(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ゲート及び前記基板は、それぞれ凸面及び凹面を含み、且つ前記ゲート誘電体層が前記凸面及び前記凹面の間に位置する、請求項1〜3の何れか1項に記載のトランジスタ。
第1の隔離層を更に含み、前記基板が前記第1の隔離層内に嵌設され、前記第1の隔離層が上面図において蛇行状形状を有する、請求項1〜6の何れか1項に記載のトランジスタ。
第2の隔離層を更に含み、前記ゲートが前記第2の隔離層及び前記ゲート誘電体層の間に位置し、且つ上面図において、前記第2の隔離層が前記第1の隔離層と異なる形を有する、請求項7に記載のトランジスタ。
複数の第2の隔離層を更に含み、上面図において、前記第1の隔離層が前記第2の隔離層の間に位置し、且つ前記第2の隔離層が上面図において前記第1の隔離層と異なる形を有する、請求項10又は11に記載の半導体素子。
前記第1の隔離層の前記第1の側に複数の第1のノッチを有し、前記トランジスタの第1組が前記第1のノッチに位置し、前記第1の隔離層の前記第2の側に複数の第2のノッチを有し、前記トランジスタの第2組が前記第2のノッチに位置し、且つ上面図において、前記第1のノッチと前記第2のノッチが非対称となるように配列される、請求項10〜14の何れか1項に記載の半導体素子。
前記トランジスタの各々の前記ドープトシリコン基板は、複数のソース/ドレイン領域を含み且つ垂直に配列される、請求項10〜15の何れか1項に記載の半導体素子。
上面図において、前記導電層の第1の部分及び前記導電層の第2の部分が前記ポリシリコン層を囲むように前記導電層が形成され、且つ前記第1の隔離層が前記導電層の前記第1の部分及び前記第2の部分の間に位置する、請求項17又は18に記載のメモリ素子の形成方法。
【発明を実施するための形態】
【0011】
ここで、本開示の実施形態を参照し、その例を図面に示す。本開示は、図面および明細書で可能な限り同じ図面素子番号を使用して、同じまたは類似の部分を示す。
【0012】
なお、空間相対用語、例えば「下」、「下方」、「低い」、「上」等は、素子又は特徴が他の素子又は特徴に対する図に示す相対的な関係の記述を説明しやすくするためのものである。図面に示す向き以外、これらの空間相対用語は、使用又は操作された時の異なる向きに対する理解を助けることもできる。素子が(例えば90度回転する又は他の向きに)ガイドされる場合、本開示で使用された空間相対記述は、理解を助けることもできる。
【0013】
図1A〜
図1C、
図2A〜
図2C、
図3A〜
図3Cは、ファン構造電界効果トランジスタ(fan structure field effect transistor;FanFET)の種々のタイプを示す。ファン構造電界効果トランジスタは、トランジスタとメモリの集積回路に適用される。
図1A、2A及び3Aは、本開示のある実施形態によるファン構造電界効果トランジスタの種々のタイプを示す側面図である。
図1B、2B及び3Bは、本開示のある実施形態によるファン構造電界効果トランジスタの種々のタイプを示す上面図である。
図1C、2C及び3Cは、本開示のある実施形態によるファン構造電界効果トランジスタの種々のタイプを示す断面図である。
【0014】
図1A〜
図1Cを参照すると、ファン構造電界効果トランジスタ1は、基板10、ソース/ドレイン領域S/D、基板10に位置するチャンネル領域C、ゲートG、及びゲートGと基板10との間に位置する誘電体層20(本文でゲート誘電体層と称される)を含む。基板10は、誘電体層20から離れる方向へ次第に小さくなる。例として、
図1Bに示すように、ある実施形態の上面図において、基板10の形状は、正三角形、鋭角三角形と鈍角三角形であってよい。チャンネル領域Cは、ソース/ドレイン領域S/Dの間に位置し且つソース/ドレイン領域S/Dとタイプが異なるドーパントがドープされる。選択的に、チャンネル領域Cとソース/ドレイン領域S/Dから離れた基板10の領域は、適切なドーパントによりドーピングされてよい。基板10は、ソース/ドレイン領域S/D及びチャンネルCに近い側壁を有し、且つ誘電体層20がこの側壁と接触する。ゲートGは、誘電体層20と接触する。
【0015】
ある実施形態において、基板10は、例えばポリシリコンで製造されてよい。ソース/ドレイン領域S/Dは、n型ドーパント(例えば、リン又はヒ素)又はp型ドーパント(例えば、ホウ素)をドープしてよい。チャンネル領域Cは、ソース/ドレイン領域S/Dと導電性が異なるドーパントがドープされる。チャンネル領域Cとソース/ドレイン領域S/Dから離れた基板10の領域は、チャンネル領域Cと同じドーパントでドープされるように選択されてよい。
【0016】
ある実施形態において、誘電体層20は、単層のフィルム又は複数層のフィルムであってよい。例として、ある実施形態において、誘電体層20は、単層の酸化層であり、他の実施形態において、酸化層(ある実施形態においてトンネル酸化層(tunnel oxide)と称される)と、酸化層とゲートGとの間の窒化物層とで、製造される両層のフィルム。ある実施形態において、誘電体層20は、高誘電率(high−k)の誘電体層又は複数層とのフィルムの組合せである。例として、誘電体層20は、1層の金属酸化物又はHf、Al、Zrのシリケート又は以上の任意の組み合わせ、及び以上の複数層の組合せを含んでよい。他の適切な材料は、金属酸化物タイプ又は金属合金酸化物タイプのLa、Mg、Ba、Ti、Pb、Zr及び以上の任意の組み合わせを含む。例示的な材料は、MgO
x、BaTi
xO
y、BaSr
xTi
yO
z、PbTi
xO
y、PbZr
xTi
yO
z、SiCN、SiON、SiN、Al
2O
3、La
2O
3、Ta
2O
5、Y
2O
3、HfO
2、ZrO
2、HfSiON、YGe
xO
y、YSi
xO
y、LaAlO
3及び類似物を含む。
【0017】
ある実施形態において、ゲートGは、例えばドープトポリシリコン、窒化タンタル(TaN)、他の導電性窒化物、タングステン、又は他の金属及び以上の任意の組み合わせのような導電性材料で製造されてよい。例えば、ゲートGは、TaNで製造されてよい。
【0018】
図2A〜
図2Cは、別のファン構造電界効果トランジスタ2を示す。基板10の形状が異なることに加え、ファン構造電界効果トランジスタ2とファン構造電界効果トランジスタ1との数多くの特徴が類似する。
図2A〜
図2Cに示すようなある実施形態において、基板10の形状は、上面図において台形である。詳しく言えば、基板10は、誘電体層20と接触する長いベース、及び長いベースよりも短く且つ誘電体層20から離れた短いベースを含む。台形の形状のため、
図2Bに示すように、基板10も誘電体層20から離れる方向に沿って次第に小さくなる。
【0019】
図3A〜
図3Cは、別のファン構造電界効果トランジスタ3を示す。基板10の形状が異なることに加え、ファン構造電界効果トランジスタ3とファン構造電界効果トランジスタ1との数多くの特徴が類似する。
図3A〜
図3Cに示すようなある実施形態において、基板10の形状は、半球形、半円筒形、半楕円形、半楕円筒形(semi−ellipsoid cylinder−like;SECL)等であってよい。半球形の形状のため、
