とが、意図せずに、停止した状態となることを防止することができる。また、第一センサ41に基づいて報知する機能と第二センサ42に基づいて報知する機能とのうち少なくとも一方について時間の制限なく停止することから、停止した側の報知機能が意図せずに復帰している状態となることを回避することができる。
【0036】
警報器1では、停止可能な報知部6の危険報知機能を、センサ4の第二センサ42が、所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度を検知したときに報知する機能とすることもできる。
このように構成することにより、センサ4の第一センサ41が被検知ガスを検知したときの報知部6の危険報知機能を停止することなく、第二センサ42が、所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度を検知したときに報知部6が報知する機能を停止することができる。
したがって、警報器1では、センサ4は、所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度を検知したときに報知部6が報知する機能が停止した状態であっても、報知の緊急度が比較的高い被検知ガスを検知したときの報知部6による報知を確実に行うことができる。
【0037】
警報器1では、センサ4の第一センサ41は、報知部6の危険報知機能が停止しているときに、被検知ガスを検知可能に構成することもできる。
このように構成することにより、警報器1では、報知部6の危険報知機能が停止しているときであってもセンサ4の第一センサ41が所定の濃度の被検知ガスを検知して、報知部6の危険報知機能が停止しているときの警報器1周囲の被検知ガスの濃度の状態を把握することができる。
【0038】
警報器1では、センサ4の第二センサ42は、報知部6の危険報知機能が停止しているときに、温度、湿度、または温湿度を検知可能に構成することもできる。
このように構成することにより、警報器1では、報知部6の危険報知機能が停止しているときであってもセンサ4の第二センサ42が温度または湿度を検知して、報知部6の危険報知機能が停止しているときの、温度、湿度、または温湿度の状態を把握することができる。
【0039】
警報器1は、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過後(例えば3時間経過後)、または、所定間隔毎(例えば1時間毎)に、報知部6の危険報知機能が停止中である旨等を報知部6が報知する構成とすることもできる。
このように構成することにより、警報器1では、報知部6の危険報知機能の停止中に、報知部6の危険報知機能が停止中である旨等を報知(催促)して、報知部6の危険報知機能を復帰する設定が忘れられた状態となることを防止することができる。
【0040】
警報器1は、報知部6の危険報知機能が停止しているか否かについて報知可能に構成することもできる。例えば、報知部6の危険報知機能が停止しているときには、報知部6の所定のランプが点滅し、報知部6の危険報知機能が停止していないときには、報知部6の所定のランプが消灯する、構成とする。
このように構成することによって、報知部6の危険報知機能が停止しているか否かについて容易に把握することができる。
【0041】
警報器1の報知部6は、センサ4の第一センサ41が所定の濃度の被検知ガスを検知したときに報知するガスランプと、センサ4の第二センサ42が所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度を検知したときに報知する温湿度ランプと、を備える構成とすることもできる。
このとき、警報器1は、第二センサ42に基づく報知部6の危険報知機能が停止中において、センサ4の第一センサ41が所定の濃度の被検知ガスを検知した旨を報知部6が報知するときに、報知部6のガスランプに加えて温湿度ランプも点灯(例えば、ガスランプと温湿度ランプとを交互に点滅点灯、または、ガスランプと温湿度ランプとを同時に点灯等)する構成とすることもできる。
【0042】
警報器1の報知部6は、センサ4の第一センサ41の検知に基づく報知と、第二センサ42に基づく報知と、で異なる態様で報知する。
このように構成することにより、警報器1では、報知部6が報知することによってセンサ4が検知した検知対象の状態を把握することができる。
このような構成に加えて、警報器1では、第二センサ42が所定の温度を検知したときと、所定の湿度を検知したときと、または、所定の温湿度を検知したときと、で異なる態様で報知する構成とすることもできる。
【0043】
警報器1は、センサ4の第二センサ42が検知した温湿度に基づいて、暑さ(熱中症の危険度)または乾燥のそれぞれの警戒度に応じて複数のレベルにおいて報知部6が報知可能とすることもできる。例えば、警報器1は、暑さ指数(WBGT(Wet Bulb Globe Temperature))の警戒度に応じて、4段階において報知部6が報知可能に構成され、乾燥指数の警戒度に応じて、3段階において報知部6が報知可能に構成される。
