前記回路は、ダウンリンク制御チャネル上で、前記物理アップリンクフィードバックチャネルに対する送信電力レベルを設定するための電力コマンドを送信するようさらに構成されたことを特徴とする請求項7に記載のネットワーク装置。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下「WTRU」という用語が参照される場合、これはユーザ機器(UE)、移動局、固定または移動加入者ユニット、ページャー、携帯電話、個人情報端末(PDA)、コンピュータ、または無線環境において動作することのできる他の任意の種類のユーザデバイスを含むが、これらに限定されることはない。以下「Node−B」という用語が参照される場合、これは基地局、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、または無線環境において動作することのできる他の任意の種類のインターフェイス接続デバイスを含むが、これらに限定されることはない。
【0015】
図1は、1つの実施形態による例示的なWTRU100を示すブロック図である。WTRU100は、送信機102、受信機104、復号器106、およびCQI測定ユニット108(オプション)を含む。受信機104は、Node−Bから信号を受信する。復号器106は、Node−Bから受信された信号を復号する。復号器106は、WTRU100がCell_FACH状態にある間、高速共用制御チャネル(HS−SCCH;high speed shared control channel)信号を復号することができる。復号器106は、WTRU100がHS−SCCH上の信号でWTRU100のアイデンティティ(ID)を正常に復号した場合、高速物理ダウンリンク共用チャネル(HS−PDSCH;high speed physical downlink shared channel)でダウンリンク伝送を復号することができる。送信機102は、フィードバック(つまり、CQIまたはダウンリンク伝送の復号に基づく肯定応答)を、コンテンションベースの共用フィードバックチャネルを介してNode−Bに送信するが、これについては以下で詳細に説明する。CQI測定ユニット108は、CQIを出力するが、このことについては以下で詳細に説明する。
【0016】
図2は、本発明による例示的なNode−B200を示すブロック図である。Node−B200は、符号器202、送信機204、受信機206、および伝送電力およびMCS制御ユニット208を含む。符号器202は、伝送のためにデータストリームを符号化する。送信機204は、ダウンリンク共用チャネルを介して、ダウンリンク共用サービスの符号化データストリームを含むダウンリンク伝送を複数のWTRUに送信する。伝送電力およびMCS制御ユニット208は、ダウンリンク伝送が高い受信成功の確度でWTRUに伝送されるように、ダウンリンク共用チャネルでダウンリンク伝送電力および/またはMCSを制御する。受信機206は、コンテンションベースの共用フィードバックチャネルを介してWTRUからフィードバックを受信する。
【0017】
図3は、1つの実施形態によるダウンリンク共用チャネルを介してダウンリンク共用サービスのフィードバックを提供するプロセス300を示す流れ図である。WTRU100は、Node−B200から複数のWTRUに提供されるダウンリンク共用サービス用のダウンリンク共用チャネルを介してダウンリンク伝送を受信する(ステップ302)。WTRU100は、ダウンリンク伝送を復号する(ステップ304)。復号に成功しなかった場合、WTRU100は、コンテンションベースの共用フィードバックチャネルを介して、否定応答(NACK)を表す事前定義されたバーストをNode−B200に送信する(ステップ306)。事前定義されたバーストは、Node−B200からの肯定応答を必要とすることなく、1回だけ送信することができる。復号に成功した場合、WTRU100は、フィードバックを送信しない(つまり、ACKは暗黙的である)。
【0018】
新しいアップリンク共用フィードバックチャネルである物理ランダムアクセスフィードバックチャネル(P−RAFCH;physical random access feedback channel)は、フィードバックをWTRU100からNode−B200に送信するために導入される。P−RAFCHは、コンテンションベースのランダムアクセスチャネルである。少なくとも1つのP−RAFCHは、ダウンリンク内の各HS−SCCHに関連付けることができる。いくつかのダウンリンク共用サービスがHS−PDSCHにわたりサポートされる場合、P−RAFCHのセットはダウンリンク共用サービスに提供され、各P−RAFCHは特定のダウンリンク共用サービス専用にすることができる。
【0019】
共用フィードバックチャネルの構成(つまり、P−RAFCH)は、システム情報ブロック(SIB)を介して通信することができ、セルごとに異なることがある。代替として、共用フィードバックチャネルの構成は、無線アクセスネットワーク(RAN)への接続を有するWTRU(たとえば、CELL_FACH状態で動作しているWTRU)への専用RRC信号伝達を通じて通知することができる。Node−B200は、共用フィードバックチャネルの使用可能なスクランブルコードおよびアクセススロットをブロードキャストする。アクセススロットの継続期間は、標準的なRACHの場合と同様であり、ダウンリンク共用サービスの伝送時間間隔(TTI)に適合され(つまり、導かれ)てもよい。WTRU100がフィードバックを提供する必要がある場合、WTRU100は、特定のダウンリンク共用サービスで特定のTTIに関連付けられているコードとアクセススロットを無作為に選択し、そのフィードバックを送信する。
【0020】
フィードバック(つまり、事前定義されたバースト)の伝送において、標準的なRACHとは対照的に、伝送電力増加機構は使用されない。WTRU100は、各フィードバックを1回だけ送信することができ、Node−Bからのその受信の肯定応答を必要とすることはない。フィードバックの伝送電力は、基準チャネル(reference channel)(たとえば、共通パイロットチャネル(CPICH)、HS−PDSCHなど)で測定された受信電力およびネットワークで供給されたオフセットに基づいて決定することができる。オフセット値は、SIBに含まれてもよい。代替として、ネットワークは、絶対電力を使用するようWTRU100に指示することができ、WTRU100がフィードバックの提供を許可される場合にルールを供給する。たとえば、WTRU100は、受信した基準チャネル電力が事前定義されている値を超える場合に限り、フィードバックの送信を許可されてもよい。
【0021】
