(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記抽出機械は、さらに、前記第2の飲料ポッドが前記第2の本体部分の前記チャンバに収容されたときには、前記第2の本体部分が前記第1の本体部分に対して実質的に固定されたままであるように構成されている、請求項1記載の抽出機械。
前記第1の本体部分は、さらに、ロッキング機構を有し、前記第2の本体部分は、さらに、溝を有し、前記第1の本体部分の前記ロッキング機構は、前記蓋が前記第1の本体部分に取り付けられたときには前記第2の本体部分の前記溝に少なくとも部分的に配置され、前記蓋が前記第1の本体部分に取り付けられていないときには前記第2の本体部分の前記溝の外側に配置されるように、構成されている、請求項1記載の抽出機械。
前記第1の本体部分は、第1の開口を有し、前記第2の本体部分は、第2の開口を有し、前記第1の開口および前記第2の開口は、これらの開口を通じて飲料を排出するように構成されており、前記第1の開口および前記第2の開口は半径方向に整列させられている、請求項1記載の抽出機械。
前記第1の本体部分は、さらに、作動部材を備える係合アセンブリを有し、前記第2の本体部分は、さらに、開閉するように構成された弁を有し、前記作動部材は、前記第1の飲料ポッドが前記第1の本体部分に収容されるときに前記弁に係合し、これにより、該弁を開放させるように構成されている、請求項6記載の抽出機械。
前記抽出チャンバユニットは、さらに、前記蓋が前記第1の本体部分に取り付けられていないときには前記第2の本体部分の一部が前記第1の本体部分から軸方向に延びるように構成されている、請求項1記載の抽出機械。
前記第2の本体部分は、前記第1の飲料ポッドが前記第1の本体部分の前記チャンバに収容されたときに前記第1の飲料ポッドの基部に当接するように構成された上縁部を有する、請求項1記載の抽出機械。
前記抽出チャンバユニットは、さらに、前記第1の飲料ポッドが前記第1の本体部分の前記チャンバに収容されたときに、前記第2の本体部分が前記第1の本体部分の前記チャンバの底面に当接するように構成されている、請求項1記載の抽出機械。
前記蓋は、さらに、第1のシーリングリングおよび第2のシーリングリングを有し、前記第1のシーリングリングは前記第1の飲料ポッドに係合するように構成されており、前記第2のシーリングリングは前記第2の飲料ポッドに係合するように構成されている、請求項1記載の抽出機械。
さらに、前記第1の本体部分の突出した先端部によって前記第2の本体部分における弁アセンブリを作動させ、これにより、前記弁アセンブリを開放させることを含む、請求項14記載の方法。
前記ばねの付勢力に対抗して前記第2の本体部分を移動させることは、前記第1の本体部分の内側底面に対して前記第2の本体部分を当接させることを含む、請求項14記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【
図1A】抽出機械を有する、飲料製造システムの1つの実施の形態を概略的に示している。
【
図1B】抽出機械を有する、飲料製造システムの1つの実施の形態を概略的に示している。
【
図2A】抽出機械の1つの実施の形態の斜視図を示している。
【
図3A】抽出チャンバユニットの1つの実施の形態の斜視図を示している。
【
図3B】第1の軸線に沿った
図3Aの抽出チャンバユニットの断面図を示している。
【
図3C】第2の軸線に沿った、蓋を備えない
図3Aの抽出チャンバユニットの断面図を示している。
【
図4A】
図3Aの抽出チャンバユニットの蓋の下側斜視図を示している。
【
図5A】
図3Aの抽出チャンバユニットの内側部分の側面図を示している。
【
図6A】抽出チャンバユニットの1つの実施の形態を用いて第1のサイズの飲料ポッドを抽出する方法の1つの実施の形態を概略的に示している。
【
図6B】
図4Aの蓋を備える、第1のサイズの挿入された飲料ポッドを備える第2の軸線に沿った
図3Aの抽出チャンバユニットの断面図を示している。
【
図6C】
図4Aの蓋を備えない、第1のサイズの挿入された飲料ポッドを備える第2の軸線に沿った
図3Aの抽出チャンバユニットの断面図を示している。
【
図7A】抽出チャンバユニットの1つの実施の形態を用いて第2のサイズの飲料ポッドを抽出する方法の1つの実施の形態を概略的に示している。
【
図7B】
図4Aの蓋を備える、第2のサイズの挿入された飲料ポッドを備える第2の軸線に沿った
図3Aの抽出チャンバユニットの断面図を示している。
【
図7C】
図4Aの蓋を備えない、第2のサイズの挿入された飲料ポッドを備える第2の軸線に沿った
図3Aの抽出チャンバユニットの断面図を示している。
【
図8A】第1のサイズの挿入された飲料ポッドを備える第2の軸線に沿った抽出チャンバユニットの別の実施の形態の断面図を示している。
【
図8B】第2のサイズの挿入された飲料ポッドを備える第2の軸線に沿った抽出チャンバユニットの別の実施の形態の断面図を示している。
【
図9A】
図8Aおよび
図8Bの抽出チャンバユニットの外側部分およびロッキング機構の1つの実施の形態の斜視図を示している。
【
図9B】第1の軸線に沿った
図9Aの実施の形態の断面図を示している。
【
図9C】第2の軸線に沿った
図9Aの実施の形態の断面図を示している。
【
図12A】第1のサイズの挿入された飲料ポッドを備える抽出チャンバの1つの実施の形態を備える蓋をロックする方法の1つの実施の形態を概略的に示している。
【
図13A】第2のサイズの挿入された飲料ポッドを備える抽出チャンバの1つの実施の形態を備える蓋をロックする方法の1つの実施の形態を概略的に示している。
【
図14A】第1のサイズの飲料ポッドにおけるポッド基部構造の1つの実施の形態の図を示している。
【
図14B】第1のサイズの飲料ポッドにおけるポッド基部構造の1つの実施の形態の図を示している。
【
図14C】第2のサイズの飲料ポッドにおけるポッド基部構造の1つの実施の形態の図を示している。
【
図14D】第2のサイズの飲料ポッドにおけるポッド基部構造の1つの実施の形態の図を示している。
【
図15A】第1および第2のサイズの飲料ポッドにおけるポッド基部構造の別の実施の形態の図を示している。
【
図15B】第1および第2のサイズの飲料ポッドにおけるポッド基部構造の別の実施の形態の図を示している。
【
図15C】第1および第2のサイズの飲料ポッドにおけるポッド基部構造の別の実施の形態の図を示している。
【
図16A】第1の構成における抽出機械の一例の側方斜視図を示している。
【
図16B】第2の構成における
図16Aの抽出機械の一例の側方斜視図を示している。
【
図16C】第3の構成における
図16Aの抽出機械の一例の側方斜視図を示している。
【
図17A】第1の構成における抽出機械の一例の側方斜視図を示している。
【
図17B】第2の構成における
図17Aの抽出機械の一例の側方斜視図を示している。
【
図17C】
図17Aの抽出機械のドロワとともに位置決めされた飲料ポッド収容部のトップダウン斜視図を示している。
【
図18A】第1の構成における抽出機械の側方斜視図を示している。
【
図18C】第2の構成における
図18Aの抽出機械の一部のトップダウン斜視図を示している。
【
図18D】
図18Aの抽出機械の幾つかの構成部材のトップダウン斜視図を示している。
【
図19A】抽出機械部分の側方斜視図を示している。
【
図19B】抽出機械部分の側方斜視図を示している。
【
図22】レバーアセンブリを備える抽出機械の1つの実施の形態の斜視図を示している。
【
図23】
図22の抽出機械に設けることができる摺動軌道の1つの実施の形態を概略的に示している。
【
図24A】点線で重ね合わされた抽出チャンバユニットを備える、
図22の抽出機械の側壁における軌道を示す部分的な断面図である。
【
図24B】点線で重ね合わされた抽出チャンバユニットを備える、
図22の抽出機械の側壁における軌道を示す部分的な断面図である。
【
図26】回転ロッドを有するレバーアセンブリを備える抽出機械の別の実施の形態の斜視図を示している。
【
図28A】回動蓋を有するレバーアセンブリを備える抽出機械の別の実施の形態の斜視図を示している。
【
図28E】閉鎖位置における
図28Aの抽出機械のある構成部材の斜視図を示している。
【
図29A】カムアセンブリを備える抽出機械の別の実施の形態の斜視図を示している。
【
図30A】円形カムを有するカムアセンブリを備える抽出機械の別の実施の形態の側方斜視図を示している。
【
図31A】回動可能な飲料容器アセンブリの1つの実施の形態の斜視図を示している。
【
図31B】
図31Aの回動可能な飲料容器アセンブリを有する抽出機械の斜視図を示している。
【
図31C】
図31Aの回動可能な飲料容器アセンブリを有する抽出機械の斜視図を示している。
【
図31D】
図31Aの回動可能な飲料容器アセンブリを有する抽出機械の斜視図を示している。
【
図32A】スリーブに収容された第1の飲料ポッドサイズを備える、抽出機械のためのスリーブ機構の斜視図を示している。
【
図32B】スリーブに収容された第1の飲料ポッドサイズを備える、抽出機械のためのスリーブ機構の斜視図を示している。
【
図32C】スリーブに収容された第1の飲料ポッドサイズを備える、抽出機械のためのスリーブ機構の斜視図を示している。
【0006】
実施の形態の詳細な説明
1つまたは複数の所望の改良を達成するために採用され得る様々な実施例を例示するために、様々な飲料製造システム、飲料ポッドおよび抽出機械が以下に説明される。これらの実施例は、例示的でしかなく、提示された一般的開示および本開示の様々な態様および特徴を限定することを意図したものではない。本明細書に記載された一般的な原理は、開示の思想および範囲から逸脱することなく、本明細書において説明されるもの以外の実施の形態および用途に適用されてもよい。事実上、本開示は、示された特定の実施の形態に限定されず、その代わり、本明細書に開示または示唆された原理および特徴と一致する最も広い範囲に従う。
【0007】
ある態様、利点および特徴が本明細書に説明されているが、いずれの特定の実施の形態も、これらの態様、利点および特徴のいずれかまたは全てを含むことまたは達成することは必要ではない。例えば、幾つかの実施の形態は、本明細書に記載された利点を達成しなくてもよいが、その代わりに他の利点を達成してもよい。本開示は、様々な開示された実施の形態の特徴の全ての組み合わせを想定している。事実、あらゆる実施の形態におけるあらゆる構造、特徴またはステップは、あらゆる他の実施の形態におけるあらゆる構造、特徴またはステップの代わりにまたはそれらに加えて使用することができるまたは省略することができる。特徴、構造またはステップは、必須または不可欠ではない。
【0008】
概要
図1Aは、飲料製造システム100の1つの実施の形態を概略的に示している。図示したように、システム100は抽出機械を有することができる。抽出機械は抽出チャンバユニットを有することができ、この抽出チャンバユニットにおいて、飲料製造プロセスの幾つかまたは全て(例えば、抽出)が行われる。図示したように、システム100は、一回分のコーヒー粉砕物またはコーヒー豆を含んだポッドなどの飲料ポッドも有することができる。
図1Bに示したように、飲料ポッドは、抽出機械の上部または側部を通じて装填することなどによって、抽出チャンバユニットに収容することができる。飲料製造作動中、抽出機械は、ポッドに飲料を製造するために飲料ポッドに流体(例えば水などの液体)を導入することができる。飲料は、ポッドから流出し、カップまたはその他の容器などの中へ消費のために排出することができる。
【0009】
幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニットは複数のタイプの飲料ポッドを収容するように構成されている。例えば、抽出チャンバユニットは、より小さなサイズ(例えば、高さ、外径、体積など)を備える第1のポッドタイプと、より大きなサイズ(例えば、高さ、外径、体積など)を備える第2のポッドタイプとを収容するように構成することができる。幾つかの態様では、抽出チャンバユニットは、第1のポッドタイプを収容するように構成された状態から、第2のポッドを収容するように構成された状態へ、またはその逆に転換することができる。幾つかの実施態様では、第1のポッドタイプはエスプレッソ飲料を製造するためのものであり、第2のポッドタイプは、抽出されたコーヒー飲料を製造するためのものである。したがって、転換式抽出チャンバユニットは、抽出機械が、エスプレッソ飲料を製造するように構成された状態から、抽出されたコーヒーを製造するように構成された状態へ、またはその逆に容易に転換することを可能にすることができる。
【0010】
以下でより詳細に説明するように、幾つかの変化態様では、抽出チャンバユニットは、内側カップを収容する外側カップなどの、外側部分および内側部分を有する。幾つかの実施態様では、内側部分は、抽出チャンバユニットからの転換を容易にする、軸方向に移動するインサート(“浮動インサート”とも呼ばれる)を有する。例えば、幾つかの実施の形態では、第2のポッドタイプが抽出チャンバユニットに挿入されると、ポッドが浮動インサートに係合し、浮動インサートを移動させ、抽出チャンバユニットを、抽出されたコーヒー飲料を製造するための構成に転換する。幾つかの態様では、浮動インサートは、第1のポッドタイプを収容し、第1のポッドタイプに係合する(しかしながら収容しない)ように構成されている。
【0011】
様々な実施の形態は、抽出チャンバユニットをユーザへ提供するように構成されており、これは、抽出チャンバユニットへのポッドの装填および/または抽出チャンバユニットからのポッドの取出しを容易にすることができる。例えば、幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニットは、抽出機械の可動なドロワの一部である。幾つかの実施態様では、ドロワは、エスプレッソコーヒーポッドを収容するように構成されたチャンバなどの第1のチャンバをユーザに提供するように移動(例えば、外方へ摺動)することができる。幾つかの実施の形態では、ドロワは、抽出コーヒーポッドを収容するように構成されたチャンバなどの第2のチャンバをユーザに提供するように移動することができる。幾つかの態様では、ドロワは、第1および第2のチャンバの両方をユーザに提供するように移動(例えば、摺動および/または回転)することができ、これにより、ユーザはどちらのチャンバを使用するかを選択することができる。
【0012】
幾つかの実施の形態は、ドロワに収容されかつ/またはドロワに対して摺動するトレーなどの、摺動部分を有する。摺動部分は、抽出チャンバユニットを転換することを補助するように構成することができる。例えば、第1および第2のチャンバのうちの一方を、摺動部分に配置することができ、第1および第2のチャンバのうちの他方に対して使用位置へ摺動させることができる。幾つかの変化態様では、第1のチャンバは、第2のチャンバ上を摺動することができる(例えば、第2のチャンバの上方に存在することができる)。
【0013】
様々な実施の形態は、飲料製造作動中にポッドを固定するように構成されている。例えば、ポッドは、(例えば、ポッドの飲料出口を除き)水の逃出しを阻止または回避するように抽出チャンバユニット内に固定することができる。それに関して、幾つかの実施の形態は、ポッドにシール可能に係合する1つまたは複数のシールを有する。幾つかの実施の形態では、ポッドは、抽出チャンバユニットの外側部分との蓋の係合などによって、抽出チャンバユニット内に固定される。幾つかの実施の形態では、このような係合の結果、以下でより詳細に説明するように、抽出チャンバユニットの内側部分は、抽出チャンバユニットの外側部分に固定される(例えば、抽出チャンバユニットの外側部分に対して概して静止状態に維持される)。
【0014】
幾つかの実施態様では、抽出チャンバユニットは、リンクなどの固定機構と接続されている。リンクは、軌道において摺動するカムを有することができる。固定機構は、固定状態(例えば、抽出のための状態)と、非固定状態(例えば、ポッドの装填および/または取出しのための状態)との間で抽出チャンバユニットを移動させることができる。幾つかの実施の形態では、固定機構は、非固定状態において抽出チャンバユニットを概してユーザに向かって傾斜させるように構成されている。
【0015】
抽出機械202の一例が、
図2Aおよび
図2Bに示されている。図示したように、抽出機械202は、飲料ポッド(図示せず)を収容することができる抽出チャンバユニット204を有することができる。抽出機械202は、レバーまたはその他のアクチュエータなどによって、抽出チャンバユニット204を開放位置と閉鎖位置との間で移動させるように構成されたリンク機構206を有することができる。抽出機械202からカップまたはその他の容器へ排出することができる飲料(例えばコーヒー)の製造を容易にするために、水または別の液体などの流体を抽出チャンバユニット204におけるポッドに導入することができる。
【0016】
ある実施の形態および実施例が、抽出されたコーヒーおよび/またはエスプレッソ飲料などのコーヒー飲料に関連して以下に開示される。しかしながら、この開示の様々な態様は、茶、またはその他のタイプの飲料および/または食品などのその他の文脈においても使用することができる。さらに、以下に開示される実施の形態および実施例は、一回分の飲料ポッドに関するが、ある特徴は、複数杯用途に適用されてもよい。さらに、あらゆる実施の形態または実施例のあらゆる1つの特徴または特徴のあらゆる組合せを、あらゆるその他の実施の形態または実施例において使用することができる。例えば、
図3A〜
図13Dに示された抽出チャンバは、
図16A〜
図34Cの装置のいずれかにおいてなど、本発明に説明された抽出機械のいずれかにおいて使用することができる。
【0017】
複数の飲料ポッドサイズを収容するように構成された抽出チャンバユニット
図3〜
図5は、抽出チャンバユニット300の複数の図を示している。
図3Aは、抽出チャンバユニット300の斜視図を示している。
図3Bおよび
図3Cは、抽出チャンバユニット300の2つの断面図を示している。
図3Bに示された第1の断面図は、外側部分310の外面における固定構造340に沿って外側部分310を分割する、第1の軸線に沿った断面図を示している。
図3Cに示された第2の断面図は、
図3Bにおける第1の軸線に対して垂直な第2の軸線に沿った断面図である。
図4Aおよび
図4Bは、抽出チャンバユニット300の蓋400および穴あき入口450の斜視図を示している。
図5A〜
図5Cは、抽出チャンバユニット300の内側部分500の側部、上部および底部の斜視図を示している。
【0018】
幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニット300は複数のタイプの飲料ポッドを収容するように構成することができる。例えば、抽出チャンバユニット300は、より大きなサイズ(例えば、直径、高さおよび/または体積)を有する第1のポッドタイプと、より小さなサイズ(例えば、直径、高さおよび/または体積)を備える第2のポッドタイプとを収容するように構成することができる。幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニット300は、より大きなサイズを有する第1のポッドタイプを収容することができる外側部分310を有する。幾つかの実施態様では、抽出チャンバユニット300は、より小さなサイズを有する第2のポッドタイプを収容することができる内側部分500を有することができる。
図3Bおよび
図3Cに示したように、幾つかの実施の形態では、内側部分500は、外側部分310内にはまり込むように構成することができる。幾つかの態様では、内側部分500の外面は、外側部分310の内面と同一平面に位置するように構成することができる。
【0019】
幾つかの実施の形態は、ばね800などの付勢部材を有することができる。
図3Bおよび
図3Cに示したように、幾つかの例では、ばね800を外側部分310内に配置することができる。幾つかの実施の形態では、内側部分500をばね800によって付勢することができる。例えば、ばね800を、内側部分500の本体の周囲に配置することができるかつ/または外側および内側部分310,500の間で圧縮させることができる。幾つかの実施の形態では、これにより、内側部分500は外側部分310内で移動することができる。例えば、内側部分500は、ばね800の付勢力を克服するために、十分な荷重が内側部分500に加えられることなどによって、外側部分310の底面に向かって移動させることができる。幾つかの態様では、内側部分500における荷重が十分に低減されるまたは排除されると、ばね800の付勢力が内側部分500を概して外側部分310の底面から離れるように移動させる。様々な実施の形態では、内側部分500は、外側部分310における“浮動”として機能するようにかつ/または説明されるように構成することができる。以下でより詳細に説明するように、幾つかの例では、異なるサイズのポッド(例えば、より大きなサイズの第1のポッドタイプおよびより小さなサイズの第2のポッドタイプ)を収容するためにばねが圧縮および拡張させられるので、ばね800は内側部分500を外側部分310内で軸方向に可動にさせることができる。
【0020】
幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニット300は蓋400を有することができる。蓋400は、外側部分310に取り付けられるように構成することができる。以下で説明するように、幾つかの実施の形態では、蓋400は、流体ディスペンサと抽出チャンバユニット300との間に流体連通を提供することができる。幾つかの実施の形態では、蓋400は、(例えば、ポッドの飲料出口を除き)水の逃出しを阻止または回避するためにポッドにシール可能に係合することができる1つまたは複数のシールを有することができる。幾つかの実施態様では、蓋400は、固定機構に係合するように構成することができ、この固定機構は、幾つかの例において、内側部分500またはより大きなサイズを有する第1のポッドタイプに係合することができる。
【0021】
上述のように、抽出チャンバユニット300は、飲料が製造されるときに蓋400と係合することができる外側部分310を有することができる。幾つかの実施の形態では、外側部分310は複数の固定構造340を有することができる。幾つかの実施の形態では、以下でより詳細に説明するように、抽出チャンバユニット300を所定の位置に固定するために、固定構造340は抽出機械と相互作用することができる。幾つかの実施の形態では、固定構造340は、外側部分310の操作(例えば、傾斜、上方移動、下方移動)を可能にするために、抽出機械内の構造と係合することができる。
【0022】
図3A〜
図3Cに示したように、幾つかの実施例では、外側部分310は本体312を有することができる。幾つかの実施例では、本体312は、抽出されたコーヒーを製造するためのポッドなどの、第1のポッドタイプおよび/またはサイズを収容することができるように構成されている。本体312は、内側部分500と、ばね800などの付勢構造とを収容するように構成することができる。
【0023】
幾つかの実施の形態では、本体312は、本体312の遠位端部および/または上端部などの、遠位シェルフ(棚状部)320を有することができる。蓋400は、
図3Aおよび
図3Bに示したように、遠位シェルフ320の外面の周囲に配置することができる。これは、抽出チャンバユニット300内での飲料の製造を容易にすることができる。
【0024】
幾つかの実施の形態では、遠位シェルフ320は、ロッキング機構1100を保持するように構成されている。例えば、
図3Cに示したように、遠位シェルフ320は、ロッキング機構1100に係合し、ロッキング機構1100を保持するように構成することができる。幾つかの例では、遠位シェルフ320は、ロッキング機構1100における複数の孔1130と整列することができる複数の孔332を有することができる。幾つかの実施の形態では、ロッキング機構1100を外側部分310の遠位シェルフ320に対して移動させるために、遠位シェルフ320とロッキング機構1100とを係合させることができる。幾つかの実施例では、遠位シェルフ320とロッキング機構1100との間の係合は、ばね330によって提供することができる。幾つかの実施の形態では、係合は、外側部分310の遠位シェルフ320内で移動を提供しながらロッキング機構1100を保持するあらゆる構造であることができる。ロッキング機構1100と、外側部分310の遠位シェルフ320との構成および機能は、以下でより詳細に説明される。
【0025】
幾つかの実施の形態では、本体312は、近位端部などにおいて、基部350を有することができる。図示したように、基部350は開口352を有することができる。図示したように、開口352は、基部350の半径方向中央にまたはその周囲に配置することができる。幾つかの変化態様では、開口352は、基部350の半径方向中央からずれて配置されている。
【0026】
幾つかの実施の形態では、外側部分310は、弁アクチュエータ360を有することができる。弁アクチュエータ360を、開口352の周囲で基部350に取り付けることができる。弁アクチュエータ360を、以下で説明するように、飲料の排出を可能にする内側部分500における構造を作動させるように構成することができる。幾つかの実施の形態では、
図3A〜
図3Cに示したように、弁アクチュエータ360は、複数のアーム362および突出部366を有することができる。弁アクチュエータ360の複数のアーム362を、基部350の開口352の周囲に配置することができる。幾つかの実施の形態では、複数のアーム362を開口352の周囲に均等に離間させることができる。複数のアーム362は、開口352と同軸の箇所364において接続されるように下方へ延びていることができる。幾つかの実施の形態では、突出部366の長さが開口352に向かって延びることができるように、突出部366を箇所364に取り付けることができる。幾つかの実施の形態では、突出部366は、円錐状であることができ、先端部368に向かって狭まっている。上述のようにかつ以下でより詳細に説明するように、飲料を排出するために先端部368は内側部分500における構造と相互作用することができる。
【0027】
図4Aは、蓋400の下側斜視図を示している。図示したように、幾つかの実施の形態では、蓋400は穴あき入口450を有することができる。幾つかの実施例では、穴あき入口450を、蓋400の内側に取り付けることができるかつ/または蓋400の下側に保持することができる。
図4Bは、穴あき入口450の一例の斜視図を示している。図示したように、ある実施態様では、穴あき入口450は円形である。
【0028】
幾つかの実施例では、穴あき入口450は、中央に配置された拡散エレメント452を有することができる。拡散エレメント452を穴あき入口450の中央に配置することができ、拡散エレメント452は複数の開口454を有することができる。幾つかの実施の形態では、複数の開口454を同心状の円形パターンで配置することができる。幾つかの実施の形態では、複数の開口454を、拡散エレメント452の表面を横切って、様々な異なるおよび/またはランダムな構成で配置することができる。
【0029】
幾つかの実施の形態では、穴あき入口450は、拡散エレメント452の周囲に同心状に整列させられた複数の溝(例えば、内側シール溝456および外側シール溝458)を有することができる。幾つかの実施例では、複数の溝(例えば、内側シール溝456および外側シール溝458)は、複数のシール(例えば、内側シール410および外側シール420)を収容することができる。幾つかの実施例では、内側シール溝456および外側シール溝458は、複数のシール(例えば、内側シール410および外側シール420)の一部のみが穴あき入口450の表面から突出することができるように十分に大きい(例えば、凹まされている)。幾つかの実施の形態では、これにより、内側シール410および外側シール420も蓋400の穴あき入口450に固定される。
【0030】
