(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6808148
(24)【登録日】2020年12月11日
(45)【発行日】2021年1月6日
(54)【発明の名称】コンクリート攪拌装置
(51)【国際特許分類】
B28C 5/26 20060101AFI20201221BHJP
B28C 7/14 20060101ALI20201221BHJP
B01F 7/18 20060101ALI20201221BHJP
B01F 15/00 20060101ALI20201221BHJP
B01F 15/02 20060101ALI20201221BHJP
【FI】
B28C5/26
B28C7/14
B01F7/18 B
B01F15/00 C
B01F15/02 B
【請求項の数】1
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2020-46945(P2020-46945)
(22)【出願日】2020年3月17日
【審査請求日】2020年5月20日
(31)【優先権主張番号】201911144629.2
(32)【優先日】2019年11月20日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519320963
【氏名又は名称】済寧延貝塑膠有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】何盛利
【審査官】
山本 吾一
(56)【参考文献】
【文献】
特開平07−060091(JP,A)
【文献】
実開平01−127808(JP,U)
【文献】
特開平04−161303(JP,A)
【文献】
実公昭39−021493(JP,Y1)
【文献】
実開昭50−104278(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B28C
B01F
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持外殻と、前記支持外殻の中に設けられた攪拌桶と、前記支持外殻の左方に位置する螺旋原料投入機構とを含み、前記螺旋原料投入機構は継続的に且つ均一に原料を投入でき、前記支持外殻の上方には三段階搬送機構が設けられ、前記三段階搬送機構は搬送作業を三つの段階に分けて行うことができ、前記支持外殻の上部には二本の支持横梁が位置的に前後対称になるように固定的に設けられ、前後の前記支持横梁の間には左攪拌軸支持スタンドと右攪拌軸支持スタンドとが位置的に左右対称になるように固定的に設けられ、前記左攪拌軸支持スタンドの中には上下方向に延在する左攪拌軸が回動可能に連結され、前記左攪拌軸の上部には第一攪拌軸傘歯車が固定的に設けられ、前記右攪拌軸支持スタンドの中には上下方向に延在する右攪拌軸が回動可能に連結され、前記右攪拌軸の上部には第二攪拌軸傘歯車が固定的に設けられ、前記左攪拌軸支持スタンドと前記右攪拌軸支持スタンドとの間には攪拌軸連結伝動軸支持スタンドが設けられ、前記攪拌軸連結伝動軸支持スタンドの前後両端はそれぞれ前の前記支持横梁と後の前記支持横梁と固定的に連結され、前記攪拌軸連結伝動軸支持スタンドの中には左右方向に延在する攪拌軸連結伝動軸が回動可能に連結され、前記攪拌軸連結伝動軸の左方には前記第一攪拌軸傘歯車と噛み合った第三攪拌軸傘歯車が固定的に設けられ、前記攪拌軸連結伝動軸の右末端には前記第二攪拌軸傘歯車と噛み合った第四攪拌軸傘歯車が固定的に設けられ、前記攪拌桶の底壁には上下方向に延在する左中空攪拌軸と右中空攪拌軸とが回動可能に連結され、前記左中空攪拌軸と前記右中空攪拌軸とは上方へ前記攪拌桶の中に延在しており、前記左中空攪拌軸と前記右中空攪拌軸とを中空にすることで、攪拌軸から直接に水を入れられ、前記攪拌桶の中には左水平噴水棒と右水平噴水棒とが設けられ、前記左水平噴水棒は前記左中空攪拌軸の上部と連結され、前記右水平噴水棒は前記右中空攪拌軸と連結され、前記左水平噴水棒は前記左攪拌軸と固定的に連結され、前記右水平噴水棒は前記右攪拌軸と固定的に連結され、前記攪拌桶の中には前記左中空攪拌軸と固定的に連結された攪拌羽根連結棒が設けられ、前記攪拌羽根連結棒の末端には攪拌羽根が固定的に連結され、前記攪拌桶の右下部には排出口が設けられ、前記排出口には妨害板が設けられ、前記支持外殻の下方には送水管が設けられ、前記送水管の底部には左右方向に延在する連通水管が前記送水管と連通になるように設けられ、前記左中空攪拌軸の底部末端は前記連通水管の左部と回動可能に連結され、前記右中空攪拌軸の底部末端は前記連通水管の右部と回動可能に連結され、前記連通水管の上方には前記左中空攪拌軸と固定的に連結された攪拌軸第五傘歯車が設けられ、前記支持外殻と前記螺旋原料投入機構との間には動力機構が設けられ、前記動力機構は前記螺旋原料投入機構の搬送作業及び、前記左中空攪拌軸と前記右中空攪拌軸との攪拌作業に動力を提供でき、
前記左水平噴水棒の底部には第一水出口が設けられ、前記右水平噴水棒の底部には第二水出口が設けられ、