WTRU100が、同じダウンリンク伝送を伝送する複数の同期化されたNode−Bから1つのNode−Bを選択した場合、WTRU100はその選択されているNode−BのみにNACKを伝送する。WTRU100が、アクティブセットの複数のNode−Bからの信号のソフト結合(soft combining)を実行する場合、WTRU100はアクティブセット内の最も強いNode−BにNACKを送信する。
【0022】
WTRU100は、ダウンリンク伝送の復号にWTRU100が失敗するごとに、NACKを送信することができる。代替として、WTRU100は、2回以上の連続するダウンリンク伝送に失敗した後、NACKを送信することができる。たとえば、WTRU100は、n回のうちm回の連続する伝送に失敗した場合に限り、NACKを送信することができる。mおよびnの数値は、ネットワークにより決められてもよい。n回のうちのm回をカウントする目的で、最初の伝送、再伝送、両方の伝送、または両方の相対的な組合せがカウントされてもよい。実際にNACKを送信できる機能は、ネットワークにより設定される確率を備える一部の乱数に依存することができる。ネットワークは、ダウンリンク共用サービス(たとえば、MBMS)が受信されるセルとは異なるセルでNACKの望ましい伝送を指示することができる。セルは、ネットワークにより指示される。
【0023】
1つの実施形態において、フィードバックは匿名であってもよい。フィードバックが経由する場合、Node−B200は、セル内の一部のWTRUが特定のTTI内にダウンリンク伝送を復号できなかったことを認識する。代替として、WTRU IDが信号伝達されてもよい。1つの実施形態によれば、ダウンリンク共用サービスは、P−RAFCHのペイロードとして伝送されるWTRU固有のシグニチャコードにマップすることができる。もう1つの実施形態によれば、WTRU接続IDは、フィードバックと共に信号伝達することができる。さらにもう1つの実施形態によれば、コンテンションベースの共用フィードバックチャネルへのアクセス機会は、WTRU IDが事前定義されたマッピングに基づいて検査されるように、ダウンリンク共用サービスにマップすることができる。マッピングは、ネットワークによって伝送することができる。
【0024】
Node−B200は、望ましい通信可能範囲(つまり、セルまたはセルのセクタ)が高い確度でカバーされるように、伝送電力を較正し、かつ/または共用ダウンリンクサービスを搬送するダウンリンク共用チャネルのMCSを調整する。伝送電力および/またはMCSの調整により、WTRU100がTTI内にダウンリンクデータを受信しない確率は、好ましくはほぼゼロの、望ましい動作基点に設定することができる。NACKを送信するWTRU100がセルまたはセクタのエッジにあることはほぼ確実であるので、ダウンリンク電力の計算は、この仮定のもとに行う必要がある。Node−B200はセルまたはセクタのサイズを認識しているので、Node−B200は、別の信号を大きく干渉しないようにダウンリンク伝送電力および/またはMCSを構成することができる。したがって、任意の1つのTTIについてNACKを送信する必要があるのは、ほんのわずかなWTRUだけである。フィードバック電力が固定されているこの手法によれば、ルールは、WTRUがフィードバックを送信することを禁止するように設定することができる。
【0025】
NACKを送信するWTRU100がセルまたはセクタのエッジにあることはほぼ確実であるので、共用フィードバックチャネル(たとえば、P−RAFCH)のアップリンク伝送電力は、この仮定のもとに決定することができる。Node−B200はセルまたはセクタのサイズを認識しているので、Node−B200は、Node−B200において別の信号を大きく干渉しないようにアップリンク伝送電力を構成する。
【0026】
上記の仮定のもと(TTIあたりの期待されるNACKはほとんどない)、Node−B200は、NACKの衝突の確率が低く抑えられて、Node−B200がアップリンク容量に重大な影響を及ぼすことなく膨大な数のNACKを受信することができるように、十分な共用フィードバックチャネルリソースを割り振ることができる。
【0027】
Node−B200が少なくとも1つのNACKを受信する場合、Node−B200は、NACKが受信される再送信をスケジュールする。このような方法で、HS−PDSCHは、通常のHSDPA操作における従来の動作と同様に動作する。パケット配信は、現在のHARQで保証されている程度(つまり、再送信およびNACKのフィードバックのエラーの最大限度に従う)と同様に保証される。
【0028】
Node−Bは、しきい値を保持し、WTRUからのNACKの数がしきい値を超える場合に限り、ダウンリンク伝送を再送信することができる。データ配信は保証されないが、適切ではないWTRUはほんのわずかに過ぎないことが保証される。このことは、少数のWTRUのダウンリンク共用サービスのスループットに対する影響を制限する。代替として、Node−B200は、NACKを無視することができる。Node−B200は、共用フィードバックチャネルにリソースを割り振ることをせず、同様の結果を得ることができる。
【0029】
Node−B200は、NACKをプールし(つまり、再送信が必要なデータを追跡し)、後に単一のパケットとして複数のダウンリンク伝送を再送信することができる。この場合、シーケンス番号およびバッファリングは、拡張される必要がある。
【0030】
Node−B200は、HS−PDSCHに対して次のダウンリンク電力制御機構を実施することができる。P
nを、TTI nのHS−PDSCH電力基準(つまり、ビットあたりの電力)とする。NACKが受信される場合、Node−B200は、以下のようにTTI(n+1)の伝送電力基準を設定することができる。
P
n+1=P
n+f(num.of NACKs)Δ
NACK または 式(1)
P
n+1=P
MAX 式(2)
Node−B200がNACKを受信しない場合、Node−B200は、以下のようにTTI(n+1)の伝送電力基準を設定することができる。
P
n+1=P
n−Δ
ACK 式(3)
ここで、Δ
ACK、Δ
NACK>0、f()は、その引数の正の非減少の(ただし、一定であってもよい)関数である。Node−B200がNACKを全く受信しない場合、Node−B200は、事前定義された減分ずつ伝送電力基準を減少させることができる。NACKが受信されるとすぐに、伝送電力基準は、事前定義された増分ずつ増加させることができる。事前定義された増分および減分は、同じであっても、同じでなくてもよい。増加は、受信されたNACKの数に依存する(ただし、一定であってもよい)。増加の増分f(num.of NACKs)Δ
NACKは、好ましくは減少の減分Δ
ACKよりもはるかに大きい。
