【実施例】
【0050】
本発明について、以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれにより限定されるものではない。配合量は特記しない限り、その成分が配合される系に対する質量%で示す。
実施例の説明に先立ち本発明で用いた試験の評価方法について説明する。
【0051】
評価(1):油分との相溶性
共重合体を各種油分に85℃で溶解させた時の油分との相溶性を、目視により観察した。
A:相溶した。
B:わずかに沈殿が見られた。
C:全く相溶しなかった。
【0052】
評価(2):ゲル化能
共重合体を各種油分に85℃で5%溶解させた後、撹拌しながら35℃まで冷却させた時の状態について、傾斜法により、流動性のない状態をゲルと判定した。
A:ゲル化した。
B:わずかにゲル化した。
C:ゲル化しなかった。
【0053】
評価(3):透明性
試料の透明性を目視により評価した。
【0054】
評価(4):粘度
室温(25℃)で保存した製造後1時間経過した試料を、B型粘度計(BL型、12rpm)にて測定した。
【0055】
評価(5):乳化粒子径
試料調製後の乳化粒子の平均粒子径を顕微鏡観察により評価した。
【0056】
はじめに、本発明にかかる共重合体の製造方法を以下に示す。
還流冷却器、温度計、窒素ガス導入管及び撹拌機が取り付けられた容量1リットルの四つ口フラスコに、各試験例に示す割合(モル比)の疎水性モノマーおよび親水性モノマーの混合物(合計100質量部)とエタノール250質量部を仕込み、窒素気流下、昇温した。還流状態(約80℃)となった時点で、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル1質量部を添加し、4時間還流状態を維持することで重合反応を進行させた。次いで、溶液から溶媒を留去した後、再度エタノールを加えることで固形分濃度50質量%の共重合体(樹脂溶液)を得た。
【0057】
本発明者らは、共重合体のゲル化能について検討を行った。すなわち、下記表1に示す疎水性モノマーおよび親水性モノマーを用いた共重合体を、上記製造方法により製造し、上記評価方法(1)および(2)について評価した。なお、油分としては2−エチルヘキサン酸セチルを用いた。結果を表1に示す。
なお、以下の表において、疎水性モノマーと親水性モノマーの配合割合は、モル比で示されている。
【0058】
以下の表中において、疎水性モノマーと親水性モノマーは、略称で示してある。
表中における疎水性モノマーの化合物名は、以下の通りである。
SA:アクリル酸ステアリル(一般式(1)で示されるモノマー、R
1=ステアリル基、R
2=水素)
BEA:アクリル酸ベヘニル(一般式(1)で示されるモノマー、R
1=ベヘニル基、R
2=水素)
2EHA:アクリル酸2−エチルヘキシル(一般式(1)で示されるモノマー、R
1=2−エチルヘキシル基、R
2=水素)
LA:アクリル酸ラウリル(一般式(1)で示されるモノマー、R
1=ラウリル基、R
2=水素)
CA:アクリル酸セチル(一般式(1)で示されるモノマー、R
1=セチル基、R
2=水素)
【0059】
表中における親水性モノマーの正式な化合物名は、以下の通りである。
HEAA:N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド(一般式(3)で示されるモノマー、R
5=水素、R
6=2−ヒドロキシエチル基)
Aa:アクリル酸(一般式(2)で示されるモノマー、R
3=水素、R
4=水素)
AMPS:2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(一般式(3)で示されるモノマー、R
5=水素、R
6=一般式(4)で示される置換基)
DAAM:ダイアセトンアクリルアミド(下記一般式(5)で示されるモノマー)
NIPAM:N−イソプロピルアクリルアミド(一般式(3)で示されるモノマー、R
5=水素、R
6=2−イソプロピル基)
HEMA:メタクリル酸2−ヒドロキシエチル(一般式(2)で示されるモノマー、R
3=2−ヒドロキシエチル基、R
4=メチル基)
HEA:アクリル酸2−ヒドロキシエチル(一般式(2)で示されるモノマー、R
3=2−ヒドロキシエチル基、R
4=水素)
GLM:メタクリル酸グリセリル(一般式(2)で示されるモノマー、R
3=グリセリル基、R
4=メチル基)
QA:N,N,N,−トリメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロピル)−アンモニウムクロライド(下記一般式(6)で示されるモノマー)
AE−400:アクリル酸PEG−10(下記一般式(7)で示されるモノマー)
AP−400:アクリル酸PPG−6(一般式(2)で示されるモノマー、R
3=−(C
3H
6O)
nH(n=6)、R
4=水素)
HPMA:メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル(一般式(2)で示されるモノマー、R
3=2−ヒドロキシプロピル基、R
4=メチル基)