幾つかの実施の形態では、蓋400は、内側シール410および外側シール420を有することができる。上述のように、幾つかの例では、穴あき入口450は、シールを収容することができる溝456,458などの複数の溝を有することができる。幾つかの実施の形態では、内側シール410および外側シール420は、トロイド状であり、それぞれ内側シール溝456および外側シール溝458に固定されている。幾つかの実施の形態では、内側シール溝456および外側シール溝458は、それぞれ、より小さなサイズの第2のポッドおよびより大きなサイズの第1のポッドに係合するように構成されている。幾つかの実施の形態では、内側シール410および外側シール420は、各飲料ポッドの周囲に適合することができるゴムまたはエラストマ材料から構成されている。内側シール410および外側シール420は、飲料が製造されるときに流体の逃出しを阻止または回避するためのシールを形成するために飲料ポッドの周囲に適合することができる。
【0031】
幾つかの実施の形態では、蓋400は、遠位管腔430を有することができる。幾つかの実施例では、遠位管腔430を蓋400の遠位表面に配置することができ、遠位管腔430は、蓋400を通じて流体接続を提供することができる。幾つかの実施の形態では、遠位管腔430は、流体ディスペンサを収容するまたは流体ディスペンサに接続されるように構成することができる開口440を有する。
【0032】
蓋400は、飲料製造作動中に流体のための入口を提供することができる。例えば、流体は、開口440を通過し、遠位管腔430を通って流れることができる。幾つかの実施例では、流体を、穴あき入口450と遠位管腔430との間の空間442に保持することができる。幾つかの実施の形態では、空間442と、拡散エレメント452における複数の開口454とにより、流体を、飲料ポッド全体を通じて排出することができる。幾つかの実施の形態では、これは、飲料ポッドを通る流体の均一な分配を可能にし、飲料ポッドのあらゆる部分において流体の集中が生じることを阻止または防止する。幾つかの実施の形態では、複数の開口454は、飲料ポッドの一貫したまたは漸進的な充填を提供することもできる。なぜならば、穴あき入口450における複数の開口454が、飲料ポッドへの水の流入を制限する(例えば、減速させる、限定する)からである。幾つかの実施の形態では、以下に説明するように、蓋400は、挿入された飲料ポッドを固定するためにロッキング機構1100を作動させることができる。
【0033】
図5A〜
図5Cを参照すると、前述したように、抽出チャンバユニット300は内側部分500を有することができる。幾つかの実施の形態では、内側部分500は本体510を有することができる。本体510を、エスプレッソベースの飲料を製造するためのポッドなどの、第2のポッドタイプおよび/またはサイズを収容するように構成することができる。様々な実施の形態では、第2のポッドサイズは、高さ、直径および/または体積などにおいて、第1のポッドサイズよりも小さい。
【0034】
本体510の遠位端部は、内側レッジ512(出っ張り部)および遠位リップ514を有することができる。幾つかの実施の形態では、内側レッジ512を、遠位リップ514の下方に離間させることができる。幾つかの実施例では、
図3Bに示したように、内側レッジ512は、上述の内側シール410を収容することができる。幾つかの実施の形態では、内側シール410は、内側レッジ512と係合することができる厚さを有する。上述のように、これは、流体が内側部分500から逃げ出すのを阻止または防止するためのシールを形成することができる。
【0035】
引き続き
図5A〜
図5Cを参照すると、幾つかの例では、内側部分500は、本体510の周囲に配置することができる外側保持構造520を有することができる。幾つかの態様では、外側保持構造520を、本体510の遠位端部に取り付けることができる。内部開口528を形成するために、外側保持構造520を本体510に取り付けることができる。上述のように、内側部分500が外側部分310内で浮動インサートとして作用するように、内部開口528はばね800を保持することができる。幾つかの実施の形態では、内部開口528は、圧縮されたときにばね800を保持することができる。幾つかの実施の形態では、外側保持構造520は、保持溝524を形成することができる遠位レッジ(出っ張り部)522と近位レッジ(出っ張り部)526とを有する。以下で説明するように、幾つかの実施の形態では、内側部分500を固定し、蓋400が固定された後に内側部分500の軸方向移動を阻止または防止するために、ロッキング機構1100が保持溝524と相互作用することができる。
【0036】
幾つかの実施の形態では、内側部分500は出口構造530を有することができる。幾つかの実施例では、出口構造530を本体510の近位端部に取り付けることができる。出口構造530は、出口構造530を通る同軸開口532を提供する管腔534を有することができる。幾つかの実施の形態では、管腔534は、出口構造530を通って本体510から流体接続を提供する。
【0037】
幾つかの実施例では、出口構造530は、弁保持円筒体550によって管腔534内に保持することができる弁540を有する。幾つかの態様では、弁540を、出口構造530によってまたは弁540を管腔534に対して移動させる別の構造によって、管腔534内に保持することができる。
図3Bおよび
図3Cに示したように、幾つかの実施の形態では、弁保持円筒体550を、管腔534の近位端部の構造によって管腔534に保持することができる。幾つかの実施例では、弁540は、弁540を管腔534内に保持するために、弁保持円筒体550の直径よりも小さくてもよい直径を有する。幾つかの実施の形態では、弁の遠位端部542が弁保持円筒体550の遠位端部に対して当接し、内側部分500の内側から管腔534に対して開口532をシールするように、遠位端部542の直径は弁保持円筒体550の内径より大きくてもよい。幾つかの実施の形態では、弁540は、弁540の長さを通って延びる狭い管腔546を有することができる。以下でより詳細に説明するように、幾つかの実施の形態では、弁540の狭い管腔546は、製造された飲料のための別の出口を提供することができ、内側部分500内に圧力を保持するために機能することもできる。
【0038】
作動時、幾つかの実施の形態では、内側部分500を部分的にばね800内に配置することができ、内側部分500は、外側部分310内で軸方向に可動であることができるように外側部分310内で浮動することができる。以下でより詳細に説明するように、内側部分500の可動性により、抽出チャンバユニット300は様々なサイズの飲料ポッドを収容することができる。以下でも説明するように、幾つかの実施の形態では、出口構造530および弁540を、製造された飲料を排出するように構成することができる。示すように、幾つかの実施の形態では、弁アクチュエータ360を出口構造530内の弁540に係合させることによって、飲料を排出することができる。幾つかの実施の形態では、製造された飲料を弁540の狭い管腔546に通過させることによって、飲料を排出することができる。
【0039】
図6Aは、第1のサイズの飲料ポッド680を抽出する方法を概略的に示しており、抽出チャンバユニット300は、第1のサイズの飲料ポッド680を収容するように示されている(例えば、ポッドはより大きな直径を有する)。
図6Bおよび
図6Cは、第1のサイズの飲料ポッド680が挿入された、蓋400を備える抽出チャンバユニット300と、蓋400を備えない抽出チャンバユニット300との断面図を示している。
【0040】
図示したように、ブロック610において、幾つかの実施の形態では、方法は第1のサイズの飲料ポッド680を挿入することを含むことができる。幾つかの実施態様では、第1のサイズの飲料ポッド680は、抽出されたコーヒー飲料を製造するために使用することができる。幾つかの実施の形態では、第1のサイズの飲料ポッド680は、第1のサイズの飲料ポッド680の遠位端部および近位端部を被覆するフィルタを有する。幾つかの実施例では、フィルタは飲料成分をシールする(例えば、コーヒー粉砕物または茶葉などの固体が出るのを阻止または防止する)が、流体を第1のサイズの飲料ポッド680に進入させかつ第1のサイズの飲料ポッド680から出させるように十分に透過性であることができる。
図6Bおよび
図6Cに示したように、幾つかの例では、第1のサイズの飲料ポッド680は、内側部分500の内側レッジ512と同じであることができる基部直径を有する。幾つかの変化態様では、内側レッジ512は、第1のサイズの飲料ポッド680を内側部分500の遠位端部に着座させることができる。さらに、幾つかの変化態様では、内側部分500の遠位端部における遠位リップ514を、第1のサイズの飲料ポッド680を固定するために第1のサイズの飲料ポッド680の基部の周囲に配置することができる。
【0041】
幾つかの実施の形態は、内側部分500に第1のサイズの飲料ポッド680を配置することを含む。幾つかの実施の形態は、第1のサイズのポッド680を介して内側部分500に力を加えることなどによって内側部分500を下方へ押し付けることを含むブロック620を有する。幾つかの実施の形態は、内側部分500によってばね800を圧縮させることを含む。例えば、
図6Bおよび
図6Cは、圧縮状態のばね800を示している。幾つかの実施の形態では、ばね800の圧縮および/または下方への内側部分500の移動は、第1のサイズの飲料ポッド680を収容することができる。前述のように、第1のサイズの飲料ポッド680を収容するために内側部分500はばね800を圧縮することができ、これにより、第1のサイズの飲料ポッド680は外側部分310の本体312内に完全にはまり込む。
【0042】
方法は、内側部分500の押し下げが突出部366を弁540の近位端部544に接触させ、弁540を遠位方向へ移動させる、ブロック630を含むことができる。
図6Bおよび
図6Cに示したように、第1のサイズの飲料ポッド680の高さは、内側部分500を近位方向へ押し付け、これにより、出口構造530が弁アクチュエータ360へ押し込まれる。幾つかの実施の形態では、出口構造530の管腔534を弁アクチュエータ360の突出部366の上方に位置決めすることができ、これにより、突出部366の先端部368を弁540の近位端部544と接触させることができる。突出部366の輪郭は弁540を遠位方向へ押し付け、これにより、遠位端部542は内側部分500の基部から突出し、内側部分500と管腔534との間の流体接続を可能にする。以下で説明するように、この流体接続により、製造された飲料が排出される。
【0043】
方法は、外側部分310を蓋400によって被覆することを含むことができるブロック640を含むことができる。
図6Cに示したように、蓋400が外側部分310の遠位シェルフ320の周囲に配置されるように、蓋400を外側部分310に取り付けることができる。幾つかの実施の形態では、ユーザによって作動させることができる機械的構造(例えば、レバーまたはロック)を介して蓋400を外側部分310に取り付けるまたは固定することができる。幾つかの実施の形態では、電動式機構を介して蓋400を外側部分310に取り付けるまたは固定することができる。以下で説明するように、抽出チャンバユニット300は、外側部分310への蓋400の取付けによって作動させることができるロッキング機構1100を有することができる。
【0044】
上述のように、蓋400は複数のシールを有することができる。飲料が製造されるときに流体が漏れ出るのを阻止または防止するために、第1のシールを、蓋400が取り付けられたときに第1のサイズの飲料ポッド680にシール可能に係合するように構成することができる。
図4Aおよび
図4Bについて上述したように、蓋400の穴あき入口450は、内側シール410および外側シール420を保持することができる。この実施の形態では、第1のサイズの飲料ポッド680のより大きな直径により、外側シール420を、第1のサイズの飲料ポッド680にシール可能に係合するように成形することができる。上述のように、外側シール420を、シールを形成するために、圧縮しかつ第1のサイズの飲料ポッド680の遠位縁部に適合することができる材料から構成することができる。
【0045】
幾つかの実施の形態は、蓋400を外側部分310に固定することを含む。幾つかの実施の形態は、流体を、蓋400を通って第1のサイズの飲料ポッド680内へ流れさせることを含むことができるブロック650を含む。上述のように、
図6Cに示したように、蓋400は、流体ディスペンサを収容するまたは流体ディスペンサに接続されるように構成することができる、遠位端部における遠位管腔430を有することができる。作動中、流体は、遠位管腔430を通り、穴あき入口450における複数の開口454を通って流れることができる。上述のように、穴あき入口450における複数の開口454は、流体を、第1のサイズの飲料ポッド680の表面に沿って拡散させることができる。これは、第1のサイズの飲料ポッド680を均一に充填するという目的を果たすことができる。また、第1のサイズの飲料ポッド680が、遠位端部を被覆するフィルタを有するような幾つかの実施例では、穴あき入口450は、流体が、第1のサイズの飲料ポッド680へ直接に流入するのを阻止または防止する。直接に流入することは、フィルタをゆがめるかつ/または裂断させる恐れがある。流体が第1のサイズの飲料ポッド680に進入すると、飲料を製造するために、流体は、飲料成分(例えば、コーヒー粉砕物、茶葉、飲料ミックス)と相互作用することができる。
【0046】
幾つかの実施の形態は、流体を、遠位管腔430を通って、第1のサイズの飲料ポッド680内へ流れさせることを含む。方法の幾つかの実施態様は、流体(例えば、製造された飲料)を第1のサイズの飲料ポッド680から内側部分500内へ流れさせることを含むブロック660を含むことができる。幾つかの実施の形態では、内側部分500の内面に面した第1のサイズの飲料ポッド680の近位端部は、製造された飲料を通過させるフィルタから成ることができる。幾つかの実施の形態では、第1のサイズの飲料ポッド680の近位端部は、温度によって作動させることができるか、機械的に作動させることができるかまたは圧力によって作動させることができる弁を有する。様々な実施例が、2014年11月20日に出願された米国特許出願第62/082452号明細書(U.S.Patent Application No.62/082,452)に記載されており、当該明細書の全体は、引用したことにより本明細書に組み込まれる。例えば、弁は、二材料弁、溶け去る材料で含浸されたメッシュまたはその他の基板、または熱せん断フィルムであることができる。幾つかの実施の形態では、弁は、例えばポッドの挿入中にまたは所定の圧力に達したことに応答して、(例えば、尖った先端部と接触することによって)裂断させられるように構成されたフィルムである。幾つかの実施の形態では、弁の作動は、出口を開放させるか、さもなければ、製造された飲料を第1のサイズの飲料ポッド680から流出させるかつ/または内側部分500へ流入させる。
【0047】
方法は、流体(例えば、製造された飲料)を、第1のサイズの飲料ポッド680および/または内側部分500から流出させることを含むブロック670を含むことができる。例えば、流体は、開口532および出口構造530の管腔534を通過することができる。上述のように、第1のサイズの飲料ポッド680の挿入は、内側部分500を下方へ係合させ(例えば、押し付け)、内側部分500は、弁アクチュエータ360の突出部366によって弁540の近位端部544に係合することができる。幾つかの実施の形態では、突出部366は、弁540に係合する(例えば、弁540を押し付ける)。これは、弁540を移動させることができる(
図6B参照)かつ/または出口構造530の管腔534における通路を開放させることができ、これにより、内側部分500を通る流体連通路を提供する。幾つかの実施の形態では、飲料は、第1のサイズの飲料ポッド680から出て、管腔534などの内側部分500の一部に進入する。幾つかの実施態様では、飲料は管腔534から出て、外側部分310における開口352を通過する。様々な実施の形態では、飲料は、ユーザのカップまたはその他の容器などへ排出される。
【0048】
幾つかの実施の形態では、製造された飲料が排出された後、第1のサイズの飲料ポッド680を外側部分310から取り出すことができる。幾つかの例では、第1のサイズの飲料ポッド680が取り出された後、ばね800が拡張することができ、これにより、内側部分500を外側部分310内の元の位置へ戻す。以下で説明するように、ばね800と内側部分500との相互作用は、第1のサイズの飲料ポッド680から飲料を抽出することができる状態から、第2のサイズの飲料ポッドから飲料を抽出することができる状態への、抽出チャンバユニット300の転換を容易にする。
【0049】
図7Aは、第2のサイズの飲料ポッドを抽出する方法700を概略的に示しており、抽出チャンバユニット300は、第2のサイズの飲料ポッド770を収容するように示されている(例えば、ポッドはより小さな直径を有する)。
図7Bおよび
図7Cは、第2のサイズの飲料ポッド770が挿入された、蓋400を備える抽出チャンバユニット300と、蓋400を備えない抽出チャンバユニット300との断面図を示している。
【0050】
ブロック710に示したように、幾つかの実施の形態では、方法は第2のサイズの飲料ポッド770を抽出チャンバユニット300に挿入することを含むことができる。幾つかの実施態様では、第2のサイズの飲料ポッド770は、エスプレッソ飲料を製造するために使用することができる。幾つかの実施の形態では、第2のサイズの飲料ポッド770は、様々なその他の飲料を製造するために使用することができる。幾つかの実施の形態では、第2のサイズの飲料ポッド770は、第2のサイズの飲料ポッド770の近位端部および遠位端部の両方を被覆するフィルタを有することができる。フィルタは、飲料成分(例えば、コーヒー粉砕物、茶葉)をシールすることを助けることができるが、流体を第2のサイズの飲料ポッド770に進入させかつ第2のサイズの飲料ポッド770から出すように十分に透過性であることができる。
図7Bおよび
図7Cに示したように、第2のサイズの飲料ポッド770は、内側部分500の本体510にはまり込む直径を有することができる。幾つかの実施例では、第2のサイズの飲料ポッド770は内側部分500の本体510にはまり込むので、内側部分500は、近位方向へ押し付けられてばね800を圧縮することはない。
【0051】
方法は、外側部分310を蓋400によって被覆することを含むことができるブロック720を含むことができる。
図7Cに示したように、蓋400が外側部分310の遠位シェルフ320の周囲に配置されるように、蓋400を外側部分310に取り付けることができる。上述のように、幾つかの実施の形態では、ユーザによって作動させることができる機械的構造(例えば、レバーまたはロック)によって蓋400を外側部分310に取り付けるまたは固定することができる。幾つかの実施の形態では、電動式機構を介して蓋400を外側部分310に取り付けるまたは固定することができる。
【0052】
上述のように、蓋400を、外側部分310に取り付けるように構成することができ、抽出チャンバユニット300はロッキング機構1100を有することができる。幾つかの実施態様では、ロッキング機構1100は、外側部分310への蓋400の取付けによって作動させることができる。例えば、以下でより詳細に説明するように、内側部分500の軸方向移動を阻止または防止するために、ロッキング機構1100の一部を、内側部分500の外側保持構造520における保持溝524と係合させることができる。
【0053】
幾つかの変化態様では、蓋400が外側部分310に取り付けられるとき、蓋400は、挿入された飲料ポッドにシール可能に係合することができる。上述のように、幾つかの実施例では、蓋400の円形の穴あき入口450は、内側シール410および外側シール420を保持することができる。この実施の形態では、第2のサイズの飲料ポッド770は内側部分500の本体510にはまり込むことができるので、内側シール410は、流体が第2のサイズの飲料ポッド770から漏れ出るのを阻止または防止するために第2のサイズの飲料ポッド770に係合しかつ第2のサイズの飲料ポッド770をシールするように成形されている。上述のように、内側シール410を、シールを形成するために、圧縮しかつ第2のサイズの飲料ポッド770の遠位縁部に適合することができる材料から構成することができる。
【0054】
幾つかの実施の形態は、蓋400を外側部分310に固定することを含む。幾つかの態様は、流体を、蓋400を通って第2のサイズの飲料ポッド770内へ流れさせることを含むことができるブロック730を含む。上述のように、
図7Cは、流体ディスペンサを収容するまたは流体ディスペンサに接続されるように構成された遠位端部における遠位管腔430を有する蓋400を示している。作動中、流体は、遠位管腔430を通り、穴あき入口450における複数の開口454を通って流れることができる。上述のように、穴あき入口450における複数の開口454は、流体を、第2のサイズの飲料ポッド770の表面に沿って拡散させる。幾つかの実施例では、穴あき入口450は、流体が第2のサイズの飲料ポッド770に直接流入することを阻止または防止する。直接流入することは、フィルタをゆがめるかつ/または裂断させる恐れがある。流体が第2のサイズの飲料ポッド770に進入すると、飲料を製造するために、流体は、飲料成分(例えば、コーヒー粉砕物、茶葉、飲料ミックスなど)と相互作用する。
【0055】
幾つかの実施の形態は、流体を、遠位管腔430を通って、第2のサイズの飲料ポッド770内へ流れさせることを含む。方法の幾つかの実施態様は、製造された飲料が第2のサイズの飲料ポッド770から排出されるように、流体(例えば、製造された飲料)を狭い管腔546に通過させるための十分な圧力を第2のサイズの飲料ポッド770内に形成することを記述するブロック740およびブロック750を含むことができる。第2のサイズの飲料ポッド770のサイズがより小さくてもよい幾つかの実施の形態では、
図6A〜
図6Cに示された第1のサイズの飲料ポッドを抽出する方法600とは異なり、内側部分500は、出口構造530が弁アクチュエータ360と接触するように近位方向へ押し付けられない。
【0056】
この実施の形態では、弁540の遠位端部542は、内側部分500の本体510と管腔534との間に流体接続が存在しなくなるように、内側部分500における開口532をシールする。幾つかの実施の形態では、製造された飲料が、第2のサイズの飲料ポッド770および内側部分500の管腔534からろ過流出することができないので、第2のサイズの飲料ポッド770内に圧力が形成される。幾つかの実施例では、第2のサイズの飲料ポッド770は、エスプレッソなどの飲料を製造するために使用される。幾つかの飲料は、高圧の流体(例えば、水)を飲料成分に通過させることによって製造することができる。幾つかの実施例では、第2のサイズの飲料ポッド770の内部は、少なくとも約9barの圧力に加圧される。幾つかの実施の形態では、第2のサイズの飲料ポッド770の内部を、少なくとも約5bar、7bar、9.5bar、11bar、前記値の間の値またはその他の値に加圧することができる。幾つかの実施の形態では、抽出機械は、(例えば、エスプレッソを製造するために)第2のサイズの飲料ポッド770を約8bar〜約10barに加圧するように構成されている。幾つかの実施の形態では、抽出機械は、(例えば、抽出されたコーヒーを製造するために)第1のサイズの飲料ポッド680を約1psi〜約6psiに加圧するように構成されている。
【0057】
幾つかの態様では、狭い管腔546のサイズにより、製造された飲料を弁540の狭い管腔546に通過させるための十分な圧力が形成されるまで、流体は第2のサイズの飲料ポッド770から容易に排出されない。例えばエスプレッソ飲料が望まれる幾つかの実施例では、第2のサイズの飲料ポッド770内のより高い圧力が、エスプレッソ飲料に特徴的なフレーバーを提供することを助ける。幾つかの実施例では、より高い圧力は、ほぼ大気圧で製造される飲料と比較して、より短い抽出時間および/または飲料のより高い濃度を提供することができる。幾つかのケースでは、圧力の上昇は、抽出速度および/またはプロフィルを変化させることができる。これは、約9barの圧力で抽出されるエスプレッソがなぜ、約3psiでポッドから抽出されるコーヒーの約4倍の濃さでかつより短い時間で産出できるかを説明することを助けることができる。
【0058】
上述のように、製造された飲料を、飲料ポッドのサイズに応じて異なる方式で排出することができる。幾つかの実施の形態では、飲料は、内側部分500の出口構造530に配置された弁540を通って排出される。より大きな飲料ポッド(例えば、第1のサイズの飲料ポッド680)が挿入される幾つかの実施例では、飲料は、弁540を軸方向で遠位方向に移動させることによって排出される。より小さな飲料ポッド(例えば、第2のサイズの飲料ポッド770)が挿入される幾つかの変化態様では、飲料は、弁540の中央において同軸的に延びる狭い管腔546を通って排出される。加えて、前記構造、システムおよび方法は、外側部分310および内側部分500が、飲料の排出を制限または促進する構造を有さない抽出チャンバユニット300の実施の形態と共に使用することもできる。
【0059】
図8Aおよび
図8Bはそれぞれ、第2のサイズの飲料ポッド770および第1のサイズの飲料ポッド680が挿入された抽出チャンバユニット300の断面図を示している。幾つかの実施態様では、内側部分500は、開口532内に弁540または弁保持円筒体550を有さない。また、外側部分310は、弁アクチュエータ360を有さない。しかしながら、上述の抽出チャンバユニット300のその他の部分は、同じままである。
【0060】
この実施の形態では、製造された飲料の排出は、製造された飲料の流れを飲料ポッド自体によって制御することができるという点で異なる。上述のように、飲料ポッドは、飲料ポッドの近位端部および遠位端部の両方にフィルタを有することができる。飲料ポッドの近位端部からの製造された飲料の排出を制御するために、飲料ポッドは、様々な異なる構造を有することができる。飲料ポッド構造の幾つかの実施例が、2014年2月26日に出願された米国特許出願第14/191225号明細書(U.S.Patent Application No.14/191,225)に記載されており、当該明細書の全体は、引用したことにより本明細書に組み込まれる。幾つかの実施の形態では、飲料ポッドの基部は、さらに、飲料を飲料ポッドの基部から流れさせる複数の開口を含む構造を有することができる。このような飲料ポッドの基部構造の幾つかの実施の形態の実施例は、2014年3月11日に出願された米国特許出願第14/205197号明細書(U.S.Patent Application No.14/205,197)に記載されており、当該明細書の全体は、引用したことにより本明細書に組み込まれる。
【0061】
最後に、幾つかの実施の形態では、飲料ポッドは、温度によって作動させることができるか、機械的に作動させることができるかまたは圧力によって作動させることができる様々な弁を有することができる。前述のように、幾つかの実施例は、2014年11月20日に出願された米国特許出願第62/082452号明細書(U.S.Patent Application No.62/082,452)に記載されている。
【0062】
上述のように、蓋400を、遠位シェルフ320の外面の周囲に配置することができる。蓋400および外側部分310を、(例えばポッドの飲料出口を通るのを除いて)水の逃げ出しを阻止または回避するようにポッドを抽出チャンバユニット300内に固定するように構成することができる。幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニット300はロッキング機構1100を有することができ、ロッキング機構1100は、蓋400と相互作用し、飲料が準備されるときに内側部分500を外側部分310に固定する(例えば、内側部分500を外側部分310に対して概して定置に維持する)。
【0063】
図9〜
図13は、抽出チャンバユニット300内のロッキング機構1100の構造およびその動作を示している。
図9A〜
図9Cは、外側部分310の内側レッジ318内に配置されたロッキング機構1100を備える外側部分310の斜視図および断面図を示している。
図10は、外側部分310の斜視図を示している。
図11は、2つの半円形の部分1110から成ることができるロッキング機構1100の斜視図を示している。
図12Aは、第1のサイズの飲料ポッドを固定する方法1200を概略的に示しており、この方法は、第1のサイズの飲料ポッド680と係合するときのロッキング機構1100を示している。