図4は、HS−PDSCHの1つの可能な電力変動方式を示す図である。
【0031】
TTI nにおける実際の伝送電力は、従来の場合と同様に、P
nおよびデータに選択されたデータ形式に依存する。加えて、最大電力および最小電力は、実際の伝送電力を制限するために設定することができる。
【0032】
伝送電力制御に加えて、または代替として、Node−B200は、同様の方法でダウンリンク共用サービスのMCSを調整することができる。NACKが受信されない場合、Node−B200はMCSの順序を上げることができ、少なくとも1つのNACKが受信される場合、Node−B200はMCSの順序を下げることができる。
【0033】
電力制御およびMCS制御の両方について、Node−B200は、可能な伝送電力およびMCSの範囲を決定する際にその他のサービスに割り振られたリソースを考慮することができる。たとえば、他のサービスによって作成されたロードが低い場合、Node−B200は、その伝送電力を増大させること、および/またはダウンリンク共用サービスに使用されるMCSを減少させることができるが、これによりさらに多くのWTRUがサービスを復号できるようになる。
【0034】
ダウンリンク共用サービスをリッスンしているWTRUの数をNode−B200が認識する必要がある場合、Node−B200は一時的(たとえば、1つのTTI)に、すべてのWTRUにNACKを送信するよう要求することができる。これに対して、Node−B200は、特殊バーストまたは意図的に誤ったCRCチェックを備えるデータシーケンスを送信することができる。これは、すべてのWTRUに強制的にNACKで応答させる。Node−B200は、フェーディングおよび衝突による損失を考慮に入れながら、受信したNACKの数をカウントする。このことは、ほぼ正確であるべきカウントをもたらすだけではなく、NACK電力が(受信電力に対して相対である場合とは対照的に)「絶対」である場合、アップリンクチャネル品質の配信も得られる。
【0035】
図5は、もう1つの実施形態によるHSDPAを介してダウンリンク共用チャネルのフィードバックをWTRUに提供するプロセス500を示す流れ図である。WTRU100は、WTRUがCell_FACH状態にある間、Node−B200からHS−SCCHで信号伝達を受信する(ステップ502)。WTRU100がHS−SCCH上の信号伝達でWTRU100のアイデンティティを正常に復号した場合、WTRU100はHS−PDSCH上でダウンリンク伝送を復号する(ステップ504)。WTRU100は、コンテンションベースの共用フィードバックチャネルを介するダウンリンク伝送の復号に基づいて肯定応答をNode−B200に送信する(ステップ506)。共用フィードバックチャネル上の伝送およびHS−SCCH上の信号伝達は、固定されたタイミング関係を備える。
【0036】
1つの共用フィードバックチャネルは、アップリンク内の1つのスクランブルコードおよび1つのチャネル化コードを備える。少なくとも1つの共用フィードバックチャネルは、ダウンリンク内の各HS−SCCHに関連付けられている。共用フィードバックチャネルは、関連するHS−SCCHを監視するよう要求されるCELL_FACHのすべてのWTRUの間で共用される。
【0037】
別のWTRUによる共用フィードバックチャネル上の伝送は時分割であり、HS−SCCH上の信号伝達に関してタイミング制約に従う。さらに具体的には、WTRU100は、HS−SCCH上でWTRU IDを正常に復号した後に固定の時間間隔において関連する共用フィードバックチャネル上でACKまたはNACKメッセージ(つまり、高速無線ネットワーク一時アイデンティティ(H−RNTI; high speed radio network temporary identity))を伝送する。時間間隔の存続期間は、WTRU100がHS−PDSCHでデータを受信して復号し、エラーがあったかどうかを評価(つまり、巡回冗長検査(CRC)確認)できるように十分に長く、しかしNode−B200が誤りのあるトランスポートブロックをHARQ処理の一部として迅速に再伝送できるように十分に短く設定する必要がある。共用フィードバックチャネル上の伝送は、フィードバックを伝送するWTRU間の衝突を回避するために、最大限でも1つのTTIの長さにわたり存続する必要がある。さらに、異なるタイミングオフセット(たとえば、遠近(near−far)問題)を持つWTRUが、共用フィードバックチャネル上で伝送する場合に衝突することを回避するために、適切な保護期間が定義される必要がある。
【0038】
共用フィードバックチャネルに関連する情報およびパラメータは、ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)/ブロードキャストチャネル(BCH)上のSIBを通じて、または専用RRC信号伝達(たとえば、RRC CONNECTION SETUPメッセージの新しい情報要素(IE))を通じて、HS−SCCH関連の情報の信号伝達と同時にWTRU100に信号伝達することができる。
【0039】
WTRU100がフィードバックを送信する伝送電力は、基準チャネル(たとえば、CPICH、HS−PDSCHなど)で測定された受信電力およびネットワークで供給されたオフセットに基づいて設定することができる。オフセット値は、SIBの一部であってもよい。代替として、ネットワークは、絶対電力を使用するようWTRU100に指示することができるが、WTRU100がフィードバックの提供を許可される場合にルールを供給する。たとえば、WTRU100は、受信した基準チャネル電力が事前定義されている値を下回る場合に、フィードバックの送信を許可されてもよい。代替として、標準的なHS−SCCHは、共用フィードバックチャネル上のフィードバックの伝送に関連する電力制御情報を含むように変更することができる。電力オフセットまたは相対電力コマンド(たとえば、増大または減少)ビットは、HS−SCCHに導入されて、共用フィードバックチャネル上のWTRUの伝送電力を調整することができる。オプションで、WTRU100は、フィードバックにチャネル品質情報を含むことができる。
【0040】
以下、P−RAFCHを介してCQIを送信する方式が開示される。CQIはまた、P−RAFCHを介して伝送される。CQIフィードバックがスケジュールまたはトリガされる場合、Node−Bは、NACKのみのフィードバック、CQIのみのフィードバック、およびNACKによってトリガされるCQIフィードバック(つまり、NACK+CQI)を区別することができる必要がある。P−RAFCHバーストは、NACKのみ、CQIのみ、またはNACK+CQIを示すデータタイプインジケータ、必要に応じてCQIビットを搬送するデータフィールド、および必要に応じて変調位相および電力基準を搬送する基準フィールドを含む。
