【実施例】
【0080】
製造例1:(E)−1−クロロ−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン
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ヘキサン(600mL)中で2−クロロベンズアルデヒド(48.0mL、420mmol)および3−ペンタノン(49.7mL、470mmol)の撹拌溶液を加熱して還流させた後、BF
3OEt
2(53.6mL、420mmol)を65℃で滴下して添加した後、還流下で撹拌した。反応が完了すると、これに水を添加した。層が分離した後、収得した有機層を1Mナトリウムヒドロキシド溶液(1MのNaOH)で2回洗浄し、引き続いて分離した有機層を水で洗浄した。分離した有機層を無水硫酸マグネシウム(MgSO
4)で脱水させ、濃縮した。濃縮された残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(38.0g、収得率58%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.94(d、J=4.8Hz、3H)、6.24−6.30(m、1H)、6.78(d、J=14.0Hz、1H)、7.11−7.51(m、4H)。
【0081】
製造例2:(E)−2、4−ジクロロ−1−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン
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2、4−ジクロロベンズアルデヒドを2−クロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.4g、収得率57%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.95(dd、J=6.8、1.6Hz、3H)、6.24−6.30(m、1H)、6.72(d、J=15.6Hz、1H)、7.18−7.44(m、3H)。
【0082】
製造例3:(E)−1、2−ジクロロ−4−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン
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3、4−ジクロロベンズアルデヒドを2−クロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.2g、収得率57%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.86−1.89(m、3H)、6.19−6.34(m、2H)、7.10−7.15(m、1H)、7.33−7.40(m、2H)。
【0083】
製造例4:5−(エチルスルホニル)−1−フェニル−1H−テトラゾール
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EtOH(2.4L)中で5−メルカプト−1−フェニル−1H−テトラゾール(300.0g、1.68mol)の撹拌溶液にKOH(99.17g、1.77mol)およびブロモエタン(131.9mL、1.77mol)を添加した後、加熱して還流させた。反応が完了すると、生成混合物を室温に冷却させ、溶媒を除去し、EtOAcで希釈させ、水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して表題化合物(347.2g、100%)を生成した。アセトニトリル(1.4L)中で前記粗生成物(100.0g、484.80mmol)の撹拌溶液にウレア−水素ペルオキシド(273.63g、2.91mol)および無水フタル酸(215.43g、1.45mol)を室温で添加した後、12時間撹拌した。反応が完了すると、生成混合物を濾過した。濾過液をEtOAcで希釈させ、飽和NaHCO
3および水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をEtOAc:Hex(=1:5v/v)で沈殿させて表題化合物(101.0g、収得率87%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.52(t、J=7.4Hz、3H)、3.75(q、J=7.4Hz、2H)、7.55−7.64(m、3H)、7.65−7.71(m、2H)。
【0084】
製造例5:(E)−1、3−ジクロロ−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン
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THF(800mL)中で2、6−ジクロロベンズアルデヒド(100.0g、571.40mmol)および5−(エチルスルホニル)−1−フェニル−1H−テトラゾール(製造例4、204.22g、857.09mmol)の撹拌溶液にt−BuOK溶液(THF中で1.0M、799.95mL)を1時間にわたって−15〜−10℃(−10℃以下に維持)で滴下して添加した。反応が完了すると、生成混合物を水でクエンチ(quench)し、ヘキサンで希釈させ、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、減圧下で濃縮させた。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグレチで精製して表題化合物(60.9g、収得率57%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.98(dd、J=6.4、1.6Hz、3H)、6.22−6.31(m、1H)、6.40(dd、J=16.0、1.6Hz、1H)、7.07(t、J=8.0Hz、1H)、7.31(d、J=8.0Hz、2 H)。
【0085】
製造例6:(E)−1、2−ジクロロ−3−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン
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2、3−ジクロロベンズアルデヒドを2−クロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.2g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.94(d、J=4.8Hz、3H)、6.24−6.30(m、1H)、6.78(d、J=14.0Hz、1H)、7.11−7.51(m、3H)。
【0086】
製造例7:(E)−1−(ブタ−1−エン−1−イル)−2−クロロベンゼン
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4−ヘプタノンを3−ペンタノンの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.9g、収得率83%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.14(d、J=7.6Hz、3H)、2.29−2.33(m、2H)、6.28(dt、J=16.0、6.4Hz、1H)、6.78(d、J=15.6Hz、1H)、7.13−7.54(m、4H)。
【0087】
製造例8:(E)−1−クロロ−2−(3−メチルブタ−1−エン−1−イル)ベンゼン
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2、6−ジメチル−ヘプタン−4−オンを3−ペンタノンの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(8.0g、収得率50%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.14(d、J=6.8Hz、6H)、2.25−2.57(m、1H)、6.20(dd、J=16.0、7.2Hz、1H)、7.64(d、J=16.0Hz、1H)、7.12−7.54(m、4H)。
【0088】
製造例9:(E)−1−クロロ−2−(ペンタ−1−エン−1−イル)ベンゼン
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5−ノナノンを3−ペンタノンの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.2g、収得率50%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.89(t、J=7.0Hz、3H)、1.59−2.01(m、4H)、6.47(dt、J=16.9、6.9Hz、1H)、6.55(d、J=16.9Hz、1H)、7.03−7.21(m、2H)、7.32−7.44(m、2H)。
【0089】
製造例10:1−(2−フルオロフェニル)−トランス−1−プロペン
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2−フルオロベンズアルデヒドを2−クロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(6.67g、収得率61%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.94(d、J=6.8Hz、3H)、6.30−6.38(m、1H)、6.57(d、J=16.0Hz、1H)、7.00−7.41(m、4H)。
【0090】
製造例11:1−(2−ヨードフェニル)−トランス−1−プロペン
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2−ヨードベンズアルデヒドを2−クロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.4g、収得率65%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.95(dd、J=6.8Hz、1.6、3H)、6.09−6.18(m、1H)、6.60(dd、J=15.7、1.8Hz、1H)、6.89−7.84(m、4H)。
【0091】
製造例12:1−(2、6−ジフルオロフェニル)−トランス−1−プロペン
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2、6−ジフルオロベンズアルデヒドを2−クロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.4g、収得率52%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.95(dd、J=6.8、1.6Hz、3H)、6.24(m、1H)、6.72(d、J=15.6Hz、1H)、7.18−7.44(m、3H)。
【0092】
製造例13:1−(2、5−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン
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2、5−ジクロロベンズアルデヒドを2−クロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.1g、収得率52%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.95(dd、J=6.8、1.6Hz、3H)、6.24−6.26(m、1H)、6.72(d、J=15.6Hz、1H)、7.09−7.25(m、3H)。
【0093】
製造例14:(E)−1−クロロ−3−フルオロ−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン
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2−クロロ−6−フルオロベンズアルデヒドを2−クロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.8g、収得率42%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.98(dd、J=6.4、1.6Hz、3H)、5.88−5.93(m、1H)、6.21−6.33(m、1H)、7.07(t、J=8.0Hz、1H)、7.31(d、J=8.0Hz、2 H)。
【0094】
製造例15:3−(ベンジルオキシ)ベンズアルデヒド
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アセトニトリル(130mL)中で3−ヒドロキシベンズアルデヒド(10.0g、81.88mmol)の撹拌溶液に炭酸カリウム(13.6g、98.26mmol)およびベンジルブロミド(14.7mL、85.98mmol)を添加した後、加熱して還流させた。反応が完了すると、生成混合物を室温に冷却させ、セライト(Celite)で濾過し、減圧下で濃縮させて表題化合物(15.6g、収得率90%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ5.33(s、2H)、7.27−7.30(m、2H)、7.35−7.54(m、7H)、10.03(s、1H)。
【0095】
製造例16:(E)−1−(ベンジルオキシ)−3−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン
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3−(ベンジルオキシ)ベンズアルデヒドを2、6−ジクロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例5に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.22g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.90(dd、J=6.4、1.6Hz、3H)、5.10(s、2H)、6.21−6.30(m、1H)、6.39(dd、J=15.6、1.6Hz、1H)、6.83−7.03(m、3H)、7.20−7.54(m、6H)。
【0096】
製造例17:1−(2−ヨードフェニル)−トランス−1−ブテン
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2−ヨードベンズアルデヒドおよび4−ヘプタノンを2−クロロベンズアルデヒドおよび3−ペンタノンの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(8.5g、収得率75%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.46(t、J=7.6Hz、3H)、2.26−2.34(m、2H)、6.17(dt、J=15.6、6.6Hz、1H)、6.57(d、J=15.6Hz、1H)、6.89−7.85(m、4H)。
【0097】
製造例18:(E)−2−(ブタ−1−エン−1−イル)−1、3−ジクロロベンゼン
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2、6−ジクロロベンズアルデヒドおよび4−ヘプタノンを2−クロロベンズアルデヒドおよび3−ペンタノンの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(12.25g、収得率36%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.16(t、J=8.4Hz、3H)、2.28−2.36(m、2H)、6.24−6.38(m、2H)、7.07(t、J=8.0Hz、1H)、7.31(d、J=8.0Hz、2H)。
【0098】
製造例19:1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン
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2、6−ジクロロベンズアルデヒドおよび2、6−ジメチル−ヘプタン−4−オンを2−クロロベンズアルデヒドおよび3−ペンタノンの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.23g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.8Hz、6H)、2.53−2.58(m、1H)、6.19(dd、J=16.4、6.8Hz、1H)、6.31(d、J=16.4Hz、1H)、7.05−7.32(m、3H)。
【0099】
製造例20:1−(2、6−ジクロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン
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2、6−ジクロロベンズアルデヒドおよび6−ウンデカノンを2−クロロベンズアルデヒドおよび3−ペンタノンの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.2g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.99(t、J=7.2Hz、3H)、1.14−1.59(m、4H)、2.30−2.36(m、2H)、6.24(dt、J=16.0 6.6Hz、1H)、6.38(d、J=16.4Hz、1H)、7.05−7.33(m、3H)。
【0100】
製造例21:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール
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磁性撹拌機が装着された2000mLの丸底フラスコを440mLのtert−ブチルアルコール、440mLの水、K
3Fe(CN)
6(226.76g、687.98mmol)、K
2CO
3(95.09g、687.98mmol)、(DHQ)
2−PHAL(1.79g、2.29mmol)、K
2OsO
2(OH)4(0.17g、0.46mmol)およびメタンスルホンアミド(21.81g、229.33mmol)で満たした。混合物を1時間0℃で撹拌した。1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1、35.0g、229.33mmol)を一度に添加し、混合物を14時間激しく撹拌した。反応が完了すると、生成混合物に固体Na
2SO
3(289.05g、2293.3mmol)、水およびEtOAcを添加した後、1時間室温で撹拌した。有機層を2NのKOHおよび水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(29.86g、収得率70%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.20(d、J=6.4Hz、3H)、2.48(d、J=4.0Hz、1H)、2.92(d、J=4.4Hz、1H)、3.93−3.97(m、1H)、4.97(t、J=4.8Hz、1H)、7.22−7.51(m、4H)。
【0101】
製造例22:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール
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(DHQD)
2−PHALを(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.96g、収得率72%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.20(d、J=6.4Hz、3H)、2.48(d、J=4.0Hz、1H)、2.92(d、J=4.4Hz、1H)、3.93−3.97(m、1H)、4.97(t、J=4.8Hz、1H)、7.22−7.51(m、4H)。
【0102】
製造例23:1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール
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(E)−2、4−ジクロロ−1−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例2)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.33g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.22(d、J=6.4Hz、3H)、2.10(d、J=4.4Hz、1H)、2.71(d、J=4.8Hz、1H)、3.90−3.95(m、1H)、4.94(t、J=5.0Hz、1H)、7.31(dd、J=2.0、8.0Hz、1H)、7.40(d、J=2.0Hz、1H)、7.49(d、J=8.4Hz、1H)。
【0103】
製造例24:1−(2、4−ジクロロフェニル)−(R、R)−1、2−プロパンジオール
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(E)−2、4−ジクロロ−1−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例2)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.45g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.22(d、J=6.4Hz、3H)、2.10(d、J=4.4Hz、1H)、2.71(d、J=4.8Hz、1H)、3.90−3.95(m、1H)、4.94(t、J=5.0Hz、1H)、7.31(dd、J=2.0、8.0Hz、1H)、7.40(d、J=2.0Hz、1H)、7.49(d、J=8.4Hz、1H)。
【0104】
製造例25:(1S、2S)−1−(3、4−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−1、2−ジクロロ−4−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例3)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(6.50g、収得率74%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.13(d、J=6.4Hz、3H)、2.31(br s、1H)、2.76(br s、1H)、3.81−3.86(m、1H)、4.38−4.40(m、1H)、7.21(dd、J=8.4、2.0Hz、1H)、7.44−7.50(m、2H)。
【0105】
製造例26:(1R、2R)−1−(3、4−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−1、2−ジクロロ−4−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例3)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(7.35g、収得率75%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.13(d、J=6.4Hz、3H)、2.29(br s、1H)、2.77(br s、1H)、3.81−3.86(m、1H)、4.38−4.40(m、1H)、7.21(dd、J=8.4、2.0Hz、1H)、7.44−7.50(m、2H)。
【0106】
製造例27:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−1、3−ジクロロ−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例5)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(34.4g、収得率70%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.10(d、J=6.4Hz、3H)、2.94(s、1H)、3.30(s、1H)、4.47−4.54(m、1H)、5.24(d、J=8.0Hz、1H)、7.20(t、J=8.0Hz、1H)、7.34(d、J=8.0Hz、2H)。
【0107】
製造例28:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−1、3−ジクロロ−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例5)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(23.54g、収得率70%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.10(d、J=6.4Hz、3H)、2.87(s、1H)、3.25(s、1H)、4.47−4.54(m、1H)、5.24(d、J=8.0Hz、1H)、7.20(t、J=8.0Hz、1H)、7.34(d、J=8.0Hz、2H)。
【0108】
製造例29:1−(2、3−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール
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(E)−1、2−ジクロロ−3−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例6)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.9g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.10(d、J=6.4Hz、3H)、2.72(d、J=2.4Hz、1H)、3.10(d、J=8.4Hz、1H)、4.47−4.54(m、1H)、5.24(t、J=8.8Hz、1H)、7.18−7.20(m、3H)。
【0109】
製造例30:1−(2、3−ジクロロフェニル)−(R、R)−1、2−プロパンジオール
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(E)−1、2−ジクロロ−3−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例6)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.84g、収得率59%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.10(d、J=6.4Hz、3H)、2.72(d、J=2.4Hz、1H)、3.10(d、J=8.4Hz、1H)、4.47−4.54(m、1H)、5.24(t、J=8.8Hz、1H)、7.18−7.20(m、3H)。
【0110】
製造例31:1−(2−クロロフェニル)−(S、S)−1、2−ブタンジオール
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(E)−1−(ブタ−1−エン−1−イル)−2−クロロベンゼン(製造例7)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.36g、収得率90%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.01(t、J=7.4Hz、3H)、1.52−1.65(m、2H)、2.01(d、J=4.4Hz、1H)、2.74(d、J=5.2Hz、1H)、3.69−3.75(m、1H)、5.05(t、J=5.0Hz、1H)、7.23−7.54(m、4H)。
【0111】
製造例32:1−(2−クロロフェニル)−(R、R)−1、2−ブタンジオール
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(E)−1−(ブタ−1−エン−1−イル)−2−クロロベンゼン(製造例7)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.84g、収得率90%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.01(t、J=7.4Hz、3H)、1.52−1.65(m、2H)、2.01(d、J=4.4Hz、1H)、2.74(d、J=5.2Hz、1H)、3.69−3.75(m、1H)、5.05(t、J=5.0Hz、1H)、7.23−7.54(m、4H)。
【0112】
製造例33:1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(S、S)−1、2−ブタンジオール
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(E)−1−クロロ−2−(3−メチルブタ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例8)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.96g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.07(t、J=7.2Hz、6H)、1.83−1.89(m、1H)、1.92(d、J=5.6Hz、1H)、2.69(d、J=6.4Hz、1H)、3.53−3.56(m、1H)、5.22−5.25(m、1H)、7.23−7.55(m、4H)。
【0113】
製造例34:1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(R、R)−1、2−ブタンジオール
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(E)−1−クロロ−2−(3−メチルブタ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例8)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.2g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.07(t、J=7.2Hz、6H)、1.83−1.89(m、1H)、1.92(d、J=5.6Hz、1H)、2.69(d、J=6.4Hz、1H)、3.53−3.56(m、1H)、5.22−5.25(m、1H)、7.23−7.55(m、4H)。
【0114】
製造例35:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)ペンタン−1、2−ジオール
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(E)−1−クロロ−2−(ペンタ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例9)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.1g、収得率65%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.82(t、J=3.6Hz、3H)、1.20−1.32(m、2H)、1.34−1.49(m、2H)、3.47−3.50(m、1H)、4.47(d、J=6.4Hz、1H)、4.76(d、J=2.8Hz、1H)、5.33(s、1H)、7.23−7.27(m、1H)、7.30−7.39(m、2H)、7.55(d、J=1.6Hz、2H)。
【0115】
製造例36:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)ペンタン−1、2−ジオール
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(E)−1−クロロ−2−(ペンタ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例9)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.8g、収得率64%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.82(t、J=3.6Hz、3H)、1.20−1.32(m、2H)、1.34−1.49(m、2H)、3.47−3.50(m、1H)、4.47(d、J=6.4Hz、1H)、4.76(d、J=2.8Hz、1H)、5.33(s、1H)、7.23−7.27(m、1H)、7.30−7.39(m、2H)、7.55(d、J=1.6Hz、2H)。
【0116】
製造例37:1−(2−フルオロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール
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1−(2−フルオロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例10)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(6.46g、収得率78%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、2.43(d、J=3.6Hz、1H)、2.69(d、J=4.8Hz、1H)、3.90−3.98(m、1H)、4.78(dd、J=7.2、4.4Hz、1H)、7.04−7.50(m、4H)。
【0117】
製造例38:1−(2−フルオロフェニル)−(R、R)−1、2−プロパンジオール
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1−(2−フルオロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例10)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.29g、収得率79%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、2.43(d、J=3.6Hz、1H)、2.69(d、J=4.8Hz、1H)、3.90−3.98(m、1H)、4.78(dd、J=7.2、4.4Hz、1H)、7.04−7.50(m、4H)。
【0118】
製造例39:1−(2−ヨードフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール
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1−(2−ヨードフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例11)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.4g、収得率88%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.27(d、J=6.4Hz、3H)、2.26(br s、1H)、2.74(br s、1H)、3.99(t、J=6.0Hz、1H)、4.81(d、J=4.0Hz、1H)、7.01−7.87(m、4H)。
【0119】
製造例40:1−(2−ヨードフェニル)−(R、R)−1、2−プロパンジオール
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1−(2−ヨードフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例11)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(7.40g、収得率84%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.26(d、J=6.4Hz、3H)、2.35(br s、1H)、2.85(d、J=4.0Hz、1H)、3.98(t、J=6.2Hz、1H)、4.80(dd、J=5.0、4.4Hz、1H)、7.00−7.87(m、4H)。
【0120】
製造例41:1−(2、6−ジフルオロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール
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1−(2、6−ジフルオロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例12)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.5g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.10(d、J=6.4Hz、3H)、2.72(d、J=2.4Hz、1H)、3.10(d、J=8.4Hz、1H)、4.47−4.54(m、1H)、5.24(t、J=8.8Hz、1H)、7.18−7.36(m、3H)。
【0121】