図3Bに示すように、基板10も誘電体層20から離れる方向に沿って次第に小さくなる。
【0020】
図4A〜
図4C、
図5A及び
図5B、
図6A〜
図6C及び
図7は、本開示のある実施形態によるファン構造電界効果トランジスタ4a〜4c、5aと5b、6a〜6c及び7の種々のタイプを示す。
図4Aは、別のファン構造電界効果トランジスタ4aを示し、断面図において基板10の形状が異なることに加え、ファン構造電界効果トランジスタ4aと
図1A〜
図1C、
図2A〜
図2C及び
図3A〜
図3Cに示すようなファン構造電界効果トランジスタ1、2及び/又は3との数多くの特徴が類似する。
図4Aに示すようなある実施形態において、基板10の形状は断面図において、三角形であってよい。詳しく言えば、三角形基板10は、断面図において2つの斜辺を有し、誘電体層20から一番遠く離れた先端で会う。
図4Bは、別のファン構造電界効果トランジスタ4bを示し、断面図において基板10の形状が異なることに加え、ファン構造電界効果トランジスタ4bとファン構造電界効果トランジスタ4aとの数多くの特徴が類似する。詳しく言えば、三角形基板10は、実際に直線である辺と斜辺を有し、誘電体層20から一番遠く離れた先端で会う。
図4Cは、別のファン構造電界効果トランジスタ4cを示し、断面図において基板10の形状が異なることに加え、ファン構造電界効果トランジスタ4cとファン構造電界効果トランジスタ4bとの数多くの特徴が類似する。詳しく言えば、断面図において、三角形基板10は、実際に直線である辺と斜辺を有し、誘電体層20から一番遠く離れた先端で会い、且つ断面図において、実際に直線である辺の位置は斜辺の位置よりも低い。
【0021】
図5Aは、別のファン構造電界効果トランジスタ5aを示し、断面図において基板10の形状が異なることに加え、ファン構造電界効果トランジスタ5aと
図1A〜
図1C、
図2A〜
図2C及び
図3A〜
図3Cに示すようなファン構造電界効果トランジスタ1、2及び/又は3との数多くの特徴が類似する。
図5Aに示すようなある実施形態において、基板10の形状は断面図において、台形であってよい。詳しく言えば、基板10は、誘電体層20と接触する長いベース、及び長いベースよりも短く且つ誘電体層20から離れた短いベースを含む。理解すべきなのは、ファン構造電界効果トランジスタ5aが
図1B又は
図3Bに示すような上面図である輪郭を有する場合、台形基板10の短いベースは断面図において斜視図におけるラインと類似する。これに対して、ファン構造電界効果トランジスタ5aが
図2Bに示すような上面図である輪郭を有する場合、台形基板10の短いベースは断面図において斜視図における表面と類似する。
【0022】
図5Bは、別のファン構造電界効果トランジスタ5bを示し、断面図において基板10の形状が異なることに加え、ファン構造電界効果トランジスタ5bとファン構造電界効果トランジスタ5aとの数多くの特徴が類似する。詳しく言えば、
図5Bに示すように、基板10は、誘電体層20と接触する短いベースと誘電体層20から離れた長いベースを含む。理解すべきなのは、ファン構造電界効果トランジスタ5bが
図1B又は第3Bに示すような上面図である輪郭を有する場合、台形基板10の長いベースは断面図において斜視図におけるラインと類似する。これに対して、ファン構造電界効果トランジスタ5bが
図2Bに示すような上面図である輪郭を有する場合、台形基板10の長いベースは断面図において斜視図における表面と類似する。
【0023】
図6Aは、別のファン構造電界効果トランジスタ6aを示し、断面図において基板10の形状が異なることに加え、ファン構造電界効果トランジスタ6aと
図1A〜
図1C、
図2A〜
図2C及び
図3A〜
図3Cに示すようなファン構造電界効果トランジスタ1、2及び/又は3との数多くの特徴が類似する。
図6Aに示すようなある実施形態において、断面図において、基板10は、誘電体層20から一番遠く離れた湾曲した端部を有する。
図6Bは、別のファン構造電界効果トランジスタ6bを示し、断面図において基板10の形状が異なることに加え、ファン構造電界効果トランジスタ6bとファン構造電界効果トランジスタ6aとの数多くの特徴が類似する。詳しく言えば、基板10は、誘電体層20から離れる方向に沿って次第に小さくなり、且つ断面図において誘電体層20から一番遠く離れた湾曲した端部を更に有する。
図6Cは、別のファン構造電界効果トランジスタ6cを示し、断面図において基板10の形状が異なることに加え、ファン構造電界効果トランジスタ6cとファン構造電界効果トランジスタ6aとの数多くの特徴が類似する。詳しく言えば、基板10は、誘電体層20の方向に沿って次第に小さくなり、且つ断面図において誘電体層20から一番遠く離れた湾曲した端部を更に有する。
【0024】
図7は、別のファン構造電界効果トランジスタ7を示し、上面図において基板10の形状が異なることに加え、ファン構造電界効果トランジスタ7と
図1A〜
図1C、
図2A〜
図2C、
図3A〜
図3C、
図4A〜
図4C、
図5Aと
図5B及び
図6A〜
図6Cに示すようなファン構造電界効果トランジスタ1、2、3、4a〜4c、5aと5b及び/又は6a〜6cとの数多くの特徴が類似する。
図7に示すようなある実施形態において、基板10は、誘電体層20から離れる方向に沿って次第に小さくなり、且つ上面図において湾曲した端部を更に有する。
【0026】
図8は、本開示のある実施形態による不揮発性メモリ素子のメモリユニットアレイ100を示す等価回路図である。詳しく言えば、
図8は、垂直チャンネル(vertical channel、VC)構造を有する3D−NANDフラッシュメモリ素子を示す等価回路図である。
【0027】
図8を参照すると、メモリユニットアレイ100は、垂直方向(即ちZ方向)で複数のメモリユニットストリング120を含んでよい。複数のキャラクターラインW1〜Wnに接続されるメモリユニットブロック140は、複数のメモリユニットストリング120からなってよい。各メモリユニットストリング120は、ストリング選択トランジスタSST(string selection transistor;SST)、複数のメモリユニットM1〜Mn、及びグラウンド選択トランジスタGST(ground selection transistor;GST)を含んでよい。ストリング選択トランジスタSST、複数のメモリユニットM1〜Mnとグラウンド選択トランジスタGSTは、Z方向に直列に配置されてよい。複数のキャラクターラインW1〜Wnは、それぞれメモリユニットM1〜Mnを制御するように、それぞれメモリユニットM1〜Mnに接続される。メモリユニットM1〜Mnの数は、半導体記憶素子の容量により調整されてよい。
【0028】
