特許第6809875号(P6809875)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6809875出力装置、コンピュータプログラム及び出力方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6809875
(24)【登録日】2020年12月14日
(45)【発行日】2021年1月6日
(54)【発明の名称】出力装置、コンピュータプログラム及び出力方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/06 20120101AFI20201221BHJP
【FI】
   G06Q10/06 302
【請求項の数】7
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2016-223587(P2016-223587)
(22)【出願日】2016年11月16日
(65)【公開番号】特開2018-81510(P2018-81510A)
(43)【公開日】2018年5月24日
【審査請求日】2019年8月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】302064762
【氏名又は名称】株式会社日本総合研究所
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】馬渡 隆義
(72)【発明者】
【氏名】大澤 剛
(72)【発明者】
【氏名】前岡 宏樹
(72)【発明者】
【氏名】正木 一也
(72)【発明者】
【氏名】中野 和郎
【審査官】 田中 秀樹
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−043043(JP,A)
【文献】 特開2002−259648(JP,A)
【文献】 特開2011−170725(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
組織を識別する組織識別情報、前記組織へ割り当てられた座席の座席識別情報、及び座席割当数を対応付けた割当情報を記憶する割当記憶部と、
前記組織に所属する要員に関する情報であって、前記組織識別情報及び前記要員へ割り当てられた座席の座席識別情報を対応付けた要員情報を記憶する要員記憶部と、
組織識別情報を取得する取得部と、
取得した組織識別情報に対応付いた割当情報を前記割当記憶部から取得する割当取得部と、
取得した組織識別情報に対応付いた要員情報を前記要員記憶部から取得する要員取得部と、
取得した要員情報の前記座席識別情報が、取得した割当情報の前記座席識別情報に含まれる場合、前記要員情報の前記座席識別情報に係る座席を使用中と判定する判定部と、
該判定部の判定結果に基づき、前記組織識別情報に対応づく座席使用数を計数する計数部と、
取得した組織識別情報、及び座席割当数、並びに計数した前記座席使用数を出力する出力部と
を備えることを特徴とする出力装置。
【請求項2】
前記出力部は、前記座席割当数及び座席使用数より算出した使用率を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の出力装置。
【請求項3】
座席識別情報及び座席位置を示す位置情報を対応付けたレイアウト情報を記憶するレイアウト情報記憶部と、
前記レイアウト情報に基づいて、座席位置を示す二次元画像を生成する画像生成部とを備え、
前記画像生成部は、使用中の座席と未使用の座席とで、座席位置を示す画像の態様を異ならせる
ことを特徴とする請求項2に記載の出力装置。
【請求項4】
前記画像生成部は、各座席と対応付いた組織識別情報に応じて、座席位置を示す画像の態様を異ならせる
ことを特徴とする請求項3に記載の出力装置。
【請求項5】
ユーザを識別するユーザ識別情報を取得するユーザ取得部と、
取得したユーザ識別情報に対応付いた前記組織識別情報を含む権限情報を取得する権限取得部とを備え、
前記出力部は取得した権限情報に基づき、前記組織識別情報、前記座席割当数及び前記座席使用数を出力する
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の出力装置。
【請求項6】
組織識別情報を取得し、
取得した組織識別情報に対応付いた組織へ割り当てられた座席の座席識別情報、及び座席割当数を、組織識別情報、座席識別情報及び座席使用数を対応付けて記憶した割当記憶部から取得し、
取得した組織識別情報に対応付いており、前記組織に所属する要員へ割り当てられた座席の座席識別情報を、組織識別情報及び座席識別情報を対応付けて記憶した要員記憶部から取得し、
前記割り当てられた座席の座席識別情報が、前記要員記憶部から取得した座席識別情報に含まれる場合、前記割り当てられた座席を使用中と判定し、
判定結果に基づき、前記組織識別情報に対応づく座席使用数を計数し、
取得した組織識別情報、座席割当数及び前記座席使用数を出力する
処理をコンピュータに行わせることを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項7】
コンピュータが、
組織識別情報を取得し、
取得した組織識別情報に対応付いた組織へ割り当てられた座席の座席識別情報、及び座席割当数を、組織識別情報、座席識別情報及び座席使用数を対応付けて記憶した割当記憶部から取得し、
取得した組織識別情報に対応付いており、前記組織に所属する要員へ割り当てられた座席の座席識別情報を、組織識別情報及び座席識別情報を対応付けて記憶した要員記憶部から取得し、
前記割り当てられた座席の座席識別情報が、前記要員記憶部から取得した座席識別情報に含まれる場合、前記割り当てられた座席を使用中と判定し、
判定結果に基づき、前記組織識別情報に対応づく座席使用数を計数し、
取得した組織識別情報、座席割当数及び前記座席使用数を出力する