前記三段階搬送機構は第一搬送ベルトと、第二搬送ベルトと、第三搬送ベルトとを含み、三つの搬送ベルトを設けることで、原料を前記攪拌桶の中の異なる位置に送られ、即ち均一に原料を投入でき、前記支持外殻の左面上部にはプーリ軸支持体が固定的に設けられ、後の前記支持横梁には左方から右方へと順に第一支持台と、第二支持台と、第三支持台とが固定的に設けられ、前記プーリ軸支持体の中には前後方向に延在する第一プーリ軸が回動可能に連結され、前記第一プーリ軸の後末端には第一伝動プーリが固定的に設けられ、前記第一プーリ軸の前端には第一搬送プーリが固定的に設けられ、前記第一支持台の前端には第二プーリ軸が回動可能に連結され、前記第二プーリ軸の前端には第二搬送プーリが固定的に設けられ、前記第二支持台の前端には第三プーリ軸が回動可能に連結され、前記第三プーリ軸の前端には第三搬送プーリが固定的に設けられ、前記第三支持台の前端には第四プーリ軸が回動可能に連結され、前記第四プーリ軸の前端には第四搬送プーリが固定的に設けられ、前記第一搬送ベルトによって前記第一搬送プーリと前記第二搬送プーリとは伝動可能に連結され、前記第二搬送ベルトにより前記第一搬送プーリと前記第三搬送プーリとは伝動可能に連結され、前記第三搬送ベルトにより前記第一搬送プーリと前記第四搬送プーリとは伝動可能に連結され、前記第二搬送ベルトは前記第三搬送ベルトの前方に位置し、
前記螺旋原料投入機構は螺旋原料投入機構外殻を含み、前記螺旋原料投入機構外殻の底部には上方に開口するホッパが設けられ、前記螺旋原料投入機構外殻において前記ホッパから離れた側には下方に開口する原料送出管が固定的に設けられ、前記ホッパの底部には螺旋原料投入機構支持スタンドが固定的に設けられ、前記螺旋原料投入機構外殻の中には螺旋搬送棒が回動可能に連結され、前記螺旋原料投入機構外殻の上方には前記螺旋搬送棒の上末端と伝動可能に連結された第二伝動プーリが設けられ、前記原料送出管の上方には前記螺旋原料投入機構外殻と固定的に連結された第二伝動軸支持台が設けられ、前記第二伝動軸支持台には支持板が固定的に設けられ、前記支持板の左端と前記螺旋原料投入機構外殻とは固定的に連結され、前記支持板の中には上下方向に延在する第一伝動軸が回動可能に連結され、前記第一伝動軸の上部には第三伝動プーリが固定的に設けられ、前記第二伝動プーリと前記第三伝動プーリとは第一伝動ベルトによって伝動可能に連結され、前記第一伝動軸の底部末端には第一傘歯車が固定的に設けられ、前記第二伝動軸支持台の中には前後方向に延在する第二伝動軸が回動可能に連結され、前記第二伝動軸の前末端には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設けられ、前記第二伝動軸の後末端には第四伝動プーリが固定的に設けられ、前記第四伝動プーリの左方には第五伝動プーリが設けられ、前記第四伝動プーリと前記第五伝動プーリとは第二伝動ベルトによって伝動可能に連結され、前記第五伝動プーリの中には前後方向に延在する第三伝動軸が固定的に設けられ、前記第三伝動軸の前端は前記第二伝動軸支持台と回転できるように連結され、前記第三伝動軸の後末端には第六伝動プーリが固定的に設けられ、前記第六伝動プーリと前記第一伝動プーリとは第三伝動ベルトによって伝動可能に連結され、前記原料送出管の右面には第四伝動軸支持台が固定的に設けられ、前記第四伝動軸支持台の中には上下方向に延在する第四伝動軸が回動可能に連結され、前記第四伝動軸の上部には前記第一傘歯車と伝動可能に連結された自在継手が設けられ、前記第四伝動軸の底部末端には第三傘歯車が固定的に設けられ、前記第三傘歯車の底部には第四傘歯車が噛み合っており、前記第四傘歯車には左右方向に延在する同軸歯車軸が固定的に設けられ、前記同軸歯車軸の左末端と前記原料送出管の右面とは回動可能に連結され、前記第四傘歯車の左方には前記同軸歯車軸と固定的に連結された第一平歯車が設けられ、前記第一平歯車の底部には第二平歯車が噛み合っており、前記第二平歯車は第二平歯車歯車軸によって前記原料送出管の右面と回動可能に連結され、前記第二平歯車の縁部近くには突起棒が固定的に設けられ、前記突起棒は揺動棒の中の摺動溝と摺動可能に連結され、前記揺動棒は固定回動軸と回動可能に連結され、前記揺動棒において前記摺動溝から離れた側にはスライド溝が形成され、前記固定回動軸は前記原料送出管の右面に固定的に設けられ且つ前記第二平歯車の下方に位置しており、前記原料送出管の底部外面には揺動板支持台が固定的に設けられ、前記揺動板支持台の中にはメイン揺動板が回動可能に連結され、前記メイン揺動板の前後両側には前記揺動板支持台と回動可能に連結されたサブ揺動板が位置的に対称になるように設けられ、前記メイン揺動板と前記サブ揺動板とは水平連結棒によってヒンジを介して連結され、前記メイン揺動板には前記スライド溝と摺動可能に連結された揺動ピンが設けられ、
