特許第6808173号(P6808173)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6808173すだれ織物、タイヤ用プライ材料およびタイヤとそれらの製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6808173
(24)【登録日】2020年12月11日
(45)【発行日】2021年1月6日
(54)【発明の名称】すだれ織物、タイヤ用プライ材料およびタイヤとそれらの製造方法
(51)【国際特許分類】
   B29D 30/40 20060101AFI20201221BHJP
   D03D 1/00 20060101ALI20201221BHJP
   D03D 9/00 20060101ALI20201221BHJP
   B60C 9/04 20060101ALI20201221BHJP
   B60C 9/00 20060101ALI20201221BHJP
   D06M 15/41 20060101ALI20201221BHJP
   D06M 15/693 20060101ALI20201221BHJP
【FI】
   B29D30/40
   D03D1/00 A
   D03D9/00
   B60C9/04 C
   B60C9/00 G
   B60C9/00 A
   B60C9/00 B
   B60C9/00 C
   B60C9/00 D
   D06M15/41
   D06M15/693
【請求項の数】10
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-245011(P2016-245011)
(22)【出願日】2016年12月19日
(65)【公開番号】特開2018-99776(P2018-99776A)
(43)【公開日】2018年6月28日
【審査請求日】2019年10月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000183233
【氏名又は名称】住友ゴム工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100078813
【弁理士】
【氏名又は名称】上代 哲司
(74)【代理人】
【識別番号】100094477
【弁理士】
【氏名又は名称】神野 直美
(74)【代理人】
【識別番号】100099933
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 敏
(72)【発明者】
【氏名】大西 慶
(72)【発明者】
【氏名】山口 栄士
【審査官】 赤澤 高之
(56)【参考文献】
【文献】 特開平10−315708(JP,A)
【文献】 特開2016−112938(JP,A)
【文献】 特開2016−138345(JP,A)
【文献】 特開2003−306007(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29D 30/00− 30/72
B60C 1/00− 19/12
D03D 1/00− 27/18
D06M 13/00− 15/715
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤ用プライ材料の製造に用いられるすだれ織物の製造方法であって、
タイヤコードにディップ処理を施すディップ処理工程と、
ディップ処理が施された前記タイヤコードを縦糸として所定の間隔で配列する縦糸配列工程と、
配列された前記縦糸に対して、ディップ処理が施されていない横糸を打ち込んで、すだれ織りするすだれ織工程とを備え、
前記横糸として、ポリエステル繊維からなる糸、またはポリエステル繊維が綿糸で被覆された複合糸を用いることを特徴とするすだれ織物の製造方法。
【請求項2】
前記すだれ織工程において、前記横糸として非連続の横糸を用い、前記横糸を両端部が内側に折り返されて終端するタックイン形状に打ち込むことを特徴とする請求項1に記載のすだれ織物の製造方法。
【請求項3】
前記縦糸として、ポリエステル繊維、脂肪族ポリアミド繊維、アラミド繊維、セルロース繊維から選ばれた1種または2種以上の繊維からなる糸を用いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のすだれ織物の製造方法。
【請求項4】
前記縦糸の太さが、以下のいずれかであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のすだれ織物の製造方法。
400〜2200dtex/1
600〜3600dtex/2
400〜2200dtex/3
【請求項5】
前記横糸の太さが、100〜500dtex/1であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のすだれ織物の製造方法。
【請求項6】
