特許6805586IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

原料ゴムと薬品とを混練した未加硫のゴムシートを折り重ねた積層体を製造するための装置、及び、ゴムシート積層体の製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

防着剤が付着したゴムシートを搬送する際、ゴムシートの防着剤の一部が、搬送手段に付着する。そして、ゴムシートの搬送を繰り返すことで、搬送手段への防着剤の付着量が増加し、凝固物として形成されやすい。また、凝固物は、搬送中のゴムシートとの接触等により、搬送手段から剥がれてゴムシート側に付着し、積層体に混入することがある。このような凝固物の混入により、ゴム製品にFM(Foreign Material、即ち「異物」)が発生しやすいという問題があった。 本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ゴム製品のFMの発生を防ぎうるゴムシート積層体の製造装置、及び、ゴムシート積層体の製造方法を提供することを主たる目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、原料ゴムと薬品とを混練し、かつ、シート状に形成した未加硫のゴムシートを折り重ねた積層体を製造するための装置であって、前記ゴムシート同士の粘着を防ぐ防着剤を、前記ゴムシートの表面に付着する付着手段と、前記防着剤が付着された前記ゴムシートが折り重ねられた前記積層体を載置する載置部と、前記付着手段から前記ゴムシートを受け取り、かつ、前記ゴムシートを冷却しながら前記載置部に搬送する搬送手段・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本願の第1の発明のゴムシート積層体の製造装置は、ゴムシートの表面に防着剤を付着する付着手段からゴムシートを受け取り、かつ、ゴムシートを冷却しながら載置部に搬送する搬送手段と、搬送時にゴムシートから搬送手段に付着した防着剤を除去する洗浄手段とを有している。これにより、本願の第1の発明は、防着剤の凝固物が搬送手段に形成されるのを防ぐことができる。従って、本願の第1の発明は、積層体への凝固物の混入を防ぐことができ、ゴム製品のFM(Foreign Material)の発生を防ぐことができる。 本願の第2の発明のゴムシート積層体の製造方法は、ゴムシートを搬送可能な搬送手段を用いて、防着剤が付着したゴムシートを冷却しながら搬送する工程と、搬送時にゴムシートから搬送手段に付着した防着剤を除去する洗浄工程とを有している。これにより、本願の第2の発明は、防着剤の凝固物が搬送手段に形成されるのを防ぐことができる。従って、本願の第2の発明は、積層体への凝固物の混入を防ぐことができ、ゴム製品のFMの発生を防ぐことができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】ゴムシート積層体の製造装置の一例を模式的に示す図である。

【図2】搬送手段の一例を示す部分断面図である。

【図3】図2の部分斜視図である。

【図4】撹拌槽の防着剤の濃度と製造時間との関係を示すグラフである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

2 ゴムシート   3 積層体   5 付着手段   6 搬送手段   7 載置部   8 洗浄手段

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