製造例42:1−(2、5−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール
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1−(2、5−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例13)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.9g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.10(d、J=6.4Hz、3H)、2.72(d、J=2.4Hz、1H)、3.10(d、J=8.4Hz、1H)、4.47−4.54(m、1H)、5.24(t、J=8.8Hz、1H)、7.14−7.26(m、3H)。
【0122】
製造例43:1−(2、5−ジクロロフェニル)−(R、R)−1、2−プロパンジオール
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1−(2、5−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例13)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.29g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、3.66(d、J=9.2Hz、1H)、4.73(br s、2H)、5.43(t、J=9.0Hz、1H)、5.62−5.69(m、1H)、7.18−7.22(m、3H)。
【0123】
製造例44:(1S、2S)−1−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−1−クロロ−3−フルオロ−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例14)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.9g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.12(d、J=6.4Hz、3H)、2.77(br s、1H)、2.94(br s、1H)、4.26−4.29(m、1H)、5.01(t、J=7.8Hz、1H)、7.01−7.06(m、1H)、7.21−7.29(m、2H)。
【0124】
製造例45:(1S、2S)−1−(3−(ベンジルオキシ)フェニル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−1−(ベンジルオキシ)−3−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン(製造例16)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.9g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.09(d、J=6.4Hz、3H)、2.43(s、1H)、2.60(s、1H)、3.86−3.89(m、1H)、4.37(d、J=6.4Hz、1H)、5.10(s、2H)、6.93−7.02(m、3H)、7.27−7.47(m、6H)。
【0125】
製造例46:(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール
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CH
2Cl
2(80mL)中で(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27、8.0g、36.19mmol)の撹拌溶液にイミダゾール(2.96g、43.42mmol)を0℃で添加した後、30分間撹拌した。混合物にTBDMS−Cl(5.45g、36.19mmol)を0℃で添加した。反応が終了すると、生成混合物をCH
2Cl
2で希釈させ、水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(10.02g、収得率83%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.08(d、J=8.4Hz、6H)、0.93(s、9H)、1.10(d、J=6.0Hz、3H)、3.05(d、J=5.2Hz、1H)、4.44−4.50(m、1H)、5.15−5.20(m、1H)、7.11−7.15(m、1H)、7.29(d、J=8.0Hz、2H)。
【0126】
製造例47:(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン
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CH
2Cl
2(80mL)中で(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46、8.0g、23.86mmol)の撹拌溶液にN、N−ジイソメチルプロピルエチルアミン(20.9mL、119.28mmol)およびMOM−Cl(9.4mL、119.28mmol)を0℃でゆっくり添加した。混合物を室温に加温させた後、5時間撹拌した。生成混合物をCH
2Cl
2で希釈させ、H
20で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムで精製して表題化合物(8.7g、収得率96%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.15(s、6H)、0.95(s、9H)、1.00(d、J=6.4Hz、3H)、3.17(s、3H)、4.58(d、J=6.4Hz、1H)、4.68−4.73(m、1H)、4.74(d、J=6.4Hz、1H)、5.14(d、J=8.4Hz、1H)、7.14(t、J=8.0Hz、1H)、7.31(t、J=8.0Hz、2H)。
【0127】
製造例48:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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THF(87mL)中で(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47、8.7g、22.93mmol)の撹拌溶液にTBAF(1M溶液、25.2mL、25.22mmol)を室温で滴下して添加した。反応が完了すると、生成混合物をEtOAcで希釈させ、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(5.0g、収得率82%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.06(d、J=6.4Hz、3H)、3.02(s、1H)、3.35(s、3H)、4.63(d、J=6.8Hz、1H)、4.64−4.70(m、1H)、4.72(d、J=6.8Hz、1H)、7.19(t、J=8.0Hz、1H)、7.29−7.38(m、2H)。
【0128】
製造例49:(S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オン
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CH
2Cl
2(50mL)中で(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例48、5.0g、18.86mmol)の撹拌溶液にPCC(4.07g、18.86mmol)を室温で添加した。反応が完了すると、生成混合物をセライトで濾過し、CH
2Cl
2で濯ぎ、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムで精製して表題化合物(3.51g、収得率71%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ2.29(s、3H)、3.35(s、3H)、4.64(d、J=6.8Hz、1H)、4.74(d、J=6.8Hz、1H)、5.77(s、1H)、7.22(dd、J=8.8、7.6Hz、1H)、7.33(d、J=8.4Hz、2H)。
【0129】
製造例50:(1S、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール
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トルエン(33mL)中で1(S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オン(製造例49、3.3g、12.54mmol)の撹拌溶液にソジウムビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムヒドリド溶液(3.6M溶液、3.5mL、12.54mmol)を−40℃で添加した。反応が完了すると、生成混合物をEtOAcで希釈させ、水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。
MeOH(33mL)中で前記粗生成物の撹拌溶液に8NのHCl(7.8mL、62.71mmol)を室温で添加した。反応が完了すると、生成混合物をEtOAcで希釈させ、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(2.33g、収得率84%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.43(d、J=6.0Hz、3H)、3.04(d、J=10.0Hz、1H)、4.35−4.43(m、1H)、5.24(dd、J=10.0、8.4Hz、1H)、7.18(dd、J=8.4、7.2Hz、1H)、7.34(d、J=8.0Hz、2H)。
【0130】
製造例51:(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例28)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)の代わりに使用することを除いて、製造例46に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(13.69g、収得率84%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.08(d、J=8.4Hz、6H)、0.93(s、9H)、1.10(d、J=6.0Hz、3H)、3.05(d、J=5.2Hz、1H)、4.44−4.50(m、1H)、5.15−5.20(m、1H)、7.11−7.15(m、1H)、7.29(d、J=8.0Hz、2H)。
【0131】
製造例52:(5R、6R)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン
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(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例51)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(14.98g、収得率97%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.13(s、6H)、0.92(s、9H)、0.94(d、J=6.4Hz、3H)、3.15(s、3H)、4.55(d、J=6.4Hz、1H)、4.66−4.71(m、1H)、4.73(d、J=6.4Hz、1H)、5.13(d、J=8.4Hz、1H)、7.11(t、J=8.0Hz、1H)、7.29(t、J=8.0Hz、2H)。
【0132】
製造例53:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(5R、6R)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例52)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(9.09g、収得率87%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.06(d、J=6.4Hz、3H)、3.02(s、1H)、3.35(s、3H)、4.63(d、J=6.8Hz、1H)、4.64−4.70(m、1H)、4.72(d、J=6.8Hz、1H)、7.19(t、J=8.0Hz、1H)、7.29−7.38(m、2H)
【0133】
製造例54:(R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2オン
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例53)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例48)の代わりに使用することを除いて、製造例49に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.1g、収得率84%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ2.30(s、3H)、3.37(s、3H)、4.65(d、J=6.8Hz、1H)、4.76(d、J=6.8Hz、1H)、5.78(s、1H)、7.23(dd、J=8.4、7.6Hz、1H)、7.35(d、J=8.4Hz、2H)。
【0134】
製造例55:(1R、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール
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(R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オン(製造例54)を(S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オン(製造例49)の代わりに使用することを除いて、製造例50に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.59g、収得率90%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.43(d、J=6.4Hz、3H)、3.05(d、J=10.0Hz、1H)、4.35−4.43(m、1H)、5.24(dd、J=10.0、8.0Hz、1H)、7.18(dd、J=8.4、7.6Hz、1H)、7.34(d、J=8.0Hz、2H)。
【0135】
製造例56:1−(2−ヨードフェニル)−(S、S)−1、2−ブタンジオール
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1−(2−ヨードフェニル)−トランス−1−ブテン(製造例17)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(9.5g、収得率84%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.04(t、J=7.6Hz、3H)、1.60−1.71(m、2H)、2.07(br s、1H)、2.74(br s、1H)、3.71−3.76(m、1H)、4.87(d、J=4.8Hz、1H)、7.01−7.87(m、4H)。
【0136】
製造例57:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1、2−ジオール
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((E)−2−(ブタ−1−エン−1−イル)−1、3−ジクロロベンゼン(製造例18)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.4g、収得率66%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.88(t、J=7.4Hz、3H)、1.15−1.25(m、1H)、1.34−1.51(m、1H)、2.56(d、J=2.4Hz、1H)、3.06(d、J=8.4Hz、1H)、4.11−4.16(m、1H)、5.17(t、J=8.4Hz、1H)、7.08−7.12(m、1H)、7.24−7.26(m、2H)。
【0137】
製造例58:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1、2−ジオール
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(E)−2−(ブタ−1−エン−1−イル)−1、3−ジクロロベンゼン(製造例18)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(6.9g、収得率66%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.88(t、J=7.4Hz、3H)、1.15−1.25(m、1H)、1.34−1.51(m、1H)、2.56(d、J=2.4Hz、1H)、3.06(d、J=8.4Hz、1H)、4.11−4.16(m、1H)、5.17(t、J=8.4Hz、1H)、7.08−7.12(m、1H)、7.24−7.26(m、2H)。
【0138】
製造例59:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチルブタン−1、2−ジオール
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1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン(製造例19)を(1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.2g、収得率56%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.00(d、J=6.8Hz、6H)、1.58−1.66(m、1H)、2.37(d、J=3.6Hz、1H)、3.14(d、J=8.4Hz、1H)、4.11−4.16(m、1H)、5.37(t、J=8.0Hz、1H)、7.19(dd、J=8.4、7.2Hz、1H)、7.34(d、J=8.0Hz、2H)。
【0139】
製造例60:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチルブタン−1、2−ジオール
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1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン(製造例19)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.29g、収得率51%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.00(d、J=6.8Hz、6H)、1.58−1.66(m、1H)、2.37(d、J=3.6Hz、1H)、3.14(d、J=8.4Hz、1H)、4.11−4.16(m、1H)、5.37(t、J=8.0Hz、1H)、7.19(dd、J=8.4、7.2Hz、1H)、7.34(d、J=8.0Hz、2H)。
【0140】
製造例61:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ヘキサン−1、2−ジオール
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1−(2、6−ジクロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン(製造例20)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.4g、収得率65%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.88(t、J=7.4Hz、3H)、1.15−1.25(m、1H)、1.34−1.51(m、1H)、2.56(d、J=2.4Hz、1H)、3.06(d、J=8.4Hz、1H)、4.11−4.16(m、1H)、5.17(t、J=8.4Hz、1H)、7.08−7.12(m、1H)、7.24−7.26(m、2H)。
【0141】
製造例62:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ヘキサン−1、2−ジオール
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1−(2、6−ジクロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン(製造例20)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(6.9g、収得率66%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.88(t、J=7.4Hz、3H)、1.15−1.25(m、1H)、1.34−1.51(m、1H)、2.56(d、J=2.4Hz、1H)、3.06(d、J=8.4Hz、1H)、4.11−4.16(m、1H)、5.17(t、J=8.4Hz、1H)、7.08−7.12(m、1H)、7.24−7.26(m、2H)。
【0142】
製造例63:tert−ブチルクロロスルホニルカルバメート
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ヘキサン(400mL)中でクロロスルホニルイソシアネート(24.6mL、282.63mmol)の撹拌溶液にtert−ブタノール(26.9mL、282.63mmol)を0℃で滴下して添加した。1時間後に、生成混合物を濾過し、ヘキサンで洗浄して、表題化合物(55.39g、収得率91%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.56(s、9H)、8.50(s、1H)。
【0143】
製造例64:(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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CH
2Cl
2(100mL)中で1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23、10.0g、45.23mmol)の撹拌溶液にEt
3N(31.5mL、226.16mmol)を0℃でN
2下で添加した後、30分間撹拌した。混合物にTMS−Cl(17.2mL、135.69mmol)を0℃で添加した。反応が完了すると、生成混合物を水でクエンチし、CH
2Cl
2で希釈させ、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物として収得した。
トルエン(100mL)中で前記粗生成物の撹拌溶液にクロロスルホニルイソシアネート(9.8mL、113.08mmol)を0℃で添加した。反応混合物を5時間撹拌した。生成混合物を冷たい水でクエンチした後、追加の冷たい水で1時間撹拌した。有機層の分離後、水性層を飽和NaHCO
3でpH2〜3に調整し、EtOAcで抽出した。混合有機層を飽和NaHCO
3および水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(8.0g、収得率67%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.22(d、J=6.4Hz、3H)、4.16−4.20(m、1H)4.96−5.00(m、3H)、5.07(t、J=4.8Hz、1H)、7.23−7.52(m、3H)。
【0144】
製造例65:(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例64)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.84g、収得率67%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、2H)、4.82−4.88(m、2H)、5.45(s、2H)、7.24−7.30(m、2H)、7.73(d、J=1.5Hz、1H)。
【0145】
製造例66:(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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THF(60mL)中でLiAlH
4(0.71g、18.89mmol)の撹拌溶液にTHF(5mL)中で(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65、5.8g、18.89mmol)を0℃でゆっくり添加した。反応が完了すると、生成混合物をセライトで濾過し、EtOAcで希釈させ、水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(2.99g、収得率60%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、3.30(s、3H)、3.91(br s、1H)、4.51−4.64(m、2H)、4.91(d、J=6.8Hz、1H)、5.50− 5.60(m、1H)、7.26−7.31(m、1H)、7.36−7.57(m、2H)。
【0146】
製造例67:(1R、2R)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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1−(2、4−ジクロロフェニル)−(R、R)−1、2−プロパンジオール(製造例24)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.62g、収得率66%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.22(d、J=6.4Hz、3H)、4.16−4.20(m、1H)4.96−5.00(m、3H)、5.07(t、J=4.8Hz、1H)、7.23−7.52(m、3H)。
【0147】
製造例68:(1R、2R)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1R、2R)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例67)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.85g、収得率70%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、2H)、4.82−4.88(m、2H)、5.45(s、2H)、7.24−7.30(m、2H)、7.73(d、J=1.5Hz、1H)。
【0148】
製造例69:(1R、2R)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1R、2R)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例68)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.32g、収得率45%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、3.30(s、3H)、3.91(br s、1H)、4.51−4.64(m、2H)、4.91(d、J=6.8Hz、1H)、5.50− 5.60(m、1H)、7.26−7.31(m、1H)、7.36−7.57(m、2H)。
【0149】
製造例70:(1S、2S)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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(1S、2S)−1−(3、4−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例25)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.0g、収得率49%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.16(d、J=6.4Hz、3H)、2.94(d、J=4.0Hz、1H)、4.62−4.64(m、1H)、4.70(br s、2H)、4.92−4.98(m、1H)、7.23(dd、J=8.4、2.0Hz、1H)、7.45−7.51(m、2H)。
【0150】
製造例71:(1S、2S)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1S、2S)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例70)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.65g、収得率80%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.30(d、J=6.8Hz、3H)、3.32(s、3H)、4.55 −4.63(m、2H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(br s、2H)、7.24−7.30(m、2H)、7.73(d、J=1.5Hz、1H)。
【0151】
製造例72:(1S、2S)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1S、2S)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例71)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.47g、収得率62%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.05(t、J=6.4Hz、3H)、2.84(d、J=2.4Hz、1H)、3.87−3.89(m、1H)、4.29(d、J=7.6Hz、1H)、4.56−4.63(m、2H)、7.16−7.18(m、1H)、7.43−7.46(m、2H)。
【0152】
製造例73:(1R、2R)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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(1R、2R)−1−(3、4−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例26)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(7.5g、収得率90%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.16(d、J=6.4Hz、3H)、2.94(d、J=4.0Hz、1H)、4.62−4.64(m、1H)、4.70(br s、2H)、4.92−4.98(m、1H)、7.23(dd、J=8.4、2.0Hz、1H)、7.45−7.51(m、2H)。
【0153】
製造例74:(1R、2R)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1R、2R)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例73)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(8.9g、収得率80%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.30(d、J=6.8Hz、3H)、3.32(s、3H)、4.55 −4.63(m、2H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(br s、2H)、7.24−7.30(m、2H)、7.73(d、J=1.5Hz、1H)。
【0154】
製造例75:(1R、2R)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1R、2R)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例74)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.9g、収得率57%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.05(t、J=6.4Hz、3H)、2.84(d、J=2.4Hz、1H)、3.87−3.89(m、1H)、4.29(d、J=7.6Hz、1H)、4.56−4.63(m、2H)、7.16−7.18(m、1H)、7.43−7.46(m、2H)。
【0155】
製造例76:1−(2、3−ジクロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート
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1−(2、3−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例29)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.0g、収得率73%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、3.66(d、J=9.2Hz、1H)、4.73(br s、2H)、5.43(t、J=9.0Hz、1H)、5.62−5.69(m、1H)、7.18−7.22(m、3H)。
【0156】
製造例77:(1S、2S)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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1−(2、3−ジクロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート(製造例76)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.5g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(s、2H)、7.01−7.14(m、3H)。
【0157】
製造例78:(1S、2S)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1S、2S)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例77)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.6g、収得率38%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.18(d、J=6.4Hz、3H)、2.70(d、J=4.0Hz、1H)、3.39(s、3H)、3.87−4.02(m、1H)、4.56(d、J=6.8Hz、1H)、4.64(d、J=6.4Hz、1H)、5.01(d、J=6.4Hz、1H)、7.26(t、J=8.0Hz、1H)、7.38(dd、J=8.0、1.6Hz、1H)、7.45(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)。
【0158】
製造例79:1−(2、3−ジクロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート
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1−(2、3−ジクロロフェニル)−(R、R)−1、2−プロパンジオール(製造例30)を11−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.2g、収得率78%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、3.66(d、J=9.2Hz、1H)、4.73(br s、2H)、5.43(t、J=9.0Hz、1H)、5.62−5.69(m、1H)、7.18−7.22(m、3H)。
【0159】