処理を行うことを特徴とする出力方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は座席の割当状況を出力する出力装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、情報システムの開発業務(プロジェクト)は、仕様策定、設計、開発、テスト、及び運用開始の各段階において、多くの人材を必要とする。特に、大規模なシステムの場合には、その開発プロジェクトは複数の部門や複数の企業が担当することが多い。そのようなことから、プロジェクトに関わる複数の部門や企業が連携して効率的に業務を遂行することを手助けするシステム、いわゆるプロジェクト管理システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−358396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、開発プロジェクトを遂行する企業においては、業務委託先企業から派遣を受けたエンジニアを自社オフィスに常駐させ、業務を行わせている。常駐するエンジニアのために座席を割り当てるが、開発プロジェクトが終了し、エンジニアが引き上げれば、座席は不要になる。このように、派遣を受けたエンジニアに割り当てる座席は、社員の座席よりも割当、未割り当ての変動が頻繁である。また、業務委託先企業が複数の場合、委託先企業ごとに派遣を受けた人数分の座席を、1つの区画で割り当てることが望ましい。そのため、派遣を受ける人数が変動した場合に備えて、人数以上の余分な座席を割り当てるなどの処置が必要になる。さらにまた、急激に派遣人数が増減した場合には、座席を割り当てる区画の見直しが必要となることもある。そのため、座席の割当状況についての情報を最新に保つことは重要である。しかし、座席の割当状況についての最新情報を保持し、出力する装置は提案されていない。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものである。その目的は、座席の割当状況を出力する出力装置等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る出力装置は、組織を識別する組織識別情報、前記組織へ割り当てられた座席の座席識別情報、及び座席割当数を対応付けた割当情報を記憶する割当記憶部と、前記組織に所属する要員に関する情報であって、前記組織識別情報及び前記要員へ割り当てられた座席の座席識別情報を対応付けた要員情報を記憶する要員記憶部と、組織識別情報を取得する取得部と、取得した組織識別情報に対応付いた割当情報を前記割当記憶部から取得する割当取得部と、取得した組織識別情報に対応付いた要員情報を前記要員記憶部から取得する要員取得部と、取得した要員情報の前記座席識別情報が、取得した割当情報の前記座席識別情報に含まれる場合、前記要員情報の前記座席識別情報に係る座席を使用中と判定する判定部と、該判定部の判定結果に基づき、前記組織識別情報に対応づく座席使用数を計数する計数部と、取得した組織識別情報、及び座席割当数、並びに計数した前記座席使用数を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
【0007】
本発明にあっては、座席割当数、座席使用数を出力するので、座席の割当状況を参照可能となる。
【0008】
本発明に係る出力装置は、前記出力部は、前記座席割当数及び座席使用数より算出した使用率を出力することを特徴とする。
【0009】
本発明にあっては、割り当てた座席の使用率を参照可能となる。
【0010】
本発明に係る出力装置は、座席識別情報及び座席位置を示す位置情報を対応付けたレイアウト情報を記憶するレイアウト情報記憶部と、前記レイアウト情報に基づいて、座席位置を示す二次元画像を生成する画像生成部とを備え、前記画像生成部は、使用中の座席と未使用の座席とで、座席位置を示す画像の態様を異ならせることを特徴とする。
【0011】
本発明にあっては、座席の割当状況を視覚的に把握することが可能となる。
【0012】
本発明に係る出力装置は、前記画像生成部は、各座席と対応付いた組織識別情報に応じて、座席位置を示す画像の態様を異ならせることを特徴とする。
【0013】
本発明にあっては、組織毎の座席の割当状況を視覚的に把握することが可能となる。
【0014】
本発明に係る出力装置は、ユーザを識別するユーザ識別情報を取得するユーザ取得部と、取得したユーザ識別情報に対応付いた前記組織識別情報を含む権限情報を取得する権限取得部とを備え、前記出力部は取得した権限情報に基づき、前記組織識別情報、前記座席割当数及び前記座席使用数を出力することを特徴とする。
【0015】
本発明にあっては、参照できる座席の割当状況を権限によって制御可能となる。
【0016】
本発明に係るコンピュータプログラムは、組織識別情報を取得し、取得した組織識別情報に対応付いた組織へ割り当てられた座席の座席識別情報、及び座席割当数を、組織識別情報、座席識別情報及び座席使用数を対応付けて記憶した割当記憶部から取得し、取得した組織識別情報に対応付いており、前記組織に所属する要員へ割り当てられた座席の座席識別情報を、組織識別情報及び座席識別情報を対応付けて記憶した要員記憶部から取得し、前記割り当てられた座席の座席識別情報が、前記要員記憶部から取得した座席識別情報に含まれる場合、前記割り当てられた座席を使用中と判定し、判定結果に基づき、前記組織識別情報に対応づく座席使用数を計数し、取得した組織識別情報、座席割当数及び前記座席使用数を出力する処理をコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0017】
本発明にあっては、座席割当数、座席使用数を出力するので、座席の割当状況を参照可能となる。
【0018】
本発明に係る出力方法は、コンピュータが、組織識別情報を取得し、取得した組織識別情報に対応付いた組織へ割り当てられた座席の座席識別情報、及び座席割当数を、組織識別情報、座席識別情報及び座席使用数を対応付けて記憶した割当記憶部から取得し、取得した組織識別情報に対応付いており、前記組織に所属する要員へ割り当てられた座席の座席識別情報を、組織識別情報及び座席識別情報を対応付けて記憶した要員記憶部から取得し、前記割り当てられた座席の座席識別情報が、前記要員記憶部から取得した座席識別情報に含まれる場合、前記割り当てられた座席を使用中と判定し、判定結果に基づき、前記組織識別情報に対応づく座席使用数を計数し、取得した組織識別情報、座席割当数及び前記座席使用数を出力することを特徴とする。