【0041】
これらのフィールドは、時分割多重(TDM)によりバーストにマップすることができる(つまり、各データは各自の時間区分で伝送される)。代替として、フィールドは、符号分割多重(CDM)によりバーストにマップすることができる(たとえば、PRACHプリアンブルの場合のようなシグニチャベースの構造)。代替として、フィールドは、周波数分割多重(FDM)によりバーストにマップすることができる。FDMは特に、多数の副搬送波を使用することができるLTE(Long Term Evolution)のようなシステムに適している。これらのフィールドを搬送するための基本的な物理チャネルリソースは、少なくともWTRUにおいて直交であってもよいが、それは必須ではない。
【0042】
データフィールドは、存在する場合、変調ベクトル空間に次元をもたらす各物理チャネルリソース(タイムスロット、シグニチャ、搬送波など)で任意の多元変調方式を使用することができる。可能な変調方式の一部の例は以下のとおりである。
(1)多次元m位相偏移キーイング(PSK;phase shift keying)(バイナリ位相偏移キーイング(BPSK;binary phase shift keying)(m=2)、直交位相偏移キーイング(QPSK;quadrature phase shift keying)(m=4)を含む)、mは2の整数累乗である。必要な物理チャネルリソースの数はM/log
2mであり、追加の位相および電力基準が必要となる。
(2)多次元m直交振幅変調(QAM;quadrature amplitude modulation)(BPSK(m=2)およびQPSK(m=4)を含む)、mは2の整数累乗である。必要な物理チャネルリソースの数はM/log
2mであり、追加の位相および電力基準が必要となる。
(3)m−ary直交変調。必要な物理チャネルリソースの数はMであり(つまり、m=M)、追加の位相および電力基準は必要ない。
(4)m−ary双直交変調。必要な物理チャネルリソースの数はM/2であり(つまり、m=M/2)、追加の位相および電力基準が必要となる。
(5)多次元on−offキーイング(つまり、M/2搬送波は電力があるかないかのいずれかである)。必要な物理チャネルリソースの数はM/2であり(つまり、m=M/2)、追加の位相および電力基準は必要ない。
【0043】
使用される変調方式は、WTRUに信号伝達される必要がある。特定の変調方式が位相および電力基準の使用を必要とすることもあるが、必要としない変調方式もある。基準は、必要とされる場合、データタイプインジケータと共に送信することができる。データタイプインジケータおよび基準フィールドは、別個の物理リソースで送信することができる。代替として、データイプインジケータのみが送信され、基準フィールドは決定フィードバックを使用してデータタイプインジケータから導かれる(つまり、データタイプインジケータは正しく復調されるものと仮定されるが、これにより基準信号としての再使用が可能になる)。
【0044】
加えて、データタイプインジケータの明示的な伝送を回避するため、CQIは常に、NACKを伝送する必要によってトリガされてもよい(つまり、NACKおよびCQIは常に一緒に送信される)。代替として、NACKが送信されてCQIが送信される必要がない場合、最高のCQI値に対応するデータフィールドが使用されてもよい。これらの伝送のタイプは、暗黙的データタイプフォーマットと呼ばれる。このフォーマットの使用は、WTRUに信号伝達される必要がある。
【0045】
Node−Bは、完全バーストにわたる電力の存在を検出する。バースト空間に電力が検出され、データタイプインジケータが使用される場合、Node−Bはデータタイプインジケータを読み取る。CQIが存在する場合、CQIは、使用される変調方式に従って復調される。暗黙的データタイプフォーマットが使用される場合、電力の存在は、NACKおよびCQI伝送を示す。
【0046】
伝送のマルチキャスト特性と、多くまたはすべてのWTRUに対応する必要により、Node−Bはある期間にわたりCQIを収集することができる。Node−Bは、この期間にわたる最小のCQIを選択し、最小CQIに従ってデータ転送速度をスケジュールする。このようにして、すべてのWTRUが対応される可能性を高くすることができる。
【0047】
しかし、この方式は、チャネル状態の良くないWTRUがシステム全体のスループットを大幅に低下させるという欠点を備えている。WTRUからのすべてのフィードバックが匿名であるため、Node−Bは、そのようなWTRUが存在することを直接に識別する方法を備えていない。この問題を解決するため、Node−Bは、CQI伝送に関する統計を収集することができ、大多数から統計的に非常にかけ離れたCQIを無視することができる。次いで、Node−Bは、残りのCQIから最小のCQIを選択することができ、それをベースラインとして使用する。
【0048】
代替として、Node−Bは、異常値の除去後にCQIの特定の小さいサブセット(たとえば、下側20%または下側10%)を選択することができる。次いで、Node−Bは、それらの平均(たとえば、実際の平均、中央値など)を使用することができる。マルチキャストの特性により、最高のCQIが、システムオペレーションに影響を与える可能性は低い。したがって、WTRUは、最高の可能なCQI値を送信することはない。
【0049】
以下、レイヤ2/3(L2/3)ベースのオペレーションのもう1つの実施形態が開示される。WTRU100は、フィードバックをダウンリンク共用サービスにレポートするタイミング、頻度、および相手をWTRU100に示すネットワーク信号伝達をリッスンする。WTRU100は、共用ダウンリンクサービスに対して割り振られているTTIで信号を復号する。次いで、WTRU100は、復号の成功または失敗率の統計を収集し、ネットワークによって提供される事前定義のしきい値に対して復号の統計を比較する。WTRU100は、復号統計が事前定義のしきい値を下回る場合、フィードバックを送信する。
【0050】
WTRU100が、同じデータを伝送する複数の同期化されたNode−Bから1つのNode−Bを選択した場合、WTRU100はその選択されているNode−Bのみにフィードバックを伝送する。WTRU100が、アクティブセットの複数のNode−Bからの信号のソフト結合を実行する場合、WTRU100はアクティブセット内の最も強いNode−Bにフィードバックを送信する。
【0051】
ネットワークは、ダウンリンク共用サービス(たとえば、MBMS)が受信されるセルとは異なるセルでNACKの望ましい伝送を示すことができる。セルは、ネットワークにより示される。
【0052】