製造例80:(1R、2R)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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1−(2、3−ジクロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート(製造例79)を1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.0g、収得率61%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(s、2H)、7.01−7.14(m、3H)。
【0160】
製造例81:(1R、2R)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1R、2R)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例80)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.2g、収得率35%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.18(d、J=6.4Hz、3H)、2.70(d、J=4.0Hz、1H)、3.39(s、3H)、3.87−4.02(m、1H)、4.56(d、J=6.8Hz、1H)、4.64(d、J=6.4Hz、1H)、5.01(d、J=6.4Hz、1H)、7.26(t、J=8.0Hz、1H)、7.38(dd、J=8.0、1.6Hz、1H)、7.45(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)。
【0161】
製造例82:(1S、2S)−1−(2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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1−(2−フルオロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例37)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(6.1g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.19(d、J=5.2Hz、3H)、2.93(d、J=4.4Hz、1H)、4.71(br s、2H)、4.99−5.06(m、H)、7.04−7.48(m、4H)。
【0162】
製造例83:(1S、2S)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1S、2S)−1−(2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例82)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.1g、収得率63%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(s、2H)、7.15−7.68(m、4H)。
【0163】
製造例84:(1S、2S)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1S、2S)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例83)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.54g、収得率80%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.10(t、J=6.4Hz、3H)、2.89(br s、1H)、3.39(s、3H)、3.98−4.03(m、1H)、4.62(q、J=4.5Hz、2H)、4.74(d、J=7.6Hz、1H)、7.05−7.10(m、1H)、7.16−7.20(m、1H)、7.30−7.34(m、1H)、7.38−7.49(m、1H)。
【0164】
製造例85:(1R、2R)−1−(2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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1−(2−フルオロフェニル)−(R、R)−1、2−プロパンジオール(製造例38)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.1g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.19(d、J=5.2Hz、3H)、2.93(d、J=4.4Hz、1H)、4.71(br s、2H)、4.99−5.06(m、H)、7.04−7.48(m、4H)。
【0165】
製造例86:(1R、2R)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1R、2R)−1−(2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例85)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.7g、収得率65%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(s、2H)、7.15−7.68(m、4H)。
【0166】
製造例87:(1R、2R)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1S、2S)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例86)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.38g、収得率78%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.10(t、J=6.4Hz、3H)、2.89(br s、1H)、3.39(s、3H)、3.98−4.03(m、1H)、4.62(q、J=4.5Hz、2H)、4.74(d、J=7.6Hz、1H)、7.05−7.10(m、1H)、7.16−7.20(m、1H)、7.30−7.34(m、1H)、7.38−7.49(m、1H)。
【0167】
製造例88:(1S、2S)−1−ヒドロキシ−1−(2−ヨードフェニル)プロパン−2−イルカルバメート
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1−(2−ヨードフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例39)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.2g、収得率50%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.27(d、J=6.4Hz、3H)、3.09(br s、1H)、4.83(br s、2H)、5.00−5.10(m、2H)、7.00−7.76(m、4H)。
【0168】
製造例89:(1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1S、2S)−1−ヒドロキシ−1−(2−ヨードフェニル)プロパン−2−イルカルバメート(製造例88)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.7g、収得率65%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(s、2H)、7.13−7.88(m、4H)。
【0169】
製造例90:(1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例89)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.16g、収得率46%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.19(t、J=6.4Hz、3H)、3.40(s、3H)、3.95−4.00(m、1H)、4.56(d、J=6.8Hz、1H)、4.63(d、J=6.8Hz、1H)、4.79(d、J=6.8Hz、1H)、7.01−7.05(m、1H)、7.31−7.41(m、2H)、7.86−7.88(m、1H)。
【0170】
製造例91:(1R、2RS)−1−ヒドロキシ−1−(2−ヨードフェニル)プロパン−2−イルカルバメート
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1−(2−ヨードフェニル)−(R、R)−1、2−プロパンジオール(製造例40)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.8g、収得率55%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.27(d、J=6.4Hz、3H)、3.09(br s、1H)、4.83(br s、2H)、5.00−5.10(m、2H)、7.00−7.76(m、4H)。
【0171】
製造例92:(1R、2R)−1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1R、2R)−1−ヒドロキシ−1−(2−ヨードフェニル)プロパン−2−イルカルバメート(製造例91)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.5g、収得率63%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(s、2H)、7.13−7.88(m、4H)。
【0172】
製造例93:(1R、2R)−1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1R、2R)−1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例92)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.08g、収得率46%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.19(t、J=6.4Hz、3H)、3.40(s、3H)、3.95−4.00(m、1H)、4.56(d、J=6.8Hz、1H)、4.63(d、J=6.8Hz、1H)、4.79(d、J=6.8Hz、1H)、7.01−7.05(m、1H)、7.31−7.41(m、2H)、7.86−7.88(m、1H)。
【0173】
製造例94:(1S、2S)−1−(2、6−ジフルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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1−(2、6−ジフルオロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例41)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンディ(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.4g、収得率50%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、3.66(d、J=9.2Hz、1H)、4.73(br s、2H)、5.43(t、J=9.0Hz、1H)、5.62−5.69(m、1H)、7.18−7.22(m、3H)。
【0174】
製造例95:(1S、2S)−1−(2、6−ジフルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジフルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例94)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.3g、収得率65%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(s、2H)、6.67−7.15(m、3H)。
【0175】
製造例96:(1S、2S)−1−(2、6−ジフルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1S、2S)−1−(2、6−ジフルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例95)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.8g、収得率50%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.06(d、J=6.4Hz、3H)、3.07(s、1H)、3.35(s、3H)、4.29−4.41(m、1H)、4.66−4.84(m、3H)、6.91(t、J=8.8Hz、2H)、7.25−7.42(m、1H)。
【0176】
製造例97:(1S、2S)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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1−(2、5−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例42)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.29g、収得率55%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、3.66(d、J=9.2Hz、1H)、4.73(br s、2H)、5.43(t、J=9.0Hz、1H)、5.62−5.69(m、1H)、7.18−7.22(m、3H)。
【0177】
製造例98:(1S、2S)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1S、2S)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例97)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.85g、収得率63%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(s、2H)、7.13−7.26(m、3H)。
【0178】
製造例99:(1S、2S)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1S、2S)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例98)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.05g、収得率45%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.17(d、J=6.4Hz、3H)、2.71(s、1H)、3.40(s、3H)、3.85−4.04(m、1H)、4.58(d、J=6.4Hz、1H)、4.66(d、J=6.4Hz、1H)、4.91(d、J=6.4Hz、1H)、7.20−7.37(m、2H)、7.44(s、1H)。
【0179】
製造例100:(1R、2R)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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1−(2、5−ジクロロフェニル)−(R、R)−1、2−プロパンジオール(製造例43)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.41g、収得率57%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、3.66(d、J=9.2Hz、1H)、4.73(br s、2H)、5.43(t、J=9.0Hz、1H)、5.62−5.69(m、1H)、7.18−7.22(m、3H)。
【0180】
製造例101:(1R、2R)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1R、2R)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例100)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.76g、収得率62%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(s、2H)、7.13−7.26(m、3H)。
【0181】
製造例102:(1R、2R)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1R、2R)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例101)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.85g、収得率38%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.17(d、J=6.4Hz、3H)、2.71(s、1H)、3.40(s、3H)、3.85−4.04(m、1H)、4.58(d、J=6.4Hz、1H)、4.66(d、J=6.4Hz、1H)、4.91(d、J=6.4Hz、1H)、7.20−7.37(m、2H)、7.44(s、1H)。
【0182】
製造例103:(1S、2S)−1−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例44)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.2g、収得率55%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、3.66(s、1H)、4.73(br s、2H)、5.43(t、J=9.0Hz、1H)、5.62−5.69(m、1H)、7.22−7.38(m、3H)。
【0183】
製造例104:(1S、2S)−1−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イル−カルバメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イル−カルバメート(製造例104)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.9g、収得率65%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.8Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.71(d、J=6.8Hz、1H)、4.82−4.88(m、1H)、5.45(s、2H)、7.21−7.35(m、3H)。
【0184】
製造例105:(1S、2S)−1−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1S、2S)−1−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イル−カルバメート(製造例104)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.44g、収得率45%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.06(d、J=6.4Hz、3H)、3.07(s、1H)、3.35(s、3H)、4.29−4.41(m、1H)、4.66−4.84(m、3H)、6.91−7.24(m、2H)、7.25−7.42(m、1H)。
【0185】
製造例106:(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1、2−ジオール(製造例57)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)の代わりに使用することを除いて、製造例46に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(7.2g、収得率70%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.93(s、3H)、0.12(s、3H)、1.11(s、9H)、1.17(d、J=7.6Hz、3H)、1.46−1.48(m、1H)、1.60−1.66(m、1H)、3.10(s、1H)、4.31−4.49(m、1H)、5.40(d、J=8.8Hz、1H)、7.33−7.37(m、1H)、7.49−7.52(m、2H)。
【0186】
製造例107:tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシブタン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン
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THF(36mL)中で(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106、3.6g、10.30mmol)の撹拌溶液にポタシウムtert−ブトキシド(1.7g、15.46mmol)を0℃で添加した後、10分間撹拌した。混合物にCH
3I(1.9mL、30.91mmol)を0℃で添加した。反応が完了すると、生成混合物をEtOAcで希釈させ、水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して表題化合物(3.4g、収得率90%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.08−0.13(m、6H)、0.82−0.93(m、12H)、1.46−1.48(m、1H)、1.60−1.66(m、1H)、3.18(s、3H)、4.41−4.46(m、1H)、4.82(d、J=8.0Hz、1H)、7.10−7.14(m、1H)、7.25−7.30(m、2H)。
【0187】
製造例108:(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6−エチル−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン
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(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.9g、収得率97%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.93(s、3H)、0.12(s、3H)、0.83−0.93(m、12H)、1.13−1.18(m、1H)、1.32−1.37(m、1H)、3.44(s、3H)、4.29−4.35(m、1H)、4.72(d、J=6.8Hz、1H)、5.16(d、J=7.2Hz、1H)、5.31(d、J=8.8Hz、1H)、7.08−7.12(m、1H)、7.25−7.30(m、2H)。
【0188】
製造例109:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシブタン−2−オール
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tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシブタン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン(製造例107)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.7g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.92(t、J=6.6Hz、3H)、1.18−1.27(m、1H)、1.38−1.45(m、1H)、2.94(s、1H)、3.27(s、3H)、4.26−4.31(m、1H)、4.88(d、J=8.8Hz、1H)、7.14−7.18(m、1H)、7.28−7.32(m、2H)。
【0189】
製造例110:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ブタン−2−オール
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(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6−エチル−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例108)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.4g、収得率87%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.90(t、J=7.4Hz、3H)、1.22−1.32(m、1H)、1.41−1.48(m、1H)、3.45(s、3H)、3.95(d、J=5.2Hz、1H)、4.08−4.21(m、1H)、4.76(d、J=6.8Hz、1H)、4.82(d、J=6.8Hz、1H)、5.33−5.36(m、1H)、7.10−7.14(m、1H)、7.25−7.29(m、2H)。
【0190】
製造例111:(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1、2−ジオール(製造例58)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)の代わりに使用することを除いて、製造例46に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.6g、収得率88%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.93(s、3H)、0.12(s、3H)、1.11(s、9H)、1.17(d、J=7.6Hz、3H)、1.46−1.48(m、1H)、1.60−1.66(m、1H)、3.10(s、1H)、4.31−4.49(m、1H)、5.40(d、J=8.8Hz、1H)、7.33−7.37(m、1H)、7.49−7.52(m、2H)。
【0191】
製造例112:tert−ブチル(((1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシブタン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン
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(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例111)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106)の代わりに使用することを除いて、製造例107に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.1g、収得率96%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.08−0.13(m、6H)、0.82−0.93(m、12H)、1.46−1.48(m、1H)、1.60−1.66(m、1H)、3.18(s、3H)、4.41−4.46(m、1H)、4.82(d、J=8.0Hz、1H)、7.10−7.14(m、1H)、7.25−7.30(m、2H)。
【0192】
製造例113:(5R、6R)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6−エチル−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン
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(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例111)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.2g、収得率94%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.93(s、3H)、0.12(s、3H)、0.83−0.93(m、12H)、1.13−1.18(m、1H)、1.32−1.37(m、1H)、3.44(s、3H)、4.29−4.35(m、1H)、4.72(d、J=6.8Hz、1H)、5.16(d、J=7.2Hz、1H)、5.31(d、J=8.8Hz、1H)、7.08−7.12(m、1H)、7.25−7.30(m、2H)。
【0193】
製造例114:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシブタン−2−オール
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tert−ブチル(((1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシブタン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン(製造例112)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.2g、収得率77%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.92(t、J=6.6Hz、3H)、1.18−1.27(m、1H)、1.38−1.45(m、1H)、2.94(s、1H)、3.27(s、3H)、4.26−4.31(m、1H)、4.88(d、J=8.8Hz、1H)、7.14−7.18(m、1H)、7.28−7.32(m、2H)。
【0194】
製造例115:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ブタン−2−オール
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(5R、6R)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6−エチル−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例113)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.3g、収得率79%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.90(t、J=7.4Hz、3H)、1.22−1.32(m、1H)、1.41−1.48(m、1H)、3.45(s、3H)、3.95(d、J=5.2Hz、1H)、4.08−4.21(m、1H)、4.76(d、J=6.8Hz、1H)、4.82(d、J=6.8Hz、1H)、5.33−5.36(m、1H)、7.10−7.14(m、1H)、7.25−7.29(m、2H)。
【0195】
製造例116:(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチルブタン−1−オール
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチルブタン−1、2−ジオール(製造例59)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)の代わりに使用することを除いて、製造例46に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.37g、収得率78%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.22(s、3H)、0.10(s、3H)、0.89(s、9H)、0.94−0.99(m、6H)、1.42−1.49(qd、J=6.8、2.4Hz、1H)、2.83(s、1H)、4.15(qt、J=8.8、2.4Hz、1H)、5.27(d、J=8.4Hz、1H)、7.13(t、J=8.0Hz、1H)、7.27−7.30(m、2H)。
【0196】
製造例117:tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−3−メチルブタン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン
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(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチルブタン−1−オール(製造例116)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106)の代わりに使用することを除いて、製造例107に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.20g、収得率96%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.13(s、3H)、0.15(s、3H)、0.83(dd、J=28.4、6.8Hz、6H)、0.94(s、9H)、1.23−1.30(m、1H)、3.16(s、3H)、4.54(dd、J=8.0、1.6Hz、1H)、4.84(d、J=8.4Hz、1H)、7.14(t、J=8.0Hz、1H)、7.29−7.32(m、2H)。
【0197】
製造例118:(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6−イソプロピル−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン
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(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチルブタン−1−オール(製造例116)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.12g、収得率90%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.24(s、3H)、0.08(s、3H)、0.83(s、9H)、0.93(dd、J=6.8、2.4Hz、6H)、1.23−1.32(m、1H)、3.44(s、3H)、4.33(dd、J=8.8、1.2Hz、1H)、4.72(d、J=6.8Hz、1H)、5.17(d、J=6.8Hz、1H)、5.37(d、J=9.2Hz.
1H)、7.11(t、J=8.0Hz、1H)、7.25−7.28(m、2H)。
【0198】
製造例119:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−3−メチルブタン−2−オール
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tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−3−メチルブタン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン(製造例117)を5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.54g、収得率65%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.96(d、J=6.8Hz、6H)、1.43−1.51(m、1H)、2.75(d、J=2.4Hz、1H)、4.29(td、J=8.4、2.8Hz、1H)、4.96(d、J=8.0Hz、1H)、7.18(t、J=8.0Hz、1H)、7.32(d、J=8.0Hz、2H)。
【0199】
製造例120:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)−3−メチルブタン−2−オール
[この文献は図面を表示できません]
(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6−イソプロピル−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例118)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.72g、収得率90%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.92(dd、J=15.2、6.8Hz、6H)、1.53(qd、J=6.8、2.4Hz、1H)、3.48(s、3H)、4.02(d、J=4.4Hz、1H)、4.22(dd、J=8.0、2.4Hz、1H)、4.76(dd、J=31.6、6.4Hz、2H)、5.39(dd、J=8.0、4.8Hz、1H)、7.13(t、J=8.0Hz、1H)、7.29(d、J=8.0Hz、2H)。