【0019】
本発明にあっては、座席割当数、座席使用数を出力するので、座席の割当状況を参照可能となる。
【発明の効果】
【0020】
本発明にあっては、座席の割当状況を参照可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】情報共有システムの構成例を示す説明図である。
図2】情報共有サーバの構成例を示すブロック図である。
図3】グループマスタテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
図4】部マスタテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
図5】部門マスタテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
図6】社員マスタテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
図7】アサインマスタテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
図8】所管記憶部のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
図9】割当記憶部のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
図10】要員記憶部のレコードレイアウトの一例を示す説明である。
図11】座席レイアウト記憶部のレコードレイアウトの一例を示す説明である。
図12】スペース管理処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図13】部門全体表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図14】フロア別表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図15】委託先別表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図16】レイアウト表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図17】スペース管理メニュー画面の一例を示す説明図である。
図18】部門全体表示画面の一例を示す説明図である。
図19】フロア別表示画面の一例を示す説明図である。
図20】委託先別表示画面の一例を示す説明図である。
図21】座席レイアウト画面の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、実施の形態を、図面を用いて具体的に説明する。ここでは、情報システム(単に、システムとも言う)に関わる業務の一部を他企業に委託し、委託先企業から派遣を受けた人材を自社オフィスに常駐させている場合を例とする。この場合において、座席スペースの管理について説明するが、それに限らない。製造業において、生産ラインの一部を業務委託している場合の更衣室ロッカーの管理、又はコールセンターにおいて、オペレータの派遣を受けている場合のオペレータ用座席の管理にも適用可能である。
【0023】
図1は情報共有システム10の構成例を示す説明図である。情報共有システム10により提供される機能は、メインメニュー画面から呼び出し可能となっている。以降、当該メインメニュー画面をメインメニューとも呼ぶ。情報共有システム10にアクセスすると、まずメインメニューが表示される。メインメニューは、例えば4つのメニューが表示される。4つのメニューは、部門体制メニュー、工数関連メニュー、委託先管理メニュー、及びスペース管理メニューである。これらに加えて、情報共有システム10の管理者のみに表示されるメンテナンスメニューがあってもよい。
【0024】
情報共有システム10は、情報共有サーバ1、共通データベース2、及びユーザ端末3を含む。情報共有サーバ1、共通データベース2、及びユーザ端末3はネットワークNにより互いに通信可能に接続されている。以下においては、情報共有サーバ1がスペース管理装置(出力装置)として機能する場合について説明する。情報共有サーバ1がスペース管理装置として機能する場合、スペース管理メニューに対応した機能を提供する。詳細は以下に説明するが、スペース管理メニューにより、座席に関する種々の情報を情報共有サーバ1に出力させることが可能である。なお、情報共有サーバ1はメンテナンスメニューを含めた上述の4つのメニューに対応した機能を提供するがそれに限らない。メニューごとに個別に装置(サーバ)を設けてもよい。また、情報共有サーバ1が提供する機能をクラウドで提供してもよい。
【0025】
情報共有サーバ1は汎用コンピュータ、ワークステーション、又はサーバコンピュータなどにより構成する。情報共有サーバ1は派遣を受けている人材が使用するスペースに関わる種々の情報を管理する。共通データベース2は汎用コンピュータ、ワークステーション、又はサーバコンピュータなどにより構成する。共通データベース2は情報共有サーバ1に限られず、他装置から参照されるようなデータを記憶するデータベースである。共通データベース2は、例えば、グループマスタテーブル21、部マスタテーブル22、部門マスタテーブル23、社員マスタテーブル24、及びアサインマスタテーブル25を含む。ユーザ端末3はデスクトップ型PC(パーソナルコンピュータ)、ノートブック型PC、又はタブレットコンピュータ等で構成する。ユーザ端末3は情報共有システム10の情報を参照するユーザが用いる。図1にユーザ端末3は3台示しているが、それに限らない。また、データベースのメンテナンス等を行う管理者の端末を含めてもよい。
【0026】
図2は情報共有サーバ1の構成例を示すブロック図である。情報共有サーバ1はCPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、通信部14、大容量記憶部15、及び読み取り部16を含む。各構成はバスBで接続されている。
【0027】