Y方向に延伸する複数のビットラインB1〜Bmは、第1〜m列のメモリユニットストリング120のトップ側に接続されてよく、例えばストリング選択トランジスタSSTのドレインに接続されてよい。また、共通ソースラインCSL(common source line;CSL)は、メモリユニットストリング120の底側に接続されてよく、例えばグラウンド選択トランジスタGSTのソースに接続されてよい。ある実施形態において、各メモリユニットストリング120は、例えば4〜8192個のメモリユニットのような複数のメモリユニットを含んでよい。上記に示されるメモリユニットの数は、例示だけであり、本開示の特許請求の範囲を限定しない。
【0029】
X方向に延伸するキャラクターラインは、共にメモリユニットストリング120のメモリユニットM1〜Mnにおける同じ層に配列されるメモリユニット(例えば、同じ層に配列されてM1のメモリユニットとする)のゲート電極に接続されてよい。キャラクターラインW1〜Wnの駆動により、データは、メモリユニットM1〜Mnへプログラミングされ又は読み込まれ、或いはメモリユニットM1〜Mnから消去される。
【0030】
各メモリユニットストリング120において、ストリング選択トランジスタSSTは、ビットライン(例えば、B1)と最上面のメモリユニットMnとの間に設けられてよい。メモリユニットブロック140における各ストリング選択トランジスタSSTは、ストリング選択トランジスタSSTゲートに接続されるストリング選択ラインSSLにより、ビットラインB1〜BmとメモリユニットM1〜Mnとの間のデータ伝送を制御することができる。
【0031】
グラウンド選択トランジスタGSTは、最下面のメモリユニットM1と共通ソースラインCSLとの間に設けられてよい。メモリユニットブロック140における各グラウンド選択トランジスタGSTは、グラウンド選択トランジスタGSTゲートに接続されるグラウンド選択ラインGSLにより、共通ソースラインCSLとメモリユニットM1〜Mnとの間のデータ伝送を制御することができる。
【0032】
図9〜
図11は、本開示のある実施形態による不揮発性メモリ素子200のメモリユニットストリング120(
図8に示すように)の3D構造を示す斜視模式図である。詳しく言えば、
図9は、グラウンド選択トランジスタGST、メモリユニットM1〜Mn及びストリング選択トランジスタSSTのシリーズを示す。
図10は、実際に
図9と同じ構造を示し、ストリング選択トランジスタSSTの図示が省略される。
図11は、実際に
図9と同じ構造を示し、ストリング選択トランジスタSSTとメモリユニットM1〜Mnの図示が省略される。
図9〜
図11において、ある
図8において構成されるメモリユニットストリング120の素子図示は省略される。
【0033】
図9を参照すると、不揮発性メモリ素子200は、複数のメモリユニットストリングMCSを含んでよく、各メモリユニットストリングMCSがZ方向に延伸する垂直チャンネル220を含む。各垂直チャンネル220は、一連の半楕円筒状(semi−ellipsoid cylinders−like shape)のメモリユニットを有する。基板202からZ方向に延伸する複数のメモリユニットストリングMCSは、X−Y平面に沿って配列されてよい。メモリユニットストリングMCSは、
図8のメモリユニットストリング120に対応する。各メモリユニットストリングMCSは、グラウンド選択トランジスタGST、複数のメモリユニットM1〜Mn及びストリング選択トランジスタSSTを含んでよい。グラウンド選択ラインGSL、キャラクターラインW1〜Wn及びストリング選択ラインSSLは、メモリユニットストリングMCSに電気的に接続される。
【0034】
基板202の主表面は、X−Y平面に延伸してよい。本実施形態において、基板202は、シリコン基板であってよい。他の実施形態において、基板202は、他の半導体元素、例えばゲルマニウム(germauium)、又は半導体化合物、例えば炭化シリコン(silicon carbide)、ガリウム砒素(gallium arsenic)、リン化ガリウム(gallium phosphide)、リン化インジウム(indium phosphide)、インジウム砒素(indium phosphide)、及び/又はアンチモン化インジウム(indium antimonide)、又は他の半導体合金、例えばSiGe、GaAsP、AlInAs、AlGaAs、GaInAs、GaInP、及び/又はGaInAsP、及び以上の任意の組み合わせを含んでよい。他の実施形態において、基板202は、絶縁層シリコン被覆(semiconductor−on−insulator;SOI)基板を含み、例えば埋め込み層(buried layer)を有する。
【0035】
半円形輪郭を有する垂直チャンネル220は、基板202の主表面に垂直なZ方向に延伸する。垂直チャンネル220は、互いに分離して設けられる。詳しく言えば、隔離層228の対向側に嵌設される垂直チャンネル220は、Y方向に互いに非対称となるように配列される。
【0036】
ゲート誘電体層222は、垂直チャンネル220に嵌設されてよい。ゲート誘電体層222は、X−Y平面に置かれてよく、且つ基板202に垂直なZ方向に延伸する。ある実施形態において、ゲート誘電体層222は、メモリユニットM1〜Mnの複数層のフィルムである。例として、メモリユニットM1〜Mnのゲート誘電体層222は、酸化シリコン層(ある実施形態においてトンネル酸化層(tunnel oxide)と称される)と窒化シリコン層で製造される両層を含むフィルムであってよい。ある実施形態において、グラウンド選択トランジスタGSTとストリング選択トランジスタSSTにおけるゲート誘電体層222は、単層のフィルムである。例として、グラウンド選択トランジスタGSTとストリング選択トランジスタSSTにおけるゲート誘電体層222は、単層のシリコン酸化物である。
【0037】
ある実施形態において、ゲート誘電体層222は、シリコン酸化物、窒化シリコン、高誘電率の誘電体材料又は以上の任意の組み合わせを含む。ある他の実施形態において、ゲート誘電体層222は、高誘電率の材料を含んでよい。例として、ゲート誘電体層222は、1層又は複数層の金属酸化物又はHf、Al、Zrのシリケート又は以上の任意の組み合わせを含んでよい。他の適切な材料は、金属酸化物タイプ又は金属合金酸化物タイプのLa、Mg、Ba、Ti、Pb、Zr及び以上の任意の組み合わせを含む。例示的な材料は、MgO
x、BaTi
xO
y、BaSr
xTi
yO
z、PbTi
xO
y、PbZr
xTi
yO
z、SiCN、SiON、SiN、Al
2O
3、La
2O
3、Ta
2O
5、Y
2O
3、HfO
2、ZrO
2、HfSiON、YGe
xO
y、YSi
xO
y、LaAlO