【0200】
製造例121:(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチルブタン−1−オール
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチルブタン−1、2−ジオール(製造例60)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)の代わりに使用することを除いて、製造例46に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.12g、収得率76%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.20(s、3H)、0.12(s、3H)、0.91(s、9H)、1.00(dd、J=13.6、6.8Hz、6H)、1.44−1.52(m、1H)、2.85(s、1H)、4.17(qd、J=12.8、2.0Hz、1H)、5.29(d、J=8.4Hz、1H)、7.16(t、J=8.0Hz、1H)、7.30−7.33(m、2H)。
【0201】
製造例122:tert−ブチル(((1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−3−メチルブタン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン
[この文献は図面を表示できません]
(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチルブタン−1−オール(製造例121)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106)の代わりに使用することを除いて、製造例107に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.28g、収得率98%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.12(s、3H)、0.15(s、3H)、0.85(dd、J=28.4、6.8Hz、6H)、0.95(s、9H)、1.23−1.30(m、1H)、3.16(s、3H)、4.54(dd、J=8.4、2.0Hz、1H)、4.83(d、J=8.0Hz、1H)、7.14(t、J=8.0Hz、1H)、7.29−7.32(m、2H)。
【0202】
製造例123:(5R、6R)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6−イソプロピル−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン
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(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−3−メチルブタン−1−オール(製造例121)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.04g、収得率92%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.24(s、3H)、0.08(s、3H)、0.83(s、9H)、0.94(dd、J=5.2、2.4Hz、6H)、1.24−1.33(m、1H)、3.44(s、3H)、4.34(dd、J=8.8、1.6Hz、1H)、4.72(d、J=6.8Hz、1H)、5.17(d、J=6.8Hz、1H)、5.37(d、J=8.8Hz.1H)、7.12(t、J=8.0Hz、1H)、7.26−7.29(m、2H)。
【0203】
製造例124:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−3−メチルブタン−2−オール
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tert−ブチル(((1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−3−メチルブタン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン(製造例122)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.77g、収得率79%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.96(d、J=6.8Hz、6H)、1.43−1.51(m、1H)、2.75(d、J=2.4Hz、1H)、4.29(td、J=8.4、2.8Hz、1H)、4.96(d、J=8.0Hz、1H)、7.18(t、J=8.0Hz、1H)、7.32(d、J=8.0Hz、2H)。
【0204】
製造例125:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)−3−メチルブタン−2−オール
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(5R、6R)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6−イソプロピル−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例123)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.73g、収得率95%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.90−0.96(m、6H)、1.50−1.57(m、1H)、3.49(s、3H)、4.02(d、J=4.4Hz、1H)、4.22(dd、J=7.6、2.8Hz、1H)、4.77(dd、J=30.8、6.4Hz、2H)、5.40(dd、J=7.6、4.4Hz、1H)、7.14(t、J=8.0Hz、1H)、7.30(d、J=8.0Hz、2H)。
【0205】
製造例126:(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ヘキサン−1−オール
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ヘキサン−1、2−ジオール(製造例61)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)の代わりに使用することを除いて、製造例46に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(7.1g、収得率88%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.20(s、3H)、0.10(s、3H)、0.83(t、J=5.2Hz、3H)、0.91(s、9H)、1.05−1.50(m、6H)、2.80(s、1H)、4.27−4.33(m、1H)、5.20(d、J=8.8Hz、1H)、7.13−7.17(m、1H)、7.28−7.32(m、2H)。
【0206】
製造例127:tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシヘキサン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン
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(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ヘキサン−1−オール(製造例126)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106)の代わりに使用することを除いて、製造例107に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.0g、収得率95%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.08(d、J=2.4Hz、6H)、0.76(s、3H)、0.79(s、9H)、1.06−1.19(m、6H)、3.04(s、3H)、4.35−4.40(m、1H)、4.91(d、J=8.0Hz、1H)、7.00(t、J=8.0Hz、1H)、7.15−7.18(m、2H)。
【0207】
製造例128:(5S、6S)−6−ブチル−5−(2、6−ジクロロフェニル)−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン
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(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ヘキサン−1−オール(製造例126)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.30g、収得率98%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.23(s、3H)、0.07(s、3H)、0.72(t、J=6.2Hz、3H)0.82(s、9H)、1.10−1.50(m、6H)、3.43(s、3H)、4.30−4.36(m、1H)、4.64(d、J=6.8Hz、1H)、5.10(d、J=7.2Hz、1H)、5.25(d、J=8.8Hz、1H)、7.09−7.13(m、1H)、7.27−7.32(m、2H)。
【0208】
製造例129:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシヘキサン−2−オール
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tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシヘキサン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン(製造例127)を5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.04g、収得率73%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.84(t、J=7.2Hz、1H)、1.12−1.52(m、6H)、2.92(s、1H)、3.26(s、3H)、4.35−4.40(m、1H)、4.89(d、J=8.8Hz、1H)7.17(t、J=8.0Hz、1H)、7.31−7.33(m、2H)。
【0209】
製造例130:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ヘキサン−2−オール
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(5S、6S)−6−ブチル−5−(2、6−ジクロロフェニル)−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例128)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.3g、収得率80%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.82(t、J=7.2Hz、3H)、1.19−1.49(m、6H)、3.46(s、3H)、4.00(d、J=5.2Hz、1H)、4.24−4.29(m、1H)、4.76(d、J=6.8Hz、1H)、4.82(d、J=6.8Hz、1H)、5.35(dd、J=7.8、5.0Hz、1H)、7.14(t、J=8.0Hz、1H)、7.30(d、J=8.4Hz、2H)。
【0210】
製造例131:(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ヘキサン−1−オール
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ヘキサン−1、2−ジオール(製造例62)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)の代わりに使用することを除いて、製造例46に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(8.6g、収得率86%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.20(s、3H)、0.10(s、3H)、0.83(t、J=5.2Hz、3H)0.91(s、9H)、1.05−1.5(m、6H)、2.8(s、1H)、4.27−4.33(m、1H)、5.20(d、J=8.8Hz、1H)、7.13−7.17(m、1H)、7.28−7.32(m、2H)。
【0211】
製造例132:tert−ブチル(((1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシヘキサン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン
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(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ヘキサン−1−オール(製造例131)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106)の代わりに使用することを除いて、製造例107に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.5g、収得率99%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.08(d、J=2.4Hz、6H)、0.76(s、3H)、0.79(s、9H)、1.06−1.19(m、6H)、3.04(s、3H)、4.35−4.40(m、1H)、4.91(d、J=8.0Hz、1H)、7.00(t、J=8.0Hz、1H)、7.15−7.18(m、2H)。
【0212】
製造例133:(5R、6R)−6−ブチル−5−(2、6−ジクロロフェニル)−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン
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(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ヘキサン−1−オール(製造例131)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(6.26g、収得率93%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.23(s、3H)、0.07(s、3H)、0.72(t、J=6.2Hz、3H)0.82(s、9H)、1.1−1.5(m、6H)、3.43(s、3H)、4.30−4.36(m、1H)、4.64(d、J=6.8Hz、1H)、5.10(d、J=7.2Hz、1H)、5.25(d、J=8.8Hz、1H)、7.09−7.13(m、1H)、7.27−7.32(m、2H)。
【0213】
製造例134:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシヘキサン−2−オール
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tert−ブチル(((1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシヘキサン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン(製造例132)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.68g、収得率64%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.84(t、J=7.2Hz、1H)、1.12−1.52(m、6H)、2.92(s、1H)、3.26(s、3H)、4.35−4.40(m、1H)、4.89(d、J=8.8Hz、1H)7.17(t、J=8.0Hz、1H)、7.31−7.33(m、2H)。
【0214】
製造例135:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ヘキサン−2−オール
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(5R、6R)−6−ブチル−5−(2、6−ジクロロフェニル)−8、8、9、9−テトラメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例133)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.2g、収得率71%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.82(t、J=7.2Hz、3H)、1.19−1.49(m、6H)、3.46(s、3H)、4.00(d、J=5.2Hz、1H)、4.24−4.29(m、1H)、4.76(d、J=6.8Hz、1H)、4.82(d、J=6.8Hz、1H)、5.35(dd、J=7.8、5.0Hz、1H)、7.14(t、J=8.0Hz、1H)、7.30(d、J=8.4Hz、2H)。
【0215】
製造例136:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.40g、収得率49%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.24(d、J=6.4Hz、3H)、2.91(d、J=4.8Hz、1H)、4.68(br s、2H)、5.06−5.09(m、1H)、5.18−5.21(m、1H)、7.23−7.55(m、4H)。
【0216】
製造例137:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例136)を((1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(14.9g、収得率84%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.28(d、J=5.6Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.62(d、J=6.8Hz、1H)、4.55(br s、2H)、4.64(d、J=6.8Hz、1H)、5.16−5.20(m、2H)、7.24−7.34(m、2H)、7.39(dd、J=7.8、1.0Hz、1H)、7.49(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)。
【0217】
製造例138:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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((1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例137)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(7.56g、収得率30%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、2.82(d、J=2.8Hz、1H)、3.93(s、3H)、3.95−3.99(m、1H)、4.60(dd、J=24.4、6.4Hz、2H)、4.97(d、J=6.8Hz、1H)、7.23−7.29(m、2H)、7.32(dd、J=7.6、1.2、1H)、7.38(dd、J=7.6、1.2、1H)。
【0218】
製造例139:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例22)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(9.5g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.24(d、J=6.4Hz、3H)、3.00(s、1H)、4.76(br s、2H)、7.24−7.32(m、2H)、7.33(dd、J=7.6、1.2Hz、1H)、7.37(dd、J=8.0、1.6Hz、1H)。
【0219】
製造例140:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例139)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(9.0g、収得率84%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.28(d、J=5.6Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.62(d、J=6.8Hz、1H)、4.55(br s、2H)、4.64(d、J=6.8Hz、1H)、5.16−5.20(m、2H)、7.24−7.34(m、2H)、7.39(dd、J=7.8、1.0Hz、1H)、7.49(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)。
【0220】
製造例141:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例140)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.2g、収得率42%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、2.81(d、J=2.4Hz、1H)、3.40(s、3H)、3.95−4.00(m、1H)、4.60(dd、J=24.4、6.4Hz、2H)、4.97(d、J=7.2Hz、1H)、7.24−7.33(m、2H)、7.39(dd、J=8.0、2.0、1H)、7.45(dd、J=8.0、2.0Hz、1H)。
【0221】
製造例142:tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン
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(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106)の代わりに使用することを除いて、製造例107に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.1g、収得率90%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.94−0.15(m、6H)、0.91−1.05(m、12H)、3.25(s、3H)、4.62−4.68(m、1H)、4.84(d、J=8.0Hz、1H)、7.13−7.17(m、1H)、7.28−7.33(m、2H)。
【0222】
製造例143:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−オール
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン(製造例142)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.06g、収得率81%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.04(d、J=6.4Hz、3H)、3.02(s、1H)、3.29(s、3H)、4.55−4.59(m、1H)、4.90(d、J=8.8Hz、1H)、7.17−7.21(m、1H)、7.31−7.33(m、2H)。
【0223】
製造例144:tert−ブチル(((1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン
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(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例51)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106)の代わりに使用することを除いて、製造例107に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.1g、収得率98%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.94−0.15(m、6H)、0.91−1.05(m、12H)、3.25(s、3H)、4.62−4.68(m、1H)、4.84(d、J=8.0Hz、1H)、7.13−7.17(m、1H)、7.28−7.33(m、2H)。
【0224】
製造例145:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−オール
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル(((1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン(製造例144)を((5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.2g、収得率80%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.04(d、J=6.4Hz、3H)、3.02(s、1H)、3.29(s、3H)、4.55−4.59(m、1H)、4.90(d、J=8.8Hz、1H)、7.17−7.21(m、1H)、7.31−7.33(m、2H)。
【0225】
製造例146:(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2−ヨードフェニル)プロパン−1−オール
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1−(2−ヨードフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例39)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)の代わりに使用することを除いて、製造例46に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.8g、収得率74%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.32(s、3H)、−0.07(s、3H)、0.87(s、9H)、1.35(d、J=6.0Hz、3H)、3.24(d、J=7.6Hz、1H)、4.02−4.11(m、1H)、4.66(dd、J=7.2、2.8Hz、1H)、6.95−7.01(m、1H)、7.33−7.41(m、2H)、7.78−7.73(m、1H)。
【0226】
製造例147:tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン
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(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2−ヨードフェニル)プロパン−1−オール(製造例146)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106)の代わりに使用することを除いて、製造例107に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.6g、収得率88%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.32(s、3H)、−0.07(s、3H)、0.87(s、9H)、1.35(d、J=6.0Hz、3H)、3.12(s、3H)、4.02−4.11(m、1H)、4.66(dd、J=7.2、2.8Hz、1H)、6.95−7.01(m、1H)、7.33−7.41(m、2H)、7.78−7.73(m、1H)。
【0227】
製造例148:(1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−メトキシプロパン−2−オール
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tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン(製造例147)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.4g、収得率76%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.24(d、J=6.4Hz、3H)、3.20(s、3H)、4.12−4.18(m、1H)、5.06(dd、J=7.2、2.8Hz、1H)、6.91−7.01(m、1H)、7.38−7.42(m、2H)、7.64−7.73(m、1H)。
【0228】
製造例149:(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1−オール
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(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)の代わりに使用することを除いて、製造例46に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.26g、収得率70%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.29(s、3H)、−0.04(s、3H)、0.87(s、9H)、1.30(d、J=6.4Hz、3H)、3.19(d、J=7.2Hz、1H)、4.06−4.11(m、1H)、4.89−4.96(m、1H)、7.18−7.24(m、1H)、7.27−7.31(m、1H)、7.35(dd、J=7.8、1.4Hz、1H)、7.48(dd、J=7.6、1.4Hz、1H)。
【0229】
製造例150:tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン
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(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例149)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106)の代わりに使用することを除いて、製造例107に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.73g、収得率97%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ−0.29(s、3H)、−0.04(s、3H)、0.87(s、9H)、1.30(d、J=6.4Hz、3H)、3.12(s、3H)、4.06−4.11(m、1H)、4.89−4.96(m、1H)、7.18−7.24(m、1H)、7.27−7.31(m、1H)、7.35(dd、J=7.8、1.4Hz、1H)、7.48(dd、J=7.6、1.4Hz、1H)。
【0230】
製造例151:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−オール
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tert−ブチル(((1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン(製造例150)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.31g、収得率72%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.30(d、J=6.4Hz、3H)、3.12(s、3H)、4.06−4.11(m、1H)、4.89−4.96(m、1H)、7.18−7.24(m、1H)、7.27−7.31(m、1H)、7.35(dd、J=7.8、1.4Hz、1H)、7.48(dd、J=7.6、1.4Hz、1H)。
【0231】
製造例152:(E)−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリジン
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2−ピリジンカルボキシアルデヒドを2、6−ジクロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例5に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(8.1g、収得率49%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.88(dd、J=6.8、1.6Hz、3H)、6.45−6.52(m、1H)、6.67−6.82(m、1H)、7.14−7.21(m、1H)、7.36(dd、J=6.8、0.8Hz、1H)、7.66−7.73(m、1H)、8.44−8.51(m、1H)。
【0232】
製造例153:(1R、2R)−1−(ピリジン−2−イル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリジン(製造例152)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.8g、収得率37%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.97(d、J=6.4Hz、3H)、3.77−3.88(m、1H)、4.37(t、J=4.4Hz、1H)、4.53(d、J=5.6Hz、1H)、5.28(d、J=4.4Hz、1H)7.21−7.28(m、1H)、7.44(d、J=8.0Hz、1H)、7.72−7.79(m、1H)、8.44−8.50(m、1H)。
【0233】
製造例154:(E)−3、5−ジクロロ−4−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリジン
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3、5−ジクロロ−4−ピリジンカルボキシアルデヒドを2、6−ジクロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例5に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.71g、収得率56%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ2.00(dd、J=6.8、1.6Hz、3H)、6.39−6.44(m、1H)、6.56−6.68(m、1H)、8.44(s、2H)。
【0234】
製造例155:(1R、2R)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−3、5−ジクロロ−4−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリジン(製造例154)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.54g、収得率82%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.12(d、J=6.4Hz、3H)、4.42(q、J=6.4Hz、1H)、5.15(d、J=8.0Hz、1H)、8.48(s、2H)。
【0235】
製造例156:(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)プロパン−1−オール