CPU11はROM12に記憶された制御プログラム(コンピュータプログラム)1Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM13は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、又はフラッシュメモリである。RAM13はCPU11によるプログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。通信部14はネットワークNを介して、共通データベース2、及びユーザ端末3などの他の装置との通信を行う。
【0028】
大容量記憶部15は例えばハードディスク又はSSD(Solid State Drive)などである。大容量記憶部15は所管記憶部151、割当記憶部152、要員記憶部153、及び座席レイアウト記憶部154を含む。また、制御プログラム1Pを大容量記憶部15に記憶してもよい。
【0029】
読み取り部16はCD(Compact Disc)−ROM及びDVD(Digital Versatile Disc)−ROMを含む可搬型記憶媒体1aを読み取る。CPU11が読み取り部16を介して、制御プログラム1Pを可搬型記憶媒体1aより読み取り、大容量記憶部15に記憶してもよい。また、ネットワークNを介して他のコンピュータからCPU11が制御プログラム1Pをダウンロードし、大容量記憶部15に記憶してもよい。さらにまた、半導体メモリ1bから、CPU11が制御プログラム1Pを読み込んでもよい。
【0030】
次に共通データベース2に記憶されているマスタテーブルについて説明する。図3はグループマスタテーブル21のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。以降、グループマスタテーブル21はグループマスタ21とも言う。グループマスタ21はグループコード列、グループ名列、略称列、及び部コード列を含む。グループコード列は各グループを一意に特定するグループコードを記憶する。グループ名列はグループの名称を記憶する。略称列はグループの略称を記憶する。部コード列はグループが所属する部の部コードを記憶する。グループの上位組織が部である。
【0031】
図4は部マスタテーブル22のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。以降、部マスタテーブル22を部マスタ22とも言う。部マスタ22は部コード列、部名列、略称列、及び部門コード列を含む。部コード列は部を一意に特定する部コードを記憶する。部名列は部の名称を記憶する。略称列は部の略称を記憶する。部門コード列は部が属する部門のコードを記憶する。部の上位組織が部門である。
【0032】
図5は部門マスタテーブル23のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。以降、部門マスタテーブル23を部門マスタ23とも言う。部門マスタ23は部門コード列、部門名列及び略称列を含む。部門コード列は部門を一意に特定する部門コードを記憶する。部門名列は部門の名称を記憶する。略称列は部門の略称を記憶する。
【0033】
図6は社員マスタテーブル24のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。以降、社員マスタテーブル24を社員マスタ24とも言う。社員マスタ24は社員番号列、氏名列、内線番号列、外線番号列、及びメールアドレス列を含む。社員番号列は社員を一意に特定する社員番号を記憶する。氏名列は社員の氏名を記憶する。内線番号列は社員に割り当てられている電話の内線番号を記憶する。外線番号列は社員に割り当てられている電話の外線番号を記憶する。メールアドレス列は社員に割り当てられているメールアドレスを記憶する。
【0034】
図7はアサインマスタテーブル25のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。以降、アサインマスタテーブル25をアサインマスタ25とも言う。アサインマスタ25は社員番号列、グループコード列、及び役職コード列を含む。社員番号列は社員番号を記憶する。グループコード列は社員が所属するグループのコードを記憶する。役職コード列は社員の役職を示す役職コードを記憶する。アサインマスタ25により各社員が所属しているグループ及び各社員の役職が分かるようになっている。
【0035】
図8は所管記憶部151のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。所管記憶部151はシステムコード列、システム名列、及びグループコード列を含む。システムコード列はシステムを一意に特定するシステムコードを記憶する。システム名はシステムの名称を記憶する。グループコード列はシステムを担当しているグループのグループコードを記憶する。
【0036】
図9は割当記憶部152のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。割当記憶部152は、取り込み年月列、階列、島ID列、FROM列、TO列、席数列、利用期間列、会社ID列、会社名列、略称列、用途種別列、配置種別列、グループコード列及び配色列を含む。取り込み年月列は割当情報が割当記憶部152に取り込まれた年月を記憶する。割当情報の取り込みは月次を前提としているが、それに限らない。割当情報を随時更新する場合、取り込み年月列を更新日時列などに替えてもよい。更新日時列は割当記憶部152が更新された年月日又は更新された年月日及び時刻を記憶する。階列はレコードが示すデータが建物の何階のデータであるかを示す階番号を記憶する。例えば、3階についてのデータを記憶するレコードであれば、階列には3を記憶する。島ID列は通路、パーティション又は壁などで区切られた一群の座席毎に振られるIDを記憶する。FROM列は島の中で割り当てられている座席番号の最も小さい番号を記憶する。TO列は島の中で割り当てられている座席番号の最も大きい番号を記憶する。一つの島において、座席番号が連続する複数の座席が1つの会社に割り当てられている場合、FROM列に記憶する値とTO列に記憶する値が異なる値となる。席数列は割り当てられた席の数(座席割当数)を記憶する。