図12B〜
図12Dは、第1のサイズの飲料ポッド680が挿入された後の、抽出チャンバユニット300およびロッキング機構1100の分解図および断面図を示している。
図13Aは、第2のサイズの飲料ポッドを固定する方法1300を概略的に示しており、この方法は、第2のサイズの飲料ポッド770と係合するときのロッキング機構1100を示している。
図13B〜
図13Dは、第2のサイズの飲料ポッド770が挿入された後の、抽出チャンバユニット300およびロッキング機構1100の分解図および断面図を示している。
【0064】
図9Aは、外側部分310の遠位シェルフ320に保持されたロッキング機構1100の斜視図を示している。
図9Bは、第1の軸線に沿った、ロッキング機構1100を備える外側部分310の断面図を示している。
図9Bは、遠位シェルフ320内に位置決めされたときのロッキング機構1100の両部分の図を提供している。
図9Cは、第2の軸線に沿った、ロッキング機構1100を備える外側部分310の断面図を示しており、両半円1110の断面図を示している。
【0065】
図10は、ロッキング機構1100が挿入されていない外側部分310の一例を示しており、遠位シェルフ320の構造の図を提供している。上述のように、幾つかの例では、遠位シェルフ320を、外側部分310の本体312の遠位端部に配置することができる。幾つかの実施の形態では、遠位シェルフ320は2つの部分から成り、遠位シェルフ320の各部分を間隙322によって分離することができる。幾つかの例では、遠位シェルフ320の各部分は、複数のピラー334によって形成することができる複数の窓324を有する。幾つかの実施の形態では、ピラー334を、内側レッジ318および本体312の遠位端部に接続することができる。幾つかの実施の形態では、遠位シェルフ320の各部分は内側レッジ318を有することができる。
【0066】
幾つかの例では、内側レッジ318および複数の窓324は、ロッキング機構1100を保持することができる内部通路326を形成することができる。幾つかの変化態様では、遠位シェルフ320の各部分のための内部通路326は、複数の側部開口328を有することができる。幾つかの実施の形態では、孔332を、遠位シェルフ320の各部分における中央ピラー334に配置することができる。幾つかの実施の形態では、孔332は、ばね330などの可動構造の一部を収容することができる。幾つかの実施の形態は、孔332内などにおいて、圧縮させることができかつ/または孔332内で可動なその他の圧縮可能部材(例えば、ゴムまたはその他のエラストマ部材)を有する。
【0067】
図11は、ロッキング機構1100の一例を示している。幾つかの実施の形態では、ロッキング機構1100は2つの半円1110を有することができる。幾つかの実施例では、各半円1110は、半円1110の本体を部分的に通って延びる孔1130を有することができる。上述のように、幾つかの実施例では、孔1130は、ばね330などの可動構造の一部を収容することができる。幾つかの実施の形態では、各半円1110は複数の狭められた端部1140を有することができる。幾つかの態様では、半円1110は、狭められた端部1140の近くに配置された、凹まされた端部1150を有することができる。幾つかの実施例では、半円1110は、下方へ傾斜した外側レッジ1120を有することができる。
【0068】
幾つかの実施の形態では、半円1110の基部は、半円1110の上部よりも幅広である。幾つかの実施例では、各半円1110の内部は、内側レッジ1170を有する複数の矩形構造1160を有することができる。幾つかの変化態様では、各内側レッジ1170は、内方へ延びる斜面を有しており、矩形構造1160の上部が矩形構造1160の底部よりも幅広になっている。
【0069】
作動中、
図9A〜
図9Cに示したように、ばね330は、ロッキング機構1100の半円1110の孔1130と、外側部分310の孔332との間に延びていることができる。各半円1110を、遠位シェルフ320の各部分の内部通路326内に配置することができる。幾つかの例では、凹まされた端部1150を、側部開口328を通って保持することができ、これにより、各半円1110の狭められた端部1140は間隙322内へ突出することができる。幾つかの実施の形態では、複数の矩形構造1160は窓324を通って延びていることができ、複数の矩形構造1160を遠位シェルフ320の内部通路326に保持することができる。幾つかの態様では、各半円1110の外側レッジ1120は遠位シェルフ320を超えて突出することができる。上述のように、外側レッジ1120を、遠位シェルフ320の内部通路326内へ押し込むことにより、複数の矩形構造1160は窓324を超えて延びることができ、これにより、複数の矩形構造1160は外側部分310の内側部分内へ突出することができる。後述するように、幾つかの実施の形態では、各矩形構造1160の内側レッジ1170は抽出チャンバユニット300の複数の部分と相互作用することができる。
【0070】
図12Aは、第1のサイズの飲料ポッドを固定する方法1200を概略的に示しており、抽出チャンバユニット300は、第1のサイズの飲料ポッド680を収容するように示されている(例えば、ポッドはより大きな直径を有する)。
図12B〜
図12Dは、第1のサイズの飲料ポッド680が挿入されるときの抽出チャンバユニット300の様々な図を示している。
【0071】
ブロック1210に示したように、幾つかの実施の形態では、方法は、外側部分310を蓋400で被覆することを含むことができる。第1のサイズの飲料ポッドを抽出する方法600に関して上述したように、第1のサイズの飲料ポッド680を、内側部分500の遠位で、外側部分310内に配置することができる。第1のサイズの飲料ポッド680の基部は内側部分500の遠位開口よりも大きな直径を有することができるので、第1のサイズの飲料ポッド680が挿入されると、第1のサイズの飲料ポッド680を収容するために内側部分500が近位方向へ移動させられながらばね800が圧縮される。蓋400を外側部分310の遠位シェルフ320上に配置することができる。
【0072】
幾つかの実施の形態では、(例えば、蓋400が外側部分310の遠位端部を被覆するとき)蓋400をロッキング機構1100の外側レッジ1120と接触させることを含むブロック1220を有することができる。
図12Dに示したように、蓋400が外側部分310の遠位シェルフ320上に配置されると、蓋400の縁部は、ロッキング機構1100の外側レッジ1120と接触することができる。以下で説明するように、幾つかの実施の形態では、蓋400が外側部分310の遠位シェルフ320上に配置されると、蓋400の縁部が外側レッジ1120と相互作用することができ、ロッキング機構1100を遠位シェルフ320の内部通路326内へ引っ込める。
【0073】
幾つかの実施の形態は、蓋400をロッキング機構1100の外側レッジ1120と係合(例えば、接触)させることを含む。方法の幾つかの実施態様は、ロッキング機構1100を半径方向内方へ移動させることを含むブロック1230を含むことができる。幾つかの実施の形態では、この移動により、矩形構造1160の内側レッジ1170が第1のサイズの飲料ポッド680に対して押し付けられる。前述のように、ばね330は、内部通路326内で半径方向移動を提供するためにロッキング機構1100を保持することができる。幾つかの実施例では、蓋400は、最も狭い部分において外側レッジ1120の傾斜した面と係合することができる。幾つかの変化態様では、ロッキング機構1100は、蓋400が遠位シェルフ320の周囲に配置されるときに漸進的に内方へ移動することができる。
【0074】
幾つかの実施の形態では、ロッキング機構1100が半径方向内方へ移動すると、複数の矩形構造1160が窓324から延びることができる。これにより、矩形構造1160の内側レッジ1170は外側部分310の内部における構造と係合することができる。
図12Dに示した実施例では、矩形構造1160の内側レッジ1170は、第1のサイズの飲料ポッド680の外面と相互作用することができる。幾つかの実施の形態では、内側レッジ1170は、内側部分500の遠位端部において第1のサイズの飲料ポッド680をセンタリングするために、第1のサイズの飲料ポッド680の外面に圧力を提供することができる。
【0075】
図13Aは、第2のサイズの飲料ポッドを固定する方法1300を概略的に示しており、抽出チャンバユニット300は、第2のサイズの飲料ポッド770を収容するように示されている(例えば、ポッドはより小さな直径を有する)。
図13B〜
図13Dは、第2のサイズの飲料ポッド770が挿入されるときの抽出チャンバユニット300の様々な図を示している。
【0076】
幾つかの実施の形態では、第2のサイズの飲料ポッドを固定する方法1300は、ロッキング機構1100に関する第1のサイズの飲料ポッドを固定する方法1200と同様である。しかしながら、後述するように、ロッキング機構1100は、第2のサイズの飲料ポッド770の位置を固定するために内側部分500と相互作用することができる。上述のように、幾つかの実施の形態では、第2のサイズの飲料ポッド770は、エスプレッソなどの飲料を製造するために使用することができる。幾つかの実施の形態では、ロッキング機構1100は、第2のサイズの飲料ポッド770を外側部分310内の位置に保持することができ、これは、第2のサイズの飲料ポッド770内により高い圧力を維持することを助けることができる。
【0077】
ブロック1310に示したように、幾つかの実施の形態では、方法は、外側部分310を蓋400で被覆することを含むことができる。第2のサイズの飲料ポッドを抽出する方法700に関して上述したように、第2のサイズの飲料ポッド770は、内側部分500にはまり込むことができる。幾つかの実施例では、第2のサイズの飲料ポッド770のサイズにより、内側部分500は、外側部分310内で軸方向に圧縮されない。上述しかつ
図13Dに示したように、蓋400を外側部分310の遠位シェルフ320上に配置することができる。
【0078】
蓋400が外側部分310の遠位シェルフ320上に配置されると、方法は、蓋400をロッキング機構1100の外側レッジ1120と接触させることを含むことができるブロック1320を含むことができる。
図13Dに示したように、幾つかの実施例では、蓋400が外側部分310の遠位シェルフ320上に配置されると、蓋400の縁部は、ロッキング機構1100の外側レッジ1120と接触することができる。以下で説明するように、幾つかの実施の形態では、蓋400が外側部分310の遠位シェルフ320上に配置されると、蓋400の縁部が外側レッジ1120と相互作用することができ、ロッキング機構1100を遠位シェルフ320の内部通路326内へ引っ込める。
【0079】
幾つかの実施の形態は、例えば蓋400がロッキング機構1100の外側レッジ1120と接触することに応答して、ロッキング機構1100を(例えば半径方向内方へ)第2のサイズの飲料ポッド770に当接するように移動させることを含むことができるブロック1330を含む。前述のように、幾つかの例では、ロッキング機構1100は、内部通路326内でロッキング機構1100の半径方向移動を可能にするばね330によって、遠位シェルフ320内に可動に保持されている。
【0080】
幾つかの実施の形態では、外側レッジ1120は斜面を有することができる。斜面により、蓋400の縁部が外側部分310の遠位シェルフ320上を近位方向に移動するときにロッキング機構1100が半径方向内方へ移動することができる。斜面により、蓋400がロッキング機構1100の最も狭い部分において外側レッジ1120と係合することができ、これにより、蓋400が遠位シェルフ320の周囲に配置されたときにロッキング機構1100が漸進的に内方へ移動する。幾つかの実施例では、ロッキング機構1100の外側レッジ1120が半径方向内方へ移動すると、ロッキング機構1100の矩形構造1160は窓324から突出する。
【0081】
幾つかの実施の形態は、例えばロッキング機構1100を半径方向内方へ移動させることに応答して、内側部分500をロッキング機構1100に係合させるおよび/または固定することを含むことができるブロック1340を含む。前述のように、内側部分500は、遠位レッジ522と近位レッジ526との間に形成された保持溝524を有することができる。幾つかの実施の形態では、保持溝524の表面を、内側レッジ1170と同じ角度で傾斜させることができる。
図13Dに示したように、矩形構造1160の内側レッジ1170は、内側部分500を蓋400の外側シール420に当接するように固定するために、保持溝524において内側部分500に係合することができる。第2のサイズの飲料ポッドを抽出する方法700において上述したように、エスプレッソなどの飲料を抽出するためには、第2のサイズの飲料ポッド770内により高い圧力を維持することが望ましい可能性がある。幾つかの実施の形態では、内側部分500の位置を固定することは、内側部分500内に圧力が形成されるときに内側部分500を所定の位置に(例えば、外側部分310に対して概して定置に)維持することを容易にする。
【0082】
飲料ポッド
上述のように、抽出機械の抽出チャンバユニットを、第1のサイズの飲料ポッド680および第2のサイズの飲料ポッド770を収容するように構成することができる。例えば、幾つかの実施の形態では、抽出されたコーヒー飲料を製造するための飲料ポッドおよびエスプレッソベースの飲料を製造するための飲料ポッドをそれぞれ抽出チャンバユニットに収容することができる。
【0083】
幾つかの実施の形態では、飲料ポッドは、飲料製造プロセスを容易にするように構成されている。例えば、飲料ポッド(例えば、第1のサイズの飲料ポッド680、第2のサイズの飲料ポッド770)は、飲料が抽出されるときにポッドにおけるフィルタのための支持を提供するための構造を(例えば、ポッドの基部内に)有することができる。これは、飲料が製造されるときにフィルタ形状を保持するための支持を提供することができ、ひいては、フィルタを通過する流体流の力によるフィルタの拡張または裂断の可能性を低減することができる。
【0084】
図14A〜
図14Dは、基部のための支持を提供するための、様々な飲料ポッドに組み込むことができるポッド基部構造1400の1つの実施の形態を示している。
図14Aおよび
図14Bは、第1のサイズの飲料ポッド680(例えば、コーヒーなどの飲料を製造するためのより大きな直径の飲料ポッド)に組み込まれたポッド基部構造1400を示している。
図14Cおよび
図14Dは、第2のサイズの飲料ポッド770(例えば、エスプレッソなどの飲料を製造するためのより小さな直径の飲料ポッド)に組み込まれたポッド基部構造1400を示している。以下でより詳細に説明するように、ポッド基部構造1400は、様々なサイズの飲料ポッドのために提供することができる。
【0085】
図14Aおよび
図14Bは、第1のサイズの飲料ポッド680に組み込まれたポッド基部構造1400の1つの実施の形態を示している。幾つかの実施の形態では、ポッド基部構造1400は、(例えば、近位端部における)基部1420と、フィルム1440(例えば、膜)とを有することができる。基部1420は、ポッド本体1410の底部を形成することができる。
図14Aに示したように、基部1420は複数の開口1430を有することができる。開口は、様々な形状およびサイズであることができる。幾つかの実施態様では、
図14Aに示したように、基部1420の開口1430の設計は、複数の円形の開口1432と、丸みのある矩形の開口1434とを有することができる。図示したように、幾つかの態様は、第1の軸線に沿って間隔を置いて配置された2つの丸みのある矩形の開口1434(例えば、カプセル形の開口)と、第2の(例えば、垂直な)軸線に沿って間隔を置いて配置された2つの丸みのある矩形の開口1434とを有する。円形の開口1432を、丸みのある矩形の開口1434の各対の間に配置することができる。
図14Aに示した実施例では、中央孔1436が、説明されている設計の中央に配置されている。
【0086】
幾つかの実施の形態では、ポッド基部構造1400は、複数の同心状のリング1450を有することができる。
図14Bに示したように、幾つかの実施例では、フィルム1440を基部1420の表面から離れるように持ち上げるために、複数の同心状のリング1450をフィルム1440と基部1420との間に配置することができる。幾つかの実施の形態では、複数の同心状のリング1450は、同心状のリング1450に沿って均等に間隔を置かれた複数の突出部1452を有することができる。幾つかの実施例では、突出部1452は、ポッド本体1410内の飲料成分および流体の圧力を同心状のリング1450の基部を横切って分散させることを助けることができ、これにより、フィルム1440は、その構造および形状をより良く保持することができる。
図14Aに示された実施例は、減少するサイズの4つのリングを有するなど、複数の同心状のリング1450を示している。しかしながら、複数の同心状のリング1450は、ポッド本体1410の基部のための所望の支持を提供するために、あらゆる数のリングを有することができる。同様に、ポッド本体1410の基部のための所望の支持を提供するために、複数の突出部1452のサイズ、形状および配置を変更することができる。
【0087】
上述のように、幾つかの実施の形態では、飲料ポッドを、エスプレッソなどの飲料を抽出するように構成することができる。幾つかのこのような実施の形態は、抽出中、少なくとも約9barの圧力などのより高い圧力に耐えるように構成されている。
図14Cおよび
図14Dは、このような飲料の抽出のために飲料ポッドの1つの実施の形態を示している。飲料ポッドは、小さな孔1462(例えば、約0.3mm未満の直径)などの、制限器1460を有することができる。孔1462を制限器1460の中央に配置することができる。
図7A〜
図7Cに示したように飲料を抽出する方法に関して前述したように、制限器1460は、ポッド本体1410内の流体がポッド本体1410から早期に流出することを阻止または防止することができる。孔1462のサイズは、飲料をポッド本体1410から漸進的に解放させながら、ポッド本体1410内に圧力を形成することができる。
【0088】
図15A〜
図15Cは、基部のための支持を提供するための、様々な飲料ポッドに組み込むことができるポッド基部構造1500を示している。
図15Aは、第1のサイズの飲料ポッド680(例えば、コーヒー飲料を製造するためのより大きな直径の飲料ポッド)に組み込まれたポッド基部構造1500を示している。
図15Bおよび
図15Cは、第2のサイズの飲料ポッド770(例えば、エスプレッソ飲料を製造するためのより小さな直径の飲料ポッド)に組み込まれたポッド基部構造1500を示している。ポッド基部構造1400のように、ポッド基部構造1500を、様々なサイズの飲料ポッドのために適応させることができる。
【0089】
図15Bおよび
図15Cに示されたポッド基部構造1500は、ポッド本体1510内のフィルタ(ここでは図示されていない)のための支持を提供するという同じ目的を提供することができる。幾つかの実施の形態では、ポッド基部構造1500は、フィルタを基部1520から持ち上げる構造(例えば、複数の同心状のリング1450)を有さない。幾つかの実施の形態では、ポッド基部構造1500は、複数の矩形の窓1522を備える基部1520を有するポッド本体1510を有する。幾つかの実施態様では、
図15Aに示したように、複数の矩形の窓1522は、基部1520にわたって六角形パターンに間隔を置いて配置することができる。基部1520における窓は、円形、三角形、矩形、正方形、多角形またはあらゆるその他のタイプの設計などの、様々な形状およびサイズであることができる。窓の構造は、様々な構造であることができる。
【0090】
上述のように、幾つかの実施の形態では、基部1520はフィルタのための支持を提供することができる。これは、飲料抽出プロセス中のポッド本体1510における流体および飲料成分の圧力の結果としてフィルタが裂断することを阻止または防止することができる。
図15Bおよび
図15Cは、飲料を抽出するために飲料ポッドにおいて使用するために適応されたポッド基部構造1500を示している。幾つかの実施の形態では、飲料ポッド1500は、(例えば、制限器1540のほぼ中央に配置された)小さな孔1550を備えた制限器1540を有することができる。幾つかの実施の形態では、孔1550のサイズは、エスプレッソなどの幾つかの飲料を製造するときに有利であり得るように、ポッド本体1510内に圧力を形成するように構成されている。幾つかの実施の形態は、制限器1540を有さないかつ/または抽出されたコーヒーを製造するときなど、飲料製造作動中の圧力上昇を低減または防止するようにその他の形式で構成されている。
【0091】
回転可能なドロワ
図16A〜
図16Fは、抽出機械1600の実施例を示している。抽出機械1600は、回転可能なドロワを有してもよい。抽出機械1600は、トレー1640およびドロワ1660を有してもよい。ここでさらに詳細に説明するように、ドロワ1660は、2つの飲料ポッド収容部を有してもよい。以下でより詳細に説明するように、収容部は、コーヒー飲料ポッドおよびエスプレッソ飲料ポッドなどの、様々な異なるサイズの飲料ポッドを収容するように構成することができる。様々な実施の形態では、抽出機械はハウジング1601を有する。
図16Aに示したように、抽出機械1600は、前側端部1602と、反対側の後側端部1604と、右側部分1606と、左側部分1608とを有してもよい。幾つかの実施の形態では、抽出機械1600の前側端部1602は、抽出機械1600のユーザに面するように構成されていてもよい。抽出機械1600は、面(例えば、テーブル、カウンター)における抽出機械1600の配置を容易にするように構成された底端部1610と、反対側の上端部1612とを有してもよい。
【0092】
抽出機械1600は、第2の開口1616の上方に第1の開口1614を有してもよい。
図16Aに示したように、第1の開口1614は前側端部1602の横方向寸法の全長にわたって延びていてもよいかつ/または第1の開口1614は右側部分1606の横方向寸法の一部に沿っておよび左側部分1608の横方向寸法の一部に沿って延びていてもよい。例えば、開口1614は、少なくとも部分的に、ハウジング1601の前側端部1602における1つまたは複数の面、右側部分1606における1つまたは複数の面およびハウジング1601の左側部分1608における1つまたは複数の面によって境界を定められていてもよい。以下でさらに詳細に説明するように、第1の開口1614は、ドロワ1660およびトレー1640の少なくとも一部を、第1の開口1614を通って移動させることができるように、成形および/または寸法決めされていてもよい。
【0093】
幾つかの実施の形態では、抽出機械1600は第2の開口1616を有してもよい。第2の開口1616は、抽出機械1600によって生ぜしめられた飲料のための容器を収容するように構成されていてもよい。例えば、第2の開口1616は、第1の開口1614の下方に配置されていてもよく、抽出機械1600によって生ぜしめられた飲料を排出することができる飲料容器(例えば、カップ)を収容するように構成された形状および/または寸法を有してもよい。
【0094】
図16Aは第1の構成における抽出機械1600を示しており、
図16Bは第2の構成における抽出機械1600を示している。
図16Aに示された第1の構成において、トレー1640およびドロワ1660は、引っ込められた位置にあってもよい。例えば、第1の構成において、トレー1640およびドロワ1660は、ハウジング1601内または実質的にハウジング1601内に配置されてもよい。
図16Bに示された第2の構成において、トレー1640およびドロワ1660は、第1の開口1614を通って延長させられてもよく、これにより、トレー1640の一部およびドロワ1660の一部が、ハウジング1601の外側に配置されてもよく、例えば、ユーザに2つの飲料ポッド収容部のうちの一方(例えば、飲料ポッド収容部1690)を提供する。
【0095】
図16Cは、第3の構成における抽出機械1600を示している。
図16Cに示された第3の構成において、トレー1640の一部は、第1の開口1614を通って延長させられ、ハウジング1601の外側に配置されてもよい。幾つかの実施の形態では、ドロワ1660は、全体的にハウジング1601の外側に配置されてもよいかつ/またはトレー1640に対して回転させられてもよい。例えば、ドロワ1660の第1の飲料ポッド収容部1680および第2の飲料ポッド収容部1690は、全体的にハウジング1601の外側に配置されてもよい。ドロワ1660は、トレー1640に対して鉛直方向軸線を中心に回転可能であってもよい。例えば、ドロワ1660は、トレー1640上に着座させられ、鉛直方向軸線を中心にトレー1640に対して回転させられてもよい。
図16Cは、ドロワ1660がトレー1640に対して垂直または実質的に垂直になるように、ドロワ1660を、鉛直方向軸線を中心にトレー1640に対して回転させることができることを示している。幾つかの実施の形態では、第1の開口1614は、トレー1640に対するドロワ1660の回転を可能にするように成形および/または寸法決めされていてもよく、例えば、ドロワ1660が回転させられ得るように、ドロワ1660のための十分な間隙を提供する。
【0096】
幾つかの実施の形態では、ドロワ1660を時計回りに回転させることができる。幾つかの実施の形態では、ドロワ1660を反時計回りに回転させることができる。幾つかの実施の形態では、ドロワ1660は、完全に回転可能であることができ、例えば360°回転可能であることができる。幾つかの実施の形態では、ドロワを、時計回りおよび反時計回りに約180°まで回転させることができる。
【0097】
ドロワ1660の回転は、手動でおよび/または1つまたは複数の電動式構成部材によって行われてもよい。例えば、ユーザは、ドロワ1660をハウジング1601から引き出すためにおよび/またはドロワ1660を所望の位置へ回転させるためにドロワ1660に力を加えてもよい。幾つかの実施の形態では、このような操作は電動式である。
【0098】
幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部1680がまずドロワ1660によってユーザに提供されてもよい。例えば、(例えば、プロセッサ(図示せず)に接続されたユーザインターフェースを介して)飲料ポッド収容部へアクセスするというユーザ要求を受け取ることに応答して、ドロワ1660が第1の開口1614を通って延長させられてもよく、これにより、ドロワ1660およびトレー1640の一部がハウジング1601の外側に配置されてもよく、これにより、ユーザに第1の飲料ポッド収容部1680を提供する。ユーザが第2の飲料ポッド収容部1690にアクセスすることを望むならば、ユーザは、手動でドロワ1660を(例えば、時計回りまたは反時計回りに)回転させてもよく、これにより、第1の飲料ポッド収容部1680は回転させられてユーザから離れ、第2の飲料ポッド収容部1690がユーザに向かって回転させられる。ドロワ1660は、ドロワ1660が再びトレー1640と整列させられるまで回転させられてもよく、これにより、第2の飲料ポッド収容部1690がユーザに提供される。
【0099】
第2の飲料ポッド収容部1690がまず提供されるならば、第1の飲料ポッド収容部1680を提供するようにドロワ1660を回転させるために、逆のプロセスが行われてもよい。例えば、飲料ポッド収容部1680を抽出機械1600の前側端部1602に向かって配置するために、ユーザはドロワ1660を時計回りまたは反時計回りに回転させてもよい。
【0100】
幾つかの実施の形態では、ドロワ1660の回転は、1つまたは複数の電動式構成部材によって行われてもよい。例えば、抽出機械1600は、飲料ポッド収容部にアクセスするというユーザ要求に応答してドロワ1660を回転させるために、1つまたは複数の電動式構成部材を作動させてもよい。
【0101】
図16Dは、トレー1640の上側斜視図を示している。トレー1640は、前側縁部1642、後側縁部1644、右側縁部1646および左側縁部1648を有してもよい。トレー1640は、上面1650と、反対側の底面1652とを有してもよい。幾つかの実施の形態では、ドロワ1660は、上面1650上に配置されてもよい。例えば、ドロワ1660は、上面1650上に着座させられてもよい。