このように構成されることにより、暑さまたは乾燥のそれぞれの警戒度に応じて複数のレベルにおいて報知部6が報知することから、暑さや乾燥に関するより細かい状態を把握することができる。
【0044】
警報器1は、暑さに関する報知または乾燥に関する報知毎に、センサ4の第二センサ42が検知したときに報知する報知部6の危険報知機能の停止する範囲を設定可能に構成することもできる。例えば、警報器1は、暑さに関しては、複数のレベルのうち第一段階(最もレベルの警戒度の低いレベル)で報知部6が報知するように、また、乾燥に関しては、すべてのレベルで報知部6が報知しない(乾燥に関する報知部6の報知を停止する)ように、報知部6の危険報知機能の停止する範囲を設定可能に構成される。報知部6の危険報知機能の停止する範囲を設定は、指示受付部3を介して予め任意のものに設定される。
このように構成されることにより、暑さに関する報知または乾燥に関する報知毎に、報知部6の危険報知機能の停止する範囲を任意のものに設定して、利用者の状態(健康状態や年齢等)に応じた暑さや乾燥に関する報知を行うことができる。
【0045】
警報器1は、指示受付部3が受付ける停止指示の態様(例えば、指示する媒体や指示の内容)によって、報知部6の危険報知機能の停止時間、および、報知部6の危険報知機能の復帰の可否等を設定可能に構成される。警報器1は、指示受付部3が指示を受付けることによって、報知部6の危険報知機能を所定時間停止し、また、報知部6の危険報知機能を時間の制限なく停止する。
【0046】
例えば、警報器1は、24時間等の短期不在の場合には、操作具によって指示受付部3に指示することによって、報知部6の危険報知機能を24時間停止し、報知部6の危険報知機能を停止してから24時間経過後に、報知部6の危険報知機能が自動的に復帰するように構成される。
また例えば、警報器1は、数日(例えば、3日間)等の長期不在の場合には、操作具によって指示受付部3に24時間停止させる場合よりも少し長い期間を指示することによって、報知部6の危険報知機能を3日間停止し、報知部6の危険報知機能を停止してから3日経過後に、報知部6の危険報知機能が自動的に復帰するように構成される。
また例えば、警報器1は、報知部6の危険報知機能を時間の制限なく停止する場合には、操作具によって指示受付部3に3日間停止させる場合よりも長い期間を指示することによって、報知部6の危険報知機能を停止し、操作具によって指示受付部3が操作されなければ報知部6の危険報知機能が復帰しないように構成される。
上記操作具による指示受付部3の操作の例として、操作スイッチの押圧操作があげられる。このような例の場合、操作スイッチの押圧操作の時間(押し時間)を異ならせることで、報知部6の危険報知機能の停止期間を選択して設定することができる。
【0047】
上記例では、指示受付部3への指示の内容によって報知部6の危険報知機能の停止期間を変更したが、例えば、ICカードによって指示した場合には24時間停止、携帯端末によって指示した場合には3日間停止、または、操作具によって指示した場合には時間の制限なく停止するように、指示受付部3に指示する媒体によって報知部6の危険報知機能の停止期間を変更するようにしてもよい。
【0048】
以上のように、指示受付部3が受付ける停止指示の態様によって、報知部6の危険報知機能の停止時間を設定可能に構成される、警報器1では、指示受付部3が停止指示を受付けることによって、報知部6の危険報知機能の停止時間を任意の時間に設定することができる。
【0049】
以上のように、指示受付部3が受付ける停止指示の態様によって、報知部6の危険報知機能を所定時間停止する、警報器1では、指示受付部3が停止指示を受付けることによって、報知部6の危険報知機能の停止時間を任意の時間に設定することができる。
【0050】
以上のように、指示受付部3が受付ける停止指示の態様によって、報知部6の危険報知機能を時間の制限なく停止する、警報器1では、指示受付部3が停止指示を受付けることによって、報知部6の危険報知機能を時間の制限なく停止する設定を行うことができる。
【0051】
警報器1は、報知部6の報知動作が行われていないときに指示受付部3が指示を受付けることによって、警報器1の点検動作を実行可能に構成される。
警報器1は、報知部6の危険報知機能が停止しているときと、報知部6の危険報知機能が復帰しているときとで、警報器1の点検動作を実行するときの報知部6が報知する態様または警報器1の点検内容が異なる構成とすることができる。例えば、警報器1は、報知部6の危険報知機能が停止しているときと、報知部6の危険報知機能が復帰しているときとで、報知部6のランプの点灯態様が異なる構成としたり、報知部6の危険報知機能が停止しているときには、報知部6の危険報知機能が停止している旨を通常の点検に関する報知(報知部6の危険報知機能復帰時における点検に関する報知)とあわせて報知する構成とすることができる。