会社ID列は席が割り当てられた会社の会社ID(組織識別情報)を記憶する。利用期間列は席を利用する予定期間を記憶する。会社名列は席が割り当てられた会社の名称を記憶する。略称列は席が割り当てられた会社の略称を記憶する。用途種別列は割り当てられた席の用途を記憶する。用途種別列には例えば、執務又は打ち合わせを記憶する。執務は席の用途が執務であることを表す。打ち合わせは席の用途が打ち合わせであることを示す。配置種別列は席に配置する資源を記憶する。配置種別列には例えば、要員又は機器を記憶する。要員は座席に人材を配置することを示す。機器は座席に機器を配置することを示す。グループコード列は座席の割り当てを行ったグループのグループIDを記憶する。配色列は座席をレイアウト表示する際に表示する色を記憶する。なお、1つの階(フロア)において、各座席は島IDと座席番号により特定可能である。各座席を特定する島IDと座席番号との組み合わせを座席ID(座席識別情報)と呼ぶ。座席IDでは島ID数字部分と、座席番号とは二桁表記とする。図9において、島IDがD1、FROMが3、TOが4とのレコードは、座席IDがD0103、D0104の2つの座席を示している。
【0037】
図10は要員記憶部153のレコードレイアウトの一例を示す説明である。要員記憶部153は取り込み年月列、会社ID列、会社名列、氏名列、座席ID列、座席使用列、及びグループコード列を含む。取り込み年月列は要員情報が要員記憶部153に取り込まれた年月を記憶する。要員情報の取り込みは月次を前提としているが、それに限らない。要員情報を随時更新する場合、取り込み年月列を更新日時列などに替えてもよい。更新日時列は要員記憶部153が更新された年月日又は更新された年月日及び時刻を記憶する。会社ID列は人材を派遣している会社のIDを記憶する。会社名列は人材を派遣している会社の名称を記憶する。氏名列は派遣されている人材の氏名を記憶する。座席に機器が配置されている場合、氏名列は機器の名称を記憶する。座席ID列は上述した座席IDを記憶する。座席使用列は派遣されている人材が座席を使用しているか否かを示す。グループコード列は派遣されている人材へ業務を行わせているグループのグループコードを記憶する。
【0038】
図11は座席レイアウト記憶部(レイアウト情報記憶部)154に記憶されるレイアウト情報を示す説明図である。座席レイアウト記憶部154は座席レイアウトを示すレイアウト情報を記憶している。すなわち、各座席の座席IDとフロア内での座席位置を示す位置情報とを対応付けて記憶している。位置情報は例えば、フロアの一点を原点と二次元座標である。レイアウト情報を画像として表現したのが図11である。図11に示すように、座席IDから島IDを抽出して表示可能である。また、島ごとに含まれる座席の座席番号及び配置を表示可能である。
【0039】
次に、情報共有サーバ1が行う処理について説明する。ユーザがユーザ端末3により情報共有サーバ1にアクセスすると、情報共有サーバ1のCPU11は、ユーザ認証を行なう。認証が成功した場合、ユーザ端末3にメインメニューが表示される。メインメニューにおいて、ユーザがスペース管理を選択すると、スペース管理処理が実行される。なお、ユーザ認証において、CPU11はユーザの社員番号(ユーザ識別情報)を取得する。CPU11は取得した社員番号を一時記憶領域に記憶する。一時記憶領域は例えば、RAM13又は大容量記憶部15に設けてある。
【0040】
図12はスペース管理処理の手順の一例を示すフローチャートである。ユーザがメインメインメニューでスペース管理を選択すると、CPU11は部門マスタ23に含まれる全てのレコードについて、部門名と部門コードとを取得する(ステップS1)。CPU11はユーザの役職を取得する(ステップS2)。CPU11は一時記憶領域に記憶しているユーザの社員番号を読み出す。CPU11はアサインマスタ25を検索し、読み出した社員番号に対応したグループコード及び役職コードを取得する。CPU11は取得したグループコード及び役職コードを一時記憶領域に記憶する。CPU11はユーザ端末3にスペース管理のメニュー画面を表示する(ステップS3)。メニュー画面は、部門毎、フロア毎、及び委託先企業別毎に座席割当状況を表示するボタンを含む。
【0041】
ユーザはユーザ端末3に表示されたメニュー画面で実行したいメニューを選択する。CPU11はユーザが選択したメニューは部門全体表示であるか否かを判定する(ステップS4)。CPU11はユーザが選択したメニューが部門全体表示であると判定した場合(ステップS4でYES)、部門全体表示処理を行う(ステップS5)。CPU11は部門全体表示処理の後、処理をステップS10に移す。CPU11はユーザが選択したメニューが部門全体表示でないと判定した場合(ステップS4でNO)、ユーザが選択したメニューがフロア別表示であるか否かを判定する(ステップS6)。CPU11はユーザが選択したメニューがフロア別表示であると判定した場合(ステップS6でYES)、フロア別表示処理を行う(ステップS7)。CPU11はフロア別表示処理の後、処理をステップS10に移す。CPU11はユーザが選択したメニューがフロア表示でないと判定した場合(ステップS6でNO)、ユーザが選択したメニューが委託先別表示であるか否かを判定する(ステップS8)。CPU11はユーザが選択したメニューが委託先別表示であると判定した場合(ステップS8でYES)、委託先別表示処理を行う(ステップS9)。CPU11は委託先表示処理の後、処理をステップS10に移す。
【0042】
CPU11はユーザが選択したメニューが委託先別表示でないと判定した場合(ステップS8でNO)、ユーザが終了を選択したか否かを判定する(ステップS10)。CPU11はユーザが終了を選択したと判定した場合(ステップS10でYES)、スペース管理処理を終了する。この場合、ユーザ端末3の画面はメインメニューに戻る。CPU11はユーザが終了を選択していないと判定した場合(ステップS10でNO)、処理をステップS3に戻す。なお、部門全体表示処理、フロア別表示処理、及び委託先別表示処理の終了時には、終了又は戻る旨のコマンドをユーザは選択している。CPU11は部門全体表示処理、フロア別表示処理、及び委託先別表示処理の終了後にステップS10を行う場合、処理ユーザが選択したコマンドにより、終了であるか否かを判定する。