【0102】
トレー1640は、右側縁部1646および左側縁部1648から延びる複数の突出部を有してもよい。トレー1640は、右側縁部1646の上側部分および左側レッジ1648から横方向に延びる複数の突出部1654および/または右側縁部1646の下側部分および左側レッジ1648から横方向に延びる複数の突出部1656を有してもよい。図示したように、幾つかの態様では、突出部1654,1656は、上側部分および下側部分から交互に延びていてもよい。
図16Dに示したように、トレー1640は、右側縁部1646および左側縁部1648のそれぞれにおいて3つの各突出部1654および1656を有してもよい。幾つかの実施の形態では、突出部1656の上面および突出部1654の下面は、所定の鉛直方向距離だけ離れていてもよく、これにより、突出部1656,1654は、抽出機械1600の別の構成部材における1つまたは複数の対応する突出部と係合するように構成されていてもよく、これにより、ハウジング1601に出入りするトレー1640の移動を容易にする。例えば、抽出機械1600の1つまたは複数のその他の構成部材は、係合するための対応する軌道を有してもよい。幾つかの実施の形態では、突出部1656,1654に対応する突出部の少なくとも一部が、ハウジング1601の内面に設けられていてもよい。例えば、突出部1656,1654は、抽出機械1600の1つまたは複数の対応する突出部と係合するように構成されていてもよく、これにより、ハウジング1601に入るおよび/またはハウジング1601から出るトレー1640の少なくとも一部の移動が、対応する突出部によって案内されてもよい。
【0103】
図16Dに示したように、トレー1640は開口1658を有してもよい。開口1658は、ドロワ1660に連結するための形状を有してもよい。
図16Dに示したように、開口1658の中央部分は、部分的な円形などの係合形状を有してもよい。係合形状は、ここでさらに詳細に説明するように、ドロワ1660の底部における対応する形状と係合するように構成されていてもよく、これにより、ドロワ1660がトレー1640に対して回転させられてもよい。
【0104】
図16Eを参照すると、ドロワ1660のトップダウン斜視図が示されている。ドロワ1660は、第1の端部1662および第2の反対側の端部1664を有してもよい。第1の端部1662および/または第2の反対側の端部1664は、ドロワ1660が回転させられる位置に応じて、抽出機械1600における第1の開口1614を通ってユーザへ提供されてもよい。
【0105】
ドロワ1660は、第1の端部1662の近傍の第1の飲料ポッド収容部1680および第2の反対側の端部1664の近傍の第2の飲料ポッド収容部1690を有してもよい。例えば、ドロワ1660の第1の端部がまずハウジング1601の外側に配置されるならば、第1の飲料ポッド収容部1680がまずユーザに提供されてもよく、またはその逆のこともある。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部1680を、第2の飲料ポッド収容部1690よりも小さいサイズを有する飲料ポッドを収容するように構成することができる。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部1680は、エスプレッソ飲料を抽出するように構成された飲料ポッドを収容するように構成されてもよい。幾つかの実施の形態では、第2の飲料ポッド収容部1690が、コーヒー飲料または別のタイプの飲料を抽出するように構成された飲料ポッドを収容するように構成されていてもよい。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部1680および/または第2の飲料ポッド収容部1690は、それぞれエスプレッソ飲料およびコーヒー飲料以外の飲料を抽出するように構成された飲料ポッドを収容するように構成されていてもよい。例えば、第1の飲料ポッド収容部1680および/または第2の飲料ポッド収容部1690は、茶、ホットチョコレート、サイダー、ジュースまたはその他を製造するための飲料ポッドを受け入れるように構成することができる。
【0106】
第1の飲料ポッド収容部1680は、第1の飲料ポッド収容部凹所1682を有してもよい。凹所1682は、第1の飲料ポッド収容部側壁部分1684と、第1の飲料ポッド収容部底部1686とによって境界を定めることができる。第1の飲料ポッド収容部底部1686は、開口1688を有してもよい。第2の飲料ポッド収容部1690は、第2の飲料ポッド収容部凹所1692を有してもよい。凹所1692は、第2の飲料ポッド収容部側壁部分1694と、第2の飲料ポッド収容部底部1696とによって境界を定めることができる。第2の飲料ポッド収容部底部1696は、開口1698を有してもよい。
【0107】
第1の飲料ポッド収容部1680の開口1688および第2の飲料ポッド収容部1690の開口1698を、流体の流れを通過させるように構成することができる。例えば、第1の飲料ポッド収容部1680または第2の飲料ポッド収容部1690に収容される飲料ポッドによって生ぜしめられる飲料は、開口1688または開口1698をそれぞれ通過してもよく、これにより、飲料は、飲料容器(例えば、カップ)へ排出されてもよい。幾つかの実施の形態では、開口1688,1698は、トレー1640の開口(例えば、開口1658)と整列するように構成されていてもよく、これにより、抽出機械1600内で生ぜしめられた飲料は、飲料容器へ排出されてもよい。
【0108】
図16Fは、ドロワ1660の下側斜視図を示している。ドロワ1660は、底面において、トレー1640の開口1658と係合するためのトレー係合突出部1666を有してもよい。トレー係合突出部1666は、トレー1640における開口1658の対応するドロワ係合部分内に配置されてもよく、これにより、ドロワ1660はトレー1640上に維持されてもよいかつ/またはドロワ1660をトレー1640に対して回転させることができる。例えば、トレー係合突出部1666は、トレー1640における開口1658のドロワ係合部分と係合するように寸法決めおよび/または成形されていてもよい。
【0109】
図16Fに示したように、ドロワ1660は、底面において1つまたは複数の支持特徴1668を有してもよい。幾つかの実施の形態では、支持特徴1668の少なくとも一部は、第1の飲料ポッド収容部1680の下方に配置されてもよい。例えば、支持特徴1668は、第1の飲料ポッド収容部1680の下方または実質的に下方に配置されてもよい。1つまたは複数の支持特徴1668は、第1の飲料ポッド収容部1680のための機械的支持を提供してもよい。幾つかの実施の形態では、支持特徴1668は、例えば第1の飲料ポッド収容部1680に収容された飲料ポッドからの飲料の製造中、第1の飲料ポッド収容部1680の構造的形式および/または構造的一体性を維持することを容易にしてもよい。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部1680に収容された飲料ポッドを使用して飲料を生ぜしめることは、高圧プロセスを含んでもよい。例えば、エスプレッソ飲料などの飲料を生ぜしめるために、約9barよりも高い圧力が使用されてもよい。幾つかの実施の形態では、支持特徴1668は、約9barよりも高い圧力における飲料製造プロセス中、第1の飲料ポッド収容部1680の構造形態および/または一体性を維持することを容易にするように構成されていてもよい。
【0110】
図16Fに示したように、幾つかの実施の形態では、支持特徴1668は半径方向構成を有してもよい。例えば、支持特徴1668は、第1の飲料ポッド収容部1680の下方または実質的に下方に配置されておりかつ中央部分から第1の飲料ポッド収容部1680の下方をドロワ1660の側壁部分まで延びる部分を有してもよい。
【0111】
線形に可動なドロワ
図17A〜
図17Dは、別の抽出機械1700の実施例の概略図を示している。抽出機械1700は、線形に可動であってもよいドロワを有してもよい。以下でより詳細に説明するように、ドロワを、抽出機械1700への飲料ポッドの装填および/または抽出機械1700からの飲料ポッドの取出しを容易にするように構成することができる。幾つかの実施の形態では、ドロワは、より大きなポッド用の抽出チャンバと、背後に配置された小さなポッド用の摺動する抽出チャンバとを有する。
図17Cに示したように、より大きなチャンバの後側縁部は、より小さなチャンバの前側縁部であることができる。幾つかの実施態様では、
図17Aおよび/または
図18Cに示したように、より大きな抽出チャンバの使用から、より小さな抽出チャンバ(例えば、エスプレッソを製造する)へ切り替えるために、より小さなチャンバは、(ユーザによってまたはユーザが選択した機構によって)前方へ摺動させられ、出現する。幾つかの実施の形態は、ドロワを開放し、閉鎖しかつ/または締め付けるための機構(例えば、レバー)を有する。機構は、手動で操作することができるまたは電動式であることができる。幾つかの実施の形態では、より小さなチャンバおよびより大きなチャンバは両方とも、抽出機械内に維持されている。幾つかの実施態様では、ユーザがコーヒーを抽出したいときは、ユーザは、より大きなチャンバへのアクセスを得るためにより小さなチャンバを(例えば、後方へ)押し退け、ユーザがエスプレッソ飲料を製造したいときは、より小さなチャンバへのアクセスを得るために当該チャンバを前方へ摺動させる。
【0112】
図17Aに示したように、抽出機械1700は、前側端部1702と、反対側の後側端部1704と、右側部分1706と、左側部分1708とを有してもよい。幾つかの実施の形態では、抽出機械1700の前側端部1702は、抽出機械1700のユーザに面するように構成されていてもよい。抽出機械1700は、面(例えば、テーブル、カウンター)における抽出機械1700の配置を容易にするように構成された底端部1710と、反対側の上端部1712とを有してもよい。様々な実施の形態では、抽出機械1700はハウジング1701を有してもよい。
【0113】
抽出機械1700は、第1の開口1714と、第1の開口1714の下方における第2の開口1716とを有してもよい。幾つかの実施の形態では、第1の開口1714は、前側端部1702の横方向寸法の少なくとも一部にわたって延びていてもよい。例えば、開口1714は、ハウジング1701の前側端部1702における1つまたは複数の面によって境界を定められていてもよい。幾つかの実施の形態では、第1の開口は、右側部分1706の横方向寸法の少なくとも一部と、左側部分1708の横方向寸法の少なくとも一部とに沿って延びていてもよい。例えば、開口1714は、ハウジング1701の前側端部1702における1つまたは複数の面、右側部分1706における1つまたは複数の面およびハウジング1701の左側部分1708における1つまたは複数の面によって境界を定められていてもよい。
【0114】
図17Aに示したように、抽出機械1700は、ドロワ1740を有してもよい。幾つかの実施の形態では、ドロワ1740の少なくとも一部は、第1の開口1714を通ってハウジング1701へ挿入可能であってもよい。幾つかの実施の形態では、第1の開口1714は、ドロワ1740の少なくとも一部を、第1の開口1714を通ってハウジング1701内へまたはハウジング1701外へ移動させることができるように成形および/または寸法決めされていてもよい。
【0115】
第2の開口1716は、抽出機械1700によって製造された飲料のための飲料容器を収容するように構成されていてもよい。例えば、第2の開口1716は、第1の開口1714の下方に配置されていてもよく、抽出機械1700によって生ぜしめられた飲料を排出することができる飲料容器(例えば、カップ)を収容するように構成された形状および/または寸法を有してもよい。
【0116】
ここでさらに詳細に説明するように、ドロワ1740は、例えばドロワ1740内で相前後して、2つの飲料ポッド収容部を収容するように構成されていてもよい。
図17Aに示したように、第1の構成において、ドロワ1740の一部は、抽出機械1700の前側端部1702を超えて延びることができ、これにより、ドロワ1740内の第1の飲料ポッド収容部1760をユーザへ提供することができる。
図17Bは、第2の構成を示している。第2の構成は、前側端部1702を超えて延長したドロワ1740の一部を有してもよく、これにより、ドロワ1740内の第2の飲料ポッド収容部1780をユーザへ提供することができる。例えば、ユーザは、延長したドロワ1740によってユーザへ提供された第1の飲料ポッド収容部1760または第2の飲料ポッド収容部1780へ飲料ポッドを挿入しまたは使用された飲料ポッドをそこから取り出してもよい。
【0117】
幾つかの実施の形態では、ドロワ1740の一部は、第1の開口1714を通って線形に移動させられてもよい。幾つかの実施の形態では、第1の開口1714を通るドロワ1740の一部の移動は、ユーザがドロワ1740を引っ張るまたはドロワ1740を押し付けることなどによって、ユーザによって手動で行うことができる。幾つかの実施の形態では、ドロワ1740の移動を、ユーザ入力(例えば、プロセッサ(図示せず)と通信するユーザインターフェースを介して受信されたユーザ入力)に応答して1つまたは複数の電動式構成部材によって行うことができる。例えば、ドロワ1740の一部は、入力(例えば、ドロワ1740に着座させられた飲料ポッド収容部へ飲料ポッドを挿入するまたは飲料ポッド収容部から飲料ポッドを取り出すためにユーザインターフェースを介して提供された要求)に応答して第1の開口1714を通ってハウジング1701から出るように移動させられてもよい。ユーザが挿入または取出しの完了を示した後など、ドロワ1740をハウジング1701内へ再び移動させることができる。
【0118】
ここで説明されているように、第1の構成では、延長した位置におけるドロワ1740は、第1の飲料ポッド収容部1760をユーザへ提供してもよい。例えば、第1の飲料ポッド収容部1760は、まず前側部分においてドロワ1740に着座させられてもよく、これにより、ドロワ1740の少なくとも一部が第1の開口1714を通って延長させられると、第1の飲料ポッド収容部1760がハウジング1701の外側に配置される。第2の飲料ポッド収容部1780は、第2の構成にしたがって、ドロワ1740の前側部分に配置されていてもよく、これにより、第2の飲料ポッド収容部1780がユーザへ提供される。
【0119】
幾つかの実施の形態では、ドロワ1740内での第1の飲料ポッド収容部1760と第2の飲料ポッド収容部1780との位置の交替は、手動で行われてもよい。例えば、ユーザは、ドロワ1740内の第1の飲料ポッド収容部1760と第2の飲料ポッド収容部1780との位置の交替を行ってもよい。
【0120】
幾つかの実施の形態では、抽出機械1700は、飲料ポッド収容部へアクセスするためにユーザによって入力された要求を受け取ってもよい。例えば、抽出機械1700は、プロセッサと通信するユーザインターフェースを有してもよい。幾つかの実施態様では、抽出機械1700は、ユーザからの指令に応答して、ユーザに、ドロワ1740内に収容された2つの飲料ポッド収容部のうちの一方を提供してもよい。例えば、
図17Aに示したように、第1の飲料ポッド収容部1760はドロワ1740の前側部分に着座させられてもよく、第2の飲料ポッド収容部1780はドロワ1740の後側部分に着座させられてもよく、これにより、ドロワ1740が第1の開口1714を通って延長させられたときに、第1の飲料ポッド収容部1760がユーザに提供される。幾つかの実施の形態では、第2の飲料ポッド収容部1780にアクセスするために、第1の飲料ポッド収容部1760はドロワ1740から取り外され、第2の飲料ポッド収容部1780が、(例えば、第2の飲料ポッド収容部1780を引っ張るおよび/または摺動させることによって)前方へ移動させられる。幾つかの実施の形態では、ユーザは、第2の飲料ポッド収容部1780をドロワ1740から取り外し、第1の飲料ポッド収容部1760をドロワ1740の後側部分に配置してもよい。第2の飲料ポッド収容部1780は、次いで、ドロワ1740内に再配置され、ドロワ1740の前側部分に配置されてもよい。ユーザは、次いで、所望の飲料を製造するために飲料ポッドを第2の飲料ポッド収容部1780に配置してもよい。幾つかの変化態様では、第2の飲料ポッド収容部は、第1の飲料ポッド収容部1760上を移動(摺動)させられる。
【0121】
幾つかの実施の形態では、第2の飲料ポッド収容部1780がユーザに提供され、ユーザが、第1の飲料ポッド収容部1760へアクセスすることを望むときは、ユーザは、第2の飲料ポッド収容部1780を取り外し、飲料ポッド収容部を取り外すおよび/または交替させるために同様のプロセスを行ってもよく、これにより、第2の飲料ポッド収容部1780がドロワ1740の後側部分に配置され、第1の飲料ポッド収容部1760がドロワ1740の前側部分に配置される。
【0122】
幾つかの実施の形態では、ドロワ1740内での第1の飲料ポッド収容部1760と第2の飲料ポッド収容部1780との配置を交替することを、1つまたは複数の電動式構成部材によって行うことができる。例えば、抽出機械1700は、ユーザから、第1の飲料ポッド収容部1760または第2の飲料ポッド収容部1780へのアクセスを要求する入力を受け取ってもよい。応答して、抽出機械1700は、第1の飲料ポッド収容部1760および第2の飲料ポッド収容部1780の位置を交替させるために、1つまたは複数の電動式構成部材に対する1つまたは複数の指令を開始してもよい。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部1760と第2の飲料ポッド収容部1780との配置を交替することは、手動操作と電動式構成部材との組合せによって行うことができる。
【0123】
幾つかの実施の形態では、第2の飲料ポッド収容部1780は、ハウジング1701の外側に貯蔵されてもよい。例えば、第2の飲料ポッド収容部1780は、第2の飲料ポッド収容部1780が使用されていないときに、ドロワ1740内に貯蔵されなくてもよい。幾つかの実施の形態では、飲料ポッド収容部ヘアクセスするためのユーザ入力に応答して、ドロワ1740は、ユーザに第1の飲料ポッド収容部1760を提供してもよい。幾つかの実施の形態では、第2の飲料ポッド収容部1780へアクセスするために、第1の飲料ポッド収容部1760は、ドロワ1740の前側部分から後側部分へ移動させられてもよく、第2の飲料ポッド収容部1780を、外側貯蔵部から回収し、ドロワ1740の前側部分に配置することができる。幾つかの実施の形態では、ユーザに第2の飲料ポッド収容部1780が提供され、ユーザが、第1の飲料ポッド収容部1760へアクセスすることを望むときは、第2の飲料ポッド収容部1780は、ハウジング1701の外側における貯蔵のためにドロワ1740から取り外されてもよい。
【0124】
図17Cは、ドロワ1740と、ドロワ1740に着座させられた第1の飲料ポッド収容部1760および第2の飲料ポッド収容部1780とのトップダウン斜視図を示している。ドロワ1740は、前側端部1748および後側端部1750を有してもよい。前側端部1748は、ドロワ1740が第1の開口1714を通って前側端部1702を超えて延長させられたときにユーザへ提供される部分であってもよい。
図17Cに示された構成において、第2の飲料ポッド収容部1780が前側端部1748の近傍に配置されるのに対し、第1の飲料ポッド収容部1760が後側端部1750の近傍に配置されてもよい。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部1760を、第2の飲料ポッド収容部1780よりも小さい飲料ポッドを収容するように構成することができる。
【0125】
図17Cに示したように、第1の飲料ポッド収容部1760は、凹所1762を有してもよい。凹所1762は、側壁部分1764と、底部1766とによって境界を定めることができる。底部1766は、開口1768を有してもよい。幾つかの実施の形態では、開口1768を、第1の飲料ポッド収容部1760がドロワ1740の前側端部1748の近傍に配置されたときにドロワ1740の対応する開口と整列するように構成することができる。例えば、開口1768は、第1の飲料ポッド収容部1760がドロワ1740の前側端部1748の近傍に配置されたときにドロワ1740の対応する開口(例えば、開口1758)と整列するように構成されてもよく、これにより、第1の飲料ポッド収容部1760内に配置されたポッドによって生ぜしめられた飲料は、開口1768と、ドロワ1740の開口とを通って、飲料容器内へ通過してもよい。
【0126】
第1の飲料ポッド収容部1760は、ドロワ1740における対応する1つまたは複数の飲料ポッド収容部係合特徴に挿入されるように構成された、1つまたは複数のドロワ係合突出部1770を有してもよい。幾つかの実施の形態では、ドロワ係合突出部1770は、第1の飲料ポッド収容部1760が、ここで説明されるような第1の構成などにおいて、ドロワ1740における第2の飲料ポッド収容部1780の背後に着座させられたときに、第2の飲料ポッド収容部1780の一部に当接して配置されてもよい。ドロワ1740における飲料ポッド収容部係合特徴と、第1の飲料ポッド収容部1760におけるドロワ係合突出部1770との間の結合および/または第2の飲料ポッド収容部1780の一部に当接するようなドロワ係合突出部1770の配置は、飲料ポッド収容部1760の望ましくない移動を低減または防止し得る。
【0127】
幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部1760は、ドロワ1740内で前後に摺動するように構成された構成を有してもよく、これは線形の形式における前後動を含む。例えば、第1の飲料ポッド収容部1760は、ドロワ1740における対応する軌道特徴と係合するように構成された1つまたは複数の特徴を有してもよく、これにより、ドロワ1740内での第1の飲料ポッド収容部1760の前後の移動は、軌道特徴によって案内されてもよい。
【0128】
第2の飲料ポッド収容部1780は、凹所1782を有してもよい。凹所1782は、側壁部分1784と、底部1786とによって境界を定めることができる。底部1786は、開口1788を有してもよい。幾つかの実施の形態では、開口1788を、第2の飲料ポッド収容部1780がドロワ1740の前側端部1748の近傍に配置されたときにドロワ1740の対応する開口と整列するように構成することができる。例えば、開口1788は、第2の飲料ポッド収容部1780がドロワ1740の前側端部1748の近傍に配置されたときにドロワ1740の対応する開口(例えば、開口1758)と整列するように構成されてもよく、これにより、第2の飲料ポッド収容部1780内に配置されたポッドによって生ぜしめられた飲料は、開口1788と、ドロワ1740の開口とを通って、飲料容器内へ通過してもよい。
【0129】
図17Dは、抽出機械ドロワ1740をさらに詳細に示している。ドロワ1740は、側壁部分1744および底部1746によって境界を定められた凹所1742を有してもよい。ドロワ1740は、前側端部1748と、後側端部1750と、前側端部1748と後側端部1750との間に延びる側部1754とを有してもよい。ドロワ1740は、湾曲を有する前側端部1748を有してもよい。ここで説明されるように、第1の飲料ポッド収容部1760および第2の飲料ポッド収容部1780は、凹所1742内に着座させられてもよい。
【0130】
幾つかの実施の形態では、ドロワ1740は、抽出機械1700の1つまたは複数の他の構成部材と係合するための1つまたは複数の特徴を有してもよい。例えば、側壁1744の各側部1754は、係合突出部1752を有してもよい。
図17Dに示したように、ドロワ1740は、側壁1744の側部1754の外側底縁部の少なくとも一部に沿って係合突出部1752を有してもよい。幾つかの実施の形態では、係合突出部1752は、第1の開口1714を通るドロワ1740の移動を案内するために、抽出機械1700の1つまたは複数のその他の構成部材における対応する溝に挿入されるように成形および/または寸法決めされていてもよい。様々な実施の形態では、ドロワ1740は、突出部1752と、対応する軌道特徴との間の摺動係合を介してハウジング1701に対して摺動する。
【0131】
図17Dに示したように、ドロワ1740は、1つまたは複数の飲料ポッド収容部係合特徴1756を有してもよい。飲料ポッド収容部係合特徴1756は、側壁部分1744の前側端部1748にあってもよいかつ/または飲料ポッド収容部における1つまたは複数の対応する特徴と係合するように構成されていてもよい。
図17Dは、飲料ポッド収容部における2つの対応するドロワ係合突出部を収容するように構成された2つの飲料ポッド収容部係合凹所1756を示している。2つの飲料ポッド収容部係合凹所1756は、飲料ポッド収容部の望ましくない移動を低減または防止するために、飲料ポッド収容部における2つの対応するドロワ係合突出部(例えば、第1の飲料ポッド収容部における1770)と結合するように構成されていてもよい。
【0132】
さらに、
図17Dを参照すると、ドロワ1740は、ドロワ底部1746における開口1758を有してもよい。幾つかの実施の形態では、開口1758は、ドロワ1740の前側部分に着座させられた飲料ポッド収容部(例えば、第1の飲料ポッド収容部1760または第2の飲料ポッド収容部1780)の開口と整列するように構成されていてもよく、これにより、飲料ポッド収容部内に配置されたポッドによって生ぜしめられた飲料は、まず飲料ポッド収容部の開口を通り、次いで開口1758を通って、飲料容器へ通過してもよい。例えば、カップなどの飲料容器は、開口1758の下方に配置され、開口1758と整列させられてもよく、これにより、飲料を、抽出機械から第1の開口1758を通ってカップ内へ排出することができる。
【0133】
図18A〜
図18Dは、抽出機械1800内へかつ少なくとも部分的に抽出機械1800外へ移動させることができるドロワ1840を有する、抽出機械1800の実施例を示している。様々な実施の形態では、抽出機械1800は、抽出機械1700のいずれの特徴をも有することができる。例えば、抽出機械1800は、ドロワ1740、第1の飲料ポッド収容部1760および/または第2の飲料ポッド収容部1780を有することができる。
【0134】
図18Aは、第1の構成における抽出機械1800の側方斜視図を示している。図示したように、抽出機械1800は、前側端部1802と、反対側の後側端部1804と、前側端部1802と後側端部1804との間に延びる側部1806とを有してもよい。抽出機械1800は、面における抽出機械1800の配置を容易にするように構成された底端部1808と、反対側の上端部1810とを有してもよい。幾つかの実施の形態では、抽出機械1800はハウジング1801を有してもよい。
【0135】
抽出機械1800は、前側端部1802において第1の開口1814および第2の開口1816を有してもよく、第2の開口1816は第1の開口1814の下方にあることができる。幾つかの実施の形態では、第2の開口1816は、抽出機械1800によって製造された飲料のための飲料容器を収容するように構成されていてもよい。
【0136】
図18Aに示したように、ドロワ1840の少なくとも一部は第1の開口1814を通って移動させられてもよく、これにより、ドロワ1840が、ハウジング1801内へまたは少なくとも部分的にハウジング1801外へ移動させられてもよい。抽出機械1800の前側端部1802は、抽出機械1800のユーザに面するように構成されていてもよい。
図18Aは、第1の飲料ポッド収容部1860がユーザへ提供されるように抽出機械1800の前側端部1802から部分的に延長させられたドロワ1840を示している。
【0137】
