特許第6807453号(P6807453)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 華為技術有限公司の特許一覧

特許6807453情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス
<>
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000002
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000003
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000004
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000005
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000006
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000007
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000008
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000009
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000010
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000011
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000012
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000013
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000014
  • 特許6807453-情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス 図000015
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6807453
(24)【登録日】2020年12月9日
(45)【発行日】2021年1月6日
(54)【発明の名称】情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイス
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/12 20090101AFI20201221BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20201221BHJP
   H04L 27/26 20060101ALI20201221BHJP
【FI】
   H04W72/12 150
   H04W72/04 136
   H04L27/26 113
【請求項の数】26
【全頁数】60
(21)【出願番号】特願2019-517238(P2019-517238)
(86)(22)【出願日】2017年9月30日
(65)【公表番号】特表2019-535189(P2019-535189A)
(43)【公表日】2019年12月5日
(86)【国際出願番号】CN2017104835
(87)【国際公開番号】WO2018059583
(87)【国際公開日】20180405
【審査請求日】2019年5月10日
(31)【優先権主張番号】201610878906.2
(32)【優先日】2016年9月30日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100132481
【弁理士】
【氏名又は名称】赤澤 克豪
(74)【代理人】
【識別番号】100115635
【弁理士】
【氏名又は名称】窪田 郁大
(72)【発明者】
【氏名】成 ▲艷▼
【審査官】 石田 信行
(56)【参考文献】
【文献】 特表2013−535937(JP,A)
【文献】 Huawei, HiSilicon,Discussion on control channel design[online],3GPP TSG-RAN WG1 #86 R1-167203,2016年 8月12日,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_86/Docs/R1-167203.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00 − 99/00
H04B 7/24 − 7/26
H04L 27/26
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末デバイスによるダウンリンク制御情報を受信するステップであって、前記ダウンリンク制御情報は第1の情報を備え、前記第1の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示し、前記アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを備える、ステップと、
前記第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するための前記アップリンク制御チャネルリソースを判定するステップと、
前記アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスに前記アップリンク制御情報を送るステップと
を備える、情報を送るための方法。
【請求項2】
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第1のアップリンク制御チャネルリソースを備え、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースは1つのシンボルに対応し、
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに備え、前記第2のアップリンク制御チャネルリソースは2つのシンボルに対応する
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第3のアップリンク制御チャネルリソースを備え、前記第3のアップリンク制御チャネルリソースは7つのシンボルに対応し、
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第4のアップリンク制御チャネルリソースをさらに備え、前記第4のアップリンク制御チャネルリソースは14個のシンボルに対応する
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
上位レイヤシグナリングを受信するステップと、
前記上位レイヤシグナリングに基づいて前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定するステップと
をさらに備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記上位レイヤシグナリングに基づいて前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定する前記ステップは、
前記上位レイヤシグナリングに基づいて、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量を判定するステップ
を備える請求項4に記載の方法。
【請求項6】
ネットワークデバイスによるダウンリンク制御情報を送るステップであって、前記ダウンリンク制御情報は第1の情報を備え、前記第1の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示し、前記アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを備える、ステップと、
アップリンク制御情報を搬送するための前記アップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信するステップと
を備える、情報を受信するための方法。
【請求項7】
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第1のアップリンク制御チャネルリソースを備え、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースは1つのシンボルに対応し、
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに備え、前記第2のアップリンク制御チャネルリソースは2つのシンボルに対応する
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第3のアップリンク制御チャネルリソースを備え、前記第3のアップリンク制御チャネルリソースは7つのシンボルに対応し、
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第4のアップリンク制御チャネルリソースをさらに備え、前記第4のアップリンク制御チャネルリソースは14個のシンボルに対応する
請求項6または7に記載の方法。
【請求項9】
上位レイヤシグナリングを送るステップであって、前記上位レイヤシグナリングは、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示す、ステップ
をさらに備える請求項6乃至8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記上位レイヤシグナリングは、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量を示す
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
ダウンリンク制御情報を受信するように構成されたトランシーバユニットであって、前記ダウンリンク制御情報は第1の情報を備え、前記第1の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示し、前記アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを備える、トランシーバユニットと、
前記第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するための前記アップリンク制御チャネルリソースを判定するように構成された処理ユニットと
を備える、端末デバイスであって、
前記トランシーバユニットは、前記アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスに前記アップリンク制御情報を送るようにさらに構成された
端末デバイス。
【請求項12】
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第1のアップリンク制御チャネルリソースを備え、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースは1つのシンボルに対応し、
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに備え、前記第2のアップリンク制御チャネルリソースは2つのシンボルに対応する
請求項11に記載の端末デバイス。
【請求項13】
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第3のアップリンク制御チャネルリソースを備え、前記第3のアップリンク制御チャネルリソースは7つのシンボルに対応し、
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第4のアップリンク制御チャネルリソースをさらに備え、前記第4のアップリンク制御チャネルリソースは14個のシンボルに対応する
請求項11または12に記載の端末デバイス。
【請求項14】
前記トランシーバユニットは、上位レイヤシグナリングを受信するようにさらに構成され、
前記処理ユニットは、前記上位レイヤシグナリングに基づいて前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定するようにさらに構成された
請求項11乃至13のいずれか一項に記載の端末デバイス。
【請求項15】
前記処理ユニットは、
前記上位レイヤシグナリングに基づいて、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量を判定する
ように特に構成された請求項14に記載の端末デバイス。
【請求項16】
ダウンリンク制御情報を送るように構成されたトランシーバユニットであって、前記ダウンリンク制御情報は第1の情報を備え、前記第1の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示し、前記アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを備える、トランシーバユニット
を備える、ネットワークデバイスであって、
前記トランシーバユニットは、アップリンク制御情報を搬送するための前記アップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信するようにさらに構成された
ネットワークデバイス。
【請求項17】
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第1のアップリンク制御チャネルリソースを備え、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースは1つのシンボルに対応し、
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに備え、前記第2のアップリンク制御チャネルリソースは2つのシンボルに対応する
請求項16に記載のネットワークデバイス。
【請求項18】
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第3のアップリンク制御チャネルリソースを備え、前記第3のアップリンク制御チャネルリソースは7つのシンボルに対応し、
前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは第4のアップリンク制御チャネルリソースをさらに備え、前記第4のアップリンク制御チャネルリソースは14個のシンボルに対応する
請求項16または17に記載のネットワークデバイス。
【請求項19】
前記トランシーバユニットは、
上位レイヤシグナリングを送ることであって、前記上位レイヤシグナリングは、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示す、こと
を行うようにさらに構成された請求項16乃至18のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
【請求項20】
前記上位レイヤシグナリングは、前記第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量を示す
請求項19に記載のネットワークデバイス。
【請求項21】
実行可能な命令を含む記憶媒体と、
プロセッサと
を備える、情報を送るための装置であって、
前記実行可能な命令は、前記プロセッサによって実行されたとき、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法を前記装置に実施させる、
装置。
【請求項22】
実行可能な命令を含む記憶媒体と、
プロセッサと
を備える、情報を受信するための装置であって、
前記実行可能な命令は、前記プロセッサによって実行されたとき、請求項6乃至10のいずれか一項に記載の方法を前記装置に実施させる、
装置。
【請求項23】
プログラムがその上に記録されたコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムは、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項24】
プログラムがその上に記録されたコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムは、請求項6乃至10のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項25】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
【請求項26】
請求項6乃至10のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、通信技術の分野に関し、詳細には、情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイスに関する。
【0002】
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2016年9月30日に中国特許庁で出願され「INFORMATION TRANSMISSION METHOD, TERMINAL DEVICE, AND NETWORK DEVICE」と題する中国特許出願第201610878906.2号の優先権を主張する。
【背景技術】
【0003】
5G通信システムは、より高いシステム性能をサポートすることを意図され、異なるサービス、異なる展開シナリオ、および異なるスペクトルをサポートすることができる。サポートされるサービスは、拡張モバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband、略してeMBB)サービス、マシンタイプ通信(Machine Type Communication、略してMTC)サービス、超高信頼および低レイテンシ通信(Ultra−reliable and low latency communications、略してURLLC)サービス、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(Multimedia Broadcast Multicast Service、略してMBMS)、測位サービスなどを含み得る。サポートされる展開シナリオは、屋内ホットスポット(Indoor hotspot)シナリオ、高密度都市(dense urban)シナリオ、近郊シナリオ、都市マクロ(Urban Macro)カバレージシナリオ、高速鉄道シナリオなどを含み得る。サポートされるスペクトルは、100GHz内のどんな周波数範囲をも含み得る。
【0004】
5G通信システムでは、ユーザプレーンレイテンシが重要なカウンタである。異なるサービスのレイテンシ要件を満たすために、異なるサービスおよび異なるユーザ能力について、5G通信システムは、フレキシブルなハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat reQuest、略してHARQ)フィードバックをサポートする。言い換えれば、異なるHARQタイミングが使用され得る。異なるサブフレームに対応するHARQ−ACKフィードバックの量は、フレキシブルなHARQタイミングに起因して異なり得る。結果的に、アップリンク制御情報をフィードバックするためにいくつかのサブフレーム中で少数のリソースが使用され、アップリンク制御情報をフィードバックするためにいくつかのサブフレーム中で多くのリソースが使用される。
【0005】
現在、アップリンク制御情報を送信するために固定のアップリンク制御チャネルリソースが通常予約される。しかしながら、最大利用可能リソースに従って各サブフレーム中でアップリンク制御チャネルリソースが予約された場合、リソース利用は低減され、最小利用可能リソースに従って各サブフレーム中でアップリンク制御チャネルリソースが予約された場合、アップリンク制御チャネルは、一部のアップリンク制御情報をフィードバックするには不十分であり得、不要なデータ再送信を引き起こし、リソース利用を低減させる。
【0006】
アップリンク制御チャネルリソースをどのようにフレキシブルに構成すべきであるかが、解決されるべき喫緊の技術的問題であることがわかろう。
【発明の概要】
【0007】
本出願の実施形態は、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティおよびシステムリソース利用が改善されるように、異なるサブフレーム中でアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すための、情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイスを提供する。
【0008】
第1の態様によれば、本出願の一実施形態は情報送信方法を提供し、本方法は、端末デバイスがダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むか、または異なる量のリソースブロックに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことと、端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することと、端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送ることとを含み得る。
【0009】
第1の態様において提供される情報送信方法によれば、端末デバイスはダウンリンク制御情報中で第1の情報を受信する。アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルまたはリソースブロックの量は、固定ではなく、変更され得る。言い換えれば、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースは、フレキシブルに変更され得る。したがって、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善され、システムリソース利用が改善される。
【0010】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、本方法は、端末デバイスが上位レイヤシグナリングを受信することと、端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定することとをさらに含み得る。
【0011】
この可能な実装において提供される情報送信方法によれば、端末デバイスは上位レイヤシグナリングを受信し、端末デバイスは、上位レイヤシグナリングを使用することによって、ネットワークデバイスによって構成された第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるすべてのアップリンク制御チャネルリソースを知り得る。端末デバイスは、異なるシナリオ要件および異なるサービス要件に基づいてネットワークデバイスによってフレキシブルに構成されたシンボルまたはリソースブロックの量を知り得るので、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティがさらに改善され、アップリンク制御情報送信性能が保証される。
【0012】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、端末デバイスが上位レイヤシグナリングに基づいて第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定することは、端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量を判定すること、または端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースブロックの量を判定することを含む。
【0013】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第1のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第1のアップリンク制御チャネルリソースが1つのシンボルに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースが2つのシンボルに対応することとを含み得る。
【0014】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第3のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第3のアップリンク制御チャネルリソースが7つのシンボルに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第4のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースが14個のシンボルに対応することとを含み得る。
【0015】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第1のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第1のアップリンク制御チャネルリソースが1つのシンボルに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースが2つのシンボルに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第5のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第3のアップリンク制御チャネルリソースが3つのシンボルに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第6のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースが4つのシンボルに対応することとを含み得る。