【0052】
警報器1は、点検動作を開始する操作と異なる態様で操作されることによって、報知部6の危険報知機能が停止しているか否かについて報知可能に構成することもできる。例えば、警報器1は、操作スイッチ(指示受付部3)を3秒以上長押しした場合には、点検動作が開始され、操作スイッチを0.5秒以上2秒未満押した場合には、報知部6の危険報知機能が停止しているか否かについて報知する。
【0053】
このように構成することによって、報知部6の危険報知機能が停止可能に構成されるものであっても、点検動作の開始と、報知部6の危険報知機能が停止しているか否かについて報知動作と、を簡易な操作で実行させることができる。また、点検動作を開始するための操作具と、報知部6の危険報知機能が停止しているか否かについて報知動作をさせるための操作具と、を共通の操作具で構成することもでき、比較的簡潔な構成とすることができる。
【0054】
警報器1のセンサ4の第二センサ42が温度センサと湿度センサとで構成される場合には、第二センサ42の温度センサ、または、第二センサ42の湿度センサのうちいずれか一方のセンサの検知に基づいて報知部6が報知する動作を行っていないとき、当該一部のセンサの検知に基づく報知部6の危険報知機能を停止可能としてもよい。例えば、第二センサ42の温度センサに基づく報知部6の報知する動作が行われていないときであれば、第二センサ42の湿度センサに基づく報知部6の報知する動作が行われていても、第二センサ42の温度センサに基づく報知部6の報知機能を停止可能とする。
なお、警報器1では、要求される仕様に応じて、第一センサ41に基づく報知機能のみについて、第二センサ42に基づく報知機能のみについて、または、第一センサ41に基づく報知機能と第二センサ42に基づく報知機能とのいずれについても、停止可能に構成することもできる。
【0055】
警報器1は、上記報知部6の危険報知機能を停止することに加えて、報知部6の報知時において報知機能(報知部6の報知動作)を一時的に停止することができる。
具体的には、警報器1は、センサ4の第二センサ42によって所定の温度が検知された旨を報知部6が報知しているときに指示受付部3が指示を受付けることによって、第二センサ42によって所定の温度が検知された旨の報知部6の報知動作を所定時間(例えば、30分間)停止することができるように構成される。
警報器1は、センサ4の第一センサ41によって所定の濃度の被検知ガスが検知された旨を報知部6が報知しているときに指示受付部3が指示を受付けることによって、第一センサ41によって所定の濃度の被検知ガスが検知された旨の報知部6の報知動作を所定時間(例えば、3分間)停止することができるように構成される。
報知部6の危険報知機能の停止時間は、第一センサ41に基づく報知と第二センサ42に基づく報知とで、同じものとしてもよく、また、異なるものとしてもよい。報知部6の危険報知機能の停止時間は、第一センサ41に基づく報知と第二センサ42に基づく報知と異なるものとする場合には、例えば、報知の緊急度の高いほう(第一センサ41)の報知機能の停止時間を短く設定し、緊急度の低いほう(第二センサ42)の報知機能の停止時間を長く設定することができる。
【0056】
警報器1は、報知部6の停止した危険報知機能が復帰可能に構成される。警報器1では、報知部6の危険報知機能を復帰させる指示(復帰指示)を指示受付部3が受付けること、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過したこと、または、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過前に報知部6の危険報知機能が復帰する所定の条件(以下「復帰条件」という)を満たすこと等によって、報知部6の危険報知機能を復帰する設定が行われる。
【0057】
警報器1の復帰条件は、指示受付部3が復帰指示を受付けることに基づく条件、および、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過したことに基づく条件以外の条件であり、報知部6の危険報知機能が停止している状態で、予め設定される時間(例えば、毎日18時)になったこと、および/または、センサ4の第二センサ42が検出する温度、湿度、または温湿度のうち少なくとも一つが報知部6の危険報知機能の復帰を要するほど警戒レベルの高い状態にあること等に基づく条件として、指示受付部3が指示を受付けることによって予め設定される。
【0058】
ここで、センサ4の第二センサ42が検出する温度、湿度、または温湿度のうち少なくとも一つが報知部6の危険報知機能の復帰を要するほど警戒レベルの高い状態であることとは、例えば、報知部6の危険報知機能を停止した状態で、所定時間(例えば1時間)継続してセンサ4の第二センサ42が所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度であることを検知したとき、または、第二センサ42が検出した値が急激に所定の閾値以上となったとき(第二センサ42が検出する暑さ指数の単位時間あたり上昇量が所定量以上のとき)等で設定される。