前記動力機構はモータを含み、前記モータは前記螺旋原料投入機構支持スタンドの右上端に固定的に設けられ、前記モータの右側にはモータ出力軸が伝動可能に連結され、前記モータ出力軸と軸継手の左端と固定的に連結され、前記軸継手の右端はスプライン軸と固定的に連結され、前記スプライン軸には第三平歯車がスプラインを介して連結され、前記第三平歯車の上方には前記支持外殻の左面と固定的に連結された動かし棒支持台が設けられ、前記動かし棒支持台の中には左右方向に延在する動かし棒が摺動可能に連結され、前記第三平歯車の上端両側には動かしフレークが設けられ、前記動かしフレークの上部末端は前記動かし棒の右部と固定的に連結され、前記螺旋原料投入機構支持スタンドの底部には固定ブロックが設けられ、前記固定ブロックの中のは左右方向に延在する第五伝動軸が回動可能に連結され、前記第五伝動軸の右端には第四平歯車が固定的に設けられ、前記第三平歯車と前記第四平歯車とは噛み合っており、前記第三平歯車と前記スプライン軸とをスプラインを介して連結することで、前記第三平歯車は前記スプライン軸で左右摺動でき、即ち前記第三平歯車は前記第四平歯車と噛合又は離脱することで、動力を伝達又は切断でき、前記第五伝動軸の左端には第五傘歯車が固定的に設けられ、前記螺旋原料投入機構支持スタンドの中には上下方向に延在する第六伝動軸が回動可能に連結され、前記第六伝動軸の上部末端と前記螺旋搬送棒の下部末端とは第二自在継手によって伝動可能に連結され、前記第六伝動軸の底部末端には前記第五傘歯車と噛み合った第六傘歯車が固定的に設けられ、前記スプライン軸の右端は第七伝動軸の左端と固定的に連結され、前記第七伝動軸は前記支持外殻の左下部と回動可能に連結され、前記第七伝動軸の右端には第七傘歯車が固定的に設けられ、前記第七傘歯車は前記攪拌軸第五傘歯車と噛み合っており、
前記攪拌桶は前記支持外殻の中に固定的に設けられていることを特徴とするコンクリート攪拌装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明はコンクリート技術分野を取り上げ、特にコンクリート攪拌装置に関わる。
【背景技術】
【0002】
経済と都市化の発展につれ、建築業においてコンクリートの使用量は大幅に向上してきた。これに伴い、コンクリート攪拌装置も発展し、様々機能や効果、特に生産量の向上が求められている。生産量を向上させるには、一般的に、複数の攪拌装置を使い、数に頼る。又は攪拌装置を強化し、質を重んじる。現在、汎用されているコンクリート攪拌装置は、主に自由落下式のドラムミキサーであり、攪拌が均一でないし不十分でもある。また、一部の攪拌装置は人力によって原料を投入する必要があり、効率が悪く、人件費も高い。対してもう一部の攪拌装置は自動的に原料を投入することはできるが、ホッパ車を用いるため、継続的に原料を投入できなく、投入も均一でない。本願は継続的に且つ均一に原料を投入でき、より十分にコンクリートを攪拌できるコンクリート攪拌装置を考案した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106079090号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンクリート攪拌装置を提供し、既存するコンクリート攪拌装置における原料投入の不均一や攪拌の不十分などの問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願に記載のコンクリート攪拌装置は、支持外殻と、前記支持外殻の中に設けられた攪拌桶と、前記支持外殻の左方に位置する螺旋原料投入機構とを含み、前記螺旋原料投入機構は継続的に且つ均一に原料を投入でき、前記支持外殻の上方には三段階搬送機構が設けられ、
前記三段階搬送機構は搬送作業を三つの段階に分けて行うことができ、前記支持外殻の上部には二本の支持横梁が位置的に前後対称になるように固定的に設けられ、前後の前記支持横梁の間には左攪拌軸支持スタンドと右攪拌軸支持スタンドとが位置的に左右対称になるように固定的に設けられ、前記左攪拌軸支持スタンドの中には上下方向に延在する左攪拌軸が回動可能に連結され、前記左攪拌軸の上部には第一攪拌軸傘歯車が固定的に設けられ、前記右攪拌軸支持スタンドの中には上下方向に延在する右攪拌軸が回動可能に連結され、前記右攪拌軸の上部には第二攪拌軸傘歯車が固定的に設けられ、前記左攪拌軸支持スタンドと前記
右攪拌軸支持スタンドとの間には攪拌軸連結伝動軸支持スタンドが設けられ、前記攪拌軸連結伝動軸支持スタンドの前後両端はそれぞれ前の前記支持横梁と後の前記支持横梁と固定的に連結され、前記攪拌軸連結伝動軸支持スタンドの中には左右方向に延在する攪拌軸連結伝動軸が回動可能に連結され、前記攪拌軸連結伝動軸の左方には前記第一攪拌軸傘歯車と噛み合った第三攪拌軸傘歯車が固定的に設けられ、前記攪拌軸連結伝動軸の右末端には前記第二攪拌軸傘歯車と噛み合った第四攪拌軸傘歯車が固定的に設けられ、前記攪拌桶の底壁には上下方向に延在する左中空攪拌軸と右中空攪拌軸とが回動可能に連結され、前記左中空攪拌軸と前記右中空攪拌軸とは上方へ前記攪拌桶の中に延在しており、前記左中空攪拌軸と前記右中空攪拌軸とを中空にすることで、攪拌軸から直接に水を入れられ、前記攪拌桶の中には左水平噴水棒と右水平噴水棒とが設けられ、前記左水平噴水棒は前記左中空攪拌軸の上部と連結され、前記右水平噴水棒は前記右中空攪拌軸と連結され、前記左水平噴水棒は前記左攪拌軸と固定的に連結され、前記右水平噴水棒は前記右攪拌軸と固定的に連結され、前記攪拌桶の中には前記左中空攪拌軸と固定的に連結された攪拌羽根連結棒が設けられ、前記攪拌羽根連結棒の末端には攪拌羽根が固定的に連結され、前記攪拌桶の右下部には排出口が設けられ、前記排出口には妨害板が設けられ、前記支持外殻の下方には送水管が設けられ、前記送水管の底部には左右方向に延在する連通水管が前記送水管と連通になるように設けられ、前記左中空攪拌軸の底部末端は前記連通水管の左部と回動可能に連結され、前記右中空攪拌軸の底部末端は前記連通水管の右部と回動可能に連結され、前記連通水管の上方には前記左中空攪拌軸と固定的に連結された攪拌軸第五傘歯車が設けられ、前記支持外殻と前記螺旋原料投入機構との間には動力機構が設けられ、