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(1R、2R)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)プロパン−1、2−ジオール(製造例155)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)の代わりに使用することを除いて、製造例46に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.16g、収得率81%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.05(s、3H)、0.07(s、3H)、0.91(s、9H)、1.16(d、J=6.4Hz、3H)、3.13(s、1H)、4.34(q、J=6.4Hz、1H)、5.09(d、J=6.0Hz、1H)、8.45(s、2H)。
【0236】
製造例157:4−((1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−メトキシプロピル)−3、5−ジクロロピリジン
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(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)プロパン−1−オール(製造例156)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)ブタン−1−オール(製造例106)の代わりに使用することを除いて、製造例107に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.54g、収得率58%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.01(d、J=4.8Hz、6H)、0.81(s、9H)、0.85(d、J=6.4Hz、1H)、3.14(s、3H)、4.40−4.46(m、1H)、4.63(d、J=6.8Hz、1H)、8.36(s、2H)。
【0237】
製造例158:3、5−ジクロロ−4−((5R、6R)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン−5−イル)ピリジン
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(1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)プロパン−1−オール(製造例156)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(6.68g、収得率107%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.02(d、J=6.8Hz、6H)、0.81(s、9H)、0.85(d、J=6.4Hz、1H)、3.01(s、3H)、4.44−4.52(m、2H)、4.63(d、J=6.8Hz、1H)、4.90(d、J=8.4Hz、1H)、8.34(s、2H)。
【0238】
製造例159:(1R、2R)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)−1−メトキシプロパン−2−オール
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4−((1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−メトキシプロピル)−3、5−ジクロロピリジン(製造例157)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.82g、収得率79%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.04(d、J=6.4Hz、3H)、3.97(s、1H)、3.29(s、3H)、4.42−4.49(m、1H)、4.79(d、J=8.4Hz、1H)、8.50(s、2H)。
【0239】
製造例160:(1R、2R)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(3、5−ジクロロ−4−((5R、6R)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン−5−イル)ピリジン(製造例158)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.25g、収得率70%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、2.97(s、1H)、3.29(s、3H)、4.51−4.59(m、1H)、4.68(dd、J=48.8、6.8Hz、2H)、5.06(d、J=8.4Hz、1H)、8.47(s、2H)。
【0240】
製造例161:(E)−2、4−ジクロロ−5−(プロパ−1−エン−1−イル)チアゾール
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2、4−ジクロロチアゾール−5−カルボキシアルデヒドを2−クロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.4g、収得率106%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ2.05(d、J=6.4Hz、3H)、6.09−6.14(m、1H)、6.41(d、J=6.4Hz、1H)。
【0241】
製造例162:(1R、2S)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−2、4−ジクロロ−5−(プロパ−1−エン−1−イル)チアゾール(製造例161)を1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.0g、収得率53%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.11(d、J=6.4Hz、3H)、3.66−3.70(m、1H)、4.63−4.65(m、1H)、5.03(d、J=6.4Hz、1H)、6.03(d、J=6.4Hz、1H)。
【0242】
製造例163:(1R、2S)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート
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(1R、2S)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)プロパン−1、2−ジオール(製造例162)を1−(2、4−ジクロロフェニル)−(S、S)−1、2−プロパンジオール(製造例23)の代わりに使用することを除いて、製造例64に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.68g、収得率70%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.23(d、J=6.4Hz、3H)、4.49−4.83(m、1H)、4.91(d、J=3.6Hz、1H)、6.46(br s、3H)。
【0243】
製造例164:(1R、2S)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート
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(1R、2S)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(製造例163)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.3g、収得率66%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.24(d、J=6.4Hz、3H)、3.28(s、3H)、3.39(s、3H)、4.55−4.68(m、2H)、4.80−4.87(m、1H)、4.95(d、J=4.0Hz、1H)、6.68(br s、2H)。
【0244】
製造例165:(1R、2S)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール
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(1R、2S)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例164)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルカルバメート(製造例65)の代わりに使用することを除いて、製造例66に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.38g、収得率38%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.16(s、3H)、3.26(s、3H)、3.74−3.78(m、1H)、4.56(dd、J=23.2、6.8Hz、2H)、4.72(d、J=4.0Hz、1H)、5.29(d、J=6.4Hz、1H)。
【0245】
製造例166:(E)−4−メチル−5−(プロパ−1−エン−1−イル)チアゾール
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4−メチルチアゾール−5−カルボアルデヒドを2、6−ジクロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例5に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.4g、収得率99%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO)δ1.84(d、J=6.8Hz、3H)、2.35(s、3H)、5.93−5.98(m、1H)、6.60−6.64(m、1H)、8.78(s、1H)。
【0246】
製造例167:(1R、2S)−1−(4−メチルチアゾール−5−イル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−4−メチル−5−(プロパ−1−エン−1−イル)チアゾール(製造例166)を(1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.4g、収得率65%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO)δ0.92(d、J=6.4Hz、3H)、2.34(s、3H)、3.62−3.66(m、1H)、4.03(d、J=7.2Hz、1H)、4.84(d、J=4.8Hz、1H)、5.64(s、1H)、8.86(s、1H)。
【0247】
製造例168:(1S、2R)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−2、4−ジクロロ−5−(プロパ−1−エン−1−イル)チアゾール(製造例161)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(8.0g、収得率68%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.11(d、J=6.4Hz、3H)、3.66−3.70(m、1H)、4.63−4.65(m、1H)、5.03(d、J=6.4Hz、1H)、6.03(d、J=6.4Hz、1H)。
【0248】
製造例169:(E)−2−(プロパ−1−エン−1−イル)チオフェン
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2−チオフェンカルボアルデヒドを2、6−ジクロロベンズアルデヒドの代わりに使用することを除いて、製造例5に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(8.1g、収得率49%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.85(dd、J=6.6、1.8Hz、3H)、6.02−6.14(m、1H)、6.47−6.57(m、1H)、6.84(d、J=3.6、1H)、6.90−6.96(m、1H)、7.07(d、J=5.2、1H)。
【0249】
製造例170:(1S、2R)−1−(チオフェン−2−イル)プロパン−1、2−ジオール
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(E)−2−(プロパ−1−エン−1−イル)チオフェン(製造例169)および(DHQD)
2−PHALを1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)および(DHQ)
2−PHALの代わりに使用することを除いて、製造例21に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.8g、収得率17%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.15(d、J=6.4Hz、3H)、2.51(s、1H)、2.75(s、1H)、3.90−4.00(m、1H)、4.66(d、J=7.2Hz、1H)、6.97−7.01(m、1H)、7.02 −7.06(m、2H)、7.27 −7.31(m、1H)。
【0250】
製造例171:(1S、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(チオフェン−2−イル)プロパン−1−オール
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(1S、2R)−1−(チオフェン−2−イル)プロパン−1、2−ジオール(製造例170)を(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)の代わりに使用することを除いて、製造例46に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.9g、収得率78%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.03(s、3H)、0.08(s、3H)、0.9(s、9H)、3.16(d、J=4.0Hz、6H)、3.86−3.95(m、1H)、4.61−4.67(m、1H)、6.93−7.01(m、2H)、7.25 −7.28(m、1H)。
【0251】
製造例172:tert−ブチル(((1S、2R)−1−メトキシ−1−(チオフェン−2−イル)プロパン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン
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(1S、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(チオフェン−2−イル)プロパン−1−オール(製造例171)を(1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)の代わりに使用することを除いて、製造例47に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.2g、収得率52%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.08(d、J=6.8Hz、6H)、0.90(s、9H)、0.97(d、J=6.0Hz、3H)、3.31(s、3H)、3.92−4.00(m、1H)、4.21(d、J=6.4Hz、1H)、6.94−7.01(m、2H)、7.27(d、J=1.2Hz、1H)。
【0252】
製造例173:(1S、2R)−1−メトキシ−1−(チオフェン−2−イル)プロパン−2−オール
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tert−ブチル(((1S、2R)−1−メトキシ−1−(チオフェン−2−イル)プロパン−2−イル)オキシ)ジメチルシラン(製造例172)を(5S、6S)−5−(2、6−ジクロロフェニル)−6、8、8、9、9−ペンタメチル−2、4、7−トリオキサ−8−シラデカン(製造例47)の代わりに使用することを除いて、製造例48に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.5g、収得率66%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.04(d、J=6.4Hz、3H)、3.30(s、3H)、3.84−3.94(m、1H)、4.10(d、J=8.4Hz、1H)、6.98−7.05(m、2H)、7.30−7.35(m、1H)。
【0253】
【表1】
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【0254】
実施例1:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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THF(50mL)中で(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21、5.0g、22.79mmol)の撹拌溶液にEt
3N(4.5mL、32.15mmol)を0℃で添加した後、30分間撹拌した。混合物にTHF(25mL)中でtert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63、5.78g、26.79mmol)を30分にわたって0℃で滴下して添加した。反応が完了すると、生成混合物をEtOAcで希釈させ、水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。
EtOAc(50mL)中で前記粗生成物の撹拌溶液に濃縮HCl(5mL)を室温でゆっくり添加した後、加熱して還流させた。反応が完了すると、生成混合物をEtOAcで希釈させ、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(3.76g、収得率53%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.4、3H)、2.93(d、J=4.4、1H)、4.89(br s、2H)、4.90−4.96(m、1H)、5.22−5.25(m、1H)、7.29−7.42(m、3H)、7.56(dd、J=7.6、1.6、1H)。
【0255】
実施例2:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例22)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.05g、収得率46%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.37(d、J=6.4、3H)、2.93(d、J=4.4、1H)、4.89(br s、2H)、4.90−4.96(m、1H)、5.22−5.25(m、1H)、7.29−7.42(m、3H)、7.56(dd、J=7.6、1.6、1H)。
【0256】
実施例3:(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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MeOH(20mL)中で(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51、2.0g、5.88mmol)の撹拌溶液に濃縮HCl(0.53mL、17.64mmol)を室温で滴下して添加した。反応が完了すると、生成混合物で溶媒を除去し、EtOAcで希釈させ、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(1.19g、収得率68%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.30(d、J=6.4Hz、3H)、4.60−4.66(m、1H)、4.96(d、J=4.0Hz、1H)、7.28(br s、2H)、7.44−7.47(m、1H)、7.55−7.57(m、2H)。
【0257】
実施例4:(1R、2R)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例52)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.12g、収得率76%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.30(d、J=6.4Hz、3H)、4.60−4.66(m、1H)、4.96(d、J=4.0Hz、1H)、7.28(br s、2H)、7.44−7.47(m、1H)、7.55−7.57(m、2H)。
【0258】
実施例5:(1S、2S)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例55)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.5g、収得率52%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.11(t、J=6.4Hz、3H)、4.60−4.66(m、1H)、4.78(d、J=4.4Hz、1H)、5.93(br s、1H)、7.34−7.37(m、1H)、7.46(br s、2H)、7.58−7.63(m、2H)。
【0259】
実施例6:(1R、2R)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例56)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.61g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.11(t、J=6.4Hz、3H)、4.60−4.66(m、1H)、4.78(d、J=4.4Hz、1H)、5.93(br s、1H)、7.34−7.37(m、1H)、7.46(br s、2H)、7.58−7.63(m、2H)。
【0260】
実施例7:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例27)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.82g、収得率46%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.26(d、J=6.0Hz、3H)、3.62(s、1H)、5.26(br s、2H)、5.52−5.58(m、2H)、7.26(t、J=8.0Hz、1H)、7.38(d、J=8.0Hz、2H)。
【0261】
実施例8:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例28)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(25.7g、収得率47%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.26(d、J=6.0Hz、3H)、3.76(s、1H)、5.28(br s、2H)、5.52−5.58(m、2H)、7.26(t、J=8.0Hz、1H)、7.38(d、J=8.0Hz、2H)。
【0262】
実施例9:(1S、2S)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例53)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.47g、収得率62%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.40(d、J=6.4Hz、3H)、2.83(d、J=4.8Hz、1H)、4.81(s、2H)、4.86−4.95(m、1H)、5.31(dd、J=6.4、4.8Hz、1H)、7.32(t、J=7.8Hz、1H)、7.44−7.54(m、2H)。
【0263】
実施例10:(1R、2R)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例54)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例13に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.47g、収得率62%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.40(d、J=6.4Hz、3H)、2.83(d、J=4.8Hz、1H)、4.81(s、2H)、4.86−4.95(m、1H)、5.31(dd、J=6.4、4.8Hz、1H)、7.32(t、J=7.8Hz、1H)、7.44−7.54(m、2H)。
【0264】
実施例11:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシブタン−2−イルスルファメート
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1−(2−クロロフェニル)−(S、S)−1、2−ブタンジオール(製造例31)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.51g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.01(t、J=7.4Hz、3H)、1.54−1.60(m、1H)、1.69−1.77(m、1H)、2.72(d、J=5.2Hz、1H)、4.77−4.82(m、3H)、5.29−5.32(m、1H)、7.27−7.41(m、3H)、7.54(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)。
【0265】
実施例12:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシブタン−2−イルスルファメート
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1−(2−クロロフェニル)−(R、R)−1、2−ブタンジオール(製造例32)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.70g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.01(t、J=7.4Hz、3H)、1.54−1.60(m、1H)、1.69−1.77(m、1H)、2.72(d、J=5.2Hz、1H)、4.77−4.82(m、3H)、5.29−5.32(m、1H)、7.27−7.41(m、3H)、7.54(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)。
【0266】
実施例13:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イルスルファメート
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1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(S、S)−1、2−ブタンジオール(製造例33)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.99g、収得率39%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.87−0.98(m、6H)、1.91−1.98(m、1H)、4.42(t、J=5.2Hz、1H)、5.14(d、J=4.4Hz、1H)、7.22−7.27(m、1H)、7.31−7.41(m、2H)、7.60(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)。
【0267】
実施例14:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イルスルファメート
[この文献は図面を表示できません]
1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(R、R)−1、2−ブタンジオール(製造例34)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.81g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.87−0.98(m、6H)、1.91−1.98(m、1H)、4.42(t、J=5.2Hz、1H)、5.14(d、J=4.4Hz、1H)、7.22−7.27(m、1H)、7.31−7.41(m、2H)、7.60(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)。
【0268】
実施例15:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシペンタン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)ペンタン−1、2−ジオール(製造例35)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.6g、収得率31%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.89(d、J=7.2Hz、3H)、1.35−1.46(m、2H)、1.46−1.58(m、1H)、1.71−1.82(m、1H)、4.50−4.57(m、1H)、5.13(d、J=4.0Hz、1H)、6.80− 7.55(m、5H)、7.58(d、J=1.6Hz、1H)。
【0269】
実施例16:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシペンタン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)ペンタン−1、2−ジオール(製造例36)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.7g、収得率35%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.89(d、J=7.2Hz、3H)、1.35−1.46(m、2H)、1.46−1.58(m、1H)、1.71−1.82(m、1H)、4.50−4.57(m、1H)、5.13(d、J=4.0Hz、1H)、6.80− 7.55(m、5H)、7.58(d、J=1.6Hz、1H)。
【0270】
実施例17:(1S、2S)−1−(2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例72)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.16g、収得率59%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.22(t、J=6.4Hz、3H)、4.78−4.85(m、1H)、4.96(d、J=8.0Hz、1H)、5.60(br s、2H)、7.02−7.07(m、1H)、7.14−7.18(m、1H)、7.28−7.36(m、1H)、7.42−7.49(m、1H)。
【0271】
実施例18:(1R、2R)−1−(2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
[この文献は図面を表示できません]
(1R、2R)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例73)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.86g、収得率57%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.22(t、J=6.4Hz、3H)、4.78−4.85(m、1H)、4.96(d、J=8.0Hz、1H)、5.60(br s、2H)、7.02−7.07(m、1H)、7.14−7.18(m、1H)、7.28−7.36(m、1H)、7.42−7.49(m、1H)。
【0272】
実施例19:(1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例74)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.55g、収得率82%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.26(d、J=6.4Hz、3H)、4.59−4.63(m、1H)、4.76(d、J=4.8Hz、1H)、5.80(br s、1H)、7.01−7.05(m、1H)、7.25(br s、2H)、7.38−7.47(m、2H)、7.81(d、J=7.8Hz、1H)。
【0273】
実施例20:(1R、2R)−1−(2−ヨードフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例75)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.98g、収得率82%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.26(d、J=6.4Hz、3H)、4.59−4.63(m、1H)、4.76(d、J=4.8Hz、1H)、5.80(br s、1H)、7.01−7.05(m、1H)、7.25(br s、2H)、7.38−7.47(m、2H)、7.81(d、J=7.8Hz、1H)。
【0274】
実施例21:(1S、2S)−1−(2、6−ジフルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例62)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.0g、収得率75%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.30(d、J=6.4Hz、3H)、2.97(d、J=8.0Hz、1H)、5.06(s、2H)、5.08−5.20(m、2H)、6.97(t、J=8.4Hz、2H)、7.30−7.39(m、1H)。
【0275】
実施例22:(1S、2S)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例59)を((1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.0g、収得率87%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.40(d、J=6.4Hz、3H)、2.81(d、J=4.4Hz、1H)、4.83(s、2H)、4.85−4.94(m、1H)、5.20−5.27(m、1H)、7.26−7.31(m、1H)、7.35(d、J=8.4Hz、1H)、7.58(d、J=2.4Hz、1H)。
【0276】
実施例23:(1R、2R)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例60)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.9g、収得率85%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.40(d、J=6.4Hz、3H)、2.81(d、J=4.4Hz、1H)、4.83(s、2H)、4.85−4.94(m、1H)、5.20−5.27(m、1H)、7.26−7.31(m、1H)、7.35(d、J=8.4Hz、1H)、7.58(d、J=2.4Hz、1H)。
【0277】
実施例24:(1S、2S)−1−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例61)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例31に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.7g、収得率77%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.11(d、J=6.4Hz、3H)、4.91−5.15(m、2H)、5.88(d、J=4.4、1H)、7.18−7.27(m、1H)、7.33(d、J=7.6、1H)7.36−7.49(m、3H)。
【0278】
実施例25:(1S、2S)−1−ヒドロキシ−1−(3−ヒドロキシフェニル)プロパン−2−イルスルファメート