【0016】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のリソースブロックに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第7のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第7のアップリンク制御チャネルリソースが1つのリソースブロックに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第8のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第8のアップリンク制御チャネルリソースが2つのリソースブロックに対応することとを含み得る。
【0017】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のリソースブロックに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第9のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第9のアップリンク制御チャネルリソースが3つのリソースブロックに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第10のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第10のアップリンク制御チャネルリソースが4つのリソースブロックに対応することとを含み得る。
【0018】
上記の5つの可能な実装において提供される情報送信方法によれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示されるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルまたはリソースブロックの量は、上記の実装のいずれか1つであり得る。したがって、第1の情報は、アップリンク制御チャネルリソースのリソースブロックの量をフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0019】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、端末デバイスがダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、端末デバイスがダウンリンク制御チャネルを受信し、ダウンリンク制御チャネル上で搬送されるダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されること、または端末デバイスがダウンリンク制御チャネルを受信し、ダウンリンク制御チャネルに対応するダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されること、または端末デバイスがダウンリンク制御情報フォーマットを検出し、ダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることを含み得る。
【0020】
この可能な実装において提供される情報送信方法は、端末デバイスによってダウンリンク制御チャネルを受信する特定の実装を提供する。これは情報送信フレキシビリティを改善する。
【0021】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、アップリンク制御チャネルリソースは、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースであり得る。
【0022】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、コードリソースは、アップリンク制御チャネルに対応するシーケンスのサイクリックシフトおよび/または直交拡散コードであり得る。
【0023】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、端末デバイスが上位レイヤシグナリングに基づいて第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定することは、端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量、もしくは第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースブロックの量を判定すること、または端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを判定すること、または端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを判定し、端末デバイスが、リソースインデックスに基づいて、リソースインデックスに対応するシンボルもしくはリソースブロックの量を判定することを含み得る。
【0024】
任意選択で、第1の態様の可能な実装では、第1の情報が2ビット情報フィールドに対応する場合、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが00である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースであること、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが01である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第2のアップリンク制御チャネルリソースであること、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが10である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第3のアップリンク制御チャネルリソースであること、または第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが11である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第4のアップリンク制御チャネルリソースであることであり得る。
【0025】
この可能な実装において提供される情報送信方法によれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示されるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルまたはリソースブロックの量は変動する。したがって、第1の情報は、アップリンク制御チャネルリソースのリソースブロックの量をフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0026】
第2の態様によれば、本出願の一実施形態は情報送信方法を提供し、本方法は、ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むか、または異なる量のリソースブロックに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことと、ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信することとを含み得る。
【0027】
第2の態様において提供される情報送信方法によれば、ネットワークデバイスはダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報は第1の情報を含み、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルまたはリソースブロックの量は、固定ではなく、変更され得る。したがって、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善され、システムリソース利用が改善される。
【0028】
任意選択で、第2の態様の可能な実装では、本方法は、ネットワークデバイスが上位レイヤシグナリングを送り、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用されることをさらに含み得る。
【0029】
この可能な実装において提供される情報送信方法によれば、ネットワークデバイスは、異なるシナリオ要件および異なるサービス送信要件を満たすように、必要とされるシンボルまたはリソースブロックの量をフレキシブルに構成し得、ネットワークデバイスは、上位レイヤシグナリングを使用することによって端末デバイスのために第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるすべてのアップリンク制御チャネルリソースを構成し得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティがさらに改善され、アップリンク制御情報送信性能が保証される。
【0030】
任意選択で、第2の態様の可能な実装では、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用されることは、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量を示すために使用されること、または上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースブロックの量を示すために使用されることを含む。
【0031】
任意選択で、第2の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第1のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第1のアップリンク制御チャネルリソースが1つのシンボルに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースが2つのシンボルに対応することとを含み得る。
【0032】
任意選択で、第2の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第3のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第3のアップリンク制御チャネルリソースが7つのシンボルに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第4のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースが14個のシンボルに対応することとを含み得る。
【0033】
任意選択で、第2の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のリソースブロックに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第7のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第7のアップリンク制御チャネルリソースが1つのリソースブロックに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第8のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第8のアップリンク制御チャネルリソースが2つのリソースブロックに対応することとを含み得る。
【0034】
任意選択で、第2の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のリソースブロックに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第9のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第9のアップリンク制御チャネルリソースが3つのリソースブロックに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第10のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第10のアップリンク制御チャネルリソースが4つのリソースブロックに対応することとを含み得る。
【0035】
上記の4つの可能な実装において提供される情報送信方法によれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示されるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルまたはリソースブロックの量は変動する。したがって、第1の情報は、アップリンク制御チャネルリソースのリソースブロックの量をフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0036】
第3の態様によれば、本出願の一実施形態は情報送信方法を提供し、本方法は、端末デバイスがダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第3のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが、第1に周波数領域および第2に時間領域の方式でソートされ、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが、周波数領域においてソートされることと、端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することと、端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送ることとを含む。
【0037】
第3の態様において提供される情報送信方法によれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、固定ではなく、異なるソート方式に基づいて変更され得る。言い換えれば、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースは、フレキシブルに変更され得る。したがって、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される
【0038】
任意選択で、第3の態様の可能な実装では、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量は、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量よりも少ない。
【0039】
任意選択で、第3の態様の可能な実装では、ダウンリンク制御情報は第4の情報をさらに含み、端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することは、端末デバイスが、第4の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットを判定し、アップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットが、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットまたは第3のアップリンク制御チャネルリソースセットであることと、端末デバイスが、第1の情報とアップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットとに基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することとを含む。
【0040】
第4の態様によれば、本出願の一実施形態は情報送信方法を提供し、本方法は、ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第3のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが、第1に周波数領域および第2に時間領域の方式でソートされ、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが、周波数領域においてソートされることと、ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信することとを含む。
【0041】
第4の態様において提供される情報送信方法によれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、固定ではなく、異なるソート方式に基づいて変更され得る。したがって、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0042】
任意選択で、第4の態様の可能な実装では、ダウンリンク制御情報は第4の情報をさらに含み、第4の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットは、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットまたは第3のアップリンク制御チャネルリソースセットである。
【0043】
第5の態様によれば、本出願の一実施形態は情報送信方法を提供し、本方法は、端末デバイスがダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、第4のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第5のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースが第1のスロットに対応し、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースが第2のスロットに対応することと、端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することと、端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送ることとを含み得る。
【0044】
第5の態様において提供される情報送信方法によれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するスロットは、固定ではなく、変更され得る。言い換えれば、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースは、フレキシブルに変更され得る。したがって、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0045】
任意選択で、第5の態様の可能な実装では、第1のスロットおよび第2のスロットは同じサブフレームに属する。
【0046】
第6の態様によれば、本出願の一実施形態は情報送信方法を提供し、本方法は、ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、第4のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第5のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースが第1のスロットに対応し、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースが第2のスロットに対応することと、ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信することとを含み得る。
【0047】
第6の態様において提供される情報送信方法によれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するスロットは、固定ではなく、変更され得る。言い換えれば、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースは、フレキシブルに変更され得る。したがって、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0048】
任意選択で、第6の態様の可能な実装では、第1のスロットおよび第2のスロットは同じサブフレームに属する。
【0049】
第7の態様によれば、本出願の一実施形態は端末装置を提供し、端末装置は、ダウンリンク制御情報を受信するように構成されたトランシーバユニットであって、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むか、または異なる量のリソースブロックに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む、トランシーバユニットと、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定するように構成された処理ユニットとを含んでよく、トランシーバユニットは、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送るようにさらに構成される。
【0050】
任意選択で、第7の態様の可能な実装では、トランシーバユニットは、上位レイヤシグナリングを受信するようにさらに構成され、処理ユニットは、上位レイヤシグナリングに基づいて第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定するようにさらに構成される。
【0051】
任意選択で、第7の態様の可能な実装では、処理ユニットは、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量を判定すること、または上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースブロックの量を判定することを行うように特に構成される。
【0052】
任意選択で、第7の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第1のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第1のアップリンク制御チャネルリソースが1つのシンボルに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースが2つのシンボルに対応することとを含む。
【0053】
任意選択で、第7の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第3のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第3のアップリンク制御チャネルリソースが7つのシンボルに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第4のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースが14個のシンボルに対応することとを含む。
【0054】
第8の態様によれば、本出願の一実施形態はネットワーク装置を提供し、ネットワーク装置は、ダウンリンク制御情報を送るように構成されたトランシーバユニットであって、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むか、または異なる量のリソースブロックに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む、トランシーバユニットを含んでよく、トランシーバユニットは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信するようにさらに構成される。
【0055】
任意選択で、第8の態様の可能な実装では、トランシーバユニットは、上位レイヤシグナリングを送ることであって、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用される、ことを行うようにさらに構成される。
【0056】
任意選択で、第8の態様の可能な実装では、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用されることは、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量を示すために使用されること、または上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースブロックの量を示すために使用されることを含む。
【0057】
任意選択で、第8の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第1のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第1のアップリンク制御チャネルリソースが1つのシンボルに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースが2つのシンボルに対応することとを含む。
【0058】
任意選択で、第8の態様の可能な実装では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第3のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第3のアップリンク制御チャネルリソースが7つのシンボルに対応することと、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第4のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースが14個のシンボルに対応することとを含む。