抽出機械1800は、レバー1812を有してもよい。ユーザは、ドロワ1840を移動させるためにレバー1812を移動させてもよい。例えば、レバー1812は、ユーザによってレバー1812に加えられた力をドロワ1840に伝達してもよく、これにより、ドロワ1840は、いかなる電動式構成部材もなしに第1の開口1814を通って移動させられてもよい。幾つかの実施の形態では、レバー1812を、(例えば、機械的なリンクによって)ドロワ1840に直接的または間接的に連結することができ、これにより、レバー1812に加えられる回転力を、ドロワ1840による線形移動に変換することができる。例えば、レバー1812は、ユーザに向かってまたはユーザから離れるように回転させられてもよく、これにより、ドロワ1840を、第1の開口1814を通って線形に移動させ、ドロワ1840を、少なくとも部分的にハウジング1801内へまたはハウジング1801外へ移動させる。
【0138】
図18Bは、第1の構成における抽出機械1800の一部のトップダウン斜視図を示している。第1の飲料ポッド収容部1860は、第1の構成においてドロワ1840によってユーザに提供される。
図18Bに示したように、第2の飲料ポッド収容部1880は、第1の飲料ポッド収容部1860の背後においてドロワ1840内に着座させられてもよい。
【0139】
図18Cは、第2の構成における抽出機械1800の一部のトップダウン斜視図を示している。
図18Cに示したように、第2の飲料ポッド収容部1880は、第2の構成においてドロワ1840によってユーザに提供される。
【0140】
図18Dは、ドロワ1840の凹所1842内に着座させられた第1の飲料ポッド収容部1860および第2の飲料ポッド収容部1880のトップダウン斜視図を示している。凹所1842は、側壁部分1844と、底部とによって境界を定められてもよい。ドロワ1840は、前側端部1846と、反対側の後側端部1848と、前側端部1846と反対側の後側端部1848との間に延びる側部1850とを有することができる。
図18Dに示したように、1つの構成(例えば、
図18Aおよび
図18Bの第1の構成)では、第1の飲料ポッド収容部1860は、第2の飲料ポッド収容部1880の前方に着座させられてもよい。
【0141】
幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部1860は、まず前側部分においてドロワ1840に着座させられてもよく、これにより、ドロワ1840の少なくとも一部が第1の開口1814を通って延長させられかつハウジング1801の外側に配置されると、第1の飲料ポッド収容部1860がハウジング1801の外側に配置される。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部1860は、第2の飲料ポッド収容部1880よりも大きなサイズを有する飲料ポッドを収容するように構成されていてもよい。ドロワ1840内での第1の飲料ポッド収容部1860および第2の飲料ポッド収容部1880の配置は、どちらの飲料ポッド収容部にユーザがアクセスすることを望んでいるかに応じて交替させられてもよい。
【0142】
幾つかの実施の形態では、ドロワ1840内での第1の飲料ポッド収容部1860と第2の飲料ポッド収容部1880との位置の交替を、手動で行うことができる。例えば、第1の構成では、ユーザに、第1の飲料ポッド収容部1860が提供されてもよい。第1の飲料ポッド収容部1860がドロワ1840の前側部分に着座させられてもよく、第2の飲料ポッド収容部1880を第1の飲料ポッド収容部1860の背後に着座させることができる。ユーザが代わりに第2の飲料ポッド収容部1880にアクセスすることを望むときは、ユーザは、第1の飲料ポッド収容部1860をドロワ1840から取り外してもよい。ユーザは、その後、第2の飲料ポッド収容部1880を前方へ引っ張ってもよい。例えば、第2の飲料ポッド収容部1880をドロワ1840における軌道に沿って摺動させることができる。幾つかの実施の形態では、ユーザは第2の飲料ポッド収容部1880を取り外すことができる。ユーザは、第1の飲料ポッド収容部1860をドロワに再挿入し、第1の飲料ポッド収容部1860をドロワの背後へ押し付けてもよい。ユーザは、第2の飲料ポッド収容部1880をドロワ1840の前側部分に配置することによって第2の飲料ポッド収容部1880を再びドロワ1840内に配置してもよい。
【0143】
第2の飲料ポッド収容部1880がユーザに提供されると、ユーザは、第2の飲料ポッド収容部1880を取り外し、飲料ポッド収容部の配置を交替させるために同様のプロセスを行ってもよく、これにより、第2の飲料ポッド収容部1880がドロワ1840の後側部分に配置され、第1の飲料ポッド収容部1860がドロワ1840の前側部分に配置される。
【0144】
幾つかの実施の形態では、ドロワ1840内での第1の飲料ポッド収容部1860と第2の飲料ポッド収容部1880との交替は、1つまたは複数の電動式構成部材によって行うことができる。例えば、抽出機械1800は、(例えば、プロセッサと通信するユーザインターフェースを介して)第1の飲料ポッド収容部1860または第2の飲料ポッド収容部1880へのアクセスを要求する入力をユーザから受け取ってもよく、抽出機械1800は、初期構成がユーザに所望の飲料ポッド収容部を提供しないならば、第1の飲料ポッド収容部1860および第2の飲料ポッド収容部1880の位置を交替させるために、1つまたは複数の電動式構成部材への1つまたは複数の指令を開始してもよい。幾つかの実施の形態では、ドロワ1840内での第1の飲料ポッド収容部1860と第2の飲料ポッド収容部1880との交替は、手動操作と電動式構成部材との組合せによって行うことができる。
【0145】
図18Dに示したように、ドロワ1840は、側壁1844の側部の底縁部から横方向に延びる係合突出部1852を有してもよい。係合突出部1852は、側壁1844の側部1850の外側底縁部の少なくとも一部に沿って延びていてもよい。幾つかの実施の形態では、
図18Cに示したように、係合突出部1852は、抽出機械1800の対応する溝1753に挿入されるように成形および/または寸法決めされていてもよい。これは、(例えば、第1の開口1814を通るおよび/または線形に外方への)ドロワ1840の移動を案内することを容易にすることができる。
【0146】
図19〜
図21は、抽出機械1900の一部の実施例を示している。抽出機械1900は、ドロワ内に収容された2つの飲料ポッド収容部のうちの一方をユーザに提供するように線形に移動させることができるドロワを有することができる。
【0147】
図19Aは、第1の構成における抽出機械部分1900の側方斜視図を示している。抽出機械部分1900は、シェル部分1902を有することができる。幾つかの実施の形態では、シェル部分1902は、抽出機械1900のハウジングの一部であってもよい。説明のために、シェル部分1902は透視して示されている。シェル部分1902は、前側部分1904と、反対側の後側部分1906と、前側部分1904と反対側の後側部分1906との間に延びる右側部分1908および左側部分1910とを有してもよい。幾つかの実施の形態では、前側部分1904は、ユーザに面するように構成されていてもよい。
【0148】
抽出機械部分1900は、トレー1920およびドロワ1970を有することができる。ドロワ1970は、トレー1920に着座させられていてもよい。例えば、
図19Aに示したように、シェル部分1902は、右側部分1908に開口1914を有してもよく、(例えば、締結具1916をトレー1920における対応する開口にも挿入することによって)トレー1920をシェル部分1902に結合するために締結具1916が開口1914に挿入されてもよい。
【0149】
ドロワ1970は、(例えば、
図20Gに示したように)第1の飲料ポッド収容部2000および第2の飲料ポッド収容部2060を収容するように構成されていてもよい。例えば、第1の飲料ポッド収容部2000は、第1のタイプの飲料ポッド(例えば、エスプレッソ飲料ポッド)を収容するように構成されていてもよく、第2の飲料ポッド収容部2060は、第2のタイプの飲料ポッド(例えば、コーヒー飲料ポッド)を収容するように構成されていてもよい。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部2000および第2の飲料ポッド収容部2060は、それぞれエスプレッソ飲料ポッドおよびコーヒー飲料ポッド以外の飲料ポッドを収容するように構成されていてもよい。例えば、第2の飲料ポッド収容部2060は、茶、ジュース、サイダー、ホットチョコレートまたはその他の飲料を製造するための飲料ポッドを収容するように構成されていてもよい。
図19Aに示したように、第2の飲料ポッド収容部2060は、第1の構成においてドロワ1970に第1の飲料ポッド収容部2000の背後に配置されてもよい。第1の飲料ポッド収容部2000および第2の飲料ポッド収容部2060は、シャワーヘッド2080と係合するように構成されていてもよい。例えば、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060と、シャワーヘッド2080との間に、液密シールが形成されていてもよい。
【0150】
シェル部分1902の前側部分1904は、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060がユーザに提供されるように構成された開口1912を有してもよい。
図19Aは、ドロワ1970の一部を抽出機械部分1900のハウジングの外側に配置するためにドロワ1970の一部が開口1912を通って延びていてもよい構成を示している。これは、第1の飲料ポッド収容部2000を抽出機械部分1900のハウジングの外側または実質的に外側に配置することができ、ひいては、ユーザに第1の飲料ポッド収容部2000を提供することができる。これは、飲料ポッドを挿入するまたは使用された飲料ポッドを取り出すために、ユーザが、外側に配置された第1の飲料ポッド収容部2000にアクセスすることを可能にすることができる。
【0151】
図19Aおよび
図19Bに示したように、幾つかの実施の形態は、レバー2100、回転体2120および/またはドロワ1970の右側に結合されたコネクタ構成部材2170(例えば、アーム)を有する。幾つかの変化態様は、ドロワ1970の左側に結合された第2のコネクタ構成部材2170を有する。シェル部分1902の左側部分1910は、(例えば、トレー1920における対応する開口をも通って締結具1916を挿入することによって)トレー1920をシェル部分1902に結合するための開口1914を有してもよい。例えば、右側部分1908および左側部分1910が開口1914を有してもよく、これらの開口1914に、シェル部分1902へのトレー1920の固定を容易にするために、対応する締結具1916が挿入されてもよい。
【0152】
シェル部分1902は、コネクタシャフト2102を収容するように構成された、左側部分1910における開口1918を有してもよい。コネクタシャフト2102は、以下でさらに詳細に説明するように、ドロワ1970の移動を行うために回転体2120をレバー2100に結合するように構成されていてもよい。
【0153】
幾つかの実施の形態では、第2の構成において、抽出機械部分1900は、第2の飲料ポッド収容部2060をユーザに提供するように構成されていてもよい。例えば、第2の飲料ポッド収容部2060は、ドロワ1970の前側部分に着座させられてもよく、これにより、ドロワ1970の前側部分を抽出機械部分1900の外側に配置するようにドロワ1970の一部が開口1912を通って延長させられたときに、第2の飲料ポッド収容部2060が抽出機械部分1900の外側に配置される。
【0154】
幾つかの実施の形態では、ドロワ1970内での第1の飲料ポッド収容部2000および第2の飲料ポッド収容部2060の配置は、どちらの飲料ポッド収容部にユーザがアクセスすることを望んでいるかに応じて交替させられてもよい。例えば、(例えば、ドロワ1970がシェル部分1902の開口1912を通って延長させられたときに第1の飲料ポッド収容部2000が抽出機械部分1900のハウジングの外側に配置されるように)第1の飲料ポッド収容部2000がドロワ1970の前側部分に着座させられているのに対し、第2の飲料ポッド収容部2060はドロワ1970の後側部分に着座させられていてもよく、また、その逆であってもよい。第2の飲料ポッド収容部2060または第1のポッド収容部2000は、シェル部分1902内または実質的にシェル部分1902内に配置されていてもよいのに対し、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060はそれぞれユーザに提供される。幾つかの実施の形態では、第2の飲料ポッド収容部2060または第1のポッド収容部2000の一部はシェル部分1902の外側に配置されてもよく、第2の飲料ポッド収容部2060または第1のポッド収容部2000の残りの部分はシェル部分1902内に配置されてもよいのに対し、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060はそれぞれユーザに提供される。ドロワ1970内での第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060の配置は、ユーザおよび/または1つまたは複数の電動式機構によって行うことができる。
【0155】
幾つかの実施の形態では、ドロワ1970内での第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060の配置を手動で行うことができる。例えば、ユーザは、ドロワ1970内の第1の飲料ポッド収容部2000と第2の飲料ポッド収容部2060との位置の交替を行ってもよい。
【0156】
幾つかの実施の形態では、抽出機械は、ユーザインターフェース(例えば、スクリーンまたはボタン)などを介して、抽出機械内の飲料ポッド収容部へのアクセスを要求するユーザ入力を受け取ってもよい。応答して、抽出機械は、ドロワ1970内に収容された2つの飲料ポッド収容部のうちの一方をユーザに提供するように構成されていてもよい。例えば、抽出機械は、ドロワ1970の一部がシェル部分1902の外側にありかつドロワ1970に収容された2つの飲料ポッド収容部のうちの一方が提供されるように、ドロワ1970を移動させてもよい。ユーザは、所望の収容部にない飲料ポッド収容部において、2つの飲料ポッド収容部の位置を交替させてもよい。幾つかの実施の形態では、ユーザは、ドロワ1970の一部がシェル部分1902の外側にありかつドロワ1970に収容された2つの飲料ポッド収容部のうちの一方が提供されるように、ドロワ1970を移動させてもよい。
【0157】
例えば、
図19Aおよび
図19Bに示したように、第1の飲料ポッド収容部2000はドロワ1970の前側部分に着座させられてもよく、第2の飲料ポッド収容部2060はドロワ1970の後側部分に着座させられてもよく、これにより、ドロワ1970がシェル部分1902の開口1912を通って延長させられたときに、第1の飲料ポッド収容部2000がユーザに提供される。以下でさらに詳細に説明するように、幾つかの実施の形態では、第2の飲料ポッド収容部2060は第1の飲料ポッド収容部2000内へ摺動することができる。幾つかの態様は、挿入可能なアダプタなどのポッドホルダを有し、このポッドホルダは、ドロワ1970(例えば、第1の飲料ポッド収容部2000)に配置することができかつ/または外側に(例えば、抽出機械の外側に)配置することができる。幾つかの実施態様は、ユーザによって交替させることができる、ドロワ1970における2つのポッド収容部を有する。
【0158】
上述のように、ドロワ1970内の飲料ポッド収容部2000,2060の位置を、例えばユーザによって手動でまたは電動式システムを介して、交替させることができる。複数の実施態様では、第2の飲料ポッド収容部2060を、第1の飲料ポッド収容部2000に滑り込ませるなど、第1の飲料ポッド収容部2000に収容することができる。幾つかの実施の形態では、飲料ポッド収容部2000,2060は、上述の飲料ポッド収容部1760,1780と同様に作動する。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部2000が提供されたときに第2の飲料ポッド収容部2060にアクセスするために、ユーザは、第1の飲料ポッド収容部2000をドロワ1970から取り外してもよいかつ/または(例えば、第2の飲料ポッド収容部2060を引っ張ることによって)第2の飲料ポッド収容部2060を前方へ移動させてもよい。幾つかの実施の形態では、ユーザは、第2の飲料ポッド収容部2060をドロワ1970から取り外し、第1の飲料ポッド収容部2000をドロワ1970内に配置し、その後、例えば摺動させることによって、第1の飲料ポッド収容部2000をドロワ1970の後側部分に押し付けてもよい。第2の飲料ポッド収容部2060は、次いで、ドロワ1970内に再配置され、ドロワ1970の前側部分に配置されてもよい。ユーザは、次いで、所望の飲料を製造するために飲料ポッドを第2の飲料ポッド収容部2060に配置してもよい。
【0159】
第2の飲料ポッド収容部2060がまずユーザに提供され、ユーザが、第1の飲料ポッド収容部2000へアクセスすることを望むならば、ユーザは、第2の飲料ポッド収容部2060を取り外し、飲料ポッド収容部を交替させるために同様のプロセスを行ってもよく、これにより、第2の飲料ポッド収容部2060がドロワ1970の後側部分に配置され、第1の飲料ポッド収容部2000がドロワ1970の前側部分に配置される。例えば、ユーザは、第1の飲料ポッド収容部2000および第2の飲料ポッド収容部2060のうちの一方または両方を取り外し、第2の飲料ポッド収容部2060をドロワ1970の後側部分へ配置してもよい。例えば、ユーザは、第2の飲料ポッド収容部2060をドロワ1970内に配置し、第2の飲料ポッド収容部2060をドロワ1970の後側部分へ摺動させてもよい。第1の飲料ポッド収容部2000はドロワ1970の前側部分に配置されてもよい。
【0160】
幾つかの実施の形態では、ドロワ1970内での第1の飲料ポッド収容部2000と第2の飲料ポッド収容部2060との配置を交替することを、1つまたは複数の電動式構成部材によって行うことができる。例えば、抽出機械は、ユーザインターフェースなどを介して、ユーザから、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060へのアクセスを要求する入力を受け取ってもよい。応答して、抽出機械は、第1の飲料ポッド収容部2000および第2の飲料ポッド収容部2060の位置を交替させるために、1つまたは複数の電動式構成部材に対して1つまたは複数の指令を開始してもよい。幾つかの実施の形態では、ドロワ1970内での第1の飲料ポッド収容部2000と第2の飲料ポッド収容部2060との配置を交替させることを、手動操作と電動式構成部材との組合せによって行うことができる。
【0161】
幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060がそれぞれ使用されていないときは、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060は、ドロワ1970の外側に貯蔵されていてもよい。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060がそれぞれ使用されていないときは、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060は、抽出機械部分1900のハウジングの外側に貯蔵されていてもよい。例えば、第1の飲料ポッド収容部2000が使用されず、第2の飲料ポッド収容部2060が使用されているときは、第1の飲料ポッド収容部2000はドロワ1970の外側に貯蔵されてもよい。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部2000を代わりに使用することができるように、第2の飲料ポッド収容部2060がドロワ1970の前側部分から取り外されてもよく、第1の飲料ポッド収容部2000がドロワ1970内に配置されてもよい。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部2000が、ドロワ1970内に配置され、ドロワ1970の前側部分における所定の位置に摺動させられ、ドロワ1970の前側部分における第2の飲料ポッド収容部2060と置き換えられてもよい。これらの操作のうちの1つまたは複数は、ユーザによって手動でおよび/または電動式構成部材によって行われてもよい。上述のように、幾つかの実施の形態は、アダプタなどのポッドホルダを有することができる。第1の飲料ポッド収容部2000および/または第2の飲料ポッド収容部2060を、異なる飲料ポッドタイプを収容するためのサイズおよび形状などの、異なるサイズまたは形状に変換するように、アダプタを構成することができる。幾つかの実施の形態では、アダプタは、抽出機械の外側に貯蔵されるなど、取り外されかつ/または外側に貯蔵されるように構成されている。
【0162】
図20Aは、トレー1920のトップダウン斜視図を示している。トレー1920は、前端部1930と、反対側の後端部1934と、右側1932と、左側1936とを有してもよい。トレー1920は、底部1928と、右の側壁部分1922と、後ろの側壁部分1924と、左の側壁部分1926とを有してもよい。
【0163】
図20Aに示したように、トレー底部1928は、上面1940と、反対側の下面1942とを有することができる。ここで説明するように、ドロワ1970はトレー1920に着座させられてもよい。幾つかの実施の形態では、ドロワ1970を、トレー底部1928の上面1940に着座させることができる。
【0164】
図20Aは、トレーの右の側壁部分1922と左の側壁部分1926とのそれぞれが、トレー1920の内部へ横方向に延びるドロワ係合突出部1946を有してもよいことを示している。幾つかの実施の形態では、ドロワ係合突出部1946は、右の側壁部分1922および左の側壁部分1926のそれぞれの全長または実質的に全長に沿って延びていてもよい。
図20Aに示したように、ドロワ係合突出部1946は、トレー底部1928とドロワ係合突出部1946との間に溝1948を提供するために、トレー底部1928の上面1940の上方の所定の距離に配置されていてもよい。幾つかの実施の形態では、ドロワ係合突出部1946を、トレー底部1928の上面1940から所定の距離に配置することができ、これにより、ドロワ1970における1つまたは複数の対応するトレー係合突出部が、溝1948内に配置されてもよい。
【0165】
ここでさらに詳細に説明するように、ドロワ1970は、トレー1920に対して移動(例えば、摺動)するように構成されていてもよい。幾つかの実施の形態では、ドロワ1970を、トレー1920に対して前後に移動するように構成することができる。例えば、ドロワ1970は、トレー1920に対して線形に前後に移動してもよい。ドロワ1970における1つまたは複数のトレー係合突出部は、溝1948に挿入されてもよく、これにより、ドロワ1970における1つまたは複数のトレー係合突出部は、溝1948内で前後に摺動してもよい。
【0166】
図20Aに示したように、ドロワ係合突出部1946の後側部分は、例えば、1つまたは複数の対応するトレー係合突出部が溝1948内に配置されているときにトレー1920におけるドロワ1970の安定化を容易にするために、ドロワ係合突出部1946の前側部分よりも大きな幅を有してもよい。
【0167】
トレー底部1928は、矩形または実質的に矩形の開口などの、一対の開口1944を有してもよい。開口1944は、ドロワ1970の移動を行うように構成された1つまたは複数の構成部材がこれらの開口を通って延びるように成形および/または寸法決めされていてもよい。例えば、開口1944は、コネクタ構成部材2170および/または回転体2120がこれらの開口を通って延びるように構成されていてもよい。幾つかの実施の形態では、各開口1944は、トレー底部1928の長さの一部に沿って延びていてもよく、コネクタ構成部材2170および/または回転体2120の一部がこれらの開口を通って延びるように、それぞれ右の側壁部分1922および左の側壁部分1926それぞれの近傍に配置されていてもよい。
【0168】
再び
図20Aを参照すると、トレー底部1928は、例えば中央部分に沿って、第1の開口1950、第2の開口1952および/または第3の開口1954を有してもよい。例示目的のために、
図20Aは、円形または実質的に円形の第1の開口1950、第2の開口1952および第3の開口1954のそれぞれを示している。その他の形状も適切であり得る。幾つかの実施の形態では、第1の開口1950は、飲料ポッド収容部(例えば、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060)の開口およびドロワ1970の対応する開口と整列するように構成されていてもよく、これにより、飲料ポッド収容部内に配置されたポッドによって生ぜしめられた飲料が、飲料ポッド収容部およびドロワ1970の開口、次いで、トレー1920における第1の開口1950を通過し、飲料容器へ排出されてもよい。例えば、カップなどの飲料容器は、第1の開口1950の下方に配置され、第1の開口1950と整列させられてもよく、これにより、飲料を、抽出機械から第1の開口1950を通ってカップ内へ排出することができる。幾つかの実施の形態では、第2の開口1952および第3の開口1954は、重量および/またはトレー1920を形成するために使用される材料を減じるために設けられてもよい。例えば、第2の開口1952および第3の開口1954は、所望の重量を備えるトレーをも提供しながら所望の構造的強度を有するトレーを提供することができるように、トレー1920に形成されてもよい。
【0169】
図20Aに示したように、右の側壁部分1922および後ろの側壁部分1924のそれぞれは、トレー1920の後側端部1934の近傍に開口1956を有してもよい。開口1956は、シェル部分1902へのトレー1920の固定を可能にするように構成されていてもよい。例えば、トレー1920をシェル部分1902に固定するために、ピンおよび/またはその他の締結具が、開口1956およびシェル部分1902における対応する開口内に挿入されてもよい。
【0170】
図20Bを参照すると、トレー1920の底側斜視図が示されている。トレー底部1928は、底面1942から延びる一対の回転体係合突出部1960を有してもよい。回転体係合突出部1960は、回転体2120とのトレー1920の所望の係合を容易にするために、底面1942に配置されていてもよい。例えば、
図20Bに示したように、回転体係合突出部1960は、開口1944の少なくとも一部に沿って底面1942から延びていてもよく、開口1944と第1の開口1950との間に配置されていてもよい。(例えば、
図21Eに関連して)以下でさらに詳細に説明するように、突出部1960は、トレー1920に対するドロワ1970の移動を容易にするように構成することができる。
【0171】
幾つかの実施の形態では、各回転体係合突出部1960は、概して三角形または実質的に三角形であってもよい。例えば、回転体係合突出部1960は、第1の縁部1962および第2の縁部1964を有してもよく、第1の縁部1962はトレー1920の後端部1934に面しており、第2の縁部1964はトレー1920の前端部1380に面している。幾つかの実施の形態では、第1の縁部1962は、第2の縁部1964よりも短い長さを有してもよい。
【0172】
幾つかの実施の形態では、第1の縁部1962は、線形または実質的に線形であってもよい。幾つかの実施の形態では、第2の縁部1964は、凹面状の円弧1966を有する部分を有してもよい。凹面状の円弧1966は、カム2128などの、回転体2120と係合するように構成されていてもよい。凹面状の円弧1966は、第1の縁部1962が第2の縁部1964に接続する箇所の近傍で第2の縁部1964に配置されていてもよい。第1の縁部1962および第2の縁部1964の相対的長さおよび/または第2の縁部1964における凹面状の円弧1966の形状および/または配置は、トレー1920に対するドロワ1970の移動を容易にするために、回転体2120とのトレー1920の所望の係合を提供するように選択されていてもよい。
【0173】