前記動力機構は前記螺旋原料投入機構の搬送作業及び、前記左中空攪拌軸と前記右中空攪拌軸との攪拌作業に動力を提供できる。
【0006】
上記技術的解決策の上で、前記左水平噴水棒の底部には第一水出口が設けられ、前記右水平噴水棒の底部には第二水出口が設けられている。
【0007】
上記技術的解決策の上で、前記三段階搬送機構は第一搬送ベルトと、第二搬送ベルトと、第三搬送ベルトとを含み、三つの搬送ベルトを設けることで、原料を前記攪拌桶の中の異なる位置に送られ、即ち均一に原料を投入でき、前記支持外殻の左面上部にはプーリ軸支持体が固定的に設けられ、後の前記支持横梁には左方から右方へと順に第一支持台と、第二支持台と、第三支持台とが固定的に設けられ、前記プーリ軸支持体の中には前後方向に延在する第一プーリ軸が回動可能に連結され、前記第一プーリ軸の後末端には第一伝動プーリが固定的に設けられ、前記第一プーリ軸の前端には第一搬送プーリが固定的に設けられ、前記第一支持台の前端には第二プーリ軸が回動可能に連結され、前記第二プーリ軸の前端には第二搬送プーリが固定的に設けられ、前記第二支持台の前端には第三プーリ軸が回動可能に連結され、前記第三プーリ軸の前端には第三搬送プーリが固定的に設けられ、前記第三支持台の前端には第四プーリ軸が回動可能に連結され、前記第四プーリ軸の前端には第四搬送プーリが固定的に設けられ、前記第一搬送ベルトによって前記第一搬送プーリと前記第二搬送プーリとは伝動可能に連結され、前記第二搬送ベルトにより前記第一搬送プーリと前記第三搬送プーリとは伝動可能に連結され、前記第三搬送ベルトにより前記第一搬送プーリと前記第四搬送プーリとは伝動可能に連結され、前記第二搬送ベルトは前記第三搬送ベルトの前方に位置する。
【0008】
上記技術的解決策の上で、前記螺旋原料投入機構は螺旋原料投入機構外殻を含み、前記螺旋原料投入機構外殻の底部には上方に開口するホッパが設けられ、前記螺旋原料投入機構外殻において前記ホッパから離れた側には下方に開口する原料送出管が固定的に設けられ、前記ホッパの底部には螺旋原料投入機構支持スタンドが固定的に設けられ、前記螺旋原料投入機構外殻の中には螺旋搬送棒が回動可能に連結され、前記螺旋原料投入機構外殻の上方には前記螺旋搬送棒の上末端と伝動可能に連結された第二伝動プーリが設けられ、前記原料送出管の上方には前記螺旋原料投入機構外殻と固定的に連結された第二伝動軸支持台が設けられ、前記第二伝動軸支持台には支持板が固定的に設けられ、前記支持板の左端と前記螺旋原料投入機構外殻とは固定的に連結され、前記支持板の中には上下方向に延在する第一伝動軸が回動可能に連結され、前記第一伝動軸の上部には第三伝動プーリが固定的に設けられ、前記第二伝動プーリと前記第三伝動プーリとは第一伝動ベルトによって伝動可能に連結され、前記第一伝動軸の底部末端には第一傘歯車が固定的に設けられ、前記第二伝動軸支持台の中には前後方向に延在する第二伝動軸が回動可能に連結され、前記第二伝動軸の前末端には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設けられ、前記第二伝動軸の後末端には第四伝動プーリが固定的に設けられ、前記第四伝動プーリの左方には第五伝動プーリが設けられ、前記第四伝動プーリと前記第五伝動プーリとは第二伝動ベルトによって伝動可能に連結され、前記第五伝動プーリの中には前後方向に延在する第三伝動軸が固定的に設けられ、前記第三伝動軸の前端は前記第二伝動軸支持台と回転できるように連結され、前記第三伝動軸の後末端には第六伝動プーリが固定的に設けられ、前記第六伝動プーリと前記第一伝動プーリとは第三伝動ベルトによって伝動可能に連結され、前記原料送出管の右面には第四伝動軸支持台が固定的に設けられ、前記第四伝動軸支持台の中には上下方向に延在する第四伝動軸が回動可能に連結され、前記第四伝動軸の上部には前記第一傘歯車と伝動可能に連結された自在継手が設けられ、前記第四伝動軸の底部末端には第三傘歯車が固定的に設けられ、前記第三傘歯車の底部には第四傘歯車が噛み合っており、前記第四傘歯車には左右方向に延在する同軸歯車軸が固定的に設けられ、前記同軸歯車軸の左末端と前記原料送出管の右面とは回動可能に連結され、前記第四傘歯車の左方には前記同軸歯車軸と固定的に連結された第一平歯車が設けられ、前記第一平歯車の底部には第二平歯車が噛み合っており、前記第二平歯車は第二平歯車歯車軸によって前記原料送出管の右面と回動可能に連結され、前記第二平歯車の縁部近くには突起棒が固定的に設けられ、前記突起棒は揺動棒の中の摺動溝と摺動可能に連結され、前記揺動棒は固定回動軸と回動可能に連結され、前記揺動棒において前記摺動溝から離れた側にはスライド溝が形成され、前記固定回動軸は前記原料送出管の右面に固定的に設けられ且つ前記第二平歯車の下方に位置しており、前記原料送出管の底部外面には揺動板支持台が固定的に設けられ、前記揺動板支持台の中にはメイン揺動板が回動可能に連結され、前記メイン揺動板の前後両側には前記揺動板支持台と回動可能に連結されたサブ揺動板が位置的に対称になるように設けられ、前記メイン揺動板と前記サブ揺動板とは水平連結棒によってヒンジを介して連結され、前記メイン揺動板には前記スライド溝と摺動可能に連結された揺動ピンが設けられている。