【0059】
第9の態様によれば、本出願の一実施形態は端末装置を提供し、端末装置は、ダウンリンク制御情報を受信するように構成されたトランシーバユニットであって、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第3のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが、第1に周波数領域および第2に時間領域の方式でソートされ、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが、周波数領域においてソートされる、トランシーバユニットと、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定するように構成された処理ユニットとを含んでよく、トランシーバユニットは、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送るようにさらに構成される。
【0060】
任意選択で、第9の態様の可能な実装では、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量は、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量よりも少ない。
【0061】
任意選択で、第9の態様の可能な実装では、ダウンリンク制御情報は第4の情報をさらに含み、処理ユニットは、第4の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットを判定することであって、アップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットが、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットまたは第3のアップリンク制御チャネルリソースセットである、ことと、第1の情報とアップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットとに基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することとを行うように特に構成される。
【0062】
第10の態様によれば、本出願の一実施形態はネットワークデバイスを提供し、ネットワークデバイスは、ダウンリンク制御情報を送るように構成されたトランシーバユニットであって、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第3のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが、第1に周波数領域および第2に時間領域の方式でソートされ、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが、周波数領域においてソートされる、トランシーバユニットを含んでよく、トランシーバユニットは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信するようにさらに構成される。
【0063】
任意選択で、第10の態様の可能な実装では、ダウンリンク制御情報は第4の情報をさらに含み、第4の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットは、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットまたは第3のアップリンク制御チャネルリソースセットである。
【0064】
第11の態様によれば、本出願の一実施形態は端末デバイスを提供し、端末デバイスは、ダウンリンク制御情報を受信するように構成されたトランシーバユニットであって、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、第4のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第5のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースが第1のスロットに対応し、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースが第2のスロットに対応する、トランシーバユニットと、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定するように構成された処理ユニットとを含んでよく、トランシーバユニットは、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送るようにさらに構成される。
【0065】
任意選択で、第11の態様の可能な実装では、第1のスロットおよび第2のスロットは同じサブフレームに属する。
【0066】
第12の態様によれば、本出願の一実施形態はネットワークデバイスを提供し、ネットワークデバイスは、ダウンリンク制御情報を送るように構成されたトランシーバユニットであって、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、第4のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第5のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースが第1のスロットに対応し、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースが第2のスロットに対応する、トランシーバユニットを含んでよく、トランシーバユニットは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信するようにさらに構成される。
【0067】
任意選択で、第12の態様の可能な実装では、第1のスロットおよび第2のスロットは同じサブフレームに属する。
【0068】
本出願の実施形態は、情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイスを提供する。情報送信方法は、ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含むことと、端末デバイスが、ダウンリンク制御情報を受信し、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定し、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送ることと、ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信することとを含み得る。したがって、本出願の実施形態において提供される情報送信方法によれば、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善され、システムリソース利用が改善される。
【図面の簡単な説明】
【0069】
図1】5G通信システムにおけるサブフレームタイプの概略図である。
図2】本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態1の概略フローチャートである。
図3】本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態1におけるアップリンク制御チャネルリソースの概略構造図である。
図4】本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態1におけるアップリンク制御チャネルリソースの別の概略構造図である。
図5】本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態2の概略フローチャートである。
図6】本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態2におけるアップリンク制御チャネルリソースの概略構造図である。
図7】本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態2におけるアップリンク制御チャネルリソースの別の概略構造図である。
図8】本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態2におけるアップリンク制御チャネルリソースのさらに別の概略構造図である。
図9】本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態3の概略フローチャートである。
図10】本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態3におけるアップリンク制御チャネルリソースの概略構造図である。
図11】本出願の一実施形態による端末デバイスの実施形態1の概略構造図である。
図12】本出願の一実施形態によるネットワークデバイスの実施形態1の概略構造図である。
図13】本出願の一実施形態による端末デバイスの実施形態の概略構造図である。
図14】本出願の一実施形態によるネットワークデバイスの実施形態の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0070】
本出願の実施形態における端末デバイス(ユーザ機器UE、User Equipmentとも呼ばれる)は、モバイルフォンまたはタブレットコンピュータなどのワイヤレス端末であり得る。ワイヤレス端末は、ユーザに音声および/またはデータサービスを提供するデバイスを含む。任意選択で、デバイスは、ワイヤレスモデムに接続されたワイヤレス接続機能または別の処理デバイスをもつハンドヘルドデバイスであり得る。加えて、ワイヤレス端末は、無線アクセスネットワーク(RAN、Radio Access Network)を使用することによって1つまたは複数のコアネットワークと通信し得る。たとえば、ワイヤレス端末は、特に、モバイルフォン(または「セルラー」フォンと呼ばれる)などのモバイル端末およびモバイル端末をもつコンピュータであり得る。モバイル端末をもつコンピュータは、コアネットワークと音声および/またはデータを交換することができるポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵、または車載モバイル装置であり得る。たとえば、モバイル端末をもつコンピュータは、パーソナル通信サービス(PCS、Personal Communications Service)フォン、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ワイヤレスローカルループ(WLL、Wireless Local Loop)局、または携帯情報端末(PDA、Personal Digital Assistant)などのデバイスであり得る。ワイヤレス端末は、システム、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、モバイルコンソール(Mobile)、リモート局(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザデバイス(User Device)、またはユーザ機器(User Equipment)と呼ばれることもある。代替として、本出願の実施形態における端末デバイスは、V2X(Vehicle to X)通信している車両などであり得る。
【0071】
本出願の実施形態におけるネットワークデバイスは、セルラー通信ネットワーク中の任意のデバイス、たとえば、(アクセスポイントなどの)基地局であってよく、基地局は、アクセスネットワーク中にあり、1つまたは複数のセクタを使用することによってエアインターフェースを介してワイヤレス端末と通信するデバイスであってよい。基地局は、受信されたオーバージエアフレームとIPパケットとを相互に変換し、ワイヤレス端末とアクセスネットワークの残りの部分との間のルータとして働くように構成されることがあり、アクセスネットワークの残りの部分はインターネットプロトコル(IP)ネットワークを含み得る。基地局は、エアインターフェースの属性管理をさらに協調させ得る。たとえば、基地局は、GSMもしくはCDMAにおける基地トランシーバ局(BTS、Base Transceiver Station)であり得るか、またはWCDMAにおけるノードB(NodeB)であり得るか、またはLTEにおける発展型ノードB(NodeBもしくはeNBもしくはe−NodeB、evolved NodeB)であり得、これは、本出願の実施形態では限定されない。
【0072】
本出願の実施形態において提供される情報送信方法は、5G通信システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略してLTE)通信システム、および発展型LTE通信システムにおける端末デバイスおよびネットワークデバイスに適用されてよく、情報送信方法は、シングルキャリアシナリオまたはキャリアアグリゲーションシナリオに適用されてよい。確かに、本出願の実施形態における情報送信方法は、限定はされないが、上記の適用シナリオを含む。本出願の実施形態において提供される情報送信方法は、アップリンク制御チャネルリソースが動的に予約され示されるどんなシナリオにおいても使用され得る。
【0073】
5G通信システムに対応するフレーム構造は、図1に示されている4つのサブフレームタイプを含み得る。図1は、5G通信システムにおけるサブフレームタイプの概略図である。図1に示されているように、タイプ1サブフレームはダウンリンクサブフレームであり、タイプ2サブフレームはアップリンクサブフレームであり、タイプ3サブフレームおよびタイプ4サブフレームは、ダウンリンク送信のために使用されるシンボル、ガード期間(Guard Period、略してGP)、およびアップリンク送信のために使用されるシンボルをそれぞれ含む。タイプ3サブフレームおよびタイプ4サブフレームは、同じタイプのサブフレームの下に分類され得る。タイプ3サブフレームにおいて、ダウンリンク送信のために使用されるシンボルは、ダウンリンク制御チャネル送信およびダウンリンクデータ送信のために主に使用され、アップリンク送信のために使用されるシンボルは、アップリンク制御情報および/またはアップリンク基準信号(たとえば、サウンディング基準信号SRS、Sounding Reference Signal)の送信のために主に使用される。タイプ4サブフレームにおいて、ダウンリンク送信のために使用されるシンボルは、ダウンリンク制御チャネル送信のために主に使用され、アップリンク送信のために使用されるシンボルは、アップリンクデータ、アップリンク制御情報、およびアップリンク基準信号の送信のために主に使用される。タイプ3サブフレームは1次ダウンリンクサブフレームと呼ばれることもある(DL優勢サブフレームまたはDL中心サブフレームとも呼ばれる)。タイプ4サブフレームは1次アップリンクサブフレームと呼ばれることもある(UL優勢サブフレームまたはUL中心サブフレームとも呼ばれる)。タイプ3サブフレームでは、ダウンリンク送信のために使用される時間領域シンボルの量は、アップリンク送信のために使用される時間領域シンボルの量以上であり得る。タイプ4サブフレームでは、ダウンリンク送信のために使用される時間領域シンボルの量は、アップリンク送信のために使用される時間領域シンボルの量未満であり得る。
【0074】
本出願のすべての実施形態におけるサブフレームタイプはスロットタイプと呼ばれることもあることに留意されたい。この場合、タイプ1サブフレームは、タイプ1スロットと呼ばれることがあり、ダウンリンクスロットであり得、タイプ2サブフレームは、タイプ2スロットと呼ばれることがあり、アップリンクスロットであり得、タイプ3サブフレームはタイプ3スロットと呼ばれることがあり、タイプ4サブフレームはタイプ4スロットと呼ばれることがある。
【0075】
本出願のすべての実施形態におけるスロットおよびサブフレームは、時間領域において長さが等しいことがあるか、または等しくないことがあることに留意されたい。
【0076】
本出願のすべての実施形態におけるサブフレームタイプは時間領域構造と呼ばれることもあることに留意されたい。この場合、タイプ1サブフレームは第1の時間領域構造と呼ばれることがあり、タイプ2サブフレームは第2の時間領域構造と呼ばれることがあり、タイプ3サブフレームは第3の時間領域構造と呼ばれることがあり、タイプ4サブフレームは第4の時間領域構造と呼ばれることがある。
【0077】
本出願の実施形態において提供される情報送信方法、端末デバイス、およびネットワークデバイスは、サブフレーム中でアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すことができないという従来技術の技術的問題を解決して、高速なHARQ−ACKフィードバックおよび高速な再送信を実施し、フレキシブルなHARQタイミングに適応することを意図される。
【0078】
以下で、特定の実施形態を使用することによって本出願の技術的解決策について詳細に説明する。以下の特定の実施形態は相互に組み合わされてよく、同じまたは同様の概念または処理は、いくつかの実施形態では再び説明されないことがある。
【0079】
図2は、本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態1の概略フローチャートである。図2に示されているように、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法は以下のステップを含み得る。
【0080】
S101.ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含む。
【0081】
第1の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0082】
アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むか、または異なる量のリソースブロックに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む。
【0083】
特に、ネットワークデバイスは端末デバイスにダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報は第1の情報を含み、第1の情報はアップリンク制御チャネルリソースを示し、アップリンク制御チャネルリソースは、アップリンク制御情報を搬送するために使用される。アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含み、少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースは、異なる量のシンボルに対応するかまたは異なる量のリソースブロックに対応する。言い換えれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルまたはリソースブロックの量は、固定ではなく、変更され得る。言い換えれば、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースは、フレキシブルに変更され得る。
【0084】
固定のアップリンク制御チャネルリソースが予約される従来技術と比較して、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法では、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得ることがわかろう。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0085】
加えて、各サブフレーム中でアップリンク制御チャネルを送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースがフレキシブルに予約され示され得るので、アップリンク制御チャネルリソースのサイズは、アップリンク制御情報フィードバックの量に基づいて変更されてよく、したがって、リソースの浪費またはリソースの不足が回避され、システムリソース利用が改善される。
【0086】
異なる量のリソースブロックに対応する異なるアップリンク制御チャネルリソースは、同じ量のシンボルまたは異なる量のシンボルに対応し得ることに留意されたい。
【0087】
たとえば、1つのリソースブロックに対応するアップリンク制御チャネルリソースが2つのシンボルに対応するか、または2つのリソースブロックに対応するアップリンク制御チャネルリソースが2つのシンボルに対応するか、または2つのリソースブロックに対応するアップリンク制御チャネルリソースが1つのシンボルに対応する。
【0088】
本出願のこの実施形態におけるリソースブロックは、時間領域において長さが1つのスロットまたは1つのサブフレームに対応し得ることに留意されたい。リソースブロックが時間領域において長さが1つのサブフレームに対応するとき、リソースブロックはリソースブロックペアと呼ばれることもあり、リソースブロックの量はリソースブロックペアの量と呼ばれることもある。本出願のこの実施形態では、代替として、リソースブロックは、時間領域において長さがただ1つまたは複数のシンボルであることがあり、たとえば、1つのシンボルであり得るか、または2つのシンボルであり得る。サブフレームおよびスロットの定義は、異なる通信システムに従って変わり得る。本出願のこの実施形態は、サブフレームおよびスロットの定義ならびに対応に対していかなる特別な限定をも課さない。
【0089】
本出願のこの実施形態におけるサブフレームは、送信時間単位と交換され得るか、または送信時間間隔と交換され得るか、またはリソース要素と交換され得ることに留意されたい。本出願のこの実施形態は、それに対していかなる特別な限定をも課さない。代替として、本出願のこの実施形態におけるサブフレームはスロットと交換され得る。
【0090】
本出願のこの実施形態におけるシンボルは時間領域シンボルであってよく、たとえば、直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略してOFDM)シンボルであり得るか、またはシングルキャリア周波数分割多元接続(Single−carrier Frequency Division Multiple Access、略してSC−FDMA)シンボルであり得ることに留意されたい。
【0091】
任意選択で、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、以下の4つの実装を有し得る。
【0092】
第1の実装:
【0093】
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第1のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第1のアップリンク制御チャネルリソースが1つのシンボルに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースが2つのシンボルに対応する。
【0094】
第2の実装:
【0095】
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第3のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第3のアップリンク制御チャネルリソースが7つのシンボルに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第4のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースが14個のシンボルに対応する。
【0096】
第3の実装:
【0097】
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第1のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第1のアップリンク制御チャネルリソースが1つのシンボルに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースが2つのシンボルに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第3のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第3のアップリンク制御チャネルリソースが7つのシンボルに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第4のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースが14個のシンボルに対応する。
【0098】
第4の実装:
【0099】
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第1のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第1のアップリンク制御チャネルリソースが1つのシンボルに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第2のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースが2つのシンボルに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第5のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第3のアップリンク制御チャネルリソースが3つのシンボルに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第6のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースが4つのシンボルに対応する。