HBMA:メタクリル酸2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル(一般式(2)で示されるモノマー、R
3=2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル基、R
4=メチル基)
【0060】
【化9】
【0061】
【化10】
【0062】
【化11】
【0063】
【表1】
【0064】
表1によれば、アクリル酸ステアリルおよびN−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミドからなる共重合体(試験例1−1)は、5%の配合で著しいゲル化能を有していた。
また、アクリル酸ベヘニルおよびN−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミドからなる共重合体(試験例1−2)も、5%の配合で著しいゲル化能を有していた。
【0065】
そこで、本発明者らは、試験例1−2の共重合体を含む油性ゲルの特性について検討を行った。
すなわち、試験例1−2の共重合体、公知の油性ゲル化剤(ジメチルシリル化無水ケイ酸、パルミチン酸デキストリン、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、マイクロクリスタリンワックス)を5%用いた油性ゲルについて、上記評価方法(1)および(2)について評価した。なお、油分としては2−エチルヘキサン酸セチルまたはオレフィンオリゴマー30を用いた。結果を表2に示す。
【0066】
公知の油性ゲル化剤としては、以下の商品を用いて検討を行った。
ジメチルシリル化無水ケイ酸:アエロジルR972(日本アエロジル社製)
パルミチン酸デキストリン:レオパールKL(千葉製粉社製)
(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル:ノムコートHK−G(日清製油社製)
マイクロクリスタリンワックス:パーミック160(日興リカ社製)
【0067】
また、上記評価方法(2)について評価した後、各試料のレオロジー測定も行った。すなわち、コーンプレート型粘弾性測定機MCR302(Anton Paar Germany GmbH社製)を用い、測定治具として、プレートPP25(Radius 0.5mm)を用い、貯蔵弾性率G’と損失弾性率G’’を測定した。測定条件は、γ=0.05〜500%、f=1Hz、測定温度は20℃で行った。
油分としては、2−エチルヘキサン酸セチルの他に、水添ポリデセンを用いて測定を行った。結果を、それぞれ
図1、
図2に示す。
【0068】
さらに、試験例1−2の試料、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、マイクロクリスタリンワックスについては、温度を変化させた場合のレオロジー測定も行った。測定装置は上記の装置で、測定条件は、γ=1%、f=1Hz、測定温度は0〜60℃で行った。
油分としては、2−エチルヘキサン酸セチル、水添ポリデセンを用いて測定を行った結果を、それぞれ
図3、
図4に示す。
【0069】
【表2】
【0070】
表2によれば、全ての油性ゲル化剤は、2−エチルヘキサン酸セチルおよびオレフィンオリゴマーに85℃で溶解したが、組み合わせによりゲル化しないものもあった。
試験例1−2の試料、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、マイクロクリスタリンワックスは、いずれの油分ともゲルを形成することができた。
【0071】
図1および
図2によれば、試験例1−2の試料が最もひずみに対して強く、明瞭な線形領域が存在することがわかった。
一方、その他の試料は低ひずみ側のG’は高いがひずみに対して弱く、線形領域がほとんど存在しなかった。
【0072】
図3および
図4によれば、どちらの油分の場合も、試験例1−2の試料は60℃付近まで安定だった。
また、2−エチルヘキサン酸セチルを用いた場合、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、マイクロクリスタリンワックスは破壊領域にあり、温度によらず不安定であった。
また、水添ポリデセンを用いた場合、マイクロクリスタリンワックスは破壊領域にあり、温度によらず不安定であった。
【0073】
以上のことから、本発明にかかる共重合体から得られた油性ゲル状組成物が最もひずみと温度安定性に優れていることがわかった。
【0074】
次に、共重合体を構成する疎水性モノマーの種類を検討した。すなわち、本発明者らは下記表3に示す疎水性モノマーおよび親水性モノマーを用いた共重合体を、上記製造方法により製造し、上記評価方法(1)および(2)について評価した。なお、油分としては2−エチルヘキサン酸セチルを用いた。結果を表3に示す。
【0075】
【表3】
【0076】
表3によると、疎水性モノマーとして、(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C8〜C12)を用いた場合(試験例2−1、2−2)、油性ゲル化剤として機能しないことがわかる。