3及び類似物を含む。ゲート誘電体層222の形成方法は、分子線エピタキシー(molecular−beam epitaxy;MBE)、原子層堆積(atomic layer deposition;ALD)、物理気相堆積(physical vapor deposition;PVD)、化学蒸着(chemical vapor deposition;CVD)及び類似方法を含んでよく、化学蒸着が例えば有機金属化学気相成長(metal organic chemical vapor deposition;MOCVD)、プラズマ強化化学蒸着(plasma enhanced chemical vapor deposition;PECVD)、大気圧化学気相成長(atmospheric pressure chemical vapor deposition;APCVD)、低圧化学蒸着(low−pressure chemical vapor deposition;LPCVD)、超高真空化学蒸着(ultrahigh vacuum chemical vapor deposition;UHCVD)、マイクロ波プラズマ化学蒸着(microwave plasma chemical vapor deposition;MPCVD)、遠隔プラズマ化学蒸着(remote plasma chemical vapor deposition;RPCVD)と急速熱化学蒸着(rapid−thermal chemical vapor deposition;RTCVD)であってよい。
【0038】
ストリング選択ラインSSL、キャラクターラインW1〜Wnとグラウンド選択ラインGSLは、
図9〜
図11に示すように垂直に配列されるゲート誘電体層222の異なる領域に嵌設される。ストリング選択ラインSSL、キャラクターラインW1〜Wnとグラウンド選択ラインGSLの各々は、垂直チャンネル220に嵌設される埋め込み部232を含む。ある実施形態において、ストリング選択ラインSSL、キャラクターラインW1〜Wnとグラウンド選択ラインGSLの各々は、埋め込み部232と交互に配置された複数の接続部234を更に含む。接続部234は、埋め込み部232よりも薄い。ある実施形態において、記載の各キャラクターラインW1〜Wnの埋め込み部232は、それぞれ複数の垂直チャンネル220に嵌設される。キャラクターラインW1〜Wnは、ドープトポリシリコン又は他の導電性材料、例えば窒化タンタル又は他の導電性窒化物、タングステン又は他の金属、或いは前記の任意の組み合わせであってよい。例として、キャラクターラインW1〜Wnは、窒化タンタル(TaN)を使用して、示される実施形態における材料としてよい。
【0039】
ある実施形態において、ライナー層226は、垂直チャンネル220のゲート誘電体層222に対する側壁に形成されてよい。ライナー層226は、シリコン酸化物、窒化シリコン又は以上の任意の組み合わせを含んでよい。
【0040】
ゲート誘電体層222は、垂直チャンネル220とストリング選択ラインSSLとの間、垂直チャンネル220とキャラクターラインW1〜Wnとの間、及び垂直チャンネル220とグラウンド選択ラインGSLとの間に位置してよい。ある実施形態において、ゲート誘電体層222は、埋め込み部232と垂直チャンネル220との間に位置する。
図8に示すように、ストリング選択ラインSSL及びストリング選択ラインSSLに隣接する垂直チャンネル220とゲート誘電体層222は、共にストリング選択トランジスタSSTを形成又は定義する。
図8に示すように、キャラクターラインW1〜Wn及びキャラクターラインW1〜Wnに隣接する垂直チャンネル220とゲート誘電体層222は、共にメモリユニットM1〜Mnを形成又は定義する。
図8に示すように、グラウンド選択ラインGSL及びグラウンド選択ラインGSLに隣接する垂直チャンネル220とゲート誘電体層222は、共にグラウンド選択トランジスタGSTを形成又は定義する。ある実施形態において、埋め込み部232は、ゲート誘電体層222と接触する凸面236を含んでよい。また、垂直チャンネル220は、ゲート誘電体層222と接触する凹面238を含んでよい。詳しく言えば、各埋め込み部232は、凸面236と凹面238を含んでよく、及び各垂直チャンネル220は、凸面236及び凹面238の間に位置するゲート誘電体層222を含んでよい。
【0041】
隔離層228を形成してキャラクターライン(例えばWn)、ストリング選択ラインSSL又はグラウンド選択ラインGSLの異なる領域を分離させる。隔離層228の一部は、キャラクターラインを分離させることに用いられ、ディープトレンチ隔離(deep trench isolation;DTI)層と考えられてよい。隔離層228のトップ部は、ストリング選択ラインSSLを分離させることに用いられ、シャロートレンチ隔離(shallow trench isolation;STI)層と考えられてよい。隔離層228の底部は、グラウンド選択ラインGSLを分離させることに用いられ、シャロートレンチ隔離層とも考えられてよい。ある実施形態において、隔離層228は、基板202の上に形成されてよく、且つ非対称の対向側240及び242を有する。垂直チャンネル220は、それぞれ非対称側240及び242に嵌設される。詳しく言えば、非対称側240及び242の隔離層228上面図において蛇行状がある輪郭を有し、且つ垂直チャンネル220がそれぞれ隔離層228の非対称側240及び242に嵌設される。隔離層228は、酸化シリコン層、窒化シリコン層又はガス窒化シリコン層に対する堆積等、又は以上の任意の組み合わせにより形成されてよい。例として、隔離層228は、テトラエトキシシラン(tetraethoxysilane;TEOS)に対する堆積により形成されてよい。隔離層228の形成方法は、物理気相堆積(PVD)、化学蒸着(CVD)等を含む。
【0042】
別の隔離層230は、隔離層228と平行して形成されてよい。隔離層230は、隔離層228と異なる形を有する。例として、隔離層230は、上面図においてストリップ形状を有し、及び隔離層228は、上面図において蛇行状形状を有する。隔離層230の一部は、キャラクターラインを分離させることに用いられ、ディープトレンチ隔離層と考えられてよい。隔離層230のトップ部は、ストリング選択ラインSSLを分離させることに用いられ、シャロートレンチ隔離層と考えられてよい。隔離層230の底部は、グラウンド選択ラインGSLを分離させることに用いられ、シャロートレンチ隔離層とも考えられてよい。隔離層230は、酸化シリコン層、窒化シリコン層又はガス窒化シリコン層等、又は以上の任意の組み合わせに対する堆積により形成されてよい。例として、隔離層230は、TEOSに対する堆積により形成されてよい。隔離層230の形成方法は、物理気相堆積(PVD)、化学蒸着(CVD)等を含む。
【0043】
図10を参照すると、不揮発性メモリ素子200の一部を示す斜視模式図である。この実施形態は、
図9に示すような実施形態と類似し、ストリング選択トランジスタSSTが
図10に示されなく、メモリユニットMnが上面図における輪郭を示す。この実施形態の他の方面は、簡単にするために省略された。
【0044】
図11を参照すると、不揮発性メモリ素子200の一部を示す斜視模式図である。この実施形態は、
図9に示すような実施形態と類似し、ストリング選択トランジスタSSTとメモリユニットM1〜Mnが
図11に示されなく、グラウンド選択トランジスタGSTが上面図における輪郭を示す。この実施形態の他の方面は、簡単にするために省略された。
【0046】
図12Aと
図12Bを参照すると、これらの図面は、メモリ素子のグラウンド選択トランジスタ製造を示す例示的な上面図と断面図である。理解すべきなのは、
図12Aと