図20Cを参照すると、ドロワ1970の上側斜視図が示されている。ドロワ1970は、側壁1974と底部1976とによって境界を定められた凹所1972を有することができる。前述のように、第1の飲料ポッド収容部2000および第2の飲料ポッド収容部2060は、凹所1972に収容されてもよい。側壁1974は、前の側壁部分1978と、後ろの側壁部分1980と、右の側壁部分1982と、反対側の左の側壁部分1984とを有することができる。幾つかの実施の形態では、前の側壁部分1978は、湾曲を有してもよい。例えば、前の側壁部分1978の湾曲は、実質的に飲料ポッド収容部の湾曲に対応するように選択されていてもよい。
【0174】
幾つかの実施の形態では、前の側壁部分1978は、飲料ポッド収容部に係合するための1つまたは複数の特徴を有することができる。
図20Cに示したように、ドロワ1970の前の側壁部分1978は、飲料ポッド収容部(例えば、第1の飲料ポッド収容部2000)における対応する突出部を収容するための複数の飲料ポッド収容部係合開口1986を有してもよい。3つのこのような飲料ポッド収容部係合開口1986が、
図20Cに示されている。より多くのまたはより少ないこのような開口が設けられてもよく、飲料ポッド収容部における対応する突出部の数に依存してもよい。飲料ポッド収容部係合開口1986は、飲料ポッド収容部における対応する突出部を収容するように構成された形状および/または寸法を有してもよく、これにより、対応する突出部は、ドロワ1970内での飲料ポッド収容部の移動(例えば、回転)を防止するまたは減じるために、開口1986内へおよび/または開口1986を通って挿入されてもよい。
【0175】
ドロワ1970は、トレー1920における1つまたは複数の対応する溝(例えば、トレー1920の溝1948)と係合するように構成されたトレー係合突出部1990を有してもよい。トレー係合突出部1990は、ドロワの後ろの側壁部分1980の底側縁部からおよび/または左の側壁部分1984および右の側壁部分1982の少なくとも一部の底側縁部から横方向に延びていてもよい。
図20Cに示したように、幾つかの実施の形態では、トレー係合突出部1990は、ドロワ1970の右側、左側および後側に対して横方向に延びる部分を有してもよい。トレー係合突出部1990がドロワ1970から横方向に延びる程度は、ドロワ1970がトレー1920に対して所望の位置で着座させられるように選択されてもよい。例えば、トレー係合突出部1990は、ドロワ1970の右側および左側から所定の長さだけ延びていてもよく、これにより、トレー係合突出部1990が、トレー1920における対応する溝1948に挿入されたとき、ドロワ1970の右の側壁部分1982および左の側壁部分1984は、それぞれトレー1920の右の側壁および左の側壁から等距離または実質的に等距離になる。
【0176】
図20Cに示したように、トレー係合突出部1990は、ドロワ1970の後側に対して横方向に延びる部分を有してもよい。幾つかの実施の形態では、トレー係合突出部1990がドロワ1970の後側に対して横方向に延びる程度は、トレー1920へのドロワ1970の確実な結合を提供するための所望のサイズを有するトレー係合突出部1990を提供するように決定されてもよい。
【0177】
図20Cは、連続的または実質的に連続的な突出部としてのトレー係合突出部1990を示している。幾つかの実施の形態では、トレー係合突出部1990は、複数の別個の突出部を有してもよい。例えば、トレー係合突出部1990は、それぞれドロワ1970から横方向に延びる、第1の突出部および第2の別個の突出部を有してもよい。
【0178】
幾つかの実施の形態では、トレー係合突出部は、ドロワ1970の他のところに配置されてもよい。例えば、トレー係合突出部は、右の側壁部分1982の底側縁部に沿っておよび/または左の側壁部分1984の底側縁部に沿って配置されていてもよい。例えば、ドロワ1970は、ドロワ1970の右の側壁部分1982および/または左の側壁部分1984の底側縁部に沿って配置された複数の別個のトレー係合突出部を有してもよい。
【0179】
ドロワ1970の底部1976は、複数の開口を有してもよい。
図20Cに示したように、底部1976は、ドロワ1970の前側部分おける第1の開口1992と、ドロワ1970の後側部分において底部1976を貫通して延びる3つの開口1994とを有してもよい。例示目的のために、
図20Cは、第1の開口1992および3つの開口1994のそれぞれを、円形または実質的に円形のものとして示している。その他の形状も適切であり得る。第1の開口1992は、ドロワ底部1976の前側部分に配置されていてもよい。幾つかの実施の形態では、第1の開口1992は、飲料ポッド収容部(例えば、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060)の開口およびトレー1920の開口と整列するように構成されていてもよく、これにより、飲料ポッド収容部内に配置されたポッドによって生ぜしめられた飲料が、飲料容器へ排出されるために、飲料ポッド収容部の開口、第1の開口1992およびトレー1920における対応する開口を通過してもよい。幾つかの実施の形態では、3つの開口1994は、重量および/またはドロワ1970を形成するために使用される材料を減じるために設けられてもよい。例えば、3つの開口1994は、ドロワ1970に形成されていてもよく、これにより、所望の重量を備えるドロワをも提供しながら、所望の構造的強度を有するドロワを提供することができる。
【0180】
ドロワ1970は、ドロワ1970とコネクタ構成部材2170との間の結合を容易にするように構成された、右の側壁部分1982および左の側壁部分1984のそれぞれにおける締結具収容特徴1996を有してもよい。
【0181】
図20Dは、第1の飲料ポッド収容部2000の基部2010の底部斜視図を示している。
図20Eは、基部2010の上側斜視図を示している。第1の飲料ポッド収容部の基部2010は、基部側壁2014と、基部底部2016とによって境界を定められた凹所2012を有してもよい。ここでさらに詳細に説明するように、(例えば、
図20Fに示されているように)第1の飲料ポッド収容部挿入体2040が、凹所2012に配置されてもよく、飲料ポッドは、ひいては、挿入体2040に収容されてもよい。
【0182】
第1の飲料ポッド収容部の基部2010は、縁部2020を有してもよい。幾つかの実施の形態では、縁部2020は、シャワーヘッド2080と第1の飲料ポッド収容部2000との間に液密シールを提供するために、シャワーヘッド2080における第1の飲料ポッド収容部係合特徴2084に結合するように構成されていてもよい。
【0183】
幾つかの実施の形態では、
図20Dに示したように、第1の飲料ポッド収容部の基部2010は、複数の支持特徴2022を有してもよい。例えば、支持特徴2022は、抽出機械部分1900内で凹所2012を所望の位置に配置する(例えば、第1の飲料ポッド収容部の基部2010の底部2016を所望の位置へ持ち上げる)ように構成されていてもよい。幾つかの実施の形態では、支持特徴2022は、(例えば、第1の飲料ポッド収容部2000がドロワ1970内に確実に配置されるようにドロワ1970の1つまたは複数の側壁との接触を提供することにより)ドロワ1970内での第1の飲料ポッド収容部2000の横方向移動を低減または排除するように構成されていてもよい。幾つかの実施の形態では、支持特徴2022は、基部2010内に収容された飲料ポッドから飲料を生ぜしめるために使用される1つまたは複数の高圧プロセス(例えば、約9barよりも高い圧力)の間、基部2010の構造形態および/または一体性を維持することを容易にするように構成されていてもよい。
【0184】
幾つかの実施の形態では、支持特徴2022は、基部2010とドロワ1970との間の摩擦を減じてもよく、例えば、ドロワ1970に対する基部2010の摺動を容易にする。幾つかの実施の形態では、支持特徴2022は、ドロワ1970内での基部2010の移動を容易にするために、基部2010とドロワ1970との間の低減された表面積接触を提供してもよい。
図20Dに示したように、幾つかの実施の形態では、底面における支持特徴2022は、基部2010の前端部から基部2010の反対側の後端部まで延びる、複数の線形の平行なまたは実質的に線形の平行な部分を有してもよい。
【0185】
幾つかの実施の形態では、基部2010は、ドロワ1970内で移動(例えば、摺動)するように構成されていてもよい。例えば、基部2010は、ドロワ1970内で基部2010の移動を案内するために、ドロワ1970における対応する特徴と係合するように構成された、基部2010の側部から横方向に延びる1つまたは複数の突出部を有してもよい。幾つかの実施の形態では、ドロワ1970は、ドロワ1970内での基部2010の移動を案内するために突出部が摺動可能に係合させられてもよい軌道特徴を有してもよい。
【0186】
第1の飲料ポッド収容部の基部2010は、複数のドロワ係合突出部2024を有してもよい。ドロワ係合突出部2024は、ドロワ1970における対応する開口へ挿入するために構成された形状および/または寸法を有してもよい。ここで説明するように、例えば、ドロワ1970における対応する開口(例えば、開口1986)へのドロワ係合突出部2024の挿入は、第1の飲料ポッド収容部2000の望ましくない移動を低減または排除してもよい。
【0187】
図20Dに示したように、第1の飲料ポッド収容部の基部2010は、開口2026を有してもよい。開口2026は底部2016を貫通して延びていてもよく、これにより、流体は凹所2012から開口2026を通過してもよい。ここでさらに詳細に説明するように、開口2026は、挿入体、ドロワ1970および/またはトレー1920の対応する開口と整列するように構成されていてもよい。
【0188】
図20Fは、第1の飲料ポッド収容部2000の挿入体2040の上側斜視図を示している。幾つかの実施の形態では、挿入体2040を、基部2010に収容することができるかつ/または基部2010上に配置することができる。例えば、挿入体2040の少なくとも一部は、飲料ポッドが挿入体2040の凹所2042に収容されるように、基部2010の凹所2012内に着座させられてもよい。
【0189】
挿入体2040は、側壁2044および底部2046によって境界を定められた凹所2042を有してもよい。底部は、開口2048を有してもよい。幾つかの実施の形態では、開口2048は、第1の飲料ポッド収容部の基部2010の対応する開口(例えば、開口2026)、ドロワ1970の対応する開口(例えば、開口1992)および/またはトレー1920の対応する開口(例えば、開口1950)と整列するように構成することができる。幾つかの実施の形態では、開口2048は、基部2010、ドロワ1970およびトレー1920の対応する開口と整列するように構成されていてもよく、これにより、第1の飲料ポッド収容部2000内に配置されたポッドによって生ぜしめられた飲料は、飲料容器へ排出されるために、開口2048と、基部2010、ドロワ1970およびトレー1920の開口とを通過してもよい。様々な実施の形態では、挿入体2040は、エスプレッソ飲料ポッドを収容するように構成されていてもよい。幾つかの実施の形態では、挿入体2040は、エスプレッソ以外の飲料のためのポッドを収容するように構成されていてもよい。
【0190】
図20Gは、第2の飲料ポッド収容部2060の上側斜視図を示している。幾つかの実施の形態では、第2の飲料ポッド収容部2060は、第1の飲料ポッド収容部2000よりも大きなサイズを有する飲料ポッドを収容するように構成されていてもよい。第2の飲料ポッド収容部2060は、側壁2064および底部2066によって境界を定められた凹所2062を有してもよい。底部は、開口2068を有してもよい。幾つかの実施の形態では、開口2068は、ドロワ1970の対応する開口(例えば、開口1992)および/またはトレー1920の対応する開口(例えば、開口1950)と整列するように構成することができる。幾つかの実施の形態では、開口2068は、ドロワ1970およびトレー1920の対応する開口と整列するように構成されていてもよく、これにより、飲料ポッド収容部2060内に配置されたポッドによって生ぜしめられた飲料は、飲料容器へ排出されるために、開口2068と、ドロワ1970およびトレー1920の開口とを通過してもよい。様々な実施の形態では、第2の飲料ポッド収容部2060は、コーヒー飲料ポッドを収容するように構成されている。幾つかの実施の形態では、第2の飲料ポッド収容部2060は、コーヒー以外の飲料のためのポッドを収容するように構成されている。
【0191】
図20Hは、シャワーヘッド2080の上側斜視図を示している。シャワーヘッド2080は、シャワーヘッド2080の中央または実質的に中央において開口2082を有してもよい。シャワーヘッド2080は、第1の飲料ポッド収容部2000および第2の飲料ポッド収容部2060上に取り付けることができるように寸法決めすることができる。例えば、シャワーヘッド2080は、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060とシールを形成してもよい。開口2082は、例えば所望の飲料を生ぜしめるために、第1の飲料ポッド収容部2000または第2の飲料ポッド収容部2060へのシャワーヘッド2080を通じた流体の排出を可能にするように構成することができる。
【0192】
図20Iは、シャワーヘッド2080の底側斜視図を示している。シャワーヘッド2080は、第1の飲料ポッド収容部係合特徴2084および第2の飲料ポッド収容部係合特徴2086を有してもよい。第1の飲料ポッド収容部係合特徴2084および第2の飲料ポッド収容部係合特徴2086はそれぞれ、第1の飲料ポッド収容部2000および第2の飲料ポッド収容部2060と液密シールを形成するように構成されていてもよい。幾つかの実施の形態では、第1の飲料ポッド収容部係合特徴2084および第2の飲料ポッド収容部係合特徴2086は、対応する飲料ポッド収容部との所望の係合を提供するための形状および/または寸法を有してもよい。例えば、
図20Iに示したように、第1の飲料ポッド収容部係合特徴2084および第2の飲料ポッド収容部係合特徴2086のそれぞれは、(例えば、対応する飲料ポッド収容部における円形または実質的に円形の特徴と係合するために)円形または実質的に円形であってもよい。例えば、第1の飲料ポッド収容部係合特徴2084または第2の飲料ポッド収容部係合特徴2086が、対応する飲料ポッド収容部と係合させられると、飲料を生ぜしめるためにシャワーヘッド2080における開口2082を通って飲料ポッド収容部における飲料ポッドへ排出される液体は、望ましくは、飲料ポッド収容部およびシャワーヘッド2080によって形成された閉鎖空間内でシールされた状態となる。幾つかの実施の形態では、ここに説明するように、シャワーヘッド2080と第1の飲料ポッド収容部2000との間に液密シールを提供するために、第1の飲料ポッド収容部係合特徴2084は第1の飲料ポッド収容部の基部2010の縁部2020に結合するように構成されていてもよい。
【0193】
図21Aは、回転体2120の後側斜視図を示している。
図21Bは、ロータ2120の前側斜視図を示している。回転体2120は、第1のアーム2122と、第2のアーム2124と、第1のアーム2122と第2のアーム2124との間に延びるコネクタロッド2126とを有してもよい。第1のアーム2122および第2のアーム2124は、コネクタロッド2126に対して垂直または実質的に垂直であってもよい。
【0194】
回転体2120の第1のアーム2122および第2のアーム2124のそれぞれは開口2130を有してもよく、回転体2120をレバー2100に結合するためにこれらの開口2130にコネクタ(例えば、シャフト)が挿入されてもよい。コネクタロッド2126は、ロッドの長さを貫通して延びる対応する孔を有してもよく、これにより、コネクタは、第1のアーム2122における開口2130、コネクタロッド2126、次いで第2のアーム2124における開口2130を通って挿入されてもよい。例えば、レバー2100を回転させるためにレバー2100に加えられる力は、コネクタに伝達され、次いで、回転体2120に伝達することができる。
【0195】
回転体2120は、一対のトレー係合特徴2128を有してもよい。トレー係合特徴2128は、コネクタロッド2126にあってもよい。トレー係合特徴2128の少なくとも一部は、湾曲を有する外面を有してもよい。湾曲は、非対称であってもよい。幾つかの実施の形態では、湾曲した面の少なくとも一部は、トレーの回転体係合突出部1960における対応する湾曲1966と係合してもよく、これにより、回転体2120の回転は、トレー1920に対するドロワの移動を行い得る。幾つかの実施の形態では、トレー係合特徴2128の少なくとも一部は、線形部分を有する。幾つかの実施態様は、開口2132,2134および/またはスリット2136を有し、そのうちの1つまたは複数を、コネクタ構成部材2170に取り付けることができる。
【0196】
図21Cは、コネクタ構成部材2170の第1の側方斜視図を示している。
図21Dは、コネクタ構成部材2170の第2の側方斜視図を示している。第1の側方斜視図では、コネクタ構成部材2170の第1の面2172が示されている。第2の斜視図では、コネクタ構成部材2170の第2の反対側の面2174が示されている。
【0197】
コネクタ構成部材2170は、第1の端部2176および第2の反対側の端部2178を有してもよい。コネクタ構成部材2170は、第1の端部2172の近傍の第1の開口2180と、第2の反対側の端部2178の近傍の第2の開口2182とを有してもよい。ここで説明するように、コネクタ構成部材2170は、回転体2120とドロワ1970との間にリンクを提供するように構成されていてもよい。幾つかの実施の形態では、コネクタ構成部材2170をドロワ1970に結合するために、締結具が第1の開口2180に挿入されてもよい。幾つかの実施の形態では、コネクタ構成部材2170は、回転可能な接続(例えば、ピン留めされた接続)などによって、回転体2120と接続されている。
【0198】
図21Eは、抽出機械部分1900の下側斜視図を示している。トレー底部1928の下面1942が
図21Eに示されている。
図21Eに示したように、底面1942における回転体係合突出部1960の対は、回転体2120と係合するように構成されていてもよい。幾つかの実施の形態では、回転体2120におけるトレー係合特徴2128は、トレー下面1942における対応する回転体係合突出部1960と接触していてもよい。例えば、トレー係合特徴2128の湾曲した面の一部は、回転体係合突出部1960の凹面状の湾曲部分1966と接触していてもよい。
【0199】
幾つかの実施の形態では、レバー2100に加えられる回転力は、ドロワ1970の線形移動に変換されてもよい。例えば、ユーザによってレバー2100に加えられる回転力は、レバー2100に結合されかつ回転体2120の開口2130を通って挿入されたコネクタシャフト構成部材2102を介して、回転体2120へ伝達されてもよい。例えば、レバー2100に加えられる回転力は、コネクタシャフト構成部材2102を回転させてもよく、ひいては、回転体2120を回転させてもよく、これにより、トレー1920に対して回転体2120の第1のアーム2122および第2のアーム2124を回転させる。回転体2120は、回転体2120におけるトレー係合特徴2128と、トレー1920における対応する回転体係合突出部1960との間の接触により、トレー1920に押し付けられてもよく、これにより、回転体2120の回転する第1のアーム2122および第2のアーム2124は、ドロワ1970の右側および左側のそれぞれに結合されたコネクタ構成部材2170を移動させてもよく、ドロワ1970の線形移動を生ぜしめる。
【0200】
図21Fおよび
図21Gは、ドロワ1970の移動を行うための、レバー2100、回転体2120およびコネクタ構成部材2170の移動の実施例を示している。例えば、コネクタ構成部材2170は、コネクタ構成部材2170の一部がトレー1920の下方になるように、回転させられてもよい。
【0201】
図21Hおよび
図21Iは、ドロワ1970の移動を行うための、レバー2100、回転体2120およびコネクタ構成部材2170の移動の別の実施例を示している。例えば、コネクタ構成部材2170は、ドロワ1970がトレー1920に対して移動させられたときにトレー1920の上方にとどまってもよい。
【0202】
周方向にずれた部材を備えるレバーリンクアセンブリ
図22は、抽出機械2200の1つの実施の形態の斜視図を示している。図示したように、抽出機械2200は、抽出チャンバユニット2230を開閉させるように構成することができるレバーアセンブリを有することができる。例えば、抽出機械2200は、ユーザが飲料ポッドを挿入しまたは取り出すことができるように抽出チャンバユニット2230を開放するように構成することができ、抽出チャンバユニット2230において飲料を製造することを容易にするために抽出チャンバユニット2230を閉鎖するように構成することができる。
【0203】
抽出機械2200は、レバー2210と、摺動軌道2220と、ハウジング2250とを有することができる。図示したように、幾つかの実施の形態は、流体入口2260と接続された抽出チャンバユニット2230を有する。ハウジング2250は、例えば、飲料をカップに排出するためにユーザがカップを抽出チャンバユニット2230の下側に配置することができるように、カップ収容凹所2255を有することができる。抽出チャンバユニット2230は、閉鎖位置と開放位置との間で移動するように構成された可動な部材2230Aを有することができる。抽出チャンバユニット2230は、一回分飲料ポッドなどの飲料ポッドを収容するように構成することができる。
【0204】
図示したように、ハウジング2250は、箱形であることができる。幾つかの実施の形態は、第1の側壁2252と、第2の側壁2254と、第1および第2の側壁2252,2254を接続する上面2256とを有する。摺動軌道2220を第1および第2の側壁2252,2254に配置することができる。様々な実施の形態では、ハウジング2250は、抽出チャンバユニット2230の移動を支持しかつ可能にするように構成されている。
【0205】
抽出チャンバユニット2230は、前述の抽出チャンバユニットのいずれかと類似または同一であることができ、前述の抽出チャンバユニットの特徴のいずれか1つまたはいずれかの組合せを有することができる。例えば、抽出チャンバユニット2230は、
図3Aの抽出チャンバユニット300と類似または同一であることができる。
図22に示したように、抽出チャンバユニット2230は、可動な部材2230Aと結合するように構成された定置の部材2230Bを有することができる。例えば、定置の部材2230Bは、前述の蓋400と類似または同一であることができ、可動な部材2230Aは、(例えば、内側部分500を含む)前述の外側部分310と類似または同一であることができる。様々な実施の形態では、定置の部材2230Bおよび可動な部材2230Aは、互いに対して移動し、これにより、抽出チャンバユニット2230を開閉させる。これにより、抽出チャンバユニット2230は、(例えば、開放位置において)飲料ポッドを収容するおよび/または(例えば、閉鎖位置において)飲料ポッドを包囲することができる。可動な部材2230Aは、上述のように、排出アセンブリなどの流体出口を有することができる。
【0206】
図示したように、レバー2210は細長い部材の形状を有することができ、これは、可動な部材2230Aを移動させることにおいて機械的な利点を提供することを助けることができる。幾つかの実施の形態では、レバー2210は、第1の側壁2252に接続されたハンドルバーと、クランク部材とを有することができる。幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニット2230の開放位置と閉鎖位置の間で、レバー2210は、少なくとも約45°、60°、80°、90°、100°、120°、前記値の間の値またはその他の値だけ回転させられるように構成されている。
【0207】
幾つかの実施態様では、抽出機械2200は、
図23に概略的に示された摺動軌道などの摺動軌道を有する。摺動軌道2320は、側壁2252などにおける、ハウジング2250における凹んだスロットであることができる。幾つかの実施態様では、摺動軌道2320は、抽出チャンバユニット2230をユーザに向かって傾斜させるなど、開放位置において抽出チャンバユニット2230を傾斜させることを助けるように構成されている。
【0208】
幾つかの実施の形態では、摺動軌道2320は突出部を有することができる。幾つかの実施の形態では、摺動軌道2320は、内側側壁を有するT字形レール構成などのレールを有することができる。摺動軌道2320は、直線部分2320Aおよび長手方向軸線2325を有することができる。幾つかの実施の形態では、長手方向軸線2325は、直線部分2320Aの長手方向軸線を含むことができる。
【0209】
幾つかの実施態様では、摺動軌道2320は、傾斜部分2320Bを有する。傾斜部分2320Bは、直線部分2320Aの幅よりも大きな幅を概して有する凹んだ領域を有することができる。例えば、
図23に示したように、傾斜部分2320Bは、直線部分2320Aと、幅がテーパしている摺動軌道2320の端部への傾斜部分2320Bとの接合部において著しく増大した幅を有する部分から始まる、凹んだ部分を有することができる。幾つかの実施の形態では、
図30Aに示したように、傾斜部分3026Bは、摺動軌道における切欠構造を有する部分を有することができる。幾つかの実施の形態では、
図24Aに示したように、傾斜部分2220Bは、直線部分2220Aと角度を形成する長手方向軸線を有する部分を有することができる。
【0210】
直線部分2320Aの鉛直方向長さは、傾斜部分2320Bの長さの少なくとも約1.5倍であることができる。直線部分2320Aの鉛直方向長さは、傾斜部分2320Bの長さの少なくとも約2倍であることができる。直線部分2320Aの鉛直方向長さは、傾斜部分2320Bの長さの少なくとも約2.5〜約10倍であることができる。直線部分2320Aの鉛直方向長さは、傾斜部分2320Bの長さの少なくとも約3〜約8倍であることができる。直線部分2320Aの鉛直方向長さは、傾斜部分2320Bの長さの少なくとも約3.5〜約6倍であることができる。
【0211】
図24Aは、開放位置における抽出機械を示す部分的な概略図である。図示したように、抽出チャンバユニット2230を鉛直方向軸線に対して傾斜させることができる。例えば、抽出チャンバユニット2230は、鉛直方向軸線に対して非平行かつ非垂直の軸方向軸線2232Aを有することができる。ハウジング2250に対する抽出チャンバユニット2230の傾斜および/または移動を容易にするために、抽出機械は、ハウジング2250の側壁2254に配置された軌道などの、摺動軌道を有することができる。摺動軌道は、第1の軌道2422および第2の軌道2224を有することができる。
図24Aに示したように、第1の軌道2422は、直線部分2220Aおよび傾斜部分2220Bを有することができる。傾斜部分2220Bは、直線部分2220Aの長手方向角度に対して角度を形成していることができる。角度2221は、少なくとも約2度であることができる。角度2221は、少なくとも約5度および/または約90度以下であることができる。角度2221は、少なくとも約10度および/または約70度以下であることができる。角度2221は、少なくとも約20度および/または約60度以下であることができる。
【0212】
第2の軌道2224は、長手方向軸線2225を有することができる。幾つかの実施の形態では、第2の軌道2224の長手方向軸線2225は、概して、第1の軌道の直線部分2220Aの長手方向軸線に対して平行であることができる。
【0213】
幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニット2230は、概して円筒状であることができる。前述のように、抽出チャンバユニット2230は、軸方向中心軸線2232Aを有することができる。図示したように、抽出チャンバユニット2230は、本体部分2231と、半径方向軸線2232Bと、周方向軸線2232Cとを有することができる。
【0214】
幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニット2230は、抽出チャンバユニット2230の概して円筒状の本体から外方へ突出したカムまたはアームなどの、1つまたは複数の固定構造を有する。図示したように、固定構造は、互いに周方向にずれていることができる。これは、以下でより詳細に説明するように、複数の異なる固定構造が別個の軌道に係合することを可能にすることができる。