請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のすだれ織物の製造方法により製造されたすだれ織物をディップ反として用い、前記ディップ反の両面にトッピングゴムをトッピングするトッピング工程と、
トッピングゴムがトッピングされた前記ディップ反を所定のピッチでカットすることにより、所定の幅のタイヤ用プライ原反を作製するタイヤ用プライ原反作製工程と、
作製された前記タイヤ用プライ原反を、所定の角度および長さでカットした後、カット片の側縁部同士をジョイントしてタイヤ用プライ材料を製造するタイヤ用プライ材料製造工程とを備えていることを特徴とするタイヤ用プライ材料の製造方法。
【請求項7】
請求項6に記載のタイヤ用プライ材料の製造方法より製造されたタイヤ用プライ材料をタイヤ用ゴム部材としてタイヤを製造することを特徴するタイヤの製造方法。
【請求項8】
タイヤ用プライ材料の製造においてディップ反として用いられるすだれ織物であって、
所定の間隔で配列されたタイヤコードを縦糸として、横糸として、ポリエステル繊維からなる糸、またはポリエステル繊維が綿糸で被覆された複合糸を用い、前記横糸が前記縦糸の間隔よりも疎な間隔で配されており、
前記縦糸にはディップ処理が施されており、
前記横糸にはディップ処理が施されていないことを特徴とするすだれ織物。
【請求項9】
請求項8に記載のすだれ織物の両面にトッピングゴムが被覆されていることを特徴するタイヤ用プライ材料。
【請求項10】
請求項9に記載のタイヤ用プライ材料が用いられていることを特徴するタイヤ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ用プライ材料の製造に際してディップ反として使用されるすだれ織物、前記すだれ織物がディップ反として用いられたタイヤ用プライ材料、および前記タイヤ用プライ材料が用いられたタイヤとこれらの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
タイヤの製造工程においては、タイヤコードからなる縦糸と比較的粗い間隔で縦糸に交絡される細い横糸とで織られたすだれ織物にディップ処理が施されて作製されたディップ反を用いて、タイヤ用プライ材料を製造することが行われている(例えば、特許文献1、2)。
【0003】
具体的には、ディップ反の両面に未加硫ゴムをトッピングしてTOP反とした後、所定のピッチでトッピングゴムと共に横糸をカットすることにより、所定の幅のタイヤ用プライ原反が作製される。その後、このタイヤ用プライ原反を所定の角度および幅で幅方向にカットして側面同士を繋ぎ合わせることにより、タイヤ用プライ材料が製造される。
【0004】
このタイヤ用プライ材料を用いて成形されたタイヤは、成形されたタイヤをインフレートした際、タイヤ用プライ材料のタイヤコード(縦糸)がラジアル方向に均一に開いて、安定したユニフォミティを発揮させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2016―112938号公報
【特許文献2】特開2004―142425号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、成形タイヤ内でタイヤコードを一層安定して均一に開かせて、より安定したユニフォミティのタイヤを提供することができるタイヤ製造技術を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、
タイヤ用プライ材料の製造に用いられるすだれ織物の製造方法であって、
タイヤコードにディップ処理を施すディップ処理工程と、
ディップ処理が施された前記タイヤコードを縦糸として所定の間隔で配列する縦糸配列工程と、
配列された前記縦糸に対して、ディップ処理が施されていない横糸を打ち込んで、すだれ織りするすだれ織工程とを備えていることを特徴とするすだれ織物の製造方法である。
【0008】
請求項2に記載の発明は、
前記すだれ織工程において、前記横糸として非連続の横糸を用い、前記横糸を両端部が内側に折り返されて終端するタックイン形状に打ち込むことを特徴とする請求項1に記載のすだれ織物の製造方法である。
【0009】
請求項3に記載の発明は、
前記縦糸として、ポリエステル繊維、脂肪族ポリアミド繊維、アラミド繊維、セルロース繊維から選ばれた1種または2種以上の繊維からなる糸を用いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のすだれ織物の製造方法である。
【0010】
請求項4に記載の発明は、
前記横糸として、ポリエステル繊維からなる糸、またはポリエステル繊維が綿糸で被覆された複合糸を用いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のすだれ織物の製造方法である。
【0011】
請求項5に記載の発明は、
前記縦糸の太さが、以下のいずれかであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のすだれ織物の製造方法である。
400〜2200dtex/1
600〜3600dtex/2
400〜2200dtex/3
【0012】