【0100】
特に、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、1つのシンボルおよび2つのシンボル、もしくは7つのシンボルおよび14個のシンボルにそれぞれ対応する2つのアップリンク制御チャネルリソースを含み得るか、または第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、1つのシンボル、2つのシンボル、7つのシンボル、および14個のシンボル、もしくは1つのシンボル、2つのシンボル、3つのシンボル、および4つのシンボルにそれぞれ対応する4つのアップリンク制御チャネルリソースを含み得る。アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示されるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量は、上記の実装のいずれか1つであり得る。したがって、第1の情報は、アップリンク制御チャネルリソースのシンボルの量をフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0101】
本出願のこの実施形態では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量の実装は上記の4つの実装に限定されず、別の実装をさらに含み得ることに留意されたい。
【0102】
任意選択で、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なる量のリソースブロックに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことは、以下の3つの実装を有し得る。
【0103】
第1の実装:
【0104】
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第7のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第7のアップリンク制御チャネルリソースが1つのリソースブロックに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第8のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第8のアップリンク制御チャネルリソースが2つのリソースブロックに対応する。
【0105】
第2の実装:
【0106】
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第9のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第9のアップリンク制御チャネルリソースが3つのリソースブロックに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第10のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第10のアップリンク制御チャネルリソースが4つのリソースブロックに対応する。
【0107】
第3の実装:
【0108】
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第7のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第7のアップリンク制御チャネルリソースが1つのリソースブロックに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第8のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第8のアップリンク制御チャネルリソースが2つのリソースブロックに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第9のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第9のアップリンク制御チャネルリソースが3つのリソースブロックに対応し、
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットが第10のアップリンク制御チャネルリソースをさらに含み、第10のアップリンク制御チャネルリソースが4つのリソースブロックに対応する。
【0109】
特に、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、1つのリソースブロックおよび2つのリソースブロック、もしくは3つのリソースブロックおよび4つのリソースブロックにそれぞれ対応する2つのアップリンク制御チャネルリソースを含み得るか、または第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、1つのリソースブロック、2つのリソースブロック、3つのリソースブロック、および4つのリソースブロックにそれぞれ対応する4つのアップリンク制御チャネルリソースを含み得る。アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示されるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースブロックの量は、上記の実装のいずれか1つであり得る。したがって、第1の情報は、アップリンク制御チャネルリソースのリソースブロックの量をフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0110】
本出願のこの実施形態では、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースブロックの量の実装は単に上記の3つの実装に限定されず、別の実装をさらに含み得ることに留意されたい。
【0111】
任意選択で、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なるシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含み得る。
【0112】
任意選択で、少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースが、異なるシンボルに対応することは、少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースが、異なるシンボル位置に対応するかまたは異なる量のシンボルに対応することであり得る。
【0113】
たとえば、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、1つのシンボルにそれぞれ対応する2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む。一方のアップリンク制御チャネルリソースはサブフレーム中の最後のシンボル上で搬送され、他方のアップリンク制御チャネルリソースはサブフレーム中の最後から2番目のシンボル上で搬送される。
【0114】
任意選択で、S101においてネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、以下の3つの実装を有し得る。
【0115】
第1の実装:ネットワークデバイスがダウンリンク制御チャネルを送り、ダウンリンク制御チャネル上で搬送されるダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0116】
第2の実装:ネットワークデバイスがダウンリンク制御チャネルを送り、ダウンリンク制御チャネルに対応するダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0117】
第3の実装:ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報フォーマットを送り、ダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0118】
任意選択で、アップリンク制御チャネルリソースは、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースであり得る。コードリソースは、アップリンク制御チャネルに対応するシーケンスのサイクリックシフトおよび/または直交拡散コードであり得る。
【0119】
任意選択で、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、
【0120】
第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが、リソースインデックスに基づいて、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースを判定するために端末デバイスによって使用されること
を含み得る。
【0121】
さらに、本出願のこの実施形態では、S101は、
【0122】
ネットワークデバイスが上位レイヤシグナリングを送り、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用されること
をさらに含み得る。
【0123】
特に、ネットワークデバイスは、異なるシナリオ要件および異なるサービス送信要件を満たすように、必要とされるシンボルまたはリソースブロックの量をフレキシブルに構成し得、ネットワークデバイスは、上位レイヤシグナリングを使用することによって端末デバイスのために第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるすべてのアップリンク制御チャネルリソースを構成し得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティがさらに改善され、アップリンク制御情報送信性能が保証される。
【0124】
任意選択で、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用されることは、
【0125】
上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量を示すために使用されること、または上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースブロックの量を示すために使用されること
を含み得る。
【0126】
任意選択で、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用されることは、
【0127】
上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルを示すために使用されること
を含み得る。
【0128】
さらに、本出願のこの実施形態では、S101は、
【0129】
ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することと、
ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに基づいてダウンリンク制御情報中の第1の情報を判定することと
をさらに含み得る。
【0130】
特に、上記のステップは、ネットワークデバイスによって第1の情報を判定する実装を提供する。ネットワークデバイスは、最初に、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定し、次いで、アップリンク制御チャネルリソースに基づいてダウンリンク制御情報中の第1の情報を判定する。
【0131】
ネットワークデバイスは、異なる適用シナリオおよび異なるサービス要件に基づいてアップリンク制御チャネルリソースを判定することがあり、第1の情報は、異なる適用シナリオおよび異なるサービスにフレキシブルにマッチするために、アップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0132】
本出願のこの実施形態は、第1の情報の特定の実装に対していかなる特別な限定をも課さず、第1の情報は要件に基づいて設定されることに留意されたい。
【0133】
任意選択で、特定の実装では、第1の情報が2ビット情報フィールドに対応する場合、ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに基づいてダウンリンク制御情報中の第1の情報を判定することは、
【0134】
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが00であると判定すること、
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第2のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが01であると判定すること、
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第3のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが10であると判定すること、または
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第4のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが11であると判定すること
を含み得る。
【0135】
第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットにすべて属し、第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースは、異なる量のシンボルに対応するか、または異なる量のリソースブロックに対応するか、または異なるシンボルに対応する、少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースをそれぞれ含む。
【0136】
さらに、ダウンリンク制御情報は第2の情報をさらに含むことがあり、第2の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのサブフレームを示すために使用される。
【0137】
特に、ダウンリンク制御情報がサブフレームn中で搬送される場合、アップリンク制御情報はサブフレームn+k中で搬送され、nは0以上の整数であり、kは0以上の整数であり、kの値は第2の情報に基づいて判定される。
【0138】
kが0に等しいとき、ダウンリンク制御情報およびアップリンク制御情報は同じサブフレーム中で搬送され得、したがって、高速なHARQ再送信が実施され得、比較的小さいレイテンシのサービス要件が満たされ得、また、kが0よりも大きいとき、アップリンク制御情報は、ダウンリンク制御情報が搬送されるサブフレームに後続するサブフレーム中で搬送され、したがって、厳しいレイテンシ要件を有しないサービスの要件が満たされ得ることがわかろう。
【0139】
さらに、ダウンリンク制御情報は第3の情報をさらに含むことがあり、第3の情報は、チャネル状態情報の報告をトリガするために使用され、アップリンク制御情報はチャネル状態情報である。
【0140】
本出願のこの実施形態は、チャネル状態情報の定義および実装に対していかなる特別な限定をも課さないことに留意されたい。たとえば、チャネル状態情報は、チャネル品質情報、コード行列指示、レイヤ量指示、およびビーム関係情報を含み得る。
【0141】
任意選択で、ダウンリンク制御情報は、ダウンリンク共有チャネル送信をスケジュールするために使用され、アップリンク制御情報は、ダウンリンク共有チャネル送信に対応するハイブリッド自動再送要求フィードバックである。
【0142】
S102.端末デバイスがダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含む。
【0143】
第1の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0144】
アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なる量のシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含むか、または異なる量のリソースブロックに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む。
【0145】
特に、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送られたダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報は第1の情報を含み、第1の情報はアップリンク制御チャネルリソースを示し、アップリンク制御チャネルリソースは、アップリンク制御情報を搬送するために使用される。アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含み、少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースは、異なる量のシンボルに対応するかまたは異なる量のリソースブロックに対応する。言い換えれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルまたはリソースブロックの量は、固定ではなく、変更され得る。言い換えれば、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースは、フレキシブルに変更され得る。
【0146】
したがって、固定のアップリンク制御チャネルリソースが予約される従来技術と比較して、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法では、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0147】
加えて、各サブフレーム中でアップリンク制御チャネルを送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースがフレキシブルに予約され示され得るので、アップリンク制御チャネルリソースのサイズは、アップリンク制御情報フィードバックの量に基づいて変更されてよく、したがって、リソースの浪費またはリソースの不足が回避され、システムリソース利用が改善される。
【0148】
任意選択で、S102において端末デバイスがダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、以下の3つの実装を有し得る。
【0149】
第1の実装:端末デバイスがダウンリンク制御チャネルを受信し、ダウンリンク制御チャネル上で搬送されるダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0150】
第2の実装:端末デバイスがダウンリンク制御チャネルを受信し、ダウンリンク制御チャネルに対応するダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0151】
第3の実装:端末デバイスがダウンリンク制御情報フォーマットを検出し、ダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0152】
さらに、本出願のこの実施形態では、S102は、
【0153】
端末デバイスが上位レイヤシグナリングを受信することと、
端末デバイスが上位レイヤシグナリングに基づいて第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定することと
をさらに含み得る。
【0154】
特に、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送られた上位レイヤシグナリングを受信し、端末デバイスは、上位レイヤシグナリングを使用することによって、ネットワークデバイスによって構成された第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるすべてのアップリンク制御チャネルリソースを知り得る。端末デバイスは、異なるシナリオ要件および異なるサービス要件に基づいてネットワークデバイスによってフレキシブルに構成されたシンボルまたはリソースブロックの量を知り得るので、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティがさらに改善され、アップリンク制御情報送信性能が保証される。
【0155】
任意選択で、端末デバイスが上位レイヤシグナリングに基づいて第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定することは、以下の3つの実装を有し得る。
【0156】
第1の実装:端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量、または第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースブロックの量を判定する。
【0157】
第2の実装:端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを判定する。
【0158】
第3の実装:端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを判定し、端末デバイスが、リソースインデックスに基づいて、リソースインデックスに対応するシンボルまたはリソースブロックの量を判定する。
【0159】
任意選択で、第1の情報が2ビット情報フィールドに対応する場合、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、
【0160】
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが00である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースであること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが01である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第2のアップリンク制御チャネルリソースであること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが10である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第3のアップリンク制御チャネルリソースであること、または
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが11である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第4のアップリンク制御チャネルリソースであること
であり得る。
【0161】
第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットにすべて属し、第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースを含む4つのアップリンク制御チャネルリソースは、異なる量のシンボルに対応するか、または異なる量のリソースブロックに対応するか、または異なるシンボルに対応する、少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースをそれぞれ含む。
【0162】
このステップにおいて、ダウンリンク制御情報、アップリンク制御情報、アップリンク制御チャネルリソース、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット、第1の情報、シンボル、リソースブロック、スロット、サブフレーム、および他の態様についての説明は、本出願のこの実施形態におけるS101の説明と同じであり、原理は同様であることに留意されたい。詳細についてここで再び説明されない。
【0163】
S103.端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定する。
【0164】
任意選択で、S103において端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することは、以下の2つの実装を有し得る。
【0165】
第1の実装:
【0166】
端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを判定し、
端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスに基づいて、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースを判定する。
【0167】
第2の実装:
【0168】
端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのシンボル上でアップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルに対応するリソースインデックスを判定し、
端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスに基づいて、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースを判定する。
【0169】
任意選択で、第1の情報が2ビット情報フィールドに対応する場合、端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することは、
