特許6805058IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

広域LAN構成方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

PEルータ30−1、PEルータ30−2、PEルータ30−3、及びPEルータ304の各々にキャッシュされるデータは、LRU(Least Recently Used)方式で管理されることが多い。LRU方式とは、メモリに空きがない場合、最も長く使用されていないキャッシュデータを削除して、新たなデータを登録(追加)する方式である。また、PEルータ30−1、PEルータ30−2、PEルータ30−3、及びPEルータ30−4の各々が管理できるキャッシュデータ量は同じである。
図10は、キャッシュされるデータの管理方法を示す図である。図10に示される例では、使用されてから長い時間が経った順に、データA、データB、データC、データD、データE、及びデータFがキャッシュされている(1)(左端の図)。この状態で、データDが参照されることによってヒットした場合(2)、使用されてから長い時間が経った順に、データA、データB、データC、データE、データF、及びデータDに入れ替えられる(真ん中の図)。さらに、この状態で、新たに、データGが参照されたことによってキャッシュされる場合(3)、最も長く使用されていないデータAが廃棄され、使用されてから長い時間が経った順に、データB、データC、データE、データF、データD、及びデータGに入れ替えられる(右端の図)。 ここで、LAN20−1から、LAN20−2、LAN20−3、及びLAN20−4の各々の距離が大きく異なり、LAN20−1とLAN20−2との間の距離が近く、LAN20−1とLAN20−4との間の距離が遠いと仮定した場合について説明する。
LAN20−1に接続している端末(以下、「送信元端末」という)は、LAN20−2に接続している端末(以下、「宛先端末」という)のMACアドレスの情報を取得するために、ARPリクエストを送信する。PEルータ30−2は、ARPリクエストを受信し、受信したARPリクエストに含まれる宛先端末のIPアドレスに関連付けてMACアドレスをキャッシュしていない場合、ARPリクエストを、LAN20−2へブロードキャストし、ブロードキャストしたARPリクエストを受信した宛先端末が送信したARPリプライを受信する。 また、LAN20−1に接続している送信元端末は、LAN20−4に接続している宛先端末のMACアドレスの情報を取得するために、ARPリクエストを送信する。PEルータ30−4は、ARPリクエストを受信し、受信したARPリクエストに含まれる宛先端末のIPアドレスに関連付けてMACアドレスをキャッシュしていない場合、ARPリクエストを、LAN20−4へブロードキャストし、ブロードキャストしたARPリクエストを受信した宛先端末が送信したARPリプライを受信する。
LAN20−1とLAN20−4との間の距離は、LAN20−1とLAN20−2との間の距離と比較して長い。このため、PEルータ30−4が、LAN20−4へ、ARPリクエストをブロードキャストする場合は、PEルータ30−2が、LAN20−2へ、ARPリクエストをブロードキャストする場合と比較して、接続時間が長くなることなどによって、消費電力が大きくなるとともにコストが増大するおそれがあり、経済的ではない。 事情に鑑み、本発明は、バックボーンネットワークに接続されるLAN同士の距離が遠くなっても、消費電力の増大を抑えることができる広域LAN構成方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一態様は、複数のLANの各々が接続される広域LANによって実行される広域LAN構成方法であって、前記複数のLANのうち、第一のLANから送信されたARPリクエストに基づいて、アドレス解決によって得られた第二のLANに接続される端末装置のMACアドレスを取得するステップと、アドレス情報記憶部に、前記取得するステップで取得したMACアドレスをキャッシュするステップとを有し、前記アドレス情・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明により、バックボーンネットワークに接続されるLAN同士の距離が遠くなっても、アドレス解決のために消費される電力の増大を抑えることが可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】第一広域LANの構成を示す図である。

【図2】第一プロバイダエッジルータの機能構成の一例を示す図である。

【図3】第一プロバイダエッジルータが備えるアドレス情報記憶部の一例を示す図である。

【図4】第一広域LANの動作の一例を示すシーケンスチャートである。

【図5】変形例に係るプロバイダエッジルータが備えるアドレス情報記憶部の一例を示す図である。

【図6】第二広域LANの構成を示す図である。

【図7】第二広域LANの動作の一例を示すシーケンスチャートである。

【図8】第三広域LANの構成を示す図である。

【図9】広域イーサネットの一例を示す図である。

【図10】キャッシュされるデータの管理方法を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1、100…バックボーンネットワーク, 10、10a…広域LAN, 2−1、2−2、2−3、2−4、2−5、2−6、2−7、2−8、2−9、20−1、20−2、20−3、20−4…LAN, 3−1、3−2、3−3、3−4、3a−1、3a−2、3a−3、3a−4、3、3a…PEルータ, 5−1、5−2、5−3、5−4、50−1、50−2…端末, 6−1、6−2、6−3…グループ, 7−1、7−2、7−3…SDNコントローラ, 31−2、31−3、31−4、31、31a…アドレス情報記憶部, 32、32a…第1通信部, 33、33a…第2通信部, 34、34a…フレーム転送部, 35、35a…処理部

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