【0059】
次に、警報器1における報知部6の危険報知機能が復帰する動作について、
図3を用いて説明する。
【0060】
図3に示すように、警報器1では、報知部6の危険報知機能を停止してから所定時間経過(予め設定される停止時間が経過)したか否かについて、制御部2が判断する(ステップS21)。
報知部6の危険報知機能を停止してから所定時間経過した、と制御部2が判断した場合には、ステップS24に移行する。
報知部6の危険報知機能を停止してから所定時間経過した、と制御部2が判断しない場合には、ステップS22に移行する。なお、報知部6の危険報知機能を時間の制限なく停止する設定が行われているときには、報知部6の危険報知機能を停止してから所定時間経過した、と制御部2が判断しない場合として、ステップS22に移行する。
【0061】
次に、警報器1では、報知部6の危険報知機能を停止した状態(報知部6の危険報知機能の停止時間経過前)において、報知部6の危険報知機能を復帰する指示(復帰指示)を指示受付部3が受付けたか否かについて、制御部2が判断する(ステップS22)。
報知部6の危険報知機能を復帰する指示を指示受付部3が受付けた、と制御部2が判断した場合には、ステップS24に移行する。
報知部6の危険報知機能を復帰する指示を指示受付部3が受付けた、と制御部2が判断しない場合には、ステップS23に移行する。
【0062】
次に、警報器1では、復帰条件を満たすか否かについて、制御部2が判断する(ステップS23)。
復帰条件を満たすと制御部2が判断した場合には、ステップS24に移行する。
所定の条件を満たすと制御部2が判断しない場合には、ステップS21に移行する。
【0063】
次に、警報器1では、制御部2が報知部6の危険報知機能を復帰させる(ステップS24)。このとき、報知部6は、報知部6の危険報知機能が復帰する旨等を音声またはランプ等で報知してもよい。
以上のようにして、警報器1における報知部6の危険報知機能が復帰する動作が行われる。
なお、上記では、報知部6の危険報知機能が復帰するための条件として、三つの条件(報知部6の危険報知機能を復帰させる指示を指示受付部3が受付けること、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過したこと、および、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過前に報知部6の危険報知機能が復帰条件を満たすこと)を備えている例を示したが、それに限らず、報知部6の危険報知機能が復帰するための条件を、一つまたは二個以上備える構成としてもよい。
【0064】
以上のように、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過したことによって、報知部6の危険報知機能を復帰する設定が行われる、警報器1では、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過することによって、例えば、報知部6の危険報知機能が停止した状態であることを忘れていても、報知部6の危険報知機能を自動的に復帰させることができる。
【0065】
以上のように、所定時間経過前(報知部6の危険報知機能の停止時間経過前)であっても、報知部6の危険報知機能を復帰する指示を指示受付部3が受付けることによって、報知部6の危険報知機能が復帰する、警報器1では、所定時間経過前(報知部6の危険報知機能の停止時間経過前)であっても、例えば帰宅時等の必要時に、前記所定時間の経過を待たずに、指示受付部3が復帰指示を受付けることによって報知部6の危険報知機能を復帰させることができる。したがって、警報器1によれば、必要時に報知部6の危険報知機能が復帰するまで待つこと等による煩わしさを解消することができる。
【0066】
以上のように、復帰条件を満たす場合には、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過前であっても報知部6の危険報知機能が復帰する、警報器1では、所定時間経過前(報知部6の危険報知機能の停止時間経過前)であっても、例えば帰宅時等の必要時に、前記所定時間の経過を待たずに、復帰条件を満たすことによって報知部6の危険報知機能が復帰する。したがって、警報器1によれば、必要時に報知部6の危険報知機能が復帰していないこと、報知部6の危険報知機能が復帰するにあたって前記所定時間が経過するまで待つこと等による煩わしさを解消することができる。
【0067】