【0215】
固定構造は、軌道に沿って摺動するように構成することができる。例えば、第1の固定構造2235Aは第1の軌道2224に沿って摺動するように構成することができ、第2の固定構造2235Bは、第2の軌道2224に沿って摺動するように構成することができる。第1および第2の固定構造2235A,2235Bは、互いにずれているおよび/または間隔を置かれていることができる。例えば、固定構造のうちの1つ(例えば、構造2235A)を、別の固定構造(例えば、構造2235B)よりも抽出チャンバユニット2230の上部の近くに配置することができる。
【0216】
図24Aは、開放位置における抽出チャンバユニット2230の位置の一例を示している。図示したように、第1の固定構造2235Aを傾斜部分2220Bに配置することができる。開放位置において、飲料ポッドを抽出チャンバユニット2230に挿入しまたは抽出チャンバユニット2230から取り出すことができるように、(
図22に示された)定置の部材2230Bなどの定置の部材を可動な部材2230Aから間隔を置いて配置することができる。
【0217】
図示したように、可動な部材2230Aを鉛直方向軸線に対して傾斜させる(例えば、角度付ける)ことができる。例えば、ユーザによるアクセスを容易にするために、可動な部材2230Aを抽出機械2200の前方に向かって傾斜させることができる。幾つかの実施の形態では、開放位置において、軸方向中心軸線2232は、長手方向軸線2225と角度2234を形成することができる。角度2234は、少なくとも約2度であることができる。角度2234は、少なくとも約5度および/または約90度以下であることができる。角度2234は、少なくとも約10度および/または約70度以下であることができる。角度2234は、少なくとも約20度および/または約60度以下であることができる。幾つかの実施の形態では、可動な部材2230Aを、固定構造2235Aの位置を調節することなどによって、角度2234を手動で調節するように構成することができる。
【0218】
傾斜は、開放位置において生じることができる。例えば、開放位置において、第1の固定構造2235Aは、直線部分2220Aと角度2221を形成する第1の軌道2222の傾斜部分2220Bにあることができる。開放位置において、第2の固定構造2235Bは、概して直線的な長手方向軸線2225を有する第2の軌道2224にとどまることができる。軌道2222,2224に対する固定構造2235A,2235Bの位置の変化は、可動な部材2230Aを傾斜させることができる。
【0219】
図24Bは、閉鎖位置における抽出チャンバユニット2230の位置の一例を示している。閉鎖位置において、軸方向中心軸線2232は、長手方向軸線2225に対して実質的に平行であることができる。閉鎖位置において、定置の部材2230Bは、飲料を抽出するための抽出チャンバ2230を形成するために、可動な部材2230Aとシールするように接続することができる。第1の固定構造2235Aは、第1の軌道2222の直線部分2220Aにあることができる。第1の固定構造2235Aから一定の距離における第2の固定構造2235Bは、第2の軌道2224にとどまることができる。第1の固定構造2235Aと第2の固定構造2235Bとの間の一定の距離は、可動な部材2230Aを方向付けることができ、これにより、可動な部材2230Aを、定置の部材2230Bとシールするように接続することができる。
【0220】
閉鎖位置は、
図25Cにも示されており、以下でより詳細に説明される。
図25A〜
図25Dは、
図22の抽出機械の様々な異なる図を示している。
図25Aは、
図22の抽出機械の正面図を示している。
図25Bは、
図22の抽出機械の後面図を示している。
図25Cは、
図22のレバーアセンブリの側面図を示している。
図25Dは、
図22の抽出機械の平面図を示している。図示したように、抽出機械は、クランプタイプ機構を有することができるレバーアセンブリを有することができる。クランプタイプ機構を、抽出チャンバユニットを開閉させるために使用することができる。レバーアセンブリ2500はレバー2510を有することができる。図示したように、レバー2510は、接続ピン2512、クランクロッド2514および/またはハンドルバー2518を有することができる。ハンドルバー2518をハウジングに回動可能に接続することができる。幾つかの実施の形態では、レバー2510は、1つまたは複数のフック部材2519を有する。抽出チャンバユニットが閉鎖位置にあるおよび/または閉鎖位置の近くにあるときに第1の固定構造に係合するようにフック部材2519を構成することができる。フック部材2519は、フック本体部分2519Aおよび引っ掛け部分2519Bを有することができる。フック本体部分2519Aを、ハンドルバー2518に固定接続することができる。引っ掛け部分2519Bはフック形状を有することができ、引っ掛け部分2519Bを、抽出チャンバユニットが閉鎖位置にあるときに抽出チャンバユニットの固定構造2435A,2435Bのうちの1つまたは複数の周囲に引っ掛かるように構成することができる。例えば、
図25Cに示したように、引っ掛け部分2519Bは固定構造2435Aと係合することができる。フック部材2519は、第1のフック部材2519Cおよび第2のフック部材2519Dを有することができる。第1および第2のフック部材2519C,2519Dはそれぞれ、ハウジング2550の第1の側壁2552および第2の側壁2554それぞれの近くで抽出チャンバユニット2530の側部に配置されている。
【0221】
図25Cは、閉鎖位置における抽出チャンバユニット2230の位置の一例を示している。閉鎖位置において、定置の部材2530Bを可動な部材2530Aとシールするように接続することができる。可動な部材2530Aの軸方向中心軸線と、定置の部材2530Bの軸方向中心軸線とは、同軸的であることができる。可動な部材は開放位置から閉鎖位置へ移動することができるのに対し、固定構造2535A,2535Bは第1および第2の軌道2522,2524に沿って摺動する。可動な部材2530Aが定置の部材2530Bとシールするように接続される前に、第1の固定構造2535Aは、第1の軌道の傾斜部分2220Bから出て、(
図24Bに示された)第1の軌道の直線部分2220Aに沿って摺動することができる。抽出チャンバユニット2530を、閉鎖位置において傾斜させないことができる。例えば、可動な部材2530Aおよび定置の部材2530Bの同軸的な中心軸線は、抽出機械2200の鉛直方向軸線に対して実質的に平行であることができる。
【0222】
幾つかの実施の形態では、レバー2510は、1つまたは複数の回転ロッド2516を有する。回転ロッド2516は、それぞれハウジング2550の第1の側壁2552および第2の側壁2554の近くで抽出チャンバユニット2530の側部にそれぞれ配置された第1の回転ロッド2516Aおよび第2の回転ロッド2516Bを有することができる。第1の回転ロッド2516Aなどの回転ロッドは、第1の開口および第2の開口を有することができる。第1の回転ロッド2516Aは、一方の端部においてクランクロッド2514に回転可能に、他方の端部において固定構造2535Aに回転可能に接続することができる。フック部材2519を、ハンドルバー2518および/またはクランクロッド2514に固定接続することができる。
【0223】
幾つかの実施の形態は、ユーザがハンドルバーを回動させることによってハンドルバー2518を操作することができるように構成されている。例えば、幾つかの実施の形態では、ユーザは、(例えば、
図25Cの視点から見て)上方へまたは時計回り方向にハンドルバー2518を回動させることによってレバーアセンブリ2500を開放することができる。ユーザは、(例えば、
図25Cの視点から見て)下方へまたは反時計回り方向へハンドルバー2518を回動させることによってレバーアセンブリ2500を閉鎖することができる。ハンドルバー2518の全回動範囲が約180度未満であることができるようにレバー2510を構成することができる。例えば、ハンドルバー2518の全回動範囲は、約50度〜約120度であることができる。ハンドルバー2518の全回動範囲は、約90度であることができる。回動は、装置の前方に限定することができる。幾つかの実施の形態では、レバー2510は、複数の入力を含む電子作動機構を有することができる。ユーザは、このような入力を操作することによってレバーを開放位置と閉鎖位置との間で操作してもよい。
【0224】
周方向に整列した部材を備えるリンクアセンブリ
図26は、抽出機械2600の別の実施の形態の斜視図を示している。図示したように、抽出機械2600は、回転ロッド(例えば、L字形回転ロッド)を有することができるレバーアセンブリを有することができる。レバーアセンブリ2600は、ハウジング2650と、摺動軌道2620と、レバー2610と、流体入口2660とを有することができる。ハウジング2650は、カップ収容凹所2655を有することができる。
【0225】
幾つかの実施の形態は抽出チャンバユニット2630を含む。抽出チャンバユニット2630は、閉鎖位置と開放位置との間で可動な、可動な部材2630Aを有することができる。幾つかの実施の形態は、定置の部材2630Bを有する。抽出チャンバユニット2630は、開放位置において飲料ポッドを収容するように構成することができる。抽出チャンバユニット2630は、抽出チャンバユニット300などの前述の抽出チャンバユニットのいずれかに類似または同一であることができ、前述の抽出チャンバユニットの特徴のいずれか1つまたはいずれかの組合せを有することができる。
【0226】
幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニット2630は、1つまたは複数の固定構造2635A,2635Bを有する。図示したように、幾つかの実施の形態では、固定構造2635A,2635Bは、抽出チャンバユニット2630の本体部分から外方へ突出するカムまたはアームを有する。図示したように、固定構造は、軸方向で互いに整列させることもできる。これは、複数の異なる固定構造を共通の軌道に係合させることを可能にすることができる。例えば、図示したように、各固定構造2635A,2635Bを、軌道2620に収容することができる。
【0227】
幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニット2630の閉鎖位置において、両固定構造2635A,2635Bは、軌道2620の概して直線的な部分2620Aに収容されている。幾つかの態様では、例示したように、抽出チャンバユニット2630の閉鎖位置において、固定構造2635A,2635Bは、概して、鉛直方向軸線に沿って整列させられている(例えば、鉛直線を、固定構造2635A,2635Bの半径方向中心に通過させることができる)。幾つかの実施の形態では、開放位置において、固定構造2635A,2635Bは、軌道2620の傾斜した部分および/または概して三角形の部分2620Bに収容されている。幾つかの態様では、抽出チャンバユニット2630の開放位置において、固定構造2635A,2635Bは、鉛直方向軸線に沿って整列させられていない。
図27Aは、
図26のレバーアセンブリの正面図を示している。ハウジング2650は、摺動軌道2620およびハウジングヒンジタブ2651を有することができる。ハウジングヒンジタブ2651は、第1のヒンジタブ2651Aおよび第2のヒンジタブ2651Bを有することができる。
図27Bは、
図26のレバーアセンブリの側面図を示している。可動な部材2630Aは、第1の固定構造2635Aおよび第2の固定構造2635Bを有することができる。第1および第2の固定構造2635A,2635Bを、距離2636を形成するように離間させることができる。距離2636は、第1の固定構造2635Aの周における1つの点と、第2の固定構造2635Bの周における1つの点との間の最も遠い線を含むことができる。摺動軌道2620は、傾斜部分2620Bを含むことができる。傾斜部分は、レバーアセンブリの鉛直方向軸線から離れるように所定の角度で傾斜させられた傾斜長さ2637を有することができる。傾斜長さ2637は、距離2636よりも大きいことができる。
【0228】
幾つかの実施の形態では、レバー2610は、1つまたは複数の接続ロッド2616(例えば、L字形接続ロッド)と、ハンドル2615(例えば、U字形ハンドル)と、接続ピン2612とを有することができる。接続ロッド2616は、第1のロッド2616Aおよび第2のロッド2616Bを有することができる。第1および第2のロッド2616A,2616Bをそれぞれ抽出チャンバユニット2630の側部に配置することができる。例えば、第1および第2のロッド2616A,2616Bをそれぞれハウジング2650の第1の側壁2652および第2の側壁2654の近くに配置することができる。回転ピン2612は第1および第2のロッド2616A,2616Bを接続することができる。
【0229】
図27Cは、
図26のレバーアセンブリのある構成部材のトップダウン斜視図を示している。
図27Cに示したように、各接続ロッド2616A,2616Bは、第1の接続ロッド部分2616Cおよび第2の接続ロッド部分2616Dを有することができる。第1および第2の接続ロッド部分2616C,2616Dは、ロッド角度2617を形成することができる。ロッド角度2617は、開先角度であることができる。ロッド角度2617は、約20度〜約120度であることができる。ロッド角度2617は、約40度〜約100度であることができる。ロッド角度2617は、約90度であることができる。
【0230】
幾つかの実施の形態では、ロッド2616A,2616Bのうちの1つまたは複数は、停止構造2616Eを有する。停止構造2616Eを、ロッド2616の回転を制限するように構成することができる。例えば、反時計回り方向に開放位置から閉鎖位置へ回転するロッド2616において、停止構造2616Eは、閉鎖位置においてU字形ハンドル2615の一部に当接することによって反時計回り方向でのロッド2616のさらなる移動を阻止または防止することができる。
【0231】
ハンドル2615は、ハンドル部分2615A、接続ピン部分2615Bおよび回転アーム部分2615Cを有することができる。ハンドル2615をハウジング2650に回転可能に接続することができる。例えば、ハンドル2615の一部を第1のヒンジタブ2651Aに接続することができる。回転アーム部分2615Cをロッドに回転可能に接続することができる。ハンドル2615を、ハウジング2650の第1の側壁2652に接続することができる。幾つかの実施の形態では、レバー2610は、ハンドル2615と反対側で、第2の側壁2554の近くに配置された回転ロッド2516を有することができる。回転ロッド2615Dを、回転アーム部分2615Cとして成形およびサイズ決めすることができる。回転ロッド2615Dを、第2のヒンジタブ2651Bに回転可能に接続することができる。
【0232】
閉鎖位置において、レバー2610は、概して鉛直の向きであることができる。例えば、レバーのハンドル2615は、概して、抽出機械2600の鉛直方向軸線に沿っていることができる。ユーザは、レバーを操作することによって、例えばレバー2610を引っ張ることによって、抽出機械2600を開放位置へ操作してもよい。レバー2610を回転させるためにユーザに向かって引っ張ることができる。回転アーム部分2715は、レバー2610の回転とともに回転することができ、接続ピン2612はユーザに向かって移動することができる。接続ピン2612が回転すると、回転アーム部分2615に接続された回転ロッド2616A,2616Bが回転することができる。例えば、レバー2610が反時計回り方向に回転すると、第1の接続ロッド部分2616Cは時計回り方向に回転することができる。可動な部材2630Aの第1の固定構造2635Aに接続された回転ロッド2616A,2616Bは、レバー2610が引っ張られると、第1の固定構造2635Aを鉛直方向下方へ移動させることができる。例えば、第1の固定構造2635Aは、回転ロッド2616A,2616Bが回転すると、摺動軌道2610に沿って摺動することができる。
【0233】
開放位置において、可動な部材2630Aは、(
図24Aに示された)可動な部材2230Aのように、傾斜した構成にあることができる。例えば、可動な部材は、可動な部材2630Aの軸方向中心線に対して概して平行な線を形成する第1および第2の構造2635A,2635Bを有することができる。第1および第2の構造2635A,2635Bによって形成された線は、第1および第2の構造2635A,2635Bが傾斜部分2620Bへ移動するときに傾斜することができる。第1の固定構造2635Aは、開放位置においてユーザに向かって回転させられている。
【0234】
開放位置において、レバー2610は、概して水平の向きであることができる。例えば、レバーのハンドル2615は、抽出機械2600の鉛直方向軸線に対して約90度を形成することができる。ユーザは、レバー2610を操作することによって、例えばレバー2610を押すことによって、抽出機械2600を開放位置から閉鎖位置へ操作することができる。レバー2610を回転させるためにユーザから離れるように押すことができる。ユーザがレバーを押すと、接続ピン2612はユーザから離れるように移動することができる。第1の接続ロッド部分2616Cは、閉鎖するときにレバー2610が時計回り方向に回転すると、反時計回り方向に回転することができる。回転ロッド2616A,2616Bは、第1の固定構造2635Aを鉛直方向上方へ移動させることができる。
【0235】
閉鎖位置では、可動な部材2630Aは、
図27A〜
図27Cに示された直立構成にあることができる。例えば、可動な部材は、可動な部材2630Aの軸方向中心線に対して平行な線を形成する第1および第2の構造2635A,2635Bを有することができる。ユーザが閉鎖するように抽出機械2600を操作すると、第1および第2の構造2635A,2635Bは、直線部分2320(
図23参照)などの、摺動軌道の直線部分に沿って摺動する。
【0236】
並進する蓋
図28A〜
図28Eは、可動なおよび/または回動可能な上側部分を備える抽出チャンバユニットを備える抽出機械の図を示している。例えば、抽出チャンバユニットの蓋は、抽出チャンバユニットの下側部分に対して移動するように構成することができる。幾つかの実施態様では、このような設計は、アルミニウム缶を押し潰す装置と類似することにより“缶押し潰し”配列と呼ばれる。
【0237】
抽出チャンバユニットは、前述の抽出チャンバユニットのいずれかに類似または同一であることができ、前述の抽出チャンバユニットの特徴のいずれか1つまたはいずれかの組合せを有することができる。例えば、抽出チャンバユニットは、
図3Aの抽出チャンバユニット300に類似または同一であることができる。図示したように、抽出チャンバユニット2830は、可動な部材2830Aおよび定置の部材2830Bを有することができる。
【0238】
レバーアセンブリ2800は、ハウジング2850と、摺動軌道2820と、レバー2810とを有することができる。ハウジングは、開放した前面2855を有することができる。レバー2810は、回動する蓋2818および回転ロッド2816を有することができる。
図28Cは、閉鎖位置における
図28Aのレバーアセンブリの斜視図を示している。
図28Cに示したように、閉鎖位置において、開放した前面2855の一部を被覆するように、回動する蓋2818を構成することができる。回動する蓋2818は、蓋ハンドル2811を有することができる。
【0239】
幾つかの実施の形態では、抽出チャンバユニットの可動な部材2830Aは、本体部分2829および/または可動部材ヒンジタブ2831A,2813Bを有することができる。可動な部材2830Aは、(例えば、
図28Cおよび
図28Eに示したような)閉鎖位置と、(例えば、
図28Aおよび
図28Bに示したような)開放位置との間で可動であることができる。閉鎖運動または操作の間、可動な部材2830Aを、概して下方へ移動するように構成することができる。開放運動または操作の間、可動な部材2830Aを、概して上方へ移動するように構成することができる。
【0240】
図28Bは、
図28Aのレバーアセンブリの下側斜視図を示している。回動する蓋2818は、回動する蓋における1つまたは複数のアーム2814を有することができる。アームは、第1のアーム2814Aおよび第2のアーム2814Bを有することができる。アーム2814を、回転ロッド2816に回転可能に接続することができる。回転ロッド2816を、アーム2814および可動な部材2814に回転可能に接続することができる。例えば、回転ロッド2816を、可動部材ヒンジタブ2831A,2813Bに回転可能に接続することができる。様々な実施の形態では、蓋の回転を、可動な部材2830Aの並進に変換することができる。例えば、蓋が外方へおよび/または定置の部材2830Bから離れるように回転させられると、可動な部材2830Aは、上方へおよび/または定置の部材2830Bから離れるように並進する。これは、飲料ポッドを挿入するまたは取り出すなどのために、抽出チャンバユニットの内部へのユーザアクセスを許容することができる。幾つかの実施態様では、蓋が下方へおよび/または定置の部材2830Bに向かって回転させられると、可動な部材2830Aは、下方へおよび/または定置の部材2830Bに向かって並進する。これは、部材2830A,2830Bにシールするように係合することができるかつ/またはさもなければ内部で飲料を製造するための抽出チャンバユニットを構成することができる。
【0241】
図28Cに示したように、幾つかの実施の形態では、蓋2818は、抽出機械のためのカバーおよび/またはシールドを提供する。例えば、抽出チャンバユニットの閉鎖位置において、蓋2818は、ユーザが指で抽出チャンバユニットにアクセスすることを阻止または防止することができ、これにより、怪我の可能性を低減する。幾つかの態様では、抽出チャンバユニットの閉鎖位置においておよび/または抽出機械の非作動(例えば、貯蔵)の間、蓋2818は、抽出チャンバユニットの視覚的観察を覆い隠すことができる。これは、流線形かつクリーンな外観を提供することができるかつ/または抽出機械の美観を高めることができる。
【0242】
図28Dは、
図28Aのレバーアセンブリのある構成部材のトップダウン斜視図を示している。
図28Dに示したように、可動な部材2830Aは、固定構造2835を有することができる。固定構造2835は、概して平坦な遠位面を有するフランジ形状を有することができる。固定構造2835のフランジ形状は、
図28Eに示された摺動軌道2820に沿って摺動するように構成することができる。
図28Eは、閉鎖位置における
図28Aのレバーアセンブリのある構成部材の斜視図を示している。摺動軌道2820は、固定構造2835を収容するように構成されたサイドレール2820A,2820Bを有することができる。
【0243】
湾曲した軌道
図29Aは、カムアセンブリを有することができる抽出機械2900の別の実施の形態の斜視図を示している。
図29Bは、
図29Aのカムアセンブリの複数の構成部材の側面図を示している。カムアセンブリは、案内軌道2926を有することができるハウジング2950を有することができる。幾つかの実施の形態では、カムアセンブリは、ハウジング2950に回動可能に接続することができる作動ハンドル2910を有する。作動ハンドル2910は、第1および第2のサイドバー2910A,2910Bおよび接続ハンドル2910Cを有することができる。
【0244】
図示したように、抽出機械は抽出チャンバユニット2930を有することができる。抽出チャンバユニット2930は、前述の抽出チャンバユニットのいずれかに類似または同一であることができ、前述の抽出チャンバユニットの特徴のいずれか1つまたはいずれかの組合せを有することができる。例えば、抽出チャンバユニットは、
図3Aの抽出チャンバユニット300に類似または同一であることができる。図示したように、抽出チャンバユニット2930は、可動な部材2930Aおよび定置の部材2930Bを有することができる。
【0245】
幾つかの実施の形態では、抽出機械は回転カム2915を有する。回転カム2915は、開放位置と閉鎖位置との間を回転可能である。開放位置において、飲料ポッドを抽出チャンバユニット2930に挿入しまたは抽出チャンバユニット2930から取り出すことができるように、定置の部材2930Bを可動な部材から離れるように離間させることができる。閉鎖位置において、定置の部材2930Bは、内部で飲料を抽出するための抽出チャンバ2930を形成するために、可動な部材2930Aの本体部分2931とシールするように接続することができる。様々な実施の形態では、回転カム2915は、作動ハンドル2910によって回転させられるように構成されている。例えば、作動ハンドル2910の回転が回転カム2915の回転を生じるように、作動ハンドル2910を回転カム2915に固定接続することができる。
【0246】
回転カム2915はカムプレート2917を有することができる。各カムプレート2917は摺動軌道2920を有することができる。摺動軌道2920は、第1の摺動軌道2922および第2の摺動軌道2924を有することができる。第1の摺動軌道2922は、第1の摺動軌道2922に沿って第1の長さを有することができる。第2の摺動軌道2924は、第1の長さより短い、第2の摺動軌道2924に沿った第2の長さを有することができる。図示したように、軌道2922,2924を湾曲させることができる。幾つかの実施の形態では、軌道2922,2924は、同心円の円弧である。可動な部材2930Aの本体部分2931の1つまたは複数の固定構造2935を摺動可能に収容するように摺動軌道2920を構成することができる。これは、抽出チャンバユニットが、飲料ポッドを収容するために開放される(例えば、可動な部材2930Aが、定置の部材2930Bから離れるように移動させられる)および/または飲料製造操作のために閉鎖される(例えば、可動な部材2930Aが定置の部材2930Bと係合するように移動させられる)ことを可能にすることができる。
【0247】
上述のように、ハウジング2950は案内軌道2926を有することができる。幾つかの実施の形態では、案内軌道2926は、ほぼ直角で接続された2つの部分を有する。例えば、案内軌道2926は、概してL字形の軌道を有することができる。幾つかの態様では、案内軌道2926は、水平部分2926Aと、水平部分2926Aに接続された鉛直部分2926Bとを有する。水平部分2926Aおよび鉛直部分2926Bは、所定の角度を形成することができる。水平部分2926Aと鉛直部分2926Bとの間に形成された角度は、約90度であることができる。回転カム2915は、カムプレート2917を接続するブリッジ部分2918を有することができる。1つまたは複数の固定構造2935は、第1の軌道2922に沿って摺動するように構成された第1の固定構造2935Aと、第2の軌道2924に沿って摺動するように構成された第2の固定構造2935Bとを有することができる。
【0248】
図29Aおよび
図29Bは、開放位置における抽出機械2900を示している。案内軌道2926は、第2の固定構造2935Bが第2の軌道2924に沿って移動するときに第2の固定構造2935Bを案内することができる。例えば、抽出機械2900を閉鎖するために、ユーザは、カムプレート2917を回転させるためにハンドル2910Cを引っ張ってもよい。第1および第2の構造2935A,2935Bは、第1および第2の軌道2922,2924に沿って摺動することができ、第2の固定構造2935Bは、回転中に案内軌道2926に沿って摺動することができる。第1の固定構造2935Aは、水平部分2926Aに沿って概して水平面において移動することができる。第1の固定構造2935Aは、水平部分2926Aから鉛直部分2926Bへ移動することができる。第1の固定構造2935Aは、鉛直部分2926Bに沿って概して鉛直平面において移動することができる。第1の固定構造2935Aは、閉鎖位置において鉛直部分2926Bにあることができる。第1の固定構造2935Aは、開放位置において水平部分2926Aにあることができる。