図12Bに示す過程の前、期間内とその後で追加の操作を与え、及び下記に示されるある操作フローを取り替え又はを取り除いてよく、前記方法の別の実施形態に用いられる。操作/過程の順序は交換可能である。グラウンド選択トランジスタとストリング選択トランジスタ(
図9に示すように)細部の製造方法は、ここに省略し、以下の実施形態で詳しく説明される。
【0047】
アース線310は、適切な現像、エッチング及び/又は堆積技術により基板302に形成されてよい。第1のポリシリコン層319と窒化シリコン層(未図示)は、基板302の上に形成される。本実施形態において、基板302は、シリコン基板であってよい。他の実施形態において、基板302は、他の半導体元素、例えばゲルマニウム、又は、半導体化合物、例えば炭化シリコン、ガリウム砒素、リン化ガリウム、リン化インジウム、インジウム砒素、及び/又はアンチモン化インジウム、又は他の半導体合金、例えばSiGe、GaAsP、AlInAs、AlGaAs、GaInAs、GaInP、及び/又はGaInAsP、及び以上の任意の組み合わせを含んでよい。他の実施形態において、基板302は、絶縁層シリコン被覆基板であってよく、例えば埋め込み層を有する。
【0048】
第1のポリシリコン層319と窒化シリコン層を形成してから、シャロートレンチ隔離エッチングプロセスを行う。第1のライナー層326は、第1のポリシリコン層319と窒化シリコン層の側壁に形成されてよい。第1のライナー層326は、典型の内部接続バリヤライナー層材料、例えばタンタル、窒化タンタル及びその組合せ、或いはチタン、窒化チタン及びその組合せを含んでよい。ある実施形態において、過剰な材料を除去するようにまた化学的機械研磨プロセス(CMP)を行ってよい。
【0049】
ある実施形態において、別のシャロートレンチ隔離プロセスを行い、窒化シリコン層を取り除く。窒化シリコン層を取り除いてから、不純物ドーパントを有する第2のポリシリコン層320を入れる。ある実施形態において、グラウンド選択トランジスタのソース/ドレイン領域とチャンネル領域とするように、第2のポリシリコン層320の異なる領域は適切なドーパントがドープされてよい。
【0050】
第1のゲート誘電体層322は、第2のポリシリコン層320に嵌設されてよい。ある実施形態において、第1のゲート誘電体層322は、シリコン酸化物、シリコン窒化物又は以上の任意の組み合わせを含む。ある他の実施形態において、第1のゲート誘電体層322は、高誘電率の材料を含んでよい。例として、第1のゲート誘電体層322は、1層の金属酸化物又はHf、Al、Zrのシリケート又は以上の任意の組み合わせを含んでよい。他の適切な材料は、金属酸化物タイプ又は金属合金酸化物タイプのLa、Mg、Ba、Ti、Pb、Zr及び以上の任意の組み合わせを含む。例示的な材料は、MgO
x、BaTi
xO
y、BaSr
xTi
yO
z、PbTi
xO
y、PbZr
xTi
yO
z、SiCN、SiON、SiN、Al
2O
3、La
2O
3、Ta
2O
5、Y
2O
3、HfO
2、ZrO
2、HfSiON、YGe
xO
y、YSi
xO
y、LaAlO
3及び類似物を含む。
【0051】
グラウンド選択ライン324は、第1のゲート誘電体層322に嵌設されてよい。ある実施形態において、グラウンド選択ライン324は、ドープトポリシリコン又は他の導電性材料、例えば窒化タンタル又は他の導電性窒化物、タングステン又は他の金属、又は前記の任意の組み合わせであってよい。例として、グラウンド選択ライン324は、TaN、シリサイド(silicide)又は自己整合シリサイド(self−aligned silicide、salicide)を使用して示される実施形態における材料とする。
【0052】
再びシャロートレンチ隔離エッチングプロセスを行ってから、各第1のポリシリコン層319と第2のポリシリコン層320を分離させるようにシャロートレンチ隔離層328が形成されてよくて、グラウンド選択ライン324を導電層とするように定義する。シャロートレンチ隔離層328は、酸化シリコン層、窒化シリコン層又はガス窒化シリコン層等に対する堆積により形成されてよい。例として、シャロートレンチ隔離層328は、TEOSであってよい。シャロートレンチ隔離層328は、上面図において蛇行状の形状を有し、且つこれにより非対称の対向側を有し、且つ第2のポリシリコン層320の部分がそれぞれ記載の非対称側に嵌設される。また、別のシャロートレンチ隔離層330は、シャロートレンチ隔離層328と平行して形成されてよい。シャロートレンチ隔離層330は、酸化シリコン層、窒化シリコン層又はガス窒化シリコン層等に対する堆積により形成されてよい。例として、シャロートレンチ隔離層330は、TEOSであってよい。
【0053】
図12Aを参照すると、第1のポリシリコン層319、第2のポリシリコン層320、第1のゲート誘電体層322及びグラウンド選択ライン324は、ユニット領域CRに形成されて、グラウンド選択トランジスタとされる。このような方式で、第1のポリシリコン層319及び第2のポリシリコン層320と対向し第1のポリシリコン層319及び第2のポリシリコン層320に嵌設されるグラウンド選択ライン324の埋め込み部は、グラウンド選択トランジスタのゲートとされてよい。周辺領域PR1とPR2は、ユニット領域CRの対向両側に位置し、且つグラウンド選択トランジスタがない。グラウンド選択トランジスタの製造は、メモリユニットの製造と類似し、以下の
図13A〜
図23の説明を参照されたい。
【0054】
図13Aと
図13Bを参照すると、複数の窒化シリコン層332と第3のポリシリコン層334は、相互にグラウンド選択トランジスタに配列され、且つユニット領域CRと周辺領域PR1及びPR2に亘る。パターン化されたハードシールド層335は、第3のポリシリコン層334と窒化シリコン層332のスタックに形成される。パターン化されたハードシールド層335は、フォトレジスト、二酸化ケイ素、炭窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、窒化ケイ素等を含んでよく、他の適切な誘電体フィルムを使用してもよい。例として、本実施形態は、窒化シリコンをハードシールド層335としてよい。パターン化されたハードシールド層335は、適切な堆積、現像及び/又はエッチング技術により形成されてよい。パターン化ハードシールド層335は、蛇行状トレンチT0をパターン化されたハードシールド層335で平行に配列させることがある。蛇行状トレンチT0は、ユニット領域CRにおける下層材料(例えば、第3のポリシリコン層334)を露出させる。周辺領域PR1とPR2は、ハードシールド層335によって覆われて、周辺領域PR1とPR2における第3のポリシリコン層334と窒化シリコン層332のスタックを保護する。
【0055】
図14Aと