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THF(80mL)中で(1S、2S)−1−(3−(ベンジルオキシ)フェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例45、8.0g、30.96mmol)の撹拌溶液にEt
3N(3.76mL、37.15mmol)を0℃で添加した後、30分間撹拌した。混合物にTHF(40mL)中でtert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63、7.34g、34.06mmol)を30分にわたって0℃で滴下して添加した。反応が完了すると、生成混合物をEtOAcで希釈させ、水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物として13.55gを収得した。
EtOAc(140mL)中で前記粗生成物の撹拌溶液に濃縮HCl(14mL)を室温でゆっくり添加した後、加熱して還流させた。反応が完了すると、生成混合物をEtOAcで希釈させ、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。
EtOAc(10mL)中で前記粗生成物の撹拌溶液にPd(OH)
2(20wt%、0.26g)を添加した後、H
2ガスバルーン(1atm)下で3時間撹拌した。生成混合物をセライトで濾過し、EtOAcで濯いだ後、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(2.67g、収得率81%)を生成した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.03(d、J=6.4Hz、3H)、4.53−4.65(m、2H)、5.57(d、J=4.0Hz、1H)、6.50−6.68(m、1H)、6.73−6.79(m、2H)、7.12(t、J=8.0Hz、1H)、7.40(s、2H)、9.33(s、1H)。
【0279】
実施例26:(1S、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例50)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.41g、収得率33%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.49(d、J=6.0Hz、3H)、5.05−5.12(m、1H)、5.15(d、J=9.2Hz、1H)、6.01(br s、1H)、7.26−7.29(m、1H)、7.37−7.39(m、2H)。
【0280】
実施例27:(1R、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例55)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.55g、収得率35%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.49(d、J=5.6Hz、3H)、5.05−5.12(m、1H)、5.15(d、J=9.2Hz、1H)、6.00(br s、1H)、7.25−7.29(m、1H)、7.37−7.39(m、2H)。
【0281】
実施例28:(1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−ヒドロキシブタン−2−イルスルファメート
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(1−(2−ヨードフェニル)−(S、S)−1、2−ブタンジオール(製造例56)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.55g、収得率45%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.98(t、J=7.2Hz、3H)、1.44−1.55(m、2H)、4.73−4.78(m、2H)、5.03(s、2H)、7.36−7.45(m、4H)。
【0282】
実施例29:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシブタン−2−イルスルファメート
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1−(2−クロロフェニル)−(S、S)−1、2−ブタンジオール(製造例31)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.9g、収得率44%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.98(t、J=7.4Hz、3H)、1.24−1.33(m、1H)、1.54−1.64(m、1H)、3.57−3.59(d、J=9.6Hz、1H)、5.18(s、2H)、5.36−5.40(m、1H)、5.57(t、J=9.2Hz、1H)、7.19−7.26(m、1H)、7.35−7.37(m、2H)。
【0283】
実施例30:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシブタン−2−イルスルファメート
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1−(2−クロロフェニル)−(R、R)−1、2−ブタンジオール(製造例32)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.7g、収得率43%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)J=7.4Hz、3H)、1.24−1.33(m、1H)、1.54−1.64(m、1H)、3.57−3.59(d、J=9.6Hz、1H)、5.18(s、2H)、5.36−5.40(m、1H)、5.57(t、J=9.2Hz、1H)、7.19−7.26(m、1H)、7.35−7.37(m、2H)。
【0284】
実施例31:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)−3−メチルブタン−2−イルスルファメート(実施例65)を((1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.20g、収得率70%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.97(dd、J=16.0、7.2Hz、6H)、1.48(qd、J=6.8、2.4Hz、1H)、2.55(br s、1H)、4.62(d、J=7.6Hz、1H)、5.00(br s、2H)、6.15(d、J=8.4Hz、1H)、7.24(t、J=8.0Hz、1H)、7.36(td、J=7.6、1.2Hz、2H)。
【0285】
実施例32:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)−3−メチルブタン−2−イルスルファメート(実施例66)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.04g、収得率79%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.85(dd、J=12.4、6.8Hz、6H)、1.23−1.32(m、1H)、4.27(dd、J=8.0、2.8Hz、1H)、5.13(br s、1H)、5.83(d、J=8.0Hz、1H)、7.33−7.37(m、2H)、7.35(t、J=8.0Hz、1H)、7.44−7.49(m、2H)。
【0286】
実施例33:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキサン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ヘキサン−2−イルスルファメート(実施例67)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.93g、収得率81%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.81(t、J=7.2Hz、3H)、1.14−1.47(m、5H)、1.57−1.63(m、1H)、3.55(d、J=9.6Hz、1H)、5.21(s、2H)、5.40−5.47(m、1H)、5.56(t、J=9.2Hz、1H)、7.22−7.24(m、1H)、7.35−7.37(m、2H)。
【0287】
実施例34:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキサン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ヘキサン−2−イルスルファメート(実施例68)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.91g、収得率79%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.81(t、J=7.2Hz、3H)、1.14−1.47(m、5H)、1.57−1.63(m、1H)、3.55(d、J=9.6Hz、1H)、5.21(s、2H)、5.40−5.47(m、1H)、5.56(t、J=9.2Hz、1H)、7.22−7.24(m、1H)、7.35−7.37(m、2H)。
【0288】
実施例35:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルメチルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルメチルスルファメート(実施例76)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.0g、収得率63%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.40(d、J=6.4、3H)、2.71(d、J=5.6Hz、3H)、2.73(d、J=4.8Hz、1H)、4.39(d、J=4.8Hz、1H)、4.82−4.90(m、1H)、5.23(dd、J=6.6、4.6Hz、1H)、7.31(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.36(dt、J=7.6、1.3Hz、1H)、7.41(dd、J=7.8、1.4Hz、1H)、7.58(dd、J=6.6、2.6Hz、1H)。
【0289】
実施例36:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルメチルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルメチルスルファメート(実施例77)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.4g、収得率58%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)J=6.4Hz、3H)、2.71(d、J=5.6Hz、3H)、2.74(d、J=4.8Hz、1H)、4.39(d、J=5.2Hz、1H)、4.82−4.90(m、1H)、5.23(dd、J=6.4、4.8Hz、1H)、7.31(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)、7.33−7.39(m、1H)、7.41(dd、J=7.2、0.8Hz、1H)、7.58(dd、J=7.8、1.8Hz、1H)。
【0290】
実施例37:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルイソプロピルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルイソプロピルスルファメート(実施例81)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.93g、収得率79%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.24(dd、J=5.6、4.2Hz、6H)、1.36(d、J=5.6Hz、3H)、2.88(d、J=4.0Hz、1H)、3.60(q、J=6.8Hz、1H)、4.22(d、J=7.2Hz、1H)、4.85(q、J=6.8Hz、1H)、5.23(dd、J=6.8、4.4Hz、1H)、7.27−7.37(m、2H)、7.40(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)、7.57(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)。
【0291】
実施例38:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルイソプロピルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルイソプロピルスルファメート(実施例82)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.14g、収得率80%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.24(dd、J=6.0、5.6Hz、6H)、1.36(d、J=5.6Hz、3H)、2.90(d、J=4.0Hz、1H)、3.60(q、J=6.4Hz、1H)、4.24(d、J=7.2Hz、1H)、4.85(q、J=6.8Hz、1H)、5.23(dd、J=6.8、4.4Hz、1H)、7.27−7.37(m、2H)、7.40(d、J=8.0Hz、1H)、7.57(d、J=7.6Hz、1H)。
【0292】
実施例39:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルイソプロピルスルファメート
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((1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルイソプロピルスルファメート(実施例80)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.68g、収得率66%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.22(d、J=6.4Hz、3H)、1.29(t、J=6.2Hz、6H)、3.48(d、J=8.0Hz、1H)、3.72−3.80(m、1H)、4.56(d、J=7.2Hz、1H)、5.41−5.52(m、2H)、7.20(t、J=8.0Hz、1H)、7.34(d、J=8.0Hz、2H)。
【0293】
実施例40:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルシクロプロピルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルシクロプロピルスルファメート(実施例78)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.2g、収得率76%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.65−0.82(m、4H)、1.39(d、J=6.4Hz、3H)、2.50−2.52(m、1H)、2.80(d、J=4.0Hz、1H)、4.87−4.92(m、1H)、4.94(s、1H)、5.24−5.27(m、1H)、7.27−7.37(m、2H)、7.40(d、J=7.6Hz、1H)、7.58(d、J=7.6Hz、1H)。
【0294】
実施例41:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルシクロプロピルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルシクロプロピルスルファメート(実施例79)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.38g、収得率72%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.70−0.81(m、4H)、1.38(d、J=6.4Hz、3H)、2.49−2.54(m、1H)、2.83(d、J=4.4Hz、1H)、4.90(q、J=7.2Hz、1H)、4.95(s、1H)、5.25(dd、J=6.8、4.4Hz、1H)、7.25−7.36(m、2H)、7.40(d、J=7.6Hz、1H)、7.58(d、J=7.6Hz、1H)。
【0295】
実施例42:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−オール(製造例143)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.71g、収得率53%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.06(d、J=6.8Hz、3H)、3.15(s、3H)、4.99(d、J=8.0Hz、1H)、5.24−5.28(m、1H)、7.39−7.43(m、1H)、7.50−7.54(m、2H)。
【0296】
実施例43:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−オール(製造例145)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.6g、収得率50%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.06(d、J=6.8Hz、3H)、3.15(s、3H)、4.99(d、J=8.0Hz、1H)、5.24−5.28(m、1H)、7.39−7.43(m、1H)、7.50−7.54(m、2H)。
【0297】
実施例44:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシブタン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシブタン−2−オール(製造例109)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.78g、収得率46%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.97(t、J=7.4Hz、3H)、1.31−1.39(m、1H)、1.51−1.59(m、1H)、3.25(s、3H)、5.072(br s、2H)、5.26(d、J=8.8Hz、1H)、5.40−5.45(m、1H)、7.24(t、J=8.0Hz、1H)、7.34−7.38(m、2H)。
【0298】
実施例45:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシブタン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシブタン−2−オール(製造例114)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.05g、収得率46%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.97(t、J=7.4Hz、3H)、1.31−1.39(m、1H)、1.51−1.59(m、1H)、3.25(s、3H)、5.072(br s、2H)、5.26(d、J=8.8Hz、1H)、5.40−5.45(m、1H)、7.24(t、J=8.0Hz、1H)、7.34−7.38(m、2H)。
【0299】
実施例46:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−3−メチルブタン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−3−メチルブタン−2−オール(製造例119)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.53g、収得率76%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.92(d、J=6.8Hz、3H)、1.02(d、J=6.8Hz、3H)、1.49−1.54(m、1H)、3.26(s、3H)、5.06(br s、2H)、5.29(d、J=9.2Hz、1H)、5.59(dd、J=9.2、2.0Hz、1H)、7.25(t、J=8.0Hz、1H)、7.36−7.40(m、2H)。
【0300】
実施例47:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−3−メチルブタン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−3−メチルブタン−2−オール(製造例124)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.51g、収得率51%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.92(d、J=6.8Hz、3H)、1.02(d、J=6.8Hz、3H)、1.50−1.54(m、1H)、3.26(s、3H)、5.07(br s、2H)、5.29(d、J=8.8Hz、1H)、5.59(dd、J=9.6、2.0Hz、1H)、7.25(t、J=8.0Hz、1H)、7.36−7.40(m、2H)。
【0301】
実施例48:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシヘキサン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシヘキサン−2−オール(製造例129)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.6g、収得率50%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.80(t、J=7.2Hz、3H)、1.20−1.53(m、6H)、3.24(s、3H)、5.06(br s、2H)、5.26(d、J=9.2Hz、1H)、5.47−5.52(m、1H)、7.25(t、J=8.0Hz、1H)、7.35−7.39(m、2H)。
【0302】
実施例49:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシヘキサン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシヘキサン−2−オール(製造例134)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.5g、収得率63%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.80(t、J=7.2Hz、3H)、1.20−1.53(m、6H)、3.24(s、3H)、5.06(br s、2H)、5.26(d、J=9.2Hz、1H)、5.47−5.52(m、1H)、7.25(t、J=8.0Hz、1H)、7.35−7.39(m、2H)。
【0303】
実施例50:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イルイソプロピルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−オール(製造例143)およびイソプロピルアミンを(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例138)およびメチルアミンの代わりに使用することを除いて、実施例76に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.4g、収得率38%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.19(d、J=6.4Hz、3H)、1.30(dd、J=6.4、2.0Hz、6H)、3.23(s、3H)、3.72−3.80(m、1H)、4.45(d、J=6.8Hz、1H)、5.17(d、J=8.4Hz、1H)、5.42−5.49(m、1H)、7.22(t、J=8.0Hz、1H)、7.33−7.37(m、2H)。
【0304】
実施例51:(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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磁性撹拌機が装着された50mLの丸底フラスコをアセトニトリル(30mL、109.0mmol)で満たし、0℃に冷却させた。クロロスルホニルイソシアネート(2.4mL、27.45mmol)およびギ酸(1.0mL、27.45mmol)を滴下して添加し、室温で15時間撹拌した。N、N−ジメチルアセトアミド(9.5mL、109.0mmol)中で(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66、2.9g、10.9mmol)を0℃でゆっくり添加し、室温で2時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチさせ、EtOAcで抽出し、水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(2.73g、収得率73%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.43(d、J=6.4Hz、3H)、3.40(s、3H)、4.52−4.66(m、4H)、4.88−4.91(m、1H)、5.17(d、J =5.6Hz、1H)、7.35(dd、J=8.0、2.0Hz、1H)、7.44−7.48(m、2H)。
【0305】
実施例52:(1R、2R)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例69)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.22g、収得率54%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.43(d、J=6.4Hz、3H)、3.40(s、3H)、4.52−4.66(m、4H)、4.88−4.91(m、1H)、5.17(d、J=5.6Hz、1H)、7.35(dd、J=8.0、2.0Hz、1H)、7.44−7.48(m、2H)。
【0306】
実施例53:(1S、2S)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例78)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.2g、収得率59%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.46(d、J=6.4Hz、3H)、3.41(s、3H)、4.53(d、J=6.4Hz、1H)、4.56(s、2H)、4.66(d、J=6.4Hz、1H)、4.85−4.95(m、1H)、5.26(d、J=5.9Hz、1H)、7.31(t、J=8.0Hz、1H)、7.45−7.53(m、2H)。
【0307】
実施例54:(1R、2R)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、3−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例81)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.1g、収得率71%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.46(d、J=6.4Hz、3H)、3.41(s、3H)、4.53(d、J=6.4Hz、1H)、4.56(s、2H)、4.66(d、J=6.4Hz、1H)、4.85−4.95(m、1H)、5.26(d、J=5.9Hz、1H)、7.31(t、J=8.0Hz、1H)、7.45−7.53(m、2H)。
【0308】
実施例55:(1S、2S)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例72)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.0g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.27(t、J=6.4Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.55(d、J=6.8Hz、1H)、4.65(t、J=6.4Hz、2H)、4.80−4.84(m、1H)、4.87(br s、2H)、7.22(dd、J=8.0、2.0Hz、1H)、7.48−7.50(m、2H)。
【0309】
実施例56:(1R、2R)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(3、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例75)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.34g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.27(t、J=6.4Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.55(d、J=6.8Hz、1H)、4.65(t、J=6.4Hz、2H)、4.80−4.84(m、1H)、4.87(br s、2H)、7.22(dd、J=8.0、2.0Hz、1H)、7.48−7.50(m、2H)。
【0310】
実施例57:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例48)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.5g、収得率65%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.27(d、J=6.4Hz、3H)、3.33(s、3H)、4.55(d、J=6.4Hz、1H)、4.70(d、J=6.4Hz、1H)、4.97(s、2H)、5.51−5.67(m、2H)、7.23−7.30(m、1H)、7.35−7.42(m、2H)。
【0311】
実施例58:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例53)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.5g、収得率65%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.27(d、J=6.4Hz、3H)、3.33(s、3H)、4.55(d、J=6.4Hz、1H)、4.70(d、J=6.4Hz、1H)、4.97(s、2H)、5.51−5.67(m、2H)、7.23−7.30(m、1H)、7.35−7.42(m、2H)。
【0312】
実施例59:(1S、2S)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例99)を(1S、2S)−(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.7g、収得率73%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.44(d、J=6.4Hz、3H)、3.41(s、3H)、4.55(d、J=6.8Hz、1H)、4.65(s、2H)、4.68(d、J=6.8Hz、1H)、4.86−4.94(m、1H)、5.17(d、J=6.0Hz、1H)、7.27−7.31(m、1H)、7.36(d、J=8.4Hz、1H)、7.52(d、J=2.4Hz、1H)。
【0313】
実施例60:(1R、2R)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、5−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例102)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.5g、収得率66%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.44(d、J=6.4Hz、3H)、3.41(s、3H)、4.55(d、J=6.8Hz、1H)、4.65(s、2H)、4.68(d、J=6.8Hz、1H)、4.86−4.94(m、1H)、5.17(d、J=6.0Hz、1H)、7.27−7.31(m、1H)、7.36(d、J=8.4Hz、1H)、7.52(d、J=2.4Hz、1H)。
【0314】
実施例61:(1S、2S)−1−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例105)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.0g、収得率56%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.11(d、J=6.0Hz、3H)、3.16(s、3H)、4.47(d、J=6.8Hz、1H)、4.61(d、J=6.8Hz、1H)、5.09(s、2H)、7.24−7.32(m、1H)、7.38(d、J=8.0、1H)7.41−7.49(m、1H)、7.54(s、2H)。
【0315】
実施例62:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジフルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例96)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.7g、収得率71%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.29(d、J=7.2Hz、3H)、3.33(s、3H)、4.61(d、J=6.4、1H)、4.70(d、J=6.4Hz、1H)、5.01(s、2H)、5.09(d、J=8.8、1H)、5.19−5.29(m、1H)、6.96(t、J=8.6Hz、2H)、7.31−7.40(m、1H)。
【0316】
実施例63:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ブタン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ブタン−2−オール(製造例110)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.18g、収得率46%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.92(t、J=7.4Hz、3H)、1.25−1.31(m、1H)、1.37−1.56(m、1H)、3.48(s、3H)、4.53−4.57(m、1H)、4.80(d、J=6.4Hz、1H)、4.84(br s、2H)、4.95(d、J=6.8Hz、1H)、6.16(d、J=8.4Hz、1H)、7.21−7.26(m、1H)、7.33−7.37(m、2H)。
【0317】
実施例64:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ブタン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ブタン−2−オール(製造例114)を1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.68g、収得率41%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.92(t、J=7.4Hz、3H)、1.25−1.31(m、1H)、1.37−1.56(m、1H)、3.48(s、3H)、4.53−4.57(m、1H)、4.80(d、J=6.4Hz、1H)、4.84(br s、2H)、4.95(d、J=6.8Hz、1H)、6.16(d、J=8.4Hz、1H)、7.21−7.26(m、1H)、7.33−7.37(m、2H)。
【0318】
実施例65:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)−3−メチルブタン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)−3−メチルブタン−2−オール(製造例120)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)、の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.4g、収得率64%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.89(dd、J=11.2、6.8Hz、6H)、1.29(qd、J=6.8、1.6Hz、1H)、3.33(s、3H)、4.38(dd、J=8.8、2.0Hz、1H)、4.80(dd、J=8.4、6.8Hz、2H)、5.94(d、J=8.8Hz、1H)、7.38(t、J=8.0Hz、1H)、7.46−7.51(m、2H)、7.55(br s、2H)。