【0249】
回転可能カムは様々な形状を有することができる。
図30Aは、湾曲した(例えば、円形の)カムを有するカムアセンブリを備える抽出機械の別の実施の形態の側方斜視図を示している。
図30Bは、
図30Aの円形カムを概略的に示している。カムアセンブリ3000は、ハウジング3050と、回転カム3015と、作動ハンドル3010と、可動な部材3030Aとを有することができる。ハウジング3050は案内軌道3026を有することができる。案内軌道3026は、直線部分3026Aおよび傾斜部分3026Bを有することができる。案内軌道3026は長手方向軸線を有することができ、可動な部材3030Aは、軸方向中心軸線を有することができる。中心軸線は、開放位置において長手方向軸線に対して所定の角度を形成することができる。可動な部材が開放位置にあるとき、本体部分の上側に対して概して平行な平面は、長手方向軸線に対して非平行かつ非垂直である。
【0250】
図30Bは、
図30Aの円形カムを概略的に示している。回転カム3015は、回転軸線3016および摺動軌道3020を有することができる。回転カム3015を、回転軸線3016において作動ハンドルに固定接続することができる。
図30Bに示したように、固定構造3035を、回転可能カム3015が回転軸線を中心に回転するときに摺動軌道3020に沿って摺動もしながら案内軌道3026に沿って摺動するように構成することができる。これは、作動ハンドル3010の位置によって制御することができる回転カム3015の回転位置に応じて、可動な部材3030Aが案内軌道3026に沿って並進させられることを可能にすることができる。
【0251】
フリップアップアセンブリ
図31Aは、回動可能な飲料容器アセンブリの1つの実施の形態の透視図を示している。飲料容器アセンブリ3000は、第1の収容部3110と、第2の収容部3120と、ヒンジタブ3130とを有することができる。第1の収容部3110は、外周を有することができる。第1の収容部3110は、エスプレッソを製造するための飲料ポッドなど、第1の直径を有する飲料ポッドを収容するように構成されている。第1の収容部3110は、第1の収容部3110の外周から延びるヒンジアーム3135を有することができる。ヒンジアーム3135を、ヒンジタブ3130にヒンジ式に接続することができる。第1の収容部3110は、軸方向長さを有することができる。
【0252】
第2の収容部3120は、軸方向中心軸線3125を有することができる。第2の収容部3120は、第1の収容部3110および/または第1の直径よりも大きな第2の直径を有する抽出ポッドを収容するように構成することができる。幾つかの実施の形態では、第2の収容部3120は、抽出コーヒーを製造するためのポッドを収容するように構成されている。第1の収容部3110は、係合しなくなるように離れる方向へまたは(図示のように)係合するように向かうようになど、第2の収容部3120に対して回動させることができる。例えば、第1の収容部3110を、第2の収容部3120の軸方向中心軸線3125に対して概して垂直な回動軸線を中心に回動するように構成することができ、これにより、第1の収容部3110を第2の収容部3120に対して回動させることができる。幾つかの態様では、第1の収容部3110が第2の収容部3120から離れるように回動させられたときに軸方向中心軸線3125と重なり合う第1の収容部3110の部分がなくなるように、第1の収容部3110は第2の収容部3120から離れるように回動する。ヒンジタブ3130は、ヒンジスロット3132およびヒンジピン3134を有することができる。
【0253】
図31B〜
図31Dは、
図31Aの回動可能な飲料容器アセンブリを有する抽出機械の斜視図を示している。抽出機械は、飲料容器およびハウジングを有することができる。飲料容器は、第1の収容部3110と、第2の収容部3120と、ヒンジタブ3130とを有することができる。飲料容器を、ヒンジタブ3130によって第1の収容部3110に接続することができる。ハウジング3101は、可動なトレー3140および収容スロット3150を有することができる。可動なトレー3140は、鉛直方向距離に沿って可動であることができる。収容スロット3150は、第1の収容部3110を収容するように構成することができる。例えば、収容スロット3150は、第1の収容部3110の外周よりも大きな内周を有することができる。収容スロット3150は、第1の収容部3110の軸方向長さよりも大きな軸方向深さを有することができる。
【0254】
図31Bは、第2の収容部3120が大型の飲料ポッドを収容することができるように、可動なトレー3140が開放位置にありかつ第2の収容部3120にアクセス可能である構成における抽出機械を示している。
図31Cは、第1の収容部3110が第2の収容部3120に収容された別の構成における抽出機械を示している。この構成では、回動により第2の収容部から離れるように第1の収容部3110を移動させることができ、この回動は
図31Cに“P”の文字によって示されている。
図31Dに示したように、幾つかの実施の形態では、可動なトレー3140を概して鉛直方向に移動(例えば、上昇)させることができる。幾つかの態様では、収容スロット3150に収容された第1の収容部3110の少なくとも一部を超えるように可動なトレー3140を移動させることができる。
【0255】
半径方向ポッドアクセス
図32A〜
図32Cは、抽出機械3200の斜視図を示している。様々な実施の形態では、抽出機械の抽出チャンバに飲料ポッドが半径方向に挿入されるように抽出機械を構成することができる。幾つかの実施の形態では、抽出機械3200はスリーブ機構を有する。幾つかの実施態様は、外側部分3210および内側部分3230を有することができる。飲料の製造を容易にしかつチャンバ3215を有するために飲料ポッドを収容するように外側部分3210を構成することができる。チャンバ3215は案内レール3218を有することができる。案内レールは、チャンバ3215の内面に沿って鉛直方向に延びていることができる。スリーブ機構は、周縁ドア3219を有することができる。周縁ドア3219を外側部分3210に配置することができる。例えば、開放位置と閉鎖位置との間を外側部分3210の周縁の一部に沿って摺動するように周縁ドア3219を構成することができる。開放位置において、飲料ポッドが半径方向でチャンバ3215に進入するように、外側部分3210は、飲料ポッドを通過させるように構成された半径方向開口3212を有することができる。閉鎖位置において、
図32Cに示したように、外側部分3210は半径方向開口を有さず、チャンバ3215は、チャンバ3215において飲料を抽出するように構成されている。
【0256】
チャンバ3215内に配置された飲料ポッドを支持するように内側部分3230を構成することができる。内側部分3230は、収容部ホルダ3232およびスクリュシャフト3234を有することができる。収容部ホルダ3232を概して外側部分の内部に配置することができる。スクリュシャフト3234を収容部ホルダに接続することができる。
【0257】
外側部分3210は、締結具構造3220を有することができる。例えば、締結具構造3220を周縁ドア3219に接続することができる。締結具構造3220と結合するようにスクリュシャフト3234を構成することができる。例えば、スクリュシャフト3234は、締結具構造3220において対応する構造に沿って摺動するように構成された複数のらせん形ねじ山3235を有することができる。
【0258】
エスプレッソポッドなどのより小さな飲料ポッド3240を収容するための収容部をスリーブ機構とともに使用することができる。
図34A〜
図34Cは、小さな飲料収容部を有する飲料形成装置のためのスリーブ機構の斜視図を示している。抽出機械3200の収容部ホルダ3255は、収容部ホルダ3232の直径よりも小さな第1の直径を有する飲料ポッド収容部を有することができる。
【0259】
図33Aは、
図32A〜
図32Cのスリーブ機構における締結具構造およびスクリュシャフトの断面図を概略的に示している。
図33Bは、
図32A〜
図32Cのスリーブ機構におけるスクリュシャフトの側面図を概略的に示している。締結具構造3220は、環状の底部プレート3222を有することができる。環状の底部プレート3222は、複数の凹んだ切欠3224を有することができる。複数のらせん形ねじ山3235の形状に対応するように、複数の凹んだ切欠3224を成形およびサイズ決めすることができる。スクリュシャフト3234は、流体出口3236を有することができる。幾つかの実施の形態では、凹んだ切欠3224はらせん形であることができる。
【0260】
収容部ホルダ3232を概してチャンバ3215の内部に配置することができる。収容部ホルダ3232は、案内凹所(図示せず)を有することができる。案内レール3218に沿って摺動するように案内凹所を構成することができる。収容部ホルダ3232は、環状の底部プレート3222を回転させることによって案内レール3218に沿って外側部分3210の内部で鉛直方向に可動であることができる。
【0261】
図32Aは、開放位置における抽出機械3200を示している。開放位置において、収容部ホルダ3232は、チャンバ3215の底部にあることができる。ユーザは、周縁ドア3219を回転させることによって抽出機械3200を閉鎖するように抽出機械3200を操作してもよい。環状の底部プレート3222は、周縁ドア3219とともに回転することができる。例えば、周縁ドアが時計回り方向に回転すると、環状の底部プレート3222が時計回り方向に回転することができる。環状の底部プレート3222が回転すると、スクリュシャフト3234が回転するようにらせん形ねじ山3235が凹んだ切欠3224に沿って摺動することができる。例えば、周縁ドア3219が時計回り方向に回転するとスクリュシャフト3234は反時計回り方向に回転することができる。
【0262】
図32Bに示したように、らせん形ねじ山3235が、凹んだ切欠3224に沿って摺動するときに、スクリュシャフト3234は鉛直方向に移動することができる。例えば、周縁ドア3219が時計回り方向に回転するとスクリュシャフト3234は上方へ移動することができる。スクリュシャフト3234に接続された収容部ホルダ3232は、チャンバ3215の底部からチャンバ3215の上部へ移動することができる。
【0263】
図32Cは、閉鎖位置における抽出機械3200を示している。周縁ドア3219は、閉鎖位置における半径方向開口3212を被覆するように構成することができる。例えば、周縁ドア3219が半径方向開口3212を閉鎖すると、収容部ホルダをチャンバ3215の上部に配置することができ、これにより、飲料ポッド3250の上部における面は、外側部分3210の上部を有するプレートにまたはその近くにあることができる。
【0264】
実施の形態の例
幾つかの実施の形態が以下に列挙される。これらの実施の形態は、例示的であり、限定的であることは意図されていない。
【0265】
実施の形態1:飲料を製造するための抽出機械であって、該抽出機械は、
ハウジングと、
液体源と、
該液体源から液体の流れを供給するように構成された導管と、
前記ハウジングによって支持された抽出チャンバユニットと、を備え、
該抽出チャンバユニットは、
飲料製造作動中に前記液体の流れを受け取るように構成されており、
第1の直径を有する第1の飲料ポッドを収容するように構成されたチャンバを有する第1の本体部分と、
前記第1の直径よりも小さい第2の直径を有する第2の飲料ポッドを収容するように構成されたチャンバを有する第2の本体部分であって、該第2の本体部分は、少なくとも部分的に前記第1の本体部分の前記チャンバ内に配置されており、前記第2の本体部分は、概して前記抽出チャンバユニットの軸方向軸線に対して平行な方向に前記第1の本体部分に対して移動するように構成されている、第2の本体部分と、
前記第1の本体部分の前記チャンバに配置されかつ前記第1の本体部分と前記第2の本体部分との間で圧縮されるように構成されたばねと、
前記第1の本体部分に取り付けられるように構成された蓋と、を有しており、
前記抽出機械は、
前記第1の飲料ポッドが前記第1の本体部分の前記チャンバに収容されたとき、前記第2の本体部分が前記ばねの付勢力に対抗して前記第1の本体部分内へ下方に移動させられ、
前記第1の飲料ポッドが前記第1の本体部分の前記チャンバから取り出されたとき、前記第2の本体部分が前記ばねの付勢力によって上方へ移動させられるように、
構成されている、飲料を製造するための抽出機械。
【0266】
実施の形態2:前記抽出機械は、さらに、前記第2の飲料ポッドが前記第2の本体部分の前記チャンバに収容されたときには、前記第2の本体部分が前記第1の本体部分に対して実質的に固定されたままであるように構成されている、実施の形態1記載の抽出機械。
【0267】
実施の形態3:前記第1の本体部分は、さらに、ロッキング機構を有し、
前記第2の本体部分は、さらに、溝を有し、
前記第1の本体部分の前記ロッキング機構は、
前記蓋が前記第1の本体部分に取り付けられたときには前記第2の本体部分の前記溝に少なくとも部分的に配置され、
前記蓋が前記第1の本体部分に取り付けられていないときには前記第2の本体部分の前記溝の外側に配置されるように、構成されている、実施の形態1または実施の形態2記載の抽出機械。
【0268】
実施の形態4:前記ロッキング機構は、前記抽出チャンバユニットの前記軸方向軸線に対して概して垂直な平面において並進するように構成されている、実施の形態3記載の抽出機械。
【0269】
実施の形態5:前記ロッキング機構は半径方向外方へ付勢されている、実施の形態4記載の抽出機械。
【0270】
実施の形態6:前記第1の本体部分は、第1の開口を有し、前記第2の本体部分は、第2の開口を有し、前記第1の開口および前記第2の開口は、これらの開口を通じて飲料を排出するように構成されており、前記第1の開口および前記第2の開口は半径方向に整列させられている、実施の形態1から5までのいずれか1つに記載の抽出機械。
【0271】
実施の形態7:前記第1の本体部分は、さらに、作動部材を備える係合アセンブリを有し、
前記第2の本体部分は、さらに、開閉するように構成された弁を有し、
前記作動部材は、前記第1の飲料ポッドが前記第1の本体部分に収容されるときに前記弁に係合し、これにより、該弁を開放させるように構成されている、実施の形態6記載の抽出機械。
【0272】
実施の形態8:前記弁は、前記抽出チャンバユニットの前記軸方向軸線に対して概して平行に並進するように構成されている、実施の形態7記載の抽出機械。
【0273】
実施の形態9:前記弁は、さらに、該弁の長さを通って軸方向に延びる通路を有する、実施の形態8記載の抽出機械。
【0274】
実施の形態10:前記抽出チャンバユニットは、さらに、前記蓋が前記第1の本体部分に取り付けられていないときには前記第2の本体部分の一部が前記第1の本体部分から軸方向に延びるように構成されている、実施の形態1から9までのいずれか1つに記載の抽出機械。
【0275】
実施の形態11:前記第2の本体部分は、前記第1の飲料ポッドが前記第1の本体部分の前記チャンバに収容されたときに前記第1の飲料ポッドの基部に当接するように構成された上縁部を有する、実施の形態1から10までのいずれか1つに記載の抽出機械。
【0276】
実施の形態12:前記抽出チャンバユニットは、さらに、前記第1の飲料ポッドが前記第1の本体部分の前記チャンバに収容されたときに、前記第2の本体部分が前記第1の本体部分の前記チャンバの底面に当接するように構成されている、実施の形態1から11までのいずれか1つに記載の抽出機械。
【0277】
実施の形態13:前記蓋は、さらに、第1のシーリングリングおよび第2のシーリングリングを有し、前記第1のシーリングリングは前記第1の飲料ポッドに係合するように構成されており、前記第2のシーリングリングは前記第2の飲料ポッドに係合するように構成されている、実施の形態1から12までのいずれか1つに記載の抽出機械。
【0278】
実施の形態14:飲料を製造するために抽出機械を使用する方法であって、
開口と、該開口の周囲に配置された係合アセンブリとを有する第1の本体部分と、
該第1の本体部分内に配置されかつ弁アセンブリを有する第2の本体部分と、
前記第1の本体部分内に配置されかつ前記第2の本体部分を付勢するように構成された付勢部材と、
前記第1の本体部分に取り付けられるように構成された蓋と、
を備える飲料容器アセンブリ内へ飲料ポッドを収容し、
該飲料ポッドを前記第2の本体部分の上側部分に着座させ、
前記飲料ポッドを介して前記第2の本体部分に下向きの力を加え、
前記ばねの付勢力に対抗して前記第2の本体部分を移動させ、
前記蓋を前記第1の本体部分に取り付け、これにより、抽出チャンバを形成し、
飲料を製造するために液体を前記抽出チャンバ内の前記飲料ポッド内へ導入し、
前記飲料を排出する、
ことを含む、飲料を製造するために抽出機械を使用する方法。
【0279】
実施の形態15:さらに、前記第1の本体部分の突出した先端部によって前記第2の本体部分における弁アセンブリを作動させ、これにより、前記弁アセンブリを開放させることを含む、実施の形態14記載の方法。
【0280】
実施の形態16:前記ばねの付勢力に対抗して前記第2の本体部分を移動させることが、前記第1の本体部分の内側底面に対して前記第2の本体部分を当接させることを含む、実施の形態14または実施の形態15記載の方法。
【0281】
実施の形態17:飲料ポッドアセンブリであって、
複数の開口を有する基部と、
該基部と接続された概して円筒状の側壁と、
膜によって被覆された開口を備える上端部と、
前記基部上に配置されたフィルタであって、固体を通過させず、液体を通過させるように構成されたフィルタと、
前記基部から上方へ延びる複数の突出部を有するバフリング構造であって、前記基部と前記フィルタとの間に物理的妨害を提供し、これにより、前記フィルタを前記基部から離間させ、前記フィルタを前記第1の基部と前記フィルタとの間に配置されたから離間させるように構成されている、バフリング構造と、
を備える、飲料ポッドアセンブリ。
【0282】
実施の形態18:平面図で見て、前記バフリング構造は、複数の同心円として成形されている、実施の形態17記載の飲料ポッドアセンブリ。
【0283】
実施の形態19:前記基部における前記複数の開口は、複数の概して円形および概してカプセル状の開口を含む、実施の形態17または実施の形態18記載の飲料ポッドアセンブリ。
【0284】
実施の形態20:前記膜は、取外し可能な箔を含む、実施の形態17から19までのいずれか1つに記載の飲料ポッドアセンブリ。
【0285】
用語
本明細書において使用されるときは、“飲料”という用語は、その通常かつ慣用の意味を有しており、特に、あらゆる食用の液体または実質的に液体の物質、または流動品質を有する製品(例えば、ジュース、コーヒー飲料、茶、フローズンヨーグルト、ビール、ワイン、カクテル、酒、スピリット、サイダー、ソフトドリンク、フレーバーウォータ、エナジードリンク、スープ、だし汁、これらの組合せ、または同様のもの)を含むことができる。
【0286】
本明細書において使用される“ポッド”という用語は、その通常かつ慣用の意味を有しており、特に、ポッドへの入口および/またはポッドからの出口を形成するためにこのようなポッドが穿孔または裂断されることができるかどうかかつ/または穿孔または裂断されるように構成されているかどうかにかかわらず、カートリッジ、カプセル、キャニスタ、パック、パッド、および同様のものを含む。
【0287】
本明細書において使用される場合、“一回分”という用語は、その通常かつ慣用の意味を有しており、特に、一人の人によって慣用的に消費される飲料の分量を含む。例えば、幾つかの一回分飲料ポッドは、約20液量オンス(約600ミリリットル)以下の飲料を製造するように構成されている。
【0288】
“することができる”、“してもよい”などの条件的な用語は、別段の定めがない限りまたは使用される文脈において別の理解がなされない限り、概して、ある実施の形態が、ある特徴、要素および/またはステップを含むが、他の実施の形態はそれらを含まないことを示唆しようとするものである。つまり、このような条件的な用語は、概して、これらの特徴、要素および/またはステップが1つまたは複数の実施の形態のために必要とされること、または、これらの特徴、要素および/またはステップがいずれかの特定の実施の形態に含まれるまたはいずれかの特定の実施の形態において行われるかどうかを、ユーザ入力またはプロンプティングを用いてまたは用いずに決定するためのロジックを必然的に有すること、を示唆することを概して意図したものではない。
【0289】
“X、YおよびZのうちの少なくとも1つ”という言い方のような接続的な文言は、別段の定めのない限り、概して、ある1つのアイテム、用語などがX、YまたはZのいずれかであってよいことを伝えるために、使用される文脈においてさもなければ理解される。つまり、このような接続的な文言は、概して、ある複数の実施の形態がXの少なくとも1つ、Yの少なくとも1つおよびZの少なくとも1つの存在を要求することを示唆することを意図したものではない。
【0290】
明示的に別段の定めがない限り、“a”または“an”などの冠詞は、概して、1つまたは複数の当該対象物を含むと解釈されるべきである。したがって、“〜するように構成された装置”などの文章は、1つまたは複数の言及された装置を含むことが意図されている。このような1つまたは複数の言及された装置は、述べられた詳細を実施するように集合的に構成することもできる。例えば、“詳細A、BおよびCを実施するように構成されたプロセッサ”は、詳細BおよびCを実施するように構成された第2のプロセッサと関連して作動する、詳細Aを実施するように構成された第1のプロセッサを含むことができる。
【0291】
“含む”、“包含する”、“有する”などの用語は、同義であって、包括的に、オープンエンド式に使用されており、付加的な要素、特徴、行為、操作などを排除しない。同様に、“幾つかの”、“ある”および同様のものは、同義であって、オープンエンド式に使用されている。また、“または”という用語は、包括的な意味で使用されており(排他的な意味では使用されない)、例えば複数の要素の1つのリストをつなげるために使用されるときには、“または”という用語は、そのリストに挙げられた要素のうちの1つ、幾つかまたは全てを意味する。
【0292】
本明細書で使用される“ほぼ”、“約”および“実質的に”という用語は、依然として所望の機能を行いまたは所望の結果を達成する、言及された量に近い量を意味する。例えば、幾つかの実施の形態において、文脈が決定し得るように、“ほぼ”、“約”および“実質的に”という用語は、言及された量の10%以下の範囲の量をいうことがある。本明細書において使用される“概して”という用語は、特定の値、量または特性を主に有するまたは特定の値、量または特性に向けた傾向がある、値、量または特性を表す。一例として、幾つかの実施の形態では、文脈が決定し得るように、“概して平行”という用語は、完全に平行な状態から20度以下だけ逸脱していることをいうことができ、“概して垂直”という用語は、完全に垂直な状態から20度以下だけ逸脱していることをいうことができる。
【0293】
全体的に、請求項の文言は、請求項において使用された文言に基づいて広く解釈されるべきである。請求項の文言は、本開示に例示および説明された非排他的な実施の形態および実施例または出願の審査中に議論された非排他的な実施の形態および実施例に限定されるべきでない。
【0294】
概要
この開示は、飲料製造システムの複数の実施の形態および実施例を記載しているが、さらに別の実施の形態または許容可能な実施例を形成するために、本開示に示されかつ説明された方法および装置の多くの態様が、異なって組み合わされてもよいかつ/または変更されてもよい。全てのこのような変更およびバリエーションは、本開示の範囲内に含まれることが意図されている。事実上、広範囲の様々な設計およびアプローチが可能であり、本開示の範囲に含まれる。例えば、液体の水がポッドに導入される幾つかの実施の形態が開示されているが、その他の液体(例えば牛乳)および/またはその他の相(例えば蒸気)の導入もまた考えられる。例示的な実施の形態が本明細書に記載されているが、あらゆるおよび全ての実施の形態の範囲は、本開示に基づいて当業者によって認識されるような同等の要素、変更、省略、(例えば様々な実施の形態を横断する態様の)組合せ、適応および/または改変を有する。
【0295】
また、上記または本明細書の他のところで明示的に述べられていない本開示の範囲内の幾つかの実施の形態が存在し得るが、本開示は、本開示が示しかつ記載しているものの範囲内の全ての実施の形態を想定しかつ含む。さらに、本開示は、本明細書のどこかに開示されたあらゆる構造、材料、ステップまたはその他の特徴と、本明細書のどこかに開示されたあらゆるその他の構造、材料、ステップまたはその他の特徴とのあらゆる組合せを含む実施の形態を想定しかつ含む。
【0296】
さらに、別々の実施態様に関連して本開示に記載された特徴は、1つの実施態様において組み合わせて実施することもできる。逆に、1つの実施態様に関連して記載された様々な特徴は、複数の実施態様において別々に、またはあらゆる適切なサブコンビネーションにおいて実施することもできる。さらに、複数の特徴が、ある組合せにおいて機能するものとして上述されている場合があるが、請求項に記載された組合せのうちの1つまたは複数の特徴は、幾つかの場合、その組合せから削除することができ、その組合せは、サブコンビネーションまたはサブコンビネーションの変化態様として請求されてもよい。
【0297】
この開示の目的で、本明細書には、ある態様、利点および新規の特徴が記載されている。必ずしも全てのこのような利点があらゆる特定の実施の形態に従って達成され得るわけではない。すなわち、例えば、開示内容が、本明細書に教示された1つの利点または複数の利点のグループを達成する形式で、必ずしも本明細書に教示または示唆され得る他の利点を達成することなく、実現または実施されてもよいことを当業者は認識するであろう。
【0298】
幾つかの実施の形態は、添付の図面に関連して説明されている。しかしながら、図面は実寸ではない。距離、角度などは、単に例示的であり、必ずしも例示された装置の実際の寸法およびレイアウトに対する正確な関係を有するわけではない。構成要素を、付加、排除および/または再配置することができる。さらに、様々な実施の形態に関連するあらゆる特定の特徴、態様、方法、特質、特性、品質、属性、要素などの本明細書における開示は、本明細書に示された全ての他の実施の形態において使用することができる。また、本明細書に記載されたあらゆる方法は、言及したステップを行うために適したあらゆる装置を使用して実行されてもよい。
【0299】
さらに、構成部材および操作は、特定の配列または順序で図面に示されかつ明細書に記載されている場合があるが、このような構成部材および操作は、所望の結果を達成するためには、示された特定の配列および順序で配列および実施される必要はなく、順番に配列および実施される必要はなく、全ての構成部材および操作を含む必要もない。示されていないまたは説明されていないその他の構成部材および操作を、実施の形態および実施例に組み込むことができる。例えば、1つまたは複数の付加的な操作を、説明した操作のいずれかの前、後、同時、またはそれらの間に行うことができる。さらに、操作は、他の実施態様において配置転換または順序変更されてもよい。また、上述の実施態様における様々なシステム構成部材の分離は、全ての実施態様においてこのような分離を必要とすると理解すべきではなく、記載された構成部材およびシステムは、概して、1つの製品に統合することができるかまたは複数の製品にまとめることができると理解すべきである。
【0300】
要約するならば、飲料準備システム、構成部材および関連する方法の様々な例示的な実施の形態および実施例が開示されている。システムはこれらの実施の形態および実施例の文脈において開示されているが、本開示は、特に開示された実施の形態を超えて、他の択一的な実施の形態および/または実施の形態の他の使用、およびある複数の変更およびその均等物にまで拡張する。この開示は、開示された実施の形態の様々な特徴および態様を互いに組み合わせることができるまたは互いのために代用することができることを明らかに想定している。したがって、本開示の範囲は、上述の特定の開示された実施の形態によって限定されるべきではなく、以下につづく請求項の適正な読み取りおよび均等物のそれらの完全な範囲によってのみ決定されるべきである。