警報器1は、報知部6の危険報知機能が停止してから報知部6の危険報知機能が復帰するまでの所定時間を、第一センサ41が検知したときに報知する報知部6の危険報知機能の停止時間と、第二センサ42が検知したときに報知する報知部6の危険報知機能の停止時間とで、それぞれ異なる時間に設定可能に構成することもできる。つまり、第一センサ41が検知したときに報知する報知部6の危険報知機能の停止時間と、第二センサ42が検知したときに報知する報知部6の危険報知機能の停止時間とが異なるように設定することができる。
【0068】
このように構成することにより、例えば、通常の場合には、人体に影響を及ぼす緊急度が比較的高い第一センサ41が検知したときに報知する報知部6の危険報知機能の停止時間を、第二センサ42が検知したときに報知する報知部6の危険報知機能の停止時間に比べて短く設定することができる。また例えば、極端に暑い日であること等が予想される場合には、第二センサ42が検知したときに報知する報知部6の危険報知機能の停止時間を、第一センサ41が検知したときに報知する報知部6の危険報知機能の停止時間に比べて短く設定することがでる。
したがって、警報器1によれば、警報器1の周囲の状態に応じて、第一センサ41が検知したときに報知する報知部6の危険報知機能の停止時間と、第二センサ42が検知したときに報知する報知部6の危険報知機能の停止時間とで、報知部6の危険報知機能が停止してから報知部6の危険報知機能が復帰するまでの所定時間を、それぞれ異なる時間に設定して、利便性を向上させることができる。
【0069】
警報器1は、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間(設定される停止時間)経過前に報知部6の危険報知機能が復帰する場合と、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過後に報知部6の危険報知機能が復帰する場合とでは、報知部6の危険報知機能が復帰した後の警報器1の動作態様(例えば報知部6の動作態様)が異なる構成とすることもできる。
【0070】
警報器1では、例えば、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過前に報知部6の危険報知機能が復帰する場合には、所定時間経過前に報知部6の危険報知機能が復帰した旨を報知部6は報知し、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過後に報知部6の危険報知機能が復帰する場合には、所定時間経過後に報知部6の危険報知機能が復帰した旨を報知部6は報知する。
また例えば、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過前に報知部6の危険報知機能が復帰する場合には、報知部6の危険報知機能が復帰した旨を音声とランプとで報知部6は報知し、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過後に報知部6の危険報知機能が復帰する場合には、報知部6の危険報知機能が復帰した旨をランプで報知部6は報知する。
また例えば、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過前に報知部6の危険報知機能が復帰する場合には、所定時間経過後に復帰する場合と比較して報知部6の報知時における音量を小さく設定する。
【0071】
このように構成することにより、報知部6の危険報知機能が、所定時間経過前に指示受付部3が復帰指示を受付けて復帰したものか、所定時間経過後に復帰したものかを知らせることができる。
【0072】
報知部6の危険報知機能が所定時間経過前に復帰して、警報器1の動作態様が、報知部6の危険報知機能が所定時間経過後に復帰した場合の動作態様と異なる場合において、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過したとき、または、報知部6の危険報知機能が復帰してから一定時間経過したときには、警報器1の動作態様を、報知部6の危険報知機能が所定時間経過後に復帰したときのものと同じものに設定する構成とすることもできる。このように構成することで、報知部6の危険報知機能が復帰した後の警報器1の動作態様が、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過したか否かによって、常に異なることを防ぐことができる。
【0073】
警報器1は、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間(設定される停止時間)経過前に復帰条件を満たして報知部6の危険報知機能が復帰する場合と、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過後に報知部6の危険報知機能が復帰および所定時間経過前に指示受付部3が復帰指示を受付けて報知部6の危険報知機能が復帰する場合とでは、報知部6の危険報知機能が復帰した後の警報器1の動作態様(例えば報知部6の動作態様)が異なる構成とすることもできる。
【0074】