【0043】
図13は部門全体表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。CPU11はユーザが選択したボタンに対応付けられた部門コードを取得する(ステップS21)。CPU11は取得した部門コードが対応付けられた部コードを部マスタ22より取得する(ステップS22)。CPU11は取得した部コードが対応付けられたグループコードをグループマスタ21より取得する(ステップS23)。ステップS22で取得した部コードが複数の場合、CPU11はその数に等しい回数、ステップS23を実行する。CPU11は座席の割当情報を取得する(ステップS24)。CPU11は割当記憶部152からステップS23で取得したグループコードのいずれかを含むレコードを取得する。CPU11は要員情報を取得する(ステップS25)。CPU11は要員記憶部153からステップS23で取得したグループコードのいずれかを含むレコードを取得する。CPU11は取得した割当情報と要員情報とから、座席の使用率を算出する(ステップS26)。
【0044】
座席の使用率は次のようにして求まる。まず、割当情報から会社毎に割り当てられている座席の数(座席割当数)が求まる。割当情報から得られる座席IDと、要員情報に含まれる座席IDとを比較することにより、座席の使用未使用を判定する。すなわち、割当情報から得られる座席IDが、要員情報に含まれる場合、当該座席IDが振られた座席は使用である。割当情報から得られる座席IDが、要員情報に含まない場合、当該座席IDは未使用中である。使用中と判定された座席の数を計数すれば、使用している座席の数(座席使用数)が求まる。座席使用数を座席割当数で割れば、使用率が求まる。
【0045】
CPU11は部門全体表示画面をユーザ端末3へ出力する(ステップ27)。CPU11は委託先企業毎に座席の割当状況を表示する。割当状況は例えば用途種別(執務又は打合せ)配置種別(要員又は機器)毎の内訳について表示してもよい。また、ユーザの役職によって、表示内容に制限を掛けてもよい。例えば一般社員の場合は所属するグループが業務委託をしていない委託先企業についての情報を、CPU11は表示しない。
【0046】
CPU11はユーザが終了を選択したか否かを判定する(ステップS28)。CPU11はユーザが終了を選択したと判定した場合(ステップS28でYES)、部門全体表示処理を終了する。この場合、ユーザ端末3の画面はメニュー画面に戻る。CPU11はユーザが終了を選択していないと判定した場合(ステップS28でNO)、処理をステップS27に戻す。
【0047】
なお、部門全体表示処理の終了コマンドは2種類ある。第1は部門全体表示画面で戻るボタンが選択された(例えば、マウスクリックされた)場合である。第2は部門全体表示画面でメインメニューボタンが選択された場合である。戻るボタンが選択された場合、スペース管理処理は終了せず、メニュー画面に戻る。メインメニューボタンが選択された場合は、スペース管理処理も終了し、メインメニュー戻る。フロア別表示処理及び委託先別表示処理も、部門全体表示処理と同様である。
【0048】
図14はフロア別表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。CPU11は座席の割当情報を割当記憶部152より取得する(ステップS31)。CPU11は要員情報を要員記憶部153より取得する(ステップS32)。CPU11はフロア毎に集計する(ステップS33)。CPU11は割当情報からフロア毎に割り当てられている座席の数を集計する。CPU11は要員情報からフロア毎に使用されている座席の数を集計する。CPU11は使用率を算出する(ステップS34)。使用率が求め方は、上述と同様である。
【0049】
CPU11はフロア別表示画面をユーザ端末3へ出力する(ステップS35)。CPU11はフロア別に座席の割当状況を表示する。割当状況は例えば用途種別(執務又は打合せ)配置種別(要員又は機器)毎の内訳について表示してもよい。また、ユーザの役職によって、表示内容に制限を掛けてもよい。例えば一般社員の場合は所属するグループの社員の座席、又は所属するグループが割り当てた座席がないフロアについての情報を、CPU11は表示しない。さらにまた、ユーザが所属するグループが業務委託をしていない委託先企業についての情報を、CPU11は表示しない。
【0050】
CPU11はレイアウト表示が選択されたか否かを判定する(ステップS36)。CPU11はレイアウト表示が選択されたと判定した場合(ステップS36でYES)、レイアウト表示処理を行なう(ステップS37)。レイアウト表示は座席の割当状況をフロアでの座席の配置とともに表示するものである。CPU11はレイアウト表示処理の後、処理をステップS38に移す。CPU11はレイアウト表示が選択されていないと判定した場合(ステップS36でNO)、ユーザが終了を選択したか否かを判定する(ステップS38)。CPU11はユーザが終了を選択したと判定した場合(ステップS38でYES)、フロア別表示処理を終了する。この場合、ユーザ端末3の画面はメニュー画面に戻る。CPU11はユーザが終了を選択していないと判定した場合(ステップS38でNO)、処理をステップS35に戻す。
【0051】
図15は委託先別表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。CPU11は座席の割当情報を割当記憶部152より取得する(ステップS51)。CPU11は要員情報を要員記憶部153より取得する(ステップS52)。CPU11は委託先企業毎及びフロア毎に集計する(ステップS53)。CPU11は割当情報から委託先企業毎及びフロア毎に割り当てられている座席の数を集計する。CPU11は要員情報から委託先企業毎及びフロア毎に使用されている座席の数を集計する。CPU11は使用率を算出する(ステップS54)。使用率が求め方は、上述と同様である。
【0052】