図14Bを参照すると、パターン化されたハードシールド層335を使用してエッチングシールドとし、パターン化されたハードシールド層335によって覆われていない露出材料に対してディープトレンチ隔離エッチングを行い、これにより蛇行状トレンチT0のパターンが窒化シリコン層332と第3のポリシリコン層334のスタックに移され、更に窒化シリコン層332と第3のポリシリコン層334のスタックでエッチングトレンチT1を発生させる。ディープトレンチ隔離エッチングは、シャロートレンチ隔離層330で停止する。ある実施形態において、エンドポイント検出(end point detection)の技術によりディープトレンチ隔離エッチングプロセスの停止位置を確定してよい。エッチングプロセスは、ドライエッチング又はウェットエッチングを使用してよい。ドライエッチングを使用する場合、プロセスのガスは、CF
4、CHF
3、NF
3、SF
6、Br
2、HBr、Cl
2又は以上の任意の組み合わせを含んでよい。選択的にN
2、O
2又はArのような薄いガスを使用してよい。ウェットエッチングを使用する場合、エッチャントは、NH
4OH:H
2O
2:H
2O(APM)、NH
2OH、KOH、HNO
3:NH
4F:H
2O及び/又は類似物を含んでよい。ハードシールド層335は、ユニット領域CR及び周辺領域PR1とPR2で取り除かれる。
図14Cと
図14Dを参照すると、複数の窒化シリコン層432と第3のポリシリコン層434は、相互に周辺領域PR1に積み重ねる。窒化シリコン層432は、ユニット領域CRにおける対応する窒化シリコン層332から連続的に延伸し、且つ第3のポリシリコン層434もユニット領域CRにおける対応する第3のポリシリコン層334から連続的に延伸する。複数の窒化シリコン層532と第3のポリシリコン層534も相互に周辺領域PR2に積み重ねる。窒化シリコン層532は、ユニット領域CRにおける対応する窒化シリコン層332から連続的に延伸し、且つ第3のポリシリコン層534もユニット領域CRにおける対応する第3のポリシリコン層334から連続的に延伸する。
【0056】
図15Aと
図15Bを参照すると、第2のライナー層336は、窒化シリコン層332と第3のポリシリコン層334が積み重ねる露出側壁に形成される。トレンチT1の側壁は、第2のライナー層336によって埋められた後、絶縁材料をトレンチT1に入れて、対応するトレンチT1で第1のディープトレンチ隔離層338を形成する。ある実施形態において、第1のディープトレンチ隔離層338は、酸化シリコン層、窒化シリコン層又は酸化窒化シリコン層等を含む。第1のディープトレンチ隔離層338は、化学蒸着(CVD)、プラズマ強化化学蒸着(PECVD)、原子層堆積(ALD)、流動可能式化学蒸着(FCVD)により形成されてよい。化学的機械研磨プロセス(CMP)のような平坦化プロセスにより第2のライナー層336及び/又は第1のディープトレンチ隔離層338の過剰な材料を取り除いてよい。
【0057】
図16A〜
図16Dを参照すると、別のディープトレンチ隔離エッチングプロセスを行って、トレンチT2を窒化シリコン層332と第3のポリシリコン層334のスタックにエッチングして、アクティブエリア(active area)を発生させる。トレンチT2と第1のディープトレンチ隔離層338は、相互に配列される。トレンチT2は、ストリップ形状を有し、第1のディープトレンチ隔離層338の有する蛇行状形状と異なる。トレンチT2は、延伸してユニット領域CRと周辺領域PR1とPR2を貫通して、これによりトレンチT2も周辺領域PR1における窒化シリコン層432と第3のポリシリコン層434のスタックにエッチングされ(
図16Cに示すように)、且つトレンチT2も周辺領域PR2における窒化シリコン層532と第3のポリシリコン層534のスタックエッチングされる(
図16Dに示すように)。エンドポイント検出の技術によりディープトレンチ隔離エッチングプロセスの停止位置を確定してよい。エッチングプロセスは、ドライエッチング又はウェットエッチングを使用してよい。ドライエッチングを使用する場合、プロセスのガスは、CF
4、CHF
3、NF
3、SF
6、Br
2、HBr、Cl
2又は以上の任意の組み合わせを含んでよい。選択的にN
2、O
2又はArのような薄いガスを使用してよい。ウェットエッチングを使用する場合、エッチャントは、NH
4OH:H
2O
2:H
2O(APM)、NH
2OH、KOH、HNO
3:NH
4F:H
2O及び/又は類似物を含んでよい。
【0058】
図17Aと
図17Bを参照すると、窒化シリコン層332を取り除く。窒化シリコン層332を取り除いてから、ユニット領域CRで垂直に配列される第3のポリシリコン層334の間にノッチR1を形成する。理解すべきなのは、
図17Aと後続きの
図18A、19A、20A、21A、22A及び
図23は、1層の窒化シリコン層を取り除いた水平位置のメモリ素子を示す水平断面図である。また、
図17Cと17Dに示すように、窒化シリコン層432と532も周辺領域PR1とPR2におけるポリシリコン/窒化物スタックから取り除かれて、これにより周辺領域PR1における第3のポリシリコン層434の間に介在する窒化シリコン層がなく、及び周辺領域PR2における第3のポリシリコン層534の間に介在する窒化シリコン層がない。
【0059】
図18Aと
図18Bを参照すると、ノッチでのセル統合(recessed cell integration;RCI)プロセスを行う。つまり、ノッチR1を形成してから、ノッチR1に不純物ドーパントを有する第4のポリシリコン層340を入れる。第4のポリシリコン層340を形成してから、熱アニールプロセスを行う。
図18Cと
図18Dに示すように、第4のポリシリコン層440と540は、それぞれ周辺領域PR1とPR2に形成される。
【0060】
図19A〜
図19Eを参照すると、第4のポリシリコン層340に対してイオン注入プロセスを行ってから、アニーリングプロセスを行って注入のドーパントを活性化する。第3のポリシリコン層334と第4のポリシリコン層340は、垂直チャンネル350に定義される。各第4のポリシリコン層340は、相互に第3のポリシリコン層334の上に積み重ねる。つまり、垂直チャンネル350は、波形の側壁351を有する。ある実施形態において、垂直チャンネル350の波形側壁351は、交互に配置された複数のピーク351pとボトム351tを含む。
【0061】
図19Cは、
図19Bの部分拡大図である。
図19Cを参照すると、特定角度でイオン注入されるドーパントを制御することにより、第4のポリシリコン層340でソース/ドレイン領域355を形成する。注入プロセスは、各第4のポリシリコン層340で基板注入領域353、ソース/ドレイン領域355及びチャンネル領域357を形成する。チャンネル領域357は、ソース/ドレイン領域355の間に位置する。ドープタイプのイオン注入は、P型ドーパント又はN型ドーパントを含んでよい。例として、P型ドーパントは、ホウ素又は二フッ化ホウ素(BF
2)であってよく、N型ドーパントは、リン又はヒ素であってよい。ある実施形態において、基板注入領域353にP型ドーパントを注入し、ソース/ドレイン領域355にN型ドーパントを注入し、及びチャンネル領域357にP型ドーパント又はN型ドーパントを注入する。つまり、基板注入領域353、ソース/ドレイン領域355とチャンネル領域357は、電気に応じて適切なドープをするように設計されてよい。注入プロセスにより、ソース/ドレイン領域355の間のソース/ドレイン領域355とチャンネル領域357は、トランジスタとされてよく、且つこのトランジスタがメモリユニットとされてよい。