警報器1では、例えば、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過前に復帰条件を満たして報知部6の危険報知機能が復帰する場合には、それ以外の場合と比較して報知部6の報知時における音量を小さく設定する。
また上記と同様に、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過前に復帰条件を満たして報知部6の危険報知機能が復帰する場合と、それ以外の場合とでは、報知部6の危険報知機能が復帰したことを報知部6が報知する内容を変更したり、報知部6の危険報知機能が復帰したことを報知部6が報知する手段を異なる構成(音声およびランプで報知、または、ランプのみで報知)とすることもできる。
【0075】
このように構成することにより、ユーザの意図に反して報知部6の危険報知機能が復帰しても、ユーザへの不快感を低減させつつ、危険な状態であることをユーザに知らせることが可能となる。
【0076】
報知部6の危険報知機能が所定時間経過前に復帰条件を満たして復帰して、警報器1の動作態様が、報知部6の危険報知機能が所定時間経過後に復帰した場合や所定時間経過前に指示受付部3が復帰指示を受付けて復帰した場合の動作態様と異なる場合において、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過したとき、または、報知部6の危険報知機能が復帰してから一定時間経過したときには、警報器1の動作態様を、報知部6の危険報知機能が所定時間経過後に復帰した場合や所定時間経過前に指示受付部3が復帰指示を受付けて復帰したときのものと同じものに設定する構成とすることもできる。
このように構成することで、報知部6の危険報知機能が復帰した後の警報器1の動作態様が、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過したか否か、または、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過前に指示受付部3が復帰指示を受付けたか否かによって、常に異なることを防ぐことができる。
【0077】
警報器1は、復帰条件を満たして報知部6の危険報知機能が復帰する場合には、報知部6の危険報知機能のうち一部の機能を復帰する構成とすることもできる。警報器1は、復帰条件を満たして報知部6の危険報知機能が復帰する場合には、報知部6の危険報知機能のうち、例えば、ランプの機能のみを復帰する構成とすることもできる。
【0078】
警報器1は、報知部6の危険報知機能が停止しているときにセンサ4の第二センサ42が温度、湿度、または温湿度を検知可能に構成される場合には、ステップS24において報知部6の危険報知機能が復帰するとき、報知部6の危険報知機能の停止中にセンサ4の第二センサ42が検出した温度、湿度、または温湿度に関する情報を、音声で報知することもできる。
【0079】
警報器1では、例えば、報知部6の危険報知機能の停止中にセンサ4の第二センサ42が検出した温度、湿度、または温湿度に関する情報(センサ4の第二センサ42が検知した値および時間等)を、スピーカーで報知する。このとき、警報器1は、指示受付部3が復帰指示を受付けて報知部6の危険報知機能が復帰するときのみ、報知部6の危険報知機能の停止中にセンサ4の第二センサ42が検出した温度、湿度、または温湿度に関する情報を、音声で報知する構成とすることもできる。
【0080】
このように構成することにより、報知部6の危険報知機能を停止可能な構成であっても、報知部6の危険報知機能が復帰したときに、報知部6の危険報知機能の停止中の温度または湿度の状態を知らせることができる。
【0081】
警報器1では、復帰条件が、センサの第二センサ42が検出する温度、湿度、または温湿度のうち少なくとも一つが報知部6の危険報知機能の復帰を要するほど警戒レベルの高い状態であることに基づく条件とされる場合には、指示受付部3に復帰指示をすることによる報知部6の危険報知機能を復帰させる設定を忘れていても、第二センサ42が検出する温度、湿度、または温湿度のうち少なくとも一つが報知部6の危険報知機能の復帰を要するほど警戒レベルの高い状態であるときに、報知部6の危険報知機能が復帰していない状態を解消することができる。
また、復帰条件が、予め設定される時間になったことに基づく条件とされる場合には、指示受付部3に復帰指示をすることによる報知部6の危険報知機能を復帰させる設定を忘れていても、予め設定される時間になったときに、報知部6の報知する機能を復帰させることができる。
【0082】
警報器1では、復帰条件として、報知部6の危険報知機能が停止しているときに、電源(警報器1の電源)がOFFされた後に電源が再度ONされたことに基づく条件とすることもできる。
このように構成することにより、電源がOFFされる前に報知部6の危険報知機能が停止した状態が、電源をONして再起動した後も継続していることを防止することができる。
【0083】