【0009】
上記技術的解決策の上で、前記動力機構はモータを含み、前記モータは前記螺旋原料投入機構支持スタンドの右上端に固定的に設けられ、前記モータの右側にはモータ出力軸が伝動可能に連結され、前記モータ出力軸と軸継手の左端と固定的に連結され、前記軸継手の右端はスプライン軸と固定的に連結され、前記スプライン軸には第三平歯車がスプラインを介して連結され、前記第三平歯車の上方には前記支持外殻の左面と固定的に連結された動かし棒支持台が設けられ、前記動かし棒支持台の中には左右方向に延在する動かし棒が摺動可能に連結され、前記第三平歯車の上端両側には動かしフレークが設けられ、前記動かしフレークの上部末端は前記動かし棒の右部と固定的に連結され、前記螺旋原料投入機構支持スタンドの底部には固定ブロックが設けられ、前記固定ブロックの中のは左右方向に延在する第五伝動軸が回動可能に連結され、前記第五伝動軸の右端には第四平歯車が固定的に設けられ、前記第三平歯車と前記第四平歯車とは噛み合っており、前記第三平歯車と前記スプライン軸とをスプラインを介して連結することで、前記第三平歯車は前記スプライン軸で左右摺動でき、即ち前記第三平歯車は前記第四平歯車と噛合又は離脱することで、動力を伝達又は切断でき、前記第五伝動軸の左端には第五傘歯車が固定的に設けられ、前記螺旋原料投入機構支持スタンドの中には上下方向に延在する第六伝動軸が回動可能に連結され、前記第六伝動軸の上部末端と前記螺旋搬送棒の下部末端とは第二自在継手によって伝動可能に連結され、前記第六伝動軸の底部末端には前記第五傘歯車と噛み合った第六傘歯車が固定的に設けられ、前記スプライン軸の右端は第七伝動軸の左端と固定的に連結され、前記第七伝動軸は前記支持外殻の左下部と回動可能に連結され、前記第七伝動軸の右端には第七傘歯車が固定的に設けられ、前記第七傘歯車は前記攪拌軸第五傘歯車と噛み合っている。
【0010】
上記技術的解決策の上で、前記攪拌桶は前記支持外殻の中に固定的に設けられている。
【発明の効果】
【0011】
本発明は以下のプラス効果を有する:本願発明は螺旋搬送棒によって継続的に且つ均一に原料を投入でき、三段階に分けられた搬送機構は原料の補充と投入を可能にし、左水平噴水棒と右水平噴水棒により均一に水を注ぐことができ、よってコンクリートを十分に攪拌でき、ハイクオリティのコンクリートを生産できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
下記に
図1〜4を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、本願に記載の各方向を以下のように規定する:
図1は本願発明の正面図であり、本願に記載の各方向は、
図1における観察方向に基づくものである。
【0013】
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1〜4を参照し、本願に記載のコンクリート攪拌装置は、支持外殻91と、前記支持外殻91の中に設けられた攪拌桶64と、前記支持外殻91の左方に位置する螺旋原料投入機構とを含み、前記螺旋原料投入機構は継続的に且つ均一に原料を投入でき、前記支持外殻91の上方には三段階搬送機構が設けられ、
前記三段階搬送機構は搬送作業を三つの段階に分けて行うことができ、前記支持外殻91の上部には二本の支持横梁63が位置的に前後対称になるように固定的に設けられ、前後の前記支持横梁63の間には左攪拌軸支持スタンド84と右攪拌軸支持スタンド57とが位置的に左右対称になるように固定的に設けられ、前記左攪拌軸支持スタンド84の中には上下方向に延在する左攪拌軸68が回動可能に連結され、前記左攪拌軸68の上部には第一攪拌軸傘歯車74が固定的に設けられ、前記右攪拌軸支持スタンド57の中には上下方向に延在する右攪拌軸79が回動可能に連結され、前記右攪拌軸79の上部には第二攪拌軸傘歯車78が固定的に設けられ、前記左攪拌軸支持スタンド84と前記