ダウンリンク共用サービスは、NACKと共に伝送されるコードにマップすることができる。代替として、WTRU接続IDが信号伝達されてもよい。代替として、フィードバックにPRACHを使用する場合、物理チャネルアクセス機会はダウンリンク共用サービスにマップすることができる。マッピングは、ネットワークによって示されてもよい。必要に応じて、CQI情報は、NACKと共に、またはその代わりに伝送することができる。信号伝達はL2/3において行われるので、ビットの最大数は簡単な方法でサポートされる。
【0053】
一部のダウンリンク共用サービス(たとえば、ビデオ)は、特定のユーザが他のユーザよりも高いスループットおよび品質を得るような階層化QoS機構を使用することができる。無線システムにおいて、ユーザのQoSを決定する重要な要因は、システム内のユーザの場所を前提として達成可能なスループットである。セルのエッジにおいて達成可能な最大スループットは通常、セル中央周囲で達成可能なスループットよりも小さい。階層化QoSは、専用物理チャネルからのフィードバックなしでサポートされてもよい。
【0054】
1つの標準的な階層化QoS機構(たとえば、Digital Video Broadcasting(DVB))は、階層変調に基づいている。階層変調において、複数のデータストリーム(通常、高優先度および低優先度)は、すべてのユーザによって受信される単一の信号に変調される。良好な信号品質を備えるユーザは両方のデータストリームを復号することができるが、信号品質の低いユーザは高優先度のストリームのみを復号することができる。たとえば、ストリームは、16直交振幅変調(16QAM)信号として符号化することができる。信号のある象限は2つの高優先度ビットを表すが、象限内の信号の位置は2つの低優先度ビットを表す。良好な信号品質を備えるユーザは信号を16QAMとして復号することができるが、信号品質の低いユーザは信号を直交位相偏移キーイング(QPSK)として復号して高優先度ビットのみを抽出することしかできない。
【0055】
本発明の教示により、一部の新しい信号伝達が提供される。ネットワークの観点から、単に好ましく位置するWTRUの性能に関する情報が不足しているために、すべてのWTRUが、高優先度のストリームの復号に基づいてそのACKまたはNACKフィードバックをレポートすることは不十分であると考えられる。一方、すべてのストリームの復号に基づいてすべてのWTRUがフィードバックを提供することもまた、好ましくない位置にあるWTRUがNACKでP−RAFCHをオーバーロードするので不十分である。
【0056】
ネットワークは、どのストリーム上で各WTRUがフィードバックを提供すべきか判定するために、少なくとも1つのCQIしきい値を設定する。CQIしきい値は、ネットワークから(たとえば、ブロードキャスト、マルチキャスト、またはユニキャストに対して、BCCH、専用制御チャネル(DCCH)、またはMBMS制御チャネル(MCCH)で)信号伝達される。
【0057】
WTRU100は、各自のCQI(または平均CQI)を測定する。WTRU100は、測定されたCQIとCQIしきい値を比較し、測定されたCQIよりも高い最小のCQIしきい値を決定する。このCQIしきい値は、WTRU100がフィードバックをレポートする必要のある特定のストリームのサブセットに対応する。WTRU100は、CQIの比較に基づいて決定されたストリームのサブセットの復号についてACKまたはNACKフィードバックをレポートする。高品質サービスに対するWTRUサブスクリプションに基づいてフィードバックをレポートするようにストリームのサブセットをさらに制約することが可能である。
【0058】
特定のCQIしきい値は、WTRU100がフィードバックを提供することを許可されないしきい値よりも低く設定することができる。たとえば、2つのストリーム(高優先度ストリームおよび低優先度ストリーム)しかなく、2つのCQIしきい値(高CQIしきい値および低CQIしきい値)が設定されている場合、測定されたCQIが高CQIしきい値を超えれば、WTRU100は高優先度および低優先度のストリームについてフィードバックをレポートすることができる。測定されたCQIが高CQIしきい値よりも低いが、低CQIしきい値よりも高い場合、WTRU100は高優先度ストリームのみについてフィードバックをレポートすることができる。測定されたCQIが低CQIしきい値よりも低い場合、WTRU100は全くフィードバックを提供することができない。
【0059】
Node−B200は、ロード状態に基づいて、時々CQIしきい値を変更することができる。たとえば、他のサービスが原因でNode−B200のロードが低い場合、Node−B200は、さらに多くのリソースをダウンリンク共用サービスに割り振り、あまり攻撃的ではないMCSをストリームの符号化に採用することができるが、それによりさらに多くのWTRUが高いQoSを享受できるようになる。ダウンリンク共用サービスと他のサービスとの間に高いコンテンションがある場合、Node−B200は、より攻撃的なMCSを使用してストリームを伝送し、それによりダウンリンク共用サービスに関するリソースの量を軽減することができる。
【0060】
代替として、複数のストリームは、異なる時間に、または異なるコードを使用して、別々に伝送することができる。たとえば、高優先度のストリームはあまり攻撃的ではないMCSで伝送することができるが、低優先度のストリームはより攻撃的なMCSで伝送することができる。このことは、ストリームを復号するためのMCSおよびCQIしきい値の選択にさらなる柔軟性をもたらすことができる。欠点は、ストリームが同一の信号に結合されないので、効率性に劣ることである。
【0061】
実施形態
1. 複数のWTRUに伝送されるダウンリンク共用サービスのフィードバックを送信する方法。
【0062】
2. WTRUがダウンリンク共用チャネルを介してNode−Bからダウンリンク伝送を受信することを含むことを特徴とする実施形態1に記載の方法。
【0063】
3. WTRUがコンテンションベースの共用フィードバックチャネルを介してNACKおよびCQIのうちの少なくとも1つを示す事前定義されたバーストをNode−Bに送信することを含むことを特徴とする実施形態2に記載の方法。
【0064】
4. 事前定義されたバーストはNode−Bからの肯定応答を必要とすることなく1回だけ送信されることを特徴とする実施形態3に記載の方法。
【0065】
5. 事前定義されたバーストの伝送電力はNode−Bからの基準チャネルの受信電力に基づいて決定されることを特徴とする実施形態3から4のいずれか1つに記載の方法。
【0066】