【0319】
実施例66:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)−3−メチルブタン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)−3−メチルブタン−2−オール(製造例125)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.05g、収得率60%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.89(dd、J=11.2、6.8Hz、6H)、1.27−1.33(m、1H)、4.38(dd、J=8.8、1.6Hz、1H)、4.81(dd、J=49.2、6.8Hz、2H)、5.94(d、J=8.4Hz、1H)、7.38(t、J=8.0Hz、1H)、7.14−7.51(m、4H)。
【0320】
実施例67:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ヘキサン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ヘキサン−2−オール(製造例130)を1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.59g、収得率36%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.80(t、J=7.2Hz、3H)、1.15−1.55(m、6H)、3.49(s、3H)、4.57−4.62(m、1H)、4.79(d、J=6.4Hz、1H)、4.84(s、2H)、4.95(d、J=6.8Hz、1H)、6.16(d、J=8.4Hz、1H)、7.23(t、J=8.0Hz、1H)、7.33−7.37(m、2H)。
【0321】
実施例68:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ヘキサン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ヘキサン−2−オール(製造例135)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.52g、収得率38%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.80(t、J=7.2Hz、3H)、1.15−1.55(m、6H)、3.49(s、3H)、4.57−4.62(m、1H)、4.79(d、J=6.4Hz、1H)、4.84(s、2H)、4.95(d、J=6.8Hz、1H)、6.16(d、J=8.4Hz、1H)、7.23(t、J=8.0Hz、1H)、7.33−7.37(m、2H)。
【0322】
実施例69:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例138)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.17g、収得率70%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.42(d、J=6.4Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.54(d、J=6.4Hz、1H)、4.65(d、J=6.8Hz、1H)、4.69(br s、2H)、4.84−4.97(m、1H)、5.22(d、J=6.0Hz、1H)、7.28−7.42(m、3H)、7.52−7.54(m、1H)。
【0323】
実施例70:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例141)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.52g、収得率69%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.42(d、J=6.4Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.54(d、J=6.4Hz、1H)、4.65(d、J=6.8Hz、1H)、4.69(br s、2H)、4.84−4.97(m、1H)、5.22(d、J=6.0Hz、1H)、7.28−7.42(m、3H)、7.52−7.54(m、1H)。
【0324】
実施例71:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ブタン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)ブタン−2−オール(製造例115)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.8g、収得率73%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.96(t、J=7.4Hz、3H)、1.50−1.69(m、1H)、1.71−1.76(m、1H)、3.31(s、3H)、4.43−4.45(m、3H)、4.55(d、J=6.4Hz、1H)、4.66−4.71(m、1H)、5.22(d、J=5.6Hz、1H)、7.19−7.34(m、3H)、7.45(dd、J=7.6、J=2.0Hz、1H)。
【0325】
実施例72:(1S、2S)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例84)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(5.37g、収得率71%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.40(d、J=6.0Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.58(d、J=6.4Hz、1H)、4.65(d、J=6.4Hz、1H)、4.77(br s、2H)、4.90−4.96(m、1H)、5.05(d、J=6.8Hz、1H)、7.08−7.13(m、1H)、7.20−7.24(m、1H)、7.33−7.39(m、1H)、7.43−7.48(m、1H)。
【0326】
実施例73:(1R、2R)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−フルオロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例87)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.02g、収得率68%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.36(t、J=6.0Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.58(d、J=6.4Hz、1H)、4.65(d、J=6.4Hz、1H)、4.77(br s、2H)、4.90−4.96(m、1H)、5.05(d、J=6.8Hz、1H)、7.08−7.13(m、1H)、7.20−7.24(m、1H)、7.33−7.39(m、1H)、7.43−7.48(m、1H)。
【0327】
実施例74:(1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例90)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.24g、収得率75%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.43(d、J=6.4Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.48(br s、2H)、4.50(d、J=6.4Hz、1H)、4.62(d、J=6.4Hz、1H)、4.85−4..93(m、1H)、5.03(d、J=6.0Hz、1H)、7.03−7.07(m、1H)、7.38−7.45(m、2H)、7.86(d、J=8.0Hz、1H)。
【0328】
実施例75:(1R、2R)1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−ヨードフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例93)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(6.28g、収得率78%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.43(d、J=6.4Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.48(br s、2H)、4.50(d、J=6.4Hz、1H)、4.62(d、J=6.4Hz、1H)、4.85−4..93(m、1H)、5.03(d、J=6.0Hz、1H)、7.03−7.07(m、1H)、7.38−7.45(m、2H)、7.86(d、J=8.0Hz、1H)。
【0329】
実施例76:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルメチルスルファメート
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トルエン(80mL)中で(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例138、4.0g、17.34mmol)の撹拌溶液にピリジン(4.2mL、52.01mmol)を室温でN
2下で添加した。混合物にスルフリルクロリド(2.8mL、34.68mmol)を−78℃で添加した後、2時間撹拌した。生成混合物を1MのHClでクエンチさせ、EtOAcで希釈させ、水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。
THF(70mL)中で前記粗生成物(6.2g、17.34mmol)の撹拌溶液にメチルアミン(EtOH中で33%、7mL、13.94mmol)を0℃でゆっくり添加した。混合物を2時間撹拌した。生成混合物を1MのHClでクエンチさせ、EtOAcで希釈させ、水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(5.0g、89%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.44(d、J=6.4、3H)、2.63(d、J=5.2Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.25−4.35(m、1H)、4.54(d、J=6.8Hz、1H)、4.66(d、J=6.8Hz、1H)、4.83−4.92(m、1H)、5.18(d、J=5.6Hz、1H)、7.26−7.38(m、2H)、7.41(dd、J=7.8、1.4Hz、1H)、7.53(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)。
【0330】
実施例77:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルメチルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例141)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例138)の代わりに使用することを除いて、実施例76に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.1g、収得率80%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.45(d、J=6.4Hz、3H)、2.63(d、J=5.6Hz、3H)、3.39(s、3H)、4.26(d、J=4.8Hz、1H)、4.55(d、J=6.8Hz、1H)、4.66(d、J=6.4Hz、1H)、4.83−4.92(m、1H)、5.19(d、J=5.6Hz、1H)、7.26−7.37(m、2H)、7.41(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.53(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)。
【0331】
実施例78:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルシクロプロピルスルファメート
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シクロプロピルアミンをメチルアミンの代わりに使用することを除いて、実施例76に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.74g、収得率52%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.64−0.76(m、4H)、1.44(d、J=6.4Hz、3H)、2.40−2.44(m、1H)、3.38(s、3H)、4.60(dd、J=44.8、6.8Hz、2H)、4.81(s、1H)、4.93(q、J=6.4Hz、1H)、5.20(d、J=6.0Hz、1H)、7.26−7.35(m、2H)、7.40(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)、7.53(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)。
【0332】
実施例79:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルシクロプロピルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例141)およびシクロプロピルアミンを(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例138)およびメチルアミンの代わりに使用することを除いて、実施例76に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.9g、収得率68%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.67−0.77(m、4H)、1.44(d、J=6.4Hz、3H)、2.40−2.45(m、1H)、3.40(s、3H)、4.61(dd、J=44.4、6.4Hz、2H)、4.77(s、1H)、4.93(q、J=6.4Hz、1H)、5.20(d、J=6.0Hz、1H)、7.27−7.35(m、2H)、7.40(dd、J=7.6、1.2Hz、1H)、7.53(dd、J=7.6、1.2Hz、1H)。
【0333】
実施例80:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルイソプロピルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例48)およびイソプロピルアミンを(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例138)およびメチルアミンの代わりに使用することを除いて、実施例76に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(2.39g、収得率32%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.23(d、J=6.4Hz、3H)、1.29(d、J=6.4Hz、6H)、3.24(s、3H)、3.69−3.76(m、1H)、4.37(d、J=7.2Hz、1H)、4.53(d、J=6.4Hz、1H)、4.80(d、J=6.4Hz、1H)、5.43−5.54(m、2H)、7.18−7.22(m、1H)、7.31−7.36(m、2H)。
【0334】
実施例81:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルイソプロピルスルファメート
イソプロピルアミンをメチルアミンの代わりに使用することを除いて、実施例76に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(4.3g、収得率67%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.18(dd、J=7.2、6.4Hz、6H)、1.44(d、J=6.4Hz、3H)、3.38(s、3H)、3.34−3.51(m、1H)、4.04(d、J=7.2Hz、1H)、4.58(dd、J=42.4、6.8Hz、2H)、4.87(q、J=6.8Hz、1H)、5.18(d、J=5.6Hz、1H)、7.27−7.35(m、2H)、7.40(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)、7.52(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)。
【0335】
実施例82:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルイソプロピルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例141)およびイソプロピルアミンを(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例138)およびメチルアミンの代わりに使用することを除いて、実施例76に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.06g、収得率69%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.18(dd、J=7.2、6.8Hz、6H)、1.43(d、J=6.4Hz、3H)、3.40(s、3H)、3.48(q、J=6.4Hz、1H)、4.04(s、1H)、4.59(dd、J=42.4、6.8Hz、2H)、4.88(q、J=6.4Hz、1H)、5.18(d、J=5.6Hz、1H)、7.27−7.35(m、2H)、7.40(dd、J=8.4、2.0Hz、1H)、7.52(dd、J=8.4、2.0Hz、1H)。
【0336】
実施例83:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピルスルファメート
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THF(20mL)中で((1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例51、3.0g、8.95mmol)の撹拌溶液にEt
3N(1.5mL、10.73mmol)を0℃で添加した後、30分間撹拌した。混合物にTHF(10mL)中でスルファ−Boc試薬(2.1g、9.84mmol)を0℃で滴下して添加した。反応が完了すると、生成混合物をEtOAcで希釈させ、水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗生成物として3.8gを収得した。
EtOAc(38mL)中で前記粗生成物(3.8g、7.38mmol)の撹拌溶液に濃縮HCl(3.8mL)を室温でゆっくり添加した後、加熱して還流させた。反応が完了すると、生成混合物をEtOAcで希釈させ、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をEtOAcおよびヘキサンで沈殿させて表題化合物(0.8g、収得率36%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.98(t、J=7.4Hz、3H)、1.24−1.33(m、1H)、1.54−1.64(m、1H)、3.57−3.59(d、J=9.6Hz、1H)、5.18(s、2H)、5.36−5.40(m、1H)、5.57(t、J=9.2Hz、1H)、7.19−7.26(m、1H)、7.35−7.37(m、2H)。
【0337】
実施例84:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジイルビス(スルファメート)
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過量のtert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)および塩基をtert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)の化学量論量および塩基の代わりに使用することを除いて、実施例76に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.4g、収得率38%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.03(d、J=6.8Hz、1H)、1.09(d、J=6.8Hz、1H)、2.05−2.15(m、1H)、4.43(dd、J=6.4、3.2Hz、1H)、5.85(d、J=3.2Hz、1H)、7.26(br s、2H)、7.30−7.40(m、2H)、7.56(d、J=2.4Hz、1H)、7.43(d、J=1.6Hz、1H)、7.73(br s、2H)。
【0338】
実施例85:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジイルビス(スルファメート)
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過量のtert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)、塩基および(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例22)を(tert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)、塩基および(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の化学量論量の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.4g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.03(d、J=6.8Hz、1H)、1.09(d、J=6.8Hz、1H)、2.05−2.15(m、1H)、4.43(dd、J=6.4、3.2Hz、1H)、5.85(d、J=3.2Hz、1H)、7.26(br s、2H)、7.30−7.40(m、2H)、7.56(d、J=2.4Hz、1H)、7.43(d、J=1.6Hz、1H)、7.73(br s、2H)。
【0339】
実施例86:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)ブタン−1、2−ジイルビス(スルファメート)
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過量のtert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)、塩基および1−(2−クロロフェニル)−(S、S)−1、2−ブタンジオール(製造例31)を(tert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)、塩基および(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の化学量論量の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.28g、収得率55%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.92(t、J=7.2Hz、3H)、1.39−1.58(m、2H)、4.55−4.67(m、1H)、5.80(d、J=2.8Hz、1H)、7.30− 7.95(m、8H)。
【0340】
実施例87:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)ブタン−1、2−ジイルビス(スルファメート)
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過量のtert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)、塩基および1−(2−クロロフェニル)−(R、R)−1、2−ブタンジオール(製造例32)を(tert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)、塩基および(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の化学量論量の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.34g、収得率56%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.92(t、J=7.2Hz、3H)、1.39−1.58(m、2H)、4.55−4.67(m、1H)、5.80(d、J=2.8Hz、1H)、7.30− 7.95(m、8H)。
【0341】
実施例88:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−3−メチルブタン−1、2−ジイルビス(スルファメート)
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過量のtert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)、塩基および1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(S、S)−1、2−ブタンジオール(製造例33)を(tert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)、塩基および(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の化学量論量の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.41g、収得率58%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.92(t、J=7.2Hz、3H)、1.20(d、J=6.4Hz、3H)、1.39−1.58(m、1H)、4.55−4.67(m、1H)、5.80(d、J=2.8Hz、1H)、7.30− 7.95(m、8H)。
【0342】
実施例89:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)−3−メチルブタン−1、2−ジイルビス(スルファメート)
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過量のtert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)、塩基および1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(R、R)−1、2−ブタンジオール(製造例34)を(tert−ブチルクロロスルホニルカルバメート(製造例63)、塩基および(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の化学量論量の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.53g、収得率57%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.92(t、J=7.2Hz、3H)、1.20(d、J=6.4Hz、3H)、1.39−1.58(m、1H)、4.55−4.67(m、1H)、5.80(d、J=2.8Hz、1H)、7.30− 7.95(m、8H)。
【0343】
実施例90:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)ペンタン−1、2−ジイルビス(スルファメート)
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(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)ペンタン−1、2−ジオール(製造例35)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.5g、収得率23%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.92(t、J=7.2Hz、3H)、1.39−1.58(m、2H)、1.68−1.80(m、1H)、1.80−1.94(m、1H)、4.55−4.67(m、1H)、5.80(d、J=2.8Hz、1H)、7.30− 7.95(m、8H)。
【0344】
実施例91:(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)ペンタン−1、2−ジイルビス(スルファメート)
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(1R、2R)−1−(2−クロロフェニル)ペンタン−1、2−ジオール(製造例36)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.6g、収得率24%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ0.92(t、J=7.2Hz、3H)、1.39−1.58(m、2H)、1.68−1.80(m、1H)、1.80−1.94(m、1H)、4.55−4.67(m、1H)、5.80(d、J=2.8Hz、1H)、7.30− 7.95(m、8H)。
【0345】
実施例92:(1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−ヨードフェニル)−1−メトキシプロパン−2−オール(製造例148)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.82g、収得率55%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.21(d、J=6.4Hz、3H)、3.16(s、3H)、4.66−4.72(m、2H)、7.33−7.47(m、6H)。
【0346】
実施例93:(1S、2S)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピルスルファメート
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((1S、2S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例46)を((1R、2R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2、6−ジクロロフェニル)プロパン−1−オール(製造例51)の代わりに使用することを除いて、実施例83に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.7g、収得率40%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.98(t、J=7.4Hz、3H)、1.24−1.33(m、1H)、1.54−1.64(m、1H)、3.57−3.59(d、J=9.6Hz、1H)、5.18(s、2H)、5.36−5.40(m、1H)、5.57(t、J=9.2Hz、1H)、7.19−7.26(m、1H)、7.35−7.37(m、2H)。
【0347】
実施例94:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イルシクロプロピルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−オール(製造例145)およびシクロプロピルアミンを(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例138)およびメチルアミンの代わりに使用することを除いて、実施例76に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.32g、収得率67%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ0.67−0.89(m、4H)、1.20(d、J=6.8Hz、3H)、2.73−2.78(m、1H)、3.25(s、3H)、5.18(br s、1H)、5.22(d、J=8.8Hz、1H)、5.44−5.52(m、1H)、7.20−7.24(m、1H)、7.33−7.37(m、2H)。
【0348】
実施例95:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イルメチルスルファメート
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(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−オール(製造例145)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例138)の代わりに使用することを除いて、実施例76に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.07g、収得率59%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.19(d、J=6.8Hz、3H)、2.89(d、J=5.6Hz、3H)、3.25(s、3H)、4.25(br s、1H)、5.19(d、J=8.4Hz、1H)、5.38−5.45(m、1H)、7.20−7.24(m、1H)、7.33−7.37(m、2H)。
【0349】
実施例96:(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルメチルスルファメート
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トルエン(46mL)中で(1R、2R)−1−(2、6−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例53、4.6g、17.35mmol)の撹拌溶液にピリジン(4.4mL、52.05mmol)を室温でN
2下で添加した。混合物にスルフリルクロリド(2.8mL、34.70mmol)を−78℃で添加した後、2時間撹拌した。生成混合物を1MのHClでクエンチさせ、EtOAcで希釈させ、水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物(2.5g、6.87mmol)をTHF(12.5mL)内で溶解させた後、メチルアミン(EtOH中で33%、2.6mL、20.62mmol)を0℃でゆっくり添加した。混合物を2時間撹拌した。生成混合物を1MのHClでクエンチさせ、EtOAcで希釈させ、水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。
MeOH(6mL)中で前記粗生成物の撹拌溶液に濃縮HCl(2.8mL、16.7mmol)を室温で滴下して添加した。反応が完了すると、生成混合物で溶媒を除去し、EtOAcで希釈させ、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(0.4g、収得率77%)を生成した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.24(d、J=6.4Hz、3H)、2.90(d、J=5.2Hz、3H)、3.34(d、J=8.0Hz、1H)、4.65(br s、1H)、5.39−5.53(m、2H)、7.19−7.23(m、1H)、7.34−7.36(m、2H)。
【0350】
実施例97:(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−オール(製造例151)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.8g、収得率54%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.30−1.31(m、3H)、3.26(s、3H)、4.81−4.88(m、2H)、4.92(br s、2H)、7.