右攪拌軸支持スタンド57との間には攪拌軸連結伝動軸支持スタンド56が設けられ、前記攪拌軸連結伝動軸支持スタンド56の前後両端はそれぞれ前の前記支持横梁63と後の前記支持横梁63と固定的に連結され、前記攪拌軸連結伝動軸支持スタンド56の中には左右方向に延在する攪拌軸連結伝動軸76が回動可能に連結され、前記攪拌軸連結伝動軸76の左方には前記第一攪拌軸傘歯車74と噛み合った第三攪拌軸傘歯車75が固定的に設けられ、前記攪拌軸連結伝動軸76の右末端には前記第二攪拌軸傘歯車78と噛み合った第四攪拌軸傘歯車77が固定的に設けられ、前記攪拌桶64の底壁には上下方向に延在する左中空攪拌軸71と右中空攪拌軸82とが回動可能に連結され、前記左中空攪拌軸71と前記右中空攪拌軸82とは上方へ前記攪拌桶64の中に延在しており、前記左中空攪拌軸71と前記右中空攪拌軸82とを中空にすることで、攪拌軸から直接に水を入れられ、前記攪拌桶64の中には左水平噴水棒69と右水平噴水棒80とが設けられ、前記左水平噴水棒69は前記左中空攪拌軸71の上部と連結され、前記右水平噴水棒80は前記右中空攪拌軸82と連結され、前記左水平噴水棒69は前記左攪拌軸68と固定的に連結され、前記右水平噴水棒80は前記右攪拌軸79と固定的に連結され、前記攪拌桶64の中には前記左中空攪拌軸71と固定的に連結された攪拌羽根連結棒73が設けられ、前記攪拌羽根連結棒73の末端には攪拌羽根72が固定的に連結され、前記攪拌桶64の右下部には排出口66が設けられ、前記排出口66には妨害板65が設けられ、前記支持外殻91の下方には送水管24が設けられ、前記送水管24の底部には左右方向に延在する連通水管23が前記送水管24と連通になるように設けられ、前記左中空攪拌軸71の底部末端は前記連通水管23の左部と回動可能に連結され、前記右中空攪拌軸82の底部末端は前記連通水管23の右部と回動可能に連結され、前記連通水管23の上方には前記左中空攪拌軸71と固定的に連結された攪拌軸第五傘歯車22が設けられ、前記支持外殻91と前記螺旋原料投入機構との間には動力機構が設けられ、
前記動力機構は前記螺旋原料投入機構の搬送作業及び、前記左中空攪拌軸71と前記右中空攪拌軸82との攪拌作業に動力を提供できる。
【0015】
好ましくは、前記左水平噴水棒69の底部には複数の第一水出口70が設けられ、前記右水平噴水棒80の底部には複数の第二水出口81が設けられ、複数の水出口を設けることで、水を均一に送出できる。
【0016】
好ましくは、前記三段階搬送機構は第一搬送ベルト50と、第二搬送ベルト51と、第三搬送ベルト52とを含み、三つの搬送ベルトを設けることで、原料を前記攪拌桶64の中の異なる位置に送られ、即ち均一に原料を投入でき、前記支持外殻91の左面上部にはプーリ軸支持体62が固定的に設けられ、後の前記支持横梁63には左方から右方へと順に第一支持台54と、第二支持台96と、第三支持台97とが固定的に設けられ、前記プーリ軸支持体62の中には前後方向に延在する第一プーリ軸92が回動可能に連結され、前記第一プーリ軸92の後末端には第一伝動プーリ90が固定的に設けられ、前記第一プーリ軸92の前端には第一搬送プーリ88が固定的に設けられ、前記第一支持台54の前端には第二プーリ軸53が回動可能に連結され、前記第二プーリ軸53の前端には第二搬送プーリ59が固定的に設けられ、前記第二支持台96の前端には第三プーリ軸55が回動可能に連結され、前記第三プーリ軸55の前端には第三搬送プーリ60が固定的に設けられ、前記第三支持台96の前端には第四プーリ軸58が回動可能に連結され、前記第四プーリ軸58の前端には第四搬送プーリ61が固定的に設けられ、前記第一搬送ベルト50によって前記第一搬送プーリ88と前記第二搬送プーリ59とは伝動可能に連結され、前記第二搬送ベルト51により前記第一搬送プーリ88と前記第三搬送プーリ60とは伝動可能に連結され、前記第三搬送ベルト52により前記第一搬送プーリ88と前記第四搬送プーリ61とは伝動可能に連結され、前記第二搬送ベルト51は前記第三搬送ベルト52の前方に位置する。
【0017】
好ましくは、前記螺旋原料投入機構は螺旋原料投入機構外殻100を含み、前記螺旋原料投入機構外殻100の底部には上方に開口するホッパ101が設けられ、前記螺旋原料投入機構外殻100において前記ホッパ101から離れた側には下方に開口する原料送出管102が固定的に設けられ、前記ホッパ101の底部には螺旋原料投入機構支持スタンド5が固定的に設けられ、前記螺旋原料投入機構外殻100の中には螺旋搬送棒2が回動可能に連結され、前記螺旋原料投入機構外殻100の上方には前記螺旋搬送棒2の上末端と伝動可能に連結された第二伝動プーリ25が設けられ、前記原料送出管102の上方には前記螺旋原料投入機構外殻100と固定的に連結された第二伝動軸支持台49が設けられ、前記第二伝動軸支持台49には支持板103が固定的に設けられ、前記支持板103の左端と前記螺旋原料投入機構外殻100とは固定的に連結され、前記支持板103の中には上下方向に延在する第一伝動軸28が回動可能に連結され、前記第一伝動軸28の上部には第三伝動プーリ27が固定的に設けられ、前記第二伝動プーリ25と前記第三伝動プーリ27とは第一伝動ベルト26によって伝動可能に連結され、前記第一伝動軸28の底部末端には第一傘歯車29が固定的に設けられ、前記第二伝動軸支持台49の中には前後方向に延在する第二伝動軸31が回動可能に連結され、前記第二伝動軸31の前末端には前記第一傘歯車29と噛み合った第二傘歯車30が固定的に設けられ、前記第二伝動軸31の後末端には第四伝動プーリ45が固定的に設けられ、前記第四伝動プーリ45の左方には第