一方、疎水性モノマーとして、(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C16〜C22)を用いた共重合体は、優れた油性ゲル化剤であった。
【0077】
次に、共重合体を構成する親水性モノマーの種類を検討した。すなわち、本発明者らは下記表4および表5に示す疎水性モノマーおよび親水性モノマーを用いた共重合体を、上記製造方法により製造し、上記評価方法(1)および(2)について評価した。なお、油分としては2−エチルヘキサン酸セチルを用いた。結果を表4および表5に示す。
【0078】
【表4】
【0079】
【表5】
【0080】
表4および表5によると、共重合体を構成する疎水性モノマーとして(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C16〜C22)を用いた場合でも、親水性モノマーの種類により油性ゲル化剤として機能しないものもあることがわかる。
【0081】
以上のことから、本発明にかかる共重合体は、一般式(1)で示される疎水性モノマー疎水性モノマーと、一般式(2)および/または一般式(3)で示される親水性モノマーと、を含むことが必要である。
【0082】
このような本発明の共重合体は、安定な油性ゲル状組成物を調製できる油性ゲル化剤であって、油分との相溶性も良好である。また、油分との相溶性およびゲル化能を考慮すると、親水性モノマーとして、N-(2-ヒドロキシエチル)アクリルアミド(HEAA)、アクリル酸2−ヒドロキシエチル (HEA)、メタクリル酸グリセリル(GLM)を用いることが好ましい。
【0083】
次に、共重合体を構成する疎水性モノマーと親水性モノマーの割合(モル比)について検討を行った。すなわち、本発明者らは下記表6に示す疎水性モノマーおよび親水性モノマーを用いた共重合体を、上記製造方法により製造し、上記評価方法(1)〜(3)について評価した。なお、油分としては2−エチルヘキサン酸セチルを用いた。また、共重合体のHLBについても算出した。結果を表6に示す。
【0084】
【表6】
【0085】
表6によると、親水性モノマーの割合(および共重合体のHLB)が高すぎると、ゲル化しなかった。
また、疎水性モノマーの割合が高すぎると、不透明になることがわかった。また、ゲルの性状も固体っぽくなってしまった。
【0086】
したがって、本発明にかかる共重合体を油性ゲル化剤として用いる場合、疎水性モノマーと親水性モノマーの割合、すなわち疎水性モノマー:親水性モノマーが、3:7〜8:2(モル比)であることが好ましい。また、共重合体のHLBが2〜10であることが好ましい。
【0087】
次に、油性ゲル化剤として用いる場合の共重合体の油分中の配合量について検討を行った。すなわち、本発明者らは、上記製造方法により製造した油性ゲル化剤を配合した下記表7に示す油性ゲルを、上記評価方法(1)〜(3)について評価した。なお、油分としては2−エチルヘキサン酸セチルを用いた。結果を表7に示す(配合量は質量%で示してある)。
なお、SA 50/HEAA 50はアクリル酸ステアリル:N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド=50:50(モル比)からなる共重合体であって、BEA 60/HEAA 40はアクリル酸ベヘニル:N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド=60:40(モル比)からなる共重合体である。
【0088】
【表7】
【0089】
表7によると、油性ゲル化剤の配合量が少なすぎるとゲル化能に劣り、油性ゲル化剤の配合量が多すぎると、油分との相溶性に劣ってしまうことがわかる。
したがって、本発明にかかる共重合体を油性ゲル化剤として用いる場合、油性ゲル化剤の配合量は、組成物中2質量%以上が好ましく、3質量%以上がより好ましい。また、油性ゲル化剤の配合量は、組成物中10質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましい。
【0090】
次に、本発明者らは、本発明の共重合体を油性ゲル化剤として用いる場合の油分の種類について検討を行った。すなわち、上記製造方法により製造した油性ゲル化剤を配合した下記表8に示す油性ゲルを、上記評価方法(1)および(2)について評価した。結果を表8に示す(配合量は質量%で示してある)。
【0091】
【表8】
【0092】
表8によると、油分として、2−エチルヘキサン酸セチルの代わりに他のエステル油、炭化水素油、アルコールを用いた場合も、油性ゲルが得られた。
しかし、シリコーン油を用いた場合には、油性ゲルは得られなかった。
したがって、本発明にかかる共重合体を油性ゲル化剤として用いる場合、油分として、炭化水素油、エステル油、アルコールを含むことが好ましい。また、油分として、シリコーン油を含まないことが好ましい。
【0093】
次に、本発明の上記製造方法で得られた共重合体を用いて製造した油性ゲル状組成物を配合した油中水型乳化化粧料について検討を行った。すなわち、本発明者らは、下記製造方法により下記表9に示す油中水型乳化化粧料を調製し、上記評価方法(4)および(5)について評価した。結果を表9に示す。