【0170】
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが00である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第1のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが01である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第2のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが10である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第3のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること、または
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが11である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第4のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること
を含み得る。
【0171】
第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットにすべて属し、第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースを含む4つのアップリンク制御チャネルリソースは、異なる量のシンボルに対応するか、または異なる量のリソースブロックに対応するか、または異なるシンボルに対応する、少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースをそれぞれ含む。
【0172】
S104.端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送る。
【0173】
特に、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送るために端末デバイスによってどんな既存の処理方法でも使用され得る。たとえば、アップリンク制御情報上でチャネルコーディング、変調、およびマッピングを実施することなどのステップが含まれ得る。本出願のこの実施形態は、それに対していかなる特別な限定をも課さない。
【0174】
S105.ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信する。
【0175】
任意選択で、ダウンリンク制御情報が第2の情報をさらに含み、第2の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのサブフレームを示すために使用される場合、このステップは、
【0176】
ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのサブフレーム中のアップリンク制御情報を搬送するためのシンボル上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信すること
をさらに含み得る。
【0177】
本出願のこの実施形態では、ステップS101からS105の順序は限定されず、ステップS101からS105の間の相互従属性も限定されないことに留意されたい。
【0178】
以下で、特定の例を使用することによって本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法について詳細に説明する。
【0179】
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースを含む。
【0180】
第1のアップリンク制御チャネルリソースは1つのシンボルに対応し、第1のアップリンク制御チャネルリソースは、サブフレーム中の最後から2番目のシンボル上で搬送され得る。第2のアップリンク制御チャネルリソースは1つのシンボルに対応し、第2のアップリンク制御チャネルリソースは、サブフレーム中の最後のシンボル上で搬送され得る。第3のアップリンク制御チャネルリソースは2つのシンボルに対応する。第4のアップリンク制御チャネルリソースは2つのシンボルに対応する。第3のアップリンク制御チャネルリソースおよび第4のアップリンク制御チャネルリソースは、異なるリソースブロックを占有し得る。
【0181】
ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、略してDCI)は、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、略してPDSCH)送信をスケジュールするために使用され、アップリンク制御情報(Uplink Control Information、略してUCI)は、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックである。HARQフィードバックは、肯定応答(Acknowledgment、略してACK)および/または否定応答(Negative Acknowledgement、略してNACK)を特に含む。
【0182】
は、本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態1におけるアップリンク制御チャネルリソースの概略構造図である。図に示されているように、説明のための一例として4つのサブフレームが使用される。サブフレームの通し番号は、それぞれサブフレームn、サブフレームn+1、サブフレームn+2、およびサブフレームn+3であり、nはサブフレーム番号であり、nは0以上の整数である。サブフレームnおよびサブフレームn+1はタイプ1サブフレームであり、サブフレームn+2およびサブフレームn+3はタイプ3サブフレームである。
【0183】
特に、サブフレームnはDCIを搬送し、DCIはサブフレームn中の第1のシンボル上で搬送され、DCIは、PDSCH送信をスケジュールするために使用され、PDSCH送信はサブフレームn中で搬送される。DCIは第1の情報を含み、第1の情報は、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックが、サブフレームn+2中で送信されるアップリンク制御チャネルリソース、および特に、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中の第3のアップリンク制御チャネルリソース上で搬送されるべきことを示す。
【0184】
サブフレームn+1はDCIを搬送し、DCIはサブフレームn+1中の第1のシンボル上で搬送され、DCIは、PDSCH送信をスケジュールするために使用され、PDSCH送信はサブフレームn+1中で搬送される。DCIは第1の情報を含み、第1の情報は、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックが、サブフレームn+2中で送信されるアップリンク制御チャネルリソース、および特に、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中の第3のアップリンク制御チャネルリソース上で搬送されるべきことを示す。
【0185】
サブフレームn+2はDCIを搬送し、DCIはサブフレームn+2中の第1のシンボル上で搬送され、DCIは、PDSCH送信をスケジュールするために使用され、PDSCH送信はサブフレームn+2中で搬送される。DCIは第1の情報を含み、第1の情報は、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックが、サブフレームn+3中で送信されるアップリンク制御チャネルリソース、および特に、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中の第2のアップリンク制御チャネルリソース上で搬送されるべきことを示す。
【0186】
に示されている例では、サブフレームnに対応するHARQフィードバックおよびサブフレームn+1に対応するHARQフィードバックはサブフレームn+2中で搬送される必要があり、したがって、比較的大きいアップリンク制御チャネルリソースが必要とされることがわかろう。サブフレームn中で搬送されるDCI中に含まれる第1の情報およびサブフレームn+1中で搬送されるDCI中に含まれる第1の情報は、サブフレームnに対応するHARQフィードバックおよびサブフレームn+1に対応するHARQフィードバックを搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中の第3のアップリンク制御チャネルリソースであることを示すために使用される。第3のアップリンク制御チャネルリソースは2つのシンボルに対応し、具体的には、端末デバイスは、2つのシンボルを占有しているアップリンク制御チャネルを使用することによってサブフレームn+2中でUCIを送信するので、サブフレームnに対応するHARQフィードバックと、サブフレームn+1に対応するHARQフィードバックの両方がサブフレームn+2中で送信され得、したがってUCI送信信頼性が保証される。
【0187】
しかしながら、サブフレームn+3については、サブフレームn+2に対応するHARQフィードバックのみがサブフレームn+3中で搬送される必要があり、したがって、比較的小さいアップリンク制御チャネルリソースが必要とされる。サブフレームn+2中で搬送されるDCI中に含まれる第1の情報は、サブフレームn+2に対応するHARQフィードバックを搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中の第2のアップリンク制御チャネルリソースであることを示すために使用される。第2のアップリンク制御チャネルリソースは1つのシンボルに対応し、具体的には、端末デバイスは、1つのシンボルを占有しているアップリンク制御チャネルを使用することによってサブフレームn+3中でUCIを送信するので、サブフレームn+2に対応するHARQフィードバックはサブフレームn+3中で送信され得る。アップリンク制御チャネル送信のためにただ1つのシンボルが使用されるので、UCI送信性能が保証されながら、アップリンク制御チャネルオーバーヘッドが低減され、リソース利用が改善される。
【0188】
以下で、別の特定の例を使用することによって本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法について詳細に説明する。
【0189】
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、図の対応する第1のアップリンク制御チャネルリソースセットと同じ方式で構成され、詳細についてここで再び説明されない。
【0190】
図4は、本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態1におけるアップリンク制御チャネルリソースの別の概略構造図である。図4に示されているように、説明のための一例として2つのサブフレームが使用される。サブフレームの通し番号は、それぞれサブフレームnおよびサブフレームn+1であり、nはサブフレーム番号であり、nは0以上の整数である。サブフレームnおよびサブフレームn+1はタイプ3サブフレームである。
【0191】
特に、サブフレームnはDCIを搬送し、DCIはサブフレームn中の第1のシンボル上で搬送され、DCIは、PDSCH送信をスケジュールするために使用され、PDSCH送信はサブフレームn中で搬送される。DCIは第1の情報および第2の情報を含む。第2の情報は、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックが、同じサブフレーム(サブフレームn)中で送信されるべきことを示す。第1の情報は、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックが、同じサブフレーム(サブフレームn)中で送信されるアップリンク制御チャネルリソース、および特に、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中の第1のアップリンク制御チャネルリソース上で搬送されるべきことを示す。
【0192】
PDSCH送信においてエラーが生じた場合、PDSCHに対応する再送信がサブフレームn+1中で搬送され、再送信に対応するDCIは、サブフレームn+1中の第1のシンボル上で搬送される。
【0193】
に示されている例では、サブフレームn中で搬送されるDCIは第1の情報および第2の情報を含み、サブフレームn中で搬送されるDCIは、現在のサブフレーム(サブフレームn)中でPDSCH送信をスケジュールするために使用され、第1の情報および第2の情報は、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックが現在のサブフレーム(サブフレームn)中で送信されるべきであり、HARQフィードバックが、特に、現在のサブフレーム(サブフレームn)中の最後から2番目のシンボル上で搬送されることを示すことがわかろう。このようにして、ネットワークデバイス側のために1つのシンボル(サブフレームn中の最後のシンボル)の処理時間が予約され、したがって、再送信はサブフレームn+1中の第1のシンボル上でスケジュールされて、高速な再送信が実施され得る。
【0194】
しかしながら、従来技術では、固定のアップリンク制御チャネルリソースが反転させられる。UCIを送信するためにサブフレームn中の最後のシンボルのみが予約された場合、ネットワークデバイス側は、ネットワークデバイス側のための処理時間が予約されないので、サブフレームn+1中で再送信をスケジュールするのを失敗することがあり、再送信はサブフレームn+2までスケジュールされることが不可能であり、サービスレイテンシの増加が生じる。UCIを送信するためにサブフレームn中の最後から2番目のシンボルが予約された場合、高速な再送信は実施され得るが、サブフレームn中の最後のシンボルは効率的に使用されることが不可能であり、比較的低いリソース利用が生じる。
【0195】
従来技術と比較して、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法は、サブフレーム中でアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すことができないという従来技術の技術的問題を解決して、高速なHARQフィードバックおよび高速な再送信を実施し、フレキシブルなHARQタイミングに適応することができることがわかろう。
【0196】
本出願のこの実施形態は、ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含むことと、端末デバイスが、ダウンリンク制御情報を受信し、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定し、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送ることと、ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信することとを含む、情報送信方法を提供する。したがって、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法によれば、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善され、システムリソース利用が改善される。
【0197】
図5は、本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態2の概略フローチャートである。本出願のこの実施形態と方法実施形態1との間の差異は、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットの実装が異なることである。図5に示されているように、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法は以下のステップを含み得る。
【0198】
S201.ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含む。
【0199】
第1の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0200】
アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第3のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、第1に周波数領域および第2に時間領域の方式でソートされ、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、周波数領域においてソートされる。
【0201】
特に、ネットワークデバイスは端末デバイスにダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報は第1の情報を含み、第1の情報はアップリンク制御チャネルリソースを示し、アップリンク制御チャネルリソースは、アップリンク制御情報を搬送するために使用される。アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第3のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、第1に周波数領域および第2に時間領域の方式でソートされ、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、周波数領域においてソートされる。言い換えれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、固定ではなく、異なるソート方式に基づいて変更され得る。言い換えれば、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースは、フレキシブルに変更され得る。
【0202】
固定のアップリンク制御チャネルリソースが予約される従来技術と比較して、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法では、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得ることがわかろう。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0203】
加えて、各サブフレーム中でアップリンク制御チャネルを送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースがフレキシブルに予約され示され得るので、アップリンク制御チャネルリソースのサイズは、アップリンク制御情報フィードバックの量に基づいて変更されてよく、したがって、リソースの浪費またはリソースの不足が回避され、システムリソース利用が改善される。
【0204】
任意選択で、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが第1に周波数領域および第2に時間領域の方式でソートされることは、
【0205】
第1に周波数領域および第2に時間領域の方式でソートされるリソースインデックスでは、最も小さいリソースインデックスが、サブフレーム中の最後のシンボルに対応すること、またはソートが第1に周波数領域および第2に時間領域の方式で実施されるとき、ソートがサブフレームまたはスロット中の最後のシンボルから開始すること
を含み得る。
【0206】
任意選択で、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量は、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量よりも少ない。
【0207】
任意選択で、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量は2以上である。
【0208】
任意選択で、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するシンボルの量は1に等しい。
【0209】
任意選択で、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なるシンボルに対応する少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む。
【0210】
任意選択で、少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースが異なるシンボルに対応することは、少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースセットが、異なるシンボル位置または異なるリソースブロック位置に対応することであり得る。
【0211】
たとえば、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットは2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む。一方のアップリンク制御チャネルリソースはサブフレーム中の最後のシンボルに対応し、他方のアップリンク制御チャネルリソースはサブフレーム中の最後から2番目のシンボルに対応する。
【0212】
任意選択で、S201においてネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、以下の3つの実装を有し得る。
【0213】
第1の実装:ネットワークデバイスがダウンリンク制御チャネルを送り、ダウンリンク制御チャネル上で搬送されるダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0214】
第2の実装:ネットワークデバイスがダウンリンク制御チャネルを送り、ダウンリンク制御チャネルに対応するダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0215】
第3の実装:ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報フォーマットを送り、ダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0216】
任意選択で、アップリンク制御チャネルリソースは、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースであり得る。コードリソースは、アップリンク制御チャネルに対応するシーケンスのサイクリックシフトおよび/または直交拡散コードであり得る。
【0217】
任意選択で、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、
【0218】
第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが、リソースインデックスに基づいて、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースを判定するために端末デバイスによって使用されること
を含み得る。
【0219】
さらに、本出願のこの実施形態では、S201は、
【0220】
ネットワークデバイスが上位レイヤシグナリングを送り、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用されること
をさらに含み得る。
【0221】
特に、ネットワークデバイスは、異なるシナリオ要件および異なるサービス送信要件を満たすように、必要とされるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに構成し得、ネットワークデバイスは、上位レイヤシグナリングを使用することによって端末デバイスのために第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるすべてのアップリンク制御チャネルリソースを構成し得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティがさらに改善され、アップリンク制御情報送信性能が保証される。
【0222】
任意選択で、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用されることは、以下の4つの実装を有し得る。
【0223】
第1の実装:
【0224】
上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを示すために使用される。
【0225】
第2の実装:
【0226】
上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックス、およびそれらのリソースインデックスに対応するシンボルまたはリソースブロックの量を示すために使用される。
【0227】
第3の実装:
【0228】
上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第2のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第3のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用される。
【0229】
第4の実装:
【0230】
上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックス、および第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを示すために使用される。
【0231】
さらに、本出願のこの実施形態では、S201は、
【0232】
ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することと、
ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに基づいてダウンリンク制御情報中の第1の情報を判定することと
をさらに含み得る。
【0233】
特に、上記のステップは、ネットワークデバイスによって第1の情報を判定する実装を提供する。ネットワークデバイスは、最初に、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定し、次いで、アップリンク制御チャネルリソースに基づいてダウンリンク制御情報中の第1の情報を判定する。
【0234】
ネットワークデバイスは、異なる適用シナリオおよび異なるサービス要件に基づいてアップリンク制御チャネルリソースを判定することがあり、第1の情報は、異なる適用シナリオおよび異なるサービスにフレキシブルにマッチするために、アップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0235】
本出願のこの実施形態は、第1の情報の特定の実装に対していかなる特別な限定をも課さず、第1の情報は要件に基づいて設定されることに留意されたい。
【0236】
任意選択で、特定の実装では、第1の情報が2ビット情報フィールドに対応する場合、ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに基づいてダウンリンク制御情報中の第1の情報を判定することは、
【0237】
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが00であると判定すること、
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第2のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが01であると判定すること、
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第3のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが10であると判定すること、または
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第4のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが11であると判定すること
を含み得る。
【0238】
第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットにすべて属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なるアップリンク制御チャネルリソースセットからの少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む。少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第2のアップリンク制御チャネルリソースセットから来て、少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第3のアップリンク制御チャネルリソースセットから来る。
【0239】
さらに、ダウンリンク制御情報は第2の情報をさらに含むことがあり、第2の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのサブフレームを示すために使用される。
【0240】
特に、ダウンリンク制御情報がサブフレームn中で搬送される場合、アップリンク制御情報はサブフレームn+k中で搬送され、nは0以上の整数であり、kは0以上の整数であり、kの値は第2の情報に基づいて判定される。
【0241】
kが0に等しいとき、ダウンリンク制御情報およびアップリンク制御情報は同じサブフレーム中で搬送され得、したがって、高速なHARQ再送信が実施され得、比較的小さいレイテンシのサービス要件が満たされ得、また、kが0よりも大きいとき、アップリンク制御情報は、ダウンリンク制御情報が搬送されるサブフレームに後続するサブフレーム中で搬送され、したがって、厳しいレイテンシ要件を有しないサービスの要件が満たされ得ることがわかろう。
【0242】
さらに、ダウンリンク制御情報は第3の情報をさらに含むことがあり、第3の情報は、チャネル状態情報の報告をトリガするために使用され、アップリンク制御情報はチャネル状態情報である。
【0243】
本出願のこの実施形態は、チャネル状態情報の定義および実装に対していかなる特別な限定をも課さないことに留意されたい。たとえば、チャネル状態情報は、チャネル品質情報、コード行列指示、レイヤ量指示、およびビーム関係情報を含み得る。
【0244】
さらに、ダウンリンク制御情報は第4の情報をさらに含むことがあり、第4の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットは、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットまたは第3のアップリンク制御チャネルリソースセットである。
【0245】
特に、ダウンリンク制御情報中の第1の情報および第4の情報は、端末デバイスが、第1の情報および第4の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することを可能にするために使用され得る。
【0246】
任意選択で、ダウンリンク制御情報は、ダウンリンク共有チャネル送信をスケジュールするために使用され、アップリンク制御情報は、ダウンリンク共有チャネル送信に対応するハイブリッド自動再送要求フィードバックである。
【0247】
S202.端末デバイスがダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含む。
【0248】
第1の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0249】
アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第3のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、第1に周波数領域および第2に時間領域の方式でソートされ、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、周波数領域においてソートされる。
【0250】
特に、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送られたダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報は第1の情報を含み、第1の情報はアップリンク制御チャネルリソースを示し、アップリンク制御チャネルリソースは、アップリンク制御情報を搬送するために使用される。アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第3のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、第1に周波数領域および第2に時間領域の方式でソートされ、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、周波数領域においてソートされる。言い換えれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、固定ではなく、異なるソート方式に基づいて変更され得る。言い換えれば、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースは、フレキシブルに変更され得る。
【0251】
したがって、固定のアップリンク制御チャネルリソースが予約される従来技術と比較して、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法では、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0252】
加えて、各サブフレーム中でアップリンク制御チャネルを送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースがフレキシブルに予約され示され得るので、アップリンク制御チャネルリソースのサイズは、アップリンク制御情報フィードバックの量に基づいて変更されてよく、したがって、リソースの浪費またはリソースの不足が回避され、システムリソース利用が改善される。
【0253】
任意選択で、S202において端末デバイスがダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、以下の3つの実装を有し得る。
【0254】
第1の実装:端末デバイスがダウンリンク制御チャネルを受信し、ダウンリンク制御チャネル上で搬送されるダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0255】
第2の実装:端末デバイスがダウンリンク制御チャネルを受信し、ダウンリンク制御チャネルに対応するダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0256】
第3の実装:端末デバイスがダウンリンク制御情報フォーマットを検出し、ダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0257】
さらに、本出願のこの実施形態では、S202は、
【0258】
端末デバイスが上位レイヤシグナリングを受信することと、
端末デバイスが上位レイヤシグナリングに基づいて第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定することと
をさらに含み得る。
【0259】
特に、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送られた上位レイヤシグナリングを受信し、端末デバイスは、上位レイヤシグナリングを使用することによって、ネットワークデバイスによって構成された第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるすべてのアップリンク制御チャネルリソースを知り得る。端末デバイスは、異なるシナリオ要件および異なるサービス要件に基づいてネットワークデバイスによってフレキシブルに構成されたアップリンク制御チャネルリソースを知り得るので、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティがさらに改善され、アップリンク制御情報送信性能が保証される。
【0260】
任意選択で、端末デバイスが上位レイヤシグナリングに基づいて第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定することは、以下の4つの実装を有し得る。
【0261】
第1の実装:端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを判定する。
【0262】
第2の実装:端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックス、およびそれらのリソースインデックスに対応するシンボルまたはリソースブロックの量を判定する。
【0263】
第3の実装:端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第2のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第3のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定する。
【0264】
第4の実装:
【0265】
端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックス、および第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを判定する。
【0266】
任意選択で、第1の情報が2ビット情報フィールドに対応する場合、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、
【0267】
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが00である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースであること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが01である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第2のアップリンク制御チャネルリソースであること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが10である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第3のアップリンク制御チャネルリソースであること、または
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが11である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第4のアップリンク制御チャネルリソースであること
であり得る。
【0268】
第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットにすべて属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なるアップリンク制御チャネルリソースセットからの少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む。少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第2のアップリンク制御チャネルリソースセットから来て、少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第3のアップリンク制御チャネルリソースセットから来る。
【0269】
このステップにおいて、ダウンリンク制御情報、アップリンク制御情報、アップリンク制御チャネルリソース、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット、第1の情報、シンボル、リソースブロック、スロット、サブフレーム、および他の態様についての説明は、本出願のこの実施形態におけるS201の説明と同じであり、原理は同様であることに留意されたい。詳細についてここで再び説明されない。
【0270】
S203.端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定する。
【0271】
任意選択で、S203において端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することは、以下の2つの実装を有し得る。
【0272】
第1の実装:
【0273】
端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを判定し、
端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスに基づいて、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースを判定する。
【0274】
第2の実装:
【0275】
端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのシンボル上でアップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルに対応するリソースインデックスを判定し、
端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースに対応するインデックスに基づいて、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースを判定する。
【0276】
任意選択で、ダウンリンク制御情報が第4の情報をさらに含む場合、S203は、
【0277】
端末デバイスが、第1の情報および第4の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定すること
を含み得る。
【0278】
任意選択で、端末デバイスが、第1の情報および第4の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することは、
【0279】
端末デバイスが、第4の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットを判定し、アップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットが、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットまたは第3のアップリンク制御チャネルリソースセットであることと、
端末デバイスが、第1の情報とアップリンク制御チャネルリソースが属するリソースセットとに基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することと
を含み得る。
【0280】
任意選択で、第1の情報が2ビット情報フィールドに対応する場合、端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することは、
【0281】
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが00である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第1のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが01である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第2のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが10である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第3のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること、または
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが11である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第4のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること
を含み得る。
【0282】
第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットにすべて属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なるアップリンク制御チャネルリソースセットからの少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む。少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第2のアップリンク制御チャネルリソースセットから来て、少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第3のアップリンク制御チャネルリソースセットから来る。
【0283】
S204.端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送る。
【0284】
特に、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送るために端末デバイスによってどんな既存の処理方法でも使用され得る。たとえば、アップリンク制御情報上でチャネルコーディング、変調、およびマッピングを実施することなどのステップが含まれ得る。本出願のこの実施形態は、それに対していかなる特別な限定をも課さない。
【0285】
S205.ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信する。
【0286】
任意選択で、ダウンリンク制御情報が第2の情報をさらに含み、第2の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのサブフレームを示すために使用される場合、このステップは、
【0287】
ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのサブフレーム中のアップリンク制御情報を搬送するためのシンボル上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信すること
をさらに含み得る。
【0288】
本出願のこの実施形態では、ステップS201からS205の順序は限定されず、ステップS201からS205の間の相互従属性も限定されないことに留意されたい。
【0289】
本出願のこの実施形態では、ダウンリンク制御情報、アップリンク制御情報、アップリンク制御チャネルリソース、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット、第1の情報、第2の情報、第3の情報、シンボル、リソースブロック、スロット、サブフレーム、アップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックス、および他の態様についての説明は、本出願の方法実施形態1における説明と同じであり、原理は同様であることに留意されたい。詳細についてここで再び説明されない。
【0290】
以下で、特定の例を使用することによって本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法について詳細に説明し、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットの実装について主に説明する。
【0291】
図6は、本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態2におけるアップリンク制御チャネルリソースの概略構造図である。図6に示されているように、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、第1に周波数領域および第2に時間領域の方式でソートされ、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中の各アップリンク制御チャネルリソースは1つのシンボルに対応する。
【0292】
特に、最後のシンボル上のアップリンク制御チャネルリソースが最初にソートされ、次いで、最後から2番目のシンボル上のアップリンク制御チャネルリソースがソートされる。最後のシンボルは、リソースインデックスが0からN−1であるアップリンク制御チャネルリソースに対応し、最後から2番目のシンボルは、リソースインデックスがNから2N−1であるアップリンク制御チャネルリソースに対応する。
【0293】
本出願のこの実施形態では、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットは2つのアップリンク制御チャネルリソースを含み、たとえば、第1のアップリンク制御チャネルリソースおよび第2のアップリンク制御チャネルリソースを含むことがあり、第1のアップリンク制御チャネルリソースおよび第2のアップリンク制御チャネルリソースは異なるシンボルに対応する。たとえば、第1のアップリンク制御チャネルリソースは、リソースインデックス2に対応し、最後のシンボルに対応し、第2のアップリンク制御チャネルリソースは、リソースインデックスN+2に対応し、最後から2番目のシンボルに対応する。
【0294】
本出願のこの実施形態では、代替として、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットは4つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことがあり、少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースは異なるシンボルに対応する。たとえば、第1のアップリンク制御チャネルリソースは、リソースインデックス2に対応し、最後のシンボルに対応し、第2のアップリンク制御チャネルリソースは、リソースインデックスN+2に対応し、最後から2番目のシンボルに対応し、第3のアップリンク制御チャネルリソースは、リソースインデックスN−1に対応し、最後のシンボルに対応し、第4のアップリンク制御チャネルリソースは、リソースインデックスN−2に対応し、最後のシンボルに対応する。
【0295】
以下で、別の特定の例を使用することによって本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法について詳細に説明し、第3のアップリンク制御チャネルリソースセットの実装について主に説明する。
【0296】
図7は、本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態2におけるアップリンク制御チャネルリソースの別の概略構造図である。図7に示されているように、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは周波数領域においてソートされ、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中の各アップリンク制御チャネルリソースは2つのシンボルに対応する。