6. WTRUはNode−Bから事前定義されたバーストの絶対伝送電力を受信し、WTRUはNode−Bからの基準チャネルの受信電力が事前定義された値を下回る場合に限り事前定義されたバーストを伝送することを特徴とする実施形態3から5のいずれか1つに記載の方法。
【0067】
7. WTRUは同じダウンリンク伝送を送信する複数のNode−Bから特定のNode−Bを選択し、WTRUは選択されたNode−Bのみに事前定義されたバーストを送信することを特徴とする実施形態3から6のいずれか1つに記載の方法。
【0068】
8. WTRUはアクティブセットの複数のNode−Bから受信したダウンリンク伝送のソフト結合を実行し、アクティブセットのNode−Bの中で最も強い信号を有するNode−Bに事前定義されたバーストを伝送することを特徴とする実施形態3から7のいずれか1つに記載の方法。
【0069】
9. WTRUはn回のうちm回の連続する伝送に失敗した場合に限り事前定義されたバーストを送信することを特徴とする実施形態3から8のいずれか1つに記載の方法。
【0070】
10. 事前定義されたバーストは、NACKのみ、CQIのみ、およびNACK+CQIのうちの1つを示すデータタイプインジケータ、CQIビットを搬送するデータフィールド、並びに変調位相および電力基準を搬送する基準フィールドのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする実施形態3から9のいずれか1つに記載の方法。
【0071】
11. データタイプインジケータ、データフィールド、および基準フィールドはTDM、CDM、およびFDMのうちの1つによって事前定義されたバーストにマップされることを特徴とする実施形態10に記載の方法。
【0072】
12. NACKのみが送信される場合、最高CQI値がデータフィールドによって搬送されることを特徴とする実施形態10から11のいずれか1つに記載の方法。
【0073】
13. HSDPAを介して複数のWTRUに伝送されるダウンリンク共用サービスのフィードバックを送信する方法。
【0074】
14. WTRUがRRC Cell_FACH状態にある間、WTRUがNode−BからHS−SCCHで信号伝達を受信することを含むことを特徴とする実施形態13に記載の方法。
【0075】
15. WTRUがHS−SCCH上の信号伝達でWTRUのアイデンティティを正常に復号した場合、WTRUがHS−PDSCHでダウンリンク伝送を復号することを含むことを特徴とする実施形態14に記載の方法。
【0076】
16. WTRUが、コンテンションベースの共用フィードバックチャネルを介するダウンリンク伝送、共用フィードバックチャネルでの伝送、および固定のタイミング関係を有するHS−SCCHでの信号伝達の復号に基づいて肯定応答をNode−Bに送信することを含むことを特徴とする実施形態15に記載の方法。
【0077】
17. 共用フィードバックチャネルでの肯定応答の伝送電力はNode−Bからの基準チャネルの受信電力に基づいて決定されることを特徴とする実施形態16に記載の方法。
【0078】
18. WTRUはNode−Bから共用フィードバックチャネルで肯定応答の絶対伝送電力を受信し、WTRUはNode−Bからの基準チャネルの受信電力が事前定義された値を下回る場合に限り肯定応答を伝送することを特徴とする実施形態16から17のいずれか1つに記載の方法。
【0079】
19. HS−SCCHは肯定応答の電力制御情報を搬送することを特徴とする実施形態16から18のいずれか1つに記載の方法。
【0080】
20. ダウンリンク共用チャネルを介して複数のWTRUに伝送されるダウンリンク共用サービスのフィードバックの伝送をサポートする方法。
【0081】
21. Node−Bがダウンリンク共用チャネルを介して複数のWTRUにダウンリンク伝送を送信し、ダウンリンク伝送が高い受信成功の確度でWTRUに伝送されるように、ダウンリンク共用チャネルのダウンリンク伝送電力を較正することを含むことを特徴とする実施形態20に記載の方法。
【0082】
22. Node−Bがコンテンションベースの共用フィードバックチャネルを介してWTRUから事前定義されたバーストをフィードバックとして受信することを含み、フィードバックはNACKおよびCQIのうちの少なくとも1つを示すことを特徴とする実施形態21に記載の方法。
【0083】
23. 事前定義されたバーストはNode−Bからの肯定応答を必要とすることなく1回だけ送信されることを特徴とする実施形態22に記載の方法。
【0084】
24. Node−Bは、Node−BがNACKを受信する場合あらかじめ定められた関数に基づいてダウンリンク伝送の伝送電力を増大させ、Node−BがNACKを受信しない場合には伝送電力を減少させることを特徴とする実施形態22から23のいずれか1つに記載の方法。
【0085】
25. 伝送電力はNACKの数に基づいて減少されることを特徴とする実施形態22から24のいずれか1つに記載の方法。
【0086】
26. Node−BはWTRUからのフィードバックに基づいてMCSを調整することを特徴とする実施形態22から25のいずれか1つに記載の方法。
【0087】
27. Node−Bがエラーを含む特殊ダウンリンク伝送をWTRUに伝送することをさらに含むことを特徴とする実施形態22から26のいずれか1つに記載の方法。
【0088】
28. Node−Bが特殊ダウンリンク伝送に応答して送信されるフィードバックに基づいてWTRUの数をカウントすることを含むことを特徴とする実施形態27に記載の方法。
【0089】
29. Node−BはWTRUからのNACKの数があらかじめ定められたしきい値を超える場合に限り、ダウンリンク伝送を再伝送することを特徴とする実施形態21から28のいずれか1つに記載の方法。
【0090】
30. Node−Bはある期間にわたりWTRUからCQIを収集し、この期間にわたる最小のCQIを選択し、最小CQIに従ってデータ転送速度をスケジュールすることを特徴とする実施形態21から29のいずれか1つに記載の方法。
【0091】
31. Node−Bは最小のCQIを選択する場合に統計的に例外的に低いCQIを無視することを特徴とする実施形態30に記載の方法。
【0092】
32. Node−Bはある期間にわたりWTRUからCQIを収集し、CQIのサブセットを選択し、サブセット内のCQIの平均を計算し、平均に基づいてデータ転送速度をスケジュールすることを特徴とする実施形態21から29のいずれか1つに記載の方法。
【0093】
33. Node−Bがダウンリンク共用チャネルを介して複数のWTRUにダウンリンク共用サービスのダウンリンク伝送を送信することを含み、ダウンリンク伝送は少なくとも2つのデータストリームを含み、高い信号品質を有するWTRUがすべてのデータストリームを復号するが、低い信号品質を有するWTRUが全体よりも少ないデータストリームを復号するように、各データストリームが異なるMCSを使用して処理されることを特徴とする実施形態20に記載の方法。