【0094】
なお、BEA 60/GLM 40はアクリル酸ベヘニル:メタクリル酸グリセリル=60:40(モル比)からなる共重合体である。
また、表9では、乳化粒子径が15μm以下のものを総合評価○、乳化粒子径が15μmより大きいものを総合評価×と評価した。
【0095】
(製造方法)
(1)〜(5)を90℃で溶解させた後、25℃まで氷冷し、油性ゲル状組成物を得た。その後、(6)を混合し、ディスパー(4000rpm)で混合させ、油中水型乳化化粧料を得た。
【0096】
【表9】
【0097】
表9によると、公知の油性ゲル化剤であるパルミチン酸デキストリンを用いた油性ゲル状組成物を配合したものよりも、本発明にかかる共重合体を配合した油中水型乳化化粧料の方が、乳化粒子径の小さいものが製造可能であることがわかった。
【0098】
以下に、本発明の共重合体を用いて得た油性ゲル状組成物を配合した油性化粧料または油中水型乳化化粧料の処方例を挙げる。本発明はこれらの処方例によって限定されるものではない。
【0099】
〔処方例1:リップグロス組成物〕
配合成分 質量%
(1)リンゴ酸ジイソステアリル 39.9
(2)BEA 60/HEAA 40 6.0
(3)水添レシチン 0.1
(4)ヒマシ油 5.0
(5)流動パラフィン 5.0
(6)重質流動イソパラフィン 40.0
(7)4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 0.5
(8)ステアリン酸カルシウム 0.5
(9)酸化チタン被覆合成金雲母 1.0
(10)酸化チタン被覆ガラス末 1.0
(11)ジプロピレングリコール 1.0
<製造方法>
1:成分(1)〜(3)を95℃で溶解混合させる。
2:成分(4)〜(11)を85℃で溶解混合させる。
3:2を1に徐々に添加し、攪拌混合させる。
得られたリップグロス組成物の粘度は85,100mPa・s(30℃)であり、安定性は良好であった。
【0100】
〔処方例2:リップグロス組成物〕
配合成分 質量%
(1)リンゴ酸ジイソステアリル 39.9
(2)BEA 60/GLM 40 6.0
(3)水添レシチン 0.1
(4)ヒマシ油 5.0
(5)流動パラフィン 5.0
(6)重質流動イソパラフィン 40.0
(7)4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 0.5
(8)ステアリン酸カルシウム 0.5
(9)酸化チタン被覆合成金雲母 1.0
(10)酸化チタン被覆ガラス末 1.0
(11)ジプロピレングリコール 1.0
<製造方法>
1:成分(1)〜(3)を95℃で溶解混合させる。
2:成分(4)〜(11)を85℃で溶解混合させる。
3:2を1に徐々に添加し、攪拌混合させる。
得られたリップグロス組成物の粘度は69,200mPa・s(30℃)であり、安定性は良好であった。
【0101】
〔処方例3:マスカラ下地組成物〕
配合成分 質量%
(1)軽質イソパラフィン 41.46
(2)マイクロクリスタリンワックス 20.00
(3)マカデミアナッツ油 0.01
(4)ヒマワリ油 0.01
(5)イソステアリン酸 2.50
(6)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.00
(7)酢酸dl−α−トコフェロール 0.02
(8)BEA 60/GLM 40 10.00
(9)デカメチルシクロペンタシロキサン 8.00
(10)トリメチルシロキシケイ酸 10.00
(11)酸化チタン被覆マイカ 3.00
(12)ナイロン末 3.00
<製造方法>
1:成分(1)〜(8)を95℃で溶解混合させる。
2:成分(9)〜(12)を85℃で混合分散させる。
3:2を1に徐々に添加し、攪拌混合させる。
得られたマスカラ下地組成物の硬度は32(30℃)であり、安定性は良好であった。
【0102】
〔処方例4:クリーム組成物〕
配合成分 質量%
(1)水添ポリデセン 60.000
(2)ワセリン 1.000
(3)イソステアリン酸 0.100
(4)メチルシロキサン網状重合体 1.000
(5)BEA 60/HEAA 40 6.000
(6)精製水 15.437
(7)EDTA−3Na 0.100
(8)クエン酸 0.020
(9)クエン酸ナトリウム 0.080
(10)ピロ亜硫酸ナトリウム 0.003
(11)メタリン酸ナトリウム 0.010
(12)アルブチン 3.000
(13)トラネキサム酸 1.000
(14)濃グリセリン 3.000
(15)ジプロピレングリコール 3.000
(16)ポリエチレングリコール1000 1.000
(17)エタノール 5.000
(18)メチルパラベン 0.150
(19)カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.100
<製造方法>
1:成分(1)〜(5)を95℃で混合分散させる。
2:成分(6)〜(19)を70℃で混合分散させる。
3:2を1に徐々に添加し、攪拌混合させる。
得られたクリームはW/O型で粘度は27,000mPa・s(30℃)であり、安定性は良好であった。