五伝動プーリ89が設けられ、前記第四伝動プーリ45と前記第五伝動プーリ89とは第二伝動ベルト48によって伝動可能に連結され、前記第五伝動プーリ89の中には前後方向に延在する第三伝動軸93が固定的に設けられ、前記第三伝動軸93の前端は前記第二伝動軸支持台49と回転できるように連結され、前記第三伝動軸93の後末端には第六伝動プーリ46が固定的に設けられ、前記第六伝動プーリ46と前記第一伝動プーリ80とは第三伝動ベルト47によって伝動可能に連結され、前記原料送出管102の右面には第四伝動軸支持台34が固定的に設けられ、前記第四伝動軸支持台34の中には上下方向に延在する第四伝動軸33が回動可能に連結され、前記第四伝動軸33の上部には前記第一傘歯車29と伝動可能に連結された自在継手32が設けられ、前記第四伝動軸33の底部末端には第三傘歯車35が固定的に設けられ、前記第三傘歯車35の底部には第四傘歯車36が噛み合っており、前記第四傘歯車36には左右方向に延在する同軸歯車軸98が固定的に設けられ、前記同軸歯車軸98の左末端と前記原料送出管102の右面とは回動可能に連結され、前記第四傘歯車36の左方には前記同軸歯車軸98と固定的に連結された第一平歯車37が設けられ、前記第一平歯車37の底部には第二平歯車38が噛み合っており、前記第二平歯車38は第二平歯車歯車軸99によって前記原料送出管102の右面と回動可能に連結され、前記第二平歯車38の縁部近くには突起棒39が固定的に設けられ、前記突起棒39は揺動棒40の中の摺動溝104と摺動可能に連結され、前記揺動棒40は固定回動軸41と回動可能に連結され、前記揺動棒40において前記摺動溝104から離れた側にはスライド溝105が形成され、前記固定回動軸41は前記原料送出管102の右面に固定的に設けられ且つ前記第二平歯車38の下方に位置しており、前記原料送出管102の底部外面には揺動板支持台95が固定的に設けられ、前記揺動板支持台95の中にはメイン揺動板94が回動可能に連結され、前記メイン揺動板94の前後両側には前記揺動板支持台95と回動可能に連結されたサブ揺動板43が位置的に対称になるように設けられ、前記メイン揺動板94と前記サブ揺動板43とは水平連結棒42によってヒンジを介して連結され、前記メイン揺動板94には前記スライド溝105と摺動可能に連結された揺動ピン44が設けられ、三枚の揺動板は周期的に揺れ動くことで、前記原料送出管102から落下した原料は均一に前記第一搬送ベルト50と、前記第二搬送ベルト51と、前記第三搬送ベルト52とに落下できる。
【0018】
好ましくは、前記動力機構はモータ9を含み、前記モータ9は前記螺旋原料投入機構支持スタンド5の右上端に固定的に設けられ、前記モータ9の右側にはモータ出力軸108が伝動可能に連結され、前記モータ出力軸108と軸継手10の左端と固定的に連結され、前記軸継手10の右端はスプライン軸14と固定的に連結され、前記スプライン軸14には第三平歯車12がスプラインを介して連結され、前記第三平歯車12の上方には前記支持外殻91の左面と固定的に連結された動かし棒支持台106が設けられ、前記動かし棒支持台106の中には左右方向に延在する動かし棒13が摺動可能に連結され、前記第三平歯車12の上端両側には動かしフレーク15が設けられ、前記動かしフレーク15の上部末端は前記動かし棒13の右部と固定的に連結され、前記螺旋原料投入機構支持スタンド5の底部には固定ブロック107が設けられ、前記固定ブロック107の中のは左右方向に延在する第五伝動軸8が回動可能に連結され、前記第五伝動軸8の右端には第四平歯車11が固定的に設けられ、前記第三平歯車12と前記第四平歯車11とは噛み合っており、前記第三平歯車12と前記スプライン軸14とをスプラインを介して連結することで、前記第三平歯車12は前記スプライン軸14で左右摺動でき、即ち前記第三平歯車12は前記第四平歯車11と噛合又は離脱することで、動力を伝達又は切断でき、前記第五伝動軸8の左端には第五傘歯車7が固定的に設けられ、前記螺旋原料投入機構支持スタンド5の中には上下方向に延在する第六伝動軸4が回動可能に連結され、前記第六伝動軸4の上部末端と前記螺旋搬送棒2の下部末端とは第二自在継手3によって伝動可能に連結され、前記第六伝動軸4の底部末端には前記第五傘歯車7と噛み合った第六傘歯車6が固定的に設けられ、前記スプライン軸14の右端は第七伝動軸20の左端と固定的に連結され、前記第七伝動軸20は前記支持外殻91の左下部と回動可能に連結され、前記第七伝動軸20の右端には第七傘歯車21が固定的に設けられ、前記第七傘歯車21は前記攪拌軸第五傘歯車22と噛み合っている。
【0019】
好ましくは、前記攪拌桶64は前記支持外殻91の中に固定的に設けられている。
【0020】
本願発明の作動手順は以下の通りである。
【0021】