【0094】
34. Node−Bが少なくとも1つのCQIしきい値をWTRUに送信することを含み、各WTRUは受信されたダウンリンク伝送のCQIを測定し、CQIしきい値および測定されたCQIに基づいて、どのデータストリームで各WTRUがフィードバックを提供すべきか判定することを特徴とする実施形態33に記載の方法。
【0095】
35. WTRUがダウンリンク共用チャネルを介してNode−Bからダウンリンク共用サービスのダウンリンク伝送を受信することを含み、ダウンリンク伝送は少なくとも2つのデータストリームを含み、高い信号品質を有するWTRUがすべてのデータストリームを復号することができるが、低い信号品質を有するWTRUが全体よりも少ないデータストリームを復号することができるように、各データストリームが異なるMCSを使用して処理されることを特徴とする実施形態1に記載の方法。
【0096】
36. WTRUがNode−BからCQIしきい値を受信することを含むことを特徴とする実施形態35に記載の方法。
【0097】
37. WTRUが受信したダウンリンク伝送のCQIを測定することを含むことを特徴とする実施形態36に記載の方法。
【0098】
38. WTRUが、測定されたCQIとCQIしきい値を比較することにより、どのデータストリームでWTRUがNode−Bにフィードバックを提供すべきか判定することを含むことを特徴とする実施形態37に記載の方法。
【0099】
39. WTRUが決定されたデータストリームのフィードバックをNode−Bに送信することを含むことを特徴とする実施形態38に記載の方法。
【0100】
40. ダウンリンク共用チャネルを介して伝送されるダウンリンク共用サービスのフィードバックを提供するWTRU。
【0101】
41. ダウンリンク共用チャネルを介してNode−Bからダウンリンク共用サービスのダウンリンク伝送を受信する受信機を備えることを特徴とする実施形態40に記載のWTRU。
【0102】
42. ダウンリンク伝送を復号する復号器を備えることを特徴とする実施形態41に記載のWTRU。
【0103】
43. コンテンションベースの共用フィードバックチャネルを介してNACKおよびCQIのうちの少なくとも1つを示す事前定義されたバーストをNode−Bに送信する送信機を備えることを特徴とする実施形態42に記載のWTRU。
【0104】
44. 送信機はNode−Bからの肯定応答を必要とすることなく事前定義されたバーストを1回だけ送信することを特徴とする実施形態43に記載のWTRU。
【0105】
45. 事前定義されたバーストの伝送電力はNode−Bからの基準チャネルの受信電力に基づいて決定されることを特徴とする実施形態43から44のいずれか1つに記載のWTRU。
【0106】
46. 事前定義されたバーストは、Node−Bからの基準チャネルの受信電力が事前定義された値を下回る場合に限り、Node−Bによって指示された絶対伝送電力で送信されることを特徴とする実施形態43から45のいずれか1つに記載の方法。
【0107】
47. 同じダウンリンク伝送を送信する複数のNode−Bから特定のNode−Bが選択されている場合、送信機は事前定義されたバーストを選択されたNode−Bのみに送信することを特徴とする実施形態43から46のいずれか1つに記載のWTRU。
【0108】
48. 復号器はアクティブセットの複数のNode−Bから受信したダウンリンク伝送をソフト結合し、送信機はアクティブセットのNode−Bの中で最も強い信号を有するNode−Bに事前定義されたバーストを伝送することを特徴とする実施形態43から47のいずれか1つに記載のWTRU。
【0109】
49. 送信機はn回のうちm回の連続する伝送に失敗した場合に限り事前定義されたバーストを送信することを特徴とする実施形態43から48のいずれか1つに記載のWTRU。
【0110】
50. 事前定義されたバーストはNACKのみ、CQIのみ、およびNACK+CQIのうちの1つを示すデータタイプインジケータを含むことを特徴とする実施形態43から49のいずれか1つに記載のWTRU。
【0111】
51. 事前定義されたバーストはCQIビットを搬送するデータフィールド、および変調位相および電力基準を搬送する基準フィールドを含むことを特徴とする実施形態43から50のいずれか1つに記載のWTRU。
【0112】
52. データタイプインジケータ、データフィールド、および基準フィールドはTDM、CDM、およびFDMのうちの1つによって事前定義されたバーストにマップされることを特徴とする実施形態51に記載のWTRU。
【0113】
53. NACKのみが送信される場合、最高CQI値がデータフィールドによって搬送されることを特徴とする実施形態51から52のいずれか1つに記載のWTRU。
【0114】
54. HSDPAを介して複数のWTRUに伝送されるダウンリンク共用サービスのフィードバックを提供するWTRU。
【0115】
55. 信号を受信する受信機を備えることを特徴とする実施形態54に記載のWTRU。
【0116】
56. WTRUがRRC Cell_FACH状態にある間にHS−SCCHで信号を復号し、WTRUがHS−SCCH上の信号でWTRUのアイデンティティを正常に復号する場合にHS−PDSCHでダウンリンク伝送を復号する復号器を備えることを特徴とする実施形態55に記載のWTRU。
【0117】
57. コンテンションベースの共用フィードバックチャネルを介するダウンリンク伝送、共用フィードバックチャネルでの伝送、および固定のタイミング関係を有するHS−SCCHでの信号伝達の復号に基づいて肯定応答をNode−Bに送信する送信機を備えることを特徴とする実施形態56に記載のWTRU。
【0118】
58. 共用フィードバックチャネルでの肯定応答の伝送電力はNode−Bからの基準チャネルの受信電力に基づいて決定されることを特徴とする実施形態57に記載のWTRU。
【0119】
59. 送信機は、Node−Bからの基準チャネルの受信電力が事前定義された値を下回る場合に限り、Node−Bによって指示された絶対伝送電力でフィードバックを送信することを特徴とする実施形態57から58のいずれか1つに記載のWTRU。
【0120】
60. HS−SCCHは肯定応答の電力制御情報を搬送することを特徴とする実施形態57から59のいずれか1つに記載のWTRU。
【0121】
61. ダウンリンク共用チャネルを介して複数のWTRUに伝送されるダウンリンク共用サービスのフィードバックの伝送をサポートするNode−B。
【0122】