CPU11は委託先別表示画面をユーザ端末3へ出力する(ステップS55)。CPU11は委託先企業毎及びフロア毎に座席の割当状況を表示する。例えば、委託先別表示画面では1つの委託先企業について表示する。表示する委託先企業の選択はプルダウンメニューなどで行なう。割当状況は例えば用途種別(執務又は打合せ)配置種別(要員又は機器)毎の内訳について表示してもよい。また、ユーザの役職によって、表示内容に制限を掛けてもよい。この場合、役職が権限情報となる。例えばユーザが所属するグループが業務委託をしていない委託先企業についての情報を、CPU11は表示しない。この場合、プルダウンメニューにはユーザが所属するグループが業務委託している企業が表示される。さらにまた、一般社員の場合は所属するグループの社員の座席、又は所属するグループが割り当てた座席がないフロアについての情報を、CPU11は表示しない。
【0053】
CPU11はレイアウト表示が選択されたか否かを判定する(ステップS56)。CPU11はレイアウト表示が選択されたと判定した場合(ステップS56でYES)、レイアウト表示処理を行なう(ステップS57)。レイアウト表示は座席の割当状況をフロアでの座席の配置とともに表示するものである。CPU11はレイアウト表示処理の後、処理をステップS58に移す。CPU11はレイアウト表示が選択されていないと判定した場合(ステップS56でNO)、ユーザが終了を選択したか否かを判定する(ステップS58)。CPU11はユーザが終了を選択したと判定した場合(ステップS58でYES)、委託先別表示処理を終了する。この場合、ユーザ端末3の画面はメニュー画面に戻る。CPU11はユーザが終了を選択していないと判定した場合(ステップS58でNO)、処理をステップS55に戻す。
【0054】
図16はレイアウト表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。CPU11はユーザが選択したフロアを取得する(ステップS61)。選択したフロアとはユーザが何階を選択したか示す番号(階番号)である。CPU11は選択されたフロアに関する座席の割当情報を割当記憶部152から取得する(ステップS62)。CPU11は選択されたフロアに関する要員情報を要員記憶部153から取得する(ステップS63)。CPU11は選択されたフロアの座席レイアウト情報を座席レイアウト記憶部154より取得する(ステップS64)。CPU11はステップS62で取得した割当情報とステップS63で要員情報とに基づき、座席の状況を座席レイアウト情報に反映させる(ステップS65)。例えば、座席毎に割り当てられている委託先企業が分かるように、CPU11座席の色分けを行なう。この場合の配色は割当記憶部152の配色列に従う。また、割り当てられた座席が使用されているか否かが判別できるように、割り当てられている座席については、割り当てられている人の氏名又はイニシャルなどを、CPU11は表示する。割り当てられていない座席については、座席IDをCPU11は表示する。
【0055】
CPU11は権限に応じた変更を座席レイアウトに対して行なう(ステップS66)。例えば、ユーザが一般社員の場合は、所属するグループが業務委託を行っている企業以外の席については、割り当ている委託先企業の名称をCPU11は表示しない。
【0056】
CPU11はレイアウト画面を生成し、ユーザ端末3へ出力する(ステップS67)。CPU11はレイアウト表示処理を終了する。なお、レイアウト表示処理が委託先別表示処理から呼ばれた場合、レイアウト画面出力の際、選択されている委託先企業へ割り当てられている座席が表示範囲となるように、CPU11はレイアウト画面の表示位置をユーザ端末3に出力する。
【0057】
次に、ユーザ端末3に表示される画面について説明する。図17はスペース管理メニュー画面41の一例を示す説明図である。スペース管理メニュー画面41はメインメニュー画面(図示しない)において、スペース管理を選択すると表示される画面である。スペース管理メニュー画面41は基盤システム部門ボタン411、応用システム部門ボタン412、フロア別ボタン413、委託先別ボタン414、及び戻るボタン415を含む。基盤システム部門ボタン411を選択すると、基盤システム部門についての部門全体表示処理が実行される。応用システム部門ボタン412を選択すると、応用システム部門についての部門全体表示処理が実行される。フロア別ボタン413を選択すると、フロア別表示処理が実行される。委託先別ボタン414を選択すると、委託先別表示処理が実行される。戻るボタン415を選択するとメインメニューへ戻る。
【0058】
なお、図17では部門全体表示が可能な部門が基盤システム部門と応用システム部門との2つの部門であるので、部門全体表示用のボタンは2つである。部門全体表示用のボタンは部門の数、又は部門全体表示が可能な部門の数などに合わせて表示すればよい。部門の数が多い場合は、例えば、部門を選択するためのプルダウンメニューと部門全体表示を指示する指示ボタンとを設ける。この場合、部門全体表示したい部門をプルダウンメニューで選択し指示ボタンを選択すると、選択された部門についての部門全体表示処理が実行される。
【0059】
図18は部門全体表示画面42の一例を示す説明図である。部門全体表示画面42は割当状況一覧表421、メインメニューボタン422、及び戻るボタン423を含む。割当状況一覧表421は座席の割当状況を委託先企業毎に、用途種別(執務スペース又は打合せスペース)毎、及び配置種別(要員又は機器)毎の内訳、並びに全体について表示する。メインメニューボタン422を選択するとメインメニューへ戻る。戻るボタン423を選択するとスペース管理メニュー画面41へ戻る。
【0060】
図19はフロア別表示画面43の一例を示す説明図である。フロア別表示画面43は割当状況一覧表431、メインメニューボタン432、及び戻るボタン433を含む。割当状況一覧表431は座席の割当状況をフロア毎に、用途種別(執務スペース又は打合せスペース)毎、及び配置種別(要員又は機器)毎の内訳、並びにフロア全体について表示する。メインメニューボタン432を選択するとメインメニューへ戻る。戻るボタン433を選択するとスペース管理メニュー画面41へ戻る。
【0061】