作業するには、モータ9を作動させ、モータ9が軸継手10をつれて回転させ、軸継手10はスプライン軸14をつれて回転させ、スプライン軸14は第三平歯車12をつれて回転させ、第三平歯車12は第四平歯車11をつれて回転させ、第四平歯車11は第五伝動軸8をつれて回転させ、第五伝動軸8は第五傘歯車7をつれて回転させ、第五傘歯車7は第六傘歯車6をつれて回転させ、第六傘歯車6は第六伝動軸4をつれて回転させ、第六伝動軸4は第二自在継手3をつれて回転させ、第二自在継手3は螺旋搬送棒2をつれて回転させ、螺旋搬送棒2の回転によりホッパ101に置かれた原料は原料送出管102に送られ、原料は自重により落下し、また、螺旋搬送棒2は第二伝動プーリ25をつれて回転させ、第二伝動プーリ25は第一伝動ベルト26により第三伝動プーリ27を回転させ、第三伝動プーリ27は第一伝動軸28をつれて回転させ、第一伝動軸28は自在継手32をつれて回転させ、自在継手32は第四伝動軸33をつれて回転させ、第四伝動軸33は第三傘歯車35をつれて回転させ、第三傘歯車35は第四傘歯車36をつれて回転させ、第四傘歯車36は第一平歯車37をつれて回転させ、第一平歯車37は第二平歯車38をつれて回転させ、第二平歯車38は突起棒39をつれて回転させ、突起棒39は揺動棒40をつれて揺れ動かせ、揺動棒40は揺動ピン44をつれて揺れ動かせ、揺動ピン44はメイン揺動板94をつれて揺れ動かせ、メイン揺動板94は水平連結棒42をつれて揺れ動かせ、水平連結棒42はサブ揺動板43をつれて揺れ動かせ、メイン揺動板94とサブ揺動板43とにより原料送出管102から落下した原料は第一搬送ベルト50と、第二搬送ベルト51と、第三搬送ベルト52とに均一に落下し、また、第一伝動軸28は第一傘歯車29をつれて回転させ、第一傘歯車29は第二傘歯車30をつれて回転させ、第二傘歯車30は第二伝動軸31をつれて回転させ、第二伝動軸31は第四伝動プーリ45をつれて回転させ、第四伝動プーリ45は第二伝動ベルト48によって第五伝動プーリ89を回転させ、第五伝動プーリ89は第三伝動軸93をつれて回転させ、第三伝動軸93は第六伝動プーリ46をつれて回転させ、第六伝動プーリ46は第三伝動ベルト47によって第一伝動プーリ90を回転させ、第一伝動プーリ90は第一プーリ軸92をつれて回転させ、第一プーリ軸92は第一搬送プーリ88をつれて回転させ、第一搬送プーリ88は第一搬送ベルト50と、第二搬送ベルト51と、第三搬送ベルト52とをつれて回転させ、第一搬送ベルト50と、第二搬送ベルト51と、第三搬送ベルト52との回転により、原料は均一に攪拌桶64の中に送られ、また、スプライン軸14は第七伝動軸20をつれて回転させ、第七伝動軸20は第七傘歯車21をつれて回転させ、第七傘歯車21は攪拌軸第五傘歯車22をつれて回転させ、攪拌軸第五傘歯車22は左中空攪拌軸71をつれて回転させ、左中空攪拌軸71は攪拌羽根連結棒73をつれて回転させ、攪拌羽根連結棒73は攪拌羽根72をつれて回転させ、左中空攪拌軸71はさらに左水平噴水棒69をつれて回転させ、左水平噴水棒69は左攪拌軸68をつれて回転させ、左攪拌軸68は第一攪拌軸傘歯車74をつれて回転させ、第一攪拌軸傘歯車74は第三攪拌軸傘歯車75をつれて回転させ、第三攪拌軸傘歯車75は攪拌軸連結伝動軸76をつれて回転させ、攪拌軸連結伝動軸76は第四伝動軸攪拌軸傘歯車77をつれて回転させ、第四攪拌軸傘歯車77は第二攪拌軸傘歯車78をつれて回転させ、第二攪拌軸傘歯車78は右攪拌軸79をつれて回転させ、右攪拌軸79は右水平噴水棒80をつれて回転させ、右水平噴水棒80は右中空攪拌軸82をつれて回転させ、攪拌を行うと同時に、送水管24に水を入れ、水は連通水管23を介してそれぞれ左中空攪拌軸71と右中空攪拌軸82との中に送られ、さらに左中空攪拌軸71と右中空攪拌軸82とを経由してそれぞれ左水平噴水棒69と右水平噴水棒80の中に送られ、やがて第一水出口70と第二水出口81から出され、送られた原料が十分であれば、動かし棒13を右方へ動かし、動かし棒13は動かしフレーク15をつれて右方へ移動させ、動かしフレーク15は第三平歯車12をつれて右方へ摺動させ、第三平歯車12は続いて第四平歯車11から離脱し、原料投入を止め、送水管24に水を入れるのも止め、左中空攪拌軸71と右中空攪拌軸82とは引き続き作動し、攪拌し終えたら、排出口66に設けられた妨害板65は開けられ、攪拌後のコンクリートは排出口66から排出され、排出完了ご、モータ9を止め、動かし棒13を戻す。
【0022】
以上の方式により、当該分野の技術者は本願発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。
【要約】 (修正有)
【課題】継続的に且つ均一に原料を投入でき、より十分にコンクリートを攪拌できるコンクリート攪拌装置を提供する。
【解決手段】コンクリート攪拌装置は、支持外殻91と、前記支持外殻の中に設けられた攪拌桶64と、前記支持外殻91の左方に位置する螺旋原料投入機構とを含み、前記螺旋原料投入機構は継続的に且つ均一に原料を投入でき、前記支持外殻91の上方には三段階搬送機構が設けられ、前記支持外殻91の上部には二本の支持横梁63が位置的に前後対称になるように固定的に設けられ、前後の前記支持横梁の間には左攪拌軸支持スタンドと右攪拌軸支持スタンドとが位置的に左右対称になるように固定的に設けられ、前記左攪拌軸支持スタンドの中には上下方向に延在する左攪拌軸68が回動可能に連結され、前記左攪拌軸68の上部には第一攪拌軸傘歯車74が固定的に設けられている。
【選択図】
図1