62. ダウンリンク共用チャネルを介してダウンリンク共用サービスのダウンリンク伝送を複数のWTRUに送信する送信機を備えることを特徴とする実施形態61に記載のNode−B。
【0123】
63. ダウンリンク伝送が高い受信成功の確度でWTRUに伝送されるよう、ダウンリンク共用チャネルでダウンリンク伝送電力およびMCSのうちの少なくとも1つを制御する伝送電力およびMCS制御ユニットを備えることを特徴とする実施形態62に記載のNode−B。
【0124】
64. コンテンションベースの共用フィードバックチャネルを介してWTRUから事前定義されたバーストをフィードバックとして受信する受信機であって、フィードバックはNACKおよびCQIのうちの少なくとも1つを示す、受信機を備えることを特徴とする実施形態63に記載のNode−B。
【0125】
65. 事前定義されたバーストはNode−Bからの肯定応答を必要とすることなく1回だけ送信されることを特徴とする実施形態64に記載のNode−B。
【0126】
66. 送信機は、NACKが受信される場合あらかじめ定められた関数に基づいてダウンリンク伝送の伝送電力を増大させ、NACKが受信されない場合には伝送電力を減少させることを特徴とする実施形態64から65のいずれか1つに記載のNode−B。
【0127】
67. 伝送電力はNACKの数に基づいて減少されることを特徴とする実施形態64から66のいずれか1つに記載のNode−B。
【0128】
68. 送信機はWTRUからのフィードバックに基づいてMCSを調整することを特徴とする実施形態64から67のいずれか1つに記載のNode−B。
【0129】
69. 送信機はエラーを含むダウンリンク伝送を伝送するように構成され、受信機はエラーを含むダウンリンク伝送に応答して送信されるフィードバックに基づいてWTRUの数をカウントするように構成されることを特徴とする実施形態63から68のいずれか1つに記載のNode−B。
【0130】
70. 送信機は、WTRUからのNACKの数があらかじめ定められたしきい値を超える場合に限り、ダウンリンク伝送を再伝送するように構成されることを特徴とする実施形態64から69のいずれか1つに記載のNode−B。
【0131】
71. ダウンリンク共用チャネルを介してダウンリンク共用サービスのダウンリンク伝送を複数のWTRUに送信するように構成された送信機を備え、ダウンリンク伝送は少なくとも2つのデータストリームを含み、前記送信機はまたCQIしきい値をWTRUに送信するように構成されることを特徴とする実施形態61に記載のNode−B。
【0132】
72. データストリームを符号化する符号器であって、高い信号品質を有するWTRUがすべてのデータストリームを復号するが、低い信号品質を有するWTRUが全体よりも少ないデータストリームを復号するように、各データストリームは異なるMCSを使用して処理される、符号器を備えることを特徴とする実施形態71に記載のNode−B。
【0133】
73. WTRUからフィードバックを受信する受信機を備え、各WTRUは受信されたダウンリンク伝送のCQIを測定し、CQIしきい値に基づいて、どのデータストリームで各WTRUがフィードバックを提供すべきか判定することを特徴とする実施形態72に記載のNode−B。
【0134】
74. Node−Bからダウンリンク共用サービスのダウンリンク伝送およびCQIしきい値を受信する受信機であって、ダウンリンク伝送は少なくとも2つのデータストリームを含み、各データストリームは異なるMCSを使用して処理される、受信機を備えることを特徴とする実施形態40に記載のWTRU。
【0135】
75. ダウンリンク伝送を復号する復号器であって、高い信号品質を有するWTRUはすべてのデータストリームを復号することができるが、低い信号品質を有するWTRUは全体よりも少ないデータストリームを復号することができる、復号器を備えることを特徴とする実施形態74に記載のWTRU。
【0136】
76. 受信したダウンリンク伝送のCQIを生成するCQI測定ユニットを備えることを特徴とする実施形態75に記載のWTRU。
【0137】
77. 測定されたCQIとCQIしきい値を比較することにより、どのデータストリームでWTRUがフィードバックをNode−Bに提供すべきか判定し、決定されたデータストリームのフィードバックをNode−Bに送信する送信機を備えることを特徴とする実施形態76に記載のWTRU。
【0138】
特徴および要素は特定の組合せで好ましい実施形態において説明されるが、各々の特徴または要素は、好ましい実施形態の他の特徴および要素を使用せずに単独で使用するか、またはその他の特徴および要素とのさまざまな組合せで、あるいはそれらを使用せずに使用することができる。本発明において提供される方法または流れ図は、汎用コンピュータまたはプロセッサによって実行するためにコンピュータ可読記憶媒体内で有形に具現されるコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアにおいて実施することができる。コンピュータ可読記憶媒体の例は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどの磁気媒体、磁気光学媒体、CD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含む。
【0139】
適切なプロセッサは、例として、汎用および専用プロセッサ、標準的なプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA;Field Programmable Gate Array)回路、任意のタイプの集積回路(IC)、および/または状態機械を含む。
【0140】
ソフトウェアと関連するプロセッサは、無線送受信ユニット(WTRU)、ユーザ機器(UE)、端末、基地局、無線ネットワークコントローラ(RNC)、または任意のホストコンピュータにおいて使用する無線周波数送受信機を実施するために使用することができる。WTRUは、カメラ、ビデオカメラモジュール、テレビ電話、スピーカーホン、振動装置、スピーカー、マイクロホン、テレビ送受信機、ハンドフリーヘッドセット、キーボード、ブルートゥース(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線装置、液晶ディスプレイ(LCD)表示装置、有機発光ダイオード(OLED;organic light−emitting diode)表示装置、デジタル音楽プレイヤ、メディアプレイヤ、テレビゲームプレイヤモジュール、インターネットブラウザ、および/または任意の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)モジュールと共に使用することができる。