請求項6に記載の発明は、
前記横糸の太さが、100〜500dtex/1であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のすだれ織物の製造方法である。
【0013】
請求項7に記載の発明は、
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のすだれ織物の製造方法により製造されたすだれ織物をディップ反として用い、前記ディップ反の両面にトッピングゴムをトッピングするトッピング工程と、
トッピングゴムがトッピングされた前記ディップ反を所定のピッチでカットすることにより、所定の幅のタイヤ用プライ原反を作製するタイヤ用プライ原反作製工程と、
作製された前記タイヤ用プライ原反を、所定の角度および長さでカットした後、カット片の側縁部同士をジョイントしてタイヤ用プライ材料を製造するタイヤ用プライ材料製造工程とを備えていることを特徴とするタイヤ用プライ材料の製造方法である。
【0014】
請求項8に記載の発明は、
請求項7に記載のタイヤ用プライ材料の製造方法より製造されたタイヤ用プライ材料をタイヤ用ゴム部材としてタイヤを製造することを特徴するタイヤの製造方法である。
【0015】
請求項9に記載の発明は、
タイヤ用プライ材料の製造においてディップ反として用いられるすだれ織物であって、
所定の間隔で配列されたタイヤコードを縦糸として、横糸が前記縦糸の間隔よりも疎な間隔で配されており、
前記縦糸にはディップ処理が施されており、
前記横糸にはディップ処理が施されていないことを特徴とするすだれ織物である。
【0016】
請求項10に記載の発明は、
請求項9に記載のすだれ織物の両面にトッピングゴムが被覆されていることを特徴するタイヤ用プライ材料である。
【0017】
請求項11に記載の発明は、
請求項10に記載のタイヤ用プライ材料が用いられていることを特徴するタイヤである。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、成形タイヤ内でタイヤコードを一層安定して均一に開かせて、より安定したユニフォミティのタイヤを提供することができるタイヤ製造技術を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の一実施の形態に係るすだれ織物を示す平面図である。
図2】本発明の一実施の形態においてTOP反からカットされた時のすだれ織物の様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、実施の形態に基づき、本発明を具体的に説明する。
【0021】
図1は本実施の形態に係るすだれ織物を示す平面図である。なお、図1においては、横糸がタックイン形状に打ち込まれているが、これに限定されるものではない。図1において、1はすだれ織物、11は縦糸、12は横糸、13はタックイン形状である。
【0022】
図1に示すように、本実施の形態に係るすだれ織物は、従来と同様に、所定の間隔で配列されたタイヤコードを縦糸11として、横糸12が縦糸11の間隔よりも疎な間隔で配されたすだれ織物1であるが、縦糸11にはディップ処理が施されている一方で、横糸12にはディップ処理が施されていない点で従来のすだれ織物とは異なっている。
【0023】
縦糸11はタイヤ補強用のタイヤコードであって、すだれ織物1の長手方向に所定の間隔で配列されている。縦糸11をディップ処理するディップ液としては、RFL(レゾルシン−ホルムアルデヒド縮合体、ゴムラテックス混合液)等のディップ液が用いられる。なお、縦糸11の密度は特に限定されないが、通常は30〜70本/5cm程度である。
【0024】
一方、横糸12はディップ処理を施されることなく、縦糸11の配列間隔よりも疎な間隔ですだれ織物1の幅方向に打ち込まれており、すだれ織物1の幅方向の両端部で折り返されて終端するタックイン形状13を有している。
【0025】
このようなすだれ織物1をディップ反として使用してタイヤの成形を行った場合、ディップ処理が施されていない横糸12は、ディップ処理が施されている縦糸11とは接着していないため、成形タイヤのインフレート工程における縦糸11の開きが横糸12によって妨げられず、安定して均一に開かせることができる。
【0026】
なお、ディップ反に要求されるゴムとの接着性や寸法安定性の改善に関しては、本数の多い縦糸11にディップ処理が施されているため、従来に比べても殆ど低下することがない。
【0027】
本実施の形態において、縦糸11の材質としては、タイヤを補強するという観点から、ゴムと馴染みやすく引張強度が高い繊維が好ましい。具体的には、ポリエステル繊維、ナイロン(登録商標)などの脂肪族ポリアミド繊維、芳香族ポリアミド繊維とも称されるアラミド繊維、セルロース繊維が好ましく、これらの内から1種または2種以上を選択して使用することが好ましい。
【0028】