27−7.38(m、2H)、7.41(dd、J=7.8、1.4Hz、1H)、7.47(dd、J=7.8、1.8Hz、1H)。
【0351】
実施例98:(1R、2R)−1−ヒドロキシ−1−(ピリジン−2−イル)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(ピリジン−2−イル)プロパン−1、2−ジオール(製造例153)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.2g、収得率66%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.22(d、J=6.4Hz、3H)、4.63(d、J=4.8Hz、1H)、4.71−4.79(m、1H)、5.73(br s、1H)、6.88−7.43(m、3H)、7.46(d、J=7.6Hz、1H)、7.75−7.84(m、1H)、8.47−8.53(m、1H)。
【0352】
実施例99:(1R、2R)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例160)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(3.18g、収得率75%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.11(s、3H)、3.10(s、3H)、4.45(d、J =7.2Hz、1H)、4.61(d、J =7.2Hz、1H)、5.19(s、1H)、7.54(br s、2H)、8.62(s、2H)。
【0353】
実施例100:(1R、2R)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例99)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(1.07g、収得率56%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.13(d、J=6.8Hz、3H)、5.06−5.12(m、1H)、5.21(d、J=7.6Hz、1H)、7.41(br s、2H)、8.61(m、2H)。
【0354】
実施例101:(1R、2R)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)−1−メトキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2R)−1−(3、5−ジクロロピリジン−4−イル)−1−メトキシプロパン−2−オール(製造例159)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.76g、収得率69%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.14(d、J=6.8Hz、3H)、3.18(s、3H)、4.91(d、J=7.2Hz、1H)、5.06−5.12(m、1H)、7.51(br s、2H)、8.63(m、2H)。
【0355】
実施例102:(1R、2S)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2S)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例103)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート(実施例51)の代わりに使用することを除いて、実施例3に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.28g、収得率74%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.36(d、J=6.4Hz、3H)、4.58−4.60(m、1H)、4.94(s、1H)、6.68(s、1H)、7.49(br s、2H)。
【0356】
実施例103:(1R、2S)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2S)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例165)を1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.26g、収得率74%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.36(d、J=6.4Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.26−4.33(m、1H)、5.39−5.45(m、2H)、5.67−5.70(m、1H)。
【0357】
実施例104:(1R、2S)−1−ヒドロキシ−1−(4−メチルチアゾール−5−イル)プロパン−2−イルスルファメート
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(1R、2S)−1−(4−メチルチアゾール−5−イル)プロパン−1、2−ジオール(製造例167)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.35g、収得率24%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO)δ1.19(d、J=6.4Hz、3H)、2.36(s、3H)、4.60−4.62(m、1H)、5.07(t、J=4.6Hz、1H)、6.20(d、J=4.0Hz、1H)、7.48(s、2H)、8.92(s、1H)。
【0358】
実施例105:(1S、2R)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2R)−1−(2、4−ジクロロチアゾール−5−イル)プロパン−1、2−ジオール(製造例168)を(1S、2S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1、2−ジオール(製造例21)の代わりに使用することを除いて、実施例1に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.33g、収得率49%)を収得した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.36(d、J=6.4Hz、3H)、4.58−4.60(m、1H)、4.94(s、1H)、6.68(s、1H)、7.49(br s、2H)。
【0359】
実施例106:(1S、2R)−1−メトキシ−1−(チオフェン−2−イル)プロパン−2−イルスルファメート
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(1S、2R)−1−メトキシ−1−(チオフェン−2−イル)プロパン−2−オール(製造例173)を(1S、2S)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−1−(メトキシメトキシ)プロパン−2−オール(製造例66)の代わりに使用することを除いて、実施例51に記載したものと実質的に同じ方法を行い、表題化合物(0.3g、収得率63%)を収得した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ1.23(d、J=6.4Hz、3H)、3.30(s、3H)、4.48(d、J=7.6Hz、1H)、4.76−4.86(m、2H)、4.96(s、2H)、7.00−7.05(m、1H)、7.05−7.08(m、1H)、7.35−7.40(m、1H)。
【0360】
生物学的実験例1:ねじれ試験(Writhing Test)
スルファメート誘導体化合物の疼痛緩和効果を確認するために、Fischer,L.G.et al.(2008)を参照してねじれ試験を行った。
【0361】
ICRマウス(雄性、24〜28g;Orient Bio、韓国)を試験前に1時間試験室で慣らした。化合物を投与する前に、動物を2時間絶食させた。各々の化合物を体重当たり10μL/gの3回用量で経口投与した。すべての化合物を30%(v/v)PEG400または20%(v/v)Tween80のビヒクルに溶解させた。対照群は、化合物なしにビヒクルのみ処理した。
【0362】
化合物の投与後、0.25〜2時間に、体重当たり10μL/gの用量で0.6%酢酸をマウスに注入した。動物をケージで5分間慣らした。5分間慣らした後、ねじれ(腹部収縮)の数を15分間Korzeniewska−Rybicka,I.et al.(1998)を参照して計数し、対照群と比較した。
対照群(%対照)に対する相対値を計算し、表2に示した。
【0363】
【表2】
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【0364】
生物学的実験例2:結紮モデル(Chung Model)での抗アロディニア活性(Antiallodynic Activity)の評価
雄性スプラーグドーリーラット(100〜130g、Orient Bio、韓国)を実験前に1週間慣らし、実験中に食べ物および水を自由に食べるようにした。温度および湿度は、各々24±2℃および50±10%に維持した。神経病手術(SNL、脊椎神経結紮)モデルをKimおよびChung(1992)に記載の方法に従って実施した。簡略に、動物をイソフルランで気体麻酔させた。左側の腰椎管神経(lumbar spinal nerves)L5およびL6を分離し、6−0シルク糸で堅く縛り付けた。けがした筋肉をCatgut(登録商標)chrome 3/0糸で縫合し、皮膚をDafilon 3/0糸で縫合した。疑似対照群を脊髄神経を露出することと同じ方法で準備するが、L5およびL6神経は、縛り付けなかった。ビヒクル対照群の準備は、ビヒクル対照群内に化合物なしにビヒクルを投与したことを除いて、化合物で処理された群と同一にした。
【0365】
触覚的敏感度(機械的アロディニア)をvon Freyモノフィラメントを利用して処理前および後に評価し、本研究に含まれる動物は、逃避閾値が4g未満である場合にのみ限る。手術1週後に、SNL−手術動物、疑似−手術動物およびビヒクル対照動物を各動物に対して3回ずつvon Freyモノフィラメントで触覚的敏感度をテストした。すべての動物をステンレス鋼メッシュチャンバーに置いて30分間試験ケージ内で慣らした。同側性後足に対する触覚的敏感度を7個のvon Freyモノフィラメント(0.4、1、2、4、6、8および15g)で用量アップダウン法(up−and−down method)(Dixon,1980)を利用して3回測定した。触覚的敏感度試験をDixon方法(Dixon,1980)に従って実施した。各々の足に対する50%足逃避閾値を次の式を利用して計算した:[Xth]log=[vFr]log+ky、ここで[vFr]は、最後に使用されたvon Freyの力であり、k=0.2249であり、これは、von Freyモノフィラメント間の平均間隔(log単位で)であり、yは、逃避反応のパターンに応じた値である(Dixon,1980)。動物が最も高いvon Freyヘアー(15g)に対して反応がない場合、足を18.4gの値に指定した。
【0366】
化合物を投与する前に、すべての動物を18時間絶食させた。化合物の抗アロディニア効果を3回用量で、30%(v/v)PEG400または20%(v/v)Tween80のビヒクルに体重当たり5μL/gの体積を経口投与して評価した。本試験を化合物の投与後に効能のピークタイム(1時間)で行った。
【0367】
疑似群(%対照)に対する相対値を計算して表3に示し、これは、ラットでのSNLモデルで試験化合物の抗アロディニア効果を示す。
【0368】
【表3】
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【0369】
生物学的実験例3:完全フロイントアジュバント(Complete Freund’s Adjuvant、CFA)−誘導炎症性疼痛モデルでの抗アロディニア活性の評価
雄性スプラーグドーリーラット(210〜250g、Nara Bio、韓国)をCFAの注入前に1週間慣らし、実験中に食べ物および水を自由に食べるようにした。温度および湿度は、各々24±2℃および50±10%に維持した。
【0370】
CFA−誘導炎症性疼痛に少し変形されたNagakura et al.(2003)およびGregory P.et al.(2010)の手続を導入した。CFA(sigma、米国)をイソフルランで気体麻酔させて、100μLの体積で右側の足底(plantar)に注入した。疑似対照群に100μLの食塩水を注入し、ビヒクル対照群内に化合物なしにビヒクルを製造した。触覚的敏感度(機械的アロディニア)をvon Freyモノフィラメントを利用して処理前および後に評価し、本研究に含まれる動物は、逃避閾値が4g未満である場合のみに限る。手術1週後に、CFA−注入動物(n=4〜6)、疑似−手術動物(n=12)およびビヒクル対照動物(n=17)を各動物に対して3回ずつvon Freyモノフィラメントで触覚的敏感度をテストした。すべての動物をステンレス鋼メッシュチャンバーに置いて30分間試験箱内で慣らした。同側性後足に対する触覚的敏感度を7個のvon Freyモノフィラメント(0.4、1、2、4、6、8および15g)で用量アップダウン法(Dixon,1980)を利用して3回測定した。触覚的敏感度試験をDixon方法(Dixon,1980)に従って実施した。各々の足に対する50%足逃避閾値を次の式を利用して計算した:[Xth]log=[vFr]log+ky、ここで[vFr]は、最後に使用されたvon Freyの力であり、k=0.2249であり、これは、von Freyモノフィラメント間の平均間隔(log単位で)であり、yは、逃避反応のパターンに応じた値である(Dixon、1980)。動物が最も高いvon Freyヘアー(15g)に対して反応がない場合、足を18.4gの値に指定した。
【0371】
実施例化合物の抗アロディニア効果を10〜60mg/kg(n=4−6)の用量で、30%(v/v)PEGまたは20%(v/v)Tween80のビヒクルに体重当たり5μL/gの体積で腹腔内投与して評価した。本試験を化合物の投与後、効能のピークタイム(0.5または1時間)で行った。
【0372】
疑似群(%対照)に対する相対値を計算して表4に示し、これは、ラットでのCFA−誘導疼痛モデルで化合物1の抗アロディニア効果を示した。
【0373】
【表4】
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【0374】
生物学的実験例4:ビンクリスチン(Vincristine)−誘導疼痛モデルでの抗アロディニア活性の評価
雄性スプラーグドーリーラット(160〜180g、Nara Bio、韓国)を手術前に1週間慣らし、実験中に食べ物および水を自由に食べるようにした。温度および湿度は、各々24±2℃および50±10%に維持した。
【0375】
ビンクリスチン−誘導炎症性疼痛を少し変形されたNatsuko et al.(2001)の手続により確立した。次のように、ビンクリスチンを小型−浸透圧ポンプを利用して14日間持続的に静脈内に投与した:ビンクリスチンサルフェート溶液(Hospira,Australia)を0.9%食塩水で30ug/kgで希釈させた。前記ポンプ(Alzet Model 2002、米国)をビンクリスチン溶液で満たし、注入前に4時間37℃で恒温処理(incubation)して準備した。簡略に、動物をイソフルランで気体麻酔させた。PE−60チューブよりなるカテーテルをラット内外頸静脈に挿入した。疑似対照群は、外頸静脈を露出することと同じ方法で準備するが、外頸静脈を切らなかった。ビヒクル対照群の準備は、ビヒクル対照群内に化合物なしにビヒクルを投与したことを除いて、化合物で処理された群と同一にした。
【0376】
触覚的敏感度(機械的アロディニア)をvon Freyモノフィラメントを利用して処理前および後に評価し、本研究に含まれる動物は、逃避閾値が4g未満である場合のみに限る。手術1週後に、ビンクリスチン−注入動物、疑似−手術動物およびビヒクル対照動物を各動物に対して3回ずつvon Freyモノフィラメントで触覚的敏感度をテストした。すべての動物をステンレス鋼メッシュチャンバーに置いて試験ケージ内で30分間慣らした。同側性後足に対する触覚的敏感度は、7個のvon Freyモノフィラメント(0.4、1、2、4、6、8および15g)で用量アップダウン法(Dixon、1980)を利用して3回測定した。触覚的敏感度試験をDixon方法(Dixon、1980)に従って実施した。各々の足に対する50%足逃避閾値を次の式を利用して計算した:[Xth]log=[vFr]log+ky、ここで、[vFr]は、最後に使用されたvon Freyの力であり、k=0.2249であり、これは、von Freyモノフィラメント間の平均間隔(log単位で)であり、yは、逃避反応のパターンに応じた値である(Dixon、1980)。動物が最も高いvon Freyヘアー(15g)に対して反応がない場合、足を18.4gの値に指定した。
【0377】
化合物の抗アロディニア効果を3回用量で30%(v/v)PEGまたは20%(v/v)Tween 80のビヒクルに体重当たり5μL/gの体積を腹腔内投与して評価した。本試験を化合物の投与後、効能のピークタイム(0.5時間)で行った。
【0378】
疑似群(%対照)に対する相対値を計算して表5に示し、これは、ラットでのビンクリスチン−誘導疼痛モデルで化合物2および7の抗アロディニア効果を示す。
【0379】
【表5】
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【0380】
生物学的実験例5:テールフリック試験(Tail−flick Test)
スルファメート化合物の疼痛緩和効果を確認するために、テールフリック試験をNeuroscience;Behavioral Neuroscience Unit 8.9の現在のプロトコルを参照して行った。
【0381】
ICRマウス(雄性、25〜30g;Orient Bio、韓国)を試験前に(試験室で)1時間慣らした。動物を化合物の投与前に2時間絶食させた。各々の試験化合物を1〜3回用量で体重当たり10μL/gを経口投与した(n=4〜6/群)。すべての化合物を30%(v/v)PEG400または20%(v/v)Tween80のビヒクルに溶解させた。対照群を化合物なしにビヒクルのみ処理した。
【0382】
化合物の投与後に、マウステールをテールフリック鎮痛効果測定装置(tail−flick analgesia meter)に載置した。組織の損傷を避けるために、疼痛刺激に対する最大露出時間を15秒に制限した。逃避潜時(withdrawal latency)を各々のマウスが反応する時点での時間で測定した。対照群(%対照)に対する相対値を計算した。
【0383】
【表6】
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【0384】
生物学的実験例6:術後−誘導疼痛モデルでの抗アロディニア活性の評価
雄性スプラーグドーリーラット(230〜250g、Orient Bio、韓国)を手術前に最小3日間慣らし、実験中に食べ物および水を自由に食べるようにした。温度および湿度を各々24±2℃および50±10%に維持した。術後にモデルの手術を実行する手続にBrennan et al(1996)を適用した。まず、アロディニアを有するラット(8g未満の閾値)を前−von Frey試験から除外した。術後手術(post−operation surgery)中に、ラットを2%イソフルランで気体麻酔させた。ラットを37℃の暖かい板に、顔が下を向いた状態で体を伏せることで、低体温症から保護した。後足の同側性足底(左側)を10%ポビドン−アイオダイン溶液で消毒して準備した。1cmの縦方向切開を10番ブレードで皮膚および足の同側性足底側の筋膜を貫通して、かかとの近位端の下0.5cmから足指まで拡張して実施した。ラットの足底筋肉を持ち上げて縦方向に切開した。軽く圧力を加えて止血させた後に、皮膚を4−0 Dafilonの2個マットレス縫合して裏返した。
【0385】
回復24時間後に、前−von Frey試験で良好な反応を有するラット(4g未満の閾値)を選別した。前記反応によって、同じ平均反応を有する各々の群にて3個の群に分けた:1群、術後および薬物処理;2群、術後およびビヒクル処理;3群、術後なしおよびビヒクル処理。本研究で、3群を疑似対照(陽性)群とした。2群を術後疼痛発生の失敗の可能性を確認するために使用した。
【0386】
効能測定のために、C群の閾値を100%効能に指定し、C群に対するA群の閾値のパーセント(各々の異なる用量レベルに対して)を効能として計算した。効能値に基づいて、ED50をログフィッティング(log fitting)を利用して計算した。明白なED50がない場合に、最も高くテストされた用量または最も高くテストされた用量より大きい値でパーセント効能を表示した。
【0387】
疼痛閾値試験のために、すべての動物をステンレス鋼メッシュチャンバーに置いて試験箱で30分間慣らした。同側性後足の触覚的敏感度を7個のvon Freyモノフィラメント(0.4、1、2、4、6、8および15g)で用量アップダウン法(Dixon、1980)を利用して3回測定した。各々の足に対する50%足逃避閾値を次の式を利用して計算した:[Xth]log=[vFr]log+ky、ここで[vFr]は、最後に使用されたvon Freyの力であり、k=0.2249であり、これは、von Freyモノフィラメント間の平均間隔(log単位で)であり、yは、逃避反応のパターンに応じた値である(Dixon、1980)。動物が最も高いvon Freyヘアー(15g)に対して反応がない場合、足を18.4gの値に指定した
【0388】
すべての薬物を20%Tween80に溶解させた。これらのビヒクルを化合物の溶解度に応じて選択した。すべての薬物(5μL/g)を腹腔内注入した。
【0389】
疑似群(%対照)に対する相対値を計算して表7に示し、これは、ラットでの術後−誘導疼痛モデルで実施例化合物の抗アロディニア効果を示す。
【0390】
【表7】
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【0391】
生物学的実験例7:抗−てんかん活性測定(MES−試験)
MES試験(G.Villetti et al.Neuropharmacology 40(2001)866〜878参照)で、11A衝撃機(IITC life Science Company)により供給される電気刺激(試験動物のうちマウス:50mA、60Hz、0.2秒およびラット:150mA、60Hz、0.2秒)を角膜電極を介して伝達させた。ピークタイムで任意の電気衝撃が加えられるすべてのマウスまたはラットを試験前に経口に適用される食塩溶媒で製造された30%PEG400または20%tween80に溶解した各試験化合物サンプルで処理した。MES試験で試験動物の後足が直線に伸びることが観察されないと、これらの結果は、試験サンプルが抗てんかん活性を有することを示す。動物の50%が発作から保護される各々の用量(ED50)を測定するために、試験サンプルの3回用量を動物9〜18匹(用量当たり3〜6匹のマウス)に経口投与した。ED50値(中間有効濃度)を用量−反応関係であるリッチフィールドおよびウィルコクソンログ−プロビット(Litchfield and Wicoxon log−probit)方法で算出した。実験動物である雄性ICRマウスおよび雄性SDラットは、韓国のOrientBio、SamtakoまたはNara biotechから購入し、4〜5日間ケージ内で収容した(ケージ当たり4〜5匹のマウスまたは3匹のラット)。マウスの体重範囲は、19gと25gの間であり、ラットの体重範囲は、100gと130gの間である。収得した結果を下記表8および表9に示した。
【0392】
生物学的実験例8:抗−てんかん活性測定(scPTZ)
この実験で、各々の試験化合物サンプルを生物学的実験例1に記載したように調製し、試験動物(マウス;ICRまたはラット;SD)に腹膜内投与し;実験動物である雄性SDラットを韓国のOrientBioまたはNara biotech社から購入し、4〜5日間ケージ当たり4〜5匹のマウスを収容した。マウスは、体重範囲が19g〜26gの間であるものを使用し、ラットは、体重範囲が100g〜130gの間であるものを使用した。投与からピークタイム(0.5、1、2および4時間)後に、97%間欠的けいれんを誘導できる濃度でPTZ(ペンチレンテトラゾール)を皮下投与した(マウス:76〜110mg/kg・bw、10μL/gまたはラット:79〜110mg/kg・bw、2μL/g)。間代発作がPTZ投与動物で少なくとも30分間観察されないと、試験化合物が抗−てんかん活性を有すると見なされ得る。中間有効濃度(ED50)は、濃度(全体三つの異なる濃度)当たり6匹の動物を使用して決定し、用量−反応関係であるリッチフィールドおよびウィルコクソンログ−プロビット方法で算出した。収得した結果を下記表8および表9に示した。
【0393】
生物学的実験例9:リチウム−ピロカルピン誘導てんかん試験(LI−PILO試験)
予防試験(Prevention test)
体重が175〜200gの雄性スプラーグドーリーラット(韓国のOrient Bio Inc.から購入)を本研究に使用し、4〜5日間ケージ当たり3匹のラットを収容した。SEの前日に、ラットに127mg/kgのリチウムクロリド(Sigma,St.Louis,MO,U.S.A.)を腹腔内投与(i.p.)した。投与18〜20時間程度後に、ラットにCD97用量(30〜43mg/kg)のピロカルピン(Sigma)を腹腔内注入した。2mg/kgのメチル−スコポラミン(Sigma)をピロカルピン投与の30分前に腹腔内注入して、末梢コリン受容体に対するムスカリン性拮抗剤の効果を遮断した。試験薬物を30%PEG400または20%tween80(Sigma)に溶解させた。
【0394】
薬物を2μL/g体重の体積で腹腔内投与(i.p.)した。すべての試験物質の薬理学的効果を評価して試験群(n=6)と対照群(n=6)を比較した。対照群は、ビヒクルのみを投与した。効能を試験材料の投与0.5、1、2または4時間後に測定した。動物が最大保護時間ポイントをピークタイムとして定義し、ED50をピークタイムで決定した。引き続いて、動物を観察ケージに移し、90分間継続して観察した。発作は、対照群の約95%で導き出された。保護は、90分の観察期間にわたって発作段階3〜5(ラシーンスケール;Racine,1972)の完全欠神されたものとして定義した。対照群と比較して50%の動物を発作から保護するのに必要な化合物の有効量(すなわち、ED50)をカーブフィッティングプログラム(Excel 2007、Microsoft)を利用して決定した。収得した結果を下記表9に示した。
【0395】
介入(Intervention)
体重が175gの雄性スプラーグドーリーラット(韓国のOrient Bio Inc.から購入)を本研究に使用し、4〜5日間ケージ当たり3匹のラットを収容した。SEの前日に、ラットに127mg/kgのリチウムクロリド(Sigma,St.Louis,MO,U.S.A.)を腹腔内投与(i.p.)した。投与18〜20時間程度後に、前記ラットにCD97用量(30〜43mg/kg)のピロカルピン(Sigma)を腹腔内注入した。2mg/kgのメチル−スコポラミン(Sigma)をピロカルピン投与30分前に腹腔内注入して、末梢コリン受容体に対するムスカリン性拮抗剤の効果を遮断した。試験薬物を20%tween80(Sigma)に溶解させた。
【0396】
SEの発病時に薬物を2μL/g体重の体積で静脈内投与(i.v.)した。すべての試験物質の薬理学的効果を評価して、試験群(n=3〜6)と対照群(n=3〜6)を比較した。対照群は、ビヒクルのみを投与した。引き続いて、動物を観察ケージに移し、90分間継続して観察した。発作は、対照群の約95%で導き出された。保護は、90分の観察期間にわたって発作段階3〜5(ラシーンスケール;Racine,1972)の完全欠神されたものとして定義した。対照群と比較して50%の動物を発作から保護するのに必要な化合物の有効量(すなわちED50)は、カーブフィッティングプログラム(Excel 2007、Microsoft)を利用して決定した。収得した結果を下記表9に示した。
【0397】
【表8】
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【0398】
【表9】
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【0399】
生物学的実験例10:神経保護SEモデル
神経保護モデルで発作誘発方法は、発作が発病(ラシーンスケール4〜5)された後、30分に化合物をip経路で投与することを除いて、リチウム−ピロカルピン誘導てんかん試験(LI−PILO検査)と同一である。14日間体重および死亡率をモニタリングした。
【0400】
14日に、ラットをケタミン(Ketamine)とロンプン(Rompun)(7:3(v/v))を使用して深く麻酔させ、非常に冷たい0.01Mリン酸塩緩衝液150mlを経皮的に(transcardially)潅流させた後、新しく製造した氷のように冷たい4%パラホルムアルデヒド(PFA)250mlを0.1Mリン酸緩衝液で潅流させた。脳を除去し、4℃で22〜24時間同じ固定液でポスト固定させた後、サンプルが沈殿されるまで低温保護(cryoprotection)のために30%スクロースに移した。脳をドライアイスでメチルブタン中で凍結させ、−80℃で保管した。連続的な冠状面(serial coronal)25mmスライスを低温維持装置(cryostat)(Microtome HM 1850,Leica,Germany)で切り出して、切片をスライドの上に載置し、チオニン染色前に空気乾燥させた。すべての五番目のセクションを形態素分析のために選択した。染色された海馬を顕微鏡で200倍または400倍拡大した映像で観察した。関心部位(背側海馬−CA1、CA3、DG)の細胞数を、動物の処理をしない観察者が計算した。平均数を記録した。正常群としては、4匹のナイーブ(naive)ラットを使用した。その結果を
図1に示した。
【0401】
生物学的実験例11:化学的誘導発作モデル(PIC)
実験で行動発作を誘発するようにピクロトクシン(PIC)を使用した。体重19〜26g(マウス)のICRマウス(韓国のOrient Bio Inc.から購入)を本研究に使用した。試験物質は、マウスの重量当たり10μL/gの体積で腹腔内(ip)経路で投与した。試験物質の薬理学的効果を評価して対照群(n=6)と試験群(n=6)を比較した。対照群は、ビヒクルのみを投与した。ピークタイムは、0.5、1、2、4時間試験物質を無作為用量で投与して決定した。最大保護時間をピークタイムとして定義し、ED50をピークタイムで他の用量を投与して決定した。薬物(PIC)を0.9%食塩水に溶解させ、10μL/g(マウス)の体重の体積で首の正中線で皮膚の垂れたシワ内に97%で間代発作を発生させる化学物質(PIC)の用量であるCD97(けいれん性用量97%)で皮下(s.c.)投与した。引き続いて、前記動物を観察ケージに移し、45分間(PIC)継続して観察した。間代発作は、対照群の約97%で導き出された。保護は、45分以上の観察期間にわたって間代発作が完全欠神さりたものとして定義した。対照群の50%に全身性けいれん発作に対して保護する必要がある化合物の有効量(すなわち、ED50)は、SPSSソフトウェアプログラム(SPSS Inc.)を使用してログプロビット分析で決定した。収得した結果を下記表10に示した(参考;White H.S.,J.H.Woodhead、K.S.Wilcox,J.P.Stables,H.J.Kupferberg、and H.H.Wolf.General Principles;Discovery and Preclinical Development of Antiepileptic Drugs.In:R.H.Levy、R.H.Mattson、B.S.Meldrum、and E.Perucca,eds.Antiepileptic Drugs,5
th Ed.Lippincott Williams & Wilkins,Philadelphia 2002:pp.36−48)。
【0402】
【表10】
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【0403】
生物学的実験例12:化学的誘導発作モデル(ストリキニーネ、Strychnine)
本研究に体重19〜27gの雄性ICRマウス(韓国のOrient Bio Inc.から購入)を使用した。試験物質を10ul/g重量の体積で腹腔内経路で投与した。すべての試験物質の薬理学的効果を評価して、試験群(n=6)と対照群(n=6)を比較した。対照群は、ビヒクルのみを投与した。ピークタイムを0.5、1、2時間試験物質を無作為用量で投与して決定した。最大保護時間をピークタイムとして定義し、ED50をピークタイムで他の用量を投与して決定した。ストリキニーネを0.9%食塩水に溶解させ、10μL/gの体重の体積で97%で間代発作を発生させるストリキニーネの用量であるCD97(けいれん性用量97%)で腹腔内(i.p.)投与した。引き続いて、前記動物を観察ケージに移し、30分間継続して観察した。間代発作は、対照群の約95%で導き出された。保護は、30分の観察期間にわたって間代発作が完全欠神されたものとして定義した。対照群の50%に全身性けいれん発作に対して保護する必要がある化合物の有効量(すなわちED50)は、エクセル2007(Microsoft)を使用してログプロビット分析で決定した。収得した結果を下記表11に示した
【0404】
【表11】
[この文献は図面を表示できません]
【0405】
生物学的実験例13:化学的誘導発作モデル(BIC)
本研究に体重19〜26gの雄性ICRマウス(韓国のOrient Bio Inc.から購入)を使用した。試験物質を10ul重量の体積で腹腔内経路で投与した。すべての試験物質の薬理学的効果を評価して、試験群(n=6)と対照群(n=6)を比較した。対照群は、ビヒクルのみを投与した。ピークタイムを0.5〜4時間試験物質を無作為用量で投与して決定した。最大保護時間をピークタイムとして定義し、ED50をピークタイムで他の用量を投与して決定した。BICを0.9%食塩水に溶解させ、10μL/gの体重の体積で首の正中線で皮膚の垂れたシワ内に97%で間代発作を発生させるBICの用量であるCD97(けいれん性用量97%)で皮下(s.c.)投与した。引き続いて、前記動物を観察ケージに移し、30分間継続して観察した。間代発作は、対照群の約95%で導き出された。保護は、30分の観察期間にわたって間代発作が完全欠神されたものとして定義した。対照群の50%に全身性けいれん発作に対して保護する必要がある化合物の有効量(すなわち、ED50)は、エクセル2007(Microsoft)を使用してログプロビット分析で決定した。収得した結果を下記表12に示した
【0406】
【表12】
[この文献は図面を表示できません]
【0407】
生物学的実験例14:IS(乳児けいれん)の多衝撃ラットモデル
本研究に定期妊娠したスプラーグドーリーラット(Nara biotech、ソウル、韓国)の雄性の子供を使用した。動物の準備および手術手続は、前述した通りである(Scantlebury et al.,2010)。生後3日に(PN3)、ドキソルビシン(右側の脳血管内)および脂質多糖類(右側の頭頂葉内)をイソフルラン麻酔下で定位的に(stereotactically)注入した。PN4に、ラットを記載されたようにビデオモニタリングのために分離した(Scantlebury et al.,2010)。モニタリングセッションは、注入前に1時間および注入後に5時間よりなる。試験物質を10μL/g重量の体積で皮下投与した。行動けいれん(Behavioral spasms)をすべての四肢および身体の曲げ(flextion)または伸張(extension)姿勢に対する突然で且つ同期的な高振幅(synchronous high−amplitude)の動きと見なした。非同期的な四肢の動きを有したり、元の位置に戻そうとする試みるように見える曲げたり伸張する場合は、偽陽性(false−positive)の場合を最小化するために排除させた(参考;Scantlebury M.H.,Galanopoulou A.G.,Chudomelova L.,Raffo E.,Betancourth D.and Moshe S.L.(2010)。A model of symptomatic infantile spasms syndrome.Neurobiol.Dis.37:604−612./Ono T.,Moshe S.L.and Galanopoulou A.G.(2011)。Carisbamate acutely suppresses spasm in a rat model of symptomatic infantile spasms.Epilepsia 52:1678−1684.)。試験結果を
図2に示した。
【0408】
哺乳類が乳児けいれん症状の特性を示すドキソルビシン、脂質多糖類(LPS)、およびp−クロロフェニルアラニン(PCPA)で処理された非ヒト哺乳類を提供する。また、乳児けいれん症状を示す非ヒト哺乳類を形成する方法を提供する。また、非ヒト哺乳類に嬰児けいれんの症状が現れるようにする方法を提供する。また、乳児けいれん症状を弱化させる潜在性に対する化合物をスクリーニングする方法を提供する。収得した結果を
図2に示した。