【0297】
特に、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスは、異なるリソースブロックおよび/または異なるコードリソースのみに基づいてソートされる。
【0298】
本出願のこの実施形態では、第3のアップリンク制御チャネルリソースセットは2つのアップリンク制御チャネルリソースを含み、たとえば、第1のアップリンク制御チャネルリソースおよび第2のアップリンク制御チャネルリソースを含むことがあり、第1のアップリンク制御チャネルリソースおよび第2のアップリンク制御チャネルリソースは、異なるリソースブロックおよび/または異なるコードリソースに対応する。
【0299】
本出願のこの実施形態では、代替として、第3のアップリンク制御チャネルリソースセットは4つのアップリンク制御チャネルリソースを含むことがあり、異なるアップリンク制御チャネルリソースは異なるリソースブロックおよび/またはコードリソースに対応する。
【0300】
以下で、さらに別の特定の例を使用することによって本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法について詳細に説明する。
【0301】
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第2のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第3のアップリンク制御チャネルリソースセットを含む。
【0302】
第2のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第1のアップリンク制御チャネルリソースおよび第2のアップリンク制御チャネルリソースを含む。第1のアップリンク制御チャネルリソースは1つのシンボルに対応し、第1のアップリンク制御チャネルリソースは、サブフレーム中の最後から2番目のシンボル上で搬送され得る。第2のアップリンク制御チャネルリソースは1つのシンボルに対応し、第2のアップリンク制御チャネルリソースは、サブフレーム中の最後のシンボル上で搬送され得る。
【0303】
第3のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第3のアップリンク制御チャネルリソースおよび第4のアップリンク制御チャネルリソースを含む。第3のアップリンク制御チャネルリソースは2つのシンボルに対応し、第4のアップリンク制御チャネルリソースは2つのシンボルに対応する。第3のアップリンク制御チャネルリソースおよび第4のアップリンク制御チャネルリソースは、異なるリソースブロックを占有し得る。
【0304】
図8は、本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態2におけるアップリンク制御チャネルリソースのさらに別の概略構造図である。図8に示されているように、説明のための一例として3つのサブフレームが使用される。サブフレームの通し番号は、それぞれサブフレームn、サブフレームn+1、およびサブフレームn+2であり、nはサブフレーム番号であり、nは0以上の整数である。サブフレームn+1はタイプ1サブフレームであり、サブフレームnおよびサブフレームn+2はタイプ3サブフレームである。
【0305】
特に、サブフレームnはDCIを搬送し、DCIはサブフレームn中の第1のシンボル上で搬送され、DCIは、PDSCH送信をスケジュールするために使用され、PDSCH送信はサブフレームn中で搬送される。DCIは第1の情報を含み、第1の情報は、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックが、同じサブフレーム(サブフレームn)中で送信されるアップリンク制御チャネルリソース、および特に、第2のアップリンク制御チャネルリソースセット中の第1のアップリンク制御チャネルリソース上で搬送されるべきことを示す。
【0306】
PDSCH送信においてエラーが生じた場合、PDSCHに対応する再送信がサブフレームn+1中で搬送され、再送信に対応するDCIは、サブフレームn+1中の第1のシンボル上で搬送される。
【0307】
図8に示されている例では、サブフレームn中で送信されるPDSCH上で搬送されるデータは低レイテンシサービスに対応し、サブフレームn中で搬送されるDCIは第1の情報を含み、サブフレームn中で搬送されるDCIは、現在のサブフレーム(サブフレームn)中でPDSCH送信をスケジュールするために使用され、第1の情報は、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックが現在のサブフレーム(サブフレームn)中で送信されるべきであり、HARQフィードバックが、特に、現在のサブフレーム(サブフレームn)中の最後から2番目のシンボル上で搬送されることを示すことがわかろう。このようにして、ネットワークデバイス側のために1つのシンボル(サブフレームn中の最後のシンボル)の処理時間が予約され、したがって、再送信はサブフレームn+1中の第1のシンボル上でスケジュールされて、高速な再送信が実施され得る。
【0308】
さらに、サブフレームn+1およびサブフレームn+2中で搬送されるPDSCH送信に対応するHARQフィードバックは、両方ともサブフレームn+2中で送信される。この場合、サブフレームn+1中で送信されるPDSCHは、サブフレームn中にあるPDSCHの再送信でないことがある。サブフレームn+1およびサブフレームn+2中で搬送されるDCI中の第1の情報は、サブフレームn+2中でHARQフィードバックを搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、第3のアップリンク制御チャネルリソースセット中の第3のアップリンク制御チャネルリソースであることを示すために使用され、第3のアップリンク制御チャネルリソースは2つのシンボルに対応する。したがって、サブフレームn+1とサブフレームn+2に対応するHARQフィードバックが両方サブフレームn+2中で送信され得る。このようにして、UCI送信信頼性が保証される。
【0309】
本出願のこの実施形態は、ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含むことと、端末デバイスが、ダウンリンク制御情報を受信し、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定し、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送ることと、ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信することとを含む、情報送信方法を提供する。したがって、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法によれば、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善され、システムリソース利用が改善される。
【0310】
図9は、本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態3の概略フローチャートである。本出願のこの実施形態と、方法実施形態1と方法実施形態2の両方との間の差異は、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットの実装が異なることである。図9に示されているように、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法は以下のステップを含み得る。
【0311】
S301.ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含む。
【0312】
第1の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0313】
アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第4のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第5のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第1のスロットに対応し、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第2のスロットに対応する。
【0314】
特に、ネットワークデバイスは端末デバイスにダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報は第1の情報を含み、第1の情報はアップリンク制御チャネルリソースを示し、アップリンク制御チャネルリソースは、アップリンク制御情報を搬送するために使用される。アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第4のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第5のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第1のスロットに対応し、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第2のスロットに対応する。言い換えれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するスロットは、固定ではなく、変更され得る。言い換えれば、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースは、フレキシブルに変更され得る。
【0315】
固定のアップリンク制御チャネルリソースが予約される従来技術と比較して、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法では、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得ることがわかろう。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0316】
加えて、各サブフレーム中でアップリンク制御チャネルを送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースがフレキシブルに予約され示され得るので、アップリンク制御チャネルリソースのサイズは、アップリンク制御情報フィードバックの量に基づいて変更されてよく、したがって、リソースの浪費またはリソースの不足が回避され、システムリソース利用が改善される。
【0317】
任意選択で、第1のスロットおよび第2のスロットは同じサブフレームに属し得る。
【0318】
任意選択で、S301においてネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、以下の3つの実装を有し得る。
【0319】
第1の実装:ネットワークデバイスがダウンリンク制御チャネルを送り、ダウンリンク制御チャネル上で搬送されるダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0320】
第2の実装:ネットワークデバイスがダウンリンク制御チャネルを送り、ダウンリンク制御チャネルに対応するダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0321】
第3の実装:ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報フォーマットを送り、ダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0322】
任意選択で、アップリンク制御チャネルリソースは、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースであり得る。コードリソースは、アップリンク制御チャネルに対応するシーケンスのサイクリックシフトおよび/または直交拡散コードであり得る。
【0323】
任意選択で、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、
【0324】
第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを示すために使用され、アップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスが、リソースインデックスに基づいて、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースを判定するために端末デバイスによって使用されること
を含み得る。
【0325】
さらに、本出願のこの実施形態では、S301は、
【0326】
ネットワークデバイスが上位レイヤシグナリングを送り、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用されること
をさらに含み得る。
【0327】
特に、ネットワークデバイスは、異なるシナリオ要件および異なるサービス送信要件を満たすように、アップリンク制御チャネルリソースに対応するスロットをフレキシブルに構成し得、ネットワークデバイスは、上位レイヤシグナリングを使用することによって端末デバイスのために第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるすべてのアップリンク制御チャネルリソースを構成し得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティがさらに改善され、アップリンク制御情報送信性能が保証される。
【0328】
任意選択で、上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用されることは、以下の4つの実装を有し得る。
【0329】
第1の実装:
【0330】
上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを示すために使用される。
【0331】
第2の実装:
【0332】
上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックス、およびそれらのリソースインデックスに対応するシンボルまたはリソースブロックの量を示すために使用される。
【0333】
第3の実装:
【0334】
上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第4のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第5のアップリンク制御チャネルリソースセットを示すために使用される。
【0335】
第4の実装:
【0336】
上位レイヤシグナリングが、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックス、および第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを示すために使用される。
【0337】
任意選択で、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第1のスロットに対応し、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第2のスロットに対応する
【0338】
さらに、本出願のこの実施形態では、S301は、
【0339】
ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することと、
ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに基づいてダウンリンク制御情報中の第1の情報を判定することと
をさらに含み得る。
【0340】
特に、上記のステップは、ネットワークデバイスによって第1の情報を判定する実装を提供する。ネットワークデバイスは、最初に、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定し、次いで、アップリンク制御チャネルリソースに基づいてダウンリンク制御情報中の第1の情報を判定する。
【0341】
ネットワークデバイスは、異なる適用シナリオおよび異なるサービス要件に基づいてアップリンク制御チャネルリソースを判定することがあり、第1の情報は、異なる適用シナリオおよび異なるサービスにフレキシブルにマッチするために、アップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0342】
本出願のこの実施形態は、第1の情報の特定の実装に対していかなる特別な限定をも課さず、第1の情報は要件に基づいて設定されることに留意されたい。
【0343】
任意選択で、特定の実装では、第1の情報が2ビット情報フィールドに対応する場合、ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに基づいてダウンリンク制御情報中の第1の情報を判定することは、
【0344】
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが00であると判定すること、
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第2のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが01であると判定すること、
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第3のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが10であると判定すること、または
アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第4のアップリンク制御チャネルリソースである場合、ネットワークデバイスが、第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが11であると判定すること
を含み得る。
【0345】
第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットにすべて属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なるアップリンク制御チャネルリソースセットからの少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む。少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第4のアップリンク制御チャネルリソースセットから来て、少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第5のアップリンク制御チャネルリソースセットから来る。
【0346】
さらに、ダウンリンク制御情報は第2の情報をさらに含むことがあり、第2の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのサブフレームを示すために使用される。
【0347】
特に、ダウンリンク制御情報がサブフレームn中で搬送される場合、アップリンク制御情報はサブフレームn+k中で搬送され、nは0以上の整数であり、kは0以上の整数であり、kの値は第2の情報に基づいて判定される。
【0348】
kが0に等しいとき、ダウンリンク制御情報およびアップリンク制御情報は同じサブフレーム中で搬送され得、したがって、高速なHARQ再送信が実施され得、比較的小さいレイテンシのサービス要件が満たされ得、また、kが0よりも大きいとき、アップリンク制御情報は、ダウンリンク制御情報が搬送されるサブフレームに後続するサブフレーム中で搬送され、したがって、厳しいレイテンシ要件を有しないサービスの要件が満たされ得ることがわかろう。第2の情報を使用することは、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティを改善する。
【0349】
さらに、ダウンリンク制御情報は第3の情報をさらに含むことがあり、第3の情報は、チャネル状態情報の報告をトリガするために使用され、アップリンク制御情報はチャネル状態情報である。
【0350】
本出願のこの実施形態は、チャネル状態情報の定義および実装に対していかなる特別な限定をも課さないことに留意されたい。たとえば、チャネル状態情報は、チャネル品質情報、コード行列指示、レイヤ量指示、およびビーム関係情報を含み得る。
【0351】
任意選択で、ダウンリンク制御情報は、ダウンリンク共有チャネル送信をスケジュールするために使用され、アップリンク制御情報は、ダウンリンク共有チャネル送信に対応するハイブリッド自動再送要求フィードバックである。
【0352】
S302.端末デバイスがダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含む。
【0353】
第1の情報は、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0354】
アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第4のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第5のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第1のスロットに対応し、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第2のスロットに対応する。
【0355】
特に、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送られたダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報は第1の情報を含み、第1の情報はアップリンク制御チャネルリソースを示し、アップリンク制御チャネルリソースは、アップリンク制御情報を搬送するために使用される。アップリンク制御チャネルリソースは第1のアップリンク制御チャネルリソースセットに属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第4のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第5のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第1のスロットに対応し、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第2のスロットに対応する。言い換えれば、アップリンク制御情報を搬送するために使用され第1の情報によって示される、予約されたアップリンク制御チャネルリソースに対応するスロットは、固定ではなく、変更され得る。言い換えれば、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースは、フレキシブルに変更され得る。
【0356】
したがって、固定のアップリンク制御チャネルリソースが予約される従来技術と比較して、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法では、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善される。
【0357】
加えて、各サブフレーム中でアップリンク制御チャネルを送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースがフレキシブルに予約され示され得るので、アップリンク制御チャネルリソースのサイズは、アップリンク制御情報フィードバックの量に基づいて変更されてよく、したがって、リソースの浪費またはリソースの不足が回避され、システムリソース利用が改善される。
【0358】
任意選択で、S302において端末デバイスがダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、以下の3つの実装を有し得る。
【0359】
第1の実装:端末デバイスがダウンリンク制御チャネルを受信し、ダウンリンク制御チャネル上で搬送されるダウンリンク制御情報が第1の情報を含み、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0360】
第2の実装:端末デバイスがダウンリンク制御チャネルを受信し、ダウンリンク制御チャネルに対応するダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0361】
第3の実装:端末デバイスがダウンリンク制御情報フォーマットを検出し、ダウンリンク制御情報フォーマットが第1の情報フィールドを含み、第1の情報フィールドが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用される。
【0362】
さらに、本出願のこの実施形態では、S302は、
【0363】
端末デバイスが上位レイヤシグナリングを受信することと、
端末デバイスが上位レイヤシグナリングに基づいて第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定することと
をさらに含み得る。
【0364】