このとき、縦糸11の太さは、1本撚りでは400〜2200dtex(400〜2200dtex/1)、2本撚りでは600〜3600dtex(600〜3600dtex/2)、3本撚りでは400〜2200dtex(400〜2200dtex/3)であることが好ましい。縦糸11が細すぎるとタイヤを十分に補強することができない恐れがある。一方、太すぎると成形タイヤの表面にタイヤコード痕が現れてユニフォミティの低下を招く恐れがある。
【0029】
そして、横糸12の材質としては、ゴムのトッピング前には縦糸11をばらけさせず、ゴムのトッピング後には容易にカットされる必要から、ポリエステルやポリエステルが綿糸で被覆された複合糸が好ましく用いられる。そして、太さとしては、100〜500dtex/1であることが好ましい。
【0030】
横糸の縦糸に対する織り込みは、一般的な平織や綾織などであってもよいが、本実施の形態に示すように、非連続の横糸で、両端部が内側に折り返されたタックイン形状に打ち込まれていることが好ましい。このように横糸が連続することなく、タックイン形状に打ち込まれていると、横糸の一部に緩みや締り等の異常が発生しても他の横糸に影響を及ぼすことがないため、縦糸の配列に乱れが生じない。
【0031】
上記したすだれ織物は、カーカスプライなどのタイヤ用プライ材料を製造する際のディップ反として好適に用いられる。図2は、本実施の形態においてTOP反からカットされた時のすだれ織物の様子を示す図である。図2に示すように、縦糸11に沿って、トッピングゴムと共に横糸12を所定のピッチでカットすることにより、タイヤ用プライ材料が製造される。なお、図2において、横糸12の連続していない部分がカット位置である。
【0032】
具体的にタイヤ用プライ材料2を製造するには、まず、上記した本実施の形態に係るすだれ織物をディップ反として用い、その両面に未加硫ゴムをトッピングしてTOP反を作製する。トッピングするゴムについては、所望のタイヤ性能に応じて適宜定められる。
【0033】
未加硫ゴムをトッピングした後、トッピングゴムおよび横糸12を所定のピッチでカットしてタイヤ用プライ原反を作製する。その後、このタイヤ用プライ原反を所定の角度および幅で幅方向にカットして、カット材の側面同士を繋ぎ合わせることにより、タイヤ用プライ材料を製造する。なお、トッピングゴムおよび横糸12のカット方法は特に限定されず、例えば、特開2004−142425号公報に示されたカット治具、即ち、周状突起と周状溝部が形成された1組のローラーを噛み合せてカットするカット治具などを使用することができる。
【0034】
上記のように製造されたタイヤ用プライ材料2は、インナーライナー、トレッドゴム等、他のゴム材料と積層されてローカバーとして成形された後、インフレートされる。このとき、タイヤ用プライ材料2は、上記したように、縦糸と横糸が接着されていないため、インフレートに際して、縦糸を安定して均一に開かせることができる。この結果、製品タイヤにおけるオープンコードやラジアルクラックの発生が抑制されて、ユニフォミティに優れたタイヤを安定して提供することができる。
【実施例】
【0035】
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。なお、以下では、すだれ織物の作製からタイヤの製造までについて説明する。
【0036】
1.ディップ反の準備
(1)実施例
以下に示す仕様に基づいてすだれ織物を作製し、実施例のディップ反とした。
縦糸:PET(1670dtex/2)(RFL液へディップ済)
エンズ:50本/5cm
横糸:綿(綿番手30s:200dtex)
横糸打ち込み数:4本/5cm
【0037】
(2)比較例
RFL液へディップされていない上記縦糸、および上記横糸を用いて、従来と同様にしてすだれ織物を作製した後、ディップ処理を行って、比較例のディップ反とした。
【0038】
2.タイヤの製造
実施例、比較例のディップ反を用いて、PCRタイヤのプライ用のトッピングゴムをトッピングしてTOP反に加工した後、プライ幅740mmおよび700mm幅にカットしてR245/R17用のタイヤ用プライ材料を作製した。
【0039】
次いで、作製されたタイヤ用プライ材料を用いて、サイズR245/R17のタイヤを、それぞれ50本製造した。
【0040】
3.評価
製造したタイヤについて、JASO C607のユニフォミティ測定法に基づいて、タイヤ回転時におけるタイヤ半径方向の力の変動成分であるRFV(ラジアル・フォースバリエーション)を測定すると共に、高速RFVの1次成分であるRH1を算出し、その平均と標準偏差を求めた。
【0041】
結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
表1より、実施例のタイヤは比較例のタイヤと比較して、RFV、RH1が共に低く、標準偏差(ばらつき)も小さくなっていることが分かり、本発明を適用して製造されたタイヤでは、比較例のタイヤに比べて、優れたユニフォミティが安定して発揮されることが確認できた。
【0044】
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることができる。
【符号の説明】
【0045】
1 すだれ織物
2 タイヤ用プライ材料
11 縦糸
12 横糸
13 タックイン形状
図1
図2