警報器1は、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けたときに、報知部6の危険報知機能の停止を禁止する所定の条件(以下「停止禁止条件」という)を満たさない場合には、報知部6の危険報知機能を停止し、停止禁止条件を満たす場合には、報知部6の危険報知機能を停止しない構成とすることもできる。
【0084】
警報器1では、停止禁止条件は、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けたときに、例えば、センサ4の第二センサ42が検出する温度、湿度、または温湿度のうち少なくとも一つが報知部6の危険報知機能の停止を禁止するほど警戒レベルの高い状態にあること、直近の報知部6の報知する動作から所定時間経過していないこと、および/または、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けないこと等に基づく条件として、指示受付部3を指示することによって予め設定(例えば、子供が停止できないように親が事前に設定)されていることがあげられる。
ここで、センサ4の第二センサ42が検出する温度、湿度、または温湿度のうち少なくとも一つが報知部6の危険報知機能の停止を禁止するほど警戒レベルの高い状態とは、所定時間以内(例えば、1時間以内)にセンサ4の第二センサ42が所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度であることを検知しているとき、または、センサ4の第二センサ42が所定の閾値未満であるが所定の温度、所定の湿度、または所定の温湿度であることを検出したとき等で、予め設定される。
【0085】
このように構成されるとき、
図4に示すように、警報器1では、ステップS11において報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けた、と制御部2が判断した場合には、ステップS13に移行して、停止禁止条件を満たすか否かについて、制御部2が判断する(ステップS13)。
停止禁止条件を満たす、と制御部2が判断した場合には、ステップS11に移行する。このとき、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けたが停止禁止条件を満たすために報知部6の危険報知機能を停止しない旨を、報知部6が報知する。
停止禁止条件を満たす、と制御部2が判断しない場合には、ステップS12に移行する。
【0086】
以上のように、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けたときに、停止禁止条件を満たす場合には、報知部6の危険報知機能を停止しない、警報器1では、指示受付部3が停止指示を受付けても停止禁止条件を満たす場合には報知部6の危険報知機能を停止しないことから、停止禁止条件を満たす報知部6の危険報知機能を停止することが好ましくないような状況において、指示受付部3が停止指示を受付けて報知部6の報知する機能が誤って停止されることを防止することができる。
【0087】
警報器1では、停止禁止条件が、センサ4の第二センサ42が検出する温度、湿度、または温湿度のうち少なくとも一つが報知部6の危険報知機能の停止を禁止するほど警戒レベルの高い状態にあることに基づく条件とされる場合には、センサ4の第二センサ42が検出する温度、湿度、または温湿度のうち少なくとも一つが報知部6の危険報知機能の停止を禁止するほど警戒レベルの高い状態の危険時等に、指示受付部3が停止指示を受付けて報知部6の報知する機能が誤って停止されることを防止することができる。
停止禁止条件が、直近の報知部6の報知する動作から所定時間経過していないことに基づく条件とされる場合には、直近の報知部6の報知する動作から所定時間経過していない危険な状態が継続している可能性が高いときに、指示受付部3が停止示を受付けて報知部6の報知する機能が停止されることを防止することができる。
停止禁止条件が、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けないことについて予め設定されていることに基づく条件とされる場合には、例えば子供等によって意図せずに指示受付部3が停止指示を受付けて報知部6の報知する機能が誤って停止されることを防止することができる。
【0088】
また、
図5に示すように、警報器1では、ステップS13において停止禁止条件を満たす、と制御部2が判断した場合には、ステップS14に移行して、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が直近で受付けてから所定時間以内(例えば、15秒以内)に、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けた(指示受付部3の再指示受付)が行われたか否かについて、制御部2が判断する(ステップS14)構成とすることもできる。