【0062】
ある実施形態において、注入プロセスの後で行われるアニーリングプロセスは、約700度〜約1200度の範囲内の温度で実行される急速熱アニール(rapid thermal annealing;RTA)プロセスであり、約30秒間〜約90秒間の間に持続する。他の実施形態において、伝統的なファーネスアニーリング(conventional furnace annealing;CFA)プロセスは、約900度〜約1200度の範囲内の温度で実行され、約30分間〜約2時間の間に持続する。
【0063】
図20A〜
図20Dを参照すると、第2のゲート誘電体層342は、第4のポリシリコン層340の側壁に形成される。第2のゲート誘電体層342と垂直チャンネル350の波形側壁351とは、コンフォーマル(conformal)となる。ある実施形態において、第2のゲート誘電体層342は、シリコン酸化物又は窒化シリコンからなり、及びある他の実施形態において、第2のゲート誘電体層342は、高誘電率の材料を含んでよい。例として、第2のゲート誘電体層342は、1層又は複数層の金属酸化物又はHf、Al、Zrのシリケート又は以上の任意の組み合わせを含んでよい。他の適切な材料は、金属酸化物タイプ又は金属合金酸化物タイプのLa、Mg、Ba、Ti、Pb、Zr及び以上の任意の組み合わせを含む。例示的な材料は、MgO
x、BaTi
xO
y、BaSr
xTi
yO
z、PbTi
xO
y、PbZr
xTi
yO
z、SiCN、SiON、SiN、Al
2O
3、La
2O
3、Ta
2O
5、Y
2O
3、HfO
2、ZrO
2、HfSiON、YGe
xO
y、YSi
xO
y、LaAlO
3及び類似物を含む。
【0064】
第2のゲート誘電体層342を形成してから、適切な堆積技術により導電層344を第2のゲート誘電体層342内に嵌設されるように形成する。導電層344は、ドープトポリシリコン又は他の導電性材料、例えば窒化タンタル又は他の導電性窒化物、タングステン又は他の金属、又は前記の任意の組み合わせであってよい。例として、導電層344は、TaNを示される実施形態における材料としてよい。導電層344は、トランジスタのゲートとしてよい。トランジスタがメモリユニットとされる実施形態において、導電層344は、キャラクターラインとしてよい。
【0065】
図20Aを参照すると、導電層344の形成により周辺領域PR1における第4のポリシリコン層440を囲むように導電層444を形成させて、上面図においてU字形構造を形成し、且つ周辺領域PR2における第4のポリシリコン層540を囲むように導電層544を形成して、上面図において逆U字形構造を形成する。
【0066】
図21A〜
図21Dを参照すると、ディープトレンチ隔離エッチングプロセスを行って、垂直に隣接する第3のポリシリコン層334の間のノッチR1の外部の導電層344の一部が取り除かれて、ノッチR1における導電層344の残りの部分がキャラクターライン345とされてよく、キャラクターライン345と第3のポリシリコン層334が相互に垂直に配列されて、フラッシュメモリユニットを形成する。ある実施形態において、キャラクターライン345の埋め込み部とピーク351pは、相互に配列される。ある実施形態において、エッチングプロセスは、ドライエッチング又はウェットエッチングを使用してよい。ドライエッチングを使用する場合、プロセスのガスは、CF
4、CHF
3、NF
3、SF
6、Br
2、HBr、Cl
2又は以上の任意の組み合わせを含んでよい。選択的にN
2、O
2又はArのような薄いガスを使用してよい。ウェットエッチングを使用する場合、エッチャントは、NH
4OH:H
2O
2:H
2O(APM)、NH
2OH、KOH、HNO
3:NH
4F:H
2O及び/又は類似物を含んでよい。
【0067】
図22Aと
図22Bを参照すると、トレンチT2に絶縁材料を入れて、周辺領域PR1とPR2に延伸するトレンチに別の第2のディープトレンチ隔離層346を形成する。ある実施形態において、第2のディープトレンチ隔離層346は、酸化シリコン層、窒化シリコン層又は酸化窒化シリコン層等を含む。第2のディープトレンチ隔離層346は、化学蒸着(CVD)、プラズマ強化化学蒸着(PECVD)、原子層堆積(ALD)又は流動可能式化学蒸着(FCVD)により形成されてよい。例えば化学的機械研磨プロセス(CMP)のような平坦化プロセスにより第2のディープトレンチ隔離層346の過剰な材料を取り除いてよい。
【0068】
ある実施形態において、後でストリング選択トランジスタSSTプロセスを行って、そのプロセス方法は、
図12Aと
図12Bのグラウンド選択トランジスタGSTと同じ、複数回のシャロートレンチ隔離及び両層を形成する第5のポリシリコン層(図示せず)と第6のポリシリコン層(図示せず)により完成してよい。ストリング選択トランジスタSST細部の製造方法は、ここに省略する。ストリング選択トランジスタSSTの例示は、
図9に示され、且つ既に
図9で検討された。
【0069】
図23は、ある実施形態の非対称に配列される垂直トランジスタ構造を示す。
図23に示すように、3D−NANDフラッシュメモリは、複数のファン構造電界効果トランジスタユニット360を含む。各ファン構造電界効果トランジスタユニット360は、第2のライナー層336、第4のポリシリコン層340、第2のゲート誘電体層342及びキャラクターライン345を含む。各第1のユニット370と第2のユニット380は、それぞれ2つのファン構造電界効果トランジスタユニット360を含み、且つファン構造電界効果トランジスタユニット360が互いに非対称となる。ある実施形態において、ファン構造電界効果トランジスタユニット360は、構造の密度を向上させるように互いに非対称に配列されてよい。ある他の実施形態において、ファン構造電界効果トランジスタは、ファン構造電界効果トランジスタの最も密な構造を形成するように、複合六角形(即ち6つのファン構造電界効果トランジスタユニット360からなる)となるように配列されてよく、これは非対称複合六角形技術(asymmetrical compound hexagon technology;ACHT)と称される。理解すべきなのは、ある実施形態において、3D−NANDフラッシュメモリはファン構造電界効果トランジスタユニット360の1つの例示的な適用だけである。他の実施形態において、ファン構造電界効果トランジスタユニット360は、例えば特定材料を有する/有しない磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)、可変抵抗式メモリ(ReRAM又はRRAM(登録商標))、NAND、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、コーディング型フラッシュメモリ(NOR)及びロジック素子のような他の適用とされてよい。
【0070】
図24Aと
図24Bは、本開示のある実施形態による3D−NAND垂直チャンネルフラッシュメモリのバックエンドプロセス(back end of line;BEOL)配線を示す上面図と断面図である。