特に、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送られた上位レイヤシグナリングを受信し、端末デバイスは、上位レイヤシグナリングを使用することによって、ネットワークデバイスによって構成された第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるすべてのアップリンク制御チャネルリソースを知り得る。端末デバイスは、異なるシナリオ要件および異なるサービス要件に基づいてネットワークデバイスによってフレキシブルに構成されたアップリンク制御チャネルリソースを知り得るので、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティがさらに改善され、アップリンク制御情報送信性能が保証される。
【0365】
任意選択で、端末デバイスが上位レイヤシグナリングに基づいて第1のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定することは、以下の4つの実装を有し得る。
【0366】
第1の実装:端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを判定する。
【0367】
第2の実装:端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックス、およびそれらのリソースインデックスに対応するシンボルまたはリソースブロックの量を判定する。
【0368】
第3の実装:端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第4のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第5のアップリンク制御チャネルリソースセットを判定する。
【0369】
第4の実装:
【0370】
端末デバイスが、上位レイヤシグナリングに基づいて、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックス、および第1のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれる第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中のアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを判定する。
【0371】
任意選択で、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第1のスロットに対応し、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第2のスロットに対応する
【0372】
任意選択で、第1の情報が2ビット情報フィールドに対応する場合、第1の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを示すために使用されることは、
【0373】
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが00である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第1のアップリンク制御チャネルリソースであること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが01である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第2のアップリンク制御チャネルリソースであること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが10である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第3のアップリンク制御チャネルリソースであること、または
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが11である場合、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが第4のアップリンク制御チャネルリソースであること
であり得る。
【0374】
第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットにすべて属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なるアップリンク制御チャネルリソースセットからの少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む。少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第4のアップリンク制御チャネルリソースセットから来て、少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第5のアップリンク制御チャネルリソースセットから来る。
【0375】
このステップにおいて、ダウンリンク制御情報、アップリンク制御情報、アップリンク制御チャネルリソース、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット、第1の情報、シンボル、リソースブロック、スロット、サブフレーム、および他の態様についての説明は、本出願のこの実施形態におけるS301の説明と同じであり、原理は同様であることに留意されたい。詳細についてここで再び説明されない。
【0376】
S303.端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定する。
【0377】
任意選択で、S303において端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することは、以下の2つの実装を有し得る。
【0378】
第1の実装:
【0379】
端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスを判定し、
端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックスに基づいて、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースを判定する。
【0380】
第2の実装:
【0381】
端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのシンボル上でアップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルに対応するリソースインデックスを判定し、
端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースに対応するインデックスに基づいて、アップリンク制御チャネルに対応する時間周波数領域リソースおよび/またはコードリソースを判定する。
【0382】
任意選択で、第1の情報が2ビット情報フィールドに対応する場合、端末デバイスが、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定することは、
【0383】
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが00である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第1のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが01である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第2のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること、
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが10である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第3のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること、または
第1の情報に対応する2ビット情報フィールドが11である場合、端末デバイスは、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースが、上位レイヤシグナリングを使用することによって構成された第4のアップリンク制御チャネルリソースであると判定すること
を含み得る。
【0384】
第1のアップリンク制御チャネルリソース、第2のアップリンク制御チャネルリソース、第3のアップリンク制御チャネルリソース、および第4のアップリンク制御チャネルリソースは、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットにすべて属し、第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、異なるアップリンク制御チャネルリソースセットからの少なくとも2つのアップリンク制御チャネルリソースを含む。少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第4のアップリンク制御チャネルリソースセットから来て、少なくとも1つのアップリンク制御チャネルリソースは第5のアップリンク制御チャネルリソースセットから来る。
【0385】
S304.端末デバイスが、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送る。
【0386】
特に、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送るために端末デバイスによってどんな既存の処理方法でも使用され得る。たとえば、アップリンク制御情報上でチャネルコーディング、変調、およびマッピングを実施することなどのステップが含まれ得る。本出願のこの実施形態は、それに対していかなる特別な限定をも課さない。
【0387】
S305.ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信する。
【0388】
任意選択で、ダウンリンク制御情報が第2の情報をさらに含み、第2の情報が、アップリンク制御情報を搬送するためのサブフレームを示すために使用される場合、このステップは、
【0389】
ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのサブフレーム中のアップリンク制御情報を搬送するためのシンボル上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信すること
をさらに含み得る。
【0390】
本出願のこの実施形態では、ステップS301からS305の順序は限定されず、ステップS301からS305の間の相互従属性も限定されないことに留意されたい。
【0391】
本出願のこの実施形態では、ダウンリンク制御情報、アップリンク制御情報、アップリンク制御チャネルリソース、第1のアップリンク制御チャネルリソースセット、第1の情報、第2の情報、第3の情報、シンボル、リソースブロック、スロット、サブフレーム、アップリンク制御チャネルリソースに対応するリソースインデックス、および他の態様についての説明は、本出願の方法実施形態1における説明と同じであり、原理は同様であることに留意されたい。詳細についてここで再び説明されない。
【0392】
以下で、特定の例を使用することによって本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法について詳細に説明する。
【0393】
第1のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第4のアップリンク制御チャネルリソースセットおよび第5のアップリンク制御チャネルリソースセットを含み、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第1のスロットに対応し、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中に含まれるアップリンク制御チャネルリソースは第2のスロットに対応する。
【0394】
第4のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第1のアップリンク制御チャネルリソースおよび第2のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第1のアップリンク制御チャネルリソースおよび第2のアップリンク制御チャネルリソースは、第1のスロット中に含まれるアップリンクシンボルに対応する。
【0395】
第5のアップリンク制御チャネルリソースセットは、第3のアップリンク制御チャネルリソースおよび第4のアップリンク制御チャネルリソースを含み、第3のアップリンク制御チャネルリソースおよび第4のアップリンク制御チャネルリソースは、第2のスロット中に含まれるアップリンクシンボルに対応する。
【0396】
図10は、本出願の一実施形態による情報送信方法の実施形態3におけるアップリンク制御チャネルリソースの概略構造図である。図10に示されているように、説明のための一例として2つのスロットが使用される。スロットの通し番号は、それぞれスロット0およびスロット1である。
【0397】
特に、スロット0中の第1のシンボル上で搬送されるDCIを使用することによってスケジュールされるPDSCH送信は、スロット0中で搬送される。DCIは、第1の情報を使用することによって、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックがスロット0中で送信されるべきことを示し、言い換えれば、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックが、第4のアップリンク制御チャネルリソースセット中の第1のアップリンク制御チャネルリソースを使用することによって送信されるべきことを示す。このようにして、高速なHARQフィードバックが実施され、サービスレイテンシが低減される。
【0398】
スロット0中の第1のシンボル上で搬送されるDCIを使用することによってスケジュールされるPDSCH送信がスロット0およびスロット1中で搬送される場合、DCIは、第1の情報を使用することによって、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックがスロット1中で送信されるべきことを示し、言い換えれば、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックが、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中の第3のアップリンク制御チャネルリソースを使用することによって送信されるべきことを示す。加えて、DCIを使用することによってスケジュールされるPDSCH送信がスロット0中で搬送される場合でも、PDSCH送信に対応するデータのレイテンシ要件が低い場合、DCI中の第1の情報は、PDSCH送信に対応するHARQフィードバックが、第5のアップリンク制御チャネルリソースセット中の第3のアップリンク制御チャネルリソースを使用することによって送信されるべきことを示すために使用され得、したがって、HARQフィードバックがスロット0中で送信される必要があるので、GPがスロット0に導入されるのを防止され、GPオーバーヘッドが低減される。このようにして、1つのサブフレームに2つのGPを導入する必要がなくなり、リソース利用が改善される。
【0399】
本出願のこの実施形態は、ネットワークデバイスがダウンリンク制御情報を送り、ダウンリンク制御情報が第1の情報を含むことと、端末デバイスが、ダウンリンク制御情報を受信し、第1の情報に基づいて、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソースを判定し、アップリンク制御チャネルリソースを使用することによってネットワークデバイスにアップリンク制御情報を送ることと、ネットワークデバイスが、アップリンク制御情報を搬送するためのアップリンク制御チャネルリソース上で、端末デバイスによって送られたアップリンク制御情報を受信することとを含む、情報送信方法を提供する。したがって、本出願のこの実施形態において提供される情報送信方法によれば、第1の情報は、各サブフレーム中でアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンク制御チャネルリソースをフレキシブルに予約し示すために使用され得る。このようにして、アップリンク制御チャネルリソースの構成フレキシビリティが改善され、システムリソース利用が改善される。
【0400】
以下で、本出願の実施形態において提供される端末デバイスおよびネットワークデバイスについて説明する。本デバイスは、上記の方法と1対1の対応にあり、上記の方法実施形態における情報送信方法を実装するために使用され、上記の方法と同じ技術的特徴および技術的効果を有する。詳細について本出願の実施形態では再び説明されない。
【0401】
一体化されたユニットが使用されるとき、図11は、上記の方法実施形態における端末デバイスの可能な概略構造図である。図11は、本出願の一実施形態による端末デバイスの実施形態1の概略構造図である。図11に示されているように、端末デバイスは、トランシーバユニット11および処理ユニット12を含む。処理ユニット12は、端末デバイスのアクションを制御し、管理し、かつ実施するように構成される。トランシーバユニット11は、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信をサポートするように構成される。端末デバイスは、端末デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニットをさらに含み得る。
【0402】
一体化されたユニットが使用されるとき、図12は、上記の実施形態におけるネットワークデバイスの可能な概略構造図である。図12は、本出願の一実施形態によるネットワークデバイスの実施形態1の概略構造図である。図12に示されているように、ネットワークデバイスは、トランシーバユニット21および処理ユニット22を含み得る。処理ユニット22は、ネットワークデバイスのアクションを制御し、管理し、かつ実施するように構成される。トランシーバユニット21は、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間の通信をサポートするように構成される。ネットワークデバイスは、ネットワークデバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニットをさらに含み得る。
【0403】
端末デバイスおよびネットワークデバイスは、図2から図10に示されている方法実施形態における情報送信方法を実施するように構成され得る。たとえば、端末デバイス中のトランシーバユニット11は、図2のS102およびS104、図5のS202およびS204、ならびに図9のS302およびS304を実施するように構成されることがあり、端末デバイス中の処理ユニット22は、図2のS103、図5のS203、および図9のS303を実施するように構成されることがあり、ネットワークデバイス中のトランシーバユニット11は、図2のS101およびS105、図5のS201およびS205、ならびに図9のS301およびS305を実施するように構成されることがある。
【0404】
処理ユニットは、プロセッサまたはコントローラであってよく、たとえば、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せであり得る。処理ユニットは、本出願で開示される内容に関して説明される論理ブロック、モジュール、および回路の様々な例を実装または実行し得る。代替として、処理ユニットは、コンピューティング機能を実装する組合せ、たとえば、1つもしくは複数のマイクロプロセッサの組合せまたはDSPとマイクロプロセッサの組合せであり得る。トランシーバユニットは、トランシーバ、トランシーバ回路などであり得る。記憶ユニットはメモリであり得る。
【0405】
以下で、本出願の実施形態において提供される端末デバイスおよびネットワークデバイスについて説明する。本デバイスは、上記の方法と1対1の対応にあり、上記の方法実施形態における情報送信方法を実装するために使用され、上記の方法と同じ技術的特徴および技術的効果を有する。詳細について本出願の実施形態では再び説明されない。
【0406】
図13は、上記の方法実施形態における端末デバイスの可能な概略構造図である。図13は、本出願の一実施形態による端末デバイスの実施形態の概略構造図である。図13に示されているように、端末デバイスは、トランシーバ31およびプロセッサ32を含む。プロセッサ32は、端末デバイスのアクションを制御し、管理し、かつ実施するように構成される。トランシーバ31は、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信をサポートするように構成される。端末デバイスは、端末デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニットをさらに含み得る。
【0407】
一体化されたユニットが使用されるとき、図14は、上記の実施形態におけるネットワークデバイスの可能な概略構造図である。図14は、本出願の一実施形態によるネットワークデバイスの実施形態1の概略構造図である。図14に示されているように、ネットワークデバイスは、トランシーバ41およびプロセッサ42を含み得る。プロセッサ42は、ネットワークデバイスのアクションを制御し、管理し、かつ実施するように構成される。トランシーバ41は、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間の通信をサポートするように構成される。ネットワークデバイスは、ネットワークデバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニットをさらに含み得る。
【0408】
端末デバイスおよびネットワークデバイスは、図2から図10に示されている方法実施形態における情報送信方法を実施するように構成され得る。たとえば、端末デバイス中のトランシーバ31は、図2のS102およびS104、図5のS202およびS204、ならびに図9のS302およびS304を実施するように構成されることがあり、端末デバイス中のプロセッサ32は、図2のS103、図5のS203、および図9のS303を実施するように構成されることがあり、ネットワークデバイス中のトランシーバ41は、図2のS101およびS105、図5のS201およびS205、ならびに図9のS301およびS305を実施するように構成されることがある。
【0409】
本出願の実施形態で開示される内容に関して説明される方法またはアルゴリズムステップは、ハードウェアを使用することによって実装され得るか、またはプロセッサによってソフトウェア命令を実行することによって実装され得る。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールを含み得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(Erasable Programmable ROM、EPROM)、電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルハードディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD−ROM)、または当技術分野でよく知られている任意の他の形態の記憶媒体に記憶され得る。例として使用される記憶媒体はプロセッサに結合され、したがって、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取ることができ、かつ記憶媒体に情報を書き込むことができる。もちろん、記憶媒体はプロセッサの一部であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に配置され得る。加えて、ASICは基地局または端末中に配置され得る。もちろん、プロセッサおよび記憶媒体は、基地局または端末中の個別構成要素として働き得る。
【0410】
上記の例のうちの1つまたは複数では、本出願の実施形態において説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを使用することによって実装され得ることを当業者は認識されたい。本出願がソフトウェアを使用することによって実装されるとき、これらの機能は、コンピュータ可読媒体中の1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体に記憶され得るか、または送信され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含み、通信媒体は、ある場所から別の場所にコンピュータプログラムを送信するのを助ける任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータにとってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であり得る。
【0411】
方法実施形態におけるすべてまたはいくつかのステップは、関係するハードウェアに命令するプログラムを使用することによって実装され得ることを当業者は理解されよう。プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。プログラムが実行されたとき、方法実施形態におけるステップが実施される。記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなど、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14