報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が直近で受付けてから所定時間以内に、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けた、と制御部2が判断した場合には、ステップS12に移行する。このとき、停止禁止条件を満たすが指示受付部3が再度停止指示を受付けたために報知部6の危険報知機能を停止する旨を、報知部6が報知する。
報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が直近で受付けてから所定時間以内に、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けた、と制御部2が判断しない場合には、ステップS11に移行する。
【0089】
以上のように、報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けたときに停止禁止条件を満たす場合において、所定時間以内に報知部6の危険報知機能を停止する指示を指示受付部3が受付けたときに、報知部6の危険報知機能を停止する、警報器1では、例えば外出するとき等の不必要時に、停止禁止条件を満たす場合であっても所定時間以内に指示受付部3が再度停止指示を受付けることによって報知部6の危険報知機能を停止することができる。
【0090】
上記例では、報知部6の危険報知機能が停止している場合には、報知部6はランプおよび音声のいずれでも報知を行わないが、それに限らず所定の温度および/又は所定の湿度が検出されたときには、報知部6はランプのみで報知する動作を行うようにしてもよい。
このようにすることでも、報知部6が報知することによる電力消費を抑制し、不必要時における、音声報知による煩わしさを防止することができつつ、危険な状態にあることを知らせることができる。
【0091】
次に、第二実施形態に係る警報器1について
図6を用いて説明する。
なお、第二実施形態に係る警報器1の説明については、第一実施形態に係る警報器1と同様の部分の説明を適宜省略し、第一実施形態に係る警報器1と異なる部分を中心に説明する。
【0092】
図6に示すように、警報器1は、制御部2と、指示受付部3と、センサ4と、報知部6と、人検知部7と、を備える。
【0093】
警報器1の制御部2は、警報器1(指示受付部3と、センサ4、報知部6、および、人検知部7)の各種の動作を制御する。センサ4は、第一センサ41と第二センサ42とを備える。
【0094】
警報器1の人検知部7は、警報器1が設置される周囲の人(屋内の人)の存在を検知する。
例えば、人検知部7は、赤外線センサ、超音波センサ、または、可視光センサ等の人感センサで構成され、人が動作している状態を検知して人を検知する。また例えば、人検知部7は、ドアセンサで構成され、ドアの開閉を検知して人を検知する。また例えば、人検知部7は、ガスコンロやIHコンロ等の調理器のスイッチがON/OFFされたこと、または、ガスメータまたは電気メータ等のメータ機器が計測した値等、を検出して人を検知する。また例えば、人検知部7は、調理器周りのガス漏れ、調理器周りの煙や湯気等、または、調理器上に配置される鍋やフライパン等の調理道具の表面温度等、を検出して人を検知する。
【0095】
警報器1では、指示受付部3が復帰指示を受付けること、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過したとき、または、復帰条件を満たすこと等によって、報知部6の危険報知機能を復帰する設定が行われる。
【0096】
警報器1では、復帰条件は、指示受付部3が復帰指示を受付けることに基づく条件、および、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間経過したことに基づく条件以外の条件であり、報知部6の危険報知機能が停止している状態で、予め設定される時間になったこと、センサ4の第二センサ42が検出する温度、湿度、または温湿度のうち少なくとも一つが報知部6の危険報知機能の復帰を要するほど警戒レベルの高い状態にあること、または、人検知部7が人の存在を検知したこと等に基づく条件として、指示受付部3が指示を受付けることによって予め設定される。
また、他の復帰条件として、報知部6の危険報知機能が停止してから所定時間(報知部6の危険報知機能が停止する設定時間よりも短い時間)経過前に人検知部7が人の不在を検知しており(人の存在を検知せず)、当該所定時間経過後に、人検知部7が人の存在を検知した場合があげられる。
【0097】
警報器1では、復帰条件が、人検知部7が人の存在を検知したことに基づく条件とされる場合には、指示受付部3に復帰指示をすることによる報知部6の危険報知機能を復帰させる設定を忘れていても、人検知部7が人の存在を検知することで、報知部6の危険報知機能を復帰させることができる。