図24Aと
図24Bに示すように、3D−NAND垂直チャンネルフラッシュメモリのバックエンドプロセスは、複数のストリップ形隔離層602、蛇行状の隔離層604、ポリシリコン層606、キャラクターライン(WL)w0〜w5、ビットライン(BL)b1〜B12、選択ゲート線(SGL)s1〜s4、及び金属層M1とM2を含む。複数のキャラクターラインは、蛇行状の隔離層604の両側に形成される。金属層M1とM2は、複数のビットライン、キャラクターライン及び選択ゲート線を含む。
【0071】
複数のビア、例えば階段ビア(staircase via、カスケードコンタクトビア(cascade contact via;CCV)とも称される)、ビア1、ビア2は、ビットラインBL、キャラクターラインWLと選択ゲート線SGLを含む金属層の間の電気的な接続を提供してよい。
図24Aに示すように、ビア1は、選択ゲート線SGLとキャラクターラインWLとの間の電気的な接続を提供してよい。金属層M1は、ビットラインBL、例えばビットラインb5となるように設計されてよい。ビア1は、ビットラインBL、キャラクターラインWL及び選択ゲート線SGLを含む金属層の間の電気的な接続を提供してよい。例として、ビア1は、金属層M1とキャラクターラインWLとの間の電気的な接続を提供してよい。ビア2は、ビットラインBL、キャラクターラインWL及び選択ゲート線SGLを含む金属層の間の電気的な接続を提供してよい。例として、ビア2は、金属層M2とキャラクターラインWLとの間の電気的な接続を提供してよい。
【0072】
図24Bを参照すると、カスケードコンタクトビアCCVは、キャラクターラインWLを金属層M1のビア1に電気的に接続してよく、それからビア2を介して金属層M2に電気的に接続される。例として、最上層のキャラクターラインw5は、カスケードコンタクトビアCCVとビア1を介して金属層M1に電気的に接続され、ビア2を介して金属層M2の選択ゲート線SGLに電気的に接続されてよい。
【0073】
ある実施形態において、3D−NAND垂直チャンネルフラッシュメモリの銅プロセスバックエンドプロセスと
図24A及び
図24Bに示すようなバックエンドプロセスとは類似する。カスケードコンタクトビアCCVは、選択ゲート線SGLとキャラクターラインWLとの間に電気的に接続されてよい。ダブルダマシン(double damascene)は、ビア1と金属層M1を含んでよい。別のダブルダマシンは、ビア2と金属層M2を含んでよい。
【0074】
ある実施形態において、トランジスタは、基板、ゲートとゲート誘電体層を含む。基板は、複数のソース/ドレイン領域とチャンネル領域を有し、チャンネル領域がこれらのソース/ドレイン領域の間に位置する。ゲート誘電体層は、ゲートと基板との間に位置し、上面図において、基板がゲート誘電体層から離れる方向へ次第に小さくなる。
【0075】
ある実施形態において、ゲート誘電体層、基板とゲートは、上面図において半楕円形の輪郭を形成する。
【0076】
ある実施形態において、ゲートは、ゲート誘電体層内に嵌設される。
【0077】
ある実施形態において、ゲート誘電体層は、基板内に嵌設される。
【0078】
ある実施形態において、ゲートは、ゲート誘電体層と接触する凸面を含む。
【0079】
ある実施形態において、基板は、ゲート誘電体層と接触する凹面を含む。
【0080】
ある実施形態において、ゲート及び基板は、それぞれ凸面及び凹面を含み、ゲート誘電体層が凸面と凹面との間に位置する。
【0081】
ある実施形態において、トランジスタは、第1の隔離層を更に含み、基板は第1の隔離層内に嵌設され、第1の隔離層が上面図において蛇行状形状を有する。
【0082】
ある実施形態において、トランジスタは、第2の隔離層を更に含み、ゲートが第2の隔離層とゲート誘電体層との間に位置し、且つ上面図において、第2の隔離層が第1の隔離層と異なる形を有する。
【0083】
ある実施形態において、第2の隔離層は、上面図においてストリップ形状を有する。
【0084】
ある実施形態において、半導体素子は、第1の隔離層及び複数のトランジスタを含む。第1の隔離層は、第1の側と第2の側を有し、且つ上面図において非対称となる。これらのトランジスタは、それぞれ第1の隔離層における非対称となる第1の側と第2の側に嵌設される。各トランジスタは、水平に順に配列されるゲート、ゲート誘電体層とドープトシリコン基板を含む。
【0085】
ある実施形態において、第1の隔離層は、上面図において蛇行状形状を有する。
【0086】
ある実施形態において、半導体素子は、複数の第2の隔離層を更に含み、上面図において、第1の隔離層がこれらの第2の隔離層の間に位置し、且つこれらの第2の隔離層が上面図において第1の隔離層と異なる形を有する。
【0087】
ある実施形態において、各第2の隔離層は、上面図においてストリップ形状を有する。
【0088】
ある実施形態において、各トランジスタは、上面図において半楕円形状を有する。
【0089】
ある実施形態において、第1の隔離層の第1の側に、複数の第1のノッチを有し、トランジスタの第1組がこれらの第1のノッチに位置し、第1の隔離層の第2の側に、複数の第2のノッチを有し、トランジスタの第2組がこれらの第2のノッチに位置し、且つ上面図において、これらの第1のノッチとこれらの第2のノッチとが非対称に配列される。
【0090】
ある実施形態において、各トランジスタのドープトシリコン基板は、複数のソース/ドレイン領域を含み且つ垂直に配列される。
【0091】
実施形態において、メモリ素子の形成方法は、窒化シリコン層とポリシリコン層が交互に配置されたスタックを形成することと、窒化シリコン層とポリシリコン層のスタックにおける蛇行状トレンチをエッチングすることと、蛇行状トレンチに第1の隔離層を形成することと、窒化シリコン層の1層を取り除いて、これらのポリシリコン層の隣接する両層にノッチを形成することと、ノッチに順にドープトポリシリコン層、ゲート誘電体層と導電層を形成することと、を含む。
【0092】
ある実施形態において、メモリ素子の形成方法は、これらの窒化シリコン層とこれらのポリシリコン層のスタックに位置するストリップ形トレンチ(stripe−shaped)をエッチングすることと、ドープトシリコン層、ゲート誘電体層と導電層を形成した後で、ストリップ形トレンチに第2の隔離層を形成することと、を更に含む。
【0093】
ある実施形態において、上面図において、第1の部分と第2の部分がドープトシリコン層を囲むように導電層が形成され、且つ第1の隔離層が導電層の第1の部分と第2の部分との間に位置する。
【0094】
本開示を実施形態によって以上のように詳しく開示したが、他の実施形態も可能であり、本開示を限定するものではない。したがって、添付される特許請求の範囲の精神と範囲は、本開示の実施形態の説明に限定されない。
【0095】
当業者であれば、本開示の精神と範囲から逸脱しない限り、各種の変更及び修飾することができるため、すべてのこれらの変更及び修飾は、何れも本開示に添付される特許請求の保護範囲に含まれるべきである。