図20は委託先別表示画面44の一例を示す説明図である。委託先別表示画面44は選択プルダウン441、表示ボタン442、割当状況一覧表443、メインメニューボタン444、及び戻るボタン445を含む。選択プルダウン441は割当状況を表示させる委託先企業を選択するためのプルダウンメニューである。表示ボタン442は選択プルダウン441で選択した委託先企業についての割当状況を表示させるためのボタンである。割当状況一覧表443は選択された委託先企業について、座席の割当状況をフロア毎に、用途種別(執務スペース又は打合せスペース)毎、及び配置種別(要員又は機器)毎の内訳、並びにフロア全体について表示する。メインメニューボタン444を選択するとメインメニューへ戻る。戻るボタン445を選択するとスペース管理メニュー画面41へ戻る。
【0062】
図21は座席レイアウト画面45の一例を示す説明図である。座席レイアウト画面45は座席451、453、454、456、委託先企業名称452、455、及び戻るボタン457を含む。図21では表示態様によって座席の割当状況を表現している。図21の例では、ハッチングにより割当状況を示しているが、色分け表示でもよい。座席451、453は委託先企業に割り当てられ、実際に使用されていることを表している。使用されている座席については利用者の氏名、イニシャルなどを表示してもよい。ハッチングが異なっているのは、割り当てられた委託先企業が異なるからである。座席451が割り当てられている委託先企業について、ユーザは参照する権限がないため、委託先企業名称452として「・・・」が表示されている。委託先企業が割り当てられている座席453には委託先企業名称455が表示されている。座席454は委託先企業割り当てられているが使用している人がいないため、座席番号を表示している。座席456はどこの委託先企業にも割り当てられていない未割り当ての座席であることを示す。戻るボタン457を選択すると、呼び出し元の画面に戻る。すなわち、フロア別表示画面43から呼び出された場合には、フロア別表示画面43に戻る。委託先別表示画面44から呼び出された場合には、委託先別表示画面44に戻る。
【0063】
座席レイアウト画面45において、座席の利用期間を表示するようにしてもよい。例えば、座席レイアウト画面45において、表示する年月を指定可能とする。指定した年月と割当記憶部152の各レコードの利用期間列の値とを比較する。指定した年月が利用期間列に記憶された利用期間に含まれていなければ、割当記憶部152に記憶されていたとしても、当該レコードに対応した座席は、指定した年月では割り当てられていない。したがって、座席レイアウト画面45においても、未割り当ての表示態様とする。表示する年月を指定することで、座席レイアウトの管理者は、過去の状況を把握した上で、座席のレイアウトを検討可能となる。また、座席レイアウトの管理者は、年度の切り替わりや、大規模なプロジェクトのカットオーバーなど、座席の割り当ての大きな変動が予定されている場合に、事前に新たな座席のレイアウトを検討可能となる。なお、部門全体表示画面42(図18)、フロア別表示画面43(図19)、委託先別表示画面44(図20)においても、表示する年月を指定可能とし、指定した年月に応じた状況を表示するようにしてもよい。
【0064】
また、割り当てられている各座席にマウスポインタを重ねた(マウスオーバーした)場合に、利用期間を吹き出しなどで表示してもよい。また、座席レイアウト画面45に座席の利用者、利用期間等の属性表示領域を設け、マウス等で選択した座席の属性を表示してもよい。
【0065】
図21の座席レイアウト画面45において、委託先企業の責任者の座席を明示してもよい。例えば、責任者の座席については、表示態様を異ならせる。例えば、座席を示す図形(図21では長方形)の枠線の色を変える、枠線を太くする、枠線のスタイル(点線など)を変えるなどである。また、氏名、イニシャルを表示する場合には、文字を太文字にする、文字に下線を引く、文字を斜体にするなどである。委託業務についての相談事項や調整事項が発生した場合、責任者と話す必要があるからである。そのような場合に、座席レイアウト画面45で責任者が分かれば、委託先企業の誰と話しすればよいか、容易に把握可能となる。
【0066】
本実施の形態は以下の効果を奏する。委託先企業に割り当てられた座席の数を表示するので、委託業務が終了などの理由で、委託先企業が引き上げる場合に、どの位の数の席が空くのか把握することが可能となる。また、座席の使用率を表示するので、委託先企業が増員を申し出た場合に、未使用の座席で足りるのか、新たに座席を割り当てなくてはならないのかを判断することができる。フロア別に割り当て状況を表示するので、空いているフロア、混み合っているフロアの判別が可能となる。座席レイアウトにより、割り当て状況、使用状況を表示するので、座席を新規に割り当てる場合、割り当ての都合で委託先企業ごと座席を移動させる場合などに、どのような配置にすればよいかを容易に検討可能となる。ユーザの権限により表示内容を制限することで、情報の漏洩を未然に防ぐ事が可能となる。さらにまた、割り当てられた座席が使用中であるか否かは、要員情報を用いて行なうので、座席毎に使用状況を調べる手間が省ける。すなわち、要員情報において各人材が用いる座席IDを含めことで、座席が使用中か未使用かを判定可能である。
なお、本実施の形態は派遣を受けた人材に割り当てられる座席に関する管理に適しているが、社員の座席の管理にも適用可能であることは言うまでもない。
【0067】
各実施の形態で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0068】
10 情報共有システム
1 情報共有サーバ
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 通信部
15 大容量記憶部
151 所管記憶部
152 割当記憶部
153 要員記憶部
154 座席レイアウト記憶部
16 読み取り部
1P 制御プログラム
1a 可搬型記憶媒体
1b 半導体メモリ
2 共通データベース
21 グループマスタテーブル
22 部マスタテーブル
23 部門マスタテーブル
24 社員マスタテーブル
25 アサインマスタテーブル